2002年5月15日〜5月31日
2002/5/16(5602hit) ウェブにおける日記のあるべき姿とは?
雨である。雨になると待つ仕事をしている私は暇である。暇なのでついついゴルフダイジェストオンラインのリンク集などを片っ端から覗いたりしてしまう訳である。色々なサイトを見て、ごるふに関係ないサイトまで見て、色々と考えたりする。と言っても別に偉そうな事や大事な事を考えたり書いたりするつもりはない。表題だけを見ていると3,000人位のディスカッションや世界大会の演題みたいだが全然そんな事は無い。 さて、と云うわけで、もはや死語となった今回のネットサーフィンにより、私はいくつかの事を悟るに至った。 1、ごるふ関係の日記サイトは面白くない いきなりの問題発言である。もちろん私のサイトも含めての話であるので、他人のサイトを攻撃したり馬鹿にしたりする意図は無い事をご了承いただきたい。さらに、ここで言う「面白くない」というのは「笑えない」という意味で、決して「文章が下手だ」とか「内容がつまらない」とか言う意味では無い。 まあ、当然といえば当然であろう。別に笑かすのを目的に日記を書いているわけでは無いだろうし(私の場合はそうだが、それでも面白くないと言うのは致命的である)、真面目にごるふに取り組む姿を書くのが目的なら笑いを取る必要は無いわけだ。しかし、それにしても他の面白い日記系サイトに比べるとエネルギー不足は否定できない。 2、爆発的ヒット数には持ちネタが必要 日記系サイトの巨匠、侍魂の「先行者」や「マニア天国」を持ち出すまでも無く、そのサイトが愛されるためには、また愛されるきっかけを掴むためには万人の心を揺さぶる大きなネタが必要であろう。別に有名になるつもりはないが、多くの人に読んでいただける、というのはやはり嬉しいものである。また、その人ならではの「持ちネタ」も必要である。私の場合、トホホなごるふと恐妻が持ちネタではあるが、持ちネタと云うにはあまりにしょぼ過ぎるのは間違いない。 3、企画の必要性 さらに、読者の皆さんに楽しんでいただくためには、もちろん「面白い」「ためになる」だけではパワーが足りない。例えて言うならホンダスクーピーで鈴鹿8耐に出る、ひのきのぼうでダースドラゴンに挑みかかる、半袖半ズボンで富士登山に出かける、チワワが曙に喧嘩を売る、という感じだろうか。面白い企画として、何か身を犠牲にして読者の皆様に喜んでいただけるような事を考えてみよう。 例えば、ロブウエッジ1本でラウンドしていくつで上がれるか、とか。 |
きさいちCC・梅松(Aグリーン) hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72 score 5 3 2 8 6 4 6 6 6 46 4 4 6 8 5 3 5 6 5 46 92 putt 2 1 1 1 2 2 2 3 1 15 1 2 3 3 2 2 2 2 2 19 34
項目 | 今回 | 今年 | |
アベレージスコア Scoring Average | 2バーディー 7ボギー 3ダボ 3トリ |
92↓ (+20) |
88.6 (+16.6) |
パーセーブ率 | 27.8%↓ (5/18) |
35.0% (/18) |
|
ボギーセーブ率 | 66.7%↓ (12/18) |
75.0% (/18) |
|
パーオン率 Greens in Regulation Pct. | 22.2%↓ (4/18) |
31.1% (/18) |
|
ボギーオン率 | 72.2%↓ (13/18) |
79.7% (/18) |
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フェアウェイキープ率 Driving Accuracy Pct. | 71.4%↑ (9/14) |
64.1% (9.0/14) |
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ドライバー平均飛距離 Driving Distance | 205.4yard↓ | 205.6yard | |
アプローチリカバリー率 Scrambling | 22.2%(2/9)↓ | 21.3% | |
平均パット数 Putting Average | 1.889↑ (34) |
1.994 (35.9) |
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ファインショット率 Driver | 78.6%↑ | 70.9% | |
ファインショット率 F.Wood | 50.0%↓ | 59.1% | |
ファインショット率 Iron | 61.4%↓ | 61.8% | |
ファインショット率 Approach | 68.8%↑ | 62.9% |
風である。雨になるという予報だったが、何とかパラパラ程度で持ったものの、今日は強風が吹き荒れる中でのラウンドになった。いつもより5-6ストロークは余分に叩く事を覚悟して出かけたが、予想通り5-6ストロークは余分に叩いた。だから悔しくなんて無い。悲しくも無い。・・・ホントである。 風の影響は、数字にもはっきり現れている。ファインショット率やパット数はそれほど悪くないのに、パーオン率やパーセーブ率が異様に悪い。即ち、まずまずのショットを打ちながらグリーンに乗らなかったりOBしたりしていると云う事である。まあ、これもごるふ、風を楽しみ、いつもと違う球筋を楽しみ、良いショットが良い結果に結びつくとは限らないというゴルフの本質を楽しんできた。・・・・ホントに楽しんだんだってば。 ドライバーは前日の練習ではボロボロ。当日の午前中は最高。午後はまたボロボロ。粋なる不条理の世界である。手術台の上のこうもり傘とミシンまで行かないけれど、恐妻家のチタンヘッドとアイオノマー程度であろうか。訳がわからない方はカミュを読むように。ちなみに私は読んだことは無い。 梅の4番(パー5)は2打目まではまずまずだったのに、3打目の8アイアンを思い切りダフリ、4打目のSWでの70ヤード寄せがショートして手前のバンカーのあごに突き刺さる。この日、一番悔やまれたミスショットである。球が45度の傾斜に95%埋まっている。しかも、バンカーの淵までは5cm(下図)。こんな物、タイガーだって出やしない。あっさりアンプレヤブルにして、エッジまで出して、寄せて、1パット。たくさん打てて楽しかったよ。 8番は6アイアンのティーショットがちょっと右へ出て、風に流されてOBだったから仕方が無い。同じく、後半松コースの5番もティーショットがOB。後はショットは上手く繋いだけど3パットでトリ。まあこんなものである。 今日のラウンドでは、3つ大事な事に気づいた。それを書き留めておこう。 1、ボギーでも良いやと思っていても3パットすればダボになる(3オン3パットのトホホパターン)。 2、アドレスで違和感があったら思い切って外すべき。例えそれが30cmのパットでも。 3、楽しく回るゴルフも、スコアの限度があるぞおい(トリ3つはちょっとヘタすぎじゃん)。 |
どうにもふがいないウエッジと一輪車のように安定感の無いドライーバーを何とかすべく、金曜日というのに練習に行ってきた。そこで唐突に気づいたのだが、7アイアンだけしか打たないはずだったのに、ここ何回かはもう忘れて色々なクラブを打っている。何という節操の無さか。 良く考えれば、センスも練習量も足りない私がチョロチョロと十何球づつ色々なクラブで打っていても、絶対に上達しないような気がする(そんなのは上級者が調整の為に行う練習のような気がする)。アプローチも色々なパターン、距離を打てるのも大事だが、それはもっと上手くなってからの話で、10ヤード刻み、20ヤード刻みのショットの練習は私にはまだまだ早い。最低でも、きっちりクラブに球を当てる事ができる人がすべきであると悟った。 50ヤードもまともに打てない私ごときのレベルで、20ヤード刻みのアプローチを悦に入って練習しているのはとんでもない思い上がりである。 と云うわけで、アプローチの練習はSWで50ヤードを徹底して練習する事にした。これを基本中の基本と考え、いつ何時でも、どんなライからでも、同じ感触の、同じ高さの、同じバックスピン量の50ヤードを打てるよう、アプローチの基礎を固めようと思う。最低3ヶ月、50球は必ず打つようにするぞ。 急がば回れである。急がば回れ右ではない。断じて。 |
2002/5/19(5700hit) 50ヤードのアプローチ
2日連続で練習に行ってきた。仕事以外では何と熱心なのだろうと我ながら感心する。周囲は呆れているが。息子など、「またごるふう〜?」と心底呆れたような声と目で私を非難する。多少の後ろめたさを感じながらも、うきうきと練習場へ走るのである。 さて、昨日の日記で誓ったとおり、アプローチはSWの50ヤードだけにした。5/7の日記に書いたとおり、腕の振りは9時の位置(つまり90度)までしか上げないがしっかり左肩を入れ、ヘッドの加速感を出しながら振る。合わせるような打ち方では逆に真っ直ぐ飛ばないし、スピンがかからないような気がするからである。 最初のうちは一番低いゴムティーの上から打つ。この方が、打ち込んだりしないのでスムースにヘッドが走るような気がする。30球ほど打って、今度はマットの上から直接打つ。緊張感を持って、「ピシッ」と良い音が出るように心がけながら再び30球。そして、しばらく打っているうちに例のごとくとてもすばらしい事に気づいた。 アプローチでも、肩に力が入ったり手首におかしなコックが入ればトップしたりダフったりのミスショットが出易い。そこで、力が入る=意識が行き過ぎているではないかと思い、上半身の捻転やグリップの位置や肩の入れ具合などをあえて意識せず(つまり自然体?)、下半身の体重移動に意識を集中させて打ってみたのだ。 すると、これが大変感触が良いのだ。球がフェースのスイートエリアに、「ピシッ」と当たり、ダフったりトップしたりしにくいのだ(全くしない、まではいかない)。さらに、同じ球筋で同じ所に球が飛んでいく。グレイト!である。 またすごい事を発見してしまった。あんまりすごいので、特別に雑記に書き留めておこうと思う。また、今までのアプローチのコツも整理し、惜しげもなく大公開する事とした(といっても実は自分が忘れないためである)。そして、アプローチに悩むあなたのちょっとしたヒントとなれば幸いである。 (注意:素人の言う事を真に受けてはいけません。by 木々虎雄) |
2002/5/20(5742hit) 妖怪教え魔参上・・・の予定が全然違う事を書いてしまった
さて、練習での話の続きである。アプローチの極意を掴み、気を良くした単純な私は、しばしの休憩の後プログラム通り7アイアンを打ち込むべく打席に立った。すると、年の頃なら40半ばの中年男性2人組がやってきて、たまたま空いた私の左右の打席に陣取った。 2人とも身長は175cm以上、筋肉質で立派な体格である。一目で体育会系の人間とわかる。やたらと声が大きく、自信に満ち溢れた表情と、何も考えてない目つきと品性のかけらも無い会話が聞こえてくる。 とまあトゲのある書き方をしていることでも判るように、私は体育会系の人間が大の苦手である。というか、あまり好きではない(例外はある)。私の体が小さいというコンプレックスもあるだろうが、体がでかく、声が大きく、自身満々の顔つきで外見はさわやかそうなのに腹の中では嫉妬、ひがみ、やっかみ、策謀が渦巻いているのだ(例外はある)。そうに違いない。決まっている。私がそう決めた。今決めた(例外はある)。 なんとなれば、そもそもスポーツというものが勝敗を決するものである以上「(どんな手段を使っても)勝てば良い」という精神に基づいているのであり、それはオリンピックのドーピングを持ち出すまでもなく明らかである。考えてみて欲しい。スポーツマンが本当に正々堂々と紳士的に戦えるのなら審判など要らないではないか(その点で、ごるふは至高のスポーツと言える)。進行上の問題もあるだろうが、それは別問題。 ストライクかボールか、ファールかそうでないか、一本勝ちか効果か有効か、全て当事者が決めれば良いだけの話である。それができないのは、あまたのスポーツマンたちが少しでも自分たちに有利になるように振舞おうとするからだ。そんなスポーツのどこに「正々堂々」や「紳士的」や「さわやかさ」があるというのだ。 高校球児が丸刈りにして見かけ上さわやかに見せかけているのも、「スポーツマンシップにのっとり正々堂々云々」とわざわざ言う必要の無い当たり前の事をこれ見よがしに宣誓するのも、心の中では「さわやかでも正々堂々でもない」から、できるだけそうしましょうねと注意を促しているのだ。 野球の盗塁(盗むのですぞ!)、牽制球、危険球。サッカーのオフサイドトラップ(罠ですぞ!)、わざとらしい大袈裟なこけ方、フリーキックの壁(堂々と蹴らせてやれよ!)。バスケットのフェイントに相撲の立ちあいでの「変化」。マラソンでさえ、1人あるいはチームの為に風除けの為だけに走るペースメーカーが今や当たり前のように使われている。 私はだから「スポーツで青少年の健全な育成」などというスローガンを聞くと、呆れて物が言えないのである。スポーツをすればするほど精神は捻じ曲がり、目的の為に手段を選ばない人間になり、滅私奉公の精神(日本の団体スポーツの場合)が身に付き、さわやかさとかけ離れていくことだけは確かである。つまり、軍隊の精神と同じなのだ。 ここに書いたことは極論ではある。また、スポーツの全てを否定するものではない。もちろん私自身もスポーツするのも好きだし、スポーツ観戦も好きだ。スポーツそのものには罪はない。しかし、スポーツを取り巻く悪しき環境と、そしてスポーツを利用して金儲けや教育や悪巧みをたくらむ人間の醜さ、さらにはそれに気づかず(あるいは気付きながら)スポーツを手放しで礼賛し妄信する、そういう体育会系の人間が嫌いなだけである。 最後に一言だけ言っておこう。君たち、もっと素直にスポーツを楽しみなさい! (教え魔の話が全然書けなかった。明日、正々堂々と書くつもりである) |
2002/5/21(5788hit) 今日こそ妖怪教え魔の話を・・・と思ったのに
昨日はスポーツについて書いているうちについ熱くなって、あること在ることを過激に書き連ねてしまった。体育会系の皆様、お気に触ったらごめんなさい(謝るぐらいだったら最初から書くなよ)。私の日記を読んでくださっているあなたは、きっと例外です。 さて、長い脱線であったが本題に戻ろう。妖怪教え魔の話である。その体育会系の2人だが、どうやら友達どうしのようだ。しばらくは私を挟んで打っていたが、そのうち一人の方がだいぶ上手いらしく、もう一人の打席に回りあれこれと教えだした。地声が大きいので迷惑なことおびただしい。ごるふとは本来、静寂の中で、球が打たれる音を聞きながら行われるスポーツである。それは練習の時でももちろん同様である。エチケットもごるふの「基本のき」もご存じないらしい。だから体育会系は嫌いなのである(まだ言うか)。 ここで、再び妖怪教え魔の大罪について書いておこう。以前の日記にも書いたが、この妖怪の最も忌み嫌われる点はそのブラックホールと比較しても勝るとも劣らない底なしの「無神経」さである。これに尽きる。 ごるふのスウィングとはガラス細工のようにデリケートで、生き物のように日々流動し、確定申告のように底知れぬ複雑さを秘め、そして私の妻のように扱いにくく、そして人の顔が皆違うのと同様に個性的なものである。これは、初心者や上級者を問わずどんなレベルの人でも同じである。そんな複雑怪奇、摩訶不思議、魑魅魍魎とも言える他人のスウィングに、プロでもない才能もない素人がおいそれと口を挟んで良いものではないのだ。何年、ひょっとして何十年かかって構築してきたその人にしかわからないその人なりの理論とスウィングを、教え魔の無責任なたった一言が破壊することさえあるのだ。 そして、そうなっても教え魔は責任を取らない。いや、むしろそれを自分のせいとは思わず、「アンタはやっぱりヘタだなあ」と切り捨てるだろう。お前が教えたせいだ!と言っても後の祭りである。基本中の基本を教えるにしても、そこには歴然とした「教え方」がある。だからその道のプロがいるのである。それを、理論の勉強もせず運動生理学も知らない素人が自分の拙い経験とその場限りの思いつきで口出しするとは何という厚顔さ、無知さであるか! スウィングの改造はプロでさえ大変なのだ。一流のティーチングプロに教わりながら、ずっと地道な練習を積み重ねて、それでも何ヶ月も何年もかかるのだ。それを考える時、素人が思いつきで人に教えるという事がどれだけの愚行かが良くわかると思う。 また、その教え方が的を得ていて、本当に親切心からきているものであったとしても、後々何十回とフォローしてあげないと意味がないし、むしろ悪影響さえ残す。あなたの周りの教え魔は、あなたが練習するたびに必ず一緒に練習場に来てくれて、後ろでチェックしてくれますか?そんな奇特な人は極めて少数であろう。 結局、この妖怪は「教えている自分に自己満足する」為に人に教えているのだ。自分が人に教えるほど上手くて、周りに自分の(へっぽこ)理論を吹聴したくて(だから声が大きいのだ)人に教えているのだ。だから教える対象は誰でも良いのだ。今後は迷惑にならないようにゴムティーや練習場の便所の大便器などに教えて欲しいものである。 (教え魔の罪について書き殴り、練習場でのエピソードがまた書けなかった。無神経である。明日は必ず書きます) |
2002/5/22(5823hit) 間違いなく練習場の2人組の話
本題に入る前に別の話で2日も引っ張ってしまった。あまりの場当たり的でいい加減な構成の日記に我ながら呆れるわけであるが、読者の皆様はもはや呆れ慣れているであろう。今日は何が何でも本題を書こう。でもそんなに面白い話じゃないんだけどね。 さてその妖怪、ただ大声で教えているだけならまだ許せるが、問題はその内容である(内容について私が吟味する必要性は全くないのだが、どうしても耳に入ってくるので聞いて考えてしまうのだ)。 ドライバーが上手く当たらないその友人に対し、その妖怪は「レベルで振れ」とか「体を止めて手で振れ」という判ったような判らないような妖怪語を披露している。1球打つたびに「レベルで振れ。」次の球を打っても「レベルで振れ。」って、お前は壊れたCDプレーヤーか! そもそも、レベルって何なの?意味は「水平」という意味だから、インパクト前後でヘッドを水平に動かすつもりで、という意味だと思うのだが、推測するにこの妖怪、自分も「レベルで振れ」と教わったらしい。それで少しはまともな球が出るようになったものだから、それがごるふスウィングの全てと思い込み、どんなスウィングに対しても伝家の宝刀のように「レベル」を繰り返すのだろう。最低クラスの教え魔である。 百歩譲って、その指摘が件の友人にとって正しい指摘だとしても、「何故ヘッドをインパクト付近で水平に動かす必要があるのか」とか「水平に動かさないとこういうミスショットが出やすい」とか「水平に動かないのはスウィングのこういう部分が悪いからである」とか「それを治すためにはこういう点に注意して振るべきである(ないしはこういうドリルでどれくらい練習するべきである」という点を指摘してあげないことには何の役にも立たない。最低の教え魔、というのはそういう意味である。 さらに、自分のドライバーを持ってきて、「これ、一番固いシャフトが入ってるんだ。振ってみなよ」と耳障りな標準語で叫ぶ。自慢である。さらに、「絶対左へ行かないからさ。」という知ったかぶりと見得。即ち、自分はスライサーではなく、フックに悩む上級者だと言いたいわけである。 「ふーん」と言いながらその友人はそのテイラーメイドのドライバーを打つ。ところが放たれたボールは見事なプルフック(左へ出て左へ曲がる球)である。これ以上ない左である。 横目でその一部始終を見ていた私は、懸命に笑いをこらえつつ、その妖怪の次の一言を待った。すると妖怪は、 「今のは・・・最初から左を向いていたね。」 私はさりげなくクラブを置き、妖怪に背を向けて体が震えないように気をつけながら笑い続けるのであった。 最後に、程なく打席に戻った妖怪が、その左へ絶対行かないはずのドライバーで、プッシュスライス(右へ出て右へ曲がる球)、プルフックと張本勲を彷彿とさせる広角打法を披露していた事を付け加えておこう。(脚色はしていない。すべて本当の話である。) |
2002/5/23(5857hit) ウェブと品性
またやってしまった。人(正確には妖怪)の悪口をまた面白おかしく書いてしまった。 昨日の日記をアップして読み返し、これはやっぱり悪口の範疇に入るなあ、と改めて思う編者であった。他者(それも妖怪と言えども個人)の悪口を一方的に書き、面白がるのは、やはり品性に欠けた行為である。以前反省したはずなのに、またやってしまった。 そこまで反省するなら削除すればいいのだが、あれほど熱のこもった文章を消してしまうのはやはり忍びない。こんな場末の駄文でも自分の生み出した文章は自分の産んだ子供のように(ってお前男だろ)可愛い。 というわけで、削除せず掲載し続けるので、読者の皆様には私の事を「品性に欠けた、性格の悪い、言い訳ばかりする嫌なヤツ」と思って頂きたい。でも、「そこまで酷くない、まああれくらいの事だったら許してやろう。」と思っていただいても結構である。「結構お茶目なかわいいヤツ」と思っていただければ尚更ありがたい。 ここ数日、青木功プロのUSシニアツアー優勝(ザ・インスティネット クラシック)や、タイガーとモンゴメリーの歴史に残る大死闘(欧州プレイヤーズ選手権)など、書きたい試合の感想がたくさんあったのだが、妖怪教え魔関連の書き込みですでにタイミングを完璧に逸してしまった。 でも、1つだけ言わせて欲しい。プロの試合を見ていて痛感した事である。 ごるふが上手くなればなるほど、ホールの近くで打つショットの重要性が増してくる。(私が上手いと言うわけでも、言いたいわけでもない。念のため) ドライバーの飛距離ばかり気にする赤ちゃんごるふぁー。 アイアンを練習しだす幼児ごるふぁー。 アプローチの重要性に気づく青年ごるふぁー。 パッティングがゴルフの要と気づく成人ごるふぁー。 そして、 何よりもショートパットがスコアメイクの鍵であると悟る大人のごるふぁー。 といったところであろうか。 最近、また1mのパットを絨毯の上でし始めた。半年先か5年先か判らないが、きっとこの練習は私の血となり肉となってくれるであろう。といっても、私が大人のごるふぁーである、と言う事を吹聴しているわけではない。まだまだ赤ちゃんの殻をくっつけた幼児ごるふぁーである。 判っているのと、心底そう思うのは違う。やっぱり心の底ではドライバーは飛ばしてナンボとか思っているぐらいである。まだまだ私にはオムツが必要らしい。 |
2002/5/24(5903hit) 年に数回あるかないかの満足すべきラウンド
きさいちCC・竹梅(Aグリーン) hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 72 score 5 3 5 7 5 4 5 6 5 45 3 4 4 4 4 4 4 7 5 39 84 △ − △ ■ △ △ △ △ △ ○ − △ ○ − − △ +3 − putt 2 2 3 2 2 1 2 2 3 19 1 2 2 1 1 2 2 2 1 14 33
項目 | 今回 | 今年 | |
アベレージスコア Scoring Average | 2バーディー 9ボギー 1ダボ 1トリ |
84↑ (+12) |
88.3 (+16.3) |
平均パット数 Putting Average | 1.833↑ (33) |
1.986 (35.76) |
|
パーセーブ率 | 38.9%↑ (7/18) |
35.2% (6.3/18) |
|
ボギーセーブ率 | 88.9%↑ (16/18) |
75.7% (13.6/18) |
|
パーオン率 Greens in Regulation Pct. | 38.9%↑ (7/18) |
31.5% (5.7/18) |
|
ボギーオン率 | 83.3%↑ (15/18) |
79.9% (14.4/18) |
|
フェアウェイキープ率 Driving Accuracy Pct. | 64.3%↑ (9/14) |
64.1% (9.0/14) |
|
ドライバー平均飛距離 Driving Distance | 210.7yard↑ | 205.9yard | |
アプローチリカバリー率 Scrambling | 40.0%(4/10)↑ | 23.6% | |
ファインショット率 Driver | 78.6%↑ | 71.3% | |
ファインショット率 F.Wood | 83.3%↑ | 60.6% | |
ファインショット率 Iron | 65.4%↑ | 62.0% | |
ファインショット率 Approach | 70.6%↑ | 63.2% |
昨日はトップページを更新し忘れてしまった。せっかく日記を更新したのに、トップページだけ見て「まだ更新してないや。毎日更新してると書いているのに。嘘つき」と帰ってしまわれた人がいるのではないだろうか。申し訳ない。 日記の更新であるが、前の日にネタを考えて書いている場合(特に続き物の場合)は午前中に更新するケースが多い。しかし、その日に考える場合は夜9時以降に更新になる場合もあるので、どうかよろしくお願い奉り候。 さーて、それでは久々の満足なラウンドの報告でもしよう。ウェブページ開設以来の全カテゴリー赤矢印である。即ち、ずべての数字が右セルの年間平均を上回っていると言うことだ。こんな事はめったにない。余程の偶然であろう(実力といえない所が悲しい)。 前半竹コ-スではショートゲームの距離感が悪く、アプローチがことごとくショート。パットも入って欲しい2m前後をことごとく外す。午前中は勘が戻らないのかもしれない。昨日も深夜までキングダムハーツ(テレビゲーム)をしてしまったせいかも知れない(息子に遅れをとったので悔しくて2時間もしてしまった。お陰でハデスカップに優勝することができたが)。 しかし、後半得意の梅コースになるとアプローチの勘が戻り、入って欲しいパットが結構入ってくれた。午前と午後のスコアの差は、殆どパットの差と言っても良いだろう。 これで今年5回目のハーフ30台であるが、実は全然たいしたことがなくて、というものその殆ど全てが梅コースで記録されているからだ。本来の実力ではない。梅の1番、2番、5番はドライバーがしっかり当たれば後は残り50ヤード未満だし、2つあるパー5もその両方が打ち上げと言えども500ヤード未満である。 つまり、ミドルアイアンをあまり使わないでも回れるのである。ということは、ドライバーとショートゲームさえそこそこ良ければ誰でも実力より5-6ストロークは少なめで回れるのだ。と言うわけで、この30台で「30台が出ました」というのはちょっとインチキと云う事になる。あまり喜んでもいられない。 もちろん、心の底ではやっぱり嬉しいです、ハイ。(^^; |
2002/5/25(5940hit) そう、私はひがみっぽいのである
ゴルフダイジェストオンラインにリンクしていただいてから、カウンターが3割ほど余計に回ってくれるようになった。と言ってももともと少なかったので増えたのは10ほどであるが、掲示板に最近書き込みしてくださっているアンクルパーさんもその一人であり、感謝の念を抑える事ができないのである。おや、貴方もそうですか?ありがとうございます。だったら思い切って掲示板に書き込んで下さい。日記に貴方の名前が載ります!(それだけですが) さて、昨日からスコアの表記方法をちょっと変えてみたが、他人のスコアなんて見やすいも見にくいもないしもともと興味がないし昨日のようにちょっとましなスコアを出しやがった時なんて特に鬱陶しいだけだまともに見る気なんて起こるか!と思う貴方は自分に正直で好感が持てると私は思う。 色々な個人のごるふサイトがあるが、見ていてやはり面白いのは100を切れるか切れないかぐらいのスコアの方のウェブである。今年こそ100を切るぞ!なんてトップページに書いてあって、どれどれと思い[score]のボタンを押してみるといきなり114とかのスコアが目に飛び込んできたりする(架空の話である。特定のウェブを念頭においているのではない)。 100を切れるペースできているのに、インコースの17番で11を叩いて102になったりしている。こういうのを見ると、心が洗われるような気がする(皮肉や揶揄ではなく、本当にそう思うのだ)。それは、つい最近まで私がそうだったからだろう。 それに比べて、シングルさんやそれに近い人のウェブはぜーんぜん面白くないもんね。プロフィールにこれ見よがしにHDCP6とか書いてあって、行間から「俺はシングルだもんね。偉いんだもんね。努力したんだもんね。才能あるんだもんね。」という自慢がにじみ出ている。まあ、逆を返すと良いスコアやローハンディキャッパーが自慢しないようにするのは至難の業である、ということか。もちろん自戒せねばならないが、やっぱり見ていて腹が立ったりする。 ・・・・はい、その通りです。全て私のひがみです。笑ってやって下さい。 |
2002/5/26(5982hit) 青木プロの優勝(1)
私は表向きある店を構えて仕事をしている訳だが、実はそれは仕事ではなく趣味である(と心の底では思っている。趣味こそ真面目にすべきものである)。で、仕事は何かといえば、仲間内のコンピュータのメンテナンスである(といっても、例えれば「レジストリをいじればwindowsがちょびっと便利になる」と言う事を知っている程度の知識しか有していない)。では、ごるふはというとこれはもはや趣味の域を脱し、生きがいとなっている。もし明日からごるふができなくなってしまったら、私はおそらく生きていけないだろう。 さて、生きがいであるからには生活の大部分をごるふに費やすわけである。しかし、そうなってくると大きな不満が募るのであった。そう、テレビにおけるごるふ中継の少なさである。これほど多くの人がごるふをしているお国柄なのに、ごるふの専門番組はおろかトーナメントでさえ週末の2時間だけの中継だったりそれも途中で終わったりする。何という貧弱なごるふ文化であることか。私が子供の頃、第二次ゴルフブームの70年代には午後11時ごろからごるふ番組がいくつか放映されていたが、今や昔である。 しかし、私はやはりこの21世紀に生きている事を感謝せねばなるまい。なぜなら、衛星放送(あるいは有線放送)のごるふ専門チャンネルと契約する事により、24時間365日、ごるふ番組が見られるのだ。これで、スポーツニュースで30秒しか放送されないごるふ枠を目を皿のようにしてみる必要も、NHKのニュース10とニュースステーションのスポーツコーナーを3秒おきに交互に見る必要も無くなったのだ。 私はスカイパーフェクTVに加入し、その中のごるふ専門であるザ・ゴルフチャンネルとゴルフネットワークに加入した。マルちゃんのバイロンネルソンでの優勝はNHKが急遽放送したからそちらで見たが、青木プロが優勝したインスティネットクラシックはゴルフネットワークで堪能することができた。 アメリカのシニアの試合など、まず地上波のテレビでは放映されない。そこで私は、青木プロの、そしてシニアたちの素晴らしいプレーに、レギュラーツアーにない、日本のトーナメントにはもっとない素晴らしいものを発見することができた。それは・・・(明日に続く) |
2002/5/27(6017hit) 青木プロの優勝(2)
PGAツアー、メモリアルトーナメントでマルちゃんが最終日2アンダーで回り、4位タイでフィニッシュした。バイロン・ネルソンでの優勝以来、一皮むけたような快進撃である。優勝は最終日7つ伸ばしたジム・フューリックだが、マルちゃんも最終日バックナインで4つのバーディーを奪っている(2つボギーがあったが)。バーディー奪取数はこのトーナメントで1位タイなのである。3勝目もすぐそこだろう。 マルちゃんと同じ4位タイには久々のD.デュバルとビジェイが食い込んだ。タイガーは22位タイに終わったものの、パットの調子がが悪くても最終日66を出すのはさすが。「ディフェンディングチャンピオンとして恥じないラウンドにしたい」と言う口約を見事果たした。 とまあ速報はこれくらいにして、さっそく昨日の続きに戻ろう。USシニアツアーの「素晴らしいもの」の話であった。 シニアの試合と言うと地味でヘタで面白くないと思いがちだが、それは全くの誤解に過ぎない。ドライバーは300ヤード近くかっ飛ばすし、アイアンはびしびしピンに絡んでくる。寄せは円熟の極みであるし、パットもレギュラーツアーに比べて全く遜色ない。 平均スコアで比較すれば、シニアツアーのトップ選手であるヘール・アーウィン(懐かしい名前である)が69.09という数字を叩き出しているが、レギュラーツアーでこの数字を上回る選手はタイガーただ一人(69.06)なのである。私も調べてみて驚いたぐらいである。もちろんコースの違いやティーの違いはあるにしても、この数字だけ見ればシニアのレベルがレギュラーツアーのそれとまったく遜色ないと言う事が判っていただけるだろう。 それだけレベルが高い試合をしているにも関らず、シニアの選手たちは笑顔を絶やさず、みんなすごく良い顔をしているのだ。もうその笑顔の素晴らしさは他のどんな笑顔も比較にならないぐらい美しく、深みがあるのだ(変な比較だが、そうしか言いようがない)。 最終日、最終ホールでバーディーパットを惜しくも外したリー・トレビノの赤ん坊のような笑顔。メキシコの、貧しい環境で生まれ育ち、腰を痛めて、想像もできないぐらいの苦労を重ねてきた、その全てを「まあ、人生なんてこんなものさ」と笑い飛ばすかのような笑顔。この笑顔を見ただけで、私は不覚にも涙ぐんでしまったぐらいである。 そしてもちろん優勝した青木プロ。ごるふを心の底から愛し、楽しみ、そして還暦近くになっても自分のゴルフにこだわりながら体を鍛えなおし、その努力が実っての優勝。晴れ晴れとした、しかし穏やかな笑顔である。歯を食いしばって、苦しむだけではこの笑顔はできない。ゴルフを喜び、ゴルフを楽しみ、その結果だから作れる笑顔だと思う。 笑顔一つだけでこれほど多くのものを教えてくれるシニアツアー、機会があれば、是非ご覧いただきたい。 |
2002/5/28(6059hit) 4回目のレッスン
日曜日、4回目のレッスンに行ってきた。ほぼ1ヶ月あいだが空いてしまった。決してサボっていたわけではない。日曜日になると野暮用ができたり仕事関係の会合があったり体がだるかったり異様に眠くなって昼寝をしたりテレビゲームをしていただけである。行きたいという気持ちはずっと持ち続けていたのだ。体は結果的にサボった形になっても、心はサボっていたのではない。それで十分である・・・って、誰に言い訳しているのか? トップの位置はまずまずOKらしい。一応、左肩がしっかり回るようになった。しかし、トップから先に上半身の捻じれがほどけ、その結果どうしてもクラブが外から下りて来るようだ。ボールの行方は良くてフェード、やや悪くて左へ真っ直ぐすっぽ抜け、そしてとても悪くてプッシュスライスである。 トップからダウンスウィングへのきっかけを、左(飛球線方向)への腰の水平移動で行えと口を酸っぱくして言われるのだが、それがなかなかできない。あるいは、飛球線方向に背中を向けたままダウンスウィングを開始する方法でも良いらしい。こちらの方がイメージが掴みやすい。(実は、この「腰からの切りかえし」は伊沢プロのウェブページのここ(No.14)にちゃーんと書いてあったのだ。早速プリントアウトして今日の練習に持って行く事にした。トップから打ち急ぐのがどうして悪いのかも書いてある。さすが伊沢プロである。) しかし、インサイドからを意識すると、フェースだけ返って軌道はアウトサイドから入り、とんでもないダックフックになる。ドロー打ちへの道は険しい。 しまいに、先生に「良いフェードだね。もうフェードで行ったら?」と引導を渡されかける。しかし、ここで諦めるのはいくらなんでもまだ早い。ドローにトライし始めてまだ2ヶ月である。せめて半年は頑張りたい。もしドローがマスターできなくても、この練習はきっと役に立つはずである。 夢のドローヒッター目指して、今日も精進する私であった。 |
2002/5/29(6095hit) スタミナの問題?
頭で考えている事を体で実行する事が、何故こんなにも難しいのか。そう、スウィングの話である。「こう振るべき」「こう振ってはいけない」と云うことは判りすぎるほどわかっているのだ。しかしできない。練習へ行くたびに、落ち込んで帰って来る事になる。 まあ、これは(程度の差はあるだろうが)私に限ったことではないし、何と言ってもスウィング改造中である。あせる必要は無いと自分に言い聞かせてはいるのだが、最近恐ろしい事に気づいた。 最近の練習パターンは最初の50球をSWで50ヤード。残り(50-100球)を7アイアンで打つ(7ウッドやドライバーをたまに5球ぐらいは打つ)と云うものだが、7アイアンを打ち出して20球程度で体が思うように動かなくなってくるのだ。 体の力を抜いて、捻転とその捻じれがリリースする力で打つよう心がけているのだが、その捻じれをだんだんトップ位置で維持できなくなってくる。力を抜いたスウィングをするには相当な筋力がいるのだとようやく気づいた。で、トップが維持できないのでタイミングがずれたり余計な力が腰回りや肩に入り、トップやチョロが出てくる。さらに50球ぐらいで膝周り、肩周りががたがたになってくる。ひょっとして老化なのか?40歳前にしてすでに老人の体になりつつあるのか?それともクラブはマルマンか? これはもう、スウィング云々以前の筋力やスタミナの問題である。幼少のみぎりから、箸より重たいものを持たされずに育ったやんごとなき私であるゆえ、麻呂は筋肉はないのじゃ。しかも色男になってしまったゆえ輪をかけて(金と)力もないぞえ。一体どうすればいいのじゃ。 毎朝1時間早く起きて・・・と云うのは私を知る者にとってはワニの腕立て伏せよりも難しいことは良く判っていただけるだろうから、毎晩仕事が終わってから30分ばかしジョギングをしようかと本気で考えたりしている。 でも、下半身はともかく肩の筋肉ってジョギングで強くなるんですか? |
きさいちCC・竹梅(Aグリーン) hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72 score 4 4 2 7 4 6 3 5 5 40 6 6 5 6 5 4 5 6 5 48 88 − − ○ ■ − ■ − △ − ■ +3 △ △ △ △ △ △ △ putt 2 1 1 4 2 2 2 2 2 18 3 2 2 2 2 2 2 2 2 19 37
項目 | 今回 | 今年 | |
アベレージスコア Scoring Average | 1バーディー 9ボギー 2ダボ 1トリ |
88↑ (+16) |
88.3 (+16.3) |
平均パット数 Putting Average | 2.056↓ (37) |
1.990 (35.81) |
|
パーセーブ率 | 33.3%↓ (6/18) |
35.1% (6.3/18) |
|
ボギーセーブ率 | 77.8%↑ (15/18) |
75.8% (13.6/18) |
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パーオン率 Greens in Regulation Pct. | 33.3%↑ (6/18) |
31.6% (5.7/18) |
|
ボギーオン率 | 88.9%↑ (16/18) |
80.3% (14.5/18) |
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フェアウェイキープ率 Driving Accuracy Pct. | 42.9%↓ (6/14) |
63.1% (8.8/14) |
|
ドライバー平均飛距離 Driving Distance | 202.9yard↓ | 205.7yard | |
アプローチリカバリー率 Scrambling | 20.0%(2/10)↓ | 23.6% | |
ファインショット率 Driver | 61.5%↓ | 70.9% | |
ファインショット率 F.Wood | - | 60.6% | |
ファインショット率 Iron | 65.8%↑ | 62.2% | |
ファインショット率 Approach | 88.5%↑ | 64.1% |
前半は良かった。得意の梅コース、2番で残り30ヤードがたまたまOKの位置に寄ってパーだったり、3番で10mのパットがたまたま入ってバーディーだったりと、運にも助けられた。4パットのダボを叩いたりOBでダボを叩いた割にはまずまずのスコアで上がれた。雨も何とか持ちそうだし、大変良い気分である。 しかし、後半の松コースでその事件は起こった。ご面倒だが、以下の前提を前もって頭に入れていただいてからお読み頂くと、私の怒りがより良く判っていただけると思う。
それは、松コース4番ホールでの事である。手前のホールでOさんとNさんがのべ3球の暫定球を打ったようなこともあり、4番のティグラウンドに立った時点で、我々の前の組とやや間が空いてしまったようだった。しかし、その日は大変空いているし、1ホールだけの事であるし我々はそれほど気にもせずティーショットを打ち終えた。ただし私はチョロしてしまい、2打目を7アイアンで残り200ヤード地点へ運び、痛む足を引きずりながら3打目地点へ向かった(その時、ちょうど妻も2打目をチョロしてしまっていた)。 そして、OさんとNさんの2打目地点に私がたどり着こうとするまさにその時、キャディさんが私に近づいてきて、信じられない事を私に告げた。(続く) |
2002/5/31(6163hit) 怒りの日(2)
昨日のあらすじ:ちょっと前の組との間が空いて、キャディーさんが私に告げた事とは・・・(これだけの事を言うために昨日は30行も費やしたのか・・・)。 キャディさんの発言を書く前に、もう一言だけ付け加えさせて欲しい。この一文は、特定の人物を糾弾するのが目的ではない。日頃から温厚で(笑)、理知的で(爆笑)、ホームコースをこよなく愛し、マナー違反を心より憎み、他のエセごるふぁーへの無言の抗議の意味も含めてディボットやボールマークを極力直す、というヘンコで意固地な私がなぜそこまで強い怒りを覚えたかと云う事をご理解いただく為のものであり、同時に怒りでゴルフを楽しめなかった自分への大いなる反省文である。 そのキャディさんは、私(だけ)に近づいてきて、以下のように告げた。 「プレー中にこういう事を云っては気を悪くされるかもしれませんが、白ティーからプレーしている時は前との間を絶対空けてはいけないと云うのが原則なんです。もう少し早くプレーしてくれませんか?」 言葉は丁寧だ。言っていることも理不尽なことではない。現に、今まで何度かこの類のことは言われた事もある。なのに、どうして私は切れてしまったのか? わたしは、この注意を以下のように解釈したのだ(後に、キャディさんの真意と大きなずれがある事が判明するのだが、その時はこういう意味としか考えられなかった)。 普通、前との間が空いた時はティーグラウンドなどで全員に「ちょっと間が空いたので少しスピードアップしましょう」という感じで言うものである。しかし、一番若造の私だけに、しかもプレー中にも関らず注意する云うことは、このキャディーさんは私のプレーが他の3人に比べて我慢できないぐらい遅いと思っているのだろう。 わざわざ「白ティーから」というのは、「普段は青ティーから回れる実力があるOさんとNさんが白から回っているにもかかわらずこれだけ遅くなるのはあなたが異様にプレーが遅いせいですよ。白から回って前が空くなんて聞いたことがない」と云う意味だな。 2番でOBを打ったりこの4番でたった一人チョロをしたりしたもんだから、私を進行を送らせる常習者だと思っているのではないか。ひがみっぽいのは百も承知だが、この言い方だとそう解釈しても不思議ないと思うが如何だろうか。 もちろん、進行に差し障りがある程のスロープレーをしている覚えはない。昔父親に注意されてから、ずっと気をつけていた部分である。しかし、この日はエントリーが少なくあわててプレーする必要は無いと判断し、いつもより少し時間をかけてラインを読んだりしていたのは事実だ。また、足首を痛めたため、普段歩く場所でもカートに乗って移動した事もタイミング的に良くなかったのか。 そういう諸事情を全て私の無知と無神経と思われ、スロープレーしているとキャディさんの目には映っているのか、という事が私を大きくへこませた。 と云うわけで、後半の残り5ホールは今まで私の記憶に無いほどムカつきながらプレーしてしまった(と言っても無口になっただけだが)。同伴者の方々には極力不快な思いを伝えないように気を使ったつもりだが、それにしてもやはり不愉快であっただろうし、気も使わせただろう。全く、修行が足りない事である。今となっては反省できるほど冷静になったが、その時はプレーを止めて帰ろうと思った程、はらわたは煮えくり返っていた。 ラウンドが終了し、やはり納得できなかった私はそのキャディさんとキャディマスターと3人で話をする事にした。(こんなしょうもない話が延々に続いて申し訳ない。もう一回だけ続く) |