日記119

2006年9月1日〜15日

去年までの日記

今年(2006年)の日記
1月前半 1月後半
2月前半 2月後半
3月前半 3月後半
4月前半 4月後半
5月前半 5月後半
6月前半 6月後半
7月前半 7月後半
8月前半 8月後半
9月前半

  2006/9/1 (501980hit) 調子いいです

8/27・きさいちCC・松Aグリーン・Par36(コースレート35)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 par72換算
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 5 4 5 6 4 3 4 5 4 40 80
putt 3 3 2 2 2 2 2 2 2 20 40
topics *1 *2                 

*1・・・グリーン奥の法面からパターで80cmに付けるも、これを外す。トホホ度3

*2・・・25mのパットを8mショート。当然3パット。何やってんだか。トホホ度4


ウホホ7.5p(0p+パー1.5p×5+寄せワン1p×0)VSトホホ7pでかろうじてウホホの勝ち (ウホホ13勝18敗)


8/30・きさいちCC・松竹Bグリーン・Par72(コースレート68)・晴時々曇
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 3 4 5 4 3 6 8 4 41 4 4 5 6 4 4 5 6 3 41 84
+3
putt 1 2 1 2 1 1 1 2 1 12 2 3 2 2 2 2 2 1 1 17 29
topics           *1 *2       *3         *4 *5   

*1・・・ティショットを合わせにいき、左へ引っかけてOB。トホホ度3

*2・・・ティショットは久しぶりにチーピンっぽい引っかけ。2打目は出すだけのつもりで打ったら反対側のラフへ。3打目、つま先上がりのラフから230ヤード、7Wで強振するとボールは目標より遙か左へ飛んでいきOB。アホか俺は。打ち直し(5打目)はもっと右を向いたが同じような弾道で左ラフ。次(6打目)でやっと乗せ、2パット。出すだけショットをしたのに強引にパーを狙いに行くからそういうことになるのだ。トホホ度3

*3・・・「お先」の60cmを外す。
トホホ度3

*4・・・ティショットをマン振りし、左へ引っかけてOB。打ち直しも同じような球でかろうじてセーフ。4打目、フェアウェイウッドで頭を叩いてチョロ。5打目、190ヤードから1mにオンして1パットという派手すぎるボギー。トホホ度2

*5・・・8mのやや下り右曲がりというラインのパットが入った!嬉しい。
ウホホ度4

ウホホ22.5p(4p+パー1.5p×9+寄せワン1p×5)VSトホホ11pでウホホの勝ち (ウホホ14勝18敗)

(8/30のスタッツです)
項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
6ボギー
1ダボ
1トホホ
82
(+10)
86.1
平均パット数
Putting average
1.611
(29)
1.908
(34.34)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.63
(1.0/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
55.6
(10/18)
39.0
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
88.9
(16/18)
80.9
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
33.3
(6/18)
34.8
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(15/18)
81.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
71.4
(10/14)
62.5
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
224.3 210.7
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
71.4
(5/7)
30.5
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
67.9 67.2
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 62.3
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
75.0 61.6
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
70.8 64.5

 4日間にわたるノンフィクションは思いがけない好評を頂き、ほっとすると同時に大変嬉しい気持ちを抑えら、れませ、せ、せ・・・うおおおおお!うれしい〜〜〜!!です。この反響に気をよくし、豚もおだてりゃ木に登る、柳の下にどじょうが二匹、ひょっとしたらまた何かご披露するかもしれませんので、その時はどうかよろしく(何を?)お願いいたします。

 さて、今日は5日前の日曜日に9ホールラウンドした結果と昨日のラウンドを一気にふり返りたい。といっても、相変わらずの内容であるが・・・

 日曜日はドライバーもアイアンも良かったけれど、パットが最悪。40ストロークで20パットって、ウホホなんだかトホホなんだか(←トホホだって)。いい加減にこのパットの無茶苦茶を何とかしたいと思っていたら・・・

 29パットキター!

 前半12パットはすごい(←自分で言うな)。っていうか、実はパーオン率が悪くて(前半9ホールでパーオンは2個だけ)、アプローチで大きなミスがなくて、1−3mのパットがいくつか入ったという事なのであるがそれでもなかなかの数字だ(←だから威張るなって)。

 なぜ1−3mが入ったか。考えてみても実はよく判らないのだ。練習しているわけでもないし、何か悟ったわけでも開眼したわけでもない。だから偶然良かっただけなんだよね。

 まああえて理由を捜せば、比較的グリーンが小さく重たいサブグリーンだったこと、上りのパットが多かったこと、構えてすぐに打つよう心がけた事(最近自分のパッティング能力に大いに疑問を抱き、疑心暗鬼になり、打つ直前数秒間固まってしまう事が多かったのだ。プチ・イップス状態と言えようってイップスなんて言葉を使うのは100年早いんだよっていうか間違ってるんだよ>俺)ぐらいだろうか。

 あと、上りのパットが残ったということは、実は打つアプローチのほとんどがショートしていたという事である。とにかくあと2mか3m転がってくれればベタピンなのに・・・というアプローチばっかり。これはもう昔からなのだが、根性がないとか思い切りが足りないとかいう以前に距離感のセンスが抜群に悪いんだろうなあ。めげるなあ。

 でも、OB3発で84なんだから、もう十分すぎる成績と言えよう。詰めが甘いのは生まれつきだし、これだけ好調なのに文句を言ってたらバチが当たるってなもんだぜ>俺。
 

  2006/9/2 (502532hit) パットが肝腎


 というわけでパットが良ければスコアも良いという当たり前のことを再認識した私である。で、調子に乗ってパットについてちょっと考えてみた。

 まずは5m以上の長いパット。これはある程度コツさえ掴めば、勘とセンスで何とかなるような気がする。つまり、何年もごるふをしてラウンド経験さえ積めば、私のような脳足りんのヘタクソの努力不足の口先男のへっぴり腰でもそれほど酷い事にはならない。

 それに、20mとかの超ロングパットはもう最初から3パット覚悟で打つし(そんなところに乗せる方が悪いのだ)、いざとなればランニングアプローチをするイメージでパッティングをすると、半分しか行かないとか強すぎてグリーンを出てしまうなんて事もまあめったに起こらない(たまには起こる)。

 逆に、1m以下の短いパットは真っ直ぐ・しっかり・よどみなく・自分を信じて・根性を決めて打てるかどうかであり、つまり技術より精神力がモノを言うため、練習しなくても(ホントかよ)3パットを恐がらない根性さえあれば大丈夫だ(注:ここの編者は嘘つきですので、書いていることは信用しないで下さい)。

 っていうか、もちろん真っ直ぐ打てるようになるためにはある程度の経験や練習は必要だし、自分なりに真っ直ぐ打てるような工夫や、パッティングアドレスの構築、そしてもちろん基本の理解(体を動かさないとか、ヘッドアップしないとか)は最低限できている必要はある(ちなみに私はできていません、はい)。

  で、問題は、1〜5mの「何回かに1回は入って欲しい」パットなのである。パットが上手い人や上級者はこれぐらいのパットを平気でぽんぽこ入れてくるんだよね。特にホームコースでの競技や速いグリーンなどでは、この長さのパットが入るか入らないかで勝負の大勢が決まるといっても過言ではない。

 この長さのパットは、読みが外れればもちろん入らないし、読めたとしてもラインとタッチの両方を合わせる技術がないと蹴られたり届かなかったりする。この長さで、ラインに乗っていたのにあとひと転がりで入らない・・・なんていうパットは愚の骨頂なのである(ちなみにこれは私の得意技である)。

 ところで、3m先の108mm(ホールの大きさ)というのは考えてみれば許容範囲が非常に狭い。サインコサインで考えてみると、


 うおおおお!!頭痛てぇぇぇ!!(この式を考えて計算するのに30分かかった。一応理系の大学出てるのに・・・)

 打ち出し角度が1度ずれただけでセンターを狙った3mのパットは入らなくなるという結果が出た。他の長さのパットでも計算してみると、

カップまでの距離 打ち出し角の
許容範囲
50cm 約6.2度
1m 約3.1度
2m 約1.5度
3m 約1度
5m 約0.6度
10m 約0.3度

 これは左右のどちらか一方にずれた場合だから、実際にはこの表の2倍の許容範囲があるわけだが、それでもパットを真っ直ぐ打つというのはとてつもなくシビアだという事が判る。10mのパットなんて、どちらかに0.3度ずれたら入らないンですぜ旦那。ちなみに0.3度とは・・・



 もう針!っていうか角度ですらない。っていうか意味が分からない。色々な意味で。

 だからまあ、1度のズレもなく打てるようになって初めて5mのパットを「入れた」と言えるのであり、同じように3度のズレの範囲で打てる人なら2m、6度のズレなら1mでやっと「狙って入れた」と言えるのだ。

 というわけで、アベレージごるふぁーは、本当は3m以上のパットが入るのは全て偶然の賜物であると思うべきなのかも。

 そして、普段から努力を惜しまずパットの練習している人ならともかく、練習もしない私が2mのパットを入れたとしても、それは「たまたま入った」のであり、「入れた」とは決して言えないしましてや「ねじ込んだ」など・・・口が裂けても言うべきではない!恥ずかしいから!判ったか!>俺。
 

  2006/9/3 (502839hit) 試打かい?


 今日は午後から試打会に行ってきますので、帰ってきてからアップします。というわけで帰ってきました。二木ゴルフ主催の大試打大会@星田ゴルフセンター。

 まずは練習ということで、アプローチとアイアンを120球。7Wと3Wを20球。うん。いい感じ。ところが・・・・

 またもやドライバーがどう打っていいのか分からんくなる。(って、じゃあ今まで分かってたのかと言われると「いや、その・・・」としか言えないが)

 でもつい先日までそこそこ打ててたのに・・・一体お前の体はどうなっているのだ>貴様。

 実はこれには思い当たる事がある。つい1週間ほど前、その二木ゴルフ寝屋川店に新しいドライバーを試打しにいったのだ。今使っているスリクソンのW−404と新しく出たZR−600、そしてテーラーのr7−425の3本を、機械でチェックしてもらったのである。で、その時、つい遠くへ飛ばそうと張り切りすぎたのである。機械の中で遠くへ飛ばしてどうする。

 その試打の結果ではZR−600は確かに一番よく飛んでいた。しかし、このクラブもr7も、そして慣れ親しんでいるはずのW−404も全部右へのすっぽ抜けだったのだ。っていうか機械がそう言っていた。っていうか店員さんが教えてくれた。

 これでは比較にならない。っていうか、新しいドライバーを買うとか以前の問題だ。そう思って、何とか色々と打ち方を工夫したりしたのだが、一向に良くならず、肩を落として店を後にしたのだ。

 この遠くて飛ばそうとか何とか工夫しようとか思ったのが良くなかったのかもしれない。またもやチーピンしか打てなくなってしまった。っていうか、ぎこちないスウィングで球が全然まともに当たってくれない。仕方なくオープンスタンス・アウトサイドイン打ちでスムースに振るイメージを思い出す。

 しかし球は無常にもなくなり、しかも気合いを入れて振りすぎたのか肩が回らなくなってきた。いかん。試打しないと。

 というわけで再びZR−600を試打してみたのだが、もうこれが箸にも棒にもかからないぐらいのトホホ球の連発(当たり前だ。自分のドライバーさえまともに打てないんだから)で、とっても恥ずかしい思い(試打会ではみんないっぱい見てるんだよね)のまま肩を落として練習場を後にしたのだった。

 まあ、試打で無茶振りすることも、それに引きずられてスウィングの仕方を忘れることも、それから1週間経っても全然治っていないことも、考えてみればドライバーをきちんと打てないという事実より情けなかったりするわけで、やっぱり私の好調さは砂上の楼閣かも肩を落としながら思った。
 

  2006/9/4 (503136hit) ニュ〜〜〜〜ス!!


 秋に宮崎で開催されるダンロップフェニックスに今年もタイガーがやってくるわけで、絶好調のタイガーはごるふぁーなら死ぬまでに一度は見ておかなければと考え、っていうか実は○が「生タイガーを見たい」と言いだしたので、それについては私も異存はないというか反対する事など不可能なので、見に行っちゃうことにした!じゃーん!

 時は11月16日木曜日つまり初日。前日に大阪から自家用車に乗り空港へ行き飛行機に乗り、そしてレンタカーに乗りどっかでラウンドし、シーガイアで一泊した後観戦し、再びレンタカーで空港へ行き飛行機に乗り大阪へ帰ってきて、まだ乗用車で家へ帰るというツアーを組んだ。っていうかチケットと宿とレンタカーは押さえた。あとは航空券と水曜日のラウンド予約である。わーい!

 実は過去にプロのトーナメントを見にいったのは1回だけで、その1回も小学校高学年の頃で、従ってほとんど覚えていない。っていうか子供の背ではギャラリーの背中だけしか見えてなかったのかもしれない。近くにいたオッサンが杉原プロのフェアウェイからウッドを使ったショットを見て「さすが『運び屋』の杉原やなあ」と言っていたのだけ鮮明に記憶している(コントロールが抜群だったので、『飛ばし屋』との対比としてそう呼ばれていた)。

 というわけで、ほとんど初体験と言ってもよいこのトーナメント観戦、きっちり計画を立てて臨まねばなるまい。いくらタイガー目当てといっても、ずっとついて回ることは難しいだろう。

 従ってまずは前半ホールのティグラウンドでタイガーをはじめ各プレイヤーのティショットを堪能する。そして9番ホールのグリーンで再びタイガーを待つ。その後、ギャラリー広場のような所で買い物や食事をした後、15番のティグラウンド当たりでタイガーを待ち伏せし、そこからストーカー行為(追っかけ)をするという計画を立てたのであるが、観戦のベテランの皆様、私の計画はどうでしょうか?

 忌憚なきご意見を頂ければ嬉しいです。

 

  2006/9/5 (503743hit) チョキグリップ・基礎と応用


 皆様こんにちは。GDOでZR−600をレンタルしようと思ったら10月中旬まで空いていなくてめげてしまったhiroです。ホームコースのプロショップでも試打クラブを貸してくれるので、ここに来るのをまとうかなあ。

 えっと、まずは訂正です。9月2日の「パットが肝腎」で、わたくし、3mを3000cmと書いてしまいました。っていうか、掲示板でT村さんにご指摘頂くまで全く気づきませんでした。一応理系の大学出てるのに・・・(それ以前の問題だし、もうその話は聞いたって)。謹んで訂正させて頂くと共にT村さんに謝意を照明いたしますって照らしてどうする!表明いたしますだしそもそも「し」と「ひ」だし。


 さて本題。たっくさんに教えて頂いたチョキグリップを練習場で試してみた。ちなみにチョキグリップについてはチョキさんの「チョキグリップの伝道師」をご覧頂きたい。チョキグリップにかける熱い想いがほとばしっているナイスなblogである。

 たっくさんには掲示板で「最初からドライバーで行かんかい!キ●タ●ついてんのか!」とお勧め頂いたのだが、実は私、今まで黙ってたけど女の子なの。だから、やっぱりアプローチから始めたわ。たっくさん、ごめんなさぁい!

 で、アプローチはどうだったかというと・・・イイ!これはいい!確かにこの持ち方だと右手が悪さをしないので、ダフリが激減するのだ。それだけではなく、右手が使えない分ダウンスウィングでブレーキが掛からず、ヘッドが走り、その結果ロフト通りの角度で球が飛び出す。つまりウェッジを使えば30ヤードでも高い球が打てる(つまり今まではクラブが加速してなかったということだ)。

 ただ、スウィング中常に違和感があるので、やはりいきなり実戦投入というのは無理そうだ(当たり前だ)。従ってコースで速効性を求めるなら、チョキグリップで素振りをしたのち、普通のグリップで打つ。こういう感じなら使えるだろう(いやそうじゃなく地道に練習しろって)。

 ただ、ダフリはなくなったがトップはあった・・・orz(これはチョキグリップが悪いのではなく、私が悪いのですはい)。

 次はショートアイアン。無駄な力が抜けやすい。チョキ氏はblogで「(インパクトで)物足りない感じがする」と書いておられたが、確かにそんな感じだ。でも、右手に無駄な力が入らないこの感じこそ、本当のスウィング感覚に近いのかもしれない。

 次にミドルアイアンを試してみた。クラブが長くなってくると最初に感じた違和感が少し気になってくる。ただ、打てないことはない。

 さて、懸案のドライバーである。最初に普通の握りで打ってみる。やっぱりダメだ。力みまくっているのが自分でも分かる。オープンスタンスに立てば当たるには当たるのだが、プッシュスライス系の球しかでないし。

 で、ドライバー+チョキグリップを試してみると・・・・

 違和感が強すぎてやっぱりうまくふれませんでつ・・・orz・・・っていうか、アプローチとアイアンで力を使い果たしてヘロヘロになったというか・・・ああガラスの左肩よ(40肩なのか、最近100球も打つと左肩が痛くてたまらんのである)。

 私のドライバーショットは、もっと基本的なところ(根性、性格、心構え、生い立ち、育ち、生きざま、加齢、老化現象など)に問題があるのかもしれない。

 しかし、これからもこのチョキグリップについての考察と実用化には取り組んでいきたいと思ったのであった。
 

  2006/9/6 (504260hit) 200人


 200人。何の数字かお解りになるだろうか?これ、日本で1年間にごるふ場でプレー中に突然死する人の数なのである。

ゴルフ一番危険なスポーツ(飛鳥新社)


 著者は吉原紳氏。20年以上ごるふと突然死の研究をされているお医者さんである。本の帯には、「こんなゴルフがあなたを殺す!」とおどろおどろしい警句が踊っているが、本を読むとその言葉が単なる脅しではないという事がはっきり判る。

 ごるふはスポーツとしてみれば必ずしも全身に大きな負担をかけるものではない。それなのに何故突然死が他のスポーツと比べて明らかに多いのか?そのキーワードは中高年・飲酒・無症候(無症状)である。


 まずはキーワードその1、中高年について。氏は本の中で、ごるふ場における突然死の3大原因は心筋梗塞・急性心不全・脳卒中であると書いておられるが、これらは言わずとしれた成人病(生活習慣病なんてダサイ間抜けな言い方は死んでもしない)であり、50歳代の多くがその予備軍であると言われている。

 心不全の多くは心筋梗塞によって引き起こされるため、実際には心筋梗塞と脳卒中(特に脳梗塞)が原因になるのだが、この2つの病気は、血栓(血管内にできた血の固まり)が心臓の冠状動脈や脳の動脈に詰まり、その先に血液が供給されない事で起こる。平たく言えば、脳や心臓の窒息死が起こるわけである。

 そして、この血栓塞栓症の引き金(危険因子)になるのが高血圧・高脂血症・糖尿病・喫煙・運動不足・ストレス・そして肥満であり、これらは全て中高年の必須アイテムと言っても過言ではないのである。

 こういう潜在要因をもっている中高年プレイヤーがショットのたびに心臓をドキドキさせ、ミスショットが出ては走り、接待相手に気を使い、真夏の炎天下で脱水状態になり、あるいは真冬に温かいクラブハウスからコースに出ていきなりドライバーを振り回すその恐ろしさを考えて頂きたい。心不全や脳卒中が起こらない方が不思議とさえ言える。


 次に飲酒。暑い時期、昼食時に飲むビールは格別である。普段飲まない私でさえ、人が飲んでいるのを見るとごくりと喉が鳴るぐらいだから、呑兵衛にはたまらないだろう。しかし、その生中1杯は死への特別優待券なのである。

 プレー中にアルコールを摂ることは百害あって一利なしだ。喉の潤いは一時的なものだし、時間がたつと逆に脱水が起こってくる。さらに血圧が上がる。心拍数も増加する。つまり火に油を注いでいるようなものなのである。

 真夏の暑い日、ろくに水分補給をせず、ラウンド途中の茶店で缶ビールを一杯・・・これは死に神を自ら呼び寄せているのと同じ行為であると断言できる。ポカリを飲めよ、オッサン。

 中には「家で飲めないから、ごるふ場へ来て思い切り飲むのだ」という猛者もいて、朝からビール、昼食時にウイスキー、途中の茶店でワンカップ・・・というおやぢもいるが、こういう人はせめてラウンドが終わって風呂に入ったあたりで心不全を起こして頂きたい。初対面のオッサンにラウンド中死なれたりすると、同伴競技者としては究極に迷惑である。

 死んでもいいからアルコールを飲みたいという方は、せめて死に水をとってくれる友人とラウンドして頂くか、あるいはコップ1杯ぐらいに押さえ、あとはスポーツドリンクをがぶ飲みするようご努力頂きたい。


 3つめのキーワード、実はこれが一番恐ろしいことだと私は思うのだが、心筋梗塞も脳梗塞も、前日まで全く自覚症状がなくても起こりうる病気なのである。つまり、ある日突然、目の前に地獄の19番ホールが出現するのだ。

 もちろん、ふだんから動悸があったり、狭心症(心筋梗塞の前段階)気味で胸部痛があったりする場合も多い(全体の1/3)らしいのだが、あとから振り返って「そう言えば最近胸の当たりが・・・」と思い当たるケースが多く、つまりその段階では自分が棺桶に片足を突っ込んでいる事をはっきりと自覚できていないのだ。

 健康診断で高脂血症だったり動脈硬化があったりご家族が心筋梗塞や脳梗塞で倒れたり肥満していたり喫煙していたりする人は、十分に注意が必要である。


 さらにこわい事実を1つ。ごるふ場は人里離れた場所にあることが多く、またコース内で倒れた場合すぐ横まで救急車が来てくれる場合は少ない。つまり家や会社で発作を起こした時より、病院へ搬送されるまでの時間がはるかにかかると言うことである。

 脳梗塞や心筋梗塞の場合、発症してから治療にはいるまでの時間で救命率に大きな差が出る。したがって、コースで倒れる即ち死、なのだ。心臓に何十本も針を刺されたような痛み(心筋梗塞も脳梗塞もこの世のものとは思えないぐらいの痛みらしい)にのたうち回りながら、次第に遠ざかっていく意識。仲間は「大丈夫か」と間抜けなことを言うだけで、ただオロオロするばかり。キャディは走り去ってしまった。救急車のサイレンはまだ聞こえてこない。芝生に顔を押しつけながら、ああ、オレハ、ココデ、シヌノダナ・・・と思う気持ちは如何ばかりか。


 さて、ディフェンスはそれくらいにして次はオフェンスだ。積極的にコースでの突然死を防ぐにはどうすればいいか。以下、箇条書きにしてみるので、思い当たる方はできることから始めてみてはいかがであろう。

 ★前日の寝不足、深酒はできるだけ避ける。仕方なくそういう状態でラウンド日を迎えたら、無理をしない。

 ★日頃から運動するよう心がけ、できればダイエットし、さらに可能なら禁煙する。

 ★健康診断を受け、自分の体調を管理しておく。

 ★ラウンド中、のどが渇く前から積極的に水分と塩分を補給する

 ★危険因子を持っている人は、暑い時・寒い時のラウンドを極力避ける

 ★同様に、ラウンド中の飲酒も避ける

 ★スポーツ外来で「運動負荷心電図」をとってもらう

 ★朝早いスタートの場合は、ウォーミングアップを積極的に(特に寒い時期)


 あと、この本は、そういった危険因子を持ったプレイヤーがどういう点に注意をすればいいか、各疾病ごとに解説してくれていたり、さらには救急救命方法やストレッチ、筋力トレーニングの方法なども載っている。

 危険因子を持つ人、50歳を超えた人、○さんにいつの間にか多額の保険金をかけられている人、接待ごるふが多い人、120歳まで生きて毎回エージシュートを達成したい人には必読の本と言えるだろう。

 私もこの本を読んで、禁煙しなければ・・・と3秒ぐらいは考えた。

  2006/9/8 (505298hit) 西日本パブリックミッドアマチュアゴルフ選手権

9/7・大阪パブリックゴルフ場・Par70(コースレート70.9)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in total
par 4 4 5 4 5 3 3 4 3 35 4 3 3 5 4 4 4 4 4 35 70
score 4 6 5 3 5 5 3 5 4 40 4 5 2 5 5 4 5 4 5 39 79
putt 2 3 2 1 1 1 2 2 3 17 2 1 1 1 3 2 2 2 2 16 33
topics   *1   *2   *3     *4     *5 *6               

*1・・・本文参照。トホホ度3

*2・・・40ヤードのアプローチが50cmに付く。
ウホホ度3

*3・・・この日最低のショットは本文参照トホホ度5

*4・・・10mの上りパットを3mもショート。
トホホ度3

*5・・・クラブ選択ミスとショットのミスが重なるとダボになるわな普通。トホホ度4

*6・・・7アイアンのショットが偶然ピンに向かって飛んでいき、パットが偶然ライン通りに転がる。偶然とは恐ろしい。
ウホホ度3

ウホホ21p(6p+パー1.5p×8+寄せワン1p×3)VSトホホ15pでウホホの勝ち (ウホホ15勝18敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
2バーディ
5ボギー
3ダボ
79
(+9)
85.9
平均パット数
Putting average
1.833
(33)
1.908
(34.34)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1
(2/18)
5.78
(1.0/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
55.6
(10/18)
39.5
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
83.3
(15/18)
81.0
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
55.6
(10/18)
35.4
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
81.7
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
84.6
(11/13)
63.1
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
206.2 210.5
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
50.0
(3/6)
30.9
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
70.0 67.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
100 62.6
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
71.1 62.0
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
88.5 65.2

 というわけで、西日本パブリックミッドアマチュアゴルフ選手権なるものに出場してきた。この大会は去年が第一回で、30歳以上という参加資格がある事がパブリック選手権との違いである。つまりはシニアとミッドシニアみたいなものだ。

 まずは参加料3000円、18ホールストロークプレーの予選があり、その参加者は約1200名、決勝進出はその中から160名程度となる。各予選会場(西日本のパブリックゴルフ場23コース)の上位約1割が決勝に進出する事になる。

 で、大阪パブリックの予選会には約50名が参加したのだが、その中の一人が私というわけである。天候は曇、湿度は高いが気温はあまり高くなかった。

 組み合わせは30過ぎの体育会系お兄さんと60過ぎの自称HDCP3氏。お二人とも競技に出まくりのアスリート系という感じである。2人がリラックスされているので、私もそれほど緊張せずスタートすることができた。

 さて、その内容であるが今回はちょっと趣向を変えて全ホールの解説・ショット・その結果をご覧頂こう。えっ、ご覧頂きたくない?そういう方は20行ほどスクロールして下さい。

ホール 距離
パー
ティショット セカンドショット以降 グリーン スコア
245y
(4)
6アイアン
→△
残り70ヤード
→○
2パット パー
313y
(4)
ドライバー
→チーピン
2打目:林から出すだけ 3パット ダボ
3打目:PS
→○
561y
(5)
ドライバー
→○
2打目:7W
→○
2パット パー
3打目:ウェッジ
→○
243y
(4)
6アイアン
→○
残り40ヤード
→○
1パット バーディ
471y
(5)
ドライバー
→○
2打目:7アイアン
→○
1パット パー
3打目:残り60ヤード
→△(奥へこぼれる)
4打目:アプローチ
→○
128y
(3)
PS
→どトップで谷底へ
アプローチ
→○
1パット ダボ
打ち直し
→グリーン右へ外す
179y
(3)
6アイアン
→○
2パット パー
304y
(4)
7W
→左引っかけ
2打目:80ヤード
→×(ダフリ)
2パット ボギー
3打目:30ヤード
→△ショート
175y
(3)
7アイアン
→○
3パット ボギー
10 272y
(4)
ドライバー
→○
残り30ヤード
→△
2パット パー
11 190y
(3)
7W
→左オーバー
(アンプレアブル
でドロップ)
1パット ダボ
3打目:アプローチ
→△(ショート)
4打目:アプローチ
→○
12 138y
(3)
7アイアン
→○
1パット バーディ
13 569y
(5)
ドライバー
→○
2打目:7アイアン
→○
1パット パー
3打目:60ヤード
→△(奥へ)
4打目:アプローチ
→○
14 344y
(4)
7W
→○
PS
→△
3パット ボギー
15 253y
(4)
7W
→○
50ヤード
→△
2パット パー
16 312y
(4)
7アイアン
→○
PS
→△(ショート)
2パット ボギー
30ヤード
→○
17 251y
(4)
ドライバー
→○
20ヤード
→○
2パット パー
18 260y
(4)
5アイアン
→○
70ヤード
→△(奥へ)
2パット ボギー
20ヤード
→△(ショート)
(黄色コラムはミス)

 ここ大阪パブリックはパー3が5つ、パー5が3つのパー70であるが、アウトが2,619ヤード、インが2,606ヤード、計5,225ヤードと非常に距離が短い。しかも200ヤード台のパー4が6つもあり、残り4つも300ヤード少々である。コースレートは70.9と書いてあったが、どうも信じられない。65〜66ぐらいが妥当のような気が・・・

 というわけで、まずはティショットについて。使用したクラブは以下の通り。

クラブ 回数 成功 失敗 勝率
ドライバー .833
7W .500
アイアン(パー4) 1.000
アイアン(パー3) .600

 ドライバーを6回しか使わなかったのは狭いホールやブラインドのホールでOBを避けるためと、中途半端なウェッジのショットが残らないようにするため、そしてドライバーでグリーンの幅に打つ技術がないからである。

 実際、1番、4番、16番(打ちおろし)、18番(打ちおろし)などはドライバーで届く可能性が十分あったのだが、根性がなくて結局刻んだ。まあ3ホールのストローク合計がイーブンパーなので、この頭脳的作戦(誰も言ってくれないから自分で言おう)は成功したと言えるだろう(17番はグリーンも手前も広いのでワンオンを狙ったが、ややヒールで届かなかった)。

 しかしドライバーショット6回のうち5回がまずまずだったのはラッキーだった。練習場では全く当たらないのに・・・不思議だ。

 7Wでの失敗は2つとも左へ引っかけてのもの。思い切りが足りずインパクトで合わせに行くからそうなるのだ。8番はOB杭ぎりぎりでセーフだったが、14番(パー3)はグリーンを大オーバーして林の中の倒木に接して止まっており、アンプレアブルを余儀なくされた。4アイアンを使うべきだった・・・(だってアゲンストだったし、グリーンがすごく遠く見えたんだもん)。

 パー4の1打目をアイアンで打ったのは4ホールで、1番、4番はうまくいったものの、16番と18番では2打目を失敗してボギーになってしまった。16番は左足下がりの100ヤードをPSで打って大ショート。うまくコンタクトしたと思ったのに・・・わけわからん。18番も当たりは良かったが、やや左へ飛んでグリーン後ろのマウンドを越えていってしまった。まあ2つとも思い通りに打ってのミスだから仕方ない。

 しかし・・・何の変哲もない、128ヤードのパー3(6番)でチョロして谷底へOBはトホホだった・・・。一体何を考えていたのだろう?多分、球を上げにいこうとする悪いクセが出たんだろうなあ。ダボで済んで良かったと言えよう。

 セカンドショット以降のアイアンとウェッジショットはまずまずの出来だった。特にウェッジは大きなミスが無く、合格点と言えるだろう。ピンが奥に切られている時は結構突っ込めたし(って突っ込みすぎて3回もグリーンオーバーしてるじゃん)。

 パットも数だけ見れば33パットだからまずまず。1パットが6回は私としては頑張った方だと思う。バーディパットが2つ、寄せワン(パー)が2つ、ダボパットが2つ(←トホホ)入ってくれた。

 しかし・・・80cmを1回外した(上りだったし、真っ直ぐと思ったら曲がった)のと、上りの逆目を大ショートしたのが2つ。重いと分かっていても打てないこの情けなさ。カップまで届かせるように打つのって、ホント難しいですね(っていうか、10mのパットを3mもショートするのはお前だけだって)。

 でも、善戦したかなと。競技でもまあ実力が発揮できたから良しとしよう、と思いつつとりとめもまとまりも面白味もない日記を締めくくらせて頂こう。

 あっ、予選の方は残念ながらたった8ストロークという僅差で通過できなかった。来年はドライバーを安定させ、アプローチをピンに絡ませ、上りのパットを強く打ち、7Wを左に引っかけないようにすれば予選通過も・・・・

 無理!競技でイーブンパーやワンオーバーで回るなんて芸当は私にはできましぇ〜ん。
  

  2006/9/9 (505795hit) ごるふのハシゴ

9/7・きさいちCC・松Aグリーン・Par36(コースレート35)・曇り
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 par72換算
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 4 4 6 4 3 4 4 6 39 78
putt 2 2 1 2 2 2 2 1 2 16 40
topics       *1 *2   *3 *4     

*1・・・3打目、つま先下がりから130ヤードをハーフシャンクトップ。しかしアプローチを1mに寄せる。でもこれを外す。トホホ度2

*2・・・2打目、何の変哲もないPWのショットを超トップするも転がってピンハイ5mにオン。結果オーライ・ナイスミスの典型である。トホホ度4

*3・・・ちょっと自慢入りますので隠し文字にします。
ティショットはこのホール最長不倒で275ヤード(打ちおろしだけど)。2打目はややダフリ気味ながら残り60ヤード地点まで。3打目、ベアグラウンドからうまくウェッジが当たって5m手前にオン。狙わなかったこのパットがポコンと入って快心の4。ドライバーが飛んだ時のバーディは格別っす!ウホホ度4

*4・・・2打目、得意なはずの左足上がり9アイアンを盛大にダフリ、入れてはいけないグリーン手前のバンカーへ。そこから奥のピンに向かってホームラン。そして寄らず入らずの典型的ヘタクソ系素ダボ。最終ホールの素ダボはこれまた別の意味で格別っす・・・orz トホホ度5


ウホホ12.5p(4p+パー1.5p×5+寄せワン1p×1)VSトホホ11pでウホホの勝ち (ウホホ16勝18敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
2ボギー
1ダボ
78
(+6)
85.9
平均パット数
Putting average
1.778
(16/9)
1.904
(34.27)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1
(1/9)
5.86
(1.1/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
55.6
(5/9)
39.9
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
88.9
(8/9)
81.2
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
44.4
(4/9)
35.6
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(8/9)
81.9
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
85.7
(6/7)
63.7
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
228.6 211.0
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
50.0
(1/2)
31.0
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
78.6 67.5
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
75.0 62.8
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
56.3 61.9
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
66.7 65.2

 同日木曜日。試合の方はトップスタートということもあり、なんと12時5分にラウンド終了。ハーフを1時間35分から40分でラウンドした計算になる。

 ほっとしたようなちょっと悔しいような気分で家へ帰り、リビングに座った時点でもTVにはタモリが出ていた(笑っていいとも)。疲れも少ない。こうなるともう考えることは1つ、そう、薄暮プレーである。

 90分後、私はきさいちCCのティグラウンドに立っていた。1.5ラウンドや2ラウンドは経験があるが、ごるふ場のハシゴは生まれて初めてである。そんな私が、私は結構好きだ(周囲の人は「アホ」としか思わないだろうが)。

 さて、ラウンドの方であるが、何故かあれだけ練習場で当たらないドライバーがそこそこ当たる。いわゆる「今日イチ」クラスの当たりは1発だけ(当たり前だ。1発だから「イチ」なんだし)だが、あとはチーピンもチョロも引っかけスライスもなし。まだプッシュ気味だけど、右へ出て左へ戻ってくる球も出るようになってきた。チョキグリップで右手を殺す感覚を思い出したのかもしれない。

 まあその代わりと言ってはナニだがアイアンは○が3つ、△が3つ×が2つと私らしい結果であった。×2つは超トップと超ダフリ。これが2つとも同じミスショットならまだ納得がいくが、こういうミスショットでさえ色々なバリエーションが楽しめるというのもごるふの面白さだろう・・・orz

 ところで、この日はバンカーショットが2回あった。いずれも2打目をグリーンサイドバンカーに入れ、1発で出たことは出たのだがそのうち1発は上にも書いたようにホームラン。つまりクリーンに球を打ってしまったわけだが、最近ホームランが多い。バンカーからのホームランが多い理由としていくつか考えられる。

 1,ボールが右足寄り過ぎる
 2,ダウンスウィングで左へスエイしている
 3,ダフって脱出できないのが恐くて、ついトップ目に打ってしまう
 4,ボールをキチンと打てるようになってきている(そのくせフェアウェイではダフるのだ)
 5,ゴジラ松井の生霊が乗り移っている
 6,王貞治の生霊が乗り移っている
 7,ホームランバーを大人買いした
 8,「こんなようけのアイスクリーム、冷凍庫に入らへんやんか!」と○に叱られる
 9,仕方なく、10本まとめて食べる
10,おなかをこわして1日10回トイレに走る
11,下半身に力が入らなくなる
12,スウィング中スエイする
13,2に戻る

 というわけで、今さらながらバンカーショットで悩んでいる私である。例えば1、のボールの位置だが、実は基本の「き」であるにも関わらず私はまだバンカーショットのボール位置や立ち方がよく判っていない節がある。頭では、

 1,オープンスタンス
 2,ボールからやや離れて立つ
 3,ピンが近い時はやや左足寄り
 4,ピンが遠い時はすこし中に入れる
 5,ピンが10本ある時は1ピンと3ピンの間を狙う
 6,スプリットの時に限ってどうして真ん中を通過するのだろうか?

 と考えれば考えるほど新たな疑問も浮かんでくるのだが、実はオープンスタンスからしてもう分からない(何年ごるふしてるんだ?)。

 思いがけず面白そうな話題に突入しそうなので、日を改めて考えてみよう。
 

  2006/9/10 (506117hit) 本当のオープンスタンスとは


 さて、オープンスタンスについて考える前に、スクウェアなスタンスをおさらいしておこう。スクウェアなスタンスとは、一般的に体の向きとスウィングプレーンが目標と平行であるものを差す。これは簡単だ(下図1)。なお、クラブフェースは常に目標を向いているものとする。

図1

 この時のボール位置を例えば左足かかとの延長線上と決めると、両足つま先とボールの三点を結んだ三角形(上の図の緑)を作ることができる。


 さて、これがオープンスタンスになるとどうか。私は下の図2のようなイメージで捉えている。

図2

 足はボールを中心とした円に沿って反時計回りに回転(黒矢印)し、体の向きは目標線より左(上の絵では下側)を向く。当然スウィングプレーンも同じ方向を向く。この時、両足つま先とボールでできた三角形は崩れないので、三者の相対的な位置関係は全く変わらないことになる。

 でも・・・これだとオープンスタンスではなくただ右を向いて構えているだけじゃないの?と思ったりするのだ。その証拠に、この絵でいうとスウィングはあくまで体に対してスクウェアであり、アウトサイドインになってない・・・ん?目標線に対してアウトサイドインのスウィングプレーンだからこれでいいのか?

 それに、フェースの向きは目標線に向いているので、このままスウィングするとスライスボールになる。うん。正しい。


 ちなみに左足だけを開いて(右足のつま先はそのまま)オープンなスタンスを作る場合を考えてみよう(下図3)。

図3

 この場合、ボールの位置が左足かかと延長から離れて内側に入ると同時にボールと体の距離も若干離れてしまう。つまりインパクトゾーンが変わってしまうことになるので、やっぱり間違いだ。このまま打つと、とんでもないスライスボールか、トゥに当たって力ないフックボールになるような気がする。

 っていうか、これで本当に正しいのか?
 

  2006/9/11 (506461hit) 本当のオープンスタンスとは(その2)


 藍ちゃん強し。帰国第一戦、国内女子メジャー(この言い方、すごく抵抗があるんだけど、他に適当な言葉がないんだよね)、勝ちたいという欲、勝って欲しいという期待、さらに兄妹同時優勝とバカマスコミに騒ぎ立てられ、これまでの試合の何倍ものプレッシャーの中での優勝。

 ショットがぶれてもショートゲームでリカバリーするその技術と、いやらしい長さのパーパットをほとんど沈めたその精神力がすごい。一流と超一流の差は、勝負所のパーパットを如何に沈めるかに尽きる。つまりボギーを叩かない事。

 我々だと、ダボになりそうな所で如何にボギーで抑えるか、あるいは0.5打のミス(ティショットの失敗、バンカーに入る、深いラフ、ノーカンパットなど)を帳消しにする技術(アプローチかショートパット)、1ホールでミスを2度続けないという事になるのだろう。まあいずれも血の滲むような努力が必要であることは言うまでもない>俺。

 それに比べてお兄ちゃんは・・・いや、安易に批判するのはやめておこう。アジアツアーなどで2年ほど武者修行し、タフな精神的を身につける方が優勝への近道だと思うけど、スポンサーが許さないだろうし・・・ヒモ付きだとこういうところが不自由なんだよね。


 さて、昨日の続き。昨日の日記はまったく当たり前すぎて何それ?という感想を持たれた方が97%、わけが解らない・読むのが面倒臭いと思った方が2%、こんなイラストを描く暇があったらもっと真面目に生きろと思った○が1人いたわけだが、今日は応用編を考えてみた。ちなみにこれは(色々なところから学んだ)私の考えなので、間違っているかもしれないので、つまり自信がないので、眉に唾を付けてお読み下さい。


 1,アプローチにおけるオープンスタンス

 アプローチにも色々な打ち方があるが、ここは一番シンプルで基本的な、ごく普通のピッチエンドランを打つと考える。そのアプローチでオープンスタンスにするのは、ハンドファーストのままインパクトを迎えるためである(・・・と色々なところに書いてあった)。従って、昨日書いたスライスを打つためのオープンスタンスとは意味合いが違ってくる。

 つまり体は右を向くが、クラブフェースは目標に向き、スウィングプレーンもほとんど目標方向と重なる。ボール位置はフルショットよりも右足寄り、つまり体の中心かやや右足よりだ。(下図4)

図4

 この構えにより、アドレスでは自然にハンドファーストになり、そしてそしてインパクトでそのハンドファーストを再現しやすくなるのだ。

 2,バンカーショットにおけるオープンスタンス

 バンカーショットではまた少しオープンスタンスの意味合いが違ってくる。バンカーショットでは、SWのバウンスを使用するためにクラブフェースをオープンにしてダフる必要がある。そのためにはカット打ち、即ち目標線に向かってアウトサイドインの軌跡でスウィングした方がやりやすいため、オープンスタンスにするのである・・・って、自信ないけど(下図5)。

図5

 そしてよりダフりやすくするため、ボールは左足かかと延長線上。この時、体の向きに対して垂直にボールをセッティングするべきであり、左足かかとから目標線に垂直に向かってセッティングするとボールがだいぶ内側に入ってしまうので注意が必要だ・・・と思う。

 また、目標より左を向いて構えると、相当思い切ってフェースを開かなければオープンフェースにならない。よくありがちなミスは、フェースを先に開き、その後で体をオープンに構えることでオープンフェースでなくなってしまうことだ。フェースがほとんど空を向くぐらいに開いた方が結果的にバウンスが効き、ザックリがなくなる・・・ような気がする。

 それ以外にも、ボールから少し離れて立ち、ハンドダウン気味に構える事でバンカーショットは驚くほど簡単になる・・・と思いませんか?

 以上、細かい部分には全然自信がないんですけど、こんな感じでしょうかって誰に聞いてるんだよ?>俺。
 

  2006/9/12 (506964hit) オープンスタンス・応用編


 ども。オープンスタンスを語らせたら日本で5本指の靴下がもっとも似合う男、hiroです(意味わかんねー)。

 さて、昨日までのオープンスタンス談義が基本だとしたら、今日は応用編である。つまりオープンスタンスでナニをしたりアレをしようという、ちょっとアダルトな(嘘)テクニックを考えてみたいと思う。なお、今回も私の妄想であり、真似をしてスウィングがボロボロになっても私の水虫は完治しないのでそのつもりで(それは関知だって)。

 3,オープンスタンスでドローボールを打つ

 普通、ドロー(あるいはフック)ボールは飛球線に対して体をクローズに構え、そのままインサイドアウトに振っていくわけだが、これがなかなか難しい。練習量が雀の涙ほどしかなくセンスもなくスライサーだった私が右を向いて打つと、そのままスライスするか下半身が止まってチーピンになるのが関の山である。

 それで私は考えた。要はインサイドアウトで振ってやればいいのだから、オープンスタンスで構えてインパクトで腰がしっかり回る体制を作り、そこから飛球線(目標)の右に向かって振ってやればいいのだ(下図6)。この時、ボール位置は左足かかと延長である。心情的にもう少し右(内側)に置きたくなるが、そうすると大スライスしか出ない。

図6

 実際には、ここまでスウィングプレーンがインサイドから入ることは少なく、目標線と同じ方向にスウィングがなされる。その時フェースが目標線より左(体に対しスクウェア)に向いていれば軽いドローになるし(下図青矢印)、もしフェースが開いて目標線に向いても(つまり体に対してややオープンになっても)ストレート〜軽いフェードになる(下図赤矢印)。

図7

 この打法のメリットは、腰がしっかり回るため手打ちによるチーピンがほとんど出ないという点である(でもたまに腕が遅れすぎてプッシュスライス、「さようなら〜」ってな球が出るが)。また。フォローが大きく取れるので気持ちよく振れるし、飛距離もそこそこ出る(芯に当たった場合だが)。

 私はこの打ち方を「チーピン補正用」として考案し、日米で特許を取得した・・・というのは当然嘘だが、練習場でドライバーがどうも詰まり気味で当たらない時、この打ち方で下半身を十分に回転させ、ヘッドを走らせる感触を思い出している。

 っていうか、ここまで書いて、7月11日の日記と内容がまったく同じであることが判明した。っていうか思い出した。っていうか念のためチェックしてみたらまったく同じだった。たった2ヶ月前に書いたことをすっかり忘れてるとは・・・お前は中島らもか!



蛇足:中島らも氏は若い頃からの薬物乱用およびアル中によって、高校時代170あった知能指数が晩年には70まで下がり(本人談)、3度も4度もエッセイで同じ事を書くので有名なのである。それでも面白いんだけどね。

 

  2006/9/13 (507494hit) 人としての生き方


 酒もたしなむ程度、ドラッグもしない、ブロンも飲まない、シンナーも吸わないのに2ヶ月前のことを忘れている私に脳みそにちょっとショックを受けている編者である。

 さて気を取り直して。いつも読んでいるメリーさんウェブであるが、9月10日の日記にヘタレの私は大変深い感銘を受けた。メリーさんは今事情があり、好きなゴルフに打ち込めない日々が続いておられるのだが、そこでメリーさんは次のように想起される(メリーさんには転載のご許可を頂きました)。


再びゴルフ出来るようになったら、わたしも古稀や喜寿のお爺さんゴルファーを見習おうかと思っています。
彼らの多くは、練習するとラウンドする体力がなくなるから、体中が痛くなるから等と言って、ぶっつけ本番でコースに出ます。
これはウソや言い訳や弁解ではなくて、ほんとにそうなのだと思う。


 後半部分はまったくその通りで、練習したくてもできない日が私にもいつか来るのである。さらにその先には、ラウンドしたくてもできない日が。つまり、練習できる時間と体があるのに練習しないというのは、贅沢の極みというか根性無しというかもったいないというか。あ、これはもちろん私自身に対しての戒めであり、練習しない人を批判するわけではないので。

 だから、何を言いたいかというと、病気になってはじめて健康のありがたみが判るように、ごるふができるだけでこの世の中の全てのものに感謝すべきなのだ>俺(別に宗教に目覚めたわけではありません)。頭の悪い私は、ついその事を忘れてしまう。その事をメリーさんは教えて下さったのだ。さらにメリーさんは、


練習大好き人間で、才能、勘、感、筋肉記憶と全部無い人ですから、練習に練習を重ね、やっと何とかなるゴルファーでしたが、そんなものは諦めようと思います。
なーに、ゴルフ始めた頃に戻ったと思えばいいことです。


 と続ける。これは多分に謙遜が入っていると私は思うのだが(メリーさんのショートゲームのセンスは日頃のラウンドから十二分に伝わってくる)、このすがすがしいまでの克己心と潔さはどうだろう。私が超の付くヘタレだからかもしれないが、この己を律する気持ちはちょっとやそっとで出てくるものではないと思う。

 もし、私が何らかの事情で今のようにごるふができなくなったら、きっとこう書くだろう。

ふえーん(;_;)ごるふしたいよ〜!とにかくどんな形でも良いから、どんな犠牲でも払うからごるふさせてよ〜!神様仏様お稲荷様、どうか私の願いを聞き届けたまえ。悪魔よ、魂をあげるからごるふさせたまえ。ギャーテーギャーテーアブラカダブラ、テクマクマヤコンテクマクマヤコン、お姫様になーれた〜らこ〜た〜らこ〜た〜っぷ〜り〜た〜らこ〜エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!ベホイミ!ベホマ!おん・かかか・みさんまえい・そばかっ!

 このていたらくと情けなさ。これはもう、人はどう生きるべきかの「模範解答」と「最悪の答え」といっても過言ではない。

 メリーさんのゴルフに対する愛情は並大抵の物ではない。それでも、「ゴルフ始めた頃に戻ったと思えばいい」とさらりと書けるというのは、人生の素晴らしさと儚さを十二分に知っておられるからこそだと私は思う。

 人の文章で感動することはあまりない(自分の文章が一番好きなのだ。わはは)私であるが、この潔い文章(とその考え方)に触れ、振り返って自分のヘタレぶりと比較した時、私は深く恥じ入りそして反省し、ポジティブでニュートラルでリベラルでミネラルな生き方をすべきだと思ったのであった。

 っていうか、メリー様、私なんぞに誉められても迷惑かもしれませんがどうかご容赦を。

  2006/9/15 (508387hit) バーディを逃すとクヤシイ?

9/14・きさいちCC・松竹Bグリーン・Par72(コースレート68)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 4 3 5 5 4 3 5 5 6 40 5 4 5 5 4 4 6 7 4 44 84
putt 2 2 2 2 1 2 2 2 3 18 2 2 2 2 2 2 2 2 2 18 36
topics     *1     *2   *3               *4 *5     

*1・・・2打目の9アイアンを超ダフる。トホホ度2

*2・・・2打目の9アイアンを超ダフる。トホホ度3

*3・・・2打目の9アイアンを超ダフる。っていうか、3回も同じ事すな!
トホホ度4

*4・・・7アイアンを左30度に引っかける。
トホホ度2

*5・・・華麗なトホホショーは本文参照。トホホ度5


ウホホ14.5p(0p+パー1.5p×9+寄せワン1p×1)VSトホホ16pでトホホの勝ち (ウホホ16勝19敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
6ボギー
3ダボ
84
(+12)
85.7
平均パット数
Putting average
2.0
(36)
1.906
(34.32)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 5.70
(1.0/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
50.0
(9/18)
40.2
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
83.3
(15/18)
81.2
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
44.4
(8/18)
35.8
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
82.1
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
63.6
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
224.3 211.3
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
11.1
(1/9)
30.4
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
75.0 67.7
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
37.5 62.1
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
56.3 61.7
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
53.8 64.9

 配牌(ハイパイ)は悪くない。ツモの流れも良い。だからイーシャンテンまではすぐたどり着くのだが、そこからの勘が全て裏目に出るという感じだろうか。2つあるトイツのうち1つを嫌うとすぐにそちらをツモってしまうとか、チートイツのテンパイ前、3枚残した孤立牌を変えた瞬間それをツモるとか・・・

 で、やっとテンパイしたと思ったら残り2巡しか残ってなかったり、両面待ちなのに7枚場に出てるとか。早い巡目で大物手をテンパイしたら白のみで蹴られたり・・・

 麻雀をしない人には何のことか全然判らないですねごめんなさい。えっと、昨日のごるふはですね、まあ一言でいうと「ちぐはぐ」というか「もったいない」というか「ついてない」というか「いやそれはどう考えてもお前がヘタクソなだけだそうだ認めろ今すぐ認めろ認めないとキーボードに牛乳をこぼすぞ」というか。

 ドライバーは良かったけど、アイアンは大きなミスが多かった。完璧なアイアンショットが出たと思ったらパットを外す。アプローチも気持ちよく打てたと思ったら止まりすぎてショート。良い転がりのパットはラインを外れ、ラインに乗ったパットはショートする。

 「そんなこと言ってる割に、パーを9個も取ってるじゃん」と仰りたいだろうが昨日はBグリーンつまり6000ヤードそこそこのヤーデージで、ドライバー+ウェッジ、あるいはスプーン+ショートアイアンで十分届く距離であった・・・あっ、結局ショートゲームがダメだったんじゃん。

 その典型が後半の8番ホールパー5。ドライバーがそこそこの当たりで、ライも良かったのでスプーンで2オンを狙うも、頭を叩いてチョロ(90ヤード転がった・・・・orz)。

 3打目、8アイアンをまた左に引っかけ、グリーンサイドバンカーへ。バンカーショットはエッジへ出ただけ。そこからのアプローチも5mショートして2パットの素ダボ。パー5の素ダボはちょっとカコワルイかなと。


 さて、ラウンドを終えて考えた。バーディが狙える機会は、私の腕なら偶然でありショットが良かったからなどとは口が裂けても言えない(アイアンのファインショット率6割だもん)訳であるが、しかしチャンスだけなら1ラウンドに何度かは訪れる。

 自慢するつもりはまったくないが、この日、微妙な長さ(2〜5mぐらい)のバーディパットが4回あって、そのうち3回はアイアンが思い通りに打てた結果であった(でも1回も入れられなかったから実際に自慢になってないのだが)。

 で、結果オーライの1回はともかく、残りの3回のチャンスを逃してしまうと、やっぱりクヤシイと思ってしまうのだ。これはおごりなのだろうか?それとも許される(というか悔しがるのが当たり前)のだろうか?

 もしバーディチャンスが本当に偶然・たまたま訪れたものと本心から思っているなら、外れても悔しくないはずだ。ナイスパーと普通は思うだけだろう。でも、クヤシイと思うということはやっぱり自分の力でバーディチャンスを迎えたという思い上がりがある事になる。

 それとも、過程は偶然でも、数少ないバーディチャンスを活かせなかった自分の不甲斐なさを悔しがるべきなのだろうか。

 ・・・・・どうでもいいですね、そんな事。っていうか、悔しがるのもそうでないのも、心の中で考えれば済むことですねハイ。何でそんな事考えるかな俺は。アホですねハイ。そんなしょーもない事考える暇があったら、1球でも練習したら、と思う気持ちが一番正しいと思いますハイ。

 あの、何を書いてるのか判らなくなってきたのでもう終わりますハイ。
 



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