今年の日記 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
2010/10/1(951827hit) 雨のホームコース1.5R(その1)
先週今週と私がラウンドする木曜になると雨が降る。ちょっとメランコリー(*1)。 *1・・・梓みちよが緑のインクと共に広めた、「いい女」のための装飾品のひとつ さて、いつもの自称N谷プロ(*2)と上達著しいTくん(*3)、そしてVGA(*4)仲間のK藤さん(*5)という気のおけない仲間でのラウンド。 *2・・・ラウンド中は坂田信弘になったりプロゴルファー猿になったり哀川翔になったりするので、ゴルフのプロではなく物真似のプロかもしれない *3・・・男前で若くて背が高くて爽やかとモテる条件がすべて揃っているので、ニギリでは死んでも負けないつもりである *4・・・「Vシネマ大好き・ゴルファーの・集まり」の頭文字である、というのはもちろん嘘である *5・・・わざわざ兵庫県から来てくださったのに雨なんかですいませんでした 火曜日の練習ではドライバーがやっぱりチーちゃん(*6)ばかりで不安だったのだが、やっぱり本番でもひどいものだった。加えてバックティ(*7)+雨(*8)で余計に飛距離が出ない。2打目が170y〜200y残るというなかなかハードなラウンドだった。 *6・・・可愛いあだ名をつけても、やっぱり好きになれませんpitchさん *7・・・申請したのはお前だろ *8・・・雨を言い訳にするゴルファーは最低である 最初の4ホールはやることなすこと全てうまくいかず、OBも打ってないのに4ホールで5オーバー。しかし5番で寄せワンが来てちょっと落ち着いた。6番はアプローチのナイスリカバリーをパットで台なしにする(*9)も、7番で再び寄せワンのパー、8番パー5は2打目のスプーンで花道まで持って行き3打目を4mに寄せて(*10)バーディ、9番も微妙な上からの3.5mを入れて(*11)連続バーディと大叩きを免れる。 *9・・・230y打ち下しのパー3。ティショット3アイアンはリキんで引っ掛け。しかしアプローチはベアグラウンドの左足下がりから砲台グリーンしかもピンはすぐそこという難易度の高いショットが完璧にうまくいってピン右1mに。でもこれを外したのでまったく台なしどころか死にたくなった *10・・・寄せたのではなく、偶然寄ったのである *11・・・入れたのではなく、偶然入ったのである 昼食後、用事で遅れてきた(*12)N谷プロが合流して昼食、10ホール目の梅1番へ。ティショットはスプーンを持ったのにチー、2打目フェアウェイへ出すだけ、3打目で乗せるも3パットして(*13)素ダボ。 2番も3アイアンのティショットが右ラフ土手の手前へ。乗せられずさらに寄らず入らずでボギー。3番パー3もあたりが悪く、「乗らザル寄らザル入らザル」(*14)でボギー。 *12・・・プロは多忙なのである。って違うかったっけ? *13・・・6mから3パットするなんて誰も思わないよね。でも現実はそんなものなのさ *14・・・由来はもちろんプロゴルファー猿の「日光東照宮で紅蜂はんとデートやでぇ!の巻」である 4番パー5はほんの少し右へ飛んだドライバーショットが木に当たって不運にもOB(*15)。アプローチショットがバンカーのアゴに接して止まるという不運も重なり(*16)トリプルボギー。 *15・・・木に当たるぐらい曲がるのは「ほんの少し」ではないし、だから不運でもなんでもない *16・・・そのバンカーにトップさせて入れたのはどこの誰ですか? 5番は2打目のウェッジショットをダフるもピンハイエッジまで飛んで(*17)2パットパー。これでちょっと流れが変わったと思ったんだけど、まだまだトホホは続くのであった(*18)。 *17・・・ほら、そういうラッキーもあるじゃん。不運だと嘆いてばかりだとバチが当たるよ *18・・・注釈が18番まで来たので明日に続くということで一つよろしく |
2010/10/2(952113hit) 雨のホームコース1.5R(その2)
昨日までのあらすじ:坂田信弘とプロゴルファー猿と哀川翔(1人3役)とナイスガイTくんと潜在能力抜群のK藤さんとトホホhiroくんは五十六億七千万年光先の銀河の果てにあると言われる天竺を目指して残り13ホールをスリーナインに乗ってラウンドするのであった。メーテルゥー!! 15ホール目は梅6番、短い打ち上げのパー4。ところで、1ラウンドした場合は最初の9ホールをフロントナインあとの9ホールをバックナインと呼ぶけど、1.5Rした時はどう呼べばいいのだろう?フロントナイン・バックナイン・エキストラナイン?それとも、フロントナイン・センターナイン・バックナイン?たぶん前者だろうな。じゃあもし、36ホールしたときは?ってどうでもいいですすかですね。 ティショットは3アイアンでややトップめの安全な球(*1)でセンターへ。2打目残り110打ち上げ、ちょっと強めでちょっと左目に飛んだボールはグリーンをオーバーして逆目の長いラフへ。カップは目の前、しかもきさいちで一番傾斜の強いグリーン(*2)。グリーンに直接落としたら加速がついてグリーンをこぼれる可能性もある(*3)。 *1・・・こういう書き方をするとまるで狙ってトップボールを打ったように誤解してくれる人がいると思うが、もちろんミスショットだったのは言うまでもない *2・・・こういう蛇足的な長い説明をしている時は、ほぼ100%言い訳が始まる時である *3・・・大げさのようだが、そして私はえてして大げさに書くが、これは本当である ラフにワンクッションさせてグリーンにギリギリ届くイメージでアプローチ。すると当たり損ないで1m先のラフにぼそっと落ちる。いわゆるヘッドアップである(*4)。気を取り直して再度トライ。こんどはだるま落とし発動で30cmしか飛ばず。またしてもヘッドアップである(*5)。5オン1パットでダボ。ほんっっっとにヘタだな俺(*6)。 *4・・・「である」じゃねーし *5・・・どんだけヘタなんだ、である、みたいな。 *6・・・いや、ヘタなんじゃなくて、ゴルファーとしての基本の部分がダメなんじゃあ・・・ 7番谷超えのパー3(162y)。 7アイアンを持つが、今思えば結構なアゲンストだったので7ではどう考えても小さすぎるだろ。その上ちょっと噛んだらそりゃ谷底へあぼーんするわな(*7)。google earthで測ったら138yしか飛んでない。しょぼすぎる・・・(*8)。昔は8アイアン持ったこともあるのになあ・・・・(*9)。ダボ。 *7・・・完全にクラブ選択ミスなのだが、それよりアゲンストだからとリキんでダフるその心がダメだ *8・・・あんたそれどう考えてもヘンでっせどっかおかしいんちゃいまっか? *9・・・こういうのを「負け犬の遠吠え(あるいは中年おやぢの悪あがき)」という 8番ではパーが来たものの、最終ホールパー5では3打目が馬の背グリーンの奥に切られたピンに対して手前に乗り(*10)、やっぱり3パットボギー。ああ情けなや18ホールで3パット3個にOB2個にダボ3個(*11)。というわけでバックナインは歳の数ぐらい叩いてしまった(*12)。トホホ。 *10・・・こすって大ショートしたのだが、この球は私の持ち玉なのであった *11・・・目標は1ラウンドでダボも3パットも2個以内、OBは1個だから・・・あ、そんなに変わらないや *12・・・え?私?今年36歳。(ウソ) さて、時間は2時前。ハーフしかラウンドしていないN谷プロはまだお腹いっぱいにならないし、雨はだいぶ小降りになってきて気にならない程度だし、行っちゃいましょうワンハーフ。T先生は仕事で離脱。残念。 松1番。ティショット丙・2打目5アイアン丁・3打目ウェッジ乙でボギー(*13)。2番パー3は230yのパー3、7Wでレイアップ(笑)して2オン2パットボギー。うーん、ティショットをミスすると物理的にパーオンしないぜ。3番、下りスライスラインがドンピシャ(*14)で寄せワンのパー。4番(パー5)は逆に3打目70yのアプローチを大ショートして20yのパットが当然のごとく3パット(*15)でボギー。 *13・・・つまりグリーンに乗るまで全部ミスショットだったてことね *14・・・そりゃホームコースで1.5Rつまり50回近くパットしてるんだからそんなことの1回や2回はあるだろ *15・・・自分では思い切り打ってるつもりなのに2〜3mショートするのは距離感が悪いのか勘がニブいのか眼が悪いのかパターが悪いのか打ち方が悪いのか頭が悪いのか。たぶん全部だろうな 5番はピンハイ5mにパーオンするも最初のパットを1.5mもオーバーさせて3パット(*16)。ああ、またしてもトホホ大行進なのか、と思いつつ6番145yパー3。8アイアンでエッジまで、2パットパー。7番はティショット2打目ともイマイチだったけど30yから1mに寄せて寄せワンパー。 *16・・・「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!『おれはグリーン上でたった5mのパットをしていたと思ったらいつのまにか3パットしていた』 そ… そんな事起こるわけねーと思うが おれも何が起こったのかわからなかった ミスパットだとか狙いが悪いだとか…そんなチャチなもんじゃ断じてねえ もっと恐ろしくヘタな片鱗を味わったぜ…」 そして8番581yパー3。ティショット甲でフェアウェイ、2打目7Wも甲で残り140y。8アイアンは我ながら良い当たりでピンハイ1mにオン。バーディ(*17)。最終ホールもティショットをミスして2打目はラフから、まともに当たらずグリーン手前にショートするも寄せワンでパー。 最後のバーディが効いて3オーバー39でホールアウト。でもN谷プロは前半(梅)の貯金が効いて(っていうか48も叩いてたら相手がどうでも勝てんわな)久しぶりの負け。おみそれしました。 *17・・・ショットは思い切りと開き直りと、それに加えてリラックスが大事 まあ、ドライバーは悪いけど(*18)パットがまあまあだったから良しとしよう。 *18・・・いやホントマジで深刻ですが。チーしか打てませんが。放っておいて治るのか?5日後近畿オープンでっせ。 |
2010/10/4(952464hit) パットも基本が大事?
先週のラウンドは3パットこそ5回(1.5Rで。1R換算だと3.3回)もあったが、実は1パットも13回(同。1R換算で8.7回)あった。これはなかなかの数字だ。だってほぼ2回に1回1パットっていう計算だからね。 まあその分パーオン率が悪かった(33.3%)っていう事でもあるんだけど、総パット数46(1R換算30.7)というのは年間の平均パット数が34を切ったことがない(←なんてヘタなんだ!))私にすればなかなかの数字だ。 (ただ、ひとつだけ言い訳させてもらうと、私はエッジや花道などからパターを使ってアプローチした分もすべてパット数に入れて計算しているので、実質のパット数は1〜1.5ぐらい下がるんですホントなんですいやマジで) 実は、先週に限らず最近パットの調子がちょっと上向きなのである。下のグラフは、今年1年(36ラウンド)のパット数を表したものであるが、右三分の一ぐらい、つまりここ12ラウンドぐらいで急激に良くなっていることがお分かりいただけるだろう。 これにはいろいろな要因があるので、それをまとめてみようというのが今日の日記の趣旨である。 1、新しい2ボールパターがいい感じ 10mを超える長いパットはどうしても打ちきれずショートするんだけど、ミドルレンジや1m以内の短いパットはやっぱり安心して打てる。さすが元祖オートマチックパター。 2、パッティングの練習をしだした パターが新しくなると練習したくなるよね(笑)。といっても1〜2週間に1回というハナクソのような回数だが、それでも1時間から2時間集中してパッティングをしていると何かしらの発見があるわけで。で、その発見はすぐに役立ったりするので1ラウンドのパット数を1個や2個は簡単に減らすことができたりするのであった。 3、基本は大事だ もうほんっとに当たり前のことなんだけど、毎日練習できない(いや、しない)怠け者でアマチュアで才能もない私など、フィーリングだけに頼ったり我流でパットするのは100万年早いわけで、つまり何が言いたいかというとアマチュアこそ基本を大事にしないといけないと。 パットの基本、それは芯に当てる事。そして芯に当てるためには体を動かさずパターヘッドを安定した軌跡で動かすこと。これに尽きる。そしてそれを実現するためにもっとも重要なのが姿勢即ち構え方なのだ。 これはもう断言していいと思うのだが、 1、打ち出す方向にスクエアに構える 2、ボールを両足のほぼ真ん中に置く 3、ボールを眼の真下に置く という三つの「当たり前」こそが、練習量が少ないアマチュアにとって究極の奥義なのではないだろうか(ってそんな当たり前のことを断言するって・・・)。 いやもちろんこんな基本を守らなくても平均パット数30切ってますが何か?という人は私のようなド下手のくせにウンチク垂れるスカタン野郎の言うことを聞く必要はない。ないんだけど、少なくとも私はこの3つの基本に帰ることで非常に良い感じでパットが出来るようになったのだ。 1、のスクエアに構えるだが、ほんの少しオープンスタンスに構えたり、1m以内の短い距離では無造作に構えたりすることもあった。しかしパットをする時に、いつも「スクエア感」を出す癖をつけるのは大事な気がする。 2、だが、私は最近ボールを左足かかと線上に置いてパットしていた。それが私にとって一番いい感じだと思ったからだが、先日パッティングの動画をとって愕然とした。バックストロークでパターヘッドが一度アウトサイドに振れてからインに入っていたのだ。 まあ考えれば当たり前の話である。パターヘッドはインサイドインに動くが、その放物線の動きの頂点(つまり方向とフェースがまっすぐになる点)は単純に考えれば両足の中間地点であり、ボールが左足寄りに置かれたら一度ヘッドは体から離れて頂点に達し、そこからインサイドに引かれるのは物理以前の法則だ。 こうなると当然、ボールに対してアウトサイドからヘッドが当たるんだから、左に引っ掛けるのは明らか(下図)。 で、真ん中に置くようになってから短いパットを左へ引っ掛ける回数が減った。今までの俺って一体・・・orz 3、もそう。私は知らず知らずのうちに体からボールが離れすぎ、不安定なストロークになっていたようだ。パターに限らず、クラブは体の近くでさばく方が正確性という意味では一番良いに決まっている。 というわけで、基本が大事というおはなしでした(え?平均パット数34のヤツに言われたくない?私もそう思う。でも今年は34パット以下【1.889以下】を目指すぜ!) |
2010/10/5(952775hit) スティンプメーター
というわけでパットに目覚めた私であったのだが、パットに勝つ(勝ち負けの問題か?)ためには敵(グリーン)を知らないといけない。そこで私はスティンプメーターを自作することにした。ちなみにスティンプメーターはこんなのね。 アップはこう。 この溝の部分にボールを置き、ボールから遠い一方の端をグリーン上に設置する。そして傾けていって自然にボールを転がす。そして転がった距離(フィート)を測定する。何度か測ってその平均がグリーンのスピードとなる。 「そんなもの自作できないだろ。溝の深さとか長さもきっちり合わせないといけないだろうし」とお思いのあなた。実は私もそう思っていたのだが、ある本を読んで目からウロコがずばばばばばばと落ち、簡単に自作できることを発見したのだ。 その本の紹介は後日するとして、何と書いてあったかというと、 「スティンプメーターは溝によって止まっているボールが、ある角度(20度)になると斜面(75cm)を転がりだすように作られているのだが、その時の高さは26cmである」 「ふむふむ。きちんと数字が出てるのね。じゃあ大丈夫だろうけど、転がる長さとか角度とか面倒くさそうじゃん。それに材質とかで転がる抵抗が変わったりするんじゃないの?」とお思いのあなた。実は私もそう思っていたのだが、この本にはある物理法則を思い出せばそんなものはほとんど無視していいことにも言及してあったのだ。それは、 「エネルギー保存の法則」である。 ちょっと考えれば当たり前のことなのだが、ボールが26cmの高さから転がり落ちる直前、このボールには「26cm分の位置エネルギー」が蓄えられている。これが転がりだした瞬間「運動エネルギー」に変わっていくわけだが、この変化はどんな条件でも、つまり斜面が75cmより長かろうが短かろうが(極端な場合を除く)まったく同じだけの運動エネルギーに変換されるのだ。 さらに、スティンプメーターの上を転がっている時に関して言えば、つるつるした材質のもの(金属等)を使う限り抵抗により減速されるロスはほとんど無視して良いレベルのはずなので、結論的にはこうなる。 「26cmの高さに球を保持してそこから適当な斜面を転がせば、それがスティンプメーターの値とおなじになる」 というわけでアルミの長さ1mのアングルを買ってきた。スティンプメーターは角度がもっと浅いが、特に問題ないはずだ。一辺の長さは1.5cm。これも実物より狭そうだが問題ない。 で、できたのがこれ。 そう、できたと言っても特別な加工をしたわけではなく、1ft.ごとにシールを張り、75cm(約2.5ft.)の所に印を入れ、色々な換算表(8ft=244cm=3歩強、など)を同じくシールで張っただけである。 え、肝心の「地上から26cm」はどうして測るんだって? 私、靴のサイズが26cmなんです(笑)。 ただ、練習グリーンでこの棒を出す勇気があるかどうかだな。グリーンキーパーさんたち、きっと嫌がるだろうなあ。 |
2010/10/6(953048hit) チーピンを撲滅せよ!
なにやらアクション映画の副題のようだがもちろんそんな大層な話ではない。でも本人はチョー真剣に悩んでいるのだ。 打てども打てどもチーピンばかり。ちょっとましな当たりで低いフック、デフォルトで引っ掛けフック、ひどい時は100yも飛ばないプルフック。飛距離は出ない、打感は悪い、気持よく振れないと一人三ない運動展開中だ。 ただでさえ「デブ・ハゲ・メガネ」という三大キモイ身体特徴と「回りくどい・面白くない・声が小さい」という三大コミュニケーション欠陥と「眼が細い・くちびるが分厚い・エラが張っている」という三大ブサメン顔面特徴を備えているのに、それに加えてドライバーまで壊滅したらもう良いところがまるでなくなってしまう。 メントスを食べている人とコミュニケーションを取れないと困るため、過去の日記やウェブからチーピンの対処法を検索し、先日の日曜日の薄暮プレーで一つ一つ試してみた。 チーピン対処法その1:クラブを短く持つ 結果:短く持ってもプルフック チーピン対処法その2:ティを低くして横振りする 結果:余計に腕に力が入りフックする チーピン対処法その3:とにかくしっかり振る 結果: しっかりとしたチーピンが出る チーピン対処法その4:右手の力を抜く 結果:そう簡単に力が抜けず、自分の限界を感じる チーピン対処法その5:クラブをアップライトに上げる 結果:余計にインサイドから下りてきてチーピン チーピン対処法その6:右グリップをゆるゆるにする 結果:そう簡単にゆるゆるにできず、落ち込む チーピン対処法その7:フォローを低く取る 結果:スエイしてまともに当たらなくなる チーピン対処法その8:ボールを思い切り右に置く 結果:プッシュフックで低い球で飛距離が180yしか出ない ああダメだどんなに工夫しても治らないもう僕は一生チーを・・・あ!思い出した。 先日スイングを某プロに見てもらったら、「トップで左手首が手のひら側に折れ、フェースがシャットになってる」と指摘されたのだ。 今日練習に行き、そこに気をつけて打ってみた。すると。 チーピン対処法その9:アドレス時の左手首の角度をトップ位置でもキープするため、トップで左親指がグリップの真下にくるようにして振る 結果:ナイスショットキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! よし、これで近畿オープンもバッチリだぜ!!(←願望含む) |
2010/10/8(953585hit) 近畿オープン予選(その1)
近畿オープンは一般ゴルファーに広く門戸を開けているトーナメントで、サンスポ(産経スポーツ新聞)が主催をしている歴史ある大会だ。 予選は春と秋の2ステージあり、それぞれで一次予選会・二次予選会そして決勝という段階を踏むのだが、一次予選は多くの会場と期間で開催され、なんと25試合も行われる。またその予選会も一般・シニア・レディス・学生と4つのレギュレーションに分かれていてとにかく参加人数が多い。 さらにこの試合がユニークなのは、各試合ごとにスクラッチとダブルペリアの集計を同時に行うことで、スクラッチによる集計は二次予選への切符を争って、そしてダブルペリアではいろいろな賞品やプロアマ出場をかけて戦われる。 従って、一次予選に関して言えば競技会というより「お祭り」という意味合いが強い。参加料も「大会サポートフィー」という名目で、「世界の子供たちに愛の手を」チャリティー活動への基金を含んでいたり、一時予選会ではGPS計測機器を使っても良かったり、きちんとしたマーカーを決めず(全員が全員のスコアをチェックする)スタートしたりとちょっとゆるい感じの大会であった。 とはいえ、競技は競技。そこそこの緊張感を持って、粛々と(笑)大会は行われた。 さて、前日の練習でチーへの不安が減った(代わりに体力的な不安が出てきたが)私であったが、今回の試合では、ゴルファーとして足りないものがあまりにも多すぎるということを思い知らされたわたくしであった。 まさにボビー・ジョーンズの言う「優勝した試合からは何も得るものはないが、負けた試合からは多くのことを学んだ」を地で行く感じだった。その最も大きな学びは、 私は超スカタンな頭の悪いゴルファーだ というものだ。私の頭がどれだけ悪かったかは、明日から3ヶ月にわたって詳細に解析していくつもりである。いや3ヶ月は嘘だけど。 っていうかね、朝家を出た時からね、実はね、何だかイヤな予感はあったのよ。家から高速へ乗るまでに5つの信号と1つの踏切があるんだけど、すべての信号と踏切に引っかかった(こんなことはめったに無い)。それも、楽勝で行けるタイミングなのに脇道からお爺さんの乗る軽自動車が出てきて時速20kmで走りだして直前で赤になったり、時速30kmで走るファミリーカーが信号の10m手前で黄色になった途端に停止したり(行けよ)。 その後も高速は変に混んでたり、私は定速でのんびり走るのが好きなのに前を走る車がみんな加速したり減速したりのヘタ野郎ばっかりだったり、下道でも缶コーヒーを買うのに止まった駐車場からなかなか合流できなかったり(自分さえ良ければいいのかお前ら)、カーナビの「あと300mで目的地です」というアナウンスを聞いた途端にゴルフ場の入り口があって通り過ぎたり(入り口から入って300m先が目的地であった。だったら右折って言えよ!)、Uターンの場所がなかなかなくて予定より10分も遅く着いたり。 そんなわけでちょっと流れが悪かったのは事実。いや、そのせいにするつもりはないんだけどね、大叩きした原因を。 天気はすごく良かったし、気候も丁度良かったし、コースも美しく、難易度も高くて面白く、グリーンもだいぶ回復していて9ft出てたし、同伴競技者はみないい人ばかりだったし、今回誘ってくれて一緒にラウンドしたM岡くんはナイスラウンドで悠々と予選突破したし、いいこともいっぱいあったんだけどね。 いやあ、だから、いろいろな意味で面白かった(ちょっと負け惜しみ入ってます)。 (続く) |
2010/10/9(953860hit) 近畿オープン予選(その2)・あるいは何が足りないのか
近畿オープン一次予選。会場は6月にはサントリーレディスが、そして先月にはパナソニックオープンが開催された六甲国際ゴルフ倶楽部東コースだ。つまり押しも押されぬトーナメントコースである。よって、緑(レギュラーティ)からでも6769ヤードと距離が長い。 では早速行く。我々はインスタート。10番は404yのパー4。いきなり400y超えだ。404yとは即ち、ティショットが230yだったら、私の飛距離では2打目が4〜5アイアンになるということだ。きっついのう。 ほんの少し左ドッグレッグ&打ち上げで実質410y。右へ突き抜けそうな感じだけど左にはバンカー。ああイヤラシイホールだこと。 ティショットは幸いチーも出ず、そこそこの当たりでフェアウェイセンターへ。他の3人は少し曲げてラフへ。しかし、ティショット落下地点へ着いた我々は、あまりのことの驚愕した。 ラフがむちゃくちゃ深くて全くボールが見つからない!! そうなのである。まるでパナソニックオープンのまま放置していたかの如く深い。12〜15cmはあるだろう。そこに入り込んだボールは当然真上から見ても見つからない。おまけにティフトンのラフもあちこちに散在し、そこは野芝より余計に見えない。 不覚にもラフの写真を撮り忘れてしまったのだが、もうね、私が今まで経験した中で一番深かった。イジメだなこれは。結局3人中1人はロストボールとなり、打ち直し。残り2人もラフからの2打目はまったく飛ばず、フェアウェイへ出したり50〜60y飛ぶだけ。ここで私は、こう思った。 「これはもうラフへ打たないよう気をつけないと・・・」 そう、賢明な読者の方ならもうおわかりだと思うが、こういう中途半端な考えが一番よくないのだ。そこにはビジョンも具体的な攻め方も作戦もない。ただの願望だけなのだから。願望だけでラフへいかなくなるのなら、今頃私は日本アマのチャンピオンになっているだろう。 そう、こういう時は、「距離を犠牲にし、ティショットはすべて3アイアンで打とう。そして2打目が200y以上残ったときは迷わず3オンボギー作戦で行こう」とか、「ティショットは精一杯飛ばし、もしラフへ入ったらその時は9アイアンでフェアウェイへ戻し、3打目勝負に出よう」などと具体的なビジョンを考えるべきだったのだ。本当に考えが足りない(足りないその1)ヤツである。 ラウンドへ戻る。私の球は235y先のフェアウェイセンター。ピンまでは残り160y打ち上げ。 6番と7番の中間の距離だが、打ち上げで朝イチということを考え6アイアンで。ビシッ!高弾道の完璧なショット。これはピンハイだなオレってカッコいー!と思った瞬間、ボールは花道に落ちた。あれ?なんで? ふと手元を見ると、泥の付いているクラブは7と刻印が入っている。そう、6番でショットしたつもりが一緒に持ってきた7番で打ってたのだ。そりゃ届かんわな。というわけでスカタンな私は注意力が足りない(足りないその2)と言えよう。寄せきれず2パットのボギー発進。まあいいだろう。 11番170y打ち下ろしのパー3は7アイアンでオン、2パットパー。うむ、悪くない。 12番514yパー5。グリーンの左手前に池がある以外、何の変哲もないホールなのだが。 ティショットはややスライスして右ラフ。そう、ボールがすっぽりとはまり込むあのラフである。2打目、とにかく脱出優先(この時はまだ冷静だった)で8アイアンを持つ。右を狙ったにもかかわらず左へ飛びファーストカットへ。しかし110yぐらいしか飛ばず。まったくひどいラフだ。俺たちゃアマチュアだぜ。 さて3打目は残り180y。ファーストカットだから狙えないこともないけど左に池があるし花道は狭い。ここへ池やバンカーへ入れてしまったらダボ確定だ。悩んだ末9アイアンでレイアップ。4打目を5mに付け、パーパットは惜しくもカップをなめてボギー。でも悔いなしボギーだ。 (←こうして見るとホント地味なゴルフだな) 13番は前回のラウンドでトリプルボギーを叩いたHDCP2の難コースである。左ドッグレッグ打ち上げ、390y。実質410yぐらいだろうか。白ティからだったら3アイアンでティショットして3オン狙いだが、バックティからだったらドッグレッグまで届かない。 と言うわけでドライバー。当たり甲で227y地点の右サイドファーストカット。うんいい感じだ。2打目はグリーンまで145y、奥のピンまで168yで打ち上げ。5番と6番で迷ったが、確実性を考え「まあ手前でもいいや」という気持ちで6アイアン。これがあーた、もう特甲というべき当たりでピンに真っすぐ飛び、グリーンに上がってみるとピン横50cm。いやあ俺ってスゴくね? ここまで2オーバーだからこれを入れて4ホールで1オーバー。「真面目にやってきたからよ」とアリさんマークの引越社のオネーちゃんの声が聞こえる。ムフフ。っていうか、そこまで気を抜いたつもりはなかった。なかったのに、 50cmをカップに蹴られる。 いやしっかりまっすぐ打ったけど?真ん中狙ったつもりやけど?ここまで横からでもあんまり切れなかったのになんで切れるの?50cmで切れるってどゆこと?これは何が足りないの?真剣さ?情熱?それとも愛?いや冷静さだろ足りないのは(足りないその3)。 そしてその瞬間、もったいないお化けが私に「あーもったいないもったいない。あーあ。あー超マジもったいない」と言いつつ憑依するのがはっきりと自覚できた。そしてこのもったいないお化けが、私をこの後恐怖のズンドコにたたき落としていくのであった。乞うご期待(笑) (波乱含みのまま続く) |
2010/10/12(954430hit) 近畿オープン予選(その3)・試合の流れ
すいません。昨日は油断して更新し忘れてしまった。トホホ。 もったいないお化けを憑衣させたまま14番へ。左に見える邪悪なバンカーからドッグレッグしていくパー5である。 ティショットは最悪のケース(左バンカーに入るとか、バンカー手前のラフに入って2打目でバンカー超えを狙って失敗しバンカーに入れて3打目が出ずに4打目でバンカーからは出たがまたラフへ行って5打目9アイアンでフェアウェイへ戻して6打目ミスして7オン3パットのダブルパーとか)を考え、3アイアンで。 しかし今にして思えば、この3アイアンという選択は消極的過ぎたような気がする。前のホールで外した50cmのバーディパットが影響し腰が引けていたのだろう。ミスを忘れる忘却力が足りない(足りないその4)と言えよう。 さて、そのティショットは203yセンター甲。2打目の5アイアンも甲だったが当たりは悪くなかったにも関わらず1番手以上も飛んでない(161y)。やはりショットが消極的(慎重)になりすぎているようだ。そしてその後ろ向きの気持ちが3打目にミスとなって現れる。7アイアンのフルショットはスイングが小さくそして手打ちになってトップ。しかしミスは付き物。ここまでは仕方ない。だが。 次の、何の変哲もないアプローチをチャックリし、そしてお約束の寄らず入らずダボ。パー5で素ダボってお前ちょっと情けないというか恥ずかしいというか。ミスした時こそ落ち着かないといけないのに。まったく落ち着きが足りない(足りないその5)にも程がある。 ついにダボを叩いてしまった、いかんいかん、と思う私。だが、これは「もったいないお化けの呪い」のほんの始まりに過ぎなかったのである。 15番パー4。ティショットがちょっとだけラフに入り(ファーストカットから1mでも深いのは同じ)、2打目池越え打ち下しの140y、9アイアンで届くと思ったらチョロして目の前のラフ再び。完全にラフに力負け。 3打目、今度は7アイアンでも届かず(まだ負けてる)、4オン2パットの素ダボ。ラフを見極める経験もねじ伏せる力も不足(足りないその6・7)してるな完全に。 連続ダボ。これが「流れが悪くなる」ということか。何だか地に足がついてない感じ。でも後からだからこうして分析できるけど、その時は自分の状態も何が悪いかも分からないんだよね。まあ分かっても流れを変える力はないんだけど。 16番。ティショットがまたわずかに左ラフ→2打目乗せられず→3打目深いラフから乗せるだけ→2パットボギーのイマイチパターン。せめてドライバーがフェアウェイへ行ってくれれば・・・ドライバーのコントロール不足(足りないその8)。 17番パー3、184y打ち上げを4アイアンで打つも、うまく当たらず手前の花道へ。寄らず入らずのボギー。この4アイアンは一番持つ機会の少ないクラブなんだよね。つまり練習不足(足りないその9)。 18番は453yと凶暴すぐるパー4。 ここでやっと開き直ることができ、ティショットはチーを怖がらずしっかり振ってみる。254yフェアウェイ(やればできる子なんです)。 2打目ピンまで210y、7Wで同じく開き直りフルショット。これが偶然グリーン方向へ飛び(謙遜にあらず)、ピン下7mにオン。2パットパー。だがこれがこの日のハイライトであった。でもこれで流れが良くなってくれるはずだぜよし行くぜ、とおもったらお昼休憩だった。 前半は2連続ダボが効いて44。80台で予選通過すると思われるので、まあギリギリというところか。後半頑張ろうと思いながら無邪気にカレーなど食べる編者であったが、これからが本当の地獄であることをこの時の編者は知る由も(ry (もう飽きてきたでしょ?すいません。もう一回続く) |
2010/10/13(954745hit) 近畿オープン予選(その5)・そして伝説へ(笑)
さて後半。流れは変わったのか?それとも?(勿体ぶらなくても「それとも」の方だってみな知ってるし)。以下ダイジェストで。 1番486yパー5。3打目ハーフシャ●クするも寄せワンでパー。 2番423yパー4。ティショット甲も右ラフ。しかし幸いなことにインほど深くない。7アイアンで花道まで、アプローチはイマイチ寄らなかったが3.5mが入ってパー。 3番196y打ち下しのパー3。実質175yとのこと。しかしアゲンスト。さらに池超え。 ピンが一番手前(黒い服を着た人のあたり)なので3アイアンで200y打ってセンターにオン、とも思ったがグリーンが2段だし大きいのでもし奥の端へ乗ったりこぼれたりすると良くてボギーだろう。 しかし190y打てる4アイアンはイマイチ不安が残る(注:ティショットでも不安で打てないようなクラブをバッグに入れていてはいけません)。かといって5アイアンではギリギリだ。 3アイアンを短く持つか、4アイアンで勝負するか、5アイアンでしっかり打つか。考えに考えた末、5アイアンを選択した。そしてその結果は。 リキんでトップして池ポチャ・・・orz 特設箇所から何とか寄せて1パットでボギーで済んだけど、まさに下手の考え休むに似たり。ぴったりの4アイアンを持てない(不安で打てない)、という段階でボギー確定なんだよね。 4番525yパー5。 2打目が池越えになる、といよりもフェアウェイが大きな池をぐるっと迂回してグリーンに至るという、プレッシャー掛かりまくりのホール。 ティショットは今日2回目の丁ショット(シャレではない)で右ラフ方向。2打目、最短距離は狙えないので9アイアンで池をかすめるような方向を狙うも、またチョロ(10y)。これでラフからのチョロは2度目である。っていうか9アイアン持っててチョロするなよトホホ。 3打目でやっと池を越えたが、4打目はまだ200y、しかもまたラフ(ただしファーストカット)。3アイアンで果敢に狙うも、手前のバンカー。5オン2パットダボ。また素ダボだよ。まったく我慢が足りない(足りないその10)。 5番435yパー4。皆さまお待たせいたしました。本日のハイライト。HDCP1だけどこうして見たらほんとに何の変哲もないホールなんだけどね。 ティショットは丙、低いプルで左ラフ。そう、またラフである。そして2打目は残り200y以上残っていて、ラフからはどう考えても2オン不可能。そこで私はどうしたか。 1、9アイアンでフェアウェイへ出し、3オン2パットのボギー狙い 2、6アイアンで距離を稼ぐ 3、7Wでイチかバチかグリーンを狙う まあフツーは1だよね。これだけ痛い目にあってるんだから。それか、競技ということを考えて3で勝負も悪くない。もし自信があるなら。なのに。 何で6アイアン持ったのか自分でもさっぱり分かりません(涙)。 いやチョーマジわかんね。きっと、私の中にほんのわずか残っていた「冷静な俺」が幽体離脱して牛丼でも食いに行ってたんだろう。で結果は。 シャンクでもないのに右に30度飛んで隣のホールへ。はっきり書く。俺は脳タリンだ(足りないその11)。木の間を縫って元に戻し(ラフだけど)、残り100y打ち上げ、PSで届くと思ったら全然届かず(三浦届かず)手前のバンカーへ。だから深すぎるラフからはフライヤーなんてかからないし逆に飛ばなくなるとあれだけ(ry。どこまで記憶力が不足してるんだ(足りないその12)。結局トリプルボギー。 ・・・終わった。あとは敗戦処理だ。でも、言っておくけど投げやりになったり腐ったりやる気が無くなったりしたわけではない。ただお腹に力が入らないような、考えがまとまらないような、何だかフワフワした気分で次のホールへ。 6番163yパー3。そう、六国東6番といえば、遼くんがホールインワンを達成したあのホールである。 ピンは手前バンカーの右サイドすぐ。もちろん遼くんが使ったのと同じ7アイアンで(あの、もちろんティは違います)。しかし当たり損ないでそのバンカーへ。もうこれは気合いが不足(足りないその13)してると言っても過言ではない。 バンカーから何とか4mに寄ってこれが何とか入ってパー。しかし何とか何とかって、お前には確固たるものが無いのか?自覚が足りなすぎる!(足りないその14・・・だいぶネタ切れ) 7番360yパー4。ティショット3アイアンはフェアウェイセンター。2打目残り155y、ピンは右バンカーの上すぐ。どう考えてもグリーンセンターに乗るクラブ、即ち6アイアンで花道狙い以外選択肢はないはずだ。無いはずなのに、この時の私は完全に気が●っていたに違いない。 はい皆さん笑う準備はいいですか?行きますよ。5アイアンでカットしてピンを狙いましたが何か?もちろん距離が足りず手前のバンカーに突き刺さる我がボール。圧倒的自己認識不足よ(足りないその15)。いやあ、勘違いもここまでくるといっそ清々しい。 1回でバンカーから脱出できず、ダボ。 8番366yパー4。距離は短いが左ドッグレッグでフェアウェイが狭く意外と攻めにくい。 ここはスコアのログだけ見ていただいて、皆さまに何が起こったのかをご想像いただこう。 いやあ、面白いだろ!俺、ゴルフ初めて35年になるんだぜ!たっのしいよなあ。大叩きは。え?スコア?パーだったよ。ただしその前に「ダブル」が付くけどね。わはは。っていうか、ここの詳細はもう勘弁してください。思い出そうとすると頭が割るように痛むんです(本当)。 抜け殻のような状態でたどり着いた9番ホールは、3オン2パットボギーで終了。内容は不明。いやマジ憶えてないんっすよ。 後半はかろうじて大台だけは避けることができ、合計93。明日があるさ。 というわけで1日のラウンドを1週間かけて紹介するという、まるでアストロ球団のような日記にお付き合い頂き感謝します。っていうか、今度からはもっとテンポアップしよう。 それにしても酷い(笑)。明後日からは、今回のラウンドで判った足りない15個について1つづつ検証して・・・いったりすると読者が誰もいなくなるので一人で反省しておきます。 |
2010/10/15(955340hit) 一人でホーム 気分は・・・
と言っても駅のホームではなくホームコースの事だ。思うところあって久しぶりに1人でラウンドへ。 同伴競技者は50歳代の仲良しご夫婦(そこそこの腕前)と、コースに自分専用ロッカーを持つGさん。理事さんか何かであろうか。とにかく顔役って感じの人だ。 コースは松竹のサブ(B)グリーン、白ティから。6097yと超短いセッティング(従って下の成績表のヤーデージはウソです)。 今までなら3アイアンを多用するところだが、最近の反省から「狭くても短くても有利になるのなら怖がらずにドライバーで攻める!」というポジティブな気持ちで今日はラウンドするのだ。そう、気分は遼くんみたいに! その攻めの姿勢が良かったのか、前半は3パットが2つ(花道からパットしたのも含めると3つ)あったがそれ以外はパーで39。アイアンもドライバーもまあまあ。ドラはちょっと気を抜くとチー気味になるんだけど、プレショットルーチンでハーフウェイバックまで上げた時の左手首の角度を確認し、それから振る(これもまったく遼くんと同じだ)とまずまず。 後半竹1番。2打目と3打目でミスが続いてボギー発進。2番パーで良しと思ったらやらかしてしまいました。3番パー4。左ドッグレッグだから無意識にドローを打ちたくなって(注:私はいまチーピン防止のため意識してスライスを打つよう常に心がけています。なのにドローってあんた・・・)狙いより30y左へ引っ掛け、OB。 打ち直しは絶対に左へ曲がる球は打たないぞと思って打つと派手なスライスが出て、今度は右側のOB杭を超える。きちんと打ち分けられるのは流石だねぇ(皮肉です)。2連続OBで9。パー4で9。まあいいけど。 その後ショットがちぐはぐながら距離が短いこともあってボギー、パー、ボギー、パーときて8番パー5。ここはサブグリーンでも531y(ただしそこそこの打ち下ろし)距離のあるパー5。 ティショットはまたしても気分は遼くん(ryで本気で振りました。今日イチの当たりで290y(あのだからそこそこの打ち下ろしなんだってば)。そして2打目240y(ただしグリーン手前が下っていて210yぐらい打てば転がって届く)。 いつもの私なら7Wでノープレッシャーショットを選択するが、今日は違う。スプーンで2オンを狙うのだ(遼くんry)。ちょっとトップ気味だったが軽くフェードしてグリーン方向へ。乗ったか??観客の反応がないのでわからない(そもそも観客がいない)。 近づいてみると、おお!乗っているではないか!しかもピン下6m。超久しぶりのイーグルパットだ。今度こそ本気で遼くんになりきった私は、慎重かつ大胆にパット。すると・・・ 打った瞬間ショートした事がわかるぐらいショートする!! 教訓:プレッシャーがかかるパットはバックストロークが極端に小さくなる。っていうか根性がまったく足りない(足りないその16・・・ってまだ続いてたのこれ?)。っていうかどこが遼くんなんだよ!と自分に突っ込んでおこう。 いやあ、それにしても9も叩いたらダメだなって思った。 |
2010/10/16(955646hit) 何が足りないのか
球聖と言われたボビージョーンズは多くの名言を残しているが、その中の一つ、そう、あの黄金仮面(キャプテン・イーグル)が猿丸との最初の試合(後々語りぐさになった雨中の決闘である)に勝った後、猿を発奮させるために引用した、 「人間は、自分が敗れたときこそ種々な教訓を得るものだ。私は、勝った試合から何かを学べたことは一度もなかった。」 という言葉は時代やスポーツを超えて今なおその輝きを失うことがない。いわんやわたくしをや(親鸞か!)。 そう、先週(と今週)のラウンドを振り返った結果、私に足りないのかを冷静に考えてみたところ16もの「不足」が発見されたのだ。それを詳しく・・・じゃなく、さらっと検証してみよう。 まずは全て抜き出して並べてみる。私に足りないものは、 考え 注意力 冷静さ 忘却力 落ち着き ラフを見極める経験 ラフをねじ伏せる力 ドライバーのコントロール 練習 我慢 脳 記憶力 気合い 自覚 自己認識 根性 ということらしい(六甲国際さんがわざわざ教えてくれた)。で、この16個を眺めると、サルでもプラナリアでもミジンコでも、1つの傾向があることがすぐに判るだろう。それは、 ほとんどがメンタルな問題である ということだ。もちろん技術的な問題は山積みであり、それを書き出すとキリがない(例えばドライバーを持った時のアドレスとグリップがしっくりこないことが多い、目標にまっすぐ立てない、傾斜地から打ったあと必ず2〜3歩よろけてしまう、左足上がりで必ずダフる、花道からのアプローチが苦手だ、パットの98%がショートする、力任せで打ってしまう、クラブヘッドの軌跡がアウトサイドインになる、4アイアンが打てない、フェアウェイウッドが高く上がらない、フェアウェイウッドがたまに左30度に飛ぶ、ラフからチョロする、50cmのパットを外す、アイアンを引っ掛ける、逆にヒッカケを警戒するとまったく捕まらない、未だにスイングの「肝」が分からない、パー4で9叩くなど。思いつくまま書いたが、これでも技術的な悩み全体の0.1%ぐらいである)ので書かない。 そう、私はやっぱりメンタルな問題を何とかする必要があるのだ。メンタルといえば、そう、 クォンタムゴルフ!(メンタルといえばまずはこの本から) そして私がいちばん上手い!(同じ著者の一問一答。手っ取り早く理解しやすい) そして禅ゴルフ!(メンタルコントロールの方法が色々と載っていて、意外と実用的) そして王国のゴルフ!!(名著。ただし翻訳なので独特の読みにくさあり) この4冊を読み返している最近のわたくしであった(単純か!)。目標はもちろん、アマチュアでのマスターズ出場である(松山秀樹か!)。 |
2010/10/18(955977hit) 世の中の役に立つということ
昨日は最近恒例になった「夫婦de薄暮」へ。 ここ何年か、日記で○に触れることが極端に少なかったが、それは三行半を叩きつけられたのでも実家に帰られていたのでもなく、ちょっと体調がすぐれずゴルフを休んでいたからなのである。でも「ああhiroはゴルフばっかりしてるからきっと離婚されたんだろうな」と思ってた人も多いだろうなあ。 で、ラウンド自体はいきなりOBを叩いたり素ダボがあったりといまいちだったのだが、ラウンド前にスタート室前でうろうろしていると、ある仲の良いキャディさんが面白いことを教えてくれた。 前日の土曜日つまり16日。そのキャディさんの組に、私のウェブを知っておられるという方が居たというのだ。その方は、 「『ごるふな日々』というそれはもう素晴らしいウェブがあって、そこではきさいちCCの完璧な攻略法が載っていて、その通りラウンドしたら10アンダーが出た」 とか、 「毎日更新される日記はとにかく面白く、毎日コンピュータのディスプレイが茶色になり(注:飲んでいるコーヒーを思わず吹いてしまうという意味だろう)、あまりに笑いすぎて腹筋だけが戸愚呂弟のように発達した」 とか、 「『ごるふな日々』を読みだしてから宝くじに当たったり彼女ができたり昇進したり寝たきりだったおばあちゃんがフルマラソンに出るぐらい元気になりました。 などと仰っておられた(注:ごくわずかだけ演出上の誇張があります)との事。何だか恥ずかしいが、こうして知らない人の役に立てるというのは気持ちいいものだ(それが、微々たるものであっても)。ウェブをしていて本当に良かったと思った。 というわけで、どこのどなたか存じませんが、本当に とゴルフ13が代わってお礼を申し上げます。っていうか、もう少しキレイな写真に差し替えないとね。 |
まあゴルフでトホホを連発するぐらいだから日常生活でも「やらかす」ことは多いんだけど・・・。 階段から落ちて肋骨 昨夜、右肩・右足首・尾てい骨・左足かかとを強打。尾てい骨と左足かかとは打撲だけのようだけど、肩は鎖骨のつけ根下あたりが激烈に痛む。息をしても痛む。姿勢を1cm変えても痛む。右手を持ち上げたら激痛。くしゃみをしたらうめき声が出せるぐらい痛い。いやあ、肋骨なめてた。 そして右足首はねんざ(またかよ)。足は地面に着けるけど体重移動はそうっと行わないとあの激痛が(もう慣れたものである)。 ということで今は分速20mぐらいでしか移動できない。大地震が来たりしたら真っ先に死ぬな。で、不思議なものでこういう時、心の中は「諦観」でいっぱいになるのね。まあ、なるようにしかならないや、私は大きな自然の一部、みたいな。そうか、だから高齢者はみな落ち着いているのか。 自己診断するに、全治3週間とみた。この場合の「全治」とは当然クラブが振れるまでの期間、ということになる。あー、せっかくのベストシーズンなのに・・・。 というわけで、しばらく不定期の更新になりますがどうかご容赦を。あと、結構大丈夫ですのでお気遣いは不要です。頭とかは打ってませんので(打ってたらスーパー古井戸できるようになってたかも)。 あー、俺ってホンっっっとに馬鹿。 |
皆様、お気遣いありがとうございます。まる1日経って、「湿布と痛み止め」という人類の英知のお陰でだいぶ楽になりました。ただゴルフのスイングなどまだまだですが。 明日、ラウンドする代わりに病院へ行ってきます。頚椎や肩関節などが無事であることを願ってます。足首の捻挫ははもう何度目だろうという感じでもう慣れたものなんですが。 しかし捻挫したり階段落ちしたり、もうちょっと落ち着けよと。もうすぐ50歳なんだし。 まあ、骨折して入院とか、最悪の事態は避けられたということで。 |
皆様、先日に引き続きお気遣いありがとうございます。昨日は整形外科へ行ってまいりました。レントゲンを何枚も撮影され、30分以上待って出された結論は「異常なし」。痛む部位から考えると、恐らく胸鎖関節の亜脱臼が起きたのだろうとの事。つまり鎖骨と胸骨のつなぎ目が一瞬ずれちゃったんだね。 一番恐れていた肩関節も綺麗だし、肋骨も大丈夫だったし、足首の捻挫はもうだいぶ腫れが引いてきたので見てもらうまでもなかった。というわけでダメージは日を追うごとに半減していき、今日は普通に歩けるし右手を地面に着いて体を起こせるようにもなった。いやあ、俺の体結構やるじゃん。 で、恐る恐るシャドースイングをしてみると・・うん、できなくもない。調子に乗った私は、さらに素振り用の重いクラブを持って振ってみ 痛ててててててててっ! ・・・・やっぱりまだ無理なようです。 まあ、最初の3週間は大幅に縮まりそうで良かったよかった。 |
2010/10/26(957995hit) すっかり元気です
皆様、お待たせいたしました(え、別に待ってなかった?そう・・・)。体の傷はだいぶ癒えました。心の傷はまだですが(50近くにもなって階段落ちって、ヤスじゃないんだから)。 とはいえ、まだ肩は7割程度、足首も8割ぐらいしか動かず、練習なんてもってのほか、明後日はリハビリラウンド(スコアを気にせずスイング調整)となる予定である。 さて、ここ数日のわたくしであるが、練習できないのでwiiのゲームなどをして余暇を過ごすことが多く、心も体もだらけきった日々を送っていた。怠惰な日々である。 そして、体が思うように動かない→ゴルフができない→ゴルフのことを考えたくない→日記を書く気がしないという悪循環に陥ることは明らかだったので、不定期更新にさせていただいた。後ろ向きな日々だ。 だから先週行われたブリヂストンオープンもマスターズGCレディースもいちおうTVで見たけど途中で寝てしまうという体たらくで、感想を書けと言われても「池田勇太すげー」とか「10アンダーすげー」とか「瞭トホホー」とか「最終日だけ64ってどうよー」とか「久しぶりに日本人プレイヤーが勝ったなー」とか「さくらも馬場ゆかりも体小さいのにすごいなー」とか「でも20代の女の子が真剣に何かに取り組んでいるのを見るのはいいモノだな、なんておやぢ丸出しだなー」とか「でも韓国人選手が強いのは努力の賜物だろうなー」とか断片的に思ったけど文章にできず、結局昨日も更新をサボってしまった。 でも、いつまでも後ろ向きではいけない。最近は買おうかどうか迷っていた雑貨や本や食べ物など、できるだけ積極的に買うことにしている(といっても数百円から数千円のものだけどね)。何故か。 人間、いつ死ぬか分からないからである。 そう、だからこそできることはすべてしておきたい。後ろ向きで停滞してるほど人生は短くないのだから。 |
2010/10/27(958179hit) パット・エイミング教本
しまった。怪我して痛がったりwiiしてるうちにやきそばパンZさんに先を越されてしまった。ショックである。これだと3番煎じ・4番煎じと思われるだけでなくパクリ野郎と思われるではないか。 でも書く。何故か。チョーマジ深い感銘を受けたからである。何に?本に。どんな本に?この本にだ。 (写真クリックで筆者のウェブへ飛びます) パット・エイミング教本 著者:細貝隆志氏 定価:1500円 ウェブ:http://putt-aiming.sports.coocan.jp/index.html 最初にウェブ上でこの本を紹介したのはゴルフ「80を切る!」日記の高野さんである。今年の2月にその記事を読み、気にはなっていたのだが、あいにくその時はショット・パット・生活・家庭・腰・水虫・財布・政府・古閑美保・のだめと千秋の関係・運など、とにかくすべてに渡って調子が悪く、パットどころではなかった。 しかし1ヶ月ほど前、急にパッティングに目覚めた(いや極意をつかんだという意味ではなく重要性を再確認したという意味ね)私は、この本のことを思い出しamazonで注文したのであったってお前の事なんてどーでもいいから早く紹介しろよボケってそうですか。 では書く。その前に一言だけ。高野さんややきそばパンZさんがもうほとんど完璧と言っていいほどの感想を書いておられ、重複があったりするけれどそれはパクリではなくそれだけこの本が素晴らしいからでってはい書きますすぐ書きます。 でもね、正直な事を言うと、実はこの本、本気で紹介したくなかったんだよね。だって、こんな画期的なこと、自分だけ知ってる方が絶対に愉快なんだもん(ああなんてケツの穴の小さい奴)。それに、これを読んだライバルたちがこぞってこの本を買ったら私のアドバンテージがなくなってしまうんだもん(ああなんてケツの穴以下略)。 しかし細貝さんは仰った。私の研究成果を1人でも多くのゴルファーに知っていただきたいと。そんな素晴らしい細貝さんの志に応えるためにも、自分が損をするのを承知で(ああなんてケツ略)発表しってはいはいはいはいではスタート。 例えば、パットする際、グリーンを読んで「カップ2個分フックライン(左に曲がる)」と決めたとする。その時、なぜそう決めたのか?と問われてそれを理路整然と答えられる人はまずいないだろう。もちろんプロでも同じ。せいぜい「長年の勘」だとか、「なんとなく」という答えが関の山だとおもう。 でも、これって冷静に考えたらすごく不思議だと思いません?理由を説明できない現象なんてまるでオカルトの世界ではないか。 しかし。パッティングにおける「論理的な答え」は間違いなく存在するはずだ。なぜなら、プロやプロキャディがグリーンを読んだら、10人が10人ともほとんど同じラインを言うからである。そう、論理的とは「法則がある」ということであり、法則とは「万人に共通している」ということを表すからだ。単なるヤマカンや野生の勘(笑)で10人が同じ答えを出すことはありえない。 いや、そんなややこしい書き方をしなくても、パッティングというのは「ある傾斜がついた平面を球形の球が転がり、最終的には摩擦によって停止する」という純粋に物理的な運動なのだからその運動は計算ができ、そして「答え」が導かれて当然なのである。 さて、著者の細貝さんはその計算をコンピュータを使って綿密にシミュレートされ、そして多くの法則を導きだされた。そしてその法則は説得力に富み(当然である物理なのだから)、新発見もあり、そして多くの素晴らしい発見がそうであるように大変美しいのだ。例えば、 傾斜が均一なグリーンの場合、例えばカップから3m離れたどんな場所からでも狙う方向(焦点)は1点に収束する だとか、 実際のカップからその焦点までの距離は、グリーンの傾斜に依存する(つまり傾斜がわかれば狙う方向が自ずと分かる、ということだ) だとか、 二段グリーンで完璧に距離感を合わせる方法 だとか、 ダブルブレイクや複雑なラインは単純に●●してその●●を足し算するだけ など、そうだったのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!とビックリマークを史上最多で使うぐらいの驚きと感動と発見と興奮があるのである。 はっきり書く。細貝氏のこの業績は、もしゴルフ界にノーベル賞があれば間違いなく受賞するクラスだし、食べ物であれば間違いなくモンドセレクション最高金賞だし、ゴルフであればハリー・バートンのオーバーラッピンググリップに匹敵する発見であると断言できる。 ほんとかよhiroの言う事ってあてにならないからな、とお思いのあなたに質問。直感で答えてください。できればその理由も。 問:左へ曲がるとラインを読んでパットした。予想通りボールは途中でカップへ向かって曲がり始め、入るかと思われたがわずかに30cmショートして止まった(ただし、ミスパットやイレギュラーバウンドなどのアクシデントは無かったとする)。 この時、 1、もう少し強く打つべきだった(距離感のミス) 2、もう少し薄く狙うべきだった(読みのミス) 3、距離感も方向も両方間違っていた この問題、ヘタをするとプロでも間違ってしまう。最近あったトーナメントの中継で、上の質問とほぼ同じような状況があり、それに対し何勝もしているプロが「ちょっと打ち切れませんでしたね(弱かったですね)」と答えたのだ。つまりこのプロは正解が1番だと思ったのだが、実はそうではない。正解は3なのである。 なぜ3なのか。練習場での練習を1回我慢してでも、是非この本を手に取って確認して頂きたい。すべて読み終わったとき、あなたのパット数は最低でも0.5ストローク縮む(当社比)、かもしれない。 最後に、あまりにも褒めすぎると内輪の人間だとか金もらってんじゃねーかとか実は細貝隆志氏イコールhiroなんじゃないかとか思われるかもしれない(当然違います)ので、一つだけそうじゃない点を。 この本、パッティングを物理的な手法で解析しているので、数字もたくさん出てくるし、ベクトルの概念の理解や数学的センス(と言っても中学生レベルで十分なのだが)も多少は要求される。つまり理系の本なのだ。よって、文系の方は多少理解するのに苦労されるかもしれない。いや、でも、買って損はないと思うよ! というわけで、ああ、ホントに教えたくなかった・・・(いや、マジで) |
病み上がり クラブを握らないこと10日 雨 寒い 前日に風邪をひく 花粉症で頭がんがん これだけ言い訳のネタがあれば、120どころか200や360ぐらい叩いてもまったく問題ないと言えよう(ウソ)。 しかし私は自分に言い聞かせた。いくら苦しくったって悲しくったって、コースの中では平気なの。だからどんなに状況が悪くても90は叩かない!今日は80台でラウンドする事を目標にしようそうしよう。 スタートホールは松コース1番パー4。気持よくよどみなくスムースに振ることだけを考えて振ると、球は気持よく左へ引っかかり、よどみなくラフへ向かって飛び、スムースにラフの中へ消えていった。わはは。 2打目もまるでスカタンなショットで大きくダフって100yしか飛ばず。アプローチを2mに寄せるも、最初のパットが1.5mもオーバーし、3パットでダボスタート。何やってんだ。 2番パー3は当たり損ないでショート、寄らず入らずでボギー。 3番でパー4、ドライバーは乙と丙の間つまり誰が見てもイマイチの当たりながらフェアウェイ右サイド。2打目7アイアンと8アイアンで迷って8アイアンで打つも20yもショートして奥のピンに対して乗っただけ。でも7アイアンで打ったらピンオーバーしたりするんだよね不思議なことに。何とか2パットでパー。 4番パー5。ティショット乙、しかしスライスして右のフェアウェイバンカーへ。2打目7Wはダフって150yぐらい。3打目5アイアントップしてバンカー。落ち着け。バンカーから奥2mに付けるも(こいつは今日のベストショットだった)、下りの良く切れるラインを読み切れずボギー。 5番パー4。左ラフ(引っ掛け丙)→9アイアンでグリーン奥(甲だったけどフライヤーで140y)→80cmに寄せてパー。この日初めての1パット。 6番、98yしかない、まったく何の変哲もないパー3。ここで、地下の半径30m以内に生息するすべての生命体に壊滅的被害を与えるぐらいの衝撃波を発生させるほどダフる。仏教徒だったら即破門だ。 いや、「どう打ってやろう」とか、「あそこを狙おう」とか、「いいショットを打とう」という欲が全面に出るとショットのリズムもテンポもグチャグチャになりますな。 目標を定めたら心を無にしてシンプルにただ良いスイングをすることだけに集中しないといけません。「低い球を打つ」とか、「ラインを出す」とか、そんな高度な事を考えながらスイングするのは100万年早い。ホントにバカだな俺ってやつは。 2打目、砲台グリーンすぐのピンに対し「シンプルに」と唱えながらのショットは3mに。やればできるじゃん。ところが、なぜかそこから3パット。トホホ。あの、まっすぐ打てませんが何か? 7番パー4、2打目がダイレクトでグリーンオーバー。左足下がりのライから3打目トップしてグリーンを横断、4打目もグリーンの奥へ、そこからパット1回でボギー。 8番パー5は2打目まで完璧なショット二つで50y以内まで運んでそこから4回も打ってるのってどうよ。アプローチが8mオーバー(ウレタンカバーのボールのつもりで打ったらアイオノマーカバーのボールだったので全然止まらなかったって言い訳ですかですね)、さらに3パットボギー。温厚な私でもいい加減怒るよ、その自分のアホさ加減に。 9番パー4、2打目アイアントホホな丁、でもアプローチか甲で1パットパー。というわけで前半は44。 後半は6ホールでパーだった(出来杉君)が、途中で2連続素ダボというスカタンがあり41。うーん、短いパットを5つぐらい外しまくってバーディパットも全部外して85だったらまあ上出来だね。 次は本気だすぜ!って思った。っていうか、来週のコンペまでにパットを何とかしましょう。 |
同じく28日のラウンドから。同伴競技者は私の○・高齢の男性(Aさん)・私と同世代の男性(Bさん)というメンバーであった。その高齢のAさん、小技もうまくドライバーも曲がらずで結構な上級者だったのだが、大変元気で全然年齢を感じさせない。 で、あまりにも若く見えて元気なので、我々は普通に接して何も言わなかった(つまりお元気ですねとか、おいくつですかとか、高齢者に対する世間話みたいなことね)のだが、後半5ホールを消化した頃、ご自分から「76歳の爺のわりにはよう飛ばしますやろ」と喋ってこられた。 高齢者の元気自慢は他の自慢と違って微笑ましい。飛距離自慢(ドライバーで一番飛ばしたらすぐドヤ顔をする)や過去自慢(昔はここでワンオンした、あんたぐらいの歳にはこのバンカーを超えるぐらい飛ばしてた、ちょっと前まではあんたと一緒ぐらいの球を打ってたなど)、家族自慢(娘が阪大行った、息子が医者してる、アメリカへ留学してるなど聞いてもいないのに)は聞いていて辟易とするが(「へえ、すごいですねえ」を他人に強要するってどうよ)、元気自慢はゴルファーとしても人間としてもまあある意味誇れることだし、めでたいことでもあるし。 いやあ、そうですか!お若いですねー!という私の返答の対し、Aさんからは、 「ゴルフを始めたのはだいぶ遅くて47歳から。ちょうどあんたぐらいの歳だ」 「だからもう30年になる」 「最初は完全に我流でしていて、HDCP14までいった」 「最近はこれでも飛ばなくなった」 「100歳までゴルフがしたい」 などと大変前向き(?)な返事が帰ってきた。 よく考えれば76歳は私の父親と同じ年齢である。父親は最近でこそ直腸癌や冠動脈狭窄や腹部大動脈瘤などが次々と見つかり入院やカテーテル治療を繰り返しているが、ゴルフは現役であり、ちょっと前まで「きようのコンペ82ベすグロとバアデ2個とつた(絵文字)」などというメールが来たりしていたのだから大したものである。 70を過ぎてもゴルフが出来る。なんと素晴らしいことであろうか。ああ私も70さい超えてもちよう元気でラウンドできるようなゴルフアになりたい(絵文字)。 |