日記80

2005年1月16日〜31日

上から下に読んでください。


去年までの日記


今年(2005年)の日記
1月前半

  2005/1/16 (224592hit) 恒例・スウィングの注意点


 今日は恒例のあの日である。あの日といっても、帰りたいわけではない(ユーミンじゃないんだから)。月の半ばのTipsの整理日である。例によって備考のリンクはゴルフ「80を切る!」日記の高野さんのウェブから教えて頂いたTipsである。

No 状況 現状 Tips 備考
ラウンド前の
心構え
しっかりストレッチする 特に肩回り
パッティング練習 ★5m、10m、15mの距離感
★1mをまっすぐ転がす
スウィング
全般
ハンドダウン ハンドダウンに構え、バックスウィング途中で親指が上を向くようコッキング アドレスで作った左手首のコックを維持
トップから下半身の体重移動のみに集中する 腕のことは完全に忘れ去る
ドライバー W−404はまずまず。やや左へ引っかける傾向がある。 7割の力で振る 7割の力でも十二分な飛距離が出る
右腰からインパクトまでの加速感が最も重要 グリップが右腰のすぐそばをすり抜けながら最短距離でインパクトへ向かうイメージ
球筋をイメージする 「映画を観るように」参照
FW まずまず 7割の力で素直に打つ フェアウェイからは特に腰を入れようとか打ちこもうとか考えず、素直に上げて素直に下ろすこと
アイアン ゆるゆるグリップとハンドダウン! ハンドダウン! マイク・ウィア方式でバックスウィングをチェック
左腕をしっかり伸ばす 重要!
バックスウィングをやや速めに ゆっくり上げるとスウィングが緩む
アプローチ 冬のアプローチは難しい ゆるゆるグリップ 球を上げる時は必須
左足体重保持 左足の裏・親指側に重心を固定
手首のコックは極力使わない 短い距離でも肩をしっかり回し、ノーコックで
トップから下半身始動で 腕ではなく体幹のターンで打つ
パッティング 転がりはよいが読みが悪い 長い距離はアプローチのイメージで 15m以上
中間の距離は自分が思うよりほんの少し大きめの振り幅で 5〜15m
短いパットは真っ直ぐかまえる! ボールの位置も真ん中(引っかけ防止)
打ち終わってすぐ頭を上げない 1mのパットをミスしないために」ほか参照
インパクトで緩まない パターを加速させる」参照

 今回の特徴は何と言っても「ゆるゆるグリップがロフト通りの高い球筋を作る」であり、「ハンドダウンと左手首の角度の維持」であり、「右腰からインパクトまでのビシュッと7割の力でスウィング」であり、「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」であり、「ハーマイオニーとダンブルドア校長」であろう。よく知らないけど。

 上の5、アイアンに追加した、その「ハンドダウン!」の備考には注釈が必要だろう。備考に注釈が必要って、予備の予備みたいだが。

 マイク・ウィアはご存じ2003年のマスターズ優勝者でありカナダのレフティである。彼のワッグルは独特であり、一旦バックスウィング方向に左腕が地面と平行になるまで上げ、その状態を目でチェックし、改めてアドレスの位置へ戻して打つ。知らない人が初めて見たら、「よ〜〜い、ドン!・・・・と言ったらスタートね」というボケかな?と思うに違いない。

 この時彼がグリップの形をチェックしているのかヘッドの向きをチェックしているのか腕の上がる場所をチェックしているのか解らないが、私もそうやって腕の上がる場所と左手親指の向きをチェックしてみると、大変うまく打てる事が解った。

 やってみて解ったが、これはチェックをするからというよりも、直前に正しい動きを予習する事で筋肉に正しい軌跡と適度なリラックスを与えるという効果によるものだと思われる。

 スロープレーにならないように気をつけなければいけないが、なかなか効果的な方法である。2005年はマイク・ウィアで行くことにした。これからは私の事はマイク・hiro・ウイアと呼んでくれたまえ!

  2005/1/17 (225076hit) お馬鹿の証明


 USPGAツアー第二戦、ソニーオープン・イン・ハワイで我らがマルちゃんが首位である。3日目を終わって2位と1打差の10アンダー。こいつは春から縁起がいい。

 最終日の今日、午前10時現在の順位はビジェイ・シンやロバート・ガメス、そして最終日8打伸ばしたエルスと並んでトップタイ。でも大丈夫。彼は3 times championである。バックナインで爆発し再逆転してくれるに違いない。ああ、ハワイへ飛んでいって応援したい。ついでにラウンドして、買い物して、ビーチで半日ほどのんびりして、スパムスビを食べて、ごるふショップで買い物をして、ついでに永住したいと思う今日この頃である。


 話はころっと変わるが、ビッグニュースを一つ。敬愛する高野さんのメガサイト、ゴルフ「80を切る!」日記に何と「ごるふな日々」をリンクして頂いた。苦節3年3ヶ月、まるで紫綬褒章を頂いたような気持ちである。また今の気分を50字以内の文章で簡潔に表すとすると、「うれぴ〜〜!」という事になるだろう。今後も高野さんのサイトの名を汚す事のないよう、読者の皆様を惑乱していきたいと思う今日この頃でもある。


 さて話は本題に入る。11日に書いたとおり、先日の練習では前日の調子良さから一転、打てども打てどもミスショットばかりであった。私が普段練習する量である3カゴ(135球)打っても全然いい感じにならなかったぐらい酷かった。

 このままでは帰れない。ひどい状態のまま練習をやめると心にも体にも悪い。そう考えた私は、半ば意地になってあと2カゴ(90球)追加したのであった。そしてその2カゴを打っていて、やっと「グリップの力を抜け」と「ハンドダウンで親指立てろ」に気づいたのである。

 私は今現在週に1.9回ぐらい練習へ行っている。1年に換算すると100回弱ぐらい。不思議なもので、練習へ行くたびに何かしらの発見があるものだ。それは最初の1球で気づく事もあるし、今回のように規定打数を超えてやっとひらめく事もあるが、だいたいは何らかの発見(あるいは再発見)をして帰路につく。

 という事は、1年間に膨大な数の発見をしている事になる。もちろん忘れていた事を思い出す時や1回思いついた事を確認するだけの事もあるので、毎回毎回新発見というわけではないがそれでも1年間の我が「ヘウレカ!」は50回は下らないだろう。

 年に50回も新発見しておいて(しかもその時は実際にスウィングがとても良くなったりするのに)、いざ本番では同じようなミスやトップを繰り返している俺って、実はとんでもない大バカなんじゃないのか?

 しかも、今回のように前の日に発見した画期的なコツが、次の練習では全然うまく行かないというパターンが本当に多い。あれ?なんで?と思いつつ一生懸命思い出そうとするが、そこで良いイメージを回復するのは2回に1回ぐらいだろうか。で、私は思う。

 発見しすぎるからうまくならないんじゃないか?と。

 目先の発見にこだわりすぎ、あっちへふらふら、こっちへふらふらするから固まるべきスウィングが固まらないのではないか?発見なんてしないで、うまく打てても打てなくても愚直に決まったドリルを繰り返す方が良いのでは?

 でも、確かに効果的で長い目で見れば正しいと思われる発見もあるしなあ・・・・一体私はどうすればいいのか?

 この問いについてだけは、残念ながらまだ答えが発見されていないのであった。

  2005/1/18 (225882hit) すごいぜ、マルちゃん


 マルちゃんは残念だった。でも、ワールドランク1位(ビジェイ)と3位(アーニー)を相手に堂々と優勝争いをして、負けたら悔しいと感じられるという事は、彼の実力が世界トップレベルにあるという証拠である。今回も素直な感想が「健闘した」ではなく「勝てなくて残念だった」だもんね。

 またこれで世界ランキングが上がるだろう。ちなみに現在は27位。少し上が崔京周、少し下にポール・ケーシー(2003年欧州賞金ランキング6位。ライダーカップにも選ばれた27歳の新進気鋭)らがいるポジションである。

 もし4つぐらい順位を上げると23位。現在22位にはジム・フューリック、23位にはリー・ウエストウッド、24位にはトーマス・ビヨンが居る。つまりマルちゃんは彼らと同じぐらいの腕前であると言えるのだ。当たり前だけど。

 しかし、ビジェイもアーニーも強いわ。最終日のバックナインで実力を発揮できるパワーはやっぱり超一流の証。技術や精神力ももちろんだけど、やっぱり4日間プレーしてきてそこで最高のパフォーマンスが発揮できるのは、体力の違いかなとも思う。

 いくら精神力が強くても、体のキレがなくなってきたり腰が痛くなってくれば100%の力は出せない。そういう意味で、5リッターターボのエンジンを積んだ彼らはやはり圧倒的有利だもんね。それに、ビジェイが1日に8時間も10時間も練習できるというのも体力があってこそだし。

 うまくなりたいから、練習したいからといっても普通の体力の人間がそんなに練習したら体を壊すのは必至だろうし、それはプロでも同じ事だと思う。つまりタフな体を持って生まれた事自体が最も大きな天賦の才能なのではないかと。

 私なんて週2回の練習がやっと。足首(左が古傷、右が捻挫)は故障中だし、腰は痛い(ぎっくり腰だけでなく、性格が及び腰で弱腰)し、頭は悪い(漢字が書けない、ノーベル賞を取れなかった、青色発光ダイオードを開発できなかった)し、目も悪い(近視と老眼と弱り目と祟り目)。

 せめて○のように竹を割ったような潔さとゴジラの戦っても勝てるであろう基礎体力があれば救われるのだが、残念ながら私の良いところはキムタク似の顔と誰からも愛される性格ぐらいである。しかしそんなモノはごるふの上達には何の役にも立たない。

 だから、レッドゾーンぎりぎりまでエンジンの回転数を上げて戦い続けるマルちゃんはやっぱりスゴイのである。

  2005/1/19 (226709hit) マルちゃんの話題をもう一つ(超毒舌あり)


 先日放映された「ジャンクSPORTS」という番組に、マルちゃんが出演していた。オフシーズン中ということもあり、マルちゃんテレビに出まくりである。

 この番組は旬のプロスポーツ選手を6〜8人ゲストとして呼び、ダウンタウン浜ちゃんの巧みな話術で選手の面白い裏話や秘話を引き出すという、今日本で2番目に面白いトーク番組である。

 さて、その番組でのマルちゃんの話で、私が大変驚いた事が2つあった。1つはアメリカツアーの年金の話

 ツアーに年金制度がある事自体びっくりだったのだが、驚愕したのはその額である。今現在のマルちゃんのクラスで、生涯の年金予定額がなんと30億円になるらしい。「さんじゅう億えん」でっせ!「さんじゅうえん置く」んとちゃいまっせ!!(トミーズのネタ)。

 もちろん世界で23本の指(どんな手だ)に入る実力者であるわけだから、それくらいもらっても当然であると思う。ではなぜそんなに驚いたかというと、それだけの資金をプールできるアメリカプロゴルフ協会の資金力と、スポーツ選手に対するアメリカ社会の正当な評価と理解にである。

 自分たちにできない事を軽々とやってのけ、観客に夢と希望を与え、ある時は生きる喜びを与え、ある時はショッピングモールの在庫処分を引き受け(イエスパー・パーネビックなど)、またある時はベビーシッターに挑戦し(A.エルス)、さらにはリビングの絨毯を丸刈りにしてしまう(ブラッド・ファクソン)というパフォーマンスに対して、十分な対価を払おうという社会全体の寛容さというか文化の豊かさに私は感動したのである。

 プロゴルファーを目指す貴方、これからはやっぱりアメリカだぜ!俺もあと30歳若ければ挑戦していただろう。そして、あと40歳若ければ2歳だっただろう。

 さてもう一つはマルちゃんが大学時代のエピソード。彼の出身校はN本大学であるが、彼が鳴り物入りでごるふ部に入った当時、そこには信じられない世界が広がっていた。覚えておいてね。N本大学ごるふ部です。

 (ここから目も覆わんばかりの毒舌が始まります。お嫌いな方は飛ばして下さいね)

 入学前の春の合宿。練習が終わり、夜の9時からミーティングが始まる。最初は4回生、次に3回生・・・と順番にそのミーティングが行われ(何故同時進行で行わないの?アホか?)、1回生のミーティングが終わるのが午前1時ぐらい。そして、次の日の起床時間が午前2時半とか3時なんだそうである。

 3時に起きて練習や準備をするのならまだ解るがそうではない。4回生が起きる5時半まで何もせずただぼうっと立ちっぱなしで待っているだけらしい。何それ?全く意味不明。脳みそ腐ってるの?

 また、食事の時に醤油や塩を使う時は先輩の許可を得なければいけないだとか、直接話ができるのはすぐ上の上級生だけで、4回生に話をしたい時は2回生、3回生と伝言ゲームのように話を持っていかなければいけないとか、トイレに行くのも上級生の許可がいるだとか、練習中は水も飲んじゃダメとか、ラウンド時、1年生はどんなに泥が付いてもボールを拭いちゃダメ(グリーン上でも!)だとか、全く論理的な説明が不可能なシュールな世界がそこには存在したらしい。

 いやあ、(一部の)大学の体育会系ごるふ部がブラックホール級のバカとは聞いていたが、ここまでとんでもないバカだとは思わなかった。まさか今でもこんな事してないだろうなお前ら。もししてたら、ごるふの名の下に、ボビージョーンズに変わってお仕置きしてやるから覚悟しとけよ。

 そんな中、当然やんちゃなマルちゃんは目の敵にされ、正座させられたりいじめられたり散々な目にあったらしい。しかしそこは実力の世界。1回生のうちにプロテスト受験の資格を得て(もう退部しても大丈夫)、監督に直談判し、理不尽なシステムと4回生を切り捨てさせた。さすがマルちゃん!

 しかしまあ、この戦時中の日本軍でも悲鳴を上げて逃げ出すほどの理不尽さ。おそらくN本大学ごるふ部に限らず、そしてマルちゃんの時代に限らず、こういう非常識が常識として行われているのだろう。そこには一体何があるのか?

 強くなる、根性をつけるという大義名分(それ自体が狂っているのだが)を振りかざし、強いモノには絶対服従、弱いモノにはやりたい放題。そう、ロリコン人殺し男、痴漢、早稲田の強姦サークル・スーパーフリーの面々、政治家、官僚とやっている事が全く同じなのである。

 現に国士舘大学のサッカー部員15人が高校1年生を集団で暴行蹂躙しているではないか。こいつらの頭の中には、「自分より下の者(=自分より弱い者)には何をしても許される」という心理があったに違いない。だって、クラブ活動でそういう教育を受けてるんだもん。

 軍隊で上官に絶対服従させたのは「敵を殺して自分が殺されない」ために仕方がない措置であった(戦争を容認しているわけではない、念のため)。いわば殺人マシーンとして人間の感情を捨てさせる方法であったのだ。そんな極限の教育方法を、何でたかが学生のスポーツで行う必要がある?

 理不尽なしごき、いじめを容認してる監督・コーチよ、お前らは人殺しを育てているのか?人間の感情をなくした化け物を世に送り出したいのか?腐った頭でもちょっと考えれば解るだろう?

 日本という国を悪くしている元凶は、お前らだ。

  2005/1/21 (228107hit) 憧れのイバカン騒動記・その1


 さて、今日から茨木カンツリーのラウンドレポートをお送りするわけだが、その前に訂正を1つ。

 一昨日の日記で、「亜細亜大学野球部の2年生が集団で痴漢をしている」と書いたが、この事件は昨年末の段階で一人を除き不起訴となっており(主犯格と思われる1人については別の日の痴漢容疑で起訴されている)、彼らの弁護士が「見込み捜査の疑いがある」と抗議の記者会見を開いている。つまり、彼らの容疑は司法により否定され、警察の勇み足や捜査の失敗だった可能性が否定できない。

 そういう状況なのに、嫌疑が確定したような書き方をして関係者の皆様にご迷惑をおかけした事をおわび致します。申し訳ありませんでした。<m(__)m>


 さて、折しも大寒のこの日は予報では曇り時々晴。寒いのは我慢できるけど雪や雨は堪忍してくれと思っていたら、朝からとっても良い天気!やるじゃん、さすが俺!

 スタートは9時半。余裕を見て7時に家を出る。途中事故渋滞などがあり、予定より30分遅い8時半にコースへ到着。市街地の真ん中に突然現れる緑の楽園。




 エントランス道路を入ると、すぐ正面に歴史を感じさせるクラブハウスが見えてくる。



 正面玄関に到着。バッグとボストンを下ろす。ちょっと緊張する。再び車に乗り込むが、近くに駐車場が見あたらない。そういえば、エントランス道路に入るだいぶ手前にそれらしきものがあった。周りを見渡すと・・・あった。



 300mも先である。そうか。ここはみんな運転手付きの車で来るから、駐車場は離れていても何の問題もないのか・・・と思い、車を止めに行く。そして歩いてクラブハウスまで戻る。

 ところが、私がすこし息を切らせてクラブハウスに到着した時、駐車場からクラブハウスまでの送迎バスがちょうど私と同時に正面玄関に着いたのであった・・・トホホ。

 さて、チェックインを済ませてロッカー室へ。ロッカー室は想像していたよりも質素であった。しかしメンバーとビジターのロッカー室が別になっている所などはさすが名門・・・ってあんまり関係ないか。



 着替えを済ませ、さっそく練習場へ。しかしあまり時間がないので、アプローチの練習場へいく事にした。そう、ここは練習グリーンと通常の練習場以外に、アプローチの練習場もあるのである。



 練習グリーンにはたくさん人が居たが、何故かここには誰もいない。備え付けのボールでアプローチとバンカーの練習をしばらくした後、再び練習グリーンへ向かう。時刻は午前9時10分。

 しかしまあここのグリーン、転がりがとんでもなく良くてとにかく早いのだ。下りのパットなど、半分ぐらいの力加減で打たないとどんどん転がってしまう。私のホームコースのグリーンがやや重めなので、こういうグリーンには慣れていないのだ、というのはこれから起こる惨事に対する言い訳だったりするんだな。

 そうこうしているうちにSさんと本日お招き下さったメンバーの青木さんと合流。私がお呼びしたMaさんも揃い、いよいよスタートである。わくわく。でも、2週間ぶりのラウンドはちょっと不安。

(続く)

  2005/1/22 (228802hit) 憧れのイバカン騒動記・その2


 今日のラウンドは東コース。井上誠一氏が設計した西コースではなく、大正時代に作られた歴史のあるコースである。重機などを使わず手作りで造成した絶妙なアンジュレーションがフェアウェイに広がる。

 で、アウト1番はこんな感じ。白ティから210ヤード地点以降はブラインドで急激に下っていて、右側には池が隠れている。



 この東コース全般に言える事だが、コース自体は広いものの、左右の林の張り出し具合や絶妙に配置された木々そしてバンカーがフェアウェイを実際より狭く見せ、プレイヤーにプレッシャーをかける。また実際に木々がスタイミーになるケースが多く、遠くに飛ばす事より真っ直ぐ打てる事がスコアメイクの絶対条件である。

 そしてお約束の記念撮影。左から私、メンバーの青木さん、Sさん、Maさんである。この写真はキャディさんの鈴木さんに撮って頂いたのだが、予想に反して(?)大変優しく、礼儀や言葉遣いも満点のキャディさんだった。



 スタートホール、ドライバーはトップ目だがフェアウェイセンター。2打目の8アイアンをトップするも寄せが80cmに付き、幸先良く寄せワンスタート。しかし今思うと、この寄せワンがこの日のハイライトだった・・・・・・

 次の2番ホールパー5、ティーショットは左へ引っかけ、2打目は8アイアンで良いところまで出しただけ。そして3打目の7Wを思い切りチョロ。トホホ。結局5オン2パットでダボ。さっきのパーを速攻で帳消しにする。

 その後もアイアンをトップしたり左へ引っかけたりアプローチをミスしたり1mを外したりといつも通りのトホホぶりが続く。

 そうこうしているうちに、東アウトで最も美しい5番ホール(パー5)へやってきた。ティグラウンドからなだらかな打ちおろしのブラインドホールで、セカンド地点から池に向かってさらに打ち下ろしていく。下の写真はセカンド地点のフェアウェイ左端から。



 花道右半分には池が食い込んでおり、左にはラフとバンカーが待ちかまえている。私はドライバーが今日イチの当たりで、しかも傾斜をかけ下りて残りが180ヤード。ほんの少し迷ったが、池に入れても次が4打目、乗せて2パットでボギーである。思い切って5アイアンで狙う!

 気合いを入れて打たれたボールはしかし意に反してハーフトップで左へ飛び(逃げてるじゃん)、結果的に一番面白くないグリーン左のラフへ。寄せて2パットのパー。まあいいか。

 さらに8番ホールでフロントナインで3個目の素ダボ(アプローチのミス+3パット)を叩き、結局前半はパー、ボギー、ダボが3つずつの45。うーん、ちょっと悔しいっす。

(続く)

  2005/1/23 (229148hit) 憧れのイバカン騒動記・その3

1/20・茨木カンツリークラブ・東コース・Par72(コースレート69.5)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 5 4 3 5 3 4 4 4 36 3 4 4 5 4 3 5 4 4 36 72
score 4 7 5 5 5 4 5 6 4 45 2 4 5 5 5 5 6 6 7 45 90
+3
topics *1
putt 1 2 2 2 2 2 1 3 2 17 1 2 3 1 2 2 2 2 3 18 35
*1・・・大変楽しい1日でした。

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
6ボギー
5ダボ
1トリプル
90
(+18)
89.0
平均パット数
Putting average
1.944
(35)
2.037
(36.7)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.6
(1/18)
1.9
(0.3/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
33.3
(6/18)
37.0
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
66.7
(12/18)
75.9
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
27.8
(5/18)
33.3
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
66.7
(17/18)
83.3
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
57.1
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
225.7 231.2
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
28.6
(2/7)
20.7
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
69.2 64.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
66.7 71.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
50.0 55.9
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
53.6 65.5

 ハーフを終わり、クラブハウス2階の食堂ではなく東10番手前の茶店へ行く。ここは駒が池という大きな池のほとりに立つ山荘風の茶店で、リラックスした雰囲気の中で食事できるのだ。
 
 ここでは、良い気候の時期には池に張り出したテラスでナチュラルな風を感じながら昼の時間を過ごす事ができる。そう、イバカンのキーワードは「リラックス&ナチュラル」なのである。

 良く気のつくキャディさん。最高の環境。十二分な施設。そして雄大な敷地に戦略性の高いコース。しかしそれは奇をてらった人工的な物ではなく、天然のアンジュレーションと美しい木々によってあくまでナチュラルなハザードとして機能している。

 しかも各ホールは池や谷、打ち上げや打ち下ろし、ティグラウンドからグリーンが見えるホールやドッグレッグ、ブラインドなど、十二分にバリエーションがあり、神戸ゴルフ倶楽部と同様、何度でもトライしたくなるコースなのだ。

 グリーンも、一見何でもない傾斜だが微妙なアンジュレーションがあり、どちらに曲がるか迷うラインが多かった。っていうか、キャディさんに聞かなければ判らないんだブレイクが。またスネークラインの多さも特筆もので、例えば2/3までは上りのフック、そこを過ぎるとわずかにスライスして下りというとんでもなく難しいラインが容赦なく出てくるのだ。

 下に付けてもこの難しさだから、横や上に付けようものなら3パットは約束されたようなものである。さらに状態も完璧で、グリーンキーパーの質の高さが伺える。


 さて、話を戻そう。食事はやはり名物をという事で山菜定食を頼む。



 何と小鉢が7つもついている。どれも大変美味しゅうございました。さすがリーガロイヤル。しかもこれだけではない。



 小鉢のあとに、特製釜揚げ細うどんと天麩羅が出てくる(釜揚げうどんの他におかゆなどもチョイスできる)。しかも食べ終わったあとで、揚げたてのさつまいものテンプラとミカンをデザート代わりに出して下さるのだ。ヘルシー、美味しい、ボリュームたっぷり。で、1500円とか2000円とかすると思うでしょ?これで945円なのだ。意外な安さにちょっとびっくり。

 お腹もふくれ、後半のスタート。10番ホールは150ヤードパー3。8アイアンでピンハイへ。やっとアイアンがまともに当たった。そして12mのパットが何とカップインし、今年初めてのバーディ。やっぱり美味しいものを食べると元気が出るのか俺?だから太るのか?(←ちょっと違うと思う)

 11番は左ドッグレッグの短いパー4で2オン2パットのパー。しかし次の12番、ピン下3.5mにパーオンしておきながら『ふふふ、またバーディーだぜこれで後半2アンダーだぜ』とか思ってしまった俺のバカは強く打ちすぎて1.5mもオーバーし返しも外してボギー。救いようのないアホだな俺は。

 13番(パー5)は3打目でシャンクしてバンカーへ入れるもそこから奇跡の寄せワンでパー。14番はまたセカンドショットのアイアンをトップし3オン2パットのトホホなボギー。しかしここまで1オーバーだ。何とかこのままいきたいと思った矢先の15番パー3。



 160ヤードを7アイアンでフルショット!完璧な当たりでピンに向かって真っ直ぐ飛んで行くボール。グリーンに落ちたあと、1バウンドしてボールはバックスピンがかかり、ピンをかすめて30cmに付く・・・・という脳内シミュレーションだったのだが、実際は当たりそこないで右30度へ飛んでいきOB。お前は実現不可能な夢を追い求める夢想家か!結局ダボ。

 言い訳になるが、ここ東コースは乗用カートではなく歩きでのラウンドであり、このあたりで私の下半身はだいぶへたってきていたのだ。足首も腰も膝もちょっと痛かったし。っていうか、18ホール歩きでラウンドできないような体でごるふをするなこの軟弱者のスットコドッコイの長助!という意見もある。これからは普段のラウンドでもできるだけ歩こうとちょっと思った。

 16番パー5では3打目をシャンクしてバンカーイン。上2mに付けるもそれも入らずボギー。

 さらに17番ではティーショットが右隣のホールの右端のラフまで飛んでいってしまう。まあ左からの風もあったが、スライスにも程があるっちゅーねん!しかしコースでこれだけ曲げるとかえって気持ちいいぐらいだ(嘘。全然気持ちよくない)。

 その隣のホールからの2打目、つま先上がりの左足上がりのライという難しいショットはうまく打てたのに、次の何の変哲もないフェアウェイセンターからのショットをまたシャンクする。シャンクというより完璧にシャフトで打っていたな。どんだけヘタクソ何や俺は!4オン2パットのダボ。

 そして最終18番。ティーショットは左へ真っ直ぐ抜けて池へ。池の横からの打ち直しも乗せられず、最後に3パットのおまけ付きでトリプルボギー。上がり4ホールで8オーバー!!もう処置なし。トホホ。

 というわけで、トホホ満載のイバカン初体験は終わったのであった。でも、成績は追いといて、素晴らしい1日だった。今回招待して下さったメンバーの青木さん、そしてお声をかけてくれたSさん、急な誘いにもかかわらず付き合って下さったMaさん、本当にありがとうございました!

 また回りたいよー!!

  2005/1/24 (229811hit) ごるふ場の犯罪


 無茶苦茶な世の中である。そう、もちろんレイクウッドゴルフクラブ富岡コースと平塚富士見カントリークラブのキャッシュカードスキミング事件のことだ。

 犯罪に会わないようにわざわざ預けたはずの貴重品ボックスをマスターキーで開けるという行為自体、掟破りの超反則技であろう。例えるなら一流ホテルの前で車を降り、キーをベルボーイに渡したらベルボーイが乗り逃げしちゃったとか、女風呂に盗撮用のカメラを設計段階から備え付ておくとか、庶民が死ぬ思いで貯めた雀の涙ほどの貯金を税金で持っていくとか、林の中から手の5番を使うとか、カップの回り1mに白線で円を描きその中に入ったらOKのごるふ場とか(ハワイにあるらしい)、「それをやっちゃあお終いよ」的犯罪である。

 しかもその犯罪にごるふ場の支配人(遠山秀樹51歳)が関わってたって・・・もう安易すぎて史上最低の犯罪といっても過言ではあるまい。例えるなら某所の公務員が税金でヤミ退職金をもらって申告していなかったり、ロリコンという性癖を満足させるために小学校の教師になったり、ごるふ練習場でボール50個500円のはずが49個しか出てこないように機械を細工したり、トリプルボギーを叩いて「ダボです」と申告するようなものであろう。

 犯罪は例外なく悪である。しかし、職業に貴賤がある(建前では「ない」事になってるけど、おらぁそうは思えないもんね)のと同様、犯罪にも貴賤があると私は考える。そして、この犯罪はバレた段階で世界中のごるふぁーに総スカンを食らう、卑しすぎる犯罪である。

 実際はともかく、エチケットとマナーを行動規範とすべきゴルフ関係者(しかもごるふ場の支配人!)が、こんな最低の犯罪に手を染めるとは、全国の善良なごるふぁーが感じたショックは小さくはない(と思うけどそう思ったのは私だけかもしれない、と書けば私が善良なごるふぁーだと自慢しているようでちょっとイヤらしいがそういう意味ではなく私だけが大げさに考えすぎかな、と言う意味です)。

 しかし、ごるふをしない人たちに「なーんだ。やっぱりごるふなんてするヤツは最低じゃないか」と思われても仕方ないし、全国のごるふ場で間抜けなオヤジたちが「お前の所はこれ(と貴重品ボックスを指さしながら)大丈夫やろな、イヒヒ」と受付嬢の顔を引きつらせているに違いない。

 そんな情けない光景が頭に浮かび、私はちょっと鬱になるのであった。

  2005/1/25 (230481hit) 「スコアを誤魔化す」恐怖


 昨日の日記(読み返すと何を言いたいのか全然判らない。我ながら情けなくなる。でも自覚症状があるだけましだと思う。キ■ガイは自分の事をキチ■イとは言わないもんね)で、私はこう書いた。

 もう安易すぎて史上最低の犯罪といっても過言ではあるまい。(中略)トリプルボギーを叩いて「ダボです」と申告するようなものであろう。


 そう、スコアを実際より少なく申告してしまう事についてだが、これは一般のごるふぁーでは最低の行為とされている。そしてこの行為は普通、同伴競技者により少ないスコアで上がったと思わせるため、またはニギりに勝つため、さらには競技やコンペで良い成績を出すために、はっきりと自覚しながら行われる。

 こういう人間は、人生においてもバレなければ何をしても良いと思っているのだ。従って、こちらもバレなければそいつに何をしても良い理屈である。もし貴方の周りにそういうヤツが居るなら、いたずら電話や頼んでもいない出前をたくさん届け(←自粛)ましょう。

 しかし、そんな気が全くないにもかかわらず、ついうっかりと過少申告してしまう可能性もあるのではないか?特におっちょこちょいで粗忽者でスコアを気にする私の場合、その「ついうっかり」を実はしてしまっているのではないか。ひょっとしたら頻繁に・・・・そんな思いに駆られてしまうのだ。

 例えば、バンカーで大叩きした場合、頭に血が上り、実際に何回打ったか忘れてしまうケースもあるだろう。他に考え事をしていたり疲れていたりして、気がつけばグリーンに居たなんて事もあるかもしれない。OBを打った事を忘れてしまう可能性もある。

 そういう時、人間は(っていうか私は)自分に有利に振る舞いがちである。そう、してはいけないと理屈では思っていても、心の底では「ダボやトリプルはイヤだ」とか「俺様がトリプルだと?認めないぜ!俺は断じて認めないぜ」とか「3パット?4パット?うん、3パット・・・のはずだ」というどろどろした悪魔の叫びが聞こえてこないとは私には断言できない。っていうか、無意識に絶対思っているはずである。だって、俺って実は性格悪いもん(えっ、とっくに知ってた?)。

 そして、そんな無意識の悪魔の叫びを自覚しないまま「ダボです(本当は9叩いた)」と言ってしまっているのではないか?みんなに「あいつは口やウェブでは偉そうに言ってるけど、スコアを誤魔化す常習犯なんだぜ」と思われているのではないか?そんな恐怖感があるのだ。

 あの、事実、昔は誤魔化してました、はい。学生時代の家族でのラウンドや社会に出てごるふを始めた頃は、結構自覚しながら誤魔化してました。OB打ってカウントしなかったり、空振りを素振りのように振る舞ったり。ごめんなさい。すいません。すいません。

 でも、そういうカワイイ(←馬鹿野郎!>俺)誤魔化しではなく、無意識の誤魔化しを絶対にしていないという保証はどこにもないのだ。もちろんたくさん叩いた時は一生懸命数えるし、二度三度と数えるし、口に出して「ティーショットが右へ行って、そこからフェアウェイへ出すだけで、3打目がシャンクして・・」と確認もする。まれに○が注意してくれる時もある。

 しかし、そうやって間違いがないように注意しても、無意識の悪魔がいる限り「つい、うっかり」の可能性は残ってしまうのだ。考えすぎかもしれないし強迫観念に近い思いかもしれないが、そういうのってすごく恐いな、と思う気の小さい私であった。

 あの、私とラウンドして下さる皆様、もし私がスコアを過少申告したら、私の中の悪魔がそう囁きかけたと思って下さい。あの、悪気はないんです。本当です。そして、そっと優しく、「今のはダボじゃなくってトリプルだったよね?」と教えて下さい。どうかよろしくお願いします・・・などと書くと、まるで私がスコアを誤魔化す常習犯で、事を正当化しようとしているみたいであるなあ。

 あの、気をつけます。自分で。しっかり。はい。だからいたずら電話や頼んでもいない出前をたくさん届けたりしないでください。

  2005/1/26 (231046hit) 何故忙しい


 とにかく忙しいの忙しくないのあーた。雑用と降ってわいた旅行話(近日発表)で1日中頭をフル回転させている編者なのであった。タイガーも優勝しちゃうし(関係なし。しかも古い)。

 と言うわけで今日はすいません、写真だけ。







 えっ?これ何、ですって?お前、水曜日は仕事してるはずだろって?

 はい、仕事サボってごるふへ行ってました。

 っていうか、明日もラウンドなんです、はい。(うふふ)



 ・・・・・バキッ!(ごるふの神様がツッコミで私の後頭部を叩いた音)

  2005/1/28 (232644hit) 2日連続ラウンドの1日目

1/26・奈良柳生カントリークラブ・Par72(コースレート69.6)・晴れ時々曇
hole 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 5 4 4 3 4 3 4 5 36 4 5 4 3 4 4 3 5 4 36 72
score 7 5 5 4 4 5 3 4 4 41 5 5 6 4 5 3 3 7 4 42 83
+3
topics *1               *2       *3 *4 *5 *6   *7  
putt 2 2 2 2 2 2 2 1 1 16 2 2 3 1 1 1 1 3 2 16 32

*1・・・朝一からいきなり右へOBって・・・トホホ度4

*2・・・3打目、残り50ヤードのアプローチが1mに付く。
ウホホ度4

*3・・・最悪の3オン3パット。トホホ度4

*4・・・2打目のアプローチがトップ。トホホ度3

*5・・・セカンドショットを大きく左へ引っかけ、アプローチも乗せられず。トホホ度4

*6・・・セカンドショットのアプローチで40〜50ヤード残った時が一番チャンス。ウホホ度4

*7・・・セカンドショットのFWをチョロ。3打目がバンカーへ。乗せて3パット。トホホ度4

ウホホ26点(8点 + パー2点x7 +寄せワン1点x4) VS トホホ19点 で何とかウホホの逃げ切り

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
2バーディ
6ボギー
2ダボ
1トリプル
83
(+11)
87.5
平均パット数
Putting average
1.777
(32)
1.972
(35.5)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1
(2/18)
4.2
(0.75/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
50.0
(9/18)
40.3
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
83.3
(15/18)
77.8
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
34.7
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(15/18)
83.3
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
57.1
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
243.6 234.3
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
40.0
(4/10)
25.6
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
78.6 68.2
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
71.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
55.9
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
65.5

 というわけで仕事をサボってごるふに行ってきたのであるが、常々私はいくらごるふ好きが高じようとごるふのために仕事を休む事だけは止めようと自らに律してきた。

 例えば仕事を休んで月例に出るだとか、仕事を休んで日本オープンに出るだとか、仕事を休んで「金子柱憲・高田純次 ゴルフの王道」にゲスト出演するだとか、そういうチャンスがあったとしてもきっぱり断るつもりであった。

 そんな生真面目で仕事第一で杓子定規で三角定規な私が、なぜ今回は特別に仕事を休んだのか?それは、○が許可してくれたからである・・・というのは理由というより最大の関門で、実際には誘ってくれたメンバーがたいへん楽しそうだったからである。

 今回誘ってくれたのは同業者の5人。毎月最終水曜日に集まりラウンドしている仲間である。年齢も近く、わいわい楽しみながらのラウンドがたいへん羨ましかったので、今回のお誘いに乗せていただくことにした。

 ちなみにメンバーは昨日の写真左からK田さん、Y下さん、H間さん、N谷さん、M瀬さんである。N谷さんは去年の瀬田GCでのコンペとゼノ●ック杯でご一緒したAさんと同一人物である。

 場所は奈良柳生カントリークラブ。我が家から国道を走って1時間の距離だが、渋滞がほとんど無かったため快適なドライブだった。

 ここはたいへん美しく豪華なクラブハウスと充実した施設を誇るこーすである。20打席・230ヤードぐらいの練習場があり、しかもコースボールが打ち放題なのだ。こんなごるふ場は初めてである。1時間以上前に到着した私は、調子に乗って50球ぐらい打ったのだが・・・・アイアンがほとんどシャンク!周りの人はペチペチペチペチうるさい!と思ったに違いない。

 アイアンに不安を抱えつつも、そんなこんなでメンバーも揃い、挨拶をしてラウンドスタート。ところがティーショットを打つといきなりスライスして右へOB。これ以上ないトホホな出だしで結局トリプルスタートとなった。

 しかし次のパー5でパーをセーブ。昨年末あたりからフェアウェイウッドの調子が良く、パー5のスコアが格段によくなってきた。いい傾向である。スリクソンのスプーンで苦手意識が払拭された事が大きいような気がする。ごるふは気持ちの持ちようだ!

 前半のホームホール(パー5)でも2打目、スプーンで残り50ヤード地点まで運べ、アプローチもうまく打ててバーディをゲット。出来過ぎの上がりで5オーバー。

 しかしやっぱりアイアンなんだよ問題は。前半パーオンしたのはパー5が2つとパー3、パー4が1つづつだけ。つまりパー4は5回中4回パーオンに失敗しているのだ。如何にアイアンがトホホっているかご理解頂けるだろう。シャンクこそ出なかったが、まともに当たったのは昨日1日で3回ぐらいか。

 後半もパー4で2回、パー5で1回の計3回しかパーオン出来なかった。アイアンショットだけ見ればきっとHDCP50の人と思われる自信がある。間違いなくある。威張る事じゃないけど。

 それでもスコアがまとまったのは、ドライバーが良かったのと寄せワンが4回あった事、そしてパットが結構入ってくれたからであろう。

 すごく出来の良いグリーンで、転がりが素直だったため読みやすかった。それにきさいちより速いグリーンがショートしがちな私のパッティングにマッチしたとも言える。

 まあそういうわけで楽しい1日だった。皆さん、お誘い下さり本当にありがとうございました〜!

 そうそう、昨日の写真の3枚目は17番ホールパー4。ティグラウンドからグリーンまでずっと左側に池とビーチバンカーがある美しいホールであった。私はティーショットを右のラフ、セカンドをトップして右の奥と逃げに逃げまくった。根性がない事にかけては天下一品だなと自分で思った。

  2005/1/29 (233391hit) 2日連続ラウンドの2日目

1/27・きさいちカントリー・竹松・Par72(コースレート68)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 5 3 5 5 6 4 4 4 4 40 4 3 4 6 4 3 6 6 5 41 81
topics     *1   *2   *3 *4           *5     *6   *7
putt 2 1 1 2 1 2 1 1 1 12 1 2 2 1 2 2 2 3 2 17 29

*1・・・本文参照。トホホ度4

*2・・・ティーショットが芯を食い、完璧な手応えを残しつつOBラインを越えていった。トホホ度2

*3・・・スプーンのティショットでチョロ。トホホ度3

*4・・・本文参照。ウホホ度4

*5・・・本文参照。トホホ度5

*6・・・アプローチが2回連続△。トホホ度5

*7・・・本文参照。トホホ度4

ウホホ27点(4点 + パー2点x9 +寄せワン1点x5) VS トホホ23点 で今回も何とかウホホの勝ち

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
6ボギー
2ダボ
81
(+9)
86.2
平均パット数
Putting average
1.611
(29)
1.900
(34.2)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.6
(1/18)
4.4
(0.8/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
55.6
(9/18)
43.3
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
88.9
(16/18)
80.0
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
35.6
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8
(14/18)
82.2
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
78.6
(11/14)
61.4
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
245.7 236.6
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
45.5
(5/11)
30.0
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
75.0 69.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
75.0 72.2
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
53.1 55.2
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
67.9 66.1

 いやまあそれがその全く何というか全然とにかく良くないのよアイアンが。ファインショット率53.1%という事は2回に1回はとんでもないミス(ダフリ、トップ、後に飛ぶ、地面に潜ってブラジル当たりから出てくるなど)をしているという計算である。せめて66.6%ぐらい、そう3回に2回はまともに当たるレベルまで持っていきたいと思う編者である。

 ドライバーは相変わらず好調、アプローチもパットも大変良くできました、だったので寄せワンでパーを拾いまくって成績は上出来なのだが、アイアンがこれだけ当たらないとストレスが溜まる。っていうかこれだけドライバーやパットと差があると逆にすごくハズカシイよ俺は。

 パット数29で81という事は、ショットに52回も費やしている事になる。つまり1ホール平均で2.9ショットもしている事になるのだ。いや、実際はパーオンしているホールが7つあるわけだから、52ひく14わる11で、パーオンしているホール以外では平均で約3.5回もショットしているのだ。これは多い。多すぎる。

 例えば前半、竹の3番ではティーショットがややスライスして右のラフへ。残り100ヤードの打ち上げ、軽くラフに浮いた球をPWでフルショットするも思い切りダフって60ヤードしか飛ばず。アプローチもピリッとせず4オン1パットのボギー。

 例えば松の9番、ティーショットは球のやや上を叩くもまずまず。残り105ヤードの打ち上げ、フェアウェイセンターで何の変哲もないライからどトップして右のOB杭ぎりぎりまで転がる。アプローチもエッジまでしか行かず。そこから2パットのボギー。

 トホホな事ばかり書いてだんだん気分が落ち込んできたので、良かったホールについて触れて精神の安定に努めさせてもらっても良いですか?でないと泣きそうなの、私・・・

 竹の8番ホールパー5。ドライバーまずまず。セカンドは左足上がりでライが良かったため、思い切ってスプーンで狙う。かいしんのいちげき!俺はフェアウェイからスプーンが打てる!俺はフェアウェイからスプーンが打てる!俺はフェアウェイからスプーンが打てる!俺はフェアウェイからスプーンが打てる!(以上自己暗示)。

 ボールはグリーンまで15ヤード地点へ。バンカー越えのアプローチだったがうまく打てて50cmに付けてバーディ。でも、昨日もそうだったけど、俺のバーディーはウッドをぶっ飛ばしてウェッジでちょこんと寄せるパターンばっかり。つまりアイアンのフルショットを使わない時しか出ない。

 何だか頭の弱い力自慢の大男がパワーに物をいわせて無理矢理に事を解決してるみたいで、技術もコースマネジメントもあったもんじゃないなあ・・・ってなにを贅沢いってるんだこの馬鹿者!!バーディ取っといて偉そうな事ぬかしてたらしまいにノドから手ぇ突っ込んで人差し指と中指で眼ん球内側からポンポンっと飛び出させるぞポンポンっとこらぁ!!

 と反省したところでもう1つ。松の4番ホールパー5。ティーショットがバカっ飛びして、セカンドショットが残り190ヤード。つま先下がりのライから7Wで狙うも、案の定ボールは右へ曲がっていき、グリーン右奥へ消えていった・・・・やっぱり私は頭の弱い大男ですか?

  2005/1/30 (233971hit) 「普通のサラリーマンが2年でシングルになる方法」


 ゴルフ「80を切る!」日記の高野さんに習い、トップページにgoogleの検索ボックスを設置しました。これで、当サイト内の検索が可能になりました。っていうか、多分自分自身しか利用しないと思うのですがもし捜し物が当サイトにあればご利用下さい。

 ただし、うちの場合は自己ドメインでなくソネットのサーバー内のウェブページなので他人のウェブも同時に表示される事がありますが、「ダウンスウィング」などのごるふ用語で検索するとうちのウェブしか引っかからないので、それなりに使えるとは思います。

 さて本題。去年の11月21日、「定年後はイギリスでリンクスゴルフを愉しもう」という本を紹介した。その著者である山口信吾氏のもう一冊の本、「普通のサラリーマンが2年でシングルになる方法」を今日はご紹介しよう。


日経ビジネス人文庫 648円


 最初に告白しておくと、実は読む前はあまり内容について期待していなかった。理由は「定年後はイギリスで〜」で氏がシングルになった概要をすでに知っていたからであるし、スクラッチプレイヤーやアンダーハンディキャップを持った人ならともかく、HDCP8の人の技術論がどこまで参考になるか疑問だったという事もある。

 それに、山口氏は決して「普通のサラリーマン」ではないのだ。確かに会社に勤めておられるが、ご自身のウェブページに載っているとおり、【九州大学建築学科卒業。ハーバード大学デザイン大学院修了後、米国設計事務所勤務。帰国後、大手建設会社にて都市開発プロジェクトを担当】(以上抜粋)というたいへん恵まれた、そしてレベルの高いサラリーマンなのである。

 だから英語も堪能で、経済的余裕がかなりある人なのだ(ひがみである事は百も承知だよ。悪かったな)。つまり特殊例であるから、参考にならないかもと思ったのだ。

 しかし、その先入観は良い方に裏切られた。内容はそこそこ面白かったのである。

 HDCP8というのは、私よりも数歩だけ前を歩いているという事である(数歩というのはあくまで観念的な言い回しで、私がシングルに近い技術を持っているという意味ではない)。つまり、氏がここ1〜2年で生々しく体験してきた事と、私が最近(そして恐らく近い将来も)悩んだり考えたりする事がレベル的にちょうど一致しているのだ。だから肯ける点が非常に多い。

 雑誌に載っているレッスン記事に振り回されたり、「■■打法」で有名な先生のレッスンを受けてスウィングを壊してしまったり、あるプロとのラウンドレッスンの際の、ほんの一言で霧が晴れたように悩みが解決したりと、「ああ、判る判る。ふーん、そうだったのか・・・」と思わせる箇所がたくさんあった。。

 技術的にもちょうど我々が読んでしっくりくるレベルの話が多く、HDCP10〜11で上達が止まった理由やその突破方法、アベレージごるふぁーの具体的な問題点や勘違いしやすいポイントなど、等身大で理解しやすい内容が並んでいる。

 一つだけネタばらしをすると、「スウィングはやはり下半身でするものである。腕力に頼っているうちは絶対に上達しない」という記述が何度か出てくる。当たり前すぎる真理だが、それに気づいて実際に出来るか出来ないかが中級者と上級者の最大の違いだという事が経験談として書かれているとやはりそれなりの説得力がある。

 そしてもう一つ、リンクスでのごるふが氏のごるふぁーとしての精神的成長に大きな役割を果たしたというエピソードは、我々に多くの上達のヒントを与えてくれている。コースマネジメント、スコアメイクにとって最も重要な考え方が、リンクスをプレーする事によって体に染みついてくるのだ。

 そのヒントが何かは、実際に本を読んで確認して頂きたい。買って損はない本だと思う(多分)。

  2005/1/31 (234641hit) 冬のニュー・ウエポン


 毎日寒い日が続いておりますが皆様におかれましては元気でラウンドされたり雪かきをされたりコタツで丸くなったりされている事とお喜び申し上げます。

 さて寒くてもラウンドしたいという熱い気持ちは止められない。しかしやっぱり寒いのはイヤだ。かといって着ぶくれもイヤだ。着ぶくれでうまくスウィングできないぐらいだったら半袖でラウンドして風邪を引く方がましだと普段から思っている私に、○が素晴らしい服をプレゼントしてくれた。

 そう、先日掲示板で少し触れた、そして1月22日、26日の日記の写真で私が着ているパーリーゲイツのウインドブレーカー・スニードジャックである。


実物の色はもう少し落ち着いたベージュである

 プルオーバーというのだろうか、頭からすっぽりかぶるタイプの上着である。これがまたとんでもなくスグレモノなのだ。全くと言って良いほど風を通さない。そして、裏地のサーモトロンのお陰かとっても暖かいのだ。


これがサーモトロンかどうかは判らないが、とにかく裏はこんな感じ

 あんまり快適なんで4ラウンド連続で着ているのだが、この下にカシミアのタートルネック(ユニクロ)を着て、さらにブレスサーモの下着(ミズノ)を着るだけで関西レベルの防寒なら完璧と言ってもよい。使い捨てカイロを使う必要がないぐらい暖かいのだ。

 さらに特筆すべきはその薄さと軽さである。折りたたんで下の写真ぐらいだから、ペラペラといっても過言ではない。


ちょっとピンぼけ

 だから、スウィングに対する影響はほとんど無い。新素材万歳!科学の進歩万歳!世界が平和になりますように!空き缶のポイ捨ては止めましょう!

 しかし、欠点が一つだけある。それは・・・・恐ろしく高いんだ、この服。何ときさいちのラウンド3回分である。ファッションとセッションの違いも判らない、そして貧乏人育ちの私にとって、たかが上っ張りに数万円かけるなんて想定外の出来事である。

 もし優しい○がプレゼントしてくれなかったら一生縁がなかっただろう。今この服を手に入れて思うのは、「やっぱり高い物には高いだけの理由があるんだなあ」という当たり前の結論であった。



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