2003年11月16日〜30日
年に一度しかない大事なコンペの直前だというのに、ここへきて当たらない、飛ばない、振れないの三重苦に陥ってしまったドライバー。私の存在意義であり、ごるふの花形であり、ショットのタカラヅカであるドライバー。それがまともに当たらないのは悲しすぎる。例えればディスプレイの故障したパソコン、あるいは四次元ポケットのないドラえもん、それとも翼の折れたエンジェルか。 という訳で、昨日150球打ち込んできた。鉛を張ったり、打ち方を変えたり、色々なスタンスを取ったり、色々なTipsを思い出したり、もちろん「左ひざ」や「ゆるゆるグリップ」や「70%の力で振る」も試してみた。 でも全然ダメだよー(;_;) 工夫すれば工夫するほど、どんどん当たらなくなるんだー! 当たっても、プッシュフック(5%)か引っ掛けスライス(5%)かトップ(10%)かチョロ(85%)だよー! 一体どうなっちまったんだ、俺のドライバーはああああぁぁぁぁああああああああああああぁぁぁぁああああ! 今日、先生のところへ行ってきます。 本日の体重・・・67.1kg(体重なんてどうでもいい) |
2003/11/17(61082hit) わずかに光明が・・・(1)
スクワットがとうとう2000回を突破した。目標達成おめでとう。お邪魔します。どなたですか?ありがとう。 昨日はテレビでのゴルフ観戦を我慢し、ここ数年で最悪の調子であるドライバーを修正すべく練習場へ。息子は友達の家へ遊びに行っていたので、○と二人で出かけた。 早速先生に「ドライバーが死にました。ご臨終です。どうか蘇生させてください」とお願いして見て頂く。しかし不思議な事に、とんでもない球は出ないのだ(会心の当たりも出ないが)。 いつもそうなのだが、何故か先生に見てもらった時に限ってそこそこの球が出る。恐らく緊張が良い方向に働くのだろう。ラウンドでも先生が後ろにつき、見ていただいているつもりで振れば良い結果が出るかもしれない。 さらに、先生曰く、「スウィング自体はそんなに悪くなってまへんで」との事。グリップも悪くないし、きっちりインから入っているし、バランスが崩れているわけでもないらしい。しかしいつもより念入りにチェックして頂いた結果、次のようなポイントを指摘していただいた。 1、アドレスで右脇を締め、右ひじを体に近づける 2、クラブをやや短め(2cmほど)に持つ 3、フォローで左手首を返し、クラブを飛球線より左へ振る 2であるが、うまく当たらない→飛ばない→無意識に飛ばそうと大振りになる→振り遅れる→ヘッドが遅れてこすり球が出る、という悪循環をこれで断つ、という狙いだと思う。単純だが、確かに効果があった。平均点20点のショットが35点ぐらいになった。 また、1と3はずっと指摘され続けてきていることである。3はどうしても上手く行かないのだが、1に気をつけると、あれだけ不安定で据わりの悪かったスウィングプレーンが徐々に落ち着きだし、35点から50点へ上昇した。あと一歩である。 その後、上の1〜3を踏まえながら自分なりに修正を加えていき、1の延長線上でグリップを体に近づけ、ややハンドダウンに構える事で平均点は55点になった。 さらに、スウィングにおいて最も大事なあの事に気を付けて振る事で、さらに15点追加して70点までこぎつけた。あの事とは何か?最も大事な事とは果たして?(続く) 本日の体重・・・67.2kg(スクワットで筋肉がついたんだね) |
2003/11/18(61400hit) わずかに光明が・・・(2)
皆様にお集まりいただいたのは他でもありません。今回、この平和なごる日々村に突然起こった「ドライバーがいきなりチョー不調でやってらんねー、みたいな」事件。この事件の概要と犯人をこれから発表していきたいと思っている訳です。今思えば、犯人のヒントは、この日記の中に全て書かれてあったのです!! 一同「おお〜!!」(どよめき) ・・・・なんて推理小説の謎解きのパロディを書いている場合ではない。今日は大作なのだ。早速書いていこう。 その犯人とは、スウィングリズムとスピードなのであった。 一同「おおおぉぉぉ〜!!」(←もういいって) 思い返せば、9月の練習強化週間の時、私はこう悟った(9/21の日記から)。 そして私は、宮本昌弘と藤田寛之のイメージを封印し、(中略)伊沢利光のスウィングをイメージした。 いつもよりだいぶ速いバックスウィング、そしてすかさず切りかえし。(中略) 「バキッ!」 ドライバーから放たれたボールはすさまじい勢いで飛び出し、250ヤード地点に着地した(実話)。(中略)悟空の大冒険(手塚治虫)である。 なぜ悟空の大冒険を略さず書いているのかという疑問が残るが、とにかく私はすばやいバックスウィングをする事でドライバーが上手く振れるようになったわけだ。しかし、アイアンとのスウィングスピード(実は体感スピード)の違いに違和感を覚えていたのも事実である。10月11日には、 とは言え、今まで30年間にわたってゆっくり上げていたわけである。クラブの軌跡やグリップを変える違和感に比べると簡単に変更できる(そりゃそうだ。ただ速く動かせばいいだけなんだもん)Tipではあるが、本当にそれでいいのか一抹の不安は残る。 と、不安な胸のうちを告白している。さらに、プロのスウィングを猿真似しておかしくなったりもした(バカの極みである)。 そして決定的だったのが、その頃田辺プロに「ドライバーとアイアンの打ちかたが違うのはそらぁ変でっせ」と言われて再びスウィングをゆっくりに戻した事であった。 こうして、スウィングのスピードとリズムを速くしたり戻したりしているうちにスウィングがガタガタになってしまったような気がする。いや、そうに違いない。 そして、私は、ついにスウィングリズムの再構築に取りかかったわけである。 リズムと言えば、思い出した。高野さんのHPでつい最近、印象に残る話があったではないか!その話は、パッティングのリズムとスピードについての目から鱗の驚くべき話であった。これをスウィングに応用できないか?そう、名手はSWもドライバーも同じリズム、同じテンポで振るではないか? しかしここからが重要である。例えばドライバーとSWでは、シャフトの長さもフルショットのときのスウィングの大きさも違う。と言う事は、同じリズムとテンポで振るためには、シャフトが長くスウィングも大きいドライバーのスウィングの体感リズムや体感スピードの方が速いはずである(事実、ヘッドスピードも速い)。 つまり、実際のスウィングスピードを一定に保つと、体感スピードは変わってくるという事だ。逆の言い方をすると、(ドライバーとアイアンで)体感スピードを同じにしてスウィングすると、ドライバーという長いクラブでは間延びしたスウィングになり、タイミングが取れなかったり振り遅れたりしてしまうという事だ。 だから、ドライバーとアイアンを同じテンポ、同じリズムで振った時、ドライバーはアイアンよりスウィングリズムが速く感じられて正解というか当然だったのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(←発見した嬉しさを表現してみました) そうと判ればもう大丈夫である(←本当か?)。これからは、どんなクラブを振るときも「あの歌」を頭の中でリプレイしながらスウィングすればいいのだ。 ちなみに、「あの歌」とは、私のスウィングリズムにマッチしたあるCMソングで、極秘中の極秘である(だって、あまりに格好悪いんだもん)。 皆様も、 ♪みついすみともぉ〜VISAカード!(定番) とか、 ♪チャー・シュー・メーン(古い) とか、 ♪なっらっけんこうラーンド(関西ローカル) とか、 ♪はくつぅーるぅー(白鶴) とか、 ♪イッツァソニー(歌とちゃうか) とか、 ♪このー木なんの木きになる木〜名前も知らない木ですから〜(長いって) とか、お気に入りのCMソングを見つけていただきたい。そして見つけたときは叫んでいただきたい。 犯人はお前だ!!と(ベタな落ち)。 本日の体重・・・67.0kg(おやつ食べたらダメよ) |
2003/11/19(61674hit) 決戦前夜〜「正直者の小人」と「性格の悪い小人」
ついに来てしまった。明日である。恥ずかしながら、前々日であるにもかかわらず、昨晩からすでに興奮して寝付けない。高野さんに教えていただいた「もう5時だ、でもあと30分だけ寝よう」作戦は、自分で「もう5時だ」と考えた瞬間どこからともなく「んな訳ないって」というツッコミが聞こえてきてダメだった。私の頭の中には正直者の小人が住んでいるらしい。 で、「100から逆に数える」作戦を取ってみたところ、驚くなかれあっという間に眠りにつく事ができた。100のカウントダウンをたった72回繰り返しただけで眠れたのだ。この方法、皆様にもお勧めである。 そう、あんまり入れ込んではいけないのだ。たかが30名のコンペである。 しかし、普段プライベートでばかり回っている私にとって、コンペ、しかも年に一度しかないコンペであるから、入れ込むなと言うのも無理な話であるといえよう。しかも、今回の同伴競技者はなつかしやライバルN君と大先輩Sさんである。 小心者で小市民で性格がかなり不自由で根性がゆがんでいて自他共に認める根ババ(根性ババ色)の私であるから、「いいところを見せたい」という欲と「これだけごるふ漬けの毎日を送っていて恥ずかしいスコアは出せない」という気負いでどんどん煮詰まってしまい、OB14個、3パット18個、ファインショット率3%とかいう結果になってしまうのではないかと恐れおののいたりしている、と書くと大げさだがつまりはそれに近い精神状態ではある。 せめて去年の成績(グロス91、パット39)を上回りたいとは思うが、その反面私の心の中のとてつもなく性格の悪いもう一人の小人が「何を心にもない事を言ってるんだよ馬鹿。密かにベスグロ狙ってるんだろ。え?伏尾はグリーンが難しいから80前半で取れるだろ。楽勝だぜ」とささやいたりするのだ。もちろんもう一人の私はそんな声に耳を貸しはしない。しないが、こいつは毎日毎日1日144回ぐらいそう耳元でささやくのだ(ここまで書くと洒落にならないな。本物のキチ○イみたいだ。ネタですよ、みなさん。本気にしないでね)。 普段どおりのごるふをする。OBはできるだけ打たないよう注意する。パットはプレショットルーティンを守り慎重に。これだけ守って、是非楽しくラウンドしたいものである。 あっ、そうそう、ベスグロを取ったときのスピーチを考えなきゃいけないので今日はこのぐらいで。 ちなみに、昨夜の最後の練習ではドライバー、アイアンともいつもに増して調子が悪かった事を付け加えておこう。いい訳じゃない!ホントなんだよ〜!アイアンはトップばっかりするし、ドライバーはわずかに点った光明の種火が消えちゃってたんだよ〜!!もう泣きたいよ〜!! という訳で、明後日の日記は別の意味で乞ご期待である。(;_;) 本日の体重・・・67.1kg(食欲の秋) |
2003/11/21(62180hit) 第7回ゼノ○ック杯(旧しゃくなげ杯)の結果
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | in | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | total |
par | 4 | 5 | 3 | 4 | 3 | 4 | 4 | 5 | 4 | 36 | 5 | 4 | 3 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 36 | 72 |
score | 5 | 6 | 4 | 5 | 4 | 5 | 6 | 8 | 6 | 49 | 6 | 6 | 3 | 7 | 7 | 5 | 4 | 3 | 6 | 47 | 96 |
△ | △ | △ | △ | △ | △ | ■ | +3 | ■ | △ | ■ | − | +3 | +3 | △ | − | − | △ | ||||
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | *6 | *7 | *8 | *9 | *10 | |||||||||||
putt | 2 | 2 | 3 | 2 | 3 | 1 | 2 | 2 | 2 | 19 | 2 | 2 | 1 | 3 | 4 | 3 | 2 | 1 | 2 | 20 | 39 |
*1・・・3mを3パット *2・・・明日の日記参照 *3・・・素ダボ *4・・・明日の日記参照 *5・・・素ダボ *6・・・明日の日記参照 *7・・・谷越えのショート。トップして右奥へこぼすが寄せワンでこの日初めてのパー *8・・・4オン3パット。内容は覚えてません。 *9・・・明日の日記参照 *10・・・80cmの上りのパットを外す |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
9ボギー 3ダボ 3トリプル |
97 (+25) |
↓ | 88.8 |
平均パット数 Putting average |
2.167 (39) |
↓ | 1.970 (35.46) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
0 (0/18) |
↓ | 3.1 (0.5/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
16.7 (3/18) |
↓ | 35.2 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
66.7 (12/18) |
↓ | 76.5 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
22.2 (4/18) |
↓ | 30.0 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
66.7 (12/18) |
↓ | 80.0 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
78.6 (11/14) |
↑ | 65.5 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
210.0 | ↑ | 209.2 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
− | − | 30.5 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
65.4 | ↓ | 70.3 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
− | − | 66.4 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
− | − | 59.0 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
− | − | 66.9 |
おしらせ:編者急病(頭痛・うつ状態・宙を見つめうつろな目でぶつぶつと何事かつぶやく・たまに奇声を発する・部屋の隅に座り微動だにしない・お花畑を「へへへ、へへへ」と笑いながらスキップしている)につき、本日の日記はお休みさせていただきます。 本日の体重・・・66.1kg(食事ものどを通りません) |
2003/11/22(62481hit) おとうさんのこと
きょうは、お父さんのことお、かきます。どうしてかというと、お父さんは、おとといごるふからかえってきてから、ずっとこわれたままになっています。だから、ぼくが、おとうさんのかわりに、書きます。 今、お父さんは、かべにむかってぶつぶつ言っています。ぼくはそっと後ろへいって聞いた。そしたら、「努力が足りないんだ。だからこれが俺の実力なんだ。努力が足りないんだ。だからこれが」と、まるでこわれたCDぷれーやーのように、なんかいも言っています。 そうかとおもったら、とつぜんおおごえで「いんさいどだ!」とさけびました。ぼくは、びっくりしておとうさんに「もう、びっくりしたなあ、お父さん」といいましたが、あいかわらずお父さんは、てんじょうをみながらぶつぶついっている。 だんだんこわくなって、ぼくは、おかあさんに「ねえ、お父さんどうしたの?」と聞きました。すると、おかあさんは、きたないものを見る目つきでおとうさんをちらっと見て、「ほっとき。自業自得や」と言った。ぼくわ、おとうさんがちょっとかわいそうになりました。 ぼくわ、もういっかいお父さんのよこへ行きました。そして、お父さんの背中をさすってあげながら、「お父さん、元気出しや」と言いました。すると、おとうさんは 「つまり練習場でいくら打ててもあかん。コースで、大事な局面でその球が出んと本当にマスターしてないちゅーことや。結局何にもできてへんかったんやなあ。あかんなあ。アイアンなんか1球除いてフェアウェイから全部チョロやったもんなあ。打てば打つほどどんどん変なショットになっていったもんなあ。結局、努力が全然足りひんねんなあ。だからあれが俺の実力やねん。努力が足りひん。実力や。努力が」 と、まだ自分の世界から、かえってくるけはいもありません。ぼくわ、ためいきをつきました。それから、そっとお父さんのよこから、はなれました。いつのまにか、ぼくのお父さんを見る目つきも、おかあさんとおなじになっていました。 ぶつぶついうひまがあったら、れんしゅうしたらいいのに、とぼくわおもいました。 本日の体重・・・66.8kg(ボージョレー・ヌーボー美味しかった) |
2003/11/23(62651hit) 結局・・・
今の私の実力通りのごるふをした、という事なのである。 正直言って、今回は多少の自信があった。前日に書いたベスグロ云々と言うのも、本当にベスグロを取ろうと思ったという訳ではなく、そういうプレッシャーを自分にかけるぐらい過度に入れ込んでも、今回はそれほどひどいラウンドにはならないだろう、とたかをくくっていたのである。 そう、つまりは技術的な問題ではなく、精神的な弱さが露呈したという事なのだ(いや、もちろん技術的な問題は山積みである事は否定しないが)。 例えば、スタートから6ホール、全てボギーであった。一見悪くなさそうに思えるが、3パットが2つあるし、寄せワンの位置まで寄せての2パットもあった。そう、攻めてパー逃しのボギーではなく、攻め切れない消極的なボギーだったのである。なんとつまらないごるふなのか。 その南6番、ティーショットで4Wを持ち、合わせに行ってスライス。ボールは地上から20cm浮いた木の根っこの上にあった。逃げの気持ちを神様が察して、罰をお与えになったのだろう。トホホ。
奇跡的にフェアウェイに戻したものの、3打目の寄せはグリーンをややオーバー。そこから3mもパットがオーバーしたが、これは根性で沈めて、何とかボギーを死守した。しかし、ここでホッとしたのが悪かった。 次の7番で4オン2パットのダボ。詳細は忘れた。そして次の8番ではこの日のラウンドを象徴する決定的な事が起こるのである。(続く) 本日の体重・・・67.3kg(何じゃこの体重はぁぁぁ!!) |
8番、520ヤードパー5。緩やかに右へドッグレッグしていくホールで、ティーグラウンドからグリーンまで右側には山の斜面が、左側には谷のOBが続く。そう、フェアウェイは左へ傾斜しているのだ。タフなホールである。 前のホールでダボを叩いた私は、左へのOBを警戒して7Wでティーショットした。まずまずのショットで、ボールは200ヤード先の右ラフへ。しかしボールの位置まで行ってみると、球はやや浮いているものの真っ直ぐ打てば左へ付き抜けてOB、右も斜面が迫っていて狙いにくい、というシチュエーション(下図)。おまけに、ライはつま先上がり。 7Wとミドルアイアンを持って行った私は、7Wでのハーフショットという今まで打った事のない方法を選択枝に選んだ。何故か判らない。きっと頭に虫がわいていたんだろう。で、結果は・・・・(下の絵にマウスポインタを持って行ってください) ただでさえ左へ行きやすいつま先上がりで、よりによって7Wのハーフショットなんかしたら左へ引っ掛けるのは当たり前である。そう、コーラを飲んだらゲップが出るぐらい確実じゃ! 私の心の中の小人は、決して逆上するなと言った。しかし、こんなショットを打って逆上するなというのは無理というものだ。気がついたとき、スコアカードには8という数字が・・・。やれやれだぜ。 前半の最終ホールも気がつけばダボだったようだが、全く記憶にない。ともかくこの8番ホールで失ったものは多すぎるし、大きすぎる。この地球に匹敵するぐらいの大きさであった。(続く) 本日の体重・・・67.3kg(高値安定) |
2003/11/25(62979hit) 結局・・・(3)
前半で緊張の糸が切れた私であったが、何とか固結びでその糸を結びなおし、後半のラウンドに突入した。 西コース1番はボギー。2番、230ヤードで正面の林へ突き抜ける右ドッグレッグ。4Wでティーショットする。当たりは最高だ!でも当たりに反して球は右へ大きく曲がっていき、OBだよ!OBですか?はいそうです。ダボ。私の心の中の小人は、「ケケケケ。ザマーミロ。ヘタクソ。ケケケケ」と言いながら喜んで走り回っている。 次のショートホールではPWのショットがトップするわ、その次の4番ホールでは4オン3パットでトリプルボギーを叩くわ、自分がごるふをしてるのかバスケットボールをしてるのかさえ判らなくなってきていた。 そして、とうとう幻聴でスタイリーのCMソングまで聞こえてきた。と思ったら、ライバルN君が木の後ろに行った自分の球を見て、「♪スターイミー・スタイミー、♪スターイミー・スタイミー」とベタな替え歌を唄っていたのであった。しかしそのために、そこから数ホールにわたり、私の頭の中でそのCMソングがエンドレスで鳴り響く事になった。 「♪スターイリースタイリー スターイリースタイリー」 「わたぁしにでんわくださぁい。どぞよろしく」 フランク社長のセリフまで聞こえてきた。もう末期症状である。 そして5番ホールでは、残り60ヤードからグリーン手前のバンカーにぶち込み、グリーンオンはしたものの4パットをしてしまうのであった。連続トリプルボギー。しかし、あと少しで5パットしてしまうところであったから4パットでも上出来と思えるぐらいその頃には何かが吹っ切れていた。 ところが、吹っ切れて、楽しく回ろうと思った瞬間からショットが当たりだした。人生こんなもんである。最終ホール、打ち下ろしとカート道で跳ねたのかセカンドショットが190ヤードしか残っていなくて、得意の7Wで2オンを狙うと、これが絵に描いたようなチョロ。思わずコケてしまったが、皆さんには大笑いして頂き、私は嬉しかった。 ああ、どうしてこうやって最初から楽しく回れないのか。トーナメントでもないしニギリもしてないのに、どうして全ホールドライバーで思い切ってティーショットできないのか。OBの1つや2つ、ご愛嬌ではないか。2パットをいくつ重ねてもバーディは取れないではないか。いや、そんな事より楽しむ事が第一ではないか。 という訳で、私はまた一つ大事な事を学んだのであった。
最後になりましたが、今回コンペを開催していただいたゼノ○ック様、楽しくラウンドさせていただいた大先輩Sさん、そしてライバルN君に心から感謝します。っていうか、またラウンドしましょうねー! 本日の体重・・・68.0kg(がちょーん) |
2003/11/26(63343hit) 女性の進出
いつの間にか冬になっている今日この頃である。ここ数日、悪い夢の中に居たような気がするが、心身ともにすっかり落ち着き、やっと元のトホホ編者に戻れた気がする。っていうか、だからごるふは面白いんだけどね。(←苦しまぎれの出だし) さて、しばらく自分の事ばかり書いていたが、たまには周りに目を向けよう。いよいよ大詰めを迎えている日本ツアー、今週のカシオワールドと来週の日本シリーズで終了である。で、カシオワールドにはソフィー・グスタフソンという女性選手が出場するらしい。ローラ・デービスも出場予定だったが、父親が危篤とかで欠場となったようだ。 今年、アニカの男子ツアー出場から堰を切ったように始まった女子プロの男子ツアー挑戦。その後もローラ・デービスや朴セリが続き、今回日本ツアーにも初参戦。まさにブームである。もし、今後もこの流れが続くようなら、2003年という年はアニカの名前と共に歴史に残るのだろう。 この流れ、私は大賛成である。もともとごるふというゲームは飛距離を争うものではなく、その技術と精神力を競うものである。そういう意味で、本当ならレディースティからのプレーでも良いとさえ思う。女性が出場する事で、本来出場できる男子選手の枠が減るという批判もあるが、プロは実力と人気が全てである。客を呼ぶ力で負けているのだから、仕方がないだろう。 それに、スポット参戦であるうちは出場する女子プロはお客様扱いである。悪い言い方をすれば客寄せパンダと言う事になる。それでプロツアー界が活気づけば、その恩恵は多くの男子プロにも回ってくるだろう。枠が減るなどと微視的な事を言わずに見守るが良かろう(←何故か偉そう)。 ただ、上にも書いたように女子プロが男子ツアーに出場する事が当たり前になってきたとき、もっときっちりとしたレギュレーションを決めるべきだろう。でないと、プレーする側も見る側も統括する側も混乱するに違いない。男子プロが「フルバックからで良いから女子ツアーに出たい」とか、おかまのゴルファーが「私はどっちに出ればいいのよ!」と言い出したりするだろう(←本当か?) しかし、忘れてはいけないのは、この流れ、本当はスージー・ウェイリー(ワーリー?)が自力でグレーターハートフォードオープンの出場権を手に入れた事から始まっているのだ。日程の関係からアニカの参戦が先になったが、最初に堤に小さな穴を開けたのは彼女なのである。 彼女こそ、偉大なる先駆者である。それを忘れてはならない(←やっぱり偉そう)。 本日の体重・・・67.5kg(堰を切ったように増えだした今日この頃) |
hole | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | out | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | in | total |
par | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 4 | 36 | 5 | 3 | 4 | 5 | 4 | 4 | 3 | 4 | 4 | 36 | 72 |
score | 5 | 6 | 4 | 5 | 5 | 4 | 3 | 5 | 5 | 42 | 5 | 3 | 5 | 7 | 4 | 6 | 3 | 4 | 4 | 41 | 83 |
− | ■ | △ | △ | − | − | − | △ | △ | − | − | △ | ■ | − | ■ | − | − | − | ||||
putt | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 17 | 2 | 1 | 3 | 2 | 1 | 3 | 2 | 2 | 2 | 18 | 35 |
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | ||||||||||||||||
*1・・・ティーショットが右サイドの木々の間へ。2打目は出すだけ。3打目がショートしてバンカーへ。トホホ *2・・・2番ホールの再来。でも今度は3打目でオンできました。っていうか、たまたまです。 *3・・・2打目まで貫壁。3打目のSWをトップ、グリーンの奥へ。4打目、打ち上げのアプローチをショート。5打目のアプローチもショート。つまり、残り90ヤードから5打費やす。トホホのホ *4・・・ドライバー右ラフ。セカンドは残り170ヤード打ち上げ、見栄を張って4アイアンを持ってトップしてサブグリーンのバンカーに入れて50ヤードのバンカーショットを載せただけで20メートル以上のパットが残って案の定3パットだよ。悪いか。悪い。 *5・・・ワンオンチャレンジ、4回目でやっと成功。でも3.5mを外してパー。 |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
5ボギー 3ダボ |
83 (+11) |
↑ | 88.7 |
平均パット数 Putting average |
1.944 (35) |
↑ | 1.969 (35.45) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
0 (0/18) |
↓ | 3.0 (0.5/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
55.6 (10/18) |
↑ | 35.6 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
83.3 (15/18) |
↑ | 76.6 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
44.4 (8/18) |
↑ | 30.3 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
88.9 (16/18) |
↑ | 80.2 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
78.6 (11/14) |
↑ | 65.8 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
215.0 | ↑ | 209.4 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
37.5 (3/8) |
↑ | 30.4 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
75.0 | ↑ | 70.4 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
80.0 | ↑ | 67.0 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
70.0 | ↑ | 59.7 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
73.1 | ↑ | 67.3 |
楽しい1日であった。 この日は大先輩Sさんからお誘い頂き、瀬田GCへ行ってきたのであった。天気は曇りだったが、そのせいか全く寒くなく、過ぎ行く秋を十分に堪能できたのであった。そしてすばらしい同伴者と出会ったのであった。 メンバーは私、○、Sさんと、仕事関係の知り合いである坂上緑さん(本人が本名でも良いと言っていた・・・というか、HPに載せます、と言ったらすごく嬉しそうにされていたので、堂々とフルネームで、赤字で、すごく大きく書かせて頂こう。これで満足でしょうか?坂上先生)、そのお友達である谷口幸枝さん(同)、そしてSさんの友人で研修生の西山さん(女性)という、華やかなメンバーとなった。
というか、本当はメンバーがあまりにもよく喋るので見られていただけのような気がしてきたが、それが誰のせいなのかははっきり言わない。犯人探しをすると私の身に危険が降りかかるからである。 そんなこんなで前半は写真の組み合わせでスタート。大変にぎやかな楽しいラウンド(これで犯人は2人に絞られたような気がするが気のせいだろう)であった。 坂上さんは理に適ったスウィングで堅実なごるふが身上である。100切り目前で、一番ごるふが面白い時期のせいもあるだろうが、本当に楽しくラウンドされる(この「楽しく」は色々な解釈が可能、と書いてしまえば身も蓋もないので書かない←書いてるって)。 谷口さんはとにかくスウィングが美しい。その美しく力強いスウィングで、ドライバーで200ヤード、バフィーで180ヤードかっ飛ばすのである。しかも放たれる球は正確にフェアウェイを捉える。まだごるふを初めて1年、才能とはこういう人のためにある言葉なのだとただただ驚くばかりであった。 とまあそういう訳で非常に楽しくラウンドできたのであった。やはりごるふは楽しくラウンドするのが正解なのだ。これでいいのだ。 (後半のラウンドはまた明日) 本日の体重・・・66.7kg(正月に向けて再び気を引き締める) |
2003/11/29(64203hit) 瀬田・後半
という訳で速攻で坂上MIDORIさんが掲示板に書き込みをして下さったのであった。「ごる日々友の会」にまた一人すばらしい仲間が増えたわけである。このペースで行けば、今世紀末には3億6000万人ぐらいになるだろう(希望的観測)。MIDORIさん、ありがとうございます。またラウンドしましょうね〜! さて瀬田の後半のラウンドである。せっかくだし、バッグを積み替えて回る事にした。MIDORIさんが後ろの組に回り、代わりに研修生の西山さんがこちらの組に入る。 その西山さんがすごいんだまた。ドライバーは軽く260ヤード以上かっ飛ばすわ、アイアンはラフであろうがベアグラインドであろうがどこからでもグリーンに乗せてくるわ、小技は上手いわ、パットのストロークも安定してるわ、どうして研修生のままなの?と頭の中に疑問符が3億6000万個ぐらい飛び交うぐらい上手い。 もちろん私から見て上手いのは当たり前だが、特筆すべきはその弾道である。やはりプロ(の卵)は違う。ドライバーは打ち出しか高く、なかなか落ちてこない。我々の1.5倍は滞空時間がありそうである。ミドルアイアンはまるで誘導ミサイルのように右サイドからピンに寄っていくし、ショートアイアンはホップして真上から落ちる(下図)。実際に目の前でこういう球を見たら、そら感動しまっせ。 しかも、我々のクラブやパターを全部持ってきてくれるし、カートは停止位置まで動かしてくれるし、ボールやクラブは拭いてくれるし、致せり尽くせりなのである。西山さん本人は「慣れてますのでいいですよ〜」と気軽にして下さるのだが、何だか校長先生に大掃除を手伝ってもらっている小学生のような気分になってしまう我々であった。 しかし、私も頑張ってついていき、瀬田西コース自己ベストを更新した・・・というのは自分の力じゃなくて、西山さんにラウンドレッスンをしてもらったためである。それが極めて的確で、「ほぉー」「なるほど」「そうかぁ」「ホント?」「すごい!」「いやあ・・・(感嘆)」「へぇー!(トリビアの泉)」「なるほどねぇ(重複)」「うそぉ?!(本当だってば)」「私に電話くださいどぞよろしく」と私はびっくりしま崎和歌子であった。 そのレッスン内容はまた後日。技術的で細かな事ではなく、スウィングの基本だったり基本以前の事だったりするので皆様にもきっとお役に立つと思う。乞ご期待! 本日の体重・・・67.5kg(何かの間違いですね) |
2003/11/30(64405hit) スタイリーの謎
西山さんに教えていただいたラウンドレッスンの内容に触れる前に、どうしても片付けておかなければいけない話題がある。そう、スタイリーの謎解きである。 掲示板にスタイリーの書き込み続くので、書きだしっぺの責任上何とかして知っていただきたいor思い出していただきたいと思い、あれから色々と検索しているのだが、なかなか出てこない。やはり30年という月日はただ事ではない。今から30年経ったら私は70歳だもんね。すごいや。って、当たり前だけど。 一応文字で説明しておこう。スタイリーとは健康器具である。形は昔流行った、折りたたみ式の簡易ベッド(スチールパイプとビニールでできたチープなヤツ)を想像していただきたい。これの腰の部分(真ん中)が上下に可動するモノと考えていただければ私の説明は成功したも同然である(gifアニメを作ろうかとも考えたが、スタイリーの説明ために数時間を割いたら、出来上がった瞬間セカンドOBをしたような気分になると思ったので止めた)。 で、自力でこいつを上下させ、全身運動を行うという、ちょっと危険な健康器具であった。健康危惧、なーんて・・・・・(-_-)ゞ で、そのCMでいわゆる「変なガイジン」の社長が出てきて、「私に電話してくださいどうぞよろしく」と決め台詞を言うのだ。それが珍しくて、結構子供の間では話題になったものである。思えば、このフランク社長が「変なガイジン」の走りではなかったか(「変なガイジン」という言い回しには差別的意図は全くありません。念のため)。 うーん、知って欲しい。さらに探すと、かろうじてCMのナレーションは出てきた。こんな感じである。 ♪スタイリースタイリースタイリースタイリースタイリースタイリー♪ (男性アナウンサー) 胸を豊かにするスタイリー 脚を美しくするスタイリー ウエストを細くするスタイリー 皆で楽しくスタイリー スタイリーは組立式ですからこのように簡単に折りたためます (フランク社長) 「アメリカで生れたスタイリー 私に電話してくださいどうぞよろしく」 画面では、2人ぐらいのモデルさんがすごい勢いでスタイリーをぎったんばっこんしている。その勢いとバックの無機質なナレーション、そしてフランク社長のたどたどしい日本語。今思えば、結構シュールなCMであった。ああ、古き良き時代よ(完全にオヤジだな)。 っていうか、ごるふネタ皆無じゃん。 本日の体重・・・67.2kg(こんにゃくを食べましょう) |