日記9

2002年2月1日〜2月15日

2002/2/1(2907hit)  明日があるさ

きさいちCC・梅梅
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 72
score 5 4 5 6 6 8 4 5 6 49 4 5 5 7 4 6 3 6 11 51 100
putt 3 2 3 2 2 3 2 2 2 21 2 2 3 3 2 3 2 3 4 24 45
項目 今回 今年
Scoring Average
(アベレージスコア)
6ボギー
6ダボ
1カメムシ
1更迭
100 90.0
パーセーブ率 22.2% 34.7%
ボギーセーブ率 55.6% 70.8%
Greens in Regulation Pct.
(パーオン率)
27.8% 36.1%
ボギーオン率 83.3% 84.7%
Driving Accuracy Percentage
(フェアウエイキープ率)
50.0% 55.3%
Driving Distance
( ドライバー平均飛距離)
197.9yard 202.0yard
Scrambling
(アプローチリカバリー率
0%(0/7) 18.8%
Putting Average
(平均パット数)
2.500 2.153
ファインショット率(ドライバー) 58.3% 67.6%
ファインショット率(フェアウェイウッド) - 50.0%
ファインショット率(アイアン) 68.4% 68.2%
ファインショット率(アプローチ) 57.1% 60.7%


 ♪あしーたがある、あしーたがある、あしーたがあーるーさー

 ♪いつーものコース きさいちの
 ♪きょうーも 梅梅 飽きてきた
 ♪それーでもいいさ それーでもいいさ
 ♪ごるふできれば しあわせさ

 ♪あしーたがある、あしーたがある、あしーたがあーるーさー
 
 ♪ろくーばん ぱーフォー 苦手なホール
 ♪いちーだめ てんぷら にだめでバンカー
 ♪寄せーはダフり つぎーはートップ
 ♪きがーつけば ダブルパーアー

 ♪あしーたがある、あしーたがある、あしーたがあーるーさー
 
 ♪さいーしゅう ロングの てぃーしょーっと
 ♪りきーんで おーびー さよならさ
 ♪あいーあんはちょろ 寄せーはトップ
 ♪さいーごーは ふぉーぱーっとーーー

 ♪あしーたがある、あしーたがある、あしーたがあーるーさー

 ♪らうんど おわーって かんがえた
 ♪どーおーして おーれーは へたくそなんだろう
 ♪パーアーットーがダメ 寄せーもどへた
 ♪こたーえーは でてるけど

 ♪あしーたがある、あしーたがある、あしーたがあーるーさー

 しかし・・・・

 本当に明日はあるのか?(涙)

 2002/2/2(2944hit)  得心


 我ながら自分の下手さ加減に呆れ気味の編者である。冷静になって考えてみると、次の事が言えると思う。

 1、今のパター(オデッセイホワイトホット#5)が自分に合っていない(こんなパター、売り飛ばしてやる!

 2、ごるふでスコアをまとめるためには「寄せとパット」が最重要である(当たり前である)

 3、自分には、ゴルフの才能がない(前々からわかっている事である)

 4、ゴルフが嫌いになりつつある(嘘である)

 5、日常生活が、寄せとパットの距離感を狂わせている(これは、つい最近、毎度おなじみゴルフ「80を切る!」日記の高野さんが紹介されている本を読み、愕然としてしまった事項である。詳しくは高野さんのページをご覧になって欲しい。あなたも、きっと愕然とするだろう。極めて由々しき問題だ。同時に、致命的な欠陥が無いとわかり、ホッとしたというのも正直なところである)。

 6、寒いのは嫌いだ(もちろん言い訳ではない。単なる事実である)
 
 7、上手い人と回ると肩に力が入る(これも無論言い訳のつもりで書いているのではない)

 8、明日は、たぶん、15年後ぐらいにあると思う(意味がわからない人は昨日の日記を読むように)

 9、肩と首の痛みで練習できないと思っていたら、腰まで痛くなってきた(来週のラウンドの成績が悪かった時の予防線を張っているわけではない)

 10、「ドナドナ」が私の心を優しく癒す(どなどなどーなーどーなー♪)

2002/2/3(2972hit)  「ヨクー」の天晴と高反発系パター


 「困った時の箇条書き」テクニックを昨日は披露させていただいた。他に、「幼稚園児書き」「詩ごまかしパターン」「タグ過剰目くらまし筆記法」「論理のすり替えテクニック」「他人に成り済まし文章」など、まだまだこちらには多くの戦法(誰と戦っているのか?)が残されている。従って、将来ユーモアエッセイストになりたい人は、私の日記をよく読んでおけばきっとその夢は夢で終わるだろう。

 今日は、「自動書記式無責任成り行き筆記法」である。我ながら駄作であると断言できるが、自動書記だから頭が悪いのではなく、お筆先か指が悪いのだ。批判のメールは受け付けないからそのつもりで(筆や指宛のメールは受け付ける)。

 さて、USPGAツアーのフェニックスオープンで、「ヨクー」こと横尾要プロが2位タイに食い込んだ。すばらしい健闘である。横尾プロは男前、美人の妻、ゴルフが上手い、と3拍子揃っているにも関らず、あえていばらの道であるUSPGAへ飛び込み、実力でツアーカードを取得した。そして3戦目にしていきなりこの結果である。ツキもあったのだろうが、最終日の64はすごい爆発力である。今年は、丸山茂樹プロ、田中秀道プロらと共に大暴れしていただきたい。

 振り返って、ブ男、恐い妻、ゴルフは上手くない、と3拍子揃っているどころか貧乏、背が低い、性格が悪い、根性が無い、性根が腐っている、○○○が○○い、△△が△△△い、□□□が□□□であるなど、最低でも10拍子は下らないといわれる私である。それにしてもパットとアプローチの距離感が出せないのは本当に困った問題である。ショックで昨日は8時間しか寝られなかったぐらいだ(昼寝を除く)。

 そういえば、昔からキャッチボールをしていてもワンバウンドすれすれの球を放っていたような気もするし、ゴミ箱に紙くずを投げる時も殆ど手前に落ちていたような気もする。それどころか、ボーリングでもピンの手前でボールが止まったりしていた記憶もある(3歳ぐらいのときだが)。

 ショートする星の下に生まれ、ショートするように育ってきたのだ。うまく行かなくて当たり前である。生活に致命的な欠陥があったのだ。何てこった。今、自分でそう書いて、新たにショックを受けた。トランポリン効果のあるパター、どこかに売っていないだろうか?それとも、ERC2のヘッドにパターのシャフトをくっつけるとか、ゴム製のヘッドのパターを使うとか、そういう方向で考えた方がいいのかもしれない。

 距離感を取るか、生活を替えるか。由々しき問題である。

 

2002/2/4(2990hit)  苦しい時もつらい時も練習


 重い気分を重い足で引きずりながら、今日も練習に行ってきた。入念なストレッチをするが、やはり体が固い。歳のせいかもしれないし、寒さのせいかもしれないが、誰かが「気持ちの問題だ」と耳元で囁きかける。いかん。空耳まで聞こえるようになってきた。と思ったら、隣打席の妻が囁いていたのだった。

 いつものLWを持たず、SWで15ヤードと30ヤードと50ヤードを重点的に練習する。しかし、魂がボールに乗らない。死んだような球ばかりである。「コーン」と小気味良い音を立てて地を這うようなトップが出る。それは魂が乗りすぎである。40球ほど打って、ようやく納得の行く球が出始める。って、遅すぎやん。

 PWと8アイアンを打ち込む。殆ど、ひょろひょろのこすり球である。前へ行くより、横右へそれる力のほうが強い。まるで私の人生そのものである。

 悲しくなって、ドライバーを振り回す事にする。・・・ああ、そんな事をしたら、スウィングが崩れちゃうよ。今までの苦労はどうなるの?今までの悟りは嘘だったの?200ヤードしか飛ばさないつもりはどうなったの?と妻の囁きが聞こえる、と思ったら今度は正真正銘の空耳だった。しかしこの鬱屈した気分を吹き飛ばすため、少しロングドライブでスカッとしたい。今だけは、目をつぶろう。

 帰りの車の中では、耳に残る「ペコッ」とか「ボクッ」とか云うドライバーのへっぽこインパクトの音を反芻しながら涙を必死に妻に隠す私がいた・・・

 

2002/2/5(3017hit)  3000HITありがとうございます


 確定申告とクラッシュ・バンディクー4に日々忙しい編者である。最近では、息子(小学2年生)の方がゲームが上手くなってきて、父親の威厳が保てなくなりつつある。しかし、遊戯王カードの勝負ではまだまだ負けない。ケンカでも多分勝てるだろう。ゴルフはまだまだ楽勝である(まだ正式に教えていないからである)。

 さて、現在の不調については、あまり多くを語りたくない。というか、すでに多くを語ってきた。というか、もう語るべき事をなくしている。というか、でももう少し語らせて欲しい。というか、聞いてね。

 今日仕事中、従業員の奇異な目も気にせずシャドースウィングをしていると、去年の夏ごろと比べてトップ位置がだいぶ下がってきている事に気づいた。肩が回り切っていないのだ(痛みで回らない)。それなのに無理をして肩を回そうとするものだから、トップ位置が微妙に狂い、左腕が曲がったりバランスが崩れたりして、それが不調の原因になっているのかもしれない。行くべき場所は練習場ではなく鍼灸院かもしれない。

 パットも、練習しだしてからおかしくなってきた気もするが、考えすぎるのが一番良くないのかもしれない。去年、32パットや30パットで回っていた頃は、まったく何も考えていなかった。今更、生活を変えたり性格を変えたりするのはやはり不可能であろう。真っ直ぐ、強めにストロークする事だけを考えて練習するようにしよう。

 

2002/2/6(3037hit)  ゴルファーのおかしな見栄


 遠くへ飛ばしたい。人より1ヤードでも前へボールを打ちたい。多くのゴルファーが望む所であろう。飛ばすために、あるゴルファーはドライバーを毎年買い替え、またあるゴルファーは齢40にして筋力トレーニングを始め、またあるゴルファーはマン振りする。これは、ゴルファーの(特に男性の)本能と言っても過言ではない。しかし、いくらドライバーショットを飛ばしても、飛形点(?)が与えられるわけでもないし、300ヤードドライブで1アンダーになるわけでもない。

 これは、「ごるふは成績のみにあらず」という事を如実に物語っている。つまり、飛ばすこともごるふの楽しみの一つである、と云う事ができるだろう。しかし、上級者で、ロングドライブを武器にする人はいてもそれ自体を自慢する人は少ない(いない、とは書かない)。少し上手くなってくると、飛ばす爽快感よりも「さらに楽しい何か」がごるふには存在する、という事が判ってくるからだろう。

 逆に言えば、私のようにいつまでも飛ばすことに拘っている(実はそうなのだ。だからドライバーでチョロをするのだ!)ゴルファーは、まだゴルフの奥深い楽しみがわかっていないと云えるのではないだろうか。

 パー3のホールでアイアンの番手を気にする人もそうだし、最高飛距離やドラコンの数を自慢する人も然り。さらに、クラブを自慢するのも、一流コースの会員権を持っている事を自慢するのも、「その人のごるふ」がそこまでの高みに達成していないという事でもあるし、自分のごるふに自信が無いからそういう部分で見栄を張るのだと言えなくもない。

 自慢はほどほどに(って、お前が一番気をつけろよ>俺)。

 

2002/2/7(3055hit)  ゴルファーの情けない自慢


 ゴルファーの見栄について昨日書いたわけだが、もちろん飛距離にこだわったりファッションやクラブにこだわること自体が悪いわけではない。悪いのは、それを最も大事なことかの如く誤解し、自慢をすることなのである。

 自慢で思い出したが、某週間誌に著名な財界人や各業界のトップの人間が、自分のごるふや釣りについての小文を寄せるページがある。このゴルフの欄が、毎回判で押したように鼻持ちならない自慢である(もともとそういう意図で作られたページだと思うが)。しかも、「表向きははあくまで謙遜しつつ、でも実は完全な自慢」という嫌らしさ極まりない文章ばかりなのである。

 曰く、「歳の割には飛ぶ方で、320ヤードのミドルをワンオンしたこともある」だとか、「病気で2年ブランクがあったので心配だったが回ってみれば42・39の81だった」とか、「もうすぐ70歳だが、このままシングルハンデを維持したいものだ」等々・・・・・もう、こちらが恥ずかしくなるようなストレートな自慢のオンパレードである。

 極めつけはごく最近掲載された医者の某氏の小文で、名人芸と呼べるほど見事な自慢である。まず、


 出だしの1行目から「ハンディ5を維持するために」うんぬんである。今だかつて、1行目からこれほどインパクトのある自慢は記憶に無い。


 さらに、たかが原稿用紙1枚半の文章の中に「ハンディ5」という単語が3回も出てくる。加えて、「左肘を痛めたこともあって、・・・友人たちと楽しむゴルフになりつつある(原文のまま)」にも関わらず、「去年のスコアを見てみると、ハーフ30台が何回、ベストスコアがいくつ」と続く。本気でしなくても十分上手いのだと云う事を仰りたいのだ。最後には、「若い医者たちが30人がかりで挑戦してきた(コンペ)が、「結果は・・・・・2ストロークの差をつけて私が勝った(原文のまま)」だそうである。

 ここまでいくといっそすがすがしいとも云える。あるいは、ギャグかパロディの世界でもある。しかし、さすがは立派な肩書きを持つ先生、自制心や照れ、羞恥心を微塵も感じさせないのは見事である。全文掲載できないのが本当に残念だ。

 何だか負け犬の遠吠えというか、劣等感の塊みたいに読めなくもないが、まあいい(否定はしないが、全面的に肯定もしたくない)。自戒も込めて、再び念を押す次第である。

 自慢は、やはり醜い(というより、悲しい)。

 

2002/2/8(3083hit)  ごるふの神様は見ていた?

きさいちCC・梅梅
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 72
score 6 4 4 6 5 5 5 5 5 45 6 5 4 5 6 4 10 5 6 51 96
putt 3 2 2 1 3 2 3 3 2 21 3 3 2 2 4 2 1 2 1 20 41
項目 今回 今年
Scoring Average
(アベレージスコア)
9ボギー
4ダボ
1鈴木宗男
96 91.2
パーセーブ率 22.2% 32.2%
ボギーセーブ率 72.2% 71.1%
Greens in Regulation Pct.
(パーオン率)
44.4% 37.8%
ボギーオン率 83.3% 84.4%
Driving Accuracy Percentage
(フェアウエイキープ率)
78.6% 60.0%
Driving Distance
( ドライバー平均飛距離)
224.3yard 206.4yard
Scrambling
(アプローチリカバリー率
0%(0/11) 14.0%
Putting Average
(平均パット数)
2.278
(41) 
2.178
(39.2)
ファインショット率(ドライバー) 85.7% 71.5%
ファインショット率(フェアウェイウッド) 100% 66.7%
ファインショット率(アイアン) 50.0% 64.6%
ファインショット率(アプローチ) 58.3% 60.2%


 昨日の日記を書き終えてから、やはり少々後ろめたい感があった。どう読んでも悪口である。人は人、自分は自分であるし、やはり品性が良くない。これからは、他人の批判は極力避けるようにしよう(って、書いて公開してから反省しても遅いって)。

 と、自慢や弁解は醜いという論旨の流れなのだが、ここは個人的な日記であり、あまりにも自慢と弁解を排除してしまえばただの事実の羅列になり、面白くも何ともない(と思うが如何だろうか?)。多少の自慢と弁解は許していただきたい。

 というわけで、昨日のラウンドであるが、残念ながら自慢できるような事は殆ど無かった。今日は弁解のオンパレードである。昨日あんな日記を書いた私をごるふの神様が戒めたのだろう。

 とにかくパットがボロボロ。

 3パットが6回、4パットが1回の41パットである。パターン的には、

 (1)ピンまで10ヤード前後に2オン→3メートルショート→外してボギー(3ホール)

 (2)3打目のアプローチがワンピンにオン→外してボギー(4ホール)

 (3)3打目のアプローチをミスして5-8ヤード残す→2メートルショート→外してダボ(3ホール)


 という3パターンでスコアを崩している。アプローチとパットのショート(しかも生半可なショートではない)が全ての元凶である証拠に、フェアウェイキープ率、パーオン率、ボギーオン率はまずまずなのだ。午後の7番ホールの3連続OBが無くて、パットがそこそこ決まっていたら80前半のスコアが出ても不思議ではない内容なのだ。

 ああそれなのにそれなのに。パットで全て台無しである。昨日は、途中からグリーンに上がるのが怖くなってしまった。こうなると、まさに悪循環である。消極的な気持ちが消極的なストロークを呼び、迷いのままパットし、ホールまで6-7割の距離で止まってしまう。張本勲氏が安打製造機なら、私は3パット製造機である、と自信を持って云える位の高率である。ショートするのが判りきっているのだからと強めに打てば(2回トライした)、今度は馬鹿ほどオーバーするのだ(2回ともそういう結果だった)

 3パットは本当にがっくりするし、気持ちがしぼんでしまう。また、自分に対するやり場の無い怒りが煮えたぎる溶岩流のようにあふれてくる。同伴競技者(特に妻)の手前、できるだけ不機嫌にならぬように注意したが、気持ちがどんどんささくれていくのを抑えるのが精一杯であった。

 しかし、何度も書くが、深悩みは逆効果であることは判っている。もうしばらくしたら、今悩んでいる事が嘘のように調子が良くなるに違いない。きっとそうだ。

 どうしてそんな事が言えるか、だって?

 根拠はない。カンである。悪いか。(;_;)

 

2002/2/9(3116hit)  ソルトレーク・オリンピック開幕


 ソルトレークオリンピックが開幕した。テロの標的にならず、無事終わる事を期待したい。

 しかし、毎度の事だがマスコミの過剰な報道は何とかならないものか。「誰それは金メダル確実、彼は金メダルを狙える」から始まり、メダル獲得の予想や「頑張ってください」のオンパレード。選手たちは、お前らに言われんでも頑張るわい!と思っていることであろう。

 まるで富国強兵・討ちてし止まんの世界である。「がんばれ、ニッポン」のキャンペーンなど、その際たるもので、日本選手を応援しよう!の押し付けがましい連呼。お前に言われんでも応援するわい!

 人に感動を無理強いしてはいけない。それは、自分で作リ、自分で感じるものである。感動は、作為的に演出されるものではない。ただ、自ら生まれるものである。それを、何を勘違いしたのか国民総出で持ち上げるだけ持ち上げておいて、メダルが取れなかったら「あーあ」と深いため息をつき、手のひらを返したように罵詈雑言の嵐である。

 これは、莫大な費用をかけないと(つまり仕事は二の次にして、人生の全てをスポーツに捧げないと)トップ選手としての地位を保てない、という「スポーツ(あるいは結果)至上主義」の悪しき副作用であると考える。即ち、アマチュアとしての誇りを無くしてしまった選手の、またそれを許す社会の、そして高校野球に代表される「歪んだ人生観の押し付け」と「軍隊式根性主義」が病根となり、その結果盲目的熱狂応援という症状を呈しているのだろう。

 プロスポーツであるゴルフに当てはめてみるのは・・・明日の心だァ!(小沢昭一さん、まだまだ健在ですね)

 

2002/2/10(3130hit)  結果至上主義とゴルフ報道


 無責任に結果のみを要求し、感動を無理強いする日本人とそのマスコミ。ごるふの世界ではどうだろう?

 国内に目を向ければ、勝てば官軍と、マナーも品性も3流のプロを崇め奉る。勝負に勝てばそれ以外の事はすべて目をつぶる。その図式は軍隊と完全に同じである。そう、某大学有名ゴルフ部が、そして多くの運動部の非人間的根性教育がその下地を作っているのだ。上官には逆らえない。お上の言う事は絶対である、という二等兵の、そして江戸時代の水呑百姓そのままの国民性

 丸山が優勝して、横尾が二位になって初めて、やっとマスコミがこぞって書き出す。片山や伊沢が4位に入って、感動を求める魑魅魍魎がアリのように集りだす。感動をくれ。感動させろ!と口々に叫びながら。この自分勝手で自己中心的な報道は何なんだ。今までのスペースを埋めるための記事にしか過ぎない扱いの、試合結果の報道は一体何だったんだ。

 「あの、丸ちゃんがついにやってくれました!」って、いつもサッカーばかり報道してるお前らごときに言われたくない。公器をうたいながら高校野球に血道をあげ、差別体質丸出しの尻尾を出しているお前らごときに、アメリカで孤軍奮闘する丸山、横尾、田中を偉そうに報道する資格はない。

 反省せよ。マスコミ、国民、3流プロよ。今どきの、自分勝手に生きている若い者の方がまだ可愛げがあるぞ。

(と思わず過激なアジテーションになってしまったが、あまり深い意味はない。また特定の団体、個人への攻撃ではない事を付け加えておく。・・・・って、パットと同じで最後には腰が引けてしまう編者であった。)

  

2002/2/11(3154hit)  オリンピック観戦


 何やかんや言ってはいるものの、観戦、応援自体は大好きなのであるから、連日深夜までテレビを見ている編者である。早速モーグルでは里谷多恵、上村愛子両選手がそれぞれ銅メダル、6位入賞を果たした。心から拍手を送りたい。大舞台で実力を発揮できるというのは本当にうらやましいし、すばらしい精神力と努力の賜物であると思う。爪のあかを分けて欲しいぐらいだ。

 しかし、私の一番の楽しみは何と言ってもジャンプである。ノーマルヒルは残念だったがラージヒルでは再びその勇姿を見せて欲しい。あの、4年前の感動がまだ覚めないと言っても過言ではない。原田のコメント、船木の美しいジャンプ、放映されるたびに感動の涙を流した。今でも見せられると涙が頬を伝う編者である。というか、あのシーンを見て泣けない人間とは友達になりたくない、と心から思うぐらいである。

 今年はレギュレーションが変わり、大柄な欧米選手が絶対有利になってしまった(F1にしても一昔前のホンダの快進撃で自分たちの有利なように規定を変えたりしたし、ヨーロッパ人というのはそういう事を平気でしてくる。騎士道が聞いて呆れる。)事もあるし、日本ジャンプ陣も一時の神がかり的な強さは無いと思う。しかし、良いジャンプが見れれば、それで良いのだ。ベストを尽くして、また4人で抱き合えるようなジャンプを楽しみにしている。

 あ、今日はごるふの話はなしね。

2002/2/12(3191hit)  最近、どう?


 と聞かれても、あまりに情けない最近のラウンドでのパッティングがトラウマになり、なかなか練習に足を運べないと答えざるを得ない。さらに、毎日続けていた夜中のパッティング練習も、何となく止めてしまった。我ながらこんなに期待通り(悪い予感は期待と呼ばない)の行動を取っているようではコンサバ中年と呼ばれても仕方が無いだろうと思う。もっと過激に生きたいものだ。革命だ!革命だ!(と掛け声ばかりだと某国の総理大臣みたいだが)

 まあ、「肩を休める」という大義名分もあるし(T-シャツを脱ぐ時、両手をクロスさせて裾を持ち、そのまま両手を引き上げて脱ぐ動作をしますよね。その動作が、肩の後側が痛くて出来ないのだ。ひょっとして、四十肩?)、やっぱり寒いし、お昼は何となく忙しい。連夜のオリンピック観戦で寝不足でもある。明日もお昼は忙しい。そんなこんなで、今週は練習に行けなかった。1週間、丸々練習に行かなかったのは久しぶりだ。

 明後日のラウンドにて吉と出るか凶と出るか。もし、吉と出たら休んで肩を治そう。凶と出たら・・・特訓だ!

2002/2/13(3224hit)  特訓その一


 もし、今の状態で特訓をするとしたら何をするかであるが・・・実は高野さんに秘密裏に教えてもらったのだ。もう、高野さんには足を向けて寝られない。というか、もともと家族3人北枕で寝てます、はい。

 まず、トップの位置と形を確立する練習だ。ある程度スウィングが固まってくると、スウィングの要はトップ位置にあると実感するようになってくる。だから、この時期に達したアマチュアをトップアマと呼ぶ(というのはもちろん嘘である)。

 いつも同じ場所にクラブ及びグリップを上げる事ができれば、スウィング軌道は安定するし、またそこからの切り返しのタイミングがいつも同じであればフェースはスクウェアに返ってくる。しかし、これは言うは易く行うは難しい。基本的には記憶力の悪い筋肉に覚えこませるしかないからだ。

 1日中球を打つ時間も財力も体力も才能もない、さらに物覚えの悪い筋肉を持つ私には、愚直にそれを実行するわけには行かない。そこで、これを効率よく身に付けるドリルが必要になってくる。そこで、困った時のゴルフ「80を切る!」日記(高野さんのHP)である。何度も言うが、まだ読まれた事がない方はぜひアクセスして欲しい。

 特に、ここここここ、さらに、ここ、極め付けがここの考え方である。ここで紹介するには私の筆力はあまりに貧弱なので、私の悩みが少しでもわかる方(トップ位置が気になる、切り返しのタイミングが掴めない、好不調の波が激しい、妻が怖いなど)は是非これら高野さんのページにアクセスして欲しい。

 ここのTipsを読んでうまくいくようなら高野さんと私のおかげだし、うまく行かないのならあなたの努力が足りないと思ってもらって差し障りない。

 

2002/2/14(3241hit)  特訓その二


 世間はバレンタインデーである。妻帯者の私としては、義理チョコを頂けるだけでも有り難いと思わねばならない。と思っていたら、従業員の若い女の子2人が心のこもった義理チョコをくれた。心と言っても、恨む心蔑む心かもしれないが、こればかりは聞いてみるわけにもいかない(聞いてその通りだったら怖いではないか)。もちろん、妻も心のこもった本命チョコをくれた。こちらの心は聞かなくても大体わかっている(コンビニの心だ)。

 さて、昨日に引き続き、特訓の話である。いくら方法がわかっていて、その通りしているつもりでもできていないのがアマチュアの常。という事で、上手くトップ位置へきているかどうかを確認するのがビデオである。と偉そうに書いてはいるが、これも高野さんのアドヴァイスである。これだけお世話になっている高野さんにも、感謝の心を込めたチョコを送らなければいけない。

 練習場でビデオ撮影するのはちょっと勇気がいるが、冬の平日だとそんなに人もいないし、ごるふの事柄は恥や外見の何にも優先する事項である。私的には超オッケーなのだ。

 そうそう、今度のラウンドにも一度持っていこう。

 

2002/2/15(3264hit)  ア、アプローチが・・・

きさいちCC・竹松
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 4 4 6 5 5 4 7 6 45 6 4 4 6 4 3 4 6 5 42 87
putt 2 3 2 1 2 3 1 3 2 19 3 2 2 2 2 2 1 2 1 17 36

項目 今回 今年
Scoring Average
(アベレージスコア)
7ボギー
4ダボ
87 90.5
パーセーブ率 38.9% 33.3%
ボギーセーブ率 77.8% 72.2%
Greens in Regulation Pct.
(パーオン率)
33.3% 37.0%
ボギーオン率 83.3% 84.3%
Driving Accuracy Percentage
(フェアウエイキープ率)
71.4% 61.9%
Driving Distance
( ドライバー平均飛距離)
213.6yard 207.6yard
Scrambling
(アプローチリカバリー率
18.2%(2/11) 14.8%
Putting Average
(平均パット数)
2.00
(36) 
2.148
(38.7)
ファインショット率(ドライバー) 70.0% 71.3%
ファインショット率(フェアウェイウッド) 37.5% 57.7%
ファインショット率(アイアン) 66.7% 65.0%
ファインショット率(アプローチ) 32.1% 56.4%


 久しぶりの松竹である。朝から張り切って、ストレッチも念入りにスタートしたのだが・・・

 アプローチがボロボロ。
 
 こんなにひどいのは久しぶり。1週間練習しなかったツケがそこに来たか、という感じであった。幸い、アイアンはそう悪くなかったのでパーはある程度拾えたが、微妙なフィーリングを要求されるアプローチは、最後まで感触が戻らず、ずるずると最後までいってしまった。

 それも、グリーンエッジまで来てから3打も4打も費やすという、最低最悪のパターンが18ホール中11ホール。殆どがボールの手前3cmをダフってのショートで、情けない事極まりなし!

 本気で(冬の枯れた芝の上からの)ランニングアプローチを会得せねばいけない時期がやってきたようだ(と今まで何回書いた事か。でも今度は本当に本気だ)。ロブウエッジを封印する、と言いながら7回も使っているし、そのうち2回がダフリ。でもサンドウエッジも6回使って3回がダフリ。ちょっと、技術以前の問題のような気もするぞ。

 また、あそこへお邪魔してチップショットのコツを学んでこよう。

 成績の割には、胸にどす黒いものがたまった1日だった。

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