日記11

2002年3月1日〜3月15日

2002/3/1(3646hit)  ホントにヘタなわたし

きさいちCC・竹松(Bグリーン)
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 9 4 6 7 5 3 6 6 4 50 5 4 5 6 5 3 5 5 5 43 93
putt 2 2 2 2 1 2 2 2 1 16 2 1 2 2 1 2 2 2 2 16 32
項目 今回 今年
Scoring Average
(アベレージスコア)
10ボギー
3ダボ
1カメムシ
93 90.4
パーセーブ率 22.2% 34.0%
ボギーセーブ率 77.8% 74.3%
Greens in Regulation Pct.
(パーオン率)
16.7% 33.3%
ボギーオン率 61.1% 81.2%
Driving Accuracy Percentage
(フェアウエイキープ率)
64.3% 62.5%
Driving Distance
( ドライバー平均飛距離)
197.9yard 206.3yard
Scrambling
(アプローチリカバリー率
12.5%(1/8) 17.8%
Putting Average
(平均パット数)
1.778
(32)
2.063
(37.125)
ファインショット率(ドライバー) 60.7% 69.2%
ファインショット率(フェアウェイウッド) 70.0% 63.6%
ファインショット率(アイアン) 52.6% 63.5%
ファインショット率(アプローチ) 68.2% 58.7%


 パッティングは先週に引き続き好調を維持、3パット無しの32は4ヶ月ぶりの快挙である(とは言え、入れなければいけない2m前後のパーパットを4つほど外したのだから、ヘタはヘタである)。また、開眼したチップショット(注1)もまずまず。チップショットだけに限ってもファインショット率は68.2%であった。すなわち、ピッチショットやピッチエンドランと同じぐらいの確率で成功するようになってきた、と云う事である(理想の75%にはまだ程遠いが)。

 注1・・・明日の日記に書く予定です。

 しかし、他のショット、特にアイアンがボロボロ。全くダメ。最低。無茶苦茶。ひどい。最悪。

 19ショットのうち7回も初心者のようなトップがあった。どう贔屓目に見てもヘタである。また、比較的まともに当たったと思われるショットも殆どが引っ掛けで、7アイアンでグリーンを狙っているのに25ヤードも左へ行ってしまう。150ヤード先を狙って25ヤード左へ行くというのは、100歩譲ってもヘタである。つまり、こういうこと(下図)。

              

 狙いよりも9.5度も左へ振っている事になる(この計算をするのにサインコサインタンジェントを思い出しながら1時間かかった編者であった)。これだけ酷くずれたら、いくらナイスショット(私の場合、きっちりボールがフェースに当たるだけ、というレベルの低いナイスショットであるが)でもグリーンに乗るわけない。バンカーか、良くても横のラフである。パーオン率16.7%(18ホール中3回)がそれを如実に物語る。

 また、ディボット跡を見れば判るように、これはもう完全にアウトサイドインの軌跡になっているに違いない。フェースが開けばへっぽこスライスだが、閉じて入るので左へ真っ直ぐ行くのだろう。このあたりは中長期的展望を持って改善していかなければならない。はい、善処します。

 さらに、最近1ホール大叩き症候群に冒されているようだ。スタートホールは雨が降っていたと云う理由を差し引いてもひどいものであった。いつものように、具体的にひどかったホールを振りかえろう。そう、明日のために

竹の1番(Par4)
 ドライバーはチョロ。2打目の7アイアンはまずまずで残り50ヤード地点へ。3打目のLWのピッチショットがシャンク!4打目のバンカー越えのピッチショットがグリーンで止まらずなんとOB!6打目同じ場所から反対側のエッジへ。7打目チップショットでやっとオン。2パットの9。トホホ。

同3番(Par4)
 ドライバーはまたチョロ。2打目の7アイアンはまずまず。3打目、8アイアンがトップでグリーン右奥へ。4打目のチップショットが2mに寄るも入らず、素ダボ。

同4番(Par4)
 ドライバーはまたまたチョロ(これでドライバー三連続チョロである。トホホ)。2打目の7番アイアンもチョロ。3打目の7Wは左へ大きく引っ掛け、潅木の根元に止まる(あと30cmでOBだった)。4打目は横へ出すだけ。5打目残り50ヤード、ややダフったが3.5mに付けるも入らず、また素ダボ。

同7番(Par4)
 180ヤード地点から90度左へドッグレッグするホール。突き抜けないよう4Wで快心のフェード。210ヤードのナイスドライブ。しかし2打目の5アイアンがダフって70ヤードしか飛ばず。AWで残り100ヤードを狙うも、また左へ引っ掛け、グリーン横のラフへすっぽり。アプローチを失敗して乗せるだけ。2パット。またまた素ダボ。トホホ。


 書いていて心に隙間風が吹いてきたので心が風邪を引かないうちにやめるが、もう決めた。次の課題はアイアンの安定性を増す!である。

 しかし、ひとつの課題がクリアできれば、またすぐ次の課題が浮かぶ。まるで賽の河原である。

2002/3/2(3676hit)  チップショットのコツを発表!


 全国24万5029人の、悲鳴とブーイングの嵐を受けながら昨日は雨の中ラウンドしてきたわけだ。いやあ、あれだけ引っ張っておいて、本番で全然うまくいかなかったらどうしようと半ば本気で心配したが、まずまず、満足いく結果だった(チップショットに限って)。やはりチップショットが安心してできるというのは安心感が・・・・・・えっ、もったいぶるのもいい加減にしろ?了解!

 短いチップショットのコツ、それは、

バックスウィングを低く上げる事

である。

 今まで、手首を使って打つか使わないで打つか悩んでいた時は、普通のピッチショットの時のように時計の7時半の位置(2001年10月21日の日記参照)まで普通にクラブを上げていた。それを、パッティングに近い感覚で低く上げてみたら、これがドンピシャだったのだ(下図)。その方法に気づいたときは、まさに、アイガーリ!ヘウレカ!ヘウレカ!アローハ!スパシーボ!レッツ、バスロマン!という感じだった。

            

 知ってみればホントに何でもないことだが、理屈は通っている。低い位置からのダウンスウィングは、クラブの入射角を限りなくゼロに近づける事ができるため、手前を叩いてザックリしたり球の上を叩いてトップしたりする確率が激減するのだ。もちろん、ラフに沈んでいるボールにはこの方法は使えないが、冬場の薄い芝の上からは大変理にかなった打ち方だと思う。誰も誉めてくれないので、自画自賛しておく。すごーい!えらーい!天才!

 しかし、こんな事って、実は常識ですか?みんな当たり前のように知ってて、知らなかったのは私だけですか?それって、トホホですか?トホホの面目躍如ですか?

2002/3/3(3707hit)  肩の調子が


 だいぶましになってきた。恐らく、先週、先々週と練習を控えたためであろう。一番痛かったときを100とすると、いまは99.8ぐらいである。また、例えて書くと、ドライバーの飛距離が200ヤードから201ヤードに伸びたような感じである。あるいは、掃除をサボって妻に殴られる時の痛みから洗濯をサボって妻に殴られる時の痛みに代わったぐらい、とでも言おうか。

 嘘である。本当は3割ぐらいの回復である。フォローで右手が返り、飛球線方向に真っ直ぐ伸びた位置から、斜め上へあがっていく時の、肩の裏のキリで刺すような痛みが、すりこぎで押されたような痛みになった感じとでも言おうか。

 ビールか発泡酒のテレビコマーシャルで、巨人の高橋由伸選手がバッティングをしているものがある。彼の、フォローでの左手の伸びと背中の回転(彼はサウスポーなのだ)は、見ていて惚れ惚れする(いつも書いていることだがおかしな趣味はない。などとしつこく書いていると逆に疑われそうだが、本当に本当である。自慢ではないが私は女好きなのだ)。やはりどの分野でも一流選手のフォームというのは美しいものだ。そして私に足りないのはまさにそれなのだ。

 バックスウィングはまだましだと思うが、フォローの大きさが無い。頭と腰が残りながら、背中及び肩が十分に回っていくスウィング、それをしようとすると肩が痛くて回らないのだ。よって、無意識に左肘を後ろに引いてしまうか、右肩を下げて帳尻を合わせてしまう。へっぽこスウィングの出来上がりである。

 せめてあと5年若い時にきっちり習っておいたら・・・と思う。私の人生は後悔の積み重ねである。

2002/3/4(3728hit)  大発見(1)


 何てことだ。すごい発見をしてしまった。

 我がごるふ人生で最大の発見であるような気がする。

 誇張でもはったりでもないだろう。得意の嘘でもないはずだ。嘘のようだが本当だ自信はないが。逃げも隠れもいたしません何のこっちゃ。反対の賛成なーのだバカボンのパパ

 きっかけは、テレビでアーニー・エルスのスウィングを見ていた時だ。どうして、こんなに美しく、しかも柔らかなスウィングであんなに飛ぶのだろう、と立ち上がり、スウィングを真似していた。そして、今までの自分のスウィングとの比較をしてみた。その時、電流が走った!そう、自分のへっぽこスウィングの致命的な欠陥に気づいたのだ。

 インパクトからフォローにかけて(昨日いみじくも高橋由伸選手のバッティングの美しさを説明したその場所である)、左肩が(自分の体の)後方ではなく、上側に釣りあがってしまうのだ。

 肩甲骨の動きで云えば、背骨方向に引かれるべきなのが頭側に上がってしまうのだ。そんな動きをしていれば、左手及び左半身は伸び上がり、トップになるのは当たり前田のクラッカー。行き場を無くした右手は急ブレーキをかけられ、返るべき手首は返らず、体重は右に残り・・・・そう、その肩甲骨の馬鹿野郎の動きで私のスウィングの悪いところが全て説明できるのだ!チキン・ウイングの原因もこれに違いない!

 これは東京ドームぐらいの鱗である。目から落ちた時、マグニチュード7.2の地震が起きたと言っても過言ではない。その鱗を、甲子園球場ドーム化の時に使って欲しいぐらいである。

 問題点はわかった。後は、これをどう直すかである。早速、練習に行ってきた(続く)。

  

2002/3/5(3753hit)  大発見(2)


 (昨日のあらすじ:大発見のバカボンのパパは致命的な欠陥が左肩に東京ドームの鱗が地震。)

 さて、ここは練習場である。今日は異様にテンションが高い。当然である。私のスウィングにおける欠点がわかったのだ。今まで、何度も鱗を落としてきたがそれはみるみるうちに手の中で淡雪の如く消えていった。今回はそうではない予感がある。その予感は確信に近い、と今まで何度も思ったがそのうちでも今回はもっとも近いような気がする、と言いつつ何度も煮え湯を飲まされてきたような気分を味わったが、今回は絶対に(以下略)

 まずはバットスウィングのように腕を水平に持ち上げ、左右に振る。左肩が上がらないよう、肩甲骨を意識しながら180度の素振りをする。そして、今までたくさんの「どトップ」をプレゼントしてくれた左肩甲骨に正しい動きを叩きこむ。

 次に、ショートスウィングでティーアップされた球を何球か打ってみる。・・・・できん!頭ではわかっていても、できない!上手く打てない。まあそう簡単にはいかないだろう。今まで何十年もこのスウィングできたのだ。あせる必要はない。しばし手を休め、どうすれば左肩がインパクト以降上がっていかないか考える。

 トップから一気にフィニッシュまで回転させれば良いわけだから、トップで顎の下にきた左肩を一瞬で右肩に置き換えるようなつもりで、つまりインパクトで右肩を顎にぶつけるようなつもりで振ってみる。うん、良い感じだ。しかし、スウィングは良くても球筋は良くない。極端な引っ掛け球だし、タイミングが取りづらい。

 うーん、何かが違う(続く)。

  

2002/3/6(3780hit)  大発見(3)


 (昨日までのあらすじ:バカボンのパパは左肩に鱗が淡雪の如く肩甲骨を顎にぶつける何かが。)

 やはり、アウトサイドインの軌跡が全ての元凶なのか。そう考えた私が次にしたことは、意識的にインサイドアウトに振ることだった。ややクローズドスタンスにアドレスし、ダウンスウィングでグリップが右腰の横から出てくるようなイメージを持ちながら、思い切って右へ押し出すつもりで振る。うん、これもまずまずである。しかし、やってみてわかったが余程オーバーに行わないとインサイドアウトの軌跡にならない。また、少しでも気を抜くとプッシュスライスになる。これではラウンドでは余計に傷口が深くなってしまう。

 こうなれば小手先で調整してやる。ダウンスウィング開始から、手首を意識的に返すようにスウィングしてみた。右手が返り、ヘッドを走らせる事で結果的に右肩が回り、つられて左肩も回るはずだ。と思ったのだが、この打ち方、確かに綺麗なストレートかややドローのきれいな球筋が出るのだが、少しでもタイミングを外すと引っ掛けて真横へ飛んでいくようなフックボールになる。これもタイミングを取るのが大変難しい。

 うーん、一体どうすれば。方向性は間違っていないはずだ。再び考える。そして、140秒の熟考の末、ある方法を思いついたのであった。それは(続く)。

  

2002/3/7(3807hit)  大発見(4)


 (昨日までのあらすじ:バカボンの鱗が肩甲骨を意識的に難しい難しい難しいどうすればそれは。)

 それは、右手そして右肩甲骨をフォローで伸ばすと言う方法だった。と言ってもこの方法は実は今月号の月刊誌ALBAのアイアン特集に載っていた方法なのだった。早い話が雑誌に載っていた方法を試してみよう、と思っただけなのだった。しかし、この方法が最もしっくりきたのだ!

 即ち、インパクトからフォローにかけて右肩をぐいっと伸ばすわけだが、伸ばす方向はボールの置かれている位置から目標方向へ1mほど先の地点である。即ち、飛球線下方にぐいっと延びる事になる。これにより、左肩が後方へ回転するだけでなく、フォローが長くなり、手首は自然に返り、体の伸び上がりも防げそうだ。

 しかし、本当にこれで良いのか?という疑問は残る。まあ、当分はまた地道に練習しよう。と云うわけで4回シリーズでお送りしてまいりました、「我がごるふ人生最大の発見」でありますが、最後にまとめを書いて今日のラウンドに臨む事にいたしましょう。それでは、皆様また明日。ごきげんよう、さようなら。

 問題点:インパクトからフォローにかけて左肩が上がり、体がきれいに回らない原因になっている。

 解決方法1:水平に素振りし、肩甲骨の正しい動きを身に付ける
 解決方法2:ショートスウィングで打つ
 解決方法3:トップから一気に左肩を顎にぶつけるつもりでスウィングする
 解決方法4:意識して強くインサイドアウトに振る
 解決方法5:ダウンからフォローで意識して手首を返す
 解決方法6:フォローで右肩甲骨を飛球線下方に伸ばす
 解決方法7:もうごるふなんてやめじゃ!と言い放ち、やめる

 

  

2002/3/8(3836hit)  不安と期待のラウンド結果は?

きさいちCC・梅梅(Bグリーン)
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 70
score 4 5 4 5 4 5 4 6 6 43 4 4 4 5 6 6 5 4 7 45 88
putt 2 3 2 1 1 2 2 2 2 17 2 1 2 2 3 3 2 2 2 19 36

項目 今回 今年
Scoring Average
(アベレージスコア)
8ボギー
5ダボ
88 90.1
パーセーブ率 27.8% 33.3%
ボギーセーブ率 72.2% 74.1%
Greens in Regulation Pct.
(パーオン率)
22.2% 32.1%
ボギーオン率 77.8% 80.9%
Driving Accuracy Percentage
(フェアウエイキープ率)
78.6% 64.3%
Driving Distance
( ドライバー平均飛距離)
219.3yard 207.7yard
Scrambling
(アプローチリカバリー率
18.2%(2/11) 17.9%
Putting Average
(平均パット数)
2.000 2.056
ファインショット率(ドライバー) 75.0% 69.8%
ファインショット率(フェアウェイウッド) 50.0% 63.0%
ファインショット率(アイアン) 83.3% 65.2%
ファインショット率(アプローチ) 69.6% 60.2%


 さて、人生最大の発見は正しかったのか?結論から書こう。それは正しかった。ドライバーとアイアンのファインショット率がそれを物語っている(パーオン率や成績はそれを物語っていないのが不思議と言えば不思議だが)。

 今日は良いホールと悪いホールの差が極端だったラウンドであった。5ダボは叩きすぎである。しかし、ショットはまずまずで、嬉しいような悔しいような、宝くじで3億円当たって気が狂わんばかりに喜んだら組違いで10万円だったとか、ナンパに成功したら実は妻だったとか、そういう心境である。

 それでは、今日はクラブごとに振り返ってみよう。

 ドライバーは再び復調しつつある。左へ引っ掛けてのOBが1つ、やや当たり損ないや極端なスライスが5つあったが、後はまあまあ思いどおりのショットが打てた。左肩が上がらないように気をつけて振っただけで安定した。

 フェアウェイウッドはティーショットで使用したのを除き、フェアウェイから使ったのは1回だけで、大きくスライスしたものの芯は外さなかったということで(ライも悪かったんだよ!)△1つで50%。

 肝腎のアイアンであるが、谷越えのパー3でトップが1つあったきりで、ひどいミスショットは殆ど無かった。これは特記すべき事項である。左へ押し出してしまう分、右を向いて構えたのと、例の左肩の事を少し気にしながら(昨日の日記の解決方法6)打つ事で、ややぎこちなさは残るもののある程度の成果は出せたと思う。それに、また1つ大事な事を発見した。当たり前だが、フェアウェイからは頭の高さを変えないで打つようにしないと綺麗にボールに当たらない。基本中の基本だが、ついつい打ちに行って頭が下がるのが私の悪い癖なのだ。いつも妻に頭を下げているせいだろう。

 さて、寄せである。ショット自体はまずまず安定してきたと思うが、いかんせん距離感が悪い。7割方ショートするのだ。肩の痛みに加えて、月曜日に首を寝違えたのが治りきっていないせいもあるのだろうが、あと1m強く、あと1割強く打てる勇気が足りない。修行が必要である。

 最後にパッティングであるが、1m以下のパットを2つ外した。後半寒くなり、またちょっと○○○○○○をしたため集中力が途切れたせいもある。今の調子なら、あと2-3個はパット数を減らさなければいけないだろう。後半5番6番7番の連続3パット、3連続ダボが痛かった。7番なんて1mの上り真っ直ぐを外すんだもん。

 しかし、パー70の5600ヤード弱のコースなんだし、もう少し頑張りたいと思う冬の日であった。

  

2002/3/9(3857hit)  昨日のラウンドの反省の続き


 さて、誰も喜ばないし読みたくもない他人のラウンドの解説を今日も続ける事にしよう。内容的にはあと10ストローク縮められても不思議の無いラウンドだったと思うのに、ポカミスで相当損している。それを検証してみよう。

午前の2番(Par4)
 ドライバーはかいしんのいちげき(スライムに572ポイントのダメージをあたえた)。しかし風で戻され、残り60yd、きつい左足下がりからのSWの寄せが大ダフリ。グリーンエッジから3パットでボギー。SWの寄せの失敗と3パットで減点2

同8番(Par4)
 ドライバーは左の山へ一直線でOB。前進4打からのSWはわずかに当たりが薄くグリーンの右端に乗っただけ。ファーストパットを1.5mショートするが何とか入れてダボ。OBは仕方ないとしてもSWのミスで減点1

午後の5番(Par4)
 ドライバーはまずまずだったが左のフェアウェイバンカーへ。残り70ヤード、2打目をSWでクリーンに打とうとしたら砂を打って30ヤードしか飛ばず。3打目のバンカー越えのチップショット、上手く打てたがスピンが効かずグリーン奥にわずかにこぼれる(ボールが悪いのだ)。そこから3パット寄せの失敗と3パットで減点2

同6番(Par4)
 バンカーに入らないよう、7Wでのティーショット。珍しくフェアウェイセンターのベストポジションへ。第2打、3m近い砲台グリーンに向かってのピッチショットはやや強く、グリーン奥まで転がる(ボールが悪い)。沈んだ悪いライからSWで上手く脱出するも、下りのグリーンを転がり手前のエッジへ。そこからまた3パットで素ダボ。寄せの失敗と3パットで減点2

同7番(Par3)
 7アイアンのティーショットはまずまず、やや右へ流れて奥のラフへ。ティフトン芝に沈んだ難しいライから、LWを打ち込んで柔らかく寄せようと思ったらボールを直接打ってしまいサブグリーンまで転がってしまう。そこから上手くチップショットで90cmに付けたのに、上りのこの真っ直ぐを左へ引っ掛けて痛恨のダボ。寄せの失敗と3パットで減点2

同9番(Par5)
 1打目はまずまず。2打目、左足上がりの難しいライからの7Wは大きくスライスしてさようなら・・・と思ったら何とかぎりぎりセーフ。しかし、そこからの60ヤードの寄せで大ダフリ、20ヤードしか飛ばない。トホホ。緊張の糸が切れてそこからの寄せもショートしてエッジへ。エッジからのピッチショットもイマイチ。2mを2パット。トホホ。寄せの失敗で減点2


 と云うわけで、パットで4点の減点。ショットで7点の減点。合計11ストロークの無駄。無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァ!(訳がわからない人は少年ジャンプを読もう)

 また、上にも書いたが、今回はいつものRule35やProV1ではなく、キャロウェイのCB1というボールを使用した。と云うのも、梅コースはボールを失くしやすいのでロストを恐れてケチった(ちょっとだけ安いのだ)からだが、それが原因と思われる(スピンが思うようにかからない)ミスショットが2つあった。やはりボールを浮気するのは良くない。ボールのせいにするには10年早い、という声も聞こえてくるがいつもの空耳だろう。

 エッジまで10ヤードで逆目のラフ、エッジからピンまでは5ヤードでしかも下りのライン、などという場合、転がすのはやはり抵抗がある。ふわっと上げてぴたっと止めたいものである。こういう場合、冬の薄い芝からボールを上げるショットは至難の業だとは思うが、せめて3mぐらいには寄せたい。また、30ヤード前後のアプローチでライや状況が悪くても5mほどまで寄せる事ができれば悪くてもボギーで上がる事ができるようになるだろう。

 その為には、やっぱりスピンの効くボールが良いなあ、と思う冬の日であった(・・・この終わり方は昨日と同じだ、などと細かい事を気にする人は軍縮や世界平和などもっと広い目を世界に向けなさい)。

 

2002/3/10(3873hit)  ふわっと上げてぴたっと止まる


 派手なロブショットではなく、普通のピッチショット。やっとこのショットの難しさに気づいた編者である。プロのように落ちてからのランが計算できないと今回のラウンドのように上手く打てたのにミスショットという憂き目に会う。さらに、落とし所がシビアなショットでもあるため、最低でも5ヤード刻みの距離感が要求されるだろう。

 今にして思うのだが、ドライバーがそこそこ当たり、1ラウンドでOBを1-2個に押さえられれば100を切れるようになる。さらに、アプローチを1種類マスターすれば90を切れる。2種類マスターすれば85を切れる。そして、人から「パッティングが上手い」と言われるようになれば80を切れるだろう。私にとっては未知の領域であるが、全てのショットのレベルを上げていかなければそこから上は恐らく無理だろう。また、才能が大きく物を言い出す領域でもあると思う。

 私は、いま2種類目のアプローチをマスターしつつある所だ。ピッチエンドランはそこそこ打てるようになった。ランニングもコツはつかんだ(まだマスターはしていないが)。そして、今切実に思うのはピッチショットの重要性である。ダボを叩かないために、ミスショットのリカバリーのために、短いパー4でバーディを狙うために、ふわっと上がってぴたっと止まるふわぴたショットをマスターしたい。

 25-50ヤードで、5ヤード刻みの、そして高さが一定のアプローチの練習が必要だ。でも、また気が遠くなるほど時間がかかるんだろうなあ・・・

 

2002/3/11(3887hit)  パシッと打ってつつっと止まる


 昨日書いたふわぴたショットは、ライさえ良ければ60度のLWを使う事で比較的簡単に打つ事ができる・・・・と云うのは真っ赤な嘘である。そんなに簡単ではない(少なくとも私にとっては)。

 50ヤード以内なら体の動き(ずっと左足体重)と手首の動き(右手首の角度を変えない)を最小限にし、腕の振りだけで打てるが、右手が少しでもおかしな動きをすればダフったりトップしたりする。また、上手く当てることだけに集中すると、距離感が狂ったりスウィング途中で減速したりして思ったような高さが出ない。まあ、練習量が絶対的に不足しているのだから仕方ないと言えば仕方ないが、頭でわかっていても体が言う事を聞いてくれないというのはまさに隔靴掻痒な気分である。そうよぅ。

 50ヤード以上になると体重移動や多少の手首の動きが入って来るわけだが、そうなるとファインショット率は低下してしまう。こういうハーフショットも、やはり練習不足からだろう、なかなか思うようなショットが打てないことの方が多い。

 また、ふわぴたショットと同じような止まるアプローチとして、「バシッ」と低く打ち出して3バウンド目ぐらいで「つつっ」と止まるバシつつショットがあるが、これは私の十八番である・・・・と云うのは大きな誤解であった。一時は成功率50%などと豪語(豪語するほどの成功率ではない)していたが、今は5%ぐらいしか成功しない。これも力の入れ加減が難しく、ピンそばで上手く止めるのは偶然を期待しなければいけない。

 芝の上から練習したいものである。庭付きの一戸建てでも買うか。

 

2002/3/12(3911hit)  国民の義務


 何故だ。どうしてだ。私が一体何をしたと言うのだ。誰か説明しろ。どういう理由で、○十万円も銀行からお金が無くなっているのだ。○十万円あったら、○十回ラウンドできるぞ。十○年分のクラブ会費に当てられるぞ。ドライバーとアイアンとパターを○セット買い換える事ができるぞ。そんな大金が、どうして無くなっているのだ。

 お前には何もしてもらってないぞ。何も受け取ってないぞ。良い目に遭ったこともないぞ。それなのに、どうしてそんな大金を取られるのだ。回りまわって銀行の不良債権処理や宗男ハウスやごく一部の特権階級にばら撒かれるであろう、俺の大事な金を返せ。納得いくように使われるならまだしも、蛭のように政治家に集るゼネコンや大手企業の儲けの手段として使われる、熊が通る道を作る地元の建設業者のいやらしい「いっひっひ笑い」の元になる俺のなけなしの金を返せ

 以上、毎年3月に国という大ド○ボウにゼイ○ンを取られる悲痛な納税者の叫びである。(こんな日記を書いていたら、またTさんに叱られそうであるが、あんまり腹が立ったのでつい本音を書いてしまったのである)

 

2002/3/13(3931hit)  素振り再考


 ここ数日忙しくて、練習に行けない。忙しいのは結構な事だが、欲求不満は募るばかりである。であるから、ネタに困り、昨日のような構想10秒の日記が書かれる羽目に陥る。しかし、自分で言うのもなんだが、昨日の日記は我ながら最強にトホっていると思う(歩いている、と云う意味ではない。念の為)。トホり切っていると言っても良いだろう。

 と云うわけで練習に行けないのでせめて素振りでもと思い夜中にスウィングプロを引きずり出して振っていると、グリップによってフィニッシュの据わりが違う事に気づいた。何と基本中の基本であるグリップに致命的な欠陥が?

 今までは結構強いフックグリップだったのだが、スクウェア気味の方がフィニッシュまで安定してスウィングできるのだ。もっと詳しく書けば、フックグリップだとインパクト後に「コキッ」と返る感じがあり、やや意識的に返さないと上手くフィニッシュが収まらない感じなのだが、スクウェア気味の方が右手が綺麗にスムースに返るのだ。スウィングプレーンもその方が綺麗な気もする。しかし、実戦ではフックグリップの方が安定しているのだから始末が悪い。

 もともと、右手を浅く握ってしまう癖があるので、これを矯正すれば良いだけかもしれないが良くわからない。やはり自己流では限界があるのか?プロにレッスンを受けるべきなのか?プロに教わるのなら、半年やそこらは地道に努力せねばなるまい。スコアも一時的に悪くなるだろう。どうするべきか?

 うーん、もう少し悩んでから結論を出してみよう。

 

2002/3/14(3958hit)  壊れていくわたくし


 精神の方ではない(念のため)。肉体の方であるが、来年大台(100歳ではない。念のため)に乗ってしまうぐらいの齢を重ねてきた私のそれは、最近どんどん壊れてきたような気がする。

 電気製品でも車でも、使わなければ錆び付き、動きが悪くなってくるものであるが体も全く同じである。私は普段の仕事で体を全く使わない。椅子に座っている時間が殆どである。1日中外に出ないこともある。日の光を全く浴びないこともある。寝たきりの事もある。何をしたのか覚えていない日さえある。ここ数年、走ったこともない。スキップしたこともない。歩いたのもいつか記憶に無いぐらいだ。呼吸することも忘れていて、死にかけたことも何度もある。

 仕事における消費カロリーは、恐らく45kcalぐらいだろう。そう、アームチェア・ディテクティヴの如く、灰色の脳細胞を駆使して毎日の糊口をしのぐ、お気楽な商売なのだ。そして、体を動かすと言えば週1回のラウンドと週2回程度の練習のみで、通算でも週6時間ぐらいか。そりゃあ、錆び付いても仕方ないだろう。

 で、どこが悪いかと云うと、まず何度も言っているが右肩である。練習をここのところセーブしているので痛みはだいぶ和らいだが、それでも思うようなフォローを取れない。痛みを恐れて小さなスウィングになっているため、最近飛距離も落ち気味である。また、それにつられるかのようにもおかしくなってきている。くしゃみでむち打ち症になったりするし、定期的に寝違える。寝違えたら5日間は痛くて首が回らない。枕が合わないのかと思い、最近「通販生活」で「メディカル枕」なるものを購入したぐらいである(使い出して4日目であるが、今のところは寝違えていない)。

 さらには、腰痛も併発しつつある。これは今のところそれほどの痛みはないが、不気味な鈍痛を発している。あたかも、熟しきった鳳仙花の種袋の如く一発触発のような気もするので気を抜けない。

 また、去年の12月18日におかしくした左足首は今までの4分の3ぐらいしか曲がらないままである。ほんの数日動かさないようにしていただけなのに、である。自分の肉体の怠慢さに呆れてしまう。ひょっとして、もし体力テストなどを行ったら「140歳代の肉体」とかの結果になってしまうかもしれない。あるいは、「2歳児程度の肉体」かもしれない。

 そのほか、両手親指の付け根の腱鞘炎もたまに痛むし、花粉症だし、過敏性大腸炎ですぐ下痢するし、古傷のある左目は不用意にこすったら目を開けていられない位痛い事があるし・・・生きているのが不思議である。ひょっとして、もう死んでいるのかもしれない。

 それでも日記を更新できるのは、ひとえに気力の賜物であろう。

2002/3/15(3980hit)  花粉症


 私の花粉症との付き合いは長い。19歳のときからだから、人生の半分以上を花粉症で過ごしてきた計算になる。従って、花粉症でない状態よりも花粉症の状態の方が私らしいといえるかもしれない。即ち、鼻水を垂れ流し、1日100回洟をかみ、200回くしゃみをし、300回洟をすすり、400回目をこすり、500回「えーい鬱陶しいこんちくしょう」と叫ぶのが本来の私であるといえる。ちょっと悲しい。しかしそれで慣れているかといえばもちろんそうではなく、鬱陶しい事には代わりがない。

 そんなに鬱陶しいのだったら医者へ行けばよさそうなものだが、命に関わること(とゴルフに関わること)以外では医者には極力行きたくない。もちろん、注射が嫌いだからである。世の中には注射を打つ事を無上の楽しみにしている(としか思えない)サディストお医者がいて、患者が泣き叫んだり痛そうな顔をするのを涎をたらしそうな顔で見ているのだ。そんな医者は見たことがないとお思いだろうが、私も見たことがない。しかしそうに決まっているのだ。

 民間療法と言われる「何とか茶」も試した事があるが、別の病気になりそうなくらい不味かったので長続きしなかった。そうこうしているうちに症状がやや治まってきたので、そのまま放置していた。しかし、ゴルフ場では花粉、特にスギ花粉からは逃げられない。くしゃみ100連発、鼻水100リットル、涙100ガロンである。

 くしゃみでアドレスできない、洟が気になっての打ち急ぎ、目がしょぼしょぼしての空振りなどは可愛い方で、ある時などは洟をかんだティッシュを谷越えのホールの谷に投げ込んでいたら谷がティッシュで埋まってしまい、コース管理の人に怒られたり、鼻から垂れた鼻水の勢いでティーアップしたボールがティーグラウンドの外まで流されていったり、くしゃみの勢いでボールがぶっ飛び、同伴競技者の頭を直撃し、救急車を呼んだこともあった。さらに不運な事に、その同伴競技者は妻ではなかった。

 このように、この季節はゴルフどころでは無いのだが、それでもコースへ行ってしまう私はやはり筋金入りのトホホゴルファーである(またこのオチを使ってしまったが、思考力の低下も花粉症の為である)。

 

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