もう3月である。2月はいつもに増して速く過ぎた。まるでいつもの月より2〜3日少なかったような気さえする。 さて、今日は毎月月初め恒例の健忘録。「なーんだつまらん」と思ったあなた!その考え、大正解です。 その1:ハーフショット、クォーターショットのコツ スイングが小さくなっても絶対緩んだらあかん 肩はしっかり回す 腕もしっかり振らなあかん(特に長いクラブ) 下半身はあんまり使わない その2:私の悪いところ 「後半疲れてくると右手で叩きに行ってます。だから引っ掛けとかチーピンが出るんです。右手は添えるだけ、左手の振りがメインで振ってみて下さい」 その3:スイングの極意 右手一本の素振りだとなんだか気持ち悪くて速く振ることができない。振りがぎこちなく、地面に当たったりするんだよね。一方、左手だけの場合はそこそこ目一杯振れる。 あれ、だったら、飛ばそうと思ったら右手に力を入れても意味ないじゃん!! そうなのである。ヘッドスピードをあげるのに、いくら右手に力を入れても無駄。だって目いっぱいで42m/sしか出ないんだもん。だから、「左手がメイン」で、「右手はあんまり出しゃばらない」という意識のほうが正しいんじゃないかと。 つまり、「左手のクラブを引っ張る動き」がメインエンジン、「右手は補助ブースター」として左手を邪魔しないように徹する。 その4:アプローチの気づき 私がアプローチトホホ病(アプローチイップスに近い状態)から抜け出したのは、体特に上半身の回転だけで打つ、という感覚を徹底させた事がきっかけだったんだけど、頭でわかっていてもつい腕や手がしゃしゃり出てしまう。それを防ぐためには両脇(私の場合は特に左脇)が開かないようにするのがいい。でも開いちゃう。 だったら、最初から開かない形を作っちゃえ!ということで、 左脇をしめ、左手の肘が左骨盤を指すよう反時計回りに回し、そして上腕を体の左全面にくっつける 以上。すぐ忘れちゃうからねー。 |
2017/3/3 (1460017hit) ホームでワンハーフ
昨日は午前9時から午後3時まで雨、という嫌がらせのような予報の中、重い気持ちとともにホームへ。しかしよほど普段の行いが良いのか、それとも超能力のせいか、雨はごく小降りで、しかも最初の数ホールと10時頃の10分ほどだけ。後半には晴れ間も覗き、ワンハーフ目には普通に青空が広がった。 そう、久しぶりにワンハーフ。それも、珍しくO谷さんからのお誘いであった。18ホール終わった時点で1時過ぎ。しかも天候は回復、全然寒くない。そりゃ行くでしょ、ワンハーフ。 この日のメンバーは気心知れたI上さん、前述のO谷さん、そしていつものK嶋さん。気心知れすぎて、気楽すぎて、楽しすぎたから、ってわけでもないだろうけど、ゴルフの内容はもう酷い有様だった。 万振り上等のドライバーは修正を余儀なくされ。 フェアウェイウッドは相変わらずヘタで。 一時期マシだったアイアンはトップかダフリできっちり当たらず。 アプローチは半分ショート、半分ミス。 そしてパット。なんか変で1mでも入る気がしなかった。3パット量産。 ここ2週間ほど、色々と忙しかったり首を寝違えたりして練習に行けなかったツケなんだろうね。スイングは正直だわ。現状維持のためでも最低週2回は練習しないとね。 3パットボギー、つまりパーオンしてるのに3パットしたのが4つ。寄せワンは3個だけ。素ダボと素トリが1つづつ(松5番はセカンドOBだった。上のスコアカード間違ってるね)。 まあ練習ラウンドなので普段はアイアンで刻むところをドライバー持ったり、狙わない距離を無理やり狙ったり、パターで打てるところからウェッジ持ったりしたのもあるけど、やっぱりそんな攻め方であっても「ミスしていいや」というふうに考えるのではなく、「自己ベスト狙うぜ〜」ぐらいの真剣さでやらんとアカンですね。 色々反省。 |
2017/3/4 (1460182hit) 林間コースと丘陵コース
GDOの分類によると、日本にある1700あまりのコースのうち、丘陵コースが最も多く約80%。林間コースは約9%全体の1割弱になっている。山岳コースは6%弱。あとはシーサイドの3%、河川敷の2%と続く。 ただ、この数字には少しからくりがあると思うんだよね。「山岳コース」とアナウンスしてしまうと「とんでもないアップダウンがある二流のコース」と捉えられるので、コース側は結構な山岳コースでも「丘陵コース」と言いがちのような気がする。まあ、山岳コースも丘陵コースもきちんとした定義がないから分類自体に意味があるかわかんないんだけども。 で、大雑把に考えて、関東には林間・丘陵コースが多く、関西には山岳コースが多いような気がする。もっと平たく書くと、関東は平らなコースが多く、関西はアップダウンがあるコースがデフォって感じ。 実際GDOで調べてみると、(GDOで予約できるコースに限る、以下同じ)近畿にある275コースのうち、丘陵コースは231コースで84%、山岳コースは28コースで10%、林間コースはたった8コース、3%に満たない。 一方、関東甲信越の637コースの割合を見ると、丘陵コースが474コースで74%、山岳コースは26コースしか無く全体の4%、そして林間コースは96コースで15%にも登る。 つまり、関西ではゴルフコースの94%が山岳・丘陵コース。関東甲信越ではその比率が78%まで下がり、林間コースの割合も5倍以上の開きがあるということになる。 これは「関西の平野部は大変狭く、山の中腹〜頂上付近にコースを作らざるをえなかった」「関東は平野が広く、コースも比較的なだらかな地形の場所を選べた」という地理的条件によるものだと思うんだけど、そんな理由からか、昔から「関西のプロゴルファーは器用で業師が多い」「関東のプロゴルファーは正確で豪快」というイメージがあった。今はあんまり差がないのかもしれないけど。 で、そのプロ・・・ではなくコースの話。そういう背景からか、また林間コースの希少性からか、関東では「平らが正統」「平らでなければ二流」という意識が生まれ、高低差のない林間コースこそコースの王道である、という風潮があるらしい。いや、直接関東のゴルファーに聞いたわけじゃないけど。 2020年にオリンピックの会場となる(予定の)、霞が関なんて典型的な林間コースだよね。こんなの。 (こちらから拝借しました) うん、キレイだよね。いかにもゴルフ場って感じ。でもね。 これが18個続いたらさすがに飽きないか? って思うのよ。まあ軽いドッグレッグはあるだろうけど、基本これでしょ?で、落とし所にバンカーがあって、どっちかのラフに1〜2本木が生えてる。あるいはフェアウィ絵の真ん中に不自然な木が生えてたり(笑)。 俺なら飽きる。確実に飽きる。っていうかホールアウトしてからどこのホールか思い出せない自信がある。それに、こんなホールばっかりだったら面白くないじゃん、と思う(あくまで私の感想)。 「何を言う。ゴルフの原点はリンクス。リンクスコースに過度なアップダウンがあるか?無いじゃないか。だからフラットなコースこそ王道で一流の証だ」 という人もいるだろうけど、そんな人は是非パーシモンとガッタパーチャボールでラウンドしていただきたい。「伝統を大事にする」事と、「新しいものをすべて否定する」事は同じではない。 結局何が言いたいかというと、関東の林間コースもいいけど、関西のコースも面白いよと。平らなところで70台出せる人でも、こっちへ来たら100叩くかもよと。関西なめんなよと(いや別になめてませんが)。 左右にドッグレッグするだけでなく、アップダウンがある。そっちのほうがやっぱり面白いし飽きないと思うんだよなあ。 30m以上の打ち下ろしとか。 (きさいちCC) 壁に向かって打っていくホールとか。 (月ヶ瀬CC) どこへ打ったら良いのかわからない、スリルとサスペンスあふれるホールとか。 (パインレークGC) 馬の背に打っていくような、勇気を試されるホールとか。 (大阪GC淡輪) 「林間コースこそ正統」「ティグラウンドからグリーンが見えてこそ正義」と思っている偉い人には、ぜひ一度こういうコースを経験して頂きたいと思った。 |
2017/3/6 (1460335hit) 2019年ゴルフ規則改正
2年後の2019年、ゴルフ規則が大幅に改正されるらしい。 ゴルフの規則は原則オリンピックイヤーに大改正されてきたが、リオオリンピックのあった去年つまり2016年にはそれほど大きな改正がなく(規則18-2、止まっている球が動かされる が一番大きな改正だった)、また2017年はルールブックの今年度版が発行されないなど、イレギュラーな状態が続いている。 さらに、ゴルフがオリンピックの正式競技に復活。複雑なルールをできるだけシンプルにして、ゴルフの底辺をさらに広げていこうという機運が熟してきた。 というわけで、R&AとUSGAが「ルールの近代化」と称し、改正案を幾つか出している。もうすぐ日本語版が出てくると思うので、正式にはその文章を読んでいただきたいが、大雑把に書くと以下の通り。英語訳が間違ってたらご容赦を。 あ、断っておくがこれはすべて「案」で、全部採用されるわけではないのでお間違えなく。 ボールが動く、動かされる系 ・自分のボールを捜索中、誤って動かしても無罰 ・グリーン上でボールやボールマークを誤って動かしても無罰 ・自分が打った球が自分の体などに当たったときのペナルティをなくす ・ジェネラルエリア(スルーザグリーンに代わる新しい言葉)でボールが地面などに埋まった時、救済を受けられる(現在は原則、フェアウェイでないと救済が受けられない) ・その他、ボールが動いたり動かした時のルールの簡略化 ドロップなど ・ドロップを肩の位置からでなく、地面に近い位置からに変更 ・障害物からのニアレストポイントやドロップ位置の簡略化 ・ウォーターハザードに入った時の処置の簡略化 グリーン上にて ・グリーン上で、ピンフラッグが刺さったままパットしても良い(当たっても無罰) ・グリーン上のスパイクマークなどの修復が可能になる ペナルティエリア ・ウォーターハザードを「ペナルティエリア」とし、ブッシュや岩石地帯などを含めた総称にする ・ウォーターハザードの「対岸でのドロップ」を廃止 ・ペナルティエリア内のルースインペディメントに触れても無罰 バンカー ・ルースインペディメントに触れても無罰 ・バンカー内で手やクラブが砂に触れても無罰 ・バンカー内のボールをアンプレアブルとしてバンカー外にドロップすることを可能にする(罰打あり) その他 ・傷ついたボールをプレー中いつでも?(ちょっと自信なし)取り替えることが可能 ・距離計測機器を原則使用可能に ・キャディが後方に立って方向を確認することを禁止 プレーについて ・遠球先打ではなく、用意ができた人からプレー可能(レディゴルフ)にする ・ストロークプレーにおいて「最大打数(ダブルパーあるいはトリプルボギー)」を決め、それを超える打数の場合はピックアップして良いとする(当然スコアは最大打数で打ち切り) ・同伴競技者への確認なしで、ボールを確認したり触ったりピックアップできるようにする ・ボールの捜索時間を5分から3分に短縮 相当な大改正である。全体的に言えることは、とにかく「ゴルフの常識、世間の非常識」という部分の排除。つまりゴルフというスポーツのハードルを下げるという点に尽きる。 例えば「ニアレストポイント」という概念1つとっても、正しく理解できていないゴルファーが圧倒的に多いという現状に対し、「じゃあもう易しくするからきちんと覚えてね」という姿勢は、あの頭の固いR&AとUSGAにすれば相当譲歩してきてるよね。 でも振り返って考えてみれば、「自分に有利に振る舞わない」という原則があまりに正義すぎて、形骸化してるルールもたくさんあるよね。例えば、 打った球が自分に当たったら1ペナ。いや、当てようと思って当てる人いないだろうと。 バンカー内の枯れ葉や小石を拾ったら2ペナ。なんで? バンカー内で肩の高さからドロップしたら、ほぼ目玉になるよね。それって不公平じゃね? 赤杭と黄杭で処置の仕方が違う。しかも4通りも5通りもある。初心者が覚えられるわけがない。 歩測での距離計測より機械使ったほうがよっぽどプレーは速い。 打つ用意ができてるのに、自分より遠い人が打つのを延々と待たなきゃいけない。合理的じゃないね。 他人のスパイクマークでパットが外れる理不尽さ。 言い出せばキリがない。思うに、ゴルファーは「ルール」をあまりに神格化し、聖典のように大事にしすぎていたのではないだろうか(いや、ルールブック見たことないという強者もいるけど)。 いや、たしかにルールは大事だ。ルールを守ってきたからこそ、そして「自分に有利に振る舞わない」という大原則があるからこそ、ゴルフは「キング・オブ・ゲーム」(←適当に今考えた)として何百年も人をひきつけてきたのだから。 この改正でその根本精神が崩れることはないと思う。キャディが後方に立って方向を確認することを禁止するなんて言う改正案もあるしね。ズルするやつはどんなルールの下でもズルするし、そういうヤツにはバチが当たるようになってるのがゴルフだからね。 とにかく2年後が楽しみ。 |
2017/3/7 (1460506hit) 2019年ゴルフ規則改正への希望
さて、そのルール改正についてもうちょっと。私が改正してほしいのは以下の点。 球が偶然、あるいはアクシデントで動いた場合、無罰でリプレース。 グリーン上では無罰になるという案はあるけど、スルーザグリーン(新しい用語ではジェネラルエリア)ではそのままみたい。これを、ついヘッドが軽く当たって球が少し動いたり、アドレスした時のヘッドの重みで芝が寝て動いたりした時も無罰化できないものか、と思う。 そんなケースは数十ラウンドに1回あるかないかなんだから、ズルをしようと思って毎回するような輩は簡単に分かるわけで。 ティグラウンドを間違えたり「でべそ」だった場合、無罰で打ち直し これもうっかりミスだし、上級者は少ないけれど初心者はよくやりがち。こちらも、作為的に間違えて練習球打つようなやつはそのうち淘汰されるからね。 グリーン上でパッティングしたボールが他の人のボールに当たっても無罰 グリーン上でマークするのは時間の無駄。50cmのパットなんてそのまま打てよ、と思うこともよくあるからね。 ただし、対戦相手はマークすることを相手に要求でき、要求された方はそれを拒めない。こうすることで作為的なボール当て作戦は不可能になる。 パッティングの順番 まず一番遠い人からパットするのは同じだけど、その人が原則ホールアウトするまでパットを続ける。これで大幅に時間を短縮できると思われる。いちいちマークしないで済むしね。ま、ケースバイケースだけど。 OBの処置 アウトオブバウンズの処置は「1ペナルティで元の場所から打ち直し」のほか、「OB杭を超えたと思われる場所の近くから2罰打でプレー再開」というのを選択できるようにする。これによリ特設ティを無くすことができるし、初心者が何度も打ち直すプレッシャーから開放できる。 ただし、どこでOB杭を越えたかっていうのを決めるのが難しいから、現実的には難しいかもね。コースの左右にあらかじめ「ドロップエリア」を設置するほうが良いかも。それだと特設ティと同じじゃん、と思われるかもしれないけど、ティアップできるのとドロップするのとでは大きな差がある(あるのか?)。 あと、ここからは半分冗談・半分本気の提言。 アマチュアの「違反クラブ」「違反ボール」の撤廃 アマチュアゴルファーはどんなクラブ、どんなボールも使えるものとする。これによリ高齢者のゴルフ人口減少に歯止めがかかると思われる。 競技に関しては、「自由形」と「一般」に分けて行われる。 HDCP36以上のプレイヤーへの別ルール新設 「グリーン上を除き、いつでもどこでもティアップすることができる」 「池や谷を2回越えなかったら1罰打払って対岸でドロップできる」 「バンカーから2回打って出なかった場合、1罰打で外からプレーできる」 「グリーン上は4パット(4打)で打ち切り」 「レディスティより前に『36'sティ』を新設」 「空振りは打数に数えない」 などで、ゴルフに対するハードルを一気に下げ、コースデビューするゴルファーをこれでもかと応援する。そのままアテストも可。ただ競技ではクラス分けは必須だし合同競技は参加できないけどね。もちろん、そういうルールを選ばず、今まで通りにプレーすることも選択できる。 「そんなのゴルフじゃない!ゴルフを破壊する気か!」と文句を言う人は、戦争をなくすためためにデモと署名運動だけする◯◯党みたいなもので、温々とした場所で理想を叫んでるうちに頭の上にミサイルが飛んできて死んじゃうんだから。血を流さないと平和は勝ち取れないのだ。 っていうかね、もうね、伝統とか、格式とか、そんな事にいつまでも囚われてたらゴルフは絶滅してしまうんだよ。スナッグゴルフと本格的なゴルフの間にもうワンクッション入れるだけで、スナッグゴルフでやめてしまう小中学生をコースに呼べる可能性が出てくると思う。 あと、こうやって明文化することで初心者やハイハンデキャッパーの「迷惑をかけている」「ズルしてる」という後ろめたさを払拭できるしね。 なんだか余計にややこしくなってきた。考えれば考えほど、ゴルフのルールってよくできているなと思う。 |
2017/3/8 (1460667hit) オリンピックゴルフ会場問題
もうね、ホントにいい加減にしてほしいなと。 エンブレムのパクリ(疑惑)問題から始まり、会場の二転三転、莫大になった費用など、ケチが付きまくっている東京オリンピック。 官が主体だから甘い汁を吸うために魑魅魍魎が集まるのはある程度しかたないだろう。そういう構造に日本(霞が関)はなってるんだから。不祥事ですら利用して裏金と天下り先を増やす(消えた年金問題とかね)にするという、厚顔無恥というか寄生虫というか、そういう体質の上級国民が東大出て官僚になってるんだもんね。 もちろん真面目な官僚の人もいっぱいいるのは知ってるけど、そういう真面目に仕事してる人ほどバカを見るというのはどこの世界でも同じ。腹黒いやつほど老後は安泰。良い国だわ(皮肉)。 でもね、ミスしたらきちんと責任取れよ。そもそも、霞が関の会則をきちんと英訳しないでIOCに送った大会組織委員会(かJOC)が諸悪の根源だろが。 霞が関CCはちっとも悪くない(トップはどうか知らないけど)。何も知らない役員や一般会員は「これだけ協力してきたのに今さら何を言ってるんだ!」って怒るのももっともだ。 っていうか、「女性正会員を認めない」という文言をわざわざ外すよう指示したやつは誰なんだと。外した意図は何なんだと。それによって誰が得をするのかと。そこをなぜマスコミは追求しない?普段威張ってるジャーナリストはなぜ言及しない? 日本ゴルフ改革会議のメンバーなら知ってるんだろ?誰が諸悪の根源で、誰がフィクサーなのかを。そこをなぜ言わない?言えないんだったら「改革」なんて御旗は降ろせよと。予約がいっぱいのはずの若洲で、何組ものコンペをメンバー仲良く開催できるのは、そっちこそ政治力使ったんじゃないの?そんな暇があったらそこをはっきり追求してくださいよと。 この人が、こういう悪巧みのために、こういう方法で霞が関に決めたんですよと。これは犯罪すれすれじゃないですかと。少なくとも道義的責任はあるでしょうと。 どんどん日程はタイトになっていく。世界の笑いものになるのも時間の問題か。っていうか、ゴルフにまで政治を持ち込みやがって、ゴルフを愚弄するなと言いたい。 お前(たち)もゴルファーなら、「自分に有利に振る舞わない」という精神で仕事もしやがれ!!と思った。 |
2017/3/10 (1460988hit) 3度めの比良ゴルフ倶楽部
比良ゴルフ倶楽部。琵琶湖の西、比叡山の北側に位置するきれいなコースである。 最初は一昨年の7月。K嶋さんに連れて行っていただいた。2回目は去年の11月、業界団体の大コンペで。両方ともそこそこの成績だったので、きっと得意なコースなんだろうと自分に言い聞かせながらスタート。 前半のインコース、白ティ(3188y)からということもあり、驚き桃の木山椒の木、屋久杉食べ過ぎ出来過ぎちゃう?の1オーバー。 後半アウト(3271y)も5ホール目まで1オーバー。今年初の両方30台か?と思ったら、6ホール目からドラマが待っていたのでありました。でもごめんなさい、今日はちょっと忙しかったので続きは明日。 ちなみに6番は「ヘタ」、7番は「戦略ミス」、8番は「弱気」、そして9番は「大トホホ」。ご期待あれ。 |
比良ゴルフ倶楽部をラウンドする前夜。風呂にゆっくり浸かりながら私はこう考えていた。 「比良は難しいコースではない。以前回った2回もまずまずだった。だから今回も前回を上回るスコアで・‥‥などと考えてはいけない!俺のゴルフは堅実にリスクを避けてこつこつとパーとボギーを積み重ねるスタイルだ。無理せず、淡々と、冷静にラウンドしろよ俺!」 そして当日。その作戦はキチンと守ることができた。14ホール目までは。 15ホール目、6番は短いが狭い左ドッグレッグのパー4。200y打てばあとはショートアイアンかウェッジの距離だ。ここまでほとんどドライバーでティショットしていたが、微妙に右にも左にも飛んでいたため、4アイアンで安全に。 ところが球は狙いより右へ飛び、突き抜けてOB。ダボ。でも、これは単なるヘタなだけ。 7番は直線距離で240yぐらいのパー4。ワンオンも狙えるが、そのためには左の林を越えていかないといけない。再び4アイアンを持つが、「ここで狙わんといつ狙うねん」という悪魔の囁きに乗せられ、ドライバーに持ち替える。球は狙いよりわずかに左へ飛び、木の梢に当たりOB。ダボ。 そう、ここで「仲間内の遊びのラウンドだし、ま、いいか」と思ってしまったことで、昨日私が風呂の中で誓った戦略を完全に台無しにしてしまったのであった。やっぱりアカンのだ。8割乗せる自信があれば別だけど、冷静に考えても2割ぐらいの確率だもんね。 自分のスタイルを崩してはいけない。崩すなら、切り替えなくてはいけない。それができなければ愚直にラウンドすべきなのだ。 8番パー3はフロントからでも180y、距離の長いパー3。距離的には5アイアンだけど、弱気の虫が出て4アイアンを持つ。そしたらいい当たりすぎて奥へこぼれる。寄せきれず2パットボギー。この日パットの調子はまあまあだったんだから、5アイアンで手前に乗せてもパーが取れてた確率は高かったのに。 そして9番パー5。ここでパーならまだ70台が出せる、と思いつつティショット。力が入って左隣のホールへ。入れたつもり無いんだけどなあ。 ではここからダイジェストで。2打目は木に当たって後退。3打目で残り170y地点まで。4打目5アイアン、今日最悪の当たり(ハーフトップ)で右サイドの池へ。ドロップして6打目、グリーンエッジまで。そこから上1mに付け、1パットでトリプルボギー と思ったらそこから3パットして10(ダブルパー)。 完全に集中力切れてました。 ゴルフは上手いやつが強いんじゃない。我慢できるやつが強いんだ。 |
昨日も馬鹿陽気に誘われ、ホームコースの薄暮プレーへ(Sさん、ありがとうございました!) いつも薄暮プレーでは課題を決めて練習するつもりでプレーするんだけど、昨日は「しっかり振る」という一点のみに気をつけて。 1番はダフリ引っ掛けで左ラフ、そこからグリーン奥、寄らず入らず入らずの入らず(3パット)でダボ発進。2番パー4も4アイアン引っ掛けからアプローチ大ショート、また3パットでダボ。3番また引っ掛け、5アイアンレイアップ、3オンするもまたまた3パットでダボ・・・ っていう感じでほとんどダボばっかり。いやまあ練習だからいいんだけど(ホントは良くない)。 で、練習のために薄暮来てるのにさらなる課題が山のようにできたのでありました。こんな時間まで遊んでたのに。 ドライバーは「しっかり振る」だとどうしても右手に力が入って左へ引き込んでしまう。 アイアンはダフリを恐れずトップからフォローまでしっかり頭を残すこと。 アプローチはグリップが緩まないよう、大きめに(いつもショートする)、そして体幹で加速。 パットはまあ課題だらけでどうこう書く以前の問題。 振り返ると満月が「もっと真面目に練習しろ」と告げていたので、練習行ってきます。 |
2017/3/14 (1461516hit) 左手で思い切り振る!の続き
今日は軽く自慢入ってますごめんなさい。 先日の日記で私はこう書いた。 あるYoutube動画に感化され、ワンスピード・スイングマジックを使って「片手素振り」をしてみた。スイングプレーンとか再現性などを一切考えず、とにかく「目一杯速く振る」という素振りである。 これによって、(特に)ドライバーは 「リミッターを外して目一杯振る(ただし左手主導で)ほうが逆に曲がりにくいしそして飛ぶ」 という気づきを得た私であったが、コースではやはり「目一杯振る」というのは諸刃の剣である。なぜなら、コースでは「目一杯振る」が「目一杯飛ばす」という心境に勝手に変化してしまい、勝手に右手で叩きにいって、勝手に球が左30度プルフックOB方向へ行ってしまうからである。昨日書いたとおり。 そこで、練習場で、ではあるが「1,普通に振る」「2,素振りと同じつもりで目一杯振る」「3,コントロールした状態で目一杯振る」の3パターンでどれくらいヘッドスピードが変わり球筋が変わるかを確認してみた。 1,は文字通り普通に何も考えずに振る。2,はヘッドスピードを最大に上げることだけを考えて振る。3,は基本2,と同じだけど、フィニッシュまできちんと振れるぐらいにちょっとだけセーブして(いわゆる「エエカッコ」して)振る。体感的には90%ぐらいの振りかな。 数字は5回ショットした平均を表す。あ、ユピテルの計測器はヘッドスピードの表示が甘いので、だいたい5%引きぐらいが正しい数字だと思う。 1,普通に振る HS46.8m/s、ミート率1.41、飛距離239y。ミート率低ぇ。球筋はあっちこっち。つまり普通どおり。 2,目一杯振る 普通の時と比べてHSは2m/sぐらい上がる。ミート率は変わらず。飛距離は13y増。2打目のアイアン一番手分ですな。 球筋はヒールヒットとかプルとかプッシュとか。普通よりちょっとバラける。 3,コントロールした状態で目一杯振る 2,に比べてヘッドスピードは1.8m/s下がってる。まあ当たり前。1,とほぼ同じぐらいだね。でも、ミート率が格段に良くなって1.41から1.46。そしてその結果、飛距離は2,とほぼ同じ251y!(あくまでユピテルくんの数字。実際はこんなに飛ぶわけない)。 肝心の球筋は、1と3の中間ぐらい。まあ当たり前か。 というわけで、練習場での練習、しかもたった5球で決めるのもアレだけど、これからは 「8割の力で目一杯振る」(←意味不明?) 的な感じでいきたいと思います。 おまけ。キャロウェイXRの4W。表示は3Wだけど4W。 やっぱり飛ぶ。良いクラブだわ。 |
初めてクラブを握ってから45年以上の歳月が過ぎた。もちろん最初の頃は子供の遊びで、今のジュニアのようにコーチに付いたわけでも試合に出てたわけでもないんだけど。 45年やってても未だスイングに悩み、初心者のようなミスを繰り返し、スイングの本質さえ分からず、暗中模索の日々。そんな典型的な下手の横好きである私が唯一誇れること、それは「ゴルフが好き」だという事。 好きだから(いや、ヘタだから?)ゴルフのことを考え、悩み、工夫し、読み、書き、「ゴルフ」の回りで子供のように遊び続けているわけだが、そうやって何十年も過ごしていると知識と経験だけは(それが正しいか間違っているかは別にして)どんどん積み重なってくる。 で、知識はともかく、この「経験」っていうのがあんがい馬鹿にできないな、と最近思うようになってきた。簡単に言うと、 経験=引き出しの多さ なんだなと。もちろん、引き出しに何が入っているか、入っているものが実際に使えるものかという事のほうが大事だけど、ほんの少しでも経験しておくのと全く知らない(あるいは経験してない)のではやっぱり違うなと思うんだよね。すごく簡単な例を挙げると、 砲台グリーンでピンが奥に切られている場合、奥へこぼすとダメだとか。これは何度か痛い目に遭わないと分からない(え、痛い目に遭わなくても分かるって?) また、アプローチは上げるより転がし、転がしよりパターを使うほうがイメージ出しやすいとか。 はたまた、下りの1mより登りの2mのパットのほうが易しいとか。 ティグラウンドの罠が見えてくるとか。 ティグラウンドでなんとなくイヤな感じがしたらドライバーやめるとか。 そんな「経験からくる知識」って、トホホでアホな私でも長いことやってると知らない間に蓄積されてきてるんだなあと最近良く思う。 でも、引き出しにそういう知識や技術を仕舞ったとしても、その引き出しの存在自体を忘れてしまうんだよね。だから、たまにウェブは読み直したりしてるんだけど、読み直せば読み直すほど俺って進歩してないなと感じて落ち込んだりもする・・・けど、あ、こんな引き出しあったんだと驚くこともある。 例えばパットに関してだけでも、 ・パットの調子が悪いときはパターを変えてみる ・短いパットはカップを見て打つ ・パターは体幹で打つ ・右へ曲がるラインはつま先体重で打つ(左へ曲がるなら踵体重) ・下りのすごく速いラインは芯を外してしっかりヒット ・あまり切れないラインは強めストレートに狙う ・速くてすごく曲がるラインはフォースの力を信じて直感で打つ なんかが過去の日記に出てくる。まあ、上級者から見たら当たり前すぎたりレベルが低すぎるような話ばっかりかもしれないけど、こういうのは知識として知ってるだけではダメで、少なくとも何度か練習して実践でも試してみて初めて引き出しが形成されるんだよね。その中身がキチンとできるか、へっぽこかどうかはともかく。 で、そういう引き出しをとっさに、例えば「今日はショートパットが不安だな」と思ったらカップを見て打ってみるとか、手打ちになってないかチェックするとか、ショットだったらチーピンが出た時に捻転を深くするとか、まあそういうことがコースで出来るようになればゴルファーとしてのレベルが1つ上がるような気がするよね。 でも、その為には、やっぱりたまに引き出しを開けて中身を確認し、練習場でホコリをはらっておかないとダメだよね。練習はすごく大事だ、という当たり前の結論。 ・・・などと思いついて書いてみたんだけど、改めて読み返すと陳腐な日記だこと。そんな屁理屈より普通にキチンと打てるようになれって話ですな。 |
2017/3/17 (1460335hit) 最終ホールで22ストローク?!
来月になるといよいよハイシーズン。すでに4月・5月のゴルフの予定もいっぱいになりつつある。ラウンドに誘ってくださるというのは、ホント嬉しいよね。 ただ、そうやって誘われるということは、ホームコースのラウンド回数が減るってことで。昔はラウンド数の7割、つまり1年に35回ぐらいはホームコースへ行ってたんだけど、その割合はだんだん減りつつある。 ということで、昨日は一人でホームへ。10日後は月例だから、その練習を兼ねてのつもりだったんだけど。 松1番(パー4)、アプローチが寄らず入らずで5(ボギー)。 2番(パー3)、ティショット右手前、アプローチチャックリ、3打目で3mに寄せるもそこから3パットで6(トリプル)。 3番(パー4)、ティショット引っ掛けで木に当たり150yしか飛ばず、2打目6アイアンでレイアップ、3打目残り80yからダフリ引掛けでまだ乗らず、アプローチで4mに、そこからまた3パット。7(トリプル)。 4番(パー5)、ティショットまずまず、2打目5アイアンでレイアップはちょっとトップ目ながら絶好の位置へ。3打目残り60yバンカー越え、手首が折れるぐらいダフってバンカーへ。4打目出ただけ、5打目のアプローチをまたチャックリ乗らず、6打目でやっと乗せて2パット、トリプルボギーの8。 ここまで4ホールで10オーバー。月例でなくてよかった。っていうか、アプローチの打ち方、ちょっとエエかっこしようとしてまた手打ちになってた。パットはまあ、水物だからね(涙声で)。 あかん、この調子でストロークが増えたら最終18番は22打。何とかせねば。 5番以降はちょっと持ち直し、5ホールで2オーバー。結局48。 後半、90切りを目標に。その結果。 パットも復調し、アプローチもちょっと思い出し、何とか今年平均スコアぐらいまで持ち直す。まあまあ頑張った。 課題は、アプローチのショート(どうしても2割ぐらい短めに打っちゃう)、打ち方(左グリップが緩まないよう)、ドライバーが右にも左にも曲がること(左まっすぐが3発、右スライスが1発)。 アイアンは「ダウンスイングで上体が突っ込まないよう、インパクト以降も頭を残す」でいい感じだった。 ただ、ちゃんと打ててる感触なのに半番手ショートするのは何でかなあ。微妙にダフってるのか、思い切りよく振れてなくて緩んでるのか、微妙にこすってるのか。それとも、コースではそんなものなのか(足場がフラットじゃない、どうしても捻転が弱くなる、待ち時間の間に体が固まる、風などの影響)。 なかなか難しい。奥がダメなところを除き、アプローチからウェッジまで、プラス10yのイメージで打ったほうが良いのかもしれないね。 |
3連続トリプルボギーを叩くような「トリプルスリー男」が偉そうに語るなって内容なんですが。 飛距離が自慢の幼稚園 スコアにこだわる小学生 景色が見えて中学生 マナーに厳しい高校生 歴史が分って大学生 友群れ集う卒業式 ゴルファーなら誰もが一度は目にしたことがあるだろう。夏坂健氏が著書の中で紹介した、スコットランド発祥の戯れ歌だ。 この歌は、飛距離に拘っているようではまだまだヒヨッコですよ、スコアばっかり気にするのはガキですよ、もっと他にゴルフの楽しみがあるんだから・・・という事を我々に教えてくれるなかなかよい歌だと思うんだけど、私は今回、別の解釈をしてみたいと思う。 この歌は「立派なゴルファー」へと向かう成長過程を表しているわけだが、逆に考えて、ゴルファーとして成長していくなら、この詩に書かれた『順番』が実は重要なんじゃないか?と思ったのだ。 つまり、まず第一段階、クラブを持った当初はきちんと当たらない。よって全然遠くへ飛ばない。だから「飛ばしたい」と思って当たり前であり、飛ばそうと必死に努力する。その中で、効率の良いスイングや体づくりを学ぶ。 人並みに飛ばせるようになると、次は良いスコアを出したいという欲が出てくる。そのためにはドライバーの飛距離よりも方向性が大事だと気づき、アイアンショットの安定とショートゲームの練習が不可欠であることを知る。そしてパッティングの重要性も。 その段階を過ぎると、今度は景色、つまりコースマネジメントを意識するようになってくる。入れてはいけないバンカーを避けるとか、ティショットでドライバー以外を持つとか、登りのパットを残すとか、風に対処する術を覚えるとか。 で、ある程度余裕を持ってラウンドできるようになったら、マナーやルールについてきちんと向き合う段階に入る。もちろん幼稚園児の頃から最低限のマナーやルールは知っておくべきだけど、マナーは「空気を読むこと」つまり明文化されていない「ゴルファーとしての自然な立ち居振る舞い」ができるということでもある。 そして、ルールは競技へ挑戦する上で重要になってくる。 その先は19番ホールにおける友との語らいのため、あるいはさらに深くゴルフを知るためにゴルフの歴史を知るという段階を経て、ようやく、「何物にも囚われずに友とのゴルフを楽しめる」、つまり卒業ということになるのではないだろうかと。 つまり、単純に「飛距離に拘ってちゃダメだよ!」っていうのではなく、しっかり飛距離に拘るべき時期は必要で、それを通じて成長しましょうと。「スコアのことを気にするのはガキだ」と見下すのではなく、拘るからこそ分かってくる事がありますよと。景色だけ見てればいいってもんじゃないぜと。幼稚園や小学校でキチンと学んでなければ卒業なんてできませんよ、と。 もちろんこれは私の個人的な意見であり、異論は全面的に認める。まあ単なる思いつきだしね。でも、結構盲点を突いたいい意見だと思うんだけどなあ(自分で言うか?)。 え、ところでお前はどこの学校行ってるんだって?そんな事、最近の日記見て頂いてたら分かるでしょ? まだまだ幼稚園児でございます。 |
土曜日の続き。もう一度この含蓄に富んだ歌を転載。 飛距離が自慢の幼稚園 スコアにこだわる小学生 景色が見えて中学生 マナーに厳しい高校生 歴史が分って大学生 友群れ集う卒業式 改めて素朴な疑問。卒業って何?どういう意味? ゴルフからの卒業だったらゴルフを辞めないといけないし、支配からの卒業だったら尾崎豊だし、やっぱり先日書いたとおり、「何物にも囚われず、純粋にゴルフを楽しめるようになる」ということが卒業なんだろう。 勝った負けた、飛んだ飛ばない、そしてスコアは二の次三の次、良き友やライバルと和気あいあいとプレーする。それ以上何を望むのだと。そういうことなんだろう。 でもね。俺は思うのだ。 そんなゴルフ、本当に面白い? ライバルに負けても悔しくないって本当? 大叩きしても心の底から「ああ楽しかった」と思えるの? と。それって、 単に諦めただけちゃうん? と。 もちろん、長くゴルフをしていると、「自分がどうしても越えられない壁」が存在するのは分かってくる。ゴルフが、ゴールのない長距離マラソンだということも見えてくる。答えがない事も。 でも、俺には才能がないから、もう歳だから、ちゃんと習ってないから、体を壊したから、仕事が忙しいから、などと自分に言い訳をし、だから上達しなくても仕方ない、100前後で回れたらいいや、もう競うゴルフは終わりだ、仲間と楽しく回れたらいいや・・・というのは本当に卒業なんだろうか。 それ、中退ちゃうかと。 中退が悪いという権利は私にはない。人それぞれだし。別に非難もしないし、何とも思わない。 でも、70歳になっても80歳になっても、脳梗塞で体に麻痺が残っても、ドライバーが150yしか飛ばなくなっても、上達したい、悪あがきしたい、1yでも先へ飛ばしたい、1打でも少なく上がりたいと思い、ダボを叩けば本気で悔しがり、パーおじさんに死ぬまで挑戦し続ける。 そういう人がいる事も事実で、私はそういう人を心から尊敬する。 そして、私も一生そんな気持でゴルフをしたいなと思う。 |
2017/3/22 (1462486hit) シンコペーション
音楽用語に「シンコペーション」というのがある。 要は「裏拍」のことで、「タン・タン・タン・タン」という規則正しいリズムではなく、「タン・タン・タ・ターン」と途中でスキップするように、「ある瞬間にちょっとタイミングを早めて変化をつける」ということである。 で、ゴルフのスイングでもこの「タイミングを早めて変化をつける」という意識ってひょっとして大事じゃないかな?と思ったのだ(異論は認める)。具体的に書くと、 バックスイングのテンポからダウンスイングのテンポの切り替え もそうだけど、何と言っても トップから、体が半拍早く(つまりシンコペーション)始動し、それにつられて腕が振られる という部分がもう完全にシンコペーションじゃないかと思うんだよね。そしてその部分って、緩まずに振るとか、クラブを加速させるとか、ヘッドスピードを上げるためにはすごく重要なんじゃないかと。 プロや上級者のスイングを見てると、メリハリがあるというかリズミカルというかダイナミックというか、見ていて心地良い感じがするのはこのシンコペーション的なリズムの変化があるからじゃね?と思う。 逆に、マーチみたいに「イチ・ニー、イチ・ニー」という規則正しいリズムでは捻転のないドアスイングになりそうだし、いかにも素人くさい感じがする。 でも、これを意識してやろうとするとスイングがバラバラになるだろうし、あくまで「捻転差」が先にあって、その結果リズミカルなスイングができる、という順番でないといけないんだよね。 ゴルフって、「正しい動き」が分かっても、それをそのまま再現しようとするとダメ、という事が多いよね。その正しい動きはあくまで「結果」であって、正しいスイングをすれば「自然にそうなる」でないといけない。例えば分解写真を見て「プロのインパクトはこんな形になってるのか!真似してみよう」ではダメだよね。インパクトの形なんてどんなプロも意識してないだろうから。 というわけで、自然にリズミカルなシンコペーション(注:ここはゴルフのブログです)ができるような方法を色々模索してるんだけど、一番いいのはやっぱり 連続素振り のような気がする。倉本昌弘プロも言ってる、「歩くようにスイングする」っていうのもこれに近い気がするし。とにかく、クラブを気持ちよく加速できる動かし方、ヘッドがよどみなく走る体の使い方が大事ではないかと。 でも、ティショットではなんとなくできるんだけど地面から打つアイアンショットではなかなかできないんだよなあ。ミスに対する潜在的な恐怖心が抜けない。 まあ、ハーフトップでもへっぽこスライスでもいい、と割り切るべきなんだろうね、やっぱり。 |
2017/3/24 (1462769hit) 第37回ゴルバカ月例@伏尾GC
第4木曜日恒例の競技会。今回は大阪の伏尾GCへ。 さて、この日はとにかく、無茶苦茶ツいていた。そのツキがなかったら、たぶん95は叩いてた。 「もう絶対、完全にOBだろ」って当たりが4回セーフになるとか(結局OBゼロ)。 「絶対に入れてはいけないフェアウェイバンカーに100%入った」と思ってたら越えてたとか。 エッジからの長いパットが、「元気良すぎて5mオーバー」と思ったらピンに当たって入ったとか。 下りの、カップ5個ぐらい右へ切れる6mぐらいのバーディパットが入ったりとか。 というわけで、同伴競技者のM岡くんに「こんなところで人生の運を使い果たしてどないするんですか!」と言わしめた私のラウンド結果は。 午前の上がり3ホールで4オーバー、午後のスタート2ホールで3オーバーと詰めが甘く油断しまくり気を抜きすぎという悪癖は相変わらず。3パットも2個あるし。 さらにアイアンは半分ぐらいが50cmダフったりフェースの裏に当たったかと思うぐらいのへっぽこショットという相変わらずのド下手野郎である。 なのに、何でこんなスコアになるのか、きっと不思議に思うに違いない。でも私が一番不思議に思っている。 内容を考えると、いよいよ、「72ストロークすべてミスショットでパープレー」という目標が現実味を帯びてきた。ってホントにいいのかそれで(よくない)。 |
2017/3/25 (1462910hit) スコアを縮めるために
えー、今日も酔っ払いの戯言レベルの内容です。生暖かく読んで下さい。 スコアを縮めるためには、経験やコースマネジメント、中庸の心なども重要だが、技術つまりショットのクオリティが最も大事であることは言うまでもない。 では、どんなショットが打てば自分のスコアが縮まるのか。それは、多くの人(マーク金井氏やツアープロやレッスンプロ)が言っているとおり、100%のナイスショットを増やすことではなく、大きなミスを減らすことに尽きると思う。私の場合は、 ドライバーなら次打でグリーンをとりあえず狙えるところ。チョロやOBはダメ。 フェアウェイウッドならそこそこの距離を稼げること。 アイアンなら、グリーンのどこかに乗るか、花道など安全なところヘ行くこと。 アプローチなら、とりあえずグリーンの狙った半分側に乗ること。 パットなら、2パットで済ませられること。 大雑把に言うとこんなところだと思う。もちろんパープレーを狙う上級者やプロの場合はもっとレベルが高くなると思うけど、私のレベルだとそんな感じ。 ちなみに私のレベルは、トホホな具合を星1つから5つの5段階評価で表すとすれば、 ドライバー:★★ フェアウェイウッド:★★★ アイアン:★★★★★ アプローチ:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ パット:★★ ぐらいじゃないかなと思う。 さて、もし突然神様が現れて、 「ドライバーとフェアウェイウッドアイアンとアプローチとパットと、どれか1つを上級者レベルにしてやる」 と言われたら、どれを選ぶべきか、というのが今日の本題。 まあ普通に考えたらアプローチに決まってるんだよね。50y以内から3回に1回、30y以内からは2回に1回、2打で上がれるようになったら平均スコアは3打ぐらい縮まると思う。 でも、冷静に考えてみると、私のレベルで一番スコアアップに直結するのはアイアンの正確性じゃないかと。 何故か。今期の私のパーオン率は38.5%。1ラウンドに7ホールしかパーオンできてない。1ラウンドに7つという数字は何を意味してるかというと、パーオンしやすいパー3とパー5で50%(4ホール)としたら、残り10個のパー4では3ホール、つまり3割しかパーオンできてないってことだよね。これはちょっと低い。 また、アイアンがへっぽこだと、パーオンしたとしても長いパットが残りやすく、その分3パットに直結する。ちなみに今年平均で3パットは1ラウンドで2つ。これはパットがヘタなのもあるけど、長いパットが残ってるんだろうなと。 だから、もしアイアンがもうちょっと上手く、例えばパーオン率が1.5倍ぐらいにマシになったとしたら、パー3とパー5では75%(6ホール)、パー4では少なめに見積もっても4ホールで合計10ホール、これだけで単純に3打縮まることになる。 さらに、今までよりもピンに近づく可能性が高くなるだろうから3パットも減って1打減。グリーンを外しても酷いミスにならない可能性が高くなる、イコールアプローチが楽になるだろうから1打減。 つまり机上の空論ながら5打ぐらい縮まると思われる。っていうか、どんだけアイアンヘタやねんって話だけど。 というわけで、今年はアプローチとともにアイアンも磨きをかけていきたいと思った。 |
2017/3/27 (1463065hit) たった3ホール
昨日はホームコースの月例競技だったんだけど、ほぼ完ぺきな内容だった。3ホール以外は。 前半は短い梅コース。我慢に我慢を重ね、超ディフェンス型ゴルフで2オーバー。後半41でもネットアンダーだ。 だから、1番と2番のボギーは想定内。3番もボギーの予定だったんだけど。 その3番、打ち上げの左ドッグレッグパー4。392yだけど実質410yぐらい。ティショットは120点の当たりが出て、打ち上げを入れて残り170y。左足上がりのライから5アイアンを初心者レベルにダフる。3打目、50度のハーフショットで残り60y、パンチが入って80y飛ぶ。奥から寄せられず、2パットダボ。 5番パー4、ティショットはちょっと当たり悪くて2打目は8アイアンと9アイアンの間。8アイアンでコントロール、と思ったらまたヘッドがもげそうなぐらいダフる。残り50y打ち上げのアプローチは一番悪い打ち方でトップして奥の法面へ。そこからもう一回グリーンを横断、5オン2パットでトリプルボギー。 そして8番パー5。無理せずニ段グリーンの下に3オン。ピンは段の上だけど8mぐらい。ここで、何でかわからないけど漫然と打ってしまい、っていうか二段グリーンという意識を忘れて打ってしまい、3mもショート。2パット目も入らず、お先がクルリンと蹴られて4パット。 せっかく15ホール頑張ってるのに、この、たった3ホールのせいでこの日の試合は台無しになってしまった。でも、この3ホールこそ今の自分の実力なんだよね。まあアイアンのミスは仕方ない。ヘタなんだから。でも、3打目の50y前後をきっちり乗せないとね。自分の弱点を克服しないと、いつまでたっても進歩しないからね。 あと、気落ちしたり集中力が欠けてる時は お先しちゃダメ。 |
2017/3/28 (1463212hit) 乗らなくていいもん
一昨日の月例競技の続き。 4パットした松8番はともかく、大叩きした残り2ホールはそのレイアウトが共通している。それは、 2打目地点はフラットかわずかに左足上がりで、きつめの打ち上げグリーン という点である。つまり、球を高く上げたくなる状況。すると何が起こるか。 悪癖の、右肩下がりすくい打ち が出るんですねー酷いですねー直ってないですねーそりゃ埋まってる死人が蘇るぐらいダフりますよねー。 こういう悪癖ってのは無意識に出るのでタチが悪い。だから、打ち上げグリーンに対峙した時、「高く上げてキレイにグリーンに乗せよう」という気持ちを丸めてゴミ箱に捨て、 低い球で手前からワンクッションさせて乗せる という攻め方を徹底してやればいいのだ。つまり1〜2番手上げ、コントロールショットで最初から低めの球を打つ。プロみたいな高弾道ナイスショットは初めから諦める。 え、そんなの乗らない可能性高いじゃん、と思われるかもしれないが、 別に乗らなくてもいいもん。 18ホール中「打ち上げグリーン」はまあどんなに多くても6つぐらいだろうし、そこでパーオンを逃してももともとパーオン率が低いんだから大勢に影響はないもん。いやむしろ、大きなミスが減る分結果的にはスコアは良くなる可能性もある。 もし、打ち上げグリーンが異様に多いコース(上田治とか、上田治とか、上田治とか)へ行ったときには、最初からスコアに対する過度な期待をしなければいいのだ。プロっぽい言い方をするなら、「今日は俺の日じゃない」と。 ただし、この方法には一つどうしてもクリアしないといけない問題があって、それは「番手を下げたコントロールショットで方向を出す」という打ち方をマスターすることが必須である。いわゆる「ライン出し」ってやつね。 あれ、こっちのほうが難しいかも。 |
2017/3/29 (1463348hit) コントロールショット
昨日私は日記にこう書いた。 ただし、この方法には一つどうしてもクリアしないといけない問題があって、それは「番手を下げたコントロールショットで方向を出す」という打ち方をマスターすることが必須である。いわゆる「ライン出し」ってやつね。 コントロールショット。ライン出し。あるいはスリークォーターショット。記憶力の良い人は覚えて下さっているかもしれないが、実はこのコントロールショット、数か月前から練習はしているのである。 冬は体がしっかり回らないので、無理にフルショットせずスリークォーターでグリーンを狙う。そっちのほうがミスしないし安全じゃないかと(ヘタの考え)。で、練習でも1番手落としのショットは練習している。 でも、何球も連続して打てる練習場ではそこそこ打てても、一発勝負のコースではなかなか思うような結果が出ないんだよね。実は、日曜日のラウンドでも何度か使ったんだけど、成功率は3割ってところだ。 で、あまりにも酷いミスを見かねてか、同伴競技者の1人(上手い人)がラウンド後に教えてくれた。 コントロールショットする時、肩の入りが浅くなってるよ、と。 そうなのだ。スリークォーターつまり四分の三ショットでも、体は100%捻転しないといけない。トップの手の位置だけ四分の三なのだ。それが、コースではつい恐怖心からできていなかったのだ。 しかしまあ、昨日のすくい打ちの悪癖といい、肩の入りが浅くなる事といい、まだそんな基礎的なところで躓いているとは情けない限りである。 ゴルフ上達の道は険しい。 |
2017/3/31 (1463628hit) 嬉しくもあり悲しくもあり
毎年この時期に、業界のある団体が接待(といってもコンペ代だけね)してくれるペ◯イ杯。毎年会場はここ。 兵庫県のザ・サイプレスゴルフ倶楽部。「The」ですぜ旦那。「最高の」ですぜ。 年に一度の贅沢。両側の林のプレッシャーにいつになったら勝てるのだろう。 それにしてもやっぱり美しい。 今の時期でこれだけ絵になるんだから、桜の時期や新緑、そして紅葉の時期なんてそりゃあもう素晴らしいだろうなあ。 子鹿なんかもいたりして。 とまあ舞台は最高、気候も曇り時々晴れ、気温は20度近くまで上がり、午後からは半袖で十分という状況だったんだけど、ショットの内容は今期最低だった。 ドライバーは全然芯に当たらず。フェアウェイウッドはダフリかトップ。アプローチもへっぽこのまま。パット9.8Ftのグリーンにビビって全然しっかり打てず。 そして何よりアイアン。ティショット以外、もう、まったく、ほとんどまともに当たらなかった。 典型的だったのが午前中の最終ホール、イン18番パー5。ドライバーのティショットはチョロ、2打目7アイアンでレイアップするもとんでもないトゥヒットで狙いより20yも右へ。3打目、クリークの手前に8アイアンで再びレイアップするも、今度はブラジルの人も飛び上がるぐらいのダフリ。100y残しのつもりが160yも残る。4打目6アイアンはまたしてもへっぽこトゥヒットのハーフトップ。 手前のバンカーをぎりぎり越えてカラーまで行ってくれたのでそこから2パットでボギーで済んだけど、内容はトリプルボギー級だった。 後半アウトではちょっとだけましになったけど、それでも8割ぐらいが中ぐらい〜大きめのミス。いやあ、 久しぶりに本気でゴルフやめたくなった。 「じゃあ何?100ぐらい叩いたん?」 距離がないぶん、何とか誤魔化しながら(ズルをしたという意味ではありません)目標の80台はキープできた。スイングはどんどん下手になるのに誤魔化し方だけ上手くなってきてるって・・・おまけに、ダボ打った3ホールが全部ダブルペリアの隠しホールにハマり、なんと優勝とかしてしまいました。あの、色々すいません。 いや、でも、ホントに内容はスカタンだったんだよ。アイアンへし折りたくなるぐらい。でも今まで優勝したことがなかったペ◯イ杯での初優勝と豪華賞品に、嬉しくもあり悲しくもあり。 っていうか、フェースが大きくソールが広くキャビティバックの 初心者用のアイアンに買い換えようかマジで検討中(いやクラブのせいと違うと思う) |