2005年11月1日〜15日
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11月前半 |
2005/11/1 (369865hit) スクラップアンドビルト
8日ぶりに練習へ行ってきた。ここ2週間ほどの「トホホくぉたま練習」でついた悪い癖がぼちぼち抜けているのではないかと期待して。 恐る恐るアプローチから。少しずつ思い出しながら。そのうち、4球に1球ぐらいいい球が出だした(←確率低すぎ)ので、掲示板で北見さんに教えていただいた「右手部分にだけタオル巻きスウィング」をしてみた。 くぉたまと同じような効果があり、しかも左手が滑らないので大変いい感じだ。また、掲示板で仰っていたように、右手がどう悪さをしているかが強調される。球筋と一緒にチェックすることで自分の悪癖(私の場合トップから右手に力が入る)がはっきり判るので、これはお勧めである。北見さん、ありがとうございました!(でもしばらく続けてると「トホホくぉたま」のイメージが出てきたので、しばらくはたくさん打たないようにします・・) さて、それでは8アイアンだ。やはり左へフックする。ダメか・・・・いや、もっと積極的に修正する気持ちで打たなければ。とにかくインサイドに引きすぎているのだから、腕ではなく体を使ってクラブを持ち上げるつもりでバックスウィングして・・・うん、だいぶ左への曲がりがましになる感じだ。しかし相変わらずボールは左へ飛び出して左へ行く。 ショートアイアンからミドルアイアンに持ち替え、再度トライ。いかん。まだ左へ行くぞ。しかもバックスウィングで全精神力を使い果たしてしまい、球にまともに当たらない。 私は頭の引き出しから今まで見聞きしたり自分で思いついたり会得したありとあらゆるTipを取りだし、目の前にぶちまけ、一つ一つチェックしていった。周囲の人はいきなり頭の中から「腰くいっ」とか「ツアーテンポ」とか「ハンドダウン」とか「グリップゆるゆる」とか「トップから自由落下」とか「ジム・ヒューリック」とかを打席にぶちまけた私をあきれ顔で眺めている。なかにはしげしげと眺めたり、「兄ちゃん、これ、なんでっか?」と質問してくるオヤジもいる。ああ、鬱陶しい。こら、そこ、勝手にジム・ヒューリックにサインをねだるな! 騒ぎが一段落してしばらく練習していると、どうやら「背中を向けたままダウンスウィング」と「左ひざの位置や角度をできるだけ動かさないでスウィング」がぴったりと収まってくれたようだ。わずかながらフェードした球も出るようになってきた(プッシュしてフェードだからまだダメだけど)。 よーし、この調子で、災い転じて何とやら、スウィングのスクラップアンドビルト(正確にはビルトアンドスクラップアンドリコンストラクション)を完成させるぞ! |
2005/11/2 (370502hit) ジャンボの破産
ジャンボが破産(個人として民事再生手続き)した。プロゴルファーの個人破産は珍しいのではないか。しかも日本のプロの中で最も稼いだはずのジャンボが破産するというのは意外な気もする。 今は違うかもしれないが、昔はプロゴルファーというのはやくざな商売だったように思う。やくざといってももちろん「イコール暴力団」という訳ではなくて、ちょっとだけ堅気の人間とは一線を画しているという意味だ。そういう世界に身を置いていれば、金銭のトラブルはどうしても起こりやすくなるだろう。 そして確かに、彼に莫大な借金があったことは公然の事実だ。その借金については良からぬ噂を含めて色々と語られているものの、そんなことはどうでも良い。彼個人の問題で彼のゴルファーとしての魅力や功績をスポイルするものではないからだ。問題は、彼個人と関係団体がどういう行動を取るかだろう。 JGTO(日本ゴルフツアー機構・・・プロのトーナメントを統括する団体)はどうか。今も書いたように、破産した事は彼個人の問題であり、プロゴルファーとして試合に出続ける事とは直接関係がないように思う。また、JGTO側もこういう事態は想定していなかったらしく、規約も整備されていない。 トーナメント規定には「ツアーの名誉・信用・品位を著しく失墜させた行為をはたらいたメンバーに対し、最高で除名処分が下される」という条項があるらしいが、JGTO専務理事によると「今回のケースはそれに該当しない」とはっきり言明している。従って、彼が試合に出ることに関しては何の問題もなさそうだ。 PGA(日本プロゴルフ協会・・・プロフェッショナルゴルファー資格の認定するところ。すべてのプロゴルファーの統括団体)に関しては微妙だ。PGAでは、過去に個人破産した会員はみな退会しているらしい。しかし去年谷口徹が脱会したように、退会しても試合への出場資格には問題はない。 さらに、彼は永久シードを持っているので、その資格でも試合に出続る事が可能だ。つまり、たとえPGAを退会となっても、彼のプロゴルファーとしての活動にはほとんど支障が出ないのである。 破産したことに関してはもちろん褒められたことではない。債権者に迷惑をかけ、プロゴルファーのイメージを損ねたのは事実だ。そういう観点から、PGAはやはり何らかのペナルティを課すべきであろう。それが最低限の社会的責任だと思う。 ただ、PGAが重い腰を上げるかどうか・・・・ジャンボと言えば押しも押されぬ大看板だし、臭いものには蓋をするというのが日本のこういう団体の得意技だしね(ジャンボ本人が「臭いもの」という意味ではありません。念のため)。 そういえば、不純異性交遊(←古っる〜!)や飲酒・無免許運転疑惑で問題になった某女子アマチュアはまだプロの試合に出てるんだけど、そっちの |
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 松 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 竹 | total |
par | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 72 |
score | 5 | 3 | 4 | 5 | 6 | 4 | 5 | 6 | 3 | 41 | 4 | 3 | 5 | 6 | 4 | 5 | 5 | 5 | 5 | 42 | 83 |
△ | − | − | − | ■ | △ | △ | △ | ○ | − | − | △ | △ | − | ■ | △ | − | △ | ||||
putt | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 3 | 2 | 1 | 0 | 14 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 3 | 17 | 31 |
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | ||||||||||||||||
*1・・・本文参照。トホホ度4 *2・・・ボギーでもミスショット4連発はあかんやろ>俺。トホホ度3 *3・・・グリーン横からちょっとトップ目のアプローチがチップイン。「ミスショット ドキッとしたのに カップイン 嬉しくもあり悲しくもあり」ウホホ度1 *4・・・本文参照。トホホ度5 *5・・・いくら横からとはいえ、最終ホールで1.2mのパーパットを外すのはお粗末極まりなし。トホホ度4 ウホホ13p(1p + パー1p×7 + 寄せワン1p×5) VS トホホ16pで内容としてはトホホの勝ち |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
1バーディ 8ボギー 2ダボ |
83 (+11) |
↑ | 85.1 |
平均パット数 Putting average |
1.722 (31) |
↑ | 1.889 (34.00) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
5.56 (1/18) |
↑ | 4.88 (0.88/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
44.4 (8/18) |
↓ | 47.6 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
88.9 (16/18) |
↑ | 82.3 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
27.8 (5/18) |
↓ | 38.8 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
83.3 (15/18) |
↑ | 82.7 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
71.4 (10/14) |
↑ | 58.4 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
210.7 | ↓ | 224.3 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
45.5 (5/11) |
↑ | 34.3 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
67.9 | ↑ | 66.4 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
58.3 | ↓ | 71.8 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
47.1 | ↓ | 61.3 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
36.7 | ↓ | 67.2 |
昨日は会場記念日杯。久しぶりの競技である。しかし私の調子は競技に出るどころか普通のラウンドさえ怖い状態だ。怖い?そう、怖いのだ。怖くて怖くてたまらなかったのだ。 パー3を除く14ホール全部でチーピンだったらどうしよう。アイアンがすべてチョロだったらどうしよう。アプローチがすべてチャックリかトップだったらどうしよう。そして、100どころか120も140も叩いたらどうしよう。みんながそんな私を見て嘲笑したらどうしよう。私は本気で恐怖していた。 しかし冷静になって考え直した。しょせん遊びじゃないか。お前はプロごるふぁーか?今日の競技で人生が左右されるのか?大金をニギってるのか?お前の成績を世界中の人が注目してるのか?俺が大叩きしたからといって、明日世界が終わるのか?すべてノーだ。恐怖する理由がどこにある?それに、 お前がヘタなのは自業自得だ。 そう思うと、とたんに気が楽になった。100叩いても120叩いてもそれが俺の今の実力だ。それ以上でも以下でもない。ごるふに出会えた幸せ、そしてごるふができる幸せに感謝(by ゼクさん)して、楽しく明るくラウンドできればそれで良いではないか。 と自分自身を誤魔化しつつ、ラウンドスタート。おっかなびっくりのティショットは、芯からはるかに外れた場所に当たって距離はトホホだったものの、何とかフェアウェイをキープした。2打目はわずかに届かず、寄らず入らずのボギー。しかし今の私には十分だ。 そう考えて肩の力が抜けたのが良かったのか、2〜4番ホールまでパー。ごるふの神様は謙虚な人間には優しいらしい。 5番ホールパー4。オナーでティグラウンドに上がった私は、「ぼちぼち気がゆるむ頃だぞ。ここまで出来過ぎなんだから。お前の実力はもっと下なんだから。だからいい気になるなよ」と自分自身に言い聞かせてティショット・・・したのにチョロしてしまった。ごるふの神様は取ってつけたような謙虚さをお見抜きになるようだ。 2打目を7アイアンで残り100ヤードまで持っていくも、3打目のウェッジショットはスカのような当たりでグリーン手前へ。4打目のアプローチも5mオーバーしてしまい、2パットでダボ。でもまあこんなものだろう。 6番、7番はアプローチをミスしたり3パットしたりしてボギー。まあこんなものだろう(強がりではない)。そして8番パー5。ドライバーがやっと、久しぶりに当たる。しかし後が続かず、3打目をグリーン手前のバンカーへ。4打目はただ出ただけ。最近バンカーショットが良くないん・・・いや、こんなものです私の実力。5打目を1mに寄せて、綱渡り的1パットボギー。 最終ホール、ティショットは調子に乗って大振りした(←全然謙虚じゃないって)せいかトップして170ヤードしか飛ばず。2打目、残り160ヤードできつい打ち上げ。2番手は上げなければ届かない。普通なら4アイアンだがどう考えても4アイアンなんて今の私には絶対に打てない。7Wの方が確率が高いだろう。オーバーしてもいいつもりで、短く持ってフルショット。左足上がりで左へ飛ぶかと思ったのにボールはそのまま右へ真っ直ぐ行き、グリーン右のラフへ。 そこからのショットは、やっぱりごるふの神様がボーナスをくれたんだと思う。ところで、ウェッジによるアプローチがトップ目にはいると方向性がとても良い事に気づいたんですがそれって当たり前ですか? (続く) |
2005/11/5 (372212hit) 会場記念日杯(その2)
アイアンがボロボロのグズグズのろくでなしの人でなしの鬼!あんたなんか鬼よ!ひどいっ!ひどいわっ!私を欺したのね!呪ってやる!!あんたを一生呪ってやるわと取り乱すほど酷くても、ドライバーがそこそこ飛び、パットがそこそこ入れば何とかなるもんだ。 チップインバーディという純粋なおまけ(しかもこのおまけがのちのち生きた)もあり、前半はショットの内容を考えれば出来過ぎの5オーバー。1ヶ月ぶりの良い成績だ・・・っていうか、成績の事なんてどうでもいいって昨日書いてなかったか?>俺。・・・・つくづく浮かばれないヤツ。 さて後半。相変わらずアイアンはへろへろのぶよぶよのぐちゃぐちゃの最低のクズ!お前なんてクズだ!ゴミだ!いやゴミ以下だ!俺の目の前から消えてなくなれこの野郎!!おととい来やがれ!!と無理難題をふっかけるぐらい悪かったがしのぎにしのいで5番ホールが終わった時点で2オーバー。 しかし6番。打ちおろしを見て195ヤード。4アイアンで放たれた私のティショットは大きく右へ飛びだし、そのままサブグリーン右端へオン。2打目はちょっと高い位置にあるサブグリーンを横切り、1m程の傾斜を下り、グリーンに入ってすぐの場所に切られたのピンを狙うというトホホな状況。寄るわけがない。 低い球でサブグリーン上を転がし、両グリーンの間のラフでブレーキをかけ、勢いを殺して最後の数バウンド目でグリーンに乗せる方法(考えることだけは一人前である)が最善と考えた私は、球を右足の外側へ置き、PWを持って上からぶつけるようにショットした。手ごたえはまずまずだ! こういった、練習していないショットをぶっつけ本番でする際、人は2つのグループに分けられる。失敗を恐れず思い切りトライするタイプと、腕が縮こまってしまうタイプである。自慢ではないが私は後者だ。つまり、ボールは狙いよりはるか手前であるサブグリーンの中央に落ち、そこから十分に減速しつつ両グリーンの間のラフに転がり落ちていった。教訓:サブグリーンは重い。 深いラフからの3打目はトップ目に入り、2パットでダボ。アプローチの2連続ミスはちょっと悲しい。 その後はボギー、パー、ボギー、3パットボギーと私らしい上がりで42。グロス83,ネット70。普通なら箸にも棒にもかからない成績だが、たまたま良い成績の人が少なくて4位か5位ぐらいに入賞してしまった(注:後日確認したら6位でした。ツアーステージスペシャルボックスが商品でした)。 アテストを済ませ、同伴競技者の人たち(今日は4人とも初対面だった)は帰宅し、一人食堂へ。食堂ではバイキング形式で会場記念のパーティが行われていた。私は一人で隅の方の席に座り、一人で酢豚やローストビーフやミックスサンドや蛸のマリネを皿に取り、ノンアルコールビールを1本もらい、一人でグラスにつぎ、一人で黙々と食べた(○は今日は息子と留守番だった)。すごく寂しかった。 その寂しさに耐えきれず、成績発表が始まる前に私はこっそりと家路についたのであった・・・(だからはっきりした成績は判らなかったのだ) 返杯を 注ぐグラスも 自分のだ |
2005/11/6 (372593hit) 芝枕
練習をしながら、こう考えた。 智に従えば思い切りがなくなる。情にまかせればまともに当たらない。意地を通せばインパクトが窮屈だ。とかくにスウィングは難しい。 難しさが高じると、色々と工夫したくなる。工夫してもまったく上手くならないと悟った時、あきらめが生まれ、自然体ができる。 と夏目漱石はその著書「芝枕」で語った(嘘)が、全くその通りである。 練習してもなかなか上手くならない(ときにはヘタになったりする)が、練習しないと間違いなくヘタになる。考えすぎるとスムースなスウィングはできないが、考えずに振るといつまでたっても同じミスを繰り返す。腕の振りに気を配ると下半身がおろそかになる。下半身に意識を集中すると上半身の動きがバラバラになる。思い切って振っていこうとするとリキみすぎてガチガチになる。リキなまいように振ろうとすると切れも鋭さもなくなる。とかくにスウィングは・・・・だ。 しかし、何度も書くが私のレベルではミスショットが出て当たり前なのだ。芯を喰ったドライバーショットがドロー回転で空高く舞い上がり、250ヤード先のフェアウェイ中央へ落ちるなんて事も、アイアンショットが理想的な軌跡を描いてピンの根元に落ちるなんて事も絵空事なのである。そういう球が打てた時は偶然に偶然が重なった時、つまりたまたま当たっただけなのだから。 これを理解すると、次のステップへ行くのは簡単だ。ミスショットを打ち継いでいかに最小ストロークで抑えるかを考えてプレーすればいいのだ・・・といっても、実際にはなかなかそう冷静には考えられないんだけどね。 いい意味であきらめの気持ちが生まれ、肩の力が抜け、自然体でプレーできるようになるのはいつの日か・・・ |
2005/11/7 (373007hit) ミスショット
週刊Sに青木功プロが連載している「おれのゴルフ」というエッセイがある。今週号にミスに関係する大変興味深い話が載っていた。 曰く、ショットのミスには3種類あり、1つはハーフストロークのミス(小ミスと勝手に命名。以下も同じ)。2つめは1ストロークのミス(池に入れる、林の中から出すだけ、など。中ミス)。3つめは2ストロークのミス(OBやロストボールなど。大ミス)だという。 3番目の大ミスは次打で挽回したくても球自体打てないわけで、これはどうしようもない。しかし上級者やプロはめったにこの大ミスをしない。競技・試合において2ストロークのミスは致命的であるからだ。 で、最初の2つだが、ミスが小ミスに分類されるか中ミスに分類されるかはそのプレイヤーのレベルによって様々だ。私のレベルで言うと、ハーフストロークの小ミスはドライバーの当たり損ない(8割ほどしか距離が出ない場合)、深いラフに入る、フェアウェイウッドのトップボール、アイアンがグリーンをわずかにこぼれる、15m以上のパットが残るなど、限られた状況しかない。 一方、1ストロークの中ミスはチョロ(全ショットにおいて)、バンカー(フェアウェイやグリーン回りに関わらず)に入る、30ヤード以上のアプローチが残る、アプローチの大きなミス、ノーカンパットなど実際によく遭遇する多くの例を挙げることができる。 これらのミスは昨日も書いたようになくす事なんて不可能。逆に私のHDCPだと1ラウンドで小ミスを26回しても許容範囲ということになる。お好みで小ミスを12回と中ミスを7回それぞれ盛り合わせてもいい。うーん、気が楽だ。 1ラウンドで26回の小ミスが許される(というか、して当たり前)ということは、私ごときのレベルではドライバーの当たり損ないが14ホール続いても全ホールでパーオンしなくても全然恥ずかしくないということなのである。 もちろんドライバーもミス、アイアンもミス、アプローチもミス、パットもミス・・・と1ホールでたて続けに起こればイヤになるしスコアにもならないが、自分で思う以上に自分はミスしても恥ずかしくないときちんと理解していれば、ミスショットが続こうが重なろうがあまりカリカリしなくて済む。 ただし、実際にコースでミスをするとそれが当たり前だと判っていても腹が立つものだ。でも腹を立ててはいけないから我慢する。そしてあわよくばそのミスを取り返そうとする。これはあらゆるレベルのごるふぁーに共通した真理だと思うが、実はそうではないのだ。 冒頭のエッセイに戻る。30年前、彼が尊敬するある人が青木プロにこう言った。 「青ちゃん、試合中のミスは挽回するものじゃない。許すものだと思うよ」 うーん、深い言葉だ。自分を許す・・・甘美な響きだ。私の得意技だ。ミスしても「まぁ、ええか(青木プロなら『しゃーあんめえ』と言うだろう」で済ますことはごるふの神髄なのだ。 ちなみに、この言葉を青木プロに話したのは、中部銀次郎氏である。 |
2005/11/8 (373632hit) 最近のわたくしとトーナメント
最近忙しくてごるふとはむえんに近い生活を送っている編者である。むえんといってもバターやガソリンではない(それは「無塩」と「無鉛」だ)。 昨日は午前3時まで、一昨日も午前3時まで府内某所で秘密こうさくをしていたのだ。秘密こうさくといってもテロ活動や夜遊びではない。またこうさくと言っても島君や山田君と一緒にいた訳ではない(それは「島 耕作」と「山田 耕筰」だ)。 そういう訳で昼間は眠くて仕方ない。昼間の休憩時間にふと目をつぶれば一瞬で夕方の仕事時間になる。睡眠するかの如く気絶しているのだ。まるでタイムマシンだ。気絶がタイムマシンなら一度ぐらい10年前や20年前に目が覚めないかと思ううのだがあいにくそんな事は1回もない。 だから練習に行けない。誰に対して何のために言い訳をしているのかよく解らないが現状はそういう事で、よって今週の私とごるふとの接点はTVでのトーナメント観戦だけなのであった。 ミズノクラシック。ラウンドした事のあるコースで開かれるトーナメント中継は面白い。しかし5連覇とは。「前人未踏」とか「快挙」とかの陳腐な形容ではもう表現できないぐらいの凄さである。あのショットの正確性、パットの上手さはタイガーを上回るのではないかと思ってしまう。 アニカと言えば「54ヴィジョン」(全ホールバーディを獲る事をラウンドの目標にする)だが、これは乱暴に言えばその人の生き方や普段の考え方がスコアに直結するという思考である。 それを実践している彼女が現代を代表するプロゴルファーであるという事は、とりもなおさずごるふが人生に匹敵する(あるいは人生を十分に左右する力がある)ゲームだと言えるのではないか。だからやっぱりごるふは面白いし、ごるふは人生の大部分をかけて熱中してよいゲームなのだ。 アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン。長ったらしい名前だが、主催者が読売新聞社、特別協賛がアサヒ緑健、開催コースが麻生飯塚ゴルフ倶楽部だから必然的にそうなったのだろう。去年から始まったトーナメントで何を記念(メモリアル)しているのかよくわからない。名刺の肩書きと同じで長ければ箔がつくと考えているのだろうか。ちなみに「・」を入れて23文字は今年のトーナメントで最長の名前だ。さてここで問題です。逆に、今年の日本男子ツアーで一番短い名前のトーナメントは何でしょう。答えは一番下に。 そんな事はどうでもよく、優勝したのは矢野東。人間を外見だけでしか判断できない日本ごるふ界重鎮のお偉方にとっては女性に人気があってチャラチャラした茶髪の不良プロである彼なんて目障りで仕方ないんだろうけど、私は大好きである。それに、彼は日大ゴルフ部時代に関東アマ、朝日杯全日本学生、全日本学生王座決定戦を制した実力者なのだ。 ちなみにサングラスのオークリーが契約しているプロゴルファーは、日本では矢野東と宮里藍の2人だけ。趣味はスキー、スノーボード、サーフィン。こういう個性的(今の若者にすれば個性的でも何でもないのだが、ごるふ界の中では個性的になってしまうのが悲しい)で人気実力を兼ね備えたごるふぁーがどんどん台頭してくるのが男子ツアーにとって最も良い事だと思う。お偉方はもっと矢野東やすし石垣を大事にしなさい。 日本シニアオープンについてはまた明日。 問題の答え:中日クラウンズ |
2005/11/9 (374215hit) ヒーロー
今でこそ体も心も汚くだらけきった中年オヤジである私だが、そんな私にも純真無垢な少年時代があった。 そんな純粋だった少年のころの私は、親やTVの言う事、本や漫画に載っている事は100%正しいと信じ込んでいた。今でも「蛍光灯は点けたり消したりする瞬間に莫大な電力を消費する」だとか「悪い事をすると鬼がやってきてさらっていく」だとか「幼きは親に従い、結婚しては○に従い、老いては子に従え」だとか、「川口浩はいつも命賭けで探検していた」などという事を心の底では信じてしまっている節がある。 中嶋常幸プロがプロデビューしたのは氏が21歳だった1975年。華奢な体を目一杯使った、それでいて美しいスウィングから放たれる正確なショットと、父親による徹底した英才教育により「ゴルフサイボーグ」というニックネームで呼ばれたほどである。 そのカッコ良すぎるニックネームに魅せられ、ゴルフ界の超新星として少年誌やTVなどで彼の特集が組まれるたびに、当時小学6年生であった私は熱狂したのである。そう、彼は私のヒーローだったのだ。その思いが刷り込まれているため、「中嶋常幸」は私にとって特別の響きを持つ名前になっている。そういう人は私の同世代にはきっと多いに違いない。 そんな中嶋プロがシニアオープンで優勝。シニアの試合といえど、友利プロ、海老原プロ、室田プロ、飯合プロなどそうそうたるメンバーが揃っている中での優勝は十二分に価値がある。 レギュラーツアーでも十分に戦える力を持ち、さらに出場資格も持っていながらシニアの試合に出たのは、もちろんシニアのナショナルオープンを早いうちに獲っておきたいという気持ちがあっただろうが、それよりも日本ツアー全体の活性化を考えての事だと思う。彼はヒーローなのだから、私利私欲だけで動くわけがないのだ。 これから3年後、5年後になるとレギュラーツアーで活躍した選手がどんどんシニア入りしてくる。ジャンボもいずれはシニアツアーに参戦するだろう。また一つ楽しみが増えるという訳である。 しかしそうなると、先週末のように同時に3チャンネルでゴルフ中継が放映されるという事態になりかねない。ああ、トリプル録画できるHDD&DVDレコーダーが欲しいなあ。 |
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 梅 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 松 | total |
par | 4 | 4 | 3 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 36 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 71 |
score | 4 | 4 | 4 | 6 | 5 | 5 | 4 | 5 | 5 | 42 | 6 | 3 | 5 | 6 | 4 | 4 | 2 | 5 | 4 | 39 | 81 |
− | − | △ | ■ | △ | △ | △ | △ | − | ■ | − | △ | △ | − | △ | ◎ | − | − | ||||
putt | 2 | 1 | 2 | 3 | 2 | 3 | 2 | 1 | 2 | 18 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 | 0 | 1 | 2 | 16 | 34 |
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | *6 | |||||||||||||||
*1・・・ティショットは引っかけトップで180ヤード。2打目も引っかけてグリーンに乗らず。アプローチは上手く打てたが6mから3パット。トホホ度3 *2・・・ティショットはプッシュ、さらに大きくスライスしてOB。スライスが打てたのは久しぶりだ。トホホ度1 *3・・・トップした8アイアンがピン1mに付くも、これを外す。情けない・・・トホホ度4 *4・・・95ヤードをPSで上手く打ててグリーンセンターにオンするも、7mを3パット。お粗末。トホホ度3 *5・・・本文参照。ウホホ度5 *6・・・3ヶ月ぶりぐらいにアイアンがダウンブローに打てた。ウホホ度2 ウホホ13p(1p + パー1p×7 + 寄せワン1p×5) VS トホホ16pで内容としてはトホホの勝ち |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average |
1イーグル 8ボギー 2ダボ |
81 (+10) |
↑ | 85.0 |
平均パット数 Putting average |
1.722 (34) |
↑ | 1.889 (34.00) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
5.56 (1/18) |
↑ | 4.89 (0.88/18) |
|
パーセーブ率(%) Par saving average |
44.4 (8/18) |
↓ | 47.5 | |
ボギーセーブ率(%) Bogey savin average |
88.9 (16/18) |
↑ | 82.4 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
44.4 (8/18) |
↑ | 38.9 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
88.9 (16/18) |
↑ | 82.8 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
64.3 (9/14) |
↑ | 58.5 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
197.9 | ↓ | 223.8 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
28.6 (2/7) |
↓ | 34.2 | |
ファインショット率・ドライバー(%) Driver-shot achievement Pct. |
42.3 | ↓ | 66.0 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
100 | ↑ | 71.9 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
66.7 | ↑ | 61.4 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
59.1 | ↓ | 67.0 |
いい天気の秋の1日。3週間ぶりに○と一緒のラウンドである。本当なら一番練習できる時期なのに公私ともに忙しく、ほぼ練習なしで臨むラウンドだ。スコアよりも納得のいくスウィングとコース戦略を目標にスタートする。 ティショットは相変わらず。ドライバーでまともに当たったのは9発中1発だけ。しかしずっとチーピンか引っかけだったのに、1発だけスライスが出たのは戻ってきた証か?(OBになったけど)。 箸にも棒にもかからなかったアイアンも少しずつ良くなってきた。バックスウィングで右へスエィしないよう右ひざをロックし、逆にダウンスウィングの時は上半身があまり左へ突っ込まないよう気をつけるとだいぶ良くなってきた。 アプローチはすごく良いかすごく悪いかのどちらか。悪い時は器用な腕だけで何とかしようと考えた時。良い時はひざで運ぶようなイメージが持てた時。練習不足だし、こんなもんでしょう。 パットはアコーディアグループに変わって早くなったグリーンに手こずり、3パットを3回、1m前後も3回外してしまった。でもいいパットも3つぐらいあったし、まあいいか。 さて、それでは今日のハイライト。あの、まあ、結果オーライというか純粋なラッキーなのだが、 Eagleキタ━━(゜∀゜)━━!!!! 松コース7番、386ヤード打ちおろしのパー4。ティショットは7Wで今日イチの当たり。ホントに久しぶりに気持ちよく打てた。フェアウェイ左サイドの、フラットなベストポジションへ。 2打目地点へ向かうカートに乗りながら、私は何故か唐突に、タイガーがいつかのトーナメントで放った、2打目が直接ピンの根元を直撃し、ガコン!と大きな音を立ててカップに消えるショットを思い出した。そして、ふと「そんなショットが打てたらいいなあ」と思った(嘘のようだが本当である)。 さて、次のショットは残り140ヤードの打ちおろし。ピンは左奥。アイアンでフックしか打てない私にはいいポジションだ。9アイアンを持ち、さっきのティショットのイメージを思い出しながらスウィング。まずますだ。 ボールはピンのやや右へ飛びだし、ピンに向かってフックしている。しかしやや刃先に当たったため思ったより早く推進力を失い、落下しだした。手前はバンカーだ。こらえろ!届いてくれ! その願いが通じたのか、ボールはピンの左手前に位置するバンカーのすぐ先に落下してくれた。さらにワンバウンド目が真っ直ぐピン方向へキック!そのままピンに真っ直ぐ寄っていき、 「ガシャン」 と大きな音を立ててピンを直撃。そして一瞬の間の後、白いボールは視界から消えたのであった。 生涯で聞いた中で間違いなく5本の指に入るいい音だった。 感想:うれしいよ〜〜〜〜! |
10日、一緒にラウンドしたのは50代後半〜60代のニギリ友達らしき2人だったのだが、いやまあこの2人がひどかった。特に、ある国の金●日総書記にそっくりなオッサンの方は、今までの同伴者ワースト1にノミネートされる最低のスカタンだった。 まずスタートして最初のホール。2打目のアイアンをミスショットした金●日。すると間髪入れず大きな声で「クソッ」と叫び、クラブで地面を叩く。っていうかそういうお前がクソだ。そしてその下品な叫び声とコース破壊はミスショットのたびに繰り返された。 ミスショットの後には必ず「おかしい。今日はどうもおかしい」と大声で言い訳。普段の俺はもっと上手いと言いたいらしいのだが、本当に上手い人はそんな言い訳はしないし、第一ストレートすぎて言い訳にもなっていない。 言い訳といえばフェアウェイのボールを「わあ、ディボットに完全に入ってる」と叫んでた事もあった。いちいちうるさい。別に報告する必要ない。黙ってミスショットしとけ。 この3つのエピソードから解るように、とにかくよく喋るんだこの金●日。我々夫婦は最初の数ホールでこのオッサンに見切りをつけ、心にシャッターを下ろしたので何を喋ってたのか知らないが、うるさかった事だけは覚えている。 その口は人がアドレスをしてても閉じる事がなく、さらに加えて、ティグラウンドでもフェアウェイでもグリーンでも人のスウィング中でもストローク中でもごそごそフラフラと歩き回り動き回り素振りしまくり、その落ち着きの無さはゴキブリの如くであった。もし私がショットガンか何かを携帯していたら間違いなく3回は威嚇射撃をしていただろう。 また、2人ともニギリの勝ち負け以外には興味がないらしく、自分たち2人が先にホールアウトすれば勝手に「勝った」「負けた」と騒ぎながらグリーンを降りて行ってしまう。ティグラウンドでもレディスティから打つ○のショットはほとんど無視し、先にカートに戻って2人で話をしている。ある意味せいせいするものの、それはマナー違反だろうが。 マナー違反といえば自分のボールが先にあれば人のボールの前でもどんどん歩いていくわ(「打ちます」と声を掛けた事が数回)、パー3で後続組に打たすためグリーンを開ける時でもノロノロと歩いて多くの人間の神経を逆撫でするわ、「ナイスパー」と声を掛けても無視するわ(パーを獲った3回中3回とも無視された)。 これらの言動に共通するキーワードはただ一つ。「自分勝手」である。人の気持ちを思いやったり、人がどんな気持ちでいるのか考えたり、人のためになる事を率先して行ったりした事がきっと生まれてから一回もないのだろう。社会生物学的には真っ先に淘汰されるべき個体である。そんな個体が生き残っている人間社会のひずみを、私はフェアウェイの上でしみじみと感じたのであった。 まだある。セルフプレーなのにずっと自分のパターを持たずにグリーンへ上がっていく。最初のうちは私が3人分のパターを持っていったりしたが、持ってきてもらって当たり前という態度に加え、数ホール消化しても自分で持っていくそぶりが全く感じられなかったためアホらしくなって止めた。その後は、もう一人のおっさんが金●日のパターをいつも持っていっていた。 ティグラウンドでは3回中2回は一度セットしたティの高さを調整しなおすし、4回中3回はプレショットルーティンで2回も後ろに立って飛球線を確認する。つまり球の後ろで飛球線を確認し、スタンスを決め、アドレスを取り、打つのかなと思ったらまた後ろに回って飛球線を確認し以下同文。2ホール目から金●日が打つ時は必ず背を向けて見ないようにしていたのは言うまでもない。 さて色々と書いてきたが、最後に、大抵の事なら笑って済ませる事ができる訓練を家庭内で受けているこの私が思わず舌打ちしてしまった(←人の事は言えない。反省)金●日のとっておきのむかつき行動を紹介しよう。 後半スタートホールのグリーン上。この金●日、ボギーパットであろうがダボパットであろうが2m以上のパットはすべてボールの後ろからとカップ側の両方からご丁寧に読むのだが、この時、私のマークはカップを挟んで金●日のボールのちょうど反対側にあった。 それまでと同じように自分の方からたっぷり時間を掛けてラインを読んだ後、カップの反対側へ歩いてくる金●日。私のマークのやや後方に座り、再びたっぷり時間を掛けた後に立ち上がる。そして、 私のラインを縦に踏みながら向こう側へ帰っていった。 いやあ、わしも長いことごるふやってまっけどな、ラインを縦に踏まれたんは初めてですわ。反射的に舌打ちしてしもたんはそらぁ褒められたことやありまへん。けどな、よう金●日の後頭部に2ボールパターをめり込ませへんかったなぁって思いましたな。 試合でも競技でもないし、そんな事ぐらいで腹立てるのは過剰反応かもしれん。わたしかて人のライン踏むこともあるし、気づかずマナー違反することもある。せやけど、このオッサンは一事が万事でっしゃろ?これまでさんざイヤな思いさせられてきて、きっと怒りが爆発したんでっしゃろなぁ。っていうか、ええ加減にしとかんとホンマにしばくぞオッサン!! おまけにこの後、オーバーして入らなかったボールを「お先」した(もちろん「お先」なんて言葉に出すはずもないが)金●日は、ご丁寧にも私のパットが通過するであろう、カップのすぐ淵(白丸)を踏んでボールを拾ったのであった。 今日の教訓:気をつけよう マナー違反は 他山の石 |
2005/11/13 (376262hit) スパムメール
毎日毎日メールボックスに溢れるスパムメール。プロバイダ提供のフィルタをかける事で、そのまま「迷惑メール」のフォルダに振り分けられるのだが、たまに大事なメールも迷惑メールと判断されてしまうため、結局1つ1つチェックしないといけない。 全く時間と労力の無駄である。全世界でこうして浪費されるエネルギーは莫大なものになるはずだ。人間の悪意がはっきりと形になったもの、それがスパムメールだ。 さて、スパムメールの内容といえば「すけべえ」と相場が決まっているのだが、最近それだけでは引っかかる人間が減ってきたらしく「すけべえ+金儲け」というパターンが圧倒的に多い。「逆援交」とか意味不明の変な日本語を作るなっちゅーの。 ところが昨日の事。その迷惑メールを1つ1つ消去していると、「Re:遅くなりました」とか「セレブな女性の●●が」とか「当選されました!」といった憎むべき件名の中で、1つだけ異彩を放つものがあった。それは「私とラウンドして下さいませんか」というものであった。 何故ラウンド?ははーん、どこかの名簿屋から、ごるふに関係するメールアドレスを手に入れ、それを狙った新手の詐欺だな?と私は思った。ごるふが好きな人間なら、ちょっと気になる題名だ。私は誘惑に耐えきれず(誤解しないように。日記にネタになるかな?という誘惑である)、中を見てみることにした。以下がそのメールの内容である(ウェブアドレスは変えてあります)。
やれやれ、スパム業者も手を変え品を変え、ご苦労なことである。「すけべえ」も「すけべえ+金儲け」もだめなら、今度は「ごるふ」か。まあこんなメールに欺される人はいないと思う(だって、よく読めばスパムメールのいかがわしいキーワードを「ごるふ」に変えてるだけだし)が、万が一と思いここに晒すことにした次第である。 当たり前だが、こんなおいしい話はありません。ごるふの事になると目の色が変わる私のようなタイプの人は、どうかお気をつけ頂きたい。ウェブアドレスをダブルクリックした瞬間、貴方のコンピュータにはウイルスやスパイウェアがインストールされ、メールアドレスが使われていることが知られ、銀行預金が10分の1になり、車を当て逃げされ、会社をクビになり、取引先が倒産し、ホームレスになってしまうかもしれないのだから。 あっ、ついでに、スパムメールをチョイチョイと編集して架空のメールをでっち上げ、日記のネタにしようとするバチ当たりなウェブ編者にもどうか欺されないようご注意いただきたいと思う次第である。 |
2005/11/14 (376784hit) 男子トーナメント雑感
三井住友VISA太平洋マスターズはD.クラークが優勝をさらい、またも日本ツアーとヨーロッパ・アメリカツアーの実力差を見せつける形で終わった。最終ホールでイーグルを獲るあたりはさすが世界ランク20位の選手だ。差がありすぎる。トッププロでさえ国内で満足し、海外に挑戦しに行かない日本の現状ではまあ仕方ないんだろうけど(あきらめムード)。 という訳でいよいよ日本ツアーも大詰めであるが、これから3週間はツアーのハイライトだ。男子は来週のダンロップフェニックスを含め残り3試合で、フェニックスにはディフェンディングチャンピオンのタイガーが来日する(っていうかもう中国から直接来日したのかな?)。 去年は素晴らしいパフォーマンスを魅せ、長いスランプから抜け出すきっかけになったとは言え、あの忙しい彼が日本くんだりまで2年連続で来るというのは不思議だ。それほど日本を気に入ったんだろうか。まあ、確かに欧米人(ただし「金持ちで知的好奇心が強い」という条件がつくが)にとって、日本は大変興味深い国だと思うけど。 また、その次の週にKochi黒潮カントリークラブで行われるカシオワールドには本物のスーパールーキー、ミッシェル・ウィーが日本初登場。初登場が男子のツアーなんだからやっぱり規格外だ。でもこの週たまたま調子が悪かったり、一緒にラウンドする男子プロはイヤだろうなあ。絶対比較されるし、実際、試合で彼女より上位へ行けないプロや彼女より飛ばないプロもいるだろうし・・なんて思うのは、素人の浅はかな勘ぐりかな? 賞金王争いも佳境である。現在トップの片山が約1億2000万円。2位の深堀が8700万円。3位のS.K.ホが8100万円。ここまではダンロップフェニックスの優勝(4000万円)1発でひっくり返る。そう考えると、6位の丸山大輔(7200万円)ぐらいまではまだまだチャンスがありそう。 最後までもつれた方が見ている方は面白いので、深堀やS.K.ホ、D.スメイル、今野、丸山あたりに優勝してもらいたいと思う自分勝手な私なのであった。 でも本音を言えば、やっぱり来週はタイガーに、再来週はウィーに勝って欲しいなあ。また、ウィーが勝ちそうになり、目を三角にして鬼の形相で追い上げる男子プロの姿も見たいなあ。 |
2005/11/15 (377395hit) 6位の商品
先日の会場記念日杯、結局私は6位だった。で、頂いた商品がこれ。 数量限定・ツアーステージ・X-01Hスペシャルボックス。中身はツアーステージX-01H(ボール)1ダース、キャップ1個、グリーンフォーク1個、ウッドティー20本、ペットボトルホルダー1個となっている。定価は10500円だが、実売価格は8000円〜8500円。 私がもらったのはこの赤と黒の「X-01H」シリーズだが、他に金と黒の「X-01」シリーズもある。ただしそちらは帽子が白地に黒のラインとなる。 ボール1ダースだけで実売価格が6000円なので、2000円少々でキャップやグリーンフォークが付いてくるお得なセットだ(私はタダでもらったからお得も何もないのだが)。限定品でもあり、購入を希望されている方がいるかもしれないので詳細をリポートしよう。 ボールについては市販品そのものと変わらないので割愛するが、この箱がやけに豪華だ。外箱だけでなく、内側のスリーブ箱(?)も立体印刷のようになっている。ボールを出せばすぐゴミ箱行きなのに、こんな所にお金を掛けるなら少しでも安くすべきでは?ブリヂストンさん(タダでもらったから安くするも何もないのだが)。 グリーンフォークとティー。ティーは何の変哲もないものだが長さは8cmとちょっと長め。赤と黒のチェッカー模様が付いている。 グリーンフォークはマグネットのマーカー付き。ごくオーソドックスな形で、重量感もあり使いやすそうだ。 厚みも十分あり、オマケにしてはまずまずか。 マーカーも上の写真ぐらいアップにすればアラが目立つが、実物はそこそこ高級感があるし、十分実用に耐える作りになっている。ただ、この配色では実際のグリーン上で目立たないような気もする。 ペットボトルホルダーは残念ながら一番期待外れだった。ペラペラで、ちょっと作りが安っぽい。「ブリヂストン契約プロも使用している貴重な逸品です」ということだが・・・ 中は一応アルミシートで内張りされているが数回使うと破れてきそうな気がする。細かい部分の仕上げも雑だし(タダでもらっておいて文句言うなって)。 最後にキャップ。黒と赤のツートーンはなかなかカッコイイ。こちらは市販品でも十分通用するクオリティがある。素材もしっかりしているし、ロゴは立体刺繍だ。 左側面にもボールのロゴがある。でも、後頭部の「丸に01」の刺繍はいらなかったのでは・・? 結論。ツアーステージのファン、X−01のファンなら買っても損はないでしょう。しかし、キャップがどんどん増えていく・・・(現在30個ぐらいか?) |