日記123

2006年11月1日〜14日

去年までの日記

今年(2006年)の日記
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11月前半

  2006/11/1 (527502hit) ちょっとエエ話(毒舌あり)


 さて、いよいよ11月。ぼちぼち熱燗が恋しく(呑兵衛)なり、鍋物がおいしく(食いしん坊)なり、日本海から吹き付ける北風が肌を刺す(東尋坊)頃であり、台風の予報に大忙し(ヤン坊マー坊)の季節である。ゴルフのハイシーズンもあと1ヶ月ぐらいか。さすがの大阪でも、もう半袖1日中ラウンドするのは難しいかもしれない。

 さて、あるトーナメントディレクター(と書けば、もう誰か判ってしまうよね。日本に数人しかいないし)のBLOGに、ちょっといい話が載っていた。

 その人が大山志保をインタビューした時の話。普通、プロゴルファーやトップアマは1ラウンドで3〜6個のボールを使用するらしい。もちろんOBや池ポチャで紛失したり木やカート道路を直撃して再起不能な傷を作るアマチュアと違い、見た目がキレイでも数ホールで使い捨てにするのである。

 中にはボギーを打ったらゲン直しのために交換するプロもいるらしい。これはもちろん契約ボールメーカーから潤沢に支給されるからできる事であり、まあ捨てるといっても実際にはファンにあげたり練習用ボールとして使ったりするのだろうが、贅沢といえば贅沢だ。

 だが、基本的に大山は1ラウンドで1つのボールしか使わないらしい。表面に多少の傷が付いても気にしないらしいのだ。もちろん、どちらが正しいとか偉いとかいうわけではなく、性格とか気質の問題だと思う。

 そうするとメーカーから支給される年間何十ダースというボールは新品のまま余ってしまうが、大山は、その余ったボールを全て父親にプレゼントしているらしい。ああ、エエ話やなぁ〜。このエピソードを知って、私は大山のファンになってしまった。


 かねてから、私はゴルフというスポーツがもっと質素にならないものかと考えていた(とか言いながら、ゴルフの小物や道具に凝るのは大好きですすいません)。

 例えば、毎年モデルチェンジされる、10万円近いドライバー。プロ仕様のキャディバッグ。1個800円もするボール。日曜日だと2万円も3万円もするプレーフィ。犬のアップリケが付いているだけで値段が2倍も3倍もするメーカー。金満日本を象徴する物どもだ。

 もちろん、金持ちが自分の甲斐性で買う分には「お好きにどうぞ」だし、道具マニアがクラブに凝ったり買い換えたりする気持ちもよく判る。あくまで個人の勝手であり、道具に凝るのは趣味の重要な側面である事は否定しない。かくいう私も、昔は話題のクラブに飛びついたりしたし、今も新製品が出たらチェックするし、このドライバーは飛ぶ!と聞けば高価でも欲しくなる。

 しかし(ここから毒舌が始まります。また、いくつか例えが出てきますが、特定の個人に対する批判でも中傷でもありません。でも、もし当てはまる項目があったらごめんなさい)、ただドライバーをぶっ飛ばすだけの練習しかできないようなレベルのごるふぁーが、高価なプロ仕様のクラブを買ったり数万円もかけてリシャフトしたりするのは、メーカーの策略に踊らされている可哀想な馬鹿にしか見えない。

 また、何年も100を切れないプレイヤーが、レッスンプロに勧められたり確固たる目標があるわけでもないのに、マッスルバックのアイアンを振り回したり、プロと同じ高価なパターを使ったりするのは馬鹿を通り越して滑稽ですらある。笑いものになっているのを知らないのは本人だけだ。もっと真面目に練習しろよ。

 そういう意味では、ボールこそ、その人のゴルフに対する姿勢を表す格好の指標になるのではないかと思うのだ。1ラウンドで5つも6つもOBを打つのに1個600円もするボールを使ったり、ちょっとボールに傷が入っただけで替えたり、プロのように3ホールに1球ボールを替えたりする勘違い野郎がいるが、普段お前がプレーしているゴルフ場のグリーンはトーナメントのグリーンほどシビアなのか?12フィートの速さでもあるのか?深さ0.1mmにも満たない傷が影響を及ぼすほどショットに精度があるのか?

 ゴルフを始めたばかりの20代の若造ならともかく、こういう馬鹿は一部の例外を除き、物事の本質を捉える事のできないスカタンであり、他人(メーカー)に踊らされ自分というものを持っていない半人前であり、自分の立っている場所も把握できない迷惑千万野郎である確率が高い。

 コンスタントに100を切るまでは1個100円のボールかロストボールで十分。多少の傷を気にするのはエエカッコシイ。お前ら、今度のラウンドまでに大山プロの爪の垢を煎じて飲んでおくように。

 えっ?で、お前はどんなボールを使っているのかだって?1個300円のウレタンボール、トップフライト(TLツアー)か、1個250円のUS仕様型落ちスリクソン(UR−X)ですが何か?えっ?それはただ単にケチなだけじゃないかって?

Exactly!

  2006/11/3 (528438hit) 第10回ゼノ●ック杯


 友達が少なくごるふ仲間も数えるほどしかいない私にとって、1年でほぼ唯一といえるコンペ、それがゼノ●ック杯である。気合いを入れるなと言う方が無理なのである。

 先日も書いたとおり、今回はゼクさんのホームコースであり吉川の名門コースでもある美奈木ゴルフ倶楽部で開催された。天気は晴れ。体調は万全。ゼクさんに教えて頂いた攻略法、そしてゼクさんのラウンドリポートで下調べもばっちり。不安があるのは腕だけだ。

 大阪北河内の自宅を7時に出て、大阪市内まで1時間(渋滞しまくりなのだ)、中国自動車道でさらに1時間。9時過ぎには無事到着した。

 仲の良いN谷君やM岡君、S藤さんらと合流し、立ち話もそこそこにさっそく大きな練習グリーンへ。整備の行き届いた綺麗なグリーンだなと思いつつ、まずは1球・・・・速い!グリーンが速い!とてつもなく速い!!それもそのはず、ラウンド後ゼクさんにお聞きすると、10日ほど前にクラブ選手権があり、グリーンはスティンプメーターで11フィート弱の速さに仕上げてあったらしいのだ。

 一般的なコースのグリーンは8フィート。アマチュアが速いと思うのが9〜10フィート。そして、日本のトーナメントグリーンは11〜12フィート。マスターズなど超高速グリーンでは13フィートに及ぶ。

 たった1〜2フィートの違いと思われるだろうが、プロが言うには、日本ツアーのグリーンとマスターズのグリーンでは、その体感差は2倍に及ぶらしい。つまり11フィートと13フィートの差は、1.18倍(13分の11)ではなく2倍という事になる。という事は、8フィートで慣れている私が11フィート弱のグリーンで距離感を出そうと思ったら、普段の半分以下の力加減で打たなければいけないということだ。これは難しい。

 私は、「2mでもパットを入れにいかない」作戦を決行する事にした。入れにいこうとちょっとでも強めに打てば4パットもありうる。長い距離が残ったら3パットもやむなし。とにかく2回目のパットがカップの下から打てるよう、それだけを考えてパットするのだ。

 そして、下りのパットの場合、カップまでの中間地点に仮想カップを切り、そこだけをめがけて打つ事にした。ちなみに上りの場合は3分の2の地点だ。そう、グリーン上ではチキン野郎に徹するのである。

 パットの作戦はこれで完璧だ(本当か?)。次はショットのご機嫌伺いのため、練習場へ。美奈木はスタート室のすぐ横に練習場があり、300ヤード先まで打つ事ができる(300ヤードも飛ばせないけど)。しかもアプローチ練習場とバンカー練習場まである。羨ましい限りだ。

 で、球を打ち出したのだがアプローチは相変わらずトップかダフリ。掲示板でアーシュさんに教えて頂いた「右グリップを低いところから低いところに保つ」というイメージでだいぶましになったが、やや不安が残る。アイアンは・・・やっちまいました。シャンク2連発。これからのラウンドを暗示するような、見事なトホホである。ただ、ドライバーとスプーンの状態が良いので、まあ何とかなるかなと(ホントかよ?)。

 さて、以上の事を鑑み、コース攻略は決定した。「ティショットは120%安全に、2打目は手前から、グリーン上では震える子羊のように」だ。ゼクさんも、ラウンド日記でこう書かれていた(ゼクさん、無断転載ごめんなさい)。

やはり美奈木は回るほどに難しい。行っては行けない場所に行くとどえらい目に遭う。
その場所を外しながら打てると好スコアーが出ますよ!


 そう、打ってはいけないところさえ避け、グリーン上で無茶をしなければ大叩きはしないだろう。

 そうこうしているうちにスタート時間が迫ってきた。私はシャンプー直後の子犬のように武者震いをし、10番ホールに向かって歩きだしたのであった。

(続く)

  2006/11/4 (528765hit) 第10回ゼノ●ック杯・その2


 インコース10番のティグラウンド。使用ティは白(フロント)のようだ。レギュラー(6497ヤード)よりもトータルで300〜400ヤードほど短い印象だったので、総飛距離は6100〜6200ヤードぐらいだろうか。

 ここ美奈木はティショットのランディングエリアにうまくバンカーが配置され、ティグラウンドから見るとプレッシャーがかかるホールが多い。レギュラー(コースレート71.0)やバックティ(同73.8)からだと非常に難易度が高いのだが、白ティからだと190〜220ヤードキャリーでバンカーを越えてしまうため、難易度が下がる(同69.6)。これなら目標の9オーバー(HDCP1〜9のホールはボギーで)も可能かもしれない。

 さて、今日の同伴競技者は○と先輩同業者のYさんとWさん。Yさんは昔から知っているし、Wさんは去年確かご一緒させて頂いた。楽しくラウンドできそうだ。

 10番はやや打ち上げていくパー4。HDCP10だから、パーが欲しい9ホールうちで一番難しいホールになる。ゼクさんのアドバイス通り、右を徹底的に避けて左のラフへ。ちょっと引っかけ気味だったがまずまず。2打目はラフからつま先下がり。上手く打てたが、そのまま右へすっぽ抜けてグリーン手前へ。2mに寄せるも2パットのボギー。まあこんなもんだろう。

 11番、一番距離の長いパー5(HDCP6)。ボギーで良し。ティショットはやや右へ飛び、右OBまで10mのラフ。危なかった。2打目は7Wで残り50ヤード地点まで。スライスしたが結果オーライでフェアウェイをキープ。3打目、不安のあるアプローチ。ピンは奥だから思い切って突っ込み目に、と思ったらいっちょ噛みハーフトップ!やばい!と思ったけど上り傾斜に着地してスピンが効いてくれ、偶然ピン横50cmに付いてくれた。超ラッキー!1パットでバーディゲット!

 12番、HDCP18のパー3のホール。白鳥が水辺で戯れている。



 8アイアンで奥5mにオン。ティグラインドからのアイアンはいい感じで打てるんだけどなあ。距離を合わせて2パットのパー。

13番、いよいよインの最難関ホール(HDCP2)だ。右ドッグレッグやや打ちおろしで、左へ行くとOB、しかし右には大きなバンカー、その先は窪地。2打目の落下地点が非常に狭く見える。左にも新設されたバンカーが口を開けている。パーを取るのは難しいが、最初からボギー狙いなら難しくはない。

美奈木GCのウェブより

 スプーンで左バンカーの右端を狙うも、やや左へ飛んでバンカーイン。でもOBしなかったから良し。バンカーからのショットはトップするもグリーン手前ラフまで。しかしこのアプローチをまたハーフトップしてしまい、上6mに。何とか2パットでボギー。

 難関ホールを乗り切り、14番(HDCP12)では2打目のウェッジをミスするも、何とかグリーンオン。2パットでパー。15番パー3(HDCP16)では再び8アイアンの距離で、ゼクさんのアドバイス通り手前のバンカーを避け、やや奥にオン。チキンパットで50cmに寄せ、パー。

 最初のピンチは16番で訪れた。500ヤードを切るパー5だが、HDCP4。フェアウェイ右側にせり出した林のせいで落とし所が狭く見える。

同上

ティショットは狙いより右へ出てスライス!が、何とか右ラフに留まる。しかし2打目のライは、つま先下がりの深いラフ。7Wで叩き出し、低いスライスで180ほど転がれば・・・と思ってショット!手ごたえよし!しかしボールはフェアウェイ左サイドに生えた木に一直線。

 当たるな!という叫びも空しく、ボールは木に当たって大きく右へ跳ねた・・・が、何とかラフに留まった。しかし3打目、145ヤード打ち上げが残る。パー3でいい感じの8アイアンで・・・ダフリ!手前のバンカーへ。ここまで、フェアウェイからのアイアンが1回も成功していない。

 寄せて2パットでボギーだそれでも予定通りだとにかく出す事を第一に考えろグリーンにさえ乗ればそれで良しだぞ俺、と自分に言い聞かせ、思い切って打ったバンカーショットはピン横2mに。しかもこれが入ってくれた。1パットパー。人間、謙虚さが大事だ。

 ラッキーで前半最大のピンチを脱した私は、続く17番(HDCP14)も2打目をミスしながらも2オン2パットのパー。今日はホントにツいてるわ。

 そして18番(HDCP8)、白ティからは正面に見えるバンカーを越えると池に入ってしまう。ゼクさんのアドバイス通り、スプーンでバンカー左に。これは自画自賛のファイン・ショット(スプーンを練習しておいて良かった)。しかし2打目、120ヤードが超トホホな当たり損ないで右手前のバンカーへ。結局、午前中はフェアウェイからのアイアンが全滅だった・・・

 バンカーから4mにオンさせ、2パットのボギー。

 というわけで、ハーフが終わって計算してみればなんとびっくりの2オーバー!!これはもう、誰が何と言っても99%までゼクさんのお陰である。そして、0.5%は結果オーライ、残りの0.5%が私の実力であるといえよう。

 苦節6年、いよいよゼノ●ック杯でベスグロを取れる日が来るのか?と思いつつレストランへ行くと、ここのメンバーであるYさんが1オーバーでアウトを終了したとの情報が!

 上には上がいるんだなあ・・・

(続く)

  2006/11/5 (529152hit) 第10回ゼノ●ック杯・その3


 さて後半。アウト1番、パー5はHDCP5のタフなスタートホールだ。しかしフロントティからだと500ヤードを切るため、大きなミスさえしなければ難しくはない・・・と思いながら打ったのがよかったのだろう。ティショット(ドライバー)もセカンド(7W)もまずまず。3打目はアプローチで手前に乗せて2パットのパー。続く2番(HDCP11)も安全運転でパー。いい感じだ。

 3番、HDCP1の美奈木最難関ホール。ゼクさんのアドバイスでは、右がOBで左サイドがセーフ。しかし狙いは右サイドとの事。またキャディさん曰く、セーフの左サイド谷底に落とすと大トラブルになるらしい。

美奈木GCのウェブより

 右サイドを狙って軽くフェードで・・・と狙い通り打てる腕もないのに考えたのが浅はかであった。完全に下半身が止まり、左の谷底へ一直線。お前は何様だ。自業自得だ。でもピーンチ!!

 木が密集している谷底からフェアウェイへ戻せるのか?アンプレアブルでティグラウンドへ戻った方が良いかも・・・と思いながら第2打地点へ行くと、谷になっている部分を越え、5ヤードほど凹んでいるだけの場所まで届いてくれていた。幸いスウィングもできそうだ。ああ、何てラッキーなんだ!こんなに日頃の行いが悪いのに。

 真横のラフに向かって戻し、3打目。150ヤード打ち上げだが、ラフに負けないよう6アイアンで手前から低い球で・・・と思ったら想像以上に良いショットになり、グリーンオーバー。しかし奥から何とか2mに付け、これを根性で沈めてボギー。このボギーは値千金だった。

 だが、本当の落とし穴は次のホールに潜んでいたのだった。4番ホール、HDCP15のパー3。ここは3段グリーンになっていて、ピンは一番奥。そのピンまでは180ヤード。しかしフォロー。7アイアンでセンター狙いが定石だ。しかし、私は見てしまった。

 ニアピン賞のフラッグが3段目にはためいているのを!!

 ここまでニアピンを2回、ドラコンを1回逃している。1個ぐらいお土産を持って帰りたいなあ・・・と思い上がった私に、天が下した判断とは?!

 7アイアンを捨て、6アイアンで勝負に出る私。ショット一閃、球はピンに向かって飛んでいく。よし、完璧!グリーンを噛む私の白球。そして・・・・ボールはグリーンの奥へ消えていった。

orz

 グリーン奥に佇む私。逆目のラフから、距離の短いアプローチ。大丈夫だ今まで何度もこんなピンチを切り抜けてきたではないか簡単だ・・・ヘッドアップしてチャックリ。
orz

 3打目、2mショート。ボギーパットはわずかにカップをかすめ、下50cmの位置に止まった。まあ自業自得だ。ダボで仕方なし。「お先」と言いつつ・・・外す

orz

 パニック直前の私の頭の中では、「一方ロシアは鉛筆を使った」という訳の判らないフレーズがエンドレスでこだまし続けるのであった・・・・

(すいませんもう一回続きます)

  2006/11/6 (529454hit) 第10回ゼノ●ック杯・その4

11/2・美奈木GC・白ティ・Par72(コースレート69.6)・晴れ
hole 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total
par 4 5 3 4 4 3 5 4 4 36 5 4 4 3 4 4 5 3 4 36 72
score 5 4 3 5 4 3 5 4 5 38 5 4 5 6 4 5 5 4 5 43 81
+3
putt 2 1 2 2 2 2 1 2 2 16 2 2 1 3 2 2 2 2 2 18 34
topics  *1       *2 *3 *4   

*1・・・一昨日の日記参照。トータルでウホホ度5

*2・・・昨日の日記参照。トホホ度1

*3・・・昨日の日記参照。
トホホ度5

*4・・・本文参照。トータルでトホホ度6

ウホホ19.5p(5p+パー1.5p×9+寄せワン1p×1)VSトホホ12pでウホホの勝ち (ウホホ21勝22敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
7ボギー
1トリプル
81
(+9)
85.0
平均パット数
Putting average
1.889
(34)
1.907
(34.33)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.92
(1.1/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
55.6
(10/18)
41.6
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
94.4
(17/18)
83.1
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
50.0
(9/18)
37.3
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
83.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
63.3
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
229.3 213.6
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
20.0
(1/5)
31.2
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
82.1 69.0
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
87.5 63.8
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
53.3 61.3
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
76.9 65.8

 やっちまったものは仕方ない。気を取り直し、5番ホール(HDCP9)へ。ここは距離が短い打ちおろしのパー4だが、グリーン手前に大きな池がある。

美奈木GCのウェブより

 白からだと250ヤードぐらいで入ってしまうので、念には念を入れて7Wでティショット。合わせるような打ち方になってハーフトップ!でも池の30ヤード手前まで。

 さて池越えの第2打だ。距離は105ヤード、ちょうどPSのフルショット・・・ちょっとダフる!やばい!しかし何とか池は越えてくれた。長いパットを2mオーバーし、返しを死に物狂いで入れてパー。ちなみに○は池に2回入れてしまい、9で撃沈(しかしこれが後に大きな意味を持つ事になる)。

 6番(HDCP13)は2打目がPWのフルショット。わずかに左へ引っかけグリーンを外す。アプローチも寄らず、2パットボギー。

 さて7番。最後のドラコンホールだ。500ヤードパー5、HDCP3。

同上

 フェアウェイ左の三連グリーンが曲者だが、白からだと210ヤードで越える(ゼクさんメモによる)という事だし、一丁狙ってみるか!と考える私。先ほどの4番ホールで賞を意識してトホホな結果になったのをもう忘れているようだ。そんな私に、再び天罰が下るのか?

 のちに、「ちょっとしっかり叩いたね」と○に言わしめた(って、そんな大層な事じゃないだろ)そのショットは、やや低空飛行で3つめのバンカーに向かってフックしていく。そしてバンカーと重なり見えなくなった。キャディさんに「バンカーに入ったようですね・・・」と言われたが私には確信があった。あの当たりだとバンカーは越えているはずだ。そう心の中で思いつつ2打目地点へ。

 すると、バンカーのはるか先、フェアウェイ右サイドぎりぎりにボールが?!バンカーを越えた下り傾斜に落下し、上手く転がってくれたのだろう。ドラコンゲットォォ!いえい。

 グリーンまでは170ヤード、ピンまで200ヤードの打ちおろし。これは狙うっきゃないでしょう。つま先上がりの左足下がりだけど、7Wでグリーンセンターを狙ったんだけど、これがまた我ながら上手く行きすぎのファインショットで(こういう、偶然に出た1発や2発をいい気になって自慢しているようではまだまだ上級者とは言えませんな)、グリーンを捉える。

 しかしボールは無常にも奥へこぼれていて、そこからアプローチをミスして2パットでパー(上級者なら死んでもバーディーにつなげてますな)。


 いよいよ残り2ホール。8番はHDCP17のパー3。ピンは一番手前だ。グリーンの真ん中が高くなっているので、奥は禁物。手前でもいいか・・・と思う気持ちがショットの緩みを呼んだのだろうか。右へちからなく飛ぶこすり球でバンカーイン。トホホ。出して2パットのボギー。

 そして最終の9番ホール。右ドッグレッグのパー4(HDCP7)。ティショットはヒール気味にプルスライス。でも結果オーライでフェアウェイセンター。2打目、さっきのホールと同じ8アイアンで、さっきとまったく同じ右へちからなく飛ぶこすり球でまたもバンカーイン。トホホすぎるぜ俺!

 距離のあるバンカーからピン奥5mのエッジに付けるも、これがカップをかすめて入らず。結局連続ボギーで終了となった。後半はまさに実力発揮といったところか。

 しかし、白からとはいえ難しいグリーン周り(その多くが砲台で、手前にはバンカーががっちりガード!)、高速グリーン、初めてのコース、そしてゼノ●ック杯でこの成績は出来過ぎ君といっても過言ではないだろう。改めてゼクさんに感謝致しまする<m(__)m>。

 そして最終成績は・・・・・ダブルペリア2位、グロスも2位(31人中)だった!わーい!!ベスグロはここのメンバーのYさん。3打差をつけられたので完敗だ。でも2位の商品は女性用のカシミアのセーター。ベタだけど○は喜んでくれた。○の喜びは私の喜びである。本心である。・・・本当だって!

 ○は5番の大叩きがビンゴで15位。これも立派な商品を頂いた。それからドラコン賞はナイキのボール(パワーディスタンス・パワーソフト)。コンプレッション60という超柔らかいボールで、これからの季節にぴったりかも。

 というわけで、今まで数々の辛酸をなめさせられてきたゼノ●ック杯であったが、出場6年目にして何とかウホホがトホホを上回るラウンドができた。感無量である。

 コースから帰る車中、私の頭の中では何故か坂本九の「見上げてごらん夜の星を」が静かにエンドレスでかかり続けたのであった。
 

  2006/11/7 (530024hit) 腹痛い


 いくら私にとって特別とはいえ、1回のラウンドを4日間もかけて紹介するとは手抜きの水増しにもほどがあるわけで、その罰が当たったのか昨日の夕方から猛烈な腹痛に見舞われている。

 汚い話で恐縮だが、昨日は夕方から夜中にかけて3時間おきに、今日は朝から2時間おきにトイレへ行っている。横になってじっとしていれば痛みは和らぐのだが、定期的に「あいつ」が出そうになり、そうすると腸が動きだして痛むのだ。七転八倒まではいかないものの、脂汗がタラーりと流れ、思わず「ううぅぅ・・・」と唸ってしまう苦しさだ。

 仕事中も空いた時間には横になり、ひたすら腹を温めてやる。で、夕方になってようやく小康状態になってきた。こうなると人間とは欲深いもので、煙草が吸いたくなったり(今日は朝に1本吸って腸が痛くなってすぐやめた)、コーヒーが飲みたくなったり(朝に1口だけ飲んで痛くなってやめた)、食事を摂ったり(朝、パンを食べて痛くなったので昼食を抜いた)したくなってくる。

 恐る恐るスポーツ飲料を飲み、腸の痛みがぶり返さない事を確認してから、くわえ煙草やコーヒーに挑戦している(←ダメじゃん)のだが、今のところ大丈夫のようだ。

 しかし、今回のように猛烈な痛みがあると、その痛みが消え去って欲しいという事以外考えられなくなってしまう。つまり文化も芸術も科学も、愛もごるふもそして人生も、健康な体があってこそのものではないかと(健康でないと生きる意味がない、という意味ではありません。念のため)。

 というわけで、皆さん、体は大事にしましょう。

  2006/11/8 (530518hit) ごるふに対する偏見


 お陰様で腹痛の方は小康状態である。まだ30分に1回のトイレ通い(今朝からこれを書いている間の平均値)と鈍痛は残っているが、コーヒーも飲めるし煙草も吸える。めでたしめでたし。

 さて、今日は最近報道されたごるふの話題を。賭けごるふで書類送検された話だ。

 NECのある事業部とその関連会社40人が、去年の10月から12月にかけて3回ごるふコンペを開催し、いわゆる「勝ち馬投票」の賭博を行っていたとの事。一口200円という少額だが、賭けに参加した61名から537口(11万円弱)を集めたらしい。

 こういう可愛らしい賭博が表沙汰になるのはほぼ間違いなく密告によるもので、今回も「賭けごるふをやっている」という文章が警視庁保安課に届き、内偵していたらしい。

 確かに賭博行為は違法であり、見つかればいいわけは効かない。しかし、内輪のささやかな勝ち馬投票を犯罪として裁く現状は、庶民感情としてどう考えても納得できない。

 そもそも、取り締まる親方(国)が競馬、競輪、競艇、オートレース、パチンコ、ロトくじという賭博の胴元になっているという矛盾。ジャイアンが「暴力反対!」と叫んでいるようなものである。また呆れる事に、これらの関連団体の多くは警察組織の天下り先として機能しているため、もし内部で犯罪行為が行われていても捜査すら自由に行えない。

 民間の賭博が禁止されているのは、その資金がアンダーグラウンドの世界に流れる事を防ぐためであると考えられるが、現状で認可されている賭博が構造として不透明なカラクリを持っている事に比べると、民間の賭けごるふや賭け麻雀が直接犯罪と結びつく確率の方がはるかに低いと考えられる。

 それでも、1口200円の賭博で書類送検するという事は、つまり、賭博というおいしく楽しい事を下々の者に無断でさせてたまるかというお上の意地悪に他ならないと私は思う。

 そして、定期的にこういう記事を報道する新聞を代表とするマスコミは、お上に逆らって賭博行為をすると書類送検されますよという、太鼓持ちスネオのご機嫌取りに他ならない。

 さらには、未だにごるふをしている者を「成金かブルジョアの腐りきったお遊び」と捉えている、時代錯誤のプロレタリア根性がこういう記事には垣間見え、新聞記者の偏った思考が伺える。

 和歌山県の公共工事における談合でも、ゴルフ場の経営者が絡んでいたりプレー費を持ってもらったなどという話が出てきたが、これもゴルフそのものには何の罪もないのに、マスコミの報道のスタンスは「悪い事をしているヤツはゴルフをしている」という決めつけが目に余った。こういう報道が繰り返される事で、一般大衆はどう思うか。「ゴルフをしているヤツは悪いヤツだ」と洗脳されてしまうのだ。

 確かにごるふぁーと呼ばれる人種には、クソのようなヤツも多い。それは認める。私もその一人である。立派な事、誉められるような事は何一つしていないのだから。しかし、そうではないゴルファーもたくさん出てきているのもまた事実だ。純粋にゴルフを楽しみ、ゴルフというゲームの普及に尽力し、またゴルフで得たものを社会に還元するプレイヤーもわずかながら存在する。

 しかし、こういうマスコミの無意識による操作がなくならない限り、ごるふが市民権を得て、いわれのない偏見が無くなる事はないだろう。

 いっそのこと、バレーボールにKAT-TUNの応援がついて応援層が広がったように、しょこたん(ヲタに絶大な人気を誇るタレント、中川翔子の事)や速水もこみち(今最も旬のタレント。お、俺は別にカッコイイとは思わないけどね)などをイメージキャラとして起用し、彼(女)らにゴルフをしてもらい、新しい競技者層を発掘していくというのはどうだろう。

 これからの日本を動かしていく(いや、最大購買層としてすでに無視できない)ヲタや10代女性を取り込む事で、ゴルフの何かが変わっていくかもしれない・・・と考えているのは、ごるふ界の将来を考えての事で、決して10代の女性とごるふをしたいわけではありません。いや、したくないと言えば嘘になるけ


編者は後頭部打撲により失神中ですので、途中ですが本日の日記は終わらせて頂きます。
(代筆:○)

  2006/11/10 (531415hit) 54ヴィジョン

11/9・きさいちCC・竹梅・白ティ・Par71(コースレート66)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 71
score 5 6 6 6 4 4 5 5 5 46 4 5 2 5 6 7 3 4 5 41 87
+3 +3
putt 2 3 2 3 1 2 2 2 2 19 1 1 1 1 2 2 1 2 2 13 32
topics   *1 *2                   *3   *4 *5         

*1・・・本文参照。トホホ度3

*2・・・本文参照。
トホホ度3

*3・・・7アイアンのティショットがたまたま1mに付く。ウホホ度3

*4・・・本文参照。トホホ度5

*5・・・本文参照。
トホホ度5


ウホホ15p(3p+パー1.5p×6+寄せワン1p×3)VSトホホ16pでトホホの勝ち (ウホホ21勝23敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
7ボギー
2ダボ
2トリプル
87
(+16)
85.1
平均パット数
Putting average
1.778
(32)
1.904
(34.28)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.91
(1.1/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
38.9
(7/18)
41.6
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
77.8
(14/18)
82.9
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
27.8
(5/18)
37.1
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
66.7
(12/18)
83.2
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
42.9
(6/14)
62.9
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
212.1 213.6
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
37.5
(3/8)
31.3
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
50.0 68.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
83.3 64.2
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
38.9 60.7
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
83.3 66.3

 ご存じの通り、タバコにはさまざまな発癌性物質以外にニコチンというアルカロイドが含まれている。アルカロイドとは有機化合物の一種で、その多くは植物から発見・抽出されており、カフェイン、コカイン、ストリキニーネ、ドーパミンなどもその仲間だ。つまり使いようによっては毒にも薬にもなる物質なのである。

 このようにアルカロイドは強い生物活性(生き物に色々な反応を引き起こす性質)を持つが、ニコチンは動物の神経回路に直接作用し、脳に対しては快感を、末梢神経に対しては毛細血管の収縮、血圧上昇、縮瞳、悪心、嘔吐、そして下痢などを引き起こす。

 ・・・って、お前は一体何を書いているのだ?とぼちぼち思っておられる方がこのあたりで過半数を超えたと思うが、もう少しお付き合いを。

 で、煙草を吸う人ならご存じだと思うが、以上のような作用により、喫煙すると腸の動きが活発になる。即ちお腹がゴロゴロとなり、腸が活発に動き、便通が良くなる。で、ここからやっと話が少し面白くなるのだが、例えば今の私のように腸の動きが活発になっている状態であったり、もともと敏感な人であったりした場合、実際にタバコを吸わなくてもタバコの箱を手にしたり吸う真似をしたりあるいはタバコの事を考えたりしただけで腸がゴロゴロと動き出す事があるのだ。

 これは科学的にもはっきり証明されていて、信頼できる医者に「この薬は効きますよ!」と出された薬が例え偽の薬(ブドウ糖やビタミン剤)であっても、一定量の患者はその薬を与えられたのと同様の効果が出て病気が治ってしまう事がある。これをプラシーボ(プラセボ=偽薬)効果という。

 さらには、薬を飲まないで手で握っているだけで同じような効果が出たりする事もあるらしい(このあたりになるとちょっと眉唾だけどね)。このように、人間の体というのはいい加減というか精神的というか気持ちに支配されているものなのである。

 さて、つい先日、私はまさにそんな体験をした。タバコを吸うとお腹が痛くなるので吸うのを控えていたのだが、タバコを吸いたいなあと思った瞬間に腸が動きだしそして痛くなりウンウン唸るというお馬鹿でお粗末な体験である。

 しかし、七回転んでも八回倒れる私であるが故、これをごるふに生かさない手はないと思った。そう、名付けて「スコアは気から」作戦である。

 色々と作戦を練っているうち、このポジティブな思考はどこかで聞いた事がある・・・と考えていたところ、何の事はない、アニカや藍ちゃんがいつも言っている「54ヴィジョン」ではないか。つまり、すべてのホールでバーディを奪う。ドライバーをフェアウェイに置き、アイアンショットをグリーンに乗せ、パットを1回で沈める(のかどうか、本当は詳しい事は判りません)。そういった究極の前向き思考が、夢のようなラウンドを実現させるのではないかと私は考えた。

 そして、昨日実行してみたのだ。その54ヴィジョンを!とにかくポジティブに!ティショットはフェアウェイへ打ち、アイアンはピンを狙い、パットはホールしか見ない。とてもシンプルな作戦だ。

 で、1番ホール。ティショットはやや右だが浅いラフ。2打目、左足下がりのつま先下がりから90ヤード先のグリーンを、いやピンを狙う!慎重にバックスウィングして・・・結果はスーパーダフリショットで転がってグリーン手前のバンカーへ。

・・・54ビジョン、だめじゃん。

脱出して2パットでボギー。

 2番ホール、150ヤードパー3。アイアンは先日の練習で「思い切って腰を切って打つべし!」と悟ったのでその通りにしてみた。結果は思い切りフェースが開いて右手前のラフへ。2打目、ワンクッションでグリーンオンを狙うも、エッジ手前で止まってしまう。3打目、下りのアプローチが止まらず5mオーバー。そしてそこから3パット。

・・・いつもより余計にだめじゃん。

 3番ホールではドライバーを左に引っかけてOB。4番ホールでも上からバーディを狙いに行って3パット。

 ここまで来て、やっと悟った。54ビジョンとは、きちんと打ててキチンと乗せられてキチンと入れられるスキルのある人が考えて初めて効果を発揮するのだと。っていうか、当たり前ですか?ですね。っていうより、考えただけで54でラウンドできると考えた私は底抜けのあほですか?ですね。

 しかし、悟ろうが判ろうがドタバタは収まらない。後半梅の5番ホールではティショットをチョロ。それもドライバーとかじゃなく4アイアンでチョロ。これはちょっと悲しい。でも1つ判った。アイアンでチョロしたら、50mも転がりません・・・orz

 2打目は7アイアンで残り70ヤード地点まで。3打目、上手く芯で打てたウェッジのクォーターショットがグリーンで止まらず。これは悔しかった。実はこの日、先週もらったナイキのパワーディスタンスというボールを使ってみたのだが、やっぱりスピンの利きがウレタンボールに比べると弱いような気がする・・・って言い訳してんじゃねえよ!>俺

 そして奥からの4打目、ハーフトップ・・・・orz・・・・2パットでダボっす。

 続く6番、7Wで放たれたティショットは真芯を食い、ボールは心地よい感触を残しながら真っ直ぐに飛んでいき、OB杭の彼方に消えていった・・・・orz・・・・しかも4打目40ヤードからショートして乗らず、5打目も寄らず、2パットでトリプルボギー。


 というわけで、アイアンのファインショット率38.9%(今期ワースト)、パーオン率27.8%、アプローチの回数18回(つまりグリーン回りでそれだけドタバタしてたって事だ)と、もうタバコをどばどば吸って脳に快感を与えないと悲しくて寝られないアルカロイド。

  2006/11/11 (531868hit) 記憶力


 振り返ってみれば、過去この日記で私は72回ほど「記憶力が悪い」と書いているが、一昨日のラウンドでもその事について痛感した。っていうか、ごるふにおいて記憶力とは15本目のクラブであると言えるだろう。ちなみに16本目のクラブは平常心、17本目のクラブは我慢、18本目のクラブは勇気、19本目のクラブは熱いハート、20本目を吸うとタバコはもう空だ。

 良いショットができた時の体の動きやイメージなどを覚えておく事も重要だし、自分の実力に沿ったコースマネジメントやその日の目標をラウンド中覚えておく事も必要だ。また、深いラフや左足下がりなど、色々な状況でどういう点に注意して打つべきかという事もしっかり記憶しておく必要がある。

 また、ドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、アプローチ、バンカー、パットで重要な注意点は変わってくるので、それを全て間違えないようにきっちり覚えておかねばならない。

 しかし、これがまた覚えたつもりでもすぐ忘れてしまうんだよね。それに、そのいろいろな注意点もだんだん変わっていくから、一度覚えれば終わりというわけでもないし。

 というわけで、考えてみました。大事な注意点を忘れない方法。

 1,とにかく書いて貼る
思いつく注意点を全て書き上げ、クラブ、手袋、ボール、キャディバッグ、スパイク、ウェア、同伴競技者の背中などに貼りまくる。

 2,イレズミを入れる
すぐ目に付く上腕部などに入れると便利である。ただし、二度と変更が効かないし、ご両親に悪いし、何よりラウンド後お風呂に入れなくなる。

 3,単語帳に書いて携帯し、毎日暇を見つけて覚える
中学生だった頃の気持ちが蘇るが、蘇りたくない人も多いだろう。

 4,注意点そのものを変更する
いついかなるショットの時でも「ヘッドを低く出す」とか「切り返しは左足から」などという、1つだけの注意点に無理矢理変えてしまう。これなら覚えるのは簡単だし、大きな欠点もないし、最もお勧めの方法だ。唯一の欠点も、ショットがメチャメチャになるぐらいだし。

 5,iPod等に音声を吹き込み、ショットの度に再生して確認する
この場合、安いからといってiPod shuffleを使用してはいけない。パターでフルショットしたり、ドライバーでロブショットを打ったり、ロングアイアンでバウンスを効かせたりしてしまうと全米トリックショット協会からスカウトされてしまい、人生設計に大きな狂いが出てくるからだ。

 6,睡眠学習機を利用する
中1コースとか、少年サンデーなんかに広告載ってましたね〜。あと、身長がグングン伸びる●●式身長増進法とか、ブルワーカーとか、日ペンの美子ちゃんとか・・・

 7,計画表を作り、オールナイトニッポンやヤンタンを聞きながら深夜まで勉強して覚える
2週間前から無茶苦茶ハードな計画立てて、当然消化できなくて、1週間前になって慌ててもう一回、しかも定規やカラーマーカーなんかを駆使して2時間も3時間もかけて計画表を作り直して、作った事で満足してその日は寝て、次の日に後6日しかないとか思って、食事後すぐに勉強するはずがついテレビが面白いので見てしまって、母親に「お風呂入りなさい」とか言われて「今から勉強すんねん!」とか逆ギレして、でも気がつけば11時ぐらいになってて、仕方なく教科書を開くけれどやっぱり全然勉強する気にならなくて、計画表の遅れをどうやって取り戻そうか考えているとまた1時間ぐらいたってて、あー!もういいやと思ってその日も寝てしまっていたのは私です。

 何だか途中からごるふな日々じゃなくって懐かしき日々になっているが、記憶力が悪いので許してもらおうっと。 

  2006/11/12 (532210hit) 21世紀に生きる君たちへ


 司馬遼太郎といえば、日本を代表する歴史小説家である。「国盗り物語」、「竜馬がゆく」、「坂の上の雲」など、ベストセラーと書けば軽々しく感じるほど有名な作品が星の数ほどある(かくいう私は「竜馬がゆく」しか読んでないんだけど)。

 その司馬遼太郎氏は多くの随筆も残しているが、その中でたった1つ、小学生向けに書かれた随筆がある。それが表題の「21世紀に生きる君たちへ」である。

 この文章は、もともと小学六年生の国語の教科書に載せる随筆として大阪の出版者に依頼されたのだが、氏をして「一編の小説を書くより苦労した」と言わしめたほど推敲に推敲を重ねて完成された。事実、原稿用紙10枚に満たない短い文章ながら、完成まで10ヶ月を要したらしい。

 とまあここまでは昨日の某TV番組の受け売りなのであるが、何故いきなりこんな事を書くかというと、番組で紹介されたその文章がもうあまりにも素晴らしくあまりにもシンプルで、即ち名文中の名文であり、その一部を聞いただけで涙が出てきたのである。

 書かれている内容は目新しいわけではなく、文章を凝っているわけでもない。韻を踏んでいるわけでも、高度なテクニックを駆使しているわけでもない。それなのに、何というか・・・濃いのだ。司馬遼太郎氏の人生の全てが凝縮され、人類や子供たちに対する愛情に満ちあふれ、それでいて小学生でも容易に理解できる文章であり、一字一句無駄なところがない。

 しかし呆れた事に、その当時、この日本を代表する名随筆が掲載された教科書を採用した小学校が日本全国で1件もなかったのである。理由は、地方の小さな出版社だから。これだけで教育委員会が如何にスカタンで腐っているかがよく判る。

 とまあ前置きはそのぐらいにして、さっそく私が感動した部分をご紹介しよう。これは全ての子供たちだけでなく、次の選挙の事しか頭にない腐りきった政治家やいじめを見て見ぬ振りする腐りきった教師、働かずに税金泥棒する腐りきった市役所員、未だに飲酒運転する腐りきった人殺しをはじめ、全ての大人が刮目して読むべき文章であると断言する。

 自然物としての人間は、決して孤立して生きられるようにはつくられていない。

 このため、助け合う、ということが、人間にとって、大きな道徳になっている。
 助け合う気持ちや行動のもとのもとは、いたわりという感情である。
 他人の痛みを感じることと言ってもいい。
 やさしさと言いかえてもいい。
 「いたわり」
 「他人の痛みを感じること」
 「やさしさ」
 みな似たような言葉である。
 この三つの言葉は、もともと一つの根から出ているのである。
 根といっても、本能ではない。だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのである。
 その訓練とは、簡単なことである。例えば、友達がころぶ。ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、そのつど自分の中でつくりあげていきさえすればよい。

(司馬遼太郎著「21世紀に生きる君たちへ」大阪書院・小学国語6下より)

 この文章の意味を、少なくとも人の親である我々は子供に伝える義務があると私は思う。ちなみに、全文はここで読めます。ちなみに、そこには「本ページの無断複写・転載を禁じます」と書いてあるが、こんなに良い文章を無視するような教育委員会を設立し、今になって隠蔽しようとする政府や官僚のおりこうさん達に対するレジスタンスとしてあえて転載する。是非ご一読を。

  2006/11/13 (532498hit) 52歳の勝利

嶋常幸プロが三井住友VISA太平洋マスターズで優勝した。52歳でレギュラーツアー優勝はま
でスゴイ。これは、ツアー制度施行後史上3人目の快挙である。ちなみに、最年長記録は皆さ
ご想像の通りジャンボ尾崎プロで、55歳と242日。しかし、杉原輝雄プロは52歳以降複数回
勝しているので、記録としては9番目になる。さらに今回は首位と5打差の10位タイから逆転
利。しかも7バーディノーボギーという完璧とも言える内容であり、ドライバーの平均飛距離も
どろくべき事に292.75ヤードで全選手中9位。まさに中年の星であり、今後もお父さんのた
にレギュラーツアーで勝ち続けて欲しい。ところで、単独二位に入った谷口の追い上げも見事
あった。最終日67の5アンダーは中嶋プロに続くロースコアであり、2人のデッドヒートは名勝負
してこれからも語り継がれていく事だろう。しかし御殿場の富士山は美しかった。まさに霊峰。そ
呼ばれる理由はあの形だけではなく、圧倒的な大きさにあるのだろうなあ。また見に行きたい


・・・と、今日は手抜き日記でゴメンなさい。今日行った練習の様子を書こうと思ったんだけど・・・

  2006/11/14 (533029hit) 虎ちゃん、待っててね〜!


 ついに明後日、世界一のゴルファーであり21世紀を代表するゴルファーであるタイガー・ウッズ様のご尊顔とごプレーを拝見しに行く私と○なのであった。



 ダンロップフェニックスはご存じの通り宮崎のフェニックスカントリークラブで開催される。平日でも31900円、土日になると41400円というクソ高い超高額なコース。全組キャディ付き、歩いてのラウンド、1組4人限定と何様のつもりだ敷居が高く、おいそれとラウンドできるところではない。

 で、今回我々は前日の水曜日に宮崎入りし、青島ゴルフ倶楽部(アコーディアレディースが開催されたところ)でラウンドする。トーナメントコースで1人1万円以下。これぞ庶民の味方である。っていうか、いくら格式が高いからって値段が3倍違うって・・・・。


アコーディアのウェブより

 その後、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートに宿泊。ひょっとしたらプロゴルファーに会えるかも・・・そして次の日はみっちりたっぷりがっつりタイガーを堪能するつもりである。

 というわけで、明日の水曜日と明後日の木曜日は連休になります。ご了承下さい。<m(__)m>

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