まだ100%確定してないんだけど・・・実は、本を出すことになりそうなのである。題名は、 「才能のないアマチュアゴルファーだからこそ分かる才能のないアマチュアゴルファーが簡単に100を切る方法(仮)」 という。いかにもな題だけど、編集者が「商業的には不可欠」ということなので。。 実は1年ほど前からコツコツ書きためていたのだが、ある程度まとまったところで試しに某ゴルフ関係の出版社に見てもらったところ、「これなら売れます!」と太鼓判を押してもらったのだ。 もちろんまったくのシロートである私の名前だけでは売れるものも売れないので、出版社にあるレッスンプロを紹介してもらい、技術的な部分の確認や助言を頂いた。つまりそのプロが監修者ということになる。そう、この半年ぐらいウェブの更新が滞っていたのはそのためだったのである。 コンセプトは、今までのような、才能あふれるプロ目線、レベルが高すぎるレッスンプロの能書き、体力や練習量が必要な理想論、「単なるサラリーマン」と言いながら時間も費用も充分使える「超エリートサラリーマンアマ」の夢物語など、上から目線・正攻法の内容ではなく、あくまで 「体力も技術も才能も平均的で、週1回の練習と月1〜2回のラウンドが精一杯、プロのレッスンもなかなか受けられないしクラブも簡単に買い換えられない。ともすれば体に故障を抱えているという、いろいろな制約のある中年アマチュアゴルファー」が充分に出来る範囲で100を切れるという方法を保証するものなのである。 そう、これは私自身や多くの人が通って来た道であり、また100を切れるゴルファーなら方法論として持っているものなのだ。それを、できるだけ分かりやすく(そしてしがらみなしで)まとめたのがこの本なのである。 さてその内容だが、当然あまり詳しいことは書けない。が、幾つか見出しを紹介させていただこう。 ・常識を捨て去ることから始めよう ・レッスンプロはスイングの本質を絶対に教えない ・レッスン本は1種類を除いて捨てる ・ダッファーだからこそクラブフィッティングが必要 ・スイングの基本無視でも100は切れる ・見栄を捨てる ・練習は週1回50球で充分 ・週1回、18ホール分(5km)を歩く 如何だろうか。え、何となく内容がわかる、買うまでもないって?トホホ。まあそう言わないでおねがいしますよ旦那。 というわけで、やっと校正の段階まで来たので、今年の夏頃には出版されるはずである。さらにこれがそこそこ売れれば 「才能のないアマチュアゴルファーだからこそ分かる、才能のないアマチュアゴルファーが90を切る方法(仮)」 「才能のないアマチュアゴルファーだからこそ分かる、才能のないアマチュアゴルファーが85を切る方法(仮)」 「才能のないアマチュアゴルファーだからこそ分かる、才能のないアマチュアゴルファーがシングルになる方法(仮)」 「才能のないアマチュアゴルファーだからこそ分かる、才能のないアマチュアゴルファーがその成長過程をウェブサイトやブログで報告し続ける方法(仮)」 「才能のないアマチュアゴルファーだからこそ分かる、才能のないアマチュアゴルファーがそのでたらめな文章をまとめて本にする方法(仮)」 「才能のないアマチュアゴルファーだからこそ分かる、才能のないアマチュアゴルファーが本を何冊も出して夢の印税生活を送る方法(仮)」 「才能のないアマチュアゴルファーだからこそできる、才能のないアマチュアゴルファーがエイプリルフールに夢を語る方法(仮)」 などを出すつもりである。みんな買ってね!! |
2015/4/3 (1352776hit) 3年ぶりの宇治田原
昨日はK嶋さんがメンバーの宇治田原CCへ、K嶋さんと2人で。私より一回り以上年長のK嶋さんが家まで迎えに来て下さり、車に同乗させて頂き、帰りは奈良で食事に誘って下さり、さらに家までまた送っていただくという、下にも置かないというか、VIP待遇というか、とにかく接待をしていただいた。 K嶋さん、言われるまま、何一つ遠慮せず、すべてお世話になり、ホントにありがとうございました。 というわけで、ここまで接待していただいたからにはゴルフで接待し返すしかない。私は固くそう決心し、ラウンドに望んだのであった。 天気は最高。珍しく「木曜日だけ晴れで、水曜と金曜は雨模様」という、今までと逆パターンで暑いぐらいだった。 1番パー4。K嶋さんがパーオンを逃したのを確認し、2打目をしっかりダフってグリーン手前へ。アプローチも寄せず、2パットボギーで引き分け。 2番パー5でもグリーンを狙う3打目、9アイアンをきちんと左へ引っ掛けてグリーン左サイドラフへ。ウェッジショットをちょっとミスし、2パットボギーでまたも引き分け。 3番はハンデホールだったので私がパー、K嶋さんがボギーで分け。ふう。これぐらい引き分けておくといいかな。 そろそろ勝負を動かそう。4番パー3。183yとちょっと長め。 5アイアンをちょっとカットに入れてグリーン手前にショートさせる。砲台グリーンに向かっての15yのアプローチ、ここで伝家の宝刀、チャックリ!K嶋さんは喜んでくださったようだ。3パットのおまけも付けてダボ。K嶋さんはナイスアプローチから下りの微妙なパットを沈めてパー。 5番、ここも距離は短い(359y)がフェアウェイが斜めになっててちょっと打ちにくいパー4。 ティショットはどヒール引っ掛けスライスでフェアウェイ210y地点。芯を外すショットを続けるのもなかなか難しい。2打目、K嶋さんのショットはグリーンに乗らない。それを確認して、2打目は10cmダフる。3打目、もう一度ダメ押しでチャックリ。4オン2パットでダボ。一方のK嶋さんははミラクルパットが決まって連続パー。 とまあそんな感じで前半はK嶋さんが8番までボギー3つの30台ペース。パット数も9ホールで13と見事すぎる。9番だけダボになったけど、それでも41とナイスラウンド。私のご接待の賜物とはいえ、ここまで気持ちよくラウンドしてくださると私も嬉しい。 一方の私は後半ちょっと持ち直した・・・じゃなくってちょっと本気出して4ホールでパーオン、1オーバー。しかし前半の連続ダボが効いて43、握りでは予想通り負ける。グロスでは負ける予定じゃなかったんだけど、パット数が19ではどうしようもない。 さてバックナイン、大福(おおふく)コースはちょっとトリッキー。 1番またしてもいきなり3パットボギー。2番HDCP2の名物ホール。 ティショット・2打目ともコントロールショットでピン下6mにオン、パットは入らずパー。 いい感じ・・・と思ったら3番パー3でまた3パットボギー。未だ距離感が全然つかめず(致命的へたさ)。上から2mショートしたり。 4番パー5、長めのパットがやっと1個入ってパー。その後パー・ボギーときて7番は直角に左ドッグレッグしてるパー4。K嶋さんに「あそこ(木の上)を越えて行くと最短距離やで」と言われれば接待なのでそこに打たざるをえない。方向は良かったものの、高さがちょい足りず木に当たる。幸い前へ出てセーフ。 2打目はグリーン手前へ出すだけ、3打目のライは薄い芝、ちょっとウェット、バンカー超え、砲台グリーン、ピンはすぐ越えたところ。・・・はいまた 8番パー5、3打目まで完璧で6mからまた3パット。バーディから一転ボギー。これで後半も勝ちはなくなる。任務完了! 最終9番は441yのパー4。ここも谷越え、いい景色。 ティショットは狙いよりちょっとだけ左へ飛んでOB。え、20yを「ちょっと」とは言わない?この日は1日スライスボールが出てたので右へ曲がると思ったんだけどね。ちなみに、このティショットが今日イチの当たりだった(笑) 結局5オン2パットのトリプルボギー。いやね、K嶋さんがダボだったので7でないとね。というわけで。 予定通り、K嶋さんにはニギリで完敗。いやあうまくいったなあ。しかしそれにしても、 短いパットがまっすぐ転がらないんですがなんででしょう。 |
2015/4/8 (1347380hit) 70台を出すためには
というわけで春である。が、私のゴルフはここ数日の気温と同じく、まだ寒いままだ。 っていうか、エイプリルフールのネタで冗談めかして書いた見出しのいくつかだけど、けっこう当たらずとも遠からずだと思うんだよね。一般論として、アベレージ80台の人間は100を切る方法も90を切る方法も知っている。 でも、80をコンスタントに切る方法がわかんないんだよなあ。片手シングルの人なら知ってるだろうけど。 え、練習?そりゃ当たり前として。 少なくとも、メンタルやマネジメントの重要性が上がってくるという事も言える。上がり3ホールで叩かないとか、パー3とパー5で取りこぼさないとか、ミスの連鎖をいかに防ぐかとか、ダボを叩かないとか、調子が悪い時にどうやってスコアをまとめるか、とかね。 その方法論が分かんないだけで。え、練習?やっぱりそうだよなあ。 あと、カップに近づけば近づくほど技術と集中力を高める必要があること。アプローチがヘタなシングルは掃いて捨てるほどいるが、5下になるとパットもアプローチも上手い。っていうか、1ラウンドで36パット以上叩いてたら70台なんて絶対出ないってことだ。 パットはねえ。あんまり悩みたくないし、練習もしたくない(腰が痛くなるから)んだけど、ここまで酷いと何とかせんとあかんよね。パター替えるだけではアカンわな。 ショートパットがだんだん臆病になってる気がするんで、もう一回原点に帰ってジュニアみたいにまっすぐ強めに打ちますか。 |
50歳を過ぎると同窓会が増えてくる。 特に私のように地元に近いところで生活していると、小中学校の同級生から結構な頻度で声が掛かったりするのだが、昨今のSNSの普及により、そのきっかけや頻度はさらに増しているような気がする。 昨日ラウンドしたのも中学2年の時の同級生、M瀬くん。穏やかで面倒見がいい彼は多くの同窓会で世話役をしており、またフェイスブックにもマメにエントリをアップしているのだが、3年前から始めたというゴルフのエントリが増えてきたため、こちらからゴルフを誘って今回のラウンドとなった。 いやあ、同窓生ゴルフっていうのもなかなか楽しくて良いね。今回付き合ってくれたのは大学の先輩O谷さんといつものN谷くん。4人でワイワイ言いながらのきさいちカントリー。 標高がちょっとだけ高いので、桜がまだ残ってた。 朝はちょっと寒かったけど、午後には日も照ってきてほぼ半袖ゴルフ。 景色だけ見てるとまだ早春だけどね。 で、ここ1週間忙しくてろくにクラブ握ってなかった(素振りもしてなかった)ラウンド内容は。 前半、パット以外トホホ炸裂。クラブが全部下から入ってチーピン地獄も、後半は持ち直してOB1発だけ。 ちなみに後半持ち直したのはこのことを思い出したから。やっぱりゴルフクラブは胸の前で上下に動かすだけ(のイメージ)。アン・ソンジュのバックスイング(のイメージ)。 あと、パットとショートゲームで1つ大きな発見があった。例によってまた再発見だけども。そのお陰で1パットが4つ、3パットが1つで済んだ。グリーンが超重かったのもあるけど、33パットは最近の私にしたら合格かな。 というわけで。 スコアはショボイけど、色々発見もあり上がり3ホールもパーだし良いラウンドだった。 ところで、同級生のM瀬くんはまだゴルフを初めて3年だけど、彼がすごくいい事を言ってたのでここに書かせてもらう。 私が某所で「ゴルフは本来辛いことばっかりだ」みたいなある詩人の文章を紹介したところ、彼は「ぼくは10回ラウンドしたら10回楽しく回れるけどなー!」的な返事をくれた。それを見て、ああやっぱり彼は只者ではないな、オレは只者だな、と深く深く感じたのであった。 そう、今思えば、この「ぼくは10回ラウンドしたら10回楽しく回れるけどなー!」というのも、パットの大きな発見につながるマジックワードだったんだよね。M瀬くんありがとー! |
2015/4/11 (1354237hit) マスターズ2日目終了
というわけでマスターズである。 今年も見どころが色々で、松山への期待、タイガーの復帰(復活、とまではまだいかないね)、混沌とする優勝者(ワトソン、マキロイ、スピース、デイ、ローズ、スコット)、ベテランの勇姿(ベン・クレンショー、マーク・オメーラ、アーニー・エルス、ミケルソン、カブレラ!)など見飽きることがない。 しかしウェブで得られる情報はどんどん進化してるよね。フェースブックしかり、マスターズのウェブ(ホームページ)も年々良くなって、すごく見やすく、痒いところに手が届く作りになってる。っていうかアイデアとサービス精神が凄い。 TV中継に気を使ってスコア速報が止まるような、某国の石器時代のスカタンウェブなんて全部潰れてしまえばいいのだ。 で、2日目はスピースが2ラウンドのニューレコード(-14)を出すわ、ダスティン・ジョンソンが4つあるパー5のうち3つでイーグル獲るわ(これも新記録)、松山もマスターズで初イーグル(2番)獲るわとトピックが色々あったが、そんな中で、やっぱりタイガーが36ホールきちんとラウンドできて、2日目に60台を出したというのが一番心に残ったかな。 ショットを見てると初日と2日目で明らかに打ち方を変えてきてるよね。初日は100%のパフォーマンスでどれだけ体が持つか確認しつつって感じだったのに対し、2日目はコントロールしながらスコア出しに行く感じ。パットのスムースさがまだ今ひとつのような気もした(ちょっとパンチ入ってる?)けど、一時期の不安な感じはだいぶ減ったよね。 アプローチもほぼ問題なさそうだし。すごい数練習したって言ってたよね。それだけ練習できるってことは身体(腰)も調子がそんなに悪くないってことなんだろうね。 やっぱりこのままで終わってほしくない。もう一回黄金時代築いてほしいね。ジャックが最後にマスターズ勝ったのが46歳。タイガーは今年39歳(12月で40歳)。まだ7年ある。頭は薄くなってきたけど。 まだまだこれから。 さて、3日目以降だけど、21歳の若造にファックされたオーガスタは威信をかけてグリーンを速く仕上げてくるだろう(夜中に雨がふらない限りは)。そして同時に結構きつい所にカップを切ってくるだろう。 そうなると、途端に我慢大会の様相になってくるだろうし、スピースもこれ以上伸ばしていくってわけにはいかなくなる。ましてや守りに入るとリズムが狂う。明日二桁アンダーをキープできれば優勝だろうね。 あと、3アンダーから6アンダーくらいの集団から3〜4つ伸ばした人間がトップに立ちそうな気もするね。でも優勝するのは4日目にもう一回爆発するスピースだろうなあ。崩れる要素なさそうだもんね。 あー眠い。今日は録画しようっと。 |
2015/4/13 (1354452hit) 2015年マスターズ終了、だけど
というわけでマスターズが終了したのだが、録画をまだ全部見てなくてまだスピースが12番に居るところで私の最終日は止まったままだ。何となく結果は知ってしまったんだけども。というわけでマスターズのことではなく、昨日の薄暮のこと。 この日のテーマは「ショットはアン・ソンジュ、アプローチとパットはスピース&ジュニア」という事でラウンド。 解説しよう。「ショットは全部アン・ソンジュ」というのは4/10に書いたとおり、クラブを身体右から左へ振るのではなく、体の正面で上げ下げ(そして身体の捻転が加われば自然にきちんとしたスイングになる)、というイメージで振るということである。 「アプローチとパットは全部スピース&ジュニア」というのが実は、4/10に書いた「パットとショートゲームでの発見」だったりするのだが、もう少し解説しよう。「スピース」とはもちろんジョーダン・スピースの事で、2m以内のパットはカップを見ながら打つという方法を取り入れてみたのだ。 そして「ジュニア」とは。さらに解説しよう。すべてのパットを、ジュニアゴルファーと同じように、外れた後のことを考えず まっすぐ強めに打つ ということである。 「出た!またhiroの浅はかな思いつき!そんなことより練習しろバーカ」と10人中99人は思っているだろう。違うのだ。真面目に解説すると、最近多い考えすぎてショートしたり3パットを恐れてインパクトで緩んでるパットより1000万倍マシだと思うのだ。っていうか、昔パットで悩んでいなかった頃はそうやって打ってたような気がするし。 もちろんそうは言っても速い下りの1mを3mオーバーの距離感で打つとか、大きくブレイクする下りをカップ内で狙うとかそんな極端なことはしない(っていうか本能的にたぶんできない)。つまり解説すると、念入りにラインを読み、きちんと素振りをして、 いざ打つときには本能に任せる というパットができればなと。 でね、そんなふうにパットしてる時に思ったのだ。アプローチもジュニアみたいなシンプルな気持ちになって、一旦アドレスしたらスイングのこととかクラブの軌道のこととか考えず、 落とし場所だけ考えて体の大きな筋肉で振る といいんじゃないかと。 というわけで9ホールラウンドしたのだが、アン・ソンジュ型ドライバーは8割がたプッシュスライス(当たりと飛距離はまあまあ)。リキむと腕が遅れてよけいに酷いプッシュになる。でも、 クラブが下から入る率は激減すると思われ。 アイアンはまあまあ。フェアウェイウッドもリキまなければまあまあ。 アプローチもちょっとライが悪い(不安感があると)ダメだけど、良いライの時は体に任せる感じでいい感じ。で、肝心のパットも、距離感とか5mぐらいまでは結構いい感じ。 短いのをカップ見て打つのはちょっと強めに入りやすい 事を除けば、悪くない。まあもうちょっと慣れが必要だけどね。 |
2015/4/14 (1354452hit) 2015年マスターズやっと終了
一般論はもう読み尽くしたと思うので、重箱の隅を。 まあスピースが勝つと予想はしてた(っていうかたぶん世界中の人がそう思ってた)けど、やっぱり勝ったね。 マキロイにしてもスピースにしても「前回の落とし前をきっちり付けた」というのは、立ち直りそして再び立ち向かう精神力、何が悪かったかを考える分析力、そしてその弱点をすぐ直すことのできた努力の賜物だよね。 しかし今年は若手の頑張りが目立ったね。スピース、ローズ、マキロイにD.ジョンソン、ファウラー、ムーア、J.デイ。もちろん松山英樹。彼らの共通点は度胸と図太さか。皆、マスターズの舞台にもあまり物おじしないように見える。 このあたり、ゴルフは本当は気力体力が充実してる若者向けのゲームなんじゃないかとすら思ってしまう。少なくともプロトーナメントは。ミケルソンもタイガーも、4日目18番では無茶苦茶疲れた顔してたもんね。 っていうか、「オッサンたちが体力気力の衰えを技術と経験で凌駕してた」ってのが一昔前のゴルフ界としたら、今は「体力の圧倒的有利さにシステマティックに構築した技術が加わり、さらにメンタル面の重要性に気づき貪欲にその部分でも成長しようとする若者」の独壇場になるのはまあ考えれば当たり前の話で。 そんな若者に、日本人が1人食い込んでいることは今後も大変楽しみだ。松山は今回、あまり行動で気になるところはなかった。さすがに彼なりに気をつけているんだろう。日本のマスコミのようにいつまでも「鈍感力」などと甘やかしてくれるほど大人の世界は甘くないからね。 しかし、あのミケルソンが18番の横からウェッジ使わずにパターで寄せるのを見る日が来るとは。いやパターを使う、イコール老いたというわけではないだろうし、ウェッジを使うにはライが悪かったのかもしれないけど。まあ寄せきれなかったパーパットをきっちり沈めたのはさすが。 スピースに戻る。彼は終始同組2位のローズに3〜4打差をつけてプレーしたたのだが、この3打の差というのは予選ラウンド2日間にあったラッキーの差だと思う。この差があったからこそ逃げ切ることができた、と書くと彼には失礼かもしれないが、最終日にも数回ピンチはあったし、その時この3打差がなければローズと並んでいた可能性もある。そうなるとさすがの彼も心中穏やかでなかっただろう。 まあそんな「たられば」を書いても仕方ないんだけど、ベタな書き方をすれば「オーガスタの女神に気に入られた」ってところかな。そういえば、女性にだらしなかった彼は松葉の下の木の根っ子を叩くような天罰・・・いや不運があったよね。 そんな非科学的なことは信じない方だけど、オーガスタにだけは女神がいるような気がするし、そう考えたほうが文学的っつーか。神話が生きてるコースって言うかね。 揶揄するような書き方はしたけど、タイガーのパフォーマンスも素晴らしかった。何ヶ月も戦線離脱後、いきなりメジャーに出場して一時は優勝狙える位置にいたんだもん。イップスも克服してるし(いっぱい練習したって。やっぱりか)。本人は本気で優勝するつもりだったんだろうけど、その可能性もかいま見えた。 ただ、松山とタイガー、どっちが先にメジャーで勝つかと言われたら・・・難しいね。松山がほんの少し有利かな? |
昨日はどうしても外せない仕事でゴルフは無し。朝8時半から夜9時半まで働く。休みの日なのに普段より忙しかった。まあいいけど。 さて、ウェッジである。下手を道具で誤魔化そうとする悪あがきとでも言うのだろうか、私のバッグにはウェッジが4本も入っている。セットアイアン(ミズノ)のPWが46度、同じくミズノの50度(MP-T10)、そしてボーケイSM4の54度と58度である。 誤魔化しセッティングにもいちおう理由があり、できるだけコントロールショットをしないで済むようつまりフルショットの飛距離を合わしやすいため4度のフローに拘ったこと、アイアンがストレートネックなのでウェッジもその方がいいだろうとボーケイを選んだという2点である。まあ底の浅い理由だけどね。 あ、あとボーケイは軟鉄鍛造ウェッジの中では一番ラインアップが充実してて2本揃えやすいってのもあった。 50度はフルショットの比率が高いのでできるだけアイアン寄りにしたかったのでミズノを選択。実際にMP-64とT-10が近いのかどうかはわかんないけど(←は?)、まあ気は心ってことで。 ちなみに、以前も書いたと思うけど、ミズノウェッジの型番のアルファベットはヘッドの形状を表していて、Gがグースネック、Tがティアドロップ型、Rがラウンド型、Cがキャビティ。分かりやすい。 ところで、私は日本で2番めにアプローチがヘタなゴルファーであるが、先日、宮里聖志の番組にゲストで出ていた星野英正が、数年前アプローチの打ち方で悩みイップスに近い状態になり、ある日 「(グースネックウェッジを使っている)ジャンボ(尾崎)さんのウェッジを借りて打ったらすごく良かったので、それをお借りして(使っているクリーブランドのウェッジを)グースネックにしてもらった」 というエピソードを紹介。それを聞いて、速攻グースネックのウェッジを買いに行った(←ミーハー)。 しかし今やストレートネックのウェッジが主流。外ブラは全てストレートだし、昔グースウェッジを作っていたツアーステージも今はなく、ミズノのウェッジは元々流通量が少なく、フォーティーンは好きじゃないし、つまりただでさえグースのウェッジは少ないのに選択肢がほとんど無い。 さらに加えて、上記の星野発言により、全国のアプローチに悩む同志たちは狂ったようにグースネックを買いに走るだろう(いやそれお前やん)。よってさらに品薄状態になると思われる。 かと言って、私には2万円近く出して新品ウェッジを買うような度胸もお金もない。 さて、私が最寄りの中古ショップに到着した時、平日はいつも数人しかいないゴルフ◯ートナー◯環寝◯川店は10人ほどの客で盛況だった。おそらく全員がグースウェッジを買いに来たイップサーだろう、みな、いかにもチャックリしそうな顔をしているしな・・・と思ったら若者の団体客でウェッジには目もくれず帰っていった。 ふう、これで落ち着いてウェッジを選べる。しかし上にも書いたとおり、グースウェッジはほとんど見当たらない。中古品が100本近くあるがグースウェッジはそのうち数本。あってもセット品のSWでグラファイトシャフトだったり。 新品も8割がボーケイとクリーブランドとキャロウェイで、フォーティーンはあるが高い。ミズノはほとんど置いていない。売り場を2周ぐらいし、諦めかけたその時、あいつが眼に入ってきた。そう、グースウェッジを語る時、これを忘れちゃバチが当たる。 そう、ピンアイ2。もちろん復刻版の溝規制クリアのもの。ウェッジ2本を下取りに出してこのS(56度)を1本、追金は0.6ラウンド分の料金で済んだ。 ただ、こいつをそのままセットに入れると当然15本になるわけで、今まで使ってたボーケイ2本を外してこれを入れるのだが、そうなるとまた別の問題が出てくるのであった。 実際に打った感触とその別の問題についてはまた次回。 |
2015/4/18 (1355487hit) ウェッジ(その2)
さて、改めてピンアイ2(XG)である。 調べてみると、この復刻版は4年前の2011年に発売されたらしい。ロフト56度、バウンス角12度。ヘッドはステンレスなのでライ角の調整などはできない。シャフトはピンのAWT(Ascending Weight Technoligy)のX。Xだけどそんなに硬くない。バランスは不明。D4〜D5だと思うんだけど。 ただ、打ってみるとやっぱりちょっと重い。そして 盛大にダフる。 特に左手が緩むと10cmぐらいダフる。手が痛くなるぐらいダフる。思わず練習場で周囲の視線が気になるぐらいダフる。恥ずかしいぐらいダフ(ry まあしばらく打ってたら少しはまともに当たるようになってきたけど、グリップが緩むとダメ。きっちり左手小指と背中に力入れたまま振ること。 あと、Vokayの58度だったら飛距離が70yがマックスだったんだけど、ピンアイ2は確実に10y近く飛ぶ。そうなると、 80y・・・フルショット 60y前後・・・ハーフショット(ミドルレンジアプローチ) 40y前後・・・4時8時ノーコック 20y前後・・・パット打ち の4種類をこのクラブで打ち分けることになる。そう、これが一番の問題。100yは50度で打つんだけど、今までは 80y・・・54度フルショット 70y・・・58度フルショット 50y前後・・・ハーフショット 30y前後・・・4時8時ノーコック 15y前後・・・パット打ち って感じだったので少しイメージが変わってくるんだよね。ま、奇数ヤード(厳密には10の位が、だけど)から偶数ヤードに変わるだけだから慣れたらいいんだけどね。 ひょっとしたらリシャフトとかした方がいいかもしれんが、とにかく何回かラウンドで使ってみるつもりだ。 |
2015/4/20 (1355724hit) ジョーダン・スピースのパット方法、略して
昨日は例によって薄暮プレー。成績はまあどうでもよくて(スコアカード持たずに回った)、ピンアイのウェッジがどれくらい使えるのかと、パットの練習に。 ウェッジはね、まあね、あれだ。予測はできてたけど。 何を使ってもミスる時はミスる。腕の代わりにはならない 芝が薄くて難しい時期だし、そもそもチッパーでもチャックリする男だから当然といえば当然だけどね。でも、多少(3割ぐらい)はミスに強い気がした。しばらく使おう。 今日はその事よりもパット。ラウンド後日没まで40分ほどあったので、練習グリーンで居残り練習。コアリングと目土でスティンプメーター6フィートぐらいだったけど、まあ真っ直ぐ打つ練習をしたかったので影響はない。 そう、1.5m以内のショートパットを ジョーダン・スピースのようにカップを見ながら打つ練習 がしたかったのである。 ジョーダンスピースのパット方法、略してJSP(笑)。以前短期間だけやってたんだけど、ちょっと本格的にしてみようかなと。この方法については色々な所で書かれているのでご存知だと思う(その割に中嶋常幸プロは知らなかったね)が、このJSPのメリットは、 ・ヘッドアップが無くなる(最初からヘッドアップしてるからね) ・インパクトが緩みにくい(力強いパットができる) ・方向性もいい(ような気がする) とショートパットに対してはいいコトだらけ。あえてデメリットを探すと ・下りのデリケートなラインのパットには合わない? ・強すぎてカップに蹴られる割合が増える? ・この打ち方をするにはいろいろな意味で根性がいる(笑) ぐらいかな。 さて、30分ほど転がして自分なりにコツがわかってきたので、JSPの重要事項をここに書いておこう。あ、あくまで頼りない私の独断と偏見に満ちた意見という事をご了解いただきたい。 ・アドレスは最重要 とにかくボールとヘッドをきちんと真っ直ぐ合わせることが大事。言ってみれば目をつぶって打つような感覚に近いので、最初の照準がずれてたら入るものも入らない。 ・ルーチンは厳守 カップを見て打つ投げやり感から、ついいい加減に打ちがちだけど、「素振りをする→普通に構える→意識して頭だけを動かして(首だけをねじって)カップを見る→すかさず打つ」というルーチンを守らないと入る確率が激減する。 特に最後にカップの方を見る時、肩が開いたりしないよう、首だけを捻ること。 ・腰の大きな筋肉で打つ これはJSPに限ったことではないけど、手先でひょいと打ってしまうとどうしても引っ掛けたり押し出したりという自分の癖が出やすいような気がする。よって、体幹(イメージは腰の上〜脇腹の筋肉)を捻転してパットする。 これでJSPもYDK(やればできる子)だぜ! |
2015/4/21 (1355946hit) ドレスコードふたたび
「ドレスコード」を日本語に翻訳すると、「TPOをわきまえること」になる。あるいは「人に不快な思いをさせない」か。 TPOをわきまえるというのは「その場に溶け込む」「悪目立ちしない」という意味であり、よって名門コースにビジターとしてお邪魔した時と河川敷のパブリックコースをラウンドする時とではその服装基準は違って当たり前だったりする。 さて、何度か書いているが「ポロシャツの裾出し問題」である。これは「半ズボンにハイソックス」と同様、コースによって扱いが違うコードの代表例であるが、最近は「裾出し前提のお洒落ポロ」の侵攻により、名門コースを除き一般のコースにおいては容認されつつあるよね。 特に20代〜30台の若者の場合、不快感を与えない上手な着こなしとモデル体型が相まって、「カッコイイ裾出し」がデフォルトになりつつある。これはもう時代の流れであり、おそらく20年後には「裾イン」のほうが前近代的スタイルとなるのはもう間違いないと思われる。 (バック・トゥ・ザ・フューチャー2より) そして40年後には今でいう「きちんと背広とネクタイをしてプレーしていた」のと同じような扱いになるかも。 ただし、現在の「裾出し」は「だらしなくない」というのが大前提であり、よって、メンバーコースにおいてデロデロの裾を汚く出してプレーするというのはやはりマナー違反であり恥ずかしいのである。しかも、大の大人がそんなことをするとゴルファーとしてだけでなく人としての常識を疑われても仕方ないのである。 すいません若気の至りですごめんなさい いやね、というのもね、この前の日曜日にね、我々の前をラウンドしてた50〜60歳ぐらいの4人組のオヤジどもがね、4人とも裾出しで、その内2人がお尻が隠れるぐらいデロデロと汚い裾出しをしてたのよ。まあそんな4人組だから大声で笑ったり喋ったりとマナーも◯いし、パー3で後続(我々だ)に打たせるときもコミュニケーションを取らないし、当然ゴルフの腕前もヘ(ry。 ゴルフは一緒にプレーする以前に、服装からも性格がバレてしまうんだなあと思った。 すいません若気の至りです本当にごめんなさい |
2015/4/24 (1356465hit) 有馬でGB月例
昨日は有馬CCで毎月恒例のGB(ゴルバカ)競技。今回は7人で持ちハンデ戦。だったんだけど、最近まったく練習に行けてないのでちょっと不安ではあったんだよね。で、その不安は宝くじの二等ぐらい的中することになる。 恵まれたアプローチ練習場で練習するも、 素晴らしい天候に恵まれるも、 ドライバー以外は良いショットが出るも、 210y先のグリーンを狙う根性(乗せる技術、ではない)は見せるも、 それ以外全てがちぐはぐで90オーバーという体たらく。 ウェッジを替えただけでイップスが治るわけもなく(当たり前だ)、思いつきでパットを30分練習してもそれがコースで通用するはずもなく(当然だ)、やっぱり真面目にコツコツと練習しないとダメってことですな(常識だ)。 |
「イップス?それは上級者やプロがなるもので、お前みたいなヘタクソのそれはただの練習不足だろ?」と心のなかで思っている貴兄へ。 50y前後のアプローチが1ラウンドでたった1度も成功しない チッパーでチャックリする 8アイアンのランニングアプローチでチャックリする ウェッジのフェースを開き、バウンスが跳ねる状態の構えからチャックリする ウェッジのトゥを浮かして、パターのように持ち、パターのように構え、パターのように振ってもチャックリする 左足一本に体重を掛けて打ってもチャックリする ヘッドアップしないよう打った後地面を見続けてもチャックリする 練習場でいい感じの気づきがあっても、コースに出ると全部チャックリする つまりどんな打ち方をしてもどんな距離でもどんな状況でもどんなクラブでもチャックリする もうね。 ってポルナレフ状態ですよ。 で、しまいには、 アイアンのフルショットでもチャックリ(ダフって半分ぐらいしか飛ばない)する んですけどもうゴルフやめたほうがいいですかねえ。え、月例の結果?もうね、 |
18ホール中、OBなどのトラブルを除きパーオンを逃したのが10回。そのうち、 2パットボギーが7回。 3パットダボが1回。 アプローチを2回打って(つまり1回で乗らず)のダボが2回 寄せワンはもちろんゼロ。 いやまあ知ってもらわなくても良いんだけど、存分に笑って頂きたく。 松1番、ニアサイドの軽いラフから15y、SWのパット打ちでトップ。8mオーバー。もちろん入らずボギー。 松2番、グリーン手前の軽いラフから20y、SWのパット打ちで芯を外し5mショート。当然入らずボギー。 松4番はティショットを2連続OB。 松8番はバンカーから6m奥に、当たり前のように入らずボギー。 松9番はグリーン手前の浮いたラフからやっとまともに打てて上2mにつけるもやっぱり入らずボギー。 竹2番、砲台グリーン右手前から土手にぶつけて転がし上げようと8番アイアンを持つもチャックリして乗らず。次が1mに寄るも期待通り入らずダボ。 竹3番、3打目が砲台グリーンへ40yの左足上がり、この日最悪のへっぽこ手打ち手首こねこねスイングでトップしてグリーン奥へ。奥の左足下がりのラフからグリーンにかろうじて止まり、お約束の2パットでダボ。 竹4番、バンカーから2mに寄せるもどうしても入らずボギー。 竹6番、グリーン奥からSWのパット打ちで持ち球のチャックリから伝統芸の2パットでボギー。 竹7番、グリーン奥の軽いラフから5アイアンのランニングでカップをはるかにオーバー。見事な2パットでボギー。 竹8番、樹の枝下から8アイアンで80yの転がしがグリーンエッジまで、そこからもはや伝説と言っていい3パットでダボ。 パットも悪いけどアプローチでありとあらゆるミスが出るし距離感も悪いしきちんと打てないしそれ以前に下手すぎてもう しかしまあ、「リカバリーショットが致命的なゴルフ」っていうのはあれだな、3才児がアメフトするようなものっていうか、軽自動車でフォーミュラカーのレースに出るようなものっていうか、ハゲデブメガネのクソおやぢがAKBとの結婚を夢見るっつーか、竹槍でアフリカゾウと戦うっていうか、裸で宇宙遊泳するっていうか、とにかくもう |