日記258
(2015年12月)

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2015/12/1 (1393059hit) 七ヶ条


 もう 1年が終わる。年末の慌ただしさと寂寥感、そして年始のふわっとした雰囲気は嫌いではないが、そろそろ「正月や冥土の旅の一里塚」的なことが頭をよぎるお歳ごろではある。

 今年を軽めに振り返ってみる。本格的にクラブ競技に出だしたわけだが、アンダー(もちろんネットでね)が出たのが10回中 1回だけとまあこてんぱんにやられて自分の実力と本番での弱さを思い知らされるだけになった。まあぼちぼち慣れてくるだろうけど。




 などと思っていると、水木しげる先生の訃報が。ずっと第一線で活躍してこられただけあって、国民のほとんどが知る鬼太郎、老若男女のほとんどがものまねできる目玉おやじ、知名度バツグンのねずみ男など、改めて考えれば何と見事なキャラクターかと。今でもTVCMに使われてるもんね。

 で、 SNSや TV番組では先生の「幸福の七ヶ条」の紹介で溢れている。これね。

第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。

第二条 しないではいられないことをし続けなさい。

第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。

第四条 好きの力を信じる。

第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。

第六条 怠け者になりなさい (才能を発揮して、どんどん稼いで、怠けていても食えるような人間になりなさい)

第七条 目に見えない世界を信じる。


 含蓄のあるいい言葉である。というわけで、故人をしのび、

「アマチュアゴルファー幸福の七ヶ条」

というのを考えてみた。

第一条 ニギリや見栄や勝ち負けを目的に、プレーを行ってはいけない。

第二条 上手くならなくても練習はし続けなさい。

第三条 パーおじさんとの競争ではない、あくまで自分のゴルフを追及すべし。

第四条 (クラブは流行やスペックではなく)自分が好きかどうかで決める。

第五条 才能と幸福度は別。ただし努力は人を裏切ると心得よ。

第六条 ゴルフバカになりなさい (のめりこみ、どんどんラウンドして、貧乏するのもまた道)

第七条  HDCPに関わらず、全てのゴルファーは平等である。



 合掌。


2015/12/2 (1393207hit) アプローチをまじめに考える


 そろそろアプローチを真面目に考えたいと思う。え、最近読んだことあるような文章だなって?気のせいでしょ。

 5y〜 15yまでのスーパーショートレンジ(SSR)はヒールアップしてパターと同じ打ち方(手首と下半身は固定)、20y〜 30yまでのショートレンジ( SR)はコックを使わず体の捻転だけで打つ(松山のアプローチ)、そして45y〜 65yまでのミドルレンジ( MR)は小さなフルショット(ハーフショットの位置ぐらいで、そこから緩まないよう&左へ突っ込まないよう&ヘッドアップしないよう打つ)っていう感じ、とこの前決めたのだが、

実際のラウンドではそんなにうまく打ち分けられないし、3つでもややこしいし、そもそもアプローチの打ち方そんなに変えるってどうよ

という気がした(っていうか正気に戻った)ので、君子豹変することにした。



 まず基本中の基本に戻り、なぜアプローチが上手く打てないか考えた。それは、

スイングに致命的な欠陥があるからだ。

 フルショットならごまかせてもアプローチではそうはいかない。だったら、

パットからやり直そう。

 なぜなら、パットはショットの基本だから(いま日本中のあちこちで失笑が聞こえた気がするが気のせいだろう)。

 パットはどう打つか。体を止めて腰で打つ。そして、グリップがいつもおなか(ヘソ)を指している。そして、



手首の角度キープ。

 やっぱり、ここが俺の一番ダメダメなところじゃないかと。そもそもダフる(チャックリする)のはこれが緩むからだろ。

 手首の角度キープ=インサイドに引かない。手首の角度キープ=真っ直ぐ引く。手首の角度キープ=クラブが体の正面にあり続ける。で打ってみたら、

すこーし、いい感じ。

 ただしそれだけではやっぱりダメで、おまけとして

・目線はボールの左サイド(飛球線側)
・バックスイングは上半身で(下半身微動だにせず)
・切り返しは左足と右手人差し指の腹で
・上半身と腕の位置関係は保ったまま、グリップがへそにひっついているイメージで体を回す
・クラブヘッドではなくグリップを、飛球線方向ではなくボールへ落とす


的なイメージが良いんではないかと。



 こうしてまた迷いの森に Uターンする編者であった。めでたしめでたし(めでたくない)。

2015/12/4 (1393530hit) 無理しちゃいけません


 昨日は I上さんのホーム、有馬カンツリー。私が大好きなコースの1つ。

 何しろコースが良い(バラエティに富んでいて殆どのホールが印象的)。

 グリーンも良い(仕上がりも転がりも微妙なアンジュレーションも文句のつけようがない)。

 練習場も良い(レンジはもちろん、超広いアプローチ練習場、バンカー練習場、 3面あるパッティンググリーン)。

 メンテナンスが良い(コースは綺麗だしフェアウェイもオーバーシードしててふかふか)。

 従業員の人柄が良い(ビジターにも例外なく「笑顔で」挨拶してくれる。それに皆親切だし)

 キャディさんもすごく良い(美人が多いしよく働くしアドバイスは的確だしグリーン上でもこちらから聞かないと黙ってる←これ重要)。

 景色も良い(下写真参照)。



 天気も雨に振られたのは最初の 4ホール、しかも小雨程度で、後に風が出て面白くなったし晴れ間も出てきた。12月としては上出来の気候である。

 ということで最高のラウンドになるはずだったのだが、今回は色々と無理がたたったというか「無理」がキーワードだった。



 無理その 1。練習しすぎ(月・火・水の夜に 3日連続で行った)て体の切れが悪い。

 無理その 2。高速代とガソリン代を節約するため乗り合いで行ったら、行きも帰りも倍の時間が掛かった。

 無理その 3。なまじ練習してるので攻め方が必要以上にアグレッシブになって痛い目にあう。

 無理その 4。気心知れすぎた仲間( I上さん、O谷先輩、 K藤くん)だったので笑いまくりしゃべりまくりのラウンドになり集中するのに無理があった(ちょっと苦しくなってきたな)。

 無理その 5。まあ直前にスイングイメージ替えるのは無理があるよね。

 無理その 6。スイングをいじったせいか、上がり 3ホールぐらいで右手首がおかしくなって右手の握力が激減。なんとかホールアウトできたけど今日はちょっと仕事にも支障が出るぐらいの状態に。まあ朝よりましになってるから治りそうだけど。

 というわけで。



 アホですねーヘタですねー酷いですねー。ですね三兄弟。

  2番はティショットバンカー、直接狙えずレイアップ、 3打目ウェッジショットをトップ。4打目バンカーから出ただけでダボ。

  7番はティショットが左の谷底、 2打目フェアウェイへ出すだけ、3打目残り 175yアゲンスト、 5アイアンで届かず、同じくダボ。

 得意の 8番もパーオンしたのに 3パットするし、最終は2打目大ダフリ、 3打目チャックリ。

 しかし本当に酷かったのは後半。

  11番は最高のティショットから残り 220y、4Wで 2オンを狙うも右にプッシュスライス 2連発OB。プッシュスライスということは飛ばそうとして体が先行する今までの悪いパターン。それをしないように熱心に練習してるんだろ>俺。

  12番も有馬で一番広いフェアウェイなのにチーピンが出て OB。トホホ。その後は手首のこともありグダグダ。



 今私は、私に、猛烈に失望している。当分練習休みます。トホホ。

2015/12/7 (1393900hit) 日本ツアー終了+ザ・クイーンズ


 右手首(先週の練習 3連チャン+前回のラウンドで痛めて握力が百分の一になった)はだいぶマシになったけど、練習は自粛している。だから書くことがあんまりない。それに加えて、仕事がいつもの2倍ぐらい忙しく、ネタを考える暇も日記を書く時間もない。それでもがんばって書く。偉いぜ俺(別に偉くない)。



 男子ツアーは最終戦、石川遼が今年 2回めの優勝。ナショナルオープンを初めて勝った。他の大きめの試合をいくつか勝ってるから意外といえば意外。6年前の日本オープンで 2位になった(小田龍一に1打差で負けた)のは覚えてたけど。

 やっぱりアメリカで揉まれてるだけあってショットもパットも頭一つ抜けてたね。特にアイアンの切れ。アイアンといえば小田孔明だけど、霞んでたもんね。小田は遼くん意識し過ぎて自滅っぽい負け方。初優勝も遼に逆転負けしてるから、なんか因縁があるんだろうね。

 これで遼は日本ツアー 13勝( 8年で)。ちなみに小田孔明は8勝( 11年)、池田勇太も 13勝(7年)。宮里優作は 3勝( 12年)。

 しかし不甲斐ないのは日本ツアーの面々。今年複数回優勝した日本人は遼のみで、後はみーんな 1勝どまり。韓国勢の強さは言うに及ばず。おまけに未だにアラフォープロに活躍許してる若手の不甲斐なさはどうよ。スポット帰国して7試合にした出てない遼が賞金ランク 6位って。



 長く活躍したり、優勝したり、強いプロには何かしら理由がある。アジアツアーで揉まれたり、練習に創意工夫してたり、アメリカツアー挑戦したり。今の若手にそんな気合の入ったやついないもんね。ゴルフのことより酒とか女とかファッションの方に興味いきすぎちゃうか?

 小さい頃から経済的にも恵まれてて、チヤホヤされて、プロ入りと同時にスポンサーが付いたりするから、銭儲けのために必死のパッチ(笑)でゴルフしたこと無いんだろうね。まあシード取れたら良いかー的な。1年でトップ 10に 3回ぐらい入れたら良いっしょ的な。



 その点、女子プロの方が根性あるよね。同日に放送されてた日韓欧豪対抗戦(ザ・クイーンズ)では韓国の必至の追い上げをかわして日本が優勝。全勝で勝つと言い切った上田桃子、2日目のフォアサムの引き分けに涙を流す成田美寿々ニッキー・キャンベルを 7&6の大差で下した酒井美紀、劣勢から引き分けに持ち込んだ原江里菜、そして最終ホールのクラッチパットを真ん中から決めた渡邉彩香。


( ALBAより拝借)

 みんな偉い!!すごい!最高!最近涙腺がゆるゆるになってるおじさんである私は、もう娘たち(注:違います)の活躍を見てあふれる涙を止められなかったよ。


 一方男子ツアーでは、頭にフューチュラ Xを付けたオッサン。


( ALBA・ JGTOのウェブより拝借)

こんなコスプレ見てどうやって感動しろちゅーねん。

2015/12/9 (1394233hit) スコア至上主義


 昔からここを読んでくださっている方だけでなく、実は二週間読んだだけでもすぐ分かることなのだが私の仕事は原則木曜日が休みで原則毎木曜日にラウンドしている。

 ラウンドしない日、即ち金土日月火水曜日は何をしているかというと仕事をしたり食事をしたり寝たりしているのだが、そういう事をしながらゴルフのことを考えている。

 で、ラウンド以外の金土日月火水曜日にいつも考えていることがある。

 今度のラウンドでは、いや今度のラウンドこそ、ドライバーは力まず 2打目が打てる地点へ運ぼう。アイアンショットはグリーンのセンター、あるいは難しかったら花道を狙おう。アプローチは寄せようなんて考えず、ミスしても転がしても格好悪くてもいいからピンの下に運ぼう。パットは無理に狙わず、距離感だけを重視して打とう。短いパットは大胆にまっすぐしっかり打とう。

 毎回そう思い、次のラウンドでは 18ホールこれを守ろうと考える(まあ実際にはそんなに具体的ではないけど)。

 しかし、木曜日になるとそんな金土日月火水曜日の考えはどこへやら、ドライバーは芯を食ったナイスショットで 1mでも先のフェアウェイへ、アイアンは軽いドローでピンへ、アプローチはチップインを狙い、パットはどこからでも沈めることしか考えない(ちょっと大げさな書き方だけど)。

 珍しく最初の数ホールは冷静にラウンドできても、パーが続いたり逆に 1ホールで大叩きしたりするともういけない。ナイスショットやピンを刺すショットやチップインや1パットしか頭になくなってしまう。

 これはもう脳に致命的な欠陥があるか、ボケ始めているか、私ではなく双子の弟がラウンドしているかではないかと思ったりするのだが実はそうではない。結局のところ

 「スコア餓鬼」になっているのだ。つまり「スコアが気」になっているのだ(面白くない)。

 もちろんナイスショットはその快感を求めているのだろうし、チップインやワンパットを狙ったりするのは自分のゴルフが上達した証を求めてという側面もある。でも突き詰めればやはりスコア至上主義に毒されているからであろう。



 実は「スコア至上主義」そのものは悪いとは思わない。もちろんスコアのためにズルをしたりマナー違反をするのは論外だが、良いスコアを追い求めるのはゴルフの基本にして最大の目的であり、それに対して努力をする姿を「余裕がない」「品性がない」「他の楽しみを知らない」「ゴルフはもっと奥深い」と毛嫌いするのは筋が違うと思う。



 勘違いしてほしくないが「スコア以外の楽しみもある」という考えはもちろん否定しないし、その人が「スコア以外の楽しみ」に重きを置いているならそれはそれでまったく正しい。ドライバーの飛距離だったり、スイングの探求だったり、とにかく楽しむことだったり、ニギリだったり、ライバルとの競争だったり、ゴルフクラブオタクだったり。そして「健康のため」だったり。

 ただし、それらが「スコアより大事だ」という人に限ってスコアに一喜一憂し、悪いスコアだったらがっくりと落ち込む(それこそスコア至上主義の人よりも)という例が多いと感じるのは私だけであろうか。だったら最初から良いスコアでラウンドできるよう努力しろよと思う(言わないけど)。健康のため?じゃあ中途半端にスコアなんてセコいもの付けなければ?(言わないけど)


 話を戻す。「スコア至上主義」は悪くない。じゃあ私の場合何が悪いのか。

 スコア至上主義なのに、結果的にスコアに結びつかないショットや攻め方ばっかりしてる

 という頭の悪さこそが問題かと。我ながらホントにバカなんだからぁ(はあと)。

2015/12/11 (1394566hit) スコア至上主義ぁ?


  昨日のラウンドについては何も言えねえ。あまりの不甲斐なさにスコアカードをどこへ入れたのかも分からず行方不明だし、それより。

 どの口が「スコア至上主義」なんて言ってるの?恥ずかしくないの?その数字でスコア至上主義?

っていうぐらいの酷いスコアと内容だったから。目も当てられないとはこのことか。




 教訓:偉そうに講釈たれると大叩きする

2015/12/12 (1394739hit) 不本意なラウンド@奈良柳生 CC


 出てこなくてもいいのにスコアカードが出てきやがった。仕方ない。男らしく腹をくくって公開することにしよう。



 ちっちぇえ(笑)。男らしい。

 この日のグリーンは 9.8ft。奈良柳生のグリーンは転がりがすごくよくて、きちんとストロークすればきちんと結果が出るんだけど下手さも増幅されるんだよね。



  1日こんな天気やった。



 初冬というより晩秋って感じ。



 綺麗なコースです。



 左サイドがずっと池の名物 17番。


 スタートホールで上から 6mぐらいのパットが強めだったのに真ん中から入ってパー。これが悪かった。2番で 3パットボギー、 4番は4パットダボ。これでパットはグダグダ。結局 39パットもしてしまった。酷えぜ。

  5番はティショットが左へ飛び、バンカーからのショットは前の木に当たり、3打目左足下がりの斜面からチカラが入りすぎてグリーン奥へ OB。あとは敗戦処理みたいなもんで、前半は大台に。

 後半はちょっと持ち直すも最終パー 5で素ダボ叩いて終了。


 ヘタだし頭悪いしどうしようもないね。 N谷くんにニギリもボロ負けするし。打ちひしがれる私は、帰りの車の中であの有名なヒロ・トホホビッチの格言を思い出していたのであった。


「慢心したらゴルフは壊れる」


 以上よく覚えておくように>俺

2015/12/14 (1394937hit) ゴルフ頭



 技術的なトホホももちろんだが、己のゴルフ頭の悪さと傲慢さに心底がっかりした私は、自分のゴルフを見つめなおすことにした。



 まずは意識改革である。今の私は、日本で 5番目ぐらいにヘタなのに「ゴルフがうまい」と錯覚し思い込んでいる。アホである。

 だからドライバーは芯を食ってまっすぐ遠くへ、フェアウェイウッドはプロのような高弾道で、アイアンはいつも狙った方向へドローで、アプローチもスピンが効いたの球が、バンカーショットもベタピンの、パットも5mぐらいなら入る、バーディなんか 1ラウンドに2個ぐらいは取れる、などと思ってしまう。しかも本気で。恐ろしい話である。

 しかし現実を知らないと努力もコース攻略も絵に描いた餅になり、理想と現実のギャップに悩み苦しみながらラウンドが終わるのだ。スーパースカタンである。


 まあややこしい話はいい。結論として、今後は、

ボギーペースのゴルフを基本とする

 という地点まで立ち返ってみようと思う。

 と言っても 90ストロークを目標とするわけではない。「ボギーが自分の身の丈にあったスコアだ」と考えるのだ。そうやって無理せずラウンドしていたら、パーもいくつか取れるだろう。それでいいのだ。それがお前の実力なのだ。分相応ってやつなんだ。

 現に、そういう考えでラウンドしてた時の平均スコアが一番良かったもんね。今はその頃より 3打ぐらい悪い。それはたぶん傲慢になったから。


 ティショットで大きなミスをしたら確実に次に打てる所に戻す。その時、「あわよくばパー」などと考えない。グリーン周りが厳しいなら花道を狙い、無理に2オンを狙わない。

 ティショットがうまくいってもピンなんて狙うな。いつ何時でもグリーンセンターだ。あの中部銀次郎氏ですらパー 3は全てセンター狙いと言ってたじゃないか。片山晋呉ですらピンなんてよっぽどじゃないと狙わないと言ってたじゃないか。お前がピンを狙うなんて一兆年早い。

  2打目のアイアンが乗らなければボギーで上等と考える。ただでさえアプローチヘタなんだから。3打目が乗ったら最高と考えるんだ。パターを使え。 9番で転がせ。寄せようなんて死んでも考えるな。

 バンカーからは出たら 100点満点。寄るのは偶然。パットは狙いになんて行かない。狙いに行っても3パットは愚の骨頂。


 そういう気持ちをここ何年か忘れていたような気がする。周りの上級者につられて、つい自分も上手いと思い込んでしまっていたからだ。コーヒーをディスプレイに噴くレベルのバカである。



 無理にパーを狙わない、バーディは天からの授かりもの。そういう基本的な考え方があって、さらに、

できるだけダボを叩かない。

  OBは仕方ないとしても、つまらないミスの連鎖は「無理にパーを取りに行く」ことをやめる事でだいぶ減らせると思う。

ライが悪ければレイアップ。グリーンはセンター狙い。アプローチは転がす。


 この 3つさえしっかり守れば、身の丈にあったゴルフになると思う。あとはこれをコースで忘れないようにするだけである。

2015/12/15 (1395120hit) 色々・ 2015年師走


  色々と、時事的な事どもについて。



 日立 3ツアーズ選手権。

 男子プロ(スコア)落とせ、女子プロがんばれと TVの前で祈り続けたらその通りになった。痛快なり。こういうのを事実は小説よりも奇なりというのか?でも、仮にこの試合に脚本がありその通りにプロが試合したと考えたら陳腐なんだよね。現実の圧倒的存在感。

 しかし大山志保も上田桃子も渡邉彩香も可愛いなあ。心境としては娘を見る目だな。だからいやらしい意味ではない。中でもMVPの菊地絵理香は抜群に可愛い。いやらしい意味である。



 シニアプロは中島さんも青木さんも尾崎直道プロも出てなかったので地味だったね。でも一人室田淳プロだけが「期待されるスケベオヤジ像」を体現していてよかった。



 ミスチルの曲(歌詞)パクリ問題

  TV、ネットで見られるけど、「歌手の平浩二が発表した〜」という言葉でこの問題を紹介したり語り出すのは誤解を招くだろ。なんで「沢久美作詞の〜」と言わんのか。(いわゆる)確信犯か。どうせ沢久美なんてペンネームだし晒されても痛くも痒くもないはずだ。



 その沢の言い訳がまたすごい。「 60歳を過ぎているからミスチルなんて知らん。だから盗作じゃない」これって、「ワシは大御所である。偉いのである。格下のヒッピー音楽などの真似をするものか失敬な」って言ってるってことだよね。

 沢さん、あんたが知らなくてもきっと子飼いのゴーストライターは大好きなんでしょうよ。そして、あんたを嵌めようとしたってのが実は真相だったりするのかもよ。刺し違えてでも陥れようと思うぐらい嫌われてないか、自分の胸に手を当てて考えてみたら?

 ただ、平浩二は久しぶりのマスコミに取り上げられた事自体を喜んでるかもね。自主回収されたみたいだけど、間髪入れずもう一曲出すべきだね。題は「だまされて」。



 軽減税率



 今更 2%下げて誰が喜ぶのか。財源もないのに。試算では年収の低い世帯では月に1000円も違わないって話じゃん。某新興宗教が支持する政党のパフォーマンス以外の何物でもない。新興宗教が与党を牛耳る国って、独裁者が牛耳る北朝鮮よりある意味恐ろしいんだけど。

 生米だけ消費税 0%、あとは全部 10%でいいじゃん。貧乏人、いや消費税反対のやつは米を食え。



 王将社長射殺犯の重要参考人現る


(上の写真をクリックしたら餃子を注文できます、というのは当然嘘です)

 関西の人間の多くがお世話になっている王将であるがゆえ、犯人の目星がついたことはまことによかった。この事件、社長が日課にしていた「早朝、一人で会社周辺の掃除」の時に起こってるんだよね。善行も時と場所と立場を考えないと裏目に出るという残念な例。



 普天間跡地にディズニー


(命の危険があるのでシルエット)

 いかにも官僚が考えそうなことだけど、あまりに(アメとムチの)アメが露骨過ぎて笑っちゃう。基地の騒音はなくなるし、地権者はそのまま借地料をもらい続けられるし、ディズニー好きは喜ぶし、観光客も誘致できるし、一見すごくいいコトづくめなんだけどね。

 でも周囲の人は「本当は」どう思ってるのか知りたい。中央マスコミはフィルターが掛かった「住民の声」しか放映しないからなー。

 たぶん得になる人(土産物屋さんとか、地権者とか、観光業界とか、土建屋とか)は大賛成で、おこぼれに預かれない一般市民は反対なんじゃないかな。あれ、これって今と全く同じじゃん。

 かくも基地問題は根が深い。



 以上、ちょっと軽めだけど久々の毒舌でした。

2015/12/16 ( 1395302hit) 「クラブヘッドをまっすぐ引く」=さらばイップス!


 ナイスショットとは何か。「クラブヘッドのスイートエリアにボールを当てること」である。

 ではスイートエリアにボールを当てるために重要な事は何か。「スイングを安定させること」である。

 ではスイングを安定させるとはどういうことか。「軸をぶらさないこと」と、「クラブをオンプレーンに振ること」である。

 軸をぶらさない為の答えは、インナーマッスルの鍛錬、下半身の安定化、正しいアドレス、頭を動かさない、過度に体重移動しないなど幾つか提示されている。

 では、スイングをオンプレーンに振るためにはどうしたらいいか。ここに、ゴルフの矛盾が凝縮されている事に気づいた。

 オンプレーンに振る、すなわちクラブをプレーンに乗せるためにはどうすればいいか。その答えが、「クラブヘッドをまっすぐに引く」なんじゃないかと。



 ちょと待ってちょと待ってお兄さん。まっすぐ引いたらプレーンから離れるやん!とお思いの 8.6秒バズーカの皆さん、ここにゴルフの矛盾があるのだ。

 右を向くと球は左へ飛ぶ。池を意識すると池に入る。ヘッドスピーをを上げるためにはインパクトで体にブレーキをかける。クラブは上から下に振るのにボールは右から左へ飛んで行く(右利きの場合)。これらの矛盾した動きや意識がゴルフの面白さであり難しさであるが、では「まっすぐ引く」がなぜ「オンプレーン=曲線上に動く」なのか。

 それは、自分の頭(眼)がボールの真上でなく斜めの位置にあるため、「自分の目線でヘッドをまっすぐ引」いて初めて、自然な曲線を描いてヘッドが上がるからである。だから、自分から「ヘッドをプレーンに乗せようとインサイドに曲線を描くように挙げ」ると、プレーンより内側にヘッドが入ってしまい結局プレーンから外れるのである。

 つまりこういうこと。

 アドレスから


これだけまっすぐ引き、飛球線後方線上にヘッドがあるように見えてもそれは錯覚で、実際は



これだけインに入っているのである


 杉原輝雄プロが生前、冠番組で敏和プロゲストのアマチュアにいつも「(ヘッドを)インに引きすぎ」と言っていたのはこの事だったのかもしれない。



 も一回ちょと待ってお兄さん。それと似たようなこと以前書いてまへんか?っていうか、そんなアタリマエのこと今さら書かれても反応に困りまんがな。相変わらずレベル低いブログやなあ。

 いや、本題はここからなのだ。

 フルショットの時はこの動きを意識するのは容易い。なぜなら、スイング開始と同時に体をねじりながら正面でクラブを上げればいいから。つまりは剣道の「面」の時の手の動きね。上げて降ろす。手首の角度替えない。アンちゃんのスイング的な。



 これね。みごとにクラブが立ってる。


 ところが、ショートレンジ、スーパーショートレンジのアプローチの場合、スイングが小さいのでつい「ひょいと手でスイング始動」してしまう。そうすると始動直後にクラブはプレーンから外れ、チャックリは約束される。

 そう、だから、つまり、

 どんなに小さいアプローチでも、いやアプローチだからこそ、手首の角度をキープしてクラブヘッドをまっすぐ、即ち体の正面で捌くべきなのである!


 するとクラブを上から入れられるはずだ。イメージは、自分から見て(←これ大事)クラブヘッドがひらがなの「へ」のように動くのではなく、むしろ

アルファベットの「 U」の字を描くように動く。

( Uはちょっと大げさで実際は「へ」の裏返しみたいな動きだけどね)



 あくまでイメージだけどね。これでたぶん合ってる。うん。


 まとめる。

・左脇を締める(球を上げに行くと左脇が開く)
・飛行機の着陸のイメージ
 (フォローでヘッドを上げない=球を上げにいかない)
・左手首の角度をキープし、逆「へ」の字の軌跡で振る



 さらばアプローチイップス!!!(注:分かるのとできるのとは違います)

2015/12/19 (1395809hit) 寒くなかった@宇治田原CC


 昨日はホームページビルダーの調子が悪く更新できなかった。楽しみにしてた全国2億人のごる日々ファンのかた、ごめんなさい。


 一昨日は K嶋さんにお誘いいただき京都南部の宇治田原 CCへ。来年で会場四十周年を迎える老舗で、変化に富んだ27ホールが楽しめる。コースは広く、ドライバーを思い切り振れるホールが多い。グリーンは大きく、オンは容易だが長いパットが残りやすい(←伏線)。良いコースである。


(これは 4年前の夏の写真)

 予報では最低気温 2度、最高気温 9度。そこそこ風も吹くということだったので「冬用ソックス」「腰とポケットに使い捨てカイロ」「耳が隠れる冬用キャップ」「ネックウォーマー」「ムーブダウン」という一般的な冬用の装備で出かけた。

 ちなみに最低気温零度前後、最高気温が片手ぐらいの厳冬仕様になると「ニット帽」「ミトン」「ネックウォーマー」「ヒートテックフリースにムーブダウン」「カイロ2つ+靴用カイロ」「ウォームイージーパンツ(ユニクロ)」という出で立ちになる。

 しかし予想はいい方に裏切られ、日も照ってきてこの時期にしては非常に快適なコンディションに。ダウンは 3ホール目で脱ぎ、午後からはネックウォーマーも脱ぎ、K嶋さんと「やっぱり日頃の行いが良いと得しますね」などと話していたのであった。



 今回は2バッグということもあり、前半のハーフは練習ラウンドに当てた。1人2球打ったり(コースの方すいません)、2打目をわざと花道に打ってアプローチを練習したり、ホールアウト後グリーン周りで球を転がしたり(コースの人すいません)。

 それでもトップスタートということもあって2時間10分ほどでハーフ終了。いちおうスコアは46。まだ10時過ぎなので軽くサンドイッチで昼食を済ませ、バックナインに。

 体も温まったし、ここからはK嶋さんと勝負。ハンデはハーフ4つ。大盤振る舞いである。まあいつもお世話になっているのでこういう時にご恩返しをするのである。

 でその結果は。



 練習と本番で1打しか違わないって何で?

それはね、パー5で2オン4パットとかしてるからだよ。

 前半も含め、3パットが3つ、4パットが1つ。目標パット数が32のところ39。まあアプローチが寄らないせいもあるけど、パットどんだけヘタやねん。

 まあでも、アプローチのチャックリは1発だけ。あとは芝の薄い、この時期の花道からでもきちんと打てた。ただし距離感は全く初心者並だけど。20yから5yショートとか。


 でも私にすれば大きな進歩だ。今まではアプローチと呼べるようなシロモノじゃなかったしね。やっぱり



これは絶対的に正しいと思キタ━━(゚∀゚)━━!!


 そうそう、ニギリはK嶋さんの見事なバーディと口(1ダウンで迎えた最終ホール、ここは左ギリギリの林を超えるとベスポジやでとささやかれて右とに左引っ掛け隣の谷底)に負けた。でも、



 念願の「俺のラーメン」、ゴチっした!

2015/12/21 (1396027hit) 12月月例競技


 今年最後の月例。朝はちょっと寒かったけど、風もなく午後には袖をまくって半袖状態でプレーできた。12月下旬にこのコンディション。やっぱり持ってるな俺(注:違います)。



 この日は梅コースから。「アンちゃんスイング(左手首を体の正面で垂直にキープ)」と「ボギーでいい作戦」を心に彫刻刀で刻みつけてスタートした。で、いきなり結果から。



70台キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ネットアンダーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

そして2位入賞キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


 今年の2月からクラブ競技を始め、月例、キャプテン杯、クラブ選手権に挑戦したが、ことごとく自分に負け続けてきた。ちなみに月例での結果は、

2月 89(9オーバー)
3月 82(2オーバー)
4月 89(9オーバー)
5月 84(4オーバー)
6月 84(4オーバー)
7月 79(
2アンダー・6位
8月 84(3オーバー)
9月 83(2オーバー)
10月 84(3オーバー)
11月 92(11オーバー)

12月 79(2アンダー・2位

(2月から6月まではHDCP8、7月からは9)

と惨憺たるもの。技術もさることながら1年たってやっと「あ、俺はヘタなんだからヘタなりのゴルフをしないと」と思い直し、その結果がやっと出てくれたかと(いやたった1回だけやん)。

 もちろんこの方法では70台が出るのがやっとだろう。70台前半はたぶん出ない。でも、「ボギーでいい作戦」できちんと結果が出るようになって初めて、次のステップへ進めばいいのではないかと。俺はヘタなんだから。




 内容に関してだが、特筆すべきはアイアンショット。すごく良かった。短い梅コースということもあったけど、パーオン率61.1%即ち11ホールでパーオン。今年一番の当たりってのが3発ぐらいあった。まあ普段どれだけヘたかったことだけど。

 残り7ホールのうち寄せワンが1個っていうのが情けないけど、1つは100y残しだし、3回はバンカーだし、1回はグリーン奥から打ち上げ・薄い芝という難易度の高い状況だったし仕方ない。

 ドライバーも芯を外しながらもそこそこまっすぐ飛んでくれた。前半9番のOBはちょっとアンラッキーで、打ち上げのホールで左へ引っ掛け、それがカート道に乗ってコロコロと50yほど転がり戻ってきて、最後にOB杭の外へというもの(笑)。きさいちさん、ストッパーつけといてね。

 アプローチは相変わらずだけど死にたくなるほどのチャックリはなかったかな。

 パットはトホホ全開。5m〜8mのバーディパットが入ったのが1つ、カップを舐めたのが2つ、あとは全部かすりもせず。まあでも最初から2パットでいいと思いながら打ってたしね。仕方ない。



 まあなんだ、とにかく俺には「絶対に無理しない、ボギーでいい」作戦と「アンちゃんスイング」が合ってるんだと思った。



それと、



 やればできる子なんだと思った。

2015/12/22 (1396214hit)  2015年重大ニュース


 恒例にして誰も興味がないであろう私個人の重大ニュース。数が多いのでさらっと行くねさらっと。 時系列で。



・右膝の後十字靭帯を部分断裂( 1月)

 最初の一週間は痛みで膝が曲げられなかった。ラウンドを 3週間休む。


・ 3アイアンが打てなくなったので 4アイアンを買う(2月)

 これもすでに今は抜いてるんだけどね。情けねー。


・クラブ競技(月例ほか)に本格参戦

 まあコテンパンっていうかなかなか思い通りにいかないね。 最後に2位になったのがやっと。


・キャプテン杯のスタートホールで・・・・

  OB3連発。周囲の空気が凍りつくのを感じつつのティショットは貴重な体験だった、と今だからいえる。


・業界の2大コンペでベスグロ獲得

  3月のザ・サイプレスでの●ピ●杯、 11月のしゃくなげ杯でベスグロ。特にしゃくなげ杯のベスグロはゴルフを本格的に始めた頃(16年ぐらい前)からの悲願だったのでほんっっっっっとに嬉しかった。 ホントに。


・桑田泉のクォーター理論再発見

  S2の徹底、 S3の右手の押し込みと手首の角度キープが大事(わかんない人すいません)


・ぎっくり腰からヒントを掴む

 体幹を過度に使わなくても手を振れれば球はしっかり飛んで行く、とその時はわかった気になったなど。


・亀岡カントリークラブで初ラウンド

 なかなか面白いコースでした。


・比良ゴルフクラブで初ラウンド

  K嶋さんが恒例のミステリーツアーで連れて行ってくださった。良いコースでした。また行きたい。


・アートレイク GCで初ラウンド

 ここも K嶋さんが連れて行ってくださった。感謝してます。池絡みのホールが多く面白かった。


・久々のイバカンで大叩き

  90オーバー。しかし上には上がある。


・パインレークで大叩き

 池ポチャ連発で 98ですた。


・某元レッスンプロのブログ(跡地)でヒントをつかみ、センターシャフトのパターに買い換え

 そのブログはなかなか斬新な切り口で面白かったんだけど、残念ながら12月現在ではその痕跡も削除されているみたい。


・某国営放送で弓道家の特集を見て感銘を受ける

 正射正中。


・プレショットルーチンに「左肩下げる+グリップの位置調整」を入れる

 力が入ると左肩が釣り上がり、球と体の位置が離れるアドレスを何とかするため。これによりちょっとだけドライバーがマシになったような気がしないでもない。


・吉川インター GCメッチャのハイスピードグリーンに挑戦

  11.4だったけど、おしっこチビるほど早いって言うわけでもなかった。


・アプローチイップスは復調の兆しを見せる

 もまだまだ。 10回中 9回の失敗が7回に減ったぐらいかな。 U字型に上げる!




 というわけで、今年を象徴する画像を一枚。



2015/12/23 (1394937hit) バックスイングまでが全て


 先日K嶋さんと2バッグでラウンドしていた宇治田原でのこと。

 寒さと不調のせいで、K嶋さんは前半だいぶ苦戦しておられたのだが、やはりミスが出る時は切り返しが早かったり浅かったりするように思えた。

 K嶋さんいわく、「どうもフォローで突っ込んでる気がするわ」

 それに対し、私。

「打ち急いでるんちゃいますかね?バックスイングがきちんと上がったらインパクトとフォローも良くなると思いますよ」

 と恐れ多くも偉そうにアドバイス。でその時、はっと思った。

 「あ、そうか。ゴルフのスイングはアドレスとバックスイングで9割決まるんだ」

と。

 つまり、球が曲がるのも、ダフるのも、シャ●クするのも、芯に当たらないのも、ヘッドの重さを感じるのも、クラブが立つか寝るかも、シャフトのしなりを感じるのも、全てアドレスかバックスイングで全てが決まってしまうのような気がする(ちょっと自信なし)。

 だからたぶん、見る人が見ればアドレスから切り返しまで見たらナイスショットかミスショットか、右へ曲がったか左へ曲がったかがほとんど分かる、のかも。

 例えばショートレンジアプローチなんかでよく

「ヘッドの重さを利用して振る」

 的なことを言われるんだけど、私にはどうしてもその「ヘッドの重さ」そのものを感じる事ができなかった。一生懸命切り返しやダウンスイングでヘッドの重さを感じ取ろうとしてもわかんないし、どこで感じるかもわかんないし、第一「重さを利用する=重力を利用する=自由落下=力が入ってない状態=何も感じられないはずじゃん」などと考えたりもしていた。

 でも、そんな難しいことではなく、「ヘッドの重さを感じるって、実はスイング始動時からヘッドの重さをグリップで感じていればいいだけなんじゃない?と思うんだけどどうだろうか。バックスイングの時にヘッドの重さを感じてるということはつまり、グリップに余計な力が入ってないということなんだから。

 そう、全てはアドレスとバックスイングだったのだ(と思うが定かではない)。



 それから、最近トレンドの「アンちゃんスイング」もバックスイング関連。テークバック開始直後に手首をひねってクラブがあさっての方向に(つまりプレーンから外れて)上がっていくのを防ぐためだからね。もちろんフューリックや小田孔明みたいにインにあげてもトップの位置がきちんとしてるならいいんだけど、そんな器用なことできまへん。



 あと、アドレスのルーチンで「左肩を押さえ」て「右手グリップの位置を決める」事でボールと体の距離を調整するのもアドレスの重要性に気づいたからだといえる。



 うーん、また一つ賢くなってしまった。上級者には常識かもしれないけど。




2015/12/25 (1396632hit) チャールズ・バークレー


 ホント、ゴルフはとらえどころがなく日替わりで調子が安定しない。まるで女心のよう

 昨日は仲間内の月例。ホームのきさいちCC、距離の短いサブグリーン、心配された雨も朝には上がり晴れ間も出て風も微風、この時期にしては気温も高く、グリーンの仕上がりはまあまあ。つまり申し分ないコンディション。



 おまけに直前のラウンドではアイアンはキレキレ、アプローチも家での練習ではいい感じで打てているし、なにより「U字に(ヘッドを)上げる」で振り方も分かった。これでは言い訳のしようがない。



 そう、言い訳の理由を探したくなるぐらいひどい内容だった。

 ドライバーはことごとく芯に当たらず、OB2発。でもごまかしながらもフェアウェイキープ率57.1%は善戦か。

 フェアウェイウッドもチョロにダフリ。

 アイアンは普通に打ったら開いて右手前、捕まえにいくと左一直線、考えて打つとトップ。最後まで力加減が調整できなかった。

 パットはまあ定期巡航。バーディパットが全部外れるのもいつもどおり。



 そしてアプローチ。ミドルレンジ(50y前後)は薄い冬芝からもうまく打てたんだけど、懸案のショートレンジ即ち30y以内がまあ酷いのなんの。開眼したはずが1発もきちんと打てず。

 一緒に回ったK藤くんが教えてくれたんだけど、

「素振りの時はむちゃくちゃいい感じなのに、本番ではぜんぜん違う動きになっててリズムはむちゃくちゃ速いわ、フォローでかちあげてるわ、もう別人ですよ」

と。そう、やっぱり

技術ではなくビョーキなのだ。



 松4番は4打目でグリーンサイドまで持って行って、そこからチャックリ・トップ・トップ・チャックリで9。松8番のトリプルボギーはOB絡みだけど、ラフに浮いててティアップしたような状態から10yをうまく打てず。

 竹4番も15yのアプローチ、フォローで左肩がビートたけしのチックみたいな動きでミス。5番もグリーン手前20yから発作。

 意気消沈したのか7番ではティショットOB、4打目FWをダフり、5打目フェアウェイバンカーから出ず、6打目フェアウェイバンカーから出ただけとミスの連鎖を止められず9。

これから俺のことをアプローチ界のチャールズ・バークレーと呼んでくれ(T_T)


 あ、言い訳ひとつ思い出した。最近練習場行ってない(一番アカンやつやん)。これから行ってこようっと。

2015/12/26 (1396819hit) 練習に行って分かった


 金曜日の日記に私はこう書いた。

 ホント、ゴルフはとらえどころがなく日替わりで調子が安定しない。まるで女心のよう


 同じ金曜日、練習へ。すると調子が悪い原因が判明。

また肩が回ってなくてトップが浅くなってた。

 もうね、何回同じことをしてるんかと。何回同じことを書いてるんかと。ごる日々ウェブ内を「肩が回ってない」というキーワードで検索したらきっと3億回ぐらい出てくるだろう。そう、ゴルフがとらえどころがなく日替わりで調子が悪いのは、俺の頭(記憶力)が悪いせいだったのだ。



 肩を回すと球が視界から消えそうになるので、コースではつい怖くなって捻転が浅くなる。あるいは調子が悪い時はとにかく球に当てようと必死になって肩が十分に回さなくなる。すると引っ掛け、ダフリ、合わせ打ち、こすり球、インパクトの緩みなどあらゆるミスが出る。

 でも肩を回せばきちんと球を捉えられるし、ヘッドスピードも上がるし、上半身と下半身の捻転差が使えてタイミングが合うし、フィニッシュまで気持ちよく振れるし、何よりきちんと芯で球を捉えられる。

 でも、左手首や腕の動きといった体の一部に気がいくと、全体のダイナミックな動きがつい疎かになってしまうんだよね。

 アプローチもそう。ヘッドをひょいとU字に動かすだけではダメで、しっかり肩を回転させがら(つまり上半身のねじりがリードした上で)クラブヘッドを体の正面で上げる事が大事なのだ。

 アプローチも「腰から首」を軸としてそこを捻転しつつクラブを上げていく事が必須!


 アプローチは腰椎を軸に打ち、クラブを縦に使う。大事なことなので表現を変えて三回書いた。







 しかしいつもいつも忘れては思い出す、同じことの繰り返し。アホだねー。ほんとにアホだねー。というわけでここにきっちり書いておこう。


★調子が悪い時のチェックポイント

1,トップで肩をきちんと回す

2,アドレスで左肩を上げない

3,リズムに注意(打ち急がない)



 まあまた忘れるんだろうけど、忘れたら今日の日記を読み返そう。この日の日記を書いたことすら忘れそうなきもするけど。

2015/12/28 (1397045hit) 2015年総括


 今年のスタッツなど。カッコ内は去年。


 ラウンド回数 59回(51回)

 ホームコースラウンド率 59回中28回で47.5%(29.4%)

 アベレージスコア 86.7(86.1)・・・orz

 ベストスコア 79(79)

 ワーストスコア パインレークGC 98(97)

 アベレージパット 35.2(35.0)・・・orz

 パーセーブ率 42.9%(43.2%)

 パーオン率 40.8%(39.7%)

 フェアウェイキープ率 59.2%(57.3%)

 1ラウンドのOB数 1.4(1.1)




 クラブ競技出場回数 13回

 クラブ競技最高成績 月例2位

 月例競技平均スコア 84.5

 月例競技平均パット数 34.6


 12月の時点でのHDCP 9.9(8.5)



 建前

 「ま、こんなもんでしょ」

 本音

 「せめて平均スコアは83ぐらいにしたい」
 「79が出て喜んでるレベルではいかん」
 「パーセーブ率低い。パーオン率もっと低い」
 「つまり寄せワンがほとんど取れてないってことだな」
 「OBが増えたのは練習が減ってるからだな」

 考察

 謙虚に、自分の腕に見合ったゴルフをする
 寄せワンが増えないとこれ以上の上達は望めない
 

2015/12/29 (1397211hit) ゴルフが簡単な9の理由


 ゴルフは簡単である。その理由を9つ挙げる。


1,ゴルフをプレーするための免許や特殊技能は一切いらない


2,老若男女、下は小学生の女の子から上は90歳の爺様でもできるスポーツである


3,,ボールは動かないし、カップは逃げないし、制限時間もないし、ファールも取られない。打てないところへ球がいったらOBやアンプレアブルという救済まである。競争相手がタックルしてくるわけでもないし、相手が派手にこけたりした時、あなたにワンペナが付くルールもない。3回空振りしてもアウトにならない。4回打つ間に10y進まなければいけない、なんて縛りもない。スイング中「カバティカバティカバティ・・・」とつぶやく必要もない。


4,チョロを打ち続けてもいつかはグリーンに到達する


5,君、バーディの1つや2つ取ったことあるだろ?その時と同じ事を18回すればいいんだよ。


6,そもそも、正しいスイングをすれば球は正しく飛んでいくわけで。


7,普通にラウンドするぶんには、もし140叩いても上司に怒られたり◯に晩ごはんを抜かれたり生活に困ったり寿命が縮まったり病気になったり浮気がバレたり税務署が来たりしない


8,ゴルフはちっとも思い通りにならず、失敗のほうが多く、苦労が報われず、いつも希望から絶望への一方通行。それでも多くのアマチュアゴルファーがゴルフをやめないのは、やはりゴルフが楽しいからだ。楽しむのに難しい理屈は要らない。だから簡単なのだ



9,ゴルフが難しいんじゃない。あなたがゴルフを難しくしているのだ





 これで今年の更新を終わります。良いお年を。来年もヨロシク!


(もとみやあゆみ ゴルフ煮っころがしより拝借)



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