キャプテン杯で大叩きしたり(結局8位だった)ドラクエをしたりしてるうちにもう8月である。早い。 では恒例の健忘録を。今回はこれに尽きるだろう。生まれてからつい最近まで、99.9%思い通り打てなかったアイアンショット。その原因が判明。 ぎっくり腰打法からわかったこと、それは「振り遅れ」だった。 トップから「全く腰を切らず、体重移動もせず、右足ベタ足のまま、ただ単に腕を胸の正面で振る」 これでアイアンがちょっとだけまともに当たるようになった。あと、それに伴ってわかったことだけど、 スイングテンポは早めのほうがよさそう。 おまけにもう1つ。 3日続けてクラブを振るとぎっくり腰になる 努々忘るるべからず>自分。 |
2017/8/4 (1480882hit) 一八会@奈良柳生CC
なんかね、安心してたのよ。 ぎっくり腰打法(8月1日の日記参照)で、もう怖いものは何もないと。これでスイングに悩まなくていいと。これがスイングの答えだと。 でも、現実はやっぱりそんなに甘いものではなかった(当たり前である)。 ドライバーはチーピンか大プッシュ。アイアンもフックが出まくり。そして得意のはずのパターにまで裏切られる始末。 ティショット。14ホール中まともに当たったのは5ホールだけ。順番に、 アウト 右・◯・左・左・右・◯・左 イン 右・◯・右・◯・右・◯・右 とどこへ行くかわからない状態。キャディさんが「OBです」と断定した2つとギリギリに飛んだ2つ、合計4つのティショットのすべてが奇跡的に助かってこの内容、この数字だ。 アイアンはショット自体はまあまあだったけど、深いラフからフライヤーが出て一番奥に乗っ(て3パットし)たり、フライヤーを計算しすぎて手前のバンカーに入ったり、ほんのちょっとショートしたりとちぐはぐな感じ。 アプローチはまあ、寄せワンが3つあったからそんなもんでしょう。2回トップしたけど。打ち急ぎとヘッドアップ。 一番あかんかったのがパット。長いのはいまいち寄らず、3〜5mのパットは1つも入らず、短いのを微妙にショートして外す。スティンプ9ftだったから手頃な速さだったんだけど、芝目があるグリーンはどうもうまく打てない。 3パット5個はあかん。 まあ、ドラクエにうつつを抜かしてるから仕方ないと言えば仕方ない(ゴルフの女神はゴルフにまっすぐに向き合う人にしか微笑まない)んだけど、去年の6月16日以来、K嶋さんにグロスで負けた。K嶋さん、クラブ7本ぐらいしかバッグに入れてないのに。 練習強化月間は何だったんだ。 |
2017/8/5 (1480882hit) メディアリテラシー
えー今日はゴルフの話題はなしです。 フェイスブックより。 支持率35%、不支持率47%。 これって、見方を変えれば、 マスコミ(NHK・TBS・テレ朝)の「自民党バッシング・洗脳偏向報道」をそのまま鵜呑みにする人が国民の半数いる と言えるんじゃないかと。恐ろしいことだ。売春してた官僚トップが大きな顔で偉そうにできるわけだよ。国民がアホであればあるほど、官僚・族議員・癒着企業は陰で好きなことができるからね。 ところで、上の支持率を調査したのは毎日新聞(TBS)。googleで「内閣支持率」を検索するとトップに出てくるのもこの数字(Yahooニュースとして)。 しかし、日本テレビ(読売新聞社)の調査では、 支持率42%、不支持率48% 支持率に7%の開きがある。つまり新聞社の支持率なんてあてにならないってことだ。では新聞社以外の世論調査はどうか。 実は左翼系の色合いが強い共同通信社の調査でも、 支持率は44.4%、不支持は43.2% という結果が出ている。 でも、googleのトップ(=Yahooニュース)では35%という数字が一番に出てくる。 メディアリテラシーという言葉すら知らない主婦層、意識の低い層を煽って国を売ろうとしているこの現状は到底看過できない。政治ネタはあんまり書きたくないんだけどね。 この一覧表(わかりやすい)を見て、どこの放送局(新聞)が何を伝えたいのか、何を隠したいのかをしっかり考えたい。 え、「報道しない自由」だぁ?電波独占してる「公器」の分際で盗っ人猛々しい。そんなに偏向報道したいならYouTubeでやれ、YouTubeで。 |
2017/8/7 (1481226hit) 全英女子オープン
「藍ちゃんの最後の全英」は予選落ちに終わった。一方、WGCの松山は最終日1イーグル・7バーディ・ノーボギーと「神懸かりのゴルフ(by田中秀道)」で逆転優勝。 松山の最終日はまだダイジェストでしか見てないので、今日は全英女子について。また低いレベルの戯言だけど書く。 藍ちゃんはやはり世界で戦うレベルに(もはや)ない 藍ちゃんのゴルフ。ティショットはフェアウェイに置けるが圧倒的に飛ばない。したがって2打目がユーティリティやミドルアイアンになる。そのショットも、ヘッドスピードの関係でスピンは少ない。 花道が広くグリーン形状がややこしくないセッティング(日本ツアー)ならまだピンに寄せることも可能かもしれないが、難しいピン位置や、今回全英女子が開催されたような複雑で起伏が多いグリーン周りでは最高のショットを打ってもピンから5〜10mぐらいにオンするのがやっと。 そういう位置からバーディの確率は非常に小さく、良くてパー、どこかでミスが出るとボギーのゴルフになる。そんな藍ちゃんが優勝争いをするためには、その5〜10mを何度かに1回入れてくるパッティングの超絶技巧が不可欠だったのではないだろうか。 そのパットが入らなくなった(不調になった)ら、もうこれは翼の折れたエンジェルなわけで。 世界レベルとは 一方、優勝したキム・インキョンは18アンダー。最終日こそ1アンダーだったものの、初日から3日間は65、68、66と男子プロも顔負けのバーディラッシュで逃げ切った。それ以外にも10アンダー以上が13人。 韓国人選手は正確なアイアンショットとパットで、欧米の選手は圧倒的な飛距離でバーディを獲ってくるんだから、残念ながら勝負にならない。 藍ちゃんをディスるつもりはない。むしろ、この体格と飛距離でよく世界ランク1位になったなあ、アメリカツアー9勝したなあと思うんだよね。改めて凄い選手だったんだなと思う。 継ぐのは誰か? 韓国人選手の正確性、欧米人選手のパワーに勝てる、藍ちゃんの後継者はいるのか。今最も近いのは野村敏京だと思うけど、彼女は日本人と韓国人のハーフだし、メンタリティもどちらかと言うと韓国人選手に近い気がするので、正直、ちょっと「日本人」として応援するのに抵抗があるんだよね(差別とかそういう意味合いじゃなくて、何となくだけどね)。 藍ちゃんのように体に恵まれていない選手にはやはり限界があると思う。今回の出場選手で言えば、上原彩子は160cm、堀琴音・西山ゆかりは女子にしては大きめの160cm前半、でもまだ物足りない。 川岸史果は166cm。最低これぐらい、できれば170cm台・180cm台の選手が出てきてほしいよね。あ、今回日本人選手最高位(14位)だった鈴木愛は155cmだけど、彼女は別の意味で体格に恵まれているよね。上田桃子的というか、アリヤ・ジュタヌガーン的というか。 まあ、「あまり運動神経もいいとはいえず体格にも恵まれない女の子が、スポーツ選手として食べていくために一番可能性の高いスポーツ」としてゴルフが選ばれてきたという日本の現状(今はどうか知らないけど、10年〜20年前ぐらいまではそういう例は多かったよね)が打破されない限り、世界に通用する選手はまだ出てこないのかな、と思った。 バレーボールのプロ選手になるような逸材がゴルフを小さい時から始めてくれたら良いんだけどね。 モチベーション これは信憑性のある筋(それも複数)から聞いた話だけど、女子の場合「恋愛」が絡むとそっちにエネルギーが費やされ、ゴルフが疎かになってしまうという例が多いらしい。ほら、あの子とか、あの子とかね。 男子は良い意味で(悪い意味で?)「恋愛」と「欲求」を切り離せるので、まだ切り替えられると思うんだけど、女子はどうなんだろう。小さいときからゴルフばっかりしていて、不器用で純真な子であればあるほど「色恋沙汰」に弱いような気もする。中には「略奪愛」なんて週刊誌ネタになっても勝ち続けるような猛者もいたけど、そういうのはやっぱり例外だろうし。 特に20代半ばを過ぎて「結婚」とか「出産」というキーワードが現実味を帯びてきた時、「毎日球を打ってコース回って、私は何をしてるんだろう」と考えるようになるのは不思議でもなんでもないと思う。 まあ大きなお世話だけどね。でも、藍ちゃんの引退やさくらの結婚などを見てると、とにかくゴルフも大事だけど自分の幸せを見つけてほしいなあと我が娘の心配をするような気分になる編者であった。 |
2017/8/8 (1481433hit) WGCブリヂストン・インビテーショナル
改めて、松山の優勝を見た。一人別次元で安定してゴルフしてた。ゴルフって簡単なんだねー。 朝の練習では調子が悪かったとのこと。でも、コースに出たらそんなことを微塵も感じさせないような、王者のゴルフ。ザック・ジョンソン、マキロイ、ファウラー、スピース、アダム・スコット、DJ、バッバ・ワトソン、Jデイなどが参加するメジャー級のフィールドで圧勝するんだからまあ「スゴい」以外に言葉が見つからない。 ドライバーが曲がっても世界で3本の指に入るアイアンショットでグリーンを捉え、あとはパットが入るかどうか。そのパットがとにかく良かったよね。やっぱりゴルフは最終的にはパットなんだなと。 今回、最終組ではなかったこと、そして飛ばし屋のトーマス・ピータースと一緒の組にならなかったことは彼に有利に働いたと思う。世界ランクで格下のスコット・ヘンドと同組ってのも良かった。完全に自分のペースでラウンドできてたよね。ヘンドは逆に松山のプレーに圧倒されて3オーバー。気の毒だった。 来週の全米プロに対して期待は高まる。あと彼に足りないものはただ1つ、メジャータイトルだけだもんね。 でも、あんなに振って体のほうは大丈夫なのかなと心配になる。特に首。ショットのたびにむち打ち症になってるように見えなくもない。タイガーみたいに故障で活躍できる時期が短くならなければいいと思うんだけど。 さてここからは蛇足。彼のようなゴルフを見てて思うんだけど、スイングってやっぱり安定して振れるギリギリまで力いっぱい振るべきなんだろうか?(本人は全然力いっぱいのつもりじゃないのかもしれないけど)。それとも、余力を残して、よく言う「八割の力で振れ」っていうのが正しいんだろうか? もちろんプロとアマ、上級者とそうでない者、年齢、攻め方のスタイルなんかによって答えは代わってくるだろう。だから正解はないのかもしれないけど、どっちが「絶対的に正しい」ってのはあるのかなあと。 「ギリギリまで力いっぱい振る」っていうのは初心者っぽい気がするけど、「八割の力で振る」というのに慣れちゃうとどんどん振れなくなるような気もするし。どっちにも決めかねてる感じ。 単純に考えれば力いっぱいは飛距離を、八割は方向性を重視したスイングだから使い分ければいいじゃん、という意見もあるだろうけど、私のようなトホホ野郎は八割の方が飛んだりすることもあるので悩んでしまうのだ(かと言って、力いっぱい振ったほうが方向性が良いとはならない残念ながら)。 力いっぱいだろうが八割だろうが、要はどちらが安定して振れるかってことだと思うんだけどね。どっちも安定してないってことは、まあ結局ヘタクソってことなんだな。そうか。なるほど。 |
2017/8/12 (1482015hit) ゴルフをしない木曜日
2001年から16年、木曜日(仕事が休みの日)は特別な用事がある時を除き、ほぼ100%ゴルフをしてきた。暑かろうが寒かろうが、多少体調が悪かろうか、雨が降ろうが風が吹こうが、一緒に回ってくれる人がいようがいまいが、ドラクエ8が佳境に入っても11が佳境に入っても変わらなかった。 しかし、一昨日の木曜日はどうしてもゴルフへ行く気にならなかった。ちょっと色々重なってね。 復活、するかなあ。 |
2017/8/15 (1482015hit) 全米プロ5位タイ
勝てそうだったのに、勝ってもおかしくなかったのに勝てなかった。今回のメジャーを見ていて、そんな風に思ったファンは多かっただろう。 今までも、ひょっとしたら・・・と思わせてくれた日本人選手は何人もいた。けど「勝てなくて「まあ残念だったね、善戦したね」という感じだったよね。でも今回は見てる方も「心底くやしい!」と思ったに違いない。 もちろん本人もそうだったろう。準備もしてきた。調子も悪くない。ポジションもいい。あとは勝つだけだ、という状態からバックナインで3連続ボギー。しかも、彼の一番の武器であるアイアンショットのミスからの自滅。だからこそのあの涙だったんだろう。 さて、ここからは想像(というより妄想)だけど、勝ったJ.トーマスと彼の差はなんだったのか。パットの腕前?実力の差?運?たしかにそういう側面はあると思う。 10番の、木に当たってフェアウェイへ戻ってきたティショットからカップ縁に止まったボールが8秒でカップインしたバーディ、13番のチップインバーディなどは幸運の女神が彼に微笑んだ、と。 もう落とせない16番、死刑台への入り口(グリーンマイル)で2mぐらいのパーパットを沈めたトーマスに対し、松山は1m少しのパーパットを入れられない。 17番、解説の佐藤信人プロが「(左に池があるパー3で)首位ならここは絶対に右サイドがセオリーですよ」と言っていたにも関わらずピンへ打ってきたショット。上手いというより、自分を120%信じていないとあのショットは打てないよね。 でも、トーマスの優勝インタビューを見ていて、彼のほうが松山より優れている(というか松山との確実な差)と感じたのはこの部分かなと(pgatour.comより)。 「自信はあるけど、勝てるか勝てないかは時の運。だって、自分より凄い選手でも(メジャーに)勝ててなかったり1回しか勝ってなかったりするんだからね」と。つまり、 自然体でメジャーという試合に臨む準備ができていた んじゃないかなと。 ただ、これをもって松山を「準備ができていない、未熟だ」と切り捨てるのは酷だよね。ホームとアウェイの差もあるし、学生時代からPGATOURに馴染んできたのか、田舎のニ流ツアー(日本ツアー)しか経験していないという差もあるし、日本人初メジャーという重圧もあるし。背負っている荷物の大きさが違う。 だから、松山が「ま、35歳ぐらいまでにはまた勝てるチャンスは巡ってくるだろ、気楽にやろう」っていう感じで考えられるようになるか、あるいは「え、メジャー?10勝する予定ですが何か?」ともっとふてぶてしくなるか、精神的な部分でもう一段階か二段階成長すれば、きっと勝てると思う。 最後に結婚、第一子誕生おめ。こっちのほうが驚いたよ(笑)。 |
13日の日曜日、我慢できずにホームコースへ電話。何の事はない、3日で復活しましたとさ。I上さん、ご心配おかけしました。すいません。 薄暮は5時から日没了承。この時期(お盆)は年に数回しかゴルフをしない人や同窓会コンペなどが多く、進行が極端に遅い事が多いんだよね。現に、11日の金曜日に薄暮へ行った(え、1日で復活してるやん)時は5時スタートの予定が「1時間ぐらい遅れそう」とのことで、諦めて帰ってきたし。 どうしようか悩んでいると、「午後スルーの組に空きがありますけど」と言ってくれたので、そこへ入れてもらうことに。1時から。その組は私と同世代のカップル2バッグで、もう完全にホームなのにアウェイというかKYというかおじゃま虫というか。 心から「お邪魔して申し訳ありません」と挨拶し、ラウンド中や待ち時間中もできるだけ2人から離れて過ごすようにした。いや、そんな露骨に嫌な顔されたわけじゃないんだけど。 で、久しぶりにクラブを握った結果は。 いつもと同じ。80半ばのコンフォートゾーン。 ちなみにこの日もブリヂストンのディスタンス系ボール(スーパーストレート)を使ってみたんだけど、グリーン周りとバンカーで「もうちょっとスピン効いて欲しい」と思ったことが2〜3回あった。残り30yから砲台グリーン手前に切られたピンへのアプローチとか、距離の近いバンカーとか。まあ、私の腕前なら誤差の範囲なんだけどね。 前半4番のパー5は打ち下ろし左ドッグレッグ。2回に1回引っ掛けてOBするんだけど、この日もいつも通りのOB。引っ掛けそうだなと思ったら必ず引っ掛ける。でも、その原因と対策がこの日のラウンドでわかったので収穫あり。 後半の1番はカップ2往復の4パット。つまりオーバー、オーバー、オーバー。これに代表されるように、この日はバーディパットが7回あったのにかすりもせず。 マラネロ(L字)は長いパットやブレイクするパットはイメージが出しやすいんだけど、短いのはシビアだからね。また#7に戻そうかなあ。 ショットはそんなに悪くない(アイアンもだいぶまし)のに、スコアに繋がらないのはやっぱり基本的にヘタなんだろうね。 |
2017/8/18 (1482741hit) 12年ぶりの小野ゴルフ倶楽部
小野ゴルフ倶楽部。近畿圏では茨木、鳴尾に並び立ち、さらにあの「廣野」と姉妹コースだったりする。つまりは本物の名門コース。そんな、なかなか行けない小野にO谷さんがエントリーしてくださって、「小野ならぜひ行きたい!」と手を挙げられたI上さんと3人で。 私がはじめて小野をラウンドしたのは12年前、2005年9月のことだった。その時もO谷さんとご一緒させてもらった(っていうか誘ってくださった)。やはり持つべきものは顔の広い先輩である。先輩、一生付いていきます!(12年前も書いたけど)。あざした! ちなみにその12年前は54・53・47とまあ見事に散々だった。27ホールでOB1回、3パット4回、池に入れる事5回、バンカーに入れる事11回、ラフに入れること数知れずという結果だった。 フルバックから(6920y)ということもあったし、まだまだ怖いもの知らずの幼稚園児だったのでこんな感じだったけど、12年でどれだけ成長したか。まあこういう書き方をする時は得てして「全然成長してねえ!」と叫ぶという結果になりがちだけど。 小野の特徴は何といっても池。鴨池という大きな池が特色で、プレイヤーに難易度と絶望を用意している。特にアウトの上がり3ホールは池をぐるりと半周するようなレイアウトで、一度ラウンドしたら忘れられない光景(池に自分のボールが吸い込まれる光景も含む)を与えてくれる。 今回、進行に支障がなければ、という条件でレギュラーティ(6580y)からラウンドさせてもらえることになった。前半ハーフは2時間を切ったので、まあまあのスピードだったかなと。 で、コースはさすが上田治。ティショットは打ち下ろしが多い(落下地点がよく見える)ものの、木があったり林がせり出してたりでっかいバンカーが目に入ったり曲がりくねったりしてて視覚的プレッシャーを与える。2打目は打ち上げか砲台、グリーン周りのバンカーは見るからにあごが高く、花道も絞られていて結果オーライを許さない。 そしてラフ。今年の5月22日、全米オープンの予選会がここ小野GCで開催され(宮里優作のプレーオフからの通過が記憶に新しい)たが、その時からラフを結構伸ばした状態でキープしているらしく、ボールがすっぽりと埋まる感じ。打てないわけではないけれど思わずショートアイアンを持ちたくなる長さ。実際、フライヤーが出るよりも芝に負けて飛ばないことが圧倒的に多かった。 しかし、フェアウェイはもうまさに絨毯のようにふかふか。練習場のマットより72倍ぐらい打ちやすい。アイアンもアプローチもミスしないように打つのが難しい(注:一般論です念のため)ぐらいのコンディション。ディボットホールもほとんど無く、もう理想を絵に描いたようなコース。堪能させてもらいました。 そんな状態で、結果はというと。 OBが1つと3パットが3つあったけど、とんでもないミスショットは3つぐらいしかなかった。つまりだいぶ良かった。後半は44だけど、3パット2個とOB1個とアイアンの大きなミスが1つあったからで、それ以外はできすぎなぐらい。よくできました、とまではいかないけどまあ頑張ったかな。 明日もし余裕があれば素晴らしい小野の景色とトホホなホールの解説を。 |
2017/8/19 (1482906hit) 素晴らしき小野GC
1番、505yパー5。 フェアウェイがよじれていて、ティショットで右へ逃げると2打目(つま先上がりで右側に林)が難しくなる。勇気を持って左へ打てたものだけが2打目でアドバンテージを得る。いきなり朝イチから究極の選択を迫られるのだ。 ティショット左バンカーの先、2打目は右ラフ、3打目が偶然にも80cmに付くもこれがカップに蹴られて(笑)パー。 2番375yパー4。どこへ打てというのだ。 ティショットはスライスして右の林、2打目は出すだけのつもりが左ラフまで、ラフから130y、フライヤーを見越してPWで打つもグリーンに届かず、4オン2パットダボ。 3番、まっすぐやや狭めのパー4。なのに420y。しかもグリーン手前はこんなの。 ティショット会心も残り190y、奇跡でも起こらない限りこんなの乗るわけない。と思ったら起きた。ユーティリティで右の松をかすめてブレーキが掛かり、ピン下8mにオン。2パットパー。 5番パー3。ホールの愛称は「One on Smile」。何故か。 打ち下ろしだけどレギュラーティから235yもあるんでっせ。そりゃあワンオンしたら自然と笑みもこぼれるでしょうと。4Wで左バンカー手前ラフ、2オン2パットボギー。 7番から有名な鴨池絡みのホールに。その名も「鴨池や」。340y。 距離はないので4Wでティショット、右フェアウェイ。2打目125y、8アイアンでコントロールショットするもコントロールしすぎて手前バンカー。何とか2.5mぐらいに付いてくれてパー。 8番はパー3。小野で3本の指に入る名ホール。その名は「八つ橋」。 右側はずっと鴨池が広がり、絶景。165y。6アイアンでちょうどと思ったけどわずかに当たりが悪くてショート。グリーン手前から1.5mに寄ってくれてパー。 アウト最終9番、ここも鴨池が絡むパー5。コースの愛称は「ホップ・ステップ・ジャンプ」。説明は不要だよね。 まっすぐ飛べばなんてことないホールなんだけど、ティショットは左へ行けば2打目のレイアップが難しくなり、右ラフや右バンカーへ行っても3打目の距離が残る。謙虚さと大胆さが求められるホール。場合によってはホップ・ステップ・大ジャンプとか、ホップ・ステップ・サイドステップ・ジャンプという攻め方を要求される。 ティショット○、2打目7アイアンレイアップ、3打目9アイアンでグリーン手前にオン、2パットパー。12年前はトリプルボギーだったからリベンジ成功だぜ。 後半はダイジェストで。12番パー3。 左右に馬の背になってる(けどティグラウンドからはわからない)。右のピンに対し引っ掛けて左へオン、絵に描いたような3パットでボギー。 15番355yパー4、稲荷峠。 ティショットは完璧で2打目は残り115y打ち上げ。PWで「右(のピン)を狙ったらアカンで」と言い聞かせながら打ったのに右へ飛んでバンカーへ。バンカーから奥のラフ、きつい下りのアプローチは加減しすぎてショート、2パットダボ。 16番パー5。505y、ひよどり越。打ち下ろしの景色の良いホール。 左サイドにポーンと打っときゃいいものを、右の林を越そうとリキんでプッシュスライスOB。アホですな。キャディさんが「スプーンで打つ人もいます」とのこと、なるほど。ダボ。 いよいよ最終18番。375yパー4。蛍の光。 右サイドがずっと池。ティショットはバンカーのちょっと先のフェアウェイ、今日イチ。2打目はPWでセンターにオン。でも何故かファーストパットを2m近くもオーバーさせ、これを外して有終の美を飾れず3パットボギー。 でも楽しかった。どこでもティアップしているようなフカフカのフェアウェイは自分が3段階ぐらいうまくなったような錯覚を起こさせてくれる。それだけでも気持ちよかった。いやあ、また行きたいなあ。ホームコース3回分の値段だけど、年に1回ぐらいだったらバチ当たらないよね。 |
2017/8/23 (1483453hit) 飛び込み午前スルーラウンド
ちょっとご無沙汰してしまいすいません。実は夏休みに入り、自堕落な生活をしておりました。 でも自堕落が過ぎて乞食学生のような生活が続き、これでは人間失格になると思い直し、そういう生活にグッド・バイすべくホームコースに連絡し、ゴルフの女神に会いにいってきたのが昨日。 早朝スルー(6時53分スタート)の枠に1人入れるとのことで、行ってみたらまた男女のカップル(私より年上だけど)の組にお邪魔することになってしまった。あつかましいというか厚顔無恥というか。でも、最後には「hiroさんとお知り合いになれてよかった」と言ってくださった(いやそれ社交辞令)し握手を求めてくださった(いやたぶんもともとそういう人)ので良かったかなと。 で、結果は。 練習ラウンドなので色々試した(ボールの位置を変えてみる、コントロールショットでグリーンを狙うなど)からスコアの話はアレなんだけど、また80半ばという代わりばえしないもの。一時期に比べてショット自体は悪くないんだけど、何かやらかしちゃうんだよね。 例えば松3番はスライサーには打ちにくい左ドッグレッグ、ティショットでリキんでプルフックOB。4番もティショットを引っ掛け左ラフ(1)、2打目ユーティリティでフックを掛けようと思った(←ハイ出ました傲慢野郎)らまっすぐ右サイドに突き抜けてOB(2)。打ち直しチョロ(3)、次のショットはラフの下をくぐって天ぷら(4)、アプローチはチャックリ(5)、7打目でやっと乗って2パットの9。 1)は仕方ない。まだ次が打てるところにあるしね。2)も練習ラウンドだからトライするのはかまわない。3)もクラブを替えたら良かったんだけどわざわざ反対側のカートに戻るのもあれだし、同じ方へ打てないし、手加減もするし、動揺もしてるし、まあ仕方ないといえなくもない。 でも4)と5)はあかん。理由のあるミスは仕方ないけど、理由もなくミスが続くのは最低っていうかアホ。 で、その後はショットが持ち直すんだけど、後半の竹コースへ行くと何故かパットがおかしくなり、9ホールで3パット4つ。 3番は下り10mから横1mに付くもこれが蹴られて入らず。 5番は上横12mから1mショートしてアマラインへ外す。 6番はアプローチが1.2mに付くもプッシュ、さらに蹴られて3パット。 9番は登って下りの6mから3mもオーバーさせて当然入らず。 つまり最後のパットを除き、1m前後のパットの確率が極端に悪かった。5つぐらい外したか。まあでも、こんな日もあるさ(涙)。 さて、ラウンドは11時過ぎには終わり、コースで食事(食事付きだったのだ)をして、お昼ごろには帰宅。暑さもそれほどでもなかったし、いやあ早朝スルーって最高だね。 シャワーを浴び、スッキリして、さて今日は昼から何をしよう、と思いながらリビングの座椅子にすわったのだが、気づいたらもう夕方だった(昼寝)。 昼寝気持ちよかったからいいけど、やっぱり自堕落な生活は続きそうだ。走れメロスのようにはいかないね。というわけで、更新頻度は引き続き下がります。ごめんなさい。 |
2017/8/28 (1484148hit) 第42回GB月例@ベニーCC
ご無沙汰しておりました。今日から復活です。 先週木曜日は恒例のBG月例。ゴルフ仲間による研鑽&親睦ラウンド@ベニーカントリークラブ。なんだけどここのところ、夏休みで自堕落な生活が続き、暑さで練習にもほとんど行かず。で、こうなるのはもうまったく自明の理である。 今年ワーストスコア。 今年ワーストタイのパット数。 OBが5個(2連続含む)。 4パットを含む、3パット(以上)が4つ。 アプローチチャックリ1個。 アイアンのシャ◯クが1個。 まあ、よく100叩かなかったなあという内容。でも、14番(OB)、16番(OB2発+3パット)、17番(OB)、9番(OB+3パット)はまあ理由がはっきりしてるから仕方ない(←いやダメだろ)として、 18番の素ダボが個人的には一番ひどかった。ティショットはそこまで3連続OB(ぜんぶ左)を出してた4Wで、何とかフェアウェイへ。2打目の8アイアン、何の変哲もないショートアイアンでハーフシャ◯ク。3打目、ラフから40yのアプローチは昔の悪い打ち方が出て乗らず、4打目も寄らず、パットも入らず。 一緒にラウンドした師匠いわく、 ・(ティグラウンドからの)景色にやられてる(振れてない) ・体が止まって手打ち ・まだ球を上げようとしてる とのこと。 ちっとも成長していない事がわかった、貴重なラウンドであった(精一杯の強がり)。 |
2017/8/29 (1484349hit) ホームコース月例
木曜日のベニーCCで己の傲慢さと怠慢とセンスの無さと成長の無さに打ちのめされた私は、その日のうちに練習に行こうと思ったのだが歳のことを考えて泣く泣く自粛し、次の日こそ1000球ほど練習しようと思ったのだが悪いイメージをリセットした方がいいと思い断腸の思いで自粛し、土曜日に満を持して練習へ行き、200球ほど気合を入れて打ってきたのであった。 そこでわかったこと。 ・私の場合、やっぱりドライバーは右へ曲がる球のほうが(比較的)安心かつ安定して打てる。持ち球ってやつですな。ドローを打とうとしたら極端なプルかプルフックが高い確率で出る。 ・でもアイアンは比較的ドローが打ちやすいっていうか、きちんと打てたらナチュラルにドローになるはずなのでドローのイメージを持ってもいいのかなと。 ・バックスイングで肩を回す(上半身をしっかり捻転させる)のも大事だけど、フォローで右肩が回転していく(胸が飛球線を向いていく)のも大事だなと思った。特にアプローチ。 ・緩まずにスイングするって思ってても実際には難しい。でもゆるんでたら一生上達できない。 みたいな気づきがあって。相変わらずレベルの低い気づきだけど、やっぱり暑くても忙しくても最低限週一回は練習しないとあかんなと思った。 というわけで、たった1回の、付け刃の練習(と気づき)を持って臨んだホームコースの月例競技。で、またスカタンな結果になるのはもうまったく自明の理である、と思ってたんだけど。 何故か70台キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! いや、自分でもわけわからんのですが。 たぶん、無欲で臨んだのが良かったんだろうね。調子が良くて、欲が出れば自滅する。調子が悪くて、自分に期待しないで回ればそこそこの結果が出る。だからゴルフは面白い。みたいな。 反省点は2〜4mのパットの確率が悪かったこと(4回ぐらい外した)と、後半7番の素ダボ。 その7番。何度も紹介してるけど、竹コースで一番ティショットが難しいパー4。 (ショットナビのデータを一部改変) コースはほぼ左に90度ドッグレッグしていて、バックティから240yで突き抜けてラフ。右はすべてOB、左は木の生えた小山(マウンド)があり、その間口は35y。つまり200y先の35yの間をきちんと通し、210yから240yの間にボールを止めないとフェアウェイに残らないし最悪2打目でグリーンを狙えなくなる。 ドローヒッターやティショットで高い球が打てるパワーヒッターならマウンドの上を狙えるので逆に狭くないんだけど、私のような中途半端なスライサーはお手上げなんだよね。 で、過去のラウンドではドライバーを持った場合、右OBが50%、左のマウンドに当たるのが49.9%という統計結果が出ているので、最近では4Wで220y地点を狙う攻め方に切り替えた。まあそれでもフェアウェイへ行くのは3回に1回ぐらいなんだけど。 で、今回は4Wで右プッシュ、あーOBだ・・・と思ったら、何とかギリギリ残ってくれていた。2打目は7アイアンのハーフショットでピンまで残り60y地点へ。ここまでは良かった。 3打目、一番手前に切られたピンに対し、65yか70y打ってグリーンセンターに乗せればいいものを、 パーが取りたい欲が出てピンを狙ってしまい、ゆるんで50yしか飛ばずにボギーオンならず。 後悔先に立たず。12yから3mに4オン、入らずダボ。 ティショット失敗してるのに何でパー狙いにいくかなあ。必死でボギー取りに行かなあかんのとちゃうの?そんな状況でパーが取れると考えるのは、思い上がりっていうやつとちゃいますか? つい最近までアプローチは日本で一番ヘタだったくせに、ちょっといい気になりすぎ>俺。よく反省するように>俺。 |
先日の日記で私はこう書いた。 引っ掛けそうだなと思ったら必ず引っ掛ける。でも、その原因と対策がこの日のラウンドでわかったので収穫あり。 ティグラインドなどでアドレスした時、何故かしっくり来ない。なんとなく気持ち悪い。ミスしそうな嫌な予感がする。左へ行きそう。スライスしそう。きちんと当たる気がしない。つまり違和感を感じる時ってあるよね。 私の場合は少なく見積もって10回に8回ぐらいなんだけど、その8回は必ずミスになる(ちなみに残りの2回はちょっとマシなミスショットが打てる)。 で、その違和感は苦手なホールや狭いホールで不安があるとき、つまりメンタルな問題で起こることもあるけれど、多くの場合は やはりアドレスに何らかの問題があると起こりやすい ような気がするんだよね(え、当たり前?)。 私は自他ともに認める、日本で1本の指に入る「鈍感ぼんやり野郎」なのだが、そんな私でも何千回、何万回とティグラウンドに立ってアドレスし続けていると、何となく「嫌な予感」がする事は感じられるようになってきた。 本当は仕切り直しをしたいところなのであるが、10回に8回もアドレスを解いていると松山英樹以上のスロープレーヤーになるのでできない。そもそも、その違和感の原因が分からないんだから切り直しをしても意味ないような気もするし。 で、ここからがその「原因と対策」なんだけど、どうやら私の場合、 その違和感の正体とはボールの位置にある んじゃないかと。それも、体との距離感ではなく、スタンスに対する相対的な位置。つまり、左足寄りになってるか右足寄りになってるということね。そして、 球が左足寄りすぎるとプルかプルフック、右足寄り(スタンス中央寄り)すぎるとプッシュやプッシュスライスが出る というところまで突き止めた。 ただし、ヘッポコトホホ野郎である私のことだから、そんなに厳密なものではなく(毎回きちんとスクエアに構えてないだろうしね)、あくまで構えた段階で、「胸が向いている面に対し」とか「肩のラインに対し」とか「何となく」というレベルで球の位置がちょっと外かな?内かな?と感じる、というイメージで想像いただきたい。 「いやそれ当たり前で何の驚きもないし別に発見じゃなくね?」とお思いの方も多いだろうが、話はもう少し続く。 左足寄りになって(感じて)ると、バックスイングで右に捻転した時にボールが目の位置から遠くなる。多分ボール半個分ぐらい違っていてもそれは違和感として無意識に認知され、その結果どうなるか。そう、 肩の入りが浅くなるんですな。 そうなるとクラブの軌道はアウトサイドインになり、フェースはかぶりやすくなり、良くてプル、悪くてプルフックが出るのはもう自然の摂理だ。 逆に右足寄りになっている場合はどうか。これは想像だけど、肩の入りは普通(深くなったりはしない)。でも、ダウンスイングに入った時、ボールが右サイドにある分だけ詰まってヘッドが返ってこないような気がして、その結果、 腕を速く振ろうとしてグリップが先行し、フェースが開いてスライスになるか、体の開きを抑えたままインサイドアウトに振ってプッシュ という風になってるんじゃないかと。 で、これの対策。もちろん球の位置をきちんと合わせることは大前提なんだけど、上にも書いたようにそれが簡単にできれば苦労はしないわけで。だったら、最初からこの特性を利用してしまえばいいじゃないかと。つまり、 左がセーフのホールでは左足寄り、右がセーフのところは右足寄りに置く。 いやそんな当たり前の、テクニック以前の事を赤の大きいフォントで書かんでも、とお思いの方がやっぱり多いだろうが、こういう姑息な小手先の・・いや違った、細かい注意を積み重ねることでOBが減るのなら安いものじゃないですか。 え、じゃあ左右ともアウトの時はどうするんだって?もちろん、アイアンでティショット打ちます。 でも、今回のことで再認識した。勇気を持って肩を回すってのがいかに大事かって。プレッシャーが掛かったりフェアウェイが狭かったりすればするほど、肩をしっかり回さないとダメだね。それができないといつまでたっても上にはあがれない。 |