日記82

2005年2月21日〜28日

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  2005/2/21 (246334hit) っていうか、ごめんなさい


 えー、無事帰ってまいりました。ただいまです。

 本来なら今日から旅行のお話しになる予定だったのですが、掲示板で書きましたとおりちょっとしたトラブルがありまして・・・といっても病気や怪我や事故といったたぐいの物ではございません。いや、ある意味事故かも・・・

 というわけで、ちょとだけごたついておりまして、今日は帰国のご挨拶だけさせて頂きます。ごめんなさい。掲示板の方もたくさん書き込みして下さり、ありがとうございます。またご返事書きますので、今しばらくのご猶予をお願い致しまして、今日の日記と換えさせて頂きます。っていうか日本語変かも。

ハワイ島の空

 平にご容赦。

  2005/2/22 (246702hit) ハワイてくてく旅行記・その1


 さて、全国のごる日々ファン約18名の皆様、大変長らくお待たせ致しました。今日から数日間にわたり自意識過剰・自画自賛、自慢たらたら自分勝手、自己愛に満ちた鼻持ちならない旅行記が始まります。どうか鼻をつまんでお楽しみ下さいませ。<m(__)m>

 ちなみに撮った写真は203枚、動画は74個、1GBと256MBと16MBのメモリーカードが全て一杯になった。これだけで如何に私が自分が好きかと言うことがご理解頂けるだろう。さらにおバカという事もご理解頂けると思う。っていうかキ●ガイだな、俺。

 今回はハワイ島3泊、オアフ島1泊の予定である。家族3人、息子には学校を休ませ、私の仕事は先輩に人を回して頂き、ちょっと無理して出かけたのであった。

 出発は関空、飛行機はいつものノースウエスト。実は今までの旅行とクレジットカードでの買い物のお陰でマイレージが鬼のように溜まっており、幸運にもビジネスクラスへ無料でアップグレードする事ができた。っていうか心は強いが体の弱い○のために無理矢理正規割引チケットを買ってアップグレードしたのであった。

 出発は午後9時10分。例によって予定より1時間も早く関空に着き、出発ロビーではなく到着ロビーへ車を回す羽目に陥った。大きな荷物を持ち、いきなりの遠回りである。1階からてくてく歩く。思えばこの時すでに今回の旅行のテーマとなった「てくてく歩く羽目に陥った事件」があったのである。しかしその時はまだその後の惨状を家族3人とも予測できなかったのであった・・・

 チェックインを済ませ、文庫本などを買っているうちに時間となった。搭乗は一番最初である。この時の見栄のためにアップグレードしたといっても過言ではない。そう、私はチョー見栄っ張りのエエカッコシイの根性の腐った小心者なのである。って自分で書いときながらそこまで書かなくても、と思った。

 現在、関空からホノルルへ飛ぶ飛行機は747(ジャンボジェット)ではなくDC−10である。かなり小さく古い飛行機だが、エンジンが後方に付いているため音はジャンボよりかなり小さく快適だった。

これってDC−10?

 そのためかぐっすり寝られてあっという間にホノルル着。うれしがりの子供のように写真を撮りまくる私。いつまで経っても、何度行っても同じ事を繰り返す私。きっと70歳になっても嬉しくて写真を撮りまくっているのだろうなあ私よ。

いきなりごるふ場!

 とまあこうして今回のハワイな日々は始まったのであった・・・

  2005/2/23 (247367hit) ハワイてくてく旅行記・その2


 ホノルル空港に着いた我々一行というか3人というか家族は、そのまま国際線から国内線ロビーへ。300mほどの距離だが、3人分のゴルフクラブを詰めたトラベルカバーと大きなトランクと小さなトランクをごろごろ転がしながらのてくてく歩きは結構こたえる。これが、芝生の上を手曳きカートを転がしながらの移動であれば全然苦にならないのであるが。


ハワイアン航空の案内板。キレイな色だ



 国内線へのチェックインは緊張する。アメリカの空港では英語で受け答えしなければいけない事はもちろん、飛行機の延着やゲート変更などのトラブルがあった時、日本のように親切ではないからだ。あくまで自己責任がアメリカ流である。

 そう思いながら緊張してハワイアン空港のカウンターへ行くと、そこのおばちゃんが「チェックインするの?」と日本語で話しかけてきた・・・・やっぱりハワイは楽だわ。

 3時間ほどの乗り継ぎを待つ間、空港内をうろうろしているとネットカフェ(と言ってもカウンターにコンピュータがいくつか並んでいるだけ)を発見。1ドルで6分使えるようだ。さっそくBBSに書き込みしようと思い、お金を入れたのは良いが当然日本語など入力できるはずもない。

 そのコンピュータ、日本語自体の表示は可能なのだが、自分で文字を打ち込む事はできないのであった。つまりgoogleで「ごるふな日々」と検索できないのだ。それならとウェブアドレスを入力しようとして始めて自分のアドレスを覚えていない事に気づく。何てこった!

 それならアメリカのgoogleで「 golf_na_hibi 」と入力しようとすると、今度はアンダーバー( _ ←これ)を入力するキーがどれか判らない。日本のキーボードでは右のshiftキーのすぐ左側のキーなのだが、そこを押すと「 \ 」が表示されるのだ。アメリカ人はアンダーバーを使わないのか?

 途方に暮れる私。あっという間に時間切れだ。再び1ドル札を機械に入れる。うーん悔しいぞ。どうすればいいのだ。英語・・・アメリカ・・・そうだ!アメリカには高野さんのウェブがあるではないか!そして高野さんのウェブには私のウェブのリンクがあるではないか!

 私はgoogleの検索窓に「Eiji Takano」と入力し、無事高野さんのウェブを経由して自分のウェブにたどり着いたのであった。そして書き込んだのが先日の変な英語の文章です、はい。(結局英語で文章を考えているうちに再び時間切れになり、もう1ドル使ったことは秘密である)

 そうこうしているうちにフライト15分前になり、やっと搭乗開始。20分前になっても搭乗手続きが始まらないのでひょっとしたらゲートを間違えたのかと焦った。アメリカの国内線ってこんなものなのね。

 ここからは小さな飛行機に乗り、ハワイ島のコナ空港へ。ハワイ島には2つ空港があり、もう一つはヒロという町のヒロ空港である。綴りは違う(HILO)が、大変親近感が湧き、今回もヒロへ行こうかと思ったのだが、ホテルの関係で反対側のコナになった。残念。

 ガイドブックによると、オアフ島からハワイ島へ行く時は操縦席に向かって左側の席が景色がよいと書いてあったので、左側の窓際をゲットする。ホノルル空港から飛び立つと、眼下にはワイキキのホテル群と美しい海が。空気が澄んでいるせいか、とにかく景色が美しい。そして海がキレイ!


ホテル群の向こうにはワイキキから歩いていける市営アラワイゴルフ場が見える



 そしてダイアモンドヘッドが現れる。火山の火口でなのある。やっぱりハワイは火山島なんだなあ。


一瞬しか見られないのが勿体ないぐらいの景色だ


 そして飛ぶこと40分、ついにハワイ島が眼下に現れた。とにかくでかい。四国の半分の大きさと良く言われるが、そんなことを言われても四国に住んでいる人しかピンとこないだろう。面積は約1万平方キロメートル、つまりだいたい100km四方の島と言うことになる。100kmと言えば東京都港区から伊豆半島の付け根あたりまでか。大阪市内からならほとんど岡山まで行ける距離である。

 しかも富士山より余裕で高い4000m級の山々がそびえ、山頂には積雪が。


判りにくくてスイマセン。たぶんすばる天文台のあるマウナ・ケア山だと思う

 オアフ島(面積1540平方キロメートル)の約6倍。さっき見たワイキキが箱庭のように思えてくる。この島で我々を待つのは何か?ごるふのことがほとんど出てこないまま旅行記その2は終わるのであった。しかし、このペースだと1ヶ月ぐらい旅行記が続きそうだなあ・・・

  2005/2/25 (248635hit) ハワイてくてく旅行記・その3


 昨日はゼクさんに頂いた割引券を使わせて頂き、ゴールデンバレーをラウンドしてきた。ゼクさん、ありがとうございました。結果は、史上最大の返り討ちを食らってしまった。結果は、桜が咲く頃までにはご報告したい(本当はしたくない)と思う。その時はどうか笑ってやって下さい。

 さてすでに「ええ加減にせえよお前」という声が若干聞こえてくるような気もするが、気にせずいこう。ハワイ島は素朴で自然が一杯で大きくてのんびりしてて何もない所だった。だって、飛行場からしてこれだもん。


タラップから直で飛行場に下りるのって、何十年振りか・・・

 予約していたレンタカーを借り、ホテルへ向かう。今回は荷物が多く、長距離のドライブをする予定だったので思い切ってSUVを借りる。GMのTrailBrazerである。トラックのごときこのサイズでも、縦列駐車や狭い道がないここでは全く気にならない大きさだ。


日本では大きすぎて乗る気にならないだろう

 空港を出て、19号線を北へ。左右は真っ黒の溶岩が延々と続き、道はその中をひたすら真っ直ぐに伸びる。オアフ島とは全く正反対の景色。ここでは「ありのまま」が島の99%を占める。荒々しい自然そのままの島だ。


道と海と溶岩だけの景色が続く

 時速60マイル(96km/h)で走ること20分。サウス・コハラ・リゾートエリアが現れる。我々のホテル、ヒルトンワイコロアビレッジがある一大リゾートエリアである。1964年にロックフェラー財団によって開発され、ごるふコースを中心として発展してきた。

 ホテル代は安くない。しかし今回貧乏症の私がここを選んだのは、ごるふコースが隣接されているという理由の他に、プールや付帯施設が充実し、○や息子も十分に楽しめると思ったからである、と言うのは嘘でただ単に雰囲気だけで決めたのであった(人生行き当たりばったり)。後から値段を確認してぶっ飛んだのは言うまでもない(チェックアウト時の請求書を見て心臓が止まり、○に心肺蘇生術を施してもらったぐらいである)。

 しかしでっかいホテルだった。どれくらいでかいかというと、主な建物が4つあり、その4つをモノレールとボートが結んでいるぐらいの大きさである。つまり敷地を歩いて移動するのは不可能で、さらには遊園地のように敷地内の地図が用意されているのだ。


ボートからモノレールを撮影。ここまででかいと不便だっちゅーの

 ここの目玉の一つはイルカと戯れることができるプログラム。ただし人気が高く、抽選で参加者が決められる。我々は日程の都合上申し込めなかったが、そこの浅瀬へ行くとイルカがすぐ手の届く所に泳いでいたりするのであった。


いや、まあ、ただのイルカなんすけどね

 部屋に入ったのはすでに午後4時。息子は泳ぎたそうだったが、さすがに今から泳ぐのはちときつい。あちこちぶらぶらして、潮風と景色を堪能し、ついでに夕食時は制御装置をoffにしてステーキを堪能し、長い1日(ホントに長くてすいません)は終わりを告げたのであった。

 明日の予告:ハワイ島の溶岩と戯れる

  2005/2/26 (249204hit) ハワイてくてく旅行記・その4


 2日目の夜が明けた。今日は早起きして島を半周し、火山と溶岩を見に行くのだ。半周と簡単に言っても、一昨日書いたとおり四国の半分以上ある島である。往復の移動予定距離は280マイル、約450km。片道4時間の予定である。


青線が今回のドライブルートである


 朝8時にホテルを出発。途中、空港近辺とコナあたりで多少混むが、渋滞と言うほどではない。コナの南に広がるケアウホウリゾートエリアを抜けると、あとは溶岩と林の中を単調に走るだけだ。


地平線まで真っ直ぐに伸びる道


 2時間少々でプナルウへ到着。ここはハワイへ出かける直前、テレビで「海亀がやってくる海岸」と紹介されていた黒砂海岸があるのだ。小学5年の息子なら、まだぎりぎり喜ぶ年齢かと思い、ここに立ち寄ることにした。しかし、海亀なんて本当にいるのか?と思っていたら・・・




 いるじゃん!2〜3頭が波間を悠々と泳いでいる。何でも、ここの岩場に生えるコケのような海藻を食べにくるらしい。よく見ると、岸にも2頭ばかり上がっていて、文字通り甲羅干ししている。近くには、「亀さんに触ったらだめだよ〜ん。それからぁ、16フィート(約4.5m)以内には立ち入り禁止っ!っていうかぁ、写真を撮る時も近寄ったらダメっす(訳:編者)」という立て札がいくつも立てられ、周囲の景観を損ねている。自然大好きのアメリカ人が考えそうなこったが、そうでもしないと触りまくったり記念撮影しまくる輩が後を絶たないのだろう。っていうかそれは日本人だってば。


これは望遠で撮ったのであって、16フィートより離れている(はずだ)


 10分ほどで亀に飽きた我々一行は、第一目的地であるキラウエア火山へ。ここは全体が国立公園になっていて、火口の手前にゲートがあり、入場料が車1台に付き10ドル。ただし7日間有効だから時間に余裕のある旅行者は2〜3日かけて回ったりするのだろう。

 ビジターセンターでは、係員のおばちゃんが溶岩が流れ出ている場所を見つけるコツとポイントを説明してくれるが、当然ちんぷんかんぷんである。見渡せば日本人は皆無だ。大丈夫か?俺?でもまあ何とかなるだろう。まずはクレーターを見学。この世のものとは思えない絶景にしばし呆然。見渡す限りの不毛の大地に、ぽっかりと空いた丸い穴。あちこちから上がる火山性のガスというか蒸気。地球のニキビだな、これは。


こういう景色が360度広がる


 しかしこの景色も15分で飽き、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードを南下する。ここから車で23マイル海岸沿いへ下っていった所に、道が溶岩で寸断されているポイントがあり、そこが生の溶岩が見られるチャンスが最も高い場所なのだ。さて、果たしてどろどろと流れる溶岩との遭遇は可能なのか?大して盛り上がらないまま続く。


この日の昼食。ボルケーノビレッジのJP’s Cafeでは、このプレートランチではなくサンドイッチ
を頼みましょう。これは見た目ほど美味しくありません



 しまった!溶岩と戯れないまま終わっちまった。明日は戯れる予定。

  2005/2/27 (249554hit) ハワイてくてく旅行記・その5


 ごるふとあまりにも関係ない日記が続くんで、表題を「はわいな日々」に替えました。いつになったら元に戻せるのか・・・

 さて、キラウエア火口から全く何もない道を走ること20マイル(32km)、約40分で行き止まりの地、ラエアプキへ。


40分間この景色が続く


 行き止まりの地(ドラクエみたいだな)へ着くと、路肩にずっと車が駐車してある。お金をかけて駐車場を作っても、いずれは溶岩に呑み込まれるためだろう。そしてちいさな休憩所とトイレと売店があり、そこには「警告しとくで!1時間歩くんやったら、1人に付き0.3ガロン(約1リットル)の水は用意しといた方がええでっせ!でないと脱水症状起こして大変な目に遭いまっせ!(訳:編者)」という警告の看板が。ますます未踏の地へ向かうドラクエのパーティの気分だ。


勇者とその息子、みたいな。撮影は魔法使い、みたいな


 真正面からのアゲンストが吹き荒ぶ中、いよいよ溶岩の上のトレッキングスタートだ。でこぼこの溶岩の上をまずは道路に沿って(と言っても溶岩が完全に覆っているのだが)歩いていく。溶岩は完全に固まってはいるが、所々で隙間から蒸気が上っている。おい、まだ固まっていない溶岩を踏んじゃうなんて事はないんだろうな?


恐いので○と息子を先に行かせた・・・わけではない


 歩くこと20分、標識のある所へ到達する。そこには、トレッキングロード終了とか何とか書いてあった(ような気がする)。ここから先は、上の写真に写っている小さな道しるべが無くなっているのだ。つまり、自己責任で行きなさい、と言う意味だろう。まだまだ元気だった我々は、とりあえずもう少し先まで歩くことにした。

 回りを歩く人は極端に減ってくる。標識までは前にも後ろにも十数人いたのだが、今は前方に数人、はるか彼方に数人、米粒のように見える先に数人という感じだ。とたんに心細くなってくるが、○がいるから大丈夫だろう。


矢印の白い点が人である。日本人でなくても前方にいるというだけで心強い


 さらに歩く。ひたすら歩く。どんどん歩く。てくてく歩く。気温は28度ぐらいだが、海からの強風と乾いた気候のためほとんど汗もかかず快適だ。結局1時間ほど奥へ向かって歩いたが、ほとんど疲れることはなかった。そして、目の前で溶岩が吹き出しているのを見ることはできなかったが、活きの良い(?)溶岩流が海へ流れ出しているところに遭遇。


大地の息吹であーる、みたいな

 惜しむらくはデジカメの3倍ズームで精一杯撮ってもこの程度の距離までしか近づけなかった事。海岸沿いは崩落の危険があり、立ち入り禁止だったのだ。まあでも息子も○も感動していたし、いいか。再び溶岩の上を歩き、40分程度で入り口へ到着。帰りは風がフォロー(しかもテンプラしても250ヤード飛ぶぐらいの強風)で、溶岩の上を歩くのにも慣れ、しかも一直線だったから楽だった。

 再び来た道を車で戻る。市街地へ戻るまでの2時間で2回しか停車しない(1回は右折車を待って、もう一回は道を太ったチワワが横断していたため・・・ホントだってば!)と書けば、どれだけハワイ島が田舎かということが判っていただけるだろうか。で、ホテル近辺に帰ってきたのが7時30分。帰りはきっかり3時間で帰ってこれた。

 ホテルの近くのキングス・ショップスというショッピングセンターでイタリア料理を堪能し(例によって肥満制御装置はオフのままである)、心地よい疲れを感じながらホテルへ。さて、明日はいよいよラウンドだ。ワイコロア・ゴルフクラブのキングスコースには一体どんなドラマが待ち受けているのか?(←こればっかり)

 明日の予告:強風の恐怖に、今日「麩のみそ汁」が飲みたくなった教父(最低のダジャレ)

  2005/2/28 (250010hit) ハワイてくてく旅行記・その6


 25万ヒット多謝。

 人間とは勝手なもので、自分の感情があふれそうになるとそれだけで心が一杯になり、人の気持ちを考える余裕が無くなってしまう。止まれ。感情の高ぶりをコントロールしろ・・・って、書いてみたかっただけです、はい。他意はありません。

 さて今日はいよいよごるふだ。息子をキッズ・プログラムに預け、ホテルからバンでごるふ場まで走る。ここワイコロアゴルフクラブ・キングスコースはGOLF MAGAZINE社の賞を何度か取っている、開場して15年のリゾートコースである。2002年にはLPGAタケフジクラシックが開催され、その時はアニカ・ソレンスタムが勝利した。

 20分ほどドライビングレンジで練習する。芝の上から打てる練習場で、しかも大きなカゴにボールが山積みしてありそれが打ち放題。横では20歳前後の女の子が60歳ぐらいの日系と思しきおじいさんにレッスンを受けている。


恵まれすぎた環境。ここに住みたくなった


 しかしまあそれにしてもとんでもない強風なのだ。海からの貿易風かなにか判らないが、日本なら嵐と言っても大げさではない風だ。その証拠に、椰子の木がみな同じ方向を向いている。


波立つ池と折れそうな椰子の木

 こんな風の中でごるふになるのか?・・・・ならなかった(涙)。

 同伴競技者は我々夫婦の他、現地に住んでいる日本人の松田さんとその友達のMr.Dennis。松田さんは50歳ぐらい、Mr.Demmisはもう少し上だろうか。仲良く4人でスタートした。

 実は今回、クラブは9本しか持っていかなかった。内訳は、ドライバー(C4)、7ウッド(STEELHEAD+)、6アイアン〜9アイアン、PW、Vokey56度、パター(FUTURAの偽物:略してF偽)である。スリクソンのドライバーと2ボールパターを置いていったのは、万が一紛失や破損があると泣くに泣けないと思ったからである(セコイ性格だ)。

 ちなみに○もドライバー・7ウッド・11ウッド・7〜9アイアン、AW、クリーブランド56度、パターの9本。息子は一去年オアフで買ったテーラーメイドのジュニアセット(5本)。それら合計24本を1個のスタンドバッグと息子の子供用バッグ、そして練習用のクラブケース(4〜5本入る細いバッグ)に詰め込んでいったのだ。トラベルケース1個に全て入れるための苦肉の策である。

 で、クラブが少ない事は何も問題なかった。ドライバーもC4はその効果を存分に発揮し、強風の下でもそこそこフェアウェイキープしてくれた。バンカーも、Vokeyで対処できた。しかし・・・

 パターF偽がもう全然ダメで、まあ本番で使ったのが初めてだから当たり前と言えば当たり前なんだけど、距離感が全然掴めず(ショートしてばっかり)、短いパットも真っ直ぐ打てず、つまりとんでもない鬼っ子なのであった。あの、言い訳に聞こえますか?ですね。


フェアウェイの真ん中に溶岩。回りは青い空と白い雲と緑の山


 風のせいでもあり(もちろん腕のせいもあり)ほとんどのホールでパーオンできず。おまけにグリーン回りが難しく、寄せるのが至難の業。そこへ持ってきてパターF偽がトホホだからスコアになるわけがない。

 出だしこそ無難にボギーだったものの、その後+3(池ポチャ)、ボギー、ダボ(池ポチャ)、ボギー、ボギー(3パット)、パー、ダボ(3パット)、ボギーで48。後半もパー、ダボ(3パット)、ボギー、+3、ボギー、ボギー、+4(覚えてない)、ダボ(3パット)、ダボ(3パット)という酷いスコアで100叩きしてしまった。トホホホホ。

 でも、ほとんど汗もかかず、強風下のラウンド自体は考える事も多く、楽しかった。ホントだよ。虚勢なんて張ってないやい!目に光ってるのは、ゴミが入っただけだいっ!


涙でぼやけた目に痛かった謎の赤い花・・・

 続く。明日はプールでトホホの巻。



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