日記253
(2015年7月)

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2015/7/3 (1368681hit) 有馬カンツリーで大叩(ry


 昨日はI上さんに誘って頂き、K藤くんと3人で有馬カンツリー。キャディのH井さんを含めた4人で、大笑いしながらの楽しいラウンドであった。

 そのキャディの平Iさん、スタートホールから砂袋を2つ抱えてほとんど走りっぱなし。今まで多くのコースで多くのキャディさんに付いてもらったけど、仕事量からしてもダントツで一位。グリーンの読みもちょうどいい(情報が多すぎず少なすぎず)し、我々3人がふざけあったりオヤジギャグを連発してもコロコロとおかしそうに笑ってくれるし、愛想も器量も性格もいいし、いやあホントに楽しいラウンドだった。「ぜひ孫の嫁に」って感じだ(注:孫はまだいません)。



 しかしスコアはあんまり楽しくなかった。ちょっと集中力を欠いてたかな。遊びのラウンドだったし。



 11番は240yで越えるバンカーを越そうとマン振りして右プッシュスライスOB2連発。

 17番はアプローチチャックリ。

 18番はティショットで2オンを狙えるところまで打ったのに5Wをマンダフり。相変わらず

 ここぞという勝負どころで最悪のミスが出る

という勝負弱さは健在である。

 後半やや持ち直し、8ホール目までパーオン6回(ただし3パット2回)で3オーバー。そして最終ホールもティショットは最短距離へほぼ完璧な当たり、2打目、軽い左足下がりからバンカー越えのピンに向かって160y。ここがパーなら30台。花道から軽いフェードであわよくばピンに寄っていけば・・・6アイアンでショット!10cmダフって50yしか飛ばず。

ここぞという勝負どころで最悪の(ry

 グリーン上でも80cmがカップに蹴られてこの日

4つ目の3パット。



 嗚呼、一体いつになったら心技体揃った上級者になれるんだろうか(たぶん無理)。



 その最終(9番)、2打目を打ち「どやフィニッシュ」を決めているK藤君(左)とそれを見つめる野うさぎ(右)の2ショット。

2015/7/4 (1368889hit) うざバイス


 最近どこかで読んだんだけど。

 SNSなどの書き込みに対する、おせっかいでありがた迷惑で上から目線のアドバイスを「うざいアドバイス」略して「うざバイス」というらしい。

 例えば、「今朝は忙しくて朝食はコーヒーだけだった」という書き込みを見て「きちんと栄養バランスのとれた食事をした方がいいですよ」などというもの。正論だし間違ってないんだけど、だからこそ逆にうざい。っていうかお前何様?私の何?的な。


 特に上司から部下へ、男性から女性へ、年上から年下へ、あるいは読者からブロガーへという力関係がはっきりしている状態で起こりやすいらしい。これを読んで私は軽く背筋が寒くなった。というのも私も無意識に「偉そうにモノを言う」事があるからだ。無意識なぶんタチが悪い。あの、みなさん、ホントすいません。気をつけます。

 まあ男性から女性というのは純粋に親切心で答えている男性がほとんどだと思う。例えば女性が「あー、コンピュータの調子が悪いんだよね」つぶやいたとき、正答が「大変だねー、困るよねー」と共感することである、なんて絶対に思わないわけで。

 男性なら「どう調子悪いの?電源入れて立ち上がる?ようこその画面は出る?」と解決を目指してしまいがちなのは仕方がない。そういうジェンダーなのである。


 しかし、そういう性差を差し引いても、やはりうざいアドバイスと言うのは存在する。ゴルフでは特に。

 仲間内ではまあ何を言われても気にならない。そこには堅い信頼関係があるから。が、ごくまれにいるんだよね、ほぼ初対面にもかかわらず人のスイングや行動を評論するうざバイス野郎が。


 過去に私が遭遇したうざバイス野郎。

「そのドライバー、オーバースペックちゃいまっか?」そりゃ今日はほとんどドライバーミスしてるけど、きちんと組んでもらって買ったんだから大きなお世話です。


「9番で転がしたら?」そうですよねおっしゃる通りですね何しろハーフで3回もチャックリしてるんですからね。でもこれも練習なんでほっといて下さい。っていうか黙れ。


「アプローチはこうして打つのよ!」上に同じ。


「目土した後、均さへんの?」そういう意見は自分で目土してから言えよオッサン。


(短いパットを外して)「もったいない!」気心知れた間柄なら気にならないが、初対面では横柄に聞こえる。上からだし偉そうだし。っていうかなんでお前に叱責されなあかんねんと。


「hiroさんはハンデいくつですか?」「どこにお住まいですか?」「仕事何してまんの?」まだ出会って1分も経ってないのに、いきなり家へ上がり込んで冷蔵庫開けるような質問せんといてくれ。


「左!」「弱い!」人が打った瞬間叫ぶおっちゃん。なんであんたに指摘されなあかんねん。解説者か?解説しろって頼んだ覚えないぜ。そんなに人の上に立ちたいか?


 以上、あんまり人の悪口的なことは書かないでおこうと思ってたのに・・・の編者でした。ああ、寡黙な男になりたい。

2015/7/6 (1369120hit) スイング改造の功罪


 さくらが苦しんでいるらしい。といっても、アメリカツアーというフィールドの違いによるものではないらしいのだ。

 横峯さくらといえば「安定感のあるフェード」を武器に勝ち星を重ねてきた選手だが、数年前から「より高い次元を求めて」ドローやストレートボールが打てるようスイング改造したらしい。

 すると、「曲がっても右」だったのが左へのミスも出だし、生命線だったドライバーの安定感を失ってしまった。慌ててフェードに戻しているが、以前の安定したイメージには程遠いらしい。



 このように、才能にあふれ、小さい頃からとんでもない数の球を打ってきているプロでさえ、スイング改造することで取り返しがつかなくなってしまう事はままあるようだ。

 あのタイガーもそうだし、遼くんも「理想のスイング」を求めすぎてこじれちゃったタイプだろう。そういうプロゴルファーは枚挙に遑がない。特に、今きちんと打てていて結果も出ているのに、更に欲が出て大きく改造した場合、そのリスクは跳ね上がる。

 うまくいくケースは、「元々スイングに致命的な欠陥があるのに才能と練習量でそれを補い、そこそこの位置まではいけたけど、それ以上はどう努力しても上がれない」というパターンで、自分に合う良いコーチに付いた場合だけではないだろうか。片山と江連みたいに。


 斯くの如く、プロでさえスイング改造には大きなリスクを伴う。いわんや、才能も練習量もプロに比べたら鼻くそぐらいしかないうえ、50歳を過ぎた中年の私など、スイングを改造するなどもっての外なのである。

 「ゴルフ侍!見参」を見ていると、個性的なスイングで5下のHDCPを獲得しているアマチュアはたくさんいる。つまり「実現不可能な理想」を追い求めるより「持って生まれた体と今まで構築してきたスイング」を貫いていくことがベストを尽くせる最短のコースなんだろうと。


 だから、私の場合、ドライバーは左へ引っ張って右へ逃すスライスボールで十分なのだ。ウッドもユーティリティも左サイドから目標に近づくイメージで。ミドルアイアンもピンの左から。ショートアイアンとウェッジはナチュラルにストレートで。

 そのためには「むりやり球を掴まえるスイング」ではなく、「体をある程度ダイナミックに動かして体のやや右サイドで球を捉えていく」イメージでいいのかなあと。


 さくらの不調をみて、最近そんなことを考えている。

2015/7/7 (1369332hit) 薄暮で思ったことをいくつか


 飛ばないボール(6月30日の日記参照)の使い道が判った。このボールを使うことで、フロントティから回る時はバックティから、バックティから回る時はフルバックティから回ったのと同じようなイメージで練習できる。冗談のようだが本心である。特に三大競技の時しか使えないフルバックから打ったような場所・イメージで2打目を打てるのは悪くないかもしれん、と思ったり思わなかったり。



 で、この日また飛ばないボールを使ってみたんだけど、どうやら7〜8アイアンより短いのではきちんと飛ぶ。それ以上長くなるとだんだん飛ばなくなり、ドライバーでは25〜30y飛ばない。ホントに面白いボールだ。ドライバーでナイスショットしても同伴競技者に置いて行かれるのはちょっと悔しいけど「いや飛ばないボール使ってますねん」なんて弁解するのはチョー情けないしな、と思ったり思わなかったり。



 バックスイングで右ひざ(が左サイドに流れないよう)我慢すると、スイングに締まりができる。具体的には軸がぶれない、スエイしない、トップがきちんと収まる、パワーが溜まる、芯に当たりやすくなる。いいコトだらけだ!やっぱりすごく大事だ、と思ったり思わなかったり。



 スイングの形ばかり気にすると、体の末端つまり腕や手ばっかりに意識がいき、「体で振る」事が疎かになる。結果チーピンどスライス。シンプルに、トップから腰を切って腕が振られるスイング、つまり原点回帰を目指そう、と思ったり思わなかったり。



 グリップに力が入っていると腰を切っても腕が下りてこない、あるいはクラブが寝て振り遅れてスライス。それを嫌って手首を返してフック。腰を先行させてもグリップに変な力が入ってなければクラブはきちんと下りてくるのかな、と思ったり思わなかったり。



 アプローチはヘッドがどう動くかじゃなく、体をどう動かすかだよな、と思ったり思わなかったり。



 昨日ご一緒したちょっと年下?の男性は、低い球のアプローチショットを大変うまく打ってた。50yぐらいからグリーン手前にクッションさせてうまくオンさせてくる。どうやって打っているか質問すると、「ダフりたくないのでAWでボールを右において上から潰す感じ」だそうだ。真似してみよう、と思ったり思わなかったり。



 スイングで小細工をすればするほど球って曲がるんだな、と思ったり思わなかったり。

2015/7/8 (1369538hit) ソノウソホント?!


 最初にお断り。今日書くことは私がふだん勝手に思ってることで、正しいか間違っているかは分からないです。よって信じるか信じないかは自己責任でよろしく。


ゴルフはシャフトで変わるんです?!

 これは間違いなくそう思う。「自分に合うシャフト」はある。「シャフトが合えば、弾道や球筋は驚くほど変わる」と思う。つまりシャフトの良し悪しは自分に合っているか合っていないかだと思うんだよね。で、シャフトの性能は値段にある程度比例する。

 ただ、「最新のシャフト」や「高いシャフト」が自分に合うとは限らない。なのに、シャフトメーカーのフィッティングに行くとどうしていつも決まって「最新式」の「一番高いシャフト」があなたに一番合っています!と言うのだろう。そこに恣意がないと言い切れるか?

 ずっと前に発売された、安物のシャフトが一番合う可能性だってあるわけで。あでもそんなシャフトが合うって言ったら怒る人がいるのかなあ。俺なら値切り倒すけどなあ(大阪人)。


ゴルフがうまい奴は性格が悪い?!

 じゃあゴルフがヘタな俺は性格がいいって事だよな、なんて本音はさておき。

 「マイペース」「強心臓」「人目を気にしない」「自分大好き」「自分が絶対正しい」「人の意見を聞かない」なんていう性格はたしかにゴルフ向きだし競技向き。松山なんて上に挙げた性格の全てに「超」を付けてもいいぐらいだもんね。

 ただし、性格が良くてうまい人もいっぱい居るわけで。だから正しくは「性格が悪い奴は、ゴルフに向いてる」かなと。


練習は嘘をつかない?!

 スイングを固めるまではそうだと思う。でも、中年になって体もあちこち壊れてきて、練習の疲れが体の芯から2〜3日抜けなくて、コースでもスタミナを考えてカートに乗るようになったら、練習の回数も1回の球数もセーブしたほうがきっといい(当社比)。

 もう最近は練習場でもドリルだけしかしないし。


パターヘッドはまっすぐ引いてまっすぐ出す?!

 人それぞれだと思いまーす。私の場合はインサイドインのイメージのほうがまっすぐ転がりまーす。


アマチュアはイップスにならない?!単にヘタなだけ?!

 いっかいおっちゃんといっしょにまわろか?ほなアマチュアでもイップスになるってわかるから。

 そりゃあヘタだよ。それは認める。でも練習場でビシバシ打てるのにコースで1発も打てない、20回素振りしてきちんと振れてるのに、21回めの本番で素振りとは似ても似つかないスイングをしてしまう、50cmのパットでヘッドが出て行かない、これらが精神的な問題じゃないとしたら何なんだと。


 番外編

 聞き流すだけで英語が喋れる?!

 そう、遼くんがコマーシャルしてるあれ。うん、効果があると思うよ、「高卒程度の英語の知識があって、耳がそこそこ良くて、語学のセンスがあって、過去に半年から1年以上、ネイティブスピーカーの発音をしっかり聞いた事のある人」なら。

 基礎ができてない人、ボキャブラリーも経験もない人が聞き流してもな〜んの意味もない、んじゃないかなあ。ウェッジさえ替えたらアプローチイップスが良くなるみたいな、甘い考えじゃないかなあ。


 まあ、どうでもいいけど。

2015/7/10 (1369900hit) 最低最悪の国


 今日はラウンド報告日なんだけどあんまり腹が立ったので番組を変更してお送りします。



 以前からひどいとは思ってたけど、ここまでひどい国だとは思わなかったよ。

 え、世界遺産が羨ましいからと言いがかりをつけ、ランドセルを軍国主義の象徴だと騒ぐ、プリンシプルの欠片もない韓国のこと?いえいえ、我が国日本のことですよ。


 女性器を連想させる(私が言ってるんじゃなく、このザハって人が作るものはみな女性器を模していると有名)趣味の悪い競技場を、普通の数倍ものコスト(2520億!)を掛け、莫大な維持費を隠し、適当な予算案と嘘ばっかりの思案書でゴーサインを出す。

 元々1500億で作るって言ってたのに、決まってみれば2倍近い値段って。なめとんのか。1500万の見積で家建てる契約して、施工直前に「えーやっぱり2500万掛かりますわ」って言われたら契約解除・場合によっては違約金請求だろ普通。


 戦後日本の政治の、最悪の面が全部現れてる出来事だよね。官僚は天下り先確保(金)のため、政治家はバックマージン(金)のため、有識者も名誉(欲)と接待(金)のため、ゼネコンは莫大な利益(金)のため、みーんな理念や地位や挟持や信頼や常識よりカネ、カネ、カネ。

 そりゃあ政治家もゼネコンも、費用がかかれば掛かるほど自分の懐に入るカネも大きくなるんだから、そりゃあアホみたいな高額予算通すわな。負の遺産なんて知ったこっちゃない。で、作ってみたら資材高騰と計画のずさんさから倍ぐらいの費用がかかりましたすいませんねーで終わり。

 っていうか、日本に損をさせるためにわざとクソみたいな案採用してるのか?安部総理、「私が責任取るからもう一回ゼロベースで考えなおせ」って言わないか?アホの元総理がいるから無理なんだろうな。



 なんでこんなことがまかり通るかというと、東電福島原発の時と同じで、誰も責任を取らなくて良いシステムだから。どうせ問題出るのは5年先10年先だし、今強行しとけば先にはもうウヤムヤ、誰も気にしない、分からない。

 でも俺は絶対忘れないからな。今回の、


新国立競技場にゴーサインを出した売国老害守銭奴(有識者会議メンバー)どもの名前を。

(安藤忠雄とあと1人が欠席したみたいだけど、理由がわかんないから同列に置いとく)


安西 祐一郎
(独立行政法人日本学術振興会理事長)

安藤 忠雄
(建築家)

遠藤 利明

(スポーツ議員連盟幹事長 衆議院議員)


小倉 純二
(公益財団法人日本サッカー協会名誉会長)

佐藤 禎一

(元日本国政府ユネスコ代表部特命全権大使)


鈴木 秀典
(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構会長)

竹田 恆和

(公益財団法人日本オリンピック委員会会長)


張 富士夫

(公益財団法人日本体育協会会長)


都倉 俊一
(作曲家 一般社団法人日本音楽著作権協会会長)

鳥原 光憲
(公益財団法人日本障害者スポーツ協会会長)

舛添 要一
(東京都知事)

森 喜朗

(公益財団法人日本ラグビーフットボール協会会長 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長)


横川 浩
(公益財団法人日本陸上競技連盟会長)

笠 浩史

(2020年東京オリンピック・パラリンピック大会推進議員連盟幹事長代理 衆議院議員)



 どいつもこいつも暗黒面に堕ちた悪い顔しやがって(注:私の感想です)



 国民の税金にたかるダニ野郎がよ。もし予算を1円でもオーバーしたら

全員切腹ね!(はあと)



 追記:安部首相が計画見直しに向けて検討を始めたので、顔写真は削除します。武士の情けじゃ。っていうか、自分のウェブにこんな気持ちの悪いやつらの写真が12枚も存在するってだけで気分悪いしな。

 もしきちんと見直しになったら名前も小さくします。

 しっかし、ここ数日、一連の騒動の中で皆会見開いたりコメントしたりしてるけど、どいつもこいつも言い訳ばっかり言ってて、「俺が全て悪い。全責任は俺が取る!」なんてサムライは1人も居ないんだねー。安部首相の英断に拍手を。

2015/7/11 (1370077hit) 久しぶりの1.5ラウンド


 水曜日の夕方。N谷くんから電話が掛かってきて、急遽2人できさいちをラウンドすることに。梅雨前線による雨、場合によっては土砂降りを覚悟してのコースに向かったのだが、スタートホール朝7時の段階でこれ。雨じゃない。雨じゃないけど・・・・



 そう、見渡すかぎりの霧・きり・キリ・KIRI。

 うーんどうしよう。ロストにならないよう、短いクラブで打つか?いやいやいつもと違うことをするのも良くない。ドライバーに持ち替える。「まあこういう時に限って真っ直ぐ行くんだよな」と言いつつショットでいきなり右プッシュOBあーんど3パットでトリプルボギー。まあそんなもんである。

 その後3ホール目には霧が晴れ、小雨が降ったりやんだりとレインウェアはぎりぎり必要ない状態でラウンドは進む。フェアウェイキープ28.5%(7ホール中2ホール)ながら何とか凌いで、残り8ホールを3オーバーでハーフターン。


 雨の予報でエントリーが少なかったためか、ハーフ終了時点でそのままスルーでバックナイン(竹)へ。いつも激混みのきさいちCCでは珍しいことだ。しかし内容の方は相変わらずぴりっとせず、ティショットこそちょっとましになったものの、簡単にダボを叩いてしまう。

 苦手な3番、フェアウェイが逆「く」の字になってて、下って登るパー4。ティショットは右ラフ、2打目ユーティリティでグリーン手前バンカー。ここまではいい。出して2パットで十分なのに、バンカーでヘッドアップしてトップ、土手に当たる、出ず。こんなにヘタで委員会。良くない。4オン2パットダボ。

 続くだらだら上りのパー5、ティショットがフェアウェイバンカーへ。ユーティリティを持つも土手にぶつけて出ただけ。3打目レイアップ、4打目グリーン奥のエッジまで。そこから大人しく2パットで、と決め打ちすればいいのに狙いに行って3パットやらかす。アホすぎる。あまりにもヘタ&アホだ。

 結局17パット42でホールアウト。ちなみに天候は回復。



やっぱりこれぐらいの数字(42・42で84ストローク)になっちゃうんだよなあ。30台は遠いぜ。



 35分の休憩の後、天気も回復してきたのであとハーフ回ることに。短くてトリッキーな梅コース。

 1番短いパー4、5mから3パットボギー。アホだ。

 2番短いパー4、2打目がフライヤーしてグリーン奥へ、3オン2パットボギー。

 3番パー3、グリーン手前から寄せワンパー。

 4番短いパー5、2打目でグリーンギリギリまで、寄せに失敗するも4mぐらいが入ってくれてバーディ。

 5番短いパー4、2打目をグリーン左に外し、アプローチをまたショートするも3mぐらいが入ってくれてパー。

 6番短いパー4、2打目70yから20yショート、3打目のアプローチもミスして奥8mから3パットボギー。

 7番パー3、6アイアンと7アイアンの間の距離で、6アイアン持って加減しすぎてショート。よくあるパターン。アプローチが80cmに寄ったのにカップに蹴られる。ボギー。

 8番ちょっと長めだけど逆「く」の字で右に突き抜けるパー4。ティショット5Wで刻み。2打目は165y打ち下ろし、右サイドのラフで左足下がり、しかもディボットの中でさらにディボットがサブグリーンの方向を向いているという、なかなかタフなライ。

 6アイアンのショットは低く出てそのまま真っ直ぐグリーン方向へ向かい、ピンハイ2mに止まる。打った本人が一番驚いた。今年一番、いや生涯ベスト3に入るショットではあった。ご自愛あれ。バーディ。


 ここまで3ポーバー。これで30台か、と思ったら最終ホールでファーストパットを4mもショートして3パットボギー。生涯ワースト3に入るパットであった。じぇじぇじぇ。



 この日カップに蹴られること4回。でも練習してないのでパットのことで愚痴るのはやめます。

2015/7/13 (1370301hit) クォンタムゴルフと弓道とスターウォーズ


 体から1mも離れたところにおいてある、直径5cmにも満たない小さなボールに正確にそして思い切りヘッドを当てる。しかもボールと体の位置関係や傾斜はその都度変わる。

 冷静に考えれば、こんな曲芸まがいのこと、うまくいくほうがオカシイのだ。うまくいくのは、とにかく反復練習で再現性を高くする、つまり学習した結果である。

 そしてスポーツにおける学習とは、理想の動きが無意識にできるようになるまで繰り返すという事である。


 そう。サーカスのブランコ乗り、陶芸家、家具や楽器づくりの職人、スキーの大回転、野球のピッチャー。100mスプリンター。どんな名人芸でも職人技でも曲芸でもスポーツ選手でも芸術家でも、精密かつダイナミックな動きをしているプロフェッショナルは

頭で考えながら体を動かすなんてことは絶対にしていない。全て体が動くままに、感覚に任せて動いているのだ。

 ゴルフにおいても、ひとたび自分のスイングが構築されたなら、「頭で考えてスイング」するのは絶対に避けなければいけない愚なのではないのか。

 スイング中、「●●したい」「●●を動かさない」「●●をキープする」などと考えた途端、今まで積み重ねてきて構築し、体が覚えているベストなスイング動作がスポイルされ、ギクシャクしたものに変わる。そうなるとナイスショットが偶然、ミスショットが必然。そう、

やはりクォンタムスイングが究極の答えなのか。



 弓道で言うなら、

正射正中。

 スターウォーズで言うなら、

フォースの力を信じろ。

そしてhiroは言う。



 心を無にして、気持よく振ろうぜ>俺。
 

2015/7/14 (1370495hit) 遠くに戻る


 弓道つながりで。昨日と同じようなことだけど。

 最近、Youtubeで弓道の増渕敦人氏の特集を見た。某国営放送の「アスリートの魂」って番組。



 弓道とゴルフの共通点は多い。どちらもターゲットスポーツだけど、両方とも単なるスポーツの枠にとどまらない。ゴルフは「ゲーム」と呼ばれスポーツよりも奥行きが広く、弓道はその名の通り「道」つまり武術である。

 他人と競うんだけど、それはごく表面的なことで、その競技を通して「精神性」や「人生」や「生き様」などに深く関わってくるところが似た部分だと思う。そして両者とも突き詰めれば「禅的な考え」に行き着くと思う。


 さて、増渕敦人氏である。氏は「四十五十は洟垂れ小僧」と言われる弓道界(これもアマチュアゴルファーのクラブライフと重なるね)、で若干29歳にして弓道の頂点である「天皇杯」を極めた。その時の的中率、つまり矢が的を射る確率が9割超え。よくわからないけどすごいことだったらしい(ゴルフで例えると10代で日本オープンにぶっちぎりで勝ったってところか)。

 ところが、その翌年。ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ大会で、パーフェクト(全ての矢を的中)させたにも関わらず予選敗退してしまう。そんな氏に告げられた理由は「単なる的当てで弓道ではない」というものであった(ゴルフで例えると翌年の日本オープンでスコアはトップだったのに度重なるスロープレーにより失格になるって感じ?)。

 一見、審査員の意地悪的にも聞こえなくもないが、弓「道」とはそんなものらしい。そこから増渕氏の苦悩が始まる。20年間悩み続け、50を過ぎて一大決心する(っていうか、単にその段階で取材が入ったんだろうけど)。


 まずは体の使い方を徹底的に見直す(ゴルフで言うとスイング改造だ)。自分より年下だったり段が下の仲間や知り合いにも見てもらい、採点してもらい、修正していく。肉体トレーニングも行う。しかし結果は簡単には出ない。

 地方レベルの小さな大会に出場(県オープン的な)するが、「こんな小さな大会で、29歳で天皇杯を制した増渕が無様な弓を射る訳にはいかない」(経歴・HDCPに恥じないラウンドをしなければ)と自分でプレッシャーを掛けてしまい、ひどい結果で途中棄権する。

 氏の努力は続く。緊張した状態で弓を射るため、教え子15人ぐらいにスマートフォンで撮影させながら弓を射ったりもする。なりふり構わないその姿勢に、悩みの深さが伺える。

 さらに、全ての所作の秒数を測り、それをできるだけ揃える(プレショットルーチンの考え方)ような事もする。しかし思う矢が射れない。


 結果が出ない中、天皇杯を3回制覇している岡崎八段に教えを請いにいく氏。岡崎八段は技術ではなく精神のほうを指摘する。「弓を的中させることではなく、空間を表現する事が目的」(ボールの行方ばかり気にしないで、正しいスイングをすることに集中せよ)と説く。

 岡崎八段は続ける。「うまく(弓を)引こうとしちゃダメ」と。そして

「遠くをイメージする。大きな、遠くの世界にまで『戻る』」

 禅問答のようでよく分からない。でも、自分なりに解釈すると、弓を射るというのはつまり自分を客観視し、自然と同化させ、『我』や『欲』を捨て去り、無心になるということなのだろうか。だとすれば、クォンタム・ゴルフとやはり同じだ。

 増渕氏は言う。「失敗しないようにという意識が強い」岡崎八段はそれに対し「失敗したことで得られるものがある」「そこから次が生まれる」「そうやって自分の境地を作っていく」とアドバイス。


 番組の最後、ふたたび天皇杯に挑戦するも、予選で敗退する増渕氏。岡崎八段は言う。

「自分の目標を探し求めていく過程が『道』である」

「的とは自分の心である」

 そう、飛んで行く球は人生であり、ホールは自分の心なのだ。



 一番印象に残ったのは、岡崎八段が増渕氏に指導している時に行った言葉。

「矢なんかどこへいってもいい。とことん伸びる」
(伸びるとは、自我を自然に溶け込ませ、遠くの世界まで意識をはせるという意味だと思う。ぜんぜん違うかもしれないけど)



 そう、飛んで行くボールは単なる結果であり、どこへ飛んでも気にする必要はない。
自分のベストスイングが無心でできるかどうかが最も大事なのである。



 蛇足だが、番組中、増渕氏がゴルフについて言及するシーンがある。ゴルフは好きだ(実際にプレーするのか、どれくらいの腕前かは語られなかったが)と。氏は言う。「弓道とは、1mぐらいのパットを打つようなものだ」と。入る時は何も考えないでも入る。でも、入らない時は色々と考え、考えだすと途端に難しくなると。


 やっぱり心なんだよなあ。

2015/7/15 (1370723hit) 保険をかける


 例えば、ほとんど曲がらない、カップ内を狙うパットを考える。

 5m以上あって寄せるパットならともかく、1m〜2mぐらいの入れるパットの場合どうするか。普通は「カップ内ギリギリ」とか「内1/3」とか狙うよね。で、ほとんどまっすぐに見えて、でも微妙に曲がりそうな時、真っ直ぐでいいけどちょっと曲がっても大丈夫なように少しだけずらして狙おうと考えるのを「保険をかける」っていうよね。

 でも、保険をかけた方がいいのは、プロがプレーする10fを越えるような高速グリーンとか、手入れの行き届いた転がりのいいグリーンでの話じゃないかと。

 私が普段プレーする、普通のコンディションで9ftやそれ以下のグリーンならまっすぐ打ったほうがいいと思うのだ。理由は以前も書いたけどいくつかある。


1,カップ内を狙ってもえてしてそれより外に打ってしまいそのまま抜けるパターンが多い

2,転がりの悪いグリーンでは、「わずかに切れる=ほとんど切れない」であり、まっすぐ強めに打ったほうが入る確率が高い

3,まっすぐうとうとしても私の腕では左右にブレるので、真ん中を狙ったほうが入る確率が高くなる


 という理由の他に、

4,まっすぐのラインも曲がると読む癖がついてしまう

5,曲がってもいいようにちょっと横を狙う事を繰り返していると、「曲げに行く」ような、弱目で撫でるようなパットになりがちである。


 という、長期的な悪影響もあると思うんだよね。だから、曲がるか曲がらないか迷ったら真っ直ぐ強めに打つ。それが結局パットのストロークを減らす一番いい方法だと思う。思うんだけど。



いざコースへ出ると怖くてまっすぐ打てないんだよねー。



 真っ直ぐなラインはほとんど無い、なんて考えたり。曲がりそうなのにまっすぐ打って曲がったらクヤシイって考えたり。キャディさんがついてくれたら「曲がるとしたらどっち?」って聞いたり。

 こうやって、書いてることと実際にやってることが違うっていう事自体、俺が上手くならない理由なんだろうなあ。

2015/7/17 (1371080hit) 台風直前、2バッグ


 昨日も雨の予報、しかも台風上陸直前という中をラウンド。我ながら酔狂だねえ。その酔狂に付き合ってくださったのが自称「晴れ男」のK嶋さん。

 未明、結構な土砂降りになるも、その後小降りに。そんな中、K嶋さんから「(こんな中)行くんですか?」とメッセージをいただく。「当たり前です!」と返す。

 スタートは7時半。その頃にはパラパラって感じで、傘を差したくなるぐらいの雨は2回ほど、それも数分ぐらいであとはポツポツの状態をキープ、そうこうしているうちに雲の切れ間も出てきた。晴れ男K嶋さんのパワー恐るべし。



 虹!!

 さて、内容だけど、3日後のキャプテン杯を想定し、迷惑のかからない範囲でフルバックから打たせてもらった。そうでない場所からはバックティから番手を落として。

 その結果、明らかに難しくなるホールは4分の1、1番手ほどしか変わらないホールが半分、そして残りの4分の1は逆に打ちやすいということが判った。

 打ちやすくなるというのは、突き抜けのOBを考えなくていいとか、青からなら入るバンカーまで届かなくなるとか、片側のOBがフルバックティの角度からだと気にならないとか、高い位置からなのでのびのび打てるとか、そういうことだ。まあ実際に打ちやすくなる、イコール良いスコアで上がれる、ってわけじゃないんだけど。

 ただ、やっぱりパー5は無意識に力がはいるね。実際、17ホール目はリキんで左引っ掛けOB出したし。そのあたりの平常心をいかに保つかだな。正射正中。



 相変わらずパットヘタ過ぎ。ホームコースで3パット4つって。せめて2つだよね〜(なぜかはるな愛風)。ドライバー曲がりすぎ(フェアウェイキープ率21.4%)。打てるところには飛ぶし、きさいちはラフ深くないからまあいいんだけど。


 竹2番パー3はティショットを引っ掛け、絶対に行ってはいけないグリーン横の左足下がりラフへ。案の定アプローチは乗らず、寄らず、入らずの3コンボ。左右に曲げてはいけないパー3は花道を狙いましょう。

 竹4番はエッジから25yのアプローチを寄せられず。ウェッジ使ってスピンが効きすぎた。足の長いアプローチは9IとかPWを使いましょう。

 竹5番はティショット右ラフ、2打目はフライヤー(?)でオーバー、奥から下り傾斜、難しい寄せが止まらず3パット。ラフからはアイアンの番手選びに気をつけよう。

 竹6番、打ち下ろし235yパー3。ティショットはまたしても左サイドの左足下がりのラフ。奥10yに乗せるのが精一杯、でまた3パット。だからエッジまでの距離を打てよ(゚Д゚)ゴルァ!!

 松1番、2打目6アイアンがいきなりピンハイ3mに付き、バーディ。手前から転がっていけばいいかって感じで軽く打つのがいいね。

 松3番はティショットこの日のベストショット・・・からの2打目は175y打ち上げ、4アイアンはまあまあの当たりもスライスしてグリーン手前の松の木に激突。木の下は石ころが露出した凹んだベアグラウンド、但し修理地にあらず。ユーティリティで転がし上げるも凹みの土手にあたって奥のラフまで。寄らずダボ。ウェッジに傷がつくのを覚悟でバンカーショット的に打つべきだったのかも。

 松4番、ティショット右ラフ、2打目4Wで残り70y、3打目ウェッジショットは軽くダフルもピン左奥2m。何とか入ってバーディ。

 松5番(パー4)もティショット右ラフから2打目がフライヤーで奥のグラスバンカーに。濡れてると出やすいよね〜(はるな愛)

 松7番パー4、ティショットバンカー、2打目打ち下ろしの160y、軽くダフるのを見越して6アイアンで打つとクリーンショットしてダイレクトにグリーンオーバー、奥の左足下がりのラフへ。アホだ。花道でもいいと考えない欲深さ。

 松8番、上に書いたとおり力が入って引っ掛けOB。5打目絶好の位置からの100yがハーフシャ●ク(気持ちばっかり先行してグリップが先行してた)。短いのまた外して9。トホホ。絶好の位置からだからこそグリーンセンターを狙おう。

 最終も2打目を左へ外し、そこからやや下りの25yアプローチ、うまく打ったつもりが途中で止まる。明らかにスピン邪魔。っていうか弱すぎるのか。ナチュラルな距離感はPWか50度ぐらいなんかなあ。


 というわけで、たくさん反省できたラウンドでした。

2015/7/18 (1371269hit) 出場枠の削減を望む


 全英オープンはサスペンデッドで予選終了ならず。たくさん出場枠もらってる日本勢は8人中7人が予選敗退濃厚で、通過できるのは松山だけになりそうだ。

 そりゃそうだ。普段大学リーグで4番打ってる人間がいきなり大リーガーと戦うようなもんである。雰囲気も、球場も、球の速さも全部大違い。それがわかってるんだから、せめて2週間ぐらい前に乗り込んでリンクスに体を慣らすぐらいのことはできるはずである。それがメジャーに対するせめてもの礼儀みたいなもんだろ。

 ところが、誰が日程を決めたのか(JGTOか?)、1週間前には今年新設されたミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメントが開催されてた。4月のベストシーズンのオープンウィークがいっぱいあったにもかかわらずだ。

 池田勇太なんかは選手会長としての立場から新設トーナメントを欠席するわけにもいかず、他の選手も貴重な収入源の試合を欠席するわけにもいかず、たぶん多くのプロが

月曜日に現地入り、時差ボケのまま2日ほど練習ラウンドしたらもうメジャー

 こんな心構えでどうやって戦えというのか。どんなに実力があっても120%勝てるはずがないよね。選手もわかってるから、「予選通過できれば・・・」なんてコメントするのだ。まあ「調子いい」なんてカラ元気出すやつもいてるけど。

 そもそも、こんな日程で送り出すこと自体、JGTOが

日本ツアーメンバーはメジャーに「参加するだけ」で十分じゃね?

と思ってて、誰も勝とう(勝たそう)とか上位入賞しよう(させよう)と思ってないんだよね。アホらしい。そして失礼極まりない。それなら「メジャーに挑戦」とか口が裂けても言うなと。アホマスコミも煽るなと。


 観光気分、思い出づくりのために行くなら、行く意味もないし世界中のプロゴルファーに失礼だ。かといってK山のように枠があるのに辞退するのもこれまた失礼な話だし、いっその事日本ツアーの出場枠を大幅削減したらどうか。


 日本ツアーからは2人ぐらいで十分じゃない?そのほうが選ばれたら必死になるんじゃね?って思った。

2015/7/20 (1371488hit) キャプテン杯予選


 自分では全然緊張してないつもりだったんだけど、今思えば肩にガチガチに力が入ってたんだろう。だって今朝起きたら、尋常じゃないぐらい肩がカチンコチンだもん(笑)



 キャプテン杯の予選は曇り空の下、7時過ぎにスタートした。スタートホール、ホームコースの猛者たちが20人ほど見守る中、私のティショットはいきなり暫定球4発、OB3連発で、11(パー4)からのスタート。

 27ホール勝負なんだからハーフで2つづつ取り返せばいい、と気持ちを切らさない事はできたと思う。でも肩に入った力はなかなか抜けず、ティショットからウェッジショットまですべて左へしか飛んでいかない。

 結局ティショットのOBが7つ(全部左引っ掛け)、3パット4つ、短いのを2つほど外し、バーディパットは全て入らず、アプローチは1度もまともに打てず終了。試合では自分の一番悪い癖、悪い打ち方、悪いゴルフが出るんだなあと改めて思った。



 今回コース側が気を利かせてくれたのか、同伴競技者は薄暮などでの顔見知りのすごくいい人ばかり。唯一初対面だった方は実は同じ大学の(学部・学科まで同じ)先輩だったというサプライズも。というわけで皆さんホントに気を使って下さって、感謝してもしきれない。

 これが変な同伴競技者だったら朝イチの3連続OBから立ち直れてないと思う。まあそれでも気分はどん底に変わりないんだけど。


 収穫は

自分がとんでもないヘタだって分かった

27ホール切れずにラウンドできた

チョンボ(ルール違反やマナー違反)せず回れた

課題が明確になった



 ってとこか。高校野球の一回戦コールド負けの心境ですな。


(ラウンドはフルバックから)


 まあいずれにせよ、競技ゴルフはをするには138億年早いと思った。

2015/7/21 (1371597hit) キャプテン杯で思ったこと


 キャプテン杯で今回同伴競技者だった3人をA氏、B氏、C氏とする。昨日書いたように本当にいい人ばかりで、私の心の傷は最小限で済んだのだが、もちろん3人ともシングルハンデキャッパーである。

 A氏は若い頃はクラブの代表に選ばれるぐらいの腕前(3下)だったと思われ、距離は出ないものの100y以内からは2回に1回1クラブ!(1ピンでは無い)の位置に付けてくるし、長いパットもぽんぽん沈めてくるくるというショートゲームの神様であった。

 そのA氏の成績は、36・47・41。

 B氏はまったくリキミがない素振りのようなスイングで250y以上飛ばし、アイアンもまったく曲がらず、グリーン周りからはランニングでほとんどピン下1m以内つまりOKの位置に寄せてくる。安定感抜群。

 そのB氏の成績は、37・49・40。

 C氏は「うまい人オーラ」が色濃くでていて、そこいらのシングルとは桁が違うということがすぐ分かる巧者。力強いインパクトから打ち出される弾道はプロはだし。ただ、少し前に体を痛められて数ヶ月ゴルフから遠ざかり、今もリハビリ中とのこと。

 そのC氏の成績は、39・42・42。


 つまり何が言いたいかというと、

 神様のようにうまい人でも、安定感抜群の人でも、午前中のハーフより10打以上叩くなんてことは普通にある。つまり大叩きはどんなレベルでも起こりえる。それがテクニカルなことかメンタル的なことかは別にして。

 そしてその大叩きは、十分挽回できる。現にA氏とB氏はエキストラナインで見事に挽回されている。

 C氏は全てのハーフで30台が出てもおかしくないゴルフをされていたが、バックナイン・エキストラナインとも6オーバー、つまりパーよりボギーのほうが多い。これは、2ホールに1回ボギーでも結果的にはそんなに悪いラウンドではないと言えるのかもしれないなと。

 競技だからいい成績を出さなきゃ!じゃなく、いつも通り淡々とプレーする、つまり少しハードルを下げて考えてもいいのかなと。


 以上、「心の傷は全治2ヶ月」の編者でした。

2015/7/24 (1372185hit) アプローチのアドバイス


 昨日は仲間のゴルフ馬鹿が集まって競い合う「GB月例」がベニーCCである予定だったのだが、コースに到着した8時頃は土砂降り。

 スタートを遅らせてもらい、レストランで待つこと2時間。少しましにはなったものの雲はまだ厚く本降りの様相。協議の末、中止となった。残念。まあ天気には勝てないしね。雷の予報も出てたしね。

 というわけで、久しぶりに午後から工房へ行ってアイアンのグリップ交換と調整をしてもらった。ソールを見て「ちょっとトゥ側に傷が付いている」とのことで、貼っていた鉛を取り、ほんの少しアップライトに直してもらった。さてどうなることやら。

 これだけでは何なので、以前書いていたネタを。あんまり面白くないです。



 我々の仲間内には、「人に教えると大叩きするの法則」というのがある。

 ラウンド前やラウンド中、教えを請う仲間にアドバイスをしたり、あまりにひどいアプローチする友達(俺だ)を見かねて教えてあげたりすると、教えたほうのゴルフがぼろぼろになるという現象だ。

 これは「教えたからには手本とならねば」「ヘタなところは見せられない」という、無意識の微妙な心理によるものだと思われる。かくもゴルフというのはメンタルを試されるものである。


 で、少し前のラウンドではそういう危険を犯してまでN谷くんがアプローチ教えてくれたのだが、その内容が最近気をつけている部分と非常に近かったので忘れないよう書いておこうと思う。 

 1,グリッププレッシャーが硬すぎる

 2,クラブヘッドを地面に押し付けすぎる

 3,グリップや体が飛球線方向へ向かっていて、ヘッドが全然出ていってない

 4,アプローチもフルショットと(基本は)同じ



 これらは正しい気がする。同時に、自分の何が悪いのかも何となく分かる気もする。あと一歩二歩のような気がするんだけどなあ。

2015/7/25 (1372377hit) 命日


 今日は大阪の天神祭、そして弟の命日である。ちなみに私のウェブネーム「hiro」は弟の名前の一部から付けたものだ。


 21年前、青信号を直進していた弟のバイクを無視するように右折してきたバンにぶつかり、ほぼ即死だった。相手はヨボヨボの老人。「みえませんでした」だと。

 その後、簡単に書けないような修羅場が5年ほど続いて現在に至るわけである。いやあ大変っすよ旦那、犯罪の被害者(遺族)になるって。加害者のほうが100倍ぐらい楽(良心さえ捨て去れば)。まあ一番辛かったのは両親だと思うけど。


 とまあ20代後半で逝った弟は、結婚も家庭も知ること無くこの世を去った。もう辛いことを経験する事もないけど、楽しいことも永遠に感じることはない。でも、そう考えるのは生き残った人間だけで、本人の意識はもうどこにもないんだけどね。

 何万回も幽霊になって出てこいと祈ったけれど出てこない。あんなに兄弟思いだった弟なのに。だから死後の世界なんて無い。死んだら終わりであると私は結論づけた。死霊もユーレイもジバニャンも全部嘘っぱちである。


 それ以来、明日死んでもいいように、やりたいことを最優先する人生に切り替えた。もちろん「出来る範囲で」だけどね。それが俺の場合ゴルフだった。

 会員権を買い、毎週ラウンドし、ゴルフの仲間が増え、いろいろなコースや試合に行けるようになった。ゴルフ旅行もした。腕はまだまだヘタッピだけど、50歳を機にクラブ競技にも挑戦することにした。

 パープレーもホールインワンも2回経験したし、あとは目標といえばスコア64(8アンダー)と平均スコア70台と片手シングルと三大競技制覇(笑)とクラブ外競技の優勝と廣野・ペブルビーチ・オールドコースのラウンドとエージシュートぐらいか。仲間で海外か北海道にゴルフ合宿も行きたいなあ。1週間ぐらい。


 とまあいきなり半生みたいなものを語りだしたのには訳がある・・・というわけでもなく、ただ単にそろそろ弟の事も書いておきたいな、と思っただけだったりする。辛気臭い話を最後まで読んで下さってありがとう。


 まあこれからも愛と勇気と弟を胸に、ティグラウンドに立つ所存である。

2015/7/27 (1372620hit) 7月月例


 出るのは138億年早いと思われた競技(月例)へノコノコと出かけてきた。いや、予約してたから仕方なく。



 暑かったけど、湿度がそんなに高くなかったので気持ち良い汗をかいた。



 今日はややご年配のご婦人(Aさん)、ややご年配の男性(Bさん)、ご年配の男性(Cさん)の3人。3人ともHDCPは15前後と思われる。

 Aさんは競技慣れされていて、きびきびとラウンドされて気持ちいい。Bさんは体が大きく飛ばし屋。Cさんは喜寿も近いと思われる年齢のせいか飛距離こそそこそこだが、きれいなドローでいつもフェアウェイセンター、同じくフェアウェイウッドで花道、アプローチは神様級の腕前で3回に2回は1mに寄せてこられる。

 残りの4人めつまり私だが、いいショットも打つがとんでもないOBもあり、チーピンもあり、アプローチは相変わらず初心者レベル、パットもパッとしないと上手いのかヘタなのかわからない(いや、だからヘタなんだって)、わけの分からないゴルファーに映ったと思われる。

 前半はダボが3つ、ボギーが2つ(うち1つは1ペナ、これについてはまた後日)で44。我ながら酷いね。5ホールはパーオンしてるんだけど。

 ちなみにダボその1はチーピン・反対のラフ・ラフが深くて乗らず・寄らず・入らずという「終始一貫してヘタ」パターン。ダボその2はティショットOBという「普通にヘタ」パターン。ダボその3はティショット完璧・フェアウェイセンターからアイアンを超絶引掛け・アプローチ超絶ミス・寄せるも入らずという「HDCP50からやり直せこのドヘタ!」パターン。

 まあアプローチの腕があったら2打は縮まってたと思うんだけどね(以降レバ・タラ禁止)。



 とそんな感じで前半終わったんだけど、後半、なぜかいきなり覚醒する。ドライバーは悪いなりにフェアウェイへ飛び、アイアンは芯を食ってないのになぜかグリーンに乗り(笑)、パットはそこそこ寄ったり入ったり(それは覚醒ではなく偶然では?)。で、



 久しぶりの70台&ハーフアンダーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


 ネット2アンダーでは入賞微妙なんすけどね。まあ苦節半年、やっと競技でアンダー出せたよって話でした。
 

2015/7/28 (1372863hit) ボールマーカーの取り替え


 事件はいきなり1番ホールで起きた。


 グリーン上にて。珍しく朝イチからパーオンした私は、長いバーディパットを1mぐらいに寄せ、コインタイプのマーカーでマーク。

 すると、その場所がちょうど次の次にパットするAさんのラインに掛かるようなので、「平たいマークに交換しましょうか?」と自分からAさんに声を掛け、交換。

 その時、コインタイプのマークを横へずらし、元あった場所にさすタイプのプラスチックマーカーをセットした。そしてその行為について、「ボールを置いてからマークを交換しないとペナルティが付く」と教えてもらったのだ。

 これは規則20-1に規定されている。

20-1 球の拾い上げとマーク
 規則により拾い上げる球は、プレーヤーかパートナー、またはプレーヤーの認めた人が拾い上げることができる。その場合、プレーヤーはどのような規則違反についても責任がある。

 リプレースを要する規則により球を拾い上げる場合は、拾い上げる前にその球の位置をマークしなければならない。マークしなかったときは、プレーヤーは1打の罰を受け、その球はリプレースされなければならない。リプレースされなかったときは、プレーヤーは規則20-1の違反に対して一般の罰を受けるが、規則20-1による罰(1打の罰)を追加する必要はない

 規則により球を拾い上げたり球の位置をマークしているときに球やボールマーカーが偶然に動かされた場合、その球やボールマーカーはリプレースされなければならない。その際、球やボールマーカーの動いた原因が球の位置をマークしたり、球を拾い上げる行為そのものに直接的に結びつけられるときは、罰はない。それ以外のときは、プレーヤーは規則20-1または規則18-2aにより1打の罰を受ける

例外:プレーヤーが規則5-3や規則12-2に従って処置しなかったことに対して罰を受けた場合は、規則20-1による罰(1打の罰)を追加する必要はない

 また、2012年(?)の裁定集では、まったく同じ状況が記載されている(吉備カントリークラブのウェブより)

ボールマーカーの取り替え方
Q  コインをボールマーカーとして使っていたところ、同伴競技者から、球が当たりそうなのでプラスチックのマーカーに取り替えてほしいと依頼されました。そこで、まずコインを拾い上げ、それからプラスチックのマーカーに取り替えたのですが、このような取り替え方は認められるのでしょうか?
A 認められません。プレーヤーは1打の罰を受けます。
解説  規則20-1「球の拾い上げとマーク」は、球の位置を物理的にマークすることを必要としています。
 質問のような取り替え方では、一瞬、パッティンググリーン上に何もない状態が生じていますので、継続して物理的にマークされたことにはなりません。そのため、規則20-1の違反となり、1打の罰となります。
 球をリプレースしてからボールマーカーを取り替えるか、クラブヘッドや指などを使用して物理的なマークを継続させながらボールマーカーを取り替えれば、罰はありません。

  裁定集20-1/16 ,JGA裁定20-1/4 

 指で抑えたりパターヘッドで押さえながら替えても良さそうだけど、いらぬ疑惑を生む可能性があるので、ここは面倒でも一度ボールをリプレースしてから替えるべきだったね。


 まあ1ペナでよかった。競技の時はいつも以上に気をつけないといけない。

2015/7/29 (1373057hit) 基礎からのアプローチ


 先日のラウンドでこんなことがあった。


 ピンまで40yのアプローチ。ボールからグリーンエッジまで25y、エッジからピンまで15yという状況。フェアウェイからなのでライはいい。ごく普通に、ウェッジで30y〜35yほど打って5ヤードほどラン(バウンド)というイメージだった。

 だが、イップスの私は「きちんと打つ」事に全神経を集中させてしまうため、実際にコースでショットする時には距離感なんて二の次になってしまうのだ。結果、22yキャリーでグリーンエッジまでしか行かず。何とも酷い、というか頭が悪すぎる。

 このように、ほとんどの場合でショート。大きくバックスイングするとうまく当たらないのでは?とかトップしてオーバーするのでは?などと無意識に考えてしまうせいだと思われる。しかし、いつまでもこんなアプローチをしていては進歩もないし毎回死にたくなるので、対策を考えることにした。



 最近よくご一緒するベテラン上級者のアプローチを見たり、またコツを聞いたりしていると、「(ピンまでの状況を)見ただけでこれぐらいの振り幅でいいと分かる」という感じの人が多い。だがそれはおそらく、天才肌の人を除き、人生の一時期に死ぬほどアプローチの練習をして培った距離感があるからだと思うのだ。

 私もずっと30y〜70yぐらいまでは10y刻みで打ち分ける練習をしてきたつもりだが、いざコースに出ると上に書いたように距離感を考える余裕などぶっとび、ただただ「グリーンに乗ってくれ、きっちり当たってくれ、チャックリは勘弁してくれ」と唱えながら打っている。

 これはもっともっとシンプルに考えないと実用的ではないな、と思って考えたのが、基本に戻ること。それは、

ウェッジのハーフショットをひたすら打つ

 まず1つ、絶対的基準を作るのだ。そしてその振り幅、力加減を体に叩き込む。え、そんな基本から?そう。初心者に戻ったつもりで、いろいろな距離をあえて打たず、とにかく1つの距離だけを打つ。持つ長さを変えたり、振り幅を変えたりという応用はそれからでいい。


 というわけで、昨日アプローチだけ打ちに行った。ナチュラルなハーフショットにより、

58度で45y、54度で55y、50度で65y

ぐらい打てることが判った。この3本柱を軸に、もう一度、一からイップスに向き合うのだ・・・と思っていたら。あれよあれよとイップスの主原因がわかっちゃいました。

 それは、また次の機会に。

2015/7/31 (1373435hit) ミステリーツアー


 K嶋さんが「内緒のゴルフコース」に連れて行ってくださる「ミステリーツアー」。早いもので今年で3回め。ちなみに1回めはストークヒル、2回めは雨により急遽奈良國際へ、そして今年。朝6時15分に我が家集合、N谷くんとO谷さんの4人で出発。

 第二京阪を京都方面へ(え、京都?)。京滋バイパスを素通りし、そのまま阪神高速京都線に入り、山科まで(上賀茂?朽木?)。さらに西大津バイパスへ。琵琶湖大橋の横を通り過ぎ、着いたのが・・・



 比良ゴルフクラブ。現在はOGM(オリックス・ゴルフ・マネジメント)の傘下だが、元々は住友信託が開発したコースなので綺麗だし各ホールバラエティに富んでいるし左右どちらかはセーフだし池も効いてるし、グリーンがちょっと重かったのを除けば本当に面白いコースだった。K嶋さんありがとうございました。



 4つあるパー3が結構長い。4番は表示こそ165yだが打ち上げで手前のバンカーが効いていて4アイアン。8番はちょっと打ち下ろしの194yを5アイアン。11番もやや打ち下ろしは198y、6アイアン。15番が一番短く、145y打ち上げ、7アイアン。

 まあ全部ボギーだったんだけどね。1オンしたのは15番だけ、しかも3パットしてるし。

 最も印象に残ったホール、14番364yパー4。大きな池を斜めに越えていくホール。ティショットはスライスして右OBギリギリ、2打目は樹の下から低い球で花道まで、アプローチが1mに付いてパー。芝が元気だからアプローチが楽に打てる。
 

 ホームホールは両方とも池がらみのパー5。ドラマが起こりそうでいいねえ。こちらは18番、493y。
 

 ティショット右サイドフェアウェイ、2打目はレイアップするにしても右に池が絡むので難しい。5アイアンで残り100y地点へ。3打目、バンカーを越えてすぐに切られたピンをギリギリ狙うも、3y足りずにバンカー。しかしピン上3mに出し、これが何とか入ってくれてパーで終了。

 この日はドライバーが良かった。アイアンはいつもどおり(トホホ)。特にウェッジのフルショットがきちんと当たらん。手打ちになってるんだろうな。腰で打たないと。要練習。

 アプローチは酷いのもあったけど良いのもあった。寄せワンは10回中4回。あと一息。パットは良かった。というわけで。



 パーオン率38.9%が反省点だけど、初めてのコースで80は上出来だよね。



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