2005年7月16日〜31日
上からに読んで下さい。
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5月前半 | 5月後半 |
6月前半 | 6月後半 |
7月前半 | 7月後半 |
2005/7/16 (312486hit) さよならゴールデンベアー
老いとはなんと残酷なものであろうか。 ふてぶてしいまでの力を、1日中野を駆けることのできる柔軟性を、きらめく肌の輝きを、くっきりと物を映し出す目を、絶妙な力加減を、結果を恐れぬ勇気を、そして何万時間かけて築き上げてきた技術と勘を、老いは奪っていく。 昨日のラウンドで、メジャーへの挑戦に終止符を打った二十世紀最大のゴルファーの一人であるジャック・ニクラウスが姿を消した。セントアンドリュースが、いや世界中のごるふぁーが一つの時代の終焉を目の当たりにしたのだ。 3オーバーで2日目を迎えた彼は、数万人のギャラリーのスタンディングオベーションの中をスタートしていった。特徴的なチンバック、流れるような力強い切り返し、フィニッシュ後の独特のステップ。おなじみのスウィングから放たれるショットは往年の力を十分感じさせる、超一流のボールを生み出しつづける。 しかし、グリーン上ではことごとくパットがショートした。そのたびにわき上がるギャラリーの吐息。そして彼は苦悩とあきらめの表情を表すのであった。 それでも、予選通過へ彼は全力で戦う。5番ホール、10番ホールでバーディ。セントアンドリュースの荒野はその一瞬、確かに熱くなる。しかし12番と憎き17番でボギー。予選通過は絶望的に。そして18番。メジャーを18回勝った男の最後のティショット。完璧な当たり。セカンドショットはパターで完璧なアプローチ。迎えたバーディパット。 全世界の願いを乗せ、彼独特の長い間を経て打たれたボールは、直径108mmの小さな穴の中へ消えていった。 老いは残酷である。誰にでも平等に訪れる人生の終焉。しかし、伝説を持ったまま老いることは難しい。また、惜しまれながら去っていくことはさらに難しい。それができるのは希なことであり、そしてその時、老いは残酷なものではなくなり、感動的な出来事になるのだ。 彼が我々に示してくれた事は、ゴルフの素晴らしさとスーパーショットの感動だけではない。生き方そのものを教えてくれたのだ。 彼が生まれ、活躍した時代と同じ時代を生きていることに感謝したい。そしてもちろん、このすばらしい彼を生んだゲーム、ごるふに対しても。 (ちょと臭くてすいません) 昨日の喫煙本数:19本 |
初めに、ごるふの神はスコットランドを創造された。地は混沌としており、小さな島国がヨーロッパの淵にあり、ごるふの神がそこを見つめていた。ごるふの神は言われた。 「スコットランドあれ。」 こうして、スコットランドができた。ごるふの神はこの吹き荒ぶ土地を見て良しとされた。ごるふの神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。 ごるふの神は言われた。 「リンクスあれ。海と大地を分けよ。」 ごるふの神はリンクスランドを造り、海と陸の間に荒涼たる大地を横たえた。第二の日である。 さらにごるふの神は言われた。 「砂は一つ所に集まれ。水も一つ所に集まれ。」 そのようになった。ごるふの神は砂が集まった所をバンカーと呼ばれ、水の集まった所をウォーターハザードと呼ばれた。ごるふの神はこれを見て、後世のごるふぁーが未来永劫苦しむ姿を想像し、ニヤリと笑われた。さらにごるふの神は言われた。 「地は草を芽生えさせよ。芝草とヒースを地に芽生えさせよ。」 そのようになった。地は草を芽生えさせ、芝生が生えた所はグリーンとフェアウェイになった。ヒースが生えた所はラフとなった。ごるふの神はこれを見て、後世のごるふぁーが未来永劫苦しむ姿やタイガーウッズがロストボールを探す姿を想像し、ニヤリと笑われた。夕べがあり、朝があった。第三の日である。次にごるふの神は言われた。 「グリーンの中に穴よ開け。また穴には短めのピンフラッグを立てよ。」 そのようになった。ごるふの神はついにホールを造った。そして、そのホールが遠くから見えるようにピンフラッグを作った。ピンフラッグは白と赤で塗り分けられた。夕べがあり、朝があった。第四の日である。 さらにごるふの神は言われた。 「ドライバーよ、アイアンよ、パターよ現れよ。そして、ボールよ現れよ。」 ごるふの神はついにごるふクラブとごるふボールを作られた。また、それらを大量生産するためにキャロウェイとテーラーメイドとミズノとタイトリストとピンとスポルディングを創造された。ごるふの神はこれを見て、良しとされた。ごるふの神はそれらのものを祝福して言われた。 「年に2回は新製品を作れ。パーシモン、メタル、チタン、カーボンで作れ。マッスルバック、キャビティ、中空、コンポジット、色々なアイアンを作れ。ピンタイプ、キャッシュインタイプ、マレットタイプ、2ボール、2ボールブレード、ホワイトホットにホワイトスチール、中尺、長尺、色々なパターを作れ。2ピース、3ピース、4ピース、ウレタンカバー、アイオノマーカバー、若草物語、クロス状のコアを持つもの、色々なボールを作れ。」 夕べがあり、朝があった。第五の日である。 またごるふの神は言われた。 「地は、それぞれのごるふぁーを産み出せ。ダッファー、スライサー、シャンカーをたくさん、そして上級者とプロを少しだけ、それぞれに産み出せ。」 そのようになった。ごるふの神はそれぞれのごるふぁーを造られた。ごるふの神はこれを見て、ゲハハハと下品に笑ったが、すぐに真顔に戻った。ごるふの神は言われた。 「我々にかたどり、我々に似せて、ごるふぁーを造ろう。そしてスライス、チーピン、シャンク、トップ、ダフリ、空振りなどすべてを与え、試練としよう。」 ごるふの神は御自分にかたどってごるふぁーを創造された。 ごるふの神をかたどって創造されたごるふぁーは、ごるふスウィングには最も似つかわしくない体型で創造され、とんでもない苦労をしながらスウィングを習得しなければいけなくなった。 ごるふの神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて楽しそうで、歓喜に満ちていた。夕べがあり、朝があった。第六の日である。 かくしてごるふは完成された。第七の日に、ごるふの神は御自分の仕事を完成され、自分の仕事を離れ、初めてごるふをなさった。そしてつぶやいた。 「あかん、これは失敗や。面白いけど、難しすぎるわ」 これがごるふ創造の由来である。 昨日の喫煙本数:20本 |
2005/7/18 (313032hit) 終わってみれば
強いタイガーが帰ってきた。 2位のオラサバルに2打差を付けてスタートした最終日。一時は地元の期待を一身に背負ったモンゴメリーに1打差まで追い上げられるも、焦ることなく自分のごるふに徹した。そして追う立場のプレイヤーが自滅していく中、終わってみれば余力を残して勝ったという気がする。 ティショットを思い通りの所に打てる彼を見るのは久しぶりのような気がする。そして何よりパットが良かった。彼が最も強かった1999年〜2000年の頃の、「パットは全てラインに乗り、真ん中からカップに沈むような雰囲気」を感じさせる週末だった。 タイガーのスコア表
スコア表を見ると、獲るべき所(5番・9番・12番)できちんとバーディを獲っているのがよく判る。10番のボギーは1オンを狙ったティショットが不運にもバンカーに入ったからで、逆にここでボギーを叩いたことにより、肩の力が抜けリラックスできたような気もする。 報道によると、昨日のラウンド後彼は夜の9時頃まで練習していたそうである。その圧倒的な体力も彼の強さだろう。メジャーの試合中でも調整できる強靱な体力を支えるのは29歳という若さか。 ちなみに、2位のモンゴメリーは42歳、3位のカプルスは45歳、同じく3位タイのオラサバルは39歳。5位タイのランガーが48歳。11位には今日49歳の誕生部を迎えるファルドがいるし、その下の15位には46歳のディビッド・フロストなんて懐かしい名前もある。皆ベテランである。 きっちり平均年齢を調べたわけではないが、これだけのベテランが揃って上位にきているのは珍しい。THE OPENならではだろう。 そんな中若い彼が勝ったのは、14番でバーディを取ってからクルージング体勢にはいり、決して無理をせずパーの確率が最も高い場所へ淡々とボールを運び続ける成熟した自制心によるところが大きいと思う。 若さに裏付けられた強靱な体力と圧倒的な技術、そして成熟した自制心とシニアプレイヤーのようなクレバーさ。おまけに信頼できるキャディとモチベーションを高める美人の○さん。彼の独走を止めるものは何もない。 そう考えると、若さも体力も技術も自制心もクレバーさも信頼できるキャディもいない私が頑張っているのは、色々な意味でモチベーションを高めてくれる○のお陰と言えるかもしれない。あの、「色々な意味」というのはそれはもうここには書けないような色々な意味ですハイ。 昨日の喫煙本数:18本 |
先日書いた私の無理でごう慢なお願い(ゴルフダイジェストの25号を送って下さいという)に対し、その日のうちに優しく男前の広木さんが速攻で応え下さり、外国製のボールについてもここにめでたくまとめることができるようになった。広木さん、本当にありがとうございました。今日の日記は広木さんのお陰ですので、広木さんに捧げます(捧げられても困るかもしれませんが)。 というわけでさっそく始めたいのだが、その前にどうでもいいことを一つ。24号の、日本のボールを50種類紹介した前編は72ページから始まっていたのだが、外国のボールを紹介した今回の後編は208ページからで、目次における活字の大きさも約半分。 ちなみに72ページ目はどういう位置かというと、カラーグラビア→モノクログラビア→カラーのイチオシ特集記事→目次→対談記事(藍ちゃんvsウェブ)の次である。つまり、この号で2番目か3番目に重要な特集だという気持ちで編集しているのだろう。 一方、後編の208ページ目というのは、カラーグラビア→モノクログラビア→カラーのイチオシ特集記事(パット数30宣言)→目次→第二特集記事(不動裕理の8時間練習を真似てみた)→第三特集記事(藍ちゃんが軽量スチールシャフトを選んだ理由)→宮里優氏の連載→大槻義彦氏の連載→漫画その1(千里の道も)→中綴じカラー記事その1(スウィングは切り返しで決まる)→中綴じカラー記事その2(難ライからのバンカー脱出法)→漫画その2(銀のゴルフ)→横峯親子の連載→ナイスボギー(小エッセイやこぼれ話のページ)→ノンフィクションの読み物(表順子の特集)→青山薫氏の健康記事→レッスン漫画(江連氏)ときてやっと出てくるのである(ただしこれでも1ページ程度の連載ものははぶいてある)。読む方も疲れたであろうが、書く方も疲れた(だったら書くなよ。っていうか、途中から意地になったんだなこれは)。つまり疲れるほど記事を読んだ後にやっと出てくる特集というわけである。 ページ数は2つとも同じ6ページなので、ページ数の違いで場所が変わったとは思えない。これはつまるところゴルフダイジェスト社が日本のメーカーに敬意を表した(もっとはっきり書けば、外国のボールの特集を軽視することで日本のメーカーに媚を売っている)と言えるだろう。いやまあそんな内情なんてどうでもいいんですけどね、こういう事をされるとアマノジャクな私は「外国のメーカーのボールを使おうかな」と逆に思ってしまうのだが・・・ いかん。くだらないことで思わぬ行数を使ってしまった。すぐ始めよう。まずは記事からの引用。 前回書いたように、試打はヘッドスピード47m/sのプロと43m/sのアマチュア(HDCP3)がそれぞれのボールを10球打ち、その中で安定した3球の平均を取り、初速、スピン量、打出角、飛距離を計測している。ただし、2人とも競技用の低反発クラブを使用している。 以下、記事より要約:
・・・・・うーむ、何だかわかったようなわからないような。じゃあ高反発クラブを使う平均的飛距離の人は柔らかめ?硬め?中間?どれがいいの?と言いたくなってくる。「このボールは明らかに良い」とは言えないのも判るが、結局は自分で打ってみて決めなければいけない訳か。 しかし、アイアンやウェッジでのスピンを第一に考えた時はスピン系ということになるのは間違いないところであろう。そして、コンプレッションは高反発ドライバーなら柔らかめの方が相性がよいかもしれない。でも、この前私が使ってぶっ飛んだナイキ「ONE BLACK」は固めだしなあ・・・わからん!! また、今回の試打では違反ボールも試打されており、インベーダー2という違反ボールはプロの飛距離が272ヤード。まずまずの飛距離を記録している。しかしHSが低いアマが打ったデータは書かれていなかった。おそらくとんでもなく飛んだか、期待外れだったかのいずれかだろう(多分後者だと思われる。なぜなら、とんでもなく飛んだのなら普通はそれを載せるだろうし、載せても違反ボールならボールを提供した大メーカーから苦情も来ないだろうから)。 次にお待ちかねの各論、今回の特集は日本で手に入る36種類の外国製ボールをテストしているのだが、その内訳は次の通り。
トップフライトの種類が多いのは知っていたが、ナイキやキャロウェイがタイトリストより多いというのは意外だった。このうち、数がたくさんある上位4メーカーについて、値段別に分類したのが下の表。「高価」は500円前後、「中間」が300円前後、「お買い得」は約200円以下のボールである。また、赤字のボールはウレタンカバーを表わす。
各社とも、高価な(つまり一番売りたい)ボールはウレタンカバーが基本である。このクラスのボールはプロや上級者を狙っているので、スピン性能を高めるために当然の選択だろう。E・R・Cボールだけは例外だが、これは主に日本市場における「ハイブリッド・エブリオ」や「スーパーニューイング」などのディスタンス系に対抗するためのボールであるから別格だ。 また、大変良心的だと思うのは、各社とも中間の値段帯にもウレタンボールがラインアップされている事である。日本のように「ウレタン=高価」と消費者にあきらめさせるのではなく、どんなレベルのゴルファーにも選択枝を用意している。これは日本のメーカーも見習って欲しいところである。 7/22編者注:トップフライトXL ピュアディスタンスはウレタンカバーではないのではないか?という情報を穂高さんより頂きました。従って上の記述は記事の間違いという可能性もあり、一応消しておきます。 外国製のボールはネーミングがストレートで、しかもランクがはっきりと表されているので大変判りやすい。また、ナイキのウェブにはチャート表などもあり、ボール選びが楽しくなってくる。こういった部分も本当に消費者のことを考えているなら見習ってくれ、日本のメーカーよ。 うーん、イントロでこんなに長くなってしまった。明日はいよいよ一覧表を発表したい。その前にコマーシャルをどうぞ。 この日記は、ナイキ・キャロウェイゴルフ、トップフライト、タイトリスト、ウィルソン、ピナクルの提供でお送り致しました。 昨日の喫煙本数:18本 |
2005/7/20 (314011hit) コンプレッション(その4・完結編)
ではいよいよコンプレッションの表を完成させよう。基本的には先週の表に外国製のボール(濃い色のカラム)を追加したものである。あとの見方は同じである。でわ、広木さんと私の共同作業によって生み出された努力の結晶をどうぞ。
如何であろうか。えっ?これだけ数が多くなると、ややこしくてわけが分からない?ごもっとも。それでは、コンプレッション順ではなく、価格別に並び替えてみよう。赤字はウレタンカバーである。
穂高さんより頂きましたので、赤ではなくピンクにしておきます これで、値段帯から自分の好きなメーカーやコンプレッションを調べられ、選びやすくなったと思う。また、こうして価格帯別に書くと、各メーカーのライバルというか競合ボールが一目瞭然である。 えっ?もっと判りにくい?了解。それでは最後にとっておきのグラフをお見せしよう。 このグラフは縦軸を価格、横軸をコンプレッションとして86個のボールの分布を調べたものである。代表的なボールには名前を入れたが、分布が密なところは省いた(っていうか物理的に書けません)。青の四角がアイオノマー(あるいはシリコン)カバー、赤がウレタンカバーである。 で、このグラフによる分布からいくつかのカテゴリーに分けることができる。例によってマウスポインタを上のグラフへ持っていって頂きたい。独断と偏見でAからGまでの7つのカテゴリーに分け、それぞれについて解説してみよう。なお、カテゴリー名はイメージで、特定の人物および集団を揶揄したり皮肉ったりするものではありませんのでご了承を。
しつこいようですがただの見立てですので。もちろん好きなボールを好きなように使うのが正しいと言えば正しいのだ。本人の気持ちが一番大事であることは言うまでもない。 ちなみに、カテゴリー別のボール分布表は以下の通り。
この表5から面白いことが判る。
さて、いよいよこの大作も終わりを迎えようとしている。今までのことを総合的に考え、お勧めのボールを考えてみよう。これもあくまで私の独断と偏見と好みによる机上の空論であり、フィーリングや実際に打った感覚、耐久性、相性、ロゴの好き嫌いなどは全く考慮に入れていない。あくまでお遊びの範疇なので、目くじら立てないでね。 基本的には手に入りやすいメーカーのものを優先し、飛距離を基本にチョイスした。例によって赤字はウレタンカバーだから、スピンを効かせたい人は赤字のボールがお勧めである。
というわけで、今市販されているほとんど全てのボールを整理し終わった訳であるが、最後に僭越ながら私が使ってみたいボールを述べさせて頂こう。ちなみに、今現在使っているのは 普段のラウンド・・・スリクソン PRO-UR(安売りしてたから) 勝負球・・・タイトリスト proV1、又は キャロウェイ HX-ツアー である。 で、今後使ってみたい球は、 ★カテゴリーA・・スーパーニューイング(ドラコン用に。っていうか実は1スリーブ家にあるのだ) ★カテゴリーB・・ナイキ one ブラック(今回の調査でナイキのボールに対するイメージが変わった) ★カテゴリーC・・スリクソンZ-URS(スリクソンはやっぱり好きさ!) ★カテゴリーD・・ナイキ one GOLD(だって、飛びそうじゃん) ★カテゴリーE・・トップフライト ストラータ TLツアー(安いしウレタンカバーだしロゴがカワイイ(^^; ) ★カテゴリーF・・ピナクル ゴールドディスタンス(安くて柔らかくて良く飛びそう) ★カテゴリーG・・ レイグランデWF(まるさんを見習って・・・) である。まあ、実際に打ってみないとホントに良いかは判らないんだけどね。 では、最後に一言。 疲れたっす・・・・・・・・。 昨日の喫煙本数:28本 |
2005/7/22 (315007hit) 河川敷ふたたび
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | inn | total |
par | 4 | 3 | 4 | 3 | 3 | 3 | 4 | 4 | 5 | 33 | 4 | 3 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | 3 | 4 | 31 | 64 |
score | 6 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 6 | 5 | 5 | 42 | 4 | 2 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 31 | 73 |
■ | △ | △ | △ | − | △ | ■ | △ | − | − | ○ | − | − | − | − | − | − | △ | ||||
topics | *1 | *2 | *3 | ||||||||||||||||||
putt | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 4 | 2 | 2 | 19 | 1 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 | 13 | 32 |
*1・・・本文参照。トホホ度4 *2・・・本文参照。トホホ度5 *3・・・128ヤードのフォロー。PWがピン上1.5mにつく。ウホホ度3 ウホホ25p(3p + パー2p×9 + 寄せワン1p×4) VS トホホ9pでウホホの勝ち!気分はオールドコース。 |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア(カッコ内はPar72換算) Scoring average |
1バーディ 6ボギー 2ダボ |
73 (82.1) |
↑ | 85.4 |
平均パット数 Putting average |
1.778 (32) |
↑ | 1.922 (34.59) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
5.6 (1/18) |
↑ | 4.7 (0.9/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
55.6 (10/18) |
↑ | 44.2 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
88.9 (16/18) |
↑ | 82.8 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
38.9 (7/18) |
↑ | 37.8 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
88.9 (16/18) |
↑ | 84.4 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
55.6 (5/9) |
↓ | 62.9 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
216.7 | ↓ | 228.9 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
44.4 (4/9) |
↑ | 30.6 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
− | − | 70.3 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
− | − | 71.8 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
− | − | 60.2 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
− | − | 69.8 |
一昨日から毎夏恒例の「わかさカントリー巡礼」へ出かけてきた。今を遡ること15年から20年、家族でよく夏にラウンドへ出かけた思い出のコースである。で、現在その伝統を受け継ぎ、7月の下旬にここを訪れるのは我が家の数少ない年中行事となっているのだ。しかしこの話はまた後日。 5日前の日曜日、THE OPENの荒涼としたリンクスに深く感銘を受けた私は、日本の疑似リンクスランドである淀川河川敷へ足を向けた。午前中で仕事を終えた私は、午後3時には京阪ゴルフクラブのティグラウンドに立っていた。 ここは手曳き(手押し?)カートを無料で貸してくれるのだが、デコボコのフェアウェイを曳いたり押したりするのは慣れていないし余計に面倒だった記憶があるので、今回もスタンドバッグを担いでラウンドすることにした。 したがって、クラブはスプーン、4アイアン、6アイアン、8アイアン、PW、56度のウェッジ、パターの7本に厳選。アイアンを間引いていったのはもちろん重量の事もあるが、最近ウェブ上で中部銀次郎氏が「シングルプレイヤーになるまではハーフセットで十分。PWとSWの中間のクラブなんて不必要」と書いておられたのを読み、一度試してみることにしたのである。 同伴者は同年代と思しき初対面のNさん。あいさつ直後、「ごるふはホントに久しぶりなんですよ。当たるかなあ・・・」といきなり言い訳されていたが何の何の。ドライバーこそ左へ飛んでいたが、アイアンは高い弾道でびしびしピンハイへ落としてくる。素晴らしい距離感である。 Nさんはご自分でHDCP12と言っていたが、アイアンの弾道やアプローチの正確さは間違いなくシングルクラスである。聞けば、普段一緒にラウンドする仲間がHDCP1や2のツワモノらしく、そこでもまれているので筋が一本通っている。やはり上級者とラウンドすると上手くなるのだろう。 で、私はといえば出だしの1番、348ヤードパー4。ティショットのスプーンはトップ目のスライスボールでフェアウェイ右のバンカー。2打目、残り130ヤードを8アイアンで打つも予想通りダフって40ヤード先のフェアウェイへ(純粋にバンカーショットと考えればよく飛んだ)。 で、3打目、残り90〜95ヤード。56度のウェッジでは絶対届かない。しかしPWでは大きすぎる。仕方なくPWのクォーターショットで打つもそんな練習してないショットがうまく行くわけもなく、左へ引っかけてグリーンオーバー。銀ちゃん、ダメじゃん。結局4オン2パットのダボ。 2番ホール、119ヤードアゲンスト。普段なら9アイアンだがバッグにはなし。仕方なくPWで手前へ打つことにするが、距離が足りないと判っているはずなのに無意識に届かそうとしたのだろう、大振りしてミスショット。銀ちゃん、やっぱりダメじゃん。寄せもPWで転がすが速いグリーンで止まらずグリーンオーバー。3オン1パットのボギー。 とまあ前半はなぜか間引いたクラブばかり必要になってボギーペースであった。しかしこれは言い訳だ(←人のことは言えない)。なぜなら後半は全く別人の如くスコアがまとまっているからである。 前半と後半でここまでスコアが違ったもう一つの理由はパッティングである。京阪ゴルフクラブは大阪の河川敷には珍しくベントグリーンで大変仕上がりがよく、そして速い。遅めのきさいちで普段慣れている私は、前半強気に行きすぎてことごとくオーバーしたりカップに蹴られたりしていた。その典型が7番。たった6mから2mオーバー、80cmオーバー、カップに蹴られるで4パット。バカである。 これではダメだと後半はジャストタッチ・ジャストインを試みた。即ち普段の(きさいちの)3割減の力加減で打つようにすると、ようやく入れ頃外し頃が入ってくれるようになった。それにしても9ホール消化するまでそんなことに気がつかないなんて、私のごるふぁーとしての資質は全くお粗末である。 昔の京阪ゴルフコースでは薄暮ハーフでも30分以上待つのが当たり前だったのに、今や日曜日の午後ですら閑古鳥が鳴いている。一般のコースのプレーフィも安くなり、薄暮ハーフを実施するところが増え、またビジターでも気軽に回れるようになったためだと思うが、ちょっと寂しい。 この日も全く待ち時間なしで、特に後半のハーフは途中で引き返して11ホール回ったにも関らず1ラウンド3時間少々で回り、6時半にはラウンドを終えた。 しかしそれにしても6月から今日まで52日間で正規のラウンド9回に薄暮が3回。4日に1回はコースへ出かけている計算だ。まさにごるふな日々。でもその分練習がおろそかになり、ちょっと不安な編者なのであった。 昨日の喫煙本数:15本 |
2005/7/23 (315435hit) ごるふが面白い理由
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | total |
par | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 |
score | 4 | 3 | 7 | 5 | 3 | 5 | 5 | 7 | 4 | 43 |
− | − | +3 | − | ○ | ■ | △ | ■ | − | ||
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | ||||||
putt | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | 4 | 2 | 2 | 2 | 18 |
*1・・・ティショットが右へすっぽ抜けてOB。4打目のウェッジもトップしてバンカーへ。トホホ度4 *2・・・この嬉しいバーディはしっかり本文参照。ウホホ度4 *3・・・1オン4パットホホホホホホホホホホホホ。トホホ度4 *4・・・ティショットはみたび右へのすっぽ抜け。ラフから8アイアンで出すだけのつもりがチョロで50ヤードしか飛ばず。3打目4アイアンで180ヤード先のグリーンを狙うも当たりは薄いは右へ飛ぶはでバンカーへ。バンカーからホームラン気味でオーバーして奥へ。奥から2mショート。何やってんだか。トホホ度5 ウホホ13p(4p + パー2p×4 + 寄せワン1p×1) VS トホホ13pで引き分け! |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア(カッコ内は1ラウンド換算) Scoring average |
1バーディ 1ボギー 2ダボ 1トホホ |
43 (86) |
↓ | 85.4 |
平均パット数 Putting average |
2.0 (18) |
↓ | 1.923 (34.61) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
11.1 (1/9) |
↑ | 4.8 (0.8/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
55.6 (5/9) |
↑ | 44.5 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
66.7 (6/9) |
↓ | 82.4 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
55.6 (5/9) |
↑ | 38.3 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
77.8 (7/9) |
↓ | 84.3 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
28.6 (2/7) |
↓ | 62.0 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
212.9 | ↓ | 228.4 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
50 (1/2) |
↑ | 30.8 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
28.6 | ↑ | 69.6 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
50.0 | ↓ | 71.7 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
62.5 | ↑ | 60.3 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
50.0 | ↓ | 69.5 |
水曜日。夕方からわかさカントリーへ行くために午後の仕事を休み、ゆっくり過ごすはず・・・・だったのだが、こんなチャンスはめったにない。居ても立ってもいられなくなり、結局薄暮プレーへ。まったく呆れる男よ。 駆けつけたのがスタート10分前でストレッチも何もしないままティオフになってしまった。安全にスプーンでショットする事にしたのだが案の定左のラフへ。2打目もラフに食われて乗らず。しかし何とか寄せワンで発進だ。 アイアン以外はピリッとしない内容ながらパーを取ったりトリプルを叩いたりしながら迎えた5番。ティショットはややトップ目ながらまずまず。セカンドショットは残り75ヤード、苦手な距離である。56度のウェッジでフルショットの距離なのだが、こいつが成功した試しがないのだ。 ピンは奥だし、ここは7月10日の日記に書いたようにPSのクォーターショットだ!スウィング自体は小さくなってもバックスウィングではしっかり肩を入れるんだ俺!ヘッドを走らせてインパクトだ俺!そしてフォロースルーでも右肩をしっかり回すんだ俺! するとやや低い球ながらいい感じで打てた。ボールはグリーンに乗ってすぐの所に着地し、マウンドを越えて見えなくなった。さすがにちょっと大きいか? しかし事情を知らない人が見たらきっとミスショットと思うであろうそのショットは、ピンハイ2mにボールを運んでくれた。慎重に沈めてバーディ。同伴者2人の「ナイスバーディ」の声が小さいのは、恐らく「あんなトップボールで結果オーライのバーディを取られちゃかなわねえな」という気持ちからだろう。 しかし私としては練習の成果が出た嬉しいバーディなのであった。もちろんたまたま良い結果になっただけなのだが、普段思い通りに打てない事ばかりだからこそ、たまに思い通りに打てたら嬉しい。 そう、ごるふが面白い最大の理由は、(ショット習熟の)難易度が高い事に尽きるのではないかと改めて思う。 想像して頂きたい。誰もがちょっと練習するだけでドライバーショットが300ヤード先のピンポイントに落ち、アイアンが9割方グリーンをとらえるほどショットが簡単だったとしたら・・・・ごるふはパットだけの勝負となるだろう。つまりグリーン上で入れ頃外し頃のパットをより多く入れた者が勝ちという単純なゲームになってしまう。 あるいは、2打目で短いアイアンを使う(=短いパットを残す)ために、ティショットでより遠くへ飛ばした方が勝つ力自慢のゲームに成り下がるだろう。 練習場でのショットがコースで出ない。うまく打ったつもりがチョロする。あと1ヤード距離が足りなくてバンカーに入れてしまう。バックスウィングを開始した瞬間頭が真っ白になってチェックポイントを忘れてしまう。飛ばそうと腕力に頼ってしまう(飛ばないと判っているはずなのに)。 そういう理不尽さ、不思議さ、習熟の難しさ、そして一打一打で鋼の精神力が試されるメンタリティ。そしてそれらを克服し、うまく打てた時のカタルシス。それがごるふ最大の魅力であり、人を引きつけてやまない理由なのだろう。 そう考えると、私がなぜ○との生活をエンジョイしているのかも理解できる。○との生活にも、理不尽さ、不思議さ、扱いの難しさ、一瞬一瞬で鋼の精神力が試されるメンタリティが満ちているのだ。 もっともこちらの方は克服し、うまく立ち回れたためしがないが・・・ 昨日の喫煙本数:15本 |
2005/7/24 (315740hit) ラウンド3連発目
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | inn | total |
par | 4 | 4 | 4 | 4 | 5 | 4 | 3 | 5 | 3 | 36 | 5 | 4 | 4 | 3 | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 36 | 72 |
score | 5 | 4 | 4 | 7 | 6 | 4 | 3 | 6 | 4 | 43 | 5 | 8 | 5 | 5 | 5 | 4 | 4 | 8 | 5 | 49 | 92 |
△ | − | − | +3 | △ | − | − | △ | △ | − | +4 | △ | ■ | △ | − | △ | +3 | △ | ||||
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | |||||||||||||||||
putt | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 16 | 2 | 3 | 2 | 3 | 1 | 2 | 1 | 3 | 2 | 19 | 35 |
*1・・・5アイアンのティショットが行ってはいけない深いラフへ。ロストボール・・・。トホホ度2 *2・・・ティショットが右へ大きくさようなら〜。おまけに3パット。トホホ度4 *3・・・191ヤード打ち下ろしのアゲンストで、打ちおろしを忘れて7Wで打って大オーバー。上から速い2段グリーン、手前のピンに寄せられず、おまけに3パット。ミスショットなしでダボ。トホホ度5 *4・・・ティショットをまた右へ押し出し(こればっかり)OB。そしてお決まりの3パット。トホホ度4 ウホホ14p(0p + パー2p×6 + 寄せワン1p×2) VS トホホ15pで善戦するもトホホの勝ち。 |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
8ボギー 1ダボ 2トリプル 1トホホ |
92 | ↓ | 85.5 |
平均パット数 Putting average |
1.944 (35) |
↓ | 1.923 (34.62) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
0 | ↓ | 4.7 (0.8/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
33.3 (6/18) |
↓ | 44.2 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
77.8 (14/18) |
↓ | 82.2 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
22.2 (4/18) |
↓ | 37.8 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
72.2 (13/18) |
↓ | 83.9 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
50.0 (7/14) |
↓ | 61.7 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
230.7 | ↑ | 228.5 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
18.2 (2/11) |
↓ | 30.3 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
73.1 | ↑ | 69.7 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
100 | ↑ | 72.4 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
79.4 | ↑ | 60.9 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
75.0 | ↑ | 69.7 |
というわけでわかさカントリー巡礼ラウンドである。 前日の薄暮ラウンドを終え、6時半頃K市の自宅を出発。M市の実家へ息子を放り込み、近畿道から名神へ。京都東で降り、さらに京滋バイパスから湖西道路を通って真野インターへ。走りやすくなった国道367号から303号と走り、若狭堂(釣具屋さん)の先の信号を右へ曲がれば近道である。って、そんなローカルでマニアックな道順は説明しなくていいですか?ですね。 付属のホテルで宿泊し、次の日の朝9時、ひゅうがスタート。 ショットは悪くなかった。多用したスプーンのティショットは及第点、アイアンも良いショットの方が多かった(打ちやすいふかふかのフェアウェイのお陰だ)。アプローチもそこそこ思い通りの所へ打てた。パットもグリーンが速く難しいわかさにしては上出来だ。 では何が悪かったのか。一つは6,686ヤードという距離だろう。前が3人、後ろが4人だったので2バッグで回った我々には十分時間的余裕があり、私はフルバックからラウンドさせてもらったのだが、普段ラウンドしているきさいちのレギュラー(白)ティからは6,396ヤード。約300ヤードの差は少なくとも3打プラスして考えなければならない。時間的余裕はあっても技術的余裕はなかった。 さらにアプローチとパットのイメージが普段と違ったこと。ホームコースのつもりでアプローチすると、必ずオーバーして上についてしまう。普通はそれで2〜3回痛い目に遭えば覚えるのだろうが、私の場合頑固なのかアホなのか学習能力が欠落しているのか、恐らくその全部だと思うがなかなかピンに寄ってくれない。下りのパットばっかりしてたような気がする。 で、結局11回の寄せワンのチャンスがありながら2回しか成功しなかった。トホホ。こういう数字を見るにつけ、俺ってホントにヘタだなあとつくづく感じるの。 それともう一つはドライバーのOB。芯も食ってるし、スライスするわけでもない。飛距離も十分出ている。でも右へ真っ直ぐ飛んでいき、OB杭を越えていくのである。角度にして10度近くだろうか。仮に10度右へ打ち出してしまったら、いくら真っ直ぐ飛んでもドライバーは壊滅である。なぜなら、その10度のずれは230ヤード先では40ヤード横へ着地することになるからだ。250ヤード先なら43ヤード。これではいくら広いフェアウェイでもラフかOBだろう。 上の写真は右へ押し出してOBを打った時のインパクト。悪くないと思うんだけど、見る人が見たら100個ぐらい悪いところを指摘してくれたりするんだろうなあ。そして、下が直後に暫定球を打った時。これはちょっと左へ引っ張ったがまずまずだった。 微妙に腰の開きが大きいような・・・?っていうか、フェースの向きが全然違う?上の写真ではフェース全体が光ってる。ということは開いてるのか?そりゃあ右へ行くわな。さらにボールが先っぽに当たってるようにも見えるし。あっ、よく見れば上半身がちょっと起き上がってるじゃん。 こんな事では、いつまで経ってもトホホ・マスターのままである。フォースの力を自在にごるふに生かす事のできるウホホ・マスターへの道は遠い。 昨日の喫煙本数:17本 |
2005/7/25 (316083hit) ナルシスティックな、あまりにナルシスティックな
昨日久しぶりに練習に行ってきた。ダウンスウィングを下半身から開始できるよう、去年の秋に一時期していた体重移動打法を再開することにした。気合いを入れて180球(後厄の私にはこれぐらいの球数が限界)。 最近、やっと上半身や腕力に頼ったスウィングから脱却できそうな雰囲気が漂ってきているような臭いがするような気がすると推察されるのだ。3日前のスウィングと1年前のスウィングとを比較してみよう。左が3日前(スプーン)、右が1年前(ドライバー)である。 アドレス:3日前の方が力はいってる・・・ ハーフウェイバック:3日前の方が腰がスウェイしてる・・・ トップ:右サイドの我慢がちょっと効いてるかな? ダウン:1年前の方がカッコイイ・・・ インパクト:背骨の角度がちょっとマシになった? フォロースルー:トホホホホ。 フィニッシュ:去年は右足の角度が異様だ。今年の方がちょっと右へ体重が乗ってるかな? 結論:1年間でだいぶ太った。 昨日の喫煙本数:17本 |
2005/7/26 (316607hit) インパクトの強い同伴競技者
昨日の画像送信不良は、サーバーの容量がいっぱいになってしまったからでした。すいません。しかしそれにしてもこれで容量25MBオーバー・・・追加料金400円/月(^^; 過去の日記をblog化するとか、画像データを整理するとか考えなきゃいかんな。 さて本題と思ったのだが、その前にこれは書いておかねば。なんとうちの掲示板に元「NOCK Channel」(と書くよりセンボンノックと書いた方が判りやすいかもしれない)ののっくさんが書き込みして下さったのだ!いやあ、感激っすv( ̄∇ ̄) ←なにげに真似てるし( ̄◇ ̄) のっくさん、ありがとうございます。で、今後もよろしくお願いします。えっと、のっくさんのblogはこちらです。いやあ、このソフィスケイトされた文章。あっしには真似できやせん。 ←また真似してるし( ̄◇ ̄) では本題。今日は先日御一緒させて頂いた同伴競技者の事を。悪い意味でインパクトの強い(速いヘッドスピードで思い切り球を打つという意味ではない)キャラクターだったので、悪口にならないよう気をつけながらここに公開させて頂く(多分悪口になると思うけど)。 私信:広木さん、ありがとうございました! 皆様覚えておられるだろうか。5月30日の日記に書いた、京阪ゴルフコースで御一緒したおじいさん。仮にTさんとしよう。そのTさんが先日お電話を下さり、ぜひきさいちを御一緒にと誘って下さったのだ。 一度だけ御一緒した人からラウンドを誘われるというのは基本的には嬉しいものである。自分が一人前のごるふぁーとして認めてもらったような気がするし、少なくとも不快な思いはさせなかったわけだから喜ぶべき事だろう。だから、悪口なんかを書くとバチが当たるってなものである。 でもねぇ・・・すごかったんだわ、そのおじいさん。 当日(7月14日)はそのおじいさんと知り合いのおじさん(50代・Eさん)の2人、そして我々夫婦の4人でラウンドしたのだが、まずはTさんの、(ドラえもんの声でお読み下さい) どこでも携帯電話ぁ〜〜〜〜!!! ラウンド中仕事関係と思しき電話が鳴りまくるのだが、その回数が半端ではない。あーた、前半のハーフで15回は鳴ってましたぜ。そう、1ホールにつき2回弱。で、その都度話をしたり指示したりで1分は話こむ。またこういう人に限って何の遠慮もなく大きい声で喋るんだよね。もちろん人がアドレスをとってようがパットしてようがお構いなし。 レディスティで○がアドレスを取っているにも関らず、そのすぐ横に止めたカート内でしゃべり出し、私を心底ハラハラさせること2回。1回目で戦闘モードに入っていた○は、2回目には攻撃第二形態(ゴラジに変身)に入りそうになった。あわてて正気に戻す私。 さらに、あんまり何回も鳴るもんだからしまいにこの 喋り終わってももちろん一言もなし。1〜2回「すんませんな、仕事の話で・・・」と言っていたようだが恐縮しているそぶりは全くなく、むしろ「70を過ぎてもワシの指示がないと仕事が進まないのじゃ」という自慢が顔に出ている。もう堪忍して下さい。 またもう一人のEさんも濃ゆいんだ。出だしからいきなり人のスウィングに対して そりゃあね、私よりずっとずっとお上手で、言うことが正しくて納得できるような話だったらきちんと聞くよ。でもアンタの言ってることはただ単に結果を説明してるだけだし全然的外れだし、しかもいくらトホホな俺でも112叩く人からレッスン受ける必要はないと思うがな俺は(あーあ書いちゃった)。 というわけでその日1日、○のご機嫌を取るのに3ラウンド分回るぐらいの精力を使う羽目に陥ったのであった。帰り際、「またぜひ御一緒に」と言われたのであるが次からは断ってもいいよね?断る私は間違ってないよね?マナー違反じゃないよね?生意気じゃないよね? っていうか、どう思われようが断りますけど・・・( ̄∇ ̄) ←気に入ったらしい 昨日の喫煙本数:18本 |
2005/7/27 (317224hit) ごるふ雑誌から
今日は月刊ゴルフダイジェスト8月号から、気になる記事を紹介しよう。 距離感はどこまで磨けるのか? まずはHC0とHC5の上級者がクラブ3本+パターでラウンド。HC0の人は5W(225ヤード)、7I(155ヤード)、SW(80ヤード)と各番手70ヤード間隔、HC5の人は3I(210ヤード)、6I(170ヤード)、9I(130ヤード)と40ヤード刻み。これでどれくらいグリーンに乗せられるか、あるいはパーを拾えるかという企画である。 この2人は普段から1本のクラブで色々な距離を打ち分けたり、練習の時から距離感を意識しているらしい。で、結局HC0の人は3ボギーの39、HC5の人は2ボギー1ダボの40でハーフをラウンドし、したがって「距離感は意識する方が良い」という結論になったのだが・・・何か変じゃない? HC0の人がパーを取った6ホールのうち3ホールはパーオンできずに寄せワンで取ったパー。HC5の人は同じく6ホールのパーのうち2ホールが寄せワンで、残り4ホールのうち2ホールもエッジやカラーからパットを使ってのパー。つまり乗っていない。これは距離感の実験ではなく「上級者はショートゲームがうまい」という事を証明しているに過ぎないと思うのだが・・・ また、130ヤードを7アイアンでコントロールしてエッジまで持っていった(HC0の人)り、180ヤードを3アイアンでスライスをかけて花道にコントロールした(HC5の人)り、お歳暮に丸大ハムを送る別所哲也(ハムの人・・・関係ないか)などは距離感を意識して、と言えなくもないが、それよりも「上級者はコントロールショットがうまい」という結論の方がしっくりくる。 本当に「上級者は距離感がしっかりしている(だから距離感は大事だ)」と言いたいのなら、ティショットを打つ時からヤーデージ表示を隠しておき、打ったらすぐに目隠しをし、そのままカートに乗せてセカンド地点へ連れて行き、セカンド地点でも残り距離の情報を全く与えないで番手を選ばせ、グリーンに乗せられるか?という実験をすべきだろう。絶対音感ならぬ絶対距離感がある人なら、普段と同じスコアで上がれるはずだ。 まあごるふ雑誌の特集記事に目くじらを立てるのも大人げない(←すごく生意気な書き方だ。ごるふ雑誌の皆様、ごめんなさい)。書きたかったことはそんな事ではないのだ。この企画で使えそうなTipは、2打目地点でグリーンを狙う際、傾斜や風や高低差がある時にどれくらい距離を増減させて打つべきかというコツである。 記事では、距離感に関わる要素として「傾斜」「高低差」「風」「ピン位置」「ボールのライ」「グリーン面」の6つを挙げている。そして、それぞれについて以下の表のようにまとめてみた。数字は実際の距離からどれだけ加減して打つべきかを示す。つまり残り距離が100ヤードの場合、表記が+5yならその状況なら105ヤード打てばOKという意味である。
高低差の項の表現方法と正反対になってしまうため揃えた)
とまあこういう事らしいのだが、これはあくまでガイドライン、いわば理想論。 例えば傾斜の項で「つま先上がりはロフトが立つがクラブを短く持つので相殺される」とあるが、極端なつま先上がりの場合はきちんとしたスウィングができないわけだし、我々アマチュアならよけいにおっかなびっくりのスウィングになるだろうから実際にはフルショットの8割〜9割ぐらいしか飛ばないだろう。それにそんなライは大抵ラフだし。 また、風の影響だが、私程度の腕前では風による5ヤードの影響を考えるなんて大げさというか必要ないと思うし。5ヤードの影響を考えて良いのはせいぜいウェッジぐらいだろうが、それすらも5ヤード刻みの距離感など持っていないのだ。ましてやミドルアイアンやショートアイアンなら、私の場合無風状態で普通に打っても10ヤードぐらいの前後のずれは平気で出てくるんだし。 さらに、ピン位置について。ピンが奥に立っている場合、一般的なアベレージごるふぁーは短く打とうと思わなくてもほとんどショートするはずである。いや、ピンがどこに立っていてもショートしてグリーンに乗らないのがアベレージゴルファーだ。従って、ピンが奥に切ってあるから短めにと思って打つと、さらにショートしてしまうだろう。 ただ、理想通りに打てるか打てないかは別として、こういう知識は無いよりあった方がラウンドが楽しくなるのは間違いない。アベレージごるふぁーは皆、ショットする前はフェアウェイのはるか彼方にボールが飛び、グリーンを狙った球はピンそばに落ちてバックスピンで1〜2ヤード戻るという光景を夢見ているのだ。 そして、その夢に彩りを添えるのがこういう知識なのである。 昨日の喫煙本数:15本 |
2005/7/29 (318169hit) トホホなパーとウホホなトリプルボギーの価値
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 梅 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 松 | total |
par | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 36 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 72 |
score | 5 | 4 | 4 | 5 | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 38 | 5 | 3 | 5 | 5 | 6 | 3 | 5 | 7 | 4 | 43 | 81 |
△ | − | △ | − | − | − | − | △ | ○ | △ | − | △ | − | ■ | − | △ | ■ | − | ||||
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | *6 | *7 | *8 | |||||||||||||
putt | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 | 15 | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 | 1 | 2 | 2 | 1 | 17 | 32 |
*1・・・残り60ヤードも無いウェッジショットをトップさせてバンカーへ。下手すぎ。トホホ度3 *2・・・残り60ヤードも無いウェッジショットをトップさせてグリーンオーバー、3打目のアプローチもトップ。下手にも限度がある。トホホ度4 *3・・・スプーンのティショットをチョロ。左足下がりのライからの8アイアンは右へすっぽ抜けバンカーへ。ミスショットが連続するのはヘタな証拠。トホホ度4 *4・・・1打目、3打目がミスショットで乗った8m。強すぎるノーカンパットがカップの向こう側にぶち当たって偶然入る。これ以上ない出会い頭の交通事故。でもバーディはバーディだ(^^;ウホホ度1 *5・・・アイアンと寄せの2連続トップ。懲りないなお前も。トホホ度5 *6・・・アイアンが久々にまともに当たったと思ったらオーバーして奥の寄りようのない左足下がりのラフへ。案の定、グリーンの一番遠い所にオンして3パット。トホホ度3 *7・・・ティショットをチョロ。あとはミスショットの重ね餅で5オン2パットのダボ。HDCP36のごるふだ。トホホ度5 *8・・・もう書くのも飽きたがティショットをチョロ。トホホ度5 ウホホ23p(1p + パー2p×9 + 寄せワン1p×4) VS トホホ29pでそらそんだけチョロしたらアカンやろ。 |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
1バーディ 6ボギー 2ダボ |
81 | ↑ | 85.4 |
平均パット数 Putting average |
1.778 (32) |
↑ | 1.919 (34.55) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
5.6 (1/18) |
↑ | 4.7 (0.8/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
55.6 (10/18) |
↑ | 44.5 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
88.9 (16/18) |
↑ | 82.4 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
33.3 (6/18) |
↓ | 37.7 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
94.4 (17/18) |
↑ | 84.2 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
35.7 (5/14) |
↓ | 61.0 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
205.7 | ↓ | 227.9 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
44.4 (4/9) |
↑ | 30.7 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
42.3 | ↓ | 68.9 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
66.7 | ↓ | 72.2 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
44.4 | ↓ | 60.3 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
73.3 | ↑ | 69.8 |
この日は瀬田ごるふコンペの仲間、K藪さんと御一緒させて頂いた。前回の瀬田コンペで初めて同組になったのだが、その時の世間話でなんとK藪さんもきさいちカントリーのメンバーであることが判明したのであった。で、ぜひ御一緒しましょうという話になったのであった。 K藪さんと私は偶然父親が同じ職業であり、ほぼ毎日顔を合わせていた可能性が高いという事が判明した。また我々当人同士も歳が近く、職業も自営業同士、そしてごるふの腕前もほとんど同じというこの奇遇さ。ひそかに心の中の「我が永遠のライバル」帳に名前を書いたのであった。 K藪さんはテニスも毎週のようにされているスポーツマンで、華奢に見える体を十二分に使った無駄のないスウィングをされる。その力みのないスウィングは、低スピンで高弾道のビッグボールを生み、驚くほどの飛距離を叩き出されるのであった。力みまくり、上半身に力が入りまくりの私は指をくわえて氏のスウィングを見ていたのであった。 そう、この日はなぜか体にキレがなく下半身がふにゃふにゃで、まともなショットは数えるほどしかなかった。ファインショットの数字がこれを物語っている。 でね、ティショットでトップしてのチョロが3回。もうコッパズカシイというかシャレにならないというか笑うしかないというか。まあ理由は何となく判っている(今週は練習しすぎて疲れまくっていた・・・・って言い訳してやがるな、俺)のでいいんだけど、良かったり悪かったりを何回繰り返せば気が済むんだろう。あの絶好調はどこへ消えた? アイアンもしばらくナリを潜めていたはずのハーフトップが出まくり、フルトップ(造語。「コーン」と音がして1mも球が上がらず30ヤード先に着地してトップスピンがかかりざざざざざざざと転がっていく球。即ち完璧なトップボールのこと)も2度3度できかず。ティショットとアイアンショットだけは120叩きプレイヤーと言ってもいいだろう。よくないか。 それでも何とかスコアになったのは、短いコース(6156y)と結果オーライとましだったショートゲームのお陰である。OBは無かったし(っていうか、チョロではOBを出しようがない)、トップしたアプローチがOKの距離についたり超ノーカンパットがカップのど真ん中に当たって跳ねて入ったり。32パットも寄せワン4つも私にしてはまずまず。 優しく美しい○は「ショットがあんだけ調子悪かってもそれなりのスコアで上がってくるんやから、やっぱり上手なってんねんで」とやさしいことを言ってくれる。 でもね、 「ティショットをチョロして150ヤード→セカンドショットもチョロして140ヤード→3打目残り60ヤードがダフったけど結果オーライで偶然寄る→2mのパットが入ってパー」 というのを「上手い」とは言わないと思う。さらに、 「芯を喰ったティショットがわずかに風に流されOB杭を越える→前進4打から完璧な手ごたえで打てたアイアンショットが1m足りずにバンカーへ入る→方向、距離勘とも申し分ないバンカーショットがピンに当たって4m弾かれる→思った通りのラインと強さで打てたパットがカップを舐めてトリプルボギー」 とどっちが気持ちよいかといえばやっぱり後者の方が気持ちいいし価値があるのかな?と思う私なのであった。 昨日の喫煙本数:19本 |
2005/7/30 (318683hit) あの同伴競技者・ふたたび
昨年の4月、我々は史上最低の同伴競技者に遭遇した。その名前を書くのも思い出すのも忌まわしいM山というプレイヤーが、再び我々の前に現れてしまったのだ!しかもK藪さんとのラウンドというハレの日に・・・ スタートホールのティショットでOBを3連発打ったような気分になる私。ああ、よりによってこんな日に。一緒に回ってくれる友達がいないのだろう、M山氏はいつも1人でエントリーし、2人や3人の組に入ってくる。そう考えればこの1年で遭遇しなかったのが僥倖だったのだ。 梅1番ホールのティグラウンドであいさつを交わす。できるだけ顔を合わさないように気をつける。こんな書き方をすれば自分が卑屈でイヤらしい性格の人間のようだが、実はその通りなので仕方がない。そんな自分のいやらしい性格にまた落ち込んだりする私(お前は青春時代真っ只中の中学生か?)。 しかし、心を氷のように冷やしながらにこやかな顔をするなど私にはできない(余談だが、○を初め女性はこういう事が簡単にできるらしい。男が屈託のない笑顔をしている時は本当に屈託がないが、女性が微笑しているときは憎悪と憤怒で爆発寸前と言う事もありえるのだ。それを若い頃に判っていれば私も数多くの失敗をしなくて済んだだろう)。 ところが、である。そのM山氏の態度が今日はどこか違うのだ。どんどん前へ歩いていき、後ろから打つ人間が居ようが自分のボールのそばで待機する癖は直っていないが、一応飛球線から体を遠ざけるこようになっている。えらそうな口調も今日はだいぶマシである。時には「〜ですわ」などと丁寧語を喋る。一体どうしたんだ、M山氏? それだけではない。人の良いショットにきっちりと「ナイスショット!」と声をかけるようになっていたし、「ナイスパー!」や「ナイスバーディ!」などのかけ声も出るようになった。成長したじゃないか、M山君。 言い訳もしなくなった。人のパットが残っているのにパットの練習もしなくなった。50cm以上残っている他人のパットを独断で「OK!」と言い切る強引さはまだ残っていたものの、以前のM山氏と比べると格段の進歩である。いやあ、人間やればできるのだなあ。 最初の印象がとてつもなく悪かったせいか、M山氏が当たり前のことをするだけで感動してしまう。そのギャップのためか、M山氏の印象は「ただでラウンドさせてくれると言われようが御殿場や川奈をラウンドさせてくれると言われようがセブン・イレブンのエクレアを好きなだけ食べていいと言われようがとにかくこいつとラウンドするのはイヤだし嫌いだし史上最悪じゃん」から「できれば一緒にラウンドしたくない」へ36ランクもアップしたのであった。 そうなってくると以前のラウンドで私が最初に抱いた悪印象についても、ひょっとして私の忍耐や感受性にも問題があったのではないかと考えるようになってきた。そう、自分の受けた印象が絶対に正しいとは限らないのだ(当たり前だ)。自分の感受性を信じて行動するのも一つの価値観だが、あまりにそれに固執してしまうとただの頑固ジジイになってしまう。 何だか偽善っぽい事を書いているような気がしてきたが、こうして考え直すことで、今後嫌な同伴競技者とラウンドした時に「こいつもひょっとしたらそんなに悪いやつではないのかもしれない」と思えるようになるかもしれない。そしてそれは自分の精神衛生上、そして楽しいラウンドためにもプラスになるだろう。 ああ、やっぱり偽善っぽくて陳腐で典型的で面白味のない結論。 昨日の喫煙本数:18本 |
2005/7/31 (319001hit) 西山プロ誕生!
今を去ること1年8ヶ月前、瀬田で御一緒した研修生の西山泰代さん。 今年のプロテストで、受験7回目にしてついに合格したのである。めでたい! 西山プロはもともとスポーツ万能の体育会系であったが、大阪薬科大学をご卒業されて薬剤師の免許を取り、ごるふとは全く関係ない仕事をされていた。しかし30歳で一念発起、ごるふの道に飛び込んだのだ。 こういう場合、いくら本人に才能があっても「遅すぎる」「無謀だ」と周囲から反対され、あきらめるのが普通だ。夢が叶う可能性は極めて低いのだから。しかし彼女はあえて困難な道を選んだ。 しかしプロへの道は平坦ではない。175cmの長身という恵まれた体を持つ彼女を持ってしても、そして努力を重ねた結果すばらしい才能を開花させても、なかなか合格できなかった。それでも彼女はあきらめなかったのだ。 そしてついに掴んだプロライセンス。38歳でやっとスタートラインに立ったのだ。素晴らしい努力と克己心である。その努力と、250ヤード超のドライバーと正確なアイアンショットを武器に、きっと遅咲きというハンディを克服して活躍してくれるだろう。 ちなみに、彼女のことはデイリースポーツが記事にしてくれた(こちら)。「このトシでも遅くない。それを見て欲しい」とその記事の中で彼女は言った。その心意気を、ずっと見守っていきたい。 西山プロ、今度の目標は優勝だ! 昨日の喫煙本数:21本 |