日記127

2007年1月1日〜15日

去年までの日記

今年(2007年)の日記
1月前半

  2007/1/1 (551806hit) あけましておめでとうございます


 というわけで2006年の締めくくりは素ダボだった私が謹賀新年のご挨拶をするなど100年早いと訳もなく思ったりもするのだが、これも渡世の義理というか世間体というか、まあ謹賀新年っす。

 本年も昨年同様ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。ではよいお年を・・・じゃなくって、1発目の更新は恒例の年賀状晒しだ。実は今年、年末があまりに慌ただしく、実はまだリアル賀状を出していないのでここでの公開が初公開となる。いや、そんな改めて偉そうにするほどの内容ではないんだけど。



 ところで、新年早々とてつもないビッグニュースが飛び込んできた。タイガーの奥さん、エリンさんの妊娠が彼のウェブで発表された。つまり来年の今年の夏、タイガー二世が誕生するのだ。ワクワク。のびのびすくすくと育って欲しいものである。

 では、今年もごるふに愛と命と青春をかけるぜ!

  2007/1/2 (552046hit) 今年は少ない


 というわけで今年はちょっと少なくて寂しい気がするのである。そう、お正月のゴルフ番組だ。しかもその多くがテレビ東京系列で、つまり大阪ではテレビ大阪というUHFで流され、そしてテレビ大阪の映りは私が住むK市ではとても悪いのだ何度も書くが。

 そんな悪い映りの中、今年もバラエティ出まくりのマルちゃんが自身の58ゴルフクラブで芸能人とバトルする番組、「打倒丸山茂樹! 新春爆笑ゴルフ対決」を見た。この番組の見どころは、マルちゃんのスポンサーであるブリヂストンの全面協力でとんでもないドライバーが用意されている所である。

 まずはヘッドの大きさが1000ccをはるかに超えるデカヘッドのドライバー。重さが確か800gぐらいという事だった。もう、見るからにハンマーである。しかし丸山プロは慌てない。「こういうのは、スウィングのリズムだけに注意して、ゆっくり振ればいいんですよ」と言いつつ、見事にナイスショット。プロって応用が利くんだなあ。すげえ。

 次に出てきたのは逆にヘッド体積23ccという、ボールよりはるかに小さいヘッドを持つドライバー。見た目は孫の手か耳かきか。さすがのマルちゃんも、「まともにスウィングして、初めて空振りするんじゃないかな・・・」と不安を隠しきれない様子。しかーし!

 トゥダウンもシャフトのしなりも未知数の中、マルちゃんは見事にボールを打つ。ややテンプラ気味ではあったけれどボールは左のラフへ。推定飛距離は約170ヤードか。プロのスウィングがいかに精密であるかを目の当たりにした瞬間であった。

 さらに、フェアウェイからインテンショナルフック、インテンショナルスライスで180ヤード先のグリーンを捉えたり、ヘッドにゴルフボールが埋め込まれているパターでパッティングをしたりと、彼の凄さがよく出ていた番組だった。


 次に見たのが、大晦日に放送された(録画してたんだヨ!)朝日放送(テレビ朝日系列)の「藍・さくらに続け! おやじと娘と青空と」。去年活躍した女子プロ5人を、父と娘という切り口で紹介した番組だ。

 前半は藍ちゃんと優氏、さくらと良郎氏の活躍をダイジェストっぽく紹介していたが、この2組に共通するのは、決して裕福ではない中、親が苦労して娘を育て、そして今現在は距離を置いているという事だ。つまり親が子離れし、子もまた親離れできていると言える。

 さくらが強くなったのも父親から距離を置くようになってからだし、そうする事で逆に、さくらもいざという時には父親に遠慮なく頼れるようになったのだろう。最終戦で良郎氏が彼女のバッグを担いだのも、さくらからの要請だったらしい。それがうまく機能したからこそ二位に大差を付けて優勝できたのだろう。

 番組の後半は飯島茜(23歳)、上田桃子(20)、有村智恵(19)の3組の父娘にスポットが当てられた。しかしこの3組、見ていてどうも・・・好きになれないんだよね。

 親も娘も、言っている事が微妙にズれている気がするのだ。プロごるふぁーとしては頑張っているんだろうけど、それ以前の、人として大事な事ができてないというか、見えていないというか・・・はっきり書けば、人間的な魅力が感じられない。

 まあ、20歳そこそこの小娘に人間的魅力を求める私が悪いのかもしれないが、藍やさくらにはそれが十分感じられるわけだし、また優氏や良郎氏に感じるような魅力を彼女らの父親が持っているかと言えば、答は残念ながらノーである。

 3組ともたいへん裕福そうだし、ひょっとしたらそのあたりが宮里親子と横峯親子と決定的な違いなのかな、と思ったりもするが、それは貧乏人のひがみかもしれない。

 もちろんTVでわずかな時間見ただけでそう言いきるのは乱暴かもしれないが、逆にTVで上っ面しか見られない立場である事を、どの程度自覚してインタビューを受けたり喋ったりしているのかな?という疑問は感じた。

 彼女たちがスターになるためには、自分たちだけの足で、目で、そして責任で、人生を歩んでいく覚悟が必要だろうな・・・と思った私であった(なーんて偉そうな事は言うお前はどうなんだ?)。


 お知らせ:明日はラウンドのため、水曜日・木曜日は連休とさせて頂きます。ごめんなさい。

  2007/1/5 (552791hit) 今年もトホホ

1/3・きさいちCC梅松・Aグリーン(コンペティ)・Par72(コースレート69)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 72
score 5 4 3 4 5 6 4 5 5 41 5 3 7 6 5 3 4 5 3 41 82
+3
put 3 2 1 1 2 2 2 3 2 18 2 1 2 3 2 2 2 2 1 17 35
topics *1     *2   *3             *4           *5  

*1・・・出だしからいきなり3パット。まあいいけど(ホントはよくない)。トホホ度2

*2・・・3打目、60ヤードのウェッジショット、ハーフトップというかフェースが立っているというかヘッドが走っていないというかとにかく予定の三分の一ぐらいの高さの弾道で球が飛び、偶然ピン横1mにオン。照れ臭い。ウホホ度1

*3・・・ティショット、ドライバーでチョロしてOB。トホホ。トホホ度4

*4・・・超バカで最悪トホホで思い上がったトリプルボギーは本文参照。トホホ度5

*5・・・2打目の8アイアンがピンを超直撃っ!!超ピン横50cmに!超気持ちよかったっす。ウホホ度5

ウホホ19.5p(6p+パー1.5p×7+寄せワン1p×2)VSトホホ11pで幸先良くウホホの勝ち(ウホホ1勝0敗)

項目 今回 推移 2006年
アベレージスコア
Scoring average
2バーディ
7ボギー
1ダボ
1トリプル
82
(+10)
85.1
平均パット数
Putting average
1.944
(35)
1.909
(34.36)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
11.1
(2/18)
5.86
(1.1/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
50.0
(9/18)
42.6
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
88.9
(16/18)
82.7
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
55.6
(10/18)
37.5
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
83.6
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
71.4
(10/14)
62.3
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
217.9 214.8
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
33.3
(2/6)
32.7
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
75.0 69.0
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
70.0 65.0
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
79.4 60.2
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
60.0 65.9

 というわけで2007年1発目のラウンドは1月3日の新年杯。ABCクラス合同の競技会である。8時49分スタートの我々は、8時過ぎには家を出た(コースまでは10分で到着するのだ)。

 軽い峠道をコースに向かって走っていく。すると何やら前方が白い。霧である。このあたりはそれほど霧が出る事はないのだが、今日の霧は尋常な濃さではない。果たして、コースへ到着してみると視界は10メートル程度で、トップの7時30分ティオフの組でさえまだスタートしていないとの事。つまり今の段階でたっぷり1時間は遅れている事になる。

 今すぐ霧が晴れてもスタートは1時間半後だろう。すでに朝食も食べてきたし、私と○はコースを後にして練習場へ行く事にした(きさいちCCには練習場がないのだ。でももうすぐ完成する予定だよ!)そこで待つ事1時間。打つ事60球。飲む事爽健美茶。10時にラウンドがスタートしたと聞き、再びコースへ。

 結局11時20分頃、予定より2時間30分遅れでスタート・・・と前置きが長くなったが、今年最初のラウンドは、自分の思い上がりに鉄槌が下るという、たいへん教訓的なものとなった。

 前半梅コース、出来過ぎの1オーバーで迎えた6番ホール。308ヤードとごく短い打ち上げのパー4だ。普段は7Wで一番広いフェアウェイ180〜200ヤード地点にボールを運び、そこからウェッジというのが私の定番なのだが、この日は「ティショットをできるだけグリーンの近くへ打って2打目で楽をしようそしてあわよくばバーディでパープレーだむふふふ」などと考えたのだろうきっと俺というバカ者は。

 ドライバーを手にし、チョロしてOB。今にして思えば「左へ引っかけると狭いからOBだ」という心理から思い切って振れず、合わせるような打ち方をしたと思われる。この1打から、次の5つのトホホの定理が導き出せる。

 トホホの定理その1・・・競技会だからといって攻め方を変えた
 トホホの定理その2・・・ティグラウンドにいる時点でバーディ取ろうと考えた
 トホホの定理その3・・・ラウンド途中なのにスコアを計算してしまった
 トホホの定理その4・・・しっかり打つつもりが合わせるような打ち方になった
 トホホの定理その5・・・にしてもチョロはないやろ。このヘタクソ!


 前進4打から心を入れ替え、目の前の1打に集中して何とかダボで終えたが、OB打ってから心を入れ替えても遅いっちゅーの。

 しかーし!心を入れ替えたのは一瞬のことで、私という俺は後半にもさらにトホホな行動に出るのであった。

 松コース3番パー4。400ヤードを超える左ドッグレッグ打ち上げの難コースである。HDCPは1。松コース最難関ホールだ。つまり、私にすればボギーで上出来なのだよワトソン君。

 ティショットはまずまずで、最短距離を240ヤードドライブ。そう、これが私を思い上がらせた。っていうか、本当は狙ったよりもたまたま左へ出て(引っかけて)そしてたまたま最短コースへ飛んだだけじゃん>俺。それなのに思い上がるって・・・で、思い上がった私はどうしたか。

 2打目、残りは170ヤード。しかしなだらかな打ち上げに加えてグリーンは超砲台、実質180ヤードキャリーか195ヤードショットが必要なんだなここは。しかも左右はOBでグリーンの幅プラスアルファで40ヤードほどのスペースへ打っていかねばならない。

 つまり私の飛距離では4アイアンのナイスショットか7Wのコントロールショットで180ヤード先の40ヤード幅。どう考えても無謀、いや無茶。しかし私は7Wのコントロールショットを選択(フェアウェイから4アイアンが打てないから・・・って、ここで気づけよ無茶だと)。

 で、コントロールショットなど当然できるはずもなく、絵に描いたような左引っかけでOB。もうトホホと言うよりアホホだ。

 トホホの定理その6・・・普段打てないショットをコースで打つ
 トホホの定理その7・・・なんでもかんでもパーを狙う


 トライする姿勢は大事だけど、恐竜にアリ1匹が立ち向かうかの如き無茶は如何なものかと。

 トホホの定理その8・・・己を知らない

 今年もトホホは健在である。

(競技の結果は、おそらくハーフに短縮でネット36.5だから入賞はしていないと思われたので、結果発表を待たずに帰った)
 

  2007/1/6 (553198hit) 河川敷は難しいけど面白い

1/4・京阪ゴルフクラブ・Par64(コースレート60.2)・
hole 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out total par72
換算
par 4 3 4 4 3 3 3 3 4 31 4 3 4 3 3 3 4 4 5 33 64 72
score 5 4 5 5 4 2 3 3 6 37 6 4 5 3 4 4 5 4 5 40 77 86.6
putt 3 3 2 2 1 1 2 2 2 18 3 1 2 1 2 2 2 2 2 17 35
topics *1 *2       *3     *4   *5                    

*1・・・ピン下6mにパーオンしておいて3パット。トホホ度2

*2・・・2連続3パット。ホントにパットがヘタだ。トホホ度3

*3・・・147ヤードフォローを9アイアンで1mに。会心のショット。
ウホホ度3

*4・・・ティショットOB。トホホ度3

*5・・・60cmを外して3パット。トホホ度4

ウホホ11.5p(3p + パー1.5p×5 + 寄せワン1p×1) VS トホホ12pでトホホの勝ち(ウホホ1勝1敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
10ボギー
2ダボ
77
(+13)
今回の結果を成績管理ソフトに入れると、パー64ということもあって見かけ上の平均スコアが異常に良くなるので、今回のラウンドはノーカウントとします。
平均パット数
Putting average
1.944
(35)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
33.3
(6/18)
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
88.9
(16/18)
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
83.3
(16/18)
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
44.4
(4/9)
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
215.6
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
11.1
(1/9)
20.0
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
64.3 71.1
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 66.7
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
63.2 70.8
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
79.2 70.5


 というわけで紆余曲折あってこの日は河川敷の京阪ゴルフクラブへ。今日も○と一緒である。

 我々夫婦が一緒にラウンドしていて、初対面の同伴競技者に必ずといって良いほど言われる事が1つある。それは、「夫婦でラウンドできるなんて良いですね」という言葉だ。

 この言葉には、「趣味が一緒だと色々な意味で良いですね」という肯定的な意味合い以外に「お前ら、ヘンタイ的ですね」「しょーもない旦那やのう」という否定的意味合いが少し含まれていると私は思っているのだが、実際にもデメリットよりもメリットの方が大きい。

 最も大きなメリットは、ごるふに対する理解がある事だろうか。今回のように、お正月休みに2日連続でごるふができるなんて、一緒にラウンドしてくれる○を持った身でなければ独身貴族(死語)か家庭内別居か相当な亭主関白(死語)だけだろう。

 さて、そんなわけでラウンドスタート。幸い30分ほど待っただけでスタートできた。しかし、河川敷のグリーンって、水はけの関係かあるいは2グリーンだからか、小さな砲台型でしかも中央が盛り上がっているお椀型になっているため、乗せるのが非常に難しくしかもアプローチも寄りにくい。

 また、上からは非常に速いので、微妙なタッチを要求される。河川敷で揉まれるとアプローチやパットが何倍も上手くなるだろう。というわけでアプローチとパットに難のある私の場合、相当苦労する事になる。

 3パットが3回はまあ健闘した方だとして、寄せワンのチャンスが9回あったのに1回しか成功させられなかったというのはあまりにもトホホであろう。でもね、アプローチショット自体は良かったのよ。12回中、狙ったところにいい当たりで飛んでいったのが9回。あとは2回チャックリ、1回イマイチ。

 それなのに1回しかモノにできなかったのは、ひとえにパットが超トホホなせいでございますはい。真面目に練習しろよ>俺。


 そうそう、もう一つ超トホホなエピソードを。ここ京阪ゴルフクラブはほとんどのホールで2グリーンであることはさっき書いたが、ヤーデージの表示は左右にあり、右の表示は右グリーンの、左の表示は左グリーンの残り距離を表している。しかし、私は(そして○も)その表示が両方とも当日のグリーン用であると勘違いしていたのだ。

 何故なら、同じ2グリーンであるホームコースの表示は、左右とも当日使用するグリーン用に調整してくれているからである。道理で手ごたえの良いショットが思い切りショートしたはずだよ。

 本当は見た目でおかしいな?と思わないといけないんだろうけど、ただでさえ距離感が狂いやすい河川敷で1割ぐらいの距離の差なんて、私には判りません。レーザー距離計を持っていけばよかった・・・

 でも面白かった。また河川敷に挑戦したい。

  2007/1/7 (553487hit) 1年間の成長


 というわけで今年の目標を書こうと思ったのだが、去年のフォーマットをコピーしようと思って去年の正月の日記を読み返してみて軽く驚いた。年始の日記の流れが去年と今年で全く同じなのだ。元旦の年賀状は恒例だから良いとして、2日目のTV番組の感想、4日目の初ラウンド、5日目のセカンドラウンド。そして今年の目標。何という硬直した、保守的な、面白味のない野郎なんだ俺は!

 しかも呆れる事に初ラウンドで「〜その1」などとトホホを箇条書きしているネタも全く同じだ。記憶力がないのか?>俺。

 ひょんな事から記憶力も企画力も想像力もお粗末だという事がバレてしまい、恥ずかしくて直径108mmの穴に入りたい私であるが、バレついでに去年と今年のトホホを比較してみよう。

2006年
「ヘタの法則」
2007年
「トホホの定理」
その1・・・アプローチを2回連続ミスする。

その2・・・アプローチの距離感が悪い。

その3・・・返しのパットを外す。


その4・・・何の変哲もないショットをミスる。

その5・・・打ってはいけないところにわざわざ球を打つ。


その6・・・ロングアイアンが打てない(のにバッグに入れている)。

その7・・・ヘタクソなりに色々と考えるが、考えてもその結果通りにいったためしがない。っていうか、そもそも根本的な部分で間違っている。


その8・・・考えた末、中途半端な結論を導き出す。
 
その9・・・基本ができていないため、練習したことのないリカバリーショットが大の苦手である。


その10・・・精神的動揺に弱い。

その11・・・「これを何とかして乗せないとダボになってしまう」などと余計なことを考えて自分自身にプレッシャーをかけ、その結果ただでさえうまく打てないショットをミスし、考えたよりひどい結果を招く。

その12・・・同じ過ちを何度も繰り返す。

その13・・・そのくせミスをすぐに忘れてしまう。学習能力がないのか?

その14・・・ここぞ!というパットを外す。
その1・・・競技会だからといって攻め方を変えた

その2・・・ティグラウンドにいる時点でバーディ取ろうと考えた

その3・・・ラウンド途中なのにスコアを計算してしまった

その4・・・しっかり打つつもりが合わせるような打ち方になった

その5・・・にしてもチョロはないやろ。このヘタクソ!


その6・・・普段打てないショットをコースで打つ

その7・・・なんでもかんでもパーを狙う


その8・・・己を知らない

 2006年初頭の「ヘタの法則」では、ショットの具体的な部分に言及している法則が多いが、今年はどちらかというとコースマネージメントや考え方に重きを置いているようだ。ショットの内容に関しては少し進歩したという事か。

 具体的に考えても、2006年の「その1」から「その5」などは多少(あくまで多少、だけど)ましになったと思う。実際、去年の新年杯は89ストロークだったけど、今年は82ストローク。うん、進歩してるじゃん(たまたまかもしれないけど)。

 しかし、2006年の「その6」は今年の「その6」に通じるし、同じく「その11」は今年の「その2」や「その7」と通じるものがある。精神的にはほとんど進歩していないという事だ。

 今年こそ、精神的に進化したいものである。あっ、今年の目標はまた明日。

  2007/1/8 (553742hit) 今年の目標


 というわけで今年の目標。

 2年連続1個しか達成できていないので高望みが過ぎるというか形骸化しているといっても過言ではないのだが、去年はボギーオン率、フェアウェイキープ率、ドライバーFS率など惜しい数字もあったので、そのあたりを鑑み、己を見つめ直し、自分に正直に、背伸びをせず、卑下もせず、あさきゆめみしゑひもせす、現実的な目標を設定してみた・・・って、読者の皆様におかれましては「はぁ?勝手に決めれば?お前の目標なんてまったく興味ないし」と仰るのは明らかなのだが。

項目 2007年の
目標
修正 2006年 備考
アベレージスコア
Scoring average
84
(+12)
85.1
(+13.1)
1歩(1打)ずつ歩んでいければと。
平均パット数
Putting average
1.889
(34)
1.909
(34.36)
高望みしないで手の届く範囲で。
バーディ奪取率 (%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.86
(1.1/18)
1ラウンド1個取れれば御の字です。
パーブレーク率 (%)
Par saving average
44.4
(8/18)
42.6
(7.7/18)
去年の9個はあまりに畏れ多い数字だったかとはい。
ボギーセーブ率 (%)
Bogey saving average
83.3
(15/18)
82.7
(14.9/18)
このあたりが現実的。
パーオン率 (%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
37.5
(6.8/18)
同上。
ボギーオン率 (%)
Green in 'my' regulation Pct.
88.9
(16/18)
83.6
(15.0/18)
切りの良いところで。
フェアウェイキープ率 (%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
62.3
(8.7)
十分ですはい。
ドライバー平均飛距離 (yard)
Driving Distance
225 214.8 チョロが減れば実現可能かと。
アプローチリカバリー率 (%)
Scrambling
40 32.7 これはこだわりたい。目標4割バッター。
ドライバー
ファインショット率 (%)
Driver achievement Pct.
71.4
(10/14)
69.0
(9.7/14)
去年はあと一歩及ばずだったので。
フェアウェイウッド
ファインショット率 (%)
FW. achievement Pct.
70.0 65.0 気楽に行きましょう。
アイアン
ファインショット率
 (%)
Iron achievement Pct.
70.0 60.2 今の調子が続けば・・・
アプローチ
ファインショット率 (%)

Approach achievement Pct.
70.0 65.9 達成したい!

 14項目中、目標を上げたのがボギーオン率(1ラウンドで15ホール→16ホール)。OBやペナルティ、1ホールに2回の致命的なミス、バンカーからの脱出不能など、超トホホなホールを1ラウンドに2個までに抑えたいという決意である。

 去年と同じなのはバーディ奪取率(1ラウンド1個)、フェアウェイキープ率、スクランブリング、ドライバーFS率、アイアンFS率、アプローチFS率の6つ。

 バーディは1ラウンドに1個をノルマと課す。っていうか、あったら嬉しいなと。

 ドライバーは1ラウンドでまずまずが6回あり、あとはイマイチx8で上出来。っていうか、OBじゃなくって前へ飛べば本当は上出来なのだが。もしチョロやOBが2発でれば、その数だけまずまずを増やさなきゃならないんだけどね。

 アイアンは今調子が良いだけに、念願の7割を達成したい。達成できそうな気がする。いや達成するぜい!

 そしてアプローチ。FS率が7割に達すると、理論的には5回に2回は寄せワンが成功するはずである。っていうか、今年は56度のウェッジだけでなく、PSなどで転がすアプローチをマスターしたい。

 また、去年高望み過ぎたアベレージ(83→84)、パット数(33→34)、パーブレーク(1ラウンド9個→8個)、パーオン(同8個→7個)、ボギーセーブ(同16個→15個)、平均飛距離(230ヤード→225ヤード)、フェアウェイウッドFS率(75%→70%)を軒並み下方修正。夢ではなく、現実的な数値を並べてみた。

 さて、14項目中いくつ目標を達成できるか。また自分との闘いが始まるのであった・・・って勝手に闘えばって感じですよね。


 そうそう、数値目標以外に、今年取り組みたいものとしては

 ★ランニングアプローチを多用し、距離感を磨く
 ★バンカーショットを体系的に学ぶ
 ★3パットを減らす
 ★薄暮プレーを増やす

 などに取り組みたいと思う・・・ってどうでもいいですよね、やっぱり。

  2007/1/9 (554078hit) 河川敷ふたたび

1/7 高槻ゴルフクラブ・Par35(コースレート?)・
hole 10 11 12 13 14 15 16 17 18 in par72
換算
par 5 3 5 3 4 3 4 4 4 35 72
score 5 3 5 4 5 3 4 5 4 38 78.2
putt 1 2 2 2 2 1 2 2 2 16 32
topics *1     *2   *3 *4        

*1・・・3打目、何の変哲もない100ヤードをトップ。トホホ度1

*2・・・ティショットが当たり損ない、アプローチもチャックリ。トホホ度2

*3・・・4アイアンのティショットは力みすぎてスカ当たり。でも2打目のハーフロブが20cmに付く。
ウホホ度1

*4・・・70cmのパットを引っかけそうな予感を持ってパットしたら引っかけた。トホホ度3

ウホホ12p(1p + パー1.5p×6 + 寄せワン1p×2) VS トホホ6pでウホホの勝ち(ウホホ2勝1敗)

項目 今回 推移 今年平均
アベレージスコア
Scoring average
3ボギー 38
(+3)
79.0
平均パット数
Putting average
1.777
(16)
1.889
(34)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
0 7.41
(1.5/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
66.7
(6/9)
58.3
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
100
(9/9)
94.4
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
44.4
(4/9)
50.0
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
100
(9/9)
94.4
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
83.3
(5/6)
77.4
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
231.7 224.8
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
40.0
(2/5)
25.0
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
90.0 75.0
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
50.0 64.3
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
50.0 67.9
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
66.7 69.4


 というわけで今年はずっと「というわけで」で文章を始めてきたのだが、いい加減飽きてきたので今日でやめる。というわけで(やめてないやん)、午前中の仕事を終え、再び河川敷の高槻ゴルフ倶楽部へ。河川敷中毒になりそうだ。

 しかしどうして河川敷はこんなにも私の気持ちを惹きつけるのだろう。理由を考えてみた。

 ★ライがフラットでナイスショットがでやすい
 ★トリッキーなホールが少なく、のびのびとショットできる
 ★フェアウェイが美しい(今の時期でも芝が緑色でふかふかしている)
 ★景色がよい
 ★風が強く、面白い
 ★距離が短く、スコアがまとまりやすい
 ★プレーフィが安い
 ★エントリー不要で、気楽にラウンドできる
 ★鬱陶しいごるふぁーが少ない
 ★グリーン周りが難しく、ショートゲームの練習になる

など、ちょっと思いつくだけで10個は軽く出てくる。最後から二番目、「鬱陶しいごるふぁーが少ない」だが、実は昔、そう思っていなかった。つまりパブリックコースの方が色々なごるふぁーが来るので変なヤツが多いかなと想像していたのだ。しかしそれは間違いだった。メンバーコースの方がエセごるふぁーがはるかに多い。

 逆に、「山(河川敷ごるふぁーは本コースの事をこう呼ぶ)」が勝っている事としては

 ★ティグラウンドが芝(私が行ったことのある河川敷の3コースは全て人工芝なのだ)
 ★コースレイアウトがバラエティに富む
 ★カートに乗って楽にラウンドできる
 ★距離が長く、パー72である


といったところであろうか。まあ、どちらが偉いとか良いとかいう問題ではないんだけど、気楽に気軽にプレーできるという河川敷のメリットは非常に大きいと思う。


 さて、家から25分で到着するここ高槻ゴルフ倶楽部は今回で3回目。3回の平均スコアが80.7と相性の良いコースだ。そして今回のラウンドもまた満足のいくものであった。ティショットはほぼ完璧。実は1月4日のラウンドで、

 「アドレスからバックスウィングに移行するその刹那、全身の力をふっと抜き、バックスウィングの最初の30cmをごくごく軽い力で動かす」

 という新しいテクニックを発見し、その結果リキみが取れてヘッドが走るようになったのである。まあたまたまかもしれないけれど、ドライバーを満振りする割には飛ばない人、「『遠くへ飛ばしたい時ほど体の力を抜け』って言うけれど、そんなの無理!絶対無理!!力を入れないと飛ばないじゃん!!」と思っている人には試してみる価値があるかと。

 アイアン・フェアウェイウッド・アプローチもファインショット率こそ低いが、悪いショットは全て理由がはっきりしているので問題ない(いや、問題ないわけではないが思い悩まなくて良い)。

 それよりも私の課題がはっきりしてきた。50ヤード前後の、ウェッジのコントロールショットだ。こいつがろくなモンじゃない。ダフるかハーフトップかそのどちらかで、1発としてまともに当たるという事がないのだ。情けない。

 これはもう原因がはっきりしていて、練習不足に尽きる。練習していない→自信がない→合わせにいく→まともに当たらない→自信がなくなるの悪循環。判ってるんだったら練習に行けよばーか。はい行きます。

  2007/1/10 (554502hit) 日本のHDCP


 成人の日の8日、昼からまたまた河川敷へ行ってきた(アンタも好きねぇ)。今回は家族3人でのラウンド。初心者の息子が入るので、空いている京阪GCへ。

 息子はラウンドが4回目だがだいぶブランクがあったので、色々面倒を見ながらのラウンドとなり、楽しんだりスコアをつけたりする余裕がほとんどなかった。後ろを待たせないよう走るのが精一杯。

 もう中学1年生なのでちょっと練習すればすぐうまくなると思うのだが、ごるふよりゲームの方が好きらしく、無理強いする事もできず、困ったものである。しかし我が家に生まれたからにはごるふをマスターしてもらわないと旅行にも行けないので、その点を言い含めて練習させるつもりである。


 では本題。去年末、ホームコースからHDCP改正の知らせが届いた。



 大インチキの8から中インチキの9.2へ。何故インチキかというと、月例などの競技にほとんど出ないで獲得したHDCPだからである。でもこれは日本ならではの話なんだよね。

 日本のほとんどのコースでは、HDCP改正において恣意的な操作がなされるのは周知の事実である。競技会で●回連続でアンダーを出さないとHDCPを下げない、BクラスからAクラスへ下げる時には関門を設けてAクラスの人数を調整する、コントロールカードで条件を満たしてもシングルHDCPへの認定には条件を付ける、などである。

 特にシングルHDCPを獲得する条件は厳しく設定されており、それは俗に「シングルの壁」と呼ばれている。これはHDCP9以下に特別な意味合いを持たせ、HDCP9で初めて「ゴルフ免許皆伝」のような扱いをするという、あたかも段位の如くHDCPを捉えている日本独特の風習として根付いてしまっている。

 しかし本来は純粋に数字だけで決めるべきであり、そこに相撲の横綱のように「品格力量抜群につきシングルハンディキャッパーに推擧す」というのはやっぱりちょっとごるふの精神には反すると思うのだ。

 何故ならHDCPが少ない事と人格とは全く別問題であり、事実HDCPがヒトケタでもスカタンなバカは腐るほどいる(トホホ野郎もいる)。それに、段位的な考えをするなら、一度シングルになったごるふぁーのHDCPを再び二桁に増やす事などできなくなってしまう。柔道5段の柔道家が歳をとって弱くなったからと言って初段に戻るか?八段の段位を持つ棋士が試合に負けたから七段に降段するか?

 日本人は何でもかんでも「道」にしてしまい、権威やしきたりや上下関係や精神を付加しようとする。まあそれはそれで良い部分があるのも認めるが、根本的に権威づけされたり服従したりするのが好きなのだろう。

 でもこの考え方って、江戸時代の封建制度とその根っこは一緒なんだよね。あと、儒教の「経験を積んだもの、年よりはとにかく敬うべきだ」という体制側に有利な制度ともシンクロするし。それをごるふに取り入れるのはちょっと如何なものかと。

 HDCPは単にそのごるふぁーのその時点での力量を表すだけに過ぎず、上手いから偉いとかヘタだからダメだとか、そういうものではない。ごるふぁーはHDCPの元に平等であり、「品格のある」「本物の」ごるふぁーかそうでないかは、だから自分自身で判断すればいいのではないかと、そう思ったりするのであります。

  2007/1/12 (555377hit) +5

1/11・きさいちCC梅松・Bグリーン・Par71(コースレート69)・晴れ
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 4 3 4 4 4 3 4 5 35 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 71
score 4 4 5 4 4 5 2 5 5 38 6 3 4 10 4 4 5 5 5 46 84
- +5
put 1 2 3 1 2 2 1 2 2 16 2 1 1 2 2 3 2 2 2 17 33
topics     *1       *2       *3     *4         *5  

*1・・・ティショットが右へすっぽ抜け。アプローチが寄らず3パットと絵に描いたようなトホホダボ。トホホ度4

*2・・・154ヤードを8アイアンで。ピン下5mから気合のパットがたまたま入る。ウホホ度2

*3・・・ティショットでスライスを打とうとして球を右へ置いたのだが右すぎてプッシュスライスでOB。トホホ度4

*4・・・本文参照。トホホ度5

*5・・・2打目のPSをショート。3打目の寄せもミス。最終ホールでミスを連発すると悲しい。トホホ度3

ウホホ19.5p(2p+パー1.5p×9+寄せワン1p×4)VSトホホ16pで数字の割にはウホホの勝ち(ウホホ3勝1敗)

項目 今回 推移 2006年
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
5ボギー
2ダボ
1トホホ
84
(+13)
80.7
平均パット数
Putting average
1.833
(33)
1.867
(33.60)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
6.66
(1.2/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
55.6
(10/18)
57.4
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
83.3
(15/18)
90.7
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
38.9
(7/18)
46.3
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
92.6
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
70.6
ドライバー平均飛距離(yard)
Driving Distance
229.3 226.3
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
44.4
(4/9)
31.0
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
69.2 73.0
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
75.0 66.7
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
73.5 69.5
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
69.2 69.3

 薄暮プレーを入れても今年5回目のラウンド。このペースだと今年は166回ラウンドできそうだ。わはは。

 ラウンド前日の10日水曜日、練習へ行き、60ヤード以内をちょっと(100球少々)打ちこんだ。アドレスで左肩が上がらないよう気をつける(そう、球を上げようとしてついつい左肩が吊り上がってしまうのだ)という鱗を目から落とし、それに気をつけて臨んだラウンドだったが・・・

 あんまり変わらず(13回中成功が9回、トホホが4回、FS率69.2%)

 まあ1回や2回練習して思い通りに行けば今頃はプライベートジェットでオーランドの自宅からソニーオープン出場のためハワイへ向かっている身分だと思うが。でも、うまく打てた9回のうち、パーに結びついたのが6回だから、まずまずと言えるかもしれない。

 特にグリーン周りから20ヤード以内は、芝が薄くてもうまく打てるイメージが出てきた。やはりアプローチこそ左肩を下げてダウンブロー(のイメージ)だ。


 さて、この感じをアイアンに応用すればいい感じのアイアンがさらに良くなると思い、アドレスの段階で左肩を下げるようなイメージでアイアンを打ってみた。すると・・・

 ダフるんだなこれが

 ただし!である。下半身主導でヘッドが走っているキチンとしたスウィングが出来ていれば(あの、いつも出来てるわけではもちろんないですはい。たまに出来た時の話ッス)、そしてきちんとダウンブローに球を捉えていれば、ショートアイアンぐらいまでならダフってもほとんど飛距離が落ちず、球筋もそんなに悪くないのだよ不思議なことに。

 これは○が全く同じ事を田辺先生から教えてもらったので間違いないと思う。そしてこれはどういう事かというと、ナイススウィングさえ心がけて思い切りよく振れば、多少のミスはミスにならないという事だ。だから多少のダフリやトップを恐れず、思いきって行けと、そう自分に言い聞かす私であった。


 最後にドライバー(ティショット)だが、前半は100点満点だった。しかし後半、欲が出てくると実力を発揮。午後1番ホールではプッシュスライスでOB(スライスボールを打とうという欲が強すぎた)。そして4番ホールパー5(そう、去年12月28日に11を叩いたあのホールである)ではまたやっちまいました、ティショットで。

(マウスを画像の上にGO!)

 12月28日と全く同じ、2連続引っかけフックOB(私はドライバーのスウィングが悪くなると左へ行く)。このホールこそ安全にフェード系だろが。

 お前は学習するという能力が昆虫か?>俺

 っていうか、心の中で、曲がり際をフックでショートカットして飛距離を稼いで2オンしてあわよくばイーグル・・・というすけべえ心があっただろ。間違いなくあっただろ俺。はいありました。バカ。

 その後も寄せワンのチャンスをことごとく活かせず、3パットもありの46ストローク。自然体で、欲を出さず、目の前の1打のみに集中してラウンドできる日がすけべえ心満載の俺に来るのか?(多分来ない)
 

  2007/1/13 (555778hit) ここがヘンだよ・その1


 昔、「ここがヘンだよ日本人」というTV番組があった。うろ覚えだがビートたけしが司会進行でテリー伊藤や織田無道(懐かしい)がレギュラー。そして日本在住で日本語が堪能な外国人と硬軟取り混ぜた日本の諸問題について侃々諤々(ああコンピュータってすごい。こんな熟語もすぐ出てきてくれて、まるで頭のいい人が書いた文章みたいだ)議論をするという、けっこう真面目な所もあるバラエティ番組だったと思う。

 で、今日は一人で「ここがヘンだよ日本のゴルフ・服装編」というのをやってみようかと。ちなみに登場人物は進行役の私、日本人若者のA、同中年のB、アメリカ人(?)のCである。

私「では日本のゴルフにおける服装規定について。まずブレザー着用はどう思いますか?」

A「バカみたい。名門でもないのにブレザーって、そんな事をしてまで偽りの格式を作る必要はないと思うけどな」

B「バカとは何だバカとは!そもそも倶楽部には決まりがあり、その決まりを守るという、ごく単純な問題じゃないか!名門とか格式とか、そんな事は関係ない!」

A「決まりなんてクソ食らえだぜ。ゴルフはもともと、市民がふらっとコースへやってきて、思い思いにプレーする。それが原点なんだよ。それをブレザー着用って・・・・形式主義ここに極まれりって感じだな」

B「な・・・(絶句しこぶしを振り上げるが、諦めたように顔を左右に振って着席)」

C「アメリカではその問題ははっきりしてマース。パブリックコースへはラフなスタイルでいきマスが、。プライベートコースやハイグレードなコースではドレスアップしマース。それ、社会の常識ネ」

私「日本でも、コース側にドレスコードがあればそれに従うべきではないでしょうか。メンバーコースにビジターとして行く場合など、そのメンバーに恥をかかせる事になりますし、何より浮いている自分が恥ずかしい」

B「その通りだ。決まりは守らなきゃいかん!それが社会のルールだ!」

私「もちろんそうですが、自分自身で『こんな格好だと恥ずかしい』という気持ちを持ってもらいたいですね」

A「俺は恥ずかしくないけどね。間違っているのはコース側なんだから。ジーンズでもいいジャン別に」

C「じゃあアナタは、もしAugusta Nationalでプレーできるとしても、ブレザーなしやジーンズで行けマースカ?」

A「いや、オーガスタだったら・・・ちょっとマシな格好で行くかな」

C「どうしてデスカ?Augustaは間違ってないのデスカ?」

A「お、オーガスタは格式が高いから・・・それに、バカにされるかも・・・」

B「それに、お前は友達の結婚式にジーンズとTシャツで出席するか?」

A「そんな事できるわけないだろ?浮きまくって恥かいちゃう・・・あっ」

C「そうデース。その気持ちを、メンバーコースへ行く時にも持てば良いだけデース。カンターンネ。ジャケットの1つも着られないアナタを、ジーンズを履いたアナタを、メンバーのミンナは心の中でバカにしているのデース。アア、社会のルールが守れないヒヨッコが、紛れ込んでるナッテ、憐れんでいるのデース」

A「俺はヒヨッコじゃない!社会が間違っ・・」

私「結論が出たようですね。コース側に決まりがある以上、個人的意見は置いておいて、その決まりには従うというのが社会人としてのルールであると。ルールを守らないのは恥ずかしい事だと。そして、その決まりを守りたくないなら、ドレスコードのないコースへ行けと。以上。では次。男性がショートパンツをはく時はロングソックス着用という決まりがありますが、これについてはどうですか?」

B「同じだ。コースが決めている以上、それに従うべきだ。それがイヤなら短いズボンなど履かなければいい。以上」

A「以上って、勝手に決めんなよおっさん。ボトムスはファッションの最新トレンドをリードする重要なアイテムなんだぜ。ダサイスラックスやゴルフ用のショートパンツなんてイけてないし、ロングソックスなんて女子高生じゃあるまいし、ダサすぎるぜ。俺らはやっぱりイージーカーゴにショートソックスだな」

B「えーい日本語を喋れ日本語を」

C「アメリカでは、LongsocksをはくのはLyan君とMajorLeagerだけデース(編者注:よく知らないので適当です)。ShortPantsにはPed Socks、これジョーシキネ」

私「ショートパンツにロングソックスというのは確かにあまり格好の良い組み合わせじゃないし、外国ではあまり見かけないですね。そういう意味では、ジャケット着用と全く同じと言ってしまうのは如何なものかと」

A「だろ?だからイージーカーゴにショートソックスでいいんだよ」

私「しかし、カーゴパンツは元々作業着ですし、そういう意味ではジーンズと同じかと思うのですが」

C「ナゼ日本人話をややこしくする?ドレスコードがあるなら従う。それがイヤならドレスコードのないコースへ行く。それでいいじゃないのデスカ?」

B「そうだ。コードかヒモか知らんが、従えばいいんだ、従えば!」

一同「・・・・・(何でオヤジはこういうくだらないギャグを言うのかと冷たい目でBを見る)」

私「では結論です。カーゴパンツはダメだと。以上」

一同「結論おかしいって!」

私「うるさい!ショートパンツにロングソックスなんて認めない!背が高く足が長ければまだ格好いいけど、私のように短足のチビがそんな格好をすると小学生みたいになるんだ!俺は嫌いだ!」

一同「・・・・(呆れて黙る)」

私「では続きは明日ということで」

A「この進行役、大丈夫なの?」

  2007/1/14 (556045hit) ここがヘンだよその2


A「やっと再開か。22時間ぐらい待ったけど、その分の給料は出るんだろうな。俺なんてバイト休んできてるんだぜ」

私「ではさっそく行きましょう。女子プロのヘソ出しウェアについて」

A「無視かよ!・・・まあいいや。ヘソ出し?いいジャン。何がいけないの?」

B「(何かを想像しているのかニヤニヤしているが、ふと我に返って)だめだだめだだめだ!ゴルフは紳士淑女のスポーツなんだ!あんな格好は下品でいかん!外人ならともかく、大和撫子ならへそを簡単に見せるな!それに茶髪も汚くて見苦しい!黒髪にしろ!ピアスも許さん!ズボンもいかん!女子はスカートだ!」

C「それはあなたの願望、というか思い込みデース。それをプロゴルファーに押しつけるのはよくありマセーン。それに、人種が違うと良いものが良くなくなるというのも変デース」

私「私はそれよりもお腹が冷えないかどうかが心配で・・・」

一同「そっちかよ!」

私「まあ、似合っていれば、若い女の子がカワイイへそを出すというのはそれほど悪いことではないかと」

C「そうデース。厳格にという事であれば、男子はネクタイを締めてジャケットを着てニッカーズを履かなければいけまセーン。女子ならヴィクトリア調の服装でプレーしないといけなくなりマース。ポロシャツでプレーしだしたアメリカ人を、当時のスコットランドでは厳しく批判してマーシタ。でも今では、それが当たり前になってマース」

B「ばかもん!何がビクトリア調だ!何がスコットランドだ!そんな昔の話じゃなく、今のルールの話をしているのじゃ!わしが見苦しいといえば見苦しいんだ!ルールを守ることが何より大事なこ・・」

私「結論が出ました。過度に下品でなければ可と。この結論は男子の襟付きシャツに替わるハイネックシャツにも共通ということで宜しいですね。では最後に、男子ゴルファーのポロシャツの裾出しについて」

A「えっ?女子と全く一緒じゃん。何がいけないんだよ?」

B「ばっかもーん!!!!!!女子は百歩譲って許しても、男子の裾出しだけは絶対に許さん!!!!!だらしなく醜いことこの上ない!!!誰がなんと言おうが、ダメだダメだダメだ!!!」

C「チョット待ってクダサーイ。最近はメンズウェアでも、外へ出すことを前提に作られているポロがありマスネ。カジュアルなコースだったら、それでも良いのではないデスカ?」

私「確かにカジュアルなコース、リゾートコースであれば、見苦しくない裾出しは許されてもよいと思います。現にプロゴルファーでさえそういう格好でプレーする人がいますしね。しかし、大多数がキチンと裾に入れているメンバーコースではどうでしょうか」

B「浮きまくって奇異な目で見られても仕方ないだろう!最近の若い者はったく・・・」

C「GOに入ればGOに従え、デスネ」

一同「何で英語やねん!」

B「ともかく、マナーとは『他人を思いやる気持ち』であるからして、その環境にいる第三者が不愉快に思えばそれはマナー違反なんだ!それを最近の若い者はまったくわかっとらん。ぷんぷん」

A「釈然としないなあ。だって、ポロシャツをパンツの中に入れるなんて、ダサさの極みじゃん」

私「マナーを守れないことの方がダサイと思うけどなあ」

A「なにぃ!じゃあ言わせてもらおう。そういうアンタだって昔は裾出しでプレーしてたじゃないか!証拠写真もあるんだ!」






私「また古い写真を・・・でも、こ、これは外国のリゾートコースだし、10年前だし・・・」

A「ふっふっふ。ではこれはどうだ」



私「こ、これは・・・」

A「このだらしない着方。汚い髪型。S田信弘か!帽子も被っていないし」

私「うぐっ・・・」

A「これは8年前の9月、大宝塚GCをラウンドした時のものだろ!外国でもリゾートコースでもないじゃん!よくもまあ偉そうに『マナーを守れ』なんて言えるな、この偽善者!」

私「あの、若気の至りという事でお許し頂くわけには・・・」

一同「だめ!」

私「はい・・・すいません。反省しています。ごめんなさい。もうしません」

B「これに懲りたら、今後は偉そうなことをあまり言わないことだな」

「はい・・・」

C「これでは、『ここが変ダヨ』じゃなくって、『あなた変ダヨ』、デスネ」

「はい・・・・」

一同「では結論。見苦しくない格好で、スマートなごるふを心がけよう!」

「はい・・・・」

  2007/1/15 (556317hit) あい あむ けい いがわ(毒舌あり)


 井川がヤンキース入団会見で披露した英語の挨拶について、日本のマスコミは好意的な意見が多い。曰く、努力の跡が伺える。曰く、全く喋れないのに恥を忍んでまで英語で会見したその志や良し。曰く、一生懸命よく頑張った。

 もちろん何割かは揶揄的な意味合いも含んでいるだろうが、辛口評論で有名なあの張本勲氏でさえ彼の努力を立派だと誉めているし、またネットで見られるニュースでも「よく頑張った。偉い」という意見が多い。

 しかし私の考えは残念ながら180度逆だ。アメリカで仕事をしたいと何年も前から思っていた(そしてその思いが実現する可能性が極めて高い)27歳の立派な大人が、今時小学生でも恥ずかしくて逃げ出すほどの日本語読みの英語で、世界に配信されるであろう会見に臨むというのは甘えと恥さらし以外の何者でもないのではないか。

 さらに、たったあれだけのスピーチをカンペを使わないと言えないというのは頭が良い悪い以前の問題で、つまりやる気と志の問題だ。

 井川や好意的なマスコミの頭の中には、

プロ野球(スポーツ)選手はバカでも良い
プロ野球(スポーツ)選手は野球(スポーツ)だけできればよい
プロ野球(スポーツ)選手は野球(スポーツ)以外では恥をさらしても良い
プロ野球(スポーツ)選手は野球(スポーツ)以外で努力する必要はない


という甘え、特権階級意識、世間に対する無知、人間としての基本的常識の欠落、恥を感じる心の欠如などが見て取れる。

 これからアメリカで生活する人間が、英会話教室の1つにも行っていないとは一体どこまで脳天気なのだろうか?(本人は「メジャー移籍が決まっていない段階で英会話教室などへ通えばバッシングされる」などと言っているが、だったら家庭教師を雇えばいいだけの話で、つまりは言い訳である)。 きっとグラウンドでは通訳がいるため必要最低限のコミュニケーションは取れるだろうけど、日常生活では一体どうする気だ?他人事ながら呆れてものが言えない。

 サッカーの中田英寿など、自分が将来イタリアでサッカーをするという確固たる信念を持って中学生の頃から英語とイタリア語を勉強していたと言うではないか。藍ちゃんも早い時期から家庭教師をつけて英語を学び、今ではほぼ不自由なく聞いたり喋ったりできるようになっている。それなのに・・・・

 しかし、井川だけを責めるのはカワイソウというものだ。今、日本のプロスポーツ選手で、一般社会人としての常識をキチンと持っている人間が一体何人いるだろう。超一流クラスだと引退後もその世界で飯を食っていける(つまり非常識なまま生きていける)だろうけど、その他大多数の選手は?そのスポーツ以外に金を稼ぐ手段を持っているのか?

 それもこれも、全てスカタンな教育の賜物なのである。野球さえ上手ければ成績はどうでもいい。ゴルフさえ上手ければ九九ができなくてもいい。サッカーさえ上手ければ本など読まなくてもいい。

 「君はね、野球の天才なんだから、練習さえキチンとしてれば常識なんて知らなくていいんだよ。試合に勝ちさえすれば、挨拶なんてできなくてもいいんだよ。テストで0点とってもいいんだよ。学校なんていくら休んでもいいんだよ。」そうやって親や学校や高野連やマスコミや世間が甘やかしてきたのだ。そういう意味では、井川も被害者と言えるだろう。

 ご存じの通り、欧米のプロスポーツ選手は大学でキチンと学問を究めたり、免許や資格を持っている場合が多い。またそうでなくても、サイドビジネスを本格的に行うケースも多い。そのスポーツだけでずっと生きていけないという、ごく当たり前のことを理解しているからだ。

 だから、松坂大輔のように、「野球は40歳まで、以後はシニアプロゴルファーを目指す」なんて言うのは開いた口がふさがらないわけで、まあ多分冗談なんだろうけど(悪い冗談であって欲しい)、そもそも体を壊した時点でアウトだし、ゴルフをなめているし(そういえば大橋●泉も引退する時アメリカシニアツアーに挑戦するなんて言ってたね)、若さ故の発言にしても底が浅すぎる。日本の腐りまくった体育会系システムを象徴する発言といえるだろう。

 井川と松坂、2人とも活躍すると言われているけど、私は懐疑的だ。ノモ、イチロー、マツイのようなクレバーさと決意が感じられないんだよね、この2人からは。

 ベースボールがどんなに上手くても、立ち位置が不安定だったら仕事に集中できないだろう。というわけで、2人合わせて20勝も行かないと予言する(いや、松坂は15勝ぐらいするのかな?心臓に毛が生えているという話だし)。百歩譲っても、イチローやマツイのように、日本と同じかそれ以上の活躍はまず無理かと。もし外れた場合は・・・

 あの、力一杯謝ります。

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