2007年6月16日〜30日
1月前半 | 1月後半 |
2月前半 | 2月後半 |
3月前半 | 3月後半 |
4月前半 | 4月後半 |
5月前半 | 5月後半 |
6月前半 | 6月後半 |
2007/6/16 (608901hit) USオープン in オークモントCC
メジャートーナメント第二戦、USオープンが開催されている。 ごるふが好きな人にとっては「メジャー」と呼ばれる大会が4つあるのは常識中の常識と思うが、それぞれのトーナメントが何年ぐらい歴史があってどこが主宰してどういう性格のトーナメントかを正確に把握している人は少ないのではないだろうか。もちろん私もその一人である。 というわけで、調べてみました。あくまで自分のために、だけど(昔一度調べたような気が・・・)
さて、というわけでタフなセッティングで有名なUSオープンである。距離はあくまでも長く、フェアウェイは限りなく狭く、ラフはどこまでも深い(3段階の深さがあり、一番深いサードカットはもはやゴルフ場と言うより河原の枯れススキ)。 さらにグリーンはオーガスタ以上の速さ、とてつもないアンジュレーション、フットサルができそうなくらいの広さを持ち、50cmのパットが名手達の胃に穴を空ける。つまりそれくらい神経を使うという意味ですが分かりにくいですかそうですか。 こういうコースを見ていると、ティショットは飛距離より正確さ、グリーンは確実にセンターを狙って2パット・・・というごるふの常識(あくまで我々のレベルのね)が一切通用しない事に気づく。 コースレート77.5、スロープレート147という全米オープン史上最も難しいセッティングは、ドライバーでのフェアウェイキープ、ロングアイアンでのピンポイントショット、グリーン周りからのイマジネーション溢れるアプローチ、トリプルブレークを読む眼を要求する。 と教科書的な事を書いても面白くも何ともないが、超一流プロが放つアプローチがピンからするすると離れていったり、ピンそばに落ちたボールがグリーンをこぼれ落ちたり、3mのパットがカップをかすめもしないと言うのは見ている方にとってはある意味痛快だがやっている方はもうヘトヘトのボロボロだろう。タフでなければ勝てない。 で、2日目を終わった結果は・・・・(録画を楽しみにしている方はスルーでお願いします) ミケルソンが1打及ばず予選落ち(羽川プロは「痛めた手首をかばっているような打ち方をしている」と言っていた)。グーセン、ハリントンというビッグネームも予選落ち。ガルシアもラブ三世も予選落ち。さらに日本人は片山(ピンクのテンガロンハットって・・・シュールレアリズムか?!)を除く4人が予選落ち。今田竜二は惜しかった。 で、上の方はカブレラを除き、活きの良い若い衆が揃っている。しかしこのまま突っ走る可能性は低いのではないかと。3日目、4日目には脳が疲れてトコロテン状態になるはずだから、ちょっと崩れ出すと若い衆では対応できないのではないかと思うんだよね。若さだけで勝てるほどUSオープンは甘くない。 となるとカブレラ?いやいや、37歳ではあと2日は厳しいかも。35歳のニコラス・ファスは?よく知らないので分からん。ジャスティン・ローズは?まだ早い。ポール・ケーシーは?米国ツアー0勝だしなあ。D.トムズは?40歳で息切れが心配。フューリックやディフェンディングチャンピオンのオギルビーが来そうな気もするけど。 さて、首位と5打差に踏みとどまったタイガーだが、とにかくドライバーが悪すぎるね。半分以上のホールでフェアウェイをキープできず(それで4つしか落としていないというのは彼ならではだけど)だし、それではアンダーパーは出せまい。 明日、首位と2打差ぐらいまで詰められたら逆転優勝の目はあるだろうけど、とにかくカギはドライバーショットだと思うんだけどな。フェアウェイキープ率がそのまま成績に繋がりそうだ。 とまあ根拠のない戯れ言をウダウダと書いておりますが。今日も夜の11時から3日目を楽しもうっと。 ビリー 基本プログラム25分まで |
2007/6/17 (609133hit) 衛星写真で見るオークモントCCと3日目の結果
しかしまあ、何というバンカーの多さ! 200個以上って・・・・ちなみに場所は「40°31'43.18"N 79°49'32.76"W」 1・・・クラブハウス 下に見えるのは練習グリーンを兼ねた9番ホールのグリーン。奥行きが約60m、幅は広いところで40m。っていうか、これだけ広い敷地で何故練習グリーンを作らない? 2・・・教会の椅子(Church Pews) この写真が撮られた頃は工事中。ある意味貴重な写真? 3・・・288ヤードのパー3(8番ホール) アマチュアだったら、3どころか4で上がるのも難しそうである。 4・・・667ヤードのパー5(12番ホール) ティグラウンドから230ヤード打たないとフェアウェイに届かない! 世界一タフなコース、パインヴァレーも裸足で逃げ出すこの難易度、3日目を終わってトップが2オーバーなんだからやはり尋常じゃない。 この日アンダーパーでラウンドしたのはたったの2人。パープレーを入れても6人。散水してグリーンが止まりやすくなったにも関らずこの数字だ。最終日もおそらく散水されるだろうから、優勝スコアはやはりイーブンパーかワンオーバーあたりか。 (この後、結果に触れます) いやあ、やってきましたタイガー君(2打差2位)。録画を見てないからコメントしようがないけど、ドライバーの調子が戻ってきたみたい。あとはパット次第かと。
優勝者はこの中から出るだろうけど、一番安定してるのが首位のバデリー。ただ昨日も書いたけど、経験不足とプレッシャー(タイガーと一緒の最終組)に勝てるかどうか。ポール・ケーシーの2日目66という爆発力も脅威だ。 S.ストリッカー、S.アップルビーは3日間で調子を上げてきているだけに大穴かも。D.トムズもしぶといしね。 と言うわけで 本命:タイガー(1.8倍) 対抗:ローズ(3倍)、トムズ(4.5倍) 穴:ケーシー(8倍)、フューリック(9倍) 大穴:アップルビー(15倍) と見た(勝手に見とけ)。 ビリー 基本プログラム25分まで |
2007/6/18 (609338hit) パッティングのヒント
今日は一刻も早く全米オープンの結果を書きたいのだが、実は寝坊をしてしまってまだ放送も録画を見ていないのだ。だから結果も知らない。今日の午後、結果を知らないまま録画を見て、また明日稚拙な感想を書かせて頂こうかと。 だから誰が勝ったか言わないでね、皆様。お願い。 さて、先日のラウンドでは3パットが4つ、合計でも38パットとあまりにトホホな結果だったため、ラウンド後に練習グリーンで1時間弱練習したのだが、その時に自分なりのヒントを掴んだ(ような気になっているが多分誤解だろう)ので一応書き記しておこうと思う。 それは、しばらく練習して普通のパットに飽きた頃のこと。ちょっとした出来心・・じゃなくって遊び心で、クロスハンドグリップを試してみた。 すると、ボール転がりは非常によいのだが、フィーリングが悪い。いや、正直に書くと違和感がありすぎて気持ち悪い事この上ないのだ。それにテークバックをまっすぐ引けないし。こりゃあかんわ、と思い直し、再び普通のグリップに戻した。 そして普通にパットすると・・・普通のグリップなのに何故か転がりがいい。1打っても1.1転がっていく感じ。不思議だ何故だどうしてだ? わたしはもう一度クロスハンドに戻したり、普通のグリップに戻したりを繰り返してその理由を探った。その結果、普通のグリップとクロスハンドグリップとの違いを発見し、その違いがボールの転がりに良い影響を与えている事に気づいたのだ! ただし、この違いは私が感じた違いであって、世間一般で言われる常識とはちょっとずれているかもしれず、それどころか非常識かもしれず、あくまで私個人のイメージというかフィーリングですので「それって逆ジャンおかしいジャン変ジャン馬鹿ジャン」などと蔑まないで下さい。 その違いは、パッティングストロークの時に主導になる利き手の違いだ。 私は基本的に振り子式のパッティングをするので、実際の推進力は肩の動きと重力がメインなのだが、フィーリングとして私はバックスウィングを左の手のひらで上げ、フォロースルーは右の手のひらで動かすようなイメージを持っていた。つまり右手の動きで打つ打ち方だ。別の言い方をすると、右手で(左側に)押してパットをするイメージ。 しかし、クロスハンドの場合はこれが逆になり、球を打つのは左手主導になっていたのだ。そう、左手で(左へ)引っ張るイメージ。 そして、これを普通のグリップでイメージしてみると、転がりが良くしかも違和感のないパッティングができたのだよ皆の衆(って村田英雄かお前は)。 でもあくまでイメージだからね。実際に左手に過度な力が入ると引っかけたりするからね。というわけで、 パットは右手で押すのではなく、左手で引っ張る。 お試しあれ(って坂田信弘かお前は)。 ビリー 基本プログラム25分まで |
2007/6/19 (609753hit) USオープン終了
ごるふというゲームの通奏低音が「忍耐」だとしたら、今回のUSオープンに参加したプレイヤーたちは、その強いられる忍耐力の大きさに負けないよう、相当大きな音で主旋律を奏でる必要があったろう。 そう、フェアウェイをキープする正確性や、数少ないチャンスホールで最高のショットを打つタフさ、そしてイマジネーション溢れるパッティングだけではなく、ラフの草をなぎ払い、グリーンまで届かせるパワーが要求されたのだ。 アルゼンチンの怪力男、アンヘル・カブレラが107人目としてその名をトロフィーに刻む事ができたのは、そのパワーを上手くドライブできた事が大きな要因になっていたと思われる。 ・・・なんてスカした解説はそのぐらいにして、いやあ、面白かった。色々な意味で。 50cmのパットを外しまくり、1mのパットが直前でカップを避け、2mのパットはカップをかすりもせず、長いパットはあさっての方向へ転がっていく。最初は面白がって見ていた私であったが、だんだん胃が痛くなってきた。見ているだけでそうなんだから、やっている方のストレスは相当だっただろう。胃薬飲みながらプレーしてたのかしらん。 で、今回も圧倒的本命だったタイガー君。3日目で帳尻を合わせてきてさすがと思わせたが、最終日はらしくないミスが続き、パーパットは入るがバーディパットが入らず、たった1打が遠かった。 しかし3番ホールでしでかしたアプローチの2連続ミスだが、地上波ではダイジェストでしか放送せず、まったくの興醒め。放送が始まっていきなり「タイガーは3番でダブルボギーがありました」って・・・視聴者を馬鹿にしてるのかテレ朝?これからはやっぱり衛星放送を見ようっと。 そして、カブレラ君(7歳も年下なのに、そう思えない)・・・ごめんなさい。あなたのパワーを見くびってました私。ホントに優勝できて良かったと思いますハイ。タイガー君はこれからいくらでもチャンスがあるし、あれだけミスしてメジャーに勝つなんてごるふの神様が許さないだろうし、心から祝福したいと思いますハイ。 と言うわけで、 本命:タイガー(1.8倍) 対抗:ローズ(3倍)、トムズ(4.5倍) 穴:ケーシー(8倍)、フューリック(9倍) 大穴:アップルビー(15倍) と見た私は、フューリックがかすっただけで大外れ。これからは口からでまかせの予想はしないようにしますハイ。 ビリー 基本プログラム25分まで |
2007/6/20 (610182hit) チーピン撲滅・その3
(今日の日記は、デジャ・ビュが頻発する可能性があります。お気をつけ下さい) 私のティショット及びフェアウェイウッドのトホホぶりはすでに何度も書いてご承知だと思うが、先週のラウンド中、ふと良いショットがでるイメージが湧いた。そしてそれが、あの憎きチーピンを撲滅するヒントになりそうな予感がするのだ!(←もはや全員無視) そのイメージとは、「打つのではなく、運ぶ」。そう、どうやら私はウッドを持つと叩きにいく傾向があり、それがリキみにつながっていたのではないかと。 腕力を使って叩きに行くとどうしても下半身の切れや体の回転が鈍くなったり止まったりする。そいつがフェースをクローズにさせる原因の1つになっていたのではないかと思うんだよね。 で、その運ぶイメージを出すためには、自分がアニカ・ソレンスタムになったようなつもりでスウィングするのが一番よろしい(って、それ書くの何回目だよおい)。 アニカになってフィニッシュまでよどみなく、一定のスピードで(これがポイント。あくまでイメージだけどね)振り抜く。そこには「球を叩く」とか「打つ」とか「張り倒す」とか「しばく」という概念がなく、よってリキみようがない(って、実際にはなかなか難しいんだけどね)。 このイメージによって激変したのがフェアウェイウッド。アイアンは多少リキんでもそれなりに打てたりするけど、フェアウェイウッドはリキんだらダフるかトップするかだもんね・・・あっ、だから高齢者はフェアウェイウッドが上手いのか!(←根拠なし。っていうか失礼だろおい) そしてもう一つ、ウッドで良いイメージがでたチェックポイント。それは、 アドレスで右肘を体に近づける である。 普通にグリップすると、右利きの場合、必ず右の手先が斜め前方下方向に位置する。つまり右手が左手より体から離れる。これにつられて前腕部も肘も右の方が体から離れるのだが、これは意識して矯正しなければいけない。なぜなら、このままアドレスするとどうしても右肩が開いてしまうからだ。 最初に先生に教わった時、右肘と左肘を結んだ線を飛球線とスクウェアにする、つまり右肘を軽く体に引きつける必要があるという事を教わった。それをすっかり忘れていたのだ。 で、右肘を軽く体に引きつけてアドレスしてみると、引っかけたりチーピンが出たりするイメージが落ち着くのだよ不思議な事に。そして実際、球は右へ飛んでいく。肩(=上半身)のラインをスクウェアにする事の重要性を改めて感じた私であった。 そしてさらに気づいたのだが、右肘が浮いたアドレスって・・・・カッコワルイ!そして、右肘を軽く引いたアドレスは・・・何となくカッコイイ。 というわけで、今日のおさらい。 ★ウッドはアニカのイメージで ★特にフェアウェイウッドはアニカになりきって ★右肘を体に近づけてアドレス アニカと右肘。お試しあれ(ってまた坂田信弘かよ)。 ビリー 基本プログラム25分まで(+0分) |
2007/6/22 (610902hit) ザ・サイプレス(その1)
昨日はO谷さんとK田さんにお誘い頂き、兵庫県のザ・サイプレスへ行ってきたのである!じゃーん! サイプレスは先日ご紹介したベスト100コースの85位にランクされる名コース。その名の通り樹齢80年を超える檜(ひのき)や楡(にれ)に囲まれた林間コースである。 サイプレスの印象は、一言でいえば・・・・ゴージャス。いやあ、噂に違わぬ美しさと豪華さであった。 とにかくエントランスロードからして、そんじょそこらのコースとは違う。道路の幅は1.5倍はあり、左右の林はよく整備されて美しく、まるで北欧の林の中を走っているような錯覚に陥った(って、行った事無いけど)。 その美しい林を抜けると、スペインから取り寄せたという煉瓦造りの、リゾートホテルと見間違いそうなクラブハウスに。いやあ、ゴージャス。 プロショップ前でクラブを降ろし、駐車場へ。駐車場はハマーを2台並んで停めても余裕があるぐらいゆったり。地面はアスファルトなんて野暮な作りではなく石畳。とってもゴージャス。 クラブハウスへ入り、フロントへ。ここもリゾートホテルと見間違わんばかりのシックさ。そして一流商社の受付嬢クラスの美人(判りにくい例えだ)が2人お出迎え。座ってチェックイン。筆記用具は万年筆。ゴージャス。 ゴージャスな廊下を通り、ゴージャスなロッカーで着替えを済ませ、まずはプロショップへ。お約束のクリップマーカーとネーム入りのボールを買う。そして練習場へ行ったのだが、そこではさらなる驚きが待っていた。 そこにはプロのトーナメントと同じ設備、即ち各打席にボール(もちろん本球)がピラミッド型に積み上げられていて、ベント芝の上から直接打てる練習場が!球は当然無料で打ち放題。それを見て、この近くへ引っ越そうかと一瞬本気で思った私であった。 幅120ヤード、奥行き280ヤードの練習場で100球ほど打つ。うーん、気持ちよすぎるぜ。ラウンドせず、練習するためにコースを訪れるメンバーもいるとの事だが、納得である。私なら毎日通って球を打つだろう(ただし年会費が18万円なので、毎日50球打たないと元は取れません)。ちなみに現在の正会員数は450名程度、会員権制度でなく株主会員制だそうである。 その後、アプローチ練習場へ。1番ホールのティグラウンドに切られたピンに打っていく、やや狭いチッピングエリアだけど、この日は10組程度しかプレーしていなかったようで貸し切り状態。芝の上から思う存分練習する(実はこの日、シャグバッグとボールをわざわざ持っていたのだ←バカ)。ああ幸せ。 さて、コースの方だが、これがまあ、まるで絵のような美しさ。広めのフェアウェイには絨毯のようにふかふかの芝が生え揃い、雑草一本が生えていない。お前はオーガスタか?と思うぐらい整備されている。少なくとも、私が行った事のあるコースの中ではナンバーワンの美しさだ。お金掛けてそう。さすが年会費18万円。 各ホールは絶妙な間隔で立っている美しい木々でセパレートされ、そこへ打ちこんでしまうとほぼ真横へ出すしかない。OBがほとんどないので、曲げれば曲げるほど脱出のペナルティは大きくなるという公平さ。もちろん前進4打などという野暮なモノは皆無だ。 さらに、18ホール中11ホールで池かクリークが絡んでおり、適度なプレッシャーを与えてくれる。特にインコースではフェアウェイをクリークが横切るホールが3つもあり、頭脳的な戦略が要求される。 ・・・っていうか、そんなに綺麗ならなぜ写真を載せない!とお思いの読者がこのあたりでぼちぼち過半数を超えたと推測するが、実は、あの、デジカメがまた電池切れで・・・ごめんなさい!ホントにごめんなさい。犬でも1回懲りたら次は気をつけるのに・・・俺のバカ。 グリーン周り。バンカーは少なく、あっても1〜2個というレイアウトがほとんど。実際、私はグラスバンカーに1回入れただけだった。じゃあ簡単なのかと言われたら、それがあなた、とんでもない。 グリーンは概して大きいが、奥行きが50ヤード近くあったり、逆に幅44ヤードで奥行き12ヤードなんていうグリーンがあったりして一筋縄ではいかない。砲台グリーンも多いし、芝目の関係でスピンの効いた球でなければ停まりにくい所がいくつもある。 これはつまり簡単にはパーオンできないということであり、さらにティショットを曲げて2打目が林から出すだけになったら、高い確率で4オン2パットのダボになるという事だ。 いや、ダボで済めばまだマシな方。グリーンがまた難しい。傾斜と目が複雑に入り組んでいて、見た目(第一印象)とブレイクが一致しないのだ。まっすぐ行くかと思えば曲がる。曲がると思えばまっすぐ抜ける。キャディさんがいなければお手上げだったろう。 この日の速さはスティンプメーターで9.2という表示だったが、これは下りのパットでブレイクと強さの両方を合わせないと入らない速さだと思う。逆に上りは勇気が試される。 難しいのは目だけじゃない。アンジュレーションと傾斜も半端じゃない。殆どのホールが2段か3段グリーンでうねっていて、フラットなライがほとんどないんだもん。このグリーンだったら何百回とラウンドしても飽きないだろう。 と言うわけで夢のような1日だったのだが、今振り返ってみると(写真を撮らなかったせいもあるだろうけど)一番印象に残っているのは練習場で、1つ1つのホールを鮮明に思い出せないんだよね、綺麗すぎて。林間コースだし、全体的にフラットだし、ティグラウンドからの景色が似ているせいだろうけど。 このあたりが、やはり小野や茨木や鳴尾などの「名門コース」と「名コース」の差かなとちょっと思ったのであった(っていうか、自分の記憶力の無さを別の話にすり替えてはいけません)。 でも、もし機会があれば訪れる価値は十分にあり!同じ兵庫県にある、バカ高いABCゴルフ倶楽部の半額でラウンドできるんだもん。 ラウンド結果はまた明日。 ビリー 基本プログラム38分まで(+13分) |
2007/6/23 (611304hit) ザ・サイプレス(その2)
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | in | total |
par | 4 | 5 | 3 | 4 | 4 | 5 | 3 | 4 | 4 | 36 | 5 | 4 | 3 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 36 | 72 |
score | 5 | 7 | 4 | 4 | 7 | 6 | 3 | 5 | 4 | 45 | 6 | 5 | 3 | 4 | 6 | 3 | 4 | 3 | 7 | 41 | 86 |
△ | ■ | △ | − | +3 | △ | − | △ | − | △ | △ | − | − | ■ | ○ | − | − | ■ | ||||
put | 2 | 2 | 2 | 1 | 3 | 1 | 2 | 2 | 2 | 17 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 17 | 34 |
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | *5 | ||||||||||||||||
*1・・・本文参照。トホホ度5 *2・・・本文参照。トホホ度5 *3・・・本文参照。トホホ度4 *4・・・ちょっとダフった2打目が80cmに付くラッキーバーディ。ウホホ度2 *5・・・終盤大叩きの法則:本文参照。トホホ度3 ウホホ16p(2p+パー1.5pX8+寄せワン1px2)VSトホホ17pでトホホの勝ち。(ウホホ15勝12敗)。 |
項目 | 今回 | 推移 | 今年 | |
アベレージスコア Scoring average |
1バーディ 6ボギー 3ダボ 1トリプル |
86 (+14.0) |
↓ | 83.2 |
平均パット数 Putting average |
1.889 (34) |
↑ | 1.895 (34.11) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
5.56 (1/18) |
↑ | 5.16 (0.9/18) |
|
パーブレーク率(%) Par braking average |
44.4 (8/18) |
↓ | 53.5 (9.6/18) |
|
ボギーキープ率(%) Bogey keeping average |
77.8 (14/18) |
↓ | 82.1 (14.8/18) |
|
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
38.9 (7/18) |
↓ | 44.0 (7.9/18) |
|
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
72.2 (13/18) |
↓ | 84.7 (15.2) |
|
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
78.6 (11/14) | ↑ | 65.3 (9.1/14) |
|
ドライバー(ティショット)平均飛距離(yard) Driving Distance |
216.4 | ↓ | 222.3 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
28.6 (2/7) | ↓ | 36.6 | |
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%) Driver-shot achievement Pct. |
64.3 | ↓ | 71.7 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
50.0 | ↓ | 58.1 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
50.0 | ↓ | 63.5 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
66.7 | ↑ | 65.5 |
ドライバーに不安を抱えたまま、そして(寝違えたため)1週間練習できないままティオフ。事前の練習場での球打ちではアイアンはそこそこ当たるモノの、やはりウッドはフック気味。アニカのイメージで対応できるだろうか。 この日はヘタレの私がいたので、白ティ(サイプレスティ)を選択。6190ヤードのパー72と距離は短めだが油断できない。 1番、フックというか軽いチーピンでフェアウェイ左。2打目は打ち上げ+砲台グリーン+アゲンストで2番手上げたがダフって届かず。3打目、アプローチがトップして奥のエッジへ(トホホ)。そこから2パットでボギー。まあまあの出だしだ。 しかし2番、450ヤードしかないパー5で最初のスカタン。ティショットは低空飛行のフックで220ヤード。2打目、7Wを持つがダフって160ヤードしか飛ばず。3打目、80ヤードのウェッジショットでまたトップ。砲台グリーンに対して球を上げようという気持ちが出すぎているようだ。4打目、奥の法面からのアプローチをみたびトップ。何やってんだか。5オン2パットのダボ。 3番でも寄せをミスってボギー、4番でやっと寄せワンのパーが来て5番。347ヤード、グリーン手前にクリークが横たわるHDCP7のホール。やや打ちおろし。 サイプレスのウェブより。以下同じ。 ティショットは7Wでフェアウェイ右という絶好のポジション。ライは良い。残り110ヤード、PSでドンピシャのはずだ。イージーなアプローチショット、のはずが・・・シャ●ク!!球は無常にも林の中へ。3打目で出し、4打目で奥6mに乗せ、そしてこういう時に限って最初のパットが大オーバー。3パットでトリプルボギー・・・・orz その後は何とか4ホールを2オーバーで切り抜けて昼食。途中、前も後ろも全然人がいなくてサクサクと回れたが、結局2時間弱でラウンドした事になる。歩きだけどアップダウンがないので楽だ。 昼食の時間は15分。といっても前も後ろも数えるほどしかいないので適当に休憩して適当に出ればよいようだ(でも、食後のコーヒーを飲んでいたら「そろそろスタートして下さい」って追い立てられた。30分ぐらいしか座ってないのに・・・)。 その昼食だが、メインダイニングは閉まっていて、コーヒーショップで食べる軽めのメニューしかないようだった。今日のメニューは「天津飯(小)」か「冷麺+おにぎりセット」の2つ。どちらも800円。昼間から「●●御膳」を2000円も出して食べさせるエセ名コースより良心的だと言えよう(でも、食後のコーヒー400円はちょっと高いと言えよう)。 さて後半。ティグラウンド左端にティアップし、フェアウェイ右端を狙う事でティショットは7ホール中5ホールでほぼフェアウェイをとらえる。その殆どが低いチーピン系ボール。奇跡の連続だ。 しかし14番では3発のミスが出る。 ティショットは右へまっすぐ抜けて林の中へ→2打目は脱出するだけ→3打目池越えの7アイアンがダフってグリーン手前→4打目1mに寄せる→ボギーパット外す、でトホホなダボ。 15番では2軽くダフった2打目がピン上80cmに付くという超ラッキーなバーディがあり、その勢いで16,17番もパー(両方ともアイアンをミスってるので威張れたモンじゃない)。 そして18番。510ヤードパー5。クリークが横切る、難易度の高い(HDCP6)のホームホール。 ティショットは低いプッシュスライスつまり超スカタンなティショットで右の林へ。2打目は右前方へ出すだけのつもりが、打ちすぎて左ラフまで。3打目、池が斜めに横切っているので距離のジャッジが難しい。グリーンまではまだ220ヤード、しかも目の前には木がそびえ立つ。 ここで7Wを持ち、フックをかけてグリーンオンだぜ〜!!などとは脳が裂けても考えない。それは私が謙虚だからではなく、単にフェアウェイウッドに自信がないからである。クリーク手前にウェッジで刻む。皮肉な事にこのウェッジショットがこの日のベストショットであった。 さて4打目。ピンまで120ヤード。9アイアンのクォーターショットでグリーンオンを狙う。イメージはバッチリ。練習もしている。ただ練習通りに打てばいいのだ・・・・トップして奥のラフへ。この日のワーストショットだった・・・orz 奥からの5打目はエッジまでしか行かず(だってグリーンはとてつもない下り傾斜でその先はバンカーなんだもん)、2パットのダボ。でもまあ、2発もスカタンなミスをしたんだから仕方ない。 というわけで上がってみれば前半45、後半41の86。初めての、グリーンの難易度が高いコースにしてはまずまずと言えるだろう。いや上出来だって。そして、サイプレスをラウンドし終わった感想は 「ゴージャスなだけでなく、背骨がビシッとした名コース」 かなと。挑戦意欲をかき立ててくれる、2度3度とチャレンジしたくなるコースだった。秋の紅葉の頃は息をのむほど美しいという事なので、また行きたいなあ。K田さん、O谷さん、ありがとうございました(また誘って下さいね)。 ビリー 基本プログラム38分まで(+0分)・・・今日はお休み |
2007/6/24 (611581hit) イメージを研ぎ澄ませるラウンド
というわけでサイプレスのグリーン周りは一筋縄ではいかず、フツーのコースなら悪くても3オン2パットのボギーで済むところがすぐに4オン2パットや3オン3パットのダボになってしまったのであった(いや、単にお前がヘタなだけだって)。 例えばグリーン面がまったく見えない砲台グリーンへのアプローチや、左足下がりの深いラフから下り傾斜順目に向かってチップショット、ラフでワンクッションさせて惰性で転がすチップショットなど、サイプレスのセッティングは高度で想像力あふれるアプローチを何度も要求した(それと、ショートアイアンの正確性もね)。 しかし要求されてもできないものはできないわけで、技術の方は練習場で数を打てば磨けるかもしれないが、想像力はもう、実戦を積み重ねる事でしか手に入れる事はできないのだ。 もちろん、ただやみくもにラウンドしスコアを追い求めているだけではアプローチの創造性や経験値が上がる事はない。だったらどうすればいいか。練習ラウンドで、色々な状況を想定しながら色々な球を打つのである。 例えば、花道から50ヤード。普通にピッチショットで打つのではなく、9アイアンやPWのランニングで攻めてみる。フェアウェイを転がしてぴったりグリーンに止めるにはどれくらいの力加減で打てばいいのかという経験値は、実際にやってみないと手に入れる事ができない。 例えば15ヤード、グリーンに入ってすぐピンが切られている状況で、ラフやエッジにワンクッションさせて寄せてみる。この程度のラフならどれくらいの高さの球でどれくらいの強さならうまく球の勢いが死んでピンに寄るのか、カラーのワンクッションならどうか、逆目のライならどうか。 例えば、ロブショットに挑戦してみる。私のレベルではロブショットなど必要ないしリスクが高すぎるが、もし条件が揃っているなら練習のつもりでやればいいのだ。成功しても失敗しても、それが経験値となる。 例えば、クラブ選択を距離の数字ではなく、見た目の距離感でしてみる。数字でクラブを選ぶのではなく、景色でクラブを選択することで、自分の距離感のズレやクセを把握する事ができるかもしれない。 例えば、あえてベストルートを狙わず、ボギールートからパーを取るチャレンジをしてみる。また逆に、イチかバチかのバーディールートを選択してみる。その結果、めったに入れないバンカー(それまで避けてきたんだから難しいはずだ)からショットする羽目に陥り、ダボを叩いても、その分経験値はアップする。 こうやって、普段やらないような想像力を駆使するラウンドを繰り返す事で、イメージを研ぎ澄ませる事ができるようになる。そうすれば、応用力が効くようになり、初めてのコースや難しい状況にも対応できるようになるのではないかとふと思った今日この頃なので、今度のラウンドではいつもと違った攻め方で18ホールを回ってみようかなと。 ・・・なんて考えたが、フツーのアプローチすらできない私がそんな事を考えるのは100年早いですか?ですね。 ビリー 基本プログラム38分まで(+0分)・・・今晩する予定なので |
藤田幸希は不思議な巡り合わせを持つプロだ。 ちょうど1年前、同じコース、同じトーナメントで劇的なツアー初勝利を手にした彼女は、今年も最終日を首位で迎えていた。 そして、まったく同じ状況で2連覇を達成する。即ち、一度は逆転され、1打差の2位で難しい最終ホールを迎え、そこでバーディをもぎ取りプレーオフへ。さらにプレーオフ1ホール目で勝利。 フィクションでこんなシナリオを書いたら、「バカじゃないのそんなこと起こるはずないじゃん安易じゃん安物じゃんっていうかありえねー」と言われるだろう。それが現実で起こるんだから、いやあ人生はドラマティックだ。 去年は古閑美保との一騎打ちだったが、今年は飛ぶ鳥を落とす上田桃子とのマッチレース。上田はその勢いそのままに、3連続を含む4バーディで追いつき追い越したが、18番ホールだけは藤田の味方だった。あの内容で負けたのは自分のせいじゃなく、藤田にツキがあったせいだろう。 で、その上田だが、藤田の優勝が決まり、18番グリーンで握手をした際、藤田の顔も見ず歩きながら握手をしてすぐに離れてしまった。その印象は無愛想を通り越して失礼千万。 負けてはらわたが煮えくりかえるほどクヤシイのは判るが、自分の不甲斐なさにムカツク前に、相手の健闘を称え祝福するのがプロなんじゃないの?ガキじゃないんだから、せめて「おめでとう」と笑顔で握手ぐらいすべきだろう。 自分の一挙手一投足が多くの人に(彼女を目標にするジュニアにも!)見られている、全国に放送されているということをもっと自覚すべき。それがプロフェッショナル・ゴルファーだろうが。見ていて非常に不愉快だった。 あと、不愉快までいかないまでも、疑問符がいくつも浮かんだのが小林浩美プロの解説。パットのラインを説明するのに、「スライスがかかるか、フックがかかるか、あんまり切れないかですね」って、結局どうなん?と思った(いや、非常に微妙なラインでどう切れるか予測がつかない、という意味だとは思うんだけど)。 最終ホールでも、1打差を追いかける藤田と逃げる上田のティショットに対し、「とにかくフェアウェイに置くことが一番大事です」って・・・もう少しひねった言い方があるじゃん?「ラフに入れた段階でボギーの確率は99%」だとか、「距離が長く、2打目で池越えになる(パー4な)ので、理想はフェアウェイ右側、しかも距離も欲しいですね」とか・・・ でも、小林浩美プロは好きだし、生年月日も私と5日しか違わないし、そんな解説も彼女らしくて悪くはないと思うんだけどね。 ビリー 基本プログラム38分まで(+0分)・・・忙しくてできなかった。トホホ |
2007/6/26 (612200hit) K田氏の奇跡再び
もう1回だけサイプレスのラウンド絡みの話を。 先日も書いたが、ご一緒させて頂いたのは大学の先輩O谷さんと、O谷さんの勤務先の社長であるK田さん。K田さんは、記憶力の良い読者の方なら覚えておられるかも知れないがHDCP5の実力者で所属コースのクラブチャンピオンで、とにかく私など足元にも及ばない超一流のアマチュアゴルファーなのである。 以前ご一緒させていただいた2年前にも、私は無理を言ってアイアンのへっぽこショットの矯正方法を教えて頂き、それがまあ目から鱗がレーザービームの如き勢いで何枚も落ちたので、K田さんの仰る事は神の言葉として信じているのである。 そして今回。K田さんは私がへっぽこチーピンしか打てない事をすぐに見抜かれ、それについてのご神託がラウンド後にあった。それは今まで私が想像すらしなかった部分の矯正だった。それは・・・・ 手首のコックが足りない だったのである! そう、私はノーコックに近い打ち方でずっとスウィングしてきたのだが、ここ数年でそれが酷くなり(トップが低くなっていたのはそのせいだったのか?)、その結果ヘッドが全然走っていないそうなのである。で、上半身で打ちにいくため、引っかけるかチーピンしか出ないと。 もっとコックを強め、下半身から時間差を作ってスウィングし、ヘッドを走らせてやる事でチーピンは出なくなると神は仰ったのだ(やっぱり下半身か・・・)。 その後、金曜日・日曜日・火曜日と練習へ行ってきた。すると・・・打てるのだ、フェードボールが!(・・・っていうか、すいませんイイカッコして書きました。「フェードボール」が「打てる」ではなく、「スライスやプッシュ」が「出るようになった」、です。お詫びして訂正させて頂きます) これまではどんなに工夫しても低いフックしか打てなかったんだから大きな進歩だ。まだ確率は低いが、何となく右へ曲がる球のイメージが掴めかけてきた。球が高く上がり、右へ曲がっていく球をどれほど待ち望んだ事か。ああスライスよスライスよ。お前はなんて美しいのだ。 今回は自分で気づいたのではなく、神の言葉である。それ故に、私は慎重になっている。あえて結論はまだ出さない。練習とラウンドを積み重ね、このご神託が私の長年の停滞を吹き飛ばしてくれるのか、検証を続けていきたいと思うムフフ。 ビリー 基本プログラム38分まで(なぜかなかなかできん) |
2007/6/27 (612603hit) グローブを買いました
約5年前から、私はずっとキャロウェイのグローブを使っていた。 こんなの これは手のひら側全面にざらざらした加工がされてあり、グリップ力に優れていたのでずっと愛用していたのだ。その頃は全部キャロウェイのクラブだったしね。 このグローブが製造中止になるとの噂を聞き、5枚ほどまとめて買ったのが3年ぐらい前だろうか。3枚ぐらいをローテーションさせながら使っていたのだが、とうとう全て穴が空いてしまったのであった。でも1枚で半年ぐらい使った計算だから、週1回のラウンド+週1.5回の練習と酷使していた割にはよく持った方だと思う。 というわけで新しいグローブを買わなければいけなくなった。同じキャロウェイはもう契約していない(1本もクラブを使っていないの意)ので却下。とするとウッドで契約している(2本使っているの意)スリクソンか、アイアンの契約をしている(もういいって)ツアーステージか。 でも、しょせんは消耗品。こだわりたいけど高いのはアホらしい(どうせ原価は500円以下だろう)。1000円以下で捜すことに決める(こうやって、まず予算を決める買い方を「大阪人の貧乏買い」という・・・・のはウソ。でも私が大阪人でかつ貧乏症なのはホント)。 合皮の感触は好きではないので、やっぱり皮がイイ。しかも、私の手のひらはサイズこそ23cmだが分厚く、さらに指は人間のモノとは思えないぐらい短く太いので、うまくフィットするかまずは試しに何種類か買う必要がある。ということで、買ったのは次の3つ。 1,最高級エチオピアシープ羊革グローブ(ビッグアップルゴルフ) 2,ベルセイムプレミアム キャデットサイズ SR−2202(キャスコ) 3,ソフトシープ プロフェッショナルモデル PT-300(キャスコ) 1,はいわゆるノーブランドもの(になるのかな?)。734円という値段を考えるとまあ妥当な品質(つまりまあ、定価の3150円で買ってたら後悔してた・・・という感じ)といえる。22cmでぴったりだった。 2,はベルセイムという人口スエードつまり合皮製のモノだが、雨の日用として使ってみようと思ったのと、キャデットサイズ(指が短い人用)というのに惹かれた。定価が2100円で購入価格が787円。 さすがキャデットサイズ。23cmで指先までぴったり。でも、やっぱり合皮は分厚いししなやかさに欠ける。雨の日に使ってみて、またリポートさせて頂こう。 3,は定価3000円のプロモデル。これがほぼ74%オフの790円で買えるのだからお買い得感が高い。で、品物は・・・イイです。気に入りました。22cmとちょっと小さめを買ったのでやや窮屈感はあるモノの、皮がしなやかで弾力性があるので、つけ心地は大変良い。 キャスコのグローブは昔から定評があるが、その期待を裏切らない高品質だ。後は耐久性だが、縫製もしっかりしてるのでまあすぐに破れるなんて事もないだろう。しかし、3000円のプロモデルがこんな感じなら、12600円のロイヤルアームズなんてどんな着け心地なんだろう・・・ 検索してみると、すでにこの製品はカタログ落ちしており、あちこちで「早い者勝ち!」「数量限定」などと銘打って投げ売りをしているので、買うなら今のうちッスよ、ダンナ! かくいう私は、気に入ってさっそく10枚セットを買ったのであった。って、加減を知らんのか俺。 ビリー 基本プログラム38分まで(3日坊主で終わってしまうのか?) |
2007/6/29 (613383hit) アイアン◎、パット×、ティショットorz
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 梅 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 松 | total |
par | 4 | 4 | 3 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 35 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 71 |
score | 3 | 5 | 4 | 5 | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 | 39 | 6 | 4 | 5 | 5 | 4 | 3 | 4 | 6 | 4 | 41 | 80 |
○ | △ | △ | △ | − | − | △ | △ | − | ■ | △ | △ | − | − | − | − | △ | − | ||||
put | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 17 | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 19 | 36 |
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | |||||||||||||||||
*1・・・エッジから6mのパットが偶然入る。ウホホ度2 *2・・・80cmのパーパットを外す。これでこの日のパッティングのイメージが超悪くなったといえよう。トホホ度5 *3・・・ティショットがスカタンな当たりで右へ大きくふけてOB。トホホ度3 *4・・・グリーン上、8mから1.5mショートしてこれも外す。ヘタすぎる。トホホ度3 ウホホ14p(2p+パー1.5pX8+寄せワン1px0)VSトホホ11pでかろうじてウホホの勝ち。(ウホホ16勝13敗)。 |
項目 | 今回 | 推移 | 今年 | |
アベレージスコア Scoring average |
1バーディ 8ボギー 1ダボ |
80 (+9) |
↑ | 83.1 |
平均パット数 Putting average |
2.0 (36) |
↓ | 1.898 (34.17) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
5.56 (1/18) |
↑ | 5.17 (0.9/18) |
|
パーブレーク率(%) Par braking average |
50 (9/18) |
↓ | 53.4 (9.6/18) |
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ボギーキープ率(%) Bogey keeping average |
94.4 (17/18) |
↑ | 82.5 (14.9/18) |
|
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
55.6 (10/18) |
↑ | 44.4 (8.0/18) |
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ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
94.4 (17/18) |
↑ | 84.6 (15.2/18) |
|
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
57.1 (8/14) | ↓ | 65.0 (9.1/14) |
|
ドライバー(ティショット)平均飛距離(yard) Driving Distance |
215.7 | ↓ | 222.1 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
0 (0/7) | ↓ | 35.5 | |
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%) Driver-shot achievement Pct. |
57.7 | ↓ | 71.2 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
37.5 | ↓ | 57.2 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
81.3 | ↑ | 64.1 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
77.8 | ↑ | 65.8 |
ドライバーのトホホが如何ともし難い。 梅1番・・・やや先に当たってプッシュフック 梅4番・・・トップ目のフック 梅9番・・・トップ目のフック 松1番・・・先に当たってプッシュスライス(OB) と、1発もまともに当たらない。あんまり腹が立ったのでOBを打った時点でドライバーを封印することにした。では他のウッドは上手く打てるのかというと・・・ 梅5番・・・7W、てんぷら気味(ティが高かった) 梅6番・・・7W、軽いフックでまずまず 梅8番・・・3W、トップ目の軽いフック 松3番・・・3W、軽いフック 松4番・・・3W、軽いプルフック 松5番・・・3W、プッシュフック 松7番・・・3W、トップ目のフック 松8番・・・3W、ダフってチョロ 松9番・・・3W、トップ目のフック もう、トップ目フックのエレクトリカルパレード(By ディズニーランド)。トップ目フックを打たせれば日本一だろうな俺。チーピンが出ないよう、加減して打ってこれである。加減して打つから打ってて全然気持ちよくない。でも、そんな球でもそこそこ飛んでそこそこの位置へ行くので余計にタチが悪い。 振り抜いてやればもう少し球が上がったり真っ直ぐ飛んだりするのかもしれないのだが、やっぱりチーピンが恐くて思い切って振れない。典型的な悪循環。 それに輪を掛けてトホホだったのがパット。って、まあこちらはちっとも練習してないんだから良いの悪いのという事自体ごう慢極まりないのだが、アプローチはそこそこ良かったのに寄せワンが1つもなかった(トホホ・・・)のはパットのせいである。 パットが悪い時のパターンとして、私の場合、 長いパット(5m以上)・・・届かない 中ぐらいのパット(2〜5m)・・・距離を合わせにいって芝目に負けて入らない 短いパット・・・引っかけたり押し出したりして入らない という、トホホの三重苦に陥ってしまう。これは技術の拙さもあるが打つ前から萎縮してしまっているからであろう。そう、メンタルな問題なのだ。 さらに昨日気づいたのだが、長めのパットをショートした時は「これも入らないかもしれないなあ・・・」と弱気になり、オーバーした時つまり返しのパットが残った時は「よし、これは楽勝で入りそうだぜ!っていうか入れるぜ」と勇気と闘志が湧いてくるのだ。 これなんて、もろに精神的な影響ですな。それにしても何でそんなにメンタル面が弱いのかというと・・・ 今大流行の脳内メーカー 頭の中がこんな感じだからです。しかし酷い中身だな。でも当たっていないと言い切れないところが一番ショックだったりする。 ついでに、本名でもやってみた。 そりゃあダイエットできないわけだ。しかし「食」以外が「愛」と「H」って・・・(当たってるだけに恐い)。 もひとつおまけ。 愛の中心で、国と叫ぶ、みたいな。 ビリー 基本プログラム38分まで(3日坊主で終わりそうだ) |
2007/6/30 (613801hit) アスレチックスウィングのための呪文
このウェブを初めてもうすぐ6年が経とうとしている。その間、ずっと私は「下半身で打つ」だの「腰くいっ」だの「腰の切れ」だの「ボディターン」だのと言い続けてきた。そして、少しは腰のキレで打てるようになったと自負していた。 だがしかし、それは大きな間違いだったのだ(K田さん曰く)。 腰なんか全然切れてなくて、やっぱり腕力で打っていたのだ(K田さん曰く)。 それがはっきり分かった今、私は全てをかなぐり捨て、腰のキレで打てるスウィングを目指すことにした。そう、あの知る人ぞ知る「逆パワーメソッド」でおなじみのビッグマッスルを叩き起こせ!で言うところのアスレチックスウィングである。 下半身で切り返し、クラブの遠心力を最大に利用し、肩と腕は脱力する。この、プロやトップアマなら自然にできている(あるいはジュニアの時代からクラブを振っていれば自然にできるようになる)が、一般のアマチュアそれもHDCP6以上のアマチュアは99.9%できていないと言われる、腕の力に頼らないスウィング。下半身と腹筋と背筋で打つスウィング。放っておいてもヘッドが走りまくるスウィング。それを目指すっ!もう決めた今決めた。 そうと決まれば練習あるのみ。その練習も今までのように中途半端ではダメだ。ボディターンつまり切り返しで上半身と下半身の捻転差を作ることに全神経と全精力と全霊力を注ぎ込み、奇人・・・じゃなくって鬼神の如くボディーターンするのだそれ以外のことは練習ではしない!絶対にしない! しかし実際に練習すると・・・できん!できないんだよみんな!頭でいくら判っていても、腰を先に切ろうと努力しても、つい腕で打っちゃうんだよう。30年積み重ねてきたヘタレスウィングが、アスレチックスウィングを邪魔するんだよう。 アドレスで一度インパクトつまり腰を思い切り開いた姿勢を作り、その姿勢を体にメモリーさせ、そして打つ。トップで一度止め、意識して腰を切ってダウンスウィングを開始する。トップが完了しないうちに腰を切る。トップの肩の角度をキープしたままダウンスウィングする・・・など、色々と試してみるが、どうもしっくりこない。 ハーヴィー・ペニックの奥義、「ダウンスウィングのきっかけはヒールアップした左足を地面に付けると同時に右肘を下に降ろす」もきっと捻転差とボディターンのことを言っていると思うのだが、このイメージはコースで球を打つ時に取っておいた方が良いと思う。 なぜなら、イメージがマイルドすぎるからだ。練習ではもっと極端に、もっと判りやすく、もっと体に叩き込むぐらい派手に大げさにアクションすべきだ。 そう思いつつしつこく球を打っているうちに、下半身を先行させるというより上半身を遅らせるイメージを持った方が、うまくボディターンできる事に気づいた。 そしてさらに試行錯誤を繰り返し、私はついに、ボディターンを簡単に実現するための呪文を発見した。それを唱えてからスウィングすると、不思議な事に見事に下半身が先行し、レイトヒットが実現され、ボディターンでスウィングできるようになるのだ!嘘のようだが眉唾だ!いやホントの可能性もなきにしもあらず! その呪文とは・・・ 「(トップ位置で)上半身置いてきぼり」 これで君も、明日からアスレチックスウィンガーだ!!(ってあの、本人は至って真面目なんですハイ) ビリー 基本プログラム38分まで(終わる可能性大) |