日記351
(2023年9月)

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2023/9/1 (1666851hit)   8月最後のラウンド


 8月を締めくくるラウンドはいつものMの会。この日も暑かったが、雲り気味で風も吹いていたので水冷服なしで。


 この日はドライバーショットが特筆すべきへっぽこさで、芯に当たったのは2回ぐらい。OBは前半1番と後半3番、いずれも左30度のプル。打った瞬間OBを120%確信するような当たりだった。怖がって腰の回転が不十分だったとき、球を捕まえにいこうとするときに出る球だ。練習不足。

 アイアンはいつも通りだけど、珍しく5アイアンのフルショットが2回成功した。ハーフショットを続けているのが良かったのかな?

 アプローチはちょっとまし。でも50yから10yショートとか、40yから10yショートとか、初心者的ミスを未だにしてしまう。頭が悪いせいだ。

 パット。3パットが1個あったけど、1~2mのパットや横からそこそこ切れる微妙なラインのパットとかがよく入ってくれた。8mぐらいのダブルブレイクが入ってバーディっていうのもあった。入ったのは純粋に偶然だけど、読みどおり転がってくれたのでこれは嬉しいバーディだった。



 総括としては、OBで4打、アプローチで2打、パットで2打、アイアンで2打勿体ない取りこぼしがあった。それ以外はほぼ理想的なラウンドだったんだけどね。

 我ながらホントにヘタだなーと思ったホール。

 梅4番パー5。ティショットはまずまず、2打目6アイアンでレイアップ、3打目は残り90y、ピンは2段グリーンの上。56度フルショット(85y)か50度コントロールショットかで迷い、後者を選択。うまく打てたけど80yぐらいしか飛ばず、2段グリーンの下に。そこから3パット。奥へ行くとすぐOBなので突っ込みきれなかった。それだったら56度フルショットで良かったんじゃね?

 松4番パー5。ティショットはフェードのつもりがペラって右バンカーの縁へ。右足がバンカー内、左足が外というスタンスを取りにくい場所からユーティリティで強振してしまい左へ。3打目は木の後ろからマウンド越えというトリッキーなショット。ユーティリティで再び狙うも、木に激突して170y残る。2回も無理に狙って2回ともミス。自分の腕を過信している、一番頭の悪いゴルフだ。


 50年ゴルフしてるのに、ちょっとは学習せんかい!


2023/9/2 (1666851hit)   ドライバー練習


 昨日の日記で私はこう書いた。

 この日はドライバーショットが特筆すべきへっぽこさで、芯に当たったのは2回ぐらい。(中略) 練習不足。

 というわけで練習へ。


 ウェッジショットやいつものハーフショットをやったあと、60球ぐらいドライバーばっかり打った。でもね、不思議なことに練習場ではあんまりプルも右ペラも出ないんだよねー。

 球の位置を確認したり、アドレスを確認したり、トップ位置を確認したりしながら打ってみたけど、やっぱり練習場でプレッシャーが掛からない状態のときはミスの再現性が低い。変な書き方だけど。



 実は今回の練習、自分の持ち球であるフェードでいくのか、それとも無理して捕まる球を打ったほうがいいのかを再度確認する目的もあった。

 私にとってフェードのメリットはナチュラルに打てる(普通に打ったらフェードになる)事だけど、曲がりが強くなると大スライスが出てOBを量産する、アウトサイドインのスイングなのでプルが出る事もあるというデメリットもある。距離も出ないし。

 ドローのメリットはなんといってもカッコいい(笑)し、距離も出るし、ドローはインサイドインという正しいスイングをした結果の球だからスイングも良くなっていくような気もする(幻想かもしれん)。

 しかし色々考えながら打たないとドローは出ないし、そもそも確率が低い(4割プッシュ、3割プルフック、2割逆球、1割成功・・・ってそれ全然あかんやん)。それなのにドローが打てるよう練習すべきか。



 で、今日の練習で結論出ました。私の場合、どんなに頑張ってもドローなんて狙って打てない。やっぱりナチュラルに右へ曲がる球で攻めるのが最良。


 何故そう結論づけたのかというと。実は大引っ掛け、あるいは大スライスが出る原因がわかったのだ。それは、

グリッププレッシャーが強すぎる。

 これに尽きるなと。何回書いてるんやと。何年前から書いてるんやと。もうええよその話題は。



 コースに出ると、あるいは力が入ったり緊張したりするとグリップがガチガチになる。そのまま打てば引っ掛け、手が先行してヘッドが遅れたら大スライス。それが諸悪の根源、っていうかこれが練習場とコースの最大の相違点のようだ。

 スイング始動の時、そして切り返した直後にグリッププレッシャーを緩めると、ヘッドが走って軽いフェードで気持ちよく飛んでいく。意識してコックを強めにすると尚良し。そうだよこれだよ。


 これでコースでも気持ちよくフェードを打てるはずだ。いやあ、やっぱり練習は行くもんだ(普段から行けよ)。



2023/9/4 (1666963hit)   今年7回目の午後スルー


 7月は飲み会とキャプテン杯で、8月は暑すぎて午後スルーは休んでいたが、もう9月。午後スルーのラストスパートだ。


 今回はN井さん、弟子(1回防衛中)のN川さんと、久しぶりに関西に帰ってきたT石さんとの4バッグで。最強にして最大(?)のメンツだ。来月のクラブ選手権を見越し、フルバックから。

 この日は「グリッププレッシャーを緩める」をテーマにラウンドしたんだけど。



 もう、全く、何がなんだか。

 長いのはほぼ天ぷら、基本右プッシュかプッシュスライス。でも良いショットも出るので今後の課題だね。

 でも、最終ホールになってチャンプT石さんが「(hiroさんがしたいことは、たぶん正確には)グリッププレッシャーを緩めるのではなく、手首をゆるゆるにするんですよ」と教えてくださった。そうかそうなのか。知らなかった(誤解してた)。

 ああ、上級者への道は果てしなく遠い。


 あ、最終のダボ(3打目のアプローチで寄せようと60度のウェッジでピッチショットを打ったら緩んでショートして乗らず)で師匠の称号はまた奪われてしまった。わずか一週間の儚い夢だった。そりゃあダボ4つも叩いてたらあかんよね。


 ちなみにダボの解説。

 梅8番、4Wのティショットは天ぷら気味でフェアウェイセンター。2打目、鉄塔の右ぎりぎりをから打ち下ろし200y、無理にグリーンを狙った4アイアンはスライスしてサブグリーン奥へ。3打目55y、アプローチショットはうまく打ったと思ったら10yショートして3オンを逃し、結局4オン2パット。

 松3番、ティショットは右ラフ。220y以上残ったので2打目レイアップ、3打目90yから50度のチョークダウンショットは10yも左へ飛び、4打目ラフから寄らず入らず。

 松7番、ティショットフェアウェイ右サイド、2打目は軽い左足下がりから165yやや打ち下ろし。6アイアンのコントロールショットは45度引っ掛けてセカンドOB。

 松9番、ティショット、当たりがイマイチながフェアウェイ、2打目165y打ち上げ、ユーティリティのコントロールショットはちょっとダフってグリーン右横。3打目は背丈以上の打ち上げ砲台グリーン、ピンまで30y。ベタピンにつけようとして60度ウェッジのロブショットを選択し、見事に20yしか飛ばず。4打目寄らず5打目入らず。



 見事に出来ないことばっかりやってるね。あと、アプローチのショートとコントロールショットの大ミス。もっと練習しなさいということだね。



2023/9/6 (1667080hit)   まっすぐのパットが難しい理由


 ゴルフ談義をしていて、あるいはグリーン上で。「まっすぐの(ラインの)パットが一番難しい」という感じのことを聞いたことがないだろうか。

 最初聞いた時は「アホかまっすぐが一番簡単に決まってるやろ。何やねんその『パットは奥深いぜ』的発言は。イキりすぎやろ」と大阪弁丸出し思ったりしたものだが、最近なんとなくその理由がわかってきたような気がする。あの、でも、決してイキっているわけではありません念のため。

 では、レディゴー!


 まっすぐのパットが難しい理由その1 まっすぐはプレッシャーが掛かる

 真っ直ぐのラインは、当たり前だけど引っ掛けても押し出しても入らない(程度によるが)。つまりほぼ100%技術が試されるパットになる。入るか外れるかは腕次第。曲がるラインなら「読みが間違っていた」という逃げ場があるけど、まっすぐはそういう訳にはいかない。それがプレッシャーになるのだ。



 理由その2 保険を掛けられない

 右に曲がるラインならヘッドの先で打つとか、ボールを左足寄りに置くとか、オープンスタンスにするとか、まあ色々工夫の余地があったりする。ちょっと曲がる方がイメージも出しやすいしね。

 あと例えば、微妙に切れるラインの場合、カップ内1/3を狙って曲がっても曲がらなくても入る、という打ち方ができるので、少々気分が楽だ(あくまで気分的にね)。

 しかし、まっすぐのラインは、実際には多少左右にぶれても入るのは入るんだけど、狙い所が「真ん中一点」と考えてしまうため、精神的に難しくなる。



 理由その3 カップ入口が狭くなる

 これもあくまでイメージだけど。



 例えばフックライン(右側)の場合、カップの右サイドちょっと奥まで入口が広がるので、体感的にはカップ外周の半分ぐらい(180度ぐらい?)まで入口になり、心理的に楽になる。いわゆる「勝手口から入る」ってやつね。

 しかし、ストレートラインの場合、カップ正面が入口になるんだけど、端すぎたら蹴られたり舐めたりするので左右に75度ぐらい、つまり150度ぐらいの外周が入口になる。



 理由その4 ラインが1本になる

 これが難しい原因の最大の理由と思う。上にも書いた通りまっすぐは狙いが点になる、つまり入るラインは基本1本だけ。そこに乗せないといけない。


 しかし、曲がるラインは強く打つか弱く打つか、つまりタッチで何通りものラインを描ける。例えば強めに打てばカップ縁、標準的な強さだとカップ1個外し、流し込むならカップ2個外しなど。

 これはどういうことかというと、自分の一番得意なタッチでラインを自由に決めることができるということだ。また、上りやどうしても入れたいパットのときは強め、調子が悪いときや下りなら弱め、などと強さの面でも自由度が高い。自由度が高いということはやさしいということだ。

 しかし、まっすぐのパットはせいぜい強く打つか弱く打つかぐらいで、ラインの自由度はない。まあもっと上級者になったら自分の癖て右サイドから入れるとかあるんだろうけど。



 というわけで、精神的な難しさに加えてこの自由度の低さが、まっすぐのラインが難しいという本質なんじゃないかなあ。などと思ったけどだから何やねんって話ですな。



2023/9/8 (1667173hit)   パーが取れない@Mの会


 昨日はいつものMの会。練習に行ってないツケか、はたまた一週間で弟子に降格になったショックか、それとも実力か(注:それです)、全部がダメダメだった。

 ドライバー当たらず、アイアンダフり、アプローチがイップス時代に逆戻り、パットもごく短いの以外入る気配すら無く。とにかくパーが取れない。

 この酷いスコアカードよ。



 あまりにひどすぎて自己防衛反応が起こり、内容はほとんど覚えてない。アイアンはことごとくグリーンを外し、アプローチはことごとく寄らなかった(特に50yぐらい)、いや何割かは乗りさえしなかった。

 最終ホールのダボは訳あってバーディを狙い、3打目90yのバンカー越えのウェッジショットを無理して56度で打ってショートしてバンカー、バンカーから出ただけ、寄らず入らず。ここは勝負だったから仕方ないけど、それ以外にも素ダボが3つだもんね。


 あと3週間ちょっとでクラブ選手権が始まるのに、これだとまた恥をかくだけだよー。どうすりゃいいの?


2023/9/11 (1667289hit)   今年8回目の午後スルーが・・・


 あまりのヘタさに心を入れ替え、7日のラウンド後、そして8日と続けて練習へ。そして迎えた今年最後の午後スルー。師匠と対決。

 だったんだけど・・・



 午後5時すぎ、梅7番つまり16ホール目ぐらいから雨が降り出し、それどころかカミナリや稲光も。17番ティグラウンドに着く頃には雨はますます激しくなり、土砂降りに。カートの外へ出たら一瞬でずぶ濡れになるほどの土砂降りに加え、カミナリ。これは危険だしゴルフどころではないと判断し、やむなくここでラウンドを中止することにした。

 後半はフルバックからラウンド、バーディが2つ出たけど命には替えられないからね。仕方ない。

 ただ、前半は例によってパットがまったく入らず、パー1つ、ダボが2つ、ほかは全部ボギーというへっぽこスコアで、後半も7番でOB+3パットのトリプルボギーを叩いたので、実は完走に未練がなかったのが正直なところ(堕落したなhiro)。



 幻のバーディは梅1番、ティショットユーティリティで完璧、2打目左足下がりから110y打ち下ろし、PWのコントロールショットが(グリーンセンターを狙ったのがたまたま引っ掛けてピン方向へ飛び)ピン横1mに゙付いて。

 もう一つは梅5番、同じくティショットはユーティリティ、これも完璧、2打目140y8アイアン、バンカーのすぐ先に切られたピンにナチュラルなフェードで寄っていき、ピンハイ6mに。これがまたたまたま入って。

 成績には残せないのでせめてここに書いて覚えておこうという、みみっちい日記でした。



 あ、師弟対決はまた負けました。ここまで勝てないと、負けても悔しくなくなってきたわ(本当は悔しい)。



2023/9/12 (1667338hit)   いったんリセット


 昨日の日記で私はこう書いた。

 あまりのヘタさに心を入れ替え、7日のラウンド後、そして8日と続けて練習へ。

 今回の練習では、細かいことはいいから、とにかくコースに出ると思い切り振れない、怖がって振れない、昔の悪い癖が出るというのをなんとかするために根本的な改善をしてみようと思った。

 だからP6も禅ゴルフも呼吸法も手首ゆるゆるもアウトサイドインもプレショットルーチンもハーフショットも右肩を回すもグリップのことも、ぜーんぶいったん横に置いといて、スイングイメージを変えてみた。

 とにかく手打ちにならないよう、腰のリードで打つ。意志の力(OB打ちたくない、ミスしたくない、きちんと当てたい)が関与するとすぐ器用な手でなんとかしようとして体使うの忘れちゃうからね。



 で、実際に腰で打つ方法だが、以前やっていた、そしてチャンプT石さんが先日の午後スルーで教えてくれた「バックスイングの途中でダウンスイングを開始する」というやり方。つまり、

 ハーフウェイバックつまり上半身がまだトップに向かって上がっていく途中に下半身はダウンスイングを開始する

 これをやってみると、今まで色々悩んでたのが嘘みたいに気持ちよく振り切れる。球は高く上がり、左右に曲がることも少なく、とにかく打感がいい。飛距離もでる。いいこと尽くめである。

 イメージは小田孔明、ジョン・ラーム、塚田好宣プロのスイング。



 ただ、スイングテンポが今までと変わる(ちょっと速くなる)のと、少しでも手(腕)で打とうとしたら盛大にダフる(特に短いアイアンで・・・って今までと同じや)ので、それだけ注意しないといけない。

 というわけで、あとはこのニュースイングが本番でどこまでできるか、手(腕)の存在をどこまで押さえられるか、そして短いアイアンのダフリをどう制御するか、である。

 体を壊さない程度に練習しよう。
 


2023/9/15 (1667471hit)   スイング改造でいつものMの会


 人はなぜスイング改造をするのか

 もういい歳なんだし、良いスイングとかきれいなスイングとかを追求せず

 ヘタを固めたほうが結局は近道なんじゃないか

 心のなかにある、あるいは巷のマンガやYouTubeにあふれる理想のスイング、ホントにできるの?

 その壊れかけた体で、才能も無いのに




 人はなぜスイング改造するのか

 その答えは、いまよりもっと上手くなりたいから

 壁を超えたいから





 いつものホーム、いつものMの会。

 今回は3組11名。私の組は世話役で尊敬するS野さん、師匠、そして師匠のお姉さん(だから大師匠?)の4人で。

 テーマは「グリップしっかり、ただし手首はゆるゆる、そして下半身で打つ」という大幅なイメージ変更で。来月のクラブ選手権に合わせ、フルバックから。



 前半はダボが3つ。

 2番は2打目、右ラフからの8アイアンが飛びすぎてグリーンオーバー。そこから乗らず寄らず入らず。

 5番は左へOBを打たないよう4アイアンを持ったのに右プッシュしてOB。

 8番は2打目、左足下がりのライからナチュラルなフェードでグリーン左端を狙ったのにグリーンセンターへ飛び出しさらにスライスしてバンカー奥のティフトンに潜り、砲台グリーンへの3打目、緩まないよう打ったら大オーバー。反対側から4オン、2パット。

 パーが4つ、バーディが1つあったから42だったけど、せめてダボ3つをボギーに押さえたいね。それだと合格。っていうか、やっぱり無理にパーを取りに行くからダボが出てる。

 2番は2番手落としで手前から、5番は一番曲がらないクラブを持つ、8番は150y以上残ったら花道狙い(2オン狙わない)。

 過去に一度だけクラブ選手権の予選通過した時みたいに、超ディフェンス型ゴルフ(4.5を取るゴルフ)がいいんだろうね。


 後半松コース。フルバックだと3500yを越える。目標41ストローク。

 1番から3番までボギー(想定内)。

 4番パー5はパーオン2パットパー(想定内)。

 5番パー4は寄せワンのパー(想定内)。

 6番パー3もティショットでミスするも何とか寄せワンのパー(想定内)。

 7番、ティショットは左へ大きく曲がり、2打目レイアップ、3オン2パットパー(想定内)。

 ここまでは良かった。8番か9番で1つパーが取れたら41だ。

 8番、594yパー5。芯を食ったドライバーは気持ちよく左へ引っ掛け、OB杭ぎりぎりのベアグラウンドへ。2打目、(ボギーでいいんだから)8番アイアンぐらいでフェアウェイへ出しときゃいいのにユーティリティでフックを掛けにいってチョロに近い当たり。3打目左ラフから(反省して)ウッドではなくユーティリティで、残り110y地点まで。

 4打目、奥へこぼすとダボやトリプルもあるので、PWを短く持ってグリーンセンター狙い。うまく打てたけど奥ピンに対し2段グリーンの下へ。そこから2パットなら100点だったんだけど、最初のパットを2.5mもオーバーさせてしまい、返しも外して痛恨の3パット、ダボ。

 単にパットがヘタなのか、グリーンが読めてない(2段グリーンの上へ向かうパットだけどカップ周りは下り)のか、パーを取りたいという欲のせいか、まあ全部なんだろうね。

 最終ホール。ティショットまずまず、2打目左ラフから155y打ち上げ。6アイアンは当たりがイマイチで花道。砲台グリーンへピッチショット、奥2mに。一筋外れて(下りはまっすぐ打てとあれほど)ボギー。

 8番のダボで全て台無しの43。



 というわけで、52ショットのうちたった4つのショット、33パットのうちたった1つのパットのせいで目標達成ならず。



 フルバックから85だったら(今の私にしたら)むちゃくちゃ悪い数字じゃないんだけど、予選は通らないね。


 今度は「そこまで安全にいく?」って同伴競技者全員に思われるぐらい慎重なラウンドをしてみよう。



2023/9/19 (1667586hit)   コストコのカークランドのニューボール


 コストコのコスパ抜群のウレタンカバーボール、パフォーマンスプラスがリニューアルした。


 箱はシルバーからブラックへ。高級感が出た。

旧タイプ


新タイプ


 肝心のボールは外観上ほとんど変わらず。



 新しい方(右、#4)がちょっとだけ純白に近いかな?古い方(左、#3)はごくわずかに黄色がかっているような気もする(保存状態のせいかもしれない)。

 じゃあ全く違いがないのかと言われればそうではなく、横のロゴの部分が微妙に違う。



 古い方は矢印が黒丸と三角( ・▶ )で表されているのに対し、新しい方は「 >> 」になっている。あと、よく見るとPERFORMANCE+のフォントも変わってるよね。



 構造はほとんど一緒みたい。いや、書いてる説明が一字一句同じってだけだけど。コアの色は・・・割って確認してないのでよくわからん。

 ちなみに、価格は2ダースで4380円。以前のVer2.0は去年の9月に買ったときは3980円、今年の4月に買ったときで4480円だった。円高で1割ほど高くなってるけど、それでも1個あたり183円だからウレタンカバーのボールにしては笑っちゃうぐらい安い。

 プロV1とかZ-StarとかツアーBとかは1個500~600円、マークダウンしても400円を切ることはめったにない。それを考えると格安。

 カバーの耐久性がやや低い(1ラウンド使えば艶がなくなり細かい傷が入る)、打感が少し硬いというデメリットもあるけど、1ラウンドで1回以上OBを打つ私には大変コスパの良いボールで、普段のラウンドではもう7ダースぐらい愛用している。



 さて、そんなパフォーマンスプラスがニューバージョンになって、実際に打ってみた感想は・・・

 明らかに打感は柔らかくなってる。パッティングの際、前のバージョンは「カツン」という感じだったけど、今回は「コツン」とほんの僅かフェースに吸い付く感じがある(ような気がする)。

 ショットでも気持ち柔らかく感じた?ような気がする。気のせいかもしれないけど。

 プロV1とV1Xほどの違いはないけど、違うボールだと前もって言われてたらギリギリ分かる感じかなあ。でも、見ずに打って当てろと言われたら自信がない、そんな違い。

 あ、スピン量とかはよく分からなかった。元々そんなにスピン掛けられるような腕前じゃないし。トラックマンとかで調べるにしても、元々の腕が比較を許さない(数回続けて同じように打てない)からね。



 というわけで、気になってた「ちょっと硬い」という部分が改善されたのでこれは改良と言ってもいいと思う。コストコの会員の方でスピンが掛かるボールが好きな方、質実剛健な方にはオススメです。人と被ることも少ないしね。




2023/9/23 (1667779hit)   フルバックからMの会


 一昨日のラウンド。来月のクラブ選手権を見据えこの日もフルバックから@Mの会。苦手な竹コース+得意の梅コース。

 この日のテーマは「グリップしっかり・手首ゆるゆる、でもその前に体重移動」である。

 解説しよう。まず体重移動があり、それに伴って体が回転し、肩が回り、そして腕が振られ、手首の二重振り子が稼働し、クラブが勝手に振られる。この順番をきちんと考えながら振りましょうということ。

 例えるなら、左右への体重移動(足踏み)が波紋のように体の各部に伝わっていき、最終的にクラブヘッドを運動させる。波紋疾走!!この意識が大事だったのだ。



 で、その結果は大変満足のいくものであった。長いのは(そこそこ)芯を食い、アイアンも気持ちよくいい音で飛んで(いくこともたまにあり)、アプローチも緩みにくい(ミスしないわけではない)。

 手首だけを意識しても、体重移動だけを意識しても、腰の先行だけを意識してもダメだったのだ。体全体をゆすり、そこからスイングイメージを作らないと。

 では各ホール解説。



 前半は苦手な竹コースだったのに1ボギー1ダボの39。パーオンが少ない(たった2ホール)なのは反省点だけど、ヤーデージが3519yだからまあ通常運行。アプローチがよく寄り、パットがよく入ってくれた。

 ダボは相変わらず強欲・勘違い・過大評価のせい。

 4番パー5はフルバックからだと558y、けっこうな打ち上げなので実質580y~590yぐらい。ティショットはヒールながらフェアウェイ左サイド、2打目4Wは力が入ってフック、残り170y地点の木のすぐ横に。ここまでは仕方ない。

 3打目、木が邪魔でフルショットできない状況だからウェッジでちょこんと出すべきなのにユーティリティで欲張りチョロ。4打目7アイアンも大きくダフり、5打目も乗らず、6打目でやっと1mに寄せてダボ。1ホールでもこういう事をしてるようじゃあかん。


 後半。梅コースのトピックは4番から6番まで3連続OB。

 4番パー5はフルバックのティグラウンドからフェアウェイがほとんど見えないという鬼畜ホールで、左ラフと左法面がかろうじてチラ見えするぐらい。



 ちょっと引っ掛けてもアウト、ちょっと右に出てもアウト。220y先の30y幅に打っていかないといけない。ね、スライス打ちたくなる気持わかるでしょ。

 で、ティショットで無理にスライスを打ちにいって曲がりすぎてあぼーん。

 5番パー4はユーティリティのティショットが思ったところに飛んだのに風で右へ流されてロスト。

 6番パー4は2打目、木越えの60y(打ち上げ入れて70y)、60度のウェッジで木を越えようとして木に激突し、60yぐらいカート道を転がり落ちてさようなら。

 スライスで狙ってやろう、これぐらいの風なら大丈夫だろう、60度なら高い球が打てるだろうという欲(エエカッコシイ)のせいだね。謙虚さはどこへ行った。超ディフェンス型ゴルフはどうした。

 最終の3パットは1mを引っ掛けて。3打目でウェッジをダフって15yのパットを残したからそっちも悪いんだけどね。



 というわけで後半はトホホの44。梅はできれば30台、悪くても30台が目標なのでOBのぶんだけ出っ張ったってことね。まあでも、スイングのイメージは良くなってきたので良しとしよう。



2023/9/25 (1667839hit)   そこそこ~イマイチの月例競技(全ホール解説)


 うーん、前日に練習へ行ったが悪かったのか、わたしの体や運動神経がポンコツすぎるのか、ゴルフってそもそもそんなものなのか、月例のプレッシャーか、あるいは単に下手なのか(それだよ)。

 あれだけいい感じだった「体ゆすり打法」が前回ほど上手くいかず。いい感じで打てるときもあるんだけど、一度ミスが出てタイミングとか考えだしたりするととたんにスイングがギクシャクしてしまったりチーピンがでたりダフったりラジバンダリ(古い)。

 OB1個、3パット1個だったのにダボが3個も。月例でダボ打ったらあかんよね。超ディフェンス型ゴルフを標榜しといて。

 例によってトホホなホールだけ書こうかと思ったんだけど、ごる日々を熱心にご覧くださっているF富さんご夫婦がたまたま2つ前の組でラウンドされていて、「ホールバイホール、楽しいです」と(社交辞令で?)仰ってくれたので(ありがとうございます)、全ホール解説。

 空はひと足早く秋に。メンバーはチャンプT石さん、取締役N井さん、いつものN川師匠の4人。



 松1番、そこそこのドライバーショットでスタート。フェアウェイから打つの久しぶりだ(いつも左ラフ)。2打目150y打ち上げ、6番か7番で迷って、朝イチなので6番で軽めに打ったら先っぽに当たってショート。右手前からアプローチが1mに寄ってパー。

 2番は左が気持ち悪いパー3。4アイアンで花道狙い、のつもりがそこそこダフって右手前バンカー。ピンが左奥で、つまり50yのバンカーショット。50度のウェッジを開かずに、薄めの感じで打ったらクリーンに入りすぎてオーバー!ダイレクトにグリーン奥のOBへ!

 と思ったらグリーン奥に設置してある金網(コールオンのときに待つ場所)の上のポールに当たり、見事グリーンオン(いや、見事じゃないよねそれ)。2パットボギー。

 この出来事で、今日はひょっとしたらいけると思ったんだけど。

 3番は難しいパー4、ティショットはやや引っ掛け気味がたまたま最短距離方向。2打目180y打ち上げ、4アイアン(のリベンジショット)。いつもペラって右手前の木が邪魔になるので、しっかり捕まえるイメージで打ったら捕まりすぎて左の林の中へ。アホなのか(そうです)。打ち直しの4打目でエッジ付近まで、5オン1パットダボ。

 でも、いくら超ディフェンス型ゴルフっていっても、フェアウェイから180yをレイアップはさすがにねー。OB打つ方が悪い。

 4番パー5、ティショットまずまず、2打目ユーティリティでいつものサブグリーン手前にレイアップ、3打目50度のウェッジで8mにオン。下りフックのバーディパットは縁を通過、2パットパー。


 ここまで4ホールで3オーバー。ここからもうちょっと頑張りたい。


 5番パー4。ティショットはまずまず、2打目120y打ち上げでピンは奥、8アイアンのコントロールショット(以下CS)はへっぽこ過ぎる当たりで大ショート、アプローチをなんとか1.5mに寄せてぎりぎりのパー。

 6番パー3。9番の距離だけど、さっきの8アイアンCSのリベンジ。いい感じで打ててピン奥3mに。入らず。パー。

 7番パー4。ここまで調子良かったティショット、いきなりフックして左バンカーのさらに左。2打目でフェアウェイへ戻し、3打目ウェッジフルショットは盛大にダフって乗っただけ。2パットボギー。

 8番パー5。距離が長く、パー5なのに1つのショットミスでボギーになる(伏線)ホール。ティショットは今日イチスカタンな低いスライスで右カート道のさらに右の法面。残り400yの2打目はけっこうな左足下がり&つま先上がりのラフ。しかも20y前にマウンド。難易度S。アイアンで刻むにしてもフェアウェイ方向は長さ50yのバンカーを縦断(横断ではない)しないといけない。左足下がりだから低い球が出たら最悪。

 仕方なくユーティリティで右サイドの広いラフを狙う。このショットは最高にうまく打てて(ショットオブザデイ)、さらに旧カート道を走り、残り155y地点まで。これはラッキーだった。

 3打目、バンカー越えになるので7アイアンで花道方向狙い、だったんだけど気持ちがピンに向いてたのかそれとも技術が伴わなかったのか(そうです)ピン方向へ飛び、2m足らずにバンカーイン。4オン2パットボギー。

 こういう「ちょっとヘタ」がパーとボギーを分ける1打になるんだよねー。

 最終ホールも2打目はショートして乗らず、手前ピンに対して15yのアプローチは奥8mぐらいに乗り、2パットボギー・・・と思ったらこの8mがポコンと入ってラッキーなパー。ピン手前に付けるのは大事だけど、手前に付けようとしてショートして乗らない(特にピンが手前の時)というのはよくある話で、やっぱり乗せることを優先するのがディフェンス型ゴルフ。

 というわけで前半は41。3番のOBが悔やまれるね。




 お昼に日替わりうどん(ちくわ天うどん)を食べ、後半竹コース。3日前フルバックから39が出たんだから38ぐらいで回れないかなー(回れません)。

 1番パー4、ティショットまずまず、2打目アゲンストなので9番のCS、ダフリ引掛けで乗っただけ、なんとか2パットパー。

 2番パー3、6番のCSはちょっと振り遅れて右バンカー。ミドルアイアンのCSは短く持って打つべきだと打ち終わってから気づく。砂の薄いバンカーからうまく打てて4mに、2パットボギー。

 3番は難易度の高いパー4、いつものように4Wでティショットするもダフり天ぷらで右ラフ。2打目は175y打ち上げ、ライが良かったのでユーティリティのCSで、エッジまで。このショットは良かった。エッジからパターで寄せてタップインパー。

 気の抜けないホールが続く。4番はだらだら打ち上げのパー5。ティショットはちょっと引っ掛けて左ラフ、2打目4Wで残り120y地点まで、フォローなので9アイアンで十分と思ったらちょっとだけダフってちょっとだけ右へ飛んで右手前バンカーに。4オン2パットボギー。

 また「ちょっとヘタ」のせいでボギー。いや、フェアウェイからショートアイアンでグリーンに乗らないのはだいぶヘタだろ。グリーンセンターを狙えよ。


 4ホール終わって2オーバー。前半よりいい。このペースで行けるか(伏線)。

 5番パー4。ティショットはまたプルフックが出て左のバンカーへ。ライが悪い(ちょっと沈んでる)けど、正面のあごが低いのでユーティリティで。想定内の頭叩きトップが出るも、転がって80y地点まで。3打目56度のウェッジショット、上腕骨にヒビが入る寸前までダフる。ウェッジショットになると特にダフるんですけどなんでですか?ぎりぎりグリーンオン。2パットボギー。


 さて、おまたせしました。ここから怒涛のへっぽこゴルフ2連チャンをお楽しみください。

 6番パー3、左へ引っ掛けてOB(1)、それを嫌って大きく右(2)の二択のホール。この日は2でした。2打目はグラスバンカー越え、マウンド越え、そしてダウンヒルのグリーン、しかもピンはニアサイド、45y。打つのはアプローチがきさいち一ヘタな私。10回打って100万回寄らない状況。得意の転がしも使えないし。

 一か八か上げるしかない。それでグリーンに残ったら100点だ。60度のウェッジで練習しているとおりに・・・打てないんだよねー。低く出て反対側へこぼれる。3打目も寄らず、素ダボ。図らずもアプローチがきさいち一ヘタなAクラスプレイヤーということを証明できた(するな)。

 7番、左ドッグレッグパー4。ティショットはいつものように4Wで。また天ぷら風味でドッグレッグちょい手前まで。2打目、ピンはぎりぎり見えてるけどその方向にはダブルバンカー。躊躇なくレイアップ。

 しかしレイアップは3打目つまりウェッジショットが上手く打てる人だからできる戦略なのである。3打目ウェッジショット、ぜったい、絶対にダフらないぞと思って打ったらダフって左サイドにオン。

ウェッジでトップを打つ練習をしてやる。1万球ぐらい。

 マウンドの上から下りスライス。ラインは出たけど2mオーバー。入らず連続素ダボ。

 7番はティショット左ラフ、2打目ユーティリティが芯を食い、3打目またしてもウェッジフルショットの距離。ここでダフったらもうゴルフやめようと思い、色々考えながら打ったせいか変な当たりでピン右下8mに。

 この8mがヤケクソパットで入り、今日始めてのラッキーバーディ。ちなみにこのバーディで師匠奪還。N川さんの調子がいまいちだったのにも助けられたんだけどね。

 最終ホール、ティショットはトップ目ながらフェアウェイへ、2打目105y打ち上げ、PWで肘の関節が反対に曲がるぐらいダフった(もうこの時にはむかふーん状態)けどかろうじてグリーンオン。2パットパー。

 というわけで、ダフリとの戦いは終わった。体感的には30回ぐらいダフリショットを打ったような気分だ。



 成績はネット4オーバー。まあ箸にも棒にもかからないよね。T石さんとの直接対決も1打差で負け。でも課題が浮き彫りになったし、師匠奪還できたし、良しとしよう。



2023/9/26 (1667893hit)   もう一度真面目に「ディフェンス型ゴルフ」を考える(1)


 口先だけで「ディフェンス型ゴルフ」と言っているけど、実は「ドライバーを持たない」「無理にグリーンを狙わない」「一番安全なアプローチを選択する」「下りのパットを残さない」ぐらいで、あまりにお粗末だしレベルが低いものだったりする。

 そこでもう少し真面目に詳しくディフェンス型ゴルフについて考えてみた。


 根本思想

 ディフェンス型ゴルフとは、言ってしまえばコースでは「自分ができる事」しかしないということに尽きる。

 とにかく無理(ギャンブルショット)をしない、ミスを取り返そうとしない、そしてエエカッコしないということだ。もう一つ付け加えるなら人と競わない。これ意外と大事。

 そしてそのためには、自分を知るということが重要。このライから狙った球が打てるのか、この番手でグリーンを狙っていいのか、いつも自問自答しながら正しい答えを導き出さないといけない。他人や状況に惑わされずに。

 また、別の言い方をすると、ディフェンス型ゴルフとは「バーディはいらないけどダボを叩かない」という事だ。HDCP5以下の本物の上級者なら「(パープレーを目指して)石にかじりついてもパーを死守する」事が必要だろうけど、しょせんなんちゃって似非シングル。そもそも、ボギーを悔しがるような腕ではないのだ。

 ダボさえ叩かなければボギーが4つあっても40、5つでも41。これで十分なのだ。特に三大競技では。



 ティショット

 「絶対に」OBを打たない。これがマスト。ただしプロじゃないんだから出ちゃうのは仕方がない。要は出る可能性を打つ前から減らしましょうということだ。

 一番いいのは距離が落ちても曲がらない「置きにいくショット」がドライバーで打てることなんだけど、そんな器用なことはできない(過去に挑戦したけどやっぱり競技でやるのは難しい)。よって、クラブを替えることで対処する。

 例えばホームコースでいうと、一番OBを量産するのは狭い梅コース。

 梅の1番・2番・3番・6番はユーティリティでティショットする。

 OBが一番出やすい5番は広くなっている200y地点を狙い、4アイアン、あるいは5アイアンで(軽い打ち下ろしなので)。ただし当日ユーティリティの調子が良ければユーティリティで。

 8番は4Wで右突き抜けを防ぐ。

 4番と9番のパー5はドライバーでいいけど、4番は(先日書いたように)狙い所が狭いので4Wでもいいかもしれない。


 あと、パー5でのOBが多いのは無意識に力が入るからで、パー5のティショットだけはなにか「力まないスイッチ」を入れないといけないよね。ほんの少し短く持つとか。

 なりふり構わずOBを避ける。それが竹槍しか持たない私の作戦だ。


 セカンドショット

 グリーンを狙えるのは基本7アイアンまで。それより長いクラブを持つときは、花道に「第2グリーンがある」とでも思って気楽に打つべきだろう。そこから寄れば良し、寄らなくてもボギーで良し。

 幸いなことにあれだけ酷かったアプローチ恐怖症は克服しつつあるので、2回に1回は寄せワンのチャンスにつけられるようになった。これで十分。

 ピンがどこに切ってあってもグリーンはセンター(あるいは安全なサイド)狙い。これ、いちばん簡単なようで一番難しいし、忘れがち。厄介なのは意識下ではセンターを狙っていても無意識はピンを狙っているというケース。心の底から「センターでいい」と思うためには相当強い意志の力や自分を制する心が必要だ。ところが私は意志も自制心も弱い。困った。

 こればっかりは「センターを狙ってセンターに打つ」体験を重ね(てパーを取)るのが遠回りのようだけど近道なんだろうね。

 あと、苦手意識はないけどバンカーはできるだけ避けたい。きさいちのバンカーは砂が薄いところも多く、事故が起こる可能性が高いからね。

 とにかくミスっても花道。もちろん奥は厳禁。奥ピンの時なんてセンターまでしか打っちゃダメ。そんな感じ。


 長くなってきたので続く。
 


2023/9/27 (1667931hit)   もう一度真面目に「ディフェンス型ゴルフ」を考える(2)


 「ディフェンス型ゴルフ」、もう少し真面目に詳しくの続き。


 トラブルショット

 隣のホール、林の中、木がスタイミー、グリーン方向を直接狙えない、傾斜地、きちんとスイングができない、ベアグラウンド・・・こういうときは初心者に戻ったつもりで、とにかく3打目が普通に打てるところへ出したい。

 でもねー、ちょっと曲げるだけでいけそうとか、ちょっと低めの球なら狙えそうとか、ライだけは良かったりしたら狙いたくなるんだよねー。

 プロや上級者なら、このライとこの状態からなら何割ぐらい成功する、というのがはっきりわかるんだろうけど、そんな確率論などが通用しない技術の持ち主だから俺(フラットなフェアウェイからウェッジ持ってダフるから俺)。

 よって、折衷案として「無理のない範囲で、グリーンは狙わないけど寄せワンが取れる可能性が高いところを狙う」というのはアリかなと思ったり。ギャンブルショットではなく、ガチガチに硬いゴルフでもなく、パーの希望を残した、つまり4.5ストロークを狙うショットね。



 アプローチ

 昨日、アプローチ恐怖症は克服しつつあるなんて書いたけど、根本的には治ってない。それは自分が一番良く知っている。

 よっぽどライが良くてイージーな状況だと大丈夫だけど、ちょっとでも不安があれば転がし、ワンクッション、安全な位置に打っていくべき。そしてパットで頑張るのだ。

 状況にもよるけど、とにかく登りのまっすぐのパットが残るようにしたい。そのためには曲がるラインであってもアプローチは基本ピンを狙ってまっすぐ打つこと。すると、パットは(オーバーしない限り)間違いなく登りが残る。

 右に曲がるからといってピンの左へ打ってしまうと、少し方向がズレたり読みが外れただけで下りのブレイクという非常に厄介なパットが残る。これに何度泣かされたか。

 チップインは登りほぼまっすぐ、ライが良くて10yぐらいまでなら狙って・・・いやすいません狙いません。



 バンカー

 フェアウェイであっても、グリーンサイドでも、バンカーに入ったらまず最初に心に刻むこと、それは「ボギーでいい」だ。フェアウェイバンカーからパーオンしようとか、グリーンサイドバンカーから寄せようとか、そんな事を思うからダボ・トリになるのだ。

 もちろんいつ何時でもサンドウェッジを持って脱出できれば100点、というわけではないけど、ボギーでいいなら例え7番を持てば届く距離でも9番で打てるし、脱出最優先ならピンを狙ったりする必要もなくなる。

 とは言え、砂が適度にあり、ダウンヒルでもなく沈んでもなく、寄せやすい15y~20yの距離ならピンを狙って打ってもいいし、寄せようと思って打つべきだよね。

 さらに条件が良ければ、60度のウェッジやスイングの大きさを変えて短い距離(5y~15y)を打ったり、50度のウェッジで長い距離を打ったりするぐらいはトライすべきだろう。

 過信はダメだけど、過小評価も進歩を止めてしまう。



 パット

 ディフェンス型ゴルフ唯一の例外はショートパット、つまり1mぐらいまでの入れたい、いや入れなければいけない距離のパット。これを安全に打ってたらスコアにならない。っていうかゴルファーじゃない。

 もちろんどんな状況でも強めに壁ドン、という訳にはいかないけど、1mまでは怖がらずまっすぐ強めが基本だよね。

 1m~4m(5歩まで)ぐらいのパットは狙いつつ、外れてもタップインできる距離感で打つ。この距離から3パットしたらダメージが大きすぎる。

 4m~8m(5歩~10歩まで)は距離感最重視、基本ジャストタッチで。もちろん狙わないわけではないけど、入れにいってオーバーして3パット、という事故が一番出やすい距離だ(私の場合)。

 8m(10歩)以上は3パットを避ける戦略が必要。以前も書いたけど、あえて入るラインで狙わず、登りのパットを残すよう打つことも時には必要かもしれない。例えば下りのパットならオーバーさせる、登りをあえてジャストタッチで狙う、曲がるラインなら浅めに読む(カップの下側に止まる)など。

 8m以上のパットが入る確率はプロでも1割以下なんだから、我々からすれば100回に1回ぐらいのものだろう。つまり8m以上のパットは3ラウンドに1回しか入らないのだ。初めから入れようなんて思って打ってはいけない。

 私自身のためにまとめると、

 1m以内・・・強めまっすぐ
 1~4m・・・狙いつつ距離感重視
 4~8m・・・距離感最優先、ただしジャストタッチ気味に
 8m以上・・・登りまっすぐを残すよう打つ

 まあ、状況次第ってところもあるのでそうきっちりとはいかないと思うけど。



 おわりに

 超ディフェンス型ゴルフとは、結局は「どう攻めるか」ではなく「どういう気持でラウンドするか」なのかなあ。まあ、言うだけ番長にならないよう、気をつけてみよう。

 今度の日曜日からクラブ選手権。超ディフェンス型ゴルフで予選通過狙いましょう。



2023/9/29 (1668014hit)   GB月例で珍事


 昨日は仲間内のハンデ戦、GB月例@伏尾GC。伏尾は今年2回雨で中止になってるので、3度めの正直。日曜日にラウンドして以降クラブを握ってないので、身体は問題ないけどスイング的にはちょっとだけ不安を抱えてスタート。


 西コース(白ティ・3056y)スタート。ちなみにこの日のグリーンは10.0フィート。おしっこちびりそうな速さだったわ。

 1番はやや打ち上げのパー5。ティショット右ラフの木の後ろ、2打目レイアップするも左サイドの木の後ろ(笑)。3打目170y,6アイアンでうまく打てて花道に着地したけど奥までこぼれる。アプローチは下りの10ftを警戒しすぎて大ショートするも、8mがポコンと入ってパースタート。

 2番は右ドッグレッグの短いパー4。230yで突き抜けるんだけど、今は普通にドライバーで。ちょっとラフ。2打目115y打ち上げ、9アイアンで安全な右サイドにオン、2パットパー。

 3番は短めのパー3、9アイアンのコントロールショットは左へ飛んでぎりぎりオン、2パットパー。


 ここまでは大きなミスもなくパープレー。まあフロントティからだからね。


 4番は2打目地点から豪快な打ち下ろし+グリーン手前に池のある難易度の高い(HDCP1)パー4。ティショットは右の窪地を警戒しすぎて思い切り左へ、カート道のさらに左の溝へ。未zの左側、つまり傾斜地の深いラフにドロップ、そこから打ち下ろしとはいえ165y池越えはリスクが高すぎる。ウェッジでレイアップ。3打目85y,ウェッジでいつものようにダフってピン下8mにオン。

 ファーストパットは距離感は良かったけど右1mに、で、これを強気で打って外してしまい、ダボと思ったら1.5mの3パット目もカップにかすりもせず4パットトリプルボギー。10ftは強気で打ったらあかん。

 5番は短めまっすぐのパー4、ティショットはユーティリティでフェアウェイ左サイド、2打目はいつものウェッジダフリショットでオン、2パットパー。

 6番ま左右がアウトの、いわゆる「うなぎの寝床」ホール。ティショットユーティリティでフェアウェイ右サイド、2打目140yを7アイアンのコントロールショットでピン下5mに。で、登りのファーストパットを(またアホほど打ってしまい)2mオーバー、3パットボギー。いくら慣れてないとはいえアホだ。っていうか6Hも回ってるんだから学習せえよ。

 西7番はそこそこ距離のあるまっすぐのパー4。ティショットまずまず、2打目は左足上がりのライから155y、6アイアンで何とか2オン、2パットパー。ここのパーは価値がある。

 8番は適度な距離のパー3。7アイアンは左へ引っ掛けてグリーンサイドの軽いラフ、アプローチで下り1mが残るも、何とか沈めてパー。

 最終ホールは短め(465y)で打ち下ろしのパー5。ティショットは先めの上めという最悪の手応えのところに当たり変な音がしたけど、ぎりぎり左ラフ。2打目はやや打ち下ろしの225y、ライはちょっとだけ沈んでるけど4Wで。偶然花道方向へ飛び、低い球で転がってグリーンオン(珍事)。イーグルパットは30cmショート、年に何度もないタップインバーディ。

 というわけで前半は1バーディ1ボギー1トリプルボギーの39。上出来、出来過ぎ、白ティ大好き(笑)。



 後半は西よりちょっとだけ長い(といっても3191y)東コース。

 1番388y(+打ち上げで実質400yぐらい)のパー4。ティショットは右ラフ、つま先上がりからの2打目6アイアンは当たり損ないで100yちょっとしか飛ばず。7番か8番持つべきだった。3打目ウェッジコントロールショットはピンハイ5mに、2パットボギー。

 2番はフェアウェイへ打ち下ろし、グリーンに向かって打ち上げていく距離の長い(415y)パー4。ティショットまずまずも左ラフ、ラフから145y打ち上げ、普通なら7番だけどグリーンはきつい受け傾斜(奥から難しい)だしフライヤーしそうな感じだったので8番で。ピンハイ7mぐらいにオン。これはうまく打てた。2パットパー。

 3番は大きなグリーンが特徴のパー3、135y。ティショットは8番コントロールショット、ちょっと右へ出て右手前にオン、2パットパー。

 4番も短め448yのパー5。ティショットが250y飛んで段を駆け下りたら2オン狙えるんだけど、私のティショットは左の法面へまっすぐ。きついつま先下がりの240y地点まで。8アイアンでレイアップ、3打目90y打ち上げピンは三段グリーンの一番奥。50度のコントロールショットは勇気を持って突っ込み、3段目左のカラーへ。パターでアプローチしてパー(2パット計算)。

 5番は東コース名物、景色が気持ちいい打ち下ろしパー4。ティショットは4Wのコントロールショット、引っ掛けてフェアウェイ左端(危なかった)。2打目は125y打ち下ろし、でも一見110yぐらいにしか見えない。8アイアンのコントロールショットはうまく打てたけどその気持の成果ちょっと弱くて花道。

 花道から奥へ速い15yのアプローチ、手にあるPWで打ったら転がりすぎて4mもオーバー。はい、ボギー。面倒くさがらずに56度持ってきてもらったら良かった。

 5ホールで2オーバー。アホなボギーを叩いたけど、ここまではまあまずまず。しかし次のホールに罠が待ち受けているのであった。

 6番は左ドッグレッグパー4。左サイドが谷になっているので、どうしても右へ打ってしまう。ティショットはまずまずだったけどぎりぎり右ラフ。ボールのところへ行ってみるときれいに刈り込んだラフにすっぽりと埋まっているライ。残り100y、ウェッジだし大丈夫だろうと思って打ったら芝の抵抗に完全に負け、花道手前バンカーの縁に止まる。アドレスが取れず、右を向いて叩きつけるようにしてグリーンオン。ここまでは仕方ない。

 はい、パーパット気合い入りすぎて4mもオーバーしちゃうんですよねー。アホですねーバカですねー。3パットで素ダボ。


 しかし7番145yパー3、7アイアンのコントロールショットがピン下1.5mに付き、バーディ。ダボのダメージを半分消すことに成功。このバーディはボーナスだった。

 8番パー5、ティショット・2打目まで完璧だったのに、3打目65y、ウェッジショットで何を思ったのか「フェースを少し開いてスピン掛けたろ」と出来もしないことを考え(そういうところやぞ)、だるま落とし的ショット。バンカーの縁に。4打目で何とかピン奥2mに、これを気合で沈めて薄氷のパー。

 最終ホールも400y近いパー4。ティショットまずまずも右ラフ。芝が少なめだったので5アイアンで。ナチュラルスライスが掛かると思ったら掛からず、左サイドのバンカーへ。出して2パットボギー。

 というわけで。



 すかたんもアホもいっぱいあったけど、パー3の4ホールのうち3ホールでパーオン、平均スコアが2.75、パー5も(距離が短かったとはいえ)4ホールの平均スコアが4.75といつも大叩きするパー3とパー5で頑張れたのが嬉しい。

 3パット2個、4パット1個はスティンプ10ftのせいにしとこう。ホームコースではそんなスピード、出ないと思うし。



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