日記85

2005年4月1日〜15日

上から下に読んで下さい


去年までの日記


今年(2005年)の日記
1月前半
1月後半
2月前半
2月後半
3月前半
3月後半

  2114/4/1 (24135081hit) 夢の実現じゃ

3/31・LivedoorGC・東コース・スーパーシニアティ・Par72(コースレート61)・晴れじゃ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in total
par 4 3 4 4 4 5 3 5 4 36 4 3 4 4 3 5 4 4 5 36 72
score 7 6 6 8 6 8 4 9 7 63 7 3 7 9 12 14 16 11 8 87 150
+3 +3 +4 +3 +4 +3 +3 +3 +5 +9 +9 +12 +7 +3
topics     *1   *2   *3         *4     *5 *6 *7   *8
putt 2 2 3 2 1 2 3 3 2 20 2 2 3 2 3 1 2 2 3 20 40

*1・・・久しぶりの3オンじゃったが、最初のパットでダフってしもうた。トホホ度2じゃ

*2・・・5打目のチッパーのアプローチがベタピンじゃった。ウホホ度2じゃ

*3・・・4ヶ月ぶりのパーオンじゃったが、15cmのパーパットを空振りしてしもうたわい。トホホ度3じゃ

*4・・・何と18年振りのパーじゃ。嬉しいのう。ウホホ度5じゃ

*5・・・いつもは10回以上打ち直すのに、今回はたった5回で谷を越えたわい。ウホホ度3じゃ

*6・・・老体にパー5の長さは堪えるのう。打てども打てどもグリーンが見えん。
トホホ度1じゃ

*7・・・このあたりになると疲れが出てくるので大叩きするのじゃ。トホホ度3じゃ

*8・・・最後の10cmのパットは手が震えて困ったが沈めたぞい。ウホホ度2じゃ

ウホホ27(12p+パー10px1+ボギー5px1 ) VS トホホ9でウホホの勝ちじゃて。うふぉふぉふぉ。

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1ボギー
2ダボ
7トリプル
7トホホじゃ
150
(+78)
188.5
平均パット数
Putting average
2.222
(40)
2.100
(37.79)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 0
(0/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
5.6
(1/18)
0.2
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
11.1
(2/18)
2.8
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
11.1
(2/18)
3.4
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
16.7
(3/18)
8.0
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
14.2
(2/14)
7.1
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
111.4 98.6
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
0 0
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
65.0 59.0
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
40.0 49.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
27.4 15.9
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
72.2 68.7

 ついにエージシュート達成じゃああああぁぁぁ!!

 長い道のりじゃった。ウェブを立ち上げて112年、とうとうこの日がやってきよったわい。もうわしゃあ思い残すことはないぞ。

 今思えば42歳の頃がごるふの絶頂期じゃった。しかしそれ以降はどんどんヘタになっていってしもうたわ。60歳を過ぎる頃にはパープレーどころか120も切れんようになってしもうた。悲しかったのう。

 今にして考えれば、やはり練習不足じゃった。週に1回、思い出したように練習するぐらいではやはり上手くなるわけがなかったのじゃ。しかしそれに気づいた時は80歳を過ぎた頃で、もう練習しとうても体が言うことを聞かんようになっておった。○にごるふでも勝てなくなったのもこの頃じゃったかのう。

 わしは落胆した。仲間はスコアにこだわらず健康のためにラウンドすればよいのじゃ、などとアドバイスしてくれたが、わしはどうしてもスコアにこだわりたかった。

 しかも若い頃の不摂生が祟り、腰は痛めるわ体中の関節は痛むわでラウンドするより病院へ通う日の方が多くなってしもうた。こうなればスコアどころではない。さすがのワシもラウンドできさえすれば幸せじゃと考えるようになった。

 ところがじゃ。捨てる神あれば拾う神ありじゃ。遺伝子工学の進歩による人工臓器、すなわち人体のサイボーグ化がようやく実用化されてきたのじゃ。ワシはそれに飛びついた。105歳で人工関節を入れ、人工背骨を入れ、腰痛から解放されると同時に若い頃の柔軟性を取り戻した。さらに112歳で人工眼球と人工内耳を移植し、ボールがはっきり見えるようになり、インパクトの音も若い頃のように聞こえるようになった。

 さらに119歳で人工筋肉を埋め込み、ドライバーの飛距離が400ヤードを突破した時は嬉しかったもんじゃ。科学の進歩とは何と素晴らしい事じゃ。ただ、肝腎のラウンドでは飛びすぎて全部グリーンオーバーでスコアにならんかった。それに、この人工筋肉はエネルギーをたくさん要求するので1日に9回も食事を摂らなきゃならん。

 しまいには腹をこわすし、起きている時間の半分ぐらいは食事の時間になってしもうた。これでは食うことが目的で生きているようなものじゃ。程なく外してしもうたわ。

 130歳を超えてからはさすがの人工臓器も役に立たんようになってきた。何せ車で言うならエンジンとシャーシがいかれてきとるでの。いやいや、エンジンに当たる心臓は積み替えたぞい。137歳の時じゃ。貯めておいた年金でツインカム16バルブの最新型の人工心臓を入れたわい。元気になりすぎてホノルルマラソンにも挑戦したが、これは無茶だった。走り終わってぶっ倒れ、2年入院したからのう。

 退院してからはめっきり体が弱り、ドライバーで80ヤード、5アイアンで50ヤード飛ばすのが関の山になってしもうた。それからは1ホール平均で10打は叩くようになってしもうたのう。パー5の場合はドライバー、スプーン、スプーン、スプーン、スプーン、スプーン、スプーン、スプーンと打ってやっとグリーンの近くじゃからのう。

 ん? おうおう、そうかそうか。昔話はこれくらいにしておこうかのう。年寄りは話がくどくていかん。そう、昨日の話じゃ。苦節151年、ついにエージシュートを達成したのじゃ。え?それも聞いたじゃと?その内容を書け、じゃと?

 そうかそうか、聞いてくれるのか。しかしのう、もうわしゃ疲れた。今までの人生の中で今日が一番疲れたような気がするのじゃ。どうかちょっと待ってくれい。そしてちょっとだけ寝かせてくれんかのう。爺のお願いじゃ。ほうか。待っててくれるか。じゃあ、ちょっと眠りにつくことに、しよう、か、のう・・・・・・・なんだか・・・・いい・・・夢が・・・・・・・・見れそう・・・・じゃ・・・・・


・・・・・・・。





























昨日の喫煙本数:6本(だいぶ減ってきたぞい)

  2005/4/2 (266166hit) 瀬田GC 東コース

3/31・瀬田GC・東コース・オレンジティ・Par72(コースレート69.3)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in total
par 4 4 4 3 4 5 3 5 4 36 4 3 4 4 5 4 3 5 4 36 72
score 4 5 4 3 5 7 4 5 7 44 4 3 4 3 5 5 4 5 4 37 81
+3
topics *1         *2     *3   *4     *5   *6   *7 *8
putt 2 2 2 2 2 2 2 1 3 18 0 2 2 1 2 1 2 1 1 12 30

*1・・・思い切りトップしたアイアンショットが転がってグリーンオン。トホホ度1

*2・・・2打で残り60ヤード地点まで持ってきておいて、3打目のウェッジのアプローチがショートして乗らず。4打目グリーンオーバー。5打目でやっと乗せるも、パットが入らずダボ。トホホ度5

*3・・・本文参照。
トホホ度5

*4・・・2打目が30ヤード右へ行き、谷底へ。3打目でエッジまで。ダボパターンだったが4打目がラッキー以外の何者でもないチップイン。トホホ度1

*5・・・ややダフった6アイアンがピン下1.5mに付く。ラッキー以外の何者でもない。ウホホ度3

*6・・・ティーショットは思い切り引っかけ左の山裾へ。2打目は出すだけ。3打目、アイアンがまた右へ行きグリーン横へ。もうミスショットばっかり。トホホ度2

*7・・・10mのアプローチが5mショート。しかしこのパットが入る。ラッキー以外の何者でもないパー。トホホ度1

*8・・・ティーショットはフェアウェイ左のバンカーへ。2打目、6アイアンで思い切りトップするもグリーン手前まで。3打目、8アイアンで転がしややオーバーして横からの難しい1.2mが残る。これが打った瞬間「短い!」と思ったが順目の下りだったのでころころと転がって入ってくれた。ラッキーばっかり。ウホホ度2

ウホホ29(5p+パー2p×10+寄せワン1p×4 ) VS トホホ15でウホホの勝ち。でも負けたような気がする。

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディー
5ボギー
1ダボ
1トリプル
81
(+9)
88.0
平均パット数
Putting average
1.667
(30)
1.960
(35.27)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.6 5.2
(0.9/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
61.1
(11/18)
37.8
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
88.9
(16/18)
77.0
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
34.1
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8
(14/18)
80.0
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
78.6
(11/14)
64.7
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
234.3 229.0
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
50
(4/8)
26.8
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
64.3 68.7
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 68.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
65.4 56.6
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
56.7 67.6

 第3回目となった瀬田ゴルフコースでのコンペ。前回は大雨・大叩き・オーマイガー!と3つの「おぉ」がそろった、ある意味忘れられないラウンドであったが、今回はお天気は最高、気温も高く、お日柄も良く、ご両家の皆様方におかれましては心から楽しめた1日だった。



 コンペは総勢7人と少し寂しい人数だったが、色々な事件が勃発した。

 N谷氏(写真上列一番左・別枠)は3日間しゃっくりが止まらないという最悪のコンディションながら2バーディを奪い、さらに隠しホールで大叩きをするという超能力を発揮し、見事ネット70.2で優勝。しかししゃっくりによる胸焼けで表彰式を待たずに帰られてしまった。次の日胃カメラを飲まれたそうだが、幸い大きな異常はなかった。

 K上氏(写真下列中央)は朝の練習場から絶好調で、前半37、後半42と生涯初の70台を達成された。もちろんベスグロで。コンペでの70台は素晴らしいの一言である。7番パー3では山へ打ちこんだボールが転がり落ち、グリーンオンしただけでなくピンまで2m弱につき、しかもそれを沈めてバーディーを取るという離れ業をご披露してくださった。ツキも実力のうちであろう。

 そのK上氏と一緒の組でラウンドされたS藤氏(写真下列左)、普段は90前後でラウンドされる安定したプレイヤーなのだが、この日はK上氏にツキを全部吸い取られてしまったかの如く大叩きをしてしまわれた。しかしテニス、スキー、サッカー、そしてごるふとスポーツ万能の氏のことである。次回はリベンジして下さるだろう。

 上段右から2番目の谷口幸枝女史、華奢な体にも関らず、ドライバーで220ヤードかっ飛ばす飛ばし屋なのである。アイアンショットもきっちりと球をとらえ、素晴らしい球筋のショットを連発される。今回もドラコン一つとニアピン一つを持って帰られたのであった。脱帽なのである。

 下段右端は坂上緑女史。そう、掲示板でお馴染み、あのmidoriさんである。最近めきめきと腕を上げられ、100を切るのも秒読みと言われている女史は去年8月のラウンドより8打もスコアを縮められた。このペース(7ヶ月で8打短縮)で行くと3年後には70を切るスコアが出ると思われる。

 そして○様、前半はボールが右へばかり飛び不本意なラウンドだったが、後半は7ホール終わった時点で6ボギーと驚異的なスコアが出ると思われた。しかし17番のロングで痛恨のアンプレヤブル。それでも女性のベスグロを獲得し、ティーとブービー賞をゲットしたのであった。

 さて、私はというと・・・・ファインショット率を見ていただけば判るとおり、ショットはいつも通りだった。つまりあんまり良くなかった。9番ホールではシャンク2連発+寄せの大失敗+3パットでトリプルボギーでトホホ。しかしラッキーなチップインやラッキーなアプローチやラッキーなパットに恵まれ、OBがほとんど無いというコースレイアウトにも助けられ、後半は内容の割には良いスコアだったかなと。


 でも、一体いつになったらアイアンが普通に打てるんだろう・・・・

昨日の喫煙本数:12本

  2005/4/3 (266564hit) 練習・練習・練習ぅぅぅ!


 「でも、一体いつになったらアイアンが普通に打てるんだろう・・・・」(昨日の苦悩の日記より)

 練習しなければ打てるようにはならないに決まっているのだ。そうだ。私はこれから練習の鬼と化すのだ。そして練習場ではアイアンの鬼と化し、球を打ちまくり、筋肉痛の鬼と化し、しまいには家庭を疎かにしすぎて○が鬼と化すのだ。

 土曜日つまり昨日。いつもの星田ゴルフセンターへ。さすがに土曜日、しかも暖かいとあって1階2階は一杯だ。仕方なく3階へ向かう。3階はドライバーが打てないが、今日はアイアンの鬼だから大丈夫だ。

 3カゴ135球。アプローチはトップ時々シャンク。いかん。調子が悪い時(っていつもじゃん)は早めに切り上げるに限る。60ヤードショット。うーん、ヘッドが走らない。切り上げる。

 さて今日のメイン、アイアンだ・・・いかん。やっぱり手打ちになる。右腕で打ちにいっている。右腕の鬼になってはいけない。バックスウィング速め、下半身始動で打つもシャンクか右へのプッシュボール頻発だ。プッシュの鬼だ。

 まだ50球以上残っているので切り上げるわけにはいかない。こういう時は素振りだ。そして考えるんだ。考える鬼になるんだ。

 バックスウィングを速くすると確かに切り返しで下半身始動がしやすい。しかし勢いをつけて上げる分、トップの位置が浅かったり深かったり背中過ぎたり前過ぎたりと不安定になるような気もする。そうしてトップ位置を確認しているうちに、切り返しでヘッドの重みを自然に感じられるトップ位置がある事に気づいた。

 この位置は、普段の私のトップ位置よりもやや背中よりで、同時に左手首の角度がアドレスの時のそれと同じ(←忘れてた)という状態である。どうやらスウィングがアップライトになっていたのであろう。

 これは大発見である。切り返しでヘッドの重みを感じる=ヘッドを走らせる=右手で打ちにいかない=レイトアンコックは私のスウィングにおける最重要課題である(最重要課題はあと12個ぐらいあるが)。今まで一生懸命意識的にしようとしていたのにできなかったのは、トップの位置が悪かったのかもしれないのだ。

 つまり、このトップ位置にさえ持っていけば、自然にヘッドの重みを感じて振れるようになる、かもしれない。

 私はアイアンの鬼改め、トップ位置の鬼となる決心をしたのであった。

昨日の喫煙本数:13本

  2005/4/4 (266882hit) 練習は継続なり


 昨夜も練習へ行ってきた。思うところあって5カゴ・225球。普段3カゴ(135〜150球)が標準の私にとっては結構な数である。

 昨日の最大の発見は、アプローチを練習している時になされた。下半身、特に左サイドをしっかり固定しているつもりなのにどうもシャンクが止まらない。また3球に1球規則正しくダフる。ヘッドの重さを感じるようにスウィングしようとするが、ゆるゆるグリップにしているのにうまく打てない。

 ん?ひょっとしてグリップをゆるめすぎなのか?だからインパクトもゆるんでうまく打てないのか?そう思い、左手の小指と薬指だけはしっかり握って打ってみると・・・いい感じだ。この2本をしっかり握っていた方が切り返しの時右手でヘッドの重さを感じやすい。そうかこれだったんだゆるめのグリップといっても10本の指全部がゆるんでしまってはダメなのだ!(当たり前だ>俺)

 そう、ここがクラブを振る時の支点になり、支点がしっかり固定されて初めてゆるゆるグリップが生きてくる訳で、そしてヘッドが走る訳で、さらにスウィングが安定するのだ!そうだそうに違いない。

 その点に注意してアイアンを打ってみる。いいぞ。なかなかいいぞ!ファインショット率は80%ぐらいだ!調子に乗って長いアイアンでも試してみる。4アイアンでも打てるぞ!すげえ。まるでオーガスタの13番パー5で2オンしたような気分だ(ちょっと違うと思うぞ>俺)。よし、このイメージを固定するんだ!というわけで、急遽2カゴ追加して良いイメージを体に覚え込ませた私であった。

 念のため7アイアンとPWでも数を打ちこむ。うむいい感じだ。うむ。ちょっと右へ押し出す感じがあるが、これは「バックスウィング速くする作戦」で腰のキレを速くしたため、手が少し遅れるからだろう。そのうち合ってくるに違いない。

 今一度書く(忘れっぽいから)。

 スウィング開始時に頭が右へスエイしないよう、インパクト以降で左ひざが伸びないよう、そして左手の小指(と薬指)はスウィング中しっかり握り(他の8本はゆるゆる)、ツアーテンポでヘッドを思い切ってボールへ加速させる。当面はこの4つ(4つもあるんかい)を注意して練習だ!!

 この左手小指Tipは大事だ!ひょっとしたらすごく大事かも。いや極めて大事に違いない。それどころかごるふの奥義その1かもしれない。

 あとはこれをコースで忘れないようにするだけである(これが一番難しかったりして・・・)

昨日の喫煙本数:14本

  2005/4/5 (267366hit) 「べっぴんさん(もどき)」を使ってみました


 昨日、制服を着た女子高生がスタンドバッグを担いで練習場にやって来たのを見て、思わず付いていきそうになった編者である。

 さて、先日(3月20日)高野さんのゴルフ「80を切る!」日記リポートされていた「べっぴんさん」を手に入れる機会があったので、今日は我がごる日々でもその効果について検証してみたいと思う。あくまで検証であり、「日記のアイディアに困り、それでわざわざ買いに行き、写真を貼り付けて楽な日記の一丁上がり!」という意図はない。本当にない。ないんだってば!(説得力なし)

 私が検証するのは100円ショップで売っている別のメーカーのものでだが、「ドイツ生まれのミラクル素材」「ザ・研磨スポンジ」と銘打っていたので基本的には同じものだろう。発売元は(株)大創産業、材質はメラミンフォームである。



 ちなみに、使用に適した物としてはガラス・鏡・陶磁器・鍋・ステンレス・光沢の気にならないプラスチック面となっている。逆に使用に適しない物は樹脂加工製品・軽い塗装面・車の外装面・木製家具・吸水性のある面・漆器類・光沢のあるプラスティック面という事だ。

 ごるふボールの表面は「光沢のあるプラスティック面」だと思うのだが、高野さんのリポートにあるとおり、ボールに使用しても全く問題なくツヤも消えなかった。そして想像以上に綺麗になる。さすがミラクル素材である。

 調子に乗って、アイアンのフェース面にトライしてみた。まずは練習場で10球ばかり打った直後のP/Sの表面である。



 次に、汚れた部分のアップ。



 相当汚い。ボールの表面の樹脂が削り取られてフェース面に付着しているのがよく解る。

 で、これを濡れたタオルでゴシゴシとこすってみたのが次の写真。



 一見、相当綺麗になっているように見えるが、アップで見てみると・・・



 やはり細かい汚れは落ちていない。そこでミラクル素材の登場である。軽く湿らせたメラミンスポンジで溝に沿ってこすってみる。水が多すぎると摩擦が弱くなるので、水は少なめの方が良さそうである。



 全体的につやが出てきているのが判るだろうか。この倍率でも大変きれいに見える。さらにアップにすると・・・



 細かい汚れが完璧に落ちているのがお解りいただけるだろう。こいつはすごい。さすが高野さんの紹介されるグッズである。

 さあ、君も100円ショップにGO!

昨日の喫煙本数:13本

  2005/4/6 (267830hit) ごるふ版あるある探検隊


 第何次か知らないけれど、お笑いブームが続いている。今や若手芸人は時代の寵児であり、現代のヒーローであり、ブラウン管のあだ花である。ちなみに私の「お気に」はヒロシ、長井秀和だいたひかる、南海キャンディーズ、陣内智則などである。

 しかし私はつい最近、若手といわれる集団の中にとんでもないダイヤの原石を発見した。その2人組は見た目がすでにエンターテイメントという生まれついての芸人であり、さらにしゃべり方や表情、間の取り方、そして舞台で馬鹿になりきれる性格と大成する条件を完璧に備えている。ネタはまだまだ未完成だが、彼らは間違いなく21世紀を代表するお笑い芸人となるだろう。

 そう、彼らの名前は「レギュラー」である。




 今日は彼らに敬意を払いつつ、彼らの持ちネタを拝借させてもらい、ごるふ版あるある探検隊というのものを作ってみた(またかよおい)。字数の制限がきつく、状況がイマイチの見込めないフレーズがあるとは思うがそこはシチュエーションを想像しながら楽しんで頂ければ幸いである(書く前から言い訳かよ)。でわどうぞ。


 練習

 ♪練習するのに むくわれない(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪練習するほど ヘタになる(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪練習しすぎて 腰いたい(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪レンジのショットが コースで出ない(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪同じ開眼 毎年してる(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!


 コースにて

 ♪スタートホールで 大叩き(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪ナイスショットが バンカーへ(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪ショートホールで 7叩く(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪OB杭だけ 目に入る(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪池があったら 必ず入る(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪ライバルバッチリ ぼくチャックリ(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪ピンに当たると 弾かれる(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪スライスラインで フックする(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪下りのパットを ショートする(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪強めに打ったら 強すぎた(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪返しのパットは 弱すぎた(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!


 コンペにて

 ♪集合写真で 目をつぶる(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪ドラコンホールで チョロをする(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪ニアピンホールは トップする(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪ニギったとたんに 大叩き(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪お昼のビールで 午後ボロボロ(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪大事にいきすぎ ダボになる(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪勝負をかけると トリになる(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪最終ホールで やけになる(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!


 ごるふぁー

 ♪ヘタな奴ほど 言い訳多い(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪うまい奴ほど 態度がでかい(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!

 ♪能書き垂れほど 練習しない(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!


 最後に・・・

 ♪今日の日記も ベタばかり(^^; あるある探検隊!あるある探検隊!


・・・・・・お粗末でした。

昨日の喫煙本数:15本

  2005/4/8 (268835hit) スタートホールで大叩き(^^;

4/7・茨木CC・西コース・レギュラーティ・Par72(コースレート69.9)・小雨のち曇り
hole 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 5 4 4 3 4 4 3 5 36 4 5 3 4 3 4 5 4 4 36 72
score 10 6 6 6 4 5 5 4 5 51 5 5 4 6 5 5 5 5 5 45 96
+6
topics *1         *2             *3 *4   *5 *6  
putt 3 2 2 2 2 2 2 3 2 20 2 2 2 3 3 2 2 2 2 20 40

*1・・・本文参照。トホホ度10

*2・・・ドライバーが自分史上3番目の当たりで270ヤード飛ぶ。でも上がってみればボギー・・・トホホ度4

*3・・・とにかくグリーンが難しいんだ。
トホホ度2

*4・・・だから、グリーンが難しいんだってば。トホホ度2

*5・・・ここへ来てやっとアイアンの打ち方を思い出す。遅すぎるって。トホホ度1

*6・・・ドライバーが自分史上7番目の当たりで、グリーンまで70ヤード地点へ。でも上がってみればボギー。トホホ度5

ウホホ6(パー2p×3) VS トホホ24でトホホの1回コールド勝ち。

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
10ボギー
4ダボ
1トホホ
96
(+24)
88.5
平均パット数
Putting average
2.222
(40)
1.976
(35.56)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 4.9
(0.9/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
16.7
(3/18)
36.5
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
72.2
(13/18)
76.7
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
22.2
(4/18)
33.3
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(15/18)
80.2
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
64.7
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
227.9 228.9
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
0
(0/10)
24.6
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
67.9 68.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 67.8
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
57.9 56.7
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
60.0 67.0

 今年の1月20日、S藤さんのお知り合いである青木さんにお誘い頂き、関西の名門コース、茨木カンツリークラブ(東コース)をラウンドさせて頂く機会があった。その時は3回にわたってその感動を皆様にお伝えしたのだが、なんと今回再び、R.T.ジョーンズJr設計の西コースをラウンドする機会に恵まれたのであった。


14番ホールパー3をバックに

 メンバーは今回も快くお誘い下さった青木さん、S藤さん、そして先輩のO谷さんと私の4名である。青木さん、そしてS藤さん、ありがとうございました。O谷さん、急なお誘いをお受け下さり、ありがとうございました。

 季節は春。ようよう緑になりゆくフェアウェイ すこし芝伸びて 茶色が残るラフの細くたなびきたる、といった風情である。桜も五分咲き。天気こそ曇りだったが、気持ちのよい1日だった。


9番左サイドの桜

 2時間前にコースへ到着し、練習場で100球打ち(馬鹿である)、心も体も準備万端、うきうきしつつも万全の状態でスタートホールのティグラウンドに立った私であったのだが・・・・

 ティーショットはフェアウェイへ。2打目、残り140ヤードを8アイアンで。あせることはないこの1週間練習してきたではないか頭を動かさず左手の小指にだけ力を入れて早めのバックスウィングでヘッドを走らせて・・・・・打つとボールはシャンクしてコースの外へ(;_;)

 一応暫定球を打ち、OBでないことを祈りながら崖の下へ急ぐ。

 ボールは次のホールのティグラウンドに鎮座していた。10番ホール方向へは密集した木立と切り立った崖がそそり立ち打てるような状態ではないが、キャディさんはそこもセーフだという。そこで無謀なトライを選択した私。そこから元のホールへ戻すのに4打費やし、7オン3パットの10。わはは。OBの方が100倍良かった。っていうか、アンプレアブルを宣言して暫定球でプレーすればよかった(馬鹿である)。

(ところで、こういう場合はすでに打っていた暫定球をアンプレアブル後の正球とみなしてプレーすることは可能なのであろうか?正式にはアンプレアブル宣言後に元の位置まで戻って球をドロップし、そこからプレー再開と言うことになるのだろうが・・・)

 気を取り直してプレーを続けるが、出だしのシャンクでアイアンはもう完璧に疑心暗鬼になってしまった。トホホなショットが続き、アプローチさえ訳が分からなくなってしまった。まるでアイアン恐怖症である。アイアンを構えた時、悪いイメージしか思い浮かばなくなってしまった。重症だ。

 しかしそれに輪をかけてグリーンが難しいのだ。微妙なアンジュレーションが多く、見た目と反対に曲がるラインが頻発する(下図)。



 常識とは反対方向に曲がるのだ。もちろん全体的には受けているのだが、ホール付近の絶妙なアンジュレーションで予想と反対側にボールは切れていく。また上からがとてつもなく速いので、それも相まって2mや3mのボギーパットが残ったりする。当然それも入らない。ダボの一丁上がりである。

 当然寄せも難しく、寄せワンのチャンスが10回あり、そのうち4回ぐらいは2m前後に付けたにも関らず、それを全て外す。トホホホ。

 パーを取っただけでまるでバーディーのような感激が味わえるコースであった。つまりそれだけ戦略性に富み、難易度が高いコースだということであり、アイアンが超トホホでショートゲームもそれに輪をかけてトホホな私だということであろう。

 私のような若輩者にもその良さが判るというところが名コースの素晴らしさなのであろう。さすがイバカンである。ビジターとはいえ、さえきさいちCCの4倍の値段であるからおいそれとはラウンドできないが、年に1回か2回は挑戦したいと思った私であった。そして、せめて80台でラウンドしたいと思った。


マニア垂涎のお宝があちこちに・・・


 ちなみに、青木さんは前半ハーフで最も良い成績を収められ、男性3人は見事に玉砕したのであった。ごるふは飛距離ではない。グリーン回りなのだ。その事を痛切に勉強させて頂いたのであった。

昨日の喫煙本数:15本

  2005/4/9 (269305hit) マスターズ


 4月の第二週は・・・そう、マスターズである。年に一度、世界中の名手が集うごるふ界最高のフェスティバル。

 ボビー・ジョーンズの精神の元、今年もディフェンディングチャンピオンのフィル・ミケルソンを初めとするビッグ4をはじめ、世界中の超一流プロとアマチュアがオーガスタナショナルに集結した。日本人はシゲキ・マルヤマとシンゴ・カタヤマが出場。

 さらにマスターズといえば忘れてならないのがトミー・ナカジマ氏の解説であり、ケンジ・マツシタ氏の実況であろう。そしていつものマグノリア・レーン氏やグリーン・ジャケット氏、アーメン・コーナー氏の姿も見える。もちろんセカイイチノ・パトロン氏たちも首を長くしてこの日待っていただろうし、チャンピオンズ・ディナー氏も無事に歴代優勝者たちの口に入ったと見られる。


 さて今日は土曜日。本当なら予選が終了しているはずなのだが度重なる雷雨により1日目をやっと消化したプレイヤーがいるぐらいで、おちついてプレーについて書ける段階ではない。今日はこぼれ話を。

 まずはイヤでも注目が集まるこの人。タイガーが、今年はグリーンがとてつもなく速いとインタビューで言っていた。続けて曰く、「こんなコースセッティングだと、他のトーナメントだったら普通は選手たちからは不満の声が上がるだろうね。でも、ここはオーガスタだから誰も文句を言うなんて考えられない」大変面白い発言である。

 この発言の真意は「文句を言いたくても(マスターズだから)言えない」という否定的な意味ではなく、「マスターズに出場できること自体大変な名誉であり、どんなコンディションでもここにいることだけで幸せだ」というニュアンスなのだろうと思う(少なくとも私はそう思った)。タイガーでさえそう感じるのだから、やはりマスターズはメジャーの中でも別格なのだ。

 そのタイガー、初日の13番ホール(510ヤード・パー5)での出来事。最低でもバーディーが欲しいこのホールで、タイガーが打ったイーグルパットがグリーンからこぼれ落ち、クリークへ。呆然と佇む虎ちゃん。このシーンはこれから何十年もマスターズの有名シーンとして放映されるだろう。

 しかしタイガーでさえ読みを誤るほどの速いグリーン。お前と一緒にするなとの批判が出るのは承知の上であえて書く。私も速いグリーンの恐怖を身をもって知ったばかりであるから、速いグリーンでスコアをまとめることの困難さは容易に想像できる。

 その困難さは技術的な問題だけに留まらない。1m、いや50cmのパットでさえ気が抜けず、その精神的負担は徐々にプレイヤーの気力を奪っていくし、外した時のショックも大きい。またそれがプレッシャーになり、グリーンを狙うショットにも微妙に影響してくるのである。

(ごるふ歴が長い人にとっては私の書いていることなど当たり前すぎて噴飯ものだと思うのですが、ごる日々は比較的ごるふ歴が浅い人も対象にしていますので、その点はご了承下さい。あの、もし偉そうな書き方になっているとしたらそれはパーソナリティの問題ではなくテクニカルな問題と思って頂ければ少なくとも私は嬉しいですはい)

 今年の優勝スコアは恐らく1アンダーか2アンダー。冷静でパットが好調なベテランのプロがミケルソンと握手をすることになるだろうと予測する!

(誰と断定できないところが私の知識の浅いところであり悲しかったりするが)

昨日の喫煙本数:12本

  2005/4/10 (269676hit) マスターズその2オレオレ詐欺よりタチが悪いD●c●m●


 マスターズのことを書こうと思ったがあんまり腹が立ったので急遽変更する。

 ケータイ電話代が先月より13000円も高くなっているのだ。原因は○が新機種に買いかえ、嬉しさのあまり色々なサイトを覗きすぎ、パケット代が掛かったせいなのだが、私は○に対して怒っているのではない(腹が立ったとしても残念ながら怒れない)。そういう無茶苦茶なシステムを作ったD●c●m●という会社に対して怒っているのだ。

 先月、確かに○は日に30分はケータイを触っていた。しかしダウンロードした着メロは20曲ぐらいだし、ゲームなどのとんでもなく大きなデータをダウンロードしていた訳でもない。つまり「ちょっとした暇つぶし」である。その暇つぶしに数万円掛かる料金設定って、どう考えても高すぎるやろD●c●m●!

 だいたいパケット従量制というシステムからして最低最悪である。時間制と違って、自分がいまどれくらい使っているのが、どれくらいの料金が掛かっているのか直感的に判断できない。今自分がいくら使ったのかを調べるサイトもあるのだろうが、わざわざ調べに行くような暇人は全人口の1%以下であり、そんなモノは「パケット?何でっかそれ」というレベルの一般人にとって無いに等しいのだ。

 色々な料金コースがあり、無料通話分が数千円になるコースにすればいいじゃん、という人もいるだろう。しかし先月まで○は最低料金のコースで十分お釣りが来ていたのであり、今月になってたくさん使ったといっても本人はこんなに掛かっていたなんて夢にも思っていないのである。

 そりゃ1万円以上かかると最初から判っているなら自分でコース変更していただろう。いや、そもそも、そんなに高いと知っていたら○もそこまで利用しなかっただろう。しかしいずれにしても使ってしまってからでは後の祭りである。

 近所に新しくできたバーに入って、つい楽しくて3時間も長居してしまった。精算すると18万円と言われた。ここはボトルでいくら、おつまみがいくらという常識的な料金設定ではなく、時間制だったのだ。1分につき1000円、だから3時間で18万円らしい。文句を言うと、入り口の横に張り紙が貼ってあり小さな字でその非常識な料金システムがちゃんと書いてあった。

 そう、D●c●m●は史上最悪のぼったくりバーなのである。

 みんな、どうして文句を言わないのだろう?

昨日の喫煙本数:15本

  2005/4/11 (269983hit) マスターズあるいは勝者はいつも一人


 昨夜の12時過ぎつまり今日の午前0時頃、順延になった3日目が終わってタイガーがいよいよ首位に立ったのを確認した私は、そのまま徹夜で最終日を見る決心を固めテレビの前に座り直した。

 TBSの特番は午前3時半までハイライト、そして3時半からが生中継である。何度も見たダイジェストの再放送を見ながら生中継の時間を待つ。できればその間に短時間眠っておけばよかったのについつい再放送を見てしまい、あろうことか生中継が始まる頃に睡魔が襲ってきた。完全に時間配分を間違ったぜ。

 しかしタイガーのティオフ直後、1番ホールで300ヤード超のドライバーショットで目が覚めた。完璧な攻めでバーディ。一方のディマルコは昨日のバックナインの失速が続いているかの如くパットに勢いを欠きバーディー逃しのパー。

 続くロングホールでは両者バーディーを奪うが、4番ホールで完璧なアイアンショットを打ったディマルコがバーディーを奪えないシーンを見て、私はタイガーの圧勝を確信した。この時点で確か4打差。今日の流れからいって、ディマルコがタイガーを上回ることは考えにくいだろう。そう思い午前5時頃眠りについた私であった。

 朝起きて、タイガーは勝つには勝ったがプレーオフという事を聞き、私の予想が一昨日に続いて完璧に外れたことを知った・・・・トホホ。もう今後は偉そうなことはいいませんごめんなさい。

 しかし40過ぎのオヤジに睡眠時間3時間はきつい。午前中の仕事を終え、録画をチェックする気力もなく私は深い眠りの世界に落ちたのであった・・・・

 という訳で、結局一番おいしいところを見ていないだけでなく、この日記を書いている今現在も試合の詳しいことは全く判らず、従って内容についてあれこれ書く訳にいかないのであった。だからこんな訳の分からないことを書き続けているのであった。

 えっと、でも、ディマルコの最終日5バーディ(1ボギー)はすごい。特にバックナインでタイガーが1オーバー(2バーディー3ボギー)だったのに対しディマルコは2アンダー(3バーディー1ボギー)。

 ディマルコは去年も最終日最終組で回ったのにミケルソンに優勝をさらわれた。マルちゃんやグレッグ・ノーマンではないけれど、オーガスタの女神に嫌われているのだろうか?それとも、優勝するためには何かが足りないのだろうか?いずれにせよ、勝負の世界は非情である。歴史に残るのは勝者ただ一人。

 でも17番、18番の連続ボギーって虎ちゃん・・・・。よくプレーオフで勝てたものである。まあ、俺に言わせれば虎の野郎もまだまだ修行が足りないという事だな(←神をも恐れぬ尊大にして問題な発言)。

昨日の喫煙本数:18本(ヤバイ)

  2005/4/12 (270630hit) マスターズみたび(ディマルコのレイアップ作戦)


 もうマスターズネタはいいかなと思ったのだが、昨日録画を見て久しぶりに感動させてもらったのでこれはやはり書かなければいけないかなと。

 世界一のタイガーに2打リードされた状態でサンデー・バックナインを戦うディマルコ。普通に考えれば攻めて攻めてバーディーを量産しないと追い抜くことはできない。きっと数年前までのミケルソンのように、アグレッシブな攻めをすると解説者の中島常幸プロを始め多くの人は考えたろう。

 何せ目の前にぶら下がっているニンジンはメジャーの、それもマスターズのチャンピオンである。おまけに彼は去年もそのにんじんをあと一歩のところでミケルソンに掠め取られたのだ。

 しかし彼はそうしなかった。13番(510ヤード・パー5)でも、そして15番(500ヤード・パー5)でも彼は2オンを狙わずレイアップした。タイガーが当然の事のように2オンを狙ったにも関わらず、である。この攻め方に、中島プロはしきりに否定的なコメントをしていたが、結果的にはこの2ホールでタイガー、ディマルコともバーディー1つずつだった。

 象徴的だったのが15番。タイガーは素晴らしいセカンドショットで2オンを果たすが、2パットのバーディ。一方のディマルコは3打目を1.5mぐらいにぴたりと寄せバーディ。彼は、2オンを狙ってイーグルあるいはバーディを取れる確率よりも、刻んでバーディを取れる確率の方がはるかに高いし、しかもバーディさえ取れればそれで十分だと考えていたような気が私はするのだ。

 何故か。無理にイーグルを狙うごるふは自分のごるふスタイルではない、と考えていたからと思うし、彼はタイガーとではなく自分とあるいはコースと戦っていたからなのではないか?そんな気がするのだ。だからバーディで良かったのだ。

 自分が自分のごるふをして、それで結果的に負ければ仕方ない・・・・3日目のバックナインで41を叩いた時、彼はそう自分に考えるよう律したのではないか?これはもちろん私の妄想であり、だから多分間違っていると思ったりもする(だったら書くなよ>俺)のだが、彼が頑ななまでに最終日の自分の攻め方を変えなかったのはそういう考え方もありかなと。

 勝負の際、エンジンを全開にしてトップタイムを叩き出し、後続を引き離しにかかるタイプと、無理をしないで安全に周回を重ね、勝負所で溜めたエネルギーを一気に放出するタイプがあるとすれば、タイガーはおそらく前者であり、ディマルコは間違いなく後者であろう。

 どちらが正しい、どちらが優れているというのではなく、自分はどちらのタイプなのかを知り、それを自分の信念に従って貫き通すのが真の強者なのであろう。そういう意味では彼は素晴らしい戦いをしたのだ。多くのパトロンがタイガーではなくディマルコを応援していたのは、もちろん判官びいきもあるだろうがそのストイックさに感動したような気がする。

 で、結局タイガーが残り2ホールで信じられないミスを繰り返し、プレーオフにもつれ込んでしまう。ここまでディマルコが読んでいたとは思えないものの、結果的に彼の作戦は大成功であった。言葉は悪いが彼は「愚直の一念」で1位タイになった。そう思いたい。

 で、プレーオフとタイガーの事だが・・・・それはまた明日。

昨日の喫煙本数:19本(ダメだよーん)

  2005/4/13 (271128hit) マスターズもういっこ(タイガーの油断とプレーオフ)


 もうマスターズネタはいいかなと思ったのだが、一昨日録画を見て久しぶりに感動させてもらったのでこれはやはり書かなければいけないかなと・・・・って昨日のかきだしをそのまんまコピペかよ!と一人ボケツッコミ。しかし往々にして人はあたかもデジャビュの如く同じ感情を抱くことがあるのだ。何?デジャビュだと?どういう事だ説明しろ。いや、たった今黒い猫が目の前を通りすぎたと思ったまた同じ猫が通り過ってマトリックスか!とこういう手法は上方用語で「ボケの上塗り」と言います。

 とまあマスターズの真面目な話をするに最もふさわしくない書き出しで始まった今日の日記、一体どうなってしまうのか?そしてスーパーサイヤ人となったゴクウに迫る罠とは?ボールと間違えてショットされたクリリンは無事なのか?来週も目が離せない!

 ・・・・。ごめんなさい。今日の私はちょっと変ですね(「今日の」じゃなくて「いつも変だろ」というツッコミを心の中でした人・・・360人)。さて、タイガーの最終日のごるふだが、終わって3日も経ってしまうと色々な人が色々なところで色々な事を書いているので、一つの事に絞って書く。それは、「オーガスタの勝利の女神」がこの勝負にどう関与したか、である。

 15番で両者バーディ、1打差でタイガーのリードは変わらず。しかし流れは確かにディマルコに傾いていた。あと3ホール。何かが起こる予感を感じさせながら16番のパー3へ。タイガーのショットは奥のラフに寄りかかるように止まる。一方のディマルコはナイスオン。やはり事件が起きるのか?

 そう、事件は起こったのだ。しかし主役はディマルコではなかった。タイガーのアプローチは奇跡的な軌道を描き、まるで作られたシーンのようにカップの縁で一旦止まり、スローモーションでカップに沈んでいった。チップインバーディ。誰もがオーガスタの女神の存在を信じた瞬間。

 女神の肘鉄を食らったディマルコはバーディパットをショートし、2ホールを残して2打差がついた。ここで今年のマスターズは終わったと誰もが思った。そう、鋼の精神力を持つタイガーとスティーブも例外ではなかった。

 17番ホールのティインググラウンドに立つタイガー。パトロンに何か言い、笑いが起こる。タイガーも白い歯がこぼれる。その表情は闘う人間のそれではなかった(と私は思った)。これを見て、ディマルコは心の中でつぶやいたに違いない。まだいける!と。そして勝利の女神の目が怪しく光った。

 その17番、タイガーは案の定ティーショットをミス。そしてパーオンに失敗。3打目、完璧に見えたアプローチがスプリンクラーヘッドに当たり、3オンにも失敗しボギーを叩く。さっきのチップインバーディで女神の存在を信じたパトロンの中で、この出来事を女神の心変わりと思った人間は何人いたか?もちろんタイガーも気づかない。この時点ではまだ笑う余裕があった。ディマルコはパー。1打差。

 そして18番。再びティーショットをミスし、ディマルコがフェアウェイセンターへドライブした瞬間、タイガーにもはっきり自覚できただろう。気が緩んでしまった事で逆に追いつめられた立場に立たされた事を。そして女神が拗ねてしまった事を。しかし時すでに遅し。タイガーは再び3オン。次を入れてもパー。

 ディマルコもパーオンに失敗するが、短いアプローチが残る。そう、これが入ればバーディ。間違いなくマズターズ史上に残る逆転劇となるだろう。そしてディマルコの放ったアプローチはピンに吸い寄せられていく。奇跡は二度起きるのか?!

 カップを舐めて離れていくボールを見て、天を仰ぐタイガー(実際に天を仰いだかどうか判らないけど、心の中では間違いなく天を仰ぎ、女神に感謝したに違いない)。パトロンたちの悲鳴が夕闇でオレンジ色がかった18番グリーンに響く。崩れ落ちるディマルコ。なんて意地悪な女神か!

 プレーオフでは、地力に勝るタイガーがバーディでディマルコを突き放す。精根尽き果て、疲労困憊したディマルコの顔。タイガー巨人卵焼きの私でさえ、この顔を見てディマルコに勝たしてやりたかったと思った。

 しかし73ホール目のバーディパットを決めたタイガーはやはり強かった。自分の慢心を精神力で取り返した。そう、プレーオフの時、女神は勝負に関与しない。強い方が勝つのだ。

 「勝った試合からは何も学ばないが、負けた試合からは多くの事を学べる」といったのは、いみじくもマスターズを創設したボビー・ジョーンズであった。タイガーは今回、試合に勝ったにもかかわらず多くの事を学んだに違いない。もちろんディマルコも。

 素晴らしいマスターズだった。
 

昨日の喫煙本数:13本ぐらい

  2005/4/15 (272047hit) そんな私の心が憎い

4/14・きさいちCC・松竹Aグリーン・Par72(コースレート70)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 5 4 6 5 4 4 4 6 4 42 8 4 5 7 4 5 5 5 5 48 90
+4
topics   *1 *2               *3     *4   *5      
putt 2 3 3 1 1 2 1 2 1 16 2 2 2 2 2 2 2 2 2 18 34

*1・・・ティーショットがトップしてグリーン一番手前にオンするも20mを3パット。トホホ度3

*2・・・ドライバーを左へ引っかけ、完璧にOBコースだったがキックが良くセーフ・・・・だったのに3パットしてそのツキを台無しにする俺。トホホ度4

*3・・・本文参照。
トホホ度5

*4・・・ティーショットがトホホでバンカーへ。セカンドは7アイアンでエクスプロージョン。3打目7Wはややトホホで残り130ヤード地点まで。そこからの8アイアンがスーパーサイヤ人級のトホホでダフリ。アプローチも寄らず、パットも入らず5オン2パットのトホホダボ。トホホ度4

*5・・・ティーショットをグリーン右へ外し、2打目が木を直撃してバンカーへはいる。トホホ度3

ウホホ18p(パー2p×7 + 寄せワン1p×4) VS トホホ19pでトホホの勝ち。やっぱりトホホ。

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
8ボギー
3ダボ
1トホホ
90
(+18)
88.6
平均パット数
Putting average
1.889
(34)
1.971
(35.47)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 4.6
(0.8/18)
パーセーブ率(%)
Par saving average
33.3
(6/18)
36.3
ボギーセーブ率(%)
Bogey savin average
77.8
(14/18)
76.8
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
16.7
(3/18)
32.4
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(15/18)
80.4
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
64.3
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
230.7 229.0
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
36.4
(4/11)
25.6
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
80.8 69.4
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
83.3 68.5
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
47.1 56.0
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
67.6 67.1

 1年に何度もない絶好のごるふ日和。空は晴れ渡り、気温はちょうど良く、桜が咲き誇り、そしてYAZさんとの2度目のラウンドである。そう、またYAZさんがきさいちまでおいで下さったのである。嬉しいのである。



 この2週間、少し熱心に練習した。今日はその成果が出るかどうか・・・だったが、結論から書くと「出たようでもあり出なかったようでもあり」と言えるだろう。何じゃそりゃ?

 でわ説明しよう。成果が出たのはウッドクラブ。思うところあって、練習ではずっとスプーンを打ち続けていたのだ。その理由は1日分の日記のネタになるので今日は書かないが、それによりドライバーはまずまず(トホホショットが2回あったけど)、スプーン(ティショットで3回、フェアウェイから1回)も私にしてはほぼ完璧だった(あっ!自慢してる〜!!いやらし〜!!>俺)

 しかしごるふはティーショットに非ず。スプーンが良かった分、アイアンはとんでもなくトホホだった(私のコンピュータは「あ」と入力してスペースキーを押すと「アイアンはとんでもなくトホホだった」と出てくる・・・というのは嘘のようだが嘘である)。

 練習場でもアイアンがダフってばかりで、これはきっとウッドクラブばかり練習していたのでスウィングの軌道がアッパーブローになってしまったためだろうと推測するのだが元々トホホなのでよく解らない。その不安がコースでも炸裂し、ボールのはるか手前を打つ事4回。それも何故か全て8アイアンのショットだった。8アイアンに呪いがかかっているのか?

 また、50ヤード前後のアプローチでもとんでもないダフリが3回。ウェッジは練習場でうまく打てているのに・・・これも呪いに違いない。

 それだけではない。この日のトホホハイライトは後半のスタートホールで起こった。ティーショットは右へ押しだし隣のホールのラフへ。ボールは浮いているが極端なつま先下がりのライ。残り90ヤード、グリーン方向には木があり越えられそうな気もしたがあいにく手にはPWしかない。

 真横のフェアウェイへのルートは大きく開いているのでそちらへ打てばよかったのだが大馬鹿野郎の私はPWのフェースを開いて無謀すぎる木越えのショットを選択した。

 ただでさえライが悪いのにウェッジのフェースを開いて高い球を打つだと?

 己を知れ俺。

 当然の如くボールはシャンクし、隣のホールのティグラウンドを横切り、隣のホールのOB杭を越えていった・・・・・

 汝自身を知れ(ソクラテス)。立って半畳寝て一畳(ちょっと違うか)。お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜(横山ホットブラザース)。残念!!(ギター侍)。色々な言葉が私の心に浮かんでくる。一体何年ごるふをしてるのだろう。一体何度同じ過ちを繰り返せば済むのだろう。そんな私の心が憎い。



 でも桜が綺麗だったし、YAZさんとのラウンドは楽しかったし、まあいいか。

昨日の喫煙本数:18本



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