先月はほとんど練習に行かなかったので健忘録はほとんどありません。強いて挙げるなら先月と同じで、 (右膝を我慢しながら)バックスイングの途中から下半身はダウンスイングを始める。その時、グリッププレッシャーは緩めで。 というのが大事かと。あと、 ダフるのはグリップに力が入っちゃうのが原因 という事は覚えておかないといけない。 心構え編としては、 ゴルフに、簡単なショットは存在しません 打ち上げ砲台グリーン手前のバンカーは何があっても避けろ 構えたらすぐ打つ グリーンはいついかなるときもセンターを狙う という感じ。 最後に、日常生活編としては ウェブ上で偉そうなことを書かない ご自愛あれ>俺。 |
2017/7/3 (1476388hit) 練習強化月間・ドライバー編
というわけで7月は練習強化月間にすることにした。最低でも週2回。家でのアプローチ練習も最低週2回。 その、練習場通い第一弾と第二弾。土曜日の夜と日曜日の昼に。合計5カゴ。 ただ球を打つだけでは能がないので、色々なドリルをメインに練習することにした。今日はドライバーのドリルについて。そのドリルとは、 「右手で叩きにいって左引っ掛けOB」防止に、レディス用ドライバーできちんと打てるよう練習する。 というもの。 レディス用ドライバーは短くて超軽くてシャフトふにゃふにゃ。本来ならシャフトがしなり戻らずプッシュスライスが出るはずらしいのだが、私の場合は低い引っ掛けフックしか出ない。よっぽど打ち急いでるかスイングがヘッポコなんだろう。 というわけで、シャフトのしなりを感じるよう気をつけてスイング。具体的には、 7割ぐらいの力加減で トップから打ち急がないよう インパクトに向かってじわっと加速する 体を派手に動かさない(軸をしっかり感じる) でも体中心のスイング という感じで打つと、だいぶまともに飛ぶようになった。狙いよりやや右へ飛び出し、真ん中へ戻ってくる。あれ、これって・・・ドローボールってやつじゃね?レディス用ドライバーすげえ。ちなみに飛距離は220yぐらい。本番でも使いたいぐらいだけど、これ高反発モデルなんだよなー。 ただし、ちょっと腕に力が入ったり上体突っ込んだりすると途端にチーピンのような球が出る。だからこれで練習し続けると、きっと良いタイミングのスイングを体が覚えるに違いない。きっと、あるいは、たぶん。 そして今後の練習としては、レディスドライバーと自分の4W(キャロウェイXR)を交互に打つというのを経て、レディスドライバーと自分のドライバーを交互に打つ、というところまで持っていきたい。 同じタイミングとと力加減で自分のドライバーが打てた時、きっと狙い通りまっすぐ(あるいはドローで!)飛んでくれるに違いない。きっと、あるいは、たぶん。 |
2017/7/4 (1476559hit) 練習強化月間・アイアン編
次はアイアン編。コースに出たらミスを恐れるあまり合わせるような打ち方になり、こすり球そしてダフリまたはトップが頻発。つまりほとんどまともに当たらんってことだね。特に腹立つのがこすり球。 つまりボールをきちんと捕まえられていない、あるいは体ばっかり回転してクラブが振れてない(桑田泉で言うS3ができてない)ってことだよね。これを直したいと。 ただこの時注意しないといけないのは、フェースを「開いて閉じる」意識だと行き着く先はフック地獄なので、正しく「球を捕まえる」ためにはダウンブローつまり「ハンドファーストのインパクトが大事」らしい。 という事を踏まえつつ、へっぽこ頭をフル回転して考えだしたドリルがこれ。 右足の前(つまりだいぶ右寄り)に球をティアップしてフックを打つ アドレス時に肩がクローズにならないよう注意すると、その時点でもう相当なハンドファースト。次にバックスイングでは肩をしっかり回し、飛球線に背中を向けたまま手を振り下ろす。これだと右肩が開きようがないからね。 すると、球はだいぶ右(飛球線より10度ぐらい右)に飛び出し、大きなフックで飛球線の右5yぐらいまで返ってくる。きちんと当たれば、だけど。 手首を過剰に使って返しに(捕まえに)いくと、飛球線やや右に出て大きくフックし、グリーン左奥のラフへ消えていく球になるし、手が振れなければ右へ出てそのまま真っすぐ飛び、グリーン横のバンカーを通り越してOB杭を超える球になる。 つまり体(肩)を開かず我慢し、勝つ手がきちんと振れた時に初めて飛球線方向へ飛んでいくたまになるので判りやすいのだ。 この矯正ドリルで正しい体の動きを覚えたら、きっとアイアンをナチュラルに振った時に軽いドローが出るようになるに違いない。きっと、あるいは、たぶん。 |
2017/7/5 (1476712hit) 練習強化月間・アプローチ編
第三弾はアプローチ。ただし家で(イヤイヤ)やってる1ヤードキャリー100球は除く。 アプローチは、そう、せっかく買ったこれを利用してやろうじゃないかと。 バランスはD3だけどチョー重い(普通のクラブの1.4倍ぐらい)やつ(ロイヤルコレクション トライワン・ウェッジ・DrD3)。これを、 腕や体の動きを確認しながらゆっくり振る からの、 普通のウェッジに持ち替えて同じように振ってみる。 ってそれドリルでもなんでもないんだけど。でも、重いクラブを振ることで手打ちの防止とグリップ角度(前腕とシャフトが作る角度)のキープとスイングプレーンのキープを意識できるような気がしないでもない。 で、フツーのウェッジに持ち替えた時にその意識を意識しながら(?)スイングする。さらに、普通に振る。 とにかくこういう地道な努力を積み重ねる事が1年後の明るい未来につながると信じて。きっと、あるいは、たぶん。 |
2017/7/7 (1476983hit) 9回目の宇治田原CC
昨日はいつものK嶋さんに誘っていただき、K藤くんと3人で京都の宇治田原CCへ。曇り一時晴れという、梅雨の合間の絶好のラウンド日和となった。 宇治田原CCのの特徴としてはグリーンが大きくて目がはっきりある、適度なアップダウンがあり、ややテクニカル。フェアウェイはそこそこ広いが、狙い所を間違えると2打目でグリーンが狙えなくなるホールもあり、気が抜けないという感じ。 過去10年間で9回行っているが、平均スコアは88.7とどちらかと言うと苦手なコース。OB数は2.3と平均より1回多い。さらに平均パットは35.7と10年の平均より1ストローク以上、ホームコースより2ストローク以上多い。つまりティショットとグリーン上がスコアをまとめる鍵になるコースという事だ。 さて、この日は「ドライバーはリズム良く」「アイアンは捕まえにいく(フックを打つ)」という課題を持ってラウンドしたんだけど、どうだったかというと。 前半はショットがまあまあでパットも良くて出来過ぎ&1ヶ月ぶりの30台。 嘉納6番はセカンドOB。左足下がりから220y、4Wで無理に2オンを狙いにいってこすり球であぼーん。どうせOBになるのなら予想された右ではなく、きちんと捕まえて左へあぼーんのほうがまだ諦めがつくのにね。 後半は一転、全然パーオンしなくなり、アプローチも3-5mぐらいにしか寄らなくなるもそれぐらいの長さのパットが奇跡的にポコポコ入り、最終ホールまで何とか我慢。 でも最終ホールでやっぱりティショットで左引っ掛けOBをやらかしてしまい(力入れないでいいのに・‥‥)、おまけに50cmのパットを外してトホホ炸裂。30台どころか70台もお預け。ヘタだねー。いや、それが実力です。 16日のキャプテン杯に向け、何とか調子を上向きに持っていけそうな気はしてきたけど、ここぞというドライバーで力が入る癖を何とかしたいね。原因が分かったらいいんだけど。 |
2017/7/8 (1477150hit) ボールを替えてみた
先々週・先週と今回のラウンドは、ボールを替えて臨んでみた。理由は3つ。 普段はZ-StarかV1かV1X、つまりウレタンカバーのスピン系を使ってるんだけど、アプローチでいっつもショートするんだから別にスピン系じゃなくてもよくね?というのが1つ。 老舗メルマガのGolfPlanetのキャプテンS氏が「すごく飛ぶ」というインプレを載せてたのが1つ。 そして3つめは1個300円を切る(のに安く見えない)というコスパの良さ。わし、おおさかじんやよってに、ぜににかんしてはうるさおまっせ。 これらをもって、ちょっと試してみようと。そう、 ブリヂストン・スーパーストレート。のイエロー。メインのロゴはB330と全く同じ。ただし推奨ヘッドスピードが40〜42m/sらしいので、その恩恵を受けられるかどうか。 さて、そのインプレッションなんだけど、へっぽこ鈍感野郎である私が言うことなので話半分で聞いてね。 まず打感。今時のボールらしく柔らかめ。「グチャッ」と潰れるほどまではいかないが、フェースにひっつく雰囲気はちょっと感じられた。 パットでも最初は少し柔らかすぎて違和感があったけど、しばらく打ってると慣れる事ができる程度。 次に飛距離。ドライバーに関しては、私のヘッドスピード(ドライバー45m/s前後)であっても、明らかに飛ぶ。少なく見積もって5y〜10yは飛ぶと思われる(V1やZ-Starよりも)。ここ3回は前日が雨で、フェアウェイがウェットだったので、このボールの売りである「ラン」がほとんど無かったにも関わらず、である。晴れた日ならもっと飛ぶだろう。 アイアンも同様、キャリーで一番手(10-15y)は飛ぶ。特にきちんと当たったパー3でそう思ったので、これは自信を持って断言できる。一昨日のラウンドでは、ピンまで165y打ち下ろしのパー3、7番でちょうどと思ったらグリーン奥にオン。ピンを12yほどオーバーした。 さらに、グリーンに落ちてからもウレタンカバーと違ってランが出る(逆に言うと止まらない)。ショートアイアンで1〜2ピン、ミドルアイアンならそれ以上転がる(ただしグリーンの硬さによる)ので、結果的にアイアンは1番手以上飛ぶと考えたほうがいいと思う。 高さはディスタンス系の例に漏れず、よく上がる。打感が柔らかいのに球が上がるのは不思議な感じ。 次にアプローチ。これはもう間違いなくスピンが効かない。ウレタンカバーでキャリー:ランを1:1で計算したとしたら、このボールは1:2つまり倍ぐらいは転がると思われる。それを見越しての戦略が必要。 でも、バンカーから近いピンに対して打つときなど、高さが出せない場合はグリーンの奥まで転がってしまう事は覚悟しないといけない(あくまで私の腕前では、という話ね)。 で、総合評価だけど、「柔らかいグリーンの時は十分使える」と思う。何と言ってもコスパが良い。1ダース3000円切るんでっせ旦那。現行V1の半額近い値段は魅力だ。 ただし、硬いグリーンの時は不向き。っていうか私の腕では無理。柔らかいアプローチが打てる人なら大丈夫です。 あ、そうそう、スーパーストレートと言うネーミング通りまっすぐ飛んだのかという点だけど、私のように打ち方が極端に悪ければOBになります。当たり前ですな。微妙な当たりの時は・・・うーん、ちょっとマシ(曲が少ない)かなあ、的な。 えーあくまでスカタンで鈍感で下手くそな個人の感想ですのでその辺りはご理解くださいな。 |
2017/7/10 (1477309hit) ゴルフで一番大事な心構え
最近、ゴルフネットワークの「アマの志(こころざし)」という番組を見ている。 これは、毎回1つのコースに注目し、そこを代表するような上手い人(チャンピオン)に、その人よりちょっとHDCPが多いシングルプレイヤー(挑戦者)が9ホールのマッチプレーで挑むというもの。そう、ゴルフ侍のアマチュア版といった感じの番組だ。 2人ともアマチュアなので、番組自体はゴルフ侍よりも地味なんだけど、上級者が真剣に勝負しているのを見るのは参考になリ、そこそこ面白い。 で、これまでの放送ではチャンピオンはほとんどが5下、挑戦者は7-9ぐらいという組み合わせが多く、実力差がありすぎてチャンピオンが圧勝する事がほとんどだった。 しかし、今回の試合は、背が高くスイングも奇麗で筋トレをしているというチャンピオンと、「競技でも遊びでも、ゴルフは楽しいのが一番!」と言う挑戦者との闘いで、姿勢は対照的だが、HDCPはチャンピオンが1.3に対し挑戦者が3と実力伯仲。 そして、挑戦者がチャンピオンを圧倒して勝った。 1.3と3にどれくらいの差があるのか。hdcp10の人間から見たらどちらも「流石に上手い」としか思えない。でも、見る人が見たら数字以上にあるのかもしれないという気もする。 しかし、私はTVを見ていて、2人にある決定的な差を感じた。それは、挑戦者の「良い意味での闘志」と、チャンピオンの「驕(おご)り」である。 挑戦者はインタビューで「つい先日あった、(ハンデ戦である)理事長杯(?だったと思う)に勝った。だから自信を持ってぶつかっていきたい」という旨の話をしたのに対し、チャンピオンの方は「スコアでは私がたぶん勝つと思うのですが、マッチプレーはわからないですからね」というニュアンスのことを言ったのだ。 私はこの発言をチャンピオンの「驕り」だと思った。謙虚さに欠けると思った。そして、実際にその言葉は鋭いブーメランとなってチャンピオンに返ってきて、チャンピオンはほとんど良いところなく敗れた。 ゴルファーは謙虚でなくてはいけないと思う。自信を持つことは大事だが、1ミリでも自分を大きく見せようと思った瞬間に自信は自信過剰となり、自信過剰は過信に繋がり、過信はミスに直結する。しかも、恐ろしいことにその連鎖は自分が気が付かない、心の奥底で進行していくのだ。 なんて偉そうなことを書いている私自身、何度も傲慢さで痛い目にあってきた。自分は上手い、上手いはずだ、と何度も思ってその都度その呪いに潰されてしまった。だからよく分かる。ゴルフの女神は傲慢な人間には絶対に微笑まない(かと言って、ヘタレにも微笑まないんだけどね)。 ゴルフでいちばん大事な心構え。それは自分を知り、いついかなる時でも等身大のゴルフをする「謙虚さ」なんじゃないかな、と思う。 |
2017/7/12 (1477643hit) 2017年日本女子アマチュア選手権
先月、日本女子アマチュアゴルフ選手権が奈良國際GCで開催された。奈良國際はもう何度もラウンドさせてもらってる大好きなコースの1つだ。 その放映を昨日(録画で)見たんだけど、いやあ今の女子アマの試合ってスゴいことになってるのね。 奈良國際はフェアウェイこそ広いが、グリーン周りは難しく、2打目以降がきちんと打てないとバーディどころかすぐボギー・ダボになってしまう。 当日の総ヤーデージが6573yだったので、フロント(白ティ・6362y)とレギュラー(黄色ティ・6659y)を両方使ったんだと思うんだけど、女子で6573yってフツーにプロ並みだよね。 グリーンコンパクションはちょっと柔らかめ。でも、スティンプメーターは11Ft。おしっこチビる速さ。 そして、出場者の平均年齢は18歳。つまり中学生、高校生、大学生がほとんどって感じ。 そんな状況で4日間戦って、優勝スコアいくつだと思います旦那?14アンダーでっせ。4日間アンダーパーで回って、最終日に65出すんでっせ。高校生が。最終18番パー5(469y)でイーグル獲るんやで。16歳が。 (JGAのウェブページから拝借) その16歳とは兵庫県出身の安田祐香(やすだゆうか)ちゃん。まだ「ちゃん」を付けたくなるぐらい、子供っぽい。彼女は全国レベルでは目立った選手ではなかった(解説者いわく「ほぼ無名の選手」)けど、県アマでもニ連覇してるし、兵庫県インターハイも二連覇してる。つまり実力は折り紙付き。女子アマの日本ランク14位だもん。 もちろん優勝したこの子以外も上手い選手が多く、女子はニューヒロイン候補がいっぱいいて素晴らしいと思った。最近の子らしく、オシャレにも気をつけてるしビジュアルも良いしね。 藍ちゃんの引退で1つの時代が終わる感のある日本女子ゴルフ界だけど、スター候補生はまだまだ文字通り星の数ほどいるということで、めでたしめでたし。 |
朝8時の時点で28度。そして最高予想気温36度。そんな中ラウンドへ。アホですな。 朝、クーラーの効いた家から外へ一歩出るときが一番きつくて、本能が「お前、こんな日にゴルフするなんて正気の沙汰とちゃうぞ」とアラートを発する。それを無視し、気持ちを奮い立たせて車へ。車はすでに灼熱地獄の一歩手前。ああ、イヤダイヤダと思いつつコースへ向かう(イヤならやめろよ)。 皮膚が変色するぐらい日焼け止めを塗りたくり、練習グリーンへ。幸い雲が多く、凶暴な日差しがないから良いようなものの、晴れていたら3分で体が蒸発しそうだ。 さてこの日もいつものメンバーさんの組に1人いれていただいて。バックティから。3日後のキャプテン杯(フルバック)の予行演習としてティショットを4Wで打ってたんだけど、途中であんまり意味ないなと思って止めた。 練習強化月間と言いながらここ1週間練習に行けなかったので、もう最初のハーフは全然ダメ。パー無し。後半になってやっと当たりだしたけど、それでも気持ちよく芯に当たる感じではなく、拾って拾ってって感じ。 前半と後半で8打の差。前半はグリーンを狙うアイアンショットが8回中7回の大ミス、アプローチも9回中6回の中ミス。パットも全然入らずだった。 それが、後半はアイアンが7回中2回の大ミス、アプローチは4回中ミスなしだったからね。パット数も4つ違うから、前半はショットで4ストロークも落としてたってことだ。 後半頑張ったんで、「がんばりました」スタンプを。 前半と後半で何が違ってたかがわかんない。だからいつまでたっても上手くならないんだろうな。1つだけ注意したのはグリップ。コースに出ると「どうスイングするか」ばっかりに意識がいって、肝心のグリップが疎かになってるような気がしたので、後半はきちんとグリップを確認してから打った。そしたらちょっとマシだった。 しかし、未だにグリップって‥‥ |
2017/7/15 (1478133hit) スイングのテンポ
性格はせっかちなんだけど、昔(何も考えずにクラブを振り回してた頃)から、どちらかというとスイングのテンポ(速さ)はゆっくりの方だった。宮里家で言うと藍ちゃんまでいかないけど優作ぐらい。 で、その後色々思うところあって速くして、また遅くして、また速くして・・というのを繰り返すこと7回(適当)。つい最近までは第16次スイング改造(適当)でだいぶ速めにスイングしていた。その理由は、「全体に流れるようなスイング」と「クラブが上がっていく途中で下半身を切り返す」という事を実現するため。 つまりバックスイングに勢いがあったほうが、「上半身の捻転中に下半身は切り返し」というのがやりやすいと思ったから。 しかし、練習場で落ち着いて何球も打っている状態ならともかく、コースへ出るとトップが浅くなったり切り返しのリズムがばらばらになったり変に力が入ったりしてどうもうまくいかない。 そこで、第17次スイング改造(適当)に取り掛かることにした。そう、もう一度原点に戻り、バックスイングをゆっっっっっくりと上げるのだ。そしてしっかりと捻転を作り、そのトップへ到達するほんの少し前に下半身で切り返す。最初のうちは大袈裟なぐらいにした方がいいので、イメージは完全に藍ちゃんである。 このゆっくりスイングの利点は、バックストロークの時に(右側へ)スエイしない事、そして手でひょいとクラブを上げる癖が出にくいこと、そしてリキミにくいことである。 こう書くと良い事だらけのようだが、実際にコースへ出てみるとやっぱりタイミングと力の入れ具合でミスが出る時は出るんだよね。 まあ、どっちにしてもミスが出るんだったら創意工夫した上で出たほうが良いか、と思いながら明日のキャプテン杯を迎える編者であった。ホントに適当。 しかし、未だにスイングのテンポで悩むって‥‥ |
2017/7/18 (1478396hit) 2017年キャプテン杯予選(長編)
日曜日はキャプテン杯の予選だった。48名の猛者が真夏の27ホールに挑む。その末席にトホホ野郎代表として参加したのだが、予想されたとおり、っていうかいつも通り、 アイアンが壊滅的かつ画期的に最低最悪。 27ホール中、パーオンしたのは8ホールつまり三分の1以下。しかもその8ホール中でパー3が1個、パー5が4つなので、つまり、 パー4のパーオンは15ホール中3ホール。 谷越えのパー3でチョロしたり、残り100yからバンカーに入れたり。何年ゴルフしてんねんと。っていうか初心者のゴルフですな。もう、ホントに初心者用のアイアン使おうかな。 しかし。 私は、多くのゴルファーが持っていそうで持っていない、ある武器を持っているのだ。それは、 自分が超ヘタであるという自覚。 だから100yからバンカーに入れても落ち込まない。そんなのフツー。結果オーライはむしろウェルカム。なんせ、 すべてミスショットでパープレーを目指す男 である。ミスショットはむしろ友達なのだ。だから、 ボギーオン2パットボギー、ダボオン1パットボギーを基本戦略 としてラウンドするのである。パーオンはこの上ない僥倖。1パットはゴルフの女神がくれた最高のプレゼント。バーディは人知を超えた存在。そう考えると、100yから乗せられなくても全然、何とも、屁でもない(でもホントはちょっとだけ悔しい)。 普通のラウンドでそれなんだから、フルバック7021y(松竹)というレギュレーションそしてキャプテン杯という舞台ではなおのこと。ボギーベースで、数ホールに1回パーが取れればいいやと。ダボの1つや2つや3つは出るだろうと。そういう気持ちで。 ちなみに目標スコアは123。41・41・41とか、40・41・42でいいかなと。 緊張のスタートはトリッキーな梅コース(2928y)から。ティショット、狙いより10yほどプルでフェアウェイバンカー。2打目は残り100y、いいショットが打ててグリーン横のラフまで。そこから1mに付くも外してボギー。うん、まあ、十分。 2番はいつも通り4アイアンでフェアウェイを狙うもまた左でラフ。グリーンを直接狙えず、グリーン右サイドラフへ。アプローチをトップして奥のエッジ、そこからパターで1.5mに、これを沈めて得意の4オン1パットボギー。想定内、想定内。 3番は距離のある難しいパー3。4アイアンのティショットはグリーン右奥にこぼれ、アプローチは2mまで寄るもピン上。しかしこれが何とか入ってくれてパー。チョー上出来。 3ホールで2オーバー。スロースターターの私としてはまずまず。 4番パー5。ティショット◯、2打目7アイアンでレイアップもトップ、3打目90yからピン奥にオン、2パットパー。ホッとする。 5番(338y)レイアップ作戦でいつもの4アイアンを持つもまた引っ掛ける。暫定球を打つ。正球は杭まで2yでギリギリセーフ。2打目8アイアンでグリーン横ラフまで、ラフからのアプローチは3mに、入らずボギー。OB打ったと思えばバーディみたいなものだ。 6番も短い(262y)が打ち上げのパー4。4アイアンはダフったけど右ラフ残り100y。2打目はきつい打ち上げ、PWでまたグリーン右サイドのラフへ。アプローチは傾斜が強い下りの左曲がり、奇跡的に下1mに付き、パー。 7番は谷越え、バンカー越え163yのパー3。6アイアンが何を血迷ったかピン方向へ飛び、ピン横1mに付く。バーディチャンスだけど外せばとたんに流れが悪くなるという試練のパット。が、奇跡は二度起きた。バーディ。 8番はフェアウェイに鉄塔が立つややこしいホール。ここはボギーでいい。4Wのティショットはうまく打てたと思ったのにフックしてOB方向へ。やっぱり右手に無意識に力が入ってるんだろう。勇気を持って腕を脱力しないといけない。ところが木に当たってラフへ戻ってくれた超々ラッキー。これを生かさねば。 2打目はレイアップ、のつもりが飛びすぎて右サイドの左足上がりのライへ。トホホ。残り50y、ウェッジショットは盛大にダフってグリーンに届かず、その後寄らず入らずでダボ。実力を遺憾なく発揮というところか。まあハーフでトホホの1つや2つは十分に想定内だもんね(でもホントはちょっとだけ悔しい)。 最終は短いパー5(469y)、できればパーが取りたいけどまあ自然体で。ティショットはまあまあ、2打目7Wはダフって170y残る。3打目5アイアン、当たり損ないで25yぐらい残るけどまあこんなものだ。アプローチはややショート、4mのパットはカップの横を抜けてボギー。 というわけで梅コースは予定通り41。バーディで助かった。間髪入れず、松コース(3502y)へ。 1番ティショットはフェアウェイ右サイド、2打目残り150y打ち上げ、7アイアン。当たりは悪いけど無理やり力技(つまりヘッポコスイング)でグリーンの広いサイドへ。2パットパー。 2番は鬼門のホール。打ち下ろしとはいえ241yのパー3。しかも左はずっとOB、右奥もOB。ティショットはグリーン手前でいいと思いつつ7W、しかし気持ちよく引っ掛ける!ヤバイ!!と思ったら木に当たってまたセーフ。ツイてる!ベアグラウンドからのアプローチはリズムが早くなってトップするも、ピン上8mに何とか留まる。しかしファーストパットを打ちすぎて3パット、ダボ。 松の2番は欲を削ぎ落とし、ボギーがパーと思ってラウンドするべき。 3番(409yだらだら打ち上げのパー4)は松のHDCP1のホール。だからここもボギーがパー。ティショットは◯、2打目170y打ち上げで実質185y、4アイアンで花道狙い、もやや右へ飛び出して右手前ラフ。左足上がり40yのウェッジショットは酷いミスで乗らず。4打目でピン下2mに、これを気合で入れて得意の4オン1パットボギー。連続ダボを阻止する。これが大きかった。 4番、546yのパー5。ティショットフェアウェイ、2打目7Wでグリーン右横ラフ、3打目50y、ラフだけど浮いてたのでうまく打ててピン右下4mに。これが偶然入ってバーディ。3番のナイスボギーがこのバーディに繋がった。 ここまでパー・ダボ・ボギー・バーディ。4ホールで2オーバーは上出来。 5番もティショット◯、2打目絶好の位置から8アイアン、得意のダフリで残り20y花道。アプローチは30cmによるミラクルが起きて1パットパー。 しかし、アプローチがだいぶまともに打てるようになった。今はとにかく打ち急がない(バックスイングと切り返しゆっくり)、体の回転で打つ、というので何とか。 6番150yパー3。左へさえ避ければいいんだけど、その左へ。暫定球。また白杭まで1mのところでセーフ。今日はほんとにツイてる。2mに寄るも、入らずボギー。でもOBだったらトリプルだったから2打も得したぞと。 7番411y打ち下ろしパー4、ティショット○、2打目8アイアンは結果オーライでオン、2パットパー。 8番594yパー5、ティショット○、2打目4Wは当たりは良かったもののスライスして右ラフ。3打目120y、9アイアンは酷いダフリショットで花道。4打目50度のエンドランが2mに寄り、これが入ってくれた。パー。 最終はグリーンまでだらだら登りのパー4、356y。ティショットはどヒールで180yぐらいしか飛ばず。2打目170y+打ち上げ+ピン奥。4ユーティリティだったら大きいし左足上がりからだと引っ掛ける確率が高い。4アイアンだったらよっぽどきっちり当たって高さも出ないと届かない。 いや、届かなくてもいいんだけど、左足上がりから4アイアンのフルショットが成功する確率と、4Uを楽に打ってグリーンに乗る確率だったら後者のほうが2倍ぐらい高いだろう。それに、100点満点のショットを打たないと乗らないクラブ(4アイアン)を持つってどうよ?と思い、結局ユーティリティを持つ。吉と出るか凶と出るか。 後で同伴競技者の方に「いい当たりでしたね」と褒めてもらうぐらいの今日イチショットが出て、ピン方向へまっすぐ。当たりが良すぎてグリーン越えてたけどこれはもう仕方ない(想定内)。アプローチはうまく打てたけどショートして2パットボギー。 時には自分を信じて攻めることも必要。 というわけで、ダボもあったけどバーディもあって松コースは40。精神的にきつくなる1.5ラウンド目までに貯金が1つできた。 1時間の休憩・食事のあと、正念場の竹コースへ。 だいぶ疲れも出だした午後1時半、竹1番420y打ち下ろしパー4。ティショット○、2打目9アイアンは当たりは良かったものの右に15yも外れてグリーンエッジ。アプローチは3mショートするも、入ってくれてパー。 2番パー3。6アイアンはとんでもないヘッポコトップで右バンカー。砂が薄く下が硬い最悪のライから10yのバンカーショットは当然のように寄らず、奥へこぼれる。アプローチも寄せきれず、2パットでダボ。 竹の2番は左右へこぼれるとダボ。花道狙いでボギー上等で。 3番は打ち下ろして打ち上げる、左ドッグレッグのパー4(403y)。ティショットは○(この日はドライバーがほんとに良かった。藍ちゃんのゆっくりテンポが良かったと思われる)、2打目8アイアンは狙いより8yほど右へ飛ぶもオン、横下からのフックラインが偶然入ってバーディ。ツキまくってる。 4番、だらだら打ち上げのパー5(558y)、ティショット○、2打目4Wも○で残り140y。8アイアンでちょっと大きいと思ったけど左足上がりなのでそのまま。ピン奥4mにオン。2パットパー。 5番386yパー4、、ティショットやや右に飛ぶも○、カート道を転がって残り90y。50度のウェッジをコントロールして打つも80yしか飛ばず、手前のラフ。アプローチは3mショート、しかし下からまっすぐだったので何とか入ってくれて寄せワンパー(ああいい響き)。 5ホール終わってなんと1オーバー。しかしこのまま終わらないのが日本一のトホホ野郎の名を欲しいままにする私である。 次のホールはきさいちの名物ホール、打ち下ろし240yのパー3。実はこのホールの横に茶店があり、10分ほどインターバルが空いた。そんな浮ついた精神状態の中、オナーで4アイアンを持つ。が。得意の「ティアップしたアイアンショットのトップ」が出て、谷を超えずOB。アプローチも失敗してトリプルボギー。 240yをワンオンさせようなどと考えるのは100年早い。竹の6番こそ2オン狙いで。 さっきまで楽勝ムードだったのに、残り3ホールでボギーを1つしか叩けなくなった。崖っぷちである。しかも7番は直角に左ドッグレッグする難関ホール、9番は392y打ち上げという距離がたっぷりの難ホール。どちらかでパーが必要だ。 7番、曲がり際まで220y。4Wで打つ予定だったが少しでもミスショットすると2打目でグリーン近くまで運べなくなり、ボギー以上が確定する。ドライバーで打つか。しかし、去年のクラブ選手権ではここでドライバーを持ち右に2連続OBだった(そんな余計なことだけは覚えている)。 今日はドライバーの調子がいい。自分を信じてドライバーを持つ。当たりはいまいちながら、なんとか真っすぐ飛んでくれた。2打目は170y打ち上げ、5アイアン。まあ10回打ったら8回ミスするパターンだけど、グリーン周りまで打てたらパーのチャンスが出てくる。その2打目、引っ掛けるもグリーンサイドまで。 ラフからのアプローチ、56度で。何とか思い通りに打て、1.5mのパーパット。入った。値千金のパー。 8番556yパー5。ティショットは引っ掛けないよう、やや球を右へ置いて。ちょっと詰まって片手フィニッシュになるもフェアウェイへ。2打目4W、ダフりながらも残り50y地点まで。 何度もミスしてきた50y、左足下がり。とにかく手打ちにならないよう、打ち急がないよう。ちょっと強めに入ってグリーン奥に着弾。ぎりぎり止まる。 しかし試練は続く。やや登って下る、距離感の難しい7.5mのパット。同伴競技者に断り、少し時間を掛けて慎重に距離感を決める。およそ3/5の距離感でokと見た。3回素振りをして、セットしたら間髪入れず打つ。ボールはカップの真横に止まった。パー。 これで最終ホールボギーでも大丈夫だろう、ダボだけは阻止しよう。その最終ホールは池越え+登り+砲台グリーンの392y。 ティショットはボールの上っ面を叩き、ちょっとヒヤリとするも池は越えてくれた。しかし2打目は打ち上げ200yが残る。距離を出すなら4W、安全に行くなら7W。しかしここまで来て消極的になってはいけない。安全と後ろ向きは違う。というわけで4Wで。ちょっとダフりながらも、グリーンまで10yぐらいの地点へ。 アプローチは20y、いまいち突っ込めず、しかし登り2.5mが残る。カップ右にはマウンドがあるが、真っ直ぐ強めに打つと決めてパット。カップ30cm手前で左へ切れるも、30cmオーバーのいいパットができた。 結局竹コースは1バーディ・1ボギー・1ダボ・1トリプルの5オーバー41。パー3のチョロが悔やまれるけど、その後上がり3ホールを1オーバーでがんばれたのは立派(自分で言うか?)。 というわけで。 首位と5打差(ネット)、予選通過20人中10位(スコアは8位タイ)と何とか頑張れた。 でも、ハンデ戦の予選はまだ気楽といえば気楽。本番は来週の本戦だ。本戦ではこの日みたいなラッキーが続くこともないだろうし、バーディもまず出ないだろう。122では勝てないと思われる。 でも、無理に30台を狙いに行っても自滅するのは120%間違いないので、この日と同じ気持ちで望むつもりだ。自分のゴルフをして、それで負けても、単に実力が足りないというだけの話だからね。 しかし、アイアンだけはもうちょっときちんと打てるようにしておきたいな。上半身の我慢がキーだと思う。 |
2017/7/19 (1478596hit) 2017年キャプテン杯予選を終えて
今回の予選通過は9割が運だった。 OBになってもおかしくないティショットのミスが4発あって、そのどれもがギリギリセーフだった。長いバーディパットが偶然入った。ボギー計算のパー3でたまたまピン筋に球が飛び、たまたまピンに付き、それがたまたま入った。アプローチのトホホが2つしかなかった。 つまり、内容的には10打ぐらい多く叩いててもおかしくなかった。なんせパーオン率3割だからね。 「いや、オッサン、そんな事言いながら内心では自分のこと偉いと思ってるんやろ。謙遜しつつ『俺って上手いだろ』って言いたいんやろ。この傲慢野郎!」 という声が聞こえてきそうだが、私と一度でも一緒にラウンドしたことのある人なら分かるはずだ。私のアイアンショットには定評がある(酷い、という定評だけど)。私のスイングもいいね!とよく言われる(どうでも「いいね」、だけど)。アプローチもスゴいね、と褒めてもらえる(よくそんな打ち方で球に当たるな、という意味で)。 だから本心である(でも正直に書くと、「9割は運だったんだぜ」と自分に言い聞かせているという感じ)。 で、残り1割は何だったのかというと、これはもう入口と出口が良かったことに尽きるかなと。 入り口とはドライバー。ドライバーを使った17ホールのうち、イマイチだったのが3ホール、すなわち出だしのプル(バンカー)と18ホール目のヒール球(推定飛距離190y)と27ホール目の上っ面(推定飛距離190y)で、あとはすべてほぼ思い通りに打てた。 注意した点は2つ。プレショットルーチンを厳守することと、 藍ちゃんになりきって藍ちゃんのリズムで打つ やっぱり私はゆっくりとしたスイングテンポが合っていると再認識した。 そして出口つまりパッティング。三大競技にも関わらず、ホームのグリーンはだいぶ重かった(多分スティンプメーターで8ftぐらい)。といっても、きさいちはいつも重いのでいつも通りだっただけなんだけど、その重さで距離感のイメージを作っている私にとっては何の細工もせずに打てたので楽だった。 いや、それはどのメンバーでも同じでしょ?と思われるだろうけど、上級者になればなるほど対外試合などで速いグリーンに慣れているだろうし、きさいちばっかり行ってる私のほうが若干有利だったと思われる。 ミスらしいミスは2つぐらい(下りを打ちすぎた)で、ほかはほとんどストレスなく距離感を合わせることができた。42パットっていうのはワンハーフの自己ベストだと思う(いや、パーオン率それだけ低かったらフツーでしょ)。 今回、真剣にスコアをまとめるラウンドをしてみて、私の課題がはっきりした。 ・アイアンのフルショットがヘボすぎる ・50y前後のミドルレンジアプローチ ・左足上がりのライ この3つをもう少し何とかしたら、運に頼らずにネットアンダーが出せると思う。何とかしたらって言ってもそれは練習しかないんだけどね。 あ、アイアンはやさしいのに買い換えるという手はある。先日のゴルフ侍でも、あれだけ上手な古田敦也ですらスリクソンのZ565というキャビティバックアイアンを使ってるんだからね。俺なんかがルーク・ドナルドと同じアイアン使ってるのは見る人が見たら噴飯物なんだろうなあ。 |
2017/7/21 (1478879hit) 全英オープンと緊急事態発生
全英オープンが始まった。衛星放送では午後の早い時間から衛星生中継。松山は出遅れることなく、2アンダー12位タイ。いい位置につけている。優作はイーブンで50位タイ、池田は1オーバー58位タイ、谷原は残念ながら7オーバーで142位タイ。首位は世界ランク3位のスピース、22位のケプカ、15位のクーチャーが5アンダーで並ぶ。 相変わらずリンクスのゴルフは我慢比べだよね。如何にティショットでバンカーを避けるか、少ないチャンスをものにするか、寄せとパットでパーを拾うか、総合的な力と忍耐力が試される。この辺が全米オープンなどとは違うところだね。 こちらも寝不足解消のため、できるだけ体力を温存しなければいけない。 さて、明後日はキャプテン杯決勝。最善をつくすため(というより不安を減らすため)、練習へ行きまくっている編者ではある。 火曜日の昼に165球。水曜の夜に100球。木曜日はラウンドを回避し、夕方からの薄暮プレーでトリッキーな梅コースをラウンドして最終調整するつもりだったのだが、その薄暮でなんと シャ○ク頻発。 これはヤバイと思い、薄暮プレーの後練習場へ直行。何とかシャンクの原因を突き止めた(疲れからスイング中の前傾姿勢が保てず、右腰がインパクトのときにボールに近づく)までは良かったのだが、家へ帰ってしばらく風呂にも入らずクーラーの部屋で涼んでいると、いきなり hiroぎっくり腰になる(右腰)。 おいまじかよ。幸い程度はそんなに酷くはないものの、靴下が履けない、顔を洗うのに苦労する、そんな感じ。オーバーワークで腰の筋肉が悲鳴を上げたか。 あわててロキソニンをむさぼり食い、湿布を親の仇のように貼り、早めに床につく。で、今朝起きたら少し悪化。あわててロキソニンをむさぼり、湿布を気が狂ったように貼る。1時間ぐらいで痛みは半分ぐらいにやわらいた。 で、さっき恐る恐るシャドースイングをしてみると、インパクトからフォローにかけて鈍い(けど明らかにイヤな)痛みが。ピンチである。 はたして日曜までに完治するのか?あるいは棄権を余儀なくされるのか?あと2日、超サイヤ人並みの超回復が期待される。ご自愛あれ。 |
2017/7/22 (1479027hit) ぎっくり腰続報
全英オープンは2日目終了。最初の4時間ぐらいしか見てないので感想は無し。っていうか一言だけ。 もう「思い出づくり」のために出場するのはやめようぜ、君たち。(激励のつもりです、念のため) さて、ぎっくり腰である。え、お前の腰がどうなったかなんて全然興味ない、むしろザマミロ?まあそんなつれないこと言わずに。 一番ひどい状態(歩けない・動けない)を「10」、平常時を「0」としたら、木曜日夜(発症直後)は5、金曜日は7、そして今日は6という感じ。ただしロキソニン+湿布を使った状態で。 これだと明日の本戦では良くなっても5か4だろう。棄権は回避できそうだけど、おそらく普通のスイングはできないと思われる。パンチショット気味に打って終わりにする事も考えたけど、そんな器用なことがいきなり出来るはずもなく。 全ショットスリークォーター&70%ぐらいの力加減で、できるだけ腰に負担をかけない優しいスイングで打つ必要がある。でも、そっちのほうが成績良かったりしてね。 というのも実は2年前、同じように腰を痛めて(その時は8ぐらいの状態だった)、1週間安静にし、その後薄暮プレーに行った(その時の状態は3ぐらい)のだが、その時の腰をかばいながらのプレーが何故かすごく良かったんだよね。うまく脱力できたというか、無理しなかったからというか、体をあまり動かさずヘッドだけをうまく動かせたというか。 まあそんなにゴルフは甘いものではないと思うけど、一縷の望みを掛けて頑張ってきます。まあ、決勝でも攻め方を変えるつもりはないので、120でラウンドできれば上出来っつー精神で。 |
2017/7/24 (1479206hit) 2017年度キャプテン杯決勝
きさいちCCのキャプテン杯は、毎年7月第3日曜日に27ホールの予選を行い、上位20名が次の週の決勝を戦うのだが、予選のネットスコアを持ち越して決勝も27ホールのストローク戦になる。 だからHDCPが多いほうが圧倒的に有利。HDCP1の人と9の人で24もハンデがあるからね。というわけで、ヘッポコ泡沫選手である私でも一縷の望みはあったのだ。 ・・・ぎっくり腰になる前までは。 当日朝の練習場にて。恐る恐るクラブを振ってみて、一発で確信した「あこりゃダメだわ」と。体を使ったスイングが全くできない。ハーフショットですら無理。インパクトで当てて終わり、というスイングも結局腰を使うから無理。残された方法は完全手打ちで、クラブを体の前で「ひょい」と回す、気の抜けた打ち方のみ。 飛距離は落ちるが、この方法なら何とかゴルフにはなりそうだ。実際、ショットに関してはこんなふざけた打ち方でも予選のときより良かったぐらい(←はぁ?なにそれ?)だった。ショットの良いヒントになったかも。 でも、思わぬところにその影響が出た。 それはパット。痛みでフォローが出せないので、いくら気合を入れて打っても全部ショート。いや、決勝ということもあってビビってた部分もあったと思うけど。 2ホール目。6mからラインに乗ったパットが5cmショートしてパー。 3ホール目。1.5mからの登りを5cmショートしてボギー。 4ホール目。4mのバーディパットを10cmショートしてパー。 5ホール目。5mのバーディパットを10cmショートしてパー。 このあたりでようやく「腰のせいだ」と気づき(遅いって)くも、時すでに遅し。 パットがショートするときに一番怖いのは、強く打とうとしてパンチが入り、アホほどオーバーすることである。これが出だすともう距離感が崩壊し、疑心暗鬼になり、その日のパッティングはボロボロ、3パット量産になる。 だから、「下りのラインを残す」か「フォローを大きくする」のが自分なりの対処方法なんだけど、下りを残そうと思ってアイアンを打てるほど上手くない(そもそも3回に1回しかグリーンに乗らないんだから)し、フォローを大きくすると「あ痛!」となって体が無意識にブレーキを掛ける。 なんか言い訳みたいになってきたな。もう腰の話はやめよう。 そんなこんなで。 最初の9ホールはコースが短かったので何とか誤魔化せた(パット以外は)。次の9ホールも苦労しながらも善戦したと思う。ダボなかったし。 しかし、最後の9ホールでメッキが剥がれ、ズルズルとボギーを叩いてしまった。4番までで3オーバー。早くも後がない。5番は下りの微妙に切れる1mを気合で壁ドン、1パットパー。 6番はパー3最難関の打ち下ろし240y。ボギーの計算のはずがパー必須に。勝負のユーティリティはグリーン左のエッジへ。そこからパットで寄せるも痛恨のショート。1.5mは横をかすめボギー。 残り3ホールをイーブンで回らないと勝ちはない。7番、きさいち最難関のパー4。フェアウェイウッドでティショットする予定だったけどパー以上のためにはドライバーがいる。今日はやや右へ出てるドライバー。左を向いて勝負の一打。 ・・・・左に真っすぐOB。万事休す。 最終ホールでは6mの登りのパーパットを1.5mもオーバーさせて3パットダボ。最後までショートしたままはイヤだったからこれは仕方ない。 まあ、競技・フルバック(+ぎっくり腰)で今年の平均スコアを上回ったんだから、まあ善戦したほうだと思う。でも、競技ゴルフって苦しいね。気のおけない仲間と楽しくラウンドするゴルフとは全く別物だ。競技ゴルフメインで戦ってる人ってほんとにスゴいと思う。 |
今回のメジャーは「勝負の流れ」を掴むことがいかに大事かということを感じさせる試合だった。 松山は首位と5打差からのスタート。上位が伸びず、彼がゾーンに入ればひょっとしたら、と思っていた視聴者も多かったよね。私もその一人。でも結果は残念だが御存知の通り。 さあ、これから行くぜ!の一発目がOBだったんだから、それはもう気落ちするなという方が無理なわけで。最終日は練習場でも調子がイマイチだったらしいので、やはり取り返す気力が湧いてこなかったんだろうなあ。 一方、優勝したスピースはどうだったか。 意外なことに、フロントナインの成績は出だしトリプルボギーを叩いた松山(+2)より悪かった(+3)のだ。しかも、松山は3打落としてもまだ17ホール残っていたのだが、スピースが3打落とした時点ではもう14ホールしか残っていなかった。つまり、スピースの方が条件が悪かったにも関わらず、見事カムバックしてきたといえる。 まあ素人の外野だから好きなことを言えるわけで、実際にはボギー3つのジョーダンより出だしトリプルボギーの松山のほうがショックが大きかったかもしれない。でも、単純に数字だけで言うと、松山に挽回するチャンスは十分あったと言えなくもない(メンタル面のショックは置いといて)。 しかしスピースは自らの力で試合の流れを引き寄せた。しかも、ピンチを利用して。彼の勝利への執念が20分のインターバルとミラクルなボギーを生み(13番)、その後4ホールの神がかり的バーディ(+イーグル)量産を引き寄せたんだと思う。 ピンチを切り抜けることがチャンスに繋がり、チャンスを逃がすと逆にピンチが訪れる。勝負は最後まで何が起こるか分からない。諦めずに気力を保ち続けるのは大変だけど、そういう執念が技術より体力よりも大事なんだなと。 スピースを見て、競技で出だしにダブルパーを叩いたりしても絶対諦めずに頑張るようなゴルファーになりたいなと思った。まあ、一昨年のキャプテン杯予選で出だしのパー4で11叩いて結局ブービーだった俺が言うのもアレだけどね。 |
2017/7/28 (1479902hit) 第41回GB月例@愛宕原GC
毎月第4木曜日はGB月例の日。今月は愛宕原GBへ。 愛宕原GCは大阪市内から30分弱と大変アクセスが良いコース。山岳・狭い・短いとトリッキーだが、だからこそ面白く、練習になるコースである。ちなみに編者はこういうコースが大好き(Mか?)。 フェアウェイは狭いけれど、できるだけ(というか1ホールを除き)ドライバーを使ってティショットしてみた。その結果、ティショットでのOBは1つ。グリーンサイドバンカーからホームランしてOBってのもあったけど、まあ頑張ったほうだと思う。 アイアンはだいぶ調子が良かった(パーオン率66.7%)。ここ数年で一番良かったかも。パー3ではすべてパーオン。これはアイアントホホ野郎の私としてはアカデミー賞クラスの快挙である。しかも全部2パットパー。そこそこ良いところに乗った(遠くに乗らなかった)ってことだよね。奇跡じゃ。 あと、アプローチもパットもまあまあで、そんなわけで。 短いコース(6228y)のパー71だけど、やっと、今年はじめての70台が出た。長かったなあ‥‥。 |
2017/7/29 (1480085hit) 怪我の功名(あるいは世紀の大発見)
昨日の日記で私はこう書いた。 アイアンはだいぶ調子が良かった(パーオン率66.7%)。ここ数年で一番良かったかも。 また、月曜日の日記でも私はこう書いていた。 実際、ショットに関してはこんなふざけた打ち方でも予選のときより良かったぐらい(←はぁ?なにそれ?)だった。ショットの良いヒントになったかも。 そう、実はアイアンが良かった理由はこれだったのだ。上に書いた「ふざけた打ち方」が実は、私のスイングの根本的かつ致命的欠陥を正し、スーパー気持ちよく打てるための「世紀の大発見」だったのである。その打ち方とは。今一度書こう。 完全手打ちで、クラブを体の前で「ひょい」と回す、気の抜けた打ち方 桑田泉で言う「手打ちしろ!」というヤツである。業界用語で言うとS3(エススリー)。つまり俺は今まで、 手(腕)を振ってるつもりで全然振れてなかったのだ! 何てこったそういえばH田ゴルフセンターのNプロに教わったときもそう指摘されてたじゃないか。でも、実際には分かってなかった。っていうか、体を動かした上で手を振ってたので、それでは不完全だったのだ。足りなかったのだ、手の振りが。本当は、 トップから体を全然動かさないぐらいのつもりで手(腕)だけビュン!と振ってやる必要があったのだ! TV番組で水巻プロが言ってることもそうだし、昔泉ヶ丘CCで清田太一郎プロに会った時、彼が同伴競技者のアマチュアに指摘していた(のをたまたま横で聞いた)のもそれだったし、あるところで知り合った某プロゴルファーの方も同じようなこと言ってたし、もっと言えば2012年の冬にその事に気づいてもいたのだ。 なのに、いつの間にか忘れてたっていうか。いや、というより、 ぎっくり腰になって「極端な」手打ちをしてみたらそれが正しいスイングだったという事を再発見した。 と書くほうが正しい。ポイントは「極端な」という点。自分の意識では トップから「全く腰を切らず、体重移動もせず、右足ベタ足のまま、ただ単に腕を胸の正面で振る」 というイメージなのだが、実際のスイングを見ると多分「十分に」体重移動も腰も切れてるんだと思う。つまり今までアイアンが超へっぽこ野郎だったのは、 単に振り遅れてただけ だったということだ。 まさに怪我の功名。塞翁が馬。ぎっくり腰よありがとう。いよいよアイアンヘッポコ野郎からの脱却とhiroの逆襲が始まる、といいな。 |
本日の日記は、 上記の理由からお休みさせていただきます。いや、2日でクリアできんやろ。 |