日記101

2005年12月2日〜14日

上から下に読んで下さい


去年までの日記

今年(2005年)の日記
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12月前半  

  2005/12/2 (386400hit) 期待以上の活躍

 今日は昨日の結果をアップする予定だったのだが、ホームページ・ビルダーをバージョンアップしたところ、サイトのデータから転送の設定からすべて手作業で移行しなければいけない羽目に陥り(何なんだこれは!ええ加減にせえよ)、大変な目に遭ってしまったのであった。

 やっと何とか文章を書けるまで環境が回復したが、とてもじゃないけど今からまともなラウンドリポートを書ける状況じゃあございません。というわけで、皆様ごめんなさい。今日はお茶濁しバージョンでございます。

 アメリカLPGAツアーの最終予選は2日目を終えて藍ちゃんが単独首位。かつて、これほどファンの期待通り・・・いや期待以上の活躍をしてくれるプロゴルファーがいたであろうか?いやいない。

 同じように期待以上の活躍をしてくれた日本人アスリートとしては野茂やイチロー、そして松井などの名前を挙げられるが、ゴルフ界においてはこれだけずば抜けた活躍(といってもまだ最終予選の途中の段階だが)をしてくれたのは樋口久子、青木功以来と言って良いだろう。

 もちろんマルちゃんもPGAツアー3勝と素晴らしい成績を残しているし、その素晴らしさは万人の認めるところである。しかし、藍ちゃんの活躍はどこか違うような気がするのだ。例えるならばマルちゃんは「伏兵」あるいは「大穴」であり、藍ちゃんは「大本命」といった感じだろうか。

 もちろんフィールドも全然違うし単純に比較はできない。また、マルちゃんが藍ちゃんと比べて劣るとか弱いというつもりは全くない。私はマルちゃんが大好きであるし、彼がどれぐらい努力しているかも色々なサイトで知っているつもりだ。

 しかし、持って生まれた運の強さというか勝負強さというかメンタリティというか、とにかくよく解らないが世界に羽ばたけるスター性というものが藍ちゃんにはあるような気がする。恐らくそれは彼女の考え方そして生き方に関わっている事なのだろう。

 このことは例えば、ミッシェル・ウィと比較すればよく解る。今の時点での潜在能力はウィの方が高いかもしれない。しかし、いざプロのフィールドに2人が立った時、安定かつ確実に優勝に近づける総合力では、カッターナイフのようなウィよりも良く研がれた出刃包丁のような(変な例えだ)藍ちゃんの方が高いと思わないだろうか?

 今後故障さえしなければ、彼女は間違いなくアメリカで1番になり、アニカの跡を継いで世界を代表する女子プロゴルファーになるだろう。そういうふうについ断定してしまえるところが、彼女の強さであり類い希な所であると私は思う。

 彼女は20歳にしてすでに強者のカリスマを身につけているのだ。そういう意味では、世界中でタイガーにもっとも近いゴルファーなのではないかと思ったりもする。

  2005/12/3 (386980hit) 中途半端な復調は怪我のもと

12/1・きさいちCC・梅松Aグリーン・Par72(コースレート68)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 35 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 6 5 6 4 5 6 5 6 47 5 4 6 9 4 3 5 6 6 48 95
+3 +4
putt 2 3 2 3 1 3 2 2 2 20 2 2 3 4 1 2 2 2 2 19 39
topics   *1 *2       *3           *4 *5         *6

*1・・・本文参照。トホホ度3

*2・・・本文参照。
トホホ度4

*3・・・本文参照。
トホホ度2

*4・・・本文参照。
トホホ度4

*5・・・本文参照。
トホホ度5

*6・・・本文参照。
トホホ度2

ウホホ7p(0p + パー1p×4 + 寄せワン1p×3) VS トホホ20pで史上最速トホホの勝ち

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
8ボギー
4ダボ
1トリプル

1トホホ
95
(+23)
85.5
平均パット数
Putting average
2.222
(40)
1.894
(34.09)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 4.93
(0.89/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
22.2
(4/18)
46.4
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
66.7
(12/18)
81.4
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
22.2
(4/18)
38.1
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8
(14/18)
81.9
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
58.4
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
197.9 222.7
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
22.2
(2/9)
33.9
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
37.5 65.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
100 71.6
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
58.8 61.4
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
65.6 66.1

 いやあ、叩いた叩いた。わはは。

 この日はVGAコンペでおなじみのK藪さんとご一緒させて頂いた。ラウンドそのものは楽しく、12月というのに穏やかな天気で良かったのであるが・・・ようけ叩いた。わはは。

 出だしは無難にパー。しかしその無難さは2番ホールの1打目までしか続かなかった。2打目はグリーンをはるかにオーバー、そこから往復ビンタでさらに3パットでダボ。まあ始まったばっかりだしね。3番パー3、4アイアンでグリーン奥のバンカーへ。そのバンカーショットをホームラン。3打目で1.5mに乗せるも、これが入らず連続ダボ。始まったばっかりだ。わはは。

 4番3パットボギー。5番、奥からの難易度Aの寄せが結果オーライで5mに付き、これが入って初めての寄せワン。結果オーライでしかパーが取れないぜわはは。

 6番3パットボギー。7番パー3、ティショットが当たり損ないで谷を越えずOB。パー3で前進4打はきつい。2パットでトリプルボギー。

 8番ティショットトップ、2打目地点へ行くとゾウリのようなディボット跡にボールがポコンと入り込んでいる。しかも飛球線方向は芝の切れ端がそそり立っている。しかも微妙に左足下がり(下図)。



 ダメだなこりゃあ。ナイスショットの確率は1%以下だ。せめて上から叩きつけるように打ってトップさせてコロコロ転がしてグリーンに近づければいいや、と思って上から叩きつけるような気持ちで打ったら、実際に上から叩きつけるように打てたかどうか判らないが、上から叩きつけるように打てたような気がして、最高の手ごたえを残して球はあたかも上から叩きつけたかの如く良い弾道でグリーンめがけて飛んでいったのであった(乗らなかったけど)。上から叩きつけるいいじゃん!

 そうかこれだ!実際に上から叩きつけるかどうかは別にして上から叩きつけるようなイメージというか上から叩きつける気持ちで打つというのは重要かもしれないと上から叩きつける素振りをしながら思ったのであった。しかしその後はそう思ったにも関らずそのようなナイスな手ごたえは結局その1回だけだったのであまり上から叩きつけるにこだわっても良くないのかと思った。でも重要なヒントかもしれないと思った。しつこいとも思った。

 後半も3番では何の変哲もない素ダボ、4番ではドライバーを左へ引っかけOBさらに4パットで+4。わはははははは(壊れかけのわたし)。そして最終ホール。

 ティショットは5年ほど前に良く打っていた初心者球即ち低いプッシュスライスで右のラフへ。2打目、10ヤード先の木がちょうど邪魔だが、5アイアンで低く出せばグリーン近くまで行くだろう低い球は得意だしと思い打とうとしたが、いやいやこういう時は木に当てようと思って打てば当たらないんだと誰か言っていたなと思い返し木に当てるつもりでクォーターショット!ナイス感触!擬音にすればビシュみたいな。

 しかし読者の皆様の72%の方がすでに予想されているとおり、球はばっちり木の幹に当たり、横30度に跳ねる。しかしかろうじてOB杭を越えなかったのは神のお慈悲か。深いラフからナイスリカバリー・・・と思ったら1ヤード足りずグリーンオンならず、4オン2パットと最後も素ダボで終わったのであった。わはは。

 OB2つ、素ダボが4つ、3パットが4つ、4パットが1つ、ティショットのミスが7個(まともに振れたのが1回)。最初と最後がこれだけ悪ければ、やっぱりスコアにならないなあ。わはは。

 わははは!


 わははっはっはっはっははー!!

(壊れている割に悲壮感がないのは、まあ何とかなるだろうと根拠もなく思っているからである)

  2005/12/4 (387417hit) 雨の日曜日はネタがない


 日曜日である。しかし雨である。しかも大陸からの寒気団の影響により寒い。寒いといえば・・・

 そう、日本ツアー最終戦の自称メジャー(^^;、日本シリーズJTカップ。藍ちゃんの、予想をはるかに超えた闘いぶり(4日間を終わった段階で2位に12打差をつけて独走。すごすぎ。形容詞が思いつかない。これはもうレヴェルが違いすぎるな)に隠れて、全く盛り上がっていないのでは?

 ゴルフダイジェストオンラインのトップページでも、トップ記事は藍ちゃん、2番目がアメリカ男子最終QT(丸山大輔が挑戦中)、3番目が日韓女子プロ対抗戦(えっ、そんなのやってたの?)ときて、ようやく4番目に出てくるし。

 内容も2日目までトップを走っていた谷口が失速してしまい、賞金王の片山は棄権。まあ故障だから仕方ないけれど。代わりにトップに立った今野はこういっては失礼だが地味な選手だし。2位グループの宮里聖志、横田真一、4位タイの伊沢、深堀らがどんどん伸ばして団子状態になれば面白いと思うのだが・・・

 とおもってライブスコアを見てみると、12時20分現在で伊沢・深堀は伸ばせず首位と5打差であぼーん。宮里も脱落。谷口はやや浮上するも首位に4打差。4つ伸ばしている手嶋が3打差。同じく4つ伸ばしだY.E.ヤンと1打伸ばした横田が2打差の2位タイ。そして首位の今野は2位の2人に2打差を付けてトップを維持しているといったところである。

 昨日も見てたけど、途中で寝ちゃったしなあ・・・・いつから男子の試合はこんなに面白くなくなっちゃったんだろうなあ・・・

 (その言葉、そっくりそのままお前に返してやる!!by 男子プロ一同)

  2005/12/5 (387831hit) 寒い月曜日は手抜き日記で


 月曜日である。しかしどんよりと曇っている。しかも今年一番の寒さが・・・・っていい加減にしないとホントにやばいな>俺。

 っていうか、気がつけばもう師走なのである。師走といえば冬。冬と言えば春。春と言えば夏。夏と言えば秋。秋と言えば芸術。という訳で、今日は芸術鑑賞などをして頂こうと思ったりする(そこ、呆れない!自分が一番呆れているのだから)。


まずは世界一の砂上の楼閣、砂を少しずつ置いていき、1ヶ月かけて完成させた曼荼羅。気が狂いそうである。チベット恐るべし。



ぼくわてさきがきようなので、えんぴつをけずって、げいじゅつにしました。



地球って、小さかったのね。魚眼レンズによるフォトアート



次のこれは何がすごいかというと、ほとんどWindows付属の「ペイント」という超簡単なおまけソフトだけで制作した絵だというのがびっくりなのであります。



これ、何でできていると思います?ちなみに絶対に当たりません。

答えはビタミンAだそうです。私の頭がアートしている訳ではありません。本当です


キース・ヘリング大好き、という私も分裂症気味かも。



次は芸術ではなく、面白写真。世界一高いティグラウンド(ドバイのバージ・アリ・アラブだと思う)からティショットする(どこに向かって?)タイガー。



ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた、地球からとーーーーーーーーーーーーーーーっても離れたところにある銀河。宇宙ってすごい。



もひとつ。土星もすごい。



ちょっと休憩して、GIFを使ったアニメーション。

見ていてイライラする・・・ん?大丈夫ですって?じゃあ、ここはどうですか?(見て気が狂っても責任は取りません)


イライラしたところで気分転換にどうぞ。タヒチのボラボラ島だそうです。死ぬまでに一度行きたい(もしココにごるふ場があるなら)。



では最後にごるふに関係した写真で無理矢理終わることにしよう。

フォルクスワーゲン・ゴルフのCF。か、かわいい・・・えっ?ごるふ違いだ?いやいや、どちらも飛ばしすぎると罰を受けます。お後がよろしいよう・・・えっ?良くない?おもいッきりテレビの久能さんの方が面白いって?

じゃあ、これ。


 こういうのを「洒落ている」と感じる私は、ゴルファーとして失格でつか?

  2005/12/6 (388474hit) 片山晋呉の強さ


 男子ツアーの全日程が終わり、各賞が発表された。MVPを始め、賞金ランキング・平均ストロークなど6部門を片山晋呉が受賞。他にはパーオン率は一昨日優勝した今野が、平均パット数、パーキープ率はS.K.ホが、サンドセーブ率は中嶋常幸が獲得した。

 さて、自分の調子が悪いので他人のあら探しをしてストレスを発散したい私は、今年の片山晋呉の成績がどの程度のレベルにあるのかを比較することにした。比較対象はアメリカツアーの賞金王(タイガー)、日本女子ツアーの賞金王(不動裕理)、そしてアメリカ女子ツアーの賞金王(アニカ)の3人である。なお、賞金総額は1ドル120円で計算した。

部門 片山晋呉 タイガー 不動 アニカ
賞金総額(円) 約1.3億 約12.8億 約1.2億 約3.1億
優勝数 2 6 6 10
勝率(%) 8 29 24 50
トップ10に入る確率 61.9%
(1位)
61.9%
(1位)
75%
(1位)
平均ストローク 69.66
(1位)
69.11
(1位)
70.56
(1位)
69.33
(1位)
平均パット数 1.754
(4位)
1.731
(5位)
1.759
(1位)
1.748
(1位)
パーオン率 69.2
(4位T)
69.9
(6位)
71.1
(2位)
77.2
(1位)
ドライビングディスタンス
(ヤード)
286.2
(31位)
316.1
(2位)
263
(4位)
リカバリー率
(%)
66.35
(2位)
62.1
(14位)
65.59
(1位)

 まずは賞金総額。不動をぎりぎり上回ったものの、アニカの半分以下、タイガーの10分の1である。まあこの2人は別格としても、この数字はPGAツアーでは68位、アメリカLPGAで比較しても5位にしかならない。PGAツアーとは賞金総額でもだいぶ開きがあるものの、後者は賞金総額・試合数などは大幅には違わないはずだ。

 その理由は、もちろん優勝数と勝率の違いだろう。タイガー・不動はそろって6勝(ちなみに藍ちゃんも6勝)。タイガーは3.5試合で1勝、不動は4試合で1勝の割合で勝っている計算になるが、これはとてつもない数字である。

 ところが上には上がいる。アニカは何と10勝。しかも試合数はたった20。つまり試合に出れば2回に1回は優勝しているのだ。この数字は24試合で9勝した2000年のタイガーを余裕で上回っているのだ。さらにトップ10に入る確率は75%。安定感も抜群である。こんなモンスターに藍ちゃんは来年挑むのか・・・

 一方の片山は25試合で2勝。トップ10入りはタイガーと同じ数字を叩き出しているので安定感はあるのだが、やはり2勝は寂しい限りだ。ジャンボが勝ちまくっていた頃が懐かしい。


 次に試合内容を見てみよう。平均ストロークはタイガー、アニカ、片山、不動の順番。もちろんこの数字を単純に比較するのは乱暴だが、お遊びだから許してもらおう。この4人が4日間を戦ったとすると(数字は四捨五入した)、タイガーが12アンダー、アニカが11アンダー、片山が9アンダー、不動が6アンダーとなる。

 しかしこれではあまりに片山が可哀想だ。各フィールドの難易度を加味し、日本男子ツアー(つまり片山)を基準にして考えると、実際にはタイガー15アンダー、片山9アンダー、アニカ8アンダー、不動1アンダーぐらいになるのではないかと考えられる(根拠はない)。もし、アニカが日本男子ツアーにフル参戦したら、きっと年間1勝か2勝はするかもしれないと想像したりするが、でもやっぱり男子と女子の差は大きいのだろうか?


 男女の差が小さいのは何と言ってもパットだろう。グリーンの難易度については、日本とアメリカの差は大きいと思うがそれぞれの国内での男子と女子の差はそれほどないと思う。数字の順番はここでもタイガー、アニカ、片山、不動の順になるが、実施に補正する係数をかけたとしても上記の理由からこの順序は変わらない可能性が高いと思われる。

 ちなみに4日間に直すとタイガー125パット、アニカが126パット、片山が同じく126パット、不動が127パットとなる・・・思ったより僅差だな。まあ賞金王になるぐらいだからパットはみな上手なのだろう。ちなみに、プロの平均パットは普通パーオンした時のパット数のみを計算する。


 そのパーオン率は、アニカがダントツで一番だ。77.2%という数字は、1ラウンドで5回しかパーオンを逃さないという事である。これはもうとんでもなくアイアンが上手い(そして恐らくフェアウェイキープ率が高い)という事だろう。一方片山は1ラウンドで5.5回パーオンを逃す計算なので、1ラウンドに換算すればアニカとの差はたった2ホール。うーん、プロとはこんなにぎりぎりのつばぜり合いを演じているのか。いずれにせよレベルの高い話だ。

 ドライビングディスタンスは、アニカと片山の差が23ヤード、片山とタイガーの差が30ヤード!アイアンにして2番手の差である。これは大きい。片山が6アイアンを持っている時にタイガーは8アイアンを持てるのだ。これは苦しい。っていうかやっぱりガイジンはずるい。体格でティグラウンドを変えるべきだ。

 ちなみに日本のトップは小山内護の302.99ヤードで、タイガーとの差は13ヤードまで縮まる。その小山内にしても、アメリカツアー内では11位。体格の差は如何ともし難い。いや、逆に小山内がスゴイと言うべきか。

 片山がタイガーに勝っている数字、それはリカバリー率だ。パーオンを逃したホールで、パーかそれ以上のスコアで上がる率。彼は3回に2回リカバリーに成功している事になる。前述のパーオン率と合わせて計算すると、彼は4日間で22回グリーンを外すが、そのうち14.6回はパー(以上)で切り抜けている計算になる。ボギーはたったの7.4回。やっぱりプロってすげえ。

 タイガーで同じ計算をすると、4日間で20回グリーンを外し、そのうち12.4回はパー。ボギーは7.6回。うん、やっぱり片山はタイガーより小技が上手い!

 というわけで、途中まではどうなることかと思ったが、何とか片山プロのファンの人に恨まれずに終われそうだ。内容はともあれ、2年連続賞金王はAON以来の快挙である。彼が日本を代表するトッププレイヤーであることは事実なのだ。今後も腰の故障を押して活躍して頂きたい。

  2005/12/7 (389057hit) 緊急アンケート実施?


 しかし昨日の日記も一昨日の日記も考えようによっては酷いものである。特に一昨日の日記なんか、私が漫才師なら、「これのどこがごるふな日々やねん!」と相方に思い切り突っ込まれつつ後頭部をはたかれ、メガネが落ち、ヤンキー座りをして両手で床をまさぐりながら「メガネメガネ・・」とつぶやき、さらに「お前は横山やすしか!!」と蹴りを入れられていることだろう。

 危機感を抱いた私は、日記とは何かをもう一度冷静に考え直すことにした。そして己を見つめ直し、構想を詰め直し、ネイルサロンへ行ってマニキュアの剥がれた爪直し、昨日のおでんを煮つめ直し、ちくわと煮卵とダイコンを食べたのであった(ダイコンが特においしくなっていた)。

 辞書(三省堂 大辞林)によると、日記とは、

 日々の出来事や感想などを一日ごとに日付を添えて、当日またはそれに近い時点で記した記録

 となっている。日々の出来事とは到底言い難い(昨日の日記が片山晋呉の「しんごるな日々」なら別だが)し、一昨日の日記に至っては日々の感想と言うにはいくら自分を騙すことが得意な私でも難しい。

 そこで、こんな日記を果たして続けて良いものか、続けるならどうすべきかを皆様に問いたいと思う。日常生活に全く不安がなく、1日の仕事が3分ぐらいで終わり、暇を持てあまし、毎日エアクッション(プチプチ)を潰したり2ちゃんねるを10時間ぐらい見たりmixiを20時間ぐらい見たりごるふな日々を30時間ぐらい見ているような人がもしいれば、次の質問に答えて頂きたく思う。

 なお、答えて頂いた方には先着で、ブリヂストン、テーラーメイド、キャロウェイ、ミズノ、ダンロップ、タイトリストの最新のドライバーを各3本、同アイアンセットを各3セット、ウェッジ(メーカー・ロフトは指定して下さい)を10本、パター(5万円以下のものなら何でも)を10本、キャディバッグを20個、ティーを3本のうち、お好きなものを差し上げたいと思うので、ふるってメールでご応募頂きたい。

 ただしその際、質問の答えの他に、住所・氏名・年齢・職業・性別(女性なら未婚か既婚か、未婚ならカレシがいるかいないか、カレシがいないならウェブに日記のような駄文を書き殴っている42歳既婚男性でややひたいが部分的に広くなってきているような男性ただしソクラテスの末裔、が好みかそうでないか、好みなら電話番号も)・年収・飼い犬の性別(もしいれば)・持ち家の性別(もし持っていれば)・奥さんの性別(もしいれば)・今までごるふ場でした一番恥ずかしい失敗・生まれてから一度も他人にいや親や配偶者にさえ明かしたことのないあなたの秘密・悲しかったこと・今日の当たり目・ライオン製品・小堺一機の金髪は全然似合わないと思うかどうか・般若心経の写し・オックスフォード英英辞典の全ページの写し・フェルマーの最終定理の完全解・明日の新聞(何新聞でも可)の一面の見出しなどをすべて書き、今日中に私あてに届くように送って頂く事を条件とさせて頂く(あの、つまり冗談ですので本気で送ってこないで下さいね)。

 質問:昨日や一昨日の日記をどう思いますか?また、これから私はどこへ向かうべきですか?

 答え1:ごるふから離れたり、ウェブに転がっているデータを適当に並べて的外れで独りよがりな評論を日記と称して書いても一向に差し支えない。っていうかお前にはそんな日記がお似合いだしそんな日記しか書けないんだろう。だから広い心で許す。

 答え2:書いてもいいがせいぜい週1回ぐらいにして真面目に練習に行け。

 答え3:書いても良いがつまらないので飛ばし読みする。っていうか読まない。っていうか「お気に入り」から削除する。っていうかお前に関わった人生の無駄を返せ。っていうか訴える。

 答え4:とにかくお前のトホホが読みたい。

 答え5:評論するならもうすこし中身を充実させろ。まさか書いているうちに適当な結論を思いつくだろうとか、無茶苦茶書いて適当な落ちをくっつければいいやなんて思ってないだろうな?

 答え6:2年ほど前からあまりのつまらなさに呆れ果て、それ以来一切読んでいないので答えられない。

 答え7:「ごるふな日々」を知らないので答えられない。

 答え8:ごるふって何ですか?車?

 答え9:一番好きなのは、キャラメルマキアートとクリームチーズ&ポピーシードのパウンドケーキ!!!

 答え10:hiro様に心酔し、hiro様の書くものに接することは私の至上の喜びであり、hiro様は私の人生のすべてです。hiro様がいるから私がいるのです。hiro様の書くものはすべて受け入れ、hiro様は私の生きるすべてであり、私の心も体も財布もhiro様のものです。


 もし「答え11」が一番多かった場合は、私も男だ。この駄文日記を書くことをすっぱりとやめるつもりである。

  2005/12/9 (390113hit) 第7回VGAコンペ in 北六甲CC(その1)


 一昨日の日記に対し、多くの書き込みをして下さりありがとうございました。BBSの方でもご返事するつもりですが、時々発作的に起こる「ウェブ編者マンネリ煮詰まり甘え症候群」ですのでどうか甘やかさないで下さい。ついでにエサを投げ与えないで下さい。おなかを壊したり、癖になったりします。

 っていうか、あの、ただ単に「アンケート形式のネタ」を思い付き、中身はそのネタの副次的なものに過ぎませんので、話半分で聞いて頂きたく、ですから、あのー、あまり深く考えて頂かなくても、あの、大丈夫です、多分。心配して下さった皆様、本当にごめんなさい。


 では本題。昨日は兵庫県神戸市北区にある北六甲カントリー倶楽部(東コース)へ出かけてきた。ここは古くは関西オープン(1988年)が開催されたり、三菱電機レディスが9年連続で開催されたり、アマチュアの選手権競技が行われたり、最近ではJGTOのチャレンジトーナメントであるプロギアカップが行われていたりと関西を代表するトーナメントコースである。歴史ある丘陵コースだ。

 そんな本格的なコースで行われるのは、ご存じVGAコンペ(いや、誰も知らんって)。仕事仲間が集まり、楽しくやっているうちに今回で7回目を迎えたのを機に、有名なコースへ出かけることにしたのだ。ちなみに今後の予定では次回はグアム、その次はハワイ、その次はペブルビーチ、さらにはセントアンドリュースのオールドコース、霞ヶ関CC、広尾GC、川奈、オーガスタナショナルなどで開催する予定がある・・といいな、と思っている。

 朝7時に家を出発し、8時半に到着。メンバー11人のうち8人がもうチェックインされているようだ。皆のこのコンペにかける意気込みが伝わってくる。なお、一番早く到着した人は前日の夜8時から徹夜で並んだそうである、というのは気のせいだった。

 天候は晴れ。気温は4度。やや風があり寒いがこごえるほどではない。朝の挨拶を済ませ、インコースからスタートだ。おっと、その前に記念撮影。今回は大学時代の先輩であるT村さんと、おなじみ新・永遠のライバルN谷君の知り合いであるアメリカ生まれのカナダ人、Craigも参加してくれた。



 実はT村先輩、以前からごる日々をご覧になって下さっていて、先日のVGAコンペの様子でいきなり知っている人間の写真が出てきたのでびっくりされ、そのコンペのメンバーに聞いてみて私が後輩であった事が判ったそうなのである。あの、先輩、どうかお手柔らかにお願いします。

 私はいざという時なったら(どんな時だ?)、「hiroとは実はバーチャルな存在であり、ごるふな日々に出てきた登場人物等はすべて架空のものです」と逃げるなり隠れるなりしようと思っていたのだが、こうして奇遇の末に現実とシンクロしてしまうとその手も使えなくなってしまう。困った(何故困る?)。っていうか、YAZさんもゼクさんももちろん架空の人物ではありません!

 もう一人のRookieであるCraigは、MeN-ya君とSame Generationであり、上のPictureでわざわざSanta ClausHatをかぶってくれている事でもunderstandの通り、大変HumorにあふれたNice Guyである。実は彼とラウンドするのは2nd Timeなのである。Heは我々と同じくGolf Crazyなのだが、JapanNo Frend of Playing Golfなため、今回のinvitationを大変喜んでくれた。次回からもPlay togetherしてくれるだろう。Thanks, Craig!!! ・・・・って読みにくいぞ〜!


 さて、そんな私であるが、やっぱりヘタクソな上に練習にも行っていないしこの日の朝もパッティングの練習のみ。まともに当たるわけがない。っていうか今年最大のトホホだったりしたわけで、スタートホール(10番パー5)からティショットはハーフトップ、フェアウェイウッドは引っかけ、3打目のPSはスーパートップ(酵素パワー)、アプローチを2mにつけるも入らずとドタバタ。でもパー5だったからボギーでおさまった。


出だしのティショット。トム・レーマンみたいなフォローだ・・・


 11番パー4スプーンのティショットはチョロ。2打目の9アイアン(レイアップ)はダフリ。3打目のアプローチはショート、4打目でやっと寄せて1パットのボギー。ほとんどまともに当たらない(練習してないんだから当たり前である)。ボギーで済んでいるのが奇跡だ。

 12番、ドラコンホールのパー4。ドライバーのティショットがまたチョロ。2打目の5アイアンがさらにトップして50ヤード先のバンカーへ。バンカーからうまく打てたが距離が足りず、今度はグリーン手前のバンカーをダイレクトで直撃。しかもアゴのすぐ下、45度ぐらいの傾斜にボールがほとんど埋まった状態である。一瞬迷ったがアンプレアブル。

 しかしごるふとはホールアウトするまで判らないものである。この段階でトリプル、ダブルパーも覚悟していたのだが、次のバンカーショットがチップイン。「とにかく出すだけでいいや」と方向も距離感も適当で、気楽に打ったのがよかったようだ。

 こうして、最初の3ホールを史上最高に派手なボギーで締めくくった私なのであった。まだまだ派手なパフォーマンスは続くのか?多分続く。

  2005/12/10 (390674hit) 第7回VGAコンペ in 北六甲CC(その2)



昨日乗せるのを忘れてた、11番パー4。だらだら打ちおろしで、250ヤード地点正面に池。
ティショットで刻むつもりがチョロ。刻むにも程がある。



 13番。池越え、150ヤードやや打ちおろしのパー3で、ニアピンホール。アゲンストだが前の組の何人かが左へオーバーしているのを見て、風の影響はそれほどないと判断し7アイアンを持つ。ずっとトップ目なので思い切ってややティを高めにセットし、慎重にショットするも、やっぱりハーフトップ。風の影響なんてトップボールには関係ないっちゅーの。

 ところがちょうど打ち損ないとトップが相殺され距離が合い、ピン奥5mにオン。ニアピンをゲットしてしまった。ミスショットでニアピンって・・・トホホ。奥から下りのパットを入れられず、2パットパー。

 14番は381ヤードとやや短いがイン最難関コース。フェアウェイ220〜240ヤード地点にラフが横切っているので、ティショットを7Wで210ヤード地点へ刻む。2打目(5アイアン)、今日初めてアイアンショットがまともに当たる。手前のカラーへ。しかしピンは一番奥。そこから3パットでボギー


 3パットのついでに書いておこう。やはりよいコースはグリーンが違う。どう違うかというと、まず硬い。そしてもちろん速い。さらにアンジュレーションが微妙。加えて芝は短く刈り揃えられているのに、微妙に目がある(と私は感じたが気のせいかもしれない)。

 硬いとアプローチでもきっちり打たないとボールは止まらず、奥へ転がってしまう。奥へ行くと速いので1パットは至難の業。さらにアンジュレーションと目が複雑に入り交じり、曲がると思うと曲がらず、曲がらないと思うと曲がる(それは単にお前がヘタなだけだって)。横からだと、きつい下りのラインなどは直角に曲がる。ちょっと打ちすぎると数mオーバーする。つまりラインとタッチの両方を合わさないと60cmでも気が抜けないのだ。

 あと、カップの淵にボールが転がっていっても、ほんの少し強かっただけで蹴られてしまうのは硬くて速いグリーンの特徴であろうか?(だからお前がノーカンなだけだって)。


 15番、16番はボギーオン2パットのボギー。トホホショットを積み重ねてのボギーは逆にうまいとさえ思ったりする(錯覚です)。

 しかし17番は2打目、3打目を連続して目を覆わんばかりのミスショット(内容はあまりにひどすぎて書けない)。4オン2パットの素ダボ。

 18番、ティグラウンドから打ちおろしで、右に飛びすぎると池、左にバンカー。今日唯一まともに当たっている7Wでティショットするもフックして左のバンカーへ。2打目、お約束のトップで残り70ヤード地点まで(バンカーからは5回に1回しかうまく打てません)。3打目、2mにつけるも入らずボギー。

 というわけで前半はパーがたった1つ、ダボが1つ、あとは全部ボギーで45。ショットの内容を考えればパープレーといっても良い(んなワケはない)善戦だ。

 昼食時、それとなく聞いてみると40台が私を含めて3人しかいない。しかも3人とも40台後半だ。やっぱり皆さんグリーンに手こずっている様子。よし、この調子でグリーンさえ気をつければ何とか上位に・・・と思いつつ焼肉定食(なかなかおいしかった)を食べる私なのであった。

 後半、逃げ切れるのか?逆転を許すのか?十分予想できる範囲の結果に終わる事が見え見えではあるものの続く。

  2005/12/11 (391044hit) 第7回VGAコンペ in 北六甲CC(その3)

12/8・北六甲CC・東コース・Par72(コースレート69.8)・晴れのち曇り
hole 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 5 4 4 3 4 3 5 4 4 36 5 4 3 4 4 4 3 5 4 36 72
score 6 5 5 3 5 4 6 6 5 45 8 5 3 5 6 4 3 7 5 46 91
+3
putt 2 1 0 2 3 2 2 2 2 16 3 2 1 2 2 1 2 3 2 18 34
topics *1 *2    *3 *4     *5   *6 *7    

*1・・・一昨日の日記参照。合計してトホホ度8

*2・・・昨日の日記参照。合計してトホホ度6

*3・・・本文参照。
トホホ度1

*4・・・本文参照。
トホホ度2

*5・・・本文参照。
トホホ度4

*6・・・
本文参照。ウホホ度1

*7・・・本文参照。
トホホ度3

ウホホ7p(1p + パー1p×4 + 寄せワン1p×2) VS トホホ24pでついにトホホ8連勝

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
10ボギー
3ダボ
1トリプル
91
(+19)
85.5
平均パット数
Putting average
1.889
(34)
1.894
(34.09)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 4.84
(0.87/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
22.2
(4/18)
46.0
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
77.7
(14/18)
81.4
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
16.7
(3/18)
37.8
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
72.2
(13/18)
81.7
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
50.0
(7/14)
58.3
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
182.1 222.0
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
18.2
(2/11)
33.5
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
57.1 65.1
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
62.5 71.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
52.8 61.2
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
62.5 66.1

 後半のスタートです。アウトの1番もパー5です。ティショットは220ヤードフェアウェイ右端、今の私には最高です。2打目、最高のライから得意なはずの7Wが右へ異常な角度で飛んでいき、大きくOBラインを超えていきます。当たりは良かったのに不思議です。もう一回打ちます。今度は良かったです。次のウェッジショットはうまく打てました。でも3パットしました。いきなりトリプルボギーです。

 2番ホールはティショットでウェッジの距離まで持っていきながら2打目をまたトップし、寄らず入らずのボギーです。1ホールに1つは1ストロークのミスを犯す私です。

 3番ホールパー3、今日初めての寄せワンですが、実はアプローチは結果オーライだったのです。相変わらず運頼みのラウンドが続きます。

 4番ホール、410ヤードとやや長いパー4です。HDCP1のホールです。ティショットが精一杯で220ヤードである今の私は、最初から3オン狙いです。狙い通りティショットは220ヤード弱、2打目を8アイアンで刻み、3オン2パットの上出来ボギーです。

 5番ホールはフェアウェイが広く見えたのでドライバーを持ちます。向かって左半分、ティグラウンドとフェアウェイの間に池があるのでやや短く持ち、チーピン対策は万全です。でもなぜかやっぱりチーピンが出て、狙いすましたように私のボールは池に吸い込まれていきます。リカバリーはうまくいきましたが4オン2パットのダボです。今の私にはダボがお似合いです。

 6番ホールでも再びチーピン君がこんにちわします。でも打ちおろしで左が広かったので何とかラフでセーフです。2打目、5アイアンでグリーン近くまで持っていく作戦です。ダフって140ヤードほどしか飛びません。アプローチも詳細は忘れましたがスコアカードに△マークがついているのであんまり良くなかったらしいです。でもパットが入ってタナボタの寄せワンです。パットだけでパーを取ってしまったようです。

 7番ホール、145ヤード打ちおろしのパー3です。アゲンストなので7番か8番か迷ったのですが、打つ直前に風が止み、8番に変更しました。私の一番得意な8番です。ショットはほとんど抵抗なく振り抜け、理想の弾道と理想の高さでピンに向かって飛んでいきます。多分私のベストショットオブザイヤーです。ピン下2mにオンしました。気持ちよかったです。っていうか、この日唯一のアイアンショットらしいアイアンショットです。

 ・・・・でもこのスライスライン2mが左カップに蹴られて入りませんでした。バーディーまで求めるのは思い上がりなのですね。でも右カップに蹴られたんじゃないから自分を許したいと思います。

 8番ホールパー5、1打目と2打目はまずまずだったのに、3打目のショートアイアンと4打目のアプローチを連続してミスします。連続してトホホショットをしてしまうところが、私の油断でありスカタンなところでありヘタッピーなところであります。集中しましょう。おまけにまたもや3パットです。ロングホールで素ダボを叩いてはいけません。

 そして迎えた最終ホールです。プレッシャーのかかる谷越えのパー4です。ティショットは左へ飛んだけどまあまあです。2打目は木の下を通すショットで、グリーンまで100ヤードしかも砲台グリーンです。8アイアンでランニングするつもりで打ちます。やや短かったですがエッジまで行きます。まあまあです。でもそこからまたもや寄らず入らずでやっぱりボギーです。


 前半45、後半46でしたが、OBが1つ、池ポチャが1つ、アンプレアブルが1つ、ティショットのチョロが2つ、同じくチーピンが2つ、3パットが3つ(つまり合計で11ストロークのトホホ)あったのに19オーバーで済んでいるというのはひょっとしたら私は器用なのかもしれませんです。でも内容を考えると、器用になんかなりたくないです。でも今の私にはやっぱり上出来なのです。

 ちなみにコンペの方はやはり難コースだったらしくいつも70代を連発するメンバーが80台から90台で、初参加の先輩T村さんとおなじみK藪さんが見事ベスグロを獲得されました(年長者ということで、賞品はT村さんが獲得されました。T村さん、おめでとうございました!)。

 そしてダブリペリアでもT村さんが優勝。でもT村さんは初参加で優勝賞品を持って帰られるのをご遠慮されたのか、本来なら7位の賞品だった「ライオン・キッチンセット」を選ばれたのでした(今回は優勝者から好きな賞品を選んで頂きました)。何と慎み深い方でしょう。さすが私の先輩です。そして「ごるふな日々」の読者です。

 で、私は7位でリストタオルとニアピン2個を頂いた(っていうか自分で買ったので自分で自分に渡した)のでありました。

 でも、いくつ叩いてもやっぱりコンペは楽しい。皆様、お疲れさまでした。そして同伴競技者だったN谷君、Craig、またラウンドしましょう。

(「ですます」調で日記を書くと、なぜかもの悲しい気持ちになりました。これは文章のせいで、決して私の気持ちが文章に表れたわけではありません。でも、書きながらなぜかヒロシの顔が思い浮かんだとです・・・・)

  2005/12/12 (391396hit) 記念すべき大会の良かったところと悪かったところ


 1週間ほど前からずっと鼻がグズグズしていたのだが、ついに昨日はノドにきてしまった。頭もぼうっとする(生まれつきだ)。うまく頭が働かない(生まれつきだ)。体がだるい(5年前からだ)。つまり風邪をひいてしまったようだ。お大事に。ありがとう。

 というわけでさらに練習場へ行く気力が萎えてしまった私は、数日前から部屋を暖かくし、ずっとテレビの前で過ごしているのであった。すると、そんな私の目に飛び込んできたのが藍ちゃんと青木プロが並んでフェアウェイを歩いている姿であった。そう、HITACHI 3TOURS CHAMPIONSHIP 2005 IMPACTである。公式ウェブ(音が出ます。ご注意下さい)はこちら

 この大会はJGTO(日本ゴルフツアー機構・男子のプロツアーを統括)、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)、PGA(日本プロゴルフ協会・シニアツアーを統括)の3団体が主催し、家電メーカーのHITACHIが特別協賛、ブリヂストンとコカコーラが協力して開催された、「日本ゴルフ界の更なる活性化」と「ジュニアゴルファー育成」と「社会貢献」を趣旨とした大会である。

 その内容がスゴイ。なんと男子ツアー、女子ツアー、男子シニアツアーから4名ずつが参戦し、ポイント制で9ホールを4回戦うというドリームマッチなのである。女子ツアー人気のおこぼれを頂こうという男子ツアーの下心が見えなくもないが、今までの日本ツアーでは想像すらできなかった柔軟で画期的な企画である。こういう試合がシーズンオフに企画されるのは大変素晴らしい事だ。やればできるじゃん、おまいら。

 試合そのものは楽しめた。特に青木プロは素晴らしかった。プレーだけでなく、パフォーマンスもリップサービスも超一流。この企画が成功だったとすれば、その功績の半分は青木プロのお陰だろう。男子ツアーの面々もイーグルを連発するなど「負けられない」という闘志が前面に出ていて見ごたえがあった。そして健闘した女子選手も素晴らしかったし皆かわいかった


 ただし、すべての選手をもう少しまんべんなく放映すべきだったと思う。深堀・藍ちゃん・青木プロの組ばっかり映してたもんなあ。「今日のハイライト」と称して同じシーンのビデオを3回も4回も映すぐらいなら、もっと谷口や不動や三好や室田のプレーを放映しろよ。プロたちに失礼だろうが。

 ところで、今回の出場選手は下の通り。

男子ツアー 女子ツアー シニアツアー
今野 康晴(2) 不動裕理(1) 三好 隆(1)
深堀 圭一郎(3) 宮里藍(2) 友利 勝良(2)
谷口 徹(7) 大山志保(3) 室田 淳(4)
横田 真一(14) 横峯さくら(4) 青木 功(57)
高橋 竜彦(25) 藤井かすみ(5) 滝 安史(5)
34歳 27(24.3)歳 54.4(52.3)歳

 名前の横の数字は今年の賞金ランキング、一番下は選手の平均年齢である。なお、女子ツアーとシニアツアーの平均年齢は、突出して年長である2人(青木プロ63歳、女子は・・・・)を除いた4人の平均を取ったものである。

 女子ツアーの若さが際だっているのに対し、男子ツアーは活きのいい若者が少ない。これは技術やフィールドの違いというより男子と女子のメンタルの差なのかなと思ったりする(男子の方が線が細く本番に弱く心臓が小さい・・・?)。

 メンバー構成を見ると、女子は完璧にベストメンバー。この大会にかける意気込みや、社会貢献に対する姿勢が伝わってくる。視聴率で男子ツアーを上回った今年でさえ、こうしてファンサービスやチャリティに足を運ぶ女子プロに大きな拍手を送りたい。

 一方の男子は賞金王の片山が不出場。故障の影響もあるのだろうが・・・。4位、5位は外国人選手だから母国に帰っているかもしれず仕方ないか。6位の丸山大輔は5日までアメリカツアーの最終予選の出場していたが、まだ帰国していないのかな?

 さらに8位の高山、11位の伊沢、12位の星野、13位の川岸らも欠席(9位と10位は外国人選手)。以下細川、藤田、横尾も欠席。その次、18位の尾崎直道プロは解説者として出席していた。解説は初めてという事で正直あんまり面白くなかったけどそれでも偉い。

 色々と都合や用事やスポンサーのしがらみなどがあるのかもしれないが、やはり寂しい。いくら選手会長の横田(彼は今年大変精力的に動き、高い評価を得た)がファンサービスが重要だと言っても、ついてくる選手がいないのでは彼が可哀想である。

 そんな事だから、誰も男子ツアーの試合を見なくなってしまったのではないの?

  2005/12/13 (391987hit) エリートさんいらっしゃい(毒舌あり)


 ここで何度か紹介した、青木功プロの「おれのゴルフ」が連載されている週刊Sでは、特別に特集を組まない時でも、それ以外にごるふの記事が2つはある。1つは「テンポ」という常設記事の中にあるスポーツコーナーで、その週に起こった事件(金田久美子のペナルティ事件の顛末だとか、ジャンボの自己破産後の様子とか)を独自で取材して半ページぐらいの記事にしている。

 もう一つは同じ「テンポ」の中で、各界の著名人が自分の趣味や娯楽について小文を寄せる「パスタイム」というコーナーである。昔一度この日記で紹介したことがあるのだが、何しろ書き手が政財官の著名人であるからこれがもうすさまじい自慢の固まりで、読んでいて微笑ましくなってしまうぐらいなのである。

 先日も、ある財団法人(官の官による天下りのための組織)の長で元駐米大使という人が書いたそのコラムが特権意識丸出し・エリート臭ぷんぷんのこれ以上ないストレートな自慢だったので面白いから紹介する。ちなみに氏は86歳。

 まず書き出しはこうだ。「去年、会議でインドへ行った折り、体調を崩し(中略)転んで右足首をいためて、3ヶ月ブランクができた」85歳で国際会議に出席されているのである。実態のない天下り財団法人で何か仕事をしているという事をアピールするのは大変なのだなあ。

 「以来、(中略)ショートゲームでチョロをすることが多くなり、グリーンオンしてからワンパットということもしにくくなった。」86歳でごるふができることだけでも凡人の私は素晴らしいことだと思うのだが、スーパーエリートである氏はそれだけでは満足できないのであろう。

 「スコアが100を越える日が来ようとは、つい最近まで夢にも思わなかった」86歳で100を切れないとこれほどストレートに嘆く人がいるとは、今の今まで夢にも思わなかった。100を切れないごるふなど氏にとってはごるふではないのだろう。

 「満79歳の時、ホームコースの程ヶ谷CCを80で回り、キャディマスターに『ここは数えでいいんですよ』と言われ、初めてのエージシュートを経験した」程ヶ谷CCですか。我々下々の者には全く縁のない、超々名門コースですね。で、そこでは数えでいいんですか。よかったですね。

 「それから10回のエージシュートを達成していたので、ショックも大きかった。(中略)いまだ復調せずというところだ」すごいですね。10回もですか。でも、そんなにたくさんされているのなら、最初の1回は無理に数えで計算しなくてもよかったのではないですか?やはりローカルルールは絶対ですか?

 「ゴルフを始めたのはロンドンで、もう半世紀前のことだ。(中略)習い始めてそうそう、ミルヒルのコースを無理して、24と申告して(編者注:イギリスの名門コースはHDCP24以下でないとプレーさせないらしい)回り始めたが(後略)」やはりエリート官僚様は嘘をついてでも名門コースを回るべきですよね。その結果、日本人が嘘つき呼ばわりされても、エリート官僚様のなさることですから受け入れなければいけないですよね。

 「駐米大使時代、アメリカでは50州のうち38州でゴルフをした」とてつもない数字ですね。O氏は6年間駐米大使としてアメリカにおられたわけですから、1年で6州、2ヶ月に1回は他の州へ出かけてごるふをなさっていたのですね。さぞご多忙だったことでしょう。

 「当時のブッシュ副大統領もシュルツ国務長官もゴルフ場では『ジョージ』だった」アメリカの大統領になるような人物とファーストネームで呼び合う仲だったのですね。今度ブッシュ君に「二酸化炭素を垂れ流してないで京都議定書に参加しろよ、それに、もう全米武器協会も満足しただろ?そろそろイラクから撤退しろよジョージ」と提言しけて下さいね。

 「ゴルフの基本は、自分をどうコントロールするかにあり」仰るとおりですね。ご自身の自慢したい気持ちをぜひコントロールするようお勧めします。

 「無限に深みのあるスポーツである」賛成です。100を叩いてショックを受けたり、超名門コースの会員だったり、エージシュートを10回以上達成したり、イギリスの名門コースでゴルフを覚えたり、全米の多くの州でプレーしたり、大統領とプレーしたりする程度の経験だけではゴルフの深遠さは理解できないですよね。

 今後もゴルフの深さを知るため、120叩こうが150叩こうがぜひプレーし続けて下さいませ。



注1:青字の部分は週刊新潮10月13日号から引用しました

注2:自慢が情けないのは判るが、劣等感むき出しの文章を書くのは許されるのかよおい?>俺

注3:権威に刃向かうのが若者の特権でありパワーだ!

注4:42歳でなーにが若者だ>俺

注5:・・・・・。き、気持ちだけは・・・・・・

  2005/12/14 (392564hit) 顔違いすぎ!


 自分のことは棚に上げて人の揚げ足を取ったり何の関係もない人に噛みついたり独断と偏見でしか人を判断できない根ババで根暗で考えなしで心が狭いhiroです・・えっ、今さら説明しなくてもとっくに知ってるって?それに、そんな説明をわざわざする事自体、ズルくて根ババで根暗で心が狭い証拠だって?・・・・・はい、私自身もとっくに知ってます。

 話は変わるが、プロゴルファーも最近はブログをつける(書く?使う?作る?動詞がようわからん)事が多くなった。ちょっと調べただけで、

宮里藍 ( 公式ウェブはこちら blogはこちら )


横峯さくら ( 公式ウェブはこちら blogはこちら )


藤井かすみ ( 公式ウェブはこちら blogはこちら )


東尾理子 ( 公式ウェブはこちら blogはこちら )


などが見つかった。っていうか知っていた。ちなみに女子プロばっかりなのは偶然ですって。

 この中では、藤井かすみプロのblogが断然面白い。「話し好き」と「書くことが好き」なのは必ずしも一致しないが、藤井プロはきっと両方好きなのだろう。ストレートで裏表のない性格が文章に表れていて、私はすっかりファンになった。

 残念なことに、最近心ないコメントが多く書き込まれたらしく、コメント機能は停止されている。犯人はごるふぁーではないことを祈りたい。ちなみに、例の某女子アマの疑惑についても過去ログで言及されている。

 藍ちゃんのblogも彼女の本音がチラチラと垣間見え、ファンにはたまらないだろう。ちょっと優等生っぽい感じもするが、顔文字や記号が多く、20歳という若々しさがあふれている。しかし、1回のblogにコメントが200以上・・・読むのも大変だろうなあ。

 で、今日の本題は藍ちゃんのblogに載った写真を見ての、私の素朴な一言。まずはこの記事に写真をご覧下さい。

 その一言を正確に言うと「あんたら、顔、にやけすぎとちゃう? 特に真ん中のY田プロ、そんな顔全国に配信してたら、美人の奥さんが怒りまっせ〜」である。

 ああ、やっぱり根ババで根暗で心が狭い私・・・



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