2005年8月1日〜15日
上から下に読んで下さい
1月前半 | 1月後半 |
2月前半 | 2月後半 |
3月前半 | 3月後半 |
4月前半 | 4月後半 |
5月前半 | 5月後半 |
6月前半 | 6月後半 |
7月前半 | 7月後半 |
8月前半 |
2005/8/1 (319341hit) 奈良の杜へ行ってきました
hole | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | total |
par | 4 | 5 | 3 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 36 |
score | 4 | 5 | 3 | 8 | 7 | 4 | 5 | 4 | 5 | 45 |
− | − | − | +4 | +3 | − | ■ | − | − | ||
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | ||||||
putt | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 16 |
*1・・・本文参照。トホホ度5 *2・・・本文参照。トホホ度5 *3・・・本文参照。トホホ度1 *4・・・本文参照。トホホ度2 ウホホ14p(0p + パー2p×6 + 寄せワン1p×2) VS トホホ13pで何とかウホホの勝ち |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア(カッコ内は1ラウンド換算) Scoring average |
1ダボ 1トリプル 1トホホ |
45 (90) |
↓ | 85.5 |
平均パット数 Putting average |
1.777 (16) |
↑ | 1.917 (34.51) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
0 | ↓ | 4.7 (0.8/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
66.7 (6/9) |
↑ | 45.1 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
66.7 (6/9) |
↓ | 82.0 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
44.4 (4/9) |
↑ | 37.9 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
66.7 (6/9) |
↓ | 83.8 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
42.9 (3/7) |
↓ | 60.5 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
217.1 | ↓ | 227.6 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
66.7 (2/3) |
↑ | 31.5 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
50.0 | ↓ | 68.7 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
0 | ↓ | 71.7 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
66.7 | ↑ | 60.5 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
75.0 | ↑ | 69.9 |
昨日の日曜日。新・我が永遠のライバルN谷さんから電話があり、薄暮ラウンドへ行ってきた。奈良の杜ゴルフクラブ(旧奈良スポーツ振興カントリークラブ)は、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのアコーディアグループである。ちなみに我がホームコースのきさいちカントリーも 柳生の里から程近いこのコースは、山の中にありながら非常にフラットで広く、また芝がまるで絨毯のような美しさ。オーバーシード(冬枯れてしまう暖地型芝生の上から冬でも緑を保つ寒地型芝生の種をまき、1年中緑色のフェアウェイを維持する方法)の成果もあるのだろう、非常に密度が濃く球を浮かせるフェアウェイからのショットは大変楽だった(写真取ってくるの忘れた)。 そのせいか、この日のアイアンはまずまず(3回に1回トホホな失敗をしておいてまずまずとは情けないが)。いや、まずまずどころか何故か飛びすぎて困ったぐらいだったのである。 10番パー4、残り100ヤードの表示杭真横(ラフ)からPSによるショットが10ヤードオーバー。 12番パー3、手前のピンまで165ヤード。7アイアンを持ったのにピンハイに落ち20ヤードオーバー(ちょっとトップ目だったけど)。 13番パー4、やや奥のピンまで残り130ヤード、ファーストカット。9アイアンで完璧な手ごたえも10ヤードオーバーして奥のエッジに着地しトラブル(このあたりで何かおかしいと思うべきだった)。 14番パー4、残り115ヤード、つま先上がりのライ(やや深いラフ)からPWで打つとダイレクトでグリーンオーバー(10ヤードオーバー)してトラブル。 17番パー4、残り80ヤード(フェアウェイ)を56度のウェッジでフルショットして15ヤードオーバー。 1ホールや2ホールならライや風や腕や目のせいだと考えられる。しかし自分では12番を除きほぼ完璧なショットを打ったつもりだったのだ。あくまで自分に問題があるとしたら、フライヤーと芝のせいだろう。ああ、こういう時こそゼクさんが話を膨らませてくれたレーザー計測器だったのに・・・ ラフは球が半分隠れて浮いている状態で、力は要るもののしっかり振り抜けば打てる状態だった。私は飛球線方向に順目のラフがフライヤー・ライだと思っていたのだが、こういう状況でもフライヤーは起こりうるのだろうか。 またオーバーシードされたフェアウェイはまるでティアップしているかの如く球を浮かせていたので、アイアンで10ヤード程度飛距離が伸びる事は十分考えられる。 まあそれでもアイアンはショット的には(結果はともかく)満足。コースマネジメントのミスが大叩きに繋がったのだから、まあ仕方なしか。 では、最後に今回のトホホをどうぞ。 13番(上からの続き)、グリーンをオーバーしたボールは奥のカート道へ。ラフを避けてドロップすると、ベアグラウンドに近いライへ(←言い訳の伏線)。そこからチャックリして1ヤードしか飛ばず。5オン2パット+OBの1罰打でダブルパー。わはは。 14番(上からの続き)、グリーンをオーバーしたボールは大きな石のすぐ脇に止まっていた。右足を石に乗せ、上から急角度でクラブを振り下ろす!ボールはトゥにかすり、3cm前へ。そこからアンプレアブル宣言。乗せて2パット。4オン2パット1罰打で7。わはは。 16番パー3、170ヤード打ち下ろし。左へ引っかけ気味のアイアンを見越して右を向き、7アイアンのフルショット。ボールは完璧な手ごたえを残し、右を向いたそのままの方向へ真っ直ぐ飛んでいった。そこにはバンカーが。行ってみるとボールはバンカーの後ろエッジに接するようにあり、しかも目玉。さらに急激な左足下がり。 100回打ってもグリーンに乗らないので、仕方なくピンの反対側に脱出(うまく打てた・・・笑)。バンカー越えのハーフロブは飛びすぎて(仕方ない)7mのパットが残る。2パットのダボ。全ショットうまく打てたのにダボ。でも満足のダボ。 18番パー5、ティショットは当たり損ないで右のラフ。7Wのセカンドショットはヘッドがボールの下をくぐってテンプラ。110ヤードしか飛ばず。残り170ヤード、右には池。5アイアンで気合いを入れて狙うも、トップしてスライスして池にまっしぐら・・・・ と思ったら水切りショットでグリーン手前へ(池越えはトップに限る)。寄せワンでパー。3回連続ミスショットでもショートゲームが良ければパーが取れるという、ある意味トホホ中のトホホであった。 でも、なかなか面白く綺麗なホールだった。N谷さんには2ストローク負けちゃったけど、また行きたいな。 昨日の喫煙本数:17本 |
ヘビが恐いだの、オケラが恐いだの、皆意気地がないったらないね。 何だと?じゃあお前はなにがこわいんだって?馬鹿なこと言っちゃぁいけない。俺に恐いものなんてひとっつも・・・ああ、ある。一つだけ。あれは恐いな。思い出しただけで動悸・息切れ・めまいがしてきて脂汗がたらーりたらり・・・持病の癪が・・・ ん?「あれ」って何だ、だと?・・・・仕方ねえ。白状するか。ごるふだ、ごるふ。あのちっちゃな球を棒っ切れでひっぱたいて、平らな所にある穴ン中に入れるスポーツだ。 馬鹿言っちゃぁいけない。あんな恐いものはない。まずだな、棒っ切れを振り回すのが恐い。その棒っ切れにはご丁寧にも先に重りが付いててだな、マナーの悪いおやぢがところかまわず振り回すんだ。あれが向こう脛に当たったりしたら、痛いの痛くないの。 それに打たれるボール。硬いゴムでできててだな、頭に当たったりしたらバカが賢くなっちゃうぐらい痛い。横や後ろに立ってりゃあ大丈夫と思うかもしれないが、ごるふぁーの大多数は真っ直ぐ打つより横や後ろに打つ方が得意ときたもんだ。 さらにごるふぁーの中には、とんでもない野郎がいっぱいいるんだ。年上だというだけで威張り散らすヤツ、フェアウェイで長々と携帯で話するヤツ、HDCP29で人のラインを勝手に読んだり人のスウィングに講釈垂れるヤツ、卵生むヤツ、何でもかんでもボギーというヤツ。そんなヤツと当たった日には、1日中罰ゲームしてるような気分になるね。 まだある。夏は炎天下をふらふらになりながら何キロも歩かなきゃいけない。冬は雪が降ろうが霙が降ろうが寒さで手足の感覚が無くなろうが4時間以上屋外にいなきゃいけない。体に悪いこと極まりない。 それから、それだけ辛く恐い目に遭っても最後には諸経費とかスポーツ基金とかごるふ振興協力金とか訳の分からない明細で水増しされた高い支払いが待ってるんだ。恐いねえ。 コースに目を向けても恐いものはいっぱいある。左右に並んだ白杭。目の前に広がる池。いつも何故かボールの落下地点にあるバンカー。砲台グリーン。下りのスライスライン。ああ、考えただけで寒気がしてくるぜ。 極めつけはこれだ。いくら練習しても、いくら経験を積んでも拭い去れないもの。それは空振りの恐怖だ。これはある意味、上達すればするほどどんどん肥大してきて、しまいには化け物になっちゃう。あるスクラッチプレイヤーなんて、大事な試合でギャラリーの大勢いる前で空振りしちゃって、恥ずかしさのあまり生きる気力を失っちゃった。結局お家は断絶、当の本人は島流し。恐いねえ。ああ、やだやだ。 とまあにぎやかな話が終わりまして、これを聞いた悪友一同、何とかhiroをごるふ場へ連れて行く画策を練ります。次の木曜日、不審に思うhiroに目隠しをし、なだめたりすかしたりしながら車へ乗せ、近くのごるふ場へ。hiroは抵抗しますが半ば強引に着替えさせ、目隠ししたまま1番ティへ。そして目隠しを外すようhiroに言います。 悪友たがカートの陰からそうっと覗いてみると、hiroは案の定右往左往。 ああっ、ここはごるふ場じゃねえか!恐え、恐えよ〜!!しかもフェアウェイがオーバーシードされた山岳コースじゃねえか!俺はオーバーシードされたコースが一番恐えんだぁ!ああ、この草の匂いが何とも言えず恐い。緑の絨毯の美しさが恐い。ああ、こうなったら早くラウンドし終わって帰っちまおう! そう言いつつティアップし、ティショットを打つhiro。スキップを踏みながらセカンド地点へ向かう。それを見て唖然としていた悪友の一人が言う。 「やい!hiro!お前の一番恐いものは何なんだ!」 「いやぁ、今はバーディが一番恐い」 <m(__)m> 昨日の喫煙本数:15本 |
2005/8/3 (320414hit) 競技ごるふのお試し(挑戦なんて間違っても書けない)
実は明日、愛知県の南山カントリーで開催される、 2005 GDOアマチュアゴルフ選手権ロイヤルコレクションCUP に出場するのである。といっても申し込めばHDCP20以内なら誰でも参加できる大会だから、偉くも何ともないし身の程知らずでもある。正式な競技と名の付くごるふは初体験なのだ。月例でさえ出たことないし。 何故出場しようかと思ったかというと、ただ単に木曜日の開催だったからである。愛知県なら早朝家を出れば間に合うし。我ながら軽いな、ノリが。 1週間ほど前に実施要項が送られてきた。参加人数は129人。そのうち上位18%(23人)が本戦である太平洋クラブ御殿場コースでラウンドできる(絶対無理だけど)。 7月に他の会場で行われた予選では、予選通過ラインが82から86。初めてラウンドする、7000ヤードちかくある難コースの、トーナメントのセッティングで80前半はきつい(っていうか絶対無理だって)。 で、出場を明日に控え、私は今悩んでいる。無理を承知で、万が一に賭けて攻めのごるふをするべきか、それともスコアを気にせず、等身大のラウンドに徹するか。 出場するからには予選通過を狙うのが当然だし、はなから予選通過ラインより多いストローク数を狙ってラウンドするのは大会にも出場者にも失礼である。ともすれば「どうせ予選通過なんて関係ないや」という雰囲気が出てしまうだろうから。 かといって、攻めに攻めても大叩きするのは目に見えてるし、そうなったらそうなったで同伴競技者にも迷惑をかけるし。なんたって井上誠一設計、コースレート73.1の名門コースである。 ・・・なんてどうでも良いことで悩んでいたら、○が名案を出してくれた。 「等身大の気持ちで82を狙ったらいいやん」
そうか!82と言うのはとてつもなく難しいと考えていたが、ハーフでパーを4つずつ取ればいいのだ。難しいホールは最初から3オン2パットのボギー狙いで、OBを出さないようにする。もちろんダボやトリプルの1つや2つや3つや4つや5つは出るだろうが、焦らずあきらめず。寄せワンのパーもそのうち来るだろう。ラッキーパットが入るかもしれない。 ガンガン攻めて・・などと考えた私がバカだった。消極的すぎるのも良くないが、ほんの少しの積極性とあきらめない気持ちで頑張ってきます!っていうか、楽しんできます! 昨日の喫煙本数:18本 |
午前3時30分、目覚まし時計のアラーム音が鳴る。何とか数時間はうとうとできたようだ。寝不足だが体調は悪くない。心地よい緊張感で頭はすぐに冴えた。 午後4時、まだ真っ暗の中を出発。スタートは9時30分、コースまでは多く見積もっても2時間30分だが、ある秘策があって5時間30分も前に家をスタートしたのだ。 第二京阪に入り、京滋バイパスを走る頃には夜が明けてくる。気持ちも目覚めてくる。名神にはいり、順調に名古屋へ。今回の会場は愛知万博会場のすぐ先だ。万博のために作られた長久手ICで降りてから20分で会場に着くのだが、今回はその手前、名古屋ICで車を降りた。 万博会場の真横を通るのだ 何故か。今回のひみつミッションその1、「コースへ行く前に練習するぜ」作戦のためである。前日ウェブで、名古屋IC近くでしかも午後6時から開いている練習場に目星をつけていたのだ。名古屋ICを下りて10分、少し迷いながらも「日進ゴルフエトワス」に到着(と思っていたのだが、「ゴルフパーク」という練習場だった。トホホ)午後6時15分。予定通りだ。 しかも、ボールは古いながら全て本球のロストボール。こいつはついている。400円で1カゴ、57球出てくるので2カゴ購入。そして念入りなストレッチの後、アプローチから練習しだした。 見つかってよかった するとまあこれがもう近年にないぐらい調子がいいのよ。アプローチ、アイアン、ウッドの全てが思い通りの球が出る。ミスヒットは10球に1球程度。特に不安のあったドライバーも、やや右へすっぽ抜けるきらいはあるものの、打った10球全て芯を喰うという我ながら信じられない状態。これだけ調子がよいと逆に気持ちが悪いなあと思いつつ(そしてその不安は的中することになるのだが)一汗かいて練習場を後にした。 車は順調に走り、午後8時過ぎには南山カントリーへ。オープンして30年だが、歴史のあるクラブハウスが出迎えてくれた。 実際には写真で見るより大きく堂々としている この写真を撮った時点では幸せだったなあ・・・ 勿体ぶりながら、続く。 昨日の喫煙本数:13本 |
2005/8/6 (321966hit) 競技ごるふドタバタ顛末記(その2)
まず最初に訂正を。昨日載せた練習場は、「日進ゴルフエトワス」ではなく「ゴルフパーク」ですよ、とぽちさんからご指摘のメールを頂きました。お詫びして訂正させて頂きます。ぽちさん、ありがとうございました。 エントリーを済ませ、参加賞としてロイヤルコレクションのキャップとスリクソンのロゴ入りボールを頂く。緊張感がみなぎってくる。 エントリーが増えてスタート時間が変更になり、あと2時間も余裕がある到着になってしまった。何をして時間を潰そうか・・・。とりあえず練習で汗まみれになった服を上から下まで着替え、スタート室へ。今日出場する猛者たちのバッグが並んでいる。 バッグを見るだけで、上級者らしい雰囲気が漂う。ドライバーで特に目に付いたのが、テーラーのr7とスリクソンのWシリーズ、そしてタイトリスト。キャロウェイ、ブリヂストンなどは少数派のようだ。 W-404とW-302はホントに多かった。 ショットの練習はもう十分できている(しかも絶好調だし)ので、パットの練習に入る。指定練習グリーンは一杯。4つしかないカップに対して、20人ほどが練習しているだろうか。一番端で、マイカップ(スターバックスで売っている黒のコースター)を置きボールを転がす。1発目、距離、方向とも完璧。2発目、同じ。3発目同じ。なんてこったぁ!パットまで完璧じゃん!! グリーンの速さが私の本来持っている転がりのイメージと合うせいか、何も考えず見て構えて打てば自然に寄る感じ。ふっふっふっふ。これはひょっとするとひょっとするぜい! 30分ほど転がし、もう準備は万全だ。今の調子なら日本アマだって大丈夫だ(←究極のバカ)と思いつつ時計見ると、あと1時間ある。ここで焦っても仕方ない。せっかくだし、世界のごるふコース100選に選ばれた事もあるこのコースのクラブハウス探訪といこう。 まずは2階の談話室へ。創業者の胸像、ヒッコリーシャフトのクラブなどが飾られ、黒光りしている囲碁台と将棋台などがある。茨木カンツリーと同じような雰囲気だ。本棚には、20〜40年前に刊行された書籍が並んでいる。私は「世界の名門ゴルフコース」という本を手に取った。 奥付によると、22年ほど前の刊行であった ここにこの本があるということは、きっと南山カントリーも載っているのだろう。捜してみると、最後の「ゴルフコース100選」の部分に確かに載っていた。 設計者の井上誠一氏自身が理想に近いコースだと言っているのだ ちょっと感動しながら食堂へ。コーヒーでも飲んで体をもう少しシャキッとさせよう。30年の歳月が古さではなく落ち着きを醸し出している食堂。そこでも嬉しいことが1つ。選手はコンチネンタルブレックファーストが無料であった。何だか招待選手のような気分になる私(←完璧なあほである)。 さて、いよいよ20分前になった。下へ降りると、今日の同伴競技者3人が揃っていた。体重100kgは優に超えていそうな高校生のS君、元ロッテの小宮山に似たMさん、そして元近鉄の中村紀洋に似たWさんの3人。みな上手そうだ。MさんもWさんも同世代。 練習グリーンで見る限り、出場者の年代で最も多そうだったのが40代。次が30代だろうか。50代以上と思しき人が少なかったのは意外だった。 カートに乗ってインコース10番ホールへ。ちょうど前の組がスタートする時間だ。前の組も30代から40代だろう。大変上手そうだったので、昨日ネットで名前で検索してびっくり。4人中3人が中部地方の色々な試合に出まくっているのである。30台を連発して優勝してたり。そりゃ上手いはずだわ。そしてこの、「前の組が大変上手い一群だった」という事が、私を地獄へ引きずり降ろす要因の1つになったのであった。 うまかった前の組の4人 こういう事を書けばオヤジ臭いと思われるだろうが、上の写真を見て判るように、4人の中で30代と思しき2人がポロシャツ裾出し。ストローハットをかぶった左から2番目のニイちゃんなんて、パンツも裾の部分にポケットの付いたカジュアルなカーゴパンツ。いいのかそんな服装で?まあいいか。ドレスコードよりお洒落と機能性を重視するのは若者の特権だ。 さあ、いよいよスタートだ。Debu Macさんが書いて下さったとおり、hiro選手と呼ばれながらスコアカードを手にする。上部を折って自分のスコアを書き、本体の部分には私がマーカーになるMさんのスコアを書き込んでいくのだ。すごーい!プロみたい!(←超弩級のバカである) 順番が来てティアップする。10番ホール、409ヤードパー4。一旦打ち下ろし、なだらかに打ち上げていくHDCP4のホールである。240ヤード〜270ヤード地点はフェアウェイが狭くなり、また左右から松が張り出し、見た目では非常に狭く感じる。 でも、こうして改めて見ると十分広いんだよなあ スタートホールだし、ここはボギーで十分。アイアンかスプーンでティショットし、3オン2パットのボギーで行くつもりだった・・・・昨日までは。しかし、今朝の練習ではドライバーは絶好調!逆にアイアンを持って左へ引っかけたりチョロしたりしてダボなど叩こうものなら、「安全策」が一瞬にして「弱気の裏目」になってしまう。 一瞬考えた後、やはりドライバーを持つことにした。ここはスコアよりも気持ちだ。気持ちで負けないようにしよう。例えOBでも曲げても、ドライバーで思い切って振っていこう。 そしてティアップ。手が震えてティアップができない・・・・なんて事もなく、思っていたより落ち着いているようだ。しかし、てのひらからは異様なほど汗が出るのでやはりいつもよりは緊張しているのだろう。何度もズボンの裾で右手を拭き、構える。時間をかけるとどんどん力が入るので、自分の力を信じてすぐにスウィング開始。 そして記念すべきファーストショットは・・・・ボールの10cm手前をダフってレギュラーティにコロコロと転がる・・・・・というトホホを期待していた皆様、ごめんなさい。芯を喰いました。ただし、すっぽ抜けてカート道右の松の木へ一直線。「バキッ」と木に当たる音。でも芯を喰ったからよし!合格!(レベルの低い合格ラインだ) キャディさんは大丈夫と言っていたが、行ってみるとボールがない。恐らく手前の池(えっ?池なんかあったの?)へ転がり落ちたのでしょうとのこと。大丈夫じゃないやん(このキャディさん、普段は事務仕事がメインでキャディ経験が浅く、その後も違うラインを教えてくれたり距離も適当だったり散々であった。そしてあの事件が起こるのであった)。 仕方ない。そんなところへ打つ方が悪いのだ。ドロップして(編者注:この処置については、掲示板で「最初で最後の登場君」さんからご指摘を頂いたとおり疑問があると思います。後日詳しく検証したいと思います)第3打は左のラフ。4打目、ややショートして花道へ。そこから寄せて1パットのダボ。スタートホール、しかも池へ入れたことを考えるとまずまずだろう(この時は謙虚だった)。 しかし、競技慣れした猛者でもスタートホールは緊張するのだろうか。同伴競技者の人たちも盛大にボールを曲げ、ボギーやダボスタートである。しかし私が逆立ちしても勝てない事が1つ。それはアプローチ。 この日、私は寄せとパット(だけ)は冴えていた。8割方は満足のいく寄せができたのだが、それでも寄るのはワンクラブ〜ワンピン程度。ところがSさんもM君もWさんもとんでもなく寄せが上手いんだ。低くスピンの効いた球で、ほとんど1グリップ前後に寄せてくる。しかも、必ず上りのパットを残す。だからなかなかボギー・ダボを叩かない。これには脱帽した。 11番ホール。349ヤード、左ドッグレッグのパー4。 迷わずスプーンを持ちフルショット。しかしインパクトの瞬間右手が汗で滑る!やばい!!しかしボールはトップ目ながら右のラフへ。助かった。2打目、残り130ヤードの打ち下ろし、しかも木越え。HDCP16のホールだからここはパーが欲しい。9アイアンで慎重にショット。何とか木を越えてくれたが、右奥のラフへ。 そこからピン上2mに付け、下りのスライスラインを慎重に沈めてまず1つめのパー。このパーは上出来だったと自画自賛(でも、これがこの日のハイライトだった)。 12番ホール、176ヤードパー3。6アイアンのショットはどトップして手前の花道へ。しかし寄せが1mに付き、パーを拾う。予定ではボギーだから、これでスタートホールの+1を取り返した!(だんだんごう慢になっていく私)。この時点でオナーになる(慢心に輪をかける結果に)。 13番ホールは416ヤード。フェアウェイの左に大きな岩がむき出しになっている打ち下ろしのパー4。岩を避けるため、スプーンでティショット。まずまずの当たりで250ヤード地点まで。7アイアンの2打目は引っかけたが左端にオン。右端のカップまで15mのパットが残るが、何とか2パットでパー。 何と3連続パーである。4ホールを終わって2オーバー。よし、今日はいける!てのひらの汗も引いてきた。不安は何もない。アイアンもまずまずだ。そんな思い上がっていい気になりまくり、謙虚さを忘れて鼻が伸び、油断しまくり弛緩した心をごるふの女神が見逃すはずもない。 正義の鉄槌が下る運命の14番パー5は、私のすぐそこに迫ってきているのであった。何も知らずはしゃぐ私。hiroよ、哀れなやつよのう。 佳境を前に、続く。 昨日の喫煙本数:14本 |
2005/8/7 (322364hit) 競技ごるふドタバタ顛末記(その3)
運命の14番ホール、518ヤードパー5へ上がってきた時、私はきっと有頂天になっていたに違いない。いい気になり、冷静な判断力を失っていたのだろう(今頃判っても遅いけど)。 その14番ホールのレイアウトは以下の通り。井上誠一氏の面目躍如といった設計である。 写真では下の通り。上のアルファベットがそれぞれ下の写真に対応する。 で、Bの左からDまでが谷越えになっているのだ(きつい!)。BからCの間が広そうだが、ここはフルバックティからキャリーで250ヤード必要。ベストルートはCの丘からDののり面まで。そこからだとグリーンが見え、打ち下ろしなので2オンも可能。ただし、ここでもキャリーで230ヤードが必要。 ボギールートはAからBの手前まである左側のフェアウェイだが、ここだとC〜D地点まできつい打ち上げが残り、ボギー以上は確実。 ティグラウンドでは前の組がまだティショットを打っていた。例の上級者4人組である。そして彼らは、C〜Dの30ヤードぐらいしかない間に難なくボールを運んでいた(打ち直しだったかもしれないけど)。 ここはHDCP8のホール。つまり最初の作戦ではボギーで十分。即ち、私が打つべきところはAからBの左だったのだ。5〜6アイアンでAの手前にボールを置き、遠回りしてボギーを狙うべきホールだったのだ。 しかし、いい気になりまくりやがっていた私は、前の組の4人が簡単に谷を越えているのを見て、自分も楽勝でこの谷を越えられると錯覚したのである。しかもああた、この時アゲンストの風が吹いていたにも関らず、である。何というお馬鹿。何という脳天気さ。何という過信。 オナーである私が最初に打った球は、今まで見たことのないようなスライスをしながらDの手前に消えていった・・・・だが、そのOBは、悲劇(あるいは喜劇)の始まりに過ぎなかった。 打ち直しはトップボール。打った瞬間アウトと判った。ここでやっと我に返る私(だから遅いって)。3回目の打ち直し。スプーンに持ちかえ、AとBの間に向かってショット。やや左へ曲がっているが、今度は完璧だ・・・と思ったら、キャディさんが「左は飛びすぎるとアウトです。もう一球お願いします」。マジ? 3連続OB。2球目までは「こりゃあ良いトホホ話ができたわい」と思っていたが、このスプーンのナイスショットOBで余裕が全くなくなってしまった。情けないという気持ちももちろんあったが、同伴競技者や後続の組に迷惑をかけて申し訳ないという気持ちの方が強かった。 アア、ボクハ、コンナトコロヘ、クルベキデハ、ナカッタノダ。ナント、ハズカシイ、コトデショウ。ナント、ナサケナイ、コトデショウ。 5番アイアンに持ちかえ、4回目の打ち直し・・・・・シャンクしてまた谷底へ。ボールがどんどんなくなっていく(ワンボール競技なのに)。頭の中はもう真っ白である。 もう一度5番でショット。今度はやっとセーフらしきところへ飛んでいった。4連続OB。次が10打目である。史上最大にして最狂のトホホ。しかし、事件はまだ終わらなかった。 同伴競技者と後続組に謝り、ボールのところへ。すると、一足先にスプーンでの打ち直し地点へ走ってくれていたキャディさんから、「3球目、ありました〜!大丈夫です〜〜!(だったと思う)」の声が!私は「大丈夫でしたか〜〜!ありがとう〜〜!」とキャディさんに返事をし、5回目に打ったボールを拾ってキャディさんのところへ歩いていくと、キャディさんが 「(ありましたけど)OBです〜〜〜〜!」 ごるふは全て自分で責任を取るゲームである。従って、キャディさんを責めるつもりはない。でもね、一言だけ言わせて。日本語は正確に話せっちゅうねん!! というわけで、規則18-2aにより、1ペナルティが科せられる・・・・はずだったのだが、私のマーカーであるWさんが、「今のケースは公平の理念において無罰でドロップでよいのではないか?」と言ってくれた。きっと、不幸がグロスで襲ってくる私の境遇に同情して下さったのだろう。 しかし我々だけで判断できる問題ではないと考え、スコアカードに2通りのスコアを書き、後に競技委員長に裁定を委ねることにした。 こうして、長い長い14番ホールは16ストローク(無罰なら15ストローク)という、恐らく私史上最大のストローク数で終了したのであった。 まだ続く。 昨日の喫煙本数:17本 |
2005/8/8 (322735hit) 競技ごるふドタバタ顛末記(最終回)
hole | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | in | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | total |
par | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 5 | 3 | 4 | 36 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 3 | 4 | 4 | 36 | 72 |
score | 6 | 4 | 3 | 4 | 15 | 5 | 6 | 3 | 5 | 51 | 6 | 6 | 4 | 5 | 6 | 5 | 4 | 5 | 6 | 47 | 98 |
■ | − | − | − | +10 | △ | △ | − | △ | ■ | △ | − | ■ | ■ | − | △ | △ | ■ | ||||
topics | *1 | *2 | *3 | ||||||||||||||||||
putt | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 | 17 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 16 | 33 |
*1・・・一昨日の日記参照。ウホホ度4 *2・・・昨日の日記参照。トホホ度10,000,000,000 *3・・・本文参照。トホホ度測定不能(トホホ判定機故障のため) ウホホとか、トホホとか、そう言う次元じゃなかったが、強いて書けばトホホの5ホール目TKO勝ち |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
6ボギー 5ダボ 1ビッグバン |
98 | ↓ | 85.9 |
平均パット数 Putting average |
1.833 (33) |
↑ | 1.915 (34.47) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
0 | ↓ | 4.5 (0.8/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
33.3 (6/18) |
↓ | 44.8 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
66.7 (12/18) |
↓ | 81.6 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
27.8 (5/18) |
↓ | 37.6 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
61.1 (11/18) |
↓ | 83.2 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
42.9 (6/14) |
↓ | 60.1 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
232.9 | ↑ | 227.7 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
37.5 (3/8) |
↑ | 31.3 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
63.3 | ↓ | 68.5 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
66.7 | ↓ | 71.5 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
59.4 | ↓ | 60.4 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
76.2 | ↑ | 70.2 |
天国から地獄。この時の私の心情を表すのにこれ以上ぴったりくる言葉はないだろう。しかし落ち込んだり腐ったりしていられない。まだ選手権は始まったばかりだし、同伴競技者にこれ以上迷惑をかけるわけにはいかない。明るく、ポジティブに行こうと気合いを入れ直す。 15番パー4、448ヤードの打ち上げ、HDCP2の難ホール。ドライバー、7Wのナイスショット(自分で書くか?)でパーオンするも3パットでボギー(やはり動揺している)。 16番パー5、南山カントリーで一番有名なホールである。ティショット、セカンドショットと2回池を越えていく、雄大な打ち下ろしのホールだ。 「南山ガーデン」とはこのホールの愛称。このゴルフコースには、18ホール全てに愛称がついているのだ。「心機一転」だとか、「万里の長城」とか。例の14番は、「天国と地獄」だった(嘘。本当は忘れた。だって、それどころじゃなかったんだもん)。 で、ティグラウンドから見るとこんな感じ。 実際はかなりの打ち下ろし。これはフロントティからの写真だから判りにくいが、フルバックからだとAとBのところにある池もばっちり目に入ってくる。当然プレッシャーはきつい。しかし開き直って打ったドライバーは約260ヤード飛んでフェアウェイへ行ってくれた。それだけでもう幸せ。セカンドの7Wは池から逃げすぎて左の山裾へ行ったし、アプローチも2回ミスして4オン2パットのボギーだったけど良し。15叩かなければ良し。 17番、176ヤード、パー3。6アイアンで奥にオン。2パットのパー。 18番、420ヤード、パー4。丘の間に打っていく、高低差があり曲がりくねった難ホール。3オン2パットのボギー。可もなく不可もなし。 というわけで怒濤のハーフが終了したのであった。 昼食は10番ホール横の四阿のようなところで食べさせられる。しかし、14番ホールの裁定の件と私のマーカーであるMさんが体調不良のため棄権するとのことで、本部のあるクラブハウスへ。 競技委員長に私、キャディさん、Wさんの3人が事の顛末を説明する。説明しているうちに、何だか言い訳しているような気がしてきて不愉快な気持ちになる。キャディさんに責任を押しつけて1ストローク得をするよりも、黙って1ペナルティ受けた方が良かったと心から思う。しかし、体調が悪いWさんがわざわざ私のことを思って言ってくれたのだ。 競技委員長(誰だか知らないけど)はニヤニヤしながら私の話を聞き、尊大な態度のまま「まあ、そういうことなら今回は特別に無罰でよいことにしましょう」とあたかも私の罪を許すような口調で言った。私は何故、自分のごるふをこんなおっさんにわざわざ判断してもらわなければいけないのかと悲しい気持ちになった。 そして、1ストロークのためにこんな気分になるぐらいなら、今度からはみずからペナルティを受けよう。そう思った(こんな風に思うのは、私が意固地でプライドだけは高く、競技ごるふの何たるかが全く判っていないからである。競技委員長の態度はクソだったけど、キャディさんにも、もちろんWさんにも何の落ち度もない。私の気持ちだけの問題である。まだまだ青いな、私も)。 さて昼食後、1番ホールへ。結局午前中は51叩いた。予選通過のためには後半5バーディの31でラウンドする必要がある(必要とかいうレベルとちゃうって)。そんな事は不可能(当たり前である)なので、100を切ることを目標に切り替える。 1番、401ヤード、パー4。真っ直ぐのスタートホール。Mさんが、「こんな普通のホール、久しぶりですね」とつぶやく。その通りだ。恐るべし井上誠一。でも3打目のバンカーショットをミスして4オン2パットのダボ。トホホ。 2番、538ヤード、パー5。狭いフェアウェイが左右にうねうねと曲がりくねり、出っ張った部分にはご丁寧にも丘があり松の木が生えている。少しでも左右へ曲げると次打がスタイミーとなる。2打目を5アイアン、3打目は7アイアンで木の下から通すだけ、そして4オン2パット。井上氏の罠にはまりまくる私。 3番、406ヤード、パー4。詳細は忘れた。2打目の5アイアンをミスするも、3オン1パットのパー。 4番、174ヤード(打ち下ろし)のパー3。6アイアンのティショットは良い当たりだったが右奥のバンカーへ。バンカーからは出ただけで、3打目の下りのアプローチが3mオーバー。2パットのダボ。気を抜くとすぐにダボがくる。恐るべし誠一君(っていうかお前がヘタクソなだけだろ)。 5番、416ヤード(打ち上げ)のパー4。ティショットを右の谷へ。2打目、上手く出せたがグリーンまで50ヤード地点の入れてはいけないバンカーへ。3打目、ホームランして奥の斜面へ。4打目、下り傾斜のグリーンに寄せられるはずもなく花道まで。寄せて1パットのダボ。ボギーすら取れない。やはり集中力が欠けてきているのだろう。恐るべし誠ちゃん(もういいって)。 6番、518ヤード、パー5。ティショット、セカンドともイマイチながら3打目の9アイアンがうまく打ててパーオン。2パットのパー。 7番、158ヤード、パー3。7アイアンでワンオンするも、上からのパットが3mオーバーして3パットボギー。集中力の欠如はパットに顕著に現れる。 8番、368ヤード、パー4。キャディさんが「左の山裾狙いです」と言い残し、フォアキャディをするため前方へ。そしてまずS君がそちらの方向へドライバーショット。完璧な当たり。するとキャディさんが両手を大きく広げる。えっ?危なかったの?私はスプーンで同じところを狙う。まずまず。するとまたもやキャディさんがセーフのジェスチャー。何それ?Mさんのショットもまったく同様でセーフの合図。 言ってみると、ボールは3個とも左の山裾を越えたすぐの谷底の深いラフに鎮座していた。スプーンで打った私が一番怪我が少なく(でもそこから2回アイアンをミスして4オン1パットのボギーだったけど)、一番飛ばしたS君なんてあと10ヤード飛ぶか左にずれてたらOB。いやね、受け入れるよ。そこへ打ったのは自分たちなんだから。でも釈然としないモノが残るのは何故? 9番、453ヤード、パー4。 素晴らしく雄大で気持ちの良い打ち下ろし。ホームホールはかくあるべしというお手本のようなホールである。しかし右手前の池がさりげなくスライサーにプレッシャーをかける。 私のティショットは、それまでの鬱憤を晴らすかのような当たり(最終ホールでやっと出たんかい!みたいな)で、二本松を越えていった。ウホホ。でも6アイアンのセカンドショットは悪い癖が出てトップ。いつもの球筋だ。トホホ。3打目の寄せもショートして、4打目の寄せも寄らず、2パットのダボ。 というわけで後半は47ストロークで終了。合計98。これが私の今の実力なのであろう。アテスト後、そそくさと荷物をまとめ、風呂も入らず会場を後にする(万博渋滞に巻き込まれる可能性があったからであるが、早く家へ帰って一人で泣こうと思った)。 今まで、偉そうに自分の腕を「HDCP13」だとか「平均スコア80台中盤」だとか「100は叩かない」だとか考えていた私。ちょっとは上手くなったかな?と考えていた私。それは大きな幻想だった事がはっきりした。まだまだまだまだヘタクソの青二才のトホホーホ・トーホホである。 それが判ったことが、今回の競技会最大の収穫だったと言えなくもないと書くとまたよそ行き過ぎて偽善っぽくてイヤらしいですか?っていうかこの期に及んでまだ何かを守ろうとしてますか私? でも、いつかは競技会で自分のごるふができるようにしたいなと。230ヤードの谷越えで、皆がドライバーで打っているところで迷わずアイアンを持てるようになりたいなと。それは紛れもない本心である。 昨日の喫煙本数:18本 |
2005/8/9 (323488hit) ラウンド後記(まだこのネタかい)
というわけで私の競技初挑戦は涙にむせびながら終わったわけであるが、読み返してみるとちょっと(だいぶ?)偽善っぽかったりイイカッコしているのが見え見えだったりする(ハズカシー!)、 それでも多くの皆様に喜んでいただけたようで、それだけで行った甲斐があったかなと。ご感想を書き込んでくださった皆様、本当にありがとうございました。皆様のご意見ご感想により、私の拙い競技経験はいい具合に発酵し芳香を放つ素晴らしい財産になりました。心から感謝致します。 で、今一度振り返って感想をと考えたのだが、BBSでの皆様への返事で書き尽くしてしまった感があるので、一言だけ。 競技ごるふの緊張感を知ると、普段のプライベートなラウンドで緊張したり肩に力が入ったりする自分が(良い意味で)バカみたいに思えてくる。従って、これからは普段のラウンドでよりリラックスしてラウンドできるのではないかと思う(ホントかよ?)。 競技ごるふを知っている事が正しいとか、より高級だというつもりは全くない。ただ、新しい経験をしたり、新しい世界を初めて見た時、今まで見えなかったことが突然はっきりと見えることがある。つまりそんな感じかな。また挑戦しようっと。 さて、今日の本題は、BBSで「最初で最後の登場君」さんがご指摘下さった件について。実際にどういう経緯だったか書いてみよう。 1,ティショットが池付近に飛んでいき、池の向こう側に生えている木に当たった 2,キャディさんが「大丈夫です」と言ったので、暫定球を打たなかった 3,行ってみると、ボールが見つからない 4,キャディさんが「池に入ったと思われます」と言った 5,ウォーターハザードに入ったものとして処置 6,池を横切ったと思われる部分にドロップし、1罰打で競技続行 こうして書くと、やはり明らかに間違っている。競技失格である。ただし、弁解するつもりではないが、それには次のような事情があった。 1,ボールが飛んだ先に池があるとは知らなかった。 2,キャディさんが「大丈夫です」と言ったのは、ボールが落ちた場所や止まった場所をはっきり確認できた、あるいはOBではないという意味だと思った。つまりロストボールになるようなところではない、という意味だと判断したのだ。 3,ボールを捜している最中、キャディさんは「ここの木に当たると、大抵池に入っちゃうんですよね」と言った(だったらティグラウンドで言えよ!) 4,「池に入ったと思われます」という言葉を受け、私は「でも確認できないからロストボールですよね。じゃあ、ティグラウンドへ戻って打ち直します」とマーカーのWさんに言ったところ、私と同じ場所にボールを曲げ、同じようにボールが見つからないWさんが、「いや、この場合は池へ入ったと考えて良いでしょう。ここにドロップしましょう」と言った。 こういう事を書くとまた自分の行為を言い訳しているような気がしてきたが、そういう意図ではなく、皆様のご意見を聞きたいのである。 マーカーのWさんの判断は、恐らくキャディさんの3,での証言を規則26−1および27−1の「合理的な状況証拠」であると判断しての発言だと思われる。で、WさんのマーカーであるS君は・・・・自分のボールの位置にいてこの騒ぎには全く無頓着だった。
Wさんは朝一から相当深刻な体調不良で、まあハーフで棄権したぐらいだから相当しんどかったのだろう。そのため、S君を呼ぶ気力やティグラウンドまで戻る気力が湧かなかったのかもしれない。で、自分で上のように解釈し、私にそういう処置をさせたのかもしれない。もし、私がティグラウンドまで戻ると、同じ立場である自分も戻らねばならないからだ。 ただし、Wさんと話をしたり一緒にラウンドした経験からはっきり言えることは、Wさんが「自分が有利になるためにそういう判断をしたのではない」と言うことだ。結果的には間違った判断、間違った行為だったかもしれないが、それは競技ごるふの経験が豊富なWさんなりの判断とプレー進行上の合理性を考えた上での判断だったと思う。 マーカーは審判員ではないのだし、私はその判断に最終的に合意したのだから、私のストロークについては全て私に責任がある。これは間違いのないところだ。また、キャディさんの言葉を鵜呑みにせず、ティグラウンドで暫定球を打っていれば何の問題もなかったのだ。でもそうしなかった。これは私の落ち度である。 で、今回の問題の要は、キャディさんが言った「(ここへボールが来ると)大抵池に入ってしまうんですよね」という説明が、「合理的な状況証拠になる」のかどうかだと思うのだ。こういう問題は経験を積んでいれば判るのだろうが、私には判らない。裁定集などを調べれば判るのだろうが・・・ あの、経験豊富な皆様、どう思われますか? 1,どんな理由があろうと、ごるふでは自分が全責任を負うべき。この場合は合理的な状況証拠とは言い難く、キャディさんの言葉を鵜呑みにして紛失球としての扱いをしなかった私もWさんも (8/10:打ち消し線部は、Dream 80?90?さんのご指摘により訂正致しました) 2,微妙なので、その場で競技委員を呼ぶべきだった。 3,マーカーであるWさんが池に入ったという判断をしたので、それに即した処置をしていいんじゃないの?実際、スタートホールから競技委員を呼んだりわざわざティグラウンドに戻って打ち直したりしたら、同伴競技者にも後ろの組にも迷惑をかけるし。いいじゃん、1打や2打違っても。どうせ予選落ちするんだし。 4,マーカーのWさんの判断は関係なく、キャディさんの証言は合理的な状況証拠になる。したがって問題はない。 うーん、やっぱり判らん。1か4だと思うのだが、でも、あの状況でWさんに逆らってティグラウンドへ戻る勇気は私にはなかった・・・ 昨日の喫煙本数:17本 |
2005/8/10 (324093hit) 合理的な状況証拠
昨日の日記に書いた私の処置および解釈について、本当に最後の登場君さん、Debu Macさん、Dream 90?80?さん、そしてまるさんがさっそく掲示板に書き込みしてくださった。 皆様、本当にありがとうございます。掲示板でご返事させていただく代わりに、日記でご返事させていただきます。(こんな面倒な事をするなら、さっさとblogにすればよいのだろうとふと思う)。 こういったルールの話題は、当事者の私や興味がある方には大変面白いのだが、そうでない方には何日も続くと退屈に思われるかもしれないので、一応日記上では今日で決着をつけさせて頂くことにした。もちろん、興味のある方は、ぜひ引き続き掲示板で熱い議論を戦わせて頂きたい。 本当に最後の登場君さん、ご丁寧にありがとうございます。 裁定集もウェブ上で見られるのですね。知りませんでした。26−1−1,さっそく見てみました(以下は裁定集からの抜粋です)。
うーむ、この文章を読む限りでは、「合理的な立証なくしては、自分で勝手にウォーターハザードに入ったと主張する事はできない」という事は判るが、「誰が」「どういう手段を持って」「どの程度の」合理的な立証をすべきかと言う事は曖昧である。 まあ、様々な状況に即するように「意識的に意味を広げてある」とあるので、曖昧なのは仕方がないが、今回の私のケースのようにキャディさんやマーカーの人が「(ウォーターハザードに)入ったと考えてよいだろう」と判断する事が「合理的な立証」になるのかどうかは、この文章では判らない。 ただ、ルールの大原則である「自分に有利に振る舞わない」を持ってこられると、やはり紛失球としてティグラウンドから打ち直し、という方法が最も説得力があると思われる。 Debu Macさん、こんにちは! >ボールの飛んで行った方向にウォーターハザードがあり、かつロストボールになりそうもない >状況、の場合は「合理的な状況証拠」とみなせるように思いますがどなたか教えてください。 仰るとおりだと思います。上の裁定集の後半に書いているような状況がそうでしょうね。 >今回の hiro さんのケースは木に当たっている、というところが微妙ですね。 そうですよね。木に引っかかって落ちてきていない、と言う可能性も十分考えられる訳ですものね。木に当たってから落ちてきたところをキャディさんもプレイヤーも見ていないとしたら、やはり紛失球として打ち直しが正解だったと思います。 今回の場合、キャディさんに「大丈夫って、どういう意味?落ちたところが見えたって事?それともOBじゃないという意味?」とはっきり聞くべきでした。 Dream 90?80?さん、お久しぶりです! >競技に参加される方でも、トップクラスの方を除いてルールに詳しくなかったり厳格でなかったり、 >またラウンドの流れ重視の考えから時には甘く解釈される方も、結構おられますよね。 確かにそうですよね。かくいう私もそうでしたし、今回のケースのように、悪気や悪意がなく進行第一で考える人も多いと思います。もっと大きな大会や決勝などでは、ラウンド中ピリピリしながら厳格にプレーするのでしょうが、和気藹々とプレーしている場合や、年長者に対してはあまり厳格に指摘したりしにくい空気というのも存在するでしょうね。あってはいけない事なのでしょうが・・・ >ウォーターハザードの処置で済ませてしまいましたが、一寸後ろめたいラウンドでした。 ああ、とってもよく解ります、その気持ち。結局その後ろめたさで、正規の罰打以上に大叩きしたりしちゃうような事もあるんでしょうね。 >hiroさん、めげずに頑張ってください。ながながと、ごめんなさい。淀川の対岸から応援続けます。 ありがとうございます。めげてはいません。が、今回の事件を必ず今後に繋げたいと思います。 >紛失球の場合、失格理由があるとすれば、元の位置から打ち直すという正しい処置を取ら >なかったことにより、「誤所からのプレーにより、大きな距離の利益を得た『重大な違反』に >該当する失格」の扱いになるはずで、罰打数の問題ではないと思います。 ご指摘ありがとうございます。さっそく訂正させていただきました。こちらこそ、お気を使わせてしまい申し訳ありません。 まるさん、どもです! >通常の予選会では、hiroさん、dreamさんの処理で行われてると思います(少なくとも私の参加した >試合レベルではそうでした) なるほど。やはり現実には100%ガチガチにルールを守って・・・という感じでもないのですね。 >まぁ、コース側(キャディ含め)にすれば「貸切コンペ」程度の認識しかないでしょうし、あまり >運営側に期待するのは酷かもしれません。 仰るとおりです。事務員に毛が生えたようなキャディさんが付いた事を考えても、潤沢にフォアキャディを配置するほどの余裕もなかったのでしょうし。 >「ルールはルールだ!」とお叱りの方も居るかもしれませんが、所詮アマの遊びの延長での >大会なので進行優先で良いと私は思ってますが・・・。 そうですね。あからさまなルール違反や明らかな反則でなければ、進行優先もあり得ると。もし予選通過のボーダーラインにいたり商品がもらえる順位にいる場合は、より厳密に自分を律する必要があるでしょうね(順位によってこういう考え方をするのは間違っているかもしれませんが)。 >hiroさん、パブ選はそんなに敷居の高い試合じゃないですよ。。。京阪あたりだと町内会の >コンペ気分で参加できると思います(昔はそうでした) そうだったのですか。大変権威が高く、従って敷居も高いと思い込んでいました。 >私も来月、ミッドパブ選で京阪に行ってきます〜。 おお!是非楽しんでください!陰ながら応援しております。 >来年はぜひご一緒しましょう! 京阪なら、日程が合えば出やすいですね。京阪でなくても、木曜日なら何とか・・・その前に、もっと練習します、はい。 ・・・というわけで、肝心な「合理的な状況証拠」については今ひとつ判らないままになってしまったが、一番肝心なのは「球がなくなりそうだったら自分で判断して暫定球」という当たり前の事であろう。次回の競技からは、自信を持って暫定球を打つ事にしよう。 というわけで、皆様、ありがとうございました。 昨日の喫煙本数:19本 |
2005/8/12 (325355hit) 仲間とのラウンドはやっぱり楽しい!
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 竹 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 松 | total |
par | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 72 |
score | 6 | 4 | 3 | 5 | 4 | 5 | 3 | 5 | 4 | 39 | 6 | 3 | 5 | 7 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 41 | 80 |
■ | △ | ○ | − | − | ■ | ○ | − | − | ■ | − | △ | ■ | − | − | − | − | − | ||||
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | *6 | *7 | ||||||||||||||
putt | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 1 | 1 | 2 | 13 | 3 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 | 3 | 2 | 18 | 31 |
*1・・・朝イチ、ある意味トホホのオンパレードで本文参照。トホホ度3 *2・・・2打目、9アイアンのコントロールショットが砲台グリーン手前の斜面に当たり、手前に切られていたピンに偶然寄る。100回打っても2度と打てないラッキーショット。ウホホ度3 *3・・・寄せが5mにしか寄らず、そこから3パット。トホホ度4 *4・・・トップ目の2打目が4mにオン。やっぱりラッキーでしかバーディが取れない私。ウホホ度2 *5・・・昼イチ、朝イチを彷彿とされるようなトホホの重ね餅で本文参照。トホホ度4 *6・・・ドライバーをとにかく力まないよう気をつけて打ったら、へっぽこ気味に力が抜けてチーピン。打った0.8秒後にOBと判る判りやすいショットだった。トホホ度2 *7・・・第2打でエッジまで運びながらそこから3パット。15m近いパットだったとはいえ、弁解の余地なしのトホホ度3 ウホホ30p(5p + パー2p×10 + 寄せワン1p×5) VS トホホ16pで一皮剥けたウホホの勝ち。 |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
2バーディ 2ボギー 4ダボ |
80 | ↑ | 85.7 |
平均パット数 Putting average |
1.722 (31) |
↑ | 1.910 (34.38) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
11.1 (2/18) |
↑ | 4.7 (0.8/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
66.7 (12/18) |
↑ | 45.3 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
77.8 (14/18) |
↓ | 81.5 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
38.9 (7/18) |
↑ | 37.7 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
83.3 (15/18) |
↑ | 83.2 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
42.9 (6/14) |
↓ | 59.7 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
225.0 | ↓ | 227.7 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
71.4 (5/7) |
↑ | 32.2 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
46.4 | ↓ | 67.9 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
83.3 | ↑ | 71.8 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
61.8 | ↑ | 60.5 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
59.1 | ↓ | 69.9 |
激動の選手権から1週間。久しぶりにクラブを握るこの日は勝手知ったるホームコースである。先週のトホホを忘れるようなラウンドができるだろうか。 今日も瀬田ごるふコンペの仲間、K藪さんと御一緒だ。しかも今回は同じくコンペの仲間であり同業の大先輩でもあるS藤さんも御一緒だ。S藤さんももうこの日記ではおなじみであるが、私の所属する業界では全国に名の知れた人であるにも関らず、私たちとも大変気さくに遊んで下さるのだ(いや、そんな魅力のある人だから全国に名が知れるのだろう)。 というわけで、普段は初見さんと一緒のラウンドが多い我々が、今日は同伴競技者全員が顔見知り。いやあ、やっぱり楽しいし、気を使わなくていいし、仲間とのラウンドはやっぱり面白い!普段よりもさらに時間が過ぎるのが早かったのであった。 この日、我々はカレンダーに書いてある「8時46分スタート」というメモを見て、8時10分に家を出る。そして8時20分にコースに到着。するとスタート室のマスターが顔色を変えて現れた。そして「hiroさん、今日は8時16分スタートです!」と叫ぶ。 そう、30分も時間を間違えていたのであった。あわてて着替え、スタートホールへ。K藪さんとS藤さんに平謝りに謝り、スタート室にも謝り、「あんた何してんの、アホ!」と叱る○に謝り、何とか許していただいた。しかも、K藪さんには10時台のスタートだとメールを入れていた私(K藪さんが確認の電話をして下さらなかったら大変な事になっていた)。一体何を考えているんだ俺のバカ!! しかし、知り合い4人のラウンドだったからまだ良かったが、普段通りの2人だけのエントリーだったら見知らぬ人にまで多大な迷惑を掛けるところだった。ほんまにしっかりせえよ俺。 で、スタートホール。まだ心の動揺が残っていたのか(嘘。本当はヘタだから)1発目のティショットは左30度に飛びだし、木下さん(木の根元へ・・ああ、こんなオヤジギャグを書くなんてまだ動揺している)。木の根っこにぴったりとくっつき、フェアウェイを狙ったイチかバチかのショットは再び20ヤード先の木下さん。しかも今度は足首まである雑草の中。3打目で何とかグリーンエッジまで運ぶも、寄らず入らずでダボスタートとなった。 次のホール(パー3)もアイアンをトップし、グリーン横の深いラフへ。寄せは大きすぎて反対側のグリーンサイドへ。そこから何とか寄せて3オン1パットボギー。 しかしそのあたりからやっと動揺が収まってきた。ラッキーもありいの、やや遅く曲がらないきさいちのグリーンを思い出しいの(5年も通ってるホームコースのグリーンを忘れるなよ)で、前半は13パットの39。ハーフ13パットは恐らく自己最小タイかもしれない。 そして後半。距離の短いBグリーンなので、346ヤードしかないスタートホール。不安の残るドライバーの代わりにスプーンでティショット・・・また左へ引っかけ、コースの端っこの深いラフ&つま先下がりの傾斜地へ。トホホ。 何とかピンが見えるので、残り160ヤードを7アイアンで狙うも、シャンクして今度はコース右端へ。一人ジグザグに前進する私。富士登山じゃないんだから。3打目は木の横を上手く通すも、エッジまでしか行かずそこから3パット。またダボ発進。 ダボって言う言葉の響きはホントにダボっぽくてイヤだ。濁音2つだし。ダーティでダメでダサくてボーっとしててボケでぼんやりという感じがまさにダボっぽい。せめて「パポ」とかの破裂音だったらカワイイから許す、みたいな気になるのだが。 などとばかな事を考えているうちにまた左へ引っかけてOBを打ったりするのだがそれでもやっぱり気のおけない同伴競技者とのラウンドは楽しくていつも以上の実力が発揮できて迎えた最終ホール。 4人ともがティショットをフェアウェイキープ。プロみたい。そして2打目、何と4人とも難しい打ち上げの砲台グリーンにほとんどオン!しかも皆ピンそば。すごい。あんまりすごいんで写真撮っちゃいました。 左からS藤さん、K藪さん、○。ボールの位置は赤丸で示した。ね、すごいでしょ! グリーンに向かう姿もプロのようである(こんな後ろ姿の写真しか撮ってなくてすいません) で、一番近かったK藪さんが見事にバーディ(難易度S級の、上からのフックラインだった)、他の3人はパー。やはり楽しいラウンドは良い結果につながるという、これ以上ないフィニッシュで幕を閉じたのであった。 お風呂に入り、1時間ほど食堂で歓談して今日1日の幸せなラウンドを振り返る。ああ、やっぱりごるふはプレーそのものももちろん面白いけれど、仲間とのラウンドは松阪牛に絶妙に火を通すが如くあるいは新鮮な旬の魚を刺身にするが如く、何倍もその価値を高めるのだなあ。 K藪さん、S藤さん、本当にありがとうございました<m(__)m> 昨日の喫煙本数:17本 |
2005/8/13 (325926hit) PGAチャンピオンシップ
メジャーの中でも、最もマイナーなメジャー(変な書き方だ)であるPGAチャンピオンシップがいつの間にか開催されている。場所はニュージャージー州のバルタスロール。今も語り草となっている、青木功とJ.ニクラウスの死闘(1980年)が演じられたあのバルタスロールである。 このコースはとにかく距離が長い。7392ヤードという全長だけ見ればPGAのトーナメントでも珍しくはないが、パー70(パー5が2つだけ)なのである。日本ツアーでは、先月日本ゴルフツアー選手権が行われた茨城の宍戸ヒルズCCがパー70で7147ヤードで最長。それより245ヤードも長い。 なんせ、500ヤードを超えるパー4が2つ、最長のパー5(17番)は650ヤードもあるのだ。この17番、メジャーでも最長ホールらしい。私がラウンドしたら、きっとこんな感じになるだろう。 ドライバー→ドライバー→スプーン→5アイアン→5アイアン→7W→7W→9アイアン→SW→SW→SW→ウェッジ→ウェッジ→4パット(最初の4ショットはOB) 21ストローク。この時点で予選落ち確定、みたいな(その前に逆立ちしても出場できまへん)。 さて、この今期最終メジャーを制するのは誰か?やはりロングヒッター有利は揺るがないだろう。という事は、やっぱり虎ちゃん?・・・・と思っていたら予選通過がやっと。どうしたんだい、heyhey!Baby!と思わず忌野清志郎になってしまいそうになる。2日間で12打差をひっくり返せるのか?でも、できそうな気がする所が彼のすごいところなんだよね。 で、トップはミケルソン。うーん、天敵虎ちゃんが居ぬ間にちゃっかり頭一つ抜け出しているではないか。今週末は再び彼のはにかんだ笑顔が見れるのか?要チェックだぜ、Baby!(もういいって) 昨日の喫煙本数:20本 |
2005/8/14 (326228hit) あまり上品とは言えない話題
誰とはいわないが最近一緒にラウンドした10代半ばの学生の話。まあ私も、昔の事を考えると偉そうな事は言えないのは百も承知なんだけど・・・ ★ミスショットするとクラブをティグラウンドに叩きつける(ダメ度7)。 ★学生の分際でキャディさんにタメ口をきき、偉そうに命令する(ダメ度10) ★食堂の従業員にも敬語が使えない(水筒を突き出して「水、入れて」など)(ダメ度10) ★「結局、今日はOBを4つも打ってしまいました」と1ホールでOB4つ叩いた俺にわざわざ言う(ダメ度2) ★「82なんて叩いたのは久しぶりだ」などと98叩いた俺に聞こえるように言う(ダメ度1) ★ついてきている父親が人間として完全に終わっている(ダメ度100) ★嘘でも「今日は若輩者が迷惑をおかけ致します。よろしくお願いします」ぐらい言えんか?オッサン(ダメ度1,000) ★最低でも挨拶ぐらいせえへんか普通?しかも他の同伴競技者も無視か?まさにこの親にしてこの子ありやな(ダメ度10,000) ★昼食時もでかい態度で寄ってきやがって「ナンボ(の上がり)や?」って成績にしか興味ないのか?それに相変わらず同席してる我々は完全に無視か?まあこっちもお前なんかに声なんか掛けられたないけど、存在自体が鬱陶しいっちゅーねん(ダメ度100,000) ★こういう下衆がコースを跳梁跋扈してるうちはごるふに対する偏見が増長されても仕方ないわな。まあ高校生にもなった息子の試合に平日にもかかわらずのこのこ付いてくる(どうせ車で送り迎えしたってるんやろ。電車とバスで来させろ)時点でバカ親一発ツモドラドラ確定やけどな(ダメ度1,000,000) ★他の同伴競技者が素晴らしかっただけに、残念やわホンマに(残念度10,000,000) ・・・などと思われないよう、自分も気をつけようっと!(逃げ道作成・自己弁護度100,000,000) 昨日の喫煙本数:17本 |
2005/8/15 (326478hit) 今年で一番くだらない日記
最初に謝っておきます。今日の日記は今年で一番くだらないと思います。くだらないだけでなく、内容もないし、ただ私の気持ちを晴らすだけの日記です。ある意味、読んだ人がどう思うとかそういう事を一切考えていない内容です。私の、私による、私のための日記です(まあ本来の日記とはそういうものなんだけど)。 そんなん公開すんなよ、とお思いになるでしょうが、イヤらしい理由があって公開します。だからごめんなさい。申し訳ないです。皆さんに嫌われるかもしれませんがそれでも書きます。 昨日、新ライバルN谷君と薄暮プレーに行こうと思ったのだが、残念ながら都合がつかず、仕方なくやや涼しくなってから練習場へ出かける事にした。午後4時前、いつもの星田ゴルフセンターへ。 考える事は皆同じらしく、広い練習場はほぼ満員。端の方へ歩いていけば空いていそうだが、私はいつも2回中央打席で打っていて、そこが気に入っているのであまり動きたくない。10〜20分は待つ事も覚悟して、周りを見渡した。 すると、灯台もと暗し、入ってすぐの席が空いていそうだ。ラッキー!近づいてみると、40歳前後と思しき夫婦が2打席分の椅子に座り、タバコを吸って談笑している。しかもボールは空だ。これからボールを買って練習するのではない事は、椅子の横に設置された小さなテーブルの上に空のペットボトルや紙コップ、おしぼりが散乱している事からも明らかだ。 私はしばらく(30秒ほど)後ろに立って待ってみた。夫婦はシューズも履き替え、クラブも仕舞われ、後は席を立つだけ。回りは満席。私以外にも待っている人がいる。しかし2人は気づかない。 声をかける代わりに(私は人見知りするのだ)、私は肩から提げていたごるふバッグをほんの少し音がするように(そう、この夫婦が気づくように)床に置いた。女がこちらを見る。真後ろで私が待っている事にやっと気づき、重そうな腰を上げる夫婦。 ここで私は初めて、礼儀上、「もう空きますか?」と近くにいた女の方に声をかけた。すると女はこちらも見ず、ニコリともせず、いや、明らかに険のある顔で「はあ」と返答。 『何じゃこいつ。鬱陶しい女やのう。喋ってるところを中断されたから怒ってんのか?これだけ混んでる練習場で、打ち終わってタバコ吸いながら談笑して席空けへん方が悪いに決まってるやないけ』と私は思ったが、こういうヤツにいちいち目くじらを立てていても損である。私はバッグを所定の位置に置き、ボールディスペンサーの所へ歩いていった。 そして打席へ戻ってきた時、俺はブチ切れた。テーブルの上には、ペットボトル、紙コップに入った飲みかけのジュース、汚いおしぼりがそのままにされていたのである。隣に座っていた馬鹿男が飲んでいたと思しきプラスチックコップに入った飲料も、おしぼりも、そのまま置いてある。 今回の場合はっきり声をかけているのだから、この馬鹿夫婦は次に俺が打席に入るのを知っている。知っていて、そういうゴミやおしぼりを放置したという事は、明らかに俺をなめくさりやがっているという事である。あるいは、腹いせのためにわざと放置したのか。いずれにせよ、このまま済ますわけにはいかない(○は「ゴミはゴミ箱へ捨てる、おしぼりは所定の場所へ戻す、そういう最低限の常識を知らん人間っていうだけやで」と言うが、そういう馬鹿に自分が迷惑を被る事自体が許せないのだ)。 開き直るわけではないが俺はむちゃくちゃ心が狭い。おまけに長男だからわがままである。我慢という二文字を心に刻みつけなさい、と小さい頃母親に何度も言われた。そしてないがしろにされる事が何より嫌いなのだ。つまり不自由な性格で変にプライドが高く従って妙に怒りっぽい(ただ、カっとなって気がついたら人を刺していた、という事は幸い今までなかったので、イっちゃってはいないと思うが)。 今回の事も、黙ってため息を一つつき、コップとおしぼりを仕舞えば済む話である。一般世間の良識ある人たちなら、100人中99人がそうするだろう。こんな馬鹿どもに本気で腹を立てるのは、蚊に刺されて本気で腹を立てるのと同じ、あるいは道で石につまづいてこけた時、その石に八つ当たりするのと同じで賢い人間のする事ではない。しかし、俺は賢くないのだ。 怒りの炎で全身を真っ赤に燃え上がらせた俺は、さっそくこの馬鹿2人を目で捜した。すると5mほど離れたトイレの前で馬鹿女を発見。馬鹿男はトイレに入っているようだ。 私はペットボトルと紙コップとプラスティックコップとおしぼり2個を鷲掴みにし、馬鹿女に向かって大股で歩いていく。1mまで近づいた時、初めて馬鹿女が俺に気づく。俺の目が吊り上がった顔と手に持っているものを素早く交互に見て、いくら鈍感な馬鹿女でも何かを悟ったのだろう。あからさまな警戒の姿勢を取る。俺はそれにかまわず、50cmまでそのままの勢いで近づき、その阿呆顔に両手に持ったゴミとおしぼりをぐりぐりぐりぐりと押しつけてやった・・・・・ ・・・・なんて事ができる性格でもないんだな、残念ながら。賢くはないけど、最低限の常識(というか理性)は持ち合わせているつもりである。地元で店をかまえている手前、この馬鹿夫婦がうちの顧客でないという保証はない。また、この練習場では顧客とも何度も顔を合わせている。どこに他人の目があるか判らない。さらに、ここの練習場へ来られなくなって困るのは私だ。 私はその場で仁王立ちし、馬鹿女を正面から睨んでやるだけに留めた。そのうち馬鹿男がトイレから出てくる。馬鹿男もまとめて、○を見て学習した憤怒眼光ビームを発射。そのビームに耐えられなくなったせいか(女は、こういうビームに非常に強い耐性を示すものだ)馬鹿男がこちらをちらっと見る。私はここぞとばかりビームの出力を上げる。馬鹿男の目を正義のビームが射抜き、すぐに目をそらす馬鹿男。そして馬鹿どもは、そそくさと帰っていったのであった。退治成功。 しかし一度ビーム発射状態まで励起した心は静まらない。その怒りが静まったのは、ドライバーを150%の力で50球打ち続け、スウィングがボロボロになった後だった(我ながら阿呆である)。 では最後に今日の日記で一番書きたかった事を。 2005年8月14日の午後4時前、星田ゴルフセンター2階の真ん中、234号打席(妙な機械を置いてある所とその隣だ)で練習していて、お茶のペットボトルと黄色いジュースが少し残った白い紙コップと少し大きめの透明なプラスティックコップと汚いおしぼりを2つ打席に残したまま帰っていった、40歳前後の眼鏡をかけた馬鹿男と白い服を着ていた馬鹿女に告ぐ。 今度同じ事したら、本気で切れるぞ。判ったな。 昨日の喫煙本数:14本 |