今年もよろしくお願いします。 今年は大晦日に練習、元日は18時間ぐらいTVの前で食って寝て、2日に新年杯とその後練習、3日最終日(つまり今日)も練習とゴルフ三昧でした。 えっと、今年の目標。 平均スコア 83.6未満 平均パット数 32以下 パーセーブ率 50% OB数 1以下/1ラウンド 月例優勝 キャプテン杯2位以上 クラブ選手権のエントリーを忘れない 明るく楽しく元気にラウンドする 師匠奪還 以上。還暦を迎えてもますます元気にラウンドしていくぅ~!(BN山田風) |
というわけで初ラウンド。新年2日から多くの人がホームコースに集結。暇やな(それお前や)。メンバーはいつものN川さんと関東から帰ってきた男、T石さん。 激しい闘志をうちに秘めつつ、穏やかで和やかな気持ちを感じながらスタート。超サイヤ人的なイメージで(ちょっと違う)。 梅1番。記念すべき新春第一発目!プッシュスライス!新春初OB!!マジか?マジです!ダボ。 2番パー4は新春初3パット!ボギー。 3番パー3、新春初アプローチが3mぐらいに、それが入ってパー。 4番パー5、10mぐらいの長いパットが偶然入って新春初バーディ。 ダボ・ボギー・パー・バーディと来て5番。当然イーグル狙いである。 ティショット天ぷら気味ながらまずまず、2打目8アイアンは完璧な当たりでピンを刺しグリーンに着弾、そして・・・ということを思い浮かべて打ったせいか新春初ハーフシャンクでバンカーへ。バンカーから新春初ホームランでOB、打ち直し乗らず、寄らず、入らずで新春初ビッグイニング(+4)! 6番はパー4、ティショットフェアウェイからの2打目、新春初コントロールショット(85y)を引っ掛けてグリーン左奥へ。すごいダウンヒルの難しいアプローチを新春初ビビりアプローチでショート、しかしボールは転がってグリーンを出てしまう。しかしそこから新春初チップインで上手いのかヘタなのかわからないパー。 7番は難しいパー3、ティショットは新春初ペラ球でサブグリーン、ドロップしてペタペタの薄芝から新春初チャックリかと思ったらうまく打ててエッジまで、2パットボギー。 8番も難しいパー4。ティショットは4Wでまずまず、と思ったんだけどボールが見つからない。おそらくキックが悪くてOBになったんだろう。新春初ロストボールである。ピッチングで乗せて2パットダボ。 そして9番、ティショットまずまず、2打目は250y残り、いつもなら100y残すんだけど酷いスコアなのでできるだけ近くまでと思い4Wで。盛大に振り遅れてプッシュスライス!絶対アウトだと思ったら一番広いところで助かってた(N川さんがわざわざ探しに行ってくれた。N川師匠ありがとうございました)。新春初超ラッキー。3打目ウェッジで乗せて2パットパー。 というわけで前半梅コースはダボ2つ、ダブルパー1つあったのに何とか45で収まってくれた。 後半、少し暖かくなってきて調子も上がり、新春初結果オーライや新春初40yアプローチや新春初てんぷらや新春初ハーフトップや新春初フックなどを絡めつつ、登って下ってフックしてスライスする10mぐらいのバーディパットが入ったりして、新春初30台でラウンド。 まあこの時期82だったら充分だよね。パーオン率も50%あったし。師匠の称号も奪還できたしね! |
休みの関係で、正月休みが終わって1日でまた休み。いいねーこういうの。ずっと休みだったらいいのに。まああと15年もしたらそうなるんだろうけどね。 というわけでまたゴルフへ。Mの会が臨時休業なので、そのMの会のN川さん、何度かご一緒したことのある少し年上のK森さん、そして90近いお歳で1人で予約して来られたM神さんの4バッグ。 で、今回は、典型的な「ゴルフしすぎて体のキレがない」ラウンドだった。年末年始29日から1月4日までの一週間でラウンド2回(29日・2日)、練習3回(31日・2日・3日)はあきらかに行きすぎだよね。 腰の張りが取れず、捻転もできず、筋肉の疲労も取れていない状態でゴルフをするとどうなるか。そう、特にアイアンで球が捕まらない(我慢できないから)、捕まえようとすると引っ掛ける(外から入る)、のである。 ドライバーは何とかごまかせたけど、まあそれ以外はイマイチで。 奇しくも2日と同じ82だったんだけど・・・ 2日は45・37の82。この日は41・41で82。 2日はバーディ2個だけどダボ以上が3個。この日はバーディはなかったけどダボ以上はなし。 2日は2OBだったけどパーオン率50%。この日はOBはなしだったけどパーオン率33.3%。 2日はボギーが4個だけだったけどこの日は10個(乗らず寄らず入らずが8回)。 つまり2日は良くも悪くもメリハリがあり、この日は酷いミスはなかったけどダラダラとイマイチが続いたって感じ。 さてここで今日の本題。回っていて気持ちいいのは2日の方なんだけど、安定したスコアを出すのなら昨日のような地味なゴルフをしないといけないと思う。この内容から3パットを減らし寄せワンを増やす。まあ欲を言えばパーオンをもう少し増やしたいけど、真冬だしね。 つまり、平凡で特別に上手いところも得意もない私がスコアを作るには、がんがんバーディを取って攻めるというよりも守ってこつこつ寄せワンを取っていく(で、終わってみれば70台、みたいな)スタイルのほうがいいんだろうなと改めて思った。 だから、バーディパットがことごとく入らなくても、全然、まったく、1ミリも悔しくない。髪に誓って本当である。 追記。使い捨てカイロを首の後ろにくっつけるととても暖かい。 |
私は自他ともに認める「おしゃれオンチ」である。もしおしゃれにHDCPがあるなら45ぐらいだと思う。それぐらいファッションにはまったく自信がない。センスもない(ゴルフと同じである)。 しかしそんな私でも、彼のファッションがイマイチであることはわかる。 このツートーンカラーの感じとか、斜めのラインとか、中途半端なボーダー柄とか、アメリカPGAツアーでは1~2を争うダサさだと思う(お前が言うなって話だけどね)。 これはスリクソンのウェア自体が最悪ということもあるけど、たぶん松山本人もほとんどオシャレに無頓着なんじゃないかなと思う。質実剛健っていうか、機能重視っていうか。 ところがだ。今年の開幕戦を見て驚いた。 完全にイメチェンしたね。ちょっと堀川未来夢っぽい(彼はブリヂストン)し、チョーお洒落とまでは言えないけど、今までのウェアと比べると少なく見積もっても10億倍ぐらいいいと思う。ハワイの空にも映えるしね。 というわけで、今後はHIDEKIのウェアにも注目だ(何の工夫もない締め)。 |
世間は三連休などと浮かれていたようだが、カレンダーの休みの日も仕事をしている私にはなんの関係もなく、連休という言葉に嫉妬と羨望を感じる気持ちを禁じえない編者ではある。 とはいえ日曜祝日は仕事が午前中で終わるため、日曜日は午後から薄暮、昨日(成人の日)はいつもの練習場へ行ってきた。 日曜日の薄暮のテーマは「バックスイングでフェースを開かないようにして球を捕まえる」であった。 私の悪癖の1つに左手の甲が背側に折れる(背屈)というのがある。これ、実は左手に問題があるのではなく右グリップに力が入りすぎて右手首が伸びる(背屈しない)ために起こっているんだけよね。手に力が入るとどうしてもそうなる。だから力むとスライスするんだよね。 よって、ちょっと意識して左手を掌屈気味に(シャット気味に)上げてやる。クラブフェースがずっとボールの方を向いている感じ。これ、やってみるとわかるけど、始動を手で始めたら絶対できない(無理にしようとすると右脇が開く)んだよね。体の捻転でクラブを上げている感じにしないと。 つまりバックスイングを体で上げる意味はそういうことだったのね。いやあ、スイングは注意点がいくつもあってホントに面倒臭い。 で、やってみたら出だし1番こそ振り遅れて右隣のホールへ行ったけど、その後はまあまあ良いショットが続いてなかなかいい感じ。今年は「窮屈なスイング」と「シャット目に上げる」でいこう。とりあえずはね。 月曜日はそれを踏まえて練習へ。窮屈なスイングつまり体幹が緩まないように気をつけると、私の苦手なハーフショットとかミドルレンジのアプローチも結構いいコンタクトで打てる。やっぱりこれ、とても大事あるね。 いつものルーチン練習を終え、仕上げにトップトレーサー30を。 30球色々な状況で打って自分のゴルフ偏差値みたいなものを測るんだけど、後半になると疲れてきて精度が落ちたり右ペラが出たりトップしたりするんだよね。実際のラウンドと同じだわ。つまりこのプログラムは大変良くできているということだ。子供騙しだと思わずやってみてよかった。 ちなみに、奇跡的なショットが続いて最高にうまくいった時のポイントがこれ。 これ以上のポイントが出せるように練習しようっと。 |
今年始めてのMの会。練習もボチボチしてるし、靴下で足の滑りもなくなったし、暖かいしいい天気だし、今年はじめての70台か? 89でした。 OB(正確にはロストボール)2つ、3パット2つ、パーオンたった2ホール(笑)。 まあなんというか、全部、まんべんなく、悪かった。パット数だけはかろうじて目標達成だけど、パーオン2ホールだからねえ。そりゃあ31パットで済むでしょうよ。 出だし竹1番はスライスで隣のホールへ行き、またロストボール。3番はワンクッションのアプローチが奇跡的に50cmによって寄せワンのパーが来るも、3番~6番は乗らず寄らず入らずのボギーが続き。 7番はティショットをがてんぷら気味でボギー谷へ、2打目出すだけ、3打目グリーン左手前まで、アプローチ寄らずの素ダボ。8番パー5は残り70yからショートして12mのパットが残り、短いのを外して3パットボギー。気合もなにもかもが足りない。 後半も小さなミスが積み重なって、素ダボ2つを含む3つのダボ。良いところがほとんどなかった。 総評として、長いのは左引っ掛けを怖がって右プッシュ、アプローチは奥(オーバー)を怖がってショート、パットも下りを怖がって打ちきれずというパターンばっかり。 プライベートな遊びのラウンドで何を怖がってるんだよ? おまバカ?(お前はバカなのか?の略) 同じバカなら攻めてダボ打とう。そう思った。 |
今年は4年に1度のゴルフ規則改訂年である。前回の大改訂(2019年)からもう4年が経つんだよね。早いねー。 ちなみに4年まえの改訂では、 ピンを刺したままパットできるようになったり。 (ウォーター)ハザードがペナルティエリア、ティインググラウンドがティイングエリアと名前を変えたり。 二度打ちがセーフ(無罰)になったり。 打った球が自分に当たっても無罰になったり。 ドロップが肩からではなく膝の高さからになったり。 ボール捜索時間が5分から3分になったり。 グリーン上のスパイクマークの修復が可能になったり。 アンプレアブルの+1打にさらに+1打でバンカーの外に出せるようになったり。 バンカー内のルースインペディメントを取り除けるようになったり。 などと歴史的な大転換だった。特に旗竿を指したままのパットは良い改訂だったと思う。プレー時間も速くなったしね。 で、今回もいくつかの点で改訂されることが決まっているが、我々一般アマチュアプレイヤーが普通にプレーする時に覚えておいた方がいい改訂を2つだけご紹介したいと思う。 1、ドロップした球が静止後、風や重力でペナルティエリアへ入ったときは無罰でリプレース 動かせない障害物や修理地、レーキに寄りかかった球やアンプレアブルなどの理由でドロップ(あるいはプレースやリプレース)をした球が一度静止し、その後傾斜(重力)や風で転がりだし、ジェネラルエリアから別のエリア(バンカーや池やOB)まで転がってしまった場合、今まではそのまま(つまり池に入ったとみなされたり、OBならOB、バンカーに入ったらバンカーから)打たないといけなかったのだが、これが罰無しでリプレース、つまり無罰で元に戻せる事になった。 池越えのグリーンを狙ってショートし、手前に戻ってきて池に入ったりした場合、赤線なら最後に横切った地点から2クラブレングス以内にドロップするが、その時池の方に傾斜があったりするとこういうことは起こりうる。 また、バンカーのすぐ外に置かれたレーキにボールが寄りかかって止まった時、レーキをどけてボールが動いたら無罰でリプレースできるんだけど、そういう場合も慎重に置かないと(静止したと思ってしばらくしたら)ボールがバンカーまで転がり落ちる可能性がある。 ただし上に書いたとおり、あくまでボールがバンカーや池やOBまで転がった場合の救済であり、単に転がっただけ(つまりジェネラルエリアからジェネラルエリア)ならボールを戻さずそのまま無罰でプレー再開である。戻しちゃダメよ。 それから、グリーン上は例外。グリーンにリプレースした球が自然に(あるいは風で)転がってレッドペナルティエリアやOB区域まで転がるということはめったにないと思うけどね。 あと、重力や風の影響により動いた場合のみで、素振りの振動とかで動いた(自分が動かした)のが明らかな場合は今まで通り1ペナでリプレース。 2、「後方線上の救済」の救済エリアが変更に 「(ピンとX地点を結んだ)後方線上の救済」が使われるのはアンプレアブルとペナルティエリアの2つ。その時、今までは後方線上の任意の地点を決める→そこからピンに近づかないエリア(つまり半円)にドロップという形だったんだけど、任意の地点が廃止され、いきなり後方線上にドロップできるようになった(下の2の処置) そしてその時、半円ではなく(1クラブの)円が救済エリアとなる。だから、ドロップして最初にボールが落ちた場所からピンに近づいたとしても問題ない(1クラブの円の中に入っていれば)ということになる。まあ元々後ろに下がってるんだから近づいてるわけじゃないもんね。 あとはクラブが破損した時(ただし自分のせいではない場合に限る)に取り替えることができたり、違うボールを間違って使った(グリーン上で間違ってポケットの中の予備ボールでプレーしてしまった)時の罰が2ペナから1ペナになったり(これなんて無罰でもいいと思うんだけどね)という細かい改正はあるけど、まあ上の2つだけ覚えておいたら良いのかなと。 特に最初の方は覚えてたら1打か2打損しなくてすむので覚えておこう>俺。 |
日曜日だけど緊急更新。 2018年4月に購入した、ブッシュネルのレーザー距離計。 ピンシーカープロ・X2ジョルト。手ぶれ補正こそついていないものの、高低差補正、pinを捉えたら振動する、表示文字は黒と赤を選べるというそこそこの高級機だった。 重い(227g)こととストラップホールがない事だけが欠点で、電池の持ちもよくまあまあ機嫌よく使ってたんだけど、数ヶ月前からピンを捉えて振動しても数字が出てこないという現象が出てきた。 そこで修理に出したんだけど、修理してもらってる間どうしようかなと。1万円ぐらいの安いの買って予備に使おうかなと思ったりしてたら、Facebookでこんなサイトが。 わけがわからないぐらい安い。冷静に見れば怪しすぎるしおかしいって判るんだけど、この時は欲に目がくらんでいたので「なにか理由があって安いんだろう」「特別セールに違いない」などと正常化バイアスが掛かり、危うくカード情報を入れて注文するところだった。 このサイト、一見よくできているんだよね。ニコンのクールショット専用サイトをパクってるし、会社概要は実在のスポーツ関連会社の名前や住所が書いてあるし。でもよく考えると変。実在のまっとうな会社がニコンのサイトをパクるわけないしね。 で、私が詐欺サイトだと気づいたのは、Facebookには「代引可」となってたのにカードでしか支払いできない事と、品物を選んだ時にサイトに乗っていない「特別割引」でこの金額からさらに半額になった事。ここで初めて目が覚めた。 というわけで皆様、どうかお気をつけください。しかしヤバかった。パソコン通信の時代からネット使っててこういう詐欺サイトへの嗅覚は鋭いと思ってたんだけど、いろいろな条件(自分が欲しい物、欲しいタイミング、煽り文句、価格など)が重なるところっと騙されてしまう可能性があるってことだね。気をつけないとね。 |
昨日の薄暮はいつものN井さんと2バッグで。さむかったけど ゴルフができる しあわせよ(字余り)。 で、昨日のテーマは 「しっかり球を捕まえる」 で、 頭をきちんと右サイドに残し つつ、 インサイドアウトの軌道 を意識し、インパクトで クラブヘッドをきちんとローテーションさせて フックを打つ、というのをテーマに。 あと、上半身と下半身の捻転差を作るため、 スイングのテンポを速くしてシンコペーションのリズム (イメージは塚田好宣プロ)で打つ、という事にも注意して。 リズムを変えたせいかアイアンがトップ気味だったりもしたんだけど、まあそこそこいいショットもあったので方向性は間違っていないと思う。 しかし、この日一番いいショットは最終9番、左足上がりのライからの打ち上げ150y(+15y)、ゼクシオクロス7アイアンで打った球がピン上2mに付いた(そしてバーディ)ショットだったんだけど、この時考えたのが、 バックスイングを手ではなく上半身の捻転で上げる という点のみ。あ、それからもう一つ。 その時、下半身は踏ん張るけど上半身は脱力 この2つって、基本の「き」だよね。いやそれどころか「き」の最初の一画目の「ー」だ。 やっぱり基本は大事だ。また振り出しに戻った俺、これからも頑張れ。以上、高校の寄せ書きに「これからもそのままで頑張れw」と(揶揄気味に)書かれた編者であった。 |
月曜日に練習に行った。110球打ってきた。そして改めて思った。ゴルフという沼は底しれぬほど深いと。 趣味にハマり、気づけばとんでもない時間と費用をかけてしまい、抜け出せなくなってしまった状態を俗に「沼にはまる」と言う。 カメラなら「レンズ沼」(これが元祖?)、(腕)時計沼、自転車沼、イヤホン沼、アイドル沼・・・心のどこかでは「もうキリがない、アホらしい、もうやめよう」と思っていても、脳はもうすでにその対象のことで頭が一杯、もはや自分の一部、いや存在理由にすらなってしまっているという状態。それが沼。 手段が目的化してしまい、それに掛かる費用について正常な判断ができなくなり、戻ることもできず、破滅に向かって(と言うといいすぎか?)レミングのように死の行進をするしかない。それが沼。 沼にハマる趣味の特徴としては、奥が深くゴールがない、時間と金を掛ければ掛けるほど新しい世界が開ける、一定の成果が出る、人(ただし同好の士のみ)に自慢できる・・・等がある。 ゴルフは歴史があるゲームで、技術の底も深いが、精神面も突き詰めていくと哲学や宗教の領域にまで達する。多くの道具があり、新製品が次々と出てくる。スコアや競技の結果という成果も出せる。ゴルフが上手いと優越感に浸れる。 つまりゴルフには沼にはまる要素がてんこ盛りなのだ。 では、ゴルフ沼で一番恐ろしいのは何か。 ドライバー沼やパター沼など、道具にハマる場合はまだマシだ。特殊なパターを除き、生活が揺らぐような大金を出す人はごく僅かだろう。仮にそうなったとしても、使えるのは1ラウンドにたった1本である(パター2本は同時に使えない)ことに気づきアホらしくなるか、またいざとなったら売り払うという非常手段により撤収もしやすい。 ゴルフの精神面のばあい、お金を掛けるといっても本を買ったり、せいぜい聖地巡礼(スコットランドとかね)ぐらいで、あとは自分の頭の中の世界だから大事にはなりにくい(変わり者にはなるだろうけど)。 競技にハマる、といっても色々なレベルがあるが、日本と名が付く試合に出るレベルでも年間何十日か仕事を休むぐらいだろうし、そもそも年間ン百万の出費ができないようなら競技にはまることはそもそも不可能である。 あと、ニギリ沼というのもあるね。私はめったにニギらないけど、1ラウンドで数万円、数十万円が動かないとゴルフをした気にならないとなるとこれも立派な沼である。まあそうなったらもうゴルフはギャンブルの手段に堕ちてると思うんだけどね。 スコア沼にはまる。これはよくあるはまり方だと思うけど、技術を磨く事なくスコアだけを追求するとインチキをするようになるのでこれはこれで恐ろしい。 そう、技術を追求する。つまりはスイング沼。これが最も恐ろしく取り返しがつかなくなる沼だと思うのだ。なぜか。 ゴルフのスイングはあまりにも複雑怪奇で繊細で習得が難しくすぐ忘れるし、そしてそもそもスイングに「正解」という到達点がないから。 そりゃあね、センスがある人やジュニアの頃から本格的にやってた人は別だよ。世の中には1回教わったり、1回マスターしたことは忘れない、そしていつでも簡単に引き出せるという人がいる。信じられないけど。 でも、ほとんどの人は違う。1つのことをマスターするために膨大な練習時間を必要とし、それがやっと身に付いて2つめのことをやりだした途端に1つ目のことを忘れてしまう。それが普通だ。そしてゴルフのスイングには、そうやってマスターすべきことが何十、いや何百とあるのだ。 しかも、その1つ1つは矛盾するような事もある(上体を突っ込まないようインパクトしつつ、体重移動してフィニッシュでは左へ100%体重を移動するとか)し、体のある部分と別の部分でまったく正反対の力を掛けるという場合(下半身は不動、上半身は捻転、腕は脱力とか)もあるし、とにかくゴルフのスイングはアクロバティックでややこしい。 じゃあ、凡人はどうすべきか。人生は一瞬であり、ゴルフのスイングを(ある程度)マスターするにはあまりにも短すぎる。沼にハマってももがくだけで幸せな未来が待っているとは言い難い。 私が思うに、スイングなんてテキトーでいいんだよプロじゃないんだから。ドローが打てないといけないとか、球を捕まえないとだめだとか、スライスがダメだとか、球をロフト通り上げないといけないとか、そんな事考えずに、 再現性だけ上げる。 これ。このために練習するのだ。そう考えると、練習せずにそこそこのスイングでそこそこのスコアで楽しんでいる、つまり大多数のエンジョイゴルファーが実は一番正しくて健全なのかな、と思ったりもする。 でも、再現性を上げるためには理に適ったスイングっていうのが一番の近道なんだよなあ。悩ましいよなあ。というわけでこれからもゴルフ沼(スイング沼)からたぶん脱出できない編者であった。 |
毎週恒例のMの会@ホーム。 Mの会は30年以上前に発足した、日曜日にラウンドする「私志会」というのが母体で、ある企業関係者の集まりであった(らしい。私も口伝でしか知らない)。そこから1995年頃木曜日にラウンドする「Mの会」が分離独立、その後は木曜日にラウンドする様々な老若男女が集まり、今に至る。 世話役はMの会初期メンバーのSさんの息子さんがやってくれていて、そのSさんジュニア(といっても私より歳上であるが)の人柄に惹かれて多くの人達が集まったという感じ。 年上だからとか大企業出身だからと威張る人も皆無、ゴルフの腕前も関係ない。ラウンドが終われば各自解散。表彰式もお茶会もない。さっぱり。良い意味で緩く、そして和やかで穏やかな集まりである。 普段はさっぱりでも、年末には忘年会、誰かが100を切ればお祝いの食事会、そして去年の秋には初の旅行とゴルフを通じた行事も色々。最近ではメンバー数人で飲みに行くこともちらほら。 私が初めて参加させてもらったのは実に8年前の2015年。その後本格的にメンバーに加入させてもらったのが4年前、2018年の年末。4年1ヶ月で実に71回もラウンドしている。月1.5回ペースだね。 和やかといっても皆ラウンドは真面目。真剣に勝負する友達もでき、私のゴルフ人生に欠かすことのできない、素晴らしい集まりになっている。 さて、そんなMの会で今回のテーマは「恐れない」。OBを恐れず、左引掛けを恐れず、グリーンオーバーを恐れない。しっかりのびのびフルショット。 でもチャックリは恐れる(笑)。冬のペタペタの芝はチャックリセンサーがレッドゾーンだ。ユーティリティの転がしを2回したけど、2回とも大成功だった。 というわけで、前半はパーオン4ホール、寄せワン4つ、1バーディ2ボギーの37。いい感じだった。「恐れない」が良い方へはまった感じ。 しかし後半1番、ティショット左斜面へ、2打目つま先下がりから木越えでグリーンを狙うも引っ掛けてロスト(OB?)。「恐れない」 のと「無謀に攻める」のは違うやろ。トリプルボギー。 2番パー3はボギー(想定内)のあと、3番パー4。ティショットまずまずからの2打目155y打ち上げ、クロス7アイアンは久しぶりに地球のコアに影響を与えるぐらいのダフリで大ショート、アプローチはそこそこに付けるも短いボギーパットがカップ(というかピン)に弾かれて3パット素ダボ。 3番から8番まで、アイアンがずっとイマイチ(練習でやってることが全然できない。まあそんなもんなんだけどね)ながら何とかパーを拾い、そのまま終われば最高だったんだけど。 最終松9番、ティショットはこの日初めてというぐらいの大きなミスでプッシュスライス、OB杭まであと1mの右ラフ。2打目は残り170y+打ち上げ、つま先上がりからユーティリティはむちゃくちゃうまく打てたけど(芯食った)右手前にショート。ここまではまだ良かった。 3打目アプローチ、ダフってショート。4打目、チップインを狙う(パーなら70台)も雰囲気出しすぎてショート、2パット素ダボ。これが私本来の実力なんだろうなあ。トホホ。 というわけで。 まだまだ雑魚ゴルファー。 |
大寒波が来る直前だけど、朝の大阪は氷点下。午前9時になってもグリーンの日陰の部分は凍っている、そんな中、今年はじめてのAクラス月例競技。 メンバーは1ラウンドで14杯は目土をするN川さん、ごく最近目土に目覚めたN井さん、そして生まれた時から目土をしている私と、年上の男性1人の4バッグで。月例の最終組、9時42分スタート。 ところで、この日はYOUTUBEで仕入れた新しいことを2つ試してみたんだけど、1つ(A)は効果てき面、もう1つ(B)は練習しないと難しいけどいい雰囲気は感じた。これについてはまた後日。 スタートホール松1番。ティショット左ラフ、2打目9アイアンで花道、3打目ワンクッションがわずかにショートして乗らず、4オン。そして3パット。いきなりトリプルボギースタートである。相変わらずのスロースターターである。これでも朝イチ練習場へ行って45球打ち、コースでバンカー練習もしてるんだけどねー。 2番はいつも左へ引っ掛けてOBするパー3。しかしこの日はAを試して4アイアンの低い球(狙い通り)でパーオン。2パットパー。 3番、ティショット4Wはフェアウェイへ飛ぶもイマイチの当たりで200y残る。打ち上げを入れると220y。もう一回4Wでグリーン手前40y地点へ。アプローチは3mぐらいにオン、パーパットはパンチが入ったミスパットがラインに乗り壁ドンパー。ツイてる。 4番パー5、ティショット◯、2打目ゼクシオクロス7はハーフトップで(逆に)ナイスレイアップ、3打目90y打ち上げ、50度のウェッジを短く持ってフルショット、ピンを5yオーバー(狙い通り)。チョー速い下りまっすぐ、距離だけ合わせたらそのままラインにのってラッキーバーディ。このバーディで今日はいけるかも、と思う。 5番パー4、ティショットはスライスして右ラフ、2打目140y打ち上げ、7アイアンは20y引っ掛けてグリーン左サイド、右サイドのピンに対しライが悪かったのでユーティリティで転がすも3mショート、入らずボギー。 6番パー3、145y。8アイアンは詰まって右ラフ。ウェッジで何とか1mに、パー。 7番パー4、ティショット◯、2打目8アイアンはグリーンセンターを狙ったのに低めの引掛けが出て、それがたまたまピン方向へ。微妙な横からの2m、うまく打ててバーディ。でもこんなの入るは完全に運だ。 8番パー5、ティショット◯、2打目4Wはちょっと外から入った低いフックだったけどまずまず、3打目85y、50度のコントロールショットは引っ掛けて乗らず。こういうところがほんとにヘタすぎる。アプローチは2段グリーンの上のピンへ15y、56度で打ったらスピン掛かりすぎてショート。ここは50度で転がすべきだった。こういうところが以下略。入らずボギー。 3オーバーで迎えた最終9番、ティショットはフェースの先っぽながらツイストフェースのお陰でフェアウェイへ。テーラーメイドの開発陣ありがとう。2打目ゼクシオクロス7、ちょっと低めに出てグリーンオーバー。ラフがペタペタだったのでユーティリティで転がし、タップインパー。 というわけで 前半は(ラッキーな)2バーディ2ボギー、1トリプルボギーで39。バーディのお陰だ。でもパット数14、パットのミスは最初の3パットだけだった。 この時点でグロス1位。ひょっとしたらひょっとするかも、と思いつつ後半竹コース。 1番はティショット◯、2打目は近くで見ていた同伴競技者がコケるほど地面が揺れたダフりショットでグリーン手前、しかしライが良かったのでアプローチが寄ってくれてパー。 2番パー3、ここも低い球(A)で、と7アイアンを持つも変な手打ちになってバンカーへ。バンカーから出ただけ、3打目寄らず入らずの素ダボ。まあそういうこともあるよ(そういう事多いけどね)。 3番パー4、ティショット4Wは◯、2打目7アイアンは狙いより10y左へ飛ぶも何とかグリーンオン、2パットパー。 4番パー5、ビョーキが出た。何週間も出てない、そしてまだ打ってもいないのに打つ前からチーピンを怖がり、手が止まって右大プッシュ大スライスでOB。(冬の時期なので)前進4打からグリーン手前ラフ、ラフから50度でツークッション、2mのパットが入ってくれてOBバーディ(ボギー)。 ちょっとズル(前進4打)だけど、ここをダボにしなかったのは大きかった。息を吹き返す。 5番パー4、ティショット◯、2打目140y、7アイアンと8アイアンで迷って8アイアンでしっかり。ピン下5mにオン。バーディパットはわずかにラインが違ってパー。 6番打ち下ろしのパー3。4アイアンの低い球(A)、当たり、打感、球筋は完璧だったけど15y左へ。左足下がりのラフから9アイアンツーークッション、2mに。入らずボギー。仕方ない。ここのボギーは想定内だ。 さて、いよいよ実力が問われる上がり3ホール。 7番パー4、ティショット4Wは◯、2打目180yやや打ち上げ、4アイアンはグリーン手前まで。ユーティリティの転がしで1mに、1パットパー。 8番パー5、ティショットはてんぷらで200y、しかし2打目4Wは芯を食って残り85y。56度のウェッジでちょっと短いぐらいだけど、50度でオーバーしたらダボもあるのでショート上等でウェッジフルショット・・・も打った瞬間目の前が真っ暗になるぐらいダフる!・・・も、振り抜いたせいかグリーンオン。まあ私の持ち球です。5mのバーディパットはラインばっかり気にしてショート(アホだ)、2パットパー。 いよいよ最終ホール。ここでパーならネット1アンダー、70台、優勝の目もありそう。この1ホールで真の実力が試される(←伏線?)。ティショットはへっぽこ引掛けスライスでフェアウェイセンター!あかん!なぜならここのフェアウェイは冬、220y以上飛ばさないと傾斜で30y~50y転がり落ちてくるのだ。案の定40y転がり落ちる。 2打目は150y+打ち上げ15y。しかし!私は!慌てない!こういうときのためにゼクシオクロス7アイアンがあるのだ。やや低めの弾道ながらグリーンを捉える。 15m近いパットが残るも、先にN川さんがすぐ横から良いパットを打ってくれたのでイメージが湧き、カップ上80cmへ。これが入ってパーならネット1アンダー、70台、優勝の目もありそう(さっき聞いたって)。そして。 壁ドンパットで見事パー。グロス79、ネット71。気になる順位は? 一打差優勝キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! OBバーディと上がり3ホールの粘りが効いた。嬉しいぜ~~~! というわけで、早くも年始に挙げた目標の1つ、「月例優勝」を達成することができた。ゴルフの内容は相変わらずスカタンが多いし、パーオン率も低いし、ショットもほとんどミスショット(謙遜ではない。マジである)だけど、悪いなりにスコアをまとめることができたのはやはりショートゲーム。 1パットが8個、寄せワンが5個(OBバーディを入れると6個)、ユーティリティの転がしは3回中2回成功。アプローチイップスで(10年近く)苦しみまくったけど 今はこんな気分である。 (荒木飛呂彦 ジョジョの奇妙な冒険 第4部より) え、一緒に回ってやった我々のお陰だって?はい、N川さん、N井さん、ありがとうございました。これに慢心せずこれからも頑張ります。 |
さて、月例で試してみたことのAとBの話。 まずBだけど、これは堀川未来夢チャンネルに矢野東がゲスト出演していた時に話をしていた、「ハーフスイングを(練習ドリルとして)やるべき理由」で触れられていた、P6(ピーシックス)というクラブのポジションの話。 P6とはインパクト直前、シャフトが地面と平行になるポジションを指すらしくて、どんなに変なスイングプレーンをしていても(ジム・フューリックとかマシュー・ウルフとか)、このポジションに力強くクラブが戻ってくればきちんとまっすぐ飛ぶらしい。 詳しくはリンク先を見ていただきたいが、このポジションに戻すことをちょっと意識したら少しだけスイングが安定した。でも、今までのスイングのグリップ位置は、この正しいポジションよりも浮いていた(上がっていた)ので、ここまでグリップを下げると地獄の釜を開けるぐらいダフりそう(ただでさえダフり癖があるのに)なので、そういう意味で要練習。 さて、もう一つのテーマ(A)は、同じく最近堀川未来夢チャンネルでやってた、これである。 「ボールの左端を見て打つとスライスが直る」、正確に書くと、上から見てボールの左端(飛球線方向)にマークがくるように置き、それを見たままショットするという方法。 逆に「ボールの右端を見て打つとフックが出なくなる」というもの。 堀川プロいわく、プロアマなどで見るアマチュアのスイングには2パターンあって、体重が右に残って(いわゆる明治の大砲)スライスする人と、上体が突っ込んでフックに困ってる人に分けられるそうだ。 で、右へ残ってスライスする人は左端を見て右に体重が残らないように、上体が突っ込む人には右端を見て突っ込まないようにすると球筋が矯正されると言うことらしいんだよね。 上の切り抜きを見てわかるように、あきらかにスイング軸が変わっているよね。画面右、左を見ながら振ると軸が左へ移動し、傾きも抑えられてる。体重が右へ残りにくい(と言うか最初から左へ移動してる)ので、インサイドから捉えやすいということかな? で、画面左は軸が右へ傾いてるので上体のツッコミが抑えられ、よりストレートな軌跡に近づくということなのだろう。 で、練習場でやってみた。そしたら、あくまで私の場合なんだけど、ボールの右端を見て打つと球が捕まり、左端を見て打つとスライスする。つまり堀川プロが言うのと逆になるんだよね。 これは多分、右を見るとインサイドアウトの軌道が強くなり、左を見ると詰まった感じになってフェースターンが遅れるからじゃないかなと。逆ではあるけど球筋ははっきり変わる。なかなか面白い結果が出た。 しかし、大事なのはここからだ。ティアップした4アイアンでしか試してないけど、右端を見て打つと高弾道の球が、左端を見る(+ボールをやや右に置く)と低い球がすごく簡単に打てる! 低い球は使い勝手が良いので、これだけでも十分価値があると感じた。 というわけで、(どっちになるかは人によるけど)騙されたと思って一度試してみてください。 |
速報:私の知り合いが、今年の3月、オーガスタナショナルにパトロンとして行くことになったらしい。う、羨ましすぎる・・・せめてお土産買ってきてもらおうっと! オーガスタのキャップかボールマーカーで!お金は払いますのでよろしくね、師匠。 さて今日はしょーもない話題です。 第一打、つまりティイングエリアから打つ時の打順は決まっている。スタートホールを除き、前のホールで一番成績が良かった人がオナーつまり1番目に打つことになる。 ところが、進行を考えた時、例えば250y地点に前の組がいてグリーンが開くのを待っている場合など、同組に女性がいれば先に打ってもらった方がいい場合ってあるよね。レディスティが近くにある場合、これは「よかったら女性陣、先に打ってください」と声を掛けやすい。 同じ状況で、例えば私がオナー、2番めの人がどんなに頑張っても200yしか飛ばない男性だとする。こういう時、進行第一であれば2番めの男性に先に打ってもらった方がいい時がある。けど、その男性に向かって「良かったら先に打ってください」とは・・言えないよねえフツー。 だって、「飛ばないあんたなら絶対打ち込まないんだから先打ったら?」って言うのと同じことだもんね。言えない。絶対言えない。仲間内で、気心知れた者同士ならあるかもしれないけど。 その人が率先して「私、先打ちましょうか?」と言ってくれたら一番いいんだけど、そういう人は稀だ。 男性の飛距離に対する(優越感と)劣等感は根深い。特に歳をとってめっきり飛ばなくなった(けど頑張ってゴルフを続けている)高齢男性にとって、ドライバーの飛距離というのはある意味男性としての能力(シモの方のね)に似て、極めてデリケートでプライドに直結する部分だと思う。 昔は飛ばし屋だったのに・・・・ちょっと前まで、あのバンカーをキャリーで越えてたのに・・・仲間の中では相当飛ぶ方だったのに・・・ 特に、腕力で飛ばしていた人は、その力が落ちたり故障したりすると信じられないぐらい飛距離が落ちてしまうケースが多い。そしてその飛距離は、余程のことがない限り戻ることはない。いや、年々もっともっと、落ちてくるのだ。 ◯◯歳を過ぎたら毎年5ヤードづつあるいは10ヤードずつ飛距離が落ちると言うのはよく聞いた。それは50歳からであったり、60歳からであったり、65歳からであったりする。そう、私も他人事ではないのだ(シモの方はともかく)。実際、ヘッドスピードは10年前から3m/s~4m/sぐらいは落ちてるし。 ドライバーが飛ばなくなってゴルフを止めてしまう高齢者は多い。同じティからラウンドする奥さん(女性はクラブの重さやシャフトのしなりをうまく使い、タイミング良く最高効率でスイングできる人が多い)にアウトドライブされたりしたら、これはもうショックを通り越して全てが嫌になってしまうだろう。 ゴルフ仲間に「昔はもっと飛んだのになあ」というセルフを言ったら罰金を払う、という人もいるぐらいだから、やはり男性にとって飛距離とは青春のきらめき、若さの象徴、精力の象徴だったりするんだろう。 というわけで、1ラウンドで0.9個のOBは覚悟し、ドライバーは(置きにいくのではなく)びゅんびゅん振っていきたい。 |
昨日は第4木曜日。本来なら仲間内での競技会(というほど大げさなもんではないんだけどね本当は)、GB月例の予定だったんだけど、ラウンドする予定のF尾ゴルフクラブが前日からの寒波&積雪でクローズ。 急遽ホームコースに連絡、いつものMの会に入れていただけることになった。ちなみにホームコースも(大阪の東部、奈良との県境にあるにも関わらず)前日はクローズだった。 というわけで、北斜面に雪が残り、氷点下の寒さの中ではあるが無事ラウンドスタート。この日はメイングリーンが残雪のためか、珍しくサブグリーン(6000y弱)で。 これだけ寒く、グリーンも凍った部分が残る中、そして前日の練習で調子がイマイチだったことなどから、まあ85切れたらいいな、と思っていたんだけど。 (梅コースは実際には2668yになります) 76キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!もちろん今季ベスト。 短いサブグリーンだった事が一番の要因だろうけど、スコアへの欲がなかったのが逆に良かったんじゃないかと。あと、技術的なことでいうと、先日ご紹介した堀川未来夢の「アドレスのボールの置く向き」はもうドンピシャっていうかバッチリ。 あれから練習して、球の曲がりというよりも球の高さをコントロールする使い方がベターという事を感じ、球の左側を見ながら打つと低い球(で右へは行かない)、右側を見て打つと普通の高さ(で左を消せる)という感じに使ったら、ほぼ思い通りの球が打てた。 打ちおろしのティショットやアゲンストのホールで低めの球を打ったり、左がOBのホールで右へ曲がる球を打ったり。ティショットを安全に打てるとゴルフがこんなに楽なのか、ということがわかった。 バーディ3つはいつものようにラッキーで、2打目あるいは3打目が30~90yのコントロールショットでそれがたまたま寄っただけというもの。 56度で60y、50度で85yなど、つまりやや距離を落とすクォーターショットが大変うまく打てた。これも先日ご紹介した堀川未来夢チャンネルに矢野東がゲスト出演していた時のP6ポジションを意識したらヘッドの入りがすごく良くなったお陰である。 今は90y以内のコントロールショットとウェッジのフルショットでしかこのP6を意識できないけど、全てのクラブでこれができるようになればマジでスイングが良くなり、1つ上の次元のゴルフができそうな予感がする。 ただ、もったいない(下手くそ)ボギーもいっぱいあったけどね。アプローチの大きいミスとか、短いパット外すとか、パー5で2オン4パットとか、アイアンのへっぽこショットとか。まあでもそんなのは私の通常運転だからね。 あと、このスコア出しても、(Mの会のM川さんと競っている)横のニギリ(名誉だけね)は負けて、師匠の座を奪われてしまった。N川さんのゴルフがすごく良かったので仕方ない。当分は弟子の身分に陥落。臥薪嘗胆。でも悔しい・・・ |
今年、マイブームになりそうなポジション6(P6)について考察してみる。 あ、P6についてはこちらを参考にしてください。 6があれば他の数字もあるんだろうと思って調べたら、全部で10のポジションがありました。 (こちらからお借りしました。もし問題があればご連絡くださいませ) P1がアドレス、P3がハーフウェイバック、P4がトップ、P5 がハーフウェイダウン、P7がインパクト、P10がフィニッシュ。 以前から言われていたビジネスゾーンというのはP5からP9。そこをさらにシンプルにし、インパクト直前の形(だけに注目したの)がP6ということになるね。つまりスイングのエッセンスということになる。 で、ここからが本題。このP6、結構奥が深い。 まず、正しいか間違っているかで言うと圧倒的に正しいと思う。プロゴルファーが「これだけ覚えれば良い」と言うだけある。 今までの私のスイングと比較すると、グリップが体の近くでかつ低い位置に来るし、クラブは今までよりだいぶインサイドから(まるで視界の右外側から)入るし、ヘッドも「インパクトで間に合うの?」と思うぐらい遅れてくる。 つまり私の間違ったスイングでは、グリップが体の遠くに離れすぎてるし浮き上がっていて、クラブは相当アウトサイドから入り、コックも早く解けて(手打ちだよね)いた、という事になる。 それがわかっただけでもこのP6を知った甲斐がある。なんか、全然違うんだもん、振った感じが。 P6を知って、2回ほど練習場でP6を意識しつつ球を打ってみた。P6からP8までに振り幅で、56度のウェッジだと30yぐらい飛ぶんだけど、そのインパクトというかコンタクトというか、球とフェースが当たる感触が今までと全く別次元に気持ちいい!よくわからないけど、クラブの運動エネルギーが最大効率でボールに伝わるというか、フェースにしっかり乗っかるというか、とにかくインパクトの感触がソリッド。打ってて気持ちいい。 これ、矢野東プロも言ってたけど、宮里流30yドリルもこれだし、多分坂田信弘プロのショートスイングもきっとこれなんだろうね。私がS水プロに教わったステップ打ちもこれの応用なんだと思う。 というわけで、練習場ではこの練習(ドリル)をメインにしようと思う。それぐらい良い。今のところショートアイアンまでしかイメージできないけどね。長いクラブでは難しい。ドライバーとか、思い切り右へスッポ抜けたり空振りしそうだし。 でも、掌屈とか、シャローイングとか、GGとか、すべての理論は、 だそうである。全面的に同意。っていうか理論はどうでもいいけどこのポジションを覚える。スイングに悩んでいる人、スイング観変わるかもよ!とまた人の褌で相撲を取る編者である。 |
P6をコースで試してみたいと思っていたら、いつものN井さんから薄暮プレーのお誘いが。秒で返事をし行ってきたのが一昨日の日曜日。 コースにはまだ雪が残り、一部サブグリーンを使用していた。子供心を忘れない(いい歳をした)我々2人は、雪だるまを作ってティグラウンドに設置したりしながら楽しくラウンドしたのであった。 さて、P6である。結果を気にせず試せるのが薄暮プレーの良いところなので、思い切ってドライバーからウェッジまで全てP6を意識しながら振ってみた。その結果、1バーディ2ボギーの37。2ボギーはいずれも3パットなので、ショットはほぼミスなし(実際には3つあったけどリカバリーできた)という驚くべき成果となった。 まあ数字はたまたまだけど、とにかくいい感触のショットが多く、なんだか自分が急に上手くなったような気になった。以下、特に印象に残っているショットを。 ちなみに点数は5点満点で、1点が池やOBなどのペナルティが付くレベルのショット、2点が1ストローク以上落とす可能性のあるショット、3点が0.5ストローク落とす可能性があるショット、4点がまずまず、5点は(数ヶ月に1度の)思い通りのショットというイメージ。 1番パー4の2打目、115yラフからの打ちおろし、9アイアンのコントロールショットがオンしてその場に止まる(4点)。 2番パー3のティショット、7アイアンはちょっと低めの弾道だけどラインが出てピン上3mにオン(5点)。 3番パー4の2打目、8アイアンは大ダフリ(2点)、3打目50yはピン下4mに(4点) 4番パー5、左ラフからの3打目120y、9アイアンでピンハイに(4点)。そこから3パットしたけど。 5番パー4、左足下がりからの2打目、PWはハーフトップしてグリーン右奥(3点)。そこから3パット。 6番パー3(打ち下ろしを入れて190y)、4アイアン、未来夢メソッド+P6でスティンガーフェード(5点)でオン。 7番パー4、2打目残り190y打ち上げ、ユーティリティでやや左、グリーンエッジまで(4点) 8番パー5、つま先上がりの浮いたライから2打目4W、私のゴルフ人生で3本の指に入るぐらい完璧なスイング(まるで素振りのような!)と感触(芯に当たるとこんなに抵抗がないの?的な)で打てて230y(5点)。3打目ウェッジフルショット、P6を意識しすぎてハーフトップ(2点)、右エッジ外から30y、50度のウェッジで低めのエンドラン、P6テイストでOKまで寄る(5点)。 最終ホール2打目、残り95y打ち上げラフから、50度フルショットはちょっとだけダフるもグリーンオン(4点)。 という感じ。今までの私ならアイアンショットは平均2.2点ぐらいだったのに、4点が多発、5点も1ラウンドで4個も出るという考えられない内容だった。 もちろん大きなミスもあったけど、それはP6を意識しすぎたり慣れてなかったり体重移動が疎かになったりタイミングがずれたりしたせいだと思うのであまり気にしないでいいと思う。 というわけで、今年2023年はP6元年とする。堀川未来夢プロと矢野東プロに感謝。 で、昨日の午後、10年ぶりぐらいに打ち放題の練習場へわざわざ行き、150球ぐらいP6のハーフショットをやってきた。500球ぐらい打ちたかったけど体が壊れるのでね。当分は数を打つ練習をしよう。目指せ1万球。 |