2008年12月1日〜15日
1月前半 | 1月後半 |
2月前半 | 2月後半 |
3月前半 | 3月後半 |
4月前半 | 4月後半 |
5月前半 | 5月後半 |
6月前半 | 6月後半 |
7月前半 | 7月後半 |
8月前半 | 8月後半 |
9月前半 | 9月後半 |
10月前半 | 10月後半 |
11月前半 | 11月後半 |
12月前半 |
2008/12/1 (773424hit) 馬鹿者なわたくし
いよいよ12月。早いぞ早すぎるぞ日時の野郎!つい先日11月になったばかりというのにもう12月か。困ったものだ。 さて。実は今回、チョー落ち込んだ後にたった1週間で立ち直った理由の1つに、たまたま見たウェブの言葉に感動したという出来事があった(あ、掲示板で慰めて下さった伊達さん、TOPさん、ぶなさんと、ブログにコメント下さったTWOさんのお陰はもちろん大きかったですハイ)。 それは、SLEという難病を抱えながらひたむきに生きておられる、かおりさんという女性が作っているウェブである。本当に偶然たどり着いたのだが、その闘病記は1日で一気に読んでしまった。 彼女は人生で一番楽しい時期である大学2年生の20歳で発病し、「助かったのが奇跡」と医者に言われるぐらい危険な状態を乗り越え、無神経な主治医の言葉に傷つきながらも病気と共存を続け、そして現在では病状も落ち着いて医療関係の仕事をされている。 でね、何が素晴らしいかって、(ご本人は否定するかもしれないけれど)自分の病気と運命を静かに受け入れ、自然体で生きておられるのがスゴイのだ。ご本人の許可を頂いたので、私が感動した文章をここに転載させて頂きたい。 病気と闘う?? よく「病気と頑張って闘っている」という表現がありますよね。 私も時々「頑張って闘って下さい」etc... 言われることがあるのですが、 私自身、病気と闘うという意識がありません。 諦めてるとかそういう意味ではなく、私の病気は自分自身が間違えて自分を攻撃するわけで、 もちろんその悪いのもうじゃうじゃいるわけですが、でもそれも私の身体のひとつです。 「間違ってるのがいる」だけで、そのものと闘おうと思いません。 共存です。って、こどもっぽいかもしれませんが、 悪いモノは間違えたくて間違えたんじゃないんです。 何かがきっかけで間違いたくないのに間違えてしまったのです。 闘うってのは、否定して存在を消そうという感じがするんです。 そうじゃなくて、間違ってる道から正しい道へ修正してあげたらいいと思うのです。 正しい道さえ分かれば悪さしないんです。だから闘わない。 一緒に生活していきます(^^)。悪いのもいいのもすべてで私だから。 私はこの文章を読んで、頭を殴られたようなショックを受けつつ全身にさぶいぼ(鳥肌)を出し、目の前を星が飛び、清水の舞台から飛び降りながら涙をちょちょぎらせた。ああ何と立派な人なのだろうか。上手く表現できないけれど「力強い諦観」というか「確固たる自然体」というか、そういう崇高さを感じるのである。 ちなみに彼女のウェブ名は 「私のSLE」 である。こんなくだらないウェブからリンクさせて頂くのは気が引けるが、多くの方に読んで頂きたいのでリンクを張らせて頂く。ウェブ名にも病気も私の一部分であり、それを受け入れて私は生きていくのだという強い意志が感じられるではないか。ホントにいくら尊敬しても尊敬したりない。 ・・・それに比べて。 健康でゴルフができるだけでそれ以上の幸せはないはずなのに、ちょっと叩いたからといって落ち込むって、お前はどこまで馬鹿野郎なのか!!!そうだ馬鹿だ大馬鹿だチョー馬鹿だ。チョー反省しろ。そして謙虚に生きろ。素直に生きろ。毎日を大事に生きろ。判ったか馬鹿者・・・という感じで立ち直ったのでありました。 |
いやあ、今回ばかりは、世の中を動かしてるのはやっぱり中年オヤジだったんだなと思い知らされた。え?何の話だって?古閑美保ですよ古閑美保。 古閑美保。もし銀座や新地のクラブにいたら、チップインイーグル級のオヤジ受けの良さからダントツでナンバーワンになるであろう容姿と性格(注:褒めてます)。 決して美人とは言えないが、カワイくて愛想が良さそうで元気そうで、それでいてあけすけな感じつまりちょっと隙がありそうで、性格も可愛らしい部分と男前の部分が同居していて、さらに萌えキーワードでいえば「ツンデレ」っぽい部分もあるという、もうお好きな人にはたまらない子なのである(注:もう力いっぱい褒めてます)。 そんな、中年オヤジの星である彼女が最終戦で逆転優勝してさらに大逆転賞金女王までかっさらったもんだからもう大変。マスコミ即ち電通のオヤジやスポンサーのいい歳したオッサンどもやTV業界のカーディガンを羽織ってるPとかDとかいう輩が喜ぶこと喜ぶこと。もう喜々として彼女を追いかけ、撮りまくりーの放映しまくりーのトツぎーの(バカリズム)。記事もアナウンサーの声も明らかに落ち着きがない。ちょっと落ち着けよええ歳してお前らよ。 まあ棚ぼたとはいえ数字は正直であり、最後まで諦めず連続バーディを取った根性、そして1年間でもっとも活躍したのが彼女であるということは間違いのない事実であり、まるで古閑バブルが来そうな雰囲気さえ漂わせつつ女子ツアーは閉幕したのであった。これから年末特番に向けてチョー忙しいだろうなあ。 え?私? しかし、光あるところに必ず影はできる。今回の光が古閑美保なら、影は言うまでもなく全美貞(ジョン・ミジョン)と不動裕理、そして李知姫(イ・チヒ)だろう。 全美貞。16番ホールを終わるまで危なげないゴルフで、特に最終日はそこまで5バーディ、不動に2打差、古閑に4打差をつけてまず優勝は間違いないところまで来ていた。しかし最後の2ホール、即ち4日間72ホールで考えると97.2%まで来て、残り2.8%の行程でボギー・ダボ。 樋口久子会長をして「ゴルフの怖さは知っていたつもりだが、今日改めてその怖さを思い知らされた」と言わしめたこの逆転。国内で9回も優勝し、本年度も獲得賞金6位という彼女ほどのベテランでさえいざというときにパーで上がるのが如何に難しいかということを教えてくれた彼女に、本当にお疲れさまと言ってあげたい。 ちなみに、優勝して同郷(韓国)の李知姫の賞金女王をアシストしたい、という気持ちが最終ホールの彼女らしくないダボにつながった・・・と考えるのは第三者の余計な妄想だろうか。 不動裕理。逆転のバーディパットは1mと報道されているが、実際には50〜60cmぐらいだったよね。ほんの少しストロークのリズムが早かったような気がするんだけど、いずれにせよ予想以上に切れて1m近くオーバー。 あの不動があの距離を外すとは。ゴルフは怖い。怖すぎる。そんな彼女は、下りのパットは50cmでも侮れない。50cmで切れるラインは1mの上りでもカップを外して打てということを教えてくれた。 そして李知姫。韓国のマスコミがもう女王は決まったかのような報道をしていて困っているという報道があった。よっぽど期待が大きかったのだろう。彼女も2000年から11勝していて、2003年には獲得賞金2位になっている大ベテランの素晴らしい選手である。 今回はまったく寝耳に水、まさか・・・という思いだろう。立ち直るのには時間が掛かるかもしれないが、是非来年はまた賞金女王争いに絡んできて欲しい。 そうそう、男子は片山が2年ぶり5度目の賞金王になった。賞金王は、史上最年少で1億円を突破した17歳の若者について聞かれると、 「(彼を)よく知らない」 と質問に答えなかったとのこと(朝日新聞)。5回も賞金王になってるんだからもう少しどっしり構えればいいのに・・・って思った。 |
くそう昨日夕刊を取りに玄関へ出たらコケちまって右手のひらがぱっくり裂けちまって(あでも5mmぐらい)中から脂肪が飛び出て(でも0.1gぐらい)さらにアルミの門扉でしたたかこめかみも打ってたんこぶができて痛いわ不快だわ不愉快だわああ歳は取りたくないなって思ったhiroですども。 皆さんもどうか気をつけて下さい。特におっちょこちょいの中年の方(俺だ)。老化は脚からなので、階段は凶器になり得ます。っていうか死にます。一歩間違えば。 さて、そんなわけで痛む右手にむち打ち当社比2.5倍の時間を掛けてキーボードを打つ私であるがこんなことで明日のラウンドは大丈夫なのだろうかまあ左手じゃないので大丈夫だとは思うがでもちょっと心配ではある。 心配といえば(いつもながら強引な文章)某賞金王に妬まれている(しつこいな俺も)石川遼君。プロの中には「これだけ男子ツアーが盛り上がってきたのは彼のお陰。男子プロはみな彼に感謝すべき」とまで言った人もいるぐらいなのに。いじめられないかどうか心配。 っていうか、某賞金王も自覚しないといけないんじゃないかな、うん。勝てばいいってものじゃない事をね、プロなら(今日はイライラしてるので言葉にトゲがあります)。 石川君に2年目のジンクス(1年目で活躍した新人選手は2年目には活躍できないいやむしろ大スランプに陥る)はあるのだろうか。なんだか無いような気がする。彼は並のルーキーじゃないからね。もっと活躍しそう。マスターズとか出ちゃったりして、「世界のRyo」になったりして。世界の檜舞台に立つんだリョー!(それはジョーだ) そう、マスターズ出場もあながち夢物語ではないのだ。衛星放送で解説者をしていて、現在はロープの中へ帰ってきたプロゴルファーのタケ小山氏がTVで言ってたもん。ほぼ間違いなく、マスターズから招待状が届くんじゃないかって。そう、彼はもう、世界ランク50位とか、日本の賞金王とか、そういう小さな枠には収まらない存在にすでになってるんだよ賞金王君(このしつこさを仕事で活かされてれば今頃億万長者)。 |
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | out | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | in | total |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
par | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 3 | 4 | 4 | 5 | 36 | 5 | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 3 | 5 | 3 | 36 | 72 |
score | 5 | 6 | 5 | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 5 | 41 | 5 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 5 | 39 | 80 |
△ | ■ | △ | △ | ○ | − | △ | − | − | − | △ | − | − | △ | ○ | − | − | ■ | ||||
put | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 15 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 | 3 | 16 | 31 |
topics | *1 | *2 | *3 | *4 | |||||||||||||||||
*1・・・本文参照。トホホ度3 *2・・・3打目、ウェッジの60yショットがたまたま2mに付く。ウホホ度4 *3・・・3打目、ウェッジの40yショットがたまたま1mに付く。ウホホ度4 *4・・・本文参照。トホホ度5 ウホホ25P(8P+パー1.5Px8+寄せワン1Px5)、トホホ8Pで久々にウホホの圧勝(ウホホ28勝21敗) |
項目 | 今回 | 推移 | 今年 | |
アベレージスコア Scoring average |
2バーディ 6ボギー 2ダボ |
80 (+8) |
↑ | 83.2 |
平均パット数 Putting average |
1.722 (31) |
↑ | 1.885 (33.92) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
11.1 (2/18) |
↑ | 7.05 (1.3/18) |
|
パーブレーク率(%) Par braking average |
55.6 (10/18) |
↑ | 51.1 (9.2/18) |
|
ボギーキープ率(%) Bogey keeping average |
88.9 (16/18) |
↑ | 85.0 (15.3/18) |
|
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
38.9 (7/18) |
↓ | 45.7 (8.2/18) |
|
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
88.9 (16/18) |
↑ | 84.8 (15.2/18) |
|
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
76.9 (10/13) |
↑ | 68.0 (9.5/14) |
|
ドライバー(ティショット)平均飛距離(yard) Driving Distance |
225.0 | ↓ | 227.2 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
71.4 (5/7) |
↑ | 33.1 | |
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%) Driver-shot achievement Pct. |
85.0 | ↑ | 75.7 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
100 | ↑ | 69.3 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
60.5 | ↓ | 65.5 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
84.4 | ↑ | 64.9 |
淡輪を西の川奈と呼ぶなかれ 川奈が「東の淡輪」なんだぜ(字あまり) 例えば。ティグラウンドの高さをほんの2m上下するだけで、ティショットにおける精神的プレッシャーが何倍にもなる。それが上田治マジック。 バーディ・あるいはパーを取るためのベストポジション。そのすぐ横(あるいはすぐ手前)には、必ずバンカーが待ち受けている。そこを超えていく勇気が要求される。プレイヤーへの挑戦。 そのバンカーは必要にして十分な数で、なぜか遠くから見た方が(つまりフェアウェイのバンカーならティグラウンドから、グリーン周りのバンカーなら2打目地点から)大きく猛々しく見える。グリーンも実際の距離よりも遠く見える。レイアウトと造詣の粋。 ベストルートから少しずれたり、少し飛びすぎたり、少しショートしたりすると、ボールは傾斜を転がって谷底へ転がり落ちたり林の中へ入ったり木が邪魔をしたりして、自分のヘタさ加減を思い知らされる事になる。紙一重の冒険。 淡輪は 勇気と冒険のワンダーランド(字あまり) 今回は特に木に泣かされた(っていうか、木の後ろに打つ方が悪いんですはい)。1番ホールはティショットがほんのちょっと左へ飛んで左ラフに生えている木の後ろに(高い球で上を越すもグリーンまで届かず)。2番ホールはフェアウェイ右サイドに生えている二本松の真後ろに(フック気味に狙うも木に当たって30y先に落ちる)。8番ホールも3アイアンのティショットがフェアウェイ205ヤード地点の灌木の真後ろに(横から低い球で狙うもミスして大きくショート)。 また、淡輪をさらに素晴らしいコースにしているのが5つあるパー3。まずティグラウンドからの景色が美しくそして恐ろしい。フロントティから回ってさえ、7アイアン・5アイアン・PS(52度)・6アイアン・8アイアンと距離もありそのバリエーションも秀逸(下の写真は4番ホール・155y)。 さらに、素晴らしく整備された高速高麗グリーン。これがまた挑戦意欲をかき立ててやまない。キャディさんは必ず順目か逆目かを教えてくれるのだが、つまりそれほど目によって転がりが違うということだし、逆目の下りのタッチや、順目の下りの距離合わせがはまった時の快感はベントにはない満足感を与えてくれるのである。 そしてショートパット。1m以内をしっかり打つ勇気が無いと、カップのすぐ手前でボールがイヤイヤをするようにホールを避け、天を仰ぐことになってしまう。 最終ホールは145yのパー3。左へ振り抜く勇気が足りなくて右へプッシュし、深いバンカーへ。バンカーからは何とか出たものの(大阪GCさま、もう少し砂を足しておいて下さい。でないとただでさえ難しいバンカーがもっと難しくなってしまいます)18h中最強の受けグリーンを持つここの、ピン上につけてしまう。 たった10歩。しかしとてつもなく遠い10歩。予想より垂れず、またちょっとビビって1mの下りのパットを残してしまう。そして、この1mがカップをかすることもなく1mオーバー。トホホ。3パットでダボ。最後の1ホールで勇気が足りなかった。だからまた、挑戦したくなるんだよね。 淡輪は 行けば行くほど また行きたくなる(字あまり) Tさん、今回はお誘い本当にありがとうございました。また是非呼んで下さい!いつでも行きます。 |
昨日、NHKで片山晋呉の特番があった。彼が永久シードを取るまでの軌跡を番組は追っていくのだが、正直言って私は彼を見直した。っていうか、彼をよく知らずに茶化すようなことを書いていた自分をちょっと恥じた(まああの、好き嫌いっちゅーのは誰にでもあるもんね)。 彼の成功の秘訣をひと言であらわすと、「愚直の一念」、これに尽きると思う。体に恵まれているわけではない。才能があるわけでもない。そんな彼が日本一のプレイヤーになれたのは、失礼な言い方を許してもらえるなら自分がごく平凡な人間であることを悟り、そして愚直に努力し続けたからに他ならないと思う。 プロ入り直後の彼をコーチした江連氏は「彼より才能があるヤツなんていっぱいいる」と言う。「でも才能があるヤツは努力しないでもそこそこうまくいくから結局それに甘えちゃうんだよね。だからトップに立てない。晋呉は才能がなかったからこそ努力できたんじゃないかな」 片山プロが江連氏の元でスイング改造したとき、「2年間は賞金がゼロになる。でも3年目には勝たせてあげる、5年後には賞金王を取らせてあげる」と言われたのは有名な話。それを信じて(この信じるというのも彼の才能だ)、「アマチュアでも20分もすればイヤになるような基礎練習(江連氏曰く)」を9時間も12時間もやっていたという。 アマチュア時代に日大で一時代を築いた男が、プロでは通用しないと悟り、そのプライドも意地も全て投げ捨てて初心者用のような練習に明け暮れる。これこそ、愚直という才能でなくて何であろう。 私が驚愕したもう一つのエピソード。彼が大学時代に過ごした実家のベッドの天井部分に、「25勝 シードを取る」見たいな張り紙が張られてあった。その、中学生でも今時恥ずかしくてしないような事をやる純粋さ、プロテストに合格していない段階から永久シードに目を向けていた志、そしてそれを達成する精神力と持続力。片山プロ、あんたは偉い。 そして。国内では敵なしとなり、今年5度の賞金王と永久シード獲得。彼が青木功・尾崎将司・中嶋常幸・杉原輝男・倉本昌弘・尾崎直道という、日本近代ゴルフの歴史そのものといって良いプレイヤーと肩を並べたということは、努力が才能を凌駕したと言うことであり、才能のない大多数の人間にとっても大きな励みになるといえるだろう。 いやあ、最初に書いたけど、人間素直が一番。努力は尊い。人をその表面しか見ないで感情的に判断し、安全なところから批判する俺のような輩は彼の何十倍も何百倍も矮小な人間だなと思った。心から反省(でもやっぱり好き嫌いというのは仕方な(ry ) |
2008/12/8 (775739hit) 日本シリーズJTカップ
世界の青木さんがニヤニヤしながらTVの前で「遼君優勝しちゃうかもしれないよ」なんて言っちゃったもんだからさあ大変。 東京よみうりの森はそのご神託を信じたギャラリー・マスコミ・野次馬・野良犬・猿・キジ・桃太郎・サラリーマン金太郎・麻生太郎・風船太郎などでごった返し、異様な雰囲気となったのでありました(と見てきたような嘘を書き)。 っていうか、もしこれで本当に勝っちゃったら、逆に本人の為にならなかったんじゃないの?と思ったり。「ルーキーイヤーの最終戦しかも大試合で最終日逆転勝利」なんてしちゃった日には、どれだけ謙虚にいようと思ってもいい気になっちゃうと思うし。燃え尽き症候群が早く来ちゃう?みたいな。 で、試合内容はJ.M.シン優勝おめでとう。奥さんもきっと喜んでるね(うるうる)。半端でない安定感は世界中で闘ってきたメンタル・タフネスから醸し出されるものか。国内でしか試合をしたことがなく、アマチュア時代無敵だったのにプロになって鳴かず飛ばずの某プロや某プロは爪のアカをもらって煎じて飲みましょう。 手嶋は二歩及ばず。17番のイーグルパットが決まっていレバー・タラ。ジョーンズももうちょっとだったね。武藤も爆発せず。 遼君、本人は不満そうだったけど客観的に見ればあれだけ多かったダボも今週は叩かず、最終日バックナインで1ストローク伸ばし、優勝争いまでいかなくても最後まで期待を持たせたままラウンドして5位タイなんだからやっぱりスゴイっちゃースゴイんだよ。17歳のルーキーだし。 逆にあの内容で、「大いに不満。もう一度1番ホールからやり直したい」(本人談)と言えるということは、一流のツアープロに成長したという証だよね。シーズン前は「(シード選手の中で)一番ヘタクソです」って言ってたのに、何この成長ぶり?末恐ろしいとはこの事か。若いって素晴らしい。シーズンオフはしっかり勉強してね(笑)。必要ないような気もするけど。 ところで会場になった東京よみうり。17番のパー5と18番のパー3は一生に一度で良いからラウンドしたいホールだな。でも実際に一生に一回とかラウンドできたら、肩に力が入ってチョロしたりするんだろうな。やっぱりこういうコースはメンバーになって毎週まわる方がいいな(注:絶対無理です)。 |
越後の星さんに触発され、最近サボっていた素振りクラブによる素振りを久しぶりに再開。すると、さっそく発見があった。 再現性の高いスイングのためには、体の軸を動かさない事が必須である。 → しかし、上半身を前傾させるという中途半端な姿勢で、スイングという複雑な動きをする時、軸を固定させるというのは至難の業である。 → ところで、軸がずれるのは静的につまり徐々にずれていく場合(1)と、動的につまり一瞬の力の入れ間違いでずれる場合(2)と二通りのズレ方があるのではないか?と思い当たった。 →(1)の静的にずれるのはバックスイングで右ひざが右へ流れたりして体全体がぶれる場合、即ちスエイである。これは主にスイングの前半に起こる(ような気がする)。あと、下半身が原因で起こる(ような気がする)。 →一方、(2)の動的にずれるのは手で打ちにいったり腰が引けたり腕に力が入ったり上げようとしたり、つまり上半身そして切り返しに問題があるのではないかと思った(のだが自信はない)。 →で、(1)に関しては本人が気をつけたり練習したり長年注意し続けたり下半身を鍛えることで徐々にでも直っていく(ような気がする)が、(2)はいくら練習場で直っていてもコースで力が入ったり緊張したり飛ばそうと思ったりするとふと出てきてしまうような気がするのだ。 →ここでもう一度(2)のメカニズムについて考える。決して軽くないそして長いクラブを、一方向に振っているうちは軸はぶれにくい。それはつまりバックスイングだ。しかし、切り返す瞬間体もクラブも今までと違う動きに切り替わる。この瞬間こそ、体に無理な力が掛かりやすくなって軸がぶれる瞬間なのだ(と思うんですがどうでしょう)。 →よって、切り返しは極力ゆっくり行われる方が軸がぶれないし、さらにバックスイングからトップまでの体の動きから、シームレスに、一連の流れの中でダウンスイングに移行するイメージを持つ事でもっと軸はぶれにくくなるのである(と思ったりしてるんですがどうでしょう)。 →過去の名選手たちが「ダウンスイングの始動は極力ゆっくり」と言ったのはこのためだったのかなと。そして、ハーヴィー・ペニックの「ゆっくり素振り」もこのイメージを体に刻みつけるためのものなのかも(それだけではないだろうけど)とも思った。 →でも、もしそれが正しいとしてもできなければ意味がなので、練習したり素振りしたりしろよ俺って思った。 |
2008/12/10 (776498hit) あの忌まわしき●●●●が
・・・というわけで、あんまり寒くないこともあって夜9時から練習へ。そう、俺に「練習しろよ俺」って言われたので、俺が言うことだし俺としては俺のために練習へ行ってきた。そう、体の軸を動かさないよう気をつけながら切り返す練習だ。しかし。 30yは打てても50yは打てない(いつものことだ)。 8アイアンは打てても5アイアンは打てない(いつものことだ) まっすぐ行くけど微妙にダフる(いつものことだ) そして●●●●しまくるんですが(いつものことではありません・・・・(T_T)) あんまり腹立ったので全部伏せ字にしてやった。ザマミロ(←根本的解決になってない)。でもね、もうね、なぜか打つ球打つ球、全部ペシペシペシペシあーもう五月蠅い鬱陶しい!!(←その時の気持ちを一番安易な方法で表してみました) どうやら体が動いてるようなのだ。そしてスイングプレーンがずれて体と手の位置がずれてるようだ。っていいとこ1個もありまへんな。 その時、ふと唐突に思い出した。ゴルフは矛盾のゲーム。体の軸を動かすまいと努力し、身体の一部分に意識が行ってしまうことでかえって身体が動いてしまうのではないか。それにそもそも、ダウンスイングの始動をゆっくりするということはスイングのリズムを変えることであり、それは普通でも大変な努力と時間が必要なのではないかと。 というわけでこれから偉そうなことを書くときはせめて自分できちんと練習を積んでからにしようと思った。でも明日のラウンドどうしよう・・・・(結局シャンク直らなかった) |
2008/12/12 (777201hit) 言い訳オンパレード
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 梅 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 松 | total |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
par | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 36 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 72 |
score | 7 | 4 | 5 | 7 | 6 | 7 | 4 | 6 | 7 | 53 | 4 | 3 | 6 | 6 | 4 | 5 | 4 | 6 | 6 | 44 | 97 |
+3 | − | ■ | ■ | ■ | +3 | △ | ■ | ■ | − | − | ■ | △ | − | ■ | − | △ | ■ | ||||
put | 2 | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 17 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 | 19 | 36 |
topics | *1 | *2 |
hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 竹 | 27h | 18h換算 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
par | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 36 | 108 | 72 |
score | 5 | 3 | 6 | 6 | 4 | 3 | 6 | 4 | 4 | 41 | 138 | 92.0 |
△ | − | ■ | △ | − | − | ■ | ○ | − | ||||
put | 1 | 1 | 3 | 2 | 2 | 1 | 3 | 1 | 2 | 16 | 52 | 34.7 |
topics | *3 | *4 | ||||||||||
*1・・・OBが5つ、素ダボが2つ。トホホ度20 *2・・・アイアンのミスからくる素ダボが3つ。トホホ度15 *3・・・3オン3パットという何の工夫もない素ダボが2つ。トホホ度8 *4・・・唯一のバーディは開き直った腰からスイングの7Wとアプローチのベタピン。ウホホ度5 ウホホ21.5P(5P+パー1.5Px9+寄せワン1Px3)、史上最凶のトホホ43Pでトホホの圧勝(ウホホ28勝22敗) |
項目 | 今回 | 推移 | 今年 | |
アベレージスコア Scoring average |
1バーディ 5ボギー 10ダボ 2トリプル |
92.0 (+20.0) |
↓ | 83.4 |
平均パット数 Putting average |
1.926 (52/27) |
↓ | 1.886 (33.94) |
|
バーディー奪取率(%) Birdie average |
3.7 (1/27) |
↓ | 6.96 (1.3/18) |
|
パーブレーク率(%) Par braking average |
55.6 (10/18) |
↓ | 50.8 (9.1/18) |
|
ボギーキープ率(%) Bogey keeping average |
88.9 (16/18) |
↓ | 84.5 (15.2/18) |
|
パーオン率(%) Green in regulation Pct. |
38.9 (7/18) |
↓ | 45.4 (8.2/18) |
|
ボギーオン率(%) Green in my regulation Pct. |
88.9 (16/18) |
↓ | 84.5 (15.2/18) |
|
フェアウェイキープ率(%) Driving Accuracy Pct. |
76.9 (10/13) |
↓ | 67.5 (9.4/14) |
|
ドライバー(ティショット)平均飛距離(yard) Driving Distance |
204.3 | ↓ | 226.7 | |
アプローチリカバリー率(%) Scrambling |
30 (3/10) |
↓ | 33.1 | |
ファインショット率・ドライバー(ティショット)(%) Driver-shot achievement Pct. |
66.7 | ↓ | 75.5 | |
ファインショット率・フェアウェイウッド(%) FW.-shot achievement Pct. |
33.3 | ↓ | 68.0 | |
ファインショット率・アイアン(%) Iron-shot achievement Pct. |
50.0 | ↓ | 65.2 | |
ファインショット率・アプローチ(%) Approach-shot achievement Pct. |
52.6 | ↓ | 64.6 |
いやあ、ボギーで上がるのって、そして100を切るのって、本当に難しいですね(涙) この日はホントに酷かった。まず2日前の練習で●●●●地獄に陥った後遺症。アイアンを持つと怖いんだ。怖くて振れないんだよパトラッシュ。俺は一体どこから来て、どこへ行こうとしているのだろうか。終わった、何もかも・・・・みたいな。 それから、これはあとから読み返す自分の為に書いておく。(純粋な言い訳なので伏せ字にします)首と肩と上腕が痛くて体が回らず、もうまったくまともに打てない振れない当たらない。前日に練習したり、普段練習しないのにいきなり根を詰めて練習するのはダメだぞ俺。判ったか俺。もう制服じゃない・・・じゃなくって、もう若くないんだからな俺。 せっかくN谷くんと一緒のラウンドで、しかもM山氏ともご一緒させて頂くという、濃ゆい同伴競技者だったのに、不甲斐ないラウンドになってしまい残念である。 っていうか。終わり。もうね。書くことがないの。特記すべき事無し。良いところはもちろん無し。悪いところは。たくさん。っていうか。これは。何とか。考えて。壊れないよう。精一杯。レッスンに。 |
2008/12/13 (777592hit) 3ツアーズ選手権
ひょっとしたら、1年で1番面白いトーナメントかもしれない日立3ツアーズ選手権。男子ツアー(JGTO)、女子ツアー(LPGA)、シニアツアー(PGA)のメンバーが2日間にわたって闘うこの試合も今年で4回目。ちなみに2005年の1回目は、 1位:男子 2位:シニア 3位:女子 であった。2回目が 1位:女子 2位:シニア 3位:男子 とLPGAが雪辱を晴らす。そして去年の3回目は1回目と同じく 1位:男子 2位:シニア 3位:女子 という結果に終わっていて、男子ツアー最強の面目をかろうじて保っているというところである。そして今年は遼君の参戦ということもあり、さらに盛り上がる結果となった(以下、結果に触れます。録画して見るのを楽しみにしている方はご注意下さい)。 でも、この中継が地上波で1日だけ、1時間半しかないというのは本当にもったいない。2日間、全ホール全選手を中継して頂きたい。その際、各選手にマイクを付けてもらい、石川遼君と色々な話をする世界の中嶋とか、原江里菜を●●選手がそれとなく口説くとかいうのが流れるとさらに面白いんだけどなあ。 1位:男子(24.5P) 2位:シニア(24P) 3位:女子(23.5P) 以上の結果の通り試合はまれにみる混戦で、優勝の行方は最終組である石川遼・中嶋常幸・古閑美保組の結果次第ということになった。で、その最終組で最終ホールのバーディパットを沈めて勝負を決めちゃうんだよね石川遼がこれまた絵に描いたように。こんなシナリオ、大映ドラマでもボツになると思う。 おまけにMVPまで持って帰っちゃうんだもんね。やっぱりスター中のスターだわ。若いっていいなあ。 ところで若いといえば、出場選手をみていて「ん?」と思ったこと。 男子ツアーの平均年齢・・・(31+35+30+36+17)/5=29.8歳 シニアツアーの平均年齢・・・(51+54+54+57+53)/5=53.8歳 私・・・45歳 そう、私はすでに男子ツアーのメンバーよりシニアツアーのメンバーの方が歳が近いのだ。 ・・・そうかぁ。俺ってもう現役じゃなくってシニア世代なのか(ゴルフに関してだけどね)。軽くショック。 |
2008/12/15 (778012hit) 思いつくままに
ツアーも終わり、日記のネタが無くなる恐怖に昼寝もできない編者です。今日は思いつくままに。 先日、半年間溜まったコントロールカードをホームコースに出そうとすると、「もう11月末で締め切りました」と言われてしまった。トホホ。これからはラウンドした都度出すようにしよう。 アメリカのゴルフ専門サイト、golf.comが発表した「2008年もっとも’ノってた’ゴルファー(10 most accomplished Player of the year)」に申智愛が選ばれた。20歳で世界中の4ツアーで11勝、アメリカで3勝に、そして全英女子オープン制覇。このグローバルな闘いぶりが、タイガーのUSオープンでの死闘を上回ったと評価されたのだ。素晴らしい快挙だと思う。 日本人がこの賞に選ばれることは・・たぶんないだろうな。遼君が来年マスターズに初出場で初優勝したりしたら別だろうけど。 その遼君の今年の経済効果は202億円とのこと。この数字は、中日ドラゴンズが優勝したときと同じぐらいの効果になるらしい。ちなみに彼の獲得賞金額は1億円、スポンサー料は二十数億円。若くてさわやかで実力があって・・・もう、羨ましいを通り越していっそすがすがしいですな。彼を悪くいうヤツは、よっぽど性格が歪んでる、と思tったりする。 仕事で使っているデジタルカメラ(Nikon Coolpix950)が寿命を迎え、次こそデジタル一眼レフを買おうと思う今日この頃。といってもカメラオンチで絞りってカメラのどこを絞るの?ぐらいの知識しかないので、そんなに高価なカメラは要らない。というか使いこなせない。 評判が良さそうなキャノンのEOS Kiss X2のダブルズームキットとコストパフォーマンスに優れた単焦点レンズ(EF 50mm F1.8 II)、そしてマクロ撮影のためのエクステンションチューブ(EF25-2)を購入しようと思っているのだが、買ってすぐ新製品が出たりやっぱりこっちがよかったって思いそうでなかなか踏み切れないんだよね。誰か背中を押して。 休みの間に777,777ヒット達成。ゲットした人おめでとうございます。何も出ませんが。そろそろ80万ヒットの特別企画を考えねば。でもあとどれくらい続けられるのかなあ。100万ヒットまでは行きたいな。 |