日記115

2006年7月1日〜15日

去年までの日記

今年(2006年)の日記
1月前半 1月後半
2月前半 2月後半
3月前半 3月後半
4月前半 4月後半
5月前半 5月後半
6月前半 6月後半
7月前半

  2006/7/1 (476404hit) 暑さと自分との闘い

6/30・京阪カントリー倶楽部・東→西・Par72(コースレート68.9)・晴れ時々曇
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 西 total
par 4 4 4 3 5 4 3 5 4 36 4 4 3 5 4 3 4 4 5 36 72
score 6 7 6 4 5 6 4 4 6 48 5 6 4 6 6 5 5 6 6 49 97
+3
putt 1 2 3 3 1 2 3 1 2 18 2 2 3 1 3 3 3 2 2 21 39
topics *   

*・・・今回は内容について云々書けるようなラウンドではないので、内容の解説は割愛させて頂きます。トホホ度:(概算で)45

勘定するまでもなくトホホの勝ち。 (ウホホ8勝13敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
7ボギー
8ダボ
1トリプル
97
(+25)
87.7
平均パット数
Putting average
2.167
(39)
1.922
(34.60)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.11
(0.92/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
11.1
(2/18)
34.5
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
50.0
(9/18)
77.9
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
27.8
(5/18)
30.0
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
61.1
(11/18)
78.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
50.0
(7/14)
62.6
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
213.6 209.1
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
33.3
(2/6)
27.4
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
64.3 65.7
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
25.0 60.9
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
64.7 59.6
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
66.7 63.9

 いよいよ7月である。DefTechのNiceなMusicが心に染み、紫外線が皮膚に染み、そしてシミになる夏である。しかし私の心は真冬のシベリア鉄道だ。誰でも心に冬を隠しているというけど、私の心以上冷ややかなものはないだろう。何故なら、大叩きの言い訳を暑さのせいにしたがっている自分がいるからである。

 確かに昨日は暑かった。滋賀県大津市は最高気温が30.9度。真夏日である。地球温暖化のバカヤローである。夫婦2人で500mlのペットボトル2本、1Lのスクイズボトル1本をハーフで空にし、午後からはペットボトルの水を頭からかぶったぐらい暑かった。○などは途中で頭が痛くなり、ラウンドをリタイアしたぐらい暑かった。私も、普段冷房の効いた室内に24時間居る生活をしているのでこの急激な温度変化はそうとう辛かった。途中でクーラーの効いた部屋に寝そべり、薄く切ったオレンジをアイスティに浮かべて3リットルぐらい一気飲みし、くぁ〜〜〜〜っ!と叫びたくなったぐらいだ。

 しかし、それとティショットのチョロやOBやロストボールやアプローチの距離感のミスやバンカーショットのミスやラフからの池ポチャや3パット7個何の関係もない。ないのだが、私の心の中に住んでいる弱虫のコビトが大脳辺縁系から扁桃体あたりを駆け回りながら「アツサノセイダ!アツサノセイダ!」と叫ぶのである。ああ、俺ってなんて情けない人間なんだろう(っていうか、本当にコビトが頭の中で叫んでいたらそれこそ「暑さのせいでおかしくなった」と言える)。

 そもそも、こんな風に書く事自体、暑さのせいだと正当化しようとする卑屈な行為そのものである。それほどまでして自分の大叩きを正当化したいのか!このたわけ者!

 そもそも、スタートホールからチョロするわ、3打目は打ち上げていくグリーンに対し10ヤードショートしてバンカーに入れるわ、バンカーからホームランするわでダボだし。

 続く2番ホールでも7Wのティショットが思い切り右へ飛んでOBだし。3番ホールは素ダボだし。4番ホールは6アイアンが完璧な当たりでグリーンを捉えたのに3パットするし。

 唯一の見せ場(誰に見せるのか?)は打ちおろしのパー5でグリーンエッジからOKに寄せてバーディを取った8番だけであった。

 というわけで、まあ、私のトホホ道はこれからも安泰なのであった。

  2006/7/2 (476707hit) どこで何してたんや?


 同じく京阪カントリーでの話。

 金曜日にも書いたとおり、ここはビジターでも我々のようなセルフの2バッグを受け入れてくれる穴場的コースなのだが、すると当然我々以外の組にも同じような「ビジター・セルフ・2バッグ」の人たちがいるわけである。で、2つ前が熟年のご夫婦2人組、1つ前が50前後と思しき中年男性2人組であったのだが・・・・

 まず2つ前の老夫婦。奥さんも白ティにティアップ。さぞやお上手だろうと思いきや、ティショットは平均100ヤード。フェアウェイからも平均飛距離80ヤード。飛ばない事を責めているのではない。ティショットが赤ティのすぐ先に落ちる腕前で何故白から回る?っちゅう話である。まあ、このオバサンもティショットをチョロするような人間に言われたくはないだろうけど。

 もっと酷かったのが1つ前の中年2人組。そこそこきれいなスウィングをするA氏と、左腕とクラブが一直線のトップからこれ以上ない上半身主導の力み打ちで、野球でいうドアスウィングをするB氏。当然腕も飛距離も全然違う。でも・・・

 そう、2人揃ってバックティからラウンドされてるんですねえ。ただ、時間さえ掛からなければ別にバックから回ろうがフルバックから回ろうがお好きにどうぞと思うのだが、この2人がまあ何から何まで呆れるほど酷かった。

 多くのホールで2人揃ってフェアウェイにいないのは100歩譲って許そう。でも、何で毎ホール毎ホール我々のいる白ティからたった100ヤード先で2打目を打ってるのB氏?

 京阪カントリーの白ティと青ティの差は平均で約40ヤード。つまりこのB氏、ティショットの平均飛距離が140ヤードなのである。全部チョロしてるというわけでもないし、そこそこの当たりをしている時でさえ、白ティからウェッジで届く位置に毎回いるのである。

 しかも、2打目をラフやハードなライから打つのでまたミスショット。80〜100ヤード先にコロコロ・・・ってまだティショット打てないじゃん俺!これが延々と続くのである。そして気温は30度。太陽じりじり。我々がげんなりした気持ち、ご理解頂けるだろうか。

 そして事件は西コース5番で起こった。打ちおろしのパー4。A氏はティショットを左の斜面、210ヤード地点へ。B氏は右のバンカー手前、120ヤード地点。カート道はフェアウェイの右側。



 まずB氏のボール位置でカートは停止し、B氏がショット。その間A氏はカートに乗ったまま。その後B氏がカートに戻り、バンカーの先へ。で、A氏がフェアウェイ左サイドへ向かったのだが、ボールが見つからないらしくうろうろと捜している。しばらくしてカートに座っていたB氏もボール探しを手伝うが、結局見つからなかったようだ。その場にドロップしてショット。ボールはチョロして池の手前へ。もう一度A氏がショット。グリーンオン。

 A氏がフェアウェイを横切り、右のバンカーの向こうに消えた事を確認し、やっとティショットを打つ事が出来た。やや右へ飛びだし、バンカー方向へ・・・ん?バンカーに人影?!なんで?

 そう、B氏は2打目をチョロしてバンカーに入れていたのであった。しかも、A氏の2打目よりピンに近い地点にあったためか、3打目をまだ打っていなかったのである!!幸い私のボールはバンカー右のカート道に着地し、バンカーを越えたところで止まった。



 人のボール捜す前に先打っとくやろ普通は?っていうか、今までどこで何してたんやおっさん?

 進行やプレーのスピードに構わず、「遠い方が先に打つ」というルールを金科玉条の如く守るプレイヤーは実に多い。特に中高年のプレイヤーに多い。先打ったら1分も2分も早くラウンドできるのに・・・と思う事数知れず。で、そういうオッサンに限って素振りを2回も3回もしたり構えてから10秒も15秒も静止したり6インチプレースしたりするのだ。

 でも打ち込みは打ち込みだ。すぐ前へ行って謝ったが、「何でこんなアホなおやぢに頭下げなあかんねん」と思ってしまった私はごう慢ですか?っていうか、「おまえら坂田塾からジュニアと一緒に礼儀作法を含めて1から習ってからコースへ来い。っていうか一瞬でもいいから耳と耳の間を使えこのスットコドッコイ!」と言いたいのを我慢した私は偉いですか?

(日本トホホごるふぁーズ協会からのお知らせ:打ち込みは何があってもしてはいけません)

  2006/7/3 (477038it) ちょっとした発見


 国内LPGAツアー(ベルーナレディース)、さくらが2位に5打差をつけて優勝。一昨日の64(8アンダー)もすごかったが昨日の6バーディ(1ボギー)も立派。不動が不出場、大山、古閑の調子が今ひとつという事もラッキーだった。これで今期2勝目、あと2〜3勝は勝てそう。っていうか、勝たなきゃいかんでしょう。

 2位タイに入った小俣奈三香はアメリカLPGAツアーで戦っていたが、今年から日本で参戦中。アコーディアグループ所属なので頑張って欲しいなあ。でも、アコーディア所属と言えば西山泰代プロも今年は活躍して欲しい。

 さて、その前の週に行われたプロミスレディスの録画を見直していて、面白い事に気付いた。劇的な優勝を遂げた藤田幸希のスウィングがスローモーションで映されているのをみていて、体の回転(特に腰の開き方)がインパクト前後で一瞬止まっている事を発見したのだ。

 つまり、トップからインパクトへ向かって腰は反時計方向へ回転する(腰を切る動き)のだが、その回転がインパクト直前で急停止し、それに遅れて腕→クラブがボールを捉えている。でんでん太鼓で回転を急に止めると、ひも(腕とクラブ)と重り(クラブヘッド)が慣性の法則で回り続け、太鼓の皮の部分に当たる。そんなイメージである。

 このイメージは頭では何となく理解していたが、ここまで判りやすく腰の回転が止まる映像を見たのは初めてであった。藤田プロは飛ばし屋として知られているが、こういう体の動きにその秘密があるのだろう。

 そういう点をふまえて自分のスウィング動画を見直してみると・・・一瞬たりとも止まってまへん。それどころか、腰と上半身がほとんど一緒に回転している。トホホ。

 でも、この腰の動きだけを真似しようなどと思うとドツボにハマる(死語)のは目に見えている。才能と練習量が豊富で、子供のころから何十万回というスウィングを繰り返し、体も鍛えているプロだからできる事であり、練習嫌いでトホホな体で才能が耳かき1杯分もない私が、プロのスウィングの一部だけをそのまま真似するというのは幼稚園児が素手でスティーブン・セガールと真剣勝負するより無茶であり、私が○に意見を言うより無謀であるということは承知している。

 従って、「上半身より腰の回転を先行させる」というイメージだけを軽く(あくまでかる〜くね)持てばいいのではないかと思う。よし、今日は久しぶりに練習に行こう!

  2006/7/4 (477503it) 愛すべき大馬鹿野郎たち


 日本・アメリカ・ロシア・EUが共同で作っている国際宇宙ステーション(ISS)。ここで、あるお馬鹿な広告が予定されているらしい。

 スポンサーはカナダのクラブメーカー、エレメント21ゴルフ。そう。宇宙空間でショットをし、クラブの優秀さをコマーシャルしようと言うのである。といっても、月に作られたグリーン目がけて46インチのチタンドライバーを振り回し、静かの海に入れば1ペナ、でも他も全部バンカーじゃん!とか言いながらホールアウトするのが目的なのではもちろんない(それはそれで面白いと思うけど)。

 今回の企画は、アポロ14号の乗務員、アラン・シェパード宇宙飛行士が月面上で6アイアンを使ってショットをした時の35周年を記念して企画されたらしい。ちなみに、シェパード飛行士は思い切りダフってしまったが、自己申告によると400ヤードほど飛んだとの事。

 今回持っていくクラブはスカンジウム合金製の6アイアン。スカンジウム合金は航空機や宇宙船に用いられている金属で、チタンより強度がありしかもアルミより軽量なんだそうである。クラブの値段や日本発売予定などは不明。

 このアイアンでISSに設けられた専用のプラットフォームから打たれた金メッキのボールは、地球の周回軌道に乗り、時速約2万7000キロで12年間にわたり地球を周回する。 さらに、そのボールには追跡装置が内蔵されており、どこを飛んでいるのかがいつでも確認できるようだ。そして最後は大気圏に突入、燃え尽きるということである。

 その総飛距離、33.3億キロヤード(30億キロメートル)。もう一般的なショットの何倍とか、ジョン・デイリーより飛ばすとかそういうレベルの飛距離ではない。0.003光年のショットは、間違いなくドラコン世界一である(それをドライブと呼ぶかどうかは議論の分かれるところだろうが)。

 この企画自体はもちろん資金集めのために行われているわけで、貧乏なロシアが、クルーにそのパフォーマンスを行わせるのである。そういえば、つい最近まで流されていたカップヌードルのCMもロシア乗務員がやっていたし。

 海外に目を向ければ、ペプシやピザハット(ロケットにピザハットのロゴマークを描き、しかもCMでは宇宙ステーションまでピザをデリバリーする設定だったらしい)のCMなども制作されていたようだ。

 しかし、こんなロシアのなりふりかまわぬ資金集めに「待った」をかけたのがNASAである。今回のCMは、船内で物を食べるのとは危険度が全く違うため、そこに難色を示しているらしい。以下、公表されている事実からNASAとロシア側のやりとりを想像してみよう。


(以下の文章は、アメリカではゴルフの認知度が100%に近い事と、ロシアではまだまだマイナースポーツで知らない人も多いという点を理解頂きながらお読み下さい)

NASA(以下N)「で、実際にボールを打つのは誰なのかね?」

ロシア(以下露)「ビノグラードフ上級宇宙飛行士である」

N「で、その、ビノグ何とか飛行士はどれくらいの腕前なのかね?HDCPは?」

露「大変優秀な飛行士である。ハンデキャップはなく、五体満足である」

N「いや、そういう意味ではなくて、ゴルフの腕を聞いておるのだよ。ちなみに私は、かのTPCソーグラスで10.5をもらっているんだがね(自慢げにほくそ笑みながら)」

露「彼はゴルフなどした事も見た事もないのである」

N「な・・・(絶句)・・・。それで大丈夫なのかね?」

露「地上にいる時、トレーニングプール内と無重力をシミュレーションする航空機の中で、実際に宇宙服を着てボールを打つ練習をさせた(編者注:本当です)ので大丈夫である」

N「しかし、彼は宇宙服を着てきちんとスウィング出来たのかね?」

露「大丈夫である。スティックにボールを衝突させる事は出来るようになった」

N「スティックはアイスホッケーだろ!!・・・・・いや、ゴルフはただ球に当てればいいというものではないのだよ。当たったとしても、スライスしたりフックしたりすると宇宙ステーションを破壊してしまうかもしれないのだよ?」

露「ボールは硬いので薄く切れる事はありえない。また、引っかかるような金具も突起もついていない。まん丸である」

N「そういう意味じゃあない!!右へ曲がる事をスライス、左へ曲がる事をフックと言うんだ!!」

露「右へ曲がるのなら左を向けばいいのである。左へ曲がるのであれば右を向けばいいのである。簡単な事である」

N「・・・・(頭を抱え、しばし沈黙する)・・・・・。まあいい。では、バックスウィングやフォロースルーで船体を破損する可能性はないのかね?」

露「なぜ後ろでスイングジャズが流れるのかね?私は好きだが、ゴルフをする時はスイングを流しておかなければいけないのかね?それに、『フォローする』とどうして船体が破損するのだね?」

N「音楽のスウィングとちゃう!それに、何でそこだけ日本語やねん!っていうか、お前、判ってて言うてないか?なあって?ホンマは知ってるンやろ?知っててボケかましてるんやろ?」

露「落ち着け。大阪弁になっているぞ。NASAに大阪弁は似合わない」

N「(顔を真っ赤にし、頭をかきむしりながら)もういい!判った!!好きにしろ!!その代わり、宇宙ステーションを壊したらただではすまさんからな!」

露「了解した。ところで1つ質問があるのだが」

N「(ネクタイを緩めながら、うんざりした顔で)何だね?」

露「ハーフウェイダウンでどうしてもクラブが寝て降りてくるのだが、レッドベターはこれを直すにはどうしたら良いと言っているのか教えてくれ」



 ・・・・まあとにかく、ゴーサインを出したNASAも引き受けたロシアも広告主の企業もみんな愛すべきごるふ馬鹿たちである。杓子定規で権威主義の日本人(特に役人)には、絶対に実現不可能な話だしね。

 この話が実現したら、ああ、今この瞬間にもゴルフボールが空を飛んでいるのだなあと空を見るのが楽しみになる、かどうかは判らないが、少なくともちょっぴりロマンを感じさせる話ではないか。

  2006/7/5 (478032it) 165球・150球


 月曜日・火曜日と練習に行ってきた。自分のあまりに突き抜けたトホホさ加減にようやく危機感を抱いたのである。

 月曜日は165球、火曜日は150球。その約半分をウェッジのコントロールショットに当てる。残りはほとんどアイアン(Pと8と5)、ウッド少々。

 で、40ヤードまでのウェッジショットはまあまあで、上げよう・当てようと思うと途端にダフるものの、「素直に上げて下ろす(何の細工もしないでトップから自由落下させるようなイメージ)」と素直な良い球が出る。って、既出ですな(この熟語をもはや「がいしゅつ」としか読めない私って・・・)。

 しかし50ヤード以上つまり多少下半身を使いながら打つショットになると途端に精度が落ちるのである・・・いや、この書き方は大嘘だな。「精度が落ちる」なんてものではなく、「まともに当たらなくなる」といった方が正しい。軸がぶれるのだろうか。それともクラブの軌跡に問題があるのだろうか。とにかくコンスタントにヒットしない。

 試行錯誤の末、やはり上半身(腕)が悪さをしていると結論づけ、腕を脱力させハーフショットのトップから弧を描くのではなく真下にグリップを落としてやるようにスウィング。うん、ちょっとイメージが出てきたぞ。

 そのままのイメージで70ヤード、そしてフルショット・・・になるとまたダメになるわたくし。こうして一生試行錯誤が続くのだろう。

 あと、気がついた(思い出した)事をつらつらと。ガイシュツばっかりだけど。

 ★バックスウィングは思い切って大きく遠くへ
 ★(正面から見て)半円形でなく、L字型のアークでスウィング(あくまでイメージです)
 ★ウッドは右足の上でスウィングするつもりで。
 ★頭を飛球線方向に動かさない(特にトップからダウンスウィングにかけて)

 全部基本中の基本じゃん・・・orz

  2006/7/7 (478962it) 取材の日


 昨日は梅雨真っ只中であるにも関らず、1日中曇りで雨はパラパラ程度、午前中には晴れ間が覗いたりとこの時期のごるふには願ってもないコンディションだった。

 しかし、行けなかったのである。実は、朝日放送(近畿のテレビ朝日系列)の某情報番組が取材に来てくださったのだ。といっても仕事関連でもごるふ関連でもない(ごるふ関連だったら嬉しかったんだけど)。

 2ヶ月ほど前、うちの仕事場に置いてあるコンピュータのディスプレーとリビングのTVに起こる怪現象についてその情報番組宛にメールを送ったところ、一度見せて頂きたいと問い合わせがあったのだ。

 実は昨日来て頂いたのは2回目で、1回目はその怪現象が起こらず、仕方なく昨日に再度撮影となったのであった。来てくださったのはディレクターのSさん、カメラマンとその助手の方、そして女子アナウンサーである。そう、女子アナが我が家にやってきたのだ!!いえーい!ひゃっほー!!うっほほーい!(←超バカ)

 その女子アナさんは今年入社したてのIさん。いやあ、やっぱり美人だし、笑顔はかわいいし、独特のオーラがありました。そんなIさんに会って私はすっかり有頂天になってしまったのであった(←ウルトラバカ)。

 で、朝9時から夕方6時頃までずっと撮影し続けたのだが・・・・待っていると起こらないんだよね。この現象、詳細は不明なのだが、すぐ横の国道を走る、ある種の車に反応して起こる事は間違いない。その車が走ってくれないとお手上げなのである。

 というわけで、せっかく撮影に来て頂いたのだが残念ながらボツになるかもしれず、嬉しがって色々と書くわけにはいかないのだ(って、書いてるじゃん)。もし、その現象を撮影する事に成功し、オンエアが決まったらまた告知しますのでその時は見て下さいね〜!

 ・・・って、今書いた瞬間にその現象が起こった(本当)!!なんて悪いタイミングなんだ。トホホ。
 

  2006/7/8 (479329it) 久しぶりの開眼


 長崎は今日も雨だった(注1)ようだが、大阪は今日も暑かった。練習場へ向かう車の温度計は33.5度を記録し、夏の日差しと暴力的ともいえるその熱は、普段クーラーの中で豚のようにウダウダしている私を容赦なく責めたてる。しかしそれでも私は向かうのだ(注2)。いつもの練習場へ。

 さすがに人が多い土曜日、あちこちにドキュソ(注3)が散見される。後ろで順番を待っているのに打ち終わっても座ってのんびりタバコをふかしているバカ。おしぼりをほうったらかしにして帰るバカ。幼児を3人も放し飼いにし、人の打席のすぐ後ろを平気で走らせているバカ(注4)。大声で珍説を披露する教え魔バカ。混んでいるのに球をちょっとだけ残して自分の打席を離れ、世間話をしているバカ。一球打つたびにマットをクラブヘッドで叩きつけ、舌打ちするバカ。こういうバカは十把一絡げにして北●鮮に送り込んでやればいいのだ(注5)。

 極力そういうバカには意識を向けないよう、135球。例によって56度のウェッジで70球ほど。今日は掲示板でtonoさんに教えて頂いた、そしてtonoさんのblogにも書かれていた、「如何に素振り通りのスウィングをするか」に焦点を当てて練習してみた。

 tonoさんがブッチ・ハーモンに教わった(注6)方法とは、アドレスを取り、ボールの上で3回素振りし、そしてそのままのリズムで実際に球を打つというものである。

 最初にウェッジでやってみたのだが、どうもうまく行かない。この方法はティアップした球で試したほうが良いかもしれない。これは後回しにして別の方法をでやってみよう。

 ウェッジのハーフショットで、1回素振りをして1回球を打つ。そんな事を繰り返しているうち、素振りと実際のショットとの違いをついに発見した(注7)。

 それは実に単純な事だった。素振りに比べ実際に打つ時に、バックスウィングで腕(特に左腕)が縮こまっていたのだ!

 つまり慎重にいこう当てよういや当たってくれ頼むお願いだ!空振りはイヤだ!!と思う気持ちが体ののびのびした動きをスポイルし、その結果中途半端でこじんまりしたスウィングになってしまうのである!間違いない。これ、結構真実を突いていると思うが如何であろうか?

 そうと判れば話は簡単だ。バックスウィングで思い切って左腕を伸ばし(注8)、上半身を大きく捻転させる。うむ!いい感じだ。これは久々の開眼だ。hiroの開眼物語、なーんて。

 56度のウェッジがいい感じになったので、次はPWのフルショットに挑戦。うん、まずまず。球にあんまり力はないけど、そこそこの当たりだ。よし。

 次に8アイアン。う〜ん、そこそこ当たるんだけど、イマイチ打感が悪いし球が上がらない(注9)。おまけにこすり球が出る。何故だ。こんなに思い切って左腕を伸ばしているのに・・・。あっ、ひょっとして、左腕だけでなく他の体の動きも中途半端になっているのか?

 そう考え、少し楽をしていたバックスウィングでの右ひざ(のスエイ)を、ギシギシと音がするぐらい我慢してみた。すると・・・ビンゴォ!しっかりつかまった、十分な高さの球が出るではないか!

 これだぜこれなんだぜみんな!聞いてくれよフレンド!つまり動かすべき部分はフルに動かし、止めるべき部分は微動だにさせないつもりで止め、体全体の動きに緊張感を持たせ(注10)、メリハリのあるゆるみのない筋肉の動きをすればいいのだ(多分)。

 そう考えてみれば素振りでは確かにそうしているではないか。球に当てるプレッシャーがない分大きくのびのびと、それでいて要所は締まったスウィング。それが答なのだ!

 そうと決まれば(注11)これまで行っていたバーヴィー・ペニックの「トップで自然に左足かかとを上げ、ダウンスウィングではそのかかとを落とす」のも中途半端ではなく思い切って強めに(かかとを落とすスピードを速くする感じ)やってみた。これはタイミングが難しいが、何球かに1球は惚れ惚れするような球が出る。いい感じだ。

 うむ。私は久々に充実感を感じながら練習を続けるのであった(続く)。

今日のポイントその1

★バックスウィングでは
大きく思い切って左腕を伸ばす
★同じくバックスウィングでは右ひざを
微動だにさせない
★切り返しでは、浮かせた左足かかとを
素早く下ろす

今日のポイントその2
(明日のネタ、あるいは予告編)

★私はノーコック打法の方が良いみたい
★トップでちょっと間を作りましょう
★スプーンとドライバーはボール位置左、左を向いてフェードを打つ




 注1・・・前川清を見た事のない人間が日本人の5割を超えたという統計が先日総務省から発表された、なんて話は聞いた事がないが少なくとも私はそんな気がする。

 注2・・・「何をイイ格好してるんだよ豚の癖に」「打たない豚はただの豚さ。だから練習するのさ」

 注3・・・2ちゃんねる用語。脳およびその行動に著しい欠陥がある人の事。

 注4・・・これはさすがに注意した。だってアイアンが頭を直撃したり顔にぶつかったりしたら大事なクラブが曲がったり汚れたりするではないか!

 注5・・・今日の日記が過激なのは、暑すぎるせいかもしれない。

 注6・・・tonoさん、今度ブッチに会ったらサインをもらっておいて下さい!もちろん、「hiroさん江」と書いてもらうようにもお願いして下さいね!

 注7・・・このシチュエーション、確か前にも書いたなあと思って自分のウェブを検索してみたが出てこない。何のための日記なんだか・・・

 注8・・・あんた、それ、つい3日前の日記に書いてるって!

 注9・・・いわゆる、ひょろひょろ球というヤツである。

 注10・・・緊張させてリキむのとはちょっと違うが、どう違うのと言われても説明できないですごめんなさい。

 注11・・・決まっているかどうかは判りません。何せ私の言う事なんで、眉に唾付けてお読み下さい。
 

  2006/7/9 (479652it) 久しぶりの開眼(その2)


 さて、8アイアンでミスしたりミスしなかったりミスしたりしながら球を打っているうち、よせばいいのにもっと長いアイアンが打ちたくなってきた。開眼した時は得意クラブで反復練習するのが一番イイのは判ってるんだけど、長いアイアンもちょっとは打っておかないと、コースでいきなり持ったらうまく当たる気がしないではないか。ただでさえ苦手意識があるのに。

 長いアイアンといっても私の場合5アイアンが精一杯。4アイアンもバッグに入っているがこれはティショット限定で、よっぽどライが良くないとフェアウェイから打てません。3アイアンは最初から買ってません。2アイアン?何それ?という情けないアイアンヒッターなのである。

 で、その5アイアンで開眼点に気をつけながら打つ。いつもなら、がきごきぺちという怪音を残し球は急角度で右へ飛んだり右へ曲がったり80ヤード地点へ着弾したりするのだが、今日はちょっといい感じ。高さこそ出ないが、そこそこ真っ直ぐ飛んでいってくれる・・・ってまた見栄張りましたすいません。本当は「ああ、何とかキチンとボールがヘッドに当たってくれる」と思ったのでした(我ながらレベル低い)。

 ここでちょっと悩む事が。私は長いクラブを持った時、バックスウィングで手首のコックが浅くなる癖があるのだ。つまり正面から見た時、左腕とクラブが作る角度が鈍になるのである。



 ここの角度が浅い場合、グリップが強ければ手打ちになりやすく、また手元よりもクラブヘッドが先行してチーピンなどが出そうだし、逆にグリップをゆるゆるにすればダウンスウィング開始直後に急激なコックが起こり、スウィングプレーンが暴れがちになる。

 だがしかし、それを直すために意識して深くコックするとナイスショットの確率が低くなるのだ・・・ってまた見栄を張ってしまった。本当は球にまともに当たらなくなるのだ。それに、やはりコックは出来るだけ自然に、意識せずにいたい。

 で、今回の開眼その1である「バックスウィングでは大きく思い切って左腕を伸ばす」を実践すると、この手首のコックが余計に浅くなってしまう気がするのである。これを直すべきか直さざるべきか。私はコックを意識したりしなかったりを交互に繰り返しスウィングした。そしてその結果、今の段階ではやはり意識しない(コックの角度が浅いまま)でスウィングした方が良い、と結論づけた。

 適切なコックは、もう少し今のスウィングが固まってから考える事にしよう。

(ごめんなさい続く)
 

  2006/7/10 (480025it) 久しぶりの開眼(その3)


 昨日はお昼過ぎから河川敷の高槻GCへ行きハーフラウンドしてきた。練習場の成果がコースで出るか試したかったのだ。その結果は・・・まだまだコースで成果なんて100日早い!開眼しただけでうまくいくはずないだろってやんでい!もっと地道に練習しろってんだべらんめい!と梅さん(@ど根性ガエル)になってツッコミを入れたくなるぐらいトホホだった。

 ちなみに昨日一緒にラウンドしたのは中学生と思しき2人組と50代のおじさん。中学生はそこそこの腕だったが、1人(後輩)はキチンと挨拶もできるしピンも持つし礼儀正しい好青年だったが、もう一人(上手い方)は礼儀は知らないわ目土しないわ(袋だけは持っている)挨拶もしないわと好対照であった。若いうちから中途半端に上手いので天狗になってるんだろう。困ったものである。


 さて、久しぶりの開眼の続き。でも、こんな事だらだら書いて誰が喜んでくれるのだろうと今さらながら思ったりするのだがまあ乗りかかった船ということでご容赦頂ければと。

 トップで間(ま)を作るというのは間(ま)を作る事がもちろん目的ではなく、トップからダウンスウィングに入るその刹那、左足のかかとを踏み込むその短いあいだだけでも上半身を遅らせてスエイを防ぐというつもりでやっているのではないかと思う・・・って自分の事なのにあやふやだが。

 この間(ま)、私の場合特にウッド限定なのだが、何故かアイアンで同じ事をするとうまくいかないのだ。おそらくクラブの長さや重さと関係しているのだと思う。

 でも、この「間問題」、実はこれまで間があった方が良かったりない方が良かったりまたあった方が良かったりと何度も行ったり来たりしているのである。昨日書いたコックの問題でもそうだが、つまりそうやってスウィングのイメージが何度も繰り返しぶれるという事は結局自分のスウィングがキチンと固まるほど練習していないという事なのであろう。そう考えるとこんな開眼は全くの自己満足で何の意味もない事になってしまうし、ここ数日の日記も全く無駄骨という事にもなるがまあもともと深い意味もなく日記を続けているのでまあ良しとしよう。

 いかん。もう時間だ(何の?)。もう一回だけ続きます(最近手抜きだなあ)。ごめんなさい。

  2006/7/11 (480426it) 久しぶりの開眼(その4)


 さて、今回最後の開眼はこれである。ティショットがもう全く当たらない、当たってもチーピンばかり、まともに当たってもそれはたまたま、全然気持ちよく振れないしスウィング中違和感もありまくるしちっともコントロールしてる気がしないという状態が続いてもう半年以上になるのだが、こういう気持ち悪い状況を払拭できる方法をやっと思いついた(思い出した)のだ。それが、ボール位置左、左を向いてフェードを打つ、である。

 まずはtonoさんの「3回素振りして4回目で打つ」というのを試してみたのだが、よくよく考えれば素振りでも気持ちよく振れないというトホホな状態なのでこのTipは今の私には高度すぎた。tonoさん、せっかく教えて下さったのに申し訳ないです・・・

 で、気持ちよくヘッドが走り、クラブがスムースに振れるイメージや姿勢を模索しているうちに、極端に左を向き、ボールをやや体の左遠くへ置き、こすり球を打つイメージという状態が最も体がリラックスしてクラブヘッドが走るという事を突き止めた。ボールを左に置くのはいいとして、極端に左を向きこすり球を打つイメージだと何故良いのか、ちょっと考えてみた。

 一般的なイメージは当然スクウェアに構えスクウェアに打つだが、この時、目標ライン・体の向き・スウィングの向きは全て同じ方向を向く。

 当然スウィングは原則的にインサイドインで球筋はストレート(あくまで努力目標だけど)。

 でも、これだと引っかけとチーピンが5割、トップが3割、引っかけスライスが1割、プッシュが1割と何でもアリなんだよね。


 で、今回やってみたのは、左を向き、左側から目標へボールを近づけていく気持ちでスウィングするという方法。

 これだと思い切り左へ飛びそうな気がするが、腰を大きく開き、アウトサイドインでスライスボールを打つようなイメージでスウィングしているので右へふける事はあっても左へはほとんど行かない。特にチーピンは出ない。

 さらに、このスウィングには驚くべきトリックが潜んでいるのだ。


 上の絵をよ〜く見ると、スライスボールを打つと言いながら、体の向きに対するスウィングプレーンは、実際にはほぼストレートか若干インサイドアウトになっているのだ。

 つまり、気持ちはスライス、実際のクラブの動きはインサイドからという理想に近いプレーンが実現するのである!

つまり、上の絵を真っ直ぐ修正してみると、上の目標とは実は仮の目標であり、本当はもう少し左に本当の目標が存在することになる。

 何だかややこしくなったが、ごく簡単にまとめれば「体を開いて構える事でインパクトでフェースを開き気味にし、右へプッシュするスウィング」をしているだけになる。しかし、仮の目標(目線)を右へ設定する事により、チーピンを防止するのだ。

 で、この打ち方だと芯を喰う確率が高く、球が高く上がり飛距離も出て、気持ちよく振り抜け、間違ってもチーピンが出ず、ミスしてもスライスなので怪我が少ない。まあ何球かに1球はとんでもないプッシュスライスが出るんだけどね。

 やはり私の体はスライスを打つ打ち方が合っているのだろうか。そうではなく、今までボールの近くに立ちすぎてうまく体が回っていなかったのだろうか。あるいは腰がしっかり切れるこの打ち方で練習し、徐々に真っ直ぐ立てるようにしていけばいいのか?

 日曜日にコースで試した時は低い引っかけスライスx1、プッシュスライスx2、スーパーファインショットx1だった。って確率低すぎるやろ!

 まあ、もうしばらく頑張ってみよう。
 

  2006/7/12 (480903it) プロの凄さ


 昨日の夜、溜まっていたごるふ番組を3時間ほどかけて見た。

 まずは米国女子マッチプレー。みんな華やかだし、ミニスカートが可愛らしいし、オシャレだし、スタイルはいいし、プレーは歯切れがいいし、華やかなショーを見ているようだった。しかし優勝したリンシコム(20歳!しかもルーキー!!)や4位になったクリーマー、さらにウィーもそうだが、上半身と下半身の捻転差をフルに生かしたパワフルなショットはやはり体格とトレーニングの賜物だろう。

 しかし、ドライバー平均飛距離が282ヤード(リンシコム)って・・・・藍ちゃんの平均飛距離が254ヤード(これでもスゴイと思うが)だから、2番手から3番手違うという事になる。こんな怪物たちと戦う藍やしのぶは、やはり相当な努力をしないと勝利なんてまだまだ先の事だろうと痛感した。

 そうそう、インクスターのお尻ぷりぷりダンスはとてもキュートでしたね!寿庵さん!


 続いては男子ツアー、ウッドワンオープン。最終日最終組の3人がデッドヒートを繰り広げるという珍しい展開。普通は3人のうち1人は、はみご(蚊帳の外)になるんだけどね。で、日曜日はS.K.ホが5アンダー、片山が7アンダー、平塚が4アンダーとバーディ合戦でまずまず盛り上がった。我慢して崩れなかった平塚が優勝。お見事でした。

 それにしてもプロのパワーとテクニックは半端じゃないね。足首まで隠れるぐらいの深いラフから球を上げ、グリーンにきっちりボールを落としてきたりピンに寄せたりするんだもん。いくらショートアイアンやウェッジを使ってるからといっても、一般アマチュアにはまず不可能なショットだ(たまたまうまくいく事はあるだろうけど)。

 3日前高槻の河川敷で、ボールがちょうど隠れるぐらいの刈り込まれたラフから8アイアンで思い切り振ってもへろへろの低い球しか出ない私にすれば神業だと思った。特にS.K.ホは柔らかいスウィングでどんなラフからでもラインと方向を出していたが、あれなんかクラブに仕事をさせるお手本みたいなショットだったよね。


 最後はトーナメントではなくレギュラー番組である「金子柱憲・高田純次ゴルフの王道」。先週のゲストは俳優の左とん平。所属プロダクションのプロフィールに「趣味はゴルフ」と書かれてあるだけあって、年期の入ったソリッドなごるふをしていた。

 ほとんどのゲーノージン(特に関東のね)のHDCPは大体2倍ぐらいにすれば適正になると私は思っている(芸能人は見栄が命だもんね)が、左とん平のHDCP(7だか8)は適正であると感じた。でも、さすがに大御所だけあって、いつも毒舌の高田純次が無茶苦茶気を使っている姿が滑稽であった。

 まあ、高田純次が気を使うぐらい言動が偉そうだったけどね、左とん平も。

  2006/7/14 (481729hit) 耳と耳の間

7/13・きさいちCC・竹松Aグリーン・Par72(コースレート68)・曇時々晴
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 2 6 5 4 4 5 6 4 40 3 4 7 7 6 3 6 5 4 45 85
+3
putt 2 0 3 2 2 2 2 3 2 18 1 2 1 2 3 2 3 2 2 18 36
topics   *1 *2         *3     *4   *5 *6 *7   *8       

*1・・・10ヤードのアプローチがチップイン。グリーンを外すならやっぱり手前がイイ!かも。ウホホ度4

*2・・・3オン3パットのいわゆる素ダボ。3オンはともかく3パットが超ダメだ。トホホ度3

*3・・・
だからぁ、返しの1.5mは入れようぜhiroくん。トホホ度4

*4・・・
6mぐらいのパットがポコンと入る。たまたまなんだけど嬉しい。ウホホ度4

*5・・・本文参照。このホールから怒濤のトホホが始まるのであった。
トホホ度5

*6・・・本文参照。まあ仕方ないんだけどね。
トホホ度1

*7・・・
ラフから難しいアプローチを3mにつけておいて3パット。60cmを外したのがウルトラダメだ。
トホホ度5

*8・・・
バンカーから5mにつけておいて3パット。欲を出して狙いにいったのがスーパーダメだ。
トホホ度4

ウホホ19.5p(8p+パー1.5p×7+寄せワン1p×1)VSトホホ22pでトホホの後半逆転勝ち (ウホホ8勝14敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
2バーディ
4ボギー
4ダボ
1トリプル
85
(+13)
87.7
平均パット数
Putting average
2.0
(36)
1.929
(34.72)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1
(2/18)
5.24
(0.94/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
50.0
(9/18)
35.0
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
72.2
(13/18)
77.2
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
50.0
(9/18)
31.3
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
78.4
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
62.5
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
221.4 209.6
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
25.0
(1/4)
27.3
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
67.9 65.8
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
40.0 59.9
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
70.6 60.1
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
78.6 64.2

 ショットはフェアウェイウッド以外はまあまあだった。特にアイアンとアプローチはいい感じのショットが多かった。しかし・・・

 ダボが4つ、トリプルボギーが1つ。そのうちの3つは3パットだったからまあ仕方ないと言えなくもない(私はパットについては悩まない事にしている。練習してないのにうまく打てるはずがないし、悩み出したらごるふそのものが面白くなくなるからだ)が、あとの2つがいけない。

 後半松コース3番。距離は375ヤードだが左ドッグレッグでなだらかに打ち上げており、グリーンは超砲台。体感距離は400ヤードを超えるHDCP1の難コース。7月11日の日記にも書いたとおり、今私は体を開いてスライスボールを打つティショットを採用しているので、左ドッグレッグは超苦手なのだ。

こんなホール、どうやってスライスボールで攻めろというのか?


 もうかまえた段階からイヤな予感が全開。案の定、左の林に突っ込んでしまった。こういう場合、最初からボギー狙いでアイアンのティショットを選択すべきなのだ。過信とバカが招いたOBだ。

 打ち直しは思い切って左の林の上を越え、フェアウェイ右サイドへ(たまたま上手くいったから良かったものの、これもバカと紙一重のショットだ)。残りは145ヤード、しかし打ち上げ分を見て165ヤードは必要なので5アイアンを選択。まずまずの当たりながらフックが掛かって転がりすぎ、グリーン左横の大きな岩に接するように止まる。悩む必要もなくアンプレアブル。1ホールに2種類のペナルティは頭を使っていない証拠だろう。

 続く松コース4番。532ヤードパー5。ここではB(サブ)グリーンでは2オンした事がある(1回だけだけど)ものの、Aグリーンは距離もあるし手前に大きなバンカーが待ち受けているので、ティショットがとてつもない当たりをしない限りは狙わないし狙えない。

 ・・・はい、当たってしまいました。恐らく私史上、最高・最長のドライブ(打ちおろしでドッグレッグのショートカットだけど)。この奇跡に近いショット(一生に一度あるかないかだと思う)のインパクトは、当分忘れられません、ハイ。

 で、残り距離が210ヤード。これは狙わんとアカンでしょうということで7Wのフルショット!当たりは最高!放たれたボールは矢のように真っ直ぐ飛ぶ!そして・・・・左の林へ一直線。OB。でも後悔はしてないわ。だって、女の子だもん(違います)。

 その後も3パットを量産し、後半はボギーペースで落ち着いてしまった。と言うわけで、この日のラウンドを一言で言うと「いくらショットが良くなってきても、もう少し耳と耳の間を使ってラウンドしないとトホホからの脱却はおぼつかないんじゃないのhiro君?」であろう。

 っていうか、もっとはっきり書くと、ホントに俺ってバカ。

  2006/7/15 (482234it) HDCP7対HDCP13、あるいはゲーノーカイの掟


 水曜日にも書いたが、左とん平がゲスト出演している「金子柱憲・高田純次ゴルフの王道」の続きが、今日のお昼に放送されていた。で今回、微妙なごるふの「あや」があったので今日はそれを書かせて頂きたい。

 この番組はテレビ東京が制作していて、関東圏・北海道・新潟県・岐阜県・愛知県・三重県・滋賀県・奈良県・京都府・大阪府・岡山県・香川県・福岡県でしか放送されていない。放映されていない県の方々のためにおさらいをしておこう。

 レギュラープロは最近トーナメントではご無沙汰の金子柱憲プロ(45)。メインプレイヤーはマルチタレント(?)の高田純次氏(59)。そしてアシスタントは岡田理江(カワイイ)。この3人と、ゲストプレイヤー1人を加えた複数人でベストボールやマッチプレーを行うのだが、金子プロの朴訥なキャラ、高田純次のスッとぼけた言動、岡田理江の落ち着いた色気が渾然一体となり、大変バランスの取れた見飽きない番組になっている。

 で、今日は冒頭にも書いたがHDCP7の左とん平とHDCP13の高田純次が3ホールのストロークプレーで勝負する週なのであった。

 普通はHDCP7と13のプレイヤーがスクラッチで勝負をすれば、十中八九7のプレイヤーが勝つだろう。しかし、ローハンディキャッパーには「勝って当たり前」というプレッシャーがあり、逆に高田氏にはレギュラーとしての利がある。

 試合前のインタビューでは、左とん平が「絶対に勝ちます!」と宣言していたのだが、私はその言葉にある種のおごりを感じ、「うーん、これはいい勝負になるか、あるいは高田が勝つかも・・・」と思ったのであった。勝負に絶対はない。ましてや何が起こるか判らないごるふである。さらに3ホールという短期決戦だ。

 しかも冷静に考えると、HDCP7と13の違いは単純計算で1ラウンドで6ストローク。即ち3ホールでたった1ストローク多いか少ないかだけなのだ。つまり両者がHDCP通りのプレーをしたとしても1打差しか付かないのだ。そう考えると、高田氏の勝ちという目も結構あるのではないだろうか。

 そして勝負は始まった。1ホール目はパー4。左氏はナイスショットながらキックが悪くフェアウェイのバンカーへ。一方の高田氏はミスショットながらフェアウェイキープ。・・・ナイスショットがナイス結果になるとは限らない。ミスショットが悪い結果になるとは限らない(ごるふの「あや」その1)

 しかし左氏はバンカーからナイスセーブで端ながらグリーンオン。一方の高田氏、良いショットを打つもグリーンをオーバーしてしまう。・・・1打1打で有利不利が入れ替わる。安心するな。落胆するな(ごるふの「あや」その2)

 高田氏のアプローチは思い通りに打てた(本人談)ものの、アゲンストの風で止まってしまい3mほどショート。絶体絶命。ところがこれまで抜群に安定したパッティングを見せていた左氏が最初のパットを5mもオーバーしてしまう。返しも入らず、痛恨の3パットボギー。さらに高田氏が3mをねじ込み、起死回生のパー。・・・やはりボールがカップに沈むまでは何が起こるか判らない。特にグリーン上では(ごるふの「あや」その3)

 というわけで最初のホールが終わった段階で高田氏が1打リードとなった。私は予感が当たりそうな気がしてムフフと笑ったのであった。

(今日は忙しくてごめんなさい続く)



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