2003年2月16日〜28日
上から下に読んでください。
10月前半 | 10月後半 | 11月前半 | 11月後半 | 12月前半 | 12月後半 |
1月前半 | 1月後半 | 2月前半 | 2月後半 | 3月前半 | 3月後半 |
4月前半 | 4月後半 | 5月前半 | 5月後半 | 6月前半 | 6月後半 |
7月前半 | 7月後半 | 8月前半 | 8月後半 | 9月前半 | 9月後半 |
10月前半 | 10月後半 | 11月前半 | 11月後半 | 12月前半 | 12月後半 |
1月前半 | 1月後半 | 2月前半 | 2月後半 | 3月前半 | 3月後半 |
2003/2/16(21031hit) 「ゴルフを知らない日本人」より
さて、昨日の宿題は考えていただけたであろうか?問題は、「何故ゴルフのルールがそこまで厳格に守られるようになったか?」であった。では答えを発表しよう。正解は「宗教活動と密接に関係していたから」である(ここからは本の受売りで、私も詳しくは解らない。細かい部分に間違いがあればご指摘頂きたい。世界史は大嫌いだったのだ)。 16世紀、ヨーロッパでは宗教改革の嵐が吹き荒れた(らしい)。それまで支配的だったローマ・カトリック教会に対し、ヨーロッパ諸国でプロテスタントが台頭し、カトリック教会派を打ちのめしてしまったのだ(そうだ)。同じキリスト教でも憎しみ合い、殺しあうというのは野蛮極まりないと思うが、その話今置いておく。ドイツにおいてはマルチン・ルターによる宗教改革が、そしてスイスではジャン・カルビンによるそれが特に良く知られている。皆さんも学生時代に習った記憶がおありだろう。 そして、スコットランドでも政治の陰謀に利用される形でプロテスタント派が勝利を収める。ご存知の通り、プロテスタントはより厳格に宗教的な戒律や規則を守ろうとする信仰を旨としている(らしい)。要約すれば、「人の行いは全ては神のためであり、神の喜びのために人は生きる」である(ここで言う「神」はもちろんイエス・キリストの神で、高野さんとは関係ありません)。さらに、スコットランドではプロテスタントの中でもより厳格な「カルヴァン主義」が中心であった。 そういう背景の中で昨日書いた「ゴルフ禁止令」が生まれてきたわけだが、戦火が収まるにつれ、またゴルフでさえ宗教的に(或いは政治的に)利用しようとされたためか、次第にその厳格さも緩み、再びリンクスでゴルフが再開されていく事になる。 しかーし!先ほども書いたとおり、カルヴァン主義とは「人の全ての行いは神のため」なのである。そういう土壌でプレーされるゴルフも、神に近づき、神の御心に触れる行為であったのだ。したがって、あくまでストイックに、そして真摯に自然と向き合うようなプレーが要求されたのである。 寒風吹きすさぶリンクスで、気温零下の中で、ただ黙々と球を打ち、己の中の神と対話する事がゴルフであったのだ。そこには、「楽しく」とか「楽に」とか、「面白おかしく」とか「自分に有利に」という考えが入る余地が無いのも当然だろう。 もちろん、当時の庶民の中には楽しくプレーする人たちもいたに違いない。それに、そういう「ストイックなゴルフ」が正しいもので、現在のゴルフが堕落している、などと言うつもりもない。この話は、ゴルフの骨格とそのルールが成立しだした時代背景の説明以上の物でも以下の物でも無い。 しかし、である。低く垂れ込めた鉛色の空の下、かじかむ手をものともせず、ただひたすら神に近づくために粗末な木のクラブでフェザーボールを打ち続ける先人たちに思いをはせる時、その背中に、宗教やその他どろどろしたものを突き抜けた崇高な精神を感じることを禁じ得ない。そして、現代のゴルファーも、遥か数百年前のその名も無きゴルファーの崇高な精神をやはり少しでも受け継ぐべきではないか、と私は思えてならないのだ。 そのためにも、我々は「あるがまま」に、「己に有利に振舞わない」でプレーするべきなのである。 いやあ、それにしても、このウェブ始まって以来のアカデミックな日記であることよ。なんだか、自分が偉くなったような気分である(しかし当然ながら偉いのは市村操一さんであって私ではない)。 本日の体重・・・66.4kg(持ち直す) |
2003/2/17(21080hit) ジュニアの育成
「ゴルフを知らない日本人」読後の感想第三弾である。昨日やっと読了した。 残念ながら、表題の日本人の考察については私が(勝手に)期待していたような評論は書かれていなかった。というより、この表題は「ゴルフを知らない日本人たちよ、これくらいは知っておいて損はないですよ」という筆者からの問いかけであったのだ。歴史の中のゴルフの位置づけ、何故イングランドでなくスコットランドからゴルフが広まったのか、セント・アンドリューズがゴルフの聖地たる所以、諸外国の興味深い、そして日本の不幸なゴルフの歴史。少なくとも、「ゴルフが好きです」と公言する人間にとっては非常に興味深い話である。 読後、私の心に一番残った話は、日本のゴルフの歪さである。歴史が浅い分仕方がないとは言え、独自の預託金という制度を作り出し、カネによって結びついているクラブのメンバー(まるでビジネスのカルテルである)。プレーのためではなく、登記のためにその権利が売り買いされ、時に億単位の金が要求されるメンバーコース。 そして、接待というビジネスを前提に発展してきた日本のゴルフでは、極めて大事なことがすっぽり抜け落ちてしまったのだ。それは、ジュニアの育成である。 こんなデータが載っていた。日本の年齢別ゴルフ参加率(カッコ内は女性)である。50代31%(4%)、40代26%(3%)、30代28%(2%)、ここまでは良いとして、20代ではたった8%(1%)、10代に至っては1%(0.1%以下)であるらしい。つまり、日本でゴルフをしているのはほとんどが30歳以上のオヤジである、という事だ。 即ち、社会人になり、10年ほど働いて主任や係長になり、接待や付き合いが必要になった頃、好む好まざるに関わらずゴルフを始める、という構図が浮き彫りにされている。こんないびつなゲームが他にあろうか。いや、それはもはやゲームでは無く、ましてやスポーツでもなく、銀座のクラブへ飲みにいくのと同じ行為なのであろう(クラブへ飲みにいくのが悪いと言っているのではない。念のため)。 そう考えると子供がゴルフコースにいない理由が浮かび上がる。子供が銀座のクラブへ顔を出したら顰蹙を買うはずだ。例えソフトドリンクしか出さない、綺麗な女性もいない、500円で遊べるような店があっても同じである。言いたいこと、判るよね。ハードを変えるだけでは根本的解決にならないって事だ。だからジュニアの育成が最重要事項なのである。 子供たち、そう、自分の子供が楽しくゴルフができる環境作り。それこそが、日本のゴルファー全員の義務なのである。自分のシードの事しか考えていないプロゴルファー、自分の地位と利権と名誉欲の事しか考えていない各種団体のお偉いさん、儲けの事しか考えていないゴルフ場、そして自分のプレーの事しか考えていないアマチュアゴルファー、みんなの義務なのである。 (いかん。今日は駄作だ。おまけに正論臭くてイヤらしい。書いていてつまらんから、読んでいる方はもっとつまらんだろう。ごめんなさい。とにかく、本を読んでみて下さい) 本日の体重・・・67.0kg(昨日接待だった) |
2003/2/18(21161hit) 芝の恩返し
何度か書いた事で、また自慢たらしくてイヤだが、私はセルフのラウンドでは目土袋を持ってラウンドしている。もちろん、自分がヘタッピーで芝をほじくり返す事も多いし、またホームコースに愛着があるからでもある。なかなか100%は目土できないが、自分のショットの痕をきれいにするのは馴れれば気持ちよかったりする。では、何がきっかけでそういう事をするようになったのか? 一つは、杉原輝雄プロの番組の影響である。以前紹介した「ゴルフどんとこい!」という関西ローカルの番組で、番組中彼がショットした後、必ず「キャディさん、砂ちょうだい」と言うのだ。もちろん、視聴者にそういう意識を持ってもらうためにわざと言っているのだろうが、そうだとしてもやはり立派である。彼はまた、ゲストがバンカーショットをした後、砂をならすよう注意する事もある。ゲーノージンだから、という甘えは許さないのだ。なかなかできることではない。 もうひとつの理由は、これも何度か紹介していると思うが「ピーターたちのゴルフマナー」という本のある一節を読んだからである。 ゴルフというゲームに必要なモノは色々ある。ゴルフクラブ、ボールは言うに及ばず、ゴルフ仲間、時間、健康な体、経済的余裕、中には奥さんの許可、家庭サービスなどが必須の人もいるだろう。しかし、そういうものは自分の努力で何とかなるものだ。ここに挙げたもの以外に、決定的に大事なものがある。そう、ゴルフ場である。もっと正確に書けば、球を打つフィールドとなる芝である。想像してほしい。もし、芝が無かったら?今の人間では制御できない、新型の芝の病気が発生し、芝が全て枯れてしまったら?そう、ゴルフは芝が無いと成り立たないのである。 我々が球を飛ばして悦に入ったり落胆したりできるのは、全ては芝が生えているからなのである。そう思うと、芝をおろそかにはできない。ましてや、怒って芝にクラブを叩きつけるなんてもってのほかである。ターフを取った痕に感謝の気持ちを込めて目土をし、きれいに生え揃ってくれるのを待つ気持ちに自然となるのである(私の場合)。 そしてこの思いを強くしたのは、あるグリーンキーパーの記事(ウェブ日記)を読んでからである。そう、その芝を大事に育ててくれている人たちの事を考えても、わらじのようなターフをそのままにしておくことなどとてもできない。超大作であるが、是非ご覧になっていただきたい。貴方も芝を大事にしようという気持ちになるはずである。そして、芝もそれに応えてくれるような気がする。 現に、私のボールはめったにディボットに入らない。過去1年間、50回以上のラウンドで2回位しか記憶にないのだ(事実)。これを、私は「芝の恩返し」とひそかに呼んでいる。 本日の体重・・・66.7kg(増えもせず減りもせず) |
2003/2/19(21243hit) 無理は禁物
ども。未だに練習に行けていない編者である。こう見えても色々あるのだ。いや、言い訳だな。 実は昨日、妻だけ練習に行ってきたのだ。その際、田辺プロに「腰が悪くなって練習に行けない」と伝えてもらったら、先生曰く「そりゃ練習しすぎちゃいまっか?」だそうである。特に冬の練習では体を痛める事が多く、要注意なのだそうだ。また、最近雨の中をラウンドする事が多い、という話になると、「それも気ぃつけんと体壊しまっせ。特に冬の雨は思った以上に体に来まっさかい、体調が良ぉない時は、思い切って(ラウンドを)止めるのも勇気でっせ」と言われたらしい。考えてみればその通りである。 普段からトレーニングしているならまだしも、1日中デスクワークに近い仕事をしていて、ひどい時には寝たきりの老人よりも動かない生活をしているのだ。ろくに散歩も運動もせず、ラウンドの時だけ、練習の時だけしゃかりきに体を動かすのはどう考えても無茶である。 おまけに、頭ではまだ若いと思っていてももう40歳。あちこちガタがきても不思議ではない(現にあちこち故障中である)。悲しいがこれが現実なのだ。10年先、20年先までラウンドするために、ぼちぼち色々な事を考えて行動しなければいけないのだろう。 若者は今日の事しか考えず、成人は明日の事を考え、中年は10年先の事を考え、老人はもっと先の事を考える・・・・ああ、暗ーい気持ちになってきた。 本日の体重・・・66.6kg(いつになったら65kg台になるのか) |
2003/2/21(21396hit) ゴルフと似て非なるもの
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | in | total |
par | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 72 |
score | 6 | 4 | 5 | 7 | 3 | 7 | 5 | 5 | 5 | 47 | 6 | 3 | 5 | 8 | 5 | 5 | 5 | 6 | 4 | 47 | 94 |
■ | △ | △ | ■ | ○ | +4 | △ | − | △ | ■ | − | △ | +3 | △ | ■ | △ | △ | − | ||||
putt | 3 | 2 | 2 | 3 | 0 | 2 | 2 | 1 | 2 | 17 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 | 20 | 37 |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
1バーディー 8ボギー 4ダボ 1トリプル 1トホホ |
94 | ↓ | 92.3 |
平均パット数 Putting average |
2.056 (37) |
↓ | 2.025 (36.44) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
5.6 (1/18) |
↑ | 3.1 (0.56/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
22.2 | ↓ | 28.4 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
66.7 | ↓ | 67.3 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
11.1 | ↓ | 22.2 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
88.9 | ↑ | 75.3 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
78.6 (11/14) |
↑ | 68.3 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
195.7 | ↓ | 198.7 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
28.6 (2/7) |
↑ | 22.8 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
71.4 | ↑ | 71.0 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
70.0 | ↑ | 64.2 |
|
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
70.0 | ↑ | 54.6 |
|
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
68.8 | ↑ | 58.5 |
腰が良くなるまで、そして暖かくなるまでスコアはもう諦めた。1打1打、丁寧なそして考えすぎないゴルフに徹しようと思いそしてその通りのラウンドだった。私自身のラウンドについては従って多くを述べない。少しづつアイアンもまともに当たるようになりつつある。以上(気が向けば明日書くつもり)。 この日は妻が体調不良で休養したいという事で、私1人で出かけた(寂しいラウンドかな、と思ったのだがそれどころか極め?O??[?v快‘S10?Nのびの?‰?u?“?&った。同伴競技者は何度かご一緒させていただいた焼き肉屋のオヤジさんのYさん、そしてZさん親子であった。親子と言っても、父は大正生まれのベテラン、従って息子も私より年上である。以下、Zさん(親)、Zさん(息子)と略称させていただく。 このZさん(親)、大正生まれだから70歳を過ぎておられるのだが、とても元気なのである。背筋は伸び、カートに乗らず、切れ味鋭いドローボールをビシバシと打ってくる。おまけにグリーン周りからの寄せも見事なピッチエンドランでほとんどワンピンに寄せ、ロングパットはプロ並みにOKまで持ってくる。ティーショットの飛距離が160ヤードぐらいであるのに、レギュラーティーから100を切られたのだからお見事である。 ところが・・・・・このZさん(親)、とんでもない触り魔なのである。飛距離不足からどうしてもフェアウェイウッドを多用されるのだが、何となしにZさんが打つところを見ていると、ひょいとボールを拾い上げ、ボールの横の芝を指先で数回「さささっ」とこすり、芝をケバ立たせ、その上に慎重にボールを鎮座させたてまつるのだ。 その一連の動作には微塵の逡巡もなく、むしろ優雅ささえ漂わせながらわずか1〜2秒でその全ての動きを終了させる(遅延プレーにならないよう、細心の注意を払っておられるようだ(^^;)。まさに名人芸である。そしてそれはグリーンへ上がるまで毎回必ず繰り返される。そう、芝が薄くなり、球を極めて上げにくいグリーン周辺でも。 6インチするしないは個人の考え方であって、私は必ずしもそれが「悪である」とか「してはいけない」と言うつもりは無い。ただ、そこまでライを改善するのはもはやゴルフではなく、「ズルふ」であると思うだけである。 ボクシングの試合でグローブの代わりにメリケンサックを嵌めたり、自動車に乗ってマラソンに参加したり、カンニングして入学試験に合格したり、つまりはルールを無視して良い成績を出しているだけである(「悪である」というつもりはない、と言いながら極めて辛らつな例えだって?・・・言われてみればその通りである。でも、そんなズルオヤジに偉そうに「君のゴルフは・・・」と意見された私の身にもなっていただきたい)。 しかし私が一番驚いたのは、この「さささっ」というフェアウェイでのティーアップをZさん(息子)も全く同じように行っている事であった(優雅さはお父さんにまだまだ敵わないが)。私は、この行為を見て「ああ、日本ではこうやって「ゴルフ」が「ズルふ」になっていったのだなあ・・・」と比較文化人類学的考察を深めたのであった。 本日の体重・・・66.8kg(最近たるんでるぞ!) |
2003/2/22(21495hit) 一事が万事とはこのことか
昨日のZさん(親)であるが、たった1日ご一緒しただけなのに、実はまだまだ書きたいエピソードがあるのだ。しかし、この日記は個人の悪口を(その人の知らないところで)書き晒し、笑い者にするのをよしとしない。したがって、今後Zさんのことは別の形で取り上げたいと思う。気長に、そして注意深く日記を読んでいただければまたこの話は出てくるであろう。 さて皆さん、突然ですが素振りってしてますか?素振りは究極の練習であると同時に、下手なスイングを固定してしまう恐れのある両刃の剣であると思うので私はなかなか素振りに熱が入らないのだが、私の知っているある人(仮に乙さんとしよう)、は、公園にSWを持って行き、そこで素振りをするらしい。 この乙さんは大変高齢で、健康維持のために素振りしているらしいが、公園はどう考えても素振り禁止である(乙さん曰く「その公園は素振り禁止だけど、一人ぐらいいいかと思ってやっている」だそうである。とんでもない理屈である)。おまけに、ボールも何球か持っていき、それを打っているそうである。つい先日も、公園内のホームレスの養生シートにボールをぶつけた、と面白そうに語っていた。人家や子供にボールをぶつけてもきっと面白そうに語るのだろう。 この乙さん、他にも3ホールごとに立ち○ョンをなさったり(しかもフェアウェイの真ん中に生えている木の所とかティーグラウンドのすぐ脇とかトイレのすぐ近くでとか)、80cmもある他人のパットに、誰よりも早く誰よりも大声で「OK!!」と叫んだり(しかもほぼ全ホールで・・・打ちたいんだよオレは!)、ライを改善しまくるくせに人のスイングについて偉そうに講釈を垂れたり(今は腰に負担が掛からないスイングをしてるんだってば!)、午前中の茶店、お昼の食事時、午後の茶店で欠かさず日本酒を飲み(息子も一緒に)、飲酒運転については「3時間もあれば大丈夫!」と根拠のない自説を言い放つという、なかなか 他山の石として、また自分を映す鏡として、まあ貴重な出会いであったと考えている。私も大人になったものだ。 本日の体重・・・66.5kg(長い停滞だ) |
2003/2/23(21558hit) 練習に行ってきたぜ
土曜日、思い切って練習に行ってきた。大阪は雨。かなりまとまった雨だ。しかし今年は雨が多い。ラウンド雨降られ率は60%ぐらいである。従って雨の時に練習するのだ(・・・って、あんまり関係ないか)。 135球、ウエッジの50ヤードと8アイアンの3Qショットを中心に打つ。最近、またボールが右へ曲がりだしているのだが、その原因がトップで左手首が甲側に折れる為である事が判明したので、それの修正(なんて書くとカッコイイがそう簡単に修正できるわけではない)と、腰に負担の掛からない脱力スイングの模索(なんて書くとカッコイイが要するに力まないで打てるようにするという事だ)の為のハーフショットと3Qショットである。 手首の折れはともかく、脱力スイングはなかなか難しい。ヘッドの重さを感じて振れるのは、わずかに10球に1球ぐらいである。もともとセンスがない上に、それが錆びついているんだから始末が悪い。これは本当に長期計画で直していかなければ80を切るどころか90切りさえおぼつかないだろう。 しばらく軽めに練習して、試しに5アイアンとドライバーを数球打ってみたが、ダメである。やはり腰が痛むのだ。日常生活ではほとんど痛みはないが、大きなスイングをしてフォローを取ると、鈍いイヤな痛みが右腰に出る。私が目指す、大きなフォロー・左足親指・腰を切るというのが怖くてできないのだ。当然、アウトサイドからの手打ちでボールはへろへろ球に逆戻り。5アイアンで120ヤードって、妻より飛ばないじゃん。この調子では90を切るどころか100叩きも十分ありえる。 一番怖いのは、腰をかばうあまりおかしな癖が身についてしまう事である。せっかく田辺プロに習って良い感じの球がでだしていたのに、それがぶち壊しになってしまえば元も子もない。そうなってしまえば100叩きでは済まない。120や180、いや1500ぐらい叩くかもしれない。そうなったら、2日ほどコースを借り切り、テントと寝袋を持ち、弁当を6個持参でラウンドしなければいけないだろう。考えるだけでうんざりである。 やはり勇気を持って、しばらく練習しないでいよう。理想的にはラウンドも休みたい所だが、そんな恐ろしい事、考えるだけで気が狂いそうだから不可能である。 腰を痛めてずいぶん長い時間が経つような気がするが、まだ3週間である。人生は長い(希望的観測)。あせる必要はないのだ、多分。 本日の体重・・・66.7kg(なぜだ〜!) |
今日は皆さまに問題提起をしたい。その問題とは、「ルールはどこまで厳格に守るべきか?」である。 6インチを当然のごとく行うエセゴルファー(しつこい)は問題外であるが、日常ラウンドしていてよく遭遇するのがアドレス時に球が動いてしまう場合だ。特に、ラフでは起こりやすい。他に、バンカーやハザードにソールしてしまう、誤所からのプレーもしてしまいやすいが、ここでは最初の「アドレス時に球が動いてしまった場合」を例に考えてみたい。 規則18-2b アドレスした後で、プレーヤーによりインプレーの球が動かされた場合、一罰打を加え、リプレースしなければならない。 競技会やコンペ、多少なりともニギっている場合は当然正直に申告すべきである(えっ?ニギっているからこそ黙ってるって?)し、練習ラウンドと自分で思っていれば別に問題ないだろう。が、問題はプライベートなラウンドの時である。この場合、ルールの解釈と言うよりその人の考え方で、本来ならどっちでも良いとも思うのだが、次のようなケースの場合、あなたならどう考え、どう行動するだろうか?
こんなどうでもいい事を私はずっと悩んでいるのだ。気が小さいと言うか、性格が暗いというか、偏執狂的と言うか、いやはやである(自分でもお馬鹿であると思う)。しかし、自分に厳しく、ルールはルールで守ろう!と決心した今年の私にとっては何となくすっきりしない問題なのである。 2-aか2-bを選んだ方はともかく、1-a〜cを選んだ方にお尋ねしたい。もしこれが「インプレーの球を動かした」ではなく「バンカーにソールしてしまった」時なら?「空振りしてしまった」時なら?また、身内だけで回っていてスタートホールで「OBを打ってしまった」ら?セルフプレーでの「ロストボール」だったら?さらに、「同伴者が傍で見ていた」ら? もし設問で答えが変わってくるとしたら、それはやはり問題があるように感じるのだ。つまり、「違反の内容」で答えが変わってくるとしたらルールの解釈を自分勝手に捻じ曲げている事になる(OBはダメだけどハザードのソールは自分的にOKとか) し、「人が見ているか見ていないか」で答えが変わってくるとしたら、それは「後ろめたさ」を感じている、即ち「ズルしている」事を認めることになるのではないかと思うのだ。 さて、皆さんならどうされるだろうか?えっ?どうでもいい?気にしすぎ?そう言わずに、掲示板に書き込んで下さいよ。お願いします。<m(__)m> 本日の体重・・・66.4kg(気合入れなおした) |
2003/2/25(21700hit) 球が動く・球を動かす
昨日の問題提起(なんて偉そうな)に対し、親愛なるライバルN君ことさんま先生と、敬愛なる我が神、高野さん、そしてチャーさんから即座にご返事を頂いた。ありがたい事である。1人で生きているわけではない、と感じる瞬間である(なんて大げさな)。 しかし、ご返事を書いている段階でもっと基本的な部分の理解が足りない事に気づいた。何てこった。これでは、私の生き方そのものである。早速基本に戻っておさらいしよう。
つまり、整理すると以下のようになる。 1、フェアウェイの球は、インプレーの球である。 2、まずプレイヤーはスタンスを取る(足の位置を決める) 3、次にアドレスに入る(クラブを地面に付ける) 4、さらにストロークを開始する(スイングする) さて、基本的にはこの場合インプレーの球であるから、上のどの段階でも「自分のアクションによって球を動かしてしまった」場合、やはり1罰打となるようだ。ただ、局外者や風によって、あるいは自然に球が動いた場合、上のどの段階で球が動いたかというのは重要になる(今はその事には触れない)。 ただ、自分のアクションが原因の場合でも例外はある。以下のような場合だ。 ○どちらの球がホールから遠いか測っている場合 ・・・この場合は、故意や重大な過失とみなされないのだろう ○ハザード内で物に被われている球や、異常なグラウンド状態の所にある球を捜している場合 ・・・バンカーで砂をかぶっている場合、修理地の土の中に埋まった場合、ウォーターハザード中の球 ○グリーン上のボールマークやルースインペディメントを直している、取り除いている場合 ・・・つまり、マークしていなくてもこの場合大丈夫、ということである ○規則により球を拾い上げている場合 ・・・当たり前である ○動かせる障害物を取り除いている場合 ・・・障害物って、なんだったっけ? うーん、また多くのうろ覚え用語が出てきた。まるで「英英辞典で英単語を調べている状態」である(調べれば調べるほど解らない単語が増える)。この調子で解説していると一生終わりそうにない気もするが、まあ頑張ってみよう。ご存知の方には退屈な話だが、もう少しお付き合いいただければ幸いである。 本日の体重・・・66.6kg(努力はしている) |
2003/2/26(21803hit) 基本の「き」・パート2
当初の目論見からどんどん別の方向にずれて行く。何てこった。これでは、私の生き方そのものである。しかし、乗りかかった船、袖振りあうも他生の縁、一期一会、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥、軌道修正しないでこのまま突っ走ろう。
まとめたつもりが余計にややこしくなってきた。まるで初めてコンピュータをいじりだした時のような気分である(調べれば調べるほどこんがらがってくる)。もう少し的を絞って判りやすく書かなければ。 なお、今日の日記は昨日の日記と構成もネタも同じだが、それはわざとしているのであって、手抜きではない。手抜きの日記は原則として書かないように心に決めたのだ。ただし、以下は例外である。 1) 眠たい時 2) 妻が「ご飯ができたよ(早よ来んとしばくぞわれ)」と私を呼んだ時 3) 地面に固く食い込んでいる時 4) その他、私が「今日は手抜きでいいや」と指定した時 本日の体重・・・66.6kg(努力してるよ!でも・・・) |
2003/2/28(21953hit) パットがトホホ
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | in | total |
par | 4 | 4 | 3 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 36 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 72 |
score | 6 | 4 | 4 | 5 | 4 | 4 | 3 | 6 | 6 | 42 | 5 | 4 | 7 | 6 | 6 | 5 | 5 | 7 | 5 | 50 | 92 |
■ | − | △ | △ | − | − | − | ■ | △ | △ | △ | +3 | △ | ■ | ■ | △ | ■ | △ | ||||
putt | 3 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 | 3 | 1 | 16 | 2 | 3 | 3 | 3 | 2 | 3 | 3 | 1 | 2 | 22 | 38 |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
7ボギー 5ダボ 1トリプル |
92 | ↑ | 92.3 |
平均パット数 Putting average |
2.111 (38) |
↓ | 2.033 (36.6) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
0 (0/18) |
↓ | 2.8 (0.5/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
27.8 | ↓ | 28.3 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
66.7 | ↓ | 67.2 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
27.8 | ↑ | 22.8 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
77.8 | ↑ | 75.6 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
85.7 (12/14) |
↑ | 70.0 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
196.4 | ↓ | 198.5 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
30.0 (3/10) |
↑ | 24.0 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
75.0 | ↑ | 71.4 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
70.0 | ↑ | 64.7 |
|
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
57.9 | ↑ | 55.0 |
|
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
60.7 | ↑ | 58.7 |
久々にお天気は晴れ。風は冷たかったが、日の光はもはや真冬のそれではなく、力強さを増しつつある。梅もつぼみを膨らませ、春の訪れがコースのあちらこちらに感じられた。腰も腰痛体操と視覚化効果で順調に春が近づいてきている。しかし、ラウンドは真冬のままであった。 ファインショット率を見ていただければ分かるように、ショットは少しづつましになってきた。まだまだフルショットはできないが、8割ぐらいの力では振れるようになってきた感じだ。腰をかばうがゆえにどうしてもクラブが外から下りてくるので、へっぽこスライスもでるしドライバーを引っ掛けてのOB(松8番)もあったが、まあ上出来だろう。 ところが、である。この3パットの嵐!3パット7つは人間業ではない。ruikoさんではないが「早く人間になりたい〜」である。ればたらは男らしくないが言わせてくれい!これがなければ31パットの85でラウンドできているのだ。トホホ。 パットが決まらなければアプローチも無理をして寄せにかかろうとする。するとショートしてグリーンに乗らなかったり、オーバーして反対のラフへ行ったり(本日のトホホショット参照)。悪循環である。 つまり、3オン2パットのボギーで充分と考えられるのは、確実に「2パット」でいけるからこそであり、従ってパットに不安があると「乗せるだけで良いや」という余裕のアプローチができないのだ。結果、肩に力が入ってミスし、4オン2パットになったり3オン3パットのダボになってしまう。トホホ。 最近、馬鹿の一つ覚えのようなSWの寄せだけでなく、PWを使ったランニングを使って寄せワンの数字を稼いでいるのだが、パットがこの調子ではスクランブリング33.3%も夢のまた夢である。
本日の体重・・・66.3kg(昨日は胃痛で昼食抜いたのだ) |