日記141

2007年8月1日〜15日


去年までの日記

今年(2007年)の日記
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7月前半 7月後半
8月前半

  2007/8/1 (625751hit) ハ●カ●王子


 巷では、ちょっと目立つ若造をなんとか王子と呼ぶ事が大流行。そこで私も、これから出てくるであろう「ハ●カ●王子」を列挙しておこうと思う。

 この企画の狙いは、創造力が貧困で羞恥心のかけらもないくせに国民をバカにしているマスコミどもの陳腐さを笑いものにするという崇高な理念に基づくものであり、決して面白がって大喜利感覚で作ったわけではない。ホ、ホントだって(笑)


はみがき王子・・・笑った時に白い歯がこぼれる(あたかも「めぞん一刻」の三鷹瞬のように)事から命名される。「1日に5回歯磨きしています」という発言により、ライオンとサンスターと花王がCMキャラクターとして争奪合戦を繰り広げる。

はいかい王子・・・ドライバーが暴れ出すととんでもなく曲がる彼は、いつも深いラフや林の中で自分のボールを探し回るのだが、あまりにその回数が増えてくると投げやりになり、両手をだらんとぶら下げ、口を半開きにしてラフを彷徨う。その姿があたかも目的もなく徘徊しているように見えるため、彼は「徘徊王子」と命名された。

はじかき王子・・・生まれつき目立ちたがりで負けず嫌いの彼は、自分も「●●王子」と呼ばれようとおもって奇抜な言動をとり、それがことごとく裏目に出て恥をかき、晴れて「恥かき王子」と呼ばれることになった。

ハンガー王子・・・あまりのいかり肩のため、悪友に「おい、肩にハンガー入ったままだぞ」と揶揄される。それを聞きつけた芸能リポーターが命名。

はりがみ王子・・・生活苦のため、定時制高校へ行きながらゴルフをしているのだが、朝と夕方は新聞配達をし、昼は工場で働いている。そこまでは良かったのだが、夜に電信柱や電話ボックスに非合法な張り紙を貼るアルバイトをしている事がマスコミにバレてしまい、不名誉な名前で呼ばれることになるのであった。

はんがく王子・・・大阪生まれ・大阪育ちの彼は、クラブやウェアを買う時に必ず(あまりにもくだらないので以下略)


 以上であるが、異様につまらない、とにかくアホアホしい(鳥山あきら氏の造語を拝借)と思った貴方。あなたの感覚はまったく正常です。っていうか、こんなくだらないことを考えるヒマがあったら練習か中古ゴルフショップにでも行けばいいのに(先週のラウンドから一度も行けなかった・・・)。

スクワット2690回(+60)
腹筋1400回(+0)
腕立て1365回(+30)


  2007/8/3 (626469hit) トホホと思えばウホホ、でもやっぱりトホホ

8/2・るり渓ゴルフクラブ・バックティ・Par72(コースレート69.8)・曇りのち晴
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 5 4 3 4 4 3 5 4 36 4 4 3 4 5 4 3 4 5 36 72
score 6 5 4 6 5 5 4 4 3 42 5 4 2 5 7 4 4 6 6 43 85
+3
put 3 2 2 2 2 2 2 0 0 15 2 2 1 2 2 2 3 3 1 18 33
topics *1     *2       *3 *4       *5   *6     *7 *8    

*1・・・本文参照。トホホ度4

*2・・・本文参照。トホホ度2

*3・・・本文参照。ウホホ度2

*4・・・本文参照。ウホホ度3

*5・・・本文参照。ウホホ度4

*6・・・本文参照。トホホ度5

*7・・・ティショットが右ラフへ。2打目は8アイアンでレイアップ。3打目乗せなければいけないウェッジのアプローチでトップ。奥のカラーから3パットホホホ。トホホ度4

*8・・・ティショットは右すっぽ抜けでOB。前進4打からの7Wは頭を叩いてチョロ。トホホホ。5打目でグリーンエッジへ持っていき、なんとか1パットでボギー。トホホ度3


ウホホ17p(9p+パー1.5pX4+寄せワン1px2)VSトホホ18pでやっぱりトホホの勝ち。(ウホホ19勝16敗)。

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
3バーディ
7ボギー
3ダボ
1トリプル
85
(+13)
83.0
平均パット数
Putting average
1.833
(33)
1.890
(34.03)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
16.7
(3/18)
5.95
(1.1/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
38.9
(7/18)
53.0
(9.5/18)
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
77.8
(14/18)
82.7
(14.9/18)
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
33.3
(6/18)
43.9
(7.9/18)
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(15/18)
85.1
(15.3/18)
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
35.7
(5/14)
63.4
(8.9/14)
ドライバー(ティショット)平均飛距離(yard)
Driving Distance
220.7 221.5
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
25.0
(2/8)
35.9
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
60.7 69.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
66.7 57.1
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
70.6 64.4
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
60.0 66.3

 昨日は2ヶ月に1回の同業者コンペ(といっても成績を出したりドラコン・ニアピンを競ったりすることもなく、ただラウンドするだけだが)に参加させて頂いた。場所は大阪府・京都府・兵庫県の県境に近い、るり渓ゴルフクラブ

 高原のコースで、平地より3度以上気温が低い。おまけに昨日は台風の影響で雲が多く、やや湿度が高いものの快適なラウンドだった。幹事のHさんの計らいで、今日はバックティから。といっても、2グリーンのうち短い方のニューグリーンだったので6331ヤードとそんなに長くはない。

 しかし、このニューグリーン、アンジュレーションがきつく、まあ難しいったら。おまけに台風による雨の予報で、ピンを切っている位置が傾斜の高いところばかり。必然的にパットはほとんど上りでホールをオーバーすると下り、あるいは馬の背ラインばっかりで・・・と言い訳はこれくらいにしておこう。


 同伴競技者はVGAクラシックでおなじみのK上さん、大先輩のY内さん、大御所W辺さん。恐縮しながらのラウンドとなった。で、さっそく1番ホールからやらかすんだな俺ってヤツは。


中コース・358ヤードパー4

 左はOB、右は林の中までセーフだが樹がうまく配置されていて非常に狭く見える。ティショットはヘタレのスプーンで(スタートホールからチーピンでOBになったらちょっと悲しいもんね)。当たりはまずまずだったが右プッシュで上の写真のカートの位置へ。

 2打目、残り135ヤードのラフだがアゲンストの打ち上げだったので1番手上げて8番で打ったのだがこれが大失敗。フライヤーか計算ミスかしらんけど、グリーンをはるかにオーバー。3打目のアプローチもミスして、さらに最初のパットも大ショートして3パット。いきなり素ダボ。トホホホ。

 さらに4番(188ヤードパー3)ではなんの変哲もない5アイアンをプッシュしてOB。わけ解らん。


 ところが8番515ヤードパー5、グリーン右手前から4打目のアプローチ。ボールはラフだがヘッドが入るすき間は十分あり、ピンは15ヤード先、やや打ち上げ。ショット的には難しくない。しかし、グリーン面は左に傾斜しており、マウンドを越えたところにホールがある。柔らかい球でマウンドの右手前に落とし、あとはボールに聞いてくれと思いつつショット。すると偶然狙ったところに飛び、柔らかく着地、おまけにピンに当たってチップイン(でもピンに当たらなかったら2mはオーバーしてたな)。ラッキーなバーディ!(←鼻持ちならない自慢なので読まない方がいいです)ウホホ。

 さらに9番でもグリーン手前のラフから3打目、今度はラフは深かったし花道から10ヤードほどピンが奥だったので低めの球で球足を出すためPSで。これがまたしても狙ったところに落ち、軽くスライスしながらピンに向かっていき、最後のひと転がりでコトン。2連続チップインバーディ!!いやあ、打つ前からはいるような予感はしてたんだよね。生まれて初めての快挙に、私はオーガスタ16番でタイガーが受けたような拍手と歓声を心の中で聞いたのであった。(←もろに自慢なので読む必要ありません。っていうかチップインって偶然だろおい)ウホホホー!(←バカ)。


 快進撃は珍しく続く。後半東コース3番、137ヤードパー3。やや打ちおろしだがアゲンスト、さらに手前は池。9アイアンのフルショットで届くが、球が上がりすぎると風で池ポチャもある。迷った末に8アイアンのクォーターショットを選択。これがまあ、ドンピシャのバッチグーでピン奥2mに着弾。これを根性で沈めてバーディ!(←いい加減にしとかんと本気で嫌われるぞ)クォーターショットを練習してて良かったと心から思う。


 しかしこれで終わらないのが私のトホホたる所以だ。4番ではティショットをまたもや右プッシュして池ポチャのボギー。5番は2打目を右ラフ、つま先上がりのライからショートカットの林越えを狙ってOB。慢心するにも程がある。ダボ(これだからお前はダメなんだよ!)。

 さらに8番はアプローチミス+3パットの素ダボ、9番もOB絡みでボギー。3つもバーディを取っときながらスコアは平凡な85。

 ひとこと言っておく。いい気になるな>俺。

スクワット2755回(+65)
腹筋1400回(+0)
腕立て1400回(+35)

  2007/8/4 (626870hit) 女人禁制


 昨日は久しぶりに練習場へ。150球。ちと思うところあって、左脇にヘッドカバーをはさみ、ハーフショットばかり練習した。この練習の目的は、

 フォローで左脇を体から離さない
=体全体が回転せざるを得ない
=ボディターン
=腕で打たない


 という事を体に叩き込むためのものだったのだが、なかなか有意義だった。

 ただし、ウェッジではまあまあ、8アイアンでも何とか打てるのだが、5アイアンになるととたんに確率が下がる。さらにティアップした7Wでは、球が右へ左へ上へ下へばらけまくり、スプーンやドライバーになると、まずまともに当たらない。つまりきちんとしたスイングができてないということだな。

 意地になって打っていると、古傷の左肘が痛み出したので終了。体と相談しながらでないと練習できないというのは辛い。

 そうそう、1つ健忘録を。インパクトのグリップ位置は右腰骨の横!(・・・えっ?間違ってる?!)



 さて聖地セントアンドリュースで行われている全英女子オープン。ここを女子がプレーすることだけでも驚きだが、今回のトーナメント開催に当たり、R&Aは何とクラブハウスを女子プロに開放したらしい。250年間頑なに守り続けていた「女人禁制」が打ち破られたのである!

 この、「イブのいない楽園」の総本山とも言えるR&Aの歴史的決断は、各方面に大きな影響を与えるだろう。日本でも小金井カントリー倶楽部など一部のゴルフコースで未だその掟は生きているのだが、見直しを迫られる可能性があるかもしれない。

 女子専用車両、エステティックサロンなどの「男子禁制」に論理的根拠がある反面、「女人禁制」は社会慣習や宗教的意義や迷信、つまり感情的理屈に基づくものが多く、だから逆に改善していく事が難しい。「ダメなものはダメだ!」っていうヤツね。

 私個人としては夏坂健氏がそのエッセイで書かれていたようにそういう慣習や理屈を「文化」としてある程度認めてもいいとは思うのだが、文化・伝統を守る事にこだわりすぎると本質を見失い、ついには過去の遺物として誰にも相手にされなくなってしまうだろう。

 時代は変わり、人間も変わる。ゴルフも良い意味で変わっていかなければいけないのだ。どうせ50年もたてば頑固なジジイどももこの世からきれいさっぱり消えてしまうのだ。もちろん私も。

 数百年のゴルフの歴史、あるいは数百万年の人類の歴史、さらには数十億年の宇宙の歴史に思いを馳せると、女人禁制だとか、面子とか、そんなくだらない事にこだわる事がいかに馬鹿馬鹿しいかと思いません?

 だから、みんな仲良く、楽しくラウンドしよーぜ!(取って付けたようなオチ)

スクワット2800回(+45)
腹筋1400回(+0)
腕立て1400回(+0)

  2007/8/5 (627128hit) 語呂合わせで覚えよう!(その1)


 私は自慢ではないが物覚えが異様に悪い(ホントに自慢できない)。人の名前や数字はもちろん、大事な約束や記念日を忘れることなど朝飯前である。だから日本史や世界史はいつも赤点ぎりぎりだったしそれを覚えるのがいやで理系の道に進んだようなものなのだ。

 かつて、確か小学校に行きだしてすぐの頃、学校で習った「市内を走るバスの路線の歴史」(だったと思うがこんな事小学1年生に教えるだろうか?)に興奮し(今から思えばそんなことに興奮するのは不思議だが、知らないことを知る喜びに目覚めたのだろう)、家へ帰って母親に報告したりしていた(もちろん暗記して)のだから人並みの記憶力はあったのだろう。

 それが歳をとるに連れてスカタンになり、決定的にアホになったのは予備校時代にタバコを吸うようになってからのような気がする。ってじぶんの記憶力の悪さをタバコのせいにするとは卑怯だが。

 というわけでたった1つのことも今や覚えることができない私であるので、事ごるふに関すること(スウィングの注意点など)ですらなかなか覚えられず、また一度覚えてもすぐに忘れ、その事がトホホ街道をばく進する原動力になっているのであった。

 これではいけないと思い、紙に書いたり表にしたりメモに書いて肌身離さず持ち歩いたり(ウソのようだが本当である。名刺大の紙に番手別の飛距離と重要事項を書き、いつも財布に入れていた)していたのだが時がたつといつの間にかその紙の存在自体を忘れてしまう。

 これは根本的に考え方を変えなければいけない。バカでも忘れないように覚えるためには、そう、富士山麓にオーム鳴く、いい国作ろう鎌倉幕府、かいでみるうごくくるまのみつのそとかおきくのどにまようふくぜつ、つまり語呂合わせである!

 私はここに、その後のごるふ界に一大センセーションを巻き起こすことになる(ウソ)、アプローチとバンカーショットと傾斜地からのショットの語呂合わせを発表する!!

 ちなみに出典は毎度おなじみ、高橋勝成プロの「中高年のためのゴルフ こころと技を教えます」である。何度も書いているが本当にオススメ。

 まずはアプローチの覚え方から。


高橋プロのアプローチの覚え方一覧表
ショット アドレス ボール
位置
注意点 覚え方
ランニング パットと同じ ★5〜8アイアンを使う
★ヒールを浮かせ、トゥ側でボールを打つ
ランナーがビール飲んでお先に失礼

ランナー:ランニング
ビール:ヒール浮かす
お先:トゥ(先)で打つ

ピッチエンドラン 左右平行に構え、そのままつま先を左へ回転させる
左かかと
線上
★肩とひざは目標にスクウェア
★左足体重
★ハンドファーストのままフィニッシュ

お堅い遠藤君、手も足も左きき

お堅い:手首固めて使わない
遠藤君:エンドラン
手:ハンドファースト(左へ傾ける)
足:揃えて左を向ける
ピッチショット 左足つま先を開き、さらに右足に近づけるように後方へ引く
★肩とひざは目標にスクウェア
★左足体重
★手首のコックを積極的に使う
ソフトな天ぷらはダンスをしながら揚げる

ソフト:手首を柔らかく使う
天ぷら・揚げる:ピッチショット
ダンス:左足をダンスのステップの如く右足に寄り添わせる


 明日は傾斜地からのショットをアップ予定。

スクワット2800回(+0)
腹筋1460回(+60)
腕立て1435回(+35)

  2007/8/6 (627309hit) 語呂合わせで覚えよう!(その2)


 昨日は例によって午後(4時頃)から高槻GCの薄暮プレーへ。14ホールラウンドして4500円、1ホール約321円、と考えると安いかな。ちなみにパーは35+21で56、スコアは63、1ストローク当たりで考えると71円(笑)。安いじゃん。

 この日はなぜかドライバーが絶好調。間違ってる可能性が高いけど、インパクトで終わり!みたいなスウィングをすると飛距離は落ちるが弾道球筋方向ともに申し分ない球が続出。何なんだろうねこれ。このうち方だと、力が抜けるのは確かなんだけど。やっぱり力みすぎなんかなぁ。

 また、昨日覚えたばかりの語呂合わせを駆使し、アプローチに挑戦。ワザとピッチショットを打ったりしたが、これ、やっぱりいいです。距離のジャッジ以外のミスショットはありませんでした。オススメです。



 さて、昨日の続き。今日は傾斜地からのショットの覚え方を。馬鹿馬鹿しいとか、ヘタクソだと思われる方(私も思ってます)は、ぜひもっと覚えやすい語呂合わせを作ってみて下さい。そして、私に教えて下さい。<m(__)m>

 ちなみに赤字は一番重要(と私が思う)ポイントです。

高橋プロの傾斜地からのショット一覧表
状況 アドレス ボール位置 注意点 覚え方
左足上がり ★右足体重を最後までキープ
★頭を右へ傾けすぎない
頭の真下 ★必ずフックする(左へ体重が移動せず、下半身が止まるため)ので、目標より右を狙う あたま上 右足体重 右狙え

あたま上:ボール位置
右足体重:スウィング中右足体重をキープ
右狙え:フックする
左足下がり 傾斜の強さ分だけオープンに(*1) 傾斜の強さ分だけ右へ(*2) ★きちんと立てばスライスは出ない!
★ボールを上げようとしない
下がってる 分だけボールは 右・オープン

下がってる:左足下がり
ボールは右:右に置く
オープン:左足を下げてオープンスタンスに
例:球一個分左足下がりの場合
つま先上がり ★つま先体重(かかと体重はダメ!)
★スタンスは狭く
両足の中央 ★必ずフックする(かかと体重になり、ボールを巻き込む動くになるため)ので、目標より右を狙う
★スウィングはインパクトで終わり(振り抜かない)
前のめり 狭く真ん中 右狙う 打って終わりはつま先上がり

前のめり:つま先体重
狭く:スタンス
真ん中:ボール位置
右狙う:フックする
打って終わり:インパクトで終わり
つま先下がり ★足の甲に体重の乗せる(かかと体重はダメ!)
★勇気を出してボールから離れて立つ
ボール1つ分内側(右側)へ ★きちんと立てばスライスは出ない!
★スライスが出るのはトップ目に当たった時だけ
やや内側 離れて立つは つま先下がり

やや内側:ボール位置
離れて立つ:離れて立つ

*1・・・左足が右足よりボール1個分下がっているなら、ボール1個分左足を後方(かかと方向)へ引いて構える
*2・・・同じくボール1個分下がっているなら、ボール1個分球を右足寄りに置く



 ちなみにどちらへ飛ぶかの覚え方。つま先上がりの場合、もしその場から目標に向かってボールを投げると、傾斜に当たって球は左へ転がり落ちるので左へ飛ぶ。左足上がりの場合、その場で目標方向へ体を向けた場合、ライはつま先上がり状態になるのでやはり左へ。

 左足下がり、つま先下がりはきちんとアドレスすればスライスしない。以上。


 語呂合わせではなく川柳や狂歌になっているという声あるが、それでもめげずにもう一回続く。

スクワット2800回(+0)
腹筋1510回(+50)
腕立て1470回(+35)

  2007/8/7 (627723hit) 語呂合わせで覚えよう!(その3)


 さて、語呂合わせになっていない語呂合わせも最終回。これで貴方もコースで「あれ、これってどう打つんだったっけ?」と悩まなくて済む・・・かも。今日は最終回、バンカーショットについて。


高橋プロのバンカーショット一覧表
状況 アドレス ボール位置 注意点 覚え方
普通のバンカーショット 必ずしもオープンスタンスにする必要はない ★左足かかと線上 グリップの位置を通常より下げ、シャフトを寝かせ、思い切ってフェースを開く。必然的に体とボールの位置は遠くなる(離れる) 下げて離れてオープン

下げて:グリップを下げる
離れて:ボールから離れ目に
オープン:フェースを開く
距離を出したい(40ヤード以上)時 ★やや左に寄せる アプローチウェッジを使う SWだけがクラブに非ず
高く上げて止めたい時 ★左足に思い切り体重をかける ★頭の真下
★左足かかとより外(つま先)
★バックスウィングは大きめ
★インパクトして終わり
体重もボールも左でドン
すっぽり目玉時 ★フェースを閉じて構える ★左足かかと線上 ★脱出だけなら実は簡単
★インパクトして終わり
★ランがよく出る
フェース閉じてドン
クレーター状の目玉の時 ★フェースを閉じて構える ★やや左に寄せる ★クレーターの場所から砂を多く取るのでパワーが必要 やや多めにフェース閉じてドン

 とにかくバンカーショットのコツはいかにフェースを開くかだと思う。その正しい方法が、グリップを下げてシャフトを寝かせること。その結果ボールと体の距離は普通のアプローチよりも広くなる。

 高い球を打ちたい時はボールを飛球線方向(左側)へずらすことでダウンブローではなく最下点でボールを捉えることになる(あくまでイメージの世界です)。その時、フェース面は普通に打つより上(空の方)を向いているので球が上がりやすくなるのだろう。

 これは一昨日紹介したピッチショットにも共通して言えることだ(ピッチショットの場合は球を左へ置くというよりも体を右へ移動させるという感じだが)。そしてその時、グリップがボールより後ろにきている。つまりハンドファーストの逆だ。これがバンカーでもピッチショットでも球を上げる最大のポイントではないかなと思う。

 目玉ショットの覚え方は一番簡単だ(できるできないは別にして)。フェースを閉じてインパクトして終わり。ただしある程度のパワーが要求されるので、女性はやや厳しいかもしれない。


 というわけで3回シリーズでお送りした高橋プロはすごい!はおしまい。何だか語呂合わせが掛け声だけになってしまい、結局まとめただけで終わったけど、まとめただけでも自分的には価値があったかなと。


 最後にお断り。この3回シリーズ、右利きの方を対象に書いてきたので、左利きの方はお手数ですが右と左を反対にして下さい。

スクワット2860回(+60)
腹筋1510回(+0)
腕立て1500回(+30)

  2007/8/8 (628180hit) hiroの笑えない話


 「まあ俺ぐらいの飛ばし屋はいないだろうな。なんせ、ヘッドスピードが57m/hもあるからな!」

 「スゲー!57m/hかぁ!・・・ん?・・・・超スローモーションかよ!」



 「この前さぁ、ゴルフショップで試打してきたんだよ。で、『ちとれいすと』のクラブってイイよな、カッコイイし・・・」

 「ちとれいすと?!・・・・それはタイトリスト!」



 「PWはピッチングウェッジだろ?で、SWはサンドウエッジだよな。じゃあ、AWは何の略なんだ?」

 「・・・間(あいだ)のウェッジじゃないか?」



 「俺が好きなパターは、タイトリストと、スコッティキャメロンと、スタジオスタイルと、ニューポートの4つかな」

 「それ、全部同じですが・・・・」



 「昨日のラウンドでベアグラウンドから3Wを使ったら、石に当たってトゥからクラウンにかけて割れちゃったんだ」

 「それがホントの先割れスプーンだね」




 「まああれだな。俺に言わせりゃ、ゴルフクラブなんて高いのも安いのもどんなメーカーでも同じだな」

 「そりゃあ120も叩いてりゃ同じだろうよ」




 「なあ、ブレードアイアンって、後ろが平面でつるっとしてるから『マッスグアイアン』って言うのか?」

 「それは『真っ直ぐ』じゃなくって『マッスル』だと思うよ多分」




えっ?しょーもなさすぎる?

・・・だから笑えないって最初に言ったじゃないっすか。

スクワット2860回(+0)
腹筋1560回(+50)
腕立て1500回(+0)


  2007/8/10 (628887hit) タブーに挑戦!

8/9・きさいちCC・またBグリーン・Par71(コースレート66)・晴・気温33.8度
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 71
score 4 4 3 5 7 4 3 6 5 41 6 3 4 11 5 3 5 5 4 46 87
+3 +6
put 2 2 1 2 3 1 1 1 2 15 2 1 2 2 2 2 2 2 2 17 32
topics *1       *2     *3     *4     *5             

*1・・・たらればその1。本文参照。トホホ度2

*2・・・たらればその2。本文参照。トホホ度3

*3・・・たらればその3。本文参照。トホホ度3

*4・・・たらればその4。本文参照。トホホ度3

*5・・・たらればその5。本文参照。トホホ度5+ボーナストホホ5=10


ウホホ20.5p(0p+パー1.5pX11+寄せワン1px4)VSトホホ21pでトホホの勝ち。(ウホホ19勝17敗)。

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
3ボギー
2ダボ
1トリプル
1トホホホホホホホホオホホホホホホホッホホホ
87
(+16)
83.1
平均パット数
Putting average
1.778
(32)
1.887
(33.97)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 5.78
(1.0/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
61.1
(11/18)
53.2
(9.6/18)
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
77.8
(14/18)
82.6
(14.9/18)
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
43.7
(7.9/18)
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
77.8
(14/18)
84.9
(15.3/18)
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
63.2
(8.8/14)
ドライバー(ティショット)平均飛距離(yard)
Driving Distance
237.9 222.0
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
66.7
(4/6)
36.5
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
66.7 69.6
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 56.9
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
77.8 64.8
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
58.3 66.1

 ごるふに「れば・たら」は禁物である事はよく知られている。

 レバーに含まれる鉄分は過剰に摂取すると冠静脈を傷つけ、心筋梗塞の誘発因子となるし、タラやタラコの脂肪・肝臓に多く含まれるビタミンA・Dも取りすぎると筋肉痛や骨粗鬆症を引き起こすからだ。

 ・・・すいません真面目にやります。

 つまりまあ、「ればたら」とは結果に対する後悔であり、後ろ向きの姿勢であり、従って死んだ子の歳を数えるようなものだからダメだよ、と言うわけだ。

 しかしだ。結果に対する反省無くしては進歩もなく、後ろを向くからこそ、うっちゃりを決めることができるのだ(意味不明)。というわけで、今日は思い切り「ればたら」して、自分自身を慰め明日への活力にしたいと、こう思う私であった。


 スタートホール。ティショットはやや右目ながらストレートボールで快心。2打目残り40ヤード、「ソフトな天ぷら」でピン奥1mにオン!しかしコイツを強く打ちすぎてカップに蹴られる。トホホ。

 これが入ってたら、乗っていけたのに・・・


 5番ホール。いつもは4アイアンでフェアウェイをキープするのだが、今日は欲張ってスプーンでティショット(グリーンまでだらだら下りなので、スプーンでもグリーンすぐ手前まで行くのだ)すると、案の定左へ引っかけてOB。おまけに3パットでトリプルボギー。

 いつものように4アイアンでティショットしてたら、OBは無かったろうに・・・


 8番ホール。今日2度目のスプーンによるティショット。左引っかけは即OBなので、右を向いてさらに球を右足よりに置く。軽いドローが出てくれればバッチリなのだが、実際には向いた方へ真っ直ぐ出てそのままフェード・・・はい、右へOB。

 右を向くか、球を右足寄りにするか、どっちかにすればよかった・・・


 後半松コース1番ホール。右はアウト。いつものようにドライバーで左サイドのバンカーを狙う。しかし出た球は派手なプッシュスライス。当然アウト。

 ドライバーを練習していたら、プッシュスライスに気をつけていたのに・・・(なぜ今頃「ドライバーを練習していたら」なのか、その秘密はあとで)


 そして本日のハイライト4番ホールパー5。ティショットは再びプッシュスライスでOB杭をはるかに超えていった。そして打ち直し、またまたプッシュスライスで連続OB。特設ティから6打目、スプーンでチョロ(トホホ)、7打目、5アイアンもチョロ(トホホホ)、8打目、アプローチがトップしてグリーンの奥へ(トホホホホ)、9打目寄らず、10打目入らず、11ストローク。

 もう少し冷静になってたら、二桁叩かなくて済んだかもしれないのに・・・


 というわけで、今日の教訓。

 ★1mのパットは適度な強さで打ちましょう
 ★冒険するなら勝算があるかどうか冷静に判断しましょう
 ★コースで極端なアドレスの変更はやめましょう
 ★新しいクラブは、きちんと練習してから使いましょう
 ★派手なミスをした時こそ、落ち着きましょう


 「新しいクラブ」・・・については、また明日。

スクワット2890回(+30)
腹筋1630回(+70)
腕立て1500回(+0)

  2007/8/11 (629222hit) 2年9ヶ月ぶりのニュードライバー(中古だけど)


 そうなのである。やっぱり買っちゃったのであるドライバーを。これ。



 テーラーメイド r5dual TP N 9.5度である。そう、掲示板でo.kayamaさんが薦めて下さったまさにそのクラブである(多分)。



 シャフトはこれもオススメのディアマナ63、Sシャフト。これが水曜日に届き、いきなり実戦投入したのであった。ちなみに値段は送料を入れても1.5万円前後(定価は81900円)。程度はすこぶる良い。ヘッドカバーは付いてないけどね。

 実はあれから何度か中古ショップへ行ってhideさんオススメのr7 460を試打したり、たっくさんが購入されたハイボアXLを触ったりしたのだが、どうも何となく決め手に欠けた(hideさん、たっくさん、ごめんなさい)。そうこうしているうちにオークションでコイツを見つけ、程度と値段が気に入り(結局値段かよ!関西人ってヤツは・・・)、購入。

 で、打ってみた感じだが(当方腕にも感覚にも自信がないのであまり鵜呑みにしないで下さい)・・・



 とにかく引っかける感じが皆無!左へは絶対に行かない!振りやすい!飛ぶ!音渋い!と今の私にジャストフィットなのである。

 一昨日のラウンドでは、

 プッシュ・・3
 プッシュスライス・・・5
(うちOB3発)
 プッシュフック・・・1
 やや右へ出て軽いドロー・・・2


 と、とにかく出だしがすべて右。どんなに叩いてもあの忌まわしきチーピンが出ない。出る気配もない。狙いよりも5ヤード〜30ヤード右へ着弾するのだ。プッシュスライスのお陰でOBが3発出ているが、チーピンよりはるかにマシである(ホントか?)。

 シャフトは硬いというかだいぶしっかりした感じがする。トルクは今まで使っていたW−404の純正シャフトと同じ3.8なのだが、しなる感じがあまりない。思い切って叩いていけるイメージだ(でも、真夏でこれだと冬にはちょっと厳しいかも)。

 そして昨日、練習場で50球ほど連続で打ってみた。その結果は

 プッシュ・・35%
 プッシュスライス・・・50%

 プッシュフック
(着弾点が目標より左)・・・4%
 右へ出て軽いドロー
(着弾点が目標より右)・・・11%


 と、やはり叩いていかないと右へ出てスライスのOB球が出るものの、地獄のチーピンは皆無。飛距離は平均すればW−404より出ている感じ。弾道は高め。これもありがたい。

 さらに素晴らしいのは、軽く気を抜いて打つ(笑)と、低いスライスボールが出ることだ。しかも再現性が高い。これはコントローラブルな球筋なので、フェアウェイに置きにいくイメージで打てるかもしれない。

 いずれにせよ、左へ行かないこのクラブ、買って大正解!あとはウエイトをちょっといじれば(って、r5TPってウェイト換えられるんだっけ?)、もう少しプッシュスライスを減らせるようになるだろう。

 o.kayamaさん、hideさん、たっくさん、ありがとうございました。

スクワット2890回(+0)
腹筋1680回(+50)
腕立て1550回(+50)

  2007/8/12 (629443hit) PGAチャンピオンシップ


 真夏のメジャー、あるいはメジャー最終戦、っていうか形容詞の思いつかない地味なメジャ−である全米プロことPGAチャンピオンシップも3日目が終わった。

 注目はやはりタイガー。今年4勝しているがその中にメジャーは含まれていない。マスターズが2位タイ、USオープンが同じく2位タイ、そしてジ・オープンが12位タイ。マスコミは今回(のPGAチャンピオンシップ)勝たないとキャリア4度目(1998年、2003年、2004年)のメジャー未勝利年になるとはやし立てている。

 普通の選手なら一生に一度勝つだけでもすごい事なのに、丸1年勝てなかっただけで話題になるって・・・どんだけすごいねん。

 ちなみに、彼のキャリアにおけるメジャー勝利は以下の通り。転載可。ブロガーの皆さん、ウェブで日記書いてる皆さん、ご自由にお使い下さい(ってそんな大した表じゃないけど)。もし間違ってたら教えてね。

マスターズ USオープン ジ・オープン PGA
チャンピオン
シップ
年間
勝利数
勝率
(%)
1996 2 18.2
(2/11)
1997 優勝 T19 T24 T29 5 19.2
(5/25)
1998 T8 T18 3 T10 3 11.1
(3/27)
1999 T18 T3 T7 優勝 11 42.3
(11/26)
2000 5 優勝 優勝 優勝 10 38.5
(10/26)
2001 優勝 T12 T25 T29 8 32.0
(8/25)
2002 優勝 優勝 T28 2 7 28.0
(7/25)
2003 T15 T20 T4 T39 5 22.7
(5/22)
2004 T22 T17 T9 T24 4 16.7
(4/24)
2005 優勝 2 優勝 T4 8 29.6
(8/27)
2006 T3 MC 優勝 優勝 7 50.0
(7/14)
2007 T2 T2 T12 4 33.3
(4/12)

 (−)は出場せず。MCは予選落ち。今年のデータはブリヂストンインビテーショナル終了時点でのデータ。

 改めてすごいと思うのは、調子が悪かったと言われる2003〜2004年のシーズンでもそれぞれ5勝・4勝していること。去年の勝率が5割(!)だったこと。出場試合が少ないと言われつつも、毎年25試合は出ていること(全試合の約3/5ぐらいか?)。あとは挙げればきりがないが、ここ3年のメジャーで、お父さんが亡くなった直後の予選落ちを除けば、今年のジ・オープン以外すべてトップ10に入っている事だろうか。やっぱり規格外だわ、この男。


 そんな彼が3日目を終わって3打差のトップ。もう優勝はほぼ約束されたようなものだろう。バックナインでまたクルージング体制に入り、つまらない(笑)メジャーになってしまうのか、それとも誰かが追いついてくるのか?

 エルス(6打差5位)が爆発したりすれば面白くなるかもしれないが、2日目のタイガーのプレー(すいません3日目まだ見てません)を見ている限り、アイアン切れまくりパット強めで真っ直ぐ真ん中からどん!のタイガー(2000年〜2001年の第一次全盛期を思い出した)を負かすものは誰もいないと断言しちゃってもいいですか?ですね。

スクワット2940回(+50)
腹筋1730回(+50)
腕立て1550回(+0)

  2007/8/13 (629639hit) PGAチャンピオンシップ終了


(今日はPGAチャンピオンシップの結果を含みます。お気をつけ下さい)

















 今年は3日目のフロントナインが終わった時点で決まりだったね、やっぱり。3打差は彼にとって十分安全圏だと踏んだのだろう、3日目のバックナインからすでに守りのゴルフに徹していたように思う。

 並みの一流選手(ってへンな言い方だな)なら、メジャーでトップに立っても、そのスコアを守ろうと考えた段階で消極的になり、ショットにも悪影響を及ぼしたりするんだろうけど、彼の場合はまったく別次元の守りだもんね。戦略的守備というか、積極的籠城というか、勇気と克己心のパーセーブというか。

 だって、10回打って7回はピンそばに付くであろう状況であえてグリーンセンターを狙ったり、10回打って3回は入るであろうバーディパットを無理して狙わず、2パットで涼しい顔ができるというのはバーディを狙うより勇気がいると思う

 コースだけでなく、自分の実力・心理状態などすべてを完璧に把握しつつ、勝つ戦略を練る。そして、その戦略を守り抜く。彼のゴルフを見て、ごるふはつくづく耳と耳の間のゲーム(あるいは自分にうち勝つゲーム)だと感じた4日間だった。


 これでPGAチャンピオンシップ2連覇。連覇は彼自身一度している(1999年、2000年)が、それ以外は1936年・37年のデニー・シュートまでさかのぼらなければならない(デニー・シュートって誰?)。あとは1928・29年のレオ・ディーゲル(誰?)、1922・23年のジーン・サラゼンなどが2連覇しているが、驚くべき事にウォルター・ヘーゲンが1924年から27年まで4連覇しているんだよね。

 タイガーが今のフィールドで4連覇するのは至難の業だと思うけど、今年の彼のプレーは「ひょっとしたら・・・」と思わせるような横綱ゴルフだった。


 そうそう、もしタイガーが4連覇したかったら・・・今日もらったトロフィーを紛失してしまえばいいのだ。

スクワット2940回(+0)
腹筋1780回(+50)
腕立て1600回(+50)

  2007/8/14 (629943hit) ごるふに出会えた幸せ


 最近つくづく思う。ごるふというゲームに出会わなければ、どんなにつまらない人生だっただろうかと。

 大の大人が(心は少年だけど・・・なんて書く事自体がおやぢだな)これほど夢中になって恋い焦がれる物は少ない。元祖ライバルN君のようにサッカーに夢中になったり、草野球を楽しんだり、テニスを本格的にしている中年は多いが、いずれもメンバーが揃わなければプレーできなかったり、体力の衰えがゲームに直接悪影響を及ぼしたりするため、生涯スポーツとしてはやはりゴルフに敵わないのではないかと私は思う(サッカーやテニスを否定するわけではないっす。念のため)。

 その点、ボウリングやビリヤードなどは歳をとっても直接ゲームや点数に表れにくいと思うし、70歳、80歳になっても若い世代と対等に戦えるスポーツだと思う。気軽にプレーできるし。しかし、自然(それが作り物であっても)の中を歩き、色々なシチュエーションで経験を生かした色々なショットを楽しむという点では、やはりごるふの方が奥が深いと私は思う。

 もちろん人それぞれ好みがあるし、ごるふが大嫌いな人に、頼んでまでごるふをして欲しいとは思わない。しない人にごるふがどれだけ素晴らしいモノかをこんこんと説明し、やみくもに誘っても煙たがられるだけだろう。新興宗教の折伏と同じになってしまう。

 だから、自分の意志でごるふをしないと決めている、あるいは興味があってもなかなか最初の一歩を踏み出せない人に対して、私は無理にごるふを薦めることはしないことにした。ただ心の中で、

 「ああこの人は可哀想な人だなあ。ごるふしないという事は人生の豊かさを数分の1しか享受しないことになるのになあ。色々理屈を付けて、クラブを握りもしないでごるふを否定する事で、たった一度しかない人生を自らつまらないものにしているということに気づかないんだろうなあ。あと10年、20年たってごるふの素晴らしさに気づいた時、『アア、オレハ、ナンテバカダッタンダロウ。ドウシテ、モットハヤク、ごるふヲハジメナカッタンダロウ』と思うに決まってるのになあ。馬●だなあ」

 と思うのみである。

 人生は短い。その短い人生ごるふをしないで何の人生だろうか?

スクワット2990回(+50)
腹筋1830回(+50)
腕立て1600回(+0)

  2007/8/15 (630235hit) お盆雑感


 小さい頃から不思議に思っていた。あの忌まわしき原爆投下から10日も空けずにお盆になり、ちょうどお盆に終戦記念日がある。この偶然は、原爆に焼かれ、また戦争で亡くなった人たちの無念さが起こしたんだろうかと。

 もちろん今は、死んだ人が帰ってくるとか、あの世があるとか、霊魂があるとか、そんなことは爪の先ほども信じていない。こういう供養は生きている、あるいは生き続けるしかない我々の為にあるものであり、生命力のたくましさを一番感じる真夏だからこそ、対比として死者のことを考えるのにぴったりなのかもしれない。

 戦争の悲惨さは自分が死ぬことではなく、大事な人を残して逝く後悔、犬死にする無念さ、そして残されたものの慟哭にある。不条理な人生をさらに不条理にするもの。希望のかけらもない状況。逃げ場のない恐怖とやり場のない怒り。

 庭園のように整備されたフェアウェイで白球を目で追う時、この平和な状況は、怒りと恐怖に喉から血が出るほど叫び続けた、数百万の御霊の上に成り立っているということを思い出してもバチは当たらないだろう。

 それが、志半ばで生を終えたすべての人たちに対する、私なりの供養である。

スクワット3005回(+15)
腹筋1880回(+50)
腕立て1635回(+35)

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