去年までの日記
今年の日記
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梅雨が開けたと思ったら猛暑がきて、地球が沸騰し、夏真っ盛りの8月。もはや真夏は命がけでないとゴルフができない時代が来てしまった。今年のエイプリルフールのネタが本当になりそう。 そんな中、日曜日に練習へ。T石さんを見習い、週1回打ち放題へ行こうと決め、一昨日の日曜日に東K里ゴルフセンター(の第二練習場)へ行くと妙に人が少ない。そう、日曜日は打ち放題やってなかったのだ。 しばし固まる私。迷った末にいつものH田ゴルフセンターまで行くことにした。打ち放題はまた平日に来よう。 H田ゴルフセンターでは主にウェッジとアイアンのコントロールショットを。っていうか、前も書いたけどコースでのアイアンショットは全部これ(スリークォーターよりのハーフショット、パンチショット風味)で打ってみようかなと。大阪GCでも良いショットがたくさんあったし(特にパー3で)。低めの軽いスライス球でラインが出る感じ(あくまで感じだけど)のがいいんだよね。 で、練習場でその飛距離と感触を確かめるのだ。 まずはウェッジ。スリークォーターでどれぐらい飛ぶかもう一度確認。東K里の打ち放題とは球も違うし、H田にはトップトレーサーがあるからより正確だしね。 60度で40y。フルショットで70yなので6割弱だね。 56度で50y、フルショットで80yだから6割強。 50度で65y、フルショットで105yだからこちらも6割強。 ウェッジ類は前回の打ち放題と同じ感じ。60度だけ30y~45yと球がバラける。やっぱり難しい。 PW以上だけど、これより長い番手になるとランも計算しないといけないため、6割ではなく大体1番手飛ばないぐらいになる。 ちなみにPWでは90y+ラン5yって感じ 9アイアンは105y+ラン5y 8アイアンで120y+ラン 7アイアンで135y+ラン ここまでは順調。でも6アイアン、5アイアンになると引っ掛けたりペラったりしだすので難しくなる。それでもうまく打てたときは、 6アイアンで150y+ラン 5アイアンで160y+ラン ランが10yぐらい出るので、それを計算すると一番手弱ってところかな。 そして4アイアン。ヤマハのキャビティなのでユーティリティみたいな感じの優しさがあるんだけど、こいつをクォーターショットすると、どうしてもペラ球になる。まっすぐ出て右へ大きく曲がっていき、飛距離もだいぶ落ちる。 自分でも相当カットに入ってるのがよく分かるんだけど、なかなか修正できないんだよねー。 今後の課題ということで。あと、打ち放題行きたいところだけど、あんまり根詰めるとぎっくり腰とか慢性腰痛とか頚椎捻挫とか肉離れとか簡単になるお年頃なので気をつけろよ自分って思った。 |
名コースラウンド月間というわけではないんだけど。先週の大阪ゴルフクラブに続き、同じく上田治設計の奈良国際GCへお邪魔した。ちなみに来週は交野CC(台風来てるけど)。 奈良国際GCは大きなアップダウンはないけれど、(歴史の古い名門コースにありがちな)今どき珍しい乗用カートなしで歩きでラウンドするコース。しかし今年の4月にやっと乗用カートが導入され(キャディさんはそれとは別にキャディバッグ4台積みの自走カートで付いてくる)、真夏でもそこそこ快適にラウンドできるようになった。まあその分、ちょっとお高くなってるんだけどね(色々割引があってもホームコースラウンド3回分)。 そのキャディさん、ブルガリア出身のGちゃん。日本語ペラペラで美人。いや、だからどうだってことはないんだけど。 あ、メンバーはGB月例でおなじみメンバーのK嶋さん、先輩O谷さん、そして上手いH田さんという渋めのメンバー。 前日の水曜日に打ち放題へ行ってきたので、当日朝は打球練習せず、アプローチとバンカーだけ。そのバンカーだけど、この日はなぜかうまく打てない。砂がサラサラなのに重い感じで、球が飛ばないんだよね。 きちんと10cm手前に入れないと全然飛んでくれないし、きちんと入れようと力を入れると右へ低いトップ目の球になったりホームランしたり。一抹の不安を感じながら練習を終える。 まあ、その不安は的中することになるんだけど。 というわけでアウトスタート。レギュラー(黄色)ティから、6735yとそこそこ長い。スティンプ9ftという表示だったけどグリーンの仕上がりが素晴らしく、体感的には9.5~10ftぐらいの感じ。 1番パー5。ティショット右ラフ、2打目4アイアンでレイアップ、3打目145y7アイアンのコントロールショット(以下CS)はわずかに届かず花道。25yのアプローチは突っ込みきれず、2パットボギー発進。 2番は距離の長い(432y)パー4。この日はピンが一番奥だったので450y。ティショットはほぼ完璧でフェアウェイ右サイド。2打目200y打ち下ろし、左足下がり。いつも右へ飛んでトラブルになるので、思い切り左を向いて左花道に打つつもりで4アイアン。でもやっぱり右ペラで40yショート。学習能力ゼロっていうかヘタなんだね。 ライが良かったので1.5mに゙付いてくれて、微妙なマウンド越えのフックラインを沈めて(このパットは良かった)パー。 3番207yパー4、ユーティリティで花道へ、パターで1.2mに、でもこれを外して(このパットはヘタだったその1)ボギー。 4番パー4、2打目135yを8アイアンCSでオン、2パットパー。 5番はフェアウェイ左のバンカーが気持ち悪いパー4。ティショットはまずまずもスライスして右サイドのバンカーへ。残り190y打ち下ろし、ユーティリティのCSで転がし乗せる作戦、まあまあうまく打てたけど距離足りず。手前からのアプローチはまたショートして入らずボギー。 こうやって簡単にボギー打つところがヘタだ。 6番は右ドッグレッグパー5。ティショットは振り遅れて右ラフ。2打目4アイアンでレイアップも右サイドの木に当たって220y残る。3打目4Wでグリーンを狙うも持ち球のスライスでグリーン右サイド。打ち上げ30yのアプローチは2mに付くも難しいラインで入れられずボギー。2打目で欲張ったのが間違い。 7番は5番に似てて左サイドのバンカーが気になるパー4。ティショットは230y、フェアウェイの一番狭いところへ。このショットは良かった。ところが2打目130y、8アイアンCSを派手に引っ掛けて左バンカーのあごの部分へ。そこからチャックリ気味のショート、4打目でやっと乗せて1パットボギー。 期待を裏切らない、見事なヘタさだ。 8番は池越えのパー3。この日は135y。普通なら8アイアンと9アイアンの間の距離だけど、あえて7アイアンCSで。上手くラインが出てくれてピン下3mに。これが入ってバーディ。CSはダフりにくい、左右にブレない(うまく打てたらだけど)のがいいね。 9番は名物の池絡みのホール。距離は373yと短めだけど、池を取り囲むように左ドッグレッグしていく難ホールだ。ティショットは左の池を避けすぎて右ちょいラフ、2打目135y、7アイアンのCS。ピンハイに着弾し、4mほどオーバー。 奥から5~6m、やや登って急激に下ってフックしてスライスする(注:本当です)複雑なライン。複雑なラインや微妙な距離感の時にイメージを出すために私が長年の努力の末に編み出した秘伝の打ち方でカップ80cmオーバーのところへ。これを慎重に沈めてパー。 というわけで前半はもったいないボギーがいくつかあったけど4オーバー40に。上出来だね。 お昼に冷やし中華をいただき、いざ後半。 10番は500yを切るパー5。ティショットはまずまず、でもスライスがかかりすぎて右ラフ。2打目は280y残り、6アイアンでレイアップ(ハーフトップ結果オーライ)、3打目95y、50度のCSで狙ったんだけどさすがにこれは短すぎた(フルショットかPWでよかった)。15yほどショート。で、ファーストパットを3mオーバーさせ3パットボギー。3打目のミスだね。 11番、ティショットは今日イチの当たりでフェアウェイセンター、左足下がり、打ち下ろしを入れて110y。今までならpwのフルショットだけど、9アナンのCSで。花道から軽くフェードしてピン方向へ、ピン下2mにオン。この日のベストアイアンショット。気合で沈めてバーディ。 CSはフルショットと違い、ラインが出るだけでなく傾斜地やトラブルショットにも滅法強い。スインが小さくなるからね。 「傾斜地からはフルショットしない」なんて誰でも知ってることだけど、実際に番手を上げてCSでしてみると、ああ、そういうことなんだと合点がいくよね。 しかし好事魔多し。次のホールで高くなった鼻をへし折られる。 12番は距離の短いサービスホールのパー4。ティショットはほぼパーフェクト、フェアウェイセンター。2打目はバンカー超えの115y。何の変哲もないフラットで浮いた良いライなので、たまには普通にショットしようとPWフルショットで。ヘッドアップしないことだけ気をつけて振ったんだけど、下半身リードを忘れてしまい、奈良の大仏が3mmほど浮くぐらいダフってバンカー手前へ。 3打目、ボールはディボットに。ディボットから柔らかい球なんて打てない。バンカーをぎりぎり超えるぐらいの低い球、と思ったんだけどスイングが早くなってバンカー直撃。4オン2パットダボ。 13番パー3、190yアゲンスト。4アイアンのCSで転がして乗せる作戦も、ちょっとダフってグリーン手前。50度で砲台グリーン手前にワンクッション、70cmに。寄せワンパー。 14番は2打目左足下がりから140y、7アイアンCSはタイミングが合わずピンより20yも右へオン。ファーストパットはラインを読み間違い、1.5m残る。これを引っ掛けて外し3パットボギー。 イマイチ調子に乗り切れないなか迎えた15番、イン最難関ホール。左ドッグレッグで、左サイドにはナイスショットでちょうど入る大きなバンカーがある。バンカー右端から軽いフェードで、フェード、カット、スライス・・・と思いながら打ったら体が過剰反応して大スライス(そりゃそうだ。禅ゴルフはどうした)。右ラフへ。でもここまではよくあるミスだ。 2打目、本日のワーストショット。ラフのライはまずまずで、グリーン方向は一応開けてるが30yぐらい先に木の枝がせり出している。距離は190y打ち上げ。そう、己の力を過信してしまった。ユーティリティCSで花道方向、あわよくばオンさせてやれという気持ちが出すぎて打ち込み、見事に木の枝に当たる。ボールは再び右のラフへ。大人しくレイアップすべきだった。 喜劇はまだまだ続く。3打目、バンカー越えの75y。56度のウェッジでちょうどかなと思いながら打ったんだけど、ラフに食われたぶん距離が出ず、バンカー直撃。あごに突き刺さる。4打目、右足はバンカー、左足は外という状況からフェースを閉じてエクスプロージョン!のつもりがクリーンに当たりすぎ、反対側のバンカーへ。5打目、今度は左足下がりかのニアサイド、砂が薄めという最難関のバンカーショット。まあ出ないよね普通。6打目でやっと出して、2パット。ダブルパー、あるいはクァドループルボギーまたの名をプラス4。 一緒にラウンドした、口の悪いK嶋さんから「(今日のラウンドはこれで)終わったな」、と最大級の賛辞をいただく。 次のパー3でもティショットを右バンカーに入れ、2打目は出ただけ、3打目寄らず入らずのダボ。 17番パー4、ティショットはフェアウェイ、2打目ユーティリティは右(WH)を恐れて左へ引っ掛け、3打目50y、ここ2週間で200球は練習した56度のCS。見事にハーフトップしてグリーンオーバー。次を何とか寄せて4オン1パットボギー。 なんてこった。15番~17番の3ホールで7オーバー。なんてこった(いや自業自得)。 最後ぐらいピリッと終わりたい。数年前の日本女子アマで安田祐香ちゃんがイーグルでタイトル獲得し、オーイ!とんぼ(漫画)でとんぼがつぶらやエマと熾烈な優勝争いを繰り広げた舞台、18番パー5。472y。 ティショットはいい感じで芯を食うも、軽いスライスで右ラフ。ボール全体が埋まっている状態で、長いクラブでは打てないと判断し8アイアンでレイアップ。100yちょっとしか飛ばなかったようで、3打目は170y残ってしまう。 5アイアンフルショットか、それとも4アイアンのCSか、4番ユーティリティのハーフショットか。いちばん簡単で確率が高いのはユーティリティだ。ハーフショットを選択。左から少しスライス気味に。 当たりは良かったけどスライスが掛かりすぎ、グリーン右サイドに。アプローチは2.5mに。これを入れるのと外すのとでは気分がぜんぜん違う。カップちょい外しのフックライン、引っ掛けないように気をつけて、何とか入った!薄氷のパー。 というわけで。 バーディが2つあっても、ダボも2つ、さらにダブルパーが1つあったらそりゃあこのスコアになるよね。 パットで2つ、バンカーで3つ、アプローチで3つ、100y前後の距離で3つ、2打目で2つぐらいやらかしてるからそれがそのままスコア(オーバーパー)になってるね。勿体ない。 ただし、ティショットとアイアンのCSはだいぶ良かったから、まあいいか。 |
禅ゴルフをしだしてから、プレショットルーチンが少し伸びた。それを見て、木曜日にご一緒させていただいたH田さんから「ちょっとスロープレーになってるで」と言われてしまった。 ちなみに、今の私のルーチンがこちら。赤字が禅ゴルフで増やしたもの。 1 スパットを見つけ、ティを刺す(10秒) 2 飛球線後方へ下がり、8割ぐらいの素振り1回(6秒) 3 ボールに正対し、両足を揃えて立ち、左足・右足を広げる(N井メソッド・特許取得済)(5秒) 4 左手をだらんと下ろし左手のグリップを決める(ギンゴルの秘密ゴルフTVの小池プロメソッド) 5 次にやや下から右手グリップを決める(同上)(ここまで5秒) 6 腕が地面と平行になるぐらいの大きなワッグル 7 ワッグルしながら息を吸う(ここまで3秒) 8 グラブを戻し、ゆっくり息を吐きながら集中する(2~7秒) バックスイング開始 おそらく全部で31秒~36秒かかっているので、逆立ちしても速いとは言えない。ショットが早い人は構えてから10秒以内、普通の人でも20秒以内だろう。そう考えるとやっぱり遅いね。 特に、構えて「さあ打つな」と思わせてからのフェイント(6)と、「もう打つやろ」と思わせてからの停止(8)が長く感じさせるんだろうね。 いくら良いショットを打つためといえど、またプロの規定時間(1ショットにつき40秒)内だといっても、遅いと感じさせるようではダメである。試合や競技とかならまだ大目に見てもらえるかもしれないけど、プライベートなラウンドでスロープレーと思われるのはゴルファーとしては良くないよね。 っていうか、元々プレーが早い方ではないのにこれ以上う遅くしてどうすんねん!絶対あかんやろ!と反省し、ルーチンを見直すことにした。 まず、絶対に必要な事項は上の1・3・8だ。 1は動作を早くすることで数秒早くできると思う。 3はできるだけそのまま(これをやるとボール位置がずれない) 8も訓練で秒数は短くすることはできると思う。 これで5秒の短縮。 2の素振りは前もってしておくという手もあるけど、飛んでいく球をイメージするためにはやりたいんだよね。でも、これを省略することはできるかもしれない。6秒短縮。 4と5は慣れてきたら無くせると思う。5秒短縮。 そして問題の6と7。この大きなワッグルを省略すべきかどうか。秒数としてはたった3秒だけど、体感的に(そして見ている側も)この部分のフェイントがスロープレーを感じさせる大きな要因になっているのは間違いないと思う。思い切ってやめてみるか。 合計すると19秒の短縮。全部で14秒~19秒ぐらいで済むことになる。これだと大丈夫だろう。というわけで、今度のラウンドでは 1 スパットを見つけ、ティを刺す(8秒) 2 ボールに正対し、両足を揃えて立ち、左足・右足を広げる(N井メソッド・特許取得済)(5秒) 3 大きく息を吸い、ゆっくり息を吐きながら集中する(1~6秒) バックスイング開始 うーん、むっちゃシンプル。よし、これで行ってみよう。 まあそもそも、プレショットルーチンはルールでもマナーでもなく(遅いのはマナー違反だけど)、絶対それを守らないといけないわけじゃない(マイルールだからね)から、打ちにくいホールとか出だしの1番とか勝負どころとかだけ2とか6を足してもいいかもね。 |
先日の日記で私はこう書いた。 奥から5~6m、やや登って急激に下ってフックしてスライスする(注:本当です)複雑なライン。複雑なラインや微妙な距離感の時にイメージを出すために私が長年の努力の末に編み出した秘伝の打ち方でカップ80cmオーバーのところへ。(後略) 今日はこれについて。万人に合う打ち方ではないと思うし、逆に邪道な打ち方かもしれないけど。っていうか「何だ、秘伝とか偉そうに言う割には全然大したことじゃねーじゃん」という感じのことなんだけどね。 基本的に私は(現在主流の)振り子式パッティングをしている。つまりストロークの大きさで距離感を出す。短いパットは小さく、長いパットは大きく。 この打ち方のメリットは、パンチが入ったり緩んだりする可能性が低くなることだ。力感はいつも同じで、単純に振り幅を変えるだけだからね。ヘッドの重さをボールに伝えるだけって感じ。感性を排除し、オートマチックなマシーンのように意志の力を入れない打ち方だ。 これは短いパットや平らなところでは問題ないんだけど、いつもミスするシチュエーションがあった。それは上に書いたような、複雑なライン、微妙な距離感が要求されるパット、距離感と方向がきちんと合わないと入らないパットなどだ。 複雑なラインとは、例えば2段グリーンの下から左へ曲がりながら上り、登ったらフラットだけどわずかに右へ曲がり、さらにカップを越えたら下っていく、みたいな複合ライン。 微妙な距離感が要求されるパットとは、マウンド越えで登って下るようなライン。あるいは2段グリーンの上から、段をぎりぎり越えるぐらいの力加減で打つパット。 距離感と方向がきちんと合わないと入らないパットとは、強い傾斜があるグリーンのカップ横から、1.5mしかないけどジャストタッチだったらカップを2つか3つぐらい外さないといけなくて、強めに打って蹴られたら3mぐらいは簡単に転がってしまうようなライン。 こういう所ではどれだけマシーンになりきろうと思っても、ショートしたくない・オーバーしたくないという意志の力が働くので、強めに打ったり緩んだりしてしまいがちだったんだよね。また、マシーンになりきって打つとしても、そもそもの読みが違ったりしてへっぽこパットになる事が多かった。 そこで私は考えた。こういう創造力が必要なラインの場合、逆に感性に任せて打ったほうがいいんじゃないかと。 では、感性に任せるパットとは何か。察しの良い方ならもう気づいていると思うけど、そう、感性を出すなら断然タップ式パッティングなのだ。 例えばちょっと離れた場所のゴミ箱に丸めた紙を放り投げる場合、腕全体を使ってゆっくり、ではなく、手首のスナップを効かせて、肘から先だけで「ピシッ」っという感じで投げるよね(え、投げない?)。ちょうどダーツの矢を投げるように。 そう、そんなイメージで、バックストロークは適当、インパクトの力感命、そして(私の場合)いちばん重要なのは打ったらヘッドを止める。ヘッドを止めるのはそれのほうが距離感のイメージが出しやすいから。この打ち方により、感性だけに頼った打ち方ができる(ような気がする)のだ。 そんなものは邪道だ、とか、そんなんで上手くいくのはお前だけじゃね?とか、思い込みじゃね?とか、そんなヘンタイパット聞いたことがないとか、色々ご意見はあると思う。私も自分でヘンタイだと思う。 でも、何回もやってみてやっぱり結果が伴うことが多いので、ヘンタイでもいいかなーと。 あと、そんなに感性が出せるんだったら全部のパットをそれにしたら?というご意見もあると思うけど、そしてその意見はたぶん正しいんだけど、あんまり多用したら逆に感性が鈍る気がするし、たまにとんでもなくオーバーしたりもするし、距離感は合っても方向性に少し難が出るし、いざという時だけこのパットをする事でスペシャル感をかもし出して(ギアを上げる的な?)難しいパットに臨むぜー!という雰囲気を出したいので暖かく見守ってください。 |
思いがけず毒舌日記になってしまった。閲覧注意。 ゴルフの世界には「それ、違うよね?」といいたくなることが沢山ある、と思う。 コースのプレーフィー 仮に16500円としようか。でも、色々訳の分からない追加(環境整備負担金って何?ロッカーまで別料金?)があって、さらに昼食代が足され(うどん定食が1540円てぼったくりバーか?)、生中が900円もして、鳥かごで打つボロボロの練習ボールが2カゴ(48球)で1000円もして、税金を足したら23000円。それ、なんか違うよね。 いちばん簡単なアプローチ? 9アイアンを短く持って近くに立ちヒールを浮かせ、「パターと同じように」打ちましょう!ほら、こんな感じです。簡単でしょ?とユーチューブやインスタのレッスンプロ。いや、たしかにアドレスはパターっぽいしノーコックだけど、冷静になって見たら全然、まったく、「パターと同じように打って」るわけじゃないよね。ただの「パターと同じように構えてるだけの、アプローチショット」だよね。イップス野郎は打てません。それ、違うやん。 カット打ちでスライス回転? カット打ち、すなわちアウトサイドインの軌道で(しかもフェースが目標方向へ向いて)打てばスライスする。これは絶対だ。でもそれはショットでの話。 パッティングにおいて、左へ曲がるラインに対しカットに打ってスライス回転をかけ、まっすぐ転がすというテクニックをがあるかの如く言う人がいるが、これは100%マンガの世界だと思う。ハイスピードカメラが普及し、グリーン場を転がるボールは(打った直後を除き)ただ転がるのみで、サイドスピンなど微塵もかからないという事は科学的に証明された。 「今のはフックラインをカットに打ってラインを消したんだぜ」・・・それ、違うから。 飛ぶ方向はスイング軌道、曲がる方向はフェースの向きに依る? ハイスピードカメラが出てくる前はそう考えられていた。すなわち、「球はスイングした方向へ飛び、その時フェースがオープンならスライス、クローズならフックする」と。ほぼ100%のゴルファーがそう信じていた。トーナメントプロも、レッスンプロも。 しかしそれが逆(厳密にいうとフェース向きに「ほぼ」真っ直ぐ飛ぶのが正解)だという事が完全に証明された今でも、頑なに「スイングした方向へ球は飛ぶのだ」と言い張るレッスンプロはまだ少数だがいる。こういう人はきっと、今でもカメラを向けられると魂を吸い取られると思ってるんだろうね。それ、全く違うから。 ゴルフは飛距離じゃない? 飛距離にばかり拘るよりも、アイアンの精度やショートゲームを磨きましょう。それなら正しい。 しかし、ほかの腕前が全く同じで飛ぶ人と飛ばない人なら、飛ぶ人が120%いや1000%いや一億%有利なのは間違いない。 例えば、ティショットを打たず、フェアウェイ200y地点から2打目としてプレーした時のスコアと、同じく260y地点からプレーした時のスコアを比較してみたらいい。よっぽどハイハンデの人を除き、後者のほうが絶対に良いスコアで上がれるはずだ。 そもそも、「ゴルフは飛距離じゃない」なんて言ってるヤツのほとんどが、飛距離不足で悩んだことなんて無いか、元々上級者なのだ。じゃああんた、ティショットを7アイアンで打って、いつもと同じスコア出してみろよと。それができたら認めてやるよと。謝ってやるよと。 ゴルフは飛距離じゃない?それ、違うから。飛距離があることは絶対的に有利。 できる側の屁理屈 ◯◯というドリルを◯ヶ月続ければ、誰でも90が切れる!ライ◯ップゴルフで92%の人が100切り!こうすればスライスは一発で治る!◯スタンス理論であなたのタイプが分かれば上達間違いなし!練習しないでパープレー!ゴルフは物理です。地面反力!!面が閉じたアイアンはヘタの元! えー、皆さん、いちばん大事なこと、何か忘れてやしませんかね?スイングも、クラブも、ドリルも、練習も、秘訣も、理論も、確かに大事っちゃー大事だろうだけど、枝葉だよね。違うよね。大多数のアマチュアにとってもっとも大事なのは、 メンタルでしょ!!! フカフカのフェアウェイからウェッジ持って10cmダフる奴(俺だ)を直してみろよその何とか理論でよ!っていうか、その偉そうに語るお前自身が日本オープンで優勝してみろよ! それができないなら、全部、できる人間がこねくり回した屁理屈だ。 注1:文中にでてきた◯◯理論とかラ◯ザップなどは架空の存在で、実在する同名の団体や個人の理論と関係ありません、と書けば嘘になりますがやっぱり関係ありません 注2:年をとるとどうでもいいことですぐ腹を立てるようになる |
関西名コース探訪月間の最後を飾るのは交野CC。家から15分、今年開場50周年を迎える老舗コースだ。 2ヶ月に1回ペースで開かれる同業先輩方との持ちハンデのコンペ、一八会で、白ティ(6059y)から。 朝イチ、いきなりチーピンOBからスタート。 この日はドライバーもアイアン(コントロールショット)も引っ掛けてばっかりで、特にドライバーは左へばっかりすっ飛んでいくので(ほんとはダメなんだけど)途中でカチャカチャしてクローズにしてたフェースを戻した。それでも左行ってたので打ち方なんだろうな。 その後8ホールはちょっとましになり、ボギー3つで41。 後半の1番も左一直線、OBまで1mのラフからレイアップが木に当たり、3打目も木の枝が邪魔、ユーティリティでフェアウェイに戻すだけ、4オン2パットダボスタート。 2番パー5はまたティショットが左一直線、つま先下がりラフからの6アイアンはハーフトップ、3打目再びラフから140y打ち上げ、7アイアンでピンハイ10mにオン(このショットは良かった)、これが偶然入ってバーディ。 その後、全く思い通り打てない体に落ち込みながらも3番から6番まで1オーバー、合計3オーバーでしのぐが、上がり3ホールぐらいになるとだいぶ暑さで疲れが出てきたのか(言い訳)集中力がなくなってきて。 7番パー5、ほぼ完璧なティショットからの、2打目4アイアンでレイアップしたんだけど、左足上がりだし今日は左ばっかり飛ぶからから大丈夫と思って打ったら持ち球のへなちょこスライスが出て右ラフ。バンカー超えの80yが残る。今思えばこのセカンドがこのホールの一番悪いミスだった。 3打目、フルショットの距離だったけど下をくぐって手前のバンカーへ、4打目バンカーからホームラン、5打目は奥のベアグラウンドから下り傾斜の深いラフを経由し下りのグリーンというタイガーでも2回に1回しか寄せられない状況。50度のウェッジでちょっと低めに打ち出し、ラフにワンクッション、完璧に打てた。 と思ったボールは止まらず、2段グリーンの下へ。2パットでダボ。 8番は池越えの名物ホール。ティショットは池左サイド、完璧、自画自賛。2打目125y、8アイアンのコントロールショット。左へ引っ張らないよう気をつけて打ったらペラった。禅ゴルフはどこいった? 3打目ラフからバンカー越え、フェース開いて打ったら右へ。全然フェースに乗ってない、超下手くそなアプローチ。逆目のエッジから1mに寄せ、1パットボギー。 最終ホールもドライバー良い当たりも左へ突き抜け、2打目は樹の下から出すだけ、3打目で2.5mに、入らずボギー。 というわけで。 アイアンのコントロールショットが最後までうまく打てなかった(良かったのは2個ぐらい)1日だった。中3日空いたらダメなんかなあ。火曜日に練習行ったら良かった。あと、8.8ftのグリーンに対するパットも最後までイメージ出なかった。 かき氷の甘さが心に沁みた1日でした。まあでも、そんな日もあるさ(そんな日ばっかりだけど)。 |
私がまだ若かった頃、最先端のナウなヤング(10代後半~20代)向きにPOPEYE(ポパイ)という雑誌が創刊された。あと5年で創刊50周年だから、まさに昭和のポップシーン(恥ずい)とか若者文化とかカルチャーとかファッションとかを牽引してきた雑誌だと思う。ちなみに私はその頃ナウなヤングではなかったので読んだことはない。 で、その兄貴分、つまりポパイを卒業した30代から40代向けに創刊されたのがBRUTUS(ブルータス)。こちらも1980年創刊で現在に至る、息の長い雑誌だね。 ブルータスも、流行に敏感で最先端のファッションや文化に興味を持ち、おしゃれで小洒落た事が大好きな大人向けの雑誌である。ちなみに流行に鈍感でファストファッションにしか興味がない私はやっぱり読んだことがない。 で、そのオシャレで意識高い系ブルータスが、ついにというか、やっとというか、ゴルフの特集を組んだ。っていうか実はたまたま私の目に入っただけで、ブルータスでは結構前からゴルフについて取り上げてたみたいだけど。 その紹介ページにあった写真。この4人はヒップホップグループで、1人がベストスコア100を切る腕前、後はラウンド経験数回、コースデビューの人も居たらしい。 で、還暦のオッサンが最初にこの写真を見て思ったこと。 むっちゃカジュアルでむっちゃ自由でいい感じやなー!羨ましいなー! 嘘ではない。場所は東急ゴルフパークたまがわという河川敷でドレスコードなしだから、どんな服装でもOKなのだ。だからジーンズであっても、スニーカーでも、TシャツでもたぶんOKだろう。だからマナー的にも全然問題なしだし。 もし30年前からこういうゴルフが認知されていたら、日本のゴルフ業界はここまで衰退していなかっただろうし、もっと才能ある若者がゴルフしていただろうし、第二の松山、第二の石川遼がどんどん出てきてたと思う。 だって、ゴルフって誰がやってもやっぱり面白いもん。 最初のハードルの高さとか、お金がかかるとか、権威主義とか、そんなものが無くて10代から自由にゴルフができる(それこそサッカーや野球のように)環境さえ整っていたら、日本のゴルフ人口は今の何倍にもなっていただろうなあ。 この写真を見て眉をひそめる年寄りどもこそ、日本のゴルフをダメにした張本人として猛反省し、100回ぐらい「ごめんなさい」してもらいたいものである。 おいおい、ところでhiroよ、お前昔こんなこと言ってたよな? この写真を見て、「とにかく、とことん、だらしない」と一刀両断だったよな。それと上の写真とどう違うんだ? 答え:ドレスコード・TVと雑誌の違い それにお前も昔、 こんなに超だらしない格好でコース回ってたよな。 答え:ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい(以下100回まで続く)。 蛇足:日記にネタにしたのに雑誌すら買わずに紹介するのは無責任だと思い、amazonで取り寄せて読んでみた。 まあね、読む前から予想はついてたけど、私とは全く別世界のゴルフの話でした・・・・ 東京のヒルズ族(死後)が、ゴルフをゲームではなく自身のライフスタイルの手段として楽しむための手引書というか。オシャレでなければゴルフじゃない!金に糸目はつけない!一流大好き!ユニクロを着るぐらいならは裸でプレーするほうがマシだ!ポロシャツ28000円?安いじゃん。やっぱりカジュアルゴルフの本場はカリフォルニアだよねー。 ちょっと誇張してるけどそんな感じ。ゴルフに対するスタンスは人それぞれだから否定はしないし、間違ってるなんていう気はさらさらないけど、誤解を恐れず書けば、形から入る人にとっては最高の読み物だと思う。 なんていうか、意識高い系の人が読む雑誌なんだね。ブルータス、お前もか。(それ違うやつ) 持ち上げといて最後に落とすような事になり、ブルータスさん、すいません。でもね、表紙めくってすぐ見開きの広告がディオールで、タグ・ホイヤーが続き、バカラ(クリスタルグラスのね)とくるんだから、ワークマン・カシオ・引き出物のコップ使ってる私にはハイソ(死後)すぎてついていけません。 でもまあ、憧れを感じさせてくれる読み物としては面白いものもあった(持ち上げて落としてもう一度持ち上げる)。 |
ゴルフシューズはスイングや歩行に影響を与えるので実は大事だし、シューズの性能は値段に比例する、なんてことがよく言われるし実際にそう思う。 しかし週1回ペース以上ラウンドする私にとってシューズは消耗品であり、事実今までだいたい1年半ぐらいで買い替えてきた。つまり25年で16~17足買ってきた計算になる。 上は3万円近くするプロ使用モデルから、下は某外国メーカーの2980円のシューズまで。メーカーはアディダス、フットジョイ、そして最近はミズノが多かった。 そんな私が感じたこと、それは、高いシューズはそれなりに良いし、長持ちする。でも、安いものも(極端に安いものを除いて)そんなに悪くはないし、割り切って使うのなら十分アリだな、という感じである。あと、最近のスパイクレスはよくできていて、時代はもう完全にスパイクレスにシフトしているなと言うこと。 あと、メーカーによって足型に特徴があり、幅広甲高のわたしには外国製よりも日本製のほうがフィットしたように思う。私だと、昔履いてたアディダスはイマイチ、フットジョイは値段が高くなるほど(固くて)ダメ、ミズノは4Eとか5Eだといい感じだった。 寿命に関して。上に大体1年半ぐらい(100~120ラウンド)で買い替えると書いたが、例えばミズノのGENEMシリーズは高いだけあって2年~2年半ぐらい使えた。 しかし、練習場で履くためにGDOで買った4000円弱のシューズは10回ぐらい使ったらソールが横に割れてしまった(練習場では支障がないのでまだ使ってるけど) で、ここから本題。2年ほど前まで、私はできるだけ高いシューズを買っていた。上のミズノのジェネムみたいなやつ。どうせ履くなら高くて良い物がいいかなとか、長く履けて結局は割安かなとか、純粋に見栄で。しかし大きなデメリットがあったのだ。 高いシューズを長く使うデメリット。それは、高いシューズはほぼソフトスパイクで、そのスパイクを交換しないといけない事だ。スパイク交換は地味に面倒(外すのが一苦労)だし、きちんと交換するとコストも馬鹿にならない。例えば半年に1回付け替えるとして1回2500円。つまり1年半履くなら2回交換で5000円、2年半履けたとしたら4回で替えスパイク代だけで1万円になる。これは高すぎるだろ。新品1つ買えるやん。インクジェットプリンタかよ。 というわけで前回からは見栄を捨て、スパイクレスのそれなりの値段のものにした。 高くない、いやむしろだいぶ安い。これをメインのシューズにして使うこと1年半。大きな不満はないけど、そろそろくたびれてきた。拭いても汚れが取れないし、変な筋が入ってみすぼらしい。それに、シューズにはやっぱり(ホールド感などに)寿命があるらしい。鈍感な私にはよくわからないけど。 というわけで、そこそこの値段で、スパイクレスで、かっこいいのを探していた。スパイクレスといえばタイヤの技術で培ったブリヂストンのシューズが気にはなってた中で、新発売ということもあり衝動買い。某メールマガジンでも紹介されてたし。
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お盆特別企画。相当長いので3~4日に分けで読んでください。 20年以上前、おそらく23~24年ぐらい前。windowsのバージョンは98で、ISDN回線からADSLに移行するかしないかの頃。インターネットの世界はまさにカオスであった。 今日は、その頃にネットサーフィン(死語)していてお気に入りだったサイトにかかれていた文章を紹介させていただきたい。サイト主はもちろん匿名だったが、その慧眼には軽く嫉妬したことを覚えている。そして、私の心を見透かされているようなその内容に驚き、かつ色々と気付かされた。 こうやってそのサイトの文章をアップするのは道義的、また法律的にどうなのかよくわからないが、連絡も取りようがないし、このまま私のPCにだけ眠らせてしまうのはあまりにも勿体ないので公表させていただく(ほぼ原文のまま)。相当な長文(普段の日記5回分ぐらい!)だが、どうかご容赦いただきたい。 そしてもし、この文章を書いたのは私だ、という方がいらっしゃいましたらどうかご連絡ください。 スイング技術以前 安いセットを買って、ゴルフをはじめる。 まずは、うちっぱなしにいき、ドライバーを振り回してみる。 当たったり、当たらなかったり。 近くの打席の人を見よう見真似でクラブを引いて当てる。 誰か少しは経験の長い知人がいて、「違うよ、こうだよ」と教える。 なるほど、少しはボールに当たるようになる。 トップしたりマットをたたいたり、 身体の使い方やスタンスやボールの位置などを変え、ときにはまっすぐ飛ぶようになる。 で、コースに行く。 練習場ではあんなにうまく打てたのに、芝のティーグラウンドからは70ヤード転がっただけ。 あるいはいい当たりが惜しくも池。 打ち方が悪いから、トップがいつもと違ったから、あるいは? ハーフを上がって56とか62とか。 とにかく、まともにボールにあたらない。何故? 1年たち、2年たち、 ハーフのスコアは45から55くらいの間。 90を切ったり切らなかったりの状態が続く。 ドライバーは当たれば240ヤードは楽にいく。 6ホールくらいはパーが取れる。 しかし、ダボとトリプルが3つか4つは出る。 1度だけ81のスコアを出したことがある。 問題はドライバーの安定性、あとアプローチだと本人は思っていて、いいドライバーを探している。 「確実に90を切る・・・・」などという特集のゴルフ雑誌は買ってみたりする。 コースではときとしてすばらしいフェードのドライバーショットでフェアウェイに飛ばす。 が、いつもスコアは90前後。 もっといいスイングフォームを身につけないといいスコアは出ないと思っている。 思い込んでいる。 ときどき打ちっぱなしに行く。 コスティスのビデオ、レッドベターのビデオなどをもっていて、コンペの前の晩などに時々みる。 今は、トップからの切り返しに凝っている。 クラブをすべて変えようとしてキャロウェイかテーラーメードかで大いに迷う。 今はスコアよりもフォームと内容をよくしたい・・・・と思っている。 しかし、少し自信がなさそうな口ぶり。 もう6年もゴルフを続けているのに依然としてスコアは85から95の間、なにか、自分への不信、失望が心の底に おりもののように蓄積しつつある。 近くのゴルフ教室に土曜の朝、レッスンを受けにいったが3ヶ月でやめた。自分にはあわないと感じた。 インパクト後のフォローの取り方でボールを飛ばすという説に最近は関心をもっているが、練習場でそこに意識を置いて振っても違和感がある。 しかし、この違和感こそがスイングの秘密なのだと、もう強迫観念にとりつかれたように振りつづける。 腰を少し痛めると同時にフォローの取り方でボールを飛ばすというのは止めた。 ドライバーは相変わらず。まっすぐ飛んだり曲がったり。 雑誌で、ドライバーの完全なマスターには10年かかるという記事に感心する。 マスターズの深夜放送は欠かさず見、ボーナスで8万のパターを買う。 プライドが強いので、スコアがすべてという考えを毛嫌いする。 きれいな球筋のボールにこだわり、練習場では自分の気に入った軌道のボールが打てるまで打ちつづける。 しかし、コースではいつもさんざんな目に会い、ためいきをつく。 ティーショットはいつも必ずドライバー、距離が残れば必ずスプーン。アプローチは必ずサンド。 難しくとも技術の向上のためにはすべてのクラブを使うべきだとの信念あるいは虚仮の一念。 技術が上がれば自然にスコアもよくなるだろうと思い込んでいる。かくあるべき理想のゴルフというのが頭の中にあり、その空想からはなれられない。 だから、ストレートボールのドライバーが250ヤードくらい飛び、PWでピンそば2mに乗ったりすると自分に感動してしまう。 しかし、そんなふうにいくことはせいぜい30ホールに1回くらいでしかなく、だいたいはアイアンが少しダフったりトップしたりだ。 ゴルフは奥が深い、というようなことを口にするが、自分が下手だとは思っていない。 なにか漠然としたあこがれはあるが、最近は技術向上のための練習場かよいも回数が減って少なくなりつつある。 しかし、コースに行くよりはむしろ打ちっぱなしで気持ちよくボールを飛ばしているほうが気分がいい。 85くらいが自分の実力の平均的なスコアかなとも思うが、実際は90を切ったり越えたりが多い。 なにか、ゴルフへの熱中が覚めつつある。 78とか74というスコアがまるで遠い、奇跡的幸運のたまものであるような感じがする。 もし、練習場でスイングをいじくることばかりしていなければ、彼はもっと早く上達し、平均のスコアも80を切っていたにちがいない 練習場の成果をコースで発揮しようとしている限り、彼のような停滞のケースに陥ることが多い ゴルフとはより少ない回数でボールをティーグラウンドからグリーン上のカップの底まで運ぶゲームだ 目的がそうである以上、ともかくも、ボールを確実に前に進めて、グリーンが近づいたら距離をなるべく合わせるのが大事なのであってボールを打つ形などはゲームのなかでいつしか落ち着くところに落ち着くものなのだ 要はゲームなのだ 最新のスイング論に自分のフォームが合致しているかどうかなどということはゲーム勘を鈍くするだけだ ゴルフをゲームとしてとらえず、なにか、スイング動作の習得ごっこのようなものにしかとらえられなくなったのは、精神の自由という点でみっともないことだ コースの様々な障害、打ってはいけないペナルティーソーン、その中で試される自分という肉体の能力、プランする力、思考し実行する面白さ スイングのメカニズムにばかり頭を使った彼はそういうゲームの重要な要素に対してはまるで馬鹿のように鈍感だ そして、うまくいかなかったゲームからは全く何も学ばない 悪いスコアはすべてスイング技術上のメカニズムの再現性の悪さとかなんとかのせいにされる あるいは経験の不足とかのせい あいもかわらず、コースはショットをためすところ、しかも、完璧なショットを再現すべき場という退廃的で幼稚な思考の奴隷だ 何度ミスしても懲りずに長いクラブを持って260ヤードの完璧なドライバーと240ヤードの完璧なスプーンでパー5を2オンしようとしている 前のホールで同じ作戦でトリプルにしたことはケロリと忘れて スコアなど関係なくそういう冒険が楽しいのだとは口にするが、練習場にかようのはいいスコアを出したいからにほかならない ドライバーショットがどうしても打ちたい。 まっすぐなフェアウェイを前に5アイアンなどで「きざむ」など、もったいなくてできない。 きざみはゴルフの豪快な楽しみをうばう。ちっちゃくまとまりたくない。 ドライバーを振る勇気はうしないたくない。 そして4つのパー5のうち2つをトリプルにし、1つをダボにもうひとつを運よくパーにおさめる。 ゲーム感覚の欠如、男らしく大きく飛ばすことへの幼稚なヒロイズム、見栄 けっきょく、本気でいいスコアを出したいと願ってはいない それでいて、ローハンディーの人にはペコペコする ゴルフに関しては、きはめてひがみっぽい ダブルペリアという悪習ゆえに時々賞品さえ手に入れる が、心の奥底に、自分のゴルフプレーには何か大事なものが欠落していると漠然と感じてはいる ネガティブな思考はショットに悪い影響をもたらす。 いつも積極思考でいきたい。 そういう立派な考えの彼のある日のスコアは OUT 48 IN 47 Total 95...23over めだつのはロングホール、パー5での大たたき。 14番と16番でバーディーを取ったことをいっしょにまわった仲間と話題にするのが楽しい。 また、アプローチミスとスリーパットでダボにはしたが、1番で打ち下ろしとはいえ270ヤードの芯を食ったドライバーを飛ばし、第2打のスプーンがダイレクトにグリーンに落ちてピンをかすめ奥のバンカーまで行ったことがしばらくは忘れられない。 しかし、ほかのパー5でのドライバーとスプーンでのひどいミスのことは忘れている。 健忘症というか、自省の欠如というか・・・・ 95も叩きながら、彼はゴルフを心理的な要素の強いスポーツだなどということを人前で話題にするのが大好きだ。 が、いつもスコアを崩す原因になるドライバーをひっこめることのできない自分自身の奇妙な心理には盲点のような鈍感さ。 彼のしっているシングルさんはみなドライバーをうまく飛ばすから、・・・・というのがその理由。 しかし、スポーツの上達、あるいはゴルフの上達という点から判断するなら、 シングルさんのゴルフをなぞることが最良とはいえない。 95というスコアがスタート地点であって、それを安定した85にもっていくことが意識になければ決して85にはならない。 また、80を出そうとしなければ決して80は出ない。 しかし、彼のやっていることは72以下を目指したスイングだ。 それはたとえば、水泳をはじめたばかりのものが、息継ぎもろくにできないのにオリンピック選手の腕とバタ足の回数の関係とバランスをうんぬんするようなものだ。 すべてのホールでドライバーを260ヤード飛ばすことを目指し、アイアンはいつもピンを狙い、パットはカップだけを狙う。 実際、彼の無意識に近い自己批評の欠落した弛緩した意識のなかでは95というスコアを自分自身のものとは認めていない。 いつかはうまくいくはずだと、密かに思い込んでいればこそ、やはりドライバーばかりをふりまわす。 もし、ゴルフがテニスのダブルスのようなものだったならば、いっしょに組んだ相手はうんざりするにちがいない。 確率の悪いフラットサーブでダブルフォールトばかりされていてはゲームがはじまらないだろう。 まじめくさって確率とか安定性とか、どこかで読み漁ったゴルフの理屈を披露するし、また、スイング理論の薀蓄めいた言葉使いもする。 しかし、ドライバーのゴロを打ってすぐラフにあるボールをスプーンでグリーンに乗せようとして右OBするようなゴルフしかできない。 自分ともあろうものが、こんなミスをするとは、.....というような顔つきをし、またそんなふうな言葉を口にする。 しかし、あまりに自分のミスを早く忘れすぎだ OBしたあとにすぐまたドライバーを振る。こわごわ振ってトップ、さらにスプーンでダフリ ゲームに対する警戒心もなければ自己分析もない すぐトップのまずさとヘッドアップのせいにする、 クラブ選択に甘い空想的欲望があり、さらに根本的には、ゴルフスコアというものに関する誤解があるのだ スコアは技術が上がれば自然によくなるという一見理にかなっているようにみえる思考パターン スコアはよくしようとしなければけっしてよくならない そして、自分のフォームを弄くったところで50のスコアが40にはならないということ 精神と身体との微妙な関係に関する難題がここにはあるのだろうが、 これは実際には毎日ゴルフ場で証明されつづけている実情なのだ クラブを振って、ヘッドがボールに当たるなら、もうスイングメカニズムのことは考える必要は無い あとは、自分がどのクラブを選び、どこを狙い、どういうミスを避けるかが問題なだけだ コース、各ホールでのボールの進め方は、こればかりは、延々とゴルフ場でゲームを、 スイング練習でなく、ゴルフというゲームをしてみなければわからない コースに出る前はスイングをしっかりチェックしなければ気がすまないというのは まだゴルフというゲームを知らないということだ 70台でまわるのにたいしたスイングフォームはいらないし、また、ドライバーショットも不要だ 180ヤ-ドを破綻なくそこそこ飛ばすことができればあとはグリーンまわりのいわゆるショートゲームとパットが必要なだけだ 実際、奇妙な、なんともいえない打ち方で75くらいで上がる非力なじいさん会員がどこのゴルフクラブにも一人二人はいるものだ 彼らの新式打法やら「基本」への無関心はゴルフのゲーム性の本質を語る ボールを完全にではないがだいたい思ったところにクラブで運ぶことができれば70台のいいスコアが出せる プロのような芸術的球筋もそれを生み出すであろうボディーターンも不要 自分の身の丈に合ったクラブの動かし方に慣れ親しみ、ショットの不安をまねくような他人のアドバイス、ゴルフ雑誌の分析的言辞などまったく役立たないと無視し、打ちやすいように打つ、 ただ、自分のショットの性格とどう動けばどうボールが飛ぶかを、ゴルフ雑誌からの援用でなく実地の経験から学ぶという原始的なやりかた、非能率的なやりかたで知ったからこそ70台で回ることができるようになったのだ つまりはそれが、もっともまっとうなゴルフ上達の方法、唯一の近道だ しかし、自分はきれいなフォームで美しい球筋のボールがとばしたいのだ。そして、なおかつ、スコアも少しはよくしたい。 泥臭いゴルフは目指さない。 スコアのためだけにゴルフをしているわけではないから。 さようなら 結局、気質の問題だ アマチュアテニスの世界でも常にサンプラスのようなショットばかり打ちたがり 草トーナメントではいつも初戦敗退というやつがいるものだ そして、プロの打ち方にかんするまゆつばの薀蓄ばかりが心を占めている えらそうなことばかりいっていつもミスばかり だれもダブルスを組みたがらない 個々のワンショットにばかり執着してゲームのノウハウには鈍感 全体のつながりにはまったく意識がはたらかない点でいつも大叩きばかりするゴルファーと同類 つきはなして自分を評価するということができず、自尊心ばかり強く、しかも、自分を誇大に空想している 現実的な柔軟な応用のきく精神力には無縁な、一種の無害なかたよった精神だ いつもフルハウスやストレートフラッシュばかりをねらっても勝てない 練習場、打ちっぱなしでの飛びを自分の実力と知らず知らずのうちにおもいこんでいる ゲームであるゴルフについては少しも考えないし、また、本コースでの実際の自分のプレーから出発して考 えるということをしない つまりは、それほどはゴルフが好きで 面白く感じてはいない やはり、気質の問題だ For PAR プランをまちがうとダボになるが、技術的にしかたなくミスしてもボギーで収まることが多い。 たとえば、バンカー越えの15ヤードのアプローチ、ボールはラフの中。 ここで、ピンそばに寄せるにはSWあたりでボールを高く上げて止まるように打ち、1.5mくらいのショートパットを打てるようにしたいわけだ。 カラーとピンの間はたった5m。 ボールは上がったものの大きくショートし、バンカー。7ヤードのバンカーショットはピンをオーバーし、7mを2パットでダボ。 だから、最初のアプローチはミスしてもグリーンに乗るようなプランを選択すべきだった、ということになる。 また、スリーオンスリーパットのダボというケースもあるが、これはパットの練習が足りないためだ。 また、OBはまずほとんどがダボかトリプルになるケースが多い。ドライバーかスプーンで左にひっかかって。 (中略) 自分がミスを連発し、悪いペースの時は、とにかく一生懸命にプレーすること。 ぼやきは他のプレーヤーに対して非礼である。 以上です。今読んでも「おっしゃる通り!」と思うこと数しれず。この文章を読んで、ああ、ゴルフって奥深いんだなと思ったし、読み返してみるとすでに「禅ゴルフ」のヒントが隠れている。 でも、わかってても「身の丈に合わない」ショットをしてしまうんだよねー。 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7月20日以来、約1ヶ月ぶりのMの会@ホーム。心配された台風後の雨も結局振らず、1日中曇り。この時期にしてはいい感じでラウンドできた。 今回も数日クラブを握れなかった(暑くて練習に行かなかった)が、休養十分。ラウンド前にバンカー練習とパッティング練習だけしてスタート。 今回のテーマはバックスイングで(怖がらずに)肩を回す、特に右肩を回す意識、で。ちなみにこのテーマでラウンドするのは441回目。 するとこれがバッチリで、ティショットはプルストレート~軽いスライスで収まり、ドライバーのOBは無かった。その代わりパー3でアイアンのOBが1つあったけど。 梅4番は3打目のウェッジショット(56度、85y)がたまたま10cmに付いて。数年に1回しかないタップインバーディ。 梅の6番は2打目ウェッジショットがめったに打てない完璧なトップボール(もちろんミスショットです)でグリーン手前の土手に当たりたまたまピンハイに付いてのラッキーすぎるバーディ。 松6番、135yのパー3。距離的には9アイアンだけど、8アイアンで(練習している)コントロールショット。スイング・打感・方向・距離とも完璧で(もちろんたまたまです)ピンハイ6mに。これが偶然入って3つ目のバーディ。 ・・・とまあこれだけで終わったらうまい人みたいなんだけど(いや、思い切りミスショットしてるやん)。 梅7番パー3は6アイアン、気持ちコントロールショットのテイストで(←こんな中途半端をするからダメなんだよね)打って、腰を切るのを忘れてダフって谷底へ。プレ4から寄らず入らずでトリプルボギー。 松3番はティショット軽いプルフックも左ラフ、2打目185y打ち上げ10y、ユーティリティで狙うもリキんで引っ掛け、左ラフの木に当たる。ヘタだねー。木に当たったボールは左へ跳ね、OB杭まで1yのベアグラウンド、残り90y。 そこから砲台グリーンへ、木の枝が邪魔で高く上げられないので9アイアンで転がし上げるつもりがダフって40yぐらいしか転がらず。ヘタだねー。4オン2パットダボ。やっぱりHDCP1の松3番はパーオン狙うべきじゃないのかもね。 しかしコントロールショット駆使のパーオン50%とバーディ3つが効き、70台。 あと、カップに蹴られたりかすったりしたバーディパットが3つぐらいあったので、まあ私にすればよくできました!っていうより会心に近いラウンドだった。 さて、これだけのラウンドしても、師匠弟子対決はまた負け。HDCP11のN川師匠は84、ストロークでは勝ってもマッチではどうしても勝てない。 梅 -◯- -◯◯ ×-(×) 前半は2アップで勝ち。 松 --× ×◯◯ ××(◯) 後半、イーブンで迎えた7番パー4でバーディを取られ1ダウン、8番のパー5(ハンデホール)で私はあわやチップインのパー、相手は無難にパーで2ダウン、負け。 勝ち&負けで引き分けなので師匠防衛。 77で勝てなかったら一生勝てないよ・・・ |
ジュニア時代、アマチュア時代に輝かしい成績を残した選手がプロになって活躍できない(なかなか優勝できない)というのはよく聞く話だ。男子だと宮里優作や星野英正、女子だと金田久美子。そして今回の蛭田みな美。 蛭田は日本ジュニア、日本女子アマ(2014年)を制しているが、2016年にプロ入り(88期生)したあと、ステップアップツアーでの優勝こそあったが、レギュラーではずっと勝てない状態が続いていた。 ちなみに88期生の同期には永井花奈(トップ合格)、川岸史果、田辺ひかり、山内日向子などがいる。 あと、彼女は若手女子プロゴルファーの広報番組、ゴルフサバイバルにも何度か(4回?)出場している常連さんである。この番組で彼女を知った人も多いだろう。私もその一人。 今回、CATレディースでは3日間60台でまとめ、念願の初優勝。最終ホールで2mから3パットしてプレーオフになり、1ホール目でバーディを決めて優勝という薄氷の、そして劇的な勝利になったわけだが、もう彼女を応援していた私は胃が痛くなって見るのも辛かった。 プレーオフの相手は実力者で同じく日本女子アマ(2019年)を獲り、2022年に5勝している(今年は調子がいまいちだったけど)西郷真央。西郷には悪いけど、もう5回も勝ってるんだから蛭田に初優勝してほしかったんだよね。 プレーオフの3打目、右ラフからの7アイアンは奇跡の一打として彼女のこれからのゴルフ人生の宝ものになるだろう。キャディしてたお父さんも嬉しかっただろうなあ・・・ 努力が報われるのを見るのは気持ちいい。ホントにおめでとう。 来週は小樽でニトリレディース。小樽CC、一度は行きたいなー。 |
そこそこ良い当たりでまっすぐ飛び出した球が、空中で曲がりだし、30yも右へ流れていくスライスボール。この球のために今まで3万回ぐらいOBを出し、8万ストロークぐらい損をしてきた。これさえなければとっくにUSPGAツアーで4勝ぐらいしていたはずだ。 これがプルスライス、あるいはフェードならまだ許せる。しかし、きちんと打ってるつもりで、また実際芯を食った感触もあるのにt中からぎゅいーんと曲がってOB杭のはるか外へさようなら。また逢う日まで~逢えるときまで~ってのはもう嫌だ。ほとほと嫌になった。 というわけで、このスライスを撲滅したい。スライスが出なくなるならチーピンでもいいとすら思いつつ、youtubeを目から血が出るぐらい見た。今日はそんな私の健忘録である。 スライスはスイング軌道が飛球線に対しアウトサイドインで、かつインパクト時のフェースがスクエアかややオープンの時に起きる。 とにかく諸悪の根源はアウトサイドイン。ここまではいい。 アウトサイドインになる要素を徹底的になくすためには、まずアドレスで、 ・アドレスでボールを少し右(中心寄り)に置く ・バックスイングで右肩をしっかり回す ・そのために右足のつま先を少し開く 次にスイングでは ・上半身と下半身の捻転差を作る(肩を開かない)、上半身特に腕が先行しない ・怖がらずに腕をしっかり振る(ヘッドをターンさせる) ・・・そう、ここなんだよ。この、 「切り返しで肩が開かないようにする」というのと「フォローで腕を振る」というある種相反したというか矛盾したというかアクロバティックというか、この動きが一番難しい。 肩を開かないようにすると腕が振れなかったりダフったりするし。 腕を振ろうとすると下半身が止まってプルあるいはプルフックになるし。 形だけ整えるとするならば、このハーフウェイダウンで肩の開きを抑える。もう45度開いてる。 できれば、これぐらい。5度ぐらいしか開いてない。 ぜんぜん違うよね。(写真は元祖あざとかわいい吉田優利プロ) うーん、大事なのは(粘る上半身のための)体幹・・・ではなく、(その上半身の捻転を支える)下半身なのかもね。どっしりした、地面を踏みつける下半身。これが鍵かも。 まあ、「上体を右(飛球線と反対側)へ向けたままクラブを下ろす」っていうのはそういうことなんだろうね。ダフりそうで恐いけど。 業務連絡:明日から来週半ばまで夏休みになるので、日記の更新もお休みさせていただきます。ご了承ください。 |
23日水曜日から28日月曜日まで6日間夏休み。そしてラウンドは3回。ハードな夏休みだった。 1日め。軽く練習だけしよう、と思っていたのだが、急遽父親のいる香川県へ日帰りで行くことに。往復420km。疲れた。 2日め、奈良県のディアーパークGC、毎月恒例のGB月例。久しぶりに5下の2人(M岡くん、N谷くん)と一緒に。 (前日の長時間運転で)体のキレが悪いせいかドライバー大暴れ、アイアンいつも通り、パット壊滅(3パット3個)、OB1つ(正確にはロスト)で「もうすこしがんばりましょう」。 素ダボ3つ(3オン3パット、バンカーから出ず、ドライバーのチーピン→出すだけ→乗らず寄らず入らず)もあるようじゃね。 夜に薄暮仲間と飲み会。今年一番楽しかった。 3日目、休息という名目で1日ウダウダして過ごす。 4日目、大学時代のクラブの先輩・後輩たちと猪名川グリーンCCへ。 ここは20年以上前に1度ラウンドした事があって、とんでもない打ち下ろしと、想像を絶する打ち上げと、ブラインドホールで構成されている大変テクニカルなコース。そのヘンタイレイアウトはおそらく関西で5本の指に入ると思われる。 6072yしかない短めのヤーデージでドライバーを4回ぐらいしか使わなかったのにOB2つ(正確にはロスト1つ、OB1つ)、ティショットのチョロ、アイアンは全部プル、ショートゲーム壊滅で「がんばりましょう」。 5日目、ホームコースで月例競技。 ドライバーは天ぷら、スライス、プルと何でもあり、アイアンいつも通り、アプローチイマイチ、パット壊滅(3パット3つ)。前半なんてパーが1つも取れなかった。正真正銘「がんばりましょう」。 しかーし!N井さんからは辛くも2打差で逃げ切り、N川師匠は私に輪をかけて調子が悪く、ついに師匠の座を奪還。148日ぶり。わーい。 弟子のときは散々いじられたので、これからは散々いじってやる。 6日目(最終日)、1日だらだら過ごす。 というわけで夏休みのラウンドは86・87・87で終了。久しぶりに夜中に足つった。 |