日記109

2006年4月1日〜15日

去年までの日記

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4月前半

  2006/4/1 (438521hit)  グアムてんこ盛り旅行記 その6


 12時頃ラウンドを終え、コースの送迎バスに乗ってホテルに帰ってきたのが午後1時過ぎ。それからゆっくりとお風呂に浸かりながら缶ビールを飲む。体の疲れがビールの泡のようにはじけて消えていく。


まるで演出したかのような写真だが、実はその通りなんである。
息子に10枚ぐらい写真を撮らせたのである



 風呂から上がってもまだ2時。ここで我々一家は贅沢に昼寝をする事にした。クーラーの効いた部屋で波の音を聞きながら、全身の心地よい疲れと軽いビールの酔いを感じつつ、清潔なシーツにくるまってうとうと・・・・ああ、天国じゃ・・・・むにゃむにゃ・・・ZZZZ・・・・

 気がつくと2時間が経過していた。すっかり元気を取り戻した一家は、買い物と夕食のためにタモン地区へ。そう、いよいよバリーやフェラガモやブルガリやティファニーという悪魔達が巣くう恐怖の神殿、DFS(免税店)へ出陣である。

 「日常生活モード」から「バカンスうきうきモード」に形態変化していた○が、「理性消散・願望開放モード」にさらに変化する。目は2倍に見開かれ、喉から手がもう一本飛びだし、全身が黄金色に光り出す。こうなってしまえばもう誰にも止められない。


しかし、こんな写真を撮ったり公表する意味が果たしてあるのだろうか?


 しかし、○の気に入る物が今年は少なかったようで、今年のお買い物はバッグが1つだけという、近年にないつつましいものであった。ほっと胸をなで下ろす私。ところが、胸をなで下ろすのはまだ早かった。

 ぼちぼち夕食の時間だ。この日はDFS近くの有名なアメリカ料理のチェーン店へ(曜日が入った名前である)。ステーキやスペアリブなど、アメリカならではの豪快な肉料理の店だ。


待合室の風景。こういうアーリー・アメリカン調の演出がこの店の特徴である

 20分ほど待ち、喫煙席をオーダー。すると通路しか見えないような隅のテーブルへ連れて行かれるが、まあこれは仕方ない。例によって2人前+サイドメニューを3人でシェア。

 料理は、まあ想像通りの味で、ソースがやたら甘い事を除けばまあ値段相応といったところか。どこの店でも感じたが、グアムでは牛肉<豚肉<鶏肉<魚<海老の順番でおいしくなっていくような気がする。そしてアメリカといえど、チープな牛肉はまずく、それなりのステーキを堪能しようと思ったらそこそこの支払いを覚悟せねばならないという事だ・・・って当たり前ですな。まあそれでも日本よりは安いんだけどね。


スペアリブ。6割は骨だった・・・


 そして「出汁」とか「隠し味」という概念がないアメリカ料理は味付けもストレートであり味が濃い。私がパイナップルジュースを、息子がセブンアップを、○がマルガリータを飲み終わった頃、料理はまだ半ばであった。のどが渇いた○はビールを追加注文。

 しかし、待てど暮らせどビールが来ないのだ。10分が経過する。のどが渇いた○がどんどん良くない方に変身していく。私はもう一度ウェイターをつかまえ、「命が惜しかったらすぐにビールを持ってこい!」と命令した。しかし、さらに10分経過しても来ない。たった1本の瓶ビールが来ない。

 ふと○の方を見ると、○の体は口から吐き出された糸で繭状に覆われつつある。こ、この形態はぁぁぁぁ!!

 ファイナルメタモルフォーゼ、究極超人あーる・ゼットン・スーパー○○人モード・・・・!!

 私は大声でもう一度ウェイターを呼び、「いいかよく聞け若造。世の中には絶対に冒してはならない失敗がいくつかある。お前は今、それに直面しているのだ。もう一度言う。すぐにビールを持ってこい。いいな、今、すぐにだ!!」と声を限りに叫んだ。

 しかしウェイターは私の叫びを冗談と受け取ったらしい。笑いながら「Yes,Sir!」と言いつつ、スキップを踏みながら遠ざかっていった。私は息子の手を取り、「その時」が来るのを群れからはぐれた子羊のように震えながら待つしかなかった。

 そしてさらに5分後。「Sorry」とか何とか言いながらビールを持ってきたウェイター。その体が一瞬のうちに蒸発する。繭の中から一兆度の火の玉が吐き出されたのだ。私は息子を連れて外へ走り出した。息子が「お○さん一体どうしたの?」と私に聞く。

 私は「お○さんはついになれたのだよ。おだやかな心をもちながら激しい怒りによって目覚めた、スーパー妻ヤ人にね」そう言ったか言わないかのうちに、私と息子は凄まじい爆発による爆風ではるか成層圏の彼方まで飛びだし、そのまま日本まで帰ってきてしまったのであった。

(嘘じゃない!ホントだって!!と叫びながら続く)

  2006/4/2 (438820hit)  グアムてんこ盛り旅行記・・・は1回休みで、パラリンピックの話


 えっと、グアム旅行記の途中ですがちょっと別の話を。

 今日、日曜日の午後を久しぶりにのんびり過ごしていた私は、雨で中止になった高校野球の代わりに放映されたパラリンピックの特集番組を何となく見ていた。しかし、その途中から私の頬は涙で濡れ、番組が終わるまでその涙は止まる事がなかったのであった。

 最初に感激したのは彼(女)らのカッコ良さだ。片腕だったり、片手だったり、車椅子に乗ったりしている彼(女)らが颯爽と雪の上を滑る。氷の上でぶつかる。その姿が、違和感を感じるどころかとにかく格好良いのだ。いつしか私は食い入るように番組を見ていた。

 また、出てくる人たちの表情。もうとにかくキラキラと輝き、みんな心の底から最高の笑顔をしているのだ。出てくるのはスポーツ界のエリートでもなく、日本中に知られている有名人でもなく、スポンサーや協会の助けも最小限の、ごく普通の人たちだ。そんな普通の人たちの笑顔がとてつもなく美しいのだ。

 彼(女)らの境遇や苦労などを知り、あるいは想像し、必要以上に感情的になったりしているのかもしれない。あるいは、大変失礼な事だとは思うが、同情したり憐れんだりする気持ちがないと言えば嘘になる。しかしそれにしてもあまりに彼(女)達の笑顔は素晴らしすぎる。

 そして何より、パラリンピックにあふれる精神、「人をいとおしく思う気持ち」がもう何というかとにかく素晴らしすぎて涙で前が見えないのである。

 ほとんど眼が見えない奥さんのためにスキーで先行役をつとめ、大声で奥さんを誘導する夫。夫の声を信じて、急斜面を何の躊躇もなく滑り続ける奥さん。

 選手の入賞を自分の事のように喜ぶボランティアの人たち。

 国を超え、人種を越え、年齢を超えて競い合う選手たち。

 40歳を超えてさらに高いところを目指し、フォームを改造したり筋トレに励む選手。

 娘の応援を喉が裂けんばかりの大声で続けるお父さん。


 パラリンピックには、そんな愛があふれている。一生懸命さが伝わってくる。そして、エリートアスリートであるオリンピック選手よりも深く、大きく、純粋な気持ちが伝わってくるような気がする(もちろんオリンピック選手の努力は否定はしないが)。

 もちろんTVによるドキュメンタリーだから良いところばかり映しているだろうし、実際にはスポーツ界にありがちないやらしい部分もあるだろう。また、本当は彼(女)達が何を考え、何を思っているのかは想像しかできない。

 でも、私は彼(女)らの笑顔を見て、心から思った。パラリンピックこそ人類を代表するスポーツの祭典だと。オリンピックも素晴らしいけれど、言っちゃあ何だがパラリンピックの感動に比べたら足元にも及ばない。

 ・・・なんてパラリンピックが終わった今頃思っても遅すぎるんだけどね。

  2006/4/3 (439193hit)  グアムてんこ盛り旅行記 その7


 昨日は失礼致しました。では再びグアムへ。って早く終わらせないともうタダのバカかと思われますな。

 4日目。この日は終日予定はフリー。しかし息子は例によってプールへ行きたいとほざくので、仕方なく9時半からターザへ。ただ、学校のプログラムですっかり泳ぎに慣れた息子は一人で放っておいても勝手に遊ぶようになったので楽だ。

 ちなみに○はバスに乗って一人で買い物へ。私はプールサイド日陰のデッキチェアーに寝そべり、うとうとしながら過ごす。風が気持ちいい。

 そんな幸せな時間を12時過ぎまで味わい、帰ってきた○と合流。昼食(例によって昼食券でランチバイキングだ)をとりながら昼からの予定を考える。せっかくレンタカーもある事だし、島をドライブする事にした。とりあえず島の北端、リディディアンビーチを目指す。ここはキレイな砂浜で有名らしい。

 タモン地区から北(北東)に1号線を走り、すぐ3号線に。地図で見ると3号線は主要道路なのだが途中から道はアスファルトではなくコンクリートに。すれ違う車も極端に少なくなる。というのも道理、この3号線から北にはゴルフ場が1つと空軍基地、そしてココ・パーム・ガーデン・ビーチ(有料のプライベートビーチ)ぐらいしかめぼしい物がないのだ。


センターラインもなく、いきなり鄙びた道に変わる

 その施設の1つ、「ゴルフの王道」でおなじみスターツ・グアム・ゴルフリゾート&ホテルを超えて、すぐ左折(最初はあまりに標識が小さく見落とした。だって、道が民家のエントランス並みに細かったんだもん)する。ここから北はほとんどが空軍基地だ。


どんどん道は寂れて細くなっていく・・・

 そしてホテルを出て40分後、ついにリディディアンビーチへ到着。そこは人が誰もいない、白い砂とマリンブルーの世界だった。っていうか、駐車場とプレハブの管理室があるだけで、観光地というより単なる景観ポイントという感じだった。しかし海の美しさは天下一品。癒された。でも3分ぐらいで飽きた。


残念ながら遊泳禁止だった。左上に見えるのはコンクリートの構造物の残骸。
第二次大戦の時のものだろうか?


 再び3号線まで戻り、ついでにスターツ・グアム・ゴルフリゾート(旧アルテ・グアム・ゴルフリゾート)を見学。スターツとは日本の不動産関係の会社の名前である。スターツ出版もここの関連企業のようだ。

 入り口に検問所(?)があり、変なヤツ(我々のような)が入ってこれないよう見張っている。「プロショップだけ見学したいんだけど・・・」と言うと快く入れてくれた。


想像以上に立派なクラブハウスだった。リゾートホテルも大きかった

 ちらっとコースを覗いたが、雑草1つない美しい緑の絨毯が広がっていた。今度はこういう所に来たいものだ。


ヘタな写真でごめんなさい


 その後、再び来た道を戻り、グアムで最も有名な観光地、恋人岬へ。ここはスペイン統治時代、結婚を許されなかったチャモロの恋人同士が崖から身を投じたという有名な伝説をもとに名付けられた場所で、現在は観光地化し、グアムの観光資源の1つとなっている。

 1人$3支払うと、展望台へ上る事ができる。素晴らしい景観だが、やっぱり2分で飽きた。


真下を見ると無数の手が伸びてきて・・・・みたいな

 というわけでホテルへ帰る。ドライブした感想は・・・・グアムはごるふと海しかない。

(明日で終わります、はい)

  2006/4/4 (439586hit)  グアムてんこ盛り旅行記 その8(最終回)


 第5日目。ついに最終日である。我々は海外旅行へ出かけた家族が最終日に必ず口にするお決まりのセリフ、「あっという間やったなあ」をあたかも「さんまのスーパーからくりTV」の台本の如く言い合いながら、朝食をとりにル・プルミエへ向かった。


見慣れたこの風景ともお別れだ


ル・プルミエ(メインダイニング)の店内。客の95%まで日本人である

 朝食後、息子がまたしても「プールへ行きたい」と暴れ出した。もう河童の霊が乗り移ったとしか思えない。そういえば体が心なしか緑色に染まり、頭頂部にも皿状の物が見える。。もうこうなれば毒を食らわば皿までである(←違う)。

 私は着替えるために立ち上がった。すると鼻がむずむずしたので、くしゃみを1発。つづいてもう1発した

その瞬間右腰に鋭い痛みが!


がーん

 私は中腰のままフリーズした。後に○はこの時の事を「顔が笑っているからたいしたことないのかと思った」と言ったのだが、こういう状況の時、自分自身を笑い飛ばさないとあまりにも情けないではないか!

 月に降り立った宇宙飛行士のような動きでベッドに体を横たえる私。腰をある角度にひねると激痛が走るが、幸いじっとしていると痛みはそれほどでもない。これは神経の方ではなく、肉離れか何かのようだ。不幸中の幸いである。

 恐らく日頃の運動不足にも関らずカヌー、水泳、ごるふとハードに体を使いすぎたのだろう。また思い起こせば一昨日のWHCCで、17番パー5の2打目をスプーンで思い切り打った後、何となく腰に違和感があったんだよなあ。

 というわけで私はベッドに腰を丸めて横たわり、○が息子に付き添ってプールへ行く事になった。こういう時に限ってきっと●い●●●のお●ーチャンがたくさんいたりするんだろうなあ・・・などと思っているうちに寝てしまったらしい。起きると11時半。

 ○がうんざりした顔で、そして息子が妙に生き生きとした顔で帰ってくる。頭のお皿にはしっかりと水分補給されたようだ。さあ、いよいよ帰国だ。っていうか、大丈夫なのか>俺の腰?うむ、何とか動けそうだ。

 念を入れ、世界中で一番聡明で優しい○が買ってきてくれた湿布薬を貼る。ホテルのコンビニに売っていたらしい。やはり私と同じように張り切りすぎて体を壊すオトーサンがいるのだろうか。

 最後の食事を終え、チェックアウトを済ませる。そして最後となる駐車場へ行き、最後にもう一回だけグアム・プレミア・アウトレットへ寄り、最後のドライブを楽しみ、ダラーレンタカーで最後の手続きを終え、空港で最後のタバコを吸い、○はDFSで最後の買い物をし、旅の最後に再び飛行機に乗り、でも関空では荷物が最後まで出てこず・・・えっ、最後最後って鬱陶しい?では次の「最後」で「最後」は最後にしよう。

 最後に一言。

 大トホホがない旅行は(私にとって)何より辛い。
 (ああ、こんなくだらない事しか書けないのもトホホがないからだ・・・)




 後記:10日間に渡って単なる旅行記を書き殴り、すいませんでした。いやあ、前回の帰国日を間違えるというインパクトの後では、どんな経験もかすんでしまい、結局たいしたことなく終わってしまいました。ちなみに、痛めた腰は4日ほどで快癒しましたので、ご心配は無用です。

  2006/4/5 (440123hit)  気がつけばマスターズ


 ども。hiro@ちちんぷいぷい(関西ローカル)の角淳一はなぜ同じ文章を二度読むのだ!!しんきくさい!!です。

 さて私と言えば頭の中は帰国してもずっとグアム旅行の余韻に浸っていて、ふと気がつけばもう4月5日であり、つまり帰国からもう10日以上経っており、ふと空を見上げればさくらが満開で、思い起こせば2週間クラブを握っていないというていたらく。

 しかもグアム旅行記を書いている間にたくさん書きたい事があったような気がするにもかかわらず終わってみればさて何だったかなと思い出せず、そうこうしているうちにもうマスターズウイークである。

 マスターズ。ああ、何と甘美な響きか。

 オーガスタ。ああ、血湧き肉躍るその固有名詞よ。

 ボビー・ジョーンズ。ああ、あなたは偉大だ。

 も一度マスターズ。死ぬまでに一度は行きたいマスターズ。


 というわけで、もしオーガスタをラウンドできるなら100万円払ってもいい!とすら思ったりするわけだが、もし私が大金持ちで、例えば1000万円払うといったとしても簡単にラウンドできないのがオーガスタなのである。

 オーガスタをラウンドする方法として、

 A,メンバーになる

 B,メンバーの招待を受ける

 C,マスターズに出場する


 の3つの方法がある。っていうか、その3つしかない。ゴルフダイジェストオンラインの「ゴルフ場予約」では予約できないし、コースに電話をかけて「明日ラウンドできる?」と聞いても無言で切られるのがオチだ(日本語通じないし)。

 Aは現実的に不可能。だって、今現在300人ぐらいしかメンバーが居ない状態で、その人たちがお亡くなりにならないと新しくメンバーは入れないわけだし、そのウェイティングが何百人もいるっていう話しだし。その何百人が皆地位と名声を腐るほど持ってるんだもん。

 Bは真剣に考えた。いつだったか、マスターズの会員名簿らしきものをウェブ上で見た事があるのだが、知ってる人はいなかった・・・って当たり前ですな。ビルゲイツと今から友達になるのも難しいだろうしなあ。

 で、Cである。マスターズの出場資格は次の通り。

1.マスターズ優勝者

2.過去5年の全米オープン優勝者
3.過去5年の全英オープン優勝者
4.過去5年の全米プロ優勝者

5.過去3年のプレーヤーズ選手権優勝者

6.前年度全米アマ優勝者(6-A)、および2位(6-B)
7.前年度全英アマ優勝者
8.前年度全英アマ・パブリックリンクス優勝者
9.前年度全米ミッド・アマ優勝者


10.前年度マスターズ成績16位タイ以内
11.前年度全米オープン成績8位タイ以内
12.前年度全英オープン成績4位タイ以内

13.前年度全米プロ成績4位タイ以内
14.前年度PGAツアー賞金ランキング40位以内

15.本年度PGAツアー賞金ランキング10位以内(マスターズ開催前週に発表されたもの)
16.前年度ワールドゴルフランキング50位以内
17.本年度ワールドゴルフランキング50位以内(マスターズ開催前週に発表されたもの)


 この中で、1は問題外だ。マスターズに出場するためにマスターズに優勝しておくなんていう事は論理的に破綻しているからだ。同じ理由で10も消える。

 2〜3も逆立ちして世界一周するぐらい無理だし、4〜5、13〜17もまずプロにならないといけないからダメ。

 残ったのは6〜9と11、12(青字の項目)である。これならアマチュアのままで出場が可能だ。

 マスターズはボビー・ジョーンズの精神によりアマチュアに広く門戸を開いている事で有名だが、上の項目を見てもそれがよく判る。最低でも5人は出場できるのだ。つまり、その年に世界で5番目にうまいアマチュアになればいいのだ・・・って、無理に決まってるやろ!!プロになるより難しいわ!!

 こうして最後の望み、Cの条件も消えてしまった。何だかアメリカの大統領になる方が簡単な気もしてきた。絶対に無理なのか?

 私は考えた。何か可能な方法があるはずだ。そう思ってウェブを色々と見ていると・・・・見つけた!これだ!

 マスターズの歴代優勝者は、前年度優勝者からグリーンジャケットを着せてもらうが、あのジャケット贈呈は単なるセレモニーではない。あれは「オーガスタのメンバー」の証なのだ。つまりマスターズで優勝した人は自動的に(準)メンバーにしてもらえるらしい。という事は、歴代優勝者と友達になればいいのだ!歴代優勝者は・・・・

2005年 タイガー・ウッズ
2004年 フィル・ミケルソン
2003年 マイク・ウィア
2002年 タイガー・ウッズ
2001年 タイガー・ウッズ
2000年 ビジェイ・シン
1999年 ホセ・マリア・オラサバル
1998年 マーク・オメーラ
1997年 タイガー・ウッズ
1996年 ニック・ファルド
1995年 ベン・クレンショー
1994年 ホセ・マリア・オラサバル
1993年 ベルンハルト・ランガー
1992年 フレッド・カプルス
1991年 イアン・ウーズナム
1990年 ニック・ファルド
1989年 ニック・ファルド
1988年 サンディ・ライル
1987年 ラリー・マイズ
1986年 ジャック・二クラス
1985年 ベルンハルト・ランガー
1984年 ベン・クレンショー
1983年 セベ・バレステロス
1982年 クレイグ・スタドラー
1981年 トム・ワトソン
1980年 セベ・バレステロス
1979年 ファジー・ゼラー
1978年 ゲーリー・プレーヤー
1977年 トム・ワトソン
1976年 レイモンド・フロイド
1975年 ジャック・二クラス
1974年 ゲーリー・プレーヤー
1973年 トミー・アーロン
1972年 ジャック・二クラス
1971年 チャールズ・クーディ
1970年 ビリー・キャスパーJr.
1969年 ジョージ・アーチャー
1968年 ボブ・ゴールビー
1967年 ゲイ・ブリュワーJr.
1966年 ジャック・二クラス
1965年 ジャック・二クラス
1964年 アーノルド・パーマー
1963年 ジャック・二クラス
1962年 アーノルド・パーマー
1961年 ゲーリー・プレーヤー
1960年 アーノルド・パーマー
1959年 アート・ウォールJr.
1958年 アーノルド・パーマー
1957年 タグ・フォード
1956年 ジャック・バークJr.
1955年 ケリー・ミドルコフ
1954年 サム・スニード
1953年 ベン・ホーガン
1952年 サム・スニード
1951年 ベン・ホーガン
1950年 ジミー・デマレ
1949年 サム・スニード
1948年 クラウド・ハーモン
1947年 ジミー・デマレ
1946年 ハーマン・カイザー
こちらのウェブから

 うーん、全然知らない人もいるし、伝説のような人もいる。中には亡くなっている人もいるかもしれない。でも、日本びいきのゲーリー・プレイヤーとか、気が優しそうなクレイグ・スタドラーとか、友達になってくれそうな気もする・・・なわけないやろ!!>俺。

 よし、では発想を変えよう。これから優勝者になりそうなプロごるふぁーと友達になっておき、優勝したら招待してもらうというのはどうだ?うん、これなら現実的だし、ゲーリー・プレイヤーと友達になるより簡単そうだ。

 そうと決まればさっそく行動だ。えっと、誰かマルちゃんとか片山プロとか伊藤涼太君とか崔京周プロとかT.イメルマンとかババ・ワトソンとかネイサン・グリーンとかJ.B.ホームズとかの知り合いはいませんか?

 おられましたら、私と友達になって下さい。お願い!!!!

  2006/4/7 (441342hit) ポカが多すぎる

4/6・きさいちCC・松竹Bグリーン・Par72(コースレート68)・晴のち曇
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 5 3 4 6 4 4 4 7 4 41 4 3 4 5 4 6 6 5 4 41 82
+3
putt 3 2 2 3 2 3 2 2 1 20 1 2 2 1 2 2 2 2 2 16 36
topics *1     *2   *3   *4               *5 *6        

*1・・・エッジから3パット。その心はファーストパットが大ショート。トホホ度2

*2・・・ピン奥10mから3パット。その心は70cmを外す。トホホ度3

*3・・・ピンハイ5mから3パット。その心は
30cmを外す。トホホ度5

*4・・・本文参照。
トホホ度4

*5・・・本文参照。トホホ度3

*6・・・本文参照。
トホホ度3

ウホホ15p(0p+パー1p×12+寄せワン1p×3)VSトホホ20pでこれでもトホホの勝ちってそれはやっぱり自分に厳しすぎるので、パーは1.5ポイントぐらいがちょうどくらいかなと思うのですが如何でしょうか。そうですよね。判りました。するとウホホが21p、トホホが20pでウホホの辛勝となり、まあ妥当かなと。 (ウホホ4勝7敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
3ボギー
2ダボ
1トリプル
82
(+10)
87.7
平均パット数
Putting average
2.0
(36)
1.929
(34.720)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 4.00
(0.72/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
66.7
(12/18)
34.6
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
83.3
(15/18)
78.2
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
66.7
(12/18)
29.9
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(15/18)
79.8
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
66.0
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
212.9 209.9
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
60.0
(3/5)
28.3
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
60.7 63.9
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
70.0 62.8
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
61.8 59.5
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
57.1 61.2

 世の中には練習したくてもできない方もいるのに、2週間ぶりにクラブを握るというヘタレな私であるが、こういう時は期待していない分かえっていい感じでラウンドできたりする。でもしっかり帳尻を合わせたりもするのでやっぱりトホホでヘタクソなのである。

 この日の「スゴイ!嘘?何それ?」は何といってもパーオン率だ。午前中はスタートホールから7連続パーオン。ってどうしちゃったのよ俺?とオダギリジョー的独り言をつぶやくぐらいアイアンが切れまくっていた。後半もスタートホールから5連続パー。結構いいじゃん!

 その理由は定かではない。定かだったら今頃HDCP+5ぐらいになっているだろう。好調の時も不調の時もその理由が自分で判らないからこそごるふぁーは死ぬまで悩むのだ。しかし、この日気をつけた点は次の2つで、それのどちらかがいい感じだったのだろうとは推測できる。

 ★ドライバーは右足軸で、アイアンは左足軸でスウィングする

 ★アイアンはとにかくボールを地面にめり込ませるように打つべし!


 最初の軸の問題は、グアムで買ってきたGolf Digest誌4月号に載っていたJim FlickのTipで、ベン・ホーガンがそう言っていたらしい。これをイメージしてスウィングしてみると、特にアイアンのトップが少なくなった(ちょっとダフリ目はたくさんあったけど)。これは普段いかに球を無理して上げようとしているかの証明だな>俺。


 しかし良い事ばかりではない。この日の「偉そうにいってもお前なんてやっぱり中途半端なトホホ者なんだよ!いい気になるなバーカ!!」は発作的大叩きとパットだ。

 松8番パー5。ティショットは今日イチ。2打目は7Wで派手にダフり、150ヤードしか飛ばず。でもこれは想定の範囲内だ。残り140ヤード、絶好の位置から得意なはずの8アイアンがどトップ・・・・ころころころ・・・・4打目、アプローチをトップして奥へ・・・・5打目またアプローチをトップしてピンを大オーバー・・・・3連続トップって。

 ヘタクソにも程があるぜ>俺

 竹6番パー3。谷越え打ちおろしの名物ホール。グリーン奥では前の組が、ティグラウンドでは後続組が見物。よーし燃えてきたぜ!ここは1発おぢさんいいところを見せてやろうかな!

 結果:どトップして谷底へ・・・・

 燃えすぎて火災が起きてますが>俺


 竹7番左ドッグレッグパー4。果敢にショートカットを狙うも、力みすぎて左に引っかけ、丘に激突!!(ボールは落ちてきてくれたけど)

 果敢にも程があると思いますが>俺

 ・・・・・・orz

 しかしまあこんな事は実力通りの結果だから仕方ないしそんなにショックでもないし笑って済ませられる。問題はパットなのだよ皆の衆。

 確かにこの日はエアレーションと砂でグリーンのコンディションは悪かった。普段より相当重く、ボールは転がっている間中バンプし、理不尽なブレイクもあった。だからショートしまくったりしたわけであるが、それにしても何度も何度もショートして

 重いと判りまくっているのになんで強く打てない?>俺

 判っているのにできないというのは、もう何というか・・・・


ひたすら悲しい。

  2006/4/8 (441796hit)  マスターズ2日目を終わって


 ども。新コンテンツ「ハワイ・グアムのゴルフコース」をアップしました。まだ序章だけですが、少しづつ暇をみて書き足していきます。乞ご期待。

 さてマスターズ。世界中の名手たちが世界一美しいコースで世界一の技を繰り出す姿を、遠い極東の地にある自宅のリビングで、しかもオン・タイムで見られるとは何と素晴らしい時代に生まれたのだろうかとつくづく思う。

 奇しくも今年は70回の記念大会。タイガーが2回目の連覇(マスターズで2回以上連覇したプレイヤーはいないらしい。意外だけど)を達成するのかが話題の中心だが、今年はビッグ5と呼ばれる残りの4人もみな好調だ。ちなみにビッグ5とはビッグカメラ、東京ビッグサイト、ビッグエコー、ビッグボーイ、ビッグコミックの5つ・・・・ではもちろんなくって、ワールドランキングトップ5のタイガー・ウッズ、ビジェイ・シン、レティフ・グーセン、フィル・ミケルソン、アーニー・エルスの5人のことである。

 2日目を終わった順位は以下の通り。ブルーのカラムはビッグ5、黄色のカラムは私の個人的な注目選手だ。

順位 通算スコア プレイヤー 合計 1日目 2日目
1 -6 C.キャンベル 138 71 67
2 -3 R.メディエイト 141 68 73
2 -3 V.シン 141 67 74
2 -3 F.カプルス 141 71 70
5 -2 P.ミケルソン 142 70 72
5 -2 D.クラーク 142 72 70
5 -2 E.エルス 142 71 71
5 -2 T.クラーク 142 70 72
5 -2 D.ハウエル 142 71 71
10 -1 N.オハーン 143 71 72
10 -1 B.メイフェア 143 71 72
10 -1 P.ハリントン 143 73 70
10 -1 O.ブラウン 143 74 69
10 -1 B.クレンショー 143 71 72
10 -1 R.グーセン 143 70 73
10 -1 T.ウッズ 143 72 71
17 0 S.エイムズ 144 74 70
17 0 S.バープランク 144 74 70
17 0 J.ボーン 144 73 71
17 0 R.ビーム 144 71 73
17 0 M.ウィア 144 71 73
17 0 A.オーバーホルザー 144 69 75
23 1 J.レナード 145 75 70
23 1 B.カーティス 145 71 74
23 1 S.シンク 145 72 73
23 1 G.オギルビー 145 70 75
23 1 片山晋呉 145 75 70
23 1 D.ラブIII 145 74 71
23 1 R.パンプリング 145 72 73
30 2 Z.ジョンソン 146 74 72
30 2 C.ペターソン 146 72 74
30 2 S.アップルビー 146 71 75
30 2 S.ガルシア 146 72 74
30 2 A.スコット 146 72 74
30 2 M.A.ヒメネス 146 72 74
30 2 R.サバティーニ 146 76 70
30 2 L.ドナルド 146 74 72
30 2 R.アレンビー 146 73 73
39 3 J.M.オラサバル 147 76 71
39 3 T.ヘロン 147 76 71
39 3 M.ヘンズビー 147 80 67
39 3 A.カブレラ 147 73 74
39 3 L.マイズ 147 75 72
44 4 T.パーディ 148 72 76
44 4 B.ジョーブ 148 72 76
44 4 T.ビヨーン 148 73 75
44 4 J.フューリック 148 73 75

 首位(−6)はここ数年でめきめきと実力をつけてきたチャド・キャンベル(米)。ボウヤ顔をしているがもう31歳である。米ツアー3勝。「最もメジャー初制覇に近い男」と言われているらしい。マスターズ出場は3度目、予選を通ったのが2度目だが、今日の67は最小スコアタイ。中継時間の関係でプレーはほとんど見られなかったが、明日からはゆっくりTVに写るだろう。オーガスタの女神に気に入られるかな?(私はあんまり好きじゃないなあ)。


 3打差(−3)の2位タイには43歳(私と同い年!)のビジェイ、そして46歳のフレッド・カプルス。この2人を見てると私でもまだマスターズに出られる可能性がなくはないな、と思ったりする(←超バカ)。

 ビジェイはダブルボギーを3つも叩いたのに2オーバーで堪えた。でも、ビジェイって何となくいろんな意味でツいてないという気がするんだけど何でだろう。あの陰気な雰囲気のせいかなぁ?(ビジェイさん、もしここを読んでおられたらごめんなさい)。同い年だし頑張って欲しい気もするんだけど。

 で、現地の中継ではフレディばっかり映してたけど、「ブンブン丸」と呼ばれていた往年の全盛期を髣髴とさせる飛距離とアイアンはさすが。4日間このまま走って、優勝争いしてくれれば嬉しいなあ。ところで、英語で「ブンブン丸」って何ていうのかな?・・・と思って調べたら、

”Boom Boom”(ブンブン)

 らしい。そのまんまやん・・・でも、

Fred ’Boom Boom’ Couples

 ってな具合にミドルネームになるとなぜかカッコイイし、まさにぴったり!って感じなんだよね。



 さて、その下の5位タイ(−2)にはミケルソンとエルスが仲良く並んでいる。ミケルソンは特に今回タイガーの対抗馬筆頭で、ドライバー2本(フェード用とドロー用)をバッグに刺しての参戦という、まるで漫画の設定のような作戦に出た。抜いたのはSWらしい(LWは入れてる)。いやあ、やってくれますな。

 でも、パター・ドライバー・ウェッジの3種類がクラブの要なんだし、ウェッジを複数入れて使い分けるのは常識になってるし、ドライバーが2本でも全然おかしくないと思う。さらに今後は、パターを複数本入れてラウンドする事も珍しくなくなってくると思ったりする。いやむしろ、アマチュアごるふぁーの方が10ヤード刻みで打ち分ける必要なんてないんだから、

 ドライバー2本(飛距離追求用とフェアウェイキープ用)
 フェアウェイウッド(あるいはユーティリティ)4本
 アイアン4本(6〜9I)
 ウェッジ3本(PW、PS、SW)
 パター2本(ロングパット用とショートパット用、あるいは上り用と下り用)


 なんてセッティングが珍しくなくなっているかもね・・・・え?合計15本になってるって?黙ってたらバレないって!!(←ダメです)



 先ほどは43歳のビジェイと46歳のフレディで驚いたが、今年はさらに上がいる。パターの名手であり、84年と95年にマスターズを制したベン・クレンショーである。何と54歳。彼の敵はアーメンコーナーでも飛距離が延びた11番でもなく、週末も最高のパフォーマンスを発揮するための体調管理になるだろうね。



 本命のタイガーはビッグ5の中で最も渋いレティフ・グーセンと並んで1アンダー。首位と5打差の10位タイ。充分射程距離。TVで見てた範囲ではパットのフィーリングがイマイチそうだけど、ヤツのことだから心配いらないだろう。明日か明後日に60台前半のビッグスコアが出るかどうか?楽しみである。



 そして片山晋呉が1オーバーの23位に浮上した。グリーン・モンスターと呼んでもおかしくないコースと化したオーガスタで、ドライビングディスタンス286.2ヤード(アメリカPGAツアーに換算すると110位)の彼が出した自己ベストの2アンダーは本当に素晴らしい。このまま、決勝ラウンドでも日本の賞金王として相応しい戦いをして欲しい。




 最後に、S.ガルシア・・・・ひげを蓄え、髪を伸ばし、すっかり青年っぽくなった彼も26歳。そろそろメジャーの1つや2つ獲ってもおかしくないんだけどなあ。パットに悩んでいるということなので、よいコーチを見つけて頑張ってね!

 以上、思いつくままに。

  2006/4/9 (442160hit)  マスターズ3日目?


 昨日自分の日記をアップし終え、夜中にメリーさんの日記を読む。いやあ、奥の深い考察、目のつけどころの鋭さ、ごるふに対する造詣の深さ、言葉の使い方の上手さなど、さすがである。大変面白く読ませて頂きました。

 それに比べると、自分の日記がいかに陳腐でやっつけ仕事でいい加減であるかがよく判ってちょっと落ち込んだりしたのだが、いやいやその陳腐さといい加減さが私の日記の特徴なんだしまあいいかと思い自分を慰める。

 さて3日目。雨で4時間半も中断し、女神は最終日の体力勝負を各プレイヤーに強いる事となった。中年3羽ガラスのビジェイ・シン、フレッド・カプルス、ベン・クレンショーには相当な逆風になるだろう。

 タイガーは2つスコアを伸ばして首位と3打差の暫定4位タイ。面白くなってきた。でも、2ストローク伸ばしただけで「タイガーチャージ!」と判で押したように繰り返すのは私の日記より陳腐だと思うのだが。それにやっぱりパットは良くないみたいだし。明日、パットのフィーリングが戻らなければ相当苦労しそうだ。

 ・・・・実は今日、まだ録画を見ていないのでこれ以上書きようがない。おまけにうららかな春の気候にごるふしたい病の虫が疼いて仕方がない。というわけで、くずはパブリックに薄暮プレーに行ってきま〜す!

  2006/4/10 (442610hit)  王者の貫禄


 今日も陳腐な感想を。

 昨日あれからくずはパブリックへ行き、9H+4Hラウンドし(薄暮の結果は明日アップします)、帰りに焼き肉屋の前を通ると大変いい匂いがしたので家族を説得して焼き肉屋へ行って夕食を食べ、家に帰ってからは一人リビングで3時間ほど眠って午前3時30分に起きてマスターズを観た。

 私を含め、ほとんどの人の注目はタイガーの逆転があるかどうかであったと思うが、とにかくパットが悪すぎた。2mほどのパーパットも何度か放り込んでいたが、そもそも2mのパーパットが残る事自体、パットが不調だった証である。

 3パット3回、33パットは彼も想像だにしなかった悪さだろう。優勝したミケルソンとの差は3打。ドライバーやアプローチはほぼ完璧だっただけに、3パットが無くて2m前後をあと1つだけ放り込んでいれば優勝していたのに・・・

 それにしてもロングパットをショートする、池に放り込む、ショートアイアンでピンと反対側にオンしたりグリーンを外したりするなど、タイガーらしくない最終日だった。やはりお父さんの事が相当心配だったのだろうか。

 そして優勝はミケルソン。フロント9では全く予想のつかない展開だったけど、中盤以降は4打差をつけて完全に一人旅。クルージング状態で余裕の勝利だった。2年前のマスターズで優勝して以来、風格と貫禄が出てきたよね。16番と18番の、合わせるようなファーストパットはご愛敬。

 ミケルソンと一緒に回ったカプルス。可哀想に、とにかくパットが入らなかった。前半だけで5つは入れ頃外し頃のバーディパットを外したのでは?あれがもう少し入っていたら・・・って、「ればたら」ばっかりですな。

 あと、色々ドラマはあったけど、まあそういう事で(どういう事だ?)。

  2006/4/11 (443064hit) 「気持ちよく振る」のと「己を律して振る」の違い

4/9・くずはパブリックGC・Par35+15(コースレート?)・
hole 10 11 12 13 14 15 16 13 14 15 16 17 18 total 1R
換算
par 5 4 3 4 4 3 4 4 4 3 4 5 3 50 72
score 5 5 2 5 5 3 6 5 5 3 5 7 3 59 85.0
putt 1 2 1 2 1 1 3 2 2 1 2 2 1 21 30.2
topics     *1       *2 *3 *4     

*1・・・得意の8アイアンがピン下4mにオン。まっすぐ打ったら入った。ウホホ度4

*2・・・60cmを外して3パット。最近こればっかり。トホホ度2

*3・・・もう一回戻りました(^^;

*4・・・ティショット以外全部トホホショットでした。
トホホ度5

ウホホ14p(4p+パー1.5p×4+寄せワン1p×4)VSトホホ7pで久しぶりにウホホの勝ち! (ウホホ5勝7敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディー6ボギー
2ダボ
85.0
(+13)
*
87.3
平均パット数
Putting average
1.615
(30.2)
1.914
(34.46)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
7.69
(1/13)
4.27
(0.77/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
38.5
(5/13)
35.3
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
84.6
(11/13)
78.2
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
7.7
(1/13)
28.5
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
84.6
(11/13)
79.6
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
66.7
(6/9)
67.3
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
206.7 209.7
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
40.0
(4/10)
29.3
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
58.3 63.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 62.2
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
72.2 60.2
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
66.7 61.5

 午前中の仕事を終え、2時40分頃くずはパブリックに到着。幸い15分後にすぐ1人入れる組があり、急いでインコースのスタート室へ。

 しかし4人のうち2人がまだ来ていないとの事で、50歳前後のY住さんという方と2名でラウンドする事になった。2人とも手引きカートだ・・・良かった。

 この日もやっぱりドライバーがチーピン地獄。マシな時でもやや右へ低く飛び出て10mぐらいしか球が上がらず、そのままフックしてフェアウェイ左端、みたいな。まだまだ「くぉたま」の後遺症が残っているようだ。しかしまあ最近まともに練習もしてないんだから直るわけないわな。

 しかし後半、本能のままに気持ちよく打つのをやめて、グリップが体の近くを通るように即ちダウンスウィングで右脇をしっかり締めるよう気をつけて打つと、だいぶ当たりが戻ってきた。また、アドレスでボールを少し右側にセットしてやると球が右へ飛んでいくようになってきた。

 うまく当てよう、飛ばそうと思いすぎて極端なアウトサイドインになっていたのだろうか?グリップが体の近くを通るように振るのは、相当気持ちと力をコントロールする必要がある。「のびのびと本能のままに気持ちよく振る」というのとは対極だ。でも、そっちの方がよく飛ぶんだよなあ。不思議だ。やっぱりごるふは己を律する気持ちが大事なのだ、うん。

 アイアンは持ち玉の超トップが1回、どこへ出しても恥ずかしいダフリが2回あったが、それ以外はまあまあうまく打てた。っていうか私にしては相当うまく打てた。左右のブレも、バンカーに入るレベルからエッジに留まるレベルまで精度が上がってきた。やっぱり左足を軸にして振るイメージが良いのだろう。言い換えれば、左腰を支点にして打つ感じ、かな。やっぱりごるふはイメージが大事だ、うん。

 アプローチもまずまず。ピンが奥に切られている時は、SWでピッチエンドランするよりPWでランニングアプローチした方が絶対に寄りますな。って今頃そんな事に気付いたのか?>俺

 パット数が少なかったのはアプローチが良かったからで、くずはのグリーンは相変わらず難しかった。やっぱり高麗芝は目が読めなかったら話にならない。コンディションはこの時期にしては良かったと思うけど、夕方になって葉が伸びてきた状態では難易度が跳ね上がるしね。

 でも13ホールもラウンドできたし(コースの人ごめんなさい)、成績も良かったし、気候も良かったし、言う事なしである。元気でごるふができる有難さをもっともっと心の底から強く感じなさいよ>俺。

  2006/4/12 (443580hit)  アメリカのごるふ雑誌(その1)


 明日は木曜日。日曜日の薄暮に続いてのラウンドだ。週に二回もごるふができるなんて私は何と幸せなのだろう。

 ドライバーショットがチーピンだらけでも、アイアンを打つ時に「またミスをするかも・・・・」とドキドキし、さらに「ああ俺は何でこんな事でドキドキするんだろう」と情けなくなり、さらに「ああ俺は何でこんな事で情けなくなったりするんだろうと」反省し、さらに「ああ俺は何でショットのたびに反省するのだろう」と落ち込み、そして「ああ俺は何で打つ前から落ち込まなければならないのだろう」と悲しい気持ちになった結果、やっぱりミスショットをしても、やっぱり幸せ者なのだ。

 さて、今日はグアムで買ってきたGolf Digest4月号から気になった記事を紹介しよう。と書けばまるで高野さんのゴルフ「80を切る!」日記だが、私は高野さんのように記事を翻訳してTipをご紹介できるような英語力はない。だから今日の日記は純粋な推測と想像に基づく単なる感想であり、実物とは違っている可能性が大いにある事をお汲み頂きたい。っていうか、今日は広告について。

 広告でやっぱり一番人気はタイガー。いきなり表紙のすぐ裏、ナイキのSasQuaychドライバーのものが1つめ。目次の次のページ、accenture(経営コンサルティング会社)のもので2つめ。その10ページほど後ろ、アメックス(クレジットカード)の広告でお母さんと抱き合っている写真が3つめ。

 この広告は、タイガーの直筆と思しき文章が載せられている。面白そうなのでスキャンして載せてみた。


優しい顔である


 ちなみに、何と書かれているかというと

 私の名前は: タイガー ウッズ

  子供のころの夢: ゴルフでお父さんを負かす事
  一番の思い出: しょっちゅう自転車とスケートボードに乗っていた事
  お気に入り:  自家用ボート
  最近買った物:  友達が出したニュー・アルバム
  好きな映画:  Caddyshack
(編者注:1980年公開のゴルフを題材としたコメディ?)
  インスピレーション:  両親

 私の人生は: hektic
 私のカードは: アメリカン・エクスプレス

 である。インスピレーションは日本語でよく使われる「霊感」ではなく、「心の拠り所」という感じの意味だろう(推測)。そして、hecticという単語の意味は、消耗性[熱]の, 熱のある (〜 fever); (病的に)ほおの赤い; ひどく興奮した; 大忙しの、という意味らしいので、この場合は

 「スロットル全開で突っ走る」ってな意味合いがあるのだろう(想像)。

 いかん。中途半端だが時間切れだ。続きはまた後日。

  2006/4/14 (444516hit) 言い訳はしない

4/13・きさいちCC・竹梅Bグリーン・Par71(コースレート66)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 71
score 5 2 6 6 4 6 5 5 3 42 5 5 6 6 4 6 6 6 7 51 93
+3 +3 +3
putt 2 0 2 1 2 3 2 2 1 15 2 3 3 2 1 2 2 2 2 19 34
topics   *1 *2     *3     *4       *5 *6   *7 *8 *9 *10    

*1・・・ややトゥ寄りの当たりでグリーン手前の花道へ。ライが良く(←重要)、ウェッジのチップショットがうまく打ててカップイン。ツキが8割のバーディ。ウホホ度3

*2・・・2打目が砲台グリーンに届かず、3打目もちょっとダフってエッジまでしか行かず。そこからのランニングアプローチがピン上についてしまう。トホホ度4

*3・・・ティショットはやや左へ飛んでバンカーへ。左足下がりでバックスウィングも満足にできないライからやっぱり脱出できず(でもこれは想定内)、次のバンカーショットも失敗。乗せるだけ。そして3パット。トホホ度5

*4・・・2打目の9アイアンがピンやや奥3mに付き、下りのスライスラインをカップ左端からナイスイン(←自分で言うな)。でもいいストロークで打てた。
ウホホ度5

*5・・・ティショットが右へすっぽ抜け、木に当たって戻ってくる。2打目、ベアグラウンドからトップして奥へ。3打目、再びトップして8mもピンをオーバー。で、また3パット。トホホ度5

*6・・・全ストロークトホホショットで4オン。
トホホ度5

*7・・・ティショットはトップしてライナー。2打目ディボット痕からダフる。3打目トップして奥へ。寄らず入らずでまたダボ。トホホ度5

*8・・・谷越えのパー3。ボールの5cm手前をダフって谷底へ。
トホホ度5

*9・・・ティショットは狙いより30ヤード右へ飛び、フェアウェイを突き抜けてOB。トホホ度5

*10・・・ティショットは当たり損ない、アイアンはトップし、アプローチはチャックリ。
トホホ度5

ウホホ14.5p(8p+パー1.5p×3+寄せワン1p×2)VSトホホ39pでトホホのコールド勝ち (ウホホ5勝8敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
2バーディー5ボギー
5ダボ
3トリプル
93
(+22)
87.7
平均パット数
Putting average
1.889
(34)
1.913
(34.43)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1
(2/18)
4.76
(0.86/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
27.8
(5/18)
34.8
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
55.6
(10/18)
76.6
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
22.2
(4/18)
28.0
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
50.0
(9/18)
77.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
71.4
(10/14)
67.6
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
192.1 208.4
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
18.2
(2/11)
28.4
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
54.2 62.9
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
37.5 60.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
43.2 58.1
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
50.0 60.3

 まあ何というか、ごるふをなめているからこういう事になるのだ。

 まだまだ芝が生え揃っていない上に砂が撒かれ、ただでさえ打ちにくいフェアウェイはこの日の朝まで降っていた雨でまるでベアグラウンドのようになっており、それがアイアンショットやアプローチショットに精神的プレッシャーとなったのは確かだが、それを言い訳にするつもりはない

 グリーンもたっぷり砂が撒かれてエアレーションされたサブグリーンで、普段の2割は重く、ラインに乗ったパットがことごとくショートしたのであるがそれが大叩きを誘発した訳でもない。2割重かったら2割り増しで打てばいいだけなんだし。

 また、午前中の3番ホールで前の組の自走式カートにトラブルがあり15分中断した事、さらに午後のスタートホールの2打目地点で停電が起こり、カートがストップしてまたもや30分近く待たされた事ですっかりリズムが崩されたのは事実だが、もともとプレーのリズムなど気にするほどの腕でもないし第一そんなに繊細でもない。だからそれも大叩きの理由であるとは口が裂けても言わない

 さらに、この日同伴した1人にとんでもないオッサンがいて、心の狭い私はずっと不愉快な気持ちのままラウンドしてしまった(←情けない。猛省を促す)。しかしどんな同伴競技者であっても実際に球を打つのは自分であり、自分のミスショットをそのオッサンのせいにするのは卑怯であり最低であり責任転換である。そんなオッサンに心をかき乱される自分の弱い心が悪いのだ。

 この「トホホ度5(満点)」のオンパレードを見て少しでも恥ずかしいと思うならもっと練習に精を出すんだな>俺。

 っていうか、久しぶりに凹みました・・・・トホホ・・・・・

  2006/4/15 (444920hit)  恐怖の●●魔


 土曜日だというのに今日も雨である。さらに予報では明日も雨である。まったくいい加減にして欲しいものである。これ以上雨を降らせて全国のごるふぁーを困らせるなら、法的手段に訴えるぞ(誰を?)。

 さて昨日は言い訳はしないと書きながら全てが言い訳だったような気もするが、仮にそうだとしてもそれは保身のための言い訳ではなく自己分析と状況把握のための・・・えっ?言い訳の言い訳はするな?いや今ここで書くのを止めれば私が言い訳野郎と誤解される恐れが・・・えっ?まだ言い訳の言い訳の言い訳をするつもりかだって?そんな事をいっても私は断じて言い訳野郎ではないのであ(以下略)。

 というわけで言い訳できてすっきりしたので本文へ。昨日書いた、とんでもないオッサンのことを書こう。そのFというオッサンは年の頃なら50代中ば。背は低いがごつい体をしており、服装や振る舞いは上級者のそれを彷彿とさせる雰囲気を醸し出していた。

 案の定、スウィングはコンパクトながら鋭く、なかなかソリッドなごるふを身に付けていた。おそらくHDCPは8〜10といったところだろう。しかしこのオッサン・・・・とんでもない教え魔だったのである。

 とにかく人がミスショットをしたら何か言わないと気が済まないタチらしく、いちいち「ちょっと腰が開いたな」だとか「今のはインサイドから入りすぎだな」とか「スエーしてる」とか「ボールを見すぎて体が回っていなうっさいわボケェ!!!!!!

 と叫びたくなるぐらいうだうだうだうだ横から原因をほざきやがる。そりゃあお前は俺よりうまいわ。経験もあるやろ。だからと言って聞いてもいいひんのに人のミスショットを解説するなっちゅーねん。

 それが的確で正しい事なら100歩譲って受け入れたるわ。言う事言う事、全部微妙に的外れやないかい。竹の6番、バックスウィングもろくにできない左足下がりのバンカーショット、確かにミスしてバンカーから出えへんかったよ。結果的には3オン3パットのトリプルボギーや。それを見て、お前はなんて言うた?「ああいう場合、横へ出せるようになったら一人前や」ってかぁ?



 こんな状態で、どこへ出すねん?真後ろにはもちろん、左側(木の方向)にもアドレスできひんわなぁ。画面上側の花道方向か?つま先上がりのライから15ヤードキャリーのバンカーショットを打てってか?そんな事狙ってできるんやったらこんな所で悩んでないっちゅーねん。横に出そうとしてショットした球がバンカーを出えへんかったら、精神的ショックが大きいやろ(←私の場合)。

 だから、出ない事をある程度覚悟してピンに向かって打ったんや!そしたら出なくてもバンカー内の良いライにボールは残るやないかい!(ただでさえ砂が少ない上に雨で硬く締まり、土手に突き刺さる可能性はまず無かった)。ほなら、ピンまで距離があるんやし結果的に難易度のそう高くないバンカーショットが残るやないかい。

 こんな俺でもそれぐらいの事は考えてごるふしてるんじゃ。ほんまにええかげんにしとかんと、しまいにピーき回すぞオッサン!!







・・・ただ今、不適当な発言がありました事をお詫び申し上げます。





 えっと、とにかく、人のスウィングにあれこれ口を出すのは(特にラウンド中!)避けて頂きたいと強く思った編者であった。

 それより何より、平気で6インチしまくるようなヤツから教わるほど落ちぶれちゃあいないぜ!!
 



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