日記197(2010年11月)

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2010/11/1(959526hit) エッジからの短いアプローチ


 薄暮の日曜日はまた雨。なぜ私がラウンドする日に限って雨が。ひょっとして、体質が変わって雨男化してしまったのか?●●くんの雨を呼ぶ体質がウツってしまったのか?ウツだ。

 雨は夕方5時頃から、しかも1mmぐらいというから何の心配もせずにエントリーしたのに、3時にはもう本降り。文句の持って行きどころがないので余計にいイライラするね。

 とはいえ、回りだしたら楽しいのがゴルフ。雨の中薄暮プレーするような好きモノは我々夫婦だけらしく、2人で前も後ろもいない状態でのラウンドとなった。

 相変わらずチーちゃんが出たりアイアンがトップばっかりだったりパットが思うように転がならかったりといつも通りのラウンドだった。でも、練習ラウンドは色々なことを試したり考えたりしながらラウンドするのが肝なので、ミスが出たほうが逆にいいんだよね。というわけで、いくつか再発見。


 ドライバーショットは「手首ゆるゆる」でヘッドぶらぶら。切り返しでヘッドの重みを感じる


 アイアンショットは切り返しを下半身で行うこと「だけ」を考えてシンプルに振る(下半身に意識を100%集中)と、上半身が悪さをしない


 グリーンエッジなどから5〜15y程度のピッチエンドランは、ウェッジのトゥだけを接地させて振る感じにするとチャックリしにくい


こんな感じ


 エッジからすぐ目の前のピンを狙うのって意外と難しかったりする。パターが使えれば一番いいんだけど、ちょっと芝が長めだったりエッジの距離が長いとパターでは距離感が難しい。かと言って8番や9番で転がすとオーバーしがちだし、ウェッジだとチャックリが怖い。

 そこでこの方法ですぜ旦那。短めに持ってフェースはまっすぐ(あるいはちょっとクローズ)、低く引いて低く出す感じ。パッティングの延長のイメージでもいいかと。これだとトゥがつっかえそうな気がするけど、上の写真でわかるようにこの構え方でもバウンスは効いてくれるので、ちょっと強めに入っても手前から入ってもスピンが効いてくれていい感じ。


 っていうか、プロはみんなこの打ち方してんじゃね?とすら思うんだけど。

2010/11/2(959799hit) ヘタレな世の中


 ある日突然、自分の母親と娘が殺される。しかも究極の苦痛と恐怖の中で。

 その時、あなたはその犯人に「これから何十年も生きつづけて反省しろ」と言えるだろうか?「死んで償え」と考えるほうが真っ当な考えではないだろうか。もし私なら、どんな手段を使ってでも自分で犯人を殺すだろう。死は死でも償えない、取り返しのつかないことなのだから。

 特に今回のように冤罪の可能性がない事件の場合、犯人を死刑にするのに何のためらいも疑問もないはずだ。それなのに無期懲役って。今回の裁判員は揃いも揃ってヘタレのバカばかりである。死刑判決が怖くて出せないのなら最初から辞退すればいいのだ。

 この裁判員の頭の中は「地裁だし」「人を殺す加担をしたくない」「一生罪を背負って生きたくない」「きっと殺された方も少しは悪い」「犯人も反省しているからもうイイじゃん」などと考えているのだろう。でないと死刑を回避する理由がないからだ。

 自分が同じ事をしたり、されたりしたらどう思うか。そんな最低限の想像力もないヤツは裁判員になるなよ。それ以外の「熟考」なんて何の意味もないだろ。っていうか、お前らができないのなら俺が死刑判決を言い渡してやる。




 そこまでして中国に尻尾振りますか与党の皆様。天安門事件という、近代史のなかで最悪と言っていい民主主義弾圧事件を、世界中に配信されたその事件を、数百人から数千人が殺されたという事件を「なかったもの」とするような国家を、どこまで崇め奉りますか総理大臣様。お前中国人か?

 ビデオを公開しない事を外交のカードとして使うのならまだしも、「大中国様を怒らせないよう」「大中国様に気遣って」と公式に発表してるんだからもう呆れを通り越して絶望感でいっぱいである。こういう犯罪国家に加担するということは自身も犯罪者と同じではないか。

 ああ、日本という国には、もはや矜持も自尊心もなくなってしまったのか。




 練習場で煙草を吸うのは全然構わんよ。禁煙席ではないし、私も昔は吸ってたんだし、気持よくふかすその副流煙が漂ってきても我慢するか場所を変えるから。でもね、

 灰皿に火の付いたタバコをそのまま置いて練習しているバカだけは絶対に許さん。

 その煙の破壊力は、吸わない人間にとって毒ガスいやウンコの匂いと一緒だ。消すのがもったいない、自分が後から吸いたいという自己中な理由の為に自分のウンコの匂いを他人に嗅がすお前は、ゴルファー失格であるのはもちろん、人間としても1000段階のうちの997番目ぐらいの最底辺野郎だ。今度見つけたらドライバーで後頭部を本気でドつくからな。判ったか。忠告したぞ。ドつかれても文句言うなよ。昨日星田ゴルフセンターの二階に午後11時ぐらいに来た若造2人組の左側、お前の事だ




 ゴルフは沈黙のゲームだよね。他人が打つときは黙ってるって、聞いたことないのかな?そう、ここは練習場だよ。確かにここで喋ってはいけないなんて言うつもりはない。でもね、打席の椅子にふんぞり返って、大声で携帯電話でしゃべって、よくもまあ恥ずかしくないものだな。もうええ歳のおっさんのクセに

 みんな口には出さないけどお前に対する殺意がどんどん膨れてきてるよ。ほら、そこでも、あそこでも。こうして今までも何万人に迷惑かけてきてるんだろうな。親の顔が見たいとはこの事だ。きっと親子そろってゲスなんだろうな。お前のガキはさらにDQNなんだろうな。

 お前が忙しかろうが仕事熱心だろうが配管が9mmだろうがどうでもいい。ただ、打席から離れて喋ってくれるだけでいい。そんなことすら判らんか?おっさん、小学生と一緒に坂田塾に入って一から人間鍛え直してもらえ。っていうか、もう来るな。




 ふーん、そこに車止めますか。そこは白線無いよね。エントランスからは一番近いけど、そこに止めたら他の車は皆ちょっと通りにくいよね。っていうか、ルール違反だよねそれ。高い外車乗ってるのに、心はホントに貧しいんだね。

 こういう、ほんのちょっとしたことでも平気でルール違反を犯す人なんですなあなたは。そして、ルール違反を犯していることを恥ずかしいと思わない人なんだ。ということは競技に出てもコンペでも、いや普段のプライベートなラウンドでも平気でボールを動かしたり卵生んだりするんでしょうねふーん。

 俺は優しいから教えてやるよ。お前すぐにゴルフやめたほうがいいよ。でないと友達全員なくして悲惨な人生送るよ。まあ、もう手遅れだと思うけどね。



 あーあ、どっかにデスノート落ちてないっすかねえ(憎まれ口ばっか叩いてる俺が一番最初に殺されるような気もする)。


 業務連絡:明日水曜日と明後日木曜日はお休みします。ごめんなさい。

2010/11/5(960493hit) 悩む男


 きのうと、おとといは、ごるふをしました。きのうはホームコースの「かいじょうきねんはい」で、おとといは、しごとのともだちとのコンペでした。

 でも、ぼくはすごくトホホでした。なぜなら、パー5で9をたたいたり、なんのへんてつもない30ヤードのアプローチでトップしてバンカーにいれたり、ハーフで3パットを3かいもしたり、4パットをしたり、18ホールでパーオンが2こしかなかったりしたからです。

 ショットそのものはきょくたんにわるくないのです。でも、おおきかったりちいさかったりみぎへいったりひだりへいったりして、グリーンにのらないのです。ティショットもすごくいいときもあるけど、もっとすごくわるいときもあります。それに、あたまもわるいです。

 パットは3パットがおおいぶん、そしてパーオンがすくないぶん、1パットがおおいのですが、1メートルいないのパットを2にちかんで10こははずしました。つまりとんでもなくへたくそやろうだということです。

 ぼくはおもった。きっと、ぼくのスイングはきほんがくるっているのだ。いや、こんぽんてきにまちがっているのだ。だから、しょしんにかえろう。そして、きほんをこのからだにたたきこむのだ。

 だからぼくはきめました。これから5かげつかん、つまりらいねんの3がつ31にちまで、れんしゅうじょうでは

6アイアンのクォーターショットとウェッジのアプローチしかしない!!

と。

 この、ちゅうとはんぱにそこそこのたまをうっているうちは、きっとしあわせはこないのだ。ほんとうのしあわせとは、ちのにじむような、じみちなれんしゅうを、がまんにがまんをかさねて、やりつづけることで、やっとつかみとることができるのだ。

 ほんとうはらうんどもやめて、いや、しごとも、かていもなげうって、やまにこもってとっくんをしたいのですが、おとなのじじょうで、そういうわけにもいきません。だから、せめて、れんしゅうじょうで、しぬほどつらい、きそれんしゅうにはげみたいとおもう。


 そして、つらいとっくんがおわったら、ぼくはうまれかわるのだ。そして、「ああきょうは75もたたいちまったぜやれやれ」などといってやるのだ。でもほんとうにそういうことをいうと、きらわれるので、こころのなかでしかいわないつもりです。

 いや、だいじなのはスコアではない。ちゅうとはんぱなミスを、なんどもなんどもくりかえすじぶんが、なさけなくてしかたないのだ。くやしくてしかたないのだ。はずかしくてしかたないのだ。

 だから、ぼくは、もっとうまくなりたいのです。

2010/11/6(960751hit) トホホなラウンドx2


 えっと、気がすすまないけどトホホな成績を発表しておこう。



 前半のダボ(3番)はティショット大スライス→2打目林から出すだけ→3打目グリーンエッジ→4打目1.5mに付けるも入らずという、一個もリカバリーできてねえパターン。


(これ以上ないゴルフ日和だったんだけどね)

 後半の9(4番パー5)は左引っ掛けOB→打ち直しフェアウェイセンター→4打目7Wドチョロ→5打目スプーンエッジまで→6打目4mまで寄せる→そこから3パットというまんべんなくミスしてお前初心者?パターン。

 そして8番パー3のダボがティショット大ダフリ→アプローチどトップでバンカーイン(センターインではない)→バンカーから寄らず入らず。もう氏んだら?ゴルフやめたらパターン。


(西コース1番パー3。PL教団の大平和祈念塔です)


 そして会場記念杯。いやあもう笑っちゃうしかねえ。



 パー5個、パーオン4個って。



 前半18ホールが競技、追加9ホールが遊び。

 競技のフロントナインはいきなりOBスタート。チーピンや引っ掛けを怖がってスライスばっか打ってるんだよね。2番パー3は花道からのアプローチをトップさせてグリーンを横断、3オン2パット。その後もショット自体は悪くなんだけど引っ掛けたりフケたり距離が合わなかったりして6番までで9オーバー。

 で、そういう時に限ってティフトンのラフにぼそっと入り込んだり、キックが悪くてバンカーに入ったり、バンカーからうまく打ちすぎてボールが止まったり、流れが悪いっていうか運が悪いっていうか。

 競技後半も微妙にパーオンせず、4番ホールまで怒涛の寄せワンで1オーバーで堪えるも、5番で5mを外してボギー、6番で10mから3パット、7番は2打目が木に当たり、3打目のアプローチもショートして素ダボ。8番は2打目が樹の下へ、3打目7アイアンでうまく出すもグリーンをオーバーして結局ボギー。最終もティショット完璧ながら2打目を派手にダフって万事休す。ああちぐはぐ。

 でも、○と2人でラウンドした追加9ホールは競技が終わったせいか流れとかが関係なくなり、フツーに終わった。いや4パットとかしてるけど。

 というわけで、競技になると大叩き。これはメンタルの問題なのかもしれない。しかし、メンタルな問題を解決できるのは自信だけだし、自信は練習でしか構築されないのである。

2010/11/8(961079hit) ロングパットをショートさせない方法


 というわけで5日の金曜日6日の土曜日7日の日曜日と3日連続で練習場へ行き気が狂ったように球を打っている編者ですが何か?

 といっても1日100球前後。ただし1球ごとにチェックポイントに注意して素振りするので倍ぐらい疲れるが、今までいかに楽をして振っていたのかがよく分かる。

 その内容は5日にも書いたが低くティアップした6アイアンのクォーターショットと低くティアップした56度ウェッジのハーフショットを交互に10球ずつ。とにかくボディターンで縦振りでインサイドアウトなのだ。さらに背中向けたままインパクトなのだ。あ、手首ゆるゆるきっちりグリップも大事だよ!

 で、そうやって注意深く打つと、ナチュラルにドローが出るんだよね。5yぐらい飛球線右に飛び出し、頂点ぐらいから軽く左へ帰ってきて目標にドンピシャ。きちんと振ればドローになる。これ自然の摂理。

 ただしそんな球が出るのは10球に1球で(それあんた「たまたま出ちゃった」のレベルじゃん)、6割は上半身の我慢ができないか手打ちによるフックあるいはプルフック。あとの3割はそれを嫌って下半身が止まったプッシュ。いやあ、スイングマスターへの道はまだまだ遠い。っていうか始まったばかりである。

 4月1日まであと144日。その間6アイアンとウェッジ以外持たない!(練習で)




 さて木曜日のラウンドを入れて4日間連続で球を打つとさすがに初老の我が身はボロ雑巾のようにあちこち壊れてきたので、これはいけないと思い今日はパッティングの練習へ。

 最近は週1回は欠かさずホームコース(車で10分)へ行き練習グリーンで1時間ほど球を転がしているわたくしではあったが週1回1時間ぐらいの練習で威張るなって話ですな。

 でも練習してるとやっぱり何かしらの発見があるもので。今日はロングパットがどうしてもショートしてしまう、無理やり届かそうとするとパンチ入って気が狂ったようにオーバーしてしまうという人に朗報!っていうかそれ私なんですけど、それを解決する(かもしれない)方法を見つけた(かもしれない)のでご報告を。


 私は2ボールパターつまりネオマレットタイプを使用している。当然パッティングのストロークは振り子式である。つまり基本は振り幅で距離感を出すタイプで、青木功プロみたいな手首の力加減で距離感を出す「タップ式」ではない。

 しかし、振り子式ストロークはシステマティックに振れる反面、長いパットになると振り幅が大きくなり、その結果正確性と確実性が下がってくるような気がする。だから無意識に振り幅が小さくなり、ショーとしてしまうのではないだろうか。


 そこで私はふと、「ロングパットの際もショットと一緒で手首を軽く使ってみてはどうだろう」と考えた。即ち、左手小指薬指中指はしっかり持ったまま、切り返しで軽く手首をしならせ(くにゃっとなる感じ)、ヘッドを一瞬遅れさせたのちインパクトに向かって加速させてみたのだ。つまりチップショットのイメージね。すると・・・


 距離感面白いようにアウ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!


 これは何を表しているかというと、手首をカチカチに固めた振り子式という「形式」に固執せず、気持よくかつナチュラルにヘッドの重さを感じつつストロークする。そっちのほうがきっと自然で、だから距離感が合うんだろう。よし!


2010/11/9(961367hit) ビハインド・ザ・ボール


 まずはこの写真をご覧頂きたい。これは一昨年の中日クラウンズ最終日最終ホールで優勝争いをしている藤田寛之と近藤共弘のスイングである。DVDのキャプチャーなので多少画像が荒いがご了承いただきたい。

1、藤田寛之



2、近藤共弘




 持っているクラブはショートアイアンかウェッジ。120yぐらいのショットだったと思う。

 で、この2人は体格こそ似ている(藤田168cm、近藤167cm)ものの、藤田はフェード、近藤はドローが持ち球だし、スイングリズムも御存知の通り両極端(藤田がゆっくり、近藤が超早い)である。

 そんな両極端に近い2人のスイングに共通する、驚きの秘密があったのだ!(って最初に答え書いてますが) そう、トップ→インパクト→フォローとスイングが進んでいくにつれ、頭が飛球線と反対方向へ動いているのである!!

 その動きはごくわずかではある(頭半分ぐらい)が、我々アマチュアがともすれば飛球線方向つまり反対側にスエイしがちなところを反対へ動くとはこれ如何に。

 つまりこれはいい意味でクラブに振られている(ヘッドの重さを最大限活かしながらクラブを振っている)ということなのであろう。カウンターバランスが取れているというか。



 しかし、この形だけを真似ようとしても思い切りダフるのが関の山だろうなあ。きちんとスイングしたその結果、頭が右ヘ動いてるんだろうし。意識できるのは、きっとトップからの切り返で頭の位置をキープする、即ちビハインド・ザ・ボールだろうね。

 で、何でそういうことに気づいたかというと、(トップから)背中向けたままインパクト(のイメージ)をすると自然にビハインドザボールになるんだよね。


 で、今日も100球打ってきた。6アイアンはいい感じだけど56度ハーフショットティアップはなかなかイメージが掴めない。背中向けたままというより、ハーフショットのトップ位置からグリップを真下(右ひざの当たり)へストンと落とし、体の近くをグリップが通る感じがいい感じだ。

4月1日まであと143日。


2010/11/10(961626hit) 手首ゆるゆる


 技術的な話(底は浅いけど・・・笑)が続くのは、連日練習場や練習グリーンへ出かけているからである(暇なやつだ)。

 スイング、特に飛ばしにおいて手首のコック(いわゆる「ため」)とアンコックは極めて重要だと思うのだが、私は昔から極力コックをしないでトップを作り、切り返しで瞬間的にコックするタイプである。



 この写真は先々週の日曜日にラウンドした時のものだが、トップで左前腕とシャフトが作る角度は110度ぐらい。つまりコックは70度。超少ねえ。それが、ダウンスイング直後には・・



 角度は85度(コック95度)ぐらいまで増えている。これにより、かろうじてヘッドが走り多少はシャフトが立って降りてきて、どうやら形になるのである。

 だが、ドライバーのように長いクラブだと切り返しで左手親指にヘッドの重さを感じる事ができるのだが、ショートアイアンより短くなるとその重さを感じにくくなり、結果コックが少なくなり、腕で直接打ちにいくわクラブは寝るわコックなくなるわで方向性も正確性も距離もヘッドの走りもてんでなっちゃあいねえ!一から修行しなおせ!ということになるのであった。

 そう、そんな私にとって、少なくともトップ位置以降の手首の柔軟性というのは必須であり、ここが疎かになるとダフリ・引っ掛け・スライス・シャ●クなどが出るのである。

 つまり何が言いたいかというと、私は高松志門プロの門下生ではないけれど、「手首ゆるゆる」がたいへん大事だということを言いたいわけですね(高松プロは「ゆるゆるグリップ」と仰ってますがほぼ同じイメージ)。え、もう何度も聞いた?先生は大事だから何度も言ってるんだ!ここ期末テストに出すから。



 しかし!!事はそう簡単には運ばない。私のように運動音痴&運動センスほぼゼロ人間の場合、切り返しで手首の力を抜くと肝心のグリップまで力が抜けて緩んでしまうのだ。上記の高松プロの理論ではそれでもいいように思われるかもしれないが、「ゆるゆるグリップ」と「グリップが緩む」というのは似ているようで違う。


 「ゆるゆるグリップ」は能動的かつ積極的な脱力で制御可能。そしておそらく左手の小指薬指中指はそこそこしっかり握っている(ゆるゆるなのは主に右手)はずだ。一方の「グリップが緩む」という状態は受動的で制御不可能。よって一番のかなめである左手の小指薬指中指が緩んでしまい、スイング軌道は狂い、ボールはどこへ飛んでいくか分からない状態に。

 では、手首はゆるゆるにしたまま左手小指薬指中指をきっちり握るためにはどうすればいいか。私は考えた。そして辿りついた。



 左手、しかも小指薬指中指の三本にキンカンを塗りヒリヒリさせて意識をそこへずっと集中させ続ける・・・というのはウソで(ルール違反です)、ショットの前にその三本だけでクラブを握り、体の前で手首をブラブラさせる感じで動かし、そのイメージが残っているあいだにスイングする!




4月1日まであと142日。


2010/11/10(962171hit) ロッサ マラネロ


 昨日はホームで大親友4人とラウンド。楽しかったぁ!でもそれはさておき、今私の手元に何故かこんなものがある。



 テーラーメイド ロッサ マラネロ(maranello) クラシックスのマークダウン品である。いわゆる「L字マレット」というカテゴリーのパターだ。もちろん新品。

 高い2ボールパターを最近買い換えたばかりなのに、ぜんぜん違うタイプのパターが手元にあるその理由だが、実はちょっと差し障りがあって書きにくい。といっても店から勝手に持って帰ったとか、練習場から勝手に持って帰ったとか、ウェブショップから勝手に持って帰ったとか、そういう非合法な手段で手にいれたわけではないので念のため。

 実はこのL字マレット、以前から興味があった。古くはフィルミケルソンが使い、最近では何といっても石川遼が使っていた「オデッセイ ブラック・シリーズ ix #9」も同じタイプ。


 今使っている2ボールパターを代表とする「ネオマレット型」は、そのオートマチック感が絶妙であり、特にショートパットの安心感は捨てがたいのだが、実はネオマレット型には「ロングパットの距離感が合いにくい」という致命的欠陥がある。

 私はアイアンが超下手であり従ってパーオン率が低く、3打目はアプローチがデフォだったので長いパットが比較的残らず、よってロングパットの距離感より「短いパットが安心して打てる」というメリットのほうが重要であった(それにしては短いパットを外しまくってるって?ふん!)。


 しかしパーオン率が多少なりとも上がってくるにつれ、長いパットの比率も増え、その分3パットも増加傾向にあり、それならショートパットの安心感よりロングパットの距離感を取ったほうがベターではないかとは思っていたのだ。

 そこに、天から降ってきたマラネロ(いやだから非合法じゃないって)。長年私のエースだった2ボールパターと替えられるものなのか、いつものきさいちカントリークラブ練習グリーンで検証してみた。

 その結果を書く前に、いちおうパターの特性をまとめておこう。

タイプ 長所 欠点
ネオマレット型
(2ボールパター)
★ショートパットの安定感
★オートマチックに打てる
ロングパットの距離感が
合わせにくい
L字マレット型
(マラネロ)
★距離感が合いやすい
★イメージを出しやすい
無造作に打つと
引っ掛ける(当社比)


1、16mのロングパット



 なにこれチョーヘタじゃんパター替える以前の問題じゃん、と思われるだろうけど、優しいあなたは口に出さないよね。

 えっと、上が2ボール、下がマラネロである。ばらつきが大きいので横から撮影。側面から9球打った結果は明らかだが、数値化してみると・・・

 2ボール:平均2.9mショート(5mx1、3.5mx2、3mx2、2.5mx2、1.5mx2)
 マラネロ:平均1.9mショート(3mx2、2mx4、0.4mx2、オーバー分は除外)


 平均すれば約1mの差しかないが、次のパットが入る確率を考えると大分違う。2ボールだと9球中2パットでおさまる可能性があるのは2球だけ、しかしマラネロは5〜7球はチャンスがある。この差は大きい。

 結果1:ロングパットはマラネロ>>>2ボール



2、8mのややロングパット



 今度は縦位置からの写真。同じく上が2ボール、下がマラネロ、9球づつ。右へ外す傾向があるのはアライメントのせいで打ち方のせいではない。

 まあ2つとも傾向は似てるっちゃー似てる。次がほぼ確実に入ると思われるのは2ボールもマラネロも4球ずつで変わりなし。ただし、ばらつきはマラネロの方が確実に少ない(1球大オーバーがあるのはパンチ入ったせい)し、ピンの大きさを見ても判るようにカップまでの平均値はマラネロが圧勝。

 さらに縦の距離があっているのも圧倒的にマラネロ。2ボールは1m近いショートが2個もあるし(まあ俺がヘタなだけなんだけど)。つまりマラネロの方が転がりが良いと言えるかと。マラネロのインサートの方がだいぶ硬いせいかもしれない。

結果2:ややロングパットもマラネロ>>2ボール


3、4mのミドルレンジパット



 左が2ボール、右がマラネロ。この距離になるとほとんど変わらなくなる。安定感では2ボール、距離感ではマラネロだろうか。でもやっぱり平均値を取るとマラネロか。

結果3:ミドルレンジはわずかにマラネロ>2ボール


4、2mのショートパット



 左が2ボール右がマラネロ。さすがに2ボールの圧勝かと思ったらカップインした数は2ボール1個マラネロ3個。でもカップインは偶然だし。それにマラネロは一発気が狂ったようにオーバーしてるヤツがいるし(パンチ入った)。うーん評価難しい。

結果4:2mはわずかに2ボール>マラネロ


5、1mと1.5mのパット

 写真なし。1mのまっすぐは2つとも全部入ったので評価不能。ただし気を遣わず打てるのはやっぱり2ボール。慣性モーメントが全然違うしね。

 1.5mも、2ボールはマシーンのごとく10球連続で入れることができたが、マラネロはちょっと気を抜くと引っ掛ける傾向がある。特にストロークが早くなったり切り返しを急いだりすると引っ掛ける。それはもうコーラを飲むとゲップが出るぐらい確実に引っ掛ける。10球中2球引っ掛けて外した(トホホ)。

 よって、マラネロは福嶋晃子みたいにちょっとゆっくりめのストロークを心がける必要があるかと。

結果5:ショートパットは2ボール>>マラネロ



 というわけで、そろそろ結論を出さなければいけない。ショートパットを重要視するなら2ボール、全体的にはマラネロ。さてどうするか。





結論:パター二刀流で行マラネロが意外と使えそう

 ゆっくりパッティングする事とパンチが入らないように気をつけ、とりあえずマラネロでしばらく行ってみて、今後の気分やグリーンで使い分けることにしようそうしよう。

2010/11/13(962451hit) マラネロの出来は?


 朝七時二十一分。男達が一番ティへ集まる。気温は八度。今年一番の冷え込みである。男達の名は、ビッグイージーK藤、イケメン伊達T、プロゴルファーN谷、そしてカシアスhiro。いずれ劣らぬゴルフ馬鹿、いやゴルフフリークたちである。

 男達は無言であった。それは話すことがないからではなく、話す必要がないからである。なぜなら、皆の心の中は同じもので満たされているからだ。そう、今日のラウンドに対する期待感と高揚感、そしてゴルフに対する深い愛情である。

 四人を囲む冷たい空気とは反対に、彼らのハートは熱くたぎっている。そしてその熱さは、まるで陽炎のごとく彼らの頭上から放散され、怒髪天を衝き、全員がスーパーサイヤ人のように変身しつつあった・・・



 ・・・などという訳の分からない出だしで何となく始まった(実際には私とN谷くんでオヤジギャグ炸裂、くだらないダジャレ連発、似ていないモノマネ三昧でとても40過ぎの立派な大人のすることとは思えない)、1週間ぶりのラウンド。

 今回はスイング改造中、しかも6アイアンとウェッジしか練習してないのに加え、パターも初投入。まあひどい事になるだろうなあとは思っていた。そしてその予想は半分だけ当たった。前半松コース。バックティからだけどサブグリーンなので3156yしかない。


 1番パー4はアプローチを1.5mに付けるもパーパットを引っ掛けてボギー。

 2番パー3はアイアンの当たりが悪くバンカーへ。しかし砂イチでパー。

 3番パー4はティショット右プッシュ2打目出すだけで3オンしかし3パットしてボギー。

 4番パー5はチーピン→出すだけ→7Wで甲→アプローチ乙で2パットボギー。

 5番パー4は2打目PWが酷い当たり損ないでバンカー、出して2パットボギー。

 6番パー3はPW甲もエッジ、そこから難しいラインを3パットしてボギー。

 7番パー4は3Wがチョー右フケOB、20mから3パットでトリプルボギー。

 8番パー5はまたチー、出すだけ、7W甲、アプローチ甲がグリーンオーバーでダボ。

 9番パー4は2打目でまたトップするもアプローチが3mに付いて入れてパー。


 という感じで11オーバー19パット。トホホホ。

 ダボ2個、トリプル1個(OB絡み)、3パットが3個。せめてボギーペースだよな>俺。1時間40分の休憩中に朝食と練習を挟み、後半竹コース3228y。ダイジェストで。

 3番パー4はスプーンを左引っ掛けOB。朝は右フケOBだったのに。ダボ。

 4番パー5は3打目の9Iをトップ、バンカーから厚めで乗らず、アプローチ甲も入らずダボ。

 6番パー3は200y打ちおろし、4アイアンでピンハイ、これが入って久々バーディ。

 8番パー5はボギーオンして4mのパーパットをショートし自分が悔しいボギー。

 9番パー4は2打目を思い切りダフりアプローチも下5mと寄らずしかしこれが入ってパー。


 後半は1バーディ1ボギー2ダボの40。そして特筆すべきが1パット5個の13パット。3パットなし。いや全然パーオンしてないってだけなんだけどね。



 マラネロのミスは出だしの引っ掛けのみ。あとはきれいにラインが出せて、8.5ftのグリーンでは結構いい転がりで打てた。なかなか期待の持てるマラネロくんである。



2010/11/15(962834hit) 分をわきまえる


 人には、社会的立場やその時の環境に合った「振る舞い方」というものがある。

 自分の「分」、即ち「等身大の自分や置かれている場」を自覚し、それにそってふるまうというのが一人前の「大人」としての勤めであり、心のあり方であり、マナーやエチケットの基本であると思う。

 そう、「分をわきまえる」とはエチケット(礼儀作法)の事なのである。


「分をわきまえていない」例としては、

三度の食事にも困っているのに外車を乗り回す
借金をしてまで趣味に没頭する
学生の分際で親に買ってもらった億ションに一人暮らし
5頭身のメタボ体型でアルマーニのスーツを着る
120を切ったこともないのにゴルフの薀蓄を垂れ流す
小学生が十二分にこぶしを利かせて演歌を歌う
子供なのに店長


など枚挙に暇がない(まあ中には微笑ましい例もフィクションもあるが)。これらの事例は、本人は幸せかもしれないが、周囲から見ていると「痛い」とか「可哀想」と思われる類のものである。


 「はぁ?本人が好きでしているんだからいいじゃないか。大きなお世話だ」という人もいるだろうが、最初に書いたように「分をわきまえる」というのは心のあり方であり、他人への礼儀作法であり、社会的約束事であり、つまり自分さえ良ければいいという問題ではないのである。

 ただ、こういうことは社会に出て頭を殴られて初めて判ることで、小学生や中学生に「分をわきまえろ」といっても無理だし(だから「保護者」が必要なのだ)、バイクで暴走するのもケツの青いガキがしているからまだ我慢できるのであって、40過ぎたとなりの課長さんが夜な夜なバイクで「ブォンボボブォンボボ」とやっていたら基地外確定である。

 そう、人はそうやって「クソガキ」から「社会的動物」に成長していくのである。でないとただのバカだ。そして「クソガキ」を「社会人」にしつけていくことは、周囲の社会人(親・先輩・先生・上司)の責務なのである。



 さて、懸命な読者の皆様はもう私が何を言いたいかお分かりだろう。そう、


 義務教育を休んでプロの試合に出さしてもらっているという立場の15歳のガキが一着15000円も29000円もするパーリーゲイツのウェアを着てTVに映るというのは分をわきまえないにもほどがあり不愉快極まりない


 と思うのだがいかがであろうか。もう一度書くが、「分をわきまえる」というのはエチケットの問題なのである。金持ちがパーリーゲイツを息子に着せて何が悪い?という問題ではないのだ。

 あ、パーリーゲイツとはサンエーのゴルフブランドで、ちょっと小洒落てて(スかしてるとも言う)「大人の遊び心」というイメージをもち、高級感のある(実際に高い)ファッションを展開している。車でいうとプジョーとかのイメージかな。だからそもそも中学生には全く似合わわないのだ(よっぽど「シュッとしてる」なら別だが)。

 そして、なぜ服装でそこまで不愉快に思うかというと、「分をわきまえない」イコール「エチケットやマナーが理解できない」イコール「そんなヤツがゴルフのマナーを守れる訳がない」そして「クソガキが!」と。そう思われても仕方ないと思うのだがいかがだろうか。


 もちろん、ガキである本人には罪はない。だって、本人はまだ何が正しくて何がいけないのかが全く理解できないはずで(理解できていたら自分からパーリーゲイツなど着るわけがない。きっと自分では俺って超オシャレと思っているのだろう)、中学生ならそれで普通だからである。


 そう、私が言いたいのは、周囲の大人(親)がバカなんだろうなというその一点。


 これからプロになって活躍するためには、強いだけじゃダメ(石原さとみ曰く)。プロはギャラリーに愛されてナンボじゃん。なのにプロになるはるか前から反感買うようなことしてどうするよ。ホンットに頭悪いんじゃないの?親が。


 まあ、ただの馬鹿で悪気はないと思いたい。単なる「金持ち自慢」という底が浅い考えなら、まだ本人に矯正できる余地があるからね。




 ・・・って過激なことを書いたけど、いくら屁理屈こねてもやっぱり貧乏人の僻みなんだろうなあこれ。

2010/11/16(963155hit) 基本って大事だ


 今日も練習の話。マンネリですんまそんガリクソン。



 昨日は110球。例によって半分6アイアン、半分56度ウェッジ。もちろん低くティアップして。この練習も6〜7回目ぐらいだけど、まだまだ日によって良い時と悪い時の差が激しいんだよね何故なんだろう。

良い時

 力が抜けてヘッドが走る
 球が目標より5〜10y左へ出て、目標へ帰ってくる
 ビックリするぐらい高い球が出る
 何球打っても疲れない
 ヘッドの加速感を感じる
 フィニッシュがきちんと決まる
 551の豚まんがある

悪い時

 腕に力が入る
 従って全然ヘッドが走らない
 球はちょっと左へ出て左へ曲がり最終的に15〜20yも左へ着弾
 上半身が突っ込む
 でも上半身を我慢しようとするとスッポ抜ける
 でプッシュスライスが出る
 下半身の踏ん張りが効かない
 フィニッシュが取れない
 ダフる
 551の(ry


 いやマジ、1日おきに良い時と悪い時が交互に来るのはどうしてだ。いや1日おきならまだましだ。「良い・悪い・悪い」だったり「悪い・悪い・悪い・悪い・良い」というサイクルで来られた日にはもうゴルフをやめたくなる。

 いや、これから毎日練習していて「悪い・悪い・悪い・悪い・悪い・悪い・悪い・悪い・悪い・悪い・悪い・悪い・悪い・悪い・・・・」ってなったらもううわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ









 失礼しました。とまあそんな感じで気が狂いそうになりながらも毎日練習して、もう体があちこち悲鳴をあげ・・・ん?それか?

 ひょっとして、筋肉や関節が弱っているとショットもうまくいかない?うーん、確かにその可能性もあるけど、体の調子が悪い時のラウンドが必ずしも悪いとは限らないし、逆に体調がいい時でもうまくスイングできない時もあるし・・・

 と思いつつ球を打っている(そう、今は練習の途中だったのだよ)のだが、この日は残念ながら悪い日のようだ。こういう日は色々と工夫しているうちに何とか糸口を見つけるのだが、なかなかピリっとしない。

 左足を踏ん張って、スエイに気をつけて、手首ゆるゆるにして、でもグリップはしっかり握って・・・ああダメだ今日はもうボロボロで終わりだと思った106球目。ふと、

「あ、(バックスイングで)肩が入ってない

と気が付き打ってみたら、ああ今までの苦悩はそして105球は一体なんだったんだというファイン・ショット。っていうか肩回すなんて英語の教科書で言ったらbe動詞じゃねーか!



 その気づき 発見したの 何回目?



 もうほんっとに自分のバカさ加減に気が狂いそう。

2010/11/17(963495hit) 入れるパットはダウンブロー


 何だか語呂がいい。入れるパットはダウンブロー。頼れるアニキはトバリショー、みたいな。全然違うか。


 さてアホなこと書いてないで本題。パットに入れるパットと寄せるパットがあるというのはよく言われる事。入れるパットは人によって違うか1mとか2mとかの長さでカップインだけを100%考えて打つパット。寄せるパットは3パットしない事が目的のパット。別の書き方をすれば前者は方向性重視、後者は距離感重視のパットと言えるかと。

 ところで私は皆さんご存知のように「方向性は良いが距離感がトホホ」な2ボールパターから「距離感は合いやすいけど方向性はちょっと神経使う」ロッサマラネロに最近買い換えたため、方向性重視のパットつまり入れるパットを練習しないといけなくなった。


 で、昨日は日差しが暖かかったので1時間半ほど練習グリーンへ。ホントにヒマだな俺。4m、8m、16mの距離感を合わす基本練習をしたあと、1m〜1.5mを6球続けて入れる練習へ。

 この距離は距離を合わせるのではなくしっかり打ちたい。しかしこの日は9ft近く出ていたのでちょっと押したり引っ掛けたりすると簡単にカップに蹴られてしまう。



 マラネロはこういう形状のヘッドなので、基本「開いて閉じる」インサイドインのストロークになるはずのだが、実は最新号のチョイスでこのマラネロをL字マレットの中でも「最もまっすぐ引いて真っ直ぐ出すストロークが合う」と書いてあり、私は思わず本に「どっちやねん!」と突っ込んだ。

 実際はまっすぐ引くとやはり左へ引っ掛け気味になるので、軽くインサイドインに打つのがいいと思われる。で、インサイドインで1〜1.5mをまっすぐ打っていて、一番ボールがよれず、気持よく転がったのが、冒頭に書いた


「気持ちダウンブローに打つ」


なのであった。パットをダウンブローに、というのはあの青木功プロも「パットの神髄」という本の中で言及されているが、ニュアンスは判るものの実際にダウンブローに打つのってどうよ?と思っていたのだ実は(青木プロすいません)。

 しかし、短いパットを「小さなバックストロークから加速させ、フォローをあまり取らない」という打ち方で打つとき(この方法が一番方向性がいいんだよね)に限れば、ダウンブローっぽい打ち方は大変しっくりくるというか間違いがないというか気持ちいいというか 。

 まあ具体的にはダウンブローと言っても上から抑えるように打つわけではなく、フォローを低くして止めるようなイメージなんだけどね(下図)。



 こうして模式図にすると単に打った直後に止めてるだけのように見えるけど、でもこれがなかなかいい感じなのよ。というわけで、お約束のヤツを。




2010/11/19(964127hit) 平日杯競技


 今日はホームコースの平日杯。日曜日仕事をしている私にとっては、出場できるほぼ唯一の競技である。気合が入らずにおれようか?いや、おれまい。しかしその手の気合いはえてして空回りするのであるが(しかもスイング改造中だし)。

 竹1番スタート。今日の平日杯はABC合同競技なので白ティから。6100yちょっとだし、難しい竹コースは40(4オーバー)、簡単な梅コースは38(2オーバー)、計78の予定(なんて無謀な)でスタート。



 1番パー4。ティショット軽いフック丙、2打目7アイアンはダフって(1トホホ)グリーン手前、アプローチは大ショート(2トホホ)してエッジまで、そこから2パットボギーと思ったら50cmを外して3パット(3トホホ)ダボスタート・・・orz

 2番パー3は6アイアン乙で右エッジ、
アプローチを4mショート(4トホホ)、これが入ってパー。

 3番パー4は3アイアンでティショット甲、2打目
8アイアン大ダフり(5トホホ)、3打目ウェッジのアプローチは5mもショート(6トホホ)、しかしこれがまた入ってくれてパー。

 4番パー5でやっとドライバーが真っ直ぐ飛ぶ。2打目7Wはちょっとダフるが許容範囲。3打目8
アイアンダフって(7トホホ)大きく左へ飛びバンカーへ。バンカーからうまく出るも2パットボギー。

 5番パー4はティショットの
3アイアンを大きく引っ掛け(8トホホ)、フェアウェイバンカーに。あごが近かったのでPWで叩き出し、3打目残り100yウェッジが当たり損ないで大ショート(9トホホ)、4打目のアプローチもまたショートして(10トホホ)乗っただけ、でも6mのパットが偶然入ってボギー・・・・・


 いやあそれにしても酷い。5ホールで4オーバー(それも長いパットが3個入って)もだけど、アプローチを4回もショートするわ、アイアンはほとんどまともに当たらないわ、1ホール平均2トホホってどんだけトホホなのよ?もう暴れたくなるぐらいのレベル。っていうかあんたハーフ4オーバーの予定を5ホールで満了してますが?


 6番パー3は3アイアンでグリーンセンターにオン。12mのパットが偶然入ってバーディ(いや、パットは異常に良かった。ここまでは)。

 7番パー4は3アイアンのティショット再び&甲。2打目も3アイアンでピンハイエッジまで、アプローチを2mオーバーに付けるも、これがわずかにショートしてボギー。


 8番パー5、ティショットが出ましたまたチーピンでOB(11トホホ)。進行上前進4打から。スプーンでグリーンサイドバンカーまで、乗せて2パット、ダボ。

 9番パー4はティショット置きにいき(情けない)、2打目は残り100y、52度でようやくまともに当たってパーオン。この日パー4で初めてのパーオンパー。



 結局11トホホ6オーバー15パット。しかし終わってみればパットのお陰でOB1個のみ余分だった。でもこの1打2打を縮めるのが簡単じゃないんだよね。後半は例のごとくダイジェスト。


 1番パー4、2打目を1mに付けるも外して(12トホホ)パー。暗雲立ち込める。

 2番パー4、1打目スプーンで残り40y地点まで、でも
アプローチをトップ(13トホホ)。2パットパー。

 3番パー3、5アイアンを右プッシュ、サブグリーンを横切るアプローチはベアグラウンドから8アイアンの転がし、チャックりを恐れてバックスイングが小さく大幅ショート(14トホホ)。ああ情けなさすぎる。しかも
3パット(15トホホ)でダボ(発狂しそうに悔しい)。

 4番パー5、2打目でグリーン手前バンカーへ。バンカーから2mに付き、これを気合で入れてバーディ。

 5番パー4、ピンハイにパーオンするも、8mから1.5mオーバーして(バカか?)
3パットボギー(16トホホ)

 6番パー4、ここもティショットで残り45yまで持っていったのに
アプローチミス(17トホホ)でボギー。

 7番パー3、ティショット乗らず、アプローチ寄らず、パット入らずボギー。


 8番パー4、ティショットは待ちチョロ、2打目7Wでグリーン手前のバンカーへ、バンカーから3mに付けるも入らずボギー。

 9番パー5、ティショット何とかまっすぐ、2打目ライが良かったので3Wで狙い、グリーン手前のバンカーへ。バンカーショットは我ながらうまく打てて1mに。ボール1個曲がるラインを気合で入れてバーディ。



 後半は5トホホでこらえるもスコアは4オーバー。3パット2個が勿体無いけどバーディ2個で相殺だな。



 簡単にダボ叩きすぎ。アプローチショートしすぎ。ドライバー下手すぎ。17トホホはいくら何でも多すぎ。良かったのはパットとバンカーショットだけでした。

 そうそう、競技の結果はカスリもせず。優勝した人は67か68だったから、優勝のためにはあと6〜7打、入賞(5位まで)にもあと4打縮める必要があるということで、まったく届かずでした。やれやれ。

2010/11/20(964447hit) 短いパットの健忘録


 練習してないせいもあるんだろうけど、ここ最近ウッドのティショット(ドライバー・スプーン)がまったく当たらない。とんでもないチーピンかプッシュスライスのどちらかで、もう初心者以下のレベル。

 あまりに酷いので、昨日はいつもの6アイアンと56度以外にスプーンを20球ばかり打ったのだが、やっぱりとんでもないチーピンかプッシュスライスのどちらかしか出なくて、私は今猛烈に落ち込んでいる。まあそのうちなんとかなるだろうけど。

 で、今日はパッティング&アプローチ練習。ホームコースは紅葉真っ盛りであった。



 えっと、今日の日記は自分用の健忘録なので全然面白くないため、写真でもお楽しみください。

 パッティングは短い距離を中心に。6個のボールをカップから等位置に丸く並べ、6方向から次々と入れていく。この練習方法は「構えたらすぐ打つ」「リズムよく打つ」「余分な力を入れないで打つ」という効能がある。

 1m。ほぼ何も考えなくてもまっすぐ構えさえすれば入る。ただ、ストロークのリズム特に切り返しのタイミングが早くなるとてき面に引っ掛ける

 わかったこと:パットにおいてリズムというのは本当に大事だ



 1.5m。これもまっすぐ構えられれば高い確率で入るが、芝目や傾斜の影響を受けるようになってくるため、ジャストタッチではなく少し強めの球足が要求される。50cm〜60cmオーバーのタッチが一番入る。

 わかったこと:1.5mからは勇気でしっかり



 2m。この距離になると6球中半分ぐらいしか入らない。左手が緩まないよう、ヘッドアップしないよう、そしてきちんとパターの芯に当てるよう気をつけつつ、慎重にストロークする必要がある。

 そして、意外と重要なのが、「絶対に沈めるんだ」という確固たる意思と「パターヘッドを思い通りに動かす」ための集中力、そして上にも書いたが「まっすぐ目標に打ち出すための正しいリズム」なんだよね。入れ頃外し頃は、この「気合い」によってボールがラインに乗るんだと思う。

 精神論みたいだけど、2mはオートマチックに(何となく)打っても入らないと思う。

 わかったこと:2mは気合い(いや、ふざけてませんって)

2010/11/22(964794hit) スタンドケース購入


 昨日は久しぶりに高槻の薄暮プレーへ。受付で名前を書いていると、受付のカワイイ女の子が「久しぶりですね」と声をかけてくれてとても驚く。営業トークと分かっていても、こんな禿げかけたおやぢの事を覚えてくれていたとは・・・ちょっと嬉しい(←アホ)。いや、ひょっとして俺にも久しぶりのモテ期到来か?!(←超バカ)

 さてこの日は3アイアン6アイアン9アイアンSWパターの5本を今流行のスタンドケースに入れ、担ぎでのラウンド。



 このスタンドケースは、

 ★練習場にクラブ数本だけ入れて持っていく
 ★ショートコースや薄暮プレーのラウンドに利用する
 ★セルフラウンド時にグリーン周りで使うクラブを入れて使用する
 ★早朝や雨の時、グリップが濡れるのを防ぐために使用


 など、色々な使い方ができそうだったので購入した。5000円弱。

 特に河川敷の薄暮プレーでは普通は手引きカートを使用するのだが、手引きカートはグリーン周りへの進入が禁止されているため、大きく迂回したり遠回りしないといけない。しかしこういうバッグだとグリーンサイドまでそのまま歩いていけるのですごく楽なのだ。

 まあ軽量スタンドバッグをそのまま使ってもいいんだけど、とにかく軽い(900g)のが最大のメリットだ。デメリットを挙げるとすれば収納スペースがほとんど無い点か。小さなポケットは付いているがボールが数個入る程度。せめて500mlのペットボトルぐらいは余裕で入ってほしかった(まあ小さなポーチを後から取り付ければいいんだけどね)。

 私が買ったのは本間のものだが、それ以外にもスリクソン(ダンロップ)とライトが同じような製品を出している。だいたい同じ値段、同じような機能なのでお好みでどうぞ。あ、スリクソンのだけちょっと高いけど。

ライト(LITE)のもの


スリクソン(ダンロップ)のもの


 あと万が一使わなくなったとしても、倉庫やリビングに転がっているパターやウェッジ(え?転がってない?)を入れておく収納器具として使えるし、だったらまあ買ってもいいやって思ったので買った。まあ数千円のものだし、100回も使ったら元は取れるし(←いまいち根拠不明)。

 というわけで、これでクラブもうまくモテてモテ期到来、みたいな。ああ石投げないで。

2010/11/23(964831hit) アプローチイップス


 またアイツがやってきた。その名は「アプローチ失敗したくない病」。またの名をアプローチイップス


 最近ちょっとその気があったんだけど、日曜日の薄暮9ホールでその悪い予感は現実のものとなってしまった。どんな感じだったかざっと振り返ってみよう。


 1番パー5。T(ティショット。以下同じ)3アイアン乙→2打目6アイアン乙→3打目60yのアプローチ(ウェッジクォーターショット)は当たり損ないでエッジまで→25yを3パットボギー

 2番パー3。Tは9アイアンでピン横2m→1パットバーディ

 3番パー4。Tは3アイアン丙(トップ)→2打目残り80yをウェッジフルショットで乙→2パットパー

 4番パー4。Tは3アイアン甲→2打目残り60yの池越えをトップしてグリーンオーバー→20yのアプローチ、砲台グリーンの土手にぶつけてチップインバーディ

 5番パー4。Tは6アイアン甲→2打目残り50yの池超えを思い切りダフって池の中央にイン→4打目池の手前から25yをピン奥2mに→1パットボギー

 6番パー3。Tは6アイアン乙でグリーン手前にオン→2パットパー

 7番パー3。8アイアンの距離を6アイアンのハーフショットで打つ(甲)も右に20y外す→20yのアプローチをチャックリして乗っただけ→2パットボギー

 8番パー5。Tは3アイアン左引っ掛けOB→前進4打から3アイアン甲→5打目花道から60yのアプローチ大きくショートさせ乗らず→寄せて1パットダボ。

 9番パー4。Tは3アイアン甲→2打目155y、9アイアン甲で120y地点まで→3打目残り35yのアプローチ甲で3mに→2パットボギー



 どうだろう。フルショット以下のアプローチが8回あって、そのうち5回が深刻な(というよりもう笑えるぐらい酷い)ミス。そしてミスショットのほとんどが50〜60yのミドルレンジ(つまりハーフ〜クォーターショット)でありしかも池越えなどの「絶対にミスしてはいけない時」に限ってミスをしている。なんてプレッシャーに弱いヤツなんだ俺は(涙)。



 30y以内はまだ悪くないんだよね(1個チャックリがあるけど)。そこそこはボールにコンタクト出来てるし、いざとなったら(ライが悪い時・悪い予感がするときなどは)転がせばいいんだし。

 しかし、ミドルレンジはずっと練習しているにもかかわらずミスが出る。しかもだ。自分で言うのもナニだが、打つ前に何度も何度も素振りをして(もちろん待ち時間のあいだに)、その素振りでは10回なら10回とも完璧に振れるのだ(しかも芝をこする音まで完璧に同じように)。

 でも本番ではダフる。トップする。昔TWOさんに指摘していただいたように、「素振りと本番では全然スイングが違う」という状況になっているのだろう。つまり

メンタルの問題だ。

 もうね、腹立ちすぎて世界征服してやろうかと思うよホント。さらにだ。打つ前から、

「ああまたアプローチだきっと池に入れちゃうんだろうなあいや間違いなく池に入るだろうなぜなら俺はアプローチが死ぬほど下手だからだああ嫌だなあ薄暮プレーなんてするんじゃなかったいやゴルフなんてするんじゃなかったもうだめだ心臓が口から飛び出しそうだアレここはどこ私は誰?」

と軽いパニックに陥って反吐が出そうになって冷や汗と脂汗が同時に出て体温は40度を突破しフラフラになって人事不省のままアプローチするんだから成功するわけがないのだ。これは間違いなく

メンタルの問題だ。

 しかしメンタルな問題は練習して成功体験を積み重ねる事でしか解決できない。あるいはロボトミー手術が効果的だがそれでは僕が僕でなくなってしまう。僕が僕であるためには戦い続けなきゃならない。正しいアプローチはなんなのか、それがこの胸に解るまで。

というわけで練習へ行ってきた。続く。
 

2010/11/24(965198hit) イップス克服へその1


 昨日までのあらすじ:またアプローチイップスで当たり損ないと池越えでトップにダフリとチャックりと大きくショートするのはミドルレンジが多いけど素振りでは完璧なのでメンタルな問題だから練習へ行った。


 練習場。いつものように低くティアップして打ち始めたが、これではフェアウェイからのショットに対応する成功体験にはならないことにふと気づく。よって、ティアップして打つ→マットの上から打つを繰り返すことにした。

 しかしダメだ。全然ダメすぎてヘドが出る。ゲロゲロ。汚くてすいません。しかしこれでは成功体験どころか失敗体験アンフォーチュネートリーではないか。アンビリーバボー。


 ここで私は抜本的改善を試みることにした。そう、実は今まで黙っていたが、最近の練習や先日の薄暮プレーで使用していたウェッジはなんと56度だったのだ。

 そう、去年「グリーン周りは52度に限る!!」と悟ったばかりなのに、そしてずっと52度で練習していたのに、自分より上手な人がボギーやむなしの状況から56度や58度を使いこなしてパーで切り抜けているのを見てつい「あ、俺も56度を使えるようにしないと!」と思ってしまったのだ。

 ほんとに俺ってバカ。一体何度同じことを繰り返せば気が済むのだろう。



自分のできることだけを、冷静に理解してプレーすること

 これが出来ないヤツに明日はないっていうか、分をわきまえていないのはお前じゃないか!8日前に偉そうに言ってすいません!というわけで56度を捨て、52度を持って練習。すると・・・やっぱり52度はだいぶ易しい!!(当社比)

 何も考えずにハーフショットを打つと、52度だったら55〜60y飛んでくれる(ちなみに56度だと45〜50y)。しかもそのナイスショットの確率は56度よりはるかに高い。


 しかし調子にのって打っているとそのうち当たらなくなってくる。ちょっと気を抜くと手打ちになるのである。これではいかん。私はマシーンになるのだ。60yを打つ機械だ。機械の体だ。永遠の命だ。メーテル。鉄郎。といっても鉄道ファンの事じゃないよ。

 そこで私は片山晋吾のスイングをイメージした。ゴルファーとしての彼からは学ぶところが多い。シンゴになりきってスイングしてみる(注:あくまでイメージです。実際に彼のスイングをコピーできているわけではありませんって当たり前だからこの注釈は別にいらなかったかな)と、3つのことが判った。

 ★アプローチもリズムが命
 ★手首や腰ではなく、体のターンでボールを運ぶ
 ★真っ直ぐ・大きなバックスイング(左肩を回す)



 解説しよう。アプローチで出る手打ちのミスは打ち急ぎによって引き起こされるケースが多い。よって、手打ちにならないようゆったりしたリズムで振る。これ大事。

 そして上半身や手首や腕が悪さをしないよう、極力体のターンのみで大きく振ってボールを運んでいく感じを忘れないようにする。これも大事。

 最後に、最も大事なことだがスイングが小さいからといって肩を回さないのが諸悪の根源であり、その結果インサイドへひょいと引いてしまうのが悪の枢軸なのであるからして、たとえハーフショットでもフルショットと同じぐらい左肩〜左手の張りを維持する、つまりしっかり左肩を回す、またはまっすぐ遠くへグリップを上げていくのだ。これチョー大事。


 よし、これでイップスともおさらばだ!!と切に希望します。希望するだけじゃ駄目だろ。練習しろ。

2010/11/26(965863hit) 秋深し


 すいません今日は忙しかったので昨日のラウンド写真だけでお許しを。その代わり(?)ちょっと大きめの写真を載せますので。











 最後の写真だけは日曜日に撮ったもので、偶然、紅葉している部分だけに夕日が当たっているところです。まさに「燃えるような」絶景でした。

2010/11/27(966046hit) 快挙のちトホホ(ラウンド)


 素晴らしい天気と紅葉の中、イケメン過ぎるTくんと私と○との3人でのラウンド。○はTくんとのラウンドでいつも以上にハイテンションで化粧も念入りだった(ような気がしたが気のせいかもしれない)。

 ちなみにウチのウェブで「○」と出てきたらそれは我が家の総裁であり提督であり大黒柱である私の配偶者のことであり、「妻」なんて書くのも畏れ多いのであえて伏せ字にしているのである。

 だからあの、決してあの、ハリーポッターの敵役みたいに名前を書いたら不幸なことが起こったり連想したりするので伏せ字にしてるわけではありません。いや、ホントだって。き、君のことをそんな風に思ってるわけないじゃないカイヤ、いやないか。


 さてラウンドの内容だが、前半梅コース(Aグリーン・青ティ・2839y)でちょっとした快挙が。

 1番パー4、2打目が奥へこぼれて3オン2パットボギー。2番2オン2パットパー。ここまではまったく普通。

 3番パー3でティショットがちょっと当たり損ないでグリーン手前に。そこから12yぐらいのアプローチ(52度でピッチエンドラン)が直接入ってバーディ。チップインは大変珍しい(っていうか今年2回目ってどんだけアプローチのセンス無いの?って話ですな)。

 4番パー5、バーディ逃しのパー。5番は3アイアンのティショットがスッポ抜けて2打目がガードバンカー、出して2パットボギー。ここまで1オーバー。そして事件が起こる。

 6番距離が短い打ち上げ&砲台グリーンのパー4。3アイアンのティショットはイマイチの当たりながら200yフェアウェイ。2打目残り100yの打ち上げ、PWのショットはなかなかの手応えでピンに向かって行った。しかしグリーンに上がってみるとボールがない。そう、


チップインイーグルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


 いやあイーグルなんて何年ぶりだろう。2年半ぶりか。いやあ、こういうことがあるからゴルフは止められない。いや、止めるつもりないけど。


 ここ半年ほど左足上がりのショットがうまく打てない(大きくダフる)事が多かった。そこで、○がH香里ゴルフセンターのT辺プロに教わった方法で打ってみたら、これがもうドンピシャ。ちなみにその方法とは、「オープンスタンスでインサイドアウト」

 さらにちょっとボールを体から離して置く(私の場合)と、突っかからないでヘッドが抜けてくれるのでいい感じだ。覚えておこう。

 そうそう、左足下がりは「オープンスタンスでアウトサイドイン」。お試しあれ。っていうかT辺プロありがとうございます。


 これで1アンダー。7番パー3は165y6アイアン、ちょっと先(トゥ)に当たって手前のガードバンカーに。ボールは目玉。ただでさえ奥行きのないグリーンなのに。ああ快進撃もここまでか。脱出優先で案の定グリーン奥へこぼれるボール。しかし次の12yのアプローチがまたチップインときたぜこの野郎。

 今年1回しか出てなかったチップインがハーフで3回って!しかもアプローチイップス野郎で有名なこのオレ様にだ!まったくゴルフの神様はお茶目だぜベイベ!(←ロックンローラー)でもチップインパーだけどね。

 8番、ティショットがちょっと左へ飛んでOBそしてダボ。せっかく1アンダーで来てたのに、これで1オーバー。勿体無い。

 そして最終ホールはパー5。ティショット乙、2打目スプーンで残り60yまで。そう苦手な50yをあえて残した俺はさすが生き方がロックだぜ(ウソ。本当は残り30y以内まで飛ばしたかったし、ロックンロール野郎でもないしリーゼントでもないしパラシュートスカートも履いてません)。

 その60y、ちょっとダフった!でもちょうどバウンスが効いてピン横1.2mに。こいつを気合で沈めて(入ったときは何とでも書ける)ハーフパープレー達成!!わーい。




 しかし3時間30分後。後半のラウンドでダブルパーを叩いたりして、今季ベストどころか70も切れず、反動で異常なまでに落ち込んでいる編者がそこにはいた。


 チクショウ、こんな事ではゴルフは止められないっ!!(いや、止めないけど)。



 簡単にボギー叩きすぎだと思った。それにしても後半・・・。

2010/11/29(966548hit) ショットで大事なこと(目から鱗)


(えっと今日の日記は極めてアタリマエのことを偉そうに書いていますが、私はそのアタリマエのことが分かっていなかったので自戒を込めて自分の為に書きますのでどうかご容赦いただけますかいいですかありがとう。)


 先日の練習で、すごく単純な真理が判った。練習場ではそこそこの球が打てるのに、コースへ出るとどうして初心者のようなスカタンなミスが出るのか?

 それは、突き詰めて考えればクラブ(ヘッド)を構えたところに下ろせていないからである。なぜか。理由は幾つもある。


理由1:アドレスが悪い

 スイングの本質はインパクトできちんと球を捉える事であり、それを実現するのがきちんとした・自然体のアドレスである。いわばアドレスはスタート地点。そのスタート地点が狂っていたらゴールであるインパクトも狂って当然だ。っていうかある意味狂うほうが正しいと言えよう。

 よって、いろいろなライのあるコース内では正しいアドレスを取ることは極めて重要なのだ。そして正しいアドレスとは自然体つまり違和感のない構えであり、素振りして自然に振れる立ち方とボールの位置を十分に考えながら構えないといけないなと思った>俺。

 それから、構えたらモジモジしないですぐにバックスイングを始動させたほうが力が入らないでいいと思った>俺。



理由2:結果が気になってヘッドアップ

 まあこれは多かれ少なかれ誰でもそうだと思うが、スイングに集中できる練習場と違ってコースではどうしても飛んでいく球の行方が気になる。だからスイングの最中に心は飛んでいく球に乗り移り、はるかフェアウェイやグリーンへ行ってしまっている。もちろん視線も。

 パー5の2打目をレイアップする時など(そこそこ飛べばいいやという感じのショット)にナイスショットが出やすいのはきっちり心や視線がその場に残っているからではないかと。だからいつも意識してボールのあったところに「残心」しておく気持ちが大事だと思った>俺。



理由3:リキんだ結果、切り返しで頭がブレて軸がブレる

 これはもう練習場へ行くと70歳のおじいさんから20代の若者までほとんどすべてのゴルファー(もちろん俺含む)にみられる傾向なのだが、トップからボールに向かって力まかせにクラブを叩きつけていくと、どうしても反動で頭の位置がブレる。それはもう見事なぐらいブレる。唄ってる最中のスティービー・ワンダーか!っていうぐらいブレる人もいる。

 だから、トップからは若干「そろり」と切り返してインパクトまで頭の位置が動かないようスイングすると軸がぶれなくてとてもいいな、と思った>俺。



理由4:器用な手で何とかしようとする

 これはもう全ての悪いスイングの元凶で悪の枢軸で、手の力を抜いて、というのは言うは易し行うは難しだと思うので左肘をしっかり伸ばして腕を使えないようにし(でも右肘はリラックスだよ>俺)、腰を切ってショットするのが一番大事だと思った>俺。



 っていうか、俺俺っていい加減ヤカマシイと思った。詐欺か。
 

2010/11/30(966878hit) ナンバーワングリップ(ギア)


 というわけで、スプーンとフェアウェイウッドにのっくさんに教えてもらったNo.1グリップを挿してみた編者である。のっくさんありがとうございました。



 なぜスプーンとフェアウェイウッドかというと、たまたま行ったショップにはバックラインありの50シリーズしかなく、私のドライバー(r9)はヘッドを差し替えることができるのでバックラインがあると困ったことになり、ではまずはスプーンで試してみようということになり、その結果がまあまあだったので7Wにも挿してみたのであった。

(ところでこのグリップ、いくつかシリーズがあるのだがウェブを見てもバックラインがあるのかないのかがはっきりしない。データは重さと材質と内径のみ。バックラインの有り無しぐらい書いといて欲しいものである)


 で、どうよ?という問いへの答えだが、確かに手に吸いつくと云われるその感触は心地良く、フィット感は他の追随を許さない(ってツアーベルベットラバーしか知らないんだけど)。軽く持ってもズレる感は極めて小さい。そういう意味では予想以上。

 ただ、問題点が1つ。このグリップ、けっこう太いんだよね。私は手が小さく指も短いので細いグリップのほうがフィットする。ツアーベルベットラバーもM62(薄いので細く仕上がる)を使用したりしている。重さは同じ50gなんだけど。

 で、グリップが太いとどうなるか。挙動は安定するが、グリップが鈍感になりクラブが振り遅れる傾向が出てくるのだ。従って気を抜いて打つと右20度方向へ飛び出し、OB杭も飛び越してしまう。まあチーが出るよりましなんだけど。

 かといって無理やり手首を使うと当然左引っ掛けが出るわけで、このあたりのさじ加減は少々慣れが必要かなと思った。

 ああ、また練習にいかねば・・・(以下、一生繰り返し)



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