2006年5月16日〜31日
プロ7年目、シード選手になって5年。アマチュア時代に数々のタイトルを獲り、天才と騒がれた近藤智弘(28歳)がやっと勝った。しかも日本プロという大きな試合で。 これまで2位が6回。うち、プレーオフで破れたのが2回。去年までの表順子かあるいはメジャーでのミケルソン状態というか、つまり勝ちそうで勝てないという状態がデビュー以来続いていたので嬉しさもひとしおだろう。 そういえば近藤プロと同期の星野英正も鳴り物入りでプロ転向してから3年勝てなかったし、あれだけ才能に恵まれ、1勝を熱望されている宮里優作も2003年のプロ転向から3年勝てていない。 だったらアマチュア時代に大活躍した選手は皆プロになってすぐ勝てないのかというとそうでもないのだ。中学生の頃から桁外れの天才だったマルちゃんはプロ転向翌年に早々と優勝しているし、「北陸の怪童」と呼ばれ、プロ転向後はその常識を覆す飛距離で「怪物」と呼ばれた川岸良兼は2年目で3勝を挙げている。 また「天才」といえばポパイこと倉本昌弘の名前を挙げないわけにはいかないだろう。プロデビュー戦から4戦で3勝(2位1回)という記録は恐らく未来永劫破られないだろう。さらには、第二次ゴルフブームの頃父親のスパルタ教育(死語?)で大きな注目を受けていた元祖天才・中嶋常幸プロもプロ転向から1年以内に3勝している。 彼らがプロ転向後何の苦労もなく優勝したわけではないのは当然だが、それでも早い段階でトッププロの仲間入りをしたのは事実である。 もちろん、過去にもアマチュア時代に輝かしい成績を残していたのにプロになって鳴かず飛ばず、「その他大勢」で終わってしまったプロはたくさんいるだろうから、昔の「天才」がすごくて最近の「天才」がダメだ、というつもりはない。 ただ、プロ転向時にスポンサーが付くほどの「●年に1人の逸材」でも、すぐに勝てるプロとそうでないプロがいるのは確かで、また確かに近年は「すぐに勝てる天才」は出現していない。違いは何なのか? 層の厚さ(全体のレベルの向上)、先輩プロの洗礼(いじめ?)、ハングリー精神の希薄さ(いきなり数億円の契約金って・・・)、精神的な問題(恵まれた環境→温室育ち→挫折を知らない→世間も知らない→打たれ弱い)など色々と理由は考えられるが、私はモチベーションの問題ではないかと思うのだ。 あまりにも小さな頃からごるふをし、いやごるふだけしかせず、その結果物事を見る眼が近視眼的・斜眼帯的になっているのではないだろうか?ジュニアの試合で日本一になろうが世界一になろうが、若くしてプロの試合に出ようが、プロテストにトップ合格しようが、それは人生にとって単なる通過点であり、大事な事はプロになってからどういう人生を送るか、いや、どう生きるかなのである。目標が「アマチュアでプロの試合に優勝」などと言うコメントは典型的ではないか。 小学生の頃からごるふ漬けで、友達とも遊べない、勉強もしない、常識も知らない状態で育ってしまうと、生きていく上での必要不可欠なそういう目標というか基礎というか考え方が十分に培われるとはどうしても思えない。その結果、成人して初めて人生や人間社会のこと、そして大人の世界を知り、軽いノイローゼになってしまうのではないか。 また、近視眼的な目標設定に慣れてしまい、プロテストに合格した段階で人生の目標を達成したような気になって(無意識的に、でも)精神のタガがゆるんでしまうのではないか。 もちろんこれは私の推測にしかすぎず、上に挙げたプロがそうであるという訳ではもちろんない。また逆に、プロごるふぁーに限らず最近の若いヤツ(←出た!)の中にもそんなヤツはいっぱいいるし、10年前にもいたし、20年前の我々世代も新人類と呼ばれたし、いや40年前の団塊の世代にもバカ野郎はたくさんいる。偉そうな事を書いている私も若い頃は、いや10年ぐらい前までは、いや数年前までは、ひょっとしたら今でも常識知らずの大バカ野郎のスットコドッコイかもしれない(そうだ<全員)。 まあ要は、立派なごるふぁーになる前に立派な人間たれ。そういう事だと。それをジュニアごるふぁーの親がはっきり自覚して育てなさいと。かように考えるわけでありまして、いつもの陳腐でありきたりでくだらない結論に落ち着いたことを少し悔やみながら今日の日記を終わらせて頂きます。 |
昨日の近藤智弘プロの話題に対しては、その日のうちにhideさん、アーシュさん、洋佑さんが掲示板で反応して下さり嬉しい限りである。皆様、ありがとうございました。 その掲示板で話題になった「プレーオフ放送しない事件」の事や友利選手の事ももっと書きたかったのだが、途中で話がどんどんおかしな方向にずれていき、年よりの愚痴みたいな駄作日記になってしまった(いつもの事だけど)。 そもそも構成・主題・起承転結などを全く考えずに毎日書いているので書き終わってみないと題名すら付けられないのだ。しかし、1ヶ月に1〜2回は題名を先に思いつき、それを元に話を膨らます(でっち上げる、あるいはこじつけるとも言う)事もある(余計に悪いか?)。まあ、今日はその「題名」からでっち上げた話題を。どんなこじつけがあるのかご注目。 さてその日曜日。3日前の木曜日にハーフしかラウンドできなかった(しかもラウンドというより練習だった)ので、欲求が不満していた私は午後から河川敷へ行く事にした。この日は高槻ゴルフ倶楽部へ。到着して待つ事15分、インコースには私を含め3人が集合した。 1人は50過ぎのフツーのおじさんで、なんとこのハーフで2ラウンド目だそうである。元気だ。で2人目は40過ぎの男。若そうにも見えるが髪の毛が少々薄い。緊張感のない顔をしているので恐らく自営業者だろう。目が細く、背も低く、お世辞にもカッコイイとは言えない。それでいてマイ砂袋などを持参しているエエカッコシイのようだ・・・ってそれは俺ですな。 そして3人目が今日の主役、ジュニアごるふぁーのM川君であった。身長は160cmぐらい、今時の子らしく足が長くスタイルが良い。でこのM川君、高校1〜2年生ぐらいかと思ったらなんと中学2年生。父親に自宅の堺から車で送ってもらい、一人でラウンドしているのである。なかなか偉い。 そして、小学4年生から始めたというそのごるふの腕前は・・・上手いんだわ、やっぱり。何がすごいかというと、まずスウィングがとにかく美しくて力強い。トップからダウンスウィングにかけて十二分にレイト・アンコックがなされ、インパクト直前で加速装置が付いているかの如くヘッドが走る。頭が微動だにせず、フィニッシュで崩れる事もない。限りなくプロに近いスウィングなのだ。 そしてその球筋も滞空時間が長く、グリーンの真上からボールが落ちる。一度、西山泰代プロがアマチュア時代にご一緒させていただいたことがあるが、その時と同じ桁違いの凄さを感じた。 この日は9ホール+2ホールラウンドしたのだが、彼は涼しい顔で1バーディ1ボギーのパープレーでラウンドした。ごるふを初めて4年弱でパープレー。13歳でパープレー。いやもう、おぢさんは自分を顧みて悲しくなってしまったよ。 タイガーは5歳の頃に100を切り、7歳ぐらいでパープレーできたらしいけど、そういう雲の上の人ならともかく、間近にこういう子を見るとやっぱり自分のしているのは「ゴルフ」ではなく「ごるふ」なんだ(←イマイチ意味不明)と憂鬱になった。 まあ、今時パープレーでラウンドする中学2年生なんて珍しくも何ともないのかもしれないが、M川君にはゴルフだけでなく友達と遊んだりしっかり勉強をしたりして魅力あるプロごるふぁーになって欲しいと思ったのであった。 え?私?自分では結構良かった(6オーバー)と思いましたが何か? |
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 松 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 竹 | sub total |
par | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 72 |
score | 5 | 3 | 8 | 5 | 6 | 4 | 5 | 5 | 5 | 46 | 3 | 5 | 5 | 6 | 6 | 4 | 5 | 5 | 4 | 43 | 89 |
△ | − | +4 | − | ■ | △ | △ | − | △ | ○ | ■ | △ | △ | ■ | △ | △ | − | − | ||||
putt | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 | 18 | 1 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 18 | 36 |
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | ||||||||||||||||
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 松 | total | par72 換算 |
|||||||||
par | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 108 | 72 | |||||||||
score | 5 | 3 | 4 | 5 | 4 | 4 | 5 | 5 | 5 | 40 | 129 | 86 | |||||||||
△ | − | − | − | − | △ | △ | − | △ | |||||||||||||
putt | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 18 | 54 | 36 | |||||||||
topics | *6 | *7 | *8 | ||||||||||||||||||
*1・・・ティショットチーピンでOB。その後は本文参照。トホホ度5 *2・・・ティショットで左を向いて打ったら左に真っ直ぐ飛んでいってOB。当たり前か。トホホ度2 *3・・・2打目をダフったのにピン下1mにつく。らから打ちおろしのホールは好きだ。ウホホ度2 *4・・・ティショットは1番手間違えて奥のバンカーへ。そこから8mのピンに加減しすぎてグリーンにすら乗らず、そこから3mにしか付かず、そこからボギーパットを狙いすぎて2mオーバーして返しも外す。馬鹿。トホホ度5 *5・・・ティショットで人一倍飛ばしておいて2打目を超ダフリ。3打目トップ→グリーンの奥へ。2mに寄せるも入らず。ミスを2回続けるのはいくない。トホホ度5 *6・・ディボットからうまく打てた。それだけで幸せ。ウホホ度1 *7・・アプローチを80cmにつけるもこれを打ち切れず外す。1m以内はまっすぐ狙えって何度言ったら判るんだ俺。トホホ度4 *8・・最後の最後、1.2mを根性で外す。トホホ度5 ウホホ21p(3p+パー1.5p×10+寄せワン1p×3)VSトホホ26pで善戦するもトホホの勝ち (ウホホ5勝11敗) |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア* Scoring average | 1バーディ 12ボギー 3ダボ 1トホホ | 86 (+14) | ↑ | 88.0 |
平均パット数* Putting average | 2.0 (36) | ↓ | 1.924 (34.63) | |
バーディー奪取率(%) Birdie average | 3.70 (1/27) | ↓ | 4.97 (0.89/18) | |
パーブレーク率(%) Par braking average | 40.7 (11/27) | ↑ | 34.4 | |
ボギーキープ率(%) Bogey keeping average | 85.2 (23/27) | ↑ | 76.7 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. | 40.7 (11/27) | ↑ | 28.8 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. | 88.9 (24/27) | ↑ | 77.7 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. | 71.4 (15/21) | ↑ | 66.6 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance | 229.0 | ↑ | 207.7 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling | 25.0 (3/12) | ↓ | 27.6 | |
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%) Driver-shot achievement Pct. | 78.6 | ↑ | 65.3 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. | 83.3 | ↑ | 62.3 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. | 60.0 | ↑ | 57.7 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. | 70.5 | ↑ | 62.3 |
悪くはないのだ。ドライバーもちょっと特殊な打ちかた(足元は狭めのオープンスタンス、ボールをやや遠くかつ左に置き、ゆ っ く り と バ ッ ク ス ウ ィ ン グ し て ト ッ プ か ら は 素早く切り返しボールにヘッドを叩きつける、という打ち方。ちなみに私はこれで首が変になりつつあります)をすればチーピンが出なくなったし、スプーンのティショットはむしろ得意なぐらいだ。アイアンもそこそこの方向へ飛んでいく。アプローチもミスする時の原因がはっきりしているので不安はない。パッティングも数字こそイマイチだがそこそこまっすぐしっかり打てていると思う。 それなのに、いや、だからこそ90をやっと切るぐらいのスコア(前半の1ラウンド)は私の実力と現状を如実に表していると考えられ、ああぜんぜん上達していないしむしろ下達(そんな言葉はありません)しているのではないかとちょっと悲しく思うのだ。 しかし下達する事の何と簡単な事か。例えば前半の松3番ホール。ティショットは普通の打ち方でトライしたがやっぱりチーピン。ボールは左のOB杭の彼方へ。打ち直しもスカのような当たりでバンカーへ。バンカーからはアゴまで距離があったので7アイアンを持つが見事にアゴにぶち当たり、10ヤードしか飛ばず。おまけに立木の下でひどいつま先下がり。6アイアンのハーフショットでグリーン近くまで持っていけたものの、2mに付けるが入らず。 それ以外にもまだまだできない事、苦手な事がたくさんある(←当たり前である)。ちなみに、今私が技術的には決して不可能ではないと思うにもかかわらずできない(あるいは成功率が低い)事は、以下の通り。 1,ミスショットを2回繰り返さない 2,フェアウェイのバンカーから普通のショットを打つ(トップやダフリじゃなく) 3,60ヤード以内のウェッジショットを確実にグリーンオンさせる 4,グリーン回りのバンカーからきっちりグリーンに乗せる 5,アプローチのチャックリやトップを撲滅する 6,良いアプローチで2m以内に付いたパーパットを根性で沈める 7,勇気を持ってオーバーさせたロングパットの返し(特に下り)をしっかり打つ などである。 1と2は技術や練習ではなく、スウィングの基礎がしっかりしていれば何という事もないはずなのだができない。即ち基本が出来てないという事なんだよなあ。 3〜5は練習不足だからできなくてもまあ当たり前ではあるのだが。このあたりのミスはダボに直結するんだよなあ。 そして6と7、これは気合いと集中力と根性という、私が人に比べてはるかに劣っている体育会系三大メンタルで勝負なので苦戦が予想される。ごくまれに訪れるバーディーパットなら逆に、「なーに、入らなくても死ぬわけでも100円損するわけでもない。パーになるだけジャン」と軽い気持ちで打てるから気が楽なのだが、寄せワンのパーパットは根性で沈める!と思ってもなかなか沈められないん・・・あっ、そうか。 寄せワンのパーパットも「なーに、入らなくても死ぬわけでも100円損するわけでもない。ボギーになるだけジャン」と思って打てばいいのだ!!(いいのか?) |
今朝、ウェブ経由でフニャ夫さんという方からご意見を頂いた(フニャ夫さん、ありがとうございました)。で、その内容はコースに出る回数を減らし、練習場でとにかく球を打つべし!というものであったのだが、全くもってその通りであると思う。 そう、練習もろくにしないのだからできなくて当たり前であり、「ウェッジショットをグリーンに乗せる」などと書くのは無い物ねだりの典型であり、昨日のような愚痴を書くのはみっともないし思い上がりも甚だしいのである。 上達しない事を嘆き、愚痴を書く時間があるのならラウンドを減らしても練習すればいい。あるいは、練習しないのなら愚痴など書くべきではない。フニャ夫さんの仰るとおりなのである。 ただ、ラウンド数を減らしてまで練習するというのは厳しい。うまくなりたい気持ちはあるが、それよりもコースをラウンドする爽快感と開放感は何物にも代え難いし、週に1回のラウンドがあるからこそ残り6日間の労働をかろうじてコナせていると思うからだ。そう、私は働くとか地道な努力が大嫌いな、人間のクズ系野郎なのだ。わはは(笑い事ではない)。だから練習も嫌いなのだ(威張っていうべき事ではない)。 また、本当はあまり書きたくないのだが最近特に体の調子が良くない。頸椎はずっとイヤな痛み方をしていて首が左側へ曲がらないし、ラウンド後には左肩関節と左背中の痛みが出る(40肩か?)。腰も爆弾を抱えたままであり、古傷の左足首もラウンドするたびに痛む。 でも、この程度の故障は40をすぎれば誰でもある事だし、日常生活には差し支えないので全然どうって事はないのだ。またそれらの故障が不調の原因になっているとも思わない。トホホなごるふは純粋に腕のせいであり、練習不足のせいである。 ただ問題は、これらの故障が練習することで悪化する事なのである。クラブを振れば数日間は湿布薬を貼り、後ろから名前を呼ばれて振り向くたびに「イタタタタ・・」となり、寝る時もそうっと首を低反発枕に横たえ・・・それがマシになるまでに4〜5日かかるのである。 じゃあ練習場では50球だけ打ったりアプローチだけすればいいジャン、なのであるが、やっぱり行ったら行ったで打ちたくなるじゃないですか。7アイアンだけ2〜3球だけ打っておこうかな・・・・がミスショットの連続で2〜30球になるじゃないですか。7アイアンが打てたら、じゃあ5アイアンも、今度は絶対2〜3球だけにしようと思ってもシャンク3連発とかで気がつけば40球打ったりしてしまうじゃないですか。 だから、極力無理しないようにしてポンコツな体をいたわり、だましだまし週1回のラウンドに臨んでいるという状況なのである(←根性無しなだけじゃん)。 何だか「老人な日々」みたいな気がして情けなくなってきたが、そういうわけでなかなか練習できないのですはい。でも、体が治るまでは、あまり「こうしたい」とか「こうなりたい」とか「できなくてクヤシイ」とか言わないようにします。 |
また言い訳っぽい日記を書いてしまった(昨日)。情けない。もっと凛とした、どっしりした人間になりたいのになあ・・・(絶対無理。アルバトロスぐらい無理。一生無理)。 さて今日は全国的にいいお天気である。何だか久しぶりのお日さまのような気もする。が、関西では早くも火曜日ごろに雨が降るらしい。25日の木曜日は何としても晴れて欲しいものだ。なぜなら、性懲りもなくまた競技ゴルフに挑戦するからである。 場所は小野グランドカントリークラブ・Newコース。フェアウェイが広く、グリーンも大きいということなので私にぴったりである。しかも、今年はトップスタート。去年の4連続OBの悪夢を払拭できるのか?はたまた、また打ちのめされるのか?乞ご期待。 さて、今日はごるふに関する小さな話題を集めてみた。いずれもネットからの引用(←こういうことをしてはいけない?でも個人のblogなんかを見てると平気で引用してるしなあ・・・クレームが来たら削除します)で、1〜2日で本家ウェブのページは消滅するかもしれない。そういう意味では、泡沫(うたかた)の如きニュースたちである。まあ、人生そのものが泡沫だけどね。 YOMIURI ONLINEより 暴風雨〜突風、ゴルフ練習場の鉄柱12本倒壊…埼玉 20日午後3時55分ごろ、埼玉県坂戸市中小坂のゴルフ練習場「アーリーバードゴルフクラブ」で、防護ネットを支えている高さ約60メートルの鉄柱12本が突風で倒れ、従業員などの車6台と隣接する鉄骨工場の屋根を破損した。けが人はなかった。 コメント:けが人がなくて良かった。いつ何時も危機管理意識を忘れずに。 nikkkansports.comより 男子ゴルフのノーマンが離婚へ 男子ゴルフのスター選手、グレグ・ノーマン(51=オーストラリア)が離婚することになった。18日に地元紙が報じた。紙上で、ノーマンは妻ローラさんとの別れについて「わたしたちは27年一緒にいた。円満に事を進めたいし、今後も良き友人だろう」と語った。2人の間には24歳の娘と20歳の息子がいる。 コメント:51歳で離婚かぁ・・・・Des Francais ne percoivent plus de difference entre la gauche et la droite s'agissant des "grands problemes et enjeux nationaux", selon un sondageだなあ(←デタラメなので訳したりしないように)。 朝鮮日報より 金美賢、1億ウォンを寄付 今月1日、米LPGAツアー、ギンクラブズ&リゾーツオープンで優勝した金美賢(キム・ミヒョン)が、賞金37万5000ドルのうち1億ウォン(1172万円)を恵まれない人々などに寄付するとした。金美賢は17日、自身の故郷であり幼年時代を過ごした地域でもある仁川で、ホームレスと1人暮らしの高齢者に無料給食を提供している「ミンドゥルレ・ククスジプ」に5000万ウォンを寄付するとした。また、14歳の時に38万ウォンだけを手に留学し、昨年、ドイツの青少年コンクールで1位になったピアニストのイ・スミ(20)さんに5000ウォンの支援金を送ることにした。 金美賢は「逆境と苦難を乗り越えトップになったイ・スミさんに関する放送を米国で観た。感動して涙が出た」とし、「今年は少なくとも2度以上優勝し、国内外で苦しい状況に置かれている人々に寄付をしたい」と話した。 コメント:立派である。自分が海外で苦労したからこそ同じ境遇の人の気持ちがよく解るのだろう。人は辛い事・悲しい事を経験して初めて人にやさしくなれるのである、なーんて。 dailysports onlineより 不動に出場通知書届く 女子ゴルフの今季メジャー第2戦、マクドナルドLPGAチャンピオンシップ・全米女子プロ選手権(6月8〜11日・メリーランド州)について、日本ツアー登録者のうち、不動裕理(29)=フリー=と、大山志保(28)=オンワード樫山=に対し出場資格の通知書が届いた。日本女子プロゴルフ協会が17日発表した。 不動は「行こうかな、と思います。初めてなのでどんなプレーができるか想像がつかないけど」と前向き。一方の大山は「行きません。メジャーに出るには、それなりの準備ができてないと」と、今季は全英女子オープンにターゲットを絞る。 コメント:不動は偉い。去年ディフェンディングチャンピオンだったサントリーレディスを蹴ってまで挑戦するその姿勢に大きな拍手を送りたい。でも大山の辞退は残念。 大きな試合に出れる機会を活かさないのは何とももったいない。我々には判らない色々な障害があるのだろうけど、プロならよほどの事がなければ辞退すべきではないと思うのだが・・・。こういう事を繰り返していると、しまいに日本のプロには出場通知が来なくなってしまうのではないか。女子プロ界のためにも、また後輩たちのためにも出場して欲しかった。 以上。今日は手抜きで失礼。 |
コースでは、考えられないような事がしばしば起こる。練習場で一度も出ないシャンクが連発する。全く不安のなかったドライバーショットが曲がりまくる。自信があるはずのアプローチでチャックリを連発してしまう。このように、練習場でいつもできている事がコースに出ると急にできなくなることは珍しくない。 それはコースに潜む悪魔のせいなのである。その悪魔はあなたの耳元で、「みんな見てるし、チョロしたら恥ずかしいよ・・・」とか「ヤツのティショットをオーバードライブしたら?できるでしょ?」とか「これくらいのラフ、どうってことないよ・・・」とか「これをオンさせればパーが取れそうだね・・・」とか「ココを寄せワンで凌げば70台が見えてくるね・・・」とささやき、あなたから平常心と冷静な判断力を奪っていく。 そしてその悪魔はプレイヤーがアマチュアであろうとプロであろうとお構いなしらしい。昨日終了した男子女子両方のトーナメントではその悪魔が大活躍したのか、大場美智恵は6打差を逆転され、宮里聖志は7打差を逆転されて優勝できなかった。 大場を逆転した李知姫は6バーディ・ノーボギー。宮里を逆転した武藤は8バーディ・ノーボギーと完璧ともいえるラウンドだったので、悪魔の所行を非難するよりも優勝者2人の健闘と勝利の女神の気まぐれについて言及すべきだろうが、それにしても宮里に張りついた悪魔はタチが悪かった。 16番ホール。残りたった3ホールだ。全てパーでも優勝という状況で、宮里はティショットを右へ曲げる。木の後ろ、つま先上がりで左足上がりというややこしいライからグリーンを狙うもボールは再び大きく右へ跳び、カート道より外の深いラフへ。そこからショートして乗せられず、さらに4打目のアプローチもショートして寄らず、2パットでダボ。この時点で1打差の2位に転落する。 TV解説者が「あきらかにバックスウィングもフォロースルーも小さくなっている」と言っていたが、鈍感な私が見てもはっきり判ったぐらいだからよっぽどだったのだろう。悪魔は「大事にいかないと優勝できないよ・・・」とでもささやいたのだろうか。 そして17番パー3でも、2アイアンのティショットはみたび右へそれ、グリーンを転げ落ちる。深いラフから砲台グリーンへのアプローチ、しかもピンはすぐ近くという難易度A級のアプローチ。これを寄せればまだチャンスはある。しかし何という事か、またもやショートしてグリーンまで届かず。振りが明らかに小さいと再び解説者。 これで気が抜けたのか、そこから3打かかって痛恨の連続ダブルボギー。この時点で宮里の優勝は消えた。見ていてホントに他人事とは思えず、自分の事のように悔しかったのはプレッシャーでスウィングが小さくなるというその気持ちが私には痛いほど判るからだろう。彼は、プレッシャーで体が動かなくなるとショートしたり右へ飛んだりするという事を我々に身をもって教えてくれたのである。 プロでも悪魔の囁きに負けるのだ。ヘタな上に練習も十分でないトホホな私が悪魔の囁きでボロボロになったとしても当たり前なのである。よーし、これで気が楽になった。3日後の試合は、思い切ってオーバーしたり左へ打ったりできるよう(←根本的に間違っている)にしよう。 そして、できるなら謙虚で素直な気持ち(去年のように230ヤードの谷をドライバーで越すような選択をしない)でラウンドし、勝利の女神に少しでも好かれるようにしよう。そう思ったのであった。 |
一昨日と今日、久しぶりに練習場へ行ってきた。今月に入って4回目ぐらいか? ウェッジで、左右対称のスウィングを心がけながらハーフショットを50球ほど。スウィングの矯正をしながらアプローチの練習にもなるという一粒で二度おいしいショットだ。 ちなみに56度のVokeyではこの打ち方でだいたい50ヤード前後飛ぶ。バックスウィングを8時半にすれば40ヤード、10時まで上げれば60ヤードだ。この距離を9割乗せる事ができればダボが激減するはずだ。っていうか、この距離でミスショットするとだいぶイタイ。いや悲しい。 で、このアプローチ練習で今日はっきり判ったのは、 素直にクラブを上げて下ろすだけにした時がいちばん良い球が出る という事である。球を上げようとかグリップの力を抜こうとかボールにきちんとコンタクトさせようとかインパクトに向かって加速させようとかそういう余計な事を考えると、とたんにトップダフリシャンク引っかけが出る。ただただしっかりトップを作り、同じ位置までフォローを取る事だけ考えて打つ。それだけでしっかり球が上がって50ヤード先に落下するのだ。 確かにスピンはそれほどかからないし、インパクト音も「ピシッ」ではなく「カッ」という感じで力強さはないが、ヘロヘロ球であろうがスピンがかかってなかろうが乗せればこっちのものなのである。コースでも「上げて、下ろす」という呪文さえ忘れなければ大きなミスはしない・・・はずだ。 で、これに気をよくした私は8アイアンのフルショットにもこの呪文を応用してみた。すると、結構いい感じなのである。ただし、球はそれほど高く上がらず、飛距離も1番手飛ばない。スピン量の少ない棒球で、どろーんと飛んでいく感じ。ヘッドスピードが上がらないためだろう。 スコアメイクには良いかもしれないが、やっぱりショートアイアンは高く上げてスピンを効かせて真上からどん!がいいなあ。それに、今からこういう打ち方をしていたら歳をとって体力がなくなってきた時にもっと飛ばなくなるかもしれないしなあ。というわけで、アイアンのフルショットはしっかり打つ事にした。 さてフルショットで私が今いちばん重要だと思っているポイントはバックスウィングで右ひざを動かさないというものだが、今日、それがとても簡単にできるコツを発見した。知っている人にとっては「なんだ今さら」というコツで、荒井注にとっては「なんだバカヤロー」で、アントニオ猪木にとっては「なんだコノヤロウ」で、ネロにとっては「なんだかとても眠いんだ、パトラッシュ」だと思うが、私にとっては画期的な発見だったのだ。その方法とは、 バックスウィング中、右足の親指で地面を思い切り押す これだけである。これだけで不思議な事に右ひざがロックされたように動かなくなるのだ。これにより、バックスウィングで右へスエイする事が防げるし、パワーが溜まるし、軸がぶれにくくなる。これでフルショットの際の呪文も決まった。「右足親指」である(そのまんまやん)。 あとはバックスウィングで左手をしっかり大きく伸ばすいう点に気をつけ、頭を動かさないように注意し、切り返しで右手グリップの力を抜き、フォローで左へクラブを振り抜いていき、フィニッシュ近くまで前傾を崩さないように注意し、フェアウェイからのウッドは力まないように片山晋呉のスウィングをイメージし、アイアンではカーリー・ウェブをイメージし、ドライバーは宮里聖志のリズムを真似し、バンカーでは思い切って打ち、パットでまっすぐしっかり打てればもう完璧だ!! |
明日の試合を前にそわそわ・ドキドキ・ハラハラ・わくわくしている私である。そういうわけで落ち着かずにそこらにあるごるふ雑誌を手当たり次第パラパラとめくっていると、重要だが忘れてたTipsを発見した。 ごるふのTipsは天文学的数字に上る・・・と書くとちょっと大げさだが、地球上の生物の総数に匹敵する・・・というのもぎょうぎょうしいので、実際は熊本県産山村の人口と同じぐらいかもしれない。つまりそれくらい多いのである。 そしてごるふぁーならそのTipsを10個や100個や1000個は覚えているものだが、同時に人は(特に私は)覚えた事を忘れる生き物であり、結婚記念日や禁煙の方法、ダイエットの方法などと同じくどんなに大事だと思って覚えたTipsでさえ1年や1ヶ月や1時間たったら忘れてしまうのである。 従って、以前書いたかもしれないTipsや、すでに多くのごるふぁーが知っているかもしれないTipsをココに発表する事にはやはり意義があるといえる。っていうかあるはずだ。っていうか産山村ってどこ? では、自分の行為が正当化できたところで、さっそく本題にはいる。 バンカー名人 砂質の違いでスピンのかけ方も変わる(指導:米山剛) バンカーは比較的スピンがかかりやすい(編者注:ほんと?)が、砂質には要注意。打ち方をそれぞれ適切にアレンジしないと大オーバーや大ショートと言ったミスが出やすくなるのだ。 軟らかい砂ではヘッドが潜りすぎないよう、フェースを開いてバンスを強調します。すると、砂が薄く削り取られ、スピンがかかります。 逆に硬くしまった砂の場合は、ヘッドが弾かれてホームランになりやすい。それを避けるため、上から打ちこみ、刃で砂を削るようにします。砂が多めに取れる分、フィニッシュは低めです。 「スピンのかけ方・・・」という表題になっているが、これは「大きな失敗をしない方法」と考えても差し支えないと思う。プロのスウィング写真を見ると、軟らかい砂の場合、ボール位置はオープンスタンスにした左足のかかと線上で、フェースは空を向くぐらいオープンになっているのに対し、硬い砂の場合はセンターより右寄り(左かかと線上からボール2〜3個分ぐらいにボールを置き、ハンドファーストでロフトを立てて構えている。 さらに、スウィングも軟らかい砂の場合は大きく振り抜いてフィニッシュのグリップ位置が顔より上までいっているのに対し、硬い砂の場合は低く、グリップ位置も腰の当たりで収まっている。 以上を表にまとめてみよう。
また、バウンスの大きな(12度・14度など)ウェッジを軟らかい砂用、小さな(8度・10度など)ウェッジを硬い砂用&アプローチ用と分けるのも良い方法かもしれない。私はこんなに器用に打ち分ける腕がないので、硬めの砂 なお、女性や非力な人の場合、バウンスが小さい方がエクスプロージョンショットをうまく打てる事もあるようだ。バウンスが大きすぎると、砂に潜っていく抵抗が大きくてスウィングが負けてしまい、ホームランやトップが出ることがあるらしい。 とにかくバンカーが苦手だ、SWよりもPWの方がうまく脱出できる・・・という方は、バウンスの少ないウェッジを一度試してみては如何であろうか(←なーにを偉そうに)。 |
小野グランドカントリークラブNewコース。今回の「GODアマチュアゴルフ選手権」は兵庫県の南西部に位置するトーナメントコースで開催された。かつては関西オープンが開催され、今年も2日間競技ながら南都オープンが開催される予定である。 組み合わせは朝イチの7時39分スタートなので、逆算して4時45分に○に起こしてもらう。私にとって未知の時間である。トーストとコーヒーという今時のモーニングサービスにも及ばない質素な朝食を作って食べ、5時15分に家を出た。朝の空気がすがすがしい。しかも素晴らしいお天気だ。 中国自動車道を経由し、無事6時25分に到着。まずはお約束の1枚。去年の緊張を10とすると、今年は4ぐらいだろうか。ドキドキよりワクワク感の方が強い。 小野グランドCCは1976年に開場し今年ちょうど30周年に当たるのだが、クラブハウスは30年の歴史を感じさせてなかなか良かった。 上はロッカーだが、こういう雰囲気、嫌いではない。バブル期に立てられた会員制クラブのような豪華なロッカーよりも趣があるではないか。さっそく着替えて練習場へ。 練習場は一番乗りだ。残念ながらドライバーは打てなかったが、ウェッジ・7アイアン・スプーンを念入りにチェック。うーん、なかなかいい感じだ。私には「練習場で調子がよいと本番はダメ」というジンクスがある(ちなみに「練習場で調子が悪いと本番はもっとボロボロ」というジンクスもある)のでちょっとイヤな予感はするが、まあ思い切って振っていこうと決意を新たにする。 練習場の横からちょうど18番ホールが見える。美しいコースだ。この時、この18番ホールに大きな罠が待ち受けているとは知る由もない私であった・・・・ さて、今回申し込んだのはHDCP15から25のクラスである。日程の問題が1つと、主催しているGDOのHDCPが15だからそちらを申し込んだのだが、他のコースですでに終わっている試合の結果を見てみると大体ボギーペースつまり90でラウンドすれば予選は通るようだ。よって、今回は目標スコアは90、少しでも不安があればパーオンは狙わず刻みまくりの亀さんごるふでいこうと決心していた。 パッティンググリーンでロングパットの距離感を確かめる。ベントだがやや芝目があるようだ。それにしても速い!順目の下りはどこまでもボールが転がりなかなか止まらない。しかし逆目は見た目以上に打たないと届かない(←当たり前だ)。要注意だ。 そうこうしているうちに10分前。説明を受け、ボールを確認し、いよいよスタートだ。 1番ホールは右ドッグレッグ・打ちおろしのパー5。フェアウェイは広い。思いきって打っていけそうである。しかし、この写真を撮るのは勇気がいった。誰でも参加できるとはいえいちおう競技会である。ちょっと浮いていた私。 今年の同伴競技者はブラックマヨネーズの吉田のブツブツを取り、男前にしたようなY氏(ブラマヨ氏)、顔もヘアスタイルも服装もプロゴルファーの矢野東氏にそっくりなM氏(東氏)、そして花田勝をちょっと細面にしたようなI氏(お兄ちゃん)の3人である。って、ちょっと失礼かも・・・もし見ておられたらごめんなさい。 左からブラマヨ吉田氏、お兄ちゃん、東氏、GDOの職員の西塚さん(←嘘。名前は知らない) 私の順番は3番目。1番目の東氏はナイスショット。2番目のブラマヨ氏もファインショット。プレッシャーの中、とにかく思い切って振り抜くと、奇跡的にヘッドはボールに当たり、フェアウェイ左に飛んでいってくれた。お兄ちゃんは左に引っかけるもセーフ。 というわけで、最初にして最大の関門である「スタートホールのティショット」をクリアした私は、いよいよ生涯2回目となる競技ごるふの第一歩を踏み出したのであった。っていうかホントはカートに乗って第2打地点に向かったのであった。 (続く) |
1番ホール、自分でも驚いた事にティショットがまずまずだった私は、2打目で7Wを持つ。右のラフへ。でもまあまあ。3打目地点へ行ってそのラフの深さにちょっとドキドキ。残りは100ヤードしかないが、ボールは野芝にすっぽりと隠れている癖に地面からは5cm以上浮いている。難しいライだ。案の定フェースの上っ面に当たりショート、花道横のラフへ。 ピンは奥だし、しっかり打たないと届かない・・・ってしっかり打ちすぎだろ俺!グリーンをオーバーしてしまう。いきなり大ピンチだ!!5打目、1.5mに付けるも下りのパットが残る。これを外せばいきなりダブルボギーだ。頼む!入ってくれと思いつつ打つもインパクトで減速してしまい(←根性無し)、ヘロヘロと転がるボール・・・・万事休すか? しかし思いのほかボールが転がり、ぎりぎり届いて5オン1パットボギー。1ホール目にして早くもツキに助けられた(ツキその1)。今考えれば、この、大ミスなのに入ってくれたパットが今日のラウンドを象徴していたのだ。その心は「ツキにツいていたラウンド」である。 2番ホールパー4、ティショットは右ラフへ。またラフへ行ってしまった。2打目、打ち上げの140ヤード。花道で良いと思いつつ8アイアンで思い切り打ちこむと思いのほかランが出て奥のエッジまで転がる。2段グリーンしかも30ヤードの下りアプローチ。しかしPSでのランニングが2mまで寄ってくれた。今日はツいている!(ツキその2)しかし入らずボギー。でもまあ予定通り。 3番ホールは池越えの160ヤードパー3。 小野グランドCCのウェブより拝借 6アイアンがうまく当たるもややグリーンオーバー(だって手前のバンカーがすごく深かったんだもん)。行ってみるとマウンドの側面にボールが鎮座している。ピンはマウンドの反対側つまり激烈な下りしかも超フックラインである。 SWを短く吊って持ち、ヒールを持ち上げてパターの要領でトゥにコツンと当てエッジに落とす。ボールはスローモーションの如く転がり、ほとんどUターンしてピンをかすめ、1mオーバーして止まってくれた。快心のアプローチでパー。って良くいるよね、たまたまうまくいったショットをさも計算したかの如く自慢するヤツって私ですねごめんなさい(ツキその3)。 4番ホールはティショットを思い切り左へ。2打目は木が邪魔になり、8アイアンで50ヤードほど先へ出すだけ。でもボギーでOKだから気が楽だ・・・と思っているせいか3打目はナイスショット(自分で言うな)。2パットボギー。 5番ホール、HDCP1のパー4。狭い。でも最初からボギー狙いなら難しくはないはずだ(←当たり前だ)。ティショットはスカタンなこすりトップボールで右ラフ。2打目、7アイアンで花道へ・・・と思ったらラフで引っかかってボールは左へ飛び、おまけにどんどんランが出てグリーン左手前のバンカーへ。刻むなら徹底的に刻めよ>俺。何とか乗せて2パットのボギー。 6番ホール、打ち上げのパー5。ティショットがスタートホール以来やっとまともに当たる。2打目の7Wも予想よりだいぶ右へ飛んだがのり面と広いラフに助けられてまずまず。3打目、バンカー越え残り65ヤードのアプローチ。打った瞬間短い!バンカーだ!と思ったが土手の上に着地してぎりぎり乗った(ツキその4)。この日初めてのパーオン。しかし10mのファーストパットを2mオーバーし、返しが入らず。パーオンした時に限って3パット(そんなもんだ)。ボギー。 7番ホール、池越えの名物ホールである。144ヤードパー3。 小野グランドCCのウェブより拝借 実はこの日の試合では、HDCPが高い者対象という事からかフロントティが使用されている。てココはフルバックからなら217ヤード、レギュラーティからでも170ヤードあるのだが、144ヤードでも私にとっては十分プレッシャーだ。 美しくそして恐ろしいホールである ややアゲンストだがピンは手前9ヤードに切ってあるので実質135ヤード。8アイアンでやや奥にオン。アイアンの調子が良いとパー3は楽だ。2パットパー。 8番ホールは打ちおろしのパー4で、左サイドに池が2つもあり、しかもフェアウェイが思い切り池側(左)へ傾斜しているという意地悪なホール。 フェアウェイ右端から。設計者はサディストに違いない。 迷わずスプーンを持つ。スプーンなら右へ行く事はあっても左へは行かないだろうと思ったのだがごるふとは矛盾のスポーツであるという事を忘れていた。即ち左を怖がるあまり腰が止まり手で合わせにいって目の覚めるような引っかけボール。思わず「やめて〜〜!」と叫ぶ私(コースで叫んではいけません)。 その叫びが届いた(誰に?)のか、ボールは2つの池の間へ転がっていきラフで止まる(下のレイアウト図にマウスポインタを持っていって下さい)。スプーンで打ってよかったぁぁぁ!っていうか、今日はホントにツいてるぜ(ツキその5)。 小野グランドCCのウェブより拝借 2打目は残り155ヤード、しかし池越えでラフでつま先下がりの左足下がり・・・・ハイ、刻みました。9アイアンで右サイドへ。キャディさんが「今刻んだの?」と呆れたように聞いてくるので、元気に「ハイ、池に入る映像がはっきり浮かんだので!!」と答える。っていうか、刻んで何が悪いんだよ?放っといてんか!とちょっとムッとした私であった(←大人げない)。 3打目、ラフから60ヤード。これを乗せないと元も子もない。っていうか計画が台無しであり「策士策に溺れる」でありただのヘタレであり「クレバーなごるふぁー」から単なる「弱気なトホホ野郎」に9段階降格である。気合いを入れて「上げて、下ろす」と呪文を100回ぐらい唱えてスウィング。グリーン手前側に着地し、ランが出てピン横5mにオン。この日いちばん気合いの入ったショットであった(←レベル低すぎ)。 さらにこの5mが入ればとてつもなく格好良くてクレバーで最高で、俺ってコースマネージメント野郎(意味不明)で「亀さんごるふ野郎」から「超クレバーな業師」に3段階昇格する所だったのだがさすがにそうは問屋が卸さず2パットボギー。 9番ホール、谷越え、右奥へ伸びていくフェアウェイへ打ち上げていくパー4。 小野グランドCCのウェブより拝借(一部改変) 右側はOB。スライスは即死であるが、今の私はドライバーではこすり球しか打てない(チーピンならいつでも打てるけど)。スプーンでIP(注釈参照)より左に狙いを定めるも、球はそれより右へ飛びだし結果的にベスポジへ。やっぱり今日はツいている(ツキその6)。 (注:IPとはIntersection Pointの略で、コース攻略において最も有利に次打を打てる地点の事・・・・らしい。知らなかった。なぜこんな事をいきなり書くかというと、ここ小野グランドには各ホールに「IP」と書かれた円形のプレートが埋め込まれていたので、気になって調べてみたのだ) 2打目は残り120ヤードのフォロー。ピンは手前なので、やや短いと思いつつPWを持つ。完璧な手応え!と思ったがわずかに左、わずかに届かずバンカーの土手を直撃!したが転がり落ちずその場で止まってくれた。とことんツいている!(ツキその7) 「こ・の・ツ・キ・を・活・か・さ・ず・お・く・べ・き・か・!」と魔太郎(@少年チャンピオン)の如く眼をメラメラと燃やし気合いを入れる。他のプレイヤーがグリーン回りで手間取っている間に、じっくりと打ち方・落とし場所・ボールの転がるイメージを頭に思い浮かべる。 ライは盛り上がったバンカーの土手であるが故に下は砂がたっぷり。っていうかほとんどベアグラウンド状態だ。ここから超下りの8ヤード先のピンへ。軟らかいあるいは転がりすぎない球が必要だ。3番ホールで成功したSWのコツン打ち(←ダサイネーミングだ)でいく事にした。良いイメージが残っていたせいか今回も上手くいき、80cmに寄せて(たまたま寄っての間違いだろ>俺)今日2回目の寄せワン成功。うれしー!(だからぁ、ツキその8だって>俺) というわけでハーフを終わって3つのパー以外は全てボギー。ダボ無しなので上出来である。っていうか9ホールで8個もツキがあるラウンドっていったい・・・。これがなければ50叩いてるって。しかしまあ、アイアンはまずまずでショートゲームも好調なのでこのまま気を引き締めつつ楽しめるといいな(そしてツキが続けばいいな)と思いつつ食堂へ向かったのであった。 (続く) |
昼食(と言ってもまだ10時55分なのだが)のため、ラウンドを終えた我々は歴史を感じさせる食堂へ。 ところで、小野グランドCCのスコアカードには「ハーフ2時間プレーを心がけましょう!」と赤紫色の太字で書いてあるのだが、80前後でラウンドする上級者やメンバーさんならともかく、初めてのコースで、しかも試合で、HDCP15から25のプレイヤー4人が2時間15分だったらまずまずのペースだと思うのだが。実際、後続組は3人だったが前半は一度も待たす事はなかったし。 で、後半のハーフも2時間15分でラウンドしたのだが、残念な事にウチの組に付いたキャディさんがとにかく急(せ)かすのだ。コースから指示が出ているからだと思うが、出だしから口を酸っぱくして「(我々の乗った)カートを動かして下さい」を連発する。 さらに後ろの組(しつこいようだが3人である)が見えた瞬間に豹変し、クラブはひったくるように取っていくわ、歩きながらスコアをつけていると「カートに乗って下さい」と毎回檄が飛ぶわ、私の目土を止めさせようと何度も目土袋を強制的に取って行ってしまうわ、それはもう試合どころではない。いやごるふどころではない。 確かにスロープレーは厳に慎まなければいけない。それは試合であっても同様で、試合だからスロープレーが許されるとは思っていない。しかし私が見る範囲ではウチの組はそこそこのペースでプレーしていたと自負している。 グレードの高いコースにありがちなこの「FastPlay至上主義」、プレイヤーの自覚を促すものであれば大賛成だが実際はコース側の都合のために為されている場合がほとんどで、今回もキャディさんの「自分の成績が悪くなるから、怒られるから」という意図が見え見えであり、残念だった。 っていうか、目土まで省略させてプレーを速くするというのは本末転倒じゃないの?小野グランドの支配人には再考を求めたい。 その他にもこのキャディさん、必要最低限の事しかいわず(右側の木を狙って下さい、とか)隠れた池がある事やOBの存在をわざわざ聞かないと言わないわ、ティグラウンドで質問(真っ直ぐ打つとどれくらいで突き抜けますか?など)すると「何でそんな事聞くの?私のいうとおり230ヤード打ったら右のバンカーを超えてIPに行くんだからそこへ打ちなさいよ」という態度を露わにしながら渋々「さぁ・・220ヤードぐらいですかねぇ」と不快そうに答えるわ、目土はしないわ、ボールマークは直さないわ、それはもう大変だった(やや品性に欠ける記述なので隠し文字←隠すぐらいなら最初から書くなよ)。 我々にまったく非がないとは言わないが、そんなに速くラウンドさせたいのならシングルハンディキャッパー以外ラウンドお断りにするとか、カートを時速80kmぐらい出るようにするとか、コースの長さを半分にするとか、ホールの大きさを5倍ぐらいにするとか、バンカーと池を埋めてラフをなくしてコースの両側にずっと丘を造成して左右に曲がった球が全てフェアウェイに転がり落ちるようにするとか、グリーンもすり鉢状にしてピンをセンターに切り、乗れば必ず1パット圏内かホールに入るように改造すればいいのだ。そんなコースには絶対行かないけどね。 さて、話は食堂へ戻る。我々4人は年代が近いという事もあり(恐らく全員30代後半から40代中盤)、ハーフを終わった時点ではすっかり打ち解け、「試合は独特の緊張感がありますね」「1番のティショットは異様な雰囲気ですね」などと談笑しあった。 ブラマヨ氏と東氏は顔見知りらしく、また両者とも初めての競技との事。東氏は5オーバーという素晴らしい成績でハーフをラウンドされたが、ブラマヨ氏はキャディさんとそりが合わず、集中力を切らしてしまったようで実力とは程遠い大叩きとなってしまった。 しかしブラマヨ氏は偉かった。我々に対してキャディさんの悪口や愚痴を一言も言わなかったのだ(誰かとは大違いである)。普通なら恨みごとの1つや2つ言いたくなると思うが(って現に言ってまんがな)、そういう意味で私より何倍も素晴らしいごるふぁーである。 お兄ちゃんはとんでもない飛ばし屋なのだがチーピンOBとシャンクが多発してしまい(他人事ではない)、やや厳しい状況。かく言う私は去年に比べて自分で言うのも何だが本当に落ち着いてプレーできている(ただラッキーが重なっているだけだって)。1回の経験でこれだけ違ってくるのだから、人間なんて単純なものだなあ。 山かけそばを平らげるといよいよ午後のスタートだ。ボギーペースでラウンドするなら3つ貯金がある状態である。即ちダボを3つ叩き、後は全部ボギーでも良いのだ。自分にそう言い聞かせ、インコースへ。 (続く) |
さて、ラウンドリポートもいよいよ佳境に向かってスライスしながら進行していくのであった。 10番ホールは広めで打ちおろしのパー4。ティショットは右ラフへ。2打目、9アイアンで残り50ヤード地点へ刻む。しかし3打目のウェッジショットをトップ!今日初めてアプローチで大きなミスが出た(今まででなかったのが不思議なぐらいだ)。奥のエッジまで転がる。ピンチだ。 しかし幸いピンはやや奥で、15ヤードぐらいの寄せだ。PWでランニング、1.5mに付ける。そしてこいつを何とか沈め、またもやダブルボギーを阻止。しかし、ボギーパットを入れて喜ぶ私の何というレベルの低さよ。せめて「入ればパー」のパットを打ちたいものだ。 11番ホールはこのコースで最もフェアウェイが狭く、両サイドがOB。HDCPは4。最初は5アイアンを抜いたが、無意識に飛ばそうとして思い切り引っかける恐れがあった(練習場でたまに出るんだよね)ので7Wで打つ事に。しかし当たりはイマイチで右のラフ。180ぐらいしか飛んでない。 残りは190ヤード。正面にマウンドがあるので9アイアンでまたもや亀さん(刻み)、3打目のPWに賭けるもまたトップボール!万事休す・・・と思いきやグリーン手前に1バウンドしてオンしてくれた。まだツキは健在のようである(ツキその9)。2パットボギー。 12番、HDCP18のパー3。130ヤードアゲンスト。8アイアンでセンターにオン、2パットのパー。パー3でしかパーが取れない。 13番、ショートカットすれば2オンも狙える谷越えのパー5。 小野グランドCCのウェブより拝借 フェアウェイ右サイドのバンカーを超えると残りは200ヤードを切るが、「キャリーで230ヤード必要です」とキャディさん。そんな冒険をする必要は全くない(というか無理!っていうか230ヤードのドライバーはトラウマなんだよ俺にとっては特に谷越えは!!)ので正面に見える左サイドのバンカーを狙う。スウィングは良くなかったが球は狙い通り(ツキその10)。 2打目、ライが悪く5アイアンでクォーターショット。まずまず。しかし3打目、クラブ選択ミスで奥へこぼしてしまう。なぜかオーバーしてしまうんだよね。グリーンは軟らかいのにスピンが効かないのか(腕が悪いのである)。これを3mまでしか寄せられず、2パットボギー。ちょっとクヤシイ。 14番、定番の3オン2パットボギー。 15番、364ヤードのパー4。 小野グランドCCのウェブより拝借 左が狭そうなのでスプーンでティショットするも、狙いより30ヤードほど右へ(気持ちが逃げている)。林を突き抜け、隣のホールへ行ってしまった。でもセーフ(ツキその11)。ボールの位置まで行くとピンは見えるがピン方向は上空に木、下も木の幹が密集。ルート無し。真横のフェアウェイに出す・・・つもりがラフまでしか行かず。 3打目、ラフから110ヤード、PWで打つも当たりが薄く右手前のバンカーへ。大ピンチ。っていうか、ピンを狙わずグリーンセンターを狙っていればこんな事にならないのだ。俺の馬鹿。 ♪ボギーで良いと 口では言いながら ♪心の中 パーを狙ってる ♪そんな貴方 だからそう ♪いつまでたっても トホホなのよ と中森明菜風の即席の唄を作って反省する。ミスしたらボギーで上がる事を最優先すべきなのだ。バンカーから2.5mに付けるも、これがカップに蹴られてダボ。叩くべくして叩いたダボである。 16番。2打目が池越えになる美しいホールである。 小野グランドCCのウェブより拝借(一部改変) フロントティからは260ヤードで池に入る。少し打ちおろしだがまず入る事はないだろう。しかし、「バカみたいに振り回すと入るかも・・・」という意識がスウィングにプラスに働いたのか、久しぶりのファイン・ショットがでた。2打目は池越えでピンまで100ヤード。 第2打地点。日本庭園風の橋と奥の滝がごるふぁーの侘び寂びの心を表している ここで池に入れたら元も子もない。っていうか、単なる100ヤードのショットだ池なんてないんだただグリーンの乗せればいいんだだから球を上げようとか手で合わせようとか考えずただ素直にスウィングするんだそう思いきって!!と自分に言い聞かせてショット!手応えよし!ピンに向かってまっすぐ!あとは距離だ!・・・・ボールはピン奥3mにオン。 ラインはほとんどストレート。カップ1個フックか。これを沈めなければ、もうバーディのチャンスは巡ってこないだろう。気合いを入れまくる(←ダメじゃん)。1番ホールのようにショートだけはすまい!気分はプロトーナメントの優勝争いである(←バカじゃん)。 慎重にバックスウィングし、ヘッドの重みを感じながらヒット!よし!ボールはカップ右端をめがけてまっすぐ転がっていく。来たか?来たのか?来そうだ!GO!右カップの淵に沈むボール!!よっしゃ!!ガッツポーズするために右手の拳を握りしめたまさにその瞬間、ボールは180度回転してカップ左淵に静かに止まった・・・・・いい夢、みさせてもらいましたわ。パー。 17番、160ヤード打ちおろしのパー3。見にくいがピンは右手前(矢印)。左奥だったら難易度が跳ね上がるだろうなあ。 7アイアンで右端にオン。2パットのパー。 さて、いよいよ最終ホールだ。そう、今日のハイライト18番ホール、495ヤードパー5。 ここまで洗面器に顔を突っ込んで息を止めるかの如く我慢に我慢を重ね、攻めたい心にブレーキをかけ耐え忍んできた。あと1ホール無難に終われば最高の上がりになる。己を律し、キャディに笑われようが貶されようが亀さんごるふとボギーペースを貫いてきた(ダボが1個あったけど)。よくやった自分。カッコイイぞおれ。最高だわ私、と自分を誉めたのだが、それはちょっとだけ早すぎた。 最終ホールにたどり着いてホッとしてしまったのだろう、ドライバーは体ばかり先行し、振り遅れて右へ・・・・そしてOB!がちょ〜〜〜ん!!ここまで我慢してきたのに・・・・・最後の最後になって・・・・何やってる自分。カッコワルイぞおれ。最低だわ私。 暫定球もトホホ引っかけトップ。4打目、7Wで残り100ヤード地点まで。よし、ここは気持ちを切り替えてダボを目指そう。ここがダボでも貯金があるじゃないか!そうだそうだ!あとは池越えの最後のショットに集中だ! キャディさんに「PSお願いします」と言い、球筋をイメージする。イメージだ。16番の池越えと同じように打てばいいのだ。よし!一打入魂!私のテンションは最高潮に達した。キャディさんがクラブを持ってきてくれる。構えようとすると違和感が。えっ?56度のウェッジじゃん。 「キャディさん、これウェッジです。PS下さい」するとキャディさん、「ウェッジでいいですねって聞いたのに・・・・・」とカートに戻りながら独り言。 そんな事全く聞いてないしそもそも今まで私は2回も100ヤードをPSで打ってるし現についさっきの16番ホールの2打目であなたは56度を勝手に持ってきて「いや、僕100ヤードPSなんですよ」「ああそうなんですか」っていう会話をしましたがもうお忘れですか?っていうかひょっとしてわざと短いクラブ持ってきて俺が気づかず打って池に入ればザマミロとか考えてないよねまさかねキャディさん。 (あまりにも品性に欠け、下衆で、ごるふぁーの風上にも置けない記述なので隠し文字。よい子は読まない方がいいと思います←だからぁ、言い訳書くぐらいなら最初から書くなよ>俺) PSでのショットはイマイチながらグリーンセンターを捉える。よし。あとは2パットでダボだ。と思いきや・・・ 4パットでした。(^_^)v(ブイ!じゃねーだろがよ) 今回の教訓 その1:最後の最後まで気を抜くな。 その2:スコア88でツキ11という事は、私の実力は99ぐらい?・・・トホホ。 |
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | in | total |
par | 5 | 4 | 3 | 4 | 4 | 5 | 3 | 4 | 4 | 36 | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 36 | 72 |
score | 6 | 5 | 3 | 5 | 5 | 6 | 3 | 5 | 4 | 42 | 5 | 5 | 3 | 6 | 5 | 6 | 4 | 3 | 9 | 46 | 88 |
△ | △ | − | △ | △ | △ | − | △ | − | △ | △ | − | △ | △ | ■ | − | − | +4 | ||||
putt | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 1 | 16 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 4 | 19 | 35 |
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | *6 | |||||||||||||||
*1・・・アプローチのトホホをツキが救う。トホホ度1 *2・・・アプローチがたまたまうまく寄る。腕1:ツキ9ぐらいの割合だろう。でもウホホ度1 *3・・・またしてもアプローチが偶然寄る。誰が何と言っても偶然なのだ。でもウホホ度1 *4・・・クラブ選択ミスでボギーはちょっとクヤシイ。トホホ度2 *5・・・このあたり、集中力が切れてきていたのだろう。トホホ度3 *6・・・はい、実力ですね。←断じて謙遜ではない。トホホ度5 ウホホ13p(2p+パー1.5p×6+寄せワン1p×2)VSトホホ11pでかろうじてウホホの勝ち。っていうかツキにツキまくったラウンドだった・・・・ (ウホホ6勝11敗) |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア Scoring average | 10ボギー 1ダボ 1トホホ | 88 (+16) | → | 88.0 |
平均パット数 Putting average | 1.944 (35) | ↓ | 1.925 (34.65) | |
バーディー奪取率(%) Birdie average | 0 | ↓ | 4.72 (0.85/18) | |
パーブレーク率(%) Par braking average | 33.3 (6/18) | ↓ | 34.3 | |
ボギーキープ率(%) Bogey keeping average | 88.9 (16/18) | ↑ | 77.3 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. | 27.8 (5/18) | ↓ | 28.7 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. | 77.8 (14/18) | ↑ | 77.7 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. | 35.7 (5/14) | ↓ | 65.0 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance | 214.3 | ↑ | 208.0 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling | 22.2 (2/9) | ↓ | 27.3 | |
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%) Driver-shot achievement Pct. | 60.7 | ↓ | 65.0 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. | 83.3 | ↑ | 63.2 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. | 66.7 | ↑ | 58.3 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. | 76.9 | ↑ | 63.1 |
肝心な事を書き忘れました。あの、えっと、一応、予選は通過できました。いつもご覧になって下さっている皆様(そう、あなたです)、そして応援して下さった皆様のお陰です。ありがとうございました。 また、お祝いの書き込み、メール、本当にありがとうございました。せっかくですし7月25日の決勝は参加する方向で検討中です。今度は全国から猛者が集まるのでどの程度頑張れるか判りませんが、予選より1打でも少ないストロークで、再び我慢に我慢を重ねて頑張ってきたいです。っていうか、最下位は避けたいな〜っと。 さて、先日有馬ロイヤルにご招待下さったhideさんからもお祝いのメールを頂いた(ありがとうございました<m(__)m>)のであるが、そこで目から鱗、棚からダイアモンド、ヒョウタンから狛犬ぐらい素晴らしい シャンクのメカニズムとその防止法 を教えて頂いたので、hideさんのご許可を頂き、ここに転載させていただくことにした。ちなみに、この方法はhideさんのお知り合いであるあるプロゴルファー(先日の三菱ダイヤモンドカップで11位に入った新進気鋭のプロ)が教えて下さったドリルだそうである。一読し、これは核心をついていると確信した(シャレではない)。 シャンク。それは、ある程度スウィングが出来上がってきたごるふぁーに悪霊の如く取り憑く奇病である。ケンブジッリ大学やソルボンタ大学、M1Tにバーハードなど、世界の超一流大学を初め、マイタロソフト社、松上ゴルフ研究所、国立ごるふセンター研究所機構財団組合、そしてもちろんA&RやUSOGAなどでも莫大な人員(18人ぐらい)と費用(450円ぐらい)と時間(8分21秒ぐらい)をかけてこの奇病について研究されてきたが、今だはっきりした原因も正体も突き止められていない。っていうか、少なくとも私は判らない。 そんなシャンクに対する答えが、いま発表されようとしているのだ。そのあまりの理路整然とした証明に、一時は私(とhideさん)だけの秘密にしようかとすら考えた。しかし、こんなに素晴らしい事を公開しないと後悔すると思ったのだ(シャレではない)。 これは人類全てが共有すべき財産である。いや、ごる日々を日々読んで下さっている(シャレではない)皆様には是非共有して頂きたい。百歩譲っても、少なくとも次の2つのどちらかに当てはまる人には読んで頂きたい。 1,シャンクに悩んでいる人 2,シャンクに悩んでいない人 前置きが長くなってしまった(私は素晴らしいネタの時は、えてして前置きが長くなるのだ)。ではさっそく発表しよう(以下の文章はhideさんから頂いたメールを叩き台にさせて頂きました)。
hideさんはメールに星野英正プロのスウィング分解写真を添付して下さったのだが、プロのスウィングではバックスウィングでもフォロースルーでも明らかにお尻のラインまでグリップが届いている。 また、実際に試してみたが、私の場合バックスウィングでもフォローでも相当努力しないとグリップが壁に届かなかった(トホホ)。特にフォロースルーでは体を思い切って飛球線方向に向けないと全く無理である。腰がきれていないという事だろう。 この方法の良い所は、壁さえあればどこでもチェックできるという点にある。また、ラウンド中でも仮想の壁をイメージしてシャドースウィングする事でシャンク・スパイラルから脱却できるかもしれない。 如何であろうか。ほーら、スウィングできそうな壁を捜したくてウズウズしてきたでしょ?hideさんとhiroさんお勧めのこのドリル、是非一度試して頂きたい。 ただし、全然シャンクに悩んでいない人、スウィングが固まっていない人は一時的にスウィングがおかしくなる可能性もありますので、大事な試合や月例の前などには十分注意して行って下さい。もしそうなっても、私もhideさんも責任は負いかねますので悪しからず。 |
業務連絡:立ち上げただけで放ったらかしにしていた「ハワイ・グアムのごるふコース」のグアム編をやっと完成させました。御用とお急ぎでない方は是非覗いてみて下さい。っていうか、早くハワイ編も書けよ>小さい頃から集中力が続かず落ち着きがなくムラっ気があり三日坊主の大僧正と言われた俺。 さて本題。ボールを曲げまくるダッファーにとって、画期的な商品がアメリカで開発された。まさに夢の実現。まさに科学の勝利。まさに21世紀の輝かしい未来!まさに髪は長い友達!(カロヤン)そしてゼロゼロ・クログロへお電話下さい!(アデランス) それは、ボールがブッシュに行こうがラフに沈もうが木の枝に引っかかろうが、とにかくどこへ行っても探し出してくれるシステムである。その名も「レーダーゴルフ」。 radargolf.comより拝借 この特殊なボールにはマイクロチップが埋め込まれており、本体から出されるある周波数の電波を受信するとアンサーバックし(下図)、その電波の方向や強弱が本体の液晶画面にバーとなって表示される仕組みである。電波の届く距離は30フィート〜100フィート(9m〜30m)。十分とは言えないがまあまあの射程距離だ。 radargolf.comより拝借 マイクロチップは大きさが米粒より小さく、コアの中心部分に埋め込まれている(下図)。本体からの電波を使って返事をするため、原理的には電池切れの心配は無いようだ。また、チップも耐久性試験はなされているようだから、少々の事で壊れる事はないだろう。 radargolf.comより拝借。実物大、だそうである このシステムでは特殊なボールを使用するため、ボールのパフォーマンスも気になるところ。外見はこんな感じ。猟犬のロゴがなかなかオシャレである。もちろんUSGAルール適合品である。 radargolf.comより拝借 ウェブには2ピースボールで飛距離とフィーリングを最優先させて開発された、と書いてある。実際、この会社でテストされた結果を見てみると、そこそこのパフォーマンスはあるようだ(下図)。ただしカバーはアイオノマーなので、グリーン上ではウレタンカバーほどのスピンは期待できないだろう。 radargolf.comより拝借。縦軸がスピン量、横軸が飛距離である。 さて、気になる値段だが、本体・専用ボール1ダース・キャリーケース・ポーチ(大小1個ずづ)・単三電池6本・マニュアル・DVDがセットで$249.95(約27,500円)。そしてボールのみは1ダース$39.95(約4,400円)である。安くはないが、びっくりするほど高くもない。 実はこの手の商品、過去にも何度か販売された事がある(と記憶している)が、ヒットしたという話を聞いたことがない。恐らく価格や性能、そして特殊ボールのパフォーマンスが受け入れられなかったのだろう。特に日本では、一昔前までキャディ付きのラウンドが当たり前だったからまったく必要のない商品であった。 しかし、セルフプレーが普及し、価格もこれだけこなれてきたらアメリカでも日本でもそこそこ売れ・・・・・ないだろうなあ、やっぱり。 何故か。購買層が限られてくるからである。まず競技には使えない。ボールはルール適合品でも、機械を使って捜した段階で即失格である。同じ意味で、HDCPを取得するラウンドにも使えない。 では、エンジョイ派はどうか。これも微妙だ。何故なら、リッチな人間はこんな機械を買ってまでたかが数百円のボールを捜そうと思わないだろうし、プアーな人は最初から買おうとすら思わない。また、上級者には元々必要ないし初心者は400円近いボールを使うのに抵抗を感じるだろう。ロストボールがなくなるとは言えボールそのものは消耗品だし、崖に落ちたり池に入ったりすれば当然回収不可能だからだ。 結局購入するのは中流やや上で、プライベートラウンドが多く、スコア的にロストボールを減らしたいと熱望している(友人と真剣にニギリをするなど)ごるふぁーか、あるいはホームコースのラフが年中全米オープン開催コース並みに深いプレイヤー、そして新しい物好きで特にごるふグッズになると目の色を変えて飛びつき、○に呆れられながらもこれは画期的だ夢の実現だ科学の勝利だ髪は長い友達だ(カロヤン)友達ならあたりまえ〜(アルシンド)などと訳の分からない事を言いつつ深く考えずに購入し、商品が届いた瞬間に飽き、2回ぐらいしか使わずにお蔵入りし、また○が正しい事を証明してしまうと思うので私は買いません。ええ買いませんとも!・・・・多分。 |