あけましておめでとうございます。 本年もどうかご愛顧のほどよろしく所存でお慶び申し上げます(惜しい)。 恒例の年賀状。 今年の抱負など。 基本理念:謙虚にラウンドする(ヘタだから) 数値目標:平均ストローク80台前半(どこが謙虚やねん) 努力目標:クラブ競技(月例)で優勝(したいなあ) 願望:アプローチイップスをどうにかする(いや無理) では簡単ですが、今年もよろしくお祈り申し上げます(ちょっと違う)。 |
2016/1/5 (1397916hit) 去年最後のラウンドと新年最初のラウンド
大晦日は恒例の打ち納め。N谷くん・同業者のK上さん、N谷くんの知り合いであるKさんの4人で。朝7時スタート。清々しい。 Kさんはまだゴルフを初めて3ヶ月。この日はきさいち名物、難関打ち下ろしのパー3で人生初バーディを取られた。子供のようにはしゃぐKさんを見て、我々も幸せな気持ちに。初心忘れるべからず>俺。 私だが、前半、グリーンが凍っていて練習のつもりでゆるーくラウンドしたら41。後半気温も上がり、言い訳できないコンディションで48。「後半が本当の実力だよ症候群」である。 竹3番は「引っ掛けたらアカンで、いつも引っ掛けてOBだろ」と思いつつ打ったら引っ掛けてOB。不安が具現化する、それがゴルフ。 失意のまま迎えた4番、ティショットは左、フェアウェイバンカー。あごが高いので9アイアンで出すだけ。3打目乗らず(仕方ない)、4打目乗らず(トホホ)、5オンして3パット(トホホ)。ミスにミスが重なる、それがゴルフ。 その後は坂道を転がるようにボギー・ボギー・素ダボ・ボギーとボギー大佐の行進はどこまでも続く。ああヘタだ。アイアンが途中から全然当たんなくなっちゃったんだよね。ヘタクソはいつまでもヘタクソ、それがゴルフ。 いやホームで3パット4回がアカンやろ。50cmも5cmも1打。それがゴルフ。 次は今年2日の新年杯。 前半、短い梅コース。1番からいきなり50cmを外して3パットボギーからスタート。2番上り2.5mを外しパー。3番は下りのフックライン5mが偶然入ってバーディ。とちょっとちぐはぐな感じ。 7ホールでパーオンするも3パットが2つ。結局短いのを3つ外す。相変わらずヘタである。でもかろうじて30台。 後半。正月休みの間毎日練習していい感じだった(つもりの)ウェッジのアプローチを多用。そう、競技にも関わらず、謙虚に8アイアンやパターで寄せるという選択をしなかったのだ。そしたら・・・・またしても 「後半が本当の実力だよ症候群」 発症。さらに、 チャールズ・バークレー降臨。 4番パー5で50yからチャックリ、グリーン手前15yからトップして奥へ。 5番パー4でもグリーン手前20yからの3打目をトップして奥へ。 7番パー4でもグリーン左横から20yをトップして反対側のエッジへ。 最終ホールパー4は2打目がバンカー、3打目でエッジ、そこから10yをまたトップ。 暴れなかった自分を褒めてやりたいぐらいだ。しかし、ここまで同じ過ちを繰り返すというのはもう救いようのないアホである。アホが増幅される、それがゴルフ。 ぼくわおもう このびょうきはつづくと いつまでも。(オザケン風) もう思い切ったことをするしかない。 チッパーを使うか、9アイアンで転がすか、50y以内は全部パターを使うか、アプローチだけ左打ちするか、右手一本打法でいくか(そういえば正月特番で元ベイスターズ監督の中畑清氏が右手一本でアプローチしてたね。録画見て思わず「同士よ!」って叫んじゃったよ)。 もちろん並行してウェッジも練習するけど、もうアホほどライが良い時しか使わない。絶対使わない。まずはコースで失敗しないようにする!そこからだな。 |
2016/1/6 (1398093hit) アプローチはこう打つ
関西ローカル(サンテレビ)に女子向けの「LOVE GOL」という番組がある。 若いモデルの女の子(神戸蘭子・葛岡碧)2人と女子プロ(坂之下侑子)・それと洋菓子店のオーナー、マダム信子という4人がけっこう真面目にゴルフに取り組む番組なんだけど、まあ女子向けだけあってファッションのコーナーがあったりナレーションがゆるゆるだったりして、録画はするけど斜め読みならぬ斜め視聴する感じ。 でも、やっぱりアンテナは張っとくもんだ。アプローチの重大なヒントを掴んだのである。 先日、番組中のレッスンコーナーで「左足下がりのライから下り傾斜グリーンへのアプローチ」というのをやっていて、坂之下プロがお手本を示したのだが、下り傾斜の20yぐらいなのに結構大きくスイングし、ウェッジでスピンを効かせて打ってたんだよね。 それはもうプロっぽいいい球だったんだけど、重要なヒントはその球筋ではなく、体の使い方。何度繰り返し見ても、 肩から先をほとんど動かさず、上半身の捻転だけで打ってるんだよこれが。 それと、 スイングに緩みがなくヘッドがすごく加速してる。 いや当たり前じゃん何言ってんの?という声も聞こえそうだけど、振り返って考えるに、そこまで徹底してたかと問われると自信を持ってNO!と言える(言えるじゃねー)。そう、 俺はやっぱり腕で打ってるんだ。だから打ち急いだり軌道が変わったりヘッドアップしたりするんじゃね? って思ったのだ。 この打ち方、何となく素人ぽくてカコワルイ、と思ってたんだけど本当は逆だった。腕を使わないほうがカッコイイ。そして加速させないときちんと打てない。 でもね、いくら正しかってもね、頭でわかってもね、練習でできてもね、コースで再現できなきゃ何にもならないんだけどね。コースではたぶん意志とは裏腹に腕使いまくりのリズム無茶苦茶でアプローチするんだろうけどね。無意識がね。そうさせるからね。 ま、どーでもいいけどね。 |
2016/1/8 (1398434hit) 今年2回めのラウンド@奈良國際
昨日はいつもの「ゆかいな仲間たち」と奈良國際へ。やっぱり良いコースですな。 広くて距離が長くて気持ちいい。 木々が美しい。 適度なアップダウンとドッグレッグがあり、ホールごとの個性が際立っている。 グリーンが大きく難しく挑戦しがいがある。 唯一の欠点はビジターフィーが高いことだが、今回K嶋さんが格安チケットを出してくださったのでメンバー並みの料金でラウンドできた。風邪を押してまでご一緒にラウンドして下さってありがとうございました。N谷君、M岡くん、ごちそうさま。 さて、アプローチにバケツいっぱいの不安と耳かき一杯分ぐらいの期待を持った状態でのラウンドはどうだったのか? 新春70台キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! ドライバー・アイアンともまずまずで、最初の18ホールに限ればFWキープ率78.6%(11/14)、パーオン率66.7%(12/18)。エクストラホールはフルバックから練習を兼ねてだったのでイマイチだけど、フェアウェイがふかふかだし、ラフも球が浮くような感じに刈られてたのでアイアンがほんとに打ちやすかったんだよね。 何に注意したかというと、ドライバーはプレショットルーチンつまりアドレス。アイアンはしっかり体で振る(肩を回す)、それだけ。まあこんなに調子いいのは数ヶ月に1回だろうけどね。 で、懸案のアプローチだが、チャールズ・バークレーが憑依したのは1回だけで、あとは許容範囲。やっぱり「(手を使わないで)体の回転で打つ」って感じがいいみたいだ。覚えとけよ>俺。やっぱり寄せワンでパーが拾えると3〜4ストロークは違ってくるね。 3パット4個/27hは情けないけど、それを上回る1パットがあったことで良しとしよう。 考察: 寄せるパットはセカンドパットが下につくよう気をつけながら転がそう 左足下がりのライを練習しよう つま先上がりからクラブの芯に当たるよう、ボディターンで打つ癖をつけよう ミドルレンジアプローチは軽くダフり打ちでおk! まあまたすぐスランプに陥るんだろうけど。 |
2016/1/9 (1398598hit) お正月のゴルフ番組
不況のせいか、ゴルフ人気の凋落のせいか、お正月のゴルフ番組がどんどん減っている。今年は減っただけではなく中身も酷かった。 プロ野球チーム(H神Tガース)のゴルフ大会は知ってる選手が少ないからつまらないってのもあるけど全編珍プレー。 トンネル何とかとかいう芸人の「スポーツ王ほにゃらら」ではオープニングからゴルフかと思ったらそこから3時間も待たされるし(もちろん録画したので光の速度で早送りしてやった)、始まっても番組内予告編(この後石川遼が魅せる!みたいな)と番組内再放送(リプレイ・角度を変えて・スロー・CM開け)で同じ絵を平均6回は見せられる。 まあ遼と松山が揃ったのは見応えがあったし、2人が全面に出てたので芸人のくだらないシーンが少なかったのは救いだった。 しかしトンネルズのうち、性格の悪そうな方は器用だね。ホールインワンしてたし。あのパンチショットはなかなかの一芸だと思う。もう一人の背の高い方は相変わらずだけど、ゴルフに関してだけは共感できる点が多い(同じトホホ者として)。 で、一番楽しみにしてたビートたけし・所ジョージの番組。カレドニアンで9ホール+企画ホールと内容は盛りだくさん。でもねえ・・・・ 年々ゲストがしょぼく、華がなくなってきてないか?去年の奥田靖己プロは見応えがあったし、グラビアアイドル(麻倉みな)のニーソも目の保養になったしジュニアの女の子もかわいかった。一方今年は武井壮、あまり有名でない女子プロ(米澤有、可愛かったけどね)、ギャグが滑りまくった西山ゆかりプロ。ここまではまだいい。 で、他のメンツが中畑清、そしてラスボスがビートきよしってなめてんのか!こちとらむさ苦しいオッサンを見るために正月からバラエティ見てるんじゃねーんだぞ!揃いも揃って安そうなギャラのゲスト呼びやがって。予算ケチってるの見え見えじゃん。もっと真面目に番組作れっちゅーの。 ったく、BSジャパンはゴルフ知らない奴が番組作ってるのか?まあテレビが視聴者の方を向かずにマスターベートしてるのは今に始まったことじゃないけど、そういうわけで今年はほんとにおじさんガッカリだよ。もっと太ももを!(←台無し) しかし所さん、こう言っちゃあナニだけど、年々ヘタになってきてるよね。所さんはビンテージアイアンを使ったり自分がプロデュースしたウッドやウェッジやボールを使ったりと、「スコア二の次で楽しむゴルフ」が信条なんだろうけど、その割には能書きが多いし偉そうだし、いや芸風だって言われたらそれまでだけど、なんかちょっとヤな奴になった気がするなー。 あれだけスエーしてかち上げるスイングだったらティショットはうまく打ててもフェアウェイからのアイアンやアプローチはからきしダメだろうね。え、お前が言うなって?失礼しましたー。 反対に、たけしはむちゃくちゃうまかった。先生に習って相当練習してるよね。リョーマが責任持って指導してるのかな?ああいう力みのないスイングができたらいいなと思う。 ああ、ビッグスリーの英語禁止ホールが懐かしい(昔を懐かしむようになったらジジイである)。 |
2016/1/12 (1398883hit) ABC合同競技
えー今日の日記は上から目線で偉そうです。ので最初に謝っておきます。すいません。 2日の新年杯はABC合同競技で、私が一緒にラウンドさせてもらったのはBクラスの人が2人(同世代B1さん、最年長B2さん)とCクラスの人が1人(Cさん)。 3人とも真面目で熱心ですごく良い人だった・・・・んだけど、飛球線後方線上に立ちまくるわ、B2さんがCさんにアドバイスしまくるわ、人の球やプレーを全然見ないわ、人のパットを「強い!」とか「弱い!」と評論しまくるわ、「お先」で人のラインを跨いでるつもりが逆にわざわざラインを踏むわ、カップからボール拾う時カップのすぐそばを踏みしめるわ、短いパットを外すと「もったいない!」と叫ぶわ(しかも何度も)、久しぶりに軽い暴漢に襲われたような気分になった。 まあ実際にはどれも微笑ましいレベルのスカタンだし、それぐらいはご愛嬌だと思う。競技慣れしてない感じだったし。 でも一番トホホだったのは、お三方ともルールにすごく無知という事。っていうより無頓着か。ルールブック何それ?状態。 ABC合同、しかもお祭り的な新年杯とはいえ、仮にもクラブ競技である。そこには名誉やポイントが発生するわけで、そこらのプライベートコンペとはちょっと違う。しかしまるっきしフリーダムなんだよみんな。 ケースその1。Cさんのボールがカート道に止まった。すぐ近くにいた私に、「これ、動かせるんですよね」と聞いたCさんはおもむろにボールをピックアップし、すぐ横に置こうとした。いやいやいやいや。百歩譲ってもそこはドロップしようよ。プレースは無いっしょ。 競技に出るんだったらルールブック買いましょうよと。通読しなくてもいいしその都度確認しましょうよと。ニアレストポイントの決め方ぐらいは常識として知っておきましょうよと。 ケースその2。B1さんの2打目が林の中へ。大抵見つかる場所なんだけど、この時はいくら探しても見つからない。B1さんも競技慣れしてないので暫定球は打ってない。っていうか暫定球を今まで一度も打ったことがないかも(Bクラス・Cクラスは打ち直しではなく前進4打からプレーしなければいけない、らしい)。 そうこうしているうちに後続組も詰まってきた。いつまでも探しそうな気配のB1さんに、私は「残念ながらなさそうですね。ロスト(ボール)の処理をしてください。2打目地点へ戻って打ち直しです」的なことを言うと、B2さんが 「いや、もうこの辺(林に入ったあたり)から打ちなはれや」 目玉ドゴーである。それは競技ではアカンでしょ。 黙った私の表情を見てか、B2さん「まあ、優勝しそうやったらアカンけどな(今のスコアだと入賞には関係ないから)」 優勝しそうであろうが最下位であろうが、それをしてしもたら競技そのものが成立しなくなるわけで。それに後半すごく良いスコアが出るかもしれんでしょ。その時どうしますのん? で結局B1さん、B2さんの言うとおりそのへんからプレー。B2さんは最年長者だったから、私もその時はそれ以上何も言わなかったけどね。 あと、前の組にはアドレスを構えてから20秒ぐらい固まるおじさんがいたり、後ろの組はブラインドホールで思い切り打ち込んできたり。見えるところまで戻って「打ち込んでますよ!」と注意しても謝るどころか手も上げない。午後にティグラウンドで接近遭遇したら目も合わせない。ええ年(50代後半〜70ぐらい)したオッサン4人が、だよ。 今年は木曜日が祝日に当たる日が何日かあるので、合同競技にいくつか出るつもりだが、いやあ次が楽しみになってきたよ。いろいろな意味で。 |
2016/1/13 (1399067hit) グリーン外でマーク?
お正月3日に放送されていた「ハンダカップ フィランスロピーシニアトーナメント」での一コマ。 それは最終組の最終ホールでの出来事。某選手がパットする際、自然な動作でボールの後方にマークし、ボールを拾い上げたのちリプレースしてマークを取り除きプレーした。 これがグリーン上なら全く問題ない。んだけど、この選手は明らかにグリーンの外、エッジより外のフェアウェイでこの行為をしたのだ。 もちろんその場所が他のプレイヤーの妨げになるわけでもなく、マークしてくれと言われたわけでもない。なのに極めて自然にマークしてリプレース。これってペナルティだよね?でも、その選手にペナルティが付くことはなく、試合は終了。 もしこの行為が許されるのなら、2打目や3打目でフェアウェイやラフにあってもマークさえすれば球を拾い上げることができることになってしまう(他のプレイヤーのプレーに影響があり、マークを要請された場合は別だが)。 そのプロ、最終ホールまでトップタイだったんだけど、2打目をグリーンサイドバンカーに入れ、後方のあごにひっつくようなライから空振りしたんだよね。で、4打目も空振り寸前で、バンカーから出ての5打目がこのパットだった。 だから精神的動揺で思わずそういう行為をしてしまったのかもしれないんなどと考えたり。 録画を確認するとマークする瞬間、キャディ(ハウスキャディ)も同伴競技者もちょうどあさっての方向を向いててその行為を見てなかったよう。だから余計になにがなんだかわからない。 裁定集とかルールブックで確認しても書かれていな・・・・あ、ひょっとしたら「リフト&クリーン」のローカルルールが採用されてたのかもしれない。 でも、他のプレイヤーがそんな事してるの一度も見なかったし、当日も前日も雨降ってなかったし、そんなにウェットな状態でもなかったように思うし・・・・ ネットで確認してもそんな情報は出てこないし・・・ うーんわからん。 |
2016/1/15 (1399400hit) ダンロップゴルフコース
神戸のパブリック、ダンロップゴルフコースへ行ってきた。先輩O谷さんに誘って頂き、I上さんとK藤くんという神戸組と4人。 実に17年ぶりである。当然のように全く覚えていない。1ホールも記憶になかった。 ちなみに17年前(1999年)の私は、100が切れたら嬉しいというレベルであった。世間では2000年問題が話題となり、地域振興券が支給され、猫も杓子もだんご3兄弟を歌っていた頃である。 その時のスコアは94。当時のベストスコア。その数字から17年でどれだけ進歩したか。まあ予想はしてたけど、殆ど進歩してないねー。 進歩してないその1。相変わらず何の変哲もないフェアウェイからミスショットを繰り返す。 進歩していないその2。ティショットでOB2発。 進歩していないその3。寄せワンが一個しかない。アプローチがヘタなまま。 進歩していないその4。パットもノーカンばかり。 その1は練習不足以前にスイングそのものがまだまだ固まってないってことだよね。特にアイアン。 その2はスタートホール、同伴競技者3人がナイスショットした後で大プッシュスライスってのと、「香妻琴乃に挑戦!」という彼女の飛距離(230y)が表示されたホールのOBだから、何の変哲もないってことではなく明らかに理由がある。そこそこスイングが固まりつつあるティショットでも平常心を無くすとこれってことはメンタルの問題。 その3、今回凍っている可能性、ライが悪い可能性、今度の月例で使う可能性などを鑑み、チッパー(マークスマン)を持って行った。グリーンすぐ脇のタイトなライ(芝が薄くて下は湿った土、ピンはすぐそこ的な)から4回使ったけど、ほぼミスが出ない代わりにピンに寄ることもなかった(そこからの平均スコアは2.75)。 でも普段ならウェッジを使ってそんなところから平均3.5打(当社比、もっと悪いかもしれない)掛かってたわけだし、「コースでアプローチミスの経験を積み重ねない」という観点からも使うべきかもしれない。プライドやロマンなどスコアには何の関係もないのだから。 その4、ダンロップのグリーンは芽が細かくすごくいい状態で、スティンプメーターも8.8ftと手頃な数字だった、んだけどピンがけっこう難しい所に切ってあったり上りと下りのスピードが極端に違ってたり目がありそうな感じがあったりしてなかなか距離感を合わせるのが難しかった。 まあでも、17年も経てば爪の先ほどは進歩のあとも。 進歩その1。悪いコンディションの中、バーディ2個取れた 進歩その2。狭いホールもほとんどドライバーを持ち、2打目も謙虚にグリーンセンターを狙い続けた 進歩その3。上がり3ホールをパーオン2パットパーで締めくくることができた まあ終わりよければ七難隠す(ちょっと違う)ってことで。 |
2016/1/18 (1399808hit) 苦手なホールの構え方
前にも書いたと思うけど。苦手なホールっていうのがある。特にティショットが打ちにくいホール。 スライサーである私の場合、右にハザードがある、右OBが近い、左ドッグレッグというレイアウトが打ちにくいホールとなる。 まあ、初めて行くコースだったり慣れてないコースだったら、安全に短いのを持ったり逆に開き直って打てばいいんだけど、問題はホームコースの苦手ホールだ。 ホームに苦手なホールがあるのは良くない。まあHDCPを考えれば最初からボギー狙いで、と考えてもいいんだけど、いつまでもそれでは進歩がないし。 「そんなん何も考えずにバーンて打ったらええやん。ケツの穴の小さい男やなあ」という声が奈良方面や阪南方面から聞こえてきそうだが、それができるようならこんなアホみたいなブログを15年近くも続けてない。っていうか、心がとてつもなく弱いのであるよ私は。 で、攻略法を考えてみた。 1,何も考えずにバーンと打つ 結果:練習ラウンドなどではうまく打てるが競技では高い確率でOBになる(推定平均スコア5.8) 2,短いクラブを持って徹底的にOBを避ける(ボギーでいいと考える) 結果:短いクラブでミスが出たら精神的ショックが大きい。ボギーでいいと考えると得てしてダボになる(推定平均スコア5.5) 3,ドライバーを持つがハザード・OBの方向を避ける球筋・狙いをする 結果:逆球が出たりとんでもない球が出て結局ダボになる(推定平均スコア5.6) 4,練習ラウンドではドライバーで成功体験を積み重ね、競技では短いのを持つ 結果:成功体験が積み重なるまでに寿命が持たない(推定余命25年) 5,メンタルを鍛え直す 結果:高野山で10年修行をして悟りを開いても、ティグラウンドに立った瞬間全てを忘れ去る自信がある(推定忘却率99.8%) 6,そのホールだけロースピンディスタンス系ボールを使う 結果:いやそれ根本的解決方法じゃないし(推定後ろ指さされ率66.7%) 冗談のようだが本気で悩んでいるのだ。やっぱり俺の性格だと2(安全策)からの4(競技では短いの)なのかなあ。イケイケの性格じゃないし、ケツの穴ちっちゃいからなあ。 |
2016/1/19 (1400081hit) ダフっても飛距離変わらない?
140万ヒット多謝。近々140万記念のちょっとした企画を発表します。期待せず待て! では本題。 私はアプローチがヘタだが、それは病気のせいである。だが実は、アイアンはそれに輪をかけてヘタである。 長いのはもちろん、短いのもウェッジも全てまともに当たらない。唯一得意なのは14番アイアンぐらいであるが、そんなクラブは打ったことがない(そもそもこの世に存在しない)。 ラフや傾斜地からはもちろん、平らなフェアウェイからも高い確率でミスする。それどころかティショットのアイアンでも10回に7回はとんでもないへっぽこミスショットをしてしまう。 イヤイヤいくらなんでもそれは謙遜しすぎでしょうとおっしゃる?うん、確かにそうかもしれない。実際にへっぽこミスショットは10回に6回ぐらいだ。でも残り4回もトホホショットで、ナイスショットは偶然と奇跡と天変地異が起こらないかぎり訪れない。 そういう私だが、いちおう持ち球はある。ダフリである。ボールの手前数センチならまともな方で、時には10cm、ひどい時には3mも手前を叩くことができる(ギネス申請中)。 これはまあ多分「ボールを打ちにいこうとする」つまり体がきれいにターンできていない事で起こっていると思うのだが、最近、そのダフリショットで不可思議なことが起こることが多くなった。それは、 明らかにダフっているのに番手なりの距離が出てスピンもそこそこ掛かる という事だ。不思議で仕方がない。で、理由を考えてみた。 1,軽微なダフリなので、実はそれほど酷いミスではない ・・・だったらいいなあ。 2,フライヤーが掛かって、ダフリの距離減と相殺している ・・・それならスピン掛からないと思うけど、普段行くコースのグリーンが柔らかいから止まってるという可能性も。 3,ダフっていると思っているが実はきちんと打てている ・・・自分のショットって案外わかんないんだよね。でも「カツン」じゃなく「ドフッ」っていう感触だしなあ。 4,最初から大きめのクラブを持っている ・・・一番信用できないのは自分なので、案外これだったりして。 5,ダウンブローでなくレベルブローになってて手前から入っても滑って結果オーライ ・・・そんな気もする。 6,ボールを右に置きすぎてて、ロフトが立って当たっている ・・・それだと低い球になりそうな気がしないでもない。 悩むぐらいならプロに見てもらったらいいのに。まあそうなんだけど。でも実際、「かいしんのいちげき!」って感じのショットってアイアンではほとんど無いんだよねー。 桑田泉の「ダフれ」ってのとはちょっと違うと思うんだけど、まあきちんとボールの前でターフが取れることもあるし(10億回に1回ぐらい)、そんなに気にしなくてもいいかな。 |
2016/1/20 (1400175hit) カワイソウな人
ほとんど興味が無いのであんまり書きたくないんだけど。たまたまザッピングしてたらSMAPの生謝罪ってのをやってた。 いやあコワイですねえ。邪似図組の組長や若頭に逆らったらTVで公開処刑されるんですねえ。お通夜でしたねえ。あのあと5人の指詰めショーが行われても不思議なかったですねえ。 あれだけわかりやすく芸能界の暗黒面が見られるのはある意味貴重でしたねえ。芸能人はマスコミとスポンサーと組長いや違った事務所の商品でありただのコマであり、人権もクソもないってことがよーくわかりましたねえ。コワイですねえ。コワイですねえ。 ヤクザのほうがはるかに足抜けしやすいんですねえ。陸の遠洋マグロ漁船、東京のタコ部屋、檻のない刑務所ですねえ。自由になるには組長が死ぬか自殺するしかないんでしょうねえ。カワイソウですねえ。カワイソウですねえ。いやあ一般庶民でよかった。 で、カワイソウといえば。 先日、すごくカワイソウな人と一緒にラウンドする機会があった。仮にN氏とする。歳は40半ばぐらいか。 でそのN氏のカワイソウさがどれくらい凄かったかというと、今まで百人以上の初対面の方とラウンドしたことがある私の経験中、3本の指には確実に入るぐらいのカワイソウさであった。 ちなみに1番は◯の球を誤球したのを暑さのせいにして謝らなかったクズオヤジ、2番は私に対し敵愾心むき出しで私の一打一打に絡んできたクソオヤジである。 で、N氏のカワイソウな言動とは。朝一番の挨拶はまあ普通だった、のだが。 1,自分への「ナイスショット」という掛け声を完璧に無視 ・・・あんまり完璧に無視されるのでもう途中からこちらも無視した。 2,人のプレーに全くむとんちゃくで、自分一人でプレーしてる ・・・逆光だったり暗くなってきたら全員で球の行方を見るのが同伴競技者のマナーである 3,自分のスコアは一切申告せず、人のスコアも興味なし ・・・それはそれでいいんだけど、そうするとどうなるかというと 4,ティグラウンドで自分の順番がわからない ・・・オナーなのにぼうっとしてたり、自分の順番になって「私ボギーです(が次は誰ですかね)」と人に聞き出す始末。幼稚園児かお前は。 5,さらにグリーン上でも自分の順番がわからない ・・・これには流石に驚いた。自分が一番遠いのにマークしてその場を離れる。同伴競技者の球を全く把握していないということだ。無神経というより無関心。 この手の人はやることなすこと全て無神経で、 6,人の風上でタバコを吸いだし、人に向かって煙を盛大に吐き出す ・・・それも1回や2回ではない。わざやってるんか?喧嘩売ってるんか? 7,自分の番になってからグリーンを読みだす ・・・特別な場合を除き、自分の番が来た時にはボールの側にいてすぐ打てる状態でいるよね。でもこのN氏は自分の番の時はカップの反対側にいてそこからじっくりグリーン読みだす。すぐ打てよ。 で、動きがキビキビしてるならまだ許せるんだけど。 8,動作が全てスローモーション ボールの横で素振り→飛球線後方で方向取り→ボールに向かって立つ→目標を見る→ヘッドを合わせる→スタンスを決める→目標を見る→アドレス→打つ、というのをスローモーション(誇張ではない。ホントである)で行うからもうイライラ爆発。 N氏の番になり、私が10m先のカートまで歩いて戻り、クラブをバッグに戻し、ボールに油性ペンで線を書き足し、ペンを仕舞ってティグラウンドの方向を見てもまだ打ってなかった。2分ぐらい掛かってたんじゃなかろうか。 9,人がアドレスしてる時に平気で音を出す もうね、一人で回れと。 そして一番イライラしたのが、 10、いついかなる時でもマイペース 薄暮は日没との戦いである。8番ホールぐらいになると太陽が山の向こうに見えなくなるし、カートはリモコン+自動運転だから途中で帰るわけにもいかない。しかもうちだけでなく後ろの組もいる。全員日没時間を気にしながら、多少雑になろうがプレーファストを心がけてプレーする。 ところがこのN氏、そのスローモーションと長い長いルーチンを自分一人守り、他人の時間と後続組の時間を食いつぶす。小学生でもちょっと考えれば分かることが分からない。見事なまでのマイペース。自分と自分のボールしか視界に入ってないという本能のみの行動。 最後に極めつけ。 11,最後のあいさつ ホールアウト直後、N氏を除く3人は帽子を取り「ありがとうございました」とお互い声を掛けあう。ふとそいつの方を見ると、あさっての方を向いてスコアを付けていて、あいさつどころか目も合わせない。 まあ、ここまでくるともうN氏に対して「カワイソウ」以外の感情はわかなかったけど。 ここまで読んで、そのN氏、ひょっとしたら本物の精神病なんじゃないの?と思われる読者の方もおられると思う。アスペルガーとか発達障害とか。でも、普通の会話は全く問題ないし、そういう病気にありがちな感情的な部分も全く無いし、どちらかと言うと落ち着いて物静かで知性的に見えるのだ。 でもひょっとしたら病気の可能性もあるよなあ。そういう人って「自分がそうである」とわかってない人もいるからなあ。でも40過ぎてて自分がアスペルガーってわかんない人がいるんだろうかこの情報過多時代に。 わかってたら最初に「私、ちょっとぼんやりしたところがあるのでたぶんご迷惑をお掛けしますがよろしく」みたいな事を言えよ、って思うけどそれは病気の人に対しては酷な注文なんだろうか。 私の心が狭いのは百も承知した上でだが、だから人に迷惑をかけてもいい、人を不快にしてもいいわけではないと思うんだけどなあ。 |
今日は「ゴルフの8割はグリーン周り」というお話。つまりアタリマエの話。 昨日は久しぶりに1人ホームへ。クラブ選手権やシニア選手権を取っているO島さん、毎木曜日欠かさずラウンドしておられるK瀬さん、そして初対面40代のI橋さんという組に入れて頂いてのラウンド。 9時40分スタートだったので地面もグリーンも凍っていず、また風が穏やかだったこともあり、寒波の中にしては非常に快適なラウンドだった。ダウン着てたら暑いんだもの(でも脱いだら寒い)。 この日は短いサブグリーン、しかもレジェンドお二人が白ティを選択されたため私も白から。6097y、コースレート69.1という簡単なセッティング(下のスコアカードはバックティになってるけど)のはずだったのだが、距離はともかく慣れないサブグリーンに翻弄されることになる(←言い訳。ほんとはショートゲームがヘタなだけ)。 前半、6ホールパーオンしてそのうち半分で3パットボギー。2番と9番の寄せワンは偶然長いパットが入っただけで、アプローチは2つともミス(ショート)してる。ちなみに3番の4オン1パットもアプローチミス2連発(チャックリとショート)。 後半、1番はバンカーから1mに付いてパー。2番は縦長砲台グリーンの横からという難しいアプローチだったから仕方ないとしても4番パー5は2打目で残り50yまで持っていっておいて、そこからショートしてグリーンに乗らず、ショートして4m残し、2パットというヘタと云うにはあまりにも悲しすぎるパターン。ウェッジをへし折ってやった(嘘)。 6番は薄いライからマウンド越え。うまく打てたけど5mショート。7番はグリーン手前のラフ20yからのアプローチを5mショート。 結局、グリーンを外した9ホールのうち、2回はバンカーからで寄せワンの成功1回(リカバリー率50%)。2回は長いパットが偶然入った。そして残り5回が全部失敗。ればたらを云うのは無粋だけど、その5回のうち2回でも成功してたらだいぶ違うと思うんだよね。精神的にも数値的にも。 それより何より、お気づきだろうか。 アプローチが全部ショート。 その原因だけど、もうはっきりしてる。 アプローチ恐怖症→アプローチショットに不安がある→きちんとヘッドに当てることばかり気にする→振りが小さくなる→ショート という悪循環である(今回は練習ラウンドなのでチッパーを使わなかった)。だからきちんと当たってもショートする。スピンなんか効いたらもっとショートする。 58度じゃなく54度か50度、いや思い切ってPW(46度)で打てばいいだけの話じゃん、とお思いの方もいるだろうけど、使い慣れていないウェッジを使うとそれでまたミスが誘発されるような気がして、これも怖くて使えないのだ。 あと、ロフトの立ったウェッジを使ってもそのぶん振りが小さくなって同じようにショートするのは目に見えてる。やってみないとわからないって?もう何度もやってるんだよ! まあ、だったらもっと練習しろよ!って話なんだけどね。 |
2016/1/23 (1400724hit) 140万ヒット記念企画・昔はよかったのう(その1)
お待たせ(え、待ってない?)。140万ヒットを記念し、久しぶりにフィクションをお送りします。といってもアイデアは筒井康隆の小説「昔はよかったなあ」がひな形です。いわゆるリスペクト。というわけで今日の日記は筒井先生に捧げます。 おお、久しぶりじゃの。ちょっとお上がり。 ゴルフに行ってきたのか。それは良かった。今はボールもクラブも良うなってアマチュアでも平均 300y飛ぶそうじゃのう。で、スコアはナンボだったのじゃ?え、47?ああ、ハーフの数字か。今はハーフのラウンドが当たり前になったんじゃな。 しかし 300y飛ぶようになってもアマチュアのスコアは変わらんのう。え、昔か?お前さん、わしに昔話をねだられるか。そうかそうか。じゃあ長くなるがちょっとお聞きなされ。 わしがゴルフを熱心にしていた頃・・・もう半世紀も前になるかのう。今ではメンバーコースや会員権という概念はほとんど消えてなくなってしもうたが、その頃はまだまだゴルフは限られた者のスポーツじゃった。メンバーコースでのラウンドは原則メンバーとゲストのみというのが厳格に守られ、いわゆる「クラブライフ」というものも生きておった。 ラウンドも、今のように 6ホールや 9ホールを1時間や2時間で回るというものではなかった。そう、早朝9ホールラウンドして普通に仕事に行くとか、昼休みに 3ホール回るとか、夕方から6ホールだけ回るといった今と違い、その当時は朝から 18ホールを1日掛けて回るのが基本でのう、 9ホール回ったら休憩をとっておった。つまりゴルフは1日仕事じゃったのじゃ。 何を驚いた顔をしておる。もちろんアマチュアの話じゃ。え、限られたセレブやアスリートだけに限った話ではないか、だと?アスリートかどうかはともかく、たしかに金は掛かったのう。1日遊んだら大学初任給ぐらいの金が飛んでいったわ。その代わり、今では考えられんぐらいええ遊びじゃったぞ。 もちっと詳しく話してやろう。 まず、コースでラウンドするためには予約が必要じゃった。それも、数ヶ月前からじゃ。でないとすぐにいっぱいになってしまうでのう。そう、その頃はゴルファーの数に比べてゴルフ場の数が圧倒的に少なかったのじゃ。しかし予約してラウンドできるゴルファーは恵まれておった。会員権を持っているか、会員権を持っている友だちがいるゴルファーはわずかじゃったからのう。 え、会員権を持っていない多くのゴルファーはどうしていたかとな?パブリックコースに数日前から並んで日曜日のスタート枠を確保したのじゃ。数時間前じゃないぞ、数日前じゃぞ。そう、その当時土曜日も午後まで働いていたサラリーマンは並べない。だから金曜や土曜の午前中、代わりに並んでくれる「並び屋」に日当を払って並んでもらったりしたものじゃ。時には並び屋へ払う金額がプレーフィーと同じぐらい掛かることもあったそうじゃ。 と言ってもパブリックはメンバーコースの十分の一ぐらいのプレーフィーじゃったからの。まあ、飛行機のエコノミークラスとビジネスクラスの違いぐらいか。 メンバーコースの話に戻そうかの。そうやって数ヶ月前、朝一番から予約の電話を何度も掛け、枠を押さえ、いよいよ当日じゃ。基本的には車で行くことが多かったかのう。都会の近くにあるコースは高級でなかなか回れんかったから、わしらは県をまたいで数時間自動車を走らせることも珍しくなかった。朝早いスタートの場合は午前3時に家を出る、なんてこともあった。 しかし、そんな苦労もコースへ行けば屁のようなものじゃった。まず、車がエントランスに着くと、支配人以下従業員とキャディ一同がズラッと並び、腰も折れよとばかりのお辞儀をして迎えてくれるのじゃ。我々はそこで車から降りる。バッグの積み下ろしはもちろん、車もパーキングまで持って行ってくれるフルサービスが当たり前じゃった。 そこで初めにわしらが行うのはキャディの指名じゃ。若いの、ベテラン、可愛いの、美人、イケメン、上級コースともなればありとあらゆるニーズに合ったキャディを用意しておる。ワシは若いのには目もくれず。いつもコースを熟知したベテランを付けてもらったがの。え、本当かじゃと?もちろん嘘じゃ。ふぉっふぉっふぉ。 1組に 1人じゃないのかって?馬鹿言っちゃいかん。そんなのは安物のパブリックコースだけじゃ。マンツーマンでキャディが付くのは当たり前、中には2人も 3人も付ける奴もいた。コースへ何しに来とるんだか。まあそんな奴は当然ゴルフの腕前はからっきしだったがのう。 キャディを選んだ後は受付じゃが、もちろん自分からフロントへ並ぶなんて無粋なこととは無縁じゃ。その当時はどこでもそうだったが、フロント前のフロアにソファが並んでおった。そこへ座っていると美人の受付がコーヒーを持ってやってきよる。そこでやっと受け付けを済ます。 ロッカー室は個室になってるところがほとんどじゃったのう。もちろん狭いスペースじゃったが、ロッカーというよりクローゼットルームじゃな。鏡、椅子、テーブルなどが置いてあって、まあTV局などにある小さめの楽屋をイメージしてもらうと分かりやすいかのう。そこへエントランスで選んだキャディがかばんを持って付いてきよる。 そしてキャディが着替えを手伝ってくれるのじゃ。個室でキャディと 2人きりになるわけじゃが、もちろんその当時のゴルファーは紳士ばかりで不埒な事をする輩は皆無じゃった。しかし、ちょっとドキドキするようなときめきはあったんのう。これからラウンドする期待と、若いおなごの息遣いと、今思えばほんわかした夢のような、ええ時間じゃった。今ではそんなコースはなくなってしもうた。返す返す残念じゃ。 着替えを済ますといよいよラウンド、と思うだろうがそうではない。ラウンド前には必ず皆で朝食を食べたもんじゃ。だからティオフの2時間ぐらい前にコースへ付くのは当たり前じゃった。またその朝食も和定食梅、和定食竹、和定食松、和定食デラックス、和定食デラックス懐石、洋定食B、洋定食A、洋定食S、洋定食フランス風、洋定食ザ・ワールド、中華定食並、中華定食上、中華定食特上、中華定食満漢全席などがあり、一番安い洋定食Bでもヨード卵光と本物のボンレス・ハムで作られたハムエッグにポテトにサラダにオートミールにマカロニにオレンジジュースにヨーグルトに果物にコーヒーが付いて3000円じゃった。一番高い朝食で9000円ぐらいじゃったかのう。 そうやってゆっくり、 1時間ほど掛けて朝食をとったら次は練習じゃ。スタート室前ではキャディが待機しておって、打席練習場まで案内してくれる。もちろんバッグは担いで付いてきよるから手ぶらじゃ。練習場は芝の上から、ボールはあらかじめ受付の時に申告していた、自分が使っているボールを2ダース用意してくれておる。もちろんニューボールじゃぞ。それはプレーフィに入っておるが、2ダース以上打つ時はロストボールになるのが残念じゃった。 中には最初に出されたニューボールを打たずに全部持って帰る奴もいたが、それも自由じゃ。まあそんなセコい奴はほとんどいなかったがのう。 ボールはもちろんキャディが 1つづつセットしてくれる。ミスした時は「ドンマイです!」そしていい当たりが出た時は「ナイスショットです!」というのが決まりじゃったのう。すぐ横で、自分だけを慰めたり励ましたりしてくれるのはなかなかええもんじゃった。特に若くて可愛いキャディの時はの。ふぉっふぉっふぉ。 打球練習が終われば次はパッティングじゃ。ここにもキャディは付いてきてくれて、ボールを何球か用意してくれている。こちらが聞けばいろいろアドバイスをくれるし、そうでなければ黙々とボールをセットしたり取りに行ったりしてくれる。自分のために若いおなごが懸命に働いてくれるというのは本当にええ・・・え、そのくだりはもういいとな。つまらんのう。 ここでキャディに渡しておったチップを説明しておこうか。チップを渡すのは当然じゃが、相場は一人 3万円じゃった。まあ当時のプレーフィーに比べると安いものじゃ。ただ、これは最低ラインでの、もしキャディの働きが気に入ったら2倍 3倍渡すのも当たり前じゃったのう。もちろん下心があるからではないぞ。純粋なお礼の気持じゃ。 さあ、そうこうしているうちにいよいよスタートじゃ。ん?話が長いから一旦休憩する?最近の若いものはこらえ性がないのう。仕方ない、暫く休むとするか。 (続く) |
2016/1/25 (1400838hit) 140万ヒット記念企画・昔はよかったのう(その2)
(続き) さて、どこまで話したかのう。若いおなごのキャディの話はしたかの?え?スタートから?そうかそうか。 その当時は 15分間隔のスタートが当たり前じゃったから、前の組も後ろの組もほとんど視界に入らない。貸し切り気分でプレー出来た。もちろんインスタートなどという無粋なものはない。全てアウトからじゃ。 先程 1人につき 1人キャディが付くというたが、コースにも1ホールにつき 1人か 2人、ティグラウンドとフェアウェイにキャディが待機しておる。え、フォアキャディだろうって?もちろん球の行方を見るのは当然じゃが、球の近くに小旗をさしてわかりやすくしたり、1ヤード単位で残り距離を測ってくれたり、時にはライを改善して打ちやすいようにもしてくれてたそうじゃ。もちろんワシはそういうのは断っておったがの。 ティグラウンドのキャディは各ホールの説明はもちろん、いろいろな飲み物や食べ物、タバコや葉巻などを提供してくれたりする。もちろん全部無料じゃ。飲兵衛は毎ホールごとに飲んで、ハーフが終わる頃には泥酔状態ということも珍しくなかったのう。 じゃあ 1人 1人に付いたキャディは何をするかって?そりゃもちろん日傘雨傘をさしたりボールをティアップしたり汗を拭いてくれたりするんじゃ。とにかく痒いところに手が届く、完璧なサービスじゃった。 キャディとしての本来の仕事にちかいもの、つまりディボットホールの修復、バンカーの均し、グリーン上のラインの読みは当然として、ボールのマークからピックアップそしてセット、スコアの記録まで全部キャディがしてくれたぞ。我々はとにかく打つだけじゃった。当然カップからのピックアップもキャディの仕事じゃから、18ホール、一度もボールに触らずにプレーすることも多かった。 パー3は特に素敵じゃったのう。ワンオンチャレンジの特設テントがあってのう、そこでチャレンジを申し込むとくじを引かせてもらえるんじゃ。もちろん有料じゃが、いいものが当たったぞ。乗らなくてもボール1ダース、グローブ、コースの割引券がもらえたし、オンしたらドライバー、アイアンセットなんかが当たった。特賞は温泉旅行やハワイ旅行などじゃったかのう。ワシも2回ほど旅行を当てたか。 あと、慣習としてな、池のあるホールではワンオンしたら噴水が吹き出したり、花火が上がったり、待機していた楽団が出てきてファンファーレを吹いてくれたりしたもんじゃ。そりゃあ楽しかった。そして、キャディが抱きついてきてほっぺにチューしてくれるのじゃ。みんな鼻の下を伸ばしっぱなしじゃった。ええ時代じゃったのう。 ホールインワンなどしようものならもうとんでもないことじゃ。その騒ぎがどれくらい凄かったかはな、もう一晩や二晩では済まんぐらいぐらいの乱痴気騒ぎといえば理解できるかのう。そりゃあホールインワン保険で家が建つぐらいの金額が出る時代だったからのう、推して知るべしじゃろう。 そんなこんなでアウトをホールアウトしたら、今度は豪勢な昼食じゃ。和洋中、あらゆる料理が選べたかのう。シェフも一流の料理人を揃えておった。もちろん各組個室で、たっぷり2時間は掛けたぞ。食事が終われば次は体のケアじゃ。個室の奥にある畳の部屋で、キャディが体を軽くマッサージしてくれよるんじゃ。もちろんいかがわしいマッサージじゃないぞ。我々は紳士だからの。 しかし食後、畳の上に引かれた布団の上でおなごに体をマッサージしてもらうというのはもう極楽浄土も心地だったのう。あまりの気持ちよさに、いつもよだれを垂らしてウトウトしておったわ。ええ時代じゃった。 さて、もちろん我々はゴルフをしに来ているわけじゃから、極楽の時間が終わるとインスタートじゃ。後半も 1組8人、 4台のカートがコースを走る。え?カートは1台だろうじゃと?今はそうかもしれんが、我々の時は 1人につき1台は当たり前じゃった。もちろんキャディが運転してわしらは乗るだけじゃ。 コース乗り入れも当然じゃったから、打ったら俺等は次のボールの横まで運んでくれた。だからかとおもうが、ヨボヨボで歩けない100歳近い爺さんでさえプレーに来とったからのう。今はそんなコース、めったにないのう。昔はよかったわい。 パーが取れればチップ、バーディが出ればチップ。その頃のキャディは良い客に付いたら1日で十万ぐらいは稼いでおった。でもキャディが一番喜ぶ瞬間はノーズロじゃ。特別にチップを弾む習慣があってな。これがホントのチップ・インじゃ。ふぉっふぉっふぉ。 楽しい時間もいつかは終りを迎える。ゴルフの最大の欠点は 18ホールしかないことじゃな。ただ、ホールアウトしたからもう終わり、というわけではない。そこから風呂に入って、さらに場合によっては夕食まで食べたもんじゃ。夕食がこれまた豪勢でのう、古今東西ありとあらゆる・・・え、食事の話はもうええとな。つまらんのう。 風呂については大体想像がつくと思うが、またキャディが付いてきてくれて、背中を流してくれる。え、キャディも裸かじゃと?アホなことを言うでない。湯浴み着というてワンピースみたいなものを着ておったのう。 それでもその下には肌着なんぞつけてないもんじゃから、結構ドキドキしたぞい。もちろん紳士の集まりじゃからピンフラッグを立てるような輩は居なかったがのう。ふぉっふぉっふぉ。 風呂から出たらもう一度本格的な全身のマッサージじゃ。 1時間も2時間もマッサージされとったらそりゃあもう1日の疲れは全部吹っ飛んでしまう。キャディは皆、マッサージの資格も取っておったからの。殆どの客は気持ちよう熟睡しとったのう。ゴルフよりこのマッサージを楽しみに来る客も多かった。ええ時代じゃったのう。 そんなこんなで、コースを後にするときには日が暮れるどころか夜中になることも多かった。そうなると帰りの自動車の運転が面倒じゃ。都会から離れたコースの場合は1時間も2時間も高速道路を運転せんといかん。せっかく疲れが取れたのにこれではまた疲れてしまう。 そこで考えだされたのが「リムジンで自宅までお届け」サービスじゃ。これは流石に全員とまではいかんかったが、希望者は寝ながらにして自宅まで送ってもらえたのじゃ。もちろん車内で二次会をする酒好きもおった。中にはコースにコンパニオン待機させておいて帰りのリムジンの中で・・・いや、ワシはそんな事せなんだぞ。本当じゃ。純粋にゴルフがしたかったからのう。 ん、リムジンの費用か?そうさのう、20万ぐらいじゃったかのう。1人ならまあちと高いが、4人で帰るなら1人頭5万じゃ。それぐらいははした金じゃろ。 乗っていった自動車はどうしたかって?もちろんコースの若いのが運転して後ろから付いてきよった。今で言う代行業の「走り」じゃの。自動車だけにな。ふぉっふぉっふぉ。 斯様にゴルフは面白かった。早朝から深夜まで、そりゃあ飽きさせんかった。サービスのすべてが詰まっておったのう。そう考えると今の若者は可哀想じゃ。あの幸せを知らずにゴルフをしとるんだからのう。 ゴルフコースはまさに男の桃源郷じゃった。いやあ、昔はよかったのう。昔はよかったのう。昔はよかったのう。 (終わり) |
寒さを言い訳にするつもりはない。気温が氷点下だろうが、北風が吹き荒れようが、グリーンが6番ぐらいまで凍っていようが、右手がシモヤケになろうが、それは皆同じ条件だし。 だから、ネット4オーバーぐらいつまり85ぐらいで回れれば入賞のチャンスはあると思っていた。しかし。 90切るのがやっとという体たらく(ネット79)。 午前中は善戦したと思う。カチンコチンのグリーンに対し「2打目は全部花道狙い」作戦を決行。パーオンしたのは9ホール中2ホールだけ。残り7ホールのうち、OBだった7番を除き6ホール中2ホールで寄せワンが取れたし、後の4ホールもアプローチはまあまあだった(短いパットは2つ外したが)。 ショットの明らかなミスはその7番のティショットOB(いつもはセーフの場所で木に当たって大きく跳ねてOB)と3番のアプローチミス(手前からトップして奥まで転がる)だけだったしね。 ところが後半。グリーンも溶けてこれから勝負!となってもパーオンしてくれない。アイアンもアプローチも全部ショートしだす。フォローを考えすぎてショート、アゲンストに負けてショート、アプローチも58度で打とうが54度で打とうが50度で打とうが全部ショート。 これはたぶん競技という状況が私をナーバスにさせ、その結果ショットも気持ちも消極的になっていたのだろう。つまり守りに入るってやつやね。 後半1番はアイアンのナイスショットがグリーン10y手前、アプローチは5m残してボギー。 2番はバンカー越えの左足下がりから。フェースを開いて打つもチャックリしてバンカー、バンカーから下り傾斜のグリーンに止められず、エッジからボギーパットを狙いに行って3パット。痛恨のトリプルボギー。パー3の大叩きは痛い。 3番は9番アイアンのライン出しがたまたまピン下4mに付きバーディ。 4番パー5、3打目残り150y左足上がり、ここも7アイアンのライン出し。完璧と思ったショットはグリーン奥にこぼれ、寄せられずボギー。今思えば、ピンが一番手前だったので140y弱しかなく、さらにフォロー風にのってしまったのだろう。8アイアンで十分だったのだ。ナイスショットしたのにボギーというのは地味に堪える。 5番。ティショット右ラフ。2打目は155y、きついフォロー、やや打ちおろし、ピンセンター。7アイアンではオーバーしそうだったし、さっきのホールのオーバーがあったので8アイアンを持つ。ショットは完璧・・・なのに20yもショート。グリーンへ上がってみるとなんとアゲンスト。50度のアプローチは5mショートしてボギー。 6番でちょっとした事件が起こる(がこれはまた後日)。キツいアゲンストでグリーンに届かず、アプローは50度でまた2割ショート。2パットボギー。 7番は最大のトホホホールで悪いのが全部出た。もう書きたくない。素トリ。 8番9番とパーを拾うも時すでに遅し。90叩かなかったことだけが救いというラウンドであった。 そうそう、優勝スコアはやっぱり75(ネット)だった。あと一歩か二歩なんだけど、その一歩が果てしなく長いんだよなー。 90を切るまでは一歩のために一の努力で来れたけど、80切るにはその数倍以上の地道な努力がいるんだよねー。まだまだ道は3合目って感じだわ。 |
先日の月例では「きさいちCCのヌシ」の一人であるU谷さんと一緒の組になった。昔からのメンバーでクラチャン常連、(たぶん)クラブ対抗の代表にも選ばれ、HDCPは5下。年齢は確か60半ば。 一見とっつきにくそうだが、喋ればその辺にいるオモロイおっさん(失礼)であり、淡々とプレーするそのショットにはやはり切れというか凄みがある。パットはどこから打ってもカップをかすめるし。 技術的にはドライバーからアプローチまでフォローの加速がアマチュア離れしていて、やはり加速させないスイングは根本的にダメなのかなという気持ちを強くした。 で、そういう技術もさることながらメンタルの強さ。 勝負どころのショット、パット、例えばミスしたあとのリカバリーだとかボギーを打った次のホールのティショットだとか最終オールのアイアンだとか、「ここでミスれば流れが悪い方に変わる」というタイミングで乾坤一擲のショットを打ってくる。 また、たまたま私がオナーになりたまたま会心のドライバーショットが出ても、直後に涼しい顔をしてそれよりスゴい球を打ってくる。修羅場くぐってきた感がパない。まあ俺なんて鼻にもかけてない、ってのが実際のところなんだろうけど。 で、結局私とは5打差。これはパットとアプローチの差だと思う。ただしショットが同じぐらいの腕という意味ではなく、スコアに直結するものではないからだ。易しいアプローチをOKまで寄せられるか、クラッチパットを決められるか、微妙な長さのパーパットをいくつ入れられるかの差だと自己分析。 逆にいうと、ショートゲームで1ラウンドに4つか5つ縮めることができたら片手も夢ではないという事だ。パットもアプローチもまだまだ改善の余地がある私であるがゆえの希望だね。 さて、U谷さんに関するエピソードを1つ。その月例での出来事だが、あるパー3で私が珍しくオナーだった。そのパー3は50m近い打ちおろしでグリーンまでの移動に時間がかかるため、前の組がグリーンに乗ると必ず後続組に合図を送って打たせるのがコースの慣習になっている。 我々がそのホールに着いた時、前の組がちょうどティショットを打つところであった。ので私ともう一人の同伴競技者はすぐ横の茶店へ。そこで少し長居してしまい、ティグラウンドへ行くともうすでに前の組がグリーンを開けて待機している。つまりオナーである私がボヤボヤしている場合ではなかったのだ。 U谷さんに「もう前空いてるで!」と軽く怒られ、謝りながら慌ててティショットする私。で、次に打ったU谷さんは珍しく引っ掛けてOBになってしまった。 「あー多分俺がイライラさせてしまったからOBになっちゃったんだろうなあ。こりゃ皮肉の一つも言われるな・・・」と思ったのだが、U谷さんはそれ以上何も言わず(OBに対しての愚痴は言ってたが)、その後も淡々とプレーされた。 多分腹の中では「このクソガキのせいでOB打ってもうたやんけボケ」と思っていたかもしれないが、それを口に出さない態度はさすが上級者(終わったことを言っても仕方ないし、もし言えば怒りが増幅され、自分のゴルフに悪影響が出る)。 私なら皮肉の一つも言ってたかもしれない。こういうセルフコントロールも上級者の証だな、見習わないといけないな、と思ったというお話。 ちなみに私は次のホールで素トリを叩きましたとさ。ちゃんちゃん。 |
2016/1/27 (1401316hit) ショートゲーム改善計画
昨日の日記で私はこう書いた。 逆にいうと、ショートゲームで1ラウンドに4つか5つ縮めることができたら片手も夢ではないという事だ。パットもアプローチもまだまだ改善の余地がある私であるがゆえの希望だね。 で、実際どれくらいの可能性があるのか考えてみた。目標は アプローチで2打、パットで2打縮めること。 去年(2015)年、私のスタッツはこうだった。 アベレージスコア 86.8 アベレージパット 35.2 パーオン率 40.4% 1ラウンド平均OB数 1.3 ヘタっすなあ。特にパット。 パット数を考察する時、2つの側面から考えないといけない。即ちパーオンした時としなかった時。パーオンしなかった時はアプローチで寄せることが前提なので、これは「アプローチでスコアを縮める」範疇で考えたほうがいい。 つまり重要なのはパーオンした時のパット数だ。そこで一番問題になるのは3パット。残念ながら私のようなスタッツオタクでも「パーオンした時の3パット率」なんていうのは出していない。そこで今年のラウンド(5回)で調べてみた。 パーオン 42.4%(42/99) その時の3パット数 10 パーオン時の3パット率 22.7%(10/42) トホホホホホ。そりゃあアカンわ。パーオン4回したうち1回は3パットってあんた、どんだけヘタやねん。パーオン率が42.4%つまり18ホール中7.6ホールでパーオンしてるから、 1ラウンドで1.7回パーオン3パットボギーになってるという計算じゃねえか。 もちろん3パットはパーオンした時以外にもやらかしてるから、1ラウンド2回以上3パットしてるってことか・・・orz。 3パットのパターンとしてはだいたい同じで、ファーストパットが2割ほどショートし、それが入らないというもの。オーバーした時はそこそこ入っていると思うので、長いパットは強めに打つっていうのがキーだな。 目標は1ラウンドで3パットは1回まで。 これで1打縮まる。あとはミドルレンジパット(5m以内)を1つ入れる。これで2打縮まった(口で言うのは簡単だ)。 次はアプローチ。パーオン率が40.4%だから1ラウンドに10.7ホールはパーオンを逃している。ここからOBの1.3を引くと9.4。さらにとんでもないミスで3打目でフルショットが残るケースやバンカーショットを差し引くと多分1ラウンドに8ホールぐらいは寄せワンのチャンスがある計算になる。 現在のスクランブリング(寄せワンでパー以上の確率)はどうか。今年のラウンドでは、 寄せワンの機会 46 寄せワン成功 11 スクランブリング 23.9% やっぱり成功は4回に1回以下か・・・・orz ラウンド換算すると1ラウンドで8.3回のチャンスがあり、そのうち2回しか成功していないということだね。成功率を3回に1回つまり33.3%まで引き上げても2.8回つまり1ストロークも縮まらないことになる。つまりアプローチで2ストローク縮めるなら スクランブリングの数値は50%が目標 という結論に至る。まあ片手目指すんなら当然の数字だよなあ。ちなみにプロは。 アメリカPGAツアートップ 80%前後 アメリカPGAツアー平均 61.5% JGTO トップ 70%前後 JGTO70位 60%前後 アマチュアのデータはソース不明(ネットで見つけた)だが HDCP18 17-18% HDCP9 46-47% HDCP5 55-60% という感じだ。やはり50%を目指すというのは現実的なところだね。まずは4回に1回の成功を3回に1回に、そしていずれは2回に1回へ・・・・ じゃあ練習行ってくる! |
2016/1/29 (1401675hit) 第23回GB月例@聖丘CC
毎月第4木曜日恒例の仲間ウチの競技会。それがゴルバカ月例。今年一発目は大阪南部の聖丘カントリー倶楽部にて。2組8人で真剣にスコアを競う。HDCPは各自のJGA HDCPを使用。 この時期にしては気温もそれほど低くなく、風もなく、午前中は日差しもあって最高のゴルフ日和だった。 3パットはラウンドに1回、寄せワン50%を意識しながらのラウンドだったが、この日はサブグリーンで距離が短かった代わりにグリーンの大きさが小さく、またマウンドの上みたいなこところにばっかりピンが切ってあって超苦戦(言い訳)。 その結果は。 朝イチからいきなり3パット炸裂(実際はグリーンをちょっとこぼれた場所からだったんだけど、パター使ったからね)。その後も2回3パットしてトホホ。まあ練習もせずいきなり上手くなるはずがない。掛け声と気合いでパットがうまくなるなら日本一パットが上手いのはアニマル浜口さんだ。 しかし、アプローチの方は善戦した。パーオンできなかった8ホールのうち、寄せワンが4つ。こちらはミッションクリアである。80yの木の下を通すランニングがピンに当たってOKパーとか、ラッキーもあったけどね。 前半5番パー5のダボは完全に思い上がり。2打目は結構なつま先下がり、そこそこのラフから。200y少々だったので2オン狙いで7Wを強振すると、ヘッドが遅れて右プッシュOB。ここは8番などで刻むべきだった。あるいはもっと安全に左サイドを狙うとか。桑田泉で言う「手打ちのS3」だけで打つとか。いい気になるとしっぺ返しが来るねやっぱり。 後半はドライバーがそこそこ当たり、アイアンもそこそこ当たり、難しい7番もこの日一番のドライバーとこの日一番の7アイアンでパーで切り抜け、1オーバー。 8番パー3では当たりが悪くグリーン手前のバンカーにぶち込むも、冷静に脱出優先からボギー。9番、ここがパーならこの日のラウンドは95点ぐらいだったんだけど、ティショットは大スライスで右ラフ。心が弱いねー。完全に埋まっていたので冷静にレイアップし、3打目でグリーンセンターに乗せ、2パットボギー。 上がり2ホールボギーになったのは残念だけど、逆にピンチでも冷静にボギーが取れたのは成長かもね。 おまけに競技会はベスグロ優勝、ニギリは総勝ち!帰りは事故とパトカーに気をつけながら安全運転した編者であった。 |
2016/1/30 (1401875hit) アプローチイップスからの脱却
不肖hiro、ここにアプローチイップス終焉(の始まり)を高らかに宣言する。 ショートレンジアプローチを打つ時は、 左上腕部を脇腹にくっつけたまま上半身の回転だけで打つべし! 体の回転で打つ。腕を過度に使わない。手首を過度に使わない。自然な手首をコックを使う。そのためには 左上腕部を脇腹にくっつけたまま上半身の回転だけで打つべし! 昔(K見)師匠が言ってたことがわかった。「脇を固め(て打た)んとあきませんよ」それが、体の回転を伴うことで理解できた。だから 左上腕部を脇腹にくっつけたまま上半身の回転だけで打つべし! あとはコースで自分を信じて打てるか。それだけである! いや、それができないからイップスじゃないの?確かにそうだ。でも、技術的な問題がクリアできればあとは自信を持って練習と実践に臨めるではないか。つまりイップス克服の「希望の光」が灯ったということだ。これは大きい。 なんせ今までは真っ暗闇の中、ごくたまにぼうっと光る瞬間的な明かりを頼りによちよち歩きしてただけだからね。年頭に上げた目標の1つ、 アプローチイップスをどうにかする という願望の実現が現実味を帯びてきた可能性があるような気がしないでもない、と思った。 |