2010/9/1(944327hit) さて、スイングが判ったわけだが
「スエイしない」とか「肩を十分回す」とか「トップ位置が毎回ほぼ似た所に上がる」とか「グリップは体の正面に位置する」とか「膝がのびない」などというスイングの基本はすでにできているとして。 実は、スイングの「何故」に対する答え(何故ミスするのか、何故練習場で打ててもコースではうまく打てないのか、何故すぐリキむのか、何故昨日打てていたのに今日打てないのか、何故去年より下手になっているのか)を、先日の練習で2つだけ見つけた気がするのだ。 それは、 その1 正しいインパクトには正しいスイングプレーン 正しいスイングプレーンでは、クラブは体の近くを降りてくる その時ヘッドはインサイドアウトの軌跡でボールにコンタクトする インサイドアウトの軌跡は下半身を先行させて切り返すことでなされる その2 インパクト直前のグリップエンドは上ではなく飛球線を指しグリップは右腰の横あたりに位置する つまりクラブはそこまで地面に平行なのである この形をつくるためには、レイトアンコックが絶対条件 レイトアンコックの形になるためには、柔らかな手首が絶対条件 少なくとも、この2つのうち1つでも欠けると正しいスイングは構築されない。そしてそれは5yのアプローチから260yのドライバーショットまで共通なのではないかと。苦節35年、私はここへ来てやっと、ゴルフの奥義に近づいた、ような気がしないでもないのである。 そして、この2つのエッセンスは「下半身先行」と「柔らかな手首」に集約されるのだが、この2つをどうやって体に叩き込むかは、人によって様々な方法やコツがあるような気がする。だから地道に練習するしかないんだよね。 ゴルフに王道なし。でも、脇道に入らないよう注意することはできる、と思う。 |
「スイングが判った」などと身の丈に合わない偉そうなことを書くと、えてして次のラウンドでボロボロになったりするのだが、今回は違った。 3パット4つで7オーバー。つまりショットは相当調子が良かったと言えるんでないかい?(実際は違うんだけど) アイアンは甲と乙のみでファインショット率82.5%。丙丁つまり大きなミスがまったくなかった。これは史上初の快挙である。しかもパーオン率61.1%(18ホール中11ホール)は6499yのコースとしては私にとってかなりいい数字である。 注意したのは3点。「リズムよく小気味良くワンピースにしっかり力を入れて振る」というのと、「何があっても下半身先行のダウンスイング」と「手首柔らかく」の3つ。近い将来また調子が悪くなると思う(ゴルフにおいては、調子が良い時の方が例外である)が、その時にこの3つを思い出すんだ俺。 ただし、ドライバーはまったくダメ。全然芯に当たんない。7割トゥ寄り3割下の方、それも相当センターからズレてるし。最近のドライバーが如何に優秀かを逆に証明する形になった(だってこんな所↓に当たっても220y先のラフに留まってくれるんだぜ。 どんだけヘタなんだか。 あと、グリーンがやはりこの暑さのせいか全然転がらず、いつもはドキドキするぐらい速い下りもほとんどショートする始末。3パット4つは純粋にヘタなせいだけど(1m未満を2回も外したしわはは)。というわけで、結果。
後半の3連続ボギーがトホホではある。
ではアンチhiroのための今週のトホホ。前半中コースHDCP1のパー4。距離がたっぷりあり、ティショットは打ち上げ、右落下地点にOB谷あり。 ティショットは魅入られたかのごとくスライスしてそのOB谷へ。しかし木の下でギリギリセーフ。15cmぐらいのチョー深いラフだったけど順目だったので払うように7アイアンで60y先のラフまで。3打目、115yを52度で打つもほとんどフライヤーが掛からずグリーン手前にオン。12mのパットは70cmに寄る。ここまでは良かった。最後のパットが外れさえしなければ・・・(70cm外すかフツー?) スコアはパットが作るとあれほど(ry 今度は東コース最難関の7番405yパー4。ティショットはまた先っちょに当たってヘナチョコフックでフェアウェイ左サイドのラフ。しかし思ったよりライがいいので、5アイアンで175y先のグリーンを狙う。ショット自体は良かったけどわずかに右へ出てバンカー奥のラフへ(あの、そういうのは「ショットが良かった」とは言わないのでは?)。 左足下がりのライからのアプローチは56度のウェッジで 実はパットがトホホな理由があるんだけど、その事に関してはまた明日。あの、いい訳じゃないですからホント。 |
2002年3月から使い続けてきた初期型2ボールパター。 8年も使えばさすがにフェースインサートが禿げてきたので、同じオデッセイのセイバートゥースを試してみたが、イマイチ気に入らず。 次に安売りしてた2ボールセンターシャフトを使うも、まったく合わず即売却。 というわけで、先週の月曜日にとうとう買っちゃいました、ニューパター。 そう、某(元)賞金王が使ってる、オデッセイ・2ボール・バックストライク。2ボール以外の選択肢はないのかよはいありませんすいません。っていうかやっぱり安心感があるんだよね。自分に合ってるみたいだし。 でいきなり実戦投入したのだが、その結果は、 8月24日(六甲国際) 31パット(1パット6、3パット1) 8月25日(ホームコース) 29パット(1パット7 3パットなし) 8月27日(ホームコース) 34パット(1パット4 3パット2) 9月2日(聖丘) 36パット(1パット4 3パット4) というものであった。つまりたった2ラウンドで魔法が切れた(涙)。 いや、マジレスするとこうだ。初日の六甲国際はグリーンが早く、いい感じで打てた。25日もそんなに重くなかった。しかし、27日と9月2日のグリーンはここ数年経験したことがないぐらいグリーンが重くて、ショートばっかりしてたのである。 このバックストライクパターは「安定した低く長いストローク」から「スムースなボールの転がり」を可能にした、というのがセールスポイントなんだけど、実際使ってみると、ハンドファーストになるよう構えると、「バックストロークが自然に上がっていく」という感覚が強い。 さて、ここからはパッティングヘタな私の個人的感想なんだけど、バックストロークしやすいということは逆にフォロースルーでヘッドが出ていきにくい構造なのではないか?と思ったのだ。というのは、速いグリーンの時は何ともなかったけど、重いグリーンでは全然転がらず、盛大にショートするのだ。自分で2割増ぐらいの力で打ってるつもりでも大ショート。それならともっと強く打てば大オーバー。まあ私がヘタなせいもあるだろうけど。 あと、きちんとハンドファーストで構えて打つ分にはまだいいのだが、わずかにボールの位置がずれたり、ほんの20〜30cmを「お先」する時つまり右足だけに体重をかけて無造作にポコンと打つときに、そのシャフトの刺さり方や形状からか、とてつもない違和感を醸しだす事があるのだ。その違和感は例えるならばレフティ用のパターを持った時ぐらい強烈だ。 さらに、私は基本的に振り子式ストロークをするが、短いパットをタップ式でしっかりパチンと打ちたい時がままある。上りのまっすぐとか、ラインを消して打つときとか、つまり短いストロークでパチンと当てて終わり、ってヤツね。しかしこのバックストライクパターでその打ち方をすると必ずと言っていいほど引っ掛けてしまうのだ。パターのせいというより打ち方が合わないだけだと思うのだが、これは気持ち悪い。 まだある。これは買う前から分かっていたことだけど、インパクトの音が「ピーン」と結構高くて繊細な音がするんだよね。これも速いグリーンでは良いと思うけど、強く打たないといけない場合はインパクトの感触と音がいまいちシンクロせず、ちょっと違和感あり。 感覚が大事なパターでこれだけ違和感があればちょっと使えないよね。幸い、買ったショップでは1ヶ月以内ならオデッセイの別のパターと交換できるというキャンペーンをしていたので、早速昨日交換に行ってきた。で、替えてもらったのが・・・ オデッセイ・ホワイトアイス・ix・2ボール・CH(クランクホーゼル) 結局一周回って振り出しに戻るかよ!いやいや、このクランクホーゼルがだいぶいい感じ(注:編者はパッティングがヘタなので適当に言っています)。 っていうか、冷静に考えれば、2ボールパターやスパイダーが出たときはプロもアマも猫も杓子も皆使っていたけど、今回のバックストライクはプロでさえ珍し物好きの某プロしか使ってないんだから、あんまり万人受けするパターじゃないことはちょっと考えれば分かることだよね。 |
2010/9/6(945450hit) フジサンケイクラシック
テレビ大阪(テレビ東京系列)で放映されていた女子の試合(ゴルフ5レディス)と放送時間がずれていた点、そしてクライマックスで生放送をした(たまたまプレーオフになったからだとしても)という点は評価すべきであろう。 そもそも、スポーツ放映には力を入れているフジサンケイグループの冠トーナメントなんだから、そうとう万全の体制で望んだに違いない。しかし、結果は無残なものであった。 あのタイミング(決着がつく2分前)の放送終了は前代未聞の珍事(っていうか放送に携わる者として恥)だろ。しかも海外からの中継ならともかく、自分とこのトーナメントでだぜ。 あの瞬間、全国約2000万人の視聴者が 「はぁ?何それ?」 って大声で叫んだに違いない。私だって大声で叫んだ(そして○に怒られた)。 午後4時から急遽特別番組を放送をした努力はいちおう買うけど、でも覆水盆に返らずだわな。それより何より プレーオフで試合が伸びたらどうするのか を詰めて考えていなかった番組責任者の怠慢だろ完全に。二階級降格モノだぜ。まあ、この放映でフジサンケイグループがゴルフに対してどういう考えでいるのか(競馬よりも格下で、ゴルフの視聴者に何と思われようがスポンサー様が大事)がよく判ったけどね。 さてその内容。結果的には手に汗握る好試合になったと言えなくもないが、うーんどうなんでしょう。遼は早々と首位を陥落しただけでなく、勝負どころのパットをことごとく外し、17番までスコアを伸ばせず。 代わって首位に立った園田も、18番でアタフタして結果オーライのボギーフィニッシュ。で一打差まで詰め寄られ、遼の18番2打目のスーパーショットのお膳立てをしてしまう。 (しかしあのバンカーショットは鳥肌モノだった。あの状況であのショットが打てるのは世界でも何人もいないと思われ。それにしても176yを8アイアンって・・・・俺なら5アイアンでバンカーの土手に当てて結局トリプルボギーだ(笑) プレーオフも両者ともそのイヤな流れの延長のままで、バーディが取れない合戦から最後は経験の少ない園田のミスで決着。うーん、百歩譲っても名勝負とは言えんだろ。それを「平成の名勝負」「新世代のライバル」「フジサンケイの歴史に残る」ってどんだけ見る目がないんだよアナウンサー。もうちょっと真面目に仕事しろよ!って思った。 |
2010/9/7(945777hit) ホワイトアイスix2ボールCH
話は数日遡る。日曜日の午後、どうしてもパターを打ちたくなって仕事が終わった午後5時(貧乏暇なし。日曜なのに・・・)からホームコースの練習グリーンへ。記録的暑さのせいか芝のコンディションは悪いが、グリーンキーパーさんも大変なんだろうなあ。 で第一印象。センターシャフトでもバックストライクでもなく、普通のクランクホーゼルだとやっぱり違和感がない。今までと同じようにパットできるって当たり前ですかですね。というわけで以下独断的インプレッション。 打感:柔らかめ。もう少し硬くてもいいけど、このクラブはプロ仕様ということなので速いグリーンではしっくりくる硬さなんだろうな(お前がプロ仕様を使うなんて(笑)、という正論はこの際無視させていただきます)。 打音:おとなし目。おとなしいは「大人しい」とも書くが「音無しい」と書けないこともないって国語の先生か。要は地味ってことです。もうちょっと大きくても良かったかも。 振りやすさ:合格。2ボールパターの振りやすさを踏襲しているかと。 構えやすさ:シビア。クランクホーゼルのせいか(ってよく知らないけど)、きっちり教科書的に、すなわちボールを眼の真下に置く方が良さそうだ。私の場合効き目が左目で、ボール位置も左足内側になるので、何だか水平と垂直が出やすくなる気がする(←構えたときにね)。 球の転がり:まずまず。でも芯に当たった時の感触がちょっとわかりにくい気がしたんだよね。で、色々試行錯誤してると、ちょっとヒール寄りの方が打って気持ちいいような。これはシャフトの刺さり方のせいかと思い、調べてみるとそのとおりだった。 いわゆる「フェースの芯」というのはまた別だと思うんだけど、シャフトの延長線をフェースへ持ってきたとき、旧2ボールだと中心辺りに来るのが、ホワイトアイスだとやっぱりヒール寄りなんだよね。 元々クランクホーゼルとベントシャフトの違いもよくわかってないので、これはこれで正解なのかよく分からない。でもここへボールを置くと2ボール最大の特徴である「ボールが3つ並ぶ」というビジュアルが崩れるし、かといって中心に置くとちょっとオフセンターヒット気味の感触になるし。 超高速グリーンならそれでもいいのかもしれないけど、私が普段プレーする7〜9フィートのグリーンだったらどうなんだろう。 というわけで、家にあるパターをいくつか調べてみた。まずは鬼っ子セイバートゥース。これもダブルベント(で合ってるのかな?)。 ほぼど真ん中。ズレてるように見えるかもしれないけど、実際のクラブに定規当てて調べても同じ結果でしたのでヤラセはありません。 次は、hideさんに借りたままになっている(ほんとスイマセン・・・)、ゲージデザインのエルディック・エース。これはクランクホーゼルである。 うーん、やっぱり内側だ! 結論:クランクホーゼルのシャフトの延長はややヒール寄り。ファイナルアンサー?で、芯はどこなの?わかりません。 |
ジレンマ。ウィキペディアによると「二つの仮定や前提から導き出される、矛盾や障害や問題」のこと、とある。まあ簡単に書けば「板ばさみ」となる。あちらを立てればこちらが立たず、ってヤツね。 そう、今私は大きなジレンマを抱えているのである。そのジレンマとは、 理想のスイングをすると、体が壊れる というものである。おいおいそこの若者よ、笑うでない。わらうでないぞ。お前さんもいつかはいく道じゃて。 きっかけはこうだ。つい先日、私は無意識に楽なスイングをしているということに気づいた。これではいけないと思い、スイングスピードを上げてしっかり振るように気をつけた。すると球は確かにいい感じで打てるようになった。8アイアンで176y(by遼くん)は無理でも、150y先のグリーンに届くぐらい飛距離も伸びた。しかし、練習に行った次の日は 首のつけ根に不気味な痛みが。 この痛みは練習後1〜2日で消えるんだけど、奥のほうが痛む感じからして椎骨や椎間板っぽいんだよね。 3年前に頚部のレントゲンを取ってもらったことがある(交通事故でヤラレタ)のだが、その時は「ごく軽い変形はあるけどまあ今のところは問題ない」と言われたぐらいのレベルなのでまあ持病というわけでもないんだけど、ちょっと心配っちゃー心配。 あでも、軽くて鈍い痛みはあっても、しびれや運動障害はないし、練習じゃなくラウンド後はそれほど痛まないのでまあ今のところは静観。 しかし練習したいのにできないのは辛いなあ。週に1回、100球しか打たないのに・・・なんてトホホな体なんだ。ああ、「今日は600球しか打てない」とおっしゃるあの人が羨ましいなあ、と思った。 |
2010/9/10(946610hit) 日韓プロゴルフ対抗戦
昨日のラウンドの事は明日書きます。今日は旬な話題を。 韓日プロゴルフ対抗戦が今日から始まった。結果を知りたいと思って速報ページを見ると、こんな感じ。 韓国側が主催のようなのでハングル文字なのは当然だが、右上の言語切り替えボタンを見て私はあまりのおかしさに笑ってしまった。拡大するとこう。 日本と韓国の対抗戦で言語が韓国語と英語って(笑)。日本語のページを作るのが面倒だったのかもしれないけど、だったら英語のページを用意してるのは変だ(英語圏の人は絶対興味ないと思うし)。 この、あまりにも分かりやすい敵対心ってどうよ。っていうか、そこまでムキになって反日感情を出すぐらいなら、最初から対抗戦なんてしなければいいのにって思った。 と、そんな事を考えつつ試合を見たのだったが、中継を見て私は大変驚いた。 どんなスポーツでもそうだが日韓戦となるともうとにかく韓国側は親の敵のごとく必死になって日本を倒しにくるわけで、まあ小学生の頃から反日教育をしている国であるからしてそれは仕方ないとは思うものの、ただ多くの日本人は隣人同士だしもう少し仲良くなれればいいのになあと考えていると思う。 で私も同じように考えている一人なのだが、今回は韓国が主催、コースも韓国(済州島)、さぞ韓国チームは肩に力が入り、日本チームや個人に対しても強烈なバッシングと冷たい視線があるのではないかと想像していた。 しかしその予想は良い方に裏切られたのだ。中継を見たのはわずか30分ぐらいなのだが、今日行われた2ボール4サムの試合の最終組、石川遼・園田vs韓国2人が最終ホールのグリーンに上がってきたとき、韓国チームだけではなく日本チームに対しても拍手が起きたのだ。 さらに日本の圧勝で終わったにもかかわらず、韓国チームの2人は満面の笑みで遼くんや園田と握手し、その後引き上げる時も「ああ、いい試合だったなあ」という感じで微笑んでいた。 もちろん心の中は悔しいだろうけど、その笑顔からは「勝負と親善はまた別、お互いに尊敬しあおう」という気持ちが十分に伝わってきた。そう、反日感情は無いわけではないけど、若い世代(対戦していた韓国チームの2人はまだ20代のように見えた)は我々が考えるよりもその感情は希薄になってきているのではないかと感じたのだ(って、実際の現場ではどうか分からないけど)。 私が感じたことがもし本当ならこんなに嬉しいことはない。いつまでも過去に囚われず、新しい世代が力をあわせて負の循環を是非とも絶ち切って欲しいと思うちょっと真面目なhiroであった。 明日からの中継が楽しみである。 |
2010/9/11(946877hit) 最終ホールの出来事
さて、一昨日はホームコースへ。おなじみN谷プロ(自称)と同業先輩K泉さんと同業後輩Tくんの4人でのラウンド。バックティ申請して6209yパー72。フロントナインは狭くて短い(2839y)梅コース。 1番パー4、6mから1mショートして3パットボギー。 2番パー4は10mに2オン、2パットパー。 3番パー3、ティショットがオーバーして奥からのアプローチが4mショート、そこから1m近くオーバーさせて3パットダボ。 4番パー5、3打目で5mに付けるも80cmショートしてしかも入らず3パットボギー。 って満を持して投入した新しいパターが4ホールで3パット3回ってどうよ? まあ最近の暑さ&前日の雨&朝7時台のスタートということでグリーンがクソ(失礼)重かったというのもあるにせよだ。ホントにずば抜けてパットヘタだな(笑・・・って笑うとこじゃねーし)。 5番パー4、いつも通り3アイアンでティショットするも、フックを嫌がって右へプッシュスライスOB。ダボチンスキー(失笑)。 6番・7番とやっとパーが来るも、8番はアプローチをちょっとミスしてボギー、9番もパーオン逃しでアプローチがいまいち寄らずボギー。というわけで前半は21パット44。どんだけ〜(冷笑)。 後半は松コース3370y。スタートホールこそボギーながらパー・バーディ・パー・パー・ボギー・バーディ・パーと8番までパープレー(マジかよ)。そして真の実力が試される最終ホール。 ティショットはヒールながらフェアウェイセンター。2打目、140y打ち上げを7アイアンで。これをオンさせれば久しぶりの。何がなんでも。と打ち急いだのがいけなかった(後になればよく分かる)。 素振りもイメージ出しもせず構えて打たれた球は、地面に何度も当たりながら(つまりゴロで)前進し、100y先でその動きを止めた。チョロである。そう、この期に及んで、一番のトホホショットが出たのだ!! いや諦めるのはまだ早いそう次のショットを何とか1パット圏内に乗せれば何とかなる。残り55y、打ち上げを入れて60yはいつもウェッジで練習している距離だから大丈だここで起死回生の。イメージを出して・・・ イメージを出しすぎて手前を叩き、グリーンにすら乗らず。 4打目、これを直接沈めればまだ・・・ 全然寄らず。 教訓:ここぞ!というときのショットが本当の実力です
そうそう、パットはテンポが早くなってたので切り返しを気持ちゆっくりにして、バックストロークで少しインサイドに引くようにしたらちょっとましになった。 |
シューズを買い換えた。この機会に私が履いてきたシューズの変遷をたどってみよう。データは購入時期・履いた期間・メーカー・商品名・購入価格である。 1、2000年xx月〜(約3年) アディダス・商品名不明(9000円前後) 会員権を買い、本格的にゴルフを始めた頃に購入。この頃は貧乏だったのでとりあえず値段と見た目だけで決めた。でも3年間、約150ラウンドに耐えてくれたので、いい買い物だったといえよう。白い部分にヒビが入り、水が入ってくるようになったので買い替え。 2、2003年4月〜(2年5ヶ月) フットジョイ・Xディメンション(1万円前後?) この時の購入にあたっては「履いててとにかく痛くないのを」と甲高の足に合うものを探す。するとフットジョイのこのタイプが非常に楽であった。しかしこいつも週1回2年5ヶ月で140回履き続け、さすがに水が染みてくるようになったので再び買い換え。 3、2005年9月〜(2年9ヶ月) アディダス・ツアー360(18000円ぐらい?)。 アディダスが満を持して投入したツアー360。発売当初は結構話題になった。ちょうど買い替え時期に来ていた私は、調子こいて購入。2万円弱ぐらいだったと思うんだけどはっきり覚えてない。まあ悪い靴じゃなかったと思うんだけど、すごく良かったという記憶もない。 4、2008年5月〜(2年4ヶ月) フットジョイ・GF-II(特価で16000円ぐらい) とにかくカッコいい。赤いステッチがチョーお洒落。定価が26000円ぐらいで高い靴だったが、新製品発売前にマークダウンしてたので買った。というわけですごく気に入っていたのだが、実は私の幅広足には甲の部分がちょっとキツかったんだよね。 ただ、その前のアディダスよりは履き心地が良くて、やっぱり靴はフットジョイかな、と思っていた。そして今回もフットジョイにする予定だったのだが・・・ 5、2010年9月〜(?) ミズノ・ドライスタイル(18000円) 履き心地と2年間防水保証に惹かれて購入(って、今までのシューズも2年ぐらいは大丈夫だったんだけどね)したのだが、数回履いてみての感想は、とにかく楽!日本人の脚にはやっぱり国産メーカーなんだろうか。今までフットジョイって言ってた俺は何だったのか?と思うぐらい完成度高い。 ただ、写真を見てお分かりの通りかかとの下がプラスティックになっていて、そこが歩いているとき何かの拍子で反対側のくるぶしの骨に当たることがあり、特に今の時期は短パンにペドソックスなのでくるぶしはむき出しになっており、つまり大分痛いのだ。まあ長いズボンと普通のソックスを履く時期になれば問題ないんだろうけど。 というわけで、ミズノのシューズはオススメです。 そうそう、ミズノを除き4種類2メーカー(奇しくもアディダスとフットジョイだけ)のシューズを履いてきたわけだけど、どのシューズも2年半ぐらい、約120〜140ラウンドで水が入ってくるようになってダメになるんだよね。値段とかあんま関係なく。 ということは、結局どんなゴルフシューズも2〜3年で寿命が来るってことかも。そういう意味では、高いシューズを買う意味ってあんまり無いのかもしれないなと。もちろん好みとか履き心地とかは違うだろうけど。 |
2010/9/14(947494hit) キム・キョンテと石川遼
日韓プロゴルフ対抗戦は辛くも日本が逃げ切った。しかし内容はほとんど負けに等しい勝ちではなかったか。 理由その1:日本はほぼベストメンバー。一方韓国は若手中心。 理由その2:よって、1ポイント差での勝利は実質的に引き分けか負けに近い(2日目の、横尾要のバーディパットが決まっていなかったらきっと負けてたと思われ)。 理由その3:3日目の個人戦で勝ったのは園田を除き年寄り(失礼!)ばかり。小田(龍)・池田・石川とイキのいい若者は揃って敗北。 理由その4:勝負を決めていたかもしれない、アンカーの元賞金王は4打差を付けられて負け。 理由その5:エース対決となった石川遼とキム・キョンテの組はなんと7打差をつけられて惨敗。 勝負は時の運だし、1回の試合でどうこういうのは乱暴だが、この3日間を見ている限り「静かに闘志を燃やし、実力を120%発揮した韓国」と「アウェイで肩に力が入り、思うようなゴルフができなかった日本」という気がしたんだけどどうだろう。 恐らく、ゴルフ歴も生涯獲得金額も今年稼いだ賞金総額でも10倍ぐらいの差があると思われる両チーム。それなのになぜいい勝負になるのか。精神論は大嫌いだけど、やっぱりそこなんだろうなあ。 日本のプロが「日本ツアー」というぬるま湯の中でちやほやされている間に、韓国の選手はしっかりと世界を見据えて自分のポジションを認識してる。おまけに徴兵制で心身ともにタフ。つまり、甘やかされた世間知らずである日本のプロと、高い志を持ったハングリーな韓国のプロとでは最初から勝負がついていたと言っても過言ではないかと。 もちろん私も生粋の日本人なので日本選手を心から応援しているし、今回勝ったことも嬉しいし、実際血を吐くぐらい頑張っている日本人プロもいると思う。 でも、最初から海外で勝負する気のない賞金王や、腰掛けスポット参戦でしかメジャーに臨まないトッププロや、訳のわからないプラスチックの輪っかを首からぶら下げたり腕に不細工なシール張ったりして1年間遊んで暮らせるお金をもらっといて、さあ真剣勝負とか世界で戦うとか、ちゃんちゃらオカシイくない?って思った。 |
2010/9/15(947793hit) バカTVにひとこと
もう毎日毎日毎日毎日朝から晩まで押尾学押尾学って、温厚な私でもしまいにキレるぞと。いい加減にしろと。 はっきり言っておくが、あんな腐れ外道の事を逐一知りたいヤツなんて日本国民の0.1%もいないっつーの。いい加減に「ニーズの捏造」はやめたら?もうバレバレなんだよ。 良識ある人間はとっくにTVそのものをフィクションを垂れ流す箱としか見ていないし、情報はネットから、即ち不特定多数の一般市民のネットワークで得るようにシフトしてきている。 というわけで自分で自分の首を絞めてきたTVと電通は最近になってやっとネットの力に気づき(それまではまるで存在しないかの如く無視し続けてきたのにだ)、今度はあろうことかネットに一生懸命尻尾を振りだした。金のためにはプライドが糞まみれになろうと知ったこっちゃ無いらしい。 再放送でなくオンデマンド(ユーザーが視聴したい時に視聴したいものを選択できる制度)でコンテンツを流すのはまだ良いとして、検索エンジンを使った高校生でも思いつくレベルの企画や、ネットで話題になっている動画を拾ってきてわざわざTVで放映するという番組以前の番組がどんどん増えている。 素人が撮影して公開しているいわばホームビデオを、1時間ン千万円という予算を使えるプロが拾い集めて公開しているのだ(制作者に許可をとっている番組もあるが、常識的に考えてすべてに許可を得ることはまず不可能)。そこには仕事に対する真摯な態度など欠片もない。 え?大げさ?じゃあお前ら、自分のやっていることを自分の子供にどう説明するんだ?「パパのお仕事はねえ、誰か知らないひとが作った面白いビデオを、黙って使って、まるで自分が作ったみたいにして発表する事なんだよ〜。パパは頭も使わないでいいし、ややこしいことは全部奴隷(AD)がするし、それで年収数千万円だし、こういうのを勝ち組っていうんだよ〜」ってか? そう、乞食にも等しい番組作りである。いや、そんなことを書くと乞食に失礼だな。他人のコンテンツをかっぱらってきて金儲けするんだからドロボーだ、ドロボー。 このドロボーTVの真の目的は、自分たち(TV関係者・電通・某●●団体・某●国)が都合の良い風に何から何まで捏造し、大衆のブタどもが同じ方向を向くよう、そして真実に気づいて騒ぎ出さないよう統制している。つまり「ニーズの捏造」とは即ち豚が喜ぶ餌なのである。 え、ちょっと過激すぎる?いやほとんど事実ですが何か?お前はウヨクだったのか?いえいえノンポリですが何か?一体何を企んでいるのかって?いえいえ最近のTVのあまりのくだらなさにちょっと警鐘を鳴らしたかっただけです。 っていうかね、あのね、少し前からね、うちのTV画面の上下に「地デジうんぬん」のテロップがずっと表示され、しかも流れ続けるようになってるんですが、それがチョーうざいんですが、ケンカ売ってんのかゴルァ!!! 俺はな、使えるものは壊れるまで使いたいだけなんだよ!まだまだ綺麗に映るテレビをなんで買い替えさせられないといけないんだ?え?使えるものをわざわざ捨てるその行為のどこがエコだ?え?答えてみろ総務省の東大出のバカ官僚が。 (画面はイメージです) あんまり腹たったので上下をガムテープで塞いでやった。総務省ザマミロ。っていうか、来年の7月23日まで意地でもTV買い替えません(それよか、完全地デジ化は高い確率で延期になると思うし)。 |
2010/9/17(948347hit) 神戸パインウッズゴルフ倶楽部(その1)
昨日は同業先輩のゴルフ友達、T原さんとT中さんの3人で神戸パインウッズゴルフクラブへ。ここは去年の6月以来2回目だが、あんまり覚えてない。覚え書きには「ドライバーさえ曲がらなければ良いスコアが出るコース」と書いてある。 その意味はこうだ。グリーンは大きく、トリッキーな傾斜はない。この日のスティンプメーターは8.4と遅め。花道はしっかり確保され、バンカーのアゴはそんなに高くなく、ドッグレッグが少なく、極端な打ち上げ打ちおろしのホールもない。パーファイブ4ホールのうち2ホールは480y台で、パー3もすべて6アイアンより短いクラブで打てる。つまり、各ホールはよく似ていて、印象に残るホールが少ないのだ。 さらに乗用カートはフェアウェイ乗り入れ可(但しコンディションによる)で、そのカートにはGPSナビまでついていてピンまでの距離、ハザードまでの距離、さらには前組のカートまでの距離まで教えてくれる。 まあ一言でいうと、いわゆる接待コースですな。というわけで、今日の日記はその事を前提にお読みください。 序章 中国道で故障車による渋滞があり、予定では1時間前に着く予定が、実際に着いたのはスタートの30分前であった。数時間前まで降っていた雨の影響か、六甲山の南斜面に広がるコースは霧に包まれていた。 しっとりと濡れていてやや重めの練習グリーンで20分ほど球を転がし、アウト1番へ。気のおけない仲間との、いつもと同じ、ごくごくありふれたスタートであった。 第一章 最初の6ホール 1番は353yパー4。フェアウェイは広く、右サイドのバンカーはOB防止用としてのみ機能(つまりよっぽど曲がらないと入らない)し、左が法面になっているという、プレッシャーを感じにくいスタートホール。 短く持ってちょっとおっかなびっくり(←チーピン恐怖症の後遺症)打たれたティショットはフェアウェイ左サイドまずまず、2打目はPWで手前カラー、2パットでまずはパー発進。 2番136y、やや打ち下ろしのパー3。しかしカートのGPSはグリーン奥に切られたピンまで148yと表示している。136yはグリーンセンターまでなのだろう。センターなら9アイアンだけど8アイアンで(←大失敗)。ピン左奥5mにオン。 グリーンへ行ってみると傾斜がハンパではなく、上から3m転がすつもりで打ったら7m転がり、カップをはるかにオーバーして3パットボギー。上へ付けちゃダメ。 3番553yパー5。 左サイドのバンカーからフェードのイメージで打つも、そのまままっすぐ飛んでバンカーイン。アゴが近かったので8アイアンで140yぐらい飛ばし、3打目は残り175y。5アイアンは盛大にダフってグリーン手前(6アイアンまでならリキまず打てるんだけど、5アイアンになるととたんに力が入るんだよね。ティショットだったら大丈夫なんだけど)。アプローチを何とか1mぐらいに付けて1パットパー。 4番386yパー4。距離はさほどないけど、左のバンカー(A)のせいでフェアウェイが狭く感じるし、右OBは浅いし、おまけにフェアウェイは右傾斜。そのあたりでHDCP1なんだろう。 ただ、右手前には池がある(B)んだけど、バックティからでさえまったく気にならない。ティグラウンドをもっと右に作るか、池を右バンカーあたりまで食い込ませればもっと面白くなるのに(←偉そう)。 ここも「左からフェードでバンカーを越えてってね〜」とコースのつぶやきが聞こえてきたので、Aを狙ってショット。でも実はこのバンカー、230y打たないと超えないのでまた入ったら嫌だなと思ってしまってリキみ、ボールはC方向の斜面へ。ヘタだ(っていうかセルフコントロールできなさ過ぎ)。 さいわいボールは林まで届かず、C手前の斜面にあった。2打目はフェアウェイへ出し、3打目をPWで乗せて2パットボギー。仕方ない。 5番は175yやや打ち下ろしのパー3。左手前のピンに対して6アイアンで右サイドにオン、2パットパー。写真は今回自己ベストスコアを更新したT原さんである。 6番364yパー4。フェアウェイは広く、グリーンまでまっすぐのホール。でも、こういう何の変哲もないホールこそ気をつけないといけないんだよね。目標意識が薄れて漫然と打ってしまいがち。 ティショット落下地点の左右にバンカーがあり、やはり漫然と右のバンカーへ入れてしまう。2打目は残り125y、9アイアンの距離だけどバンカーのアゴが気になってPWで花道へ。3打目のアプローチを軽くダフって5mショート。2パットボギー。 ここまでパーとボギーが交互に来る展開で、6ホール終わって3オーバー。ああ今日もまた平凡なスコアで終わりそうだな、と思うhiro。そう、この後起こる事件を予感させるような出来事は、この時点では一切起きていなかったのである。 (続く) |
2010/9/18(948625hit) 神戸パインウッズゴルフ倶楽部(その2)
第二章 予感 7番は481yと短いパー5。軽く左へドッグレッグしている。 ティショットは右バンカー方向。手前ギリギリで止まる。ちょうど落下地点に謀ったようにバンカーが作ってあるのはパインウッズの良い所だ。さすが平成生まれの新しいコース。昭和の時代、特にパーシモン全盛期に作られたコースはレギュラーティから180〜210y近辺にフェアウェイバンカーが作ってあることが多く、つまりアベレージゴルファーのティショットはそれぐらいしか飛ばなかった。だからそういうコースのフェアウェイバンカーはハザードとして機能してないんだよね。 2打目は落下地点右側が絞っているので、とんでもなく曲がる可能性がある7Wではなく3アイアンで。が、やっぱりというかしっかり振りぬけず右へ飛ぶ。ヤバい・・・ でもギリギリセーフ。3打目は残り50yを52度で打つも8mショート。ここも無難にパーか・・・と思ったら、この8mがポコンと入ってしまう。こんなに長いパットが入ったのは何ヶ月ぶりか(大げさだが本当)。ラッキーなバーディ。 これで俄然気を良くしたワタクシは、パインウッズで最も印象に残るホール、8番パー4ヘ。 301ヤードと距離は最も短いがフェアウェイ右とグリーン手前と大きな池があり、右の池は185yで、グリーン手前の池も235yで入る。当然レイアップ(5アイアン)。2打目は手前に切られたピンまで90yとちょっと中途半端な距離で、今思えばPSでフルショット(100y)してグリーンセンターに打てばいいものを、できもしないのにコントロールショットして5yショート、グリーンに乗らず。 アプローチが50cmに寄ったから大事には至らなかったものの、思い上がるのもいい加減にしろと。ショットは原則フルショット、グリーンは原則センター狙い。 気がつけば9番、表示は428yだけどこの日は395yぐらいのパー4。ティショットはフェアウェイへそこそこ。2打目の7アイアンは当たりは良かったけど右へ飛んでグリーン横、3打目下り傾斜へのアプローチはうまく80cmに付いて寄せワンのパー。 おお!前半1バーディ3ボギーの38ではないか。久々に前半30台。今日はひょっとしたらとんでもないことが起こるのか?(そう、起こったのである。いろいろな意味で予想を裏切るような事が・・・) 第三章 ゾーン 午後スタートまで1時間25分(この日は混んでいた)。昼食は軽めにオムライスなど食し、ゆっくりコーヒーを飲み、30分ほどパットの練習をしてインコースへ。 10番は486yでずっと打ち下しのパー5。ティショット次第では2オンも十分に狙えるホールだ。ティショットは「パー5はただでさえ飛ばそうとリキみやすいのに加えて2オン可能な打ち下ろしと飛ばしたくなる要素がいっぱいなんだから逆に軽く打て」と小学生にも分かるよう自分にいい聞かせてからショット。265yドライブ。久々に芯を食った。 2打目、フェアウェイ右サイドなのでグリーンが見えない。左足下がりということもあり、5アイアンでレイアップ。これまた我ながら完璧な当たりで軽いフェード。180y先のフェアウェイへ(えっと編者は何気に自慢しているようですがごくたまにしか自慢できるような事が起こらないのでどうか許してやってください)。 3打目は残り60y。52度でいつも練習している距離。自信を持ってショット。手応え完璧。ボールはピン右1mに落下してピタっと止まったのは、雨でグリーンが柔らかかったからではある。あるが、私には確かに大歓声が聞こえたような気がした(あの編者は思い切りバカだし自慢しているようですがいつもは思い切りトホホなので今日だけは大目に見てやってください)。 完璧なショットx3+ちょっと緊張1mのパットを決めてバーディ。わーい!ああ37年ゴルフを続けていて良かった(ってバーディ1個の描写に14行費やすってどうよ>俺。ここからスピードアップ)。 11番、142y打ち下しのパー3。HDCP18が示すとおり一番短いホール。9アイアンでセンターにオン、2パットパー。 12番347yパー4。 ティショット甲、2打目9アイアン甲で2パットパー。 13番は326y、まっすぐのパー4。この頃になってやっと青空が出てきた。 ティショットはまた左へ真っ直ぐ飛んで★のバンカーへ。しかし残りは100yしかないのでそんなに悪くない。バンカーからということを考えてPWを選択するもこういう時に限って当たりが良くて奥のエッジへ。そこから2パットでパー。 14番407yパー4、HDCP2のホールだったけどティショットがしっかり当たって残りは145y。8アイアンで乗せて2パットパー。 15番505yのパー5。ティショットはヘッドの先に当たって「パコン」という怪音を残し、それでもフェアウェイ右サイド210y地点。2打目は7Wで190y左ラフ。3打目135y8アイアンか9アイアンかで迷い、長い方を選択。これが正解でピン下にオン、2パットパー。 淡々とドライバーを打ち、淡々とパーオンし、2パットでホールアウトするというほんとに水の流れのようによどみないホールが5ホール続いた。よく考えれば午後はフェアウェイキープ率100%、パーオン率100%。でも精神は全然高揚してない。これがゾーンか。 だが、スカタンな私はここでふと我に帰って計算してしまったのだ(←禁忌)。 「あ、今、あと3ホール残して(後半)1アンダーだ」 そうだここからが本当の勝負なんだ前回のラウンドは最終ホールでダボを叩いてパープレーを逃したじゃないか。いやでも今度はいける、いやダメだ、いや大丈夫だ、とわいわい騒いでおるという、ご存知hiroのラウンドでございます。 (落ちないでもう一回続く) |
2010/9/20(948957hit) 神戸パインウッズゴルフ倶楽部(その3)
第三章 大円団? さていよいよ残り3ホール。ここから怒涛のトホホラッシュで100叩きまで持っていくのか?それとも期待を裏切ってこのまま何事もなく終わるのか?それとも何かもっと別のスゴイことが起きるのか?(池からゴジラが出てきて踏み潰されるとか)。ついにラウンドは佳境を迎える。 16番、357yのパー4。何の変哲もない、ほとんどまっすぐのホール。クラブハウスを望む美しいホールだ。 ここまでほぼ完璧だったティショットだったが、ついにここへ来てアイツがやってきた。そう、「チ」から始まる憎いアイツである。ああなんて精神的に弱い俺なんだろう。ボールは無情にも左のOB杭方向(A)へ一直線・・・と思ったら、奇跡が起きた。木に当たったボールはコロコロと転がってBまで落ちてきたのだ。ああゴルフの神様ありがとう。 2打目はきついつま先下がり、とりあえず100yぐらい先のフェアウェイまで叩き出し、3打目PWでオン。何とか2パットで上がりボギー。これで貯金がなくなった。私のヘタレな性格からいって残り2ホールをパーで上がるのは難しいだろう。しかしベストを尽くせ尽くすのだ俺。 17番、左に広がる池が美しいパー3。この日は185y。 打ち下ろしが-10y、フォローが-5yと計算して170yを6アイアンで。とにかく腰を切って大きくそしてリズムよく振っていくことだけを考えてスイングすると、ボールは花道方向へ。ピン下10mにオン。ホッとする私。これで1つパーが取れそう・・・と思ったら、 10mが入って棚ぼたバーディキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! カップ1個分ぐらいのスライスラインで、球がまるでレールに乗っているかのごとくカップに近づいて行くのを私は見た。家政婦じゃないけど見た。そのビジョンをなんか頭が斜めに傾いたまま見てたような気がするので、きっとヘッドアップしないで打てたんだろう。いやたまたまかもしれないけど。 そして運命の最終ホール。363yパー4。このあたりで、「なーんだ大叩きでハラホロヒレハレじゃなくてただ単にいい成績で上がっただけかよ。ツマラン。っていうか引っ張るだけ引っ張っておいて自慢って、hiroってどんだけ自分好きなんだ?こども店長か?」とあきれ果てている読者の皆様も多いと思うが、あと1ホールとにかくお付き合い下さいお願いします。 青い空と白い雲が眩しい。ティショットはさっきの失敗を繰り返さないよう、短く持ってティをちょっとだけ低くしてしっかり振る。予定通りトップめのプッシュスライスという、地上で一番安全な球が出た(情けないヤツだと笑いたい人は笑ってくれぇ。目先のパープレーが何より大事なんだよう)。 2打目、フェアウェイセンターから140y軽い打ち上げ。7で軽めか8でしっかりか迷ったが、この日は軽めよりしっかりがうまく打てているので8アイアンを選択。苦手な左足上がりから、どこまでいいショットが打てるか・・・イメージを出して・・・リズムよく、そして腰を切って。 ここでシャ●クがでたり大ダフリが出たりトップしてバンカーイン、というのが今までのパターンだが、この日はお笑い抜きの真面目バージョンだ。いちおうきっちり当たった!が、安全に行きたいという気持ちがショットに出たのか、つかまりが悪くスライスするボール。ああ、ショートしたらバンカーが・・・ バンカーのあたりでふっとボールが見えなくなる。あーあバンカーかいやでも次を乗せて2パットでもパープレーだよしまだ負けたわけではない(誰に?)、と思いつつグリーンへ行くと、ボールが3つ・・・オンしてる!!うおおおおおおおおおおラッキー!! 15mぐらいあるけど、ここから3パットでもパープレーだ。大きくショートする事だけは避けたい。しっかりがっつりパット。1mショートするもまずまずだろう。 このパットが決まったのは頑張ったご褒美か、それとも楽しくラウンドできた同伴競技者のT中さんとT原さんのお陰か。はたまた接待コースの真骨頂か。でも38・35の73は自己ベスト3のラウンドであった。わーい! 長々と自慢たらたら書き連ねてスイマセン。ご清聴ありがとうございました。
第四章 エピローグ 帰りの車からは、ベストスコア更新のT原さんと今季ベストスコアの私を祝福してくれるかのような二重の虹が見えたのであった(本当)。 |
発売直後にショットナビ・ポケットを購入し1年少々使用。その後上位機種であるショットナビ・アドバンスに買い換えて約9ヶ月が経過した。 セルフプレーが多い昨今、始めてのコースでレイアウトを確認したり、ハザードやピンまでの距離を確認するため、そして自分のクラブ(特にドライバー)の飛距離を知るためにこの文明の利器を購入したのだが、この機械にはそれ以外にショットのログ(記録)をコンピュータで整理できる機能もある。こういうやつね。 このログ、ウェブ(ここね)やブログに張り付けて、私のトホホなラウンドを説明するにはもってこいの機能なんだよね。 加えて、このログを見ることで、そのホールがどんなホールでどういうショットを打ったかをたいへん思い出しやすくなった。初めてのコースや凡庸なホールだと全然記憶に残らないことがあるんだけど、このラウンドログと写真で思い出すことがよくある。 そしてもう一つ。ラウンドログをウェブ上に登録する際、面倒くさいんだけど一打一打どんなクラブで打ったかを登録すると、そのクラブの平均飛距離を出してくれるのだ。で、数カ月前からショットナビを使った時は必ずクラブを記入するようにしたら、そこそこデータが揃ってきた。それが下の表。 えっと、全部のスコアを記入しているわけではないので平均ストロークは嘘の数字です。あと、パット数もハーフしか入れてないデータ等があるので大嘘です。 あと、明らかなミスショットやコントロールショットは省いてあるので、そちらの方はコースで実際に放たれる平均飛距離のデータとして信ぴょう性があると思われる。今日はこの表を見て考察してみよう。 1、自分が思っている飛距離(推定)と実際に飛距離との差 番手ごとの飛距離で、今現在自分で思っている飛距離をA(推定)、上の表の実際の飛距離をB(実測)として比較してみる。
56度はフルショットじゃないので比較しても意味が無いということで省く。 まず目につくのが7Wのトホホ加減である。200〜210y飛ぶはずが189yって(恥)。たぶん軽くダフったり微妙にチョロったりしてるせいだろうけど、4アイアンと同じ距離しか飛んでないじゃん。 3アイアンの方がよく飛んでいるのはティショットで使用する率が高いからだが、それにしてもこれは酷い。もう抜いた方がいいかもしれん。でもラフから3アイアンは打てんしなあ。 次に気づくのは7アイアンと8アイアン。推定よりも大幅に飛んでいない。これはグリーンを狙う距離として絶好の場所で使うクラブなので逆にリキんでミスショットしやすい(ってどんだけヘタレなんだ)ということもあるだろうけど、最初の推定飛距離が間違っている可能性もある。 つまり練習場では7アイアンや8アイアンは一番多く練習して一番気持ちよく振れるので多少飛距離が伸びる傾向にあるが、コースではそうでもないと。つまり私の7アイアンの飛距離は155yではなく150y、8アイアンのそれは140yではなく135yなのではないかと。 うーん、このあたりはいろいろな要因が絡んでくるので難しいな。もう少し掘り下げて考えてみよう。 (続く) |
2010/9/22(949435hit) 平均飛距離(その2)
続き。私的な話題なんだけどアイアンの番手って永遠の課題だしね。え、違う? 2、アイアンの番手間の距離差
最後の2つはコントロールショットをするクラブなので正確に出ないのは仕方ないとして、実測でもまあだいたい10-15yの間に入っているので悪くない。7-8間の16yも許容範囲だろう。しかし8-9間の10yってどうよ? 9アイアンで123y飛ぶのは良いとして(いいのか?)、8アイアンの133yがどうにもショボイ。だって、昔は150y強のパー3を8アイアンで打ってたりしたんだもん。 実は、この8アイアンの飛距離のショボさに気づいたのは今回が始めてではない。去年の12月に8アイアンより短いクラブが飛ばなくなった気がして、ロフトとライ角をチェックしてもらったのだ。でもその時は問題なかった。逆に8アイアンのロフトが立っていて7アイアンが寝てたぐらいだ(0.5度だけどね)。 現実(ショートアイアンが思っていたより飛ばない)は現実として受け入れるとして、それでも7-8間と8-9間だけは是正したい。というわけで、新しい番手別飛距離はこうだ。
うーん、やっぱりすっきりしないなあ・・・。特に10yと15yが入り交じるのが極めて気持ち悪い。もう少し覚えやすく分かりやすく変えてみよう。
うおおおお!余計に気持ち悪くなったあああ!!8番から52度までの流れを一体どうすればいいんだ?!9アイアンとPWの差が5yっ!!PW要らんのか?どうすりゃいいんだ? とりあえず、時間ができたら計測に行きます。 |
実は私には、師匠と呼ぶべき人間が72人いる(これは少なく見積もった場合の数で、多く見積もると軽く1億人を突破する)。人生の師匠、勉強の師匠、鶴瓶師匠、荒木師匠など色々な師匠がいる中、ゴルフの師匠は4人。そのうちの一人がK見師匠である。 K見師匠は(珍しく)私とは別の業界の人で、数年前からコンペで何度かご一緒して知り合った。その腕前がほぼ同じぐらいだと見抜いた我々は意気投合し、そしてある時(2009年1月)、ある約束を交わした(ってもう何回も書いてるけど)。 「一緒にラウンドした時、勝利した方を負けた側は『師匠』と呼ぶことにしよう。ただし、勝利の際にはどちらかのハーフで30台を出すことを必須とする」 ・・・そう、つまりわたしは直近の勝負に破れ、それ以来師匠の座を奪還できずにいるのだ。今までの闘いはこうだ。去年の6月は伏尾で35を出されて負けるも、8月によみうりで37を出し奪還。しかし11月、東児が丘マリンヒルズで77でラウンドされて敗北。そして今に至る。私はたった2ヶ月だけの師匠であった・・・。 師匠のゴルフは「ラグビーで鍛えた強靭な下半身」を支えにしたブレの少ないもので、クラブ競技やメジャーな試合にもどんどん出ておられ、私とは経験値が桁違いなのである。私のような下手な鉄砲(←ラウンド数だけはこなしてる)とはその中身が違う。 所属クラブでも三大競技への挑戦はもちろん、研修会で揉まれ、インターの選手にもすぐ手の届くところにいる。仕事の関係で競技に出れない私には大変うらやましいゴルフライフである。HDCPも師匠の方が上。しかし勝負は勝負、そんなことは言い訳にはできない。 ようやく肘の痛みもましになり、アイアンも復調してきた中で久しぶりの直接対決が昨日行われた。場所は兵庫の名コース、サイプレス。 両雄の強すぎる気合が上昇気流となって地球規模の気象変動を引き起こしたのか(ってそんなわけはない)、当日は御存知の通り激しい雷雨に見舞われ、一時はスタートも危ぶまれた。 しかし午前10時、両雄がスタートを断念しかけ、クールダウンした事で気圧が一気に下がり、それにより丹波篠山地方の雷雲が落ち着いたらしく(ワロスワロス)、無事スタートすることができた。 というわけで、久しぶりの龍虎対決(野球ではない。相撲も関係ない)はどうなったのか。まあこうやって前置きが長い時は何らかの理由があるわけで、それが何なのかは明日までのお楽しみだとしても!(語尾が変) |
2010/9/25(950207hit) 4度目のサイプレス(その1)
さて、サイプレスである。ご存じ大西久光氏渾身の作。兵庫の隠れ家的ハイグレードコース。こういう所でクラブライフを過ごせたら本当に素晴らしい人生になるだろうなあ。お金の力の偉大な一面だな。いや、変な意味ではなく。 過去3度ラウンドしているが、最初が3年前の6月(86)、次が去年の4月(87)、ここまでは良かったけど3回目が今年の3月でその時に三桁叩いてるんだよね。まあ「急性アプローチが怖いんだ怖くてたまらないんんだ病」とか「右肘いたいぜ痛いぜイタくて死ぬぜ〜病」とかを発症してたとはいえ、ちょっとね、軽くね・・・凹んだ。 結局、その後ゴルフを1ヶ月休んだぐらいトラウマになったラウンドだったが、アプローチのヒントを掴んだりクォンタムゴルフを取り入れたりスイングはリズムとテンポだと思い当たったりしてようやく不調を脱した今回であったので、ちょっと楽しみにしてたのだが。 何なのこのゲリラ豪雨&カミナリは?! 最終的には小降りになりラウンドできたのだが、出鼻をくじかれるとはまさにこの事か。まあでも、2時間ぐらいじっくりゴルフ談義に華を咲かせることができたので良しとしよう。 この日の同伴競技者はK見師匠のほか、関西の同業者の中では恐らく一番ゴルフ力が高いH田さん、そしてN良国際などで何度かご一緒させていただいているK島さんの4人。半端なくゴルフが好きな4人が集まった。 で、素晴らしい林間コースであるサイプレスであるからして、普段より大きな写真を何枚も撮ってみていただこうと思っていたのだがそんな余裕はまったくありませんでしたすいません。写真なんて1枚も取れませんでしたすいません。 さて緑色のチャンピオンティ?使用でアウトスタート。ちなみに()内はK見師匠のスコアと試合の趨勢を表す。 1番はいきなり400yだらだら登りという厳しいパー4。ティショットまあまあ、2打目残り180yを5アイアンでオン(これはマジで珍しい)。2パットパー。(パー:イーブン) 2番パー5もアプローチがいまいちながらパーオンして2パットパー。(パー:イーブン) ここまでは何とか良かった。 3番パー3でグリーン奥へ外し、下りの難しいアプローチが寄せきれず2パットボギー。(パーー:1ダウン) 4番パー4、チーピンが出て林の中へ。グリーン手前まで転がすもアプローチが寄らず(どうも硬くなっているようで思い通りに打てない)、2パットボギー。(パー:2ダウン) 5番パー4、前回のラウンドで3連続チャックリ&池ポチャ(クリークだけど)して「ああ俺はやっぱりゴルフの才能がないんだ今まではたまたまうまくいってただけなんだもうやめよう今日やめよう今やめようすぐやめよう」と思ったホールである。今回は3アイアンで刻み、フルショットでクリーンオンするもピンを狙えず長いパットが残って3パットボギー。(ボギー:2ダウンのまま) 6番は2打目の7Wをチョロ、4打目と5打目のアプローチをチャックリという超スカタンを呈するも長めのパットが入ってボギー。しかしK見師匠も珍しくミスを連発したので1つ返す(ダボ:1ダウン) 7番パー3は6アイアンが思い通り打ててグリーンオン、パー。(パー:1ダウン) 8番パー4、左ドッグレッグの短いホール。3アイアンのティショットがやや左へ飛んで林へ。2打目はグリーン手前まで。3打目のアプローチでまたしてもミス(アプローチがとことんダメだ)。2パットボギー。しかし師匠も短いのでミスが出た。(ダボ:オールスクエア) 前半最終ホールパー4。ティショットまずまずもほんの少し右へキックして林の中へ。グリーンは狙えるものの、不運なことにベアグラウンド&ディボットホールにボールが鎮座。2打目は低い球で上から潰すようにショットし、グリーン手前のバンカーまで。まあ上出来。仕方ない。 バンカーからピンまで30yのバンカーショットだったが、23yぐらいしか飛ばず。6mちょっとのパーパットは入らずボギー。(師匠は無難にパー:1ダウン) というわけで前半は私が6ボギーの42、師匠が1ボギー2ダボの41でタテもヨコも負け。うーん、パーが3つしか取れないのは情けない。18パットだからあと1〜2個はパット数を減らさないと勝負にならない。っていうかアプローチが悪すぎるのでこれでも上出来か。 で、後半に続く。明日更新できればします。 |
2010/9/27(950602hit) 4度目のサイプレス(その2)
私が住んでいるのは千年前の文献にもその名が出てくるような場所で、それこそ何百年も前から住み続けているといういわゆる「地の人」が多くを占める。 したがって人間関係も色々と面倒があるのだが、つい先日、地域で一番の大地主であるCがえらいことを言い出した。この地主、有り余るほど土地を持っているにもかかわらず、自分の土地に隣接する「市有」の雑木林に、勝手に掘っ立て小屋を立てたり生えている山菜をとったりしだしたのだ。 それだけならまだしも、その市有の土地のすぐ横にある私の土地に生えた山菜やタケノコまで、自分の手下を使って盗み始めた。 元々粗暴な性格で、怒れば何をするか分からないところがあったCであるから我々も我慢して遠巻きに見ていたのだが、私有地にまで手を出してきたのでは話が違う。私は自分の土地に何食わぬ顔で入ってきたCの手下を捕まえようとした。当然のことだ。 しかし手下は気が狂ったように抵抗し暴力を振るい出したため、私は仕方なく家族総出でこの手下を縛り上げたのであった。 これを聞いてCは烈火の如く怒り出した。Cは「お前の土地は元々はウチの土地だ(注:まったく根拠なし)。だから手下は悪くない。むしろお前が悪い。いい加減にしないとひどい目に合わせるぞ」と言い放ち、私へ毎日罵詈雑言を浴びせ、家への牛乳配達を毎朝妨害すると言い、そしてついには私の娘を誘拐して「こいつをひどい目にあわせてやる」と言い出した。 もう完全なチンピラ。関西弁でいう輩(ヤカラ)である。まともに相手にならないだけでなく、正攻法や話し合いではまったく対処不可能。だって、常識とか価値観がまったく根本から違っているのだから。 Cにとっては、「自分が正義。自分が正しい。自分がしたいことをする。それを邪魔するヤツは全員敵。話し合い?なにそれおいしいの?譲歩? そう、今まで数千年間そういう風に生きてきて、すべてをゴリ押しで済ましてきたのである。 そう考えると、我々常識人から見てCは心から可哀想な そう思い当たった私は、私はCを慈悲の心で見守ることにした。例え私が損をしようとも、業を背負って生まれてきて本当の幸せを知らないで死んでいく可哀想なCのために心から祈ろう。私はそう思った。 ・・・でも、筋だけはきちんと通させてもらうしね。 あまり私たちを怒らせないほうがいい・・・ (注:私が書いたのはあくまで「C一家」を対象にしたもので、決して「家族一人ひとり」に対する気持ちではありません) |
私がきさいちカントリークラブをホームコースに選んで今年でちょうど10年になる。10年間で少なく見積もっても350回はラウンドしただろうか。 10年ひと昔というが、10年もあればそれはもう色々な事があった。一番大きな出来事は、2005年の冬に倒産(会社更生法適用)し、アコーディアグループに吸収されたことだろう。 経営母体がアコーディアになった事は、少なくともプレーする側からすればいいことずくめであった。コースの改修・プレースタイル(セルフかキャディ付きか)の選択性・プレー時間の延長・薄暮プレーや早朝プレーの実施・各種割引の充実・ポイント還元・ビジターへの割引制度など・・・ そう、今では当たり前になされていることが、10年前にはまったく無かったのであった。これは昔の経営者である浅●吉男が競走馬ばっかり買って会員に還元せず、それどころか「プレーさせてやっている」という傲慢不遜な気持ちでいた事を表している(こいつ、きさいちグループを潰して数万人に不安と不信感を与え、700億以上の負債を抱えたのに、今でも競走馬で遊んでやがるんだよね。いっぺん氏ん(ry)。 振り返ると、ほんの少し前まで、きさいちに限らず日本の多くのゴルフ場が何と高飛車な態度であったことか。ビジターは平日でも2万円近いプレーフィーを払い、1500円のカレーを食べ、その上で小さくなってプレーしていた。 メンバーはメンバーでプレー枠が極端に少なく、なかなか予約が取れない。それどころか電話が使えずコースまでわざわざ足を運ばないと予約を受け付けてくれないという、今思えば無茶苦茶な所もあった。嘘のようだが本当である。まさに我々は「プレーさせて戴いていた」のだ。 特にきさいちCCは大阪市内から1時間以内という立地のためか、はたまた3500人とも4500人とも言われる会員数のせいかいつも満員御礼、毎ホールカート3台待ちで昼休憩は2時間というのがデフォルトであった。 さて、今になってなぜそんなことを言い出すかというと。 実はつい先日捜し物をしていた時、コンピュータのCドライブの一番下の引き出しのそのまた一番奥に、くしゃくしゃになった紙がへばりついているのを発見したのだ(あの、これ、断っておきますが比喩です)。 それは、メンバーになって2年目にきさいちCCに出した要望書であった。とりあえずご覧頂きたい。 要望その1 クレジットカードの取り扱いを ゴルフ場に於いて、しかもメンバーコースでクレジットカードが 利用できないのは非常に不便です。会社の方針か、上の方の ポリシーかもしれませんがメンバーに不便を強いているのは自 明です。 要望も多いでしょうし、ぜひ実現してください。 これは下に述べるような大幅な改革を行わなくても出来ることだと 考えます。 私個人としては、5%値上げしてもクレジットカードが使える方がよい です。 要望その2 プレースタイルの選択権を 時代はゴルフのあり方を変えています。接待ゴルフからスポーツへ、 中高年者の健康増進のためのスポーツからアスリートスポーツへ。 ゴルフ場にも様々なニーズが要求されてきているのではないでしょうか? 伝統と格式を重んじる事は大事なことだと思いますが、メンバーのニーズ にも敏感であって欲しいと私は思います。 委員でもない一会員がこんな事を言うのはおこがましいでしょうか? 我々は「きさいちでプレーさせていただいている」と考えるべきなのでしょうか? きさいちはメンバーならキャディーさんがいなくても、十分に回れる コースだと思います。シーズンオフには梅梅でセルフを選択できるよう になり、大変嬉しいのですが、松竹でも、またオンシーズンでもできる 限りセルフを選択できるよう希望いたします。 また、会員が多くそのため大変混み合っているのは重々承知ですが、 2バッグでのプレーも余裕があるときには受けていただきたいと希望します。 まあクレーマーに近い文章で、よくもまあ偉そうにこんなことを書いて送りつけたものだと思う。っていうか、コース側からしたらスッゲー嫌なヤツだったろうな俺(笑)。 それはさておき。この文章から分かることは、9年前まできさいちCCではクレジットカードが使えず、極めて特殊な場合をのぞいてセルフプレーはできず、したがってメンバーフィは平日でも12000円ほど掛かり、夫婦2人でラウンドしたら1日で25000円近くが飛んでいき、どんなに空いていても2バッグでのプレーはまず出来なかった(どうしても2人しかいない場合は可)ということだ。 今なら考えられないことだが、昔はそれが当たり前だったのだ。いや、クレジットカードが使えないのは当たり前じゃないな。噂によると浅川●男がクレジットカードが嫌いだったということらしい。なめとんのかわれ。いっぺん、しばきたお(ry えっと、で、何が言いたいかというと、早朝スルーや午後スルーや薄暮プレーやセルフの選択や割引デーやコース内へのカート乗り入れ可やリモコン自走+自分で運転できるカートの採用や1人でもプレーさせてくれる柔軟性など、プレイヤーの立場に立って色々なサービスを充実させてきた今のアコーディアはエライ!これからも頑張って欲しい!ということなのである。 |