日記106

2006年2月17日〜28日

去年までの日記

今年(2006年)の日記
1月前半 1月後半
2月前半 2月後半

  2006/2/17 (421397hit) 高槻ゴルフ倶楽部


 この木曜日は雨の予報だったが、先週はマージャンでごるふができなかったので今週は何としてもラウンドしたい。ホームコースのきさいちに1人でエントリー(○はグアムの準備でお休み)したのが火曜日の午前中。

 しかしその日の夕方、入れてもらうはずの組にキャンセルが入り、仕方なく一旦私もキャンセルに。当日の様子を見て2バッグか3バッグの組に入れてもらう事になったのだが・・・・木曜日の朝。小雨にホッとしながらコースに電話をかけてみると、エントリー自体が少なく、1人で入れる組がないとの事。

 一人で回ってもいいよと私は言ったのだが、カートが雨でスタックすると困るとの事で却下されてしまった。うう、どうしよう・・・・

 そうだ!こういう時はパブリックだ。気を取り直し、家から30分のところにある高槻ゴルフ倶楽部へ。京阪ゴルフ倶楽部より近くにあるのに、今まで一度も行った事がなかったのでこの機会に行ってみようと思ったのであった。それに、ここにはジュニア(中高生)のためのプログラムがあり、その問い合わせもついでにしてみようと思った。

 家を出たのが9時20分、渋滞で40分ぐらいかかったが10時過ぎに到着。


見事な水道管橋である・・・って邪魔でコースが見えん


上の写真の右側。スタート室と練習場

 堤防を越えたところにあるクラブハウスでジュニアのプログラムについて聞いたのち、今(10時15分ごろ)からラウンドできるか聞いてみたところ、全く問題ないとの事だったのでエントリー。しかもプレーフィは冬季割引中とかでなんと1ラウンド4500円である(5500円だったかもしれない)。薄暮ハーフの値段だ。

 もちろん手引きカートでセルフプレーの河川敷パブリックと一般のメンバー制ごるふコースを単純に比較する事はできないが、プレーフィーはやっぱりこのくらいが適正だと思う。


質素な受付。こういうの大好き


アイアンのいわゆる「名器」が30ばかり保存されている。マニアには涎ものだ


青木功プロが使っていたロイヤルマックスフライ


 併設の練習場で球を打つ事15分、私のように1人でラウンドに来ている人が3人集まり、ごくわずかに雨が降る中、高槻ゴルフ倶楽部での初ラウンドがスタートしたのであった。

(続く)

  2006/2/18 (421825hit) 高槻ゴルフ倶楽部(その2)


 ここ高槻ゴルフ倶楽部は、大阪府の二大河川の1つである淀川の河川敷に位置する歴史あるパブリックコースで、今年で開場47年になる。河川敷コースとはいえどコースは広く、フェアウェイはオーバーシードされて冬でも緑で、グリーンも転がりが良くて面白い。距離こそ短いものの、パー5はしっかり4つある(パー3が6ホールあるのでパー70だが)。

 そう、ここは河川敷つまりフラット。そして距離が短い(レギュラーティから5200ヤード)。したがって、ドライバーとアプローチさえそこそこ調子が良ければビッグスコア(大叩きという意味ではない)が出るのである。

 久しぶりのラウンド、そして初めてのコースという事もあり、スタートホールに立った私はいつもより少しだけ謙虚だったような気がする。そのせいか2週間ぶりのティショットはフェアウェイセンターに。

 2打目、残り距離が判らない。ここはグリーンまでの距離をフェアウェイの小旗で表示しているのだが、100ヤードと150ヤードの旗しかないのだ。まあ475ヤードのパー5だから少なくとも230ヤードはあるだろう。手前の花道で良いだろうと7Wでとりあえずグリーン方向へショット。

 その「とりあえず感」が良かったのか、ボールは思いのほか転がり、グリーン右のエッジまで転がってくれた。アプローチが1mに寄り、幸先良くバーディ発進。やっぱり謙虚さ(というか無欲さ)は大事だ。

 高槻GCは上にも書いたようにグリーンの転がりがよく、ほとんどのホールで砲台の受けグリーン。即ち上へつけてしまうと2パットでいくのが難しくなる。というわけで2番も手前から。130ヤードを9アイアンでグリーン手前2mに。ここもアプローチがまずまずでパー。

 3番ホールは305ヤードのパー4。7アイアン、9アイアンとつないでパーオン2パットパー。おお、今日は調子いいじゃん!と謙虚さを無くしたとたんに次のホール。

 4番、260ヤードのパー4。グリーン手前に池。5アイアンティショットはフェアウェイ右へ。行ってみるとボールは綺麗にディボット跡の中に。このライから池越えの90ヤードハイピッチを打てるか?打てるわけない。池を避け、グリーン右側を狙う。ショットはスカのようなチョロだった(やっぱり直接狙わなくてよかった!)けど、結果オーライでグリーン右手前の花道へ。ここまでは謙虚だった。

 しかし3打目は寄せようと思った分だけ大きかったのか、グリーンをオーバーしてしまう。トホホ。4オン2パットのダボ。

 そこから、何か憑き物が落ちたようにアプローチとパットがイマイチモードに突入。アプローチが寄ればパットが入らず、寄らなければ寄らないで当然入らない。5番から7番まで3連続でボギーオン2パットのボギー。

 8番、480ヤードパー5。チャンスである。残り50ヤード地点からの3打目はわずかにグリーンに届かず、エッジまで。まあまあ。しかしグリーンへ近づいてみて驚いた。やや奥に切られたピンの手前には、セントアンドリュースの罪の谷かはたまた日本海溝かあるいは地盤沈下か。1m近い凹みがグリーンの三分の二まで浸食している。アプローチで寄せるのは不可能。パターで転がす事にした。気分は去年のジ・オープン。

 しかし谷にビビってショート、というかパットでトップ(バカ)。かろうじて谷は越えたが20mから5mショート。当然3パット。ビジュアルに負けた。

 そんな自分に呆れたためか、9番ホール、ちょっとぶっ飛ばしてやれと思った私はやはり青い。青すぎる!トゥーブルー!!それまでまずまずだったドライバーが左へ。OB杭ぎりぎりだ。暫定球はさらに急角度で左へ。ああ、ここで終わりか。大叩きさんこんにちは。次が6打目?7打目?・・・・と思いつつ前進ティに歩いていくと1打目が杭の30cm内側でセーフ!このボールを見て、ああやっぱり謙虚さが大事だと頭に豆腐の角をぶつけられたような気分になった(注:日本語は用法を守って正しく使いましょう)。

 そこから得意の8アイアンで何とかオンし、2パットのパー。終わってみればアウトは5オーバーだ。今の時期にしては上出来と言えるだろう。そして、このままスルーでインコースへと突入していく私たちであった。

(続く)

  2006/2/19 (422144hit) 高槻ゴルフ倶楽部(その3)

2/16・高槻GC・レギュラーティ・Par70・雨のち曇り
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in total
par 5 3 4 4 4 3 3 5 4 35 5 3 5 3 4 3 4 4 4 35 70
score 4 3 4 6 5 4 4 6 4 40 5 3 3 4 4 4 4 4 5 36 76
putt 1 1 2 2 2 2 2 3 2 17 2 2 0 2 2 2 2 2 2 16 33
topics *1     *2       *3         *4                

*1・・・昨日の日記参照。ウホホ度4

*2・・・昨日の日記参照。トホホ度4

*3・・・昨日の日記参照。トホホ度3

*4・・・本文参照。ウホホ度5


ウホホ20p(9p + パー1p×8 + 寄せワン1p×3) VS トホホ7pでやっとウホホ2勝目 (ウホホ2勝4敗)にして今年初めての風船飛ばし

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1イーグル
1バーディ
7ボギー
1ダボ
76
(+6)
86.3
平均パット数
Putting average
1.833
(33)
1.917
(34.5)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1
(2/18)
4.63
(0.83/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
55.6
(10/18)
37.0
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
94.4
(17/18)
80.5
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
55.6
(10/18)
32.4
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
94.4
(17/18)
83.3
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
83.3
(10/12)
75.8
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
220.0 214.2
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
33.3
(3/9)
29.3
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
70.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
58.3
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
56.4
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
62.2

 10番ホール、再び475ヤードと短いロングホール。無難にパー。11番パー3もPWでパーオン2パットパー。そして12番、480ヤードパー5。

 高槻GCのパー5は4ホールあると昨日書いたが、そのヤーデージは475ヤードが2ホール、480ヤードが2ホール。つまりここのパー5は全て男性にとってはティショットがうまく当たれば距離の上では十分2オンが可能なサービスホールなのである。

 さらに、実際にラウンドした感じでは距離表示が5〜10%ぐらい甘いホールがあったような気もした。だって、2打目の残り距離を考えたら、イマイチの当たりのティショットが260ヤード飛んでいる計算になるんだもん。いくら何でもそれはないよ。

 とまあそんな感じで改めて12番。ティショットはまずまずでフェアウェイセンター。2打目もまずまずでグリーンまで40ヤード。バンカー越えのアプローチ。ウェッジのピッチエンドラン。この3打目はまあまあうまく打てたがちょっと短いか?と思ったらグリーン上で2バウンドして3バウンド目で直接カップイン。え?






Eagleキタ━━(゜∀゜)━━!!!!
(↑使い回し)

 はい。単なるラッキーです。重々承知しております。たまたまです。でも嬉しいッス!!

 13番はイーグルの余韻で何の変哲もない9アイアンをトップしてボギー。池に入らなくてよかった・・・・

 14番345ヤードパー4。7W、8アイアンで2パットパー。この日は2打目で8〜9アイアンを持てるようにティショットを打てた時のパーオン率高し。ショートアイアンがうまく打てると気持ちいい。

 15番、180ヤードと最も長いパー3。しかもアゲンスト。4アイアンが当たり損ないで2オン2パットボギー。十分でしょう。

 16番、17番と200ヤード台の短いパー4が続く。2つとも練習のつもりでスプーンでティショットするが、まずまず。今日は調子良すぎる。歩きのラウンドで体が温まるのが良いのだろうか。2ホールとも2打目はウェッジのコントロールショットでパーオン、2パットのパー。

 18番、やや不安になってきたドライバー。当たりは悪かったがセンター。2打目は残り70ヤード、ウェッジのフルショットのつもりがインパクトで加減して手前のバンカーへ。今日初めてのバンカー。何とか奥7mぐらいに乗せ、2パットのボギー。

 終わってみればイーグルが効いて1オーバーの36!うーん、出来過ぎ。ホントに久しぶりにウホホがトホホを上回った。というわけで、心地よい余韻を楽しむためクラブハウスへ。時間は2時過ぎ、1ラウンドスルーを3時間半でラウンドした計算だ。さすがにお腹がすいたので食堂へ。


初めてなのに懐かしい食堂


田舎膳。お蕎麦ととろろ、おいしゅうございました

 一人で食事をし、外へ出たらお昼からやむはずの雨がやや本降りに。どこまでもツいている2月のとある1日なのであった(何を気取ってんだよ>俺)。


 このツキを遠いグアムの地まで持っていけるのか?それともやはりトホホはどこにでもついて回るのか?それどころかこの日トホホが出なかった分、グアムで爆発するのか?乞ご期待。


(明日より5日間更新をお休みさせて頂きます。ごめんなさい。次回更新は25日土曜日夜の予定です)

  2006/2/20 (422488hit) グアムご褒美旅行?


 というわけで、hiro家3人は無事グアムに旅立ったのであった・・・・?








 えっ?っていうか、じゃあ何で今頃日記更新してるの?

 いやね、昨日息子がちょっと熱っぽいのでお医者さんに連れて行ったんですよ。そしたら、そのお医者さんが何故か嬉しそうに言うんですよ。








「インフルエンザですね」って。


 私はエアー、ホテル、レンタカー、ごるふ場(2個)、保険、仕事先にキャンセルのメールや電話を入れながら、我が身のトホホぶりを改めて思い知ったのであった。


(息子はタミフルが効いて熱も下がり、大事には至っておりませんのでご心配無用です。それより旅行がキャンセルになった事の方が辛いhiro家3人であった)

  2006/2/21 (422980hit) 空想グアム旅行


 昨日はショックで、家族3人で20時間ぐらい寝て過ごしたのであるが、いつまでも嘆いてばかりはいられない。休むとアナウンスした仕事であるが、家にいるのに仕事をしないというのはやはりいけないので、ヒマだとは思うが普段通り開ける事にした。

 でもやっぱり悔しいので覆水を盆に返すような事を書く。

 2月20日。朝8時に関空に到着。今回はテヅカラインという所にパーキングを頼んだ。料金はやや高めだが駐車場の写真がウェブに載っていたのと、クレジットカードで決済できるのでここにしてみたのだ(ちなみに前回までは3回連続でアート関空カーサービスを利用していた。理由はもっとも値段が安かったからであるが、今回調べてみるとここが最安値ではなくなっていた)。


 9時55分、NW79便はボーイング757という小さな飛行機だったが定時に離陸。



 3時間半はあっという間に過ぎ、無事到着。着いてすぐ、空港のバジェットレンタカーのカウンターへ行き、車を回してもらう。今回もゴルフクラブを持っていったので、大荷物である。車は必然的にSUVだ。4日間で$359.80は割高だが仕方ない。

 ついでにCDW(免責を$500に下げる保険)とZDC(CDWで下げた免責をさらにゼロにする保険)に加入。PAI(搭乗者傷害保険)には加入しなかった。海外旅行保険offに加入してきたからである。これはネットで簡単に加入でき、ファミリー割引などが充実していて安い。今回も家族3人で4泊5日で5000円だった。

(注:色々な会社が登場していますが、私はそれらの会社の回し者ではありません)

 さっそく軽くドライブ・・したがホテルには10分で到着してしまった。今回は去年のハワイ島と同じ、ヒルトン・グアム・リゾート&スパにした。息子のためにプールが充実していてそこそこのグレードでスペシャル料金だったので決めた。3人4泊で68700円。ホテルのクラスにしてはまあまあの値段だ。

 チェックインし、プールで一泳ぎして就寝。

 2月21日。カントリークラブ・オブ・ザ・パシフィックでラウンド。初めてのコースだったが、4アンダーでラウンドできた。○は2アンダー、息子は2オーバーだった。

(注:今日の日記は私の妄想旅行ですので、どうか本気にしないで下さい)

 2月22日。1日中プールで過ごす。プールサイドのデッキチェアーに身も心も同一化してしまったような気分だ。午後からは息子につき合ってウォータースライダーに3000回ぐらい乗る。身も心もウォータースライダーに同一化してしまったような気分だ。部屋に帰っても目の前がぐるぐる回っている。

 2月23日。ウインドワードヒルをラウンド。歴史のあるコースだ。アイアンの調子が良く、1イーグル5バーディ1ボギーの66でラウンドできた。○も絶好調で67。息子は初めてアンダーパーでラウンドした。

(注:だから、妄想だってば!)

 2月24日。いよいよ最終日だ。○が買い物していない事に気付き、あわててショッピングモールへ。ティファニーとバリーとフェラガモの店が軍隊アリが通った後のように荒らされ、私のクレジットカードが断末魔の悲鳴を上げる。

 その後、仕事の用事を10分で済ませ、帰路に。

 いやあ、今回も充実した旅行だっ・・・・・・ヾ(@† ▽ †@)ノうわーん


(っていうか、こんな事書いたら確実に虚しくなるはずなのに何故書く?>俺)

  2006/2/22 (423337hit) 世界女子ランキング


 人間は3つのグループに分ける事ができる。1つは真面目で格好良くて人生の表街道を真っ直ぐに歩いてきて「努力」とか「信念」とか「達成」とかの言葉が大好きで誰からも尊敬されて異性にもモテるタイプ。2つめは不真面目で格好悪くて人生という道は曲がりくねり時には逆戻りし「とりあえず」とか「ま、いいかあ」とか「他力本願」とかの言葉が大好きで友達が少なく異性にあまりモテないタイプ。3つめは間留山氏である。

 私は言うまでもなく1番目2番目のグループだとつくづく思うのだが、それは昨日のようなバカ日記を書く事でも明らかである。皆さん、可哀想なヤツだと思って大目に見てやって下さい。

 しかし世の中には一番目のグループに属している人もたくさんいるようで(推定2割ぐらい)、そんな偉い人が考えたのが世界の女子プロゴルファーのランキング、その名も「ロレックスランキング」である。

 日本女子プロゴル協会のウェブによると、このランキングは世界の5つの女子ゴルフツアーであるUSLPGA(アメリカ)、JLPGA(日本)、LET(ヨーロッパ)、KLPGA(韓国)、ALPG(オーストラリア)と、それに全英女子オープンを主幹するLGU(レディスゴルフユニオン)が公認したランキングで、だいたい男子のワールドランキングを決める方法を踏襲してランク付けしているらしい(男子の方法はややこしいのでよく判りません)。

 で、それが正式に発表された?のが昨日なのである。さっそく30位まで写してみよう。



 1位のアニカは当然として、二位に19歳のポーラ・クリーマー、3位に16歳のミッシェル・ウィというルーキーがランクインしているのが驚きである。若いといえば日本の藍ちゃんが6位、さくらが13位。

 しかしポイントアベレージを見るとアニカの強さが一目瞭然だ。2位のポーラとはほとんどダブルスコア。藍ちゃんとはトリプルスコアに近い差がある。

 他の日本選手は、女王不動が4位、大山志保が14位、藤井かすみが17位。でも、ちょっと日本ツアーに甘すぎるような気もするけどなあ。

 国別でいうと、トップはやはりというかかろうじてというか9人のアメリカ。それを韓国の8人が追う。その次が日本の5人。そしてスエーデンが3人。ここまでで実に30人中25人を占める。女子ごるふ界はアメリカ・韓国・日本の3強とスエーデンで持っているようなものだ(ただし、世界最高峰のUSPGAツアーではご存じの通り日本人はまだお客さんである。藍ちゃん・諸見里・東尾プロらの健闘を期待したい)。

 以下、メキシコ(ロレーナ・オチョア)、オーストラリア(カーリー・ウェッブ)、スコットランド(カトリーナ・マシュー・・・36歳のベテラン)、台湾(キャンディー・コン・・・台湾期待の24歳)、フィリピン(ジェニファー・ロサレス・・・個性的なストリート系ファッションで人気も急上昇の27歳)と各国1人ずつ続く。

 このランキングができた事で、女子ツアーはますます面白くなっていくだろう。藍ちゃんはデビュー戦で良い成績を収められなかったが、1〜2年もすれば初優勝できるだろう・・・って、えっ?1〜2年もかかるってどういう訳だこのhiro野郎!事と次第によっちゃあただじゃあ済まさないぜという声も聞こえてきそうだが、藍ちゃんの不調は深刻になる可能性があると私は見ている。

 パットが入らないとショットも狂ってくるし、そもそも彼女のパットの不調は技術的な問題ではなく慣れと精神的な問題だと思うので、そこで考えすぎるとどんどん深みにはまり、慣れないアメリカツアー転戦と相まって肉体的な不調を併発しそうな気がするのだ。

 それに、最近の彼女はちょっと悲壮感が漂っているというか、今までの明るさと真っ直ぐな感じに少し陰りがでているというか・・・日本を離れたから余計に、日本人として頑張るとか期待に応えてとか考えてかけなくていいプレッシャーを自分にかけそうだし。

 今年優勝するとしたら、案外諸見里のほうが目があるかも・・・(江連プロがどれだけフォローするかによるけどね)

 以上、藍ちゃんファンの方、ごめんなさい。

  2006/2/24 (424182hit) ライオンズカントリー倶楽部


 すいません。今日は写真だけ。昨日はちょっと遠出したのであった。


立派なコースであった



駐車場に着き、ふとオドメーターを見るとちょうど3000km!いや、だから何なんだと言われても困るのだが



USGAのコースレートとスロープレートの証明書が飾ってあった



スタート室から練習グリーンとホワイトコース9番ホールを臨む



ホワイトコースのホームホール


 で、どうだったんだという声が聞こえてきそうだが、レギュラーティから6690ヤードという距離に玉砕した、とだけ今日はお伝えしておこう。いやあ、こんなに広くてのびのびしてるコースなのに・・・

  2006/2/25 (424384hit) ライオンズカントリー倶楽部(その2)

2/23・ライオンズCC1.5R・レギュラー(青)ティ・Par108・曇りのち晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 blue123456789 white
par 4 3 4 4 4 5 3 4 5 36434543454 36
score 5 3 5 4 5 6 5 5 6 44 4 4 8 8 5 4 5 7 6 51
+4 +3
putt 2 1 1 1 2 2 3 3 2 17123232232 20
topics             *1        *2*3   *4*5  
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 white total * *・・・18h換算
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 108 72
score 5 6 6 7 5 2 6 6 5 48 143 95.3
+3
putt 2 2 3 2 2 1 2 3 2 19 56 37.3
topics   *6 *7 *8   *9 *10       

*1・・・何の変哲もない100ヤードショットを思い切りダフる。しかも3パット。トホホ度4

*2・・・ティショットOB。トホホ度2

*3・・・3打目の8アイアンをシャンクさせてOB。トホホ度3

*4・・・何の変哲もない100ヤードショットを思い切りダフる。しかも3パット。トホホ度4

*5・・・アプローチでトップして4打目も寄らず。トホホ度4

*6・・・4アイアンのティショットをシャンクさせてOB。トホホ度3

*7・・・覚えてないです。トホホ度3

*8・・・ティショットOB。トホホ度4

*9・・・5アイアンのティショットがラッキーキックで60cmにオン。ウホホ度3

*10・・・もう全く覚えてないです。トホホ度3

ウホホ9p(3p + パー1p×3 + 寄せワン1p×3) VS トホホ30pでトホホの圧勝 (ウホホ2勝5敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
14ボギー
6ダボ
2トリプル
1トホホ
95.3*
(+23.3)
87.6
平均パット数
Putting average
2.074*
(37.3)
1.948
(35.07)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
3.7
(1/27)
4.44
(0.80/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
14.8
(4/27)
33.9
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
66.7
(18/27)
78.6
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
14.8
(4/27)
29.9
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
74.1
(20/27)
82.0
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(12/21)
73.1
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
208.6 213.4
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
30.0
(3/10)
29.4
ファインショット率・ドライバー(%)
Driver-shot achievement Pct.
57.1** 68.1
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0** 56.9
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
63.3** 57.4
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
73.3** 63.9
*1ラウンド換算
**最初の18ホール分のみ

 しかしまあそれにしても自分が如何にヘタクソかを思い知らされるようなラウンドだった。

 確かに大叩きした理由はいくつかある。初めてのコースだった事。自分で運転するカートで、先輩と2サムでのラウンドだったので走る状況が多く、後半足腰にきた事。距離が比較的長かった事。グリーンが重かったのに読みにくかった事。前日2時間しか寝られなかった事。

 でもそんな事はすべて些細な事で、要はどヘタなのだ。OB4発(そのうちシャンク2発)。3パット7個。1m前後を外す事5〜6回。27ホール中パーオンしたのはたった4ホール。

 その中でも特に悲しかったのがドライバーの飛距離だ。このコースはセルフプレー用にティグラウンドから240ヤード地点にポールが立てられていたのだが、そのポールを超えたのは21ホール中たった1回だけだった。そこそこの当たりをしたなと思っても行って見るとポールから20ヤード手前とか。ちょっと当たりが悪いと200ヤードも飛んでないんだなこれが。

 まあ大雨の次の日で、フェアウェイはカジュアルウォーターハザードになりそうなぐらい柔らい場所が多かったし、コースレイアウトも2打目地点がやや受けているホールも多かった。それに冬だし。

 しかしそれにしても情けない限りである。200ヤードそこそこしか飛ばないと、370〜380ヤードのパー4では6〜8アイアンを持つ事になる。当然右や左に球は散り、バンカーに入ったりショートしたりでパーオンしない。普通でボギー、ちょっとミスをすればダボ。

 400ヤードを超えるホールはもう最初からパーオンなど狙えるはずもなく刻む始末。そうなるとボギーで上出来、ダボがデフォルトでやってくる。

 そうするとだんだんティショットで飛距離を稼ごうとして力みがちになり、広いコースなのに右30度に打ってOBにしたり楽勝で超えるはずの谷底にボールを落としたり。orz

 と言うわけでいい勉強になりましたはい。でもね、コースは本当に良かった。広々としていて戦略性が高く、グリーンの難易度も高いしバンカーの位置もよく計算されていた。従業員の人たちも接客態度がすごく良くて気持ちよかったし。だから大叩きしても楽しかった(ちょっと負け惜しみ入ってる)。

 もう一回リベンジしましょうね、●●先輩!(仕事だと言って休まれたとの事ですので、伏せ字にしておきます)

  2006/2/26 (424880hit) 反省会


 というわけでライオンズでの大叩きをここで振り返り、反省するところは反省し、今後の輝かしいわたしのごるふライフを充実させたいと思う。

 大叩きの理由:人格形成の失敗を基とする怠慢な性格からくる練習不足によるドヘタ

 終わり。・・・と言うのはあんまりなので、もう少し具体的に考えよう。

 大叩きの理由:消極的だから

 オーバーを恐れてショートしまくるパットに始まり、オーバーを恐れてショートするアプローチ、ミスショットを恐れてインパクトで加減してしまうアイアン、OBを恐れてスムースに振り切れないドライバー、○を恐れてびくびくして生活する家庭、さらに10万回に1回の事故を恐れてバンジージャンプやスカイダイビングは絶対にしないし、ボンベの中に空気と間違えて笑気を入れられ、海の中で笑いすぎて腹筋が痛くなり、疲れ切って浮上できなくなった時にサメが襲ってきたり○が襲ってきたりする事を恐れてスキューバダイビングは1回でやめた。そう、私の場合、ミスショットのほとんどは消極的な気持ちから起こっているのだ。

 これはもちろん私の奥ゆかしい性格のせいもあるのだが、それ以外に「手前から攻めるのが上級者っぽくて格好良くて、パットの大オーバーやアプローチをピンの上につける事や目の前にある谷へむざむざと落としてしまうのは初心者っぽい」という下らない見栄と保身する思考から起こっているとも言えるような気がする。

 息子には「思い切って最後まで振り切れ!」なんて偉そうにいう癖に、自分はできていないのだ(自分ができないからこそ息子に言うという説もある)。まあ、性格は変えられないんだから、せめてもっと練習して多少なりとも自信をつけ、のびのびとラウンドできるようになりたいものだ。

  2006/2/27 (425231hit) 世間の事


 ども。西日本限定かもしれないけど、DoCoMoのドコモダケのCMを見ると無性に腹が立つ編者である。

 腹が立つと言えば民主党のメール事件。仮にも国会議員ともあろう人間が程度の低いガゼネタに踊らされ、挙げ句の果てには入院って一体。民主党は完全に人選を誤った。っていうかあんな議員に国会で質問させなきゃならんぐらい人手不足か。党首共々とっとと議員辞職しなさい。ただ、内容の方はいいセンを突いていたという可能性もまだ残されてはいる。武部さんのあの慌て方は尋常じゃなかったし。

 尋常ではないと言えばオリンピックの報道。しかしまあ各民放は揃いも揃って低脳なキャスターを並べたものだ。誰とは言わんがTBSが一番酷かった。テレ朝は0.1秒でチャンネルを換えた。そうでないと脳が気合攻撃で爆発するからだ。フジは・・・喧嘩売ってんのか?適材適所と言う言葉を知らんのか?日テレ・・・記憶にございません。結局見るのは某国営放送局。

 金!金!メダル!メダル!って、報奨金も強化費用も出さへんクセに要求だけは一人前かい。可哀想に。お前らのために滑ったり飛んだりしてるんとちゃうわい!心の中では「メダル取らんと盛り上がらんやないか」と思ってるから、心にもない「残念でしたね〜」というアナウンサーのセリフが空回りする。

 空回りと言えばミキティ。自分には上位に上がる実力がない、だから4回転を成功させてイチかバチかのメダルを狙うというのならまだ判るけど、「メダルなんて欲しくない」「楽しめればいい」「自分のために(4回転に)挑戦する」というのは理解できない。まあ世間知らずの小娘の言う事に目くじら立てる必要もないか。

 必要がないと言えば荒川静香。採点の事を考えるとする必要の無かった「イナバウアー」をあえてプログラムに入れたその「粋」こそが、彼女の生きざまを表している。必然の金。素晴らしい。

 以上、世間の事といいながらオリンピックの事ばかりになってしまった。反省。っていうか、ごるふの事が全然出てこない。重ねて反省。昨日は練習へ行くはずだったんだけどなあ・・・・

  2006/2/28 (425822hit) God is in the details


 「神は細部に宿る」という言葉がある。てっきりソクラテスやウツルンデスなど、古代ギリシャの哲学者の教えかと思っていたが、20世紀初頭の建築家であるミース・ファンデルローエという人の言葉であった。ちなみに彼は近代建築の四大巨匠の一人で、彼がデザインした「バルセロナ・チェア」は誰もが一度は目にした事があると思う。


こんなの

 さて、「神は細部に宿る」とは、「物事の本質はそのディテールに表れる」とか「ほんの些細な部分がその事象の全てを表してしまう」という意味だと思う(ちなみに「髪よ頭部にやどれ」は一部の中年男性の心の叫びであり、「紙は豆腐にやぶれる」は弱い者でもさらに弱い者には勝てるという処世術を表し、「山の神は財布を握る」は我が家の家訓である)が、ごるふにおいてもこれは当てはまるのではないかと。

 例えばスウィング。アドレスの時、ほんの1cmでもボールが内側に入っていたり体から遠かったりするとうまく当たらない。上級者なら無意識にアジャストするんだろうけど、こちとら1回1回スウィングプレーンがズレるのだから、球の位置までずれたらとんでもない球になる(ズレとズレが打ち消し合ってナイスショットが出そうな気もするが、そんな事は確率的にかトホホ的にか知らんがごく低い)。

 例えばパット。インパクト時の1度のズレが、バーディとパーを・・・ごめんなさい見栄張りました・・・パーとボギーを(あるいは、ボギーとダブルボギーを)分ける。

 そういうテクニカルな問題だけに限らない。ごるふをしていて幸せを感じる瞬間は色々あるが、スタートホールのティグラウンドに立った時ふと匂う草の香りや、(めったにない)ナイスショットの行方を見守っている時、目に映る真っ青な空と白い雲。フェアウェイウッドをダフった時の土の感触。アドレスに入り、周囲の雑音が消えていく時、それまで聞こえなかったヒバリの鳴き声が意識に上ってくる瞬間。

 そんな、スコアとは全く関係のない些細な事で、ああ、俺は今ごるふをしてるんだな、大好きなごるふ場にいるんだな、と実感するのだ。

 そう、大切な事は五感で感じる事。五感すべてでごるふを味わう事。だから、ドライバーのチョロやアイアンのミスショット、そして1mのボギーパットがカップにかすりもせず50cmオーバーする事なんて、全然大したことじゃないんだい!!



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