日記348
(2023年6月)

去年までの日記

今年の日記

1月
 2月 3月 4月 5月



2023/6/2 (1662957hit)   Mの会で覚醒


 41・41の82とスコア的には平凡。バーディ1個、3パット1個、OB1個、ダボが2個、パーオン率33.3%、パーセーブ率50%。



 60度のウェッジのアプローチショット、ダフったりダフったり、時々ダフったりしてしてイマイチだったけど(ちょっと重いのかもしれない)、まあこんなもんでしょう。

 しかし、アロワナ級の鱗が目から落ちる発見があった。発見というかグリップのやり方。



 小達敏昭プロの「ギンゴルの秘密ゴルフTV」はちょっと高度でマニアックなレッスンチャンネルなんだけど、それのこの回をたまたま観て、ちょっとやってみたんだよね。そしたら。







 (特に)ドライバーが芯にしか当たらない。当たりがむちゃくちゃ気持ちいい。振りやすい。アイアンもトゥヒットしない(ダフリはするけど)。これ、今年最大の発見(いや、単にやってみただけやん)かもしれない。


 具体的には動画を見ていただきたいんだけど、

1、ナチュラルなスタンスを作り
2、だらんとおろした左手の場所にクラブのグリップを持ってきて握り
3,その後右肩を少し下げ
4、グリップした左手の位置に持ってきて
5,グリップ完成

 こうしてアドレスすると、ハンドファーストの度合いが強くなり、左右とも強めのフックグリップになる。(注:訂正しました)これが私のナチュラルなグリップなんだろうなー。



 ショット前のルーチンがちょっと伸びるのが気になるけど、やっぱりグリップって大事だね(今さらすぎるにも程がある)。



2023/6/3 (1663012hit)   マンダラチャート


 大谷翔平が夢を叶えるために高校生の時に作っていたというマンダラチャート(目標達成シート)。正確には原田メソッドのオープンウィンドウ64というらしいんだけど、こんなやつね。



 で、私も考えてみた。



 恥ずかしいのであんまりじっくり見ないでね(だったら公表するなよ)。全部埋まってないけど、無理に入れないでもいいということなので。まあこれから追加していく予定。



 あくまで理想を元に書いたんだけど、これを作って最初に思った。これを1つづつ達成していくのはまあまず無理だろうなと。そんな事できるならたぶんもうとっくに達成できてるし、そんな気力もない。つまり、自分が目標達成できない人間だということがわかったというオチ。こうやって書いて整理するだけで満足してしまうタイプだからね(一番ダメなやつ)。

 まあでも、何が無理で、何ができそうで、何が足りないのかはよくわかったからいいか。



2023/6/5 (1663061hit)   今年5回目の午後スルー


 暑くなってきましたね。今年5回目の午後スルー。N井さん、N川師匠と3人で。今回のテーマは「プレショットルーチンしっかり」。そう、グリップを見直したので、とにかくそれをきっちり守ることだけを考えて。



 緑がきれいな季節。


 前半松コースは2ボギーの38と上出来のラウンド。

 だいぶフックグリップになってるのでドライバーは左を嫌がってなかなか振り切れず、プッシュも引掛けも両方出る感じだったけどおおむねショットは好調。寄せワンが5つ。

 しかし後半、微妙にショットがズレてきてボギーが続く。出だしから4連続ボギーのあと、5番で長いパットが入ってバーディが出て、師匠との対決は1アップ。前半は圧勝だったので、このままあるいは後半引き分けでも久しぶりに師匠奪還。もうすっかりその気になる私(伏線)。

 6番打ち下ろし240yの難しいパー3、ユーティリティのティショットは芯を食うもちょっと引っ掛けて奥のバンカーへ。師匠は花道のいい所から寄せきれず、6mぐらいのパットが残る。

 左足下がりで砂が薄いバンカーから60度のウェッジで最高にうまく打てたけど8mオーバー、2パットボギー。まあ引き分けでもいいや、と思ったら師匠が6mを沈めてパー。これが効いた。イーブン。

 7番、ティショットは4Wで完璧なポジションへ、2打目7アイアンはちょっと左へ引っ掛け、アプローチはちょっとショート、2.5mが入らずのボギー。一方師匠はティショット完璧、2打目花道、25yのアプローチを1.5mに付け、これを真ん中から沈めてパー。あかん、逆転された。



 8番パー5、ここはハンデホールなので最低でもパー、できればバーディがほしい(伏線)。ティショットは定位置の右ラフ。ボールがちょっとだけ沈んでいて、安全なユーティリティで打とうかと思ったけど最近4Wがうまく打ててるので少しでもグリーンに近づけるため4Wを持つ(伏線)。

 はい、無意識に球をあげようとしてハーフトップ、フェアウェイバンカーの先、左足下がりのラフへ。ピンまでは180y打ち下ろし。

 ここからのショット、今思えば6アイアンか7アイアンでフルショットすべきだった。それならミスしても花道、うまくフライヤーがかかればオンするかもしれない。しかしここで私が選択したのはユーティリティのコントロールショット(伏線)。はいアホですねー。最近やってなかったショットを、左足下がりのラフという言わばトラブルの状態で選択するというこのアホさ加減。マンダラチャートはどうした。

 ショットの感触は良かった。でも、途中から右へ曲がって行ってOB。オワタ・・・

 ここで最低でもパー取らないと負けなんだから攻めないと、という考え方もあるけど、それは私のスタイルではない。相手がバーディチャンスにつけてても、自分のスタイルを守る事が強いゴルファーなのに。スーパーショットを夢見てどうする。できもしないのに。

 ちなみに師匠はきっちりパー。難しい梅の6~8番で3連続パー。土壇場の強さよ。



 というわけでまた負けた。自滅もあったけど、師匠が強すぎる、いや俺がヘタすぎるのか。もう一生勝てないんじゃないかしら。



 後半の精神的、肉体的緩みが課題だね。



2023/6/7 (1663179hit)   一コマ漫画


 マンガといえばストーリー漫画や4コマ漫画が思い浮かぶが、アメリカなどでは一コマ漫画が結構メジャーである。日本で言う風刺画みたいなやつ。


 日本では新聞などに乗せられ、政治色が強くて笑えるようなものでは無いんだけど、アメリカの一コマ漫画は様々な雑誌や新聞に載せられていて、ちょっと毒があったりブラックだったりアイデアが秀逸だったりとレベルが高いものが多い。星新一も本(進化した猿たち)にしてたしね。


 で、今日はフェイスブックに流れていたゴルフ関係の漫画(一コマじゃないのもあるけど)をご紹介。著作権的にヤバイかもしれないので、予告なく削除するかもしれません。あしからず。



 まずは軽いジャブから。



遅すぎるにも程がある。





行かせるもんか。





「えー、今朝の説教は都合により短めにします」





「今日はゴルフやめるそうよ。ええ、だって、私の誕生日だもの」

絶対忘れたらあかんやつ。






スロープレーに死を。





「あなた、今日のゴルフどうだったの?」

(絶対わかってて聞いてるやつ)





妻よりもっと大事なもの。





「最近ボールがよく見えん。どこへ行ったか見といてくれんか?」
「わかった。でも(どこへ行ったか)覚えてるかのう」

・・・・明日は我が身。



 最後にお気に入りを2つ。



「これや!やった!わかった!ついに俺はゴルフのショットを完璧にマスターした!!」

 ゴルフの秘密に気づいた神の怒りか、悟りの儚さを表現してるのか・・・深い。






 15年経って、高度なことを覚えても結局同じミスをするというオチ。身に覚えがありすぎてまったく笑えない。



2023/6/9 (1663287hit)   一八会@枚方カントリー倶楽部


 同業者による、2ヶ月に1回のコンペ、一八会。持ちハンデで競うこのコンペももう272回目。一時期は4組ぐらいだったのだが、最近では2組、多くて3組という規模になり、高齢化、オワコン化が進行中。いつまでできるかなあ。

 今回は大阪北東部にある枚方(ひらかた)カントリー倶楽部。関西には珍しい、名匠井上誠一設計の名コースである。ちなみに井上誠一設計のコースは関西に枚方カントリー(ヒラカン。ひらパーに非ず)と、茨木カンツリークラブ(イバカン)、そして西宮カントリークラブ(ニシカン?)の3つしかない。いずれも一見さんお断りの歴史ある名門だ。



 スティンプメーターは9.3ft。いい感じの転がりだ。グリーンはまだエアレーションしておらず、上からはむちゃくちゃ速いんだけど上りはしっかり打たないと届かない。不思議な感じだった。

 1番、401yパー4。左ドッグレッグ打ち下ろし。



 派手に引っ掛けるも、結果的にショートカットでフェアウェイセンター(純粋にラッキー)。ウェッジショットでグリーンセンターにオン、2パットパー。

 2番は左足下がりからの2打目、7アイアンを派手に引っ掛け(スライスすると思ったのに)、グリーン左横。アプローチで6mに、ファーストパットを大ショートして3パットダボ。

 3番パー5、3打目のハーフトップがピン奥1mに、触るだけでラインに乗ってくれてバーディ。純粋にラッキー。

 4番はフェアウェイが狭く、右突き抜けOBがある苦手なパー4。ティショットはユーティリティ、当たり損なって170yしか飛ばず。2打目は190y打ち上げ、右手前にサブグリーンのバンカー群。ここは絶対入れたらあかん。もう一回ユーティリティでグリーン左サイドに。このショットは良かった。アプローチ、グリーン面が下りで打ちきれず、3mのパットが残るもこれが入ってくれてラッキーなパー。

 5番は池越えパー3。日本庭園を彷彿とさせる趣のあるホール。



 8番アイアンは派手にダフって(ほんとにヘタだなお前)サブグリーンへ。良いライから40yのアプローチは56度でピン下2mに(おかげでアプローチは上手くなった)、入ってくれてパー。

 6番まっすぐだけど狭いパー5、ここは左へ落とすと隣のホールへ落ちてしまう。4Wを持って隣のホールへ落としてしまう。アホなの?2打目で3階建ぐらいの崖下からフェアウェイへ戻し、3打目レイアップ、4打目で乗せて2パットボギー。まあナイスボギーと言えよう(言えようじゃねえ)。

 7番もうなぎの寝床的パー4。4Wのティショットは当たりはイマイチながら結果的にベスポジへ。2打目85y、ウェッジでちょうどの距離だったのに奥へ下っているグリーンなので緩んでビビってショートして手前のバンカーへ(本日のワーストショット)。バンカーから2回打って2パットで素ダボ。ヘタだねー。

 8番は220yのパー3。4Wのティショットは方向はバッチリだったけど球が上がらずグリーンオーバー。奥から速い下り、アプローチはビビって2mショート、入らずボギー。上りを残さなあかんね。

 9番、ティショットは右サイド、木に当たって200y残る。2打目ユーティリティ、スライスして手前バンカー、25mのバンカーショットは15mまでしか行かう2パットボギー。

 上がり3ホールで4オーバー。ヘタすぎる。ラッキーがなければ45ぐらいいってた。



 ハーフ終わった時点で10時45分ぐらい。午後から雨の予報だったので、そのままスルーでラウンドさせてくれた。ヒラカンさま、ありがとうございます。

 10番は苦手な打ち上げのパー4。ティショット大プッシュスライスでバンカーの手前つま先上がりラフ。2打目ゼクシオ7アイアンでグリーン横まで(このショットは良かった)、ライが良かったのでうまく寄せられて寄せワンのパー。

 11番パー3、6アイアンを短く持って。左サイドに外れるも50度のアプローチでピン下80cmに、寄せワンパー。

 12番は短めで左ドッグレッグパー5、ティショットは派手に天ぷらして200y。2打目U4でレイアップ、3打目PWはこすり球で乗っただけ、2パットパー。

 13番、打ち上げて打ち下ろしていく、丘越え名物ホール。ティショット左ラフ、2打目9アイアンでグリーンセンターへ、2パットパー。

 14番はだらだら打ち上げ、のちきつい打ち上げでタフなパー4。ティショットはこれ以上ないどヒール球で結果オーライフェアウェイセンター。2打目は135yだけどブッシュネルで測定したら155yと出て、念のためもう一番手上げて6アイアンで。それでも富士山のような砲台グリーンには乗らず。20yのアプローチを1mに、1パットパー。

 15番、475yと短いけれど左ドッグレッグ、突き抜けたら絶対入れたらいけないバンカー、左は林で出すだけという無茶苦茶イヤなパー5。いつもここで7とか8とか。インで一番平均スコアが悪いホール。



 ティショットは思い切り刻んでやれとゼクシオ7アイアンを持ったのに引っ掛けて林へ。ヘタにも程があるいや、アホにも程がある。

 2打目はレイアップ、3打目ユーティリティでレイアップ、も左へ飛んでまた木の下へ。残り100yだけど枝が邪魔で打てない。ゼクシオ7アイアンを被せてゴロを打つ。左へ飛んでバンカーに入りそうになるも、ナイスキックで何とかオン。2パットボギー。

 さて、懸案の上がり3ホール。16番は距離の長い(424y)パー4。ティショットは右サイドやや左足下がりラフ、2打目200y打ち下ろしを4アイアン、そこそこの当たりだったけどスライスして右手前バンカーの手前まで。ボールが浮いてたので56度で1mに、1パットパー。

 17番、ここも距離が長く(179y)打ち上げのパー3。4アイアンのティショットは引っ掛けて手前バンカー、と思ったら縁の深いラフで止まってた。スタンスはバンカー内、ボールは太ももの位置、ピンは30y先。50度のウェッジを短く持って、30度ぐらい右に向かってショット。ボールはピンに真っすぐ飛び、ピン下2mにオン(ショット・オブ・ザ・デイ)。

 でも、このパーパットを外しちゃうんだよねー(クヤシー・オブ・ザ・デイ)。ボギー。


 最終ホール、池まで280yの打ち下ろしパー4。



 ティショットはやや右サイドから傾斜でフェアウェイへ、2打目130yを9アイアンでピン下7mにオン、これが入れば70台のバーディパットはカップ左を通過。

 というわけで。



 ラッキーもたくさんあったけど、このパーオン率にしてはまあまあ良いスコアだよね。


 しかしティショットでアイアンが打てない(いや、フェアウェイからもまともによう打てんやん)のはなんでだろう。いっそ、ティアップしないで打ってみようかな。



2023/6/10 (1663340hit)   歴史的和解?


 PGAツアー・ヨーロピアンツアー(DPワールドツアー)側とLIVゴルフ側(PIF)が急転直下、統一されることになった。これまで訴訟合戦をしてきたのに、すべて手打ち。大きな意味で同じ団体の元、運営されることに。

 これにより、PGAツアーから出てLIVゴルフでプレーしていたプロゴルファーの復帰が認められることに。まあいがみ合いをしているよりは手打ちをして仲良くするほうがいいのは間違いないんだけど・・・

 いやあ何があったんでしょうねえ。気持ち悪いですねえ。



 聞けばLIVゴルフの旗振りをしていたグレッグ・ノーマンも寝耳に水だったらしい。かと思えばフィル・ミケルソンは1ヶ月も前から「もうすぐすごいことが起こる」なんて発言してたらしいし。

 変な話ですねえ。水面下でどんな裏工作(?)をしてたんでしょうねえ。



 で、この話に当然納得がいかないのはPGAツアーに恩義を感じ、莫大な移籍金を蹴ってPGAに残った選手たち。まさに「正直者が馬鹿を見る」という結果だよねこれ。

 だって、移籍した裏切り者たち(?)は何十億という移籍金をもらい、この2年で何億という金を稼ぎ、またしれっと既存のツアーに戻ってくるわけだ。



 タイガー・ウッズをはじめ、マキロイなどLIV批判の代表者たちは納得できないだろう。マキロイはすでに記者会見で「LIVに移籍した選手たちはツアーに取り返しのつかない損害を与え訴訟を起こした。彼らの復帰を諸手を挙げて歓迎することはできない。行動には責任が伴うはず」と発言。

 言葉は慎重に選んでるけど、相当腹が立ってる感じだよね。移籍金を蹴って残った選手たちも同じ気持ちだと思う。かと言って、うまい落とし所があるとも思えない。LIVゴルフからもらった移籍金の何割かを出させて新団体のプール金として活用するとかも考えられるけど、そんな事できないだろうしねぇ。



 結局、トップ(PIFの代表とジェイ・モナハンPGAツアーコミッショナー)がきちんと記者会見し、今後遺恨が残らないよう経緯を説明し、両者(特に移籍を蹴ったメンバーたち)が納得のいく説明をすべきだろうけど、まず無理だろうね。

 ここからは邪推だけど、PIFがPGAツアーに莫大な裏金を払い、LIVゴルフツアーにお墨付きをもらったということが透けて見えるもんね。っていうか、それしか考えられないでしょ。



 アメリカの国税庁の皆様に置かれましてはジェイ・モナハンを内偵し、いっぱい税金を取ってくださるようお願いします。



2023/6/13 (1663462hit)   ハーフショット


 宮里藍サントリーレディス、寺岡沙弥香ちゃんローアマ獲得おめでとう。秋田での日本女子アマ、2連覇しようぜ!



 日曜日は今年6回目の午後スルーの予定だったんだけど、ちょっとしたアクシデントで中止に。◯◯さん、ご迷惑をおかけしてすいませんでした。

 アクシデントと言っても体は元気なので、日曜日、そして火曜日(つまり今日だ)に久しぶりにしっかりと練習。最近膝が痛くて練習してなかったからね。あ、膝(鵞足炎)はちょっとずつマシになってきてます。

 久しぶりに時間も体力もあるので、基礎練習をしっかりと。具体的にはぐにゃぐにゃシャフトのウェッジでタイミングを取る練習、ウェッジで30yと50yのアプローチショット、9アイアンでステップ打ち、そして8アイアンのハーフショット。



 今回改めて思った。スイングの肝というか要というか本質というか芯というか、とにかく中心的に大事なものはリズムなんだよね。スイングリズム。

 具体的に書くと、切り返し前後の下半身から上半身へシンクロするリズム。もっとはっきり書くと、下半身先行で切り返したあと、上半身がどれぐらいのタイミングで遅れてきてインパクトを迎えるか。この時間差がすなわちスイングズムの本質だと思う。

 この時間差(捻転差と言ってもいい)がなければクラブは全く走らないしシャフトもしならない。つまりぜんぜん飛ばない。飛ばないだけでなくハンドファーストのインパクトにもならないしインサイドからも降りてきにくいし球も上がらない(あるいは上がるだけでぜんぜん飛ばない)・・・と思う(厳密にいうと違うかもだけど)。



 で、ここからが本題なんだけど、漫然とフルショットの練習をしてるだけではこの時間差(捻転差)は感じにくい。飛んでいく球も気になるし、飛距離も気になるし。

 そこでハーフショットなんですよ旦那。ハーフショットで捻転差だけに気をつけて、同じ高さ、同じ距離にきちんと球が飛ぶように練習する。もう練習はこれだけでいいのでは?と思うぐらいいいドリルだと思う。

 ずっと昔、坂田信弘大明神のショートスイングを集中してやってた時期があるけど、それも同じだよね。まあそれほど厳密ではないけど、ハーフショットでもスイングの真髄は十分感じられる。

 9時から3時まで、力を入れるところは入れ、抜くところは抜き、体重移動もきちんとして、重心位置を感じつつ、前傾姿勢も保ちつつ、頭を残し、上半身を突っ込まないようビハインド・ザ・ボールに気をつけて、9時3時でヘッドを走らせて球を打つ。ああ、快感。


 というわけで普段から、そして調子が悪いときは特にハーフショットをきちんとやろう!と思った。ちなみに、あのマルちゃん(丸山茂樹)もつぶら(オーイ!とんぼの主人公のライバル)もハーフショットで世界と戦う(戦ってきた)のであります。
 


2023/6/16 (1663609hit)   アクシデント


 というわけで珍しく週2回練習へ行き臨んだいつものMの会。ハーフショットの練習の成果は?


 結論から書くと、「そこそこ良かった」。アイアンはそこそこうまく打てて、パーオン率は珍しく50%。パーセーブ率も61%で、チップインとかもあった。

 しかしOB2つが響いて80切りならず。え?OB2つも打ってたらあかんやん。どこがハーフショットの成果よ?説明しよう。これには理由がある。実は前日、ちょっとしたアクシデントがあってリビングの座椅子で寝る羽目に陥ってしまったのだ。当然熟睡できず、体はガチガチ、首と肩と背中を寝違えたような感じのままラウンドすることになってしまった。

 その結果、バックスイングが浅くなり、大きなショットは右へも左へも行くという感じ。痛みで体が流れて球が捕まらない、というより初心者スライス連発だった。

 ただ、そんな状態でも大叩きしなかったのは、やっぱり練習の成果なのかもしれない。



 竹1番はエアレーションされたグリーンで打ちきれず大ショートからの3パットボギー。

 竹2番は6アイアンのハーフショットが捕まらず右バンカーへ。

 竹4番はティショットがチーピンOB。

 竹7番は4アイアンの2打目をトップして花道へ、60度のウェッジのピッチショットが緩んで寄せられず。

 梅1番は大スライスOB(するも、花道から15yをチップインしてボギー)。

 梅3番は4アイアンがサブグリーンのさらに右奥まで(40yぐらい)スライスしてボギー。

 梅8番も2打目4アイアンがサブグリーンに乗るぐらい(50yぐらい)スライスして3打目も乗らず、4打目も上に付けてしまい微妙なパットはエアレーションで軌道が変わって入らずダボ。



 なんで4アイアンばっかり使ってるかというと、それぐらいの距離(180~190y)が残ったというのももちろんあるけど、ユーティリティの調子が最近良くないんだよね。

 それにしても40y以上スライスするのは勘弁してほしい。シャフトのせい(これだけNSpro950)なのか、バランスとかの問題なのか、体のせいなのか、はたまたスイングの致命的欠陥なのか。

 クラブ総取っ替えしたいなあ。



2023/6/19 (1663706hit)   今年6回目の午後スルー


 30度を超える気温と夏の太陽を覚悟して臨んだ今年6回目の午後スルー。幸い雲が多く、蒸し暑かったものの十分許容範囲だった。

 この日はいつものN井さん、ビジターのおじさん(と言ってもたぶん同世代)の2人で。



 最初の3ホールはまだ体がゴルフモードになってなかったのか、全ショットミス。3ホールで5オーバー。

 その後捻転が浅いことに気づき、少し修正したあとそこそこ当たりだし、残り6ホールのうちパーオン5ホール、3パット1つで1オーバーと頑張った。6オーバー42。しかしバーディを含み、40でラウンドしたN井さんの後塵を拝す。



 折り返して後半。ショートアプローチであえて60度のウェッジを多用するなど色々実験しながら、それでも真剣に。そのアプローチは大きなミスかベタピンかのどちらか、という感じだったけど、ショートパットがよく入ってくれて7番まで1パット5つの4オーバー。

 ミドルレンジのアプローチ(30~50y)はちょっとビョーキが再発気味で気持ち悪かった。全部ダフる。絵に書いたようなトップもあったし。

 しかし、バックスイングを遠くへまっすぐ上げる(つまり緩まない)事だけに集中したら8番パー5の3打目40yはピン下2mに付き、バーディゲット。

 最終ホールも左足上がりの2打目、105y(打ち上げ込み)から(散々練習して成功体験を重ねつつある)チョークダウンショット(短く持って半番手落とすショット)でピンハイに。バーディパットは入らなかったけど39でホールアウト。



 結局、ミスショットは技術もあるけど、自分の心の弱さからくるんだよね。アプローチなんてまさにそう。ミスしたくない、きちんと当てたいという潜在意識からくる恐怖心をまず認め、寄せたいという欲を排し、結果ではなく「結果を恐れずやるべきことができたか」を考えないといけないんだよね。

 まあ、そんな事はわかってるんだけど。実際にアプローチの場面になるともう一人の自分が顔を出すんだよねー。でも、アプローチが成功したときは「シャローに入れよう」とか「肩をしっかり回そう」とか考えてはいるけど、そのことに集中し、それ以外は何も考えないで打ってることが多い。

 ヘッドアップしないこととか、打ち急がないこととかももちろん大事だけど、それは結果を知りたいとかミスしたくないという恐怖心がそうさせるわけで、自信を持って打てばそんな些細なことは勝手にできるはずなのだ・・・たぶん。

 だからつまり何がいいたいかというと、「アプローチを成功させよう、寄せよう」と考えるのではなく、「ここだけ気をつけよう」とか「あそこに落とそう」とかポジティブな事柄だけに集中すればいいのだ。



 まあそんな事はわかってるんだけど。実際にアプローチの場面になるともう一人の自分が顔を出すんだよねー。以下ループ。



2023/6/23 (1663912hit)   雨のち曇りのMの会


 朝8時の時点では土砂降り。しかし予報では次第にやむということで、ウインドブレーカーを着てスタート。2ホールほど傘をさしたけど、それ以外は問題なくプレーできた。フェアウェイはカジュアルだらけだったけどね。


 さて、ゴルフの内容。前半こそまあまあだったけど、後半は秒速5m以上の風が吹き荒れて(言い訳)。



 スタートホール梅1番、練習はおろか、ろくにストレッチも素振りもしないで打ったらへっぽこ先っぽプッシュスライスでOB。左足下がりの特ティからのウェッジコントロールショットは良かった。ダボ。

 2番パー4、4Wのティショットはハーフトップで結果オーライ、2打目左足下がりからのPWコントロールショットは良かった(けどちょっとオーバー)。グリーン奥からアプローチして1パットパー。

 4番パー5、3打目70yから10yショートするも、このパットが偶然入ってバーディ。

 その後アプローチが寄ったり寄らなかったりで5ホールで3オーバー、結局前半は4オーバー40。



 後半、アイアンが思い切りダフりだして(練習不足)素ダボが2つ。アプローチがいまいちばっかりで寄せワンなし。1パットも無し。集中力も無し。

 あ、7番の2打目、結構きつい左足下がりのラフから、8アイアンのコントロールショットは良かった(ってもういいですね)。



 ハーフショットの成果は出てるので、練習しましょう。特にドライバーと60度のウェッジ。



2023/6/24 (1663973hit)   いつも同じことを発見する練習


 今日の日記も、ほとんど過去の練習日記のコピペみたいなものです。あしからず。



 前日のラウンドでの朝イチOBと素ダボ連発に危機感を覚え、練習へ。120球。

 スイングドクターウェッジで20球。56度のウェッジ(50y)を20球。60度のウェッジ(30y)を20球。ステップ打ちを20球。ハーフショットを20球。そしてドライバーを20球。こうやって書くとほんとにしょぼい数だよね。

 週1~2回の練習頻度で、本当に身に付けるならこの2.5倍ぐらいすなわち最低50球ずつ300球ぐらいは打たないと意味ないよね。あるいは、この球数なら毎日練習するか。まあ毎日打ったら確実に体壊すだろうから、最低でも週3回かな。

 偉そうに練習してるとかドリルをしてるとか書いてるけど、こんな数ではぜんぜん威張れない(威張るために練習してるわけじゃないけど)。気休めっていうかやらないのと同じ。



 しかし、こんなしょぼい数でもやっぱり練習へ行く価値はある。なぜなら、ミスショットした時にどうしてミスが出るのかを考えて工夫したり、逆に良いショットが出た時に今なぜナイスショットになったのかを考えることで調整能力というか修正力が付くからだ。

 はい、ここからコピペです。

 で、今回わかったのが、

 恐いけど

 バックスイングで

 ボールが見えなくなるぐらい

 (左肩を回すではなく)右肩を後ろへ回転させて打つ



 コピペっていうかもう何回も何回も書いてる(数えてみたら22年で895回書いてた)ことだけど、コースへ行くと恐くてどうしてもバックスイングが浅くなる。浅くなると捻転差ができないしリズムも変わる。すると飛ばないしアウトサイドから入ってプルもスライスも出る。

 スエーと紙一重だしとんでもないミス(チョロとかどどどヒールとか超ウルトラハイパーダフリ)の確率も上がるけど、それを怖がってきちんとスイングできないと結局いつまで経っても同じミスを繰り返すだけだよね、と思った。

 開き直れ、俺。



2023/6/26 (1664022hit)   6月月例


 月例競技会@ホーム。一緒にラウンドする予定のN井さんが体調不良のためお休みに。残念。



 朝からいつものH田ゴルフセンターで50球練習し(朝6時過ぎに行ったのに2階が満員で3階へ)、自分の下手さを十分確認してからコースへ。

 途中、疲れてきて体のキレが全くなくなり、アイアンが全部10cmほどダフりながらも、何とか寄せワン5個でしのぎ、チップインバーディとか5mのパットを沈めてのバーディとかもありつつ、サンドセーブ率100%(2/2)もありーの、ダボ無しのラウンドで。


(たいへんよくできました、にしたかったところだけどゴルフの内容があまりにも悪かったので)

 久々の月例でネットアンダー。やっぱりバーディがあるとスコア良くなるね。例えばハーフで4連続ボギーでも1つバーディがあると39だもんね。



 でもまああれだ、あんまり根を詰めて練習すると腰が逝くから歳を考えようぜ>俺



2023/6/27 (1664089hit)   #10文字ホラー


 2年ほど前、ツイッターで10文字ホラーというのが流行った(みたいだけど、ツイッターほとんどしてないので知らなかった)。10文字で恐い文章を作るという、まあ川柳的なノリの遊びだ。



 こんな感じ。想像力がいるけど。



 で、今日はゴルフ版10文字ホラーを考えてみた。


トランクを開けると空

・・・車庫に佇むゴルフバッグ



同伴競技者に妻(夫)

・・・コンペなどで。ある意味一番ホラー?



OB打った後またOB

・・・永遠に終わらないティショット



打った瞬間、腰に激痛

・・・ぎっくり。



真ん中に飛んでロスト

・・・これぞホラー



俺のウェッジ2本無い

・・・またやっちまった



お先の30cmを外す

・・・しばしフリーズ



怖い人たちに打ち込む

・・・現実的な恐怖その1



体のすぐ横で、ドン!

・・・現実的な恐怖その2



バンカー越え、あと1m

・・・そして土手に突き刺さる



今日は汗かいてないね

・・・洗濯機のウェアを確認。既婚男性諸君、お気をつけあれ



会長社長が同伴競技者

・・・緊張でゴルフどころではない



ポケットのボール消失

・・・さっきカートに慌てて乗ったとき?



終わって見たら13本

・・・7番アイアンが。



帰宅し忘れ物に気づく

・・・送料2000円



 以上、オリジナルホラー。転載可です。



2023/6/28 (1664135hit)   禅とゴルフ


 先日紹介した、この漫画。



 これって、「禅」の世界だよね。

1年目の初心者でも、15年経験を積んだゴルファーも、結局は同じミスをする。15年の経験などなんの意味もない。そういうふうにも考えられるし、どんなに経験を積んでも所詮ゴルファーはゴルファーなんだよ、という解釈もできる。また、ゴルフの難しさやテクニックの虚しさを表現しているとも捉えることができる。


 禅とは精神の在りようであり、よく知らないけれど私個人の解釈としては「始まりは終わりで、終わりは始まり」「何かを成すのではなく、ただそこに在る」「始まる前からすでに終わっている」「万物が周りにあるのではなく、自分がただそこに存在している」というイメージ。よくわからんけど。

 ちなみに有名な禅語(禅の教えを説いた短い言葉)には、「一期一会」「日日是好日」などがある。まあひらたく書けば「色々な雑事に惑わされず、自分の心の中を静かに保ち、その中に人生の意味を見いだす」という雰囲気だろうか。



 元々「禅」と日本人、そして色々な「武道」は切っても切れない関係であり、武士道や剣道、柔道、そして特に弓道がその「禅」の心と深く結びついているのは御存知の通り。

 以前にも弓道については言及させてもらったが、この考え方はゴルフと被る部分が本当に多い。なぜか。両方ともターゲットスポーツであり、かつメンタルスポーツだから。つまり、禅とゴルフというのも非常に近いところにあるのである。


 というわけで、還暦を迎えた今年、今一度「禅とゴルフ」について考えてみたいと思う。






 打つのは球ではない。自分の心である。

 狙うのはピンではない、自分である。

 ショットをする前からすでにショットは終わっている。

 今までの人生が球を飛ばしているのだ。

 球なんてどこへ飛んでもいい。ただ心の赴くままにスイングする。

 大事なことは打つ前にすでに決まっているのだ。

 初心者が生まれて初めてコースで球を打つのと、プロゴルファーが優勝争いで球を打つ事と、なんの違いもない。全ては心のなかにすでに「ある」のだ。



 えっと、頭がおかしくなったわけでも変な思想に染まったわけでもありません、念のため。まあ少なくともSDGsやLGBT活動家や電通やマスコミや政治とは対局の世界だ。

 こんなことを考えるようになったというのは、歳をとったってことかな。



2023/6/30 (1664237hit)   禅ゴルフ・実践編


 というわけで禅の心を持った新生hiroのラウンド@ホームコースでMの会。



 1番、ティショット左ラフ、2打目8アイアンはグリーンを捉えるも奥ピンのさらに奥へオーバー。しかし3打目、10y弱からチップイン、久しぶりのおはようバーディ。

 おいおい、禅ゴルフすげえじゃん!と思ったのだが、後から考えるとこの出来事が悲劇の序章であった。そりゃあいきなりチップインとかしたら浮足立つよね。禅の心は「何事にも囚われない穏やかな心」なのに。

 2番はパー3、バンカーから出して2パットボギー。

 3番パー4、ティショット4Wは軽い天ぷら球、2打目でグリーン手前まで、寄せワンのパー。4番パー5もパーオン2パットパー。5番パー4、2打目でグリーン手前エッジまで。ここまでは良かった。

 砲台グリーンへの上り傾斜からのアプローチ、心を無にしてただリズムだけを考えて、とはいかなかった。心の片隅で「またチップインしてやるぜ~」というアホガキが暴れ回っていたのだ。アホですねー。

 どこが「禅」なんだよおい。


 しかし現実とは面白いもので、斜め120度のことが起こる。ソールした時にボールが動いたのだ。1ペナ。続くアプローチもミスして、ダボに。この出来事で禅の心はどこかに吹っ飛んでいった。

 6番パー3、2オン2パットボギー。

 そして7番、4Wのティショットは少し当たりが悪く、ドッグレッグの曲がり際まで。2打目、フックをかければグリーンへ届く。しかし突き抜ければOB。残り200y弱。はい、無理やりフックをかけようとして逆球が出てOB。

 どこが「禅」なんだよおい(2回め)。

 ダブルパーの8。前半は44。


 後半もずっと迷走が続き、ボギーペースで迎えた8番パー4。起死回生のためうつもは4Wでティショットするのにドライバーを持つ。

どこが「禅」なんだよおい(3回め)。

 いい方向に飛ぶも、フェアウェイに生えている鉄塔に当たる。ここは鉄塔に当たると無罰で打ち直し。せっかく良いショットが打てたのに・・と思いつつ、

どこが「禅」なんだよおい(4回め)。

 中途半端な気持ちでドライバーを振って引っ掛けてOB。

 最終ホール、フェアウェイセンターに飛んだはずの2打目がロストボール。ダボ。

真ん中に飛んでロスト(10文字ホラー)




 禅の道は1日にしてならず、か(当たり前だ)。


 しかし、禅のゴルフをしようとしたらペナルティとホラー的なロストボールが出るなんて、俺って持ってるよね(別な意味でな)。
 


次の日記へ