2006年5月1日〜15日
世間は鬼ばかり(泉ピン子)・・・と思っていたらいつの間にか世間はゴールデンウィークであり風薫る5月である。ちなみにかげろうのお銀は由美かおるであり、お風呂から出て使うのはバスタオル、体を洗うのは石鹸で髪の毛を洗うのはシャンプー・・・・えっと、何の話でしたっけ? そう、5月である。日米そして男女ツアーは本格的に始動した訳だが、日本男子ツアーは歴史と伝統を誇る中日クラウンズ。毎年、名門名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(一度ラウンドしたい〜!)でトヨタ(クラウンだもんね)の肝いりで行われているこのトーナメント、今年も片山晋呉が一昨年に続き制した。 いやあ、安定してるわ。先週のつるやオープンでも4位タイだったし、今年も片山を中心に日本ツアーは移行しそう。いっそのこともっともっと強くなって、「常勝片山VS他のプレイヤー」という図式になり、片山はヒール(悪役)に徹して、かつてのジャンボみたいに憎たらしいぐらい強くごう慢になれば面白いかもね。 女子ツアーは相変わらず成績が良くても悪くてもさくらを中心とした放映で何やってんの?と思う。勝ってこそ人気が出てその結果TVに映してもらえるはずなのに、今のように人気先行、(TV局の)思惑先行で注目されるのはさくらが可哀想である。 特別扱いがプレッシャーにならなければいいのだが、こういう時こそ良郎パパの出番ではないか!藍ちゃんがいない今、防波堤にならなくてどうするよ?もっとキャディしてあげた方が良いと思うのだが。 その藍ちゃん、ちょっと上位に来ただけで優勝優勝って騒ぎすぎなんだよお前(マスコミ)らは!そう簡単に優勝できないってこの前言っただろ?優勝するとしても今年後半か来年だって!(←根拠なし)。アメリカツアーの水に最低半年は慣れないと、心も体もついて行けない事ぐらい素人でも判るのに、もうちょっと長く暖かい目で見守って頂きたいと思う私であった。 追伸:えっと、ごめんなさい。3日から7日まで、ちょっと日記をお休みさせて頂きます。あの別にどっか行くとか入院するとか刑務所にはいるとかいうわけではないのです(4日以外ずっと仕事っす)が・・・・ご了承頂きたいと強く思いつつ、お詫びいたします。 |
えっと、今日はたまたま買ったALBA5月11日号から、万年アイアントホホ症の私にぴったり、というかなるほどと思った記事を紹介しよう。 アイアン 芯で打つ −その結論− より アマチュアプレイヤーの大半は、トゥ(先)側をコスって打っている。その理由は、インパクトでボールを上げようとして左肘を引き、その分グリップが浮くからである。プロはスウィング中ワキをしっかりと締めているので、グリップが浮かない。 なるほど。ワキを締めると左肘は引けない。チキン・ウイングの防止にもなる。では、それを直すためには? なぜ手元が上がる(グリップが浮く)のか。それは、体を回転させて打てていないからである。体が十分回転していない(腰が左を向かない)と、インパクト直前からフォローにかけて手元を振り抜いていく場所がなくなり、手元を浮かして調整せざるを得ない。 また、体が回らないと上体が突っ込んでしまい、アウトサイドインの軌跡になる。当然フェースは閉じてトゥから降りてくる。 よって、これを直すためには、体をしっかり回して打つ以外ない。具体的には、トップから下半身を先行させて回し、クラブが右脇腹の近くを通るように立てて降ろしてきて、右腰の前でインパクトするつもりで振る事。これくらい体を回して初めて、腕と体の動きが同調するのだ。 なるほど。でも、頭で理解しても実際に出来るかどうかは別問題なんだよねえ。頭で判った事がすぐ出来れば、わたしゃ今頃マスターズチャンピオンになってるよ。 また、ボールがフェースのトゥ寄りやヒール寄りに当たるのも、トゥがこすれる原因と同じく腕と体が同調していないためである。ボールに当てにいく意識が強すぎるとヒールに当たりやすい。 これを矯正するには、下半身を先行させる事はもちろんだが、ボールから少し離れて立ち(即ちボールをトゥ寄りに置き)、腕を伸ばしてインパクトするようなつもりで打つのは速効性がある方法だ。 トゥに当たるのはインパクトで左肘を後ろに引いてしまったり、カット打ちになったりする事で起こる。腕だけで打ちにいったり、インパクトでとにかく当てようという意識が強い場合によく見られる現象だ。この場合は、フォローを大きく、シャフトを立てるように振る。 この矯正イメージは、アーシュさんが掲示板で書いて下さったものに近いと思う。やっぱりポイントは体の回転でヘッドをしっかり走らせる事に尽きるのである。 私のようにヒールにもトゥにも当たり、シャンクもダフリもトップもまんべんなく打ち分けられるオールラウンドプレイヤー(意味が違う)の場合、最後に行き着くのはやはり基本の「き」である体を十分使ったスウィングを基礎からやり直す事なのだ。 前途は、多難である。 |
皆様、一週間のご無沙汰でした。球置hiro氏でございます。 で、この一週間というか6日間で北海道へ行ってラウンドし、また沖縄で1泊2ラウンドをこなし、それ以外の日は廣野と東京よみうりと名古屋CC和合コースをラウンドした・・・人も日本中にはたくさんいるだろうが私はご存じの通りずっと仕事だったのだよトホホ。 しか〜し!4日の木曜日には関西の名コース、有馬ロイヤルゴルフクラブへ行ってきたのだ!ジャ〜ン!しかも、今回は19年前に日本オープンが開催されたロイヤルコースをラウンドしたのだ!ジャジャ〜ン!! さらに、今回のラウンドはごる日々ファンなら誰もが知っているO谷先輩と、今回有馬にお誘い下さったhideさん、そして息子まで偶然同じ中学校に進学というYAZさんという4人が夢のコラボレーション!というかデコレーション!というかスタグフレーション!!というか訳も分からず書いているのだがとにかく豪華絢爛なメンバーであったのだ。 GW真っ只中という事もあり、早めに家を出る。渋滞すると逃げ場がない中国道を避け、阪神高速で神戸へ。幸い渋滞はほとんどなく、1時間20分ぐらいで無事到着した。 六甲山の北、鄙びた山間部に有馬ロイヤルはある。近くには、近畿圏では有名な北六甲CC(先日VGAコンペを行ったところである)やダンロップゴルフコース、太平洋クラブ有馬コースなどが点在する。 到着したのはスタート時間の90分前。着替えてさっそく練習場へ。チーピンが出ませんように、シャ●クが出ませんようにと神に祈る気持ちで打つが、シャ●クの悪魔は取り憑いたままのようだ。 それでも練習を続けていると、YAZさんを発見!1年以上ご無沙汰し、また1回ご一緒させて頂いただけなのに、もう何十年も付き合いをしているような安心を感じる。ごるふの素晴らしさであり、YAZさんの魅力であろう。 48球の練習は終わった。何の事はない、結局シャ●クを打つ練習をしたようなものだと思いつつスタート室前へ戻る。スタートまでまだ40分ほどあるので、先に練習を終えられていたYAZさんとお茶でもしましょうか・・・と話していると、hideさんが登場! 初対面だったのだが、胸に付けていった薔薇の花(の写真)のせいか、それとも私が醸し出すトホホな雰囲気と背後に取り憑いたシャ●クの悪魔で推測されたのだろう。3人で食堂へ。 hideさんは背が高く男前で若々しく、一言でいうととってもカッコイイのであった。しかもスウィングがとにかく美しい。軸がぶれず、力が抜け、それでいてヘッドが走っているのだ。見ているだけでこちらも力が抜け、良いリズムでスウィングできると書けばその素晴らしさが判って頂けるだろう。そして打ち出される球はインパクト直後から球が高く上がる、いわゆるプロ球というやつである。 これがお世辞ではない事は、YAZさんやO谷先輩が何度も「きれいなスウィングやなぁ」「いい球やなあ」と仰っていた事でも明らかである。 さて、食堂でとりとめもない事を喋っているうちにスタート時間が迫ってきた。カートの所へ行き、O谷先輩と合流。いよいよスタートだ! あっ!パッティングの練習するの忘れてた!!と内心焦りつつも、いよいよ素晴らしい1日の始まりである。 |
hole | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | in | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | sub total |
par | 5 | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 3 | 4 | 36 | 5 | 4 | 4 | 3 | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 | 36 | 72 |
score | 6 | 5 | 5 | 3 | 4 | 7 | 4 | 4 | 4 | 42 | 4 | 4 | 6 | 4 | 6 | 3 | 6 | 5 | 8 | 46 | 88 |
△ | △ | △ | ○ | △ | ■ | − | △ | − | ○ | − | ■ | △ | ■ | − | △ | △ | +4 | ||||
putt | 2 | 2 | 3 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 17 | 1 | 1 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 16 | 33 |
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | *6 | *7 | ||||||||||||||
ノーブルコース | |||||||||||||||||||||
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | total | par72 換算 | |||||||||
par | 5 | 4 | 3 | 4 | 3 | 4 | 3 | 4 | 5 | 35 | 107 | 72 | |||||||||
score | 7 | 5 | 5 | 4 | 4 | 5 | 3 | 5 | 6 | 44 | 132 | 88.8 | |||||||||
■ | △ | ■ | − | △ | △ | − | △ | △ | |||||||||||||
putt | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 | 18 | 51 | 34.0 | |||||||||
topics | *8 | *9 | *10 | ||||||||||||||||||
*1・・・本文参照。トホホ度3 *2・・・短いサービスホール。ウェッジの2打目がピンそばに偶然寄り、1mぐらいのパットが偶然入る。ウホホ度3 *3・・・悪夢はこのホールから始まった・・・。トホホ度5 *4・・・60ヤードのウェッジショットが1.5mに偶然寄り、パットも偶然入った。バーディパットのコツは考えすぎない事かもしれない。ウホホ度4 *5・・・HDCP1の最も難しいホール。上田治氏の罠にハマって4オン。トホホ度2 *6・・・本文参照。トホホ度4 *7・・・本文参照。お楽しみに・・・(TーT)トホホ度5 *8・・・2打目のフェアウェイウッドを思いきり引っかけてOB。トホホ度2 *9・・・バンカーに入れたような気が・・・?トホホ度3 *10・・・最後は3パットで締めくくりました。トホホ度2 *11・・・素晴らしい仲間とのラウンド。ウホホ度100!! よって、ウホホの勝ち!!(ノーカウント) |
項目 | 今回 | 推移 | 今年平均 | |
アベレージスコア* Scoring average |
2バーディ 13ボギー 5ダボ 1トホホ |
88.8 (+16.8) |
↓ | 88.1 |
平均パット数* Putting average |
1.889 (34.0) | ↑ | 1.917 (34.51) | |
バーディー奪取率(%) Birdie average |
7.4 (2/27) | ↑ | 5.08 (0.9/18h) | |
パーブレーク率(%) Par braking average |
29.6 (8/27) |
↓ | 34.0 | |
ボギーキープ率(%) Bogey keeping average |
77.8 (21/27) |
↑ | 76.1 | |
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
29.6 (8/27) | ↑ | 28.1 | |
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
74.1 (20/27) | ↓ | 77.0 | |
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
60.0 (12/20) | ↓ | 66.3 | |
ドライバー平均飛距離(yard) Driving Distance |
205.7 | ↓ | 206.4 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
30.0 (3/10) | ↑ | 27.8 | |
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%) Driver-shot achievement Pct. |
64.3 | ↑ | 63.5 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
62.5 | ↑ | 61.0 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
61.8 | ↑ | 57.2 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
61.8 | ↑ | 61.4 |
スタートはロイヤルコースのイン10番ホールから。hideさん、YAZさんとも素晴らしいショットを放つ。そして私は・・・・チョロ。チーピンを怖がり、手で合わせにいくスウィングでチキン度100である。しかしそこからは何とかリカバリーして4オン2パットの無難なボギー。 11番は何とかフェースに当たったが右へ。2打目はフェアウェイへ戻すだけで3オン2パットのボギー。 12番、9アイアンでパーオンするも3パットボギー。まあここまでは無難なところである。 13番、349ヤードと短いパー4。ティショットがスライスながらまずまずで、2打目も奇跡的にうまく寄りバーディ。 14番パー3(192ヤード)では、ティショットでウッドを持つ私を10歳年上のO谷先輩(ロングアイアン使用)がからかう。「でも上がってナンボ、ですよ先輩」と強がる私はトホホな当たりでバンカーへ。そこから3mに付けるも入らずボギー。対する大谷先輩は私と同じバンカーから数十センチまで寄せ、プロみたいな寄せワンのパー。強がりが一転負け犬の遠吠えになってしまった。クヤシイ。 そう、アプローチといえばとにかくこのコースはグリーンが硬くて速く、いい感じで打てたと思ったアプローチがことごとくピンをオーバーしていくのである。だから近いピンに向かって打つアプローチは全てオーバーし、下りのパットが残ろうものなら触るだけでカップを通り過ぎる(というのはオーバーだけど)。 さらにhideさんから聞くところによるとここは昔高麗グリーンでそれをベントに張り替えたのだが、高麗の芝目が微妙に残っており、傾斜と芝目と両方を読まないと1mすらカップインしない。下りでも逆目と順目では速さがまったく違うし、そんな複雑なグリーンなど私には10年早いのであった。 しかしここまで5ホールで3オーバー。チーピンも今のところ出ていないし、いい感じだぜ!と思った瞬間落とし穴が待っていたのであった。 (最初の山場を前に続く) |
何てこった。またぎっくり腰(肉離れ)になってしまった。グアム旅行の最終日になったのと全く同じ所である。明日のラウンドはピンチである。雨だし、涙を呑んで撤退かも・・・・(;_;) やはり「運動不足」+「歳」+「仕事の半分がデスクワーク」+「歩くの大嫌い」+「喫煙」等で筋力が低下してきているせいだろう。これを天啓と受け止めて日常生活を改めるか、それともぎっくり腰世界記録を更新するか、思案のしどころである。 さて、有馬ロイヤルのラウンドの続き。最初の事件は15番パー5で起こった。 ティショットはまずまず。2打目は打ちおろしで、グリーン右手前に池があるため、5アイアンで池の手前に刻む事にしたのだが・・・・出ましたシャ●ク!!(←1号) あまりにも当たりが悪すぎたので右のラフへ留まってくれた。ラッキーである。気を取り直して3打目。今度はPWで・・・シャ●クアゲイン!!(←2号しかも連続)ボールは池をかろうじて避け、池の反対側へ。 そこからのアプローチは奇跡的に池を越えてグリーンを捉えるも、転がって反対側へ。寄らず入らずでダボ。まあ、シャ●ク2連発したらダボになるわな普通。 しかし事件はそれで終わらなかった。私がこうしてシャ●ク菌を盛大にぶちまけたものだから、何とhideさんにシャ●クが伝染してしまったのである。hideさんはでだし2ホールがパーという安定したラウンドをされていたのだが、私のシャ●ク菌に冒されて大変苦労なさっておられた。hideさん、ごめんなさい・・・ さて、話は私のラウンドに戻る。前半の残り3ホールは幸いシャンクが出る事もなく1オーバーで凌ぐ事ができた。合計6オーバーは出来過ぎである。しかしそれでいい気になったのが悪かった。 後半アウトコース3番。谷を越えて打ち上げていく左ドッグレッグのパー4。距離は391ヤードだが、実質400ヤード超のショットが要求される。ティショットはトップ目の引っかけスライスで左ラフにトホホ。残りは230ヤード以上、しかもドッグレッグのラフ越えなので、2打目は確実にフェアウェイの良いところに置き、3打目で上田治式砲台グリーンを狙う事にした。 そうして放たれた7アイアンのショットは手応えよし!方向よし!球の高さよし!で恍惚感に浸りながらボールの行方を見ていると何と飛距離が足りず谷底のラフへ。絶対に届くと思ったのに・・・・上田治恐るべし(違うか)。 その谷底から砲台グリーンへのアプローチもデビッド・トムズみたいな練習をしていない私には難しすぎてショート(ただ単に距離の読み間違いだって)。4オン2パットのダボ・・・。でも、このホールは全員2打目をショートしてたんだよ。だから僕の負けというより上田治氏の勝ちなんだよ・・・と言い訳を考えつつスコアカードを見るとHDCP1の文字が。 やっぱり難しいホールは難しいのだ(当たり前だって)。後にO谷先輩が「3番ホールだけもう一回挑戦したい」と2回も3回も仰っていたので、ここは面難しい(おもむずかしい)のだと思った。 4番ホールは166ヤードのパー3。6アイアンで思い切り左に引っかけ、グリーン右のピンに対して左端からの異様に長いパットが残る。当然の如く3パット。 5番。2打目、忘れた頃にまた出たシャー●クッ!!(3号です)。3打目は林の中から出すだけで4オン2パットのダボ。 6番、池越えのパー3は7アイアンで何とかパーオンしてパー。やっと池越えのパー3でドキドキしなくなりつつある私。 7番パー5。1打目がまずまずだったので調子に乗って2オンを狙う。左手前に池、右の奥がグリーンである。こういう時、えてして引っかけて池に入れてしまうものだが、私の場合は・・・・引っかけて池に入れましたはい。ボギー。 8番、ついにティショットでチーピンが出る。しかし幸い左のバンカーへ。2打目はグリーン近辺まで運べたが、3打目をチャックリ!砲台グリーンだから同じ所までボールが帰ってきた。トホホ。4オン1パットボギー。 そしてこの後の9番ホール。トホホの悪魔が私を地獄の釜に突き落とそうと、てぐすねを引いたり舌なめずりをしたり小躍りをしたりして待っていたのであった。そしてこの日最大にして最悪の事件が勃発するのであった。 |
お陰様でぎっくり腰の痛みは最大時を10(痛みでほとんど動けない)とすると2(体があるポジションになるとやや痛む)あたりまで落ち着き、事なきを得た。いやあ、突然襲ってくる厄災は恐ろしい。しかし、腰痛など実はまだマシで、尿管結石(痛み:20)や税金(財布の痛み:27)や理由が判らないまま怒り出す○(心の痛みと恐怖感:18,360)などの恐ろしさといったら・・・・ 写真を貼るのをころっと忘れていた・・・・クリークと池が特徴的な12番パー4 たくさんのバンカーがコワウツクしい7番パー5。私だけグリーン手前の池に入れました。 さて、一体いつまで続けるつもりだの有馬ロイヤルである。アウト9番の事件とは一体何なのか?ちなみに9番ホールは第2打地点からグリーンまで上りになっている391ヤードのパー4である。 ティショットを大きく右へ逸らした私のボールは木立の中を走るカート道に。一旦フェアウェイまで出し、PWで打ち上げのグリーンを狙う。慎重に・・・と思って打ったのが悪かったのかまたもやシャーー●クッ!!!(ついに4号)・・・ボールはグリーンのはるか右方向、再び木立の中へ。 肩を落とし、トボトボとボールの位置まで歩いていく私。そんな弱った私に追い打ちをかけるように、ボールが下り坂のカート道を戻ってきてるーー! 止まらない。30秒待っても止まらない。1分待っても止まらない。ボールはゆっくりと、しかし確実にグリーンから遠ざかっていく即ち私に近づいてくる。のちにYAZさん(でしたっけ?)が「hiroさんは林の中でボールも打たないで一体何を考えているのだろう、と思ってました」と仰っておられたが、この時私はごるふというゲームの不確実性と「神の手」の存在、そして人生の不条理さについて深く考察していたのだ。っていうか自業自得でんがな>俺。 結局ボールは1打目で打ちこんでしまった所のそばまで戻ってきた。さっき2打目を打った近くにドロップする私。デジャビュ?(実際に繰り返してるんだってば)。もちろん再びフェアウェイへ出すしかない。これで4打。 そこからのアプローチはショートして乗らず。次でやっと乗せる(6オン)も、2パットでついにダブルパーになってしまった。トホホホ・・・・ と最後の最後でオチが付いたラウンドだったのだが、時間がまだ早かったのであとハーフ行く事に。今度は(hideさん曰く)アメリカンなノーブルコース・アウトだが、これ以上駄文を連ねるよりも写真で見て頂いた方が良いだろう。皆様の素晴らしいスウィングと共に印象に残ったホールをご紹介しよう。 ノーブルコース2番パー4。神戸市北区の山々を臨みながら豪快な打ちおろしのティショットが楽しめる。バックスウィングしているのはこの日ダントツの好成績だったO谷先輩。 同じくノーブルコース7番。グリーンの回り360度がバンカーというバンカーフェチにはたまらないパー3である。プロのように格好いいフィニッシュを披露されているhideさん。 同ホール、こちらはYAZさん。何と美しいフィニッシュだろう・・・・。 最後に集合写真。左からO谷先輩、トホホ大王、hideさん、YAZさん。皆様、本当に楽しい1日をありがとうございました! ちなみに、お代わりした1.5ラウンド目でも私はシャ●クを1発打ち、この日はシャ●ク5発(チーピン1発)であった・・・ |
一昨日。雨の天気予報は外れ、昼から曇り空となった。腰があまり痛まない事を確認した私は、居ても立ってもいられずホームコースに薄暮プレーを申し込む。 そして出発前、うきうきしながら車のカギを手に取ろうとすると・・・ない!そう、この日は○が車に乗って外出していたのであった。しかもゴルフクラブは車の中。しかし一度火がついた私の心を押さえる事は誰にもできない!したくもない!!いやする気もない!!!(そんなに力まんでも・・・) 急遽奥の部屋に置いてあった昔のクラブ(キャロウェイC4ドライバー、キャロウェイX−12アイアン、オデッセイホワイトホット#5)をスタンドバッグに詰め込み、家を出る。 コースに着いてみると、他に1人や2人で来られている人が居ない。結局一人でラウンドする事になった。後ろの組は4人だし、今日はコースでたっぷり練習だ!というわけで今までしたくてもできなかった事をやる事にした。 それはアプローチ。色々な実験をしたり、色々な場所から色々な球筋でアプローチしたり、同じ所から何球か打ってみたりした。その結果、興味深い事実が判明したのでここに報告させて頂く。まずはケースその1。 グリーンの奥やや右にこぼして、左奥のピンに向かってのアプローチ。ピンに向かって下り傾斜(赤矢印)。しかも横からという難しい状況である。撮影場所からカラーまで5ヤード、カラーからピンまで10ヤードぐらい。 プロや上級者ならふわっと上げてグリーンに着地させるのだろうけど、私は当然そんな事できない。ランニングではラフに喰われる程度が予測できない。従ってピッチエンドランになるのだが、グリーンに落とせば10mほどピンをオーバーしてしまう。よって落とし所はグリーンとエッジの境目ぐらい(上の青丸)であろう。 しかし写真では判りにくいが、カラーの部分はグリーンとは反対に奥側(写真右側)に向かって傾斜しているため、ちょっとショートしてカラーに着地(下の青丸)すれば勢いがなくなり、ショートして上からのパットが残ったり最悪エッジに残ったりする可能性がある。とても難しい寄せだ。 で、ここからが実験なのだが、この位置から手でいくつかボールを投げ、どれくらい寄るのかを試してみたのだ。結果は・・・・・ぜんぜん寄りまへん。(;_;) 上側の青丸あたりを狙ってボールを投げたのだが、そもそもそこへ行かないんだなこれが。10回ぐらい投げたが、寄ったのは1個ぐらい。2m以内が2個。あとは大オーバーに大ショート、打った方がマシなんじゃない?というぐらいトホホ。 じゃあ、ピッチショットをイメージして高く投げ上げ、グリーンにそのまま落として寄せられるかというとこれも寄らない。相当高く球を上げないと下り傾斜に落ちたボールは止まらないし、高く上げれば上げるほど力加減が難しく、落下地点がバラける。 ごるふボールという小さくて軽めの物を投げる手加減自体が判らない事もあるだろうし、私がそもそもノーカンだという理由もあるだろう。それにしても、投げても寄せられないものを打って寄せられるわけがない! 結論:難しいアプローチはグリーンに乗せるだけでいい。っていうか、寄せようとか思う事すらごう慢ですな>俺。 (続く) |
岐阜の谷汲カントリークラブで開かれている日本プロで前代未聞の珍事が起こった。初日を終わってトーナメントリーダーだった尾崎直道をはじめ、深堀圭一郎、丸山大輔の3人が過少申告によって失格となってしまったのだ。 この日はコースコンディションが悪く、プリファードライ(泥の付いたボールを拾い上げて拭く事ができるローカルルール)が適用されていたのだが、このトーナメントでは「6インチリプレース」が正しい処置だったにも関らず、この3人は日本ゴルフツアーやPGAで一般的に採用されている「1クラブレングス以内にリプレース」を適用してしまったのだ。 しっかり話を聞いていなかった3人は自業自得だとは言え、ローカルルールのダブルスタンダードがそもそもの元凶である。つまり、ツアー全体を統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)と今回の日本プロを主催している日本プロゴルフ協会(PGA)の確執が今回の不幸を招いたのではと。 っていうか、泥が付こうが土が付こうがあるがままの状態でプレーするのがごるふじゃないッスか?仮にもプロの試合でいちいち6インチするというのが情けないというかおかしいというか・・・あっ、これはプロに対する批判じゃなくって協会に対する批判ね。 この調子だと、30年後にはインプレーのボールは触り放題になり、「Play the ball as it lies」というごるふで最も尊重されるべき精神は崩壊してしまうだろう。誰が何と言っても、球ハ神聖ニシテコレヲ触ルベカラズ、なのである。 さて、昨日の続き。投げてもピンに寄せられない事に愕然とした私は、もう少し易しいシチュエーションで自信を回復させる事にした。ケースその2、グリーン手前の花道からの寄せである。 エッジまで3ヤード、ピンまでは20ヤード、やや上りの何の変哲もないアプローチ。ボールのライも大変良い。この状態からだと多くの人がピッチエンドランかランニングを選択するはずだ。ではどちらが良いのか? まず、ピッチエンドランをイメージして手で4球ばかり投げてみた。それがこの写真。 次はしゃがんで転がしてみた。もちろん手で。 ヤラセなし、一発勝負で撮った写真である。見事に転がした方が寄っているのがお解り頂けるだろう。 ピッチエンドランのイメージでは、4球中1球だけ1m以内に寄ったが、2球がショート(2mと3m)、1球ははるか右へ3mもオーバーしている。かようにバラけているのに対し、転がした方は1m以内に3個、右へ逸れてしまった球も1.5mぐらいに寄っている。特に左側の3個はほぼ同じ位置にある。これは投げ方が良いのではなく(ノーカンだし)、転がした方がピンまでの力加減をイメージしやすいという事だと推測できる。 さて、この実験をふまえ、同じ位置から「SWでやや低めのピッチエンドラン」と「8アイアンでランニング」で実際に打ってみるとどうなるか。すると、これがまた興味深い結果になったのであります。しつこいようだがヤラセなし、1発勝負のホントのホントである。 「SWでやや低めのピッチエンドラン」の場合 「8アイアンでランニング」 一見、上の「SWでやや低めのピッチエンドラン」の方が寄っているように見える。しっかり測ったわけではないが80cm〜2mといった所であろう。これは私としては相当上手くいった方で、ランニング危うし!と思ったのだが・・・ 「8アイアンでランニング」の方は、最初の1球だけ加減が判らずグリーンをオーバーしてしまったのだが、残り3球はうまく打つ事ができた。近いもので60cm、以下1m、1.4mぐらいだろうか。 ピンまでの距離だけ考えるなら引き分けにしても良いと思うが、この2つ、決定的に違う所がある。そう、ピッチエンドランの方はボールが縦にバラけているのに対し、ランニングでは横にばらけているのだ。つまり、エンドランでは相当うまく打てても1割程度距離感がバラけるのに対し、ランニングでは距離感がぴったり合っているのである。自分でもびっくり(偶然かもしれないけど)。 別の角度から考えれば方向性に関してはランニングよりエンドランの方が良いとも言えるが、8アイアンのランニングは私にとって全く慣れていない方法である事を考えるとこの結果は驚異的である(偶然かもしれないけど)。それに、アプローチはやっぱり方向性より距離感でしょう(ホントか?)。 その後何度か検証してみると、奥へ突っ込みたい時やグリーンが受けている時は8アイアン、速いグリーンやオーバーしたくない時は9アイアンやPWの方がイメージが出やすいという結果になった。っていうか、今頃こんな事に気付いているようでいいのか>俺。 結論:ランニングアプローチは距離感が合わせやすい(←当たり前かもしれない)。 これからは、見栄を張ってSWを使うよりもランニングアプローチを多用しようと思った私であった。 |
さて、木曜日の薄暮ではもう一つ実験を行った。8アイアンの距離(145ヤード)で、同じ所から何球か打ってどういう結果になるか、である(それは実験ではなく練習では?)。普段絶対にできない、もう一回打ち直し。将棋で言うなら「待った」、アメリカ人の好きな「マリガン」、あるいは時を遡るスタンド能力かぁぁぁぁッ!!(←マニアックネタ) 状況はこんな感じ。やや打ちおろしの150ヤード、打ちおろしを見て145ヤードと計算した。8アイアンでぴったりのはずである。 で、4回打った結果がこれ。数字は打った順番である。 1発目はややあたりが薄かったがグリーンを捉えた。10ヤードショート(75点) 2発目、距離はばっちりだったが右へプッシュし、20ヤード近く右へ(30点) 3発目は手応えも当たりも完璧で、ピン下2m(100点) 4発目は盛大にダフリ、25ヤードショート(0点・・・トホホ) 4発中2発オンしているのだから良しとすべきだろうが、同じ所からの打ち直しにも関らず4発中2発もトホホがある事を悲しむべきかもしれない。でもやっぱり5割パーオンだったら上出来だ(これがラウンド中の結果だとすれば)。 また、球筋としては1と2がストレートからややフェード、3が軽いドロー。これも、同じように打って右にも左にも曲がるのは恥ずかしい気もするが、私ごときの腕でその事を恥じる事自体ごう慢であると思い直す。 球のばらけ方だが、ほとんどの球が狙いより右へ逸れている。それは特にミスショットで顕著だ。まあダフったり押し出したりしてるから当然といえば当然なのだが、注目すべきはピンの位置。グリーン右に切られている。つまり、無意識にだが私はピンを狙っているのだ。150ヤードだったら、グリーンセンター狙いだろう>俺。こういう所の地道なマネージメントがまだまだである。 さらに、この時のライはわずかにつま先下がり。つまり右へ行きやすい状況だった。それをふまえても、もっと左を狙うべきだったのだ。そうすれば2の球もエッジぐらいに残っていたかもしれないし、4も花道の良い所に残っていた可能性が高い。 そうすれば、3打目が難しいアプローチやバンカーショットになる確率も小さくなるし、結果ダボの可能性も低くなる。ボギーで押さえられる所をダボにしない事のほうが、偶然やってくるパーやラッキーなバーディよりももっと重要なのだから。 さて、実はこの時、ディボット跡の写真も撮ったので参考までに。青い線はボールを置いたと推測できるラインである。写真左側がピン方向。つまり実際に球を打つ時の視線で見ている事になる。数字は上の写真の数字に対応。 1・・・あたりが薄いと書きながら、これではちょっとダフリ気味ではないか。もう少しボールは後ろだったかも。まあいずれにせよ、満足なディボット跡ができていないという事はダウンブローに打てていないという事だろう。だから当たりが悪くショートしたのかも。 2・・・悪くないように見えるが、結果はプッシュ。インサイドから入りすぎなのだろうか。 3・・・ショットが良ければディボット跡もまあまあ?4つの中ではいちばんきれいに見えるのだが、よく判らない。 4・・・これは素人目に見てもはっきり判るトホホさ加減である。超ダフってるし、インサイドから入ってるし、そのままアウトサイドに抜けてるし。トホホ(これが実力) さて、このディボット跡から推測される事は・・・えっと、よく判りません。(^^; 誰か「ディボット跡占い」ならぬ「解説」をして下さい。17番ホールの青木さーん! |