日記136

2007年5月16日〜30日

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  2007/5/16 (597700hit) 練習しないでパープレー?!

ゴルフダイジェスト新書
佐久間馨著
練習ぎらいはゴルフがうまい!

 まあ、売るためには多少過激な題や煽り文句は必要だろう。本なんてモノは買わせたら勝ち。だって、中身がスカタンだと読み始めて気づいても返品できないもんね。しかし、だからといって、

「70台を約束」
「練習なしで72を出す」
「練習するから100が切れない。練習をやめよう」
「私の提唱するスウィングは、一度マスターしたら練習しなくても維持できる」
「誰でも簡単にパープレー」
「目標をパープレーと心の底から思えれば、(パープレーで)回れるようになる」
「人間の体は、スウィングに必要な動きができるように作られている」
「スウィングの90%は生まれながらにして体にプログラムされている」


と言いきってしまうのは如何なモノかと思うのだが。


 著者の佐久間馨氏は52歳。HDCP+1(以前は+2.9だったそうである)のトップアマである。18歳の頃からスウィングを研究し、同年の初ラウンドでは62/59というスコア。しかし1年後、2度目のラウンドはごくわずかしか練習しないで臨み、ハーフ37を出したとの事。佐久間氏曰く、「その1年で『合理的なスウィング』をほぼマスターしていた」と言うことだ。で、現在はゴルフ科学研究所の主宰で、ウェブページもお持ちである。


 私はこの本を買い、昨日、気になる部分に付箋を貼りながら2時間ほどかけて読んでみた。すると187ページの本に張られた付箋は37箇所にも及んだ。その内訳は、

同意できる:3箇所
実際試してみないと何ともいえない:2箇所
疑問に思う:21箇所
明らかにおかしいと思う:11箇所


 ということになった。疑問に思う率86%。あまりに数が多いので、同意できない部分をいちいち書き連ねることはできない。よって、同意できる記述からご紹介してみよう。

1,「マイパー(My Par)」を設定し、それを目標にプレーしよう
2,危険なところ(OB、池、バンカー)は徹底的に逃げる。そのための手段は選ばない
3,パープレーに必要なアプローチは2種類だけでいい


 ただし、この理屈には続きがあって、その続きを頭の悪い私は理解できないのだ。

 1、の「マイパー」とは、自分の飛距離では物理的にパーオンできないホールのパーに1打プラスして、その人独自のパーを設定するというモノだ。つまりティショットが210ヤード、クリーク(何故かスプーンでもショートウッドでもなくクリーク)で190ヤード飛ばせる人は、400ヤード以上のパー4は全てパー5になると言うことになる。

 そして・・・・その「マイパー」で計算してパープレーが達成できたら、それをもって「パープレーが出来たでしょ!」と謳うのは、ちょっと詐欺に近いのではないですか佐久間さん。


 2,の考え方は極めて合理的かつ戦略的で、私も同意する。ただ、その方法である。こういうハザードを徹底的に避けるためには、「フェード」「ドロー」「高い球」「低い球」を自在に使い分けろ、と仰る。

 氏が言う「フェード」「ドロー」は一般的な定義の球筋とはちょっと違うのだが、要は「自由自在に左右へ曲げる球を打つ」と言うことだ。そしてその方法は、極めてシンプルで判りやすい、クラブヘッドの3つの動きで簡単にできるらしいのだ。

 その3つの動きのうち2つは、誰もが知っている当たり前のことで、確かに理屈は合っている。でもね、理屈通り打てないからこそ我々は苦労しているんですよ佐久間さん。フェースを思い切り開いて、アウトサイドインの軌跡で振ったつもりでもフックするのが我々凡人なんですがね。

 例えれば、ボウリングで「右から2つめのスパッツに球を通しさえすればストライクが取れるんです!」と言われても、頭も悪くスポーツセンスもない私がそこを通すには、地道な練習が不可欠だ。

 しかし、氏は言う。「練習する必要のない、体にプログラムされている、合理的で無理のない、再現性の高いスウィングは、スウィング中、2つの部分を意識的に動かすだけでできる」と。

 その内容についてはこの本の要になるのでここでは紹介しないが、もしどうしても知りたいのなら、GDOのブログなどで多く取りあげられているので検索できると思う。斬新でありながら、非常に簡単な方法だ。

 でね、私、やってみたんだけどね・・・・合いません。全く合いません、少なくとも私には。っていうか、どうもね、肝心な部分(と言うかメゾッドを)あえて本には書いてないような気がするんだよね。つまり、

 「ここをこうすればいい。そのためには、こういう動き(あるいはイメージ)を意識する必要がある」

という文書の後半部分が隠されているような気がして仕方ないのだ、氏の理論には。まあ、ゴルフ研究所を立ち上げてそこでレッスンをされてるわけだから、自分の手の内全てを本にするはずもないとは思うけど、そんな事からこの本、「こう考えよう!こう体を動かそう!それが一番大事!」という掛け声だけになってて、つまり理想論で終わってる感じがするのだ。

 しかし、この本に書いてることが真実なら、レッスンなんてする必要ないと思うんだけどなあ。そうそう、それに、考え方と体の動かし方さえマスターしたら、練習すら必要ないはずだったよね。でも何十回ものレッスンは必要なの?ふーん。


 あと、氏の理論の疑問点は、ショートゲームについての言及があまりにも少ないこと。パープレーでラウンドするために一番重要な技術は、思い通りに打てるドライバーでもパーオン率を60%台に乗せることでもなく、寄せワンをいかに取るか、パット数をいかに減らすかだと思うのだが、アプローチとパットに言及しているのは8章あるうちの1章だけ、ページ数にして24ページだけ。全体の13%に過ぎない。

 でもね、氏の主宰するゴルフ研究所のレッスンでは1回50分で15回も枠を取ってるのだ。つまり、ショートゲームが重要なのは判っているけど、たった900円しか払わない読者になんて最初から教える気がないのだろう。だったら、この本に書いてある通りにしてもパープレーなんて不可能だということじゃないの?

 さらに、最大の欠点は理論ばかりでメンタルな部分をないがしろにしている点だ。プロでさえプレッシャーがかかったショットではとんでもないミスが出るのだ。そこを無視して、アマチュアが「無意識でできてしかも忘れないゴルフ理論」を覚えたとしても、それだけでナイスショットを繰り返してパープレーでラウンドなんてできるはずがない!

 氏はこの点について、この本の一番最後の5ページ(たった5ページ!)に「自己対話法」として紹介しているが、この「自己対話法」は神経言語心理学の「NLP」を元に氏が開発したものらしく、つまりメンタルトレーニングの1つと考えればいいのだろう。

 はぁ?メンタルトレーニングも大事?あの、「練習しなくてもパーで回れるスウィング」って、本の中で書いておられますよね?仰っていることが、私、理解できないんですが。宇宙工学も習ってないし、クラブチャンピオンにもなってないし、頭も悪いし、HDCPもプラスじゃないからかなあ。

 頭のいい人の言うことは、全然理解できまへんわ。アホやさかい。

腹筋 565回(+25)
腕立て伏せ 380回(+0)
スクワット 705回(+25)

  2007/5/18 (598445hit) ニュース


 こんばんは。●時のHNKニュースの時間です。

 今朝10時頃、大阪府北河内市にお住まいの自営業、hiroさんの自宅兼事務所に賊が押し入り、現金を奪うという予告をして逃亡しました。その後の調べによると、容疑者はゼーム・ショインと見られる2人組で、hiroさんが3年間こつこつと真面目に貯めていたタンス預金をごっそりと奪う、と宣言して去ったとのことです。

 最初ゼイム・ショインはニコニコしながら事務所に入り込み、その後おもむろに凶器としてコッカケンリョクを使用してhiroさんを脅し、自由を奪い、現金を差し出すことをhiroさんに約束させ、逃走した模様です。

 hiroさんは「噂には聞いていたがあんなに恐ろしいモノだとは思わなかった。この世の終わりだ。神は死んだbyニーチェ。もう立ち直れない。真っ黒の光が私の人生を先の方まで貫いた。もう夜逃げするしかない。くそう、脱税してやる

とつぶやき、その後寝込んでいる状況です。

 HNKの調べによると、hiroさんが予定していた本日のウェブ更新もなされていない様子で、これはhiroさんにとって相当大きなショックであったことは想像に難くありません。

 一刻も早くhiroさんには立ち直って欲しいですね。

 以上、●時のHNKニュースでした。

腹筋 565回(+0)
腕立て伏せ 380回(+0)
スクワット 705回(+0)

それどころじゃないんだよ!!!!

  2007/5/19 (598852hit) 第9回VGAコンペ(その1)は強風だった


 昨日は腹が立って腹が立って、午前3時まで寝られなかった編者である。くそう。しかしムカツいてばかりもいられない。前へ進まなければ。早く忘れよう。気合だ(笑)。

 というわけで、木曜日のラウンドは第9回VGAコンペ。コースは初めてラウンドする、阪奈カントリークラブ。女子のトーナメントが開催された事もある、関西では有名なコースだ。事前のリサーチでは、距離は短いがフェアウェイは狭く、結構な難コースであるという事だった。


全景。


このあたり(アウト前半)、各ホール間のスペースがほとんどない。
これが後にあの悲劇を引き起こすのであった。



 大阪の東にそびえる生駒山系の頂上近くにあるので、景色は非常によい。また、アイランドグリーンで有名なホームホールはクラブハウスのすぐ正面にあり、非常に美しい。


クラブハウスから眺めたホームホール


アイランドグリーンにビーチバンカー。なかなか見られない造形かと。


ホテルのようなクラブハウス。っていうか、実際にホテルが併設されてます


練習グリーンからは大阪府下を一望。もっと天気が良ければ、きっと息をのむ美しさだったろう

 というわけで、スタートしていった11人であった(ああ、やっぱりテンション上がらないなあ・・・写真だけでごめんなさい)。

腹筋 565回(+0)
腕立て伏せ 380回(+0)
スクワット 705回(+0)
↑ 
何かね、アホらしくなってしまって・・・

  2007/5/20 (599126hit) 第9回VGAコンペ(その2)

5/17・阪奈CC・白ティ・Par72(コースレート68)・小雨のち曇り・強風つき
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 out 1 2 3 4 5 6 7 8 9 in total
par 4 4 3 5 4 5 3 4 4 36 4 3 5 4 5 3 4 4 4 36 72
score 4 5 3 5 7 5 3 4 4 40 5 4 5 4 6 4 3 4 4 39 79
+3
put 2 3 2 2 3 2 1 1 2 18 2 3 2 2 1 2 1 2 2 17 35
topics   *1     *2             *3     *4   *5   *6   

*1・・・何の変哲もない6mから3パット。トホホ度1

*2・・・ティショットは3Wでチーピン。2打目、つま先下がり左ラフからうまく打ててピン奥3mへナイスオン!と思ったら誤球。ここ、隣のホールから山のようにボールが飛んでくるのだ。カートに載っていたレイアウト表には、6ホールぐらいで「隣のホールからの打球に注意」って書かれてあった。何ちゅうコースや)で、結局打ち直して4オン。3パットのおまけ付きでトリプルボギー。トホホ度5

*3・・・100ヤードしかないパー3で奥のカラーって距離感悪すぎ。さらに最初の下りのパットが5mショート。トホホ度4

*4・・・ティショットはスプーンで低空飛行、でも結果オーライ。2打目8アイアンでレイアップも、右へ大きくふける。3打目グリーン手前にショート。4打目のアプローチをチャックリ。5打目で何とか寄せて1パットボギー。あたふたしすぎ。トホホ度2

*5・・・2打目、盛大にダフったウェッジショットがピン横2mに付くラッキーバーディ。ウホホ度2

*6・・・アイランドグリーンへ打っていく2打目、気合いを入れて・・・超トップ!!でも転がって結果オーライ。情けない。。トホホ度1

ウホホ度20.5p(2p+パー1.5pX11+寄せワン1px2)VSトホホ13pで久しぶりにウホホの勝ち&70台・・・(ウホホ13勝9敗)。

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
5ボギー
1トリプル
79
(+7)
83.0
平均パット数
Putting average
1.944
(35)
1.889
(34.00)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.43
(1.0/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
66.7
(12/18)
54.2
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
94.4
(17/18)
81.4
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
66.7
(12/18)
44.8
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
88.9
(16/18)
84.0
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
64.3
(9/14)
64.5
ドライバー(ティショット)平均飛距離(yard)
Driving Distance
205.7 223.2
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
40.0
(2/5)
38.3
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
73.1
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
62.7
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
64.3
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
64.5

 昨日、阪奈カントリーの特徴として「距離が短く、フェアウェイが狭い」と書いたが、スコアカード上ではレギュラーティから6120ヤードとやや短いかな?という程度だ。

 しかし当日、半分ぐらいのホールで切られていた白ティは表示よりだいぶ前で、レディスティとほぼ同じという場所さえあった。ワンオン可能なパー4、300ヤードを切るパー4が3つも4つもあるセッティングというのは如何なものか。

 またフェアウェイの狭さ。ほとんどのホールで、30〜40ヤードの幅に打っていかなければいけない。さらにティショットの落とし所が全く見えないブラインドのホールも多く、特にパー5で狭く短くブラインドという三拍子が揃い、アイアンでティショットしたホールもあった。パー5を5アイアンでティショットするって・・・・ちょっとストレスが溜まると思いません?(それでも、2打目も3打目もアイアンで余裕で届くのだが)。

 まあ逆に言えば、ティショットでドライバーを持たず、ボールをピンポイントに運ぶイメージでラウンドすればそこそこのスコアでラウンドできるという事だ。事実、14ホールのうちドライバーでショットしたのは3回だけ。スプーンも4回ぐらい。後は全部ミドルアイアンでティショット。それでも2打目はショートアイアンかウェッジなんだから、OBさえ出さなければスコアはまとまる。

1番、330ヤードパー4。

1打目、5アイアンで右ラフ。2打目、8アイアンでグリーンオン。2パットでパー。

12番、480ヤードパー5。

右正面の林まで160ヤード。左鉄塔方面に、20ヤードほどのスペースへ打っていく必要がある。
1打目6アイアン、2打目8アイアン、3打目7アイアンでパーオン。アイアンの練習には最適。


16番、260ヤードパー4

ティショットは7アイアンで右フェアウェイのわずかなスペースを狙う(も、左へ引っかけて左サイドへ)。
2打目盛大にダフるもピン左2mに。結果オーライばっかり。



17番、370ヤードパー4

正面のバンカーまで240ヤード。そこから直角に左ドッグレッグ。珍しくドライバーを使用。
2打目8アイアン、スライスするも風で押し戻されてグリーンオン。2パットパー。


有名な最終18番ホール、303ヤードパー4

327ヤードの白ティから「池まで220ヤード」とレイアウト表には書いてあって、この日の白ティは
303ヤードで、しかも打ちおろしなので、200ヤード打てば右の池に入ってしまうと思い、5アイアン
でティショット。そしたら一番手前のバンカーにすら届かず。何それ?と思いつつ2打目を7アイアン
で打つと大トップ!でも手前から転がってグリーンオン。最後まで結果オーライでパー。



 というわけで、ダブルペリア優勝(幹事のくせに!)、ベスグロ獲得(幹事のくせに!)、ドラコン1個ゲット(幹事のくせに!)、さらに○も3位(幹事の○のくせに!)、女性ベスグロ獲得(幹事の○のくせに!)という結果になってしまいました。


皆様、申し訳ありませんでした

 っていうか、こんな事をしてたら友達なくすぞ>俺

腹筋 565回(+0)
腕立て伏せ 405回(+25)
スクワット 730回(+25)

  2007/5/21 (599340hit) 15歳でツアー優勝


 昨日の今日ですでに今さらの感があるが、1991年(平成3年!)9月生まれ、15歳8ヶ月の高校1年生である石川 遼(りょう)君がマンシングウェアオープンKSBカップで優勝。15歳8ヶ月でのトーナメント優勝はもちろん日本記録であり世界記録。瓢箪から出てきた駒は、ダイアモンドがちりばめられた黄金の駒だったのだ。まあびっくり。

 今回の優勝はいくつもの偶然が重なっての事だと思うが、それを差し引いて考えたとしても、彼の偉業は何ら衰える事はない。全く大変な事をしでかしたモノだ。関係者は「(まだ)男の子じゃないか!」と言い、出場したプロ達は「(俺たち)男じゃないじゃないか!」と言い、失格になった片山、伊澤、谷原は「それ以前の問題じゃないか」とつぶやいた・・・かどうかは定かではない。

 まあいずれにせよ、親御さんはしっかりとした気持ちを持って、目先の欲に目をくらませず、真っ当な目で彼の進路について考えてあげて欲しい。彼に札束を持った魑魅魍魎が群がるのは目に見えているのだから。


 さて、ここからは賛否両論あると思うが、私の意見を。

 高校生である彼がプロの試合に出場した経緯はこうだ。4月2日に開催された予選会では10位。本戦出場資格の4位までには入れなかったが、出場したアマチュア32選手のうちトップだったため、主催者推薦で本戦に。

 つまり主催者である「株式会社 瀬戸内海放送」と「株式会社 デサント」は、自分たちの私利私欲のため(つまりスター性のあるアマチュア高校生を出場させ、よい成績だと視聴率が上がってホクホク)、学問に勤しむべき高校生に学校を休ませ、平日にゴルフをさせる事を認めたわけだ。

 もちろん、後援する日本ゴルフ協会、日本ゴルフトーナメント振興協会、中国ゴルフ連盟、四国ゴルフ連盟、岡山県ゴルフクラブ連盟、香川県ゴルフ協会、岡山県、岡山市、玉野市、朝日新聞社、山陽新聞社、日刊スポーツ新聞社もこれを許したんだよね。じゃあ、同じだなお前ら。

 一去年の「伊藤涼太狂想曲」で批判が集中した事をもう忘れたのかお前ら?頭パーか?え?そんなにまでして金儲けがしたいんか?将来ある高校生を学校を休ませてまで客寄せに使って、何とか王子とかゲスなあだ名を付けて、恥ずかしくないのか?バカが。

 お前らのやってる事は、「本人が好きでやってるんだし、誰にも迷惑かけてないじゃん」と言いつつ売春する、腐れ女子高生と同じなんだよ!恥を知れ恥を!!

 自分たちさえ良ければルールも道徳も原則も教育もまるで無視。さすがにマスコミとヤ●ザな組織とその仲間(スポンサー)のやる事は違うねぇ。

 石川君にはこんな腐れ団体には属さず、海外で世界に羽ばたくプロになるか、アメリカでアマチュアのまま活躍してマスターズに出場して欲しいと思ったりするんだけど、無理だろうなあ・・・・

腹筋 565回(+0)
腕立て伏せ 405回(+0)
スクワット 760回(+30)

  2007/5/22 (599807hit) 60万ヒット記念ショートショート・願いを叶える祠(その1)


 そのちいさな祠(ほこら)は、スタートホールのティグラウンド脇にひっそりと佇んでいた。

 そのコースは半世紀ほどの歴史を持つが、コースができる前から祠はその場所にあったらしい。らしい、というのは、コース開設当時を知る人間が今では誰も残っていないからだ。

 戦後まもなく、地主であったその地方の有力者を中心にしてこのコースは造られた。しかしその一族にはなぜか不幸が重なり、事故や病気でほとんど全員が亡くなってしまったのだ。その後、他の土地に住んでいた遠い親族が後を管理することとなったが、バブル崩壊のあおりを受けてコースは倒産し、外資系のグループによって経営される事となった。その時に、開設当初からの支配人、グリーンキーパー、理事長などはすべてコースを去ったのだ。

 そういう理由で、その祠のいわれや、何を祀(まつ)っているのかさえ知っている者はいなくなった。経営者が替わったり支配人が替わったりするたびに、壊したり移転したりする話が持ち上がったが、正体が分からない事と曰くありげなその祠の佇まい、そしてコースの持ち主であった一族の不幸な運命により、結局はそういう話も立ち消えになってしまい、まあ邪魔になるわけでもなしと云うわけで祠はそこに残ることとなった。

 経営方針が変わり、そのコースにビジターがたくさん訪れるようになってしばらく経った頃。その祠にまつわるある噂が囁かれはじめた。そのコースを朝一番で回る組の1人が、プレー前その祠に向かって一生懸命お祈りをすると、ゴルフに関する願いが叶うというのだ。

 噂はゆっくりと、しかし確実に広がっていき、そのコースにはさらに多くのビジターが訪れるようになった。理事長は、経営努力ではなく訳の判らない噂で客が増えていることに対し、喜びながらも一抹の不安を感じていたが、今のところ実害もなさそうなので見て見ぬ振りをすることにした。

 しかし、「願いを叶える」と囁かれていたその噂は、正確にその事実を伝えていたわけではなかったのだ。


 例えば、噂を知り、そのコースを訪れたある若者の場合。彼は「ティショットで300ヤード飛ばせるようにして下さい」と祠の前で祈った。すると、力任せに放たれたドライバーショットは見事なテンプラとなり、上空に向かって正確に300ヤード上がるようになってしまった。その見事な「雲雀殺し」はラウンド中ずっと続き、彼はドライバーをへし折った。

 それを聞いた別のプレイヤーは、「ティショットをグリーンの方向へぶっ飛ばしたい」と願った。そしてその願いは叶えられた・・・すべてのホールで。彼は最初のパー3で6球連続グリーンをはるかにオーバーして消えていくOBを打った後、無言でコースを後にした。

 こんな人もいた。彼はパットが苦手で、毎ラウンド5つも6つも3パットをする。そこで彼は「3パットを1度もしないようにして下さい」とお願いした。最初のうち、確かに彼のパットは冴えわたった。どんなに長いパットが残っても、アプローチパットはOKの位置まで寄ってくる。しかし、あるホールで彼が打った2打目が偶然ピンそば80cmに付き、それを外した時、ふとイヤな予感が彼の頭をかすめた。

 次のホールでは3打目のアプローチがピンを直撃し、30cmに。でも、その30cmのパットが打てない。まるでイップスに罹ったかのように1パット目が入らなくなっていたのだ。彼はその30cmから10cmショートした。

 結局、彼は1m以内のファーストパットを6つ外した。最終ホールで10cmのパットを空振りした彼は、持っていたパターを林に向かって放り投げ、「10mも10cmも2パットかよ!バカにするな!!」とわめきながら帰っていった。


 そういう話が広がるにつれ、どうやらその祠は、願いを素直に叶えるのではなくちょっと意地悪な叶え方をするという事が分かってきた。祠にまつられている何者かは、相当なアマノジャクでイタズラ好きらしい。

 しかし、それが逆に評判を呼んだ。何とか言い方を工夫して自分の願いを叶えさせるよう、その祠に参るプレイヤーが後を絶たなかったのだ。それに、叶った願い(本人が望む形とちょっと−あるいはだいぶん−違っていたけれど)は、そのコースでしか効力がなく、他のコースでは普通にプレーできた事も、気軽にトライできた理由の1つだった。


 あるプレイヤーは、「バンカーから1発で脱出できるようにして欲しい」とお願いした。彼はいつも、バンカーの脱出に3打か4打費やしていたのだ。意気揚々とスタートした彼だったが、4時間後クラブハウスに帰ってきた時、彼の帰りを待っていた友達に向かって言った。「1発で出たよ。でも、ボールは決まって向かいのバンカーか池かOBまで飛んでいきやがる。結局いつもの2倍は叩いちまった」

 それを聞いた別のプレイヤー、俺に任せろとばかり第一組にエントリーし、「ナイスショットしか出ないようにしてくれ!」と頼んだ。そして1番ホールのティショット。誰が見ても素晴らしい、惚れ惚れするようなストレートボールがフェアウェイセンターへ飛んでいく。彼は勝ち誇った顔で2打目地点へ歩いていった。いつもより30ヤードは余計に飛んでいるようだ。そして2打目。自信満々に打たれた彼のアイアンショットは、いつもより2番手跳び、グリーン奥へ消えていった。

 その後も、ドッグレッグのホールで目の覚めるような当たりが突き抜けてOBになったり、番手を落としすぎて手前のバンカーに落としたり、バンカーショットはうまく打ちすぎてスピンが効き、大ショートしたり。結局彼は、ナイスショットもそれを使いこなせるスキルがないとスコアに結びつかないと思い知らされることになった。

 さらに挑戦者は続いた。世の中なんて要領さえ良ければすべて思い通りになると思っている若者は、「タイガーウッズのようなスウィングができるようにしてみろ!」と頼んだ。「これなら、神頼みじゃなく自分の技量でプレーができるはずだろ?」と言い放った彼は、1番ホールのティショットを打った直後、全身の肉離れとぎっくり腰、さらに重度のむち打ち症を併発し、2ヶ月間入院する羽目に陥った。

 ボールの方は320ヤード先のティグラウンドで主を待っていたのだが。

(その2に続く)

腹筋 585回(+20)
腕立て伏せ 435回(+30)
スクワット 790回(+30)

  2007/5/23 (600240hit) 60万ヒット記念ショートショート・願いを叶える祠(その2)


 事態は、祠と人間との知恵比べの様相を呈しつつあった。

 次の挑戦者は大学教授だった。「諸君、ゴルフの究極の目標は何だ?ナイスショットでもビッグドライブでもない。パーおじさんとの闘いではないかね?」そう言い放った彼は、祠の前で「パープレーでラウンドさせて欲しい」と頭を垂れた。今度こそ成功するに違いない。多くの人はそう思った。

 この頃になると、願い事をしたプレイヤーを18番ホールの奥で出迎えることはこのコースの恒例となっていた。そしてその大学教授が18番ホールのティグラウンドにやってきたが、どうも様子がおかしい。

 皆で彼のプレーを見ていると、ティショットは何とチョロ。そしてスプーンで打たれた2打目も、トップ。しかしボールはどんどんと転がり、花道まで到達した。そこへ、できるだけ平静を保とうと努力している面持ちで表れた教授。3打目のアプローチは何度も素振りして、慎重にショット。が、無常にもボールはトップし、低空飛行で大オーバー・・・と思いきや、ピンに当たってピンそばにポトリ。

 「まただ!ティショットは18ホール全部チョロ!!2打目もアプローチも全部トップ!!でもグリーンに乗ったりピンに当たったり直接入ったりして全部パー!こんなパープレー、自慢にも何にもならん!」そう言って、教授はボールをピックアップして帰ってしまった。祠にお願いした時点で自慢も何もあったものではないのだが・・・


 さらなる挑戦者は、やや毛色の変わったお祈りをした。それは、「自分が満足のいく、最高のラウンドをさせてくれ」というものだった。これならさすがの祠も叶えるしかないのではないか。皆は1番ホールの横で彼のティオフを待った。

 彼の順番がやってきて、ゆっくりとバックスウィングを開始し、トップにさしかかろうとしたその瞬間。空は俄にかき曇り、突然ガラガラドーン!!と近くの杉の木に落雷したからさあ大変。皆が頭を抱えてしゃがんだ姿勢から立ち直った時、ティグラウンドにはトップの姿勢のまま固まった挑戦者の姿が。

 かれはそのまま病院へ直行。直撃を受けたわけではないので怪我はなかったが、彼はしばらく恐ろしくてクラブを握れなくなった。人々は、そして祈りの主は「満足のいくラウンド」などゴルフにはあり得ないのだという、当たり前のことを思い知らされたのだ。


 その事件を境に、祠への挑戦は勝ち目がないのではないかという空気が流れるようになった。祠には超自然的な力があるのは間違いない。そしてそれは、まるでお願いをする人間たちをあざ笑うかのように、そのお願いを歪めながら叶え続けた。

 有名なプロが噂を聞きつけ、「ベストスコアでラウンドさせて欲しい」と願ってプレーした事があった。そして彼は14アンダーという驚くべきスコアでホールアウトしたが、スタートホールでたまたま撮られていた写真で、彼が何とデベソ(ティマークからはみ出してティアップする事)をしていたことが判明し、彼は顔を真っ赤にして帰っていった。

 また、アマノジャクな人間が「考えられる限りの最悪のラウンドをさせて欲しい」とお願いしてプレーしたりもしたが、その願いだけは何故か正確に叶えられた。

 彼がそのラウンドで折ったクラブは5本、紛失したクラブは2本、ボールをロストした数14個、自分の打った球を自分に当てること5回、打ち込まれた事3回(その3回とも、彼のお尻に正確にヒットした)、カートに轢かれること2回、カートから落ちること1回、池に落ちること1回、バンカーに落ちる事2回、マムシに噛まれること1回、最終ホールにたどり着く頃には立っているのがやっとという有様だった。

 彼が心の中で「最悪と言えば最高になるだろう」と目論んでいたのは明らかであり、その心を祠の何者かは読んでいたのだろうか。


 ここまで事態が悪化して、ついに支配人はその祠を何とかすることを決断した。神主を呼んで盛大にお祓いを行った後、祠の周囲をコンクリートブロックで囲み、文字通り祠は封印されたのだ。


 5年の歳月が経った。人々は祠のあったこと、そして祠の不思議な力を忘れつつあった。いや、正確に言うと、忘れようと努めていた。


 そんなある日のこと。一人のジュニアゴルファーがそのコースを訪れた。彼は今日がコースデビューであり、デビューが決まった何日も前から嬉しくて嬉しくて仕方なかった。そんな彼が、何げなくティグラウンド脇で「今日は楽しい1日になりますように・・・」と小さな声で念じた事は、彼の気持ちを考えると当然の行動だったかもしれない。

 しかし、彼がアウトコースのトップスタートであり、たまたま念じた時に封印されている祠の方を向いていたことはまったくの偶然だった。

 彼は胸の高鳴りを押さえられないままスタートした。大きなミスもあったし、OBも叩いた。しかし、会心のショットもいくつか出たし、何より大好きなゴルフをしているという幸せな気持ちがずっと彼の心を満たしていた。そしてホールアウト。スコアは99と平凡な数字だったが、もちろん彼にしては上出来である。彼は今まで以上にゴルフが大好きになり、満足そうな顔をしてコースを後にした。

 そう、彼の願いだけは、正確に叶えられたのだ。

 その彼が、6年後に史上最年少の賞金王に輝き、9年後に日本人で初めてメジャータイトルを獲得、さらには11年後に年間グランドスラムを達成してタイガー・ウッズの最大のライバルになるのは、また別のお話。



 その祠にまつられていたのは、ちいさな丸い石ころだった。その石ころは、かつて有力者であった地主が若い頃スコットランドへ旅行へ行った際、ある古ぼけたコースの脇で何げなく拾ったものだ。

 地主はその石にただならぬ雰囲気を察し、晩年、祠をつくりその石を祭ったのであった。しかし、その石こそ、羊飼いたちが自分の杖でモグラの穴に向かって打った、最初の石だったのである。

 その石にゴルフの神様が宿っていたのか、それとも全ての事は偶然だったのか・・・本当の事は誰も知らない。

腹筋 585回(+0)
腕立て伏せ 460回(+25)
スクワット 820回(+30)

  2007/5/25 (601038hit) ショットは悪いけど

5/24・きさいちCC・竹梅Aグリーン・白ティ・Par72(コースレート68)・
hole 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 total
par 4 3 4 5 4 3 4 5 4 36 4 4 3 5 4 4 3 4 5 36 72
score 4 3 4 6 4 3 4 5 5 38 5 4 3 6 4 4 2 5 7 40 78
put 2 2 1 2 2 2 1 2 2 16 2 2 2 2 2 2 1 2 2 17 33
topics   *1   *2         *3         *4     *5   *6   

*1・・・ティショットで8アイアンをハーフトップしてグリーンオン。情けない。トホホ度1

*2・・・2打目のフェアウェイウッド、3打目の7アイアン共にミスショット。情けない。トホホ度2

*3・・・何の変哲もない左足上がりの110ヤードを盛大にダフる。情けない。トホホ度2

*4・・・ティショットはチーピン。2打目(アイアン)はトップ。3打目はショートしてバンカーイン。パー5になるとミスショットを連発するのは何故?情けない。トホホ度3

*5・・・風の読み、ショット、方向、距離感が全て上手くいった、2ヶ月に1回のショットでピン奥2mにオン。ウホホ度4

*6・・・最後の最後でティショットがOB(プッシュスライス)。情けない。トホホ度3

(風船も小さめ)

ウホホ度22.5p(4p+パー1.5pX11+寄せワン1px2)VSトホホ11pで内容は悪かったけどウホホの勝ち・・・(ウホホ14勝9敗)。

項目 今回 推移 今年
アベレージスコア
Scoring average
1バーディ
5ボギー
1ダボ
78
(+6)
82.8
平均パット数
Putting average
1.833
(33)
1.887
(33.96)
バーディー奪取率(%)
Birdie average
5.56
(1/18)
5.44
(1.0/18)
パーブレーク率(%)
Par braking average
66.7
(12/18)
54.7
ボギーキープ率(%)
Bogey keeping average
94.4
(17/18)
81.9
パーオン率(%)
Green in regulation Pct.
55.6
(10/18)
45.2
ボギーオン率(%)
Green in my regulation Pct.
94.4
(17/18)
84.5
フェアウェイキープ率(%)
Driving Accuracy Pct.
57.1
(8/14)
64.2
ドライバー(ティショット)平均飛距離(yard)
Driving Distance
220.0 223.0
アプローチリカバリー率(%)
Scrambling
33.3
(2/6)
38.1
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%)
Driver-shot achievement Pct.
57.1 72.3
ファインショット率・フェアウェイウッド(%)
FW.-shot achievement Pct.
33.3 61.4
ファインショット率・アイアン(%)
Iron-shot achievement Pct.
58.3 64.0
ファインショット率・アプローチ(%)
Approach-shot achievement Pct.
62.5 64.5

 これだけショットが悪くてもそこそこの成績でラウンドできた事を誇るべきか、それともいくら成績が良くても内容がトホホだったことを悔やむべきか・・・

 昨日のラウンドは、軒並み平均以下のファインショット率を見ていただけば判るとおり、ショットはホントに悪かった。

 ドライバーは8ショット中合格点をつけられるのは3発だけで、あとはチーピン、プル、プルフック、プッシュ、プッシュスライスとどこへ飛ぶか判らない状態。まあ、3種類のドライバーを色々と試してみた(スリクソンW−404、スリクソンWR、テーラーメイドr7−460・Lシャフト)せいもあるだろうけど、あまりにもお粗末。

 スプーンのティショットでさえ、5発中目まともな当たりは2発だけ。残り3発の内訳は「左引っかけOBぎりぎり」「右プッシュOBぎりぎり」「左引っかけOBぎりぎり」とまったく安定感なし。このままだとティショットの苦手意識がどんどん膨らんでしまい、もっとスカタンになってしまうかもしれない。何とかせねば。

 それに輪をかけてトホホスカタンなのがフェアウェイウッド。飛ばそうとするあまり派手にダフってしまうのだ。何年ごるふしてるんだオレ。

 最近調子が良かったアイアンも、○曰く「無茶苦茶力入ってんで」との事。そのせいかダフリが頻発。安定感皆無。スムースにヘッドを走らせるだけで十分飛ぶのに、何でチカラ任せに打とうとするんだオレの潜在意識。

 でも、5cmもダフってるのにグリーンオンする(最近このパターン多いんだよね)のはどうしてだ?今までなら7割ぐらいしか飛ばなかったのに・・・よっぽどすくい上げてるのか?でもターフ取れてるしなぁ。

 とそんなスカタンな内容のクセに70台でラウンドできたのは、結果オーライ60%、リカバリー可能なミスが多かった20%、パットがまずまずだった15%(でも2〜3mを4つ5つも外してるんだから上手いとは口が裂けても言えない)、アプローチとバンカーショットもまあまあだったから5%と言えよう。

 しかし、ドライバーどうしようかなぁ・・・と言えよう。

腹筋 565回(+0)
腕立て伏せ 490回(+30)
スクワット 860回(+40)

  2007/5/26 (601434hit) Las Vegasゴルフ場巡り


 寿庵さんのblogで知ったのだが、5月24日はゴルフ場記念日なんだそうである。何故かというと、日本初のゴルフ場である神戸ゴルフ倶楽部がオープンしたのが、1903(明治36)年の5月24日だからだ。

 5月24日?何か記憶にある日だな・・・と考えていたら、なんと自分の店がオープンした日ではないか!何という偶然。私はやはりごるふ星の元に生まれついているのか(ってそんなわけないしそもそもごるふ星って何?こりん星の友達?)

 いやそれだけではない。まだあるのだ。明後日つまり5月28日はゴルフ記念日で、これは第一回日本オープンが1927(昭和2)年のこの日に開催されたからだそうなのだが、この5月28日、なんとなんと私が自分の店をオープンした4日後なのである!!



 ・・・・・。

 ・・・・ひんやりした空気が漂う中、本題へ。


 先日以来、性懲りもなくgoogle earthを覗いていたら、色々面白いコースを見つけました@ラスベガス編。


どこのコースか失念。模様がスゴイね。



左下から、Eagle Crest Golf CourseHighland Falls Golf CoursePalm Valley Golf Course 、そしてTPC at Summerlin。・・・ん?どこがコースだって?ここですよ、ここ。



この緑色の線に囲まれているのがゴルフ場です。もっと寄ってみましょうか?



えっ?まだ判らない?



はい、このヒモみたいなのがコースなんですねえ。恐いですねえ。恐ろしいですねえ。
でも、実は幅が80ヤードあるので思ったよりも狭くない。でも、やっぱり恐い。


恐いといえば、同じくラスベガス近郊の StallionMountain Country Club

ホールを取り囲む家・家・家・・・ただし、これでもコース幅は110ヤード。家一件一件がデカイから狭く見えるのかな?

 しかし、こんなコースでも地上から見ると、まったく別に見える

こんなだったりする。きれいジャン。(別のホールだけど)。


 このように、ラスベガス近郊のコースはほとんどが宅地に取り囲まれるように存在している。っていうか、一緒に開発するんだけど。いいなあ。住みたいなあ。家のガレージからカートに乗って、近くのホールからいつでも気がむいた時に気がむくだけラウンド・・・夢だ。宝くじだ。


 ちなみに、宅地造成前の珍しい状態のコースを見つけた。

 google earthではまだ名前が出てこなかったので、ごく最近造られたコースだろう。もうスカスカ。左側にはすでに宅地が建設されているが、後は道路だけしか出来ていない。


 では最後に、ラスベガスらしいコースをご紹介。

Paiute Golf Resort は砂漠の真っ只中。あのピート・ダイ設計で、この写真には54ホール、つまり3つのコース(サンマウンテンコース、スノーマウンテンコース、ウルフコース)が写っている。ここは色々なエキジビション・マッチが行われることが多いので、知っている方もいるのではないだろうか。


 一番新しいウルフコースには、お得意のアイランドグリーン(右上)がある。直径40ヤードのグリーンはまん丸(笑)。



 樹がほとんど生えていない分、バンカーが効果的に配置されていることがよく判る。

 いやあ、google earthって、ホントにネタに困った時は便利面白いですね。

腹筋 605回(+40)
腕立て伏せ 520回(+30)
スクワット 860回(+0)

  2007/5/27 (601684hit)  恥も外聞もなく


 今、巷ではB.B.C.が大人気だ。と言っても英国国営放送でもバスケットボール部のことでも「ロマンティックが止まらない」で一世を風靡したアイドルグループでもない(それはC-C-Bだろ)。

 そう、今や一流アスリートやブロガーやハンバーガーの間で話題騒然、ショップジャパンでは品切れ続出、合言葉は「ヴィクトリー!」でおなじみ、ビリーズ・ブート・キャンプの事だ(え?今頃言うなんて遅いって?)。

 単なるエクササイズプログラムのDVD(と簡単な運動器具)が何故これほどまでに人の心を惹きつけるのか?それはひとえに、ビリーがいい奴だからだと思う(いや、会ったことないけど、なんとなく)。

 で、そんなにいいのなら、私もしようかな・・・と思ってネットを調べてみると、多くの体験者が写真や動画付きでビリーのエクササイズを公開している。しかし、あれ、客観的に見るととっても恥ずかしいんだよね。それに、私の性格から言ってすぐ飽きそうだし。

 やっぱり地道にスクワットしようっと。



 さて、今行われている男子ツアー、三菱ダイヤモンドカップゴルフでは、また性懲りもなく高校生を出場させている。いや、今回は予選会で正規に出場資格を手に入れたみたいだから、それについてはまあ良しとしよう。

 でも、石川君と同じ高校の先輩なら、今中間テストの真っ最中じゃないのかな?ごるふの試合が高校生にとって中間テストより大事だとは、おぢさんどう考えてもおかしいと思うんだけどなあ。

 さらに、もういい加減にせい!といいたくなるのがTV放送だ。首位の谷口がメインではなく、11オーバー41位タイの高校生を中心に放映し続けるって、お前ら放送を私物化しすぎとちゃうか関西テレビ!

 普段は偉そうに「公器」だの「公平の理念」だのとぬかしておいて、2位の藤田やマークセンなどはお座なりにしか撮らないって、そんな偏重した番組にするんだったら、最初からスポーツ中継などと威張らずにバラエティと言えバラエティと

 あっ、「バラエティ」は確か禁句だったよね、関テレさん。でも、あからさまな偏重も、捏造も、視聴者に偏見を植えつけて情報を操作するという意味では紙一重なんだよ。そういう意図が「あるある」って言われても、仕方ないんじゃないの?

腹筋 635回(+30)
腕立て伏せ 520回(+0)
スクワット 895回(+35)

  2007/5/28 (601897hit)  廣済堂レディス


 先週の日本ツアーは男女とも歴史ある大会だった。

 男子(三菱ダイヤモンドカップ)は大逆転で平塚が優勝。18番のパットはプロの技術と気合を見せてもらった。ああいう気迫のこもったプレーを全員がしていれば、声高に「男じゃないか」(笑)と叫んだり、二言目には「プロは」「男子は」などと判で押したように言う必要なんて全然ないと思うんだけどなあ。ねぇ、o.kayamaさん!


 一方、女子の廣済堂レディスは今年で26回目。1982年の第一回から、ずっと千葉廣済堂カントリー倶楽部で開催され続けている、今では珍しいワンコース・トーナメントだ(って、そんな日本語があるのかどうか知らないけど)。ちなみに第一回の優勝者は吉川なよ子プロ。

 そんな歴史ある大会は、1年振りに不動裕理が優勝。3日間で70・68・68と安定したスコアは、最近最終日に崩れる傾向のあった彼女の復活を意味しているように思う。週刊誌などで、不調の原因は恋人ができたからだとか色々と書かれていたようだけど(本当かどうかは?)、やっぱりベテランが若手と競い合う事でトーナメントは何倍にも面白くなる。男子ツアーは爪の垢を煎じて飲むように。

 2日目トップタイだった阿蘇紀子(彼女、コロラド州立大学を出ている才媛なのだ)は残念ながら最終日で1打後退、しかし未勝利のプレッシャーを考えると仕方ないかも。不甲斐ないのは2日目1打差で3位につけていたさくらだ。

 最終日にパープレー(3バーディ1ボギー1ダブルボギー)はちょっと残念。技術は天下一品なのに、どうも彼女はむらっ気があるというか集中力や性格がまだプロフェッショナルとして完成されていないというか・・・このあたり、プロになって何年か、良郎氏におんぶにだっこだった事が微妙に影響しているような気がするんだけどなあ・・・

 そういう意味では、しのぶも同じような気がする。江連コーチとの二人三脚は確かに彼女にとって必要な事ではあるんだろうけど、TV画面で見てても必要以上に依存・心酔している様子がはっきりと伺える。

 いや、見る人が見れば誤解されるような雰囲気さえある。セカンドショットを打って「バイト!」とか「ゴー!」とか叫ぶのは師匠そっくり(で格好悪い)し、そもそも江連には良からぬ噂がつきまとっているにも関らず、多くの教え子がいる中で彼女のキャディをしたり他の教え子とあからさまに違う待遇をしたり(まあ、大きなお世話だろうけど)・・・誤解されても仕方ないと思いません?

 彼女も、年頃の女性であるが故(性差別をするつもりはないです念のため)、はやく江連の庇護の元から卒業した方が大成すると思うんだけどなあ。


 プロゴルファーは一人で決断してその結果を自分で背負うのが当たり前。その一番苦しいところをコーチや親に頼ってきた部分を、いかに払拭できるか。それがこれからの彼女たちの課題かな、と思ったりする私であった。


 ところで、最終日の上がり3ホールで3連続を含む6バーディ(1ボギー)でベストスコア67を出した古閑美保は、髪をショートにしてさらに可愛くなっていた。

 いやあ、もう、おぢさん、・・・・みほたんにメロメロです

腹筋 635回(+0)
腕立て伏せ 550回(+30)
スクワット 945回(+50)

  2007/5/29 (602290hit)  最近の練習(その1)


 練習場でできるスウィングがコースでできない。これはアベレージゴルファーに共通のそして最大の悩みだと思うが、私もご多分に漏れずコースへ出るとリキみまくりの腕力ショット全開

 よく、「コースでは練習場のつもりで打て。練習場ではコースのつもりで打て」と言われるが、判っちゃいるけどやめられない、あそれすい〜すい〜すい〜だらだったすらすらすいすいすい〜というのが私なのである。

 これではいかんと思い、この件について学術的帰納法的かつ虚仮威し的に考えてみた。


 命題:

  何故コースで必要以上にリキむのかオレ?

 原因:

  
1,大きな筋肉(腹筋や背筋、腰回り)の回転力で打つとうまく当たらないような
    
気がして、つい器用な腕で力任せに打ちにいってしまう

  
2,飛ばしたいという欲を捨てきれない

  
3,普通に打ったのではショートして届かない気がする(今まで散々ミスショット
    してきて、散々届かなかったという記憶がそうさせる)

  
4,本能

 対策:

  
1,練習で大きな筋肉を意識してスウィングする

  
2,悟りを開く(あるいは、クラブ選択を工夫する)

  
3,悟りを開く(あるいは、グリーンに乗せようとしない

  
4,悟りを開く(無の境地でスウィングする)



 というわけで、悟りを開く事が最も重要だという結論に落ち着いたわけだが、それでは100年経っても100億年経ってもうまく打てないので、別の方法を考える事にした。


 例えば1,の大きな筋肉を意識してスウィングする、というのは、練習場でやみくもにフルショットやナイスショットを追求して数を打ってもできるようにはならない。ではどうするか?大きな筋肉を意識したスウィングで球を打つのだ・・・って、当たり前だろ!と言うツッコミはちょっと待った。

 練習場で球を打っている10人に9人は、ただやみくもに球を打ち、ナイスショットを追求しているだけ、のように感じる。かくいう私もつい最近までそんな一人だった。しかし、練習場はナイスショットを打つための場所ではなく、ナイスショットが出る動きを体に刻みつける場所なのだという事が、最近やっと判ったのだ。

 つまり練習場は、ショートスウィングをするとか、1球1球フェースローテーションをチェックしながら打つとか、自分が苦手な部分を確認、訓練するための特別なドリルをこなす場所であり、だからそのドリルをしている時、飛んでいく球は単なる結果であり、確認のための目安であり、だから極端な話、その課題がきちんとできていさえすれば、飛んでいく球はどうでもいいのだ

 まあ、課題がきちんとできれば球は思い通りに飛んでいくはずだが、例えばクラブをインサイドから入れてフックを打つ課題をしているなら、球がフック回転で飛んでいけばトップしようがダフろうが良いという事だ。

 さて、と言うわけで、私が大きな筋肉を意識したスウィング作りのためにしているドリルは、ウェッジの30ヤードと60ヤードドリル。30ヤードつまりハーフショット以下でウェッジショットをし、その際、下半身の切り返しパワーだけでスウィングをする。腕や手首には力を入れない、いや存在すらすっかり忘れる。30ヤードがうまく打てるようになったら、クォーターショットで60ヤードを狙う。もちろん同じ打ち方で。

 ウェッジはヘッドが効いているので腰のキレで打てた時にヘッドの重みを感じやすく、一番ボディーターンスウィングを意識しやすいのだ。それに、アプローチの練習にもなるしね。

 そうやってそれぞれ30球ほど打つと、何となく腰のキレで打つイメージが掴めてくる(すぐ忘れるけど)。これを何年も続けると、いつかはフルショットでも腰のキレを意識したショットができるようになると信じて。そう、これは明日のためのその1なのだよジョー。


 実はこれ、1年ほど前から続けているのだが(日記を読み返せばきっと同じような記述が出てくる)、もう一つ、コースでリキまないとっておきの練習方法を私は開発した!そして2回ばかりやってみたが、なかなかいい感じなのでここに書き記しておこうと思う。

 このドリルは、コースで力まない、ミスショットが出にくくなる、ショットのレパートリーが広がる、飛ばしたいという欲を払拭しやすい、大きな筋肉を使う、気分がいい・・・と数えればきりがないぐらいメリットが大きい練習方法なのだ・・・少なくとも私にとっては。

 もちろん特別な準備も器具も要らない。すぐ明日からでもできる方法だ。あでも、ひょっとしたら知ってる人は当たり前のようにしているかもしれないけど・・・

 その方法は、・・・ごめんなさい、明日という事で平にご容赦<m(__)m>

腹筋 660回(+25)
腕立て伏せ 550回(+0)
スクワット 970回(+25)

  2007/5/30 (602694hit)  最近の練習(その2)


 きっかけは、コース上でクラブ選択に悩んだ事だった。

 2打目でちょうど番手間の距離が残った時や、あと5ヤード飛距離が欲しい時、きちんと打てるかどうかは別として(いや、ミスする方が多いんでそんな事を考えるのはおこがましいと思うけど)、私の選択枝は「小さめの番手でフルショット」だった。

 つまり、大きめの番手でクォーターショットをしたり、クラブを短く持って打つ方がミスしやすいと考えていたのだ。いや実際、そういうショットで上手くいった試しがなかった。コツも分からないし、練習もしてないし(いや、練習しててもミスしてたと思うけど)。

 しかし、いつもフルショットの成果はそれなりにはあったと思う。スウィングもごるふもシンプルになるし、飛距離も計算できるし、番手選びも簡単だし。しかし・・・リキむんだよね。フルショットは(いや、それはお前が単にヘタなだけだと思うけど)。

 特に、最初に書いたシチュエーションのように、あと5ヤード飛距離が欲しい時など、どうしても110%の力で打つようになってしまう。それがその後のショットに微妙に影響し、以後すべて力みがちのショットになったりするし、また110%が成功すれば120%で打ちたくなる(いや、それは単なるアホだと思うけど)。

 その結果が、全ショットでリキみまくりの腕力ショットにつながったのは否定できない。そこでだ。半年ほど前から、番手を1つあげたクォーターショットで打つ事を始めてみたのだ。

 もう一つのきっかけは、「中高年のための ゴルフ 心と技を教えます」(これ、何度も書いているけど色々なレベルのごるふぁーにチョーお勧めです)で、高橋勝成プロに教えてもらった「飛距離を10ヤード落とす方法」が非常に論理的で、しかも簡単に飛距離を落とせる事が判ったからだ。

 その方法とは、

 1,グリップを1インチほど短く持つ
 2,アドレスで足の開きを肩幅よりやや狭い程度まで縮める
 3,スウィングはフルショットとまったく同じ


 と、とってもシンプル。しかしやってみれば判るが、1インチ短く持つだけで相当短く感じるし、足の開きを小さくする事とあいまってスウィングが自然に小さくなる(これをクォーターショットというのは厳密にはおかしいが、便宜上そう呼ばせて頂く)。よって、そのポスチャーでほんの少し軽めにスウィングすれば、きっちり0.5番手〜1番手飛距離が短くなるのだ。

 このスウィングは練習場で慣れる必要があるが、慣れてしまえばフルショットよりずっと簡単で、方向性も飛距離もフルショットより優れている事が判る。

 そして、ここからが最も重要な点だが、大きな番手を持っているという安心感、軽く打ってもきっちり飛ぶという経験、クォーターショットにする事で安定するスウィングプレーンなどがあいまって、コースでも力まず大きな筋肉で(つまりボディターンで)スウィングする事が可能になるのだ!

 ただし、私の調べでは、この方法で打てるのはせいぜい7アイアンまで。ミドルアイアンになると、とたんに難しくなるんだよね。

 というわけで、明日のホームコースのラウンドでは、7アイアン以下のショットは全てこの打ち方でいってみようと思う。乞ご期待!(いや、誰も期待なんかしてないと思うけど)。

腹筋 685回(+25)
腕立て伏せ 550回(+0)
スクワット 1000回達成(+30)

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