日記281
(2017年11月)

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2017/11/1 (1493382hit)  11月の健忘録


 恒例の健忘録。2017年もあと2ヶ月で終わりって、信じられる?あと2年2ヶ月で2020年って信じられる?おら信じられねえだ。


 さて先月は久しぶりに大きな改善点があった。再発見もあった。

・スタンス幅を狭くする

 これは数か月前から。毎度書かないと忘れちゃうので。

・グリッププレッシャーを弱める

 これも永遠の課題だね。

・バックスイングで右へスエイしない

 これも。ゴルフ始めたときからの悪癖。

・ダウンスイングで上体突っ込まない(ビハインド・ザ・ボール)

 意識しなくてもできるようにならなければ。

・鈴木愛のスイングリズム

 トップからの切り返しのリズムが、一番自分と近い気がする。今のところね。



 そして最大の改善点。

・左グリップショートサム気味、右グリップフィンガー

 違和感なく振れるようになるまで半年ぐらい掛かるだろうなあ。



 あと、おまけ。

・いちいち言い訳をしない

 これが一番大事だったりしてね。



2017/11/4 (1493788hit)  O谷さんらと交野カントリーへ


 10月19日に行く予定だった交野カントリー。当日は結構な雨で、残念ながらキャンセルを余儀なくされた。今回はそのリベンジである。

 メンバーは今回お誘いいただいたO谷さん、いつものK嶋さん、そして初対面のY本さん。Y本さんは片手シングルの腕前で、O谷さんの仕事関係の知人で、私と同世代で、しかもK嶋さんとも面識があった。世の中狭いね。

 交野CCはグリーンが難しい。微妙なアンジュレーション、微妙に効いてる芝目、十分な速さ。この日も9.8ft(だったかな?)、下りは半分ぐらいの力加減でないとどこまでも転がるし、登りでもちょっと油断すれば1mぐらい簡単にオーバーする。

 ちなみに過去7回のラウンドの平均パット数は35.5。ホームコースと比べて2打多い。今回もそのグリーンに泣かされた。

 さらにO谷さんのお計らいで初めてバックティから。6763yと極端に長いわけではないけれど、400yを超えるパー4が4ホール。幾つかのタフなホールがさらにタフになる。

 というわけで今回は結果から。



 素ダボが2つ、OB絡みのダボが2つ。1つづつ減らさんとあかんね。


 インスタート。前半4ホールはラッキーもあって出来杉君。

 14番パー5は右プッシュしてOB。パー5になると飛ばしてやろうとリキんでしまう。もういい加減幼稚園から卒業しろよ。

 15番、177yパー3。



 当たりが悪く、グリーン左手前のバンカーに入れてボギー。

 16番は上から8mぐらいのパットが2m以上オーバーして3パット。

 17番、打ち下ろして打ち上げのパー4。414y。



 ティショットはちょっとスライスしてバンカーへ。2打目は出しただけ、3打目でピン下にオンするも上りのパットが1.5mオーバー、返しも外して素ダボ。パットヘタだ。

 最終18番パー5はひどかった。ティショットは振り遅れて右プッシュスライス(木の後ろ)、2打目はラフから木の上を狙うも高さが出ず10y先に。3打目も出すだけで100yしか打てず。次が4打目の時点でまだピンまでは210y打ち上げ。

 4Wで万振り、バンカーに入って万事休す、と思ったら駆け上がってバンカーとグリーンの間のラフ。そこからランニングアプローチが1mに寄ってくれてナイスボギー。いや、そもそも4打目までがアホすぎるだろ。

 後半アウトは6番まで3オーバー何とか踏ん張ってたんだけど、7番パー5で今度は左引っ掛けOB。左向いてたかもしれん。景色にやられちゃうんだよなあ。

 8番は唯一池のあるホールで、ティショットは池の手前のボールがちょうど隠れるぐらいの深いラフ。ウェッジでレイアップすべきだったけど手持ちが7番アイアン、カートは遠い。仕方なく叩き出して左ラフ。3打目ラフからウェッジショットはそこそこうまく打てたけど10yほどショート。登りのパットはパンチ入って4mオーバー、3パット素ダボ。




 ここ交野CCはバックからでもパー5は長くない。イン14番こそ542yだけど、18番540yは打ち下ろしだし、アウト2番は490y、7番も打ち下ろしで494y。なのに、そのパー5でダボ(OB)、ボギー(5オン)、ボギー(3打目のアプローチでトップ)、ダボ(OB)ってどうよ?パー5だけで6オーバーって何よ?ヘタ、いやアホすぎるだろ。

 ちなみに、パー3の平均スコアは3.25、パー4の平均スコアが4.7。一方パー5が6.5。スコアメイクを考えた時、私の場合、パー5の最低ラインは5.5(ボギー2個まで)、可能であればボギー1個ぐらいにしたい。



 パー5になると鼻息が荒くなるアホな癖、早急に何とかしなさい>俺。考え方変えるだけでいいんだから。


2017/11/6 (1493983hit)  遠回りが近道


 最近基本の重要性にやっと気づいた編者である。っていうか、

 ゴルフは遠回りが一番の近道

 なんだなと。昔「イソガバ、マワルナ!」ってブログ書いてた某スーパースターがいたけど、その彼、低迷中だし。



 まずスイングについて。なかなか球に当たらなくても、違和感があっても、疑問があっても、基本に忠実にそして地道に練習することが遠回りだけど上達する一番早い方法なんだなあと思う。

 しかし、球にきちんと当てようと自分勝手な(つまり基本と外れた)動きや形を取り入れ、それでスイングを覚えてしまえば、遅かれ早かれ壁にぶつかるのはもう100%約束されたも同然。

 その壁が100の壁なのか、90の壁なのか、80の壁なのかは人によるだろうけど、壁にあたって初めて、ゴルファーの苦悩は始まる。そこから、大いなる迷宮に入るのである。



 次に別の遠回り。それはマネジメント。先日大阪GCでM岡くんに教えてもらったんだけど、HDCP+1の人とクラブ選手権の準決勝で戦った彼がその人に聞いた言葉がもう含蓄ありまくりで。

・ダボを叩かないマネジメント

 ボギーは仕方ない。でもダボを絶対叩かない攻め方を徹底する。つまりリカバリーに1打以上掛かるような「絶対打ってはいけないところ」を避けるってことだよね。

 例えばピンポジションによって乗せてはいけないグリーン面、深いバンカー、寄せようのないグリーン周り、入れてはいけないバンカー、林の中、池、OB。

 こういうところを、距離を落としたり遠回りして避ける。それが結局18ホールを通じて良いスコアの一番の近道になる。

・ピンを狙わない

 これこそ遠回りの真骨頂。手前のピンを狙ってショートさせ、アプローチをミスしたら必死に頑張ってボギー。奥のピンへ突っ込んで砲台グリーンからこぼれたらダボ確定。ニアサイドのバンカーからホームラン。プロじゃないんだから、狙うは花道かグリーンセンター!これ絶対。

・どちらかにしか曲がらない持ち球

 片方を消せるメリットは計りしれない。思い切り振れると球筋もどんどん良くなるし。どっちにも曲がってるうちはドライバー使うの100年早いってことだね>俺

 コースなりに球筋を打ち分ける?そんなことはプロやトップアマに任せてれば宜しい。「バーディマスト」でプレーしてるプロたちと、パーおじさん、ボギーおばさんを目標とするアマチュアは根本的に違うんだから。





 100を切れたら今度は平均スコアを90台にしたい。そうなったら80台を出したい。出せたら85を切りたい。85を切れたらハーフで30台を出したい。70台を出したい。そう思うのは当然。

 その飽くなき向上のためにはやっぱり、基本を大事にしたスイングを構築し、身の丈にあったコース攻略をすることなんだろうね。それと、練習。いつか上達するスピードに老化が追いつき、下り坂がやってくる。そのカウントダウンはもう始まっている。


 失われた15年をこれから取り返すことができるのか。いつまでもトホホなんて言っていられないぜ!



2017/11/7 (1494153hit)  レディスティ(も男どもの頭の中も)ちっとも改善できてない


 4年前、私は「女性用ティ(レディスティ)考察」という日記を書いたが、自分で言うのもなんだけど人気のエントリで今でも毎日検索して見てくださっている人がいる(1〜2人だけど)。

 その中で、レディスティは男性用のティと比べて適当過ぎる、距離が長過ぎる、男女が同じ条件で戦うなら男性用ティの70%ぐらいの場所に作るべきだと書いた。

 あれから4年。



 先日、某レッスン番組を見た。谷将貴が講師をしたやつね。彼は「カリスマ・ツアープロコーチ」で(番組のウェブに書かれている紹介による)、すごく女性にモテそうな外見と雰囲気を持ったプロである。っていうかチャラい。

 生徒役は4名。ほぼ初心者の女性タレント2名に加え、平均スコア110のおじさん2人(勝野洋とモト冬樹)。つまり、「始めたばっかりでどう練習していいのかわからない」女子と、「長年の悪い癖が染み付いてこじれちゃってる」おじさんたちにスイングや打ち方の基本を学んでもらおう、という趣旨の番組である。

 基本の大切さに目覚めた私は渡りに船と毎週見ていたのだが、残念ながら期待はずれだった。っていうか、8回見たけど何を言ってたのかさっぱり覚えてない。というのも4人の悪癖を直す事がメインで、一般的な基本について触れることが少なかったような気がする。それだったらTV番組にしないで個別にやっとけよと。



 で、番組は「レッスン」「自主練習」「男女で対戦」という流れで毎回進むのだが、最終回は実践編ということで男性チームと女性チームのラウンドマッチが行われた。最初のホールはパー4。



 おじさんティが326y、レディスティが310y。たった16y、パーセントにして5%しか違わない。誤差じゃんこんなの。

 次のパー3。



 レギュラーティが140y、レディスティが126y。これでも1割の差だ。レギュラーが140yだったら、レディスティは100yぐらいのところに作らないといけないのに。

 実際、パー3では勝野洋が7番、モト冬樹が6番でティショットしていたのに、女性2人はドライバー。こんなに不平等な対戦はないよね。っていうか、このクラブ選択を見ておかしいと思わないスタッフ、おじさんチーム、そして何より谷コーチは一体何を考えているのか?チャラい(=女の子にモテたい)のは見た目と態度だけで、ほんとに女性のことを大事に思ってる訳じゃないってこと?(そこまで言うか?)



 そりゃあティがそもそもそういう風に作られてるんだから仕方ないという意見も分かるし、新たにティを作るのも大変だしお金もかかるし、理想と現実が違うのは承知してる。

 でも、谷コーチが「男女の対戦」というレギュレーションを考えた(のかあるいはその台本に納得した)のなら、少しでも男女平等に対戦できるよう、ホールを選ぶとか、特設ティを作るとか、男性ティを下げるとか、そういう工夫があって然るべきではないのか?コーチとしては一流かもしれないけど、本質を考え、悪いところを改善していこう、女性がプレーしやすい環境を作ろうという気はないらしい。


 ちなみに、対戦は男性チームの勝ち。そりゃあれだけハンデあったら勝って当たり前だよね。ミドルアイアンとドライバーだもん。ゲスな勘ぐりだけど、男性チームに勝たせないと色々面倒だからと(女性に不利だということを分かっていながら)わざとこんなセッティングを選んだのではとすら思ってしま・・・おや、誰か来たようだ。うわまたお前かやめ


2017/11/8 (1494307hit)  素振りのように打つ方法(検証中)


 さて、先週末。世間は三連休だったようだけど、私は金曜日半日仕事、土曜日1日仕事、日曜日半日仕事。まさに貧乏暇なし。ぢっと手を見る。

 でもクヤシイので金曜の午後と日曜の午後に薄暮へ。金曜日は7番で真っ暗になった(のに8番でパー、9番でバーディという快挙)が、日曜日は十分日没まで余裕があった(のに8番でダボ、9番でボギーという体たらく)。

 休みになるとゴルフ。アホである。でも上には上がいる。日曜日ご一緒させていただいた3名のうち2人は3連休で3連チャン(薄暮含む)のラウンド。アホである尊敬に値する。



 さて、薄暮はいつも色々試したり練習したりするつもりで回るのだが、なかなかそれを徹底することができない。すべてアイアンで回ったり、2打目でわざとグリーン手前を狙ってアプローチを打ったり、わざとバンカーに入れてみようと思ったりするのだが、数ホールで忘れて何となく普通に回ってしまう事が多い。

 スコアに執着する18ホールのラウンドと違うのは、すべてのホール(除くパー3)でドライバーを持ったり、2打目で直接狙えないときにインテンショナルショットに挑戦してみたりするぐらいで、やっぱりラウンドそのものを楽しんでしまうんだよね。パーオンとかパーとか狙っちゃう。練習にならない。

 だから、やっぱり、打ちっぱなしでの練習というのは必須なのである。




 というわけで月曜日・火曜日・水曜日と連チャンで練習へ。何といっても秋の一大イベント、しゃくなげ杯(仕事関係のコンペ)が今度の木曜日(つまり明日)に迫っているのだ。今回は特にグリップを変えたので不安だらけ。1球でも多く球を打っておきたい(でも100球〜150球ぐらいしか打たないんだけどね)。

 そのニューグリップ、だいぶしっくりくるようになってきた。といってもとんでもないプッシュが出ないぐらいのレベルだけど。あとはグリッププレッシャーを弱める事と、気持ちよく振り抜くことである。

 私の昔からの悪癖だが、素振りではどれだけ気持ちよく振れていても、実際に球を打つ時になると「球に当てに行」き、「球を上げよう」としてしまい、フィニッシュまで振り抜けずおかしなスイングになってしまう。

 どうやったら素振りのようにスムースに振れるのか?これは永遠の課題だよね。いつもいつも考えているんだけどなかなかうまくいかない。

 突き詰めればメンタルの問題なんだろうけど、具体的にスイングに何が起こっているかというと恐らく、

・グリップに過度な力が入ってしまう

・バックスイングですでに力が入っている

・インパクトに向けて腕・手首で微調整してしまう(体幹の動きが変になる)

・インパクトに意識が行きすぎ、打って終わりになり、フィニッシュまで振り抜けない


 のだとおもう。だから、逆の言い方をすれば、力を抜いてフィニッシュまで気持ちよくクラブヘッドを持っていく事ができれば、これらはきっと解決するんじゃね?と思った。まあそれが簡単にできれば苦労しないんだけど。

 だって、「ヘッドをどう動かそう」って考えてる時点でもう「無意識に、スムースに」振れてないってことだもんね。でも、「球を上げよう」とか「きちんと当てよう」と思ってしまうのもまた無意識が生み出す意識であり、だから単なる無意識ではダメということだ。

 つまり何がいいたいかというと、「無意識にスムースに振る」ために「どういう意識を持つか」という事を考えなければいけないわけだ。「計算された無意識」っていうか。「無意識を意識で制御する」っていうか。



 そこで、素振りを何度も繰り返しながら考えた。素振りの時は球の行方もスイング軌道も方向もトップ位置もインパクトも、そういう面倒なことは何も考えず、ヘッドがインパクトゾーン付近〜以降で最大のスピードになるように振っているだけである。

 その時、アドレスも適当(つまり脱力してる)、バックスイングも適当(つまりひょいと上げてトップ位置なんて考えてない)、その後インパクトに向かって加速させるために手首のコックは自然と保たれ、グリップはインパクト直前まで脱力していて、インパクトの直前からやっと力が入りはじめ、インパクトゾーンでは遅れていたヘッドが急速に戻ってきて「ビュン!」とヘッドが目にも留まらぬスピードで通り過ぎていき、自然とフィニッシュへ向かう。そして、体には一切余分な力は入っていない。

 これを再現するためにはどうすればいいか。色々やってみて一番良かったのはこれ。



インパクトゾーンでクラブヘッドを一瞬で通過させるイメージ

 訂正。

構えたら間髪入れずにすぐ打つ




 昨日今日はこれでうまくいった。さて、この気づきが永遠の課題に終止符を打てるのか。ちょっと期待。


2017/11/10 (1494613hit)  第20回しゃくなげ杯


 というわけで1年の集大成、しゃくなげ杯@伏尾GCである。そう、先月、ゴルフ侍でオール巨人師匠が井上久雄プロと対戦した伏尾である。さて、3日連続練習へ行くという蛮行は吉と出たか凶と出たか?


 同伴競技者はいつものI上さん、大会委員長のS井さん、同業大先輩のO本さん。天気は最高。トップスタート。

 東1番パー4。ドライバーはいきなりダフリ引っ掛けで左斜面に激突。さらにカート道を転がり落ち、推定飛距離100y。打ち上げのティショットは球を上げに行くなとあれほど。

 2打目ユーティリティでレイアップ、2打目残り105y打ち上げはPWでピン上5mにオン。これがまっすぐのラインで偶然入ってドタバタのパー発進。

 2番は距離が長く難しいパー4。ティショットはごまかしショットでフェアウェイ。2打目8アイアンは擦ってニアサイドに。エッジからマウンドの頂点に切られたカップに対し、パターで寄せるも傾斜に負けて寄らず、入らずボギー。

 3番は相性の良いパー3。8アイアンはスカ当たりながらグリーンセンターにオン、2パットパー。

 4番、距離の短いパー5。ティショットはスライスで右ラフ。残り200y、ライが良かったのでグリーン近くまで持っていこうとユーティリティ。手前バンカーへ(想定内)。バンカーからピン奥(上りのパットが残る)へ突っ込もうとしたけどショートして微妙なパットが残る。2パットパー。

 5番、豪快な打ち下ろしのパー4。ここで本日のトホホその1。



 ティショットはいつも派手に左へ引っ掛けるんだけど、この日も同じでOB 杭まで数メートルレベルの引っ掛け。2打目、サイドフォローと思って小さめのクラブ選択をするも当たりが悪くしかもサイドアゲンストで20yショート、手前のバンカー。25yのバンカーショットはダフってラフ、アプローチは2mまで、外して素ダボ。「実力を遺憾なく発揮」だ。

 6番は短いパー4。ティショットは低めのトップ球が功を奏し残り90y。左足上がりからPWのスリークォーターでピン上6m、これがまた偶然入ってバーディ。

 7番パー3、165yアゲンスト。6アイアンはちょっと捕まってピン左奥のカラーへ。20y以上のアプローチ、ウェッジかパターか迷ってパター、これが大ショート。イメージが出なかった。ウェッジのほうが良かったかも。3パットボギー。

 8番、513yパー5。谷越えで右は受けてるけど左はずっと崖。



 ヒール球がフェアウェイ右サイドにぎりぎり止まる。2打目4Wはスライス、崖の上の方から落ちてきてくれてラフへ。残り100yからグリーンセンターへオン、2パットパー。

 最終ホールは414yパー4。ティショットは左、つま先下がりのラフから170y、ユーティリティで軽めに打ったら右プッシュしてしまい行ってはいけないグリーン右の窪地へ。しかも元気すぎてカート道も越えてOB。打ち直しはグリーン奥、寄らず入らずでトリプルボギー。世界よ、これが俺だ。

 というわけで前半は1バーディ2ボギー1ダボ1トリプルで42。


 後半は南コース。いきなりトホホその3。

 4アイアンのティショットはダフって50yしか飛ばず。2打目7Wで残り60y地点へ。3打目打ち上げ砲台グリーン、ピンは手前。はいそうですピンを狙ってショートしてボギーオンもせず。ピン奥8mにオン、2パットダボ。全米が笑った!

 2番は短いけどやや変則フェアウェイのパー5。写真は二打目地点、右サイドラフから。



 ティショットはその右サイドラフ(まあまあ狙い通り)、でも2打目ユーティリティはチョロ。3打目170y、5アイアンはスライスしてグリーン手前。4打目、つま先上がりでラフに浮いたアプローチは偶然いいピッチショットになって2mに付くも入らず。ボギー。

 南3番パー3。池越え、160y。



 アゲンストに対し6アイアン、やや低い球になって奥へこぼれる。どうも風が読めない。7番でよかったのか?10mを超える下りのパットは打ち切れずまたショート、また3パットでまたボギー。

 4番は素ヘタ。短いけど狭めのパー4。左はアウト。



 ティショットこそたまたま狙った右法面へ打てて思惑通り右サイドフェアウェイをキープできたけど2打目PWをこすってまたニアサイドに外しアプローチも寄らず(いやまたマウンドの上の難しいところに切ってあったんだよね)入らずボギー。っていうかウェッジ持ってもグリーンセンター狙えって何億回言えば分かるの?バカもここまでくると勲章モノのバカだな。

 5番は短いパー3。8アイアンはちょっと当たり損ねでピン左下5m。偶然入ってバーディ。

 6番、今まで数々のドラマを生んできた右ドッグレッグ打ち上げのパー4。グリーンは右の林の先。



 フェアウェイ方向へまっすぐ打つと210yで突き抜け。右の2連バンカーは(キャディさんは230yぐらい必要って言ってたけど)190yで越える。ティショットバンカーの先、2打目は56度のウェッジでピン下8m、2パットパー。

 7番は南コースで一番難しいパー4。ティショットは左へ引っ掛けるも斜面にあたってフェアウェイへ。2打目は150yアゲンスト、7アイアン。この日最初で最後、たった1発のナイスショットが出てピン下7mにオン、2パットパー。

 8番は右ドッグレッグ、右が斜面、左が全部OBのパー5。ティショット右ラフ、2打目つま先上がりの傾斜から6アイアンのレイアップ、3打目90yのウェッジショットは当たりが悪く手前のバンカー・・と思ったらギリギリ越えてくれた。まだピン狙ってる。いい加減にしろ。2パットパー。

 最終はドライバー左サイド、2打目7アイアンが相当な当たり損ない(先?)で20yショート、アプローチは肩が回らず手打ちになって6mもショート。あーあ、やっぱりヘタなまま終わり。と思ったらまたこのパットが偶然ポッコン。外れたら2mぐらいオーバーしてたノーカンパットだったのに。そしてこのパットが大きな意味を持つことになる。

 というわけで。



 1パットは4つとも偶然。ミスショットがグリーンに乗ったこと数回。ティショットのミスが結果的にフェアウェイへ行ったこと数回。もうラッキーだけでゴルフしてるな。それでもダブルペリアは4位、ドラコン1つ、そして3年連続のベスグロ(しかも1打差)獲得できましたほんとうにありがとうございます。

 3日連続の練習は無駄じゃなかった・・・(ほとんど成果出なかったけど)・・・のかな?


2017/11/11 (1494801hit)  私のゴルフ


 一昨日のラウンドでつくづく思った。

 私のゴルフは90%のミスと10%の結果オーライで成り立っている

と。ナイスショットは誤差の範囲だ。謙遜ではない。

 練習場でさえ、狙ったところに正確に打てる確率はごくごく低い。いやそれどころか、きちんと芯に当たることすら稀だったりする。

 10球打って、「きちんと当たって狙ったところへ飛んでるような気がするな」と思うのが1球。「はっきり分かるミス」が7球。そして残りの2球は「箸にも棒にもかからない、とんでもなく酷いミスショット」である。

 そして恐ろしいことに、コースではその「残りの2球」がデフォルトで出るのである。謙遜ではない。誇張でもない。

 という事はつまりどういうことか。

 パー3でピンを狙ったり、アプローチで寄せワンを期待したり、バンカーからピンに寄せることを求めたり、ティショットで方向や飛距離を追求したり、パー4でパーオンを望んだりすることなど愚の骨頂、身のほど知らずの鼻持ちならない行為だ、という事だ。

 ましてや、「パーを狙う」「バーディを狙う」「バーディパットを入れる」なんて考えるのはプランクトンがクジラに喧嘩を売るぐらいバカげた行為であり、ハゲでデブでチビの中年男が広瀬すずちゃんとのデートを夢見るぐらいの思い上がりだと言える。



 ゴルフ歴が長くなり、たまーにバーディとかパーが取れたり、パーオンしたり、練習場で芯を食ったショットを打ったり、アイアンショットがピンに向かったりすると、あ、俺って上手いのでは?とつい思ってしまいがちだけど違うのだ。ぜんぜん違う。まったくの勘違い。

 それ、たまたまですから。すなわち結果オーライですから。

 狙って打ったのではなく、偶然ピンの方向へ飛んだだけ。無茶苦茶なショットで偶然ドライバーの芯に当たっただけ。100回打って1回入るパットが、たまたま1回目に来ただけ。だから、自慢や慢心はホントに恥ずかしいからやめなさい。

っていうかいい加減ピン狙うのホントやめろ>俺


2017/11/13 (1494972hit)  飛ばさない乗せない寄せない入れない


 もう一回、木曜日のラウンド絡みの話。

 朝のスタートホール(東1番392yパー4)。打ち上げがあるので実測400y超。

 ティショットをダフリチーピン+カート道コロコロで飛距離100y。2打目はユーティリティで190y、残り95y打ち上げが残った。

 この時何を考えていたかというと、「とにかくグリーンに乗せて2パットボギーでいきたい(ダボを避けたい)」ということだった。

 やや手前に切られたピンに対し、50度のウェッジでもぎりぎり届いたと思うけど、奥でいいからとにかく乗せる事が大事だとPWを持った。当たり損なっても何とかグリーンまで行ってくれるだろうという考えで。で結果はそこそこうまく打ててピン上5mにオン。

 きつい下り+9.5ftのパットはとにかく大オーバーしないように寄せにいったらそのまま入ってパー。



 一方、午後のスタートホール(374yパー4)。実測350yぐらい。

 ティショットはこの前も書いたとおり4アイアンで大ダフリ、50yしか飛ばず。2打目は7Wで残り60y地点まで。3打目はけっこう強い打ち上げ、そしてピンは手前。

 そしてこの時何を考えていたかというと、「朝の1番ホールと同じようにティショットであんなミスをしたのにパーで上がれたら俺ってカッケー。みんな絶賛してくれるだろう。よし、ベタピンに付けてパーを取ってやろう」

 結果は5yショートして3オンならず、さらに難しいアプローチが残って寄らず2パットのダボ。



 そう、アホな私は3打目の段階でいくつも過ちを犯しているんだよね。

・とりあえず乗せることが大事なのにピンを狙ってしまった(思い上がり)

・飛距離のジャッジミス。60y打ち上げだったらウェッジのフルショットでちょうどなのに、気分を出してコントロールショットしてしまった(ヘタ)

・朝の一番は偶然取れたパーなのに、実力で取ったと勘違いしてる(慢心)

・そもそも、朝1番の戦略や結果は今の状況と何の関係もない(バカ)

・同伴競技者に自慢したいという邪(よこしま)な考え(エエカッコシイ)


 技術とかテクニックとかではなく、考え方だけでボギーがパーになったりダボになったりするというお話でした。っていうか、ホントにアホすぎるわ。やっぱり己を知り、欲や思い上がりや慢心やエエカッコシイを封印するためには

「飛ばさない・乗せない・寄せない・入れない」ゴルフ

が答えなのかなあ。


2017/11/14 (1495151hit)  パットイップスとアプローチイップス


 本日の日記は言霊のインパクトが強すぎるので、一部伏せ字にしています。



 先日、あるパットイッ◯スに悩む友人と雑談をしているなかで、こんな質問してみた。「もし、スコアも付けず、誰とも争わず、たった一人でラウンドするとしたら、パットイッ◯スって出ると思う?」

 友人は即答した。「出ないと思います」

 そう、パットイッ◯スとはスコアやプライドや競争心などが原因となって出るのだと思われる。つまり100%メンタルの問題。



 しかし、もし私が同じ質問をされたら、即ち「もし、スコアも付けず、誰とも争わず、たった一人でラウンドする場合、アプローチイッ◯スは出るかな?」と聞かれたら、私も即答できる。

「出ます」と。

 簡単なライなら出ないかもしれないけれど、難しいライからだと高い確率でチャックリすると思うし、そしてその確率は本番とあまり変わらないと思う。

 この2つの例だけで断定はできないけれど、つまり何を言いたいかというと、パットイッ◯スとアプローチイッ◯スは似て異なるものであり、アプローチイッ◯スはメンタルの問題だけではなく、技術や練習不足が絡んでいる可能性が極めて高いと言うことだ(やっぱり・・)。


 だから、逆の言い方をすると。

 パットイッ◯スは練習を増やして良くなるような類のものではないが、完治する可能性がある。アプローチイッ◯スは練習でなんとかなる可能性があるが、ヘタクソにとっては一生治らない可能性もある。


 どちらが恐ろしいか。どっちも恐ろしい。



 ところで、他にイッ◯スと言えばドライバーイッ◯スはあるけど、アイアンイッ◯スってないよね。あ、シャ◯クがアイアンイッ◯スみたいなものか。あとバンカーイッ◯スもない。バンカーは「単にヘタ、あるいは練習不足」の場合が圧倒的多いからイッ◯スまでコジレないだけなのかな。


2017/11/15 (1495283hit)  孫子の兵法


 なんか最近メンタル的なことばっかり書いてるなあ。なんか自分がウザいやつみたいな気がしてきた(いや、もともと十分ウザいですよあんたは)。



 さて、下に10個の質問がある。先入観抜きで、正直に、YESかNOかで答えてみてください。

1,短くて易しいパー4、400y台でHDCPが大きなめのパー5などいわゆる「サービスホール」はバーディを取りたいと思う

2,ティショットはフェアウェイへ打たないといけない

3,2m〜3mのバーディパットは薄めの強めで入れにいく

4,ショートアイアンで打てるパー3はバーディホールだ

5,グリーンサイドバンカーからはピンに寄せたい

6,ウェッジショットならピンに向かって打つ

7,10y以下のエッジからのアプローチはチップインを狙う

8,ティショットは飛ばせば飛ばすほど有利だ

9,大きなミスショットをしたら、次打でリカバリーしようと思う

10,あるホールで大叩きしたら、バーディを取って取り返したいと思う



 多くのアマチュア(一般アベレージゴルファー)は5つ以上、いやひょっとしたらほとんどの設問にYESと答えるのではないだろうか。私もほんの少し前までは全部YESだった。

 でも、これらにYESと答えそしてその通りできるのは、狙ったところに高い確率で打てる人、バーディを取りに行って高確率で取れる人、つまりプロかトップアマに限られるんじゃないだろうか?と思うのだ。



 プロのゴルフとアマチュアのゴルフ。両方とも「良いスコアを出す」というのが究極の目的ではある。だけど、質的に全然違うんじゃないかなと思う。ちなみにここで言う「アマチュア」は一般アベレージゴルファーの話で、上にも書いたようにHDCPが3以下の上級者や日本アマに出たりするトップアマは除きます。

 どう違うか。プロのゴルフは「稼ぐ・魅せる」、アマチュアのゴルフは「楽しむ」という側面がある点?それもある。生活の手段か趣味か、という差もある。でも今回書きたいはもっと即物的な話。

プロはアンダーの世界に生き、アマチュアはオーバーパーの世界にいる

 こう言い換えてもいい。

プロはいくつバーディを取るか(加点を増やすか)が重要であり、アマチュアはいかにボギー以上を叩かないようにするか(減点を減らすか)が目標


 上の設問はバーディを取ったりパーをセーブするために必要な考え方ではあるけれど、それにはそれなりの心技体や経験が必要であり、一般アマチュアはまったく考えなくてもいい、いやむしろ考えると大叩きを誘発するという「悪しき目標」になるのではないか、と思うのだ。

 ティショットでフェアウェイを狙うのは「スピンコントロールされた球でピンに付け、バーディを取る」ためであり、我々アマチュアなら(深いラフを除き)2打目が打てるところにあれば良いじゃんと。乗らなくても、寄らなくても良いじゃんと。

 バンカーからピンに寄せるのも、「プロがパーセーブするため」にやることで、我々アマチュアなら脱出できてボギーなら上出来じゃんと。

 ショートアイアンだから簡単?そういうときに限ってミスが出るのがアマチュアじゃん。



 なんだか身も蓋もない、ロマンも闘争心もないような考え方だけど、ゴルフの目的が「一打でも少なくホールアウトする」であり、ナイスショットよりもミスショットの確率が高い我々アマチュアがスコアをまとめるためにはやはりこういう考えたかをいかにに貫くかが一番大事じゃないかと思う。

 もちろんゴルフにスコア以外のものを求める(ドライバーの飛距離、10回に1回のスーパーショット、一か八かのギャンブルショット、ライバルとの勝ち負け、好きな道具を使うなど)のは人それぞれだし、それを否定するつもりはない。

 でも、リアリズムを追求すると、私のような限られた戦力(広角打法ドライバー、まともに当たらないアイアン、当て物のようなアプローチ、適当なパット)でベストなパフォーマンスを出すためにはディフェンシブ寄りな考え方でゴルフするのがやっぱり必要なのかなと。



 ただ、18ホール、すべての状況でディフェンシブになる必要はない。いくらティショットに自信がないといっても左右にOBがない広いホールでティショットに7アイアンを持ったりするのは過剰反応。フェアウェイが狭くてもどちらかがセーフならドライバーを持ちたいし、バンカーからもライがよく距離も寄せ頃ならピンの近くへいってほしいと思う。

 つまり、結局は「自分を知り、自分にできることを粛々と行う」という気持ちなんだよね。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

 孫子がゴルフのことを言ってるとは思わなんだ。


2017/11/17 (1495563hit)  飛ばさない乗せない寄せない入れないラウンド


 というわけで「飛ばさない乗せない寄せない入れない」をラウンドで実践してみた。



 数字的には決して「がんばりました!」じゃないんだけど、なんというか、数字以上の収穫があった。というより新境地を開いたような気分。というのは、飛ばさない乗せない寄せない入れないという気持ちで回ってみるといくつものメリットがあったんだよね。


 1発のショットに対するメンタルのエネルギーが少なくて済む

 今までは80点〜100点のショットを打とうとして十中八九失敗してたため、満足感が少ないというか自分にダメ出しするというか(それこそが大きな考え違いだったんだけど)、ショットのたびにHP削られていく感じだった。

 でも、最初から「60点でいいや」という気持ち(飛ばさない乗せない寄せない入れないっていうのはそういう感じなんだよね)で打つので多少のミスはダメージにならないんだよね。

 結果が気にならない

 「飛ばさない乗せない寄せない入れない」気持ちでショットするというのが目的になってたので、結果にこだわらないでラウンドできた。つまり「飛ばさないようにリキまず打つ」というのができれば結果がOBであってもチョロであってもそんなに悔しくない。なんか今後につながるようなミスだし。この気持ちって大事かも。

 芯に当たるショットがちょっとだけ増えた

 過度なリキみが取れたせいか、普段よりちょっと芯を食ったショットが多かったような気がする。



 とまあ結構いい感じなんだけど、デメリットもあって。

 ショットが緩みがちになる

 特にティショットとアプローチで感じたんだけど、「飛ばさない」「寄せない」と思って打つと普段より力が抜ける。そうするとスイングが緩みがちになるんだよね。これは私のセンスの問題だと思うんだけど、緩まないように、しかも力まないように打つっていうのは意外と難しい。

 「止めるところは止める」「緩めのグリップ」っていうのがキーポイントになるんだと思うんだけどね。

 実際に飛ばないとちょっと悔しい(笑)

 ティショットは明らかに飛ばない。芯を食えば振り回した時とほとんど一緒か、むしろ飛ぶぐらいなんだけど、ヘッドスピードを落として芯を外すとこれはもう明らかに飛ばないわけで。そういう時は普段より10〜20y飛ばなかった。

 でも、アイアンは番手を上げなければいけないほどではないし、「乗せない」イメージでもヘッドさえ走ればきちんと今まで通り飛ぶと思われる。



 実り多き練習ラウンドだった。「飛ばさない乗せない寄せない入れない」への戦いは始まったばかりである。



2017/11/18 (1495714hit)  目的を持って素振り


 一昨日のラウンドでは「飛ばさない」という意識を持ち、かつ、緩まないスイングをすることを目指したのだが、これがなかなか難しい。

 もう一度目的と言葉の意味をはっきりさせよう。

飛ばさない=リキまない=7割ぐらいの力で振る=体の動きを制御=軸やプレーンがぶれない

緩まない=クラブヘッドが加速し続ける=フィニッシュまで振り切る=インパクトは通過点


 つまり7割ぐらいの力でフィニッシュまで振り切ればいいのだ。あ、でもこれって素振りだよね。素振りのように振る。いや、それが簡単にできないから苦労してるわけであって。堂々巡り。


 そこで、「クラブヘッドの加速」という部分に注目してみた。ふつう、素振りは、どちらかと言うと体の捻転や肩の入り、フィニッシュの形など体の動きを意識してするよね。少なくとも私はそうだった。

 それを、ヘッドの運動をメインに素振りをしてみたのだ。具体的には、

1,トップ位置からヘッドが滑らかにそしてスムースに加速しながらフィニッシュの位置まで動く

ということと、

2,同じくトップからヘッドをできるだけ素早くフィニッシュ位置まで移動する

ということに気をつけてみた。


 で、これをやってみて思ったんだけど、フォローの途中ぐらいで一度ヘッドが減速する、つっかかる感じがあるんだよね。フィニッシュまでワンピースに動いてない感じ。つまり、ヘッドの自然な動きを阻害してるわけだ。クラブヘッドは最短距離でフィニッシュに向かいたがってるのに、体のどこかがブレーキを掛けてるというか軌道をそらそうとしてるというか。

 たぶん、グリッププレッシャーが強すぎるか、アームローテーションがうまくできていないせいだと思うんだけど、これはよくない動きだなと。っていうか素振りさえ満足にできていないの俺?


 プロや上級者のスイングってフィニッシュまでよどみなくヘッドが動いてるもんね。そのためには、では、どうすればいいか。

 上に書いた2のトップからヘッドをできるだけ素早くフィニッシュ位置まで移動するという事を意識しながら素振りをして、体のどこに力を入れ、どこの力を抜くべきかということを体で覚えるしかないんだろうなあというのが結論。

 というわけで、目的を持って素振りをしましょう>俺。


2017/11/20 (1495888hit)  ダンロップフェニックスとエリエールレディスオープン


 男女ツアーはいよいよ賞金(女)王争いが佳境。

 ダンロップフェニックスとエリエールレディスオープンの両方見たけど、女子の試合のほうがだいぶ面白かったのは何でだろう。松山が優勝争いしてなかったからかな。


 以下、感想。

 松山が試合でホールインワン1度もしてなかったのは意外。彼のあんな笑顔始めてみた。しかし、どこかのティグラウンドでトーナメント名の入った立て看板に腰掛けてるのを見て「あ、またこんなことしてる・・・orz」と思った。先輩なんだしキャディの進藤くんが注意すればいいのにね。

 ケプカ別次元。20アンダーを目標にしてたように見えたけど、17番を終わって18アンダー。そこで18番できっちりイーグル取ってくるんだもんね。2打目のアイアンは鳥肌立った。あの状況であのショットが打てないとメジャーに勝てないってことなんだろう。

 結局上位4名が外国人。2位タイにはシニアツアーで活躍するP,マークセンの名前も。以下、松山、今平ときて9位タイに小田孔明、11位タイに池田勇太と岩田寛と武藤俊憲。その下に大堀裕次郎、片山晋呉、宮里優作と続く。マークセンにはるかに及ばない日本レギュラーツアーの面々。

 まああのラフだと技術だけでなくパワーも必須なんだろうなあ。ぬるま湯日本ツアーの結果の1つなのかな。あと、フェニックスのグリーンは難しいもんね(回ったことないけど)。

 今回、最終日の放送には石川遼の名前も姿もまったく映らなかった。せっかく久しぶりに予選通過して最終日アンダーパーで回ったのにね。まあ裏街道(10番スタート)っていうのもあっただろうけど、ここまで無視されるとちょっとかわいそう。ここ何回かのトーナメントでは石川遼メインで中継してたはずなのに。手のひらを返すとはこのことか。

 まあ松山はダンロップのホストプロだし、そういう力関係もあるんだろうね。
 

 一方のエリエールレディス。申ちゃん強かった。安定感とマネジメントで差が出たように見えた。典型的だったのが17番のパー5。

 申ちゃんの前を行き申ちゃんを追いかける鈴木愛・東浩子はそろって2オンできず(2人ともグリーン狙ったよね?)、アプローチも寄せきれずパー。同組の上田桃子も奥のバンカーへ入れてしまいパー。

 逃げる申ちゃんは安全にグリーンの広いサイドに2オンさせ、余裕を持ったバーディ。もちろん「あわよくばバーディ、最悪パーでもいい」と思って打つ申ちゃんの2打目と、「最低でもバーディ、できればイーグル」と思って打つ3人とはプレッシャーのかかり方が違うのは分かるけどね。


 結局、プロでも技術よりも心のあり方のほうが大事ってことなんだね。


2017/11/21 (1496037hit)  ちょっと落ち着け俺


 最近スイングの仕方ばっかり考えてる。緩まないように振り抜くとか、グリップ緩めるとか、飛ばさないとか。

 そのせいか、一昨日の薄暮ではショットの内容自体は悪くないしきちんと芯に当たる確率は上がってるのにOB連発してダボトリプルばっかり叩いて、ちょっとわけがわからなくなってきた。

ショットがいいのと結果が良いのは別。

課題どおりスイングするのと球がどこへ飛んで行くのかもまた別。


 マーク金井氏が言う、「ナイスショットで最悪の結果」という一番悪い状態になってるような気がするんだよね。

 たぶん考えすぎて頭の中がぐちゃぐちゃになってるんだと思う。飛ばさないように振る、でもヘッドは今まで以上に走らせるとか、なんか矛盾してるし。




 あんまりあれこれ考えず、シンプルにスイングしたほうがいいんだろうなあ。その証拠に、この前の薄暮で真っ暗闇の中で打った球はなぜか真っすぐ飛んでたし。

 なんか、同じところをぐるぐる回ってるような気がするなあ。スタンド攻撃か?(リンゴォ・ロードアゲイン)



2017/11/24 (1496457hit)  勤労感謝の日杯


 11月9日のコンペ以来、面倒だとか寒いとか忙しいなどを理由にずっと練習をサボってた。ので仕方ないんだけど。



 何ていうか、まんべんなくヘタでちぐはぐなラウンドだった。紅葉はきれいだったけど。


 この日はホームの勤労感謝の日杯。薄暮で何度もご一緒させてもらい、仲良くなったN條さんが今回誘ってくださった(ありがとうございました)。N條さんのお知り合いのN島さん、K藤さんと。

 ラウンド前にアプローチとパットだけ練習したんだけど、アプローチがひどい状態で、特にミドルレンジが全然当たる気がしないという状態でスタート。

 1番、いきなり2打目でその60yを打つ羽目に陥るが、緩まないことだけ考えて5mぐらいにオン、これが入ってしまってバーディ発進。おはようバーディなんてろくな事がないんだけど。

 2番は4アイアンのティショットは良かったのに2打目のウェッジをミスって寄らず入らずのボギー。

 3番パー3、5アイアンのティショットがスカ当たり、また40yのウェッジショット。薄氷のショットで何とかオンするも上からのパットが難しく2パットボギー。きさいちCCには珍しくグリーンが9ft近く出てるので、下りのパットがいつもの倍ぐらい難しくなってる。

 4番はティショット左引っ掛け、2打目レイアップ、3打目9アイアンは大ダフリで、でも乗った(大きめのクラブを持ったので)。カップをかすめ、パー。

 5番も4アイアンのティショットはすごく良かったのに2打目、奥へこぼすと大怪我なので小さめのクラブを持ってショート。やっぱり冬は大きめのクラブを持ちましょう。寄らず入らずボギー。

 6番はティショット、2打目ともまあまあで2オンしたんだけど真横から上って下ってカップ8個ぐらい右へ曲がるパット、1mオーバーして返しを入れられず3パットボギー。

 7番、6アイアンでグリーン奥、50度ウェッジのトゥ打ちするも、ちょうどグリーンとカラーの段差に着地し4mもオーバー。2パットボギー。

 8番、4Wのティショットは左へ巻いてOB寸前。背面打ちで出すだけ、3打目は左足下がりのラフからうまく打てずグリーン手前のバンカーへ。出して2パットで素ダボ。

 9番はエッジからのアプローチが1m弱に付いてくれて(30y以内はマシなんだよね)寄せワンパー。


 という感じで良かったり悪かったりの繰り返しで前半は42。

 後半は2番のパー3での左引っ掛けOBがすべて。言い訳じゃないけど、このホールでちょっとしたアクシデントがあり、心の準備をしっかりしないままティショットしちゃったんだよね。前半の梅コースでいいイメージが出てた4アイアンだったので慢心してたのもある。いつまでも進歩しませんな。

 最終ホールは2打目残り165yきつい打ち上げ左足上がり。5アイアンでは短い、4アイアンはライを考えると難しい。以前練習してた「4Uの軽め」に挑戦したんだけど見事に失敗。そりゃ最近は練習してないんだもんね。アプローチでピン斜め上1.5mに付くも、弱く打つ勇気が足りずパンチ入って3パット。


 グロス85、ネット76。まあでも実力通りってところですな。


2017/11/25 (1496457hit)  真面目に練習


 明日は月例競技なので、ちょっと真面目に練習することにした。


 今までずっと同じことで悩み、同じところでつまづき、同じミスばっかりしているのはきっと頭が悪いからなんだろう、頭が悪いなら悪いなりに工夫しろよ、というわけでこういう練習方法を取り入れることにした。


 球を打つ前に2〜3回素振りをする

 とにかく素振りどおりに打ちたい。でも、素振りでできるのに本番でその通り振れないのは素振りのイメージが完全に体に染み付いていないからだろう。だから球を打つ直前に本息の素振りを何回か行い、そして打つ。

 これで打つ球は100球でも、実際には300〜400回のスイングをすることになる。練習効率と対費用効果抜群。


 全てのショットを低くティアップして打つ

 マットから直で打つと、どうしても「きちんと当てたい」という気持ちが出て合わせたり緩んだりしがち。あと、ちょっとダフってもそれなりに飛んじゃうし。

 よって、ウッドやユーティリティだけでなく、アイアンやウェッジもすべて低くティアップして打ってみる。過度に打ち込んだり球を上げようと言う動きを封じ、レベルにクラブが動くようになる(といいな)。


 打つクラブを厳選する

 基本に忠実にそしてシンプルに練習するため、できるだけ練習内容とクラブ数は厳選する。今練習してるのは56度のウェッジでハーフショット(50-60y)、7アイアンフルショット、4アイアンフルショット、そして4Wのフルショットである。ドライバーは打っても数球。

 考えることもできるだけシンプルに、素振りと同じイメージ、同じリズムで振る。ウェッジショットは緩まない。それだけ。あんまり細かいことは考えない。考えるとしたら素振りの時。


 とりあえず、この冬はこういう練習を続けたい。明日の月例には間に合わなくても(当たり前だ)、来春には成果が出る!(といいな)。


2017/11/27 (1496811hit)  11月月例競技


 鈴木愛が2017年の賞金女王になった。その原動力は圧倒的な練習量。いつも一番最後までコースに残って球を打ったりパッティングをしてたらしいね。やっぱり練習しよう。


 さて、昨日はホームの月例。この日は上がり3ホールが全てだった。



 紅葉満開のきさいちカントリー。月例競技に出るようになって3年目だけど、今年も優勝できないまま終わりそうである。同伴競技者は何度か月例で誘ってくださってご一緒しているU村さんとY村さん、そして今年のクラブチャンピオン、T田さんという濃い、そして素晴らしい面子。



 話は変わるが、1ヶ月ほど前にコースのグリーキーパー(長)が交代になり、きさいちのグリーンは大変いい状態になった。以前はスティンプ6ftでボールがポコポコ跳ねてイレギュラーするという三重苦のグリーンだったんだけど、今は9ft近く出てるし転がりはいいし、傾斜があるときちんと曲がるようになった。まったく別のコースになったみたい。やればできるじゃん。

 「下りでも強め(に打たないと届かない)」「まっすぐしっかり打ったらどこからでもストレートライン」と散々な評判だったのが、「下りは触るだけ」「横からはタッチとラインを合わさないと入らない」「緩むと微妙に切れてカップに蹴られる」という、スリリングなグリーンに仕上がってきた。

 そのせいか、あちらこちらから「今日は全然あかん」「調子悪い」「叩いたー」という声が聞こえてくる中。



 3パット2個、OBなし、ネット1オーバーだからまずまずだとは言え、上がり3ホールがひどすぎた。即ち、


前半、後半とも上がり3ホールはパーオンなし。6ホールで5オーバー。後半なんて3連続ボギー。

 その内容がまたひどい。前半はアプローチが奇跡的に上手くいったから7番と8番でパーを拾えているけど、最終ホールなんて残り100y付近から5打も掛かってるし(3打目、ウェッジショットをミスしてバンカー、バンカーからオーバーさせてグリーンをこぼし、寄らず入らずで5オン2パットのダボ)。

 後半も残り3ホール目まで2オーバーで頑張ってたのに

7番では2打目の8アイアンをミスして乗らず、アプローチをチャックリしてボギー。

8番は3打目の7アイアンをミスしてアプローチで大ショートしてボギー。

9番はティショット当たり損ない、2打目はユーティリティをちょっとダフってショート、アプローチはまたショート、ボギー。


 何なんだろうねこれ。緊張してるつもりもないし、パーを取ってやろうと意気込んでるつもりもない。浮足立ってるつもりもない。だから、やっぱりこれは、

 上がり3ホールのスコアが自分の実力

 ということなんだろうね。やっぱり練習しないと。特にアイアン。


2017/11/28 (1496999hit)  角界という闇


 大相撲の日馬富士の暴行問題。基本的には興味ない。っていうか本当はどうでもいいんだけど。


 本質は暴行云々ではなく、世間によくある老害と改革派の対立。角界という旧態依然とした閉鎖空間しか知らない執行部と、世間の常識(貴乃花)が相容れないのは当たり前の話で。

 相撲は元々スポーツではなく「道」であり「神事」であり、そこには独特の文化や慣習があり、暴力にしても「かわいがり」と言う名目で容認してきたのに何をいまさら感。そもそも、上の人間が白を黒といえば黒というヤクザ顔負けの世界で正論や正義を振りかざすことに違和感がある。

 っていうか、お前らタニマチからの贈与を全部正直に申告してるのかよ?って部分ひとつとっても角界がいかにおかしな世界かということが分かるだろが。



 角界を透明化し合理化するということは、落語家や職人の世界によく見られる住み込みの弟子が、労務規定の徹底と労働契約書とタイムカードの導入と有給を要求してるようなもので、雇う立場からするとだったら辞めろよと。もうお前いらないよと。そういう話でしょう。

 そうなると、今日び、誰もなり手がいない。後継者がいないとどんどん衰退する。つまり、相撲という伝統を頑なに守って残そうとすると、人形浄瑠璃とか能とかと同じで伝統芸能化し、国が税金で保護するような絶滅危惧種となり、それでもいずれは消えていく。

 現執行部はもうすぐ死ぬので、20年先、100年先の相撲界がどうなるかなんて全然興味ないのは当たり前。自分が生きている間に甘い汁が吸えて偉そうにできればいいだけだからね。

 貴乃花親方がたった1人で孤軍奮闘する姿は美しくもあり、また滑稽でもある。いや、どちらかと言うと貴乃花頑張れって思ってるんだけどね。やり方がちょっと稚拙。クーデター起こすんだったら政治的駆け引きとか根回しとか裏工作とか、やるべきことはたくさんあるわけで。

 なのに、たった一人で正面からぶつかっていっても相手が百戦錬磨の老獪さで「変わっていなす」のは当然。だから警察の捜査にすべて任せるという今回の姿勢は、まあ正しいんだろう。



 そもそも、横綱に対してわざわざ品格が問われるのは、もともと品格がないからであり、「お前はこれから横綱になるんだから言動にはくれぐれも気をつけろよ」ってことじゃん。品格があるから横綱になれるんじゃない。横綱になったから、品格を身につけろよって事で。

 あれ、これとよく似た話をどこか身近で聞いたような気がするなあ。確か「紳士」であることを要求されるスポーツだったような。あれも、紳士とは程遠い言動が多いから努力・注意しましょうね、ってことなんだろうなあ。


2017/11/29 (1497148hit)  80%でも120%でもなく


 いいかい、お前さん方にスイングのとても大事なことを教えてあげよう。40年以上ゴルフで悩んできた私が自信を持って断言できる、一つの真実だ。それは、

 クラブを振らなければ、球は飛ばない。

 え、当たり前すぎてずっこけた?いやいや、これには深い意味がある。もう少し正確に言おうか。

 クラブを可能な限り素早く振らなければ、球はきちんと飛ばない。

  何それマン振り推奨?言ってたことぜんぜん違うじゃん。ついこないだまでドライバーは「飛ばさない」って、だと?

 うむ、飛ばさないつもりで振るのは大事だ。でもそれは、120%の力で振り回すなという意味であり、かと言って80%の力で振れという意味でもない。

 きっちり100%の力で振るのが大事なのだ。

 100%の力とは何か。できるだけ早く、できるだけしっかり振る。ただし、軸がぶれたリフィニッシュが崩れたりしない程度に、という意味だ。

 ではなぜ80%ではダメなのか。それは、球に「当てよう、合わせよう」という気持ちが出てしまうからである。つまり、

 思い切って振り抜く事が最重要ってこと。

 思い切って振るとヘッドスピードは上がるがミート率は落ちる。しかしだからと言って、ミート率を上げるためにヘッドスピードを落とすのは本末転倒。なぜなら、ヘッドスピードを落として振ることに百害あって一利なしだからだ。特に毎日球を打つわけではない我々アマチュアにとっては。

 ミート率を気にしてヘッドスピードを落とすとスイングが緩む。減速する。リズムやテンポが不自然になる。タイミングが取りにくくなる。するとどうなるか。曲がるのだ。あるいはあさっての方向に飛ぶのだ。

 また、インパクトばかりに気がいくと、体の動きが自然でなくなる。そうなるとダフリトップチーピンプッシュシャ◯クなど、ありとあらゆるミスが出る。

 しかし思い切って振り抜く、つまりシンプルに100%の力で振るようにすると、多少は芯に当たらず飛距離が落ちたり曲がったりするかもしれないけど、とんでもないミスが激減するのである。



 ・・・などというふうな事を昨日の練習で開眼したんだけど、どうかな?(どうかな、じゃねえだろ)




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