もう9月である。1年の三分の二が終わった。月日の流れは年々加速してる。人生の三分の二が終わった私としては感慨もひとしお、って言うほどではないけれど。 今日は恒例の健忘録。といっても8月は暑さとドラクエ11のせいで2回ぐらいしか練習に行ってないので、ほとんど発見はなし。 トップから「全く腰を切らず、体重移動もせず、右足ベタ足のまま、ただ単に腕を胸の正面で振る」作戦はやっぱり「体が腕をリードする」という動きに伴って行われないとアホほど引っ掛ける事があるので再考の余地あり。 しかし、「ただ単に腕を胸の正面で振る」というのは、すごくいいものを掴めそうな「重要な動き・イメージ」に近い気がするんだけどね。 ドライバーはやっぱり右へ曲がる球のほうが(比較的)安心かつ安定して打てる。持ち球ってやつですな。 バックスイングで肩を回す(上半身をしっかり捻転させる)のも大事だけど、フォローで右肩が回転していく(胸が飛球線を向いていく)のも大事だなと思った。特にアプローチ。 腕を適度に脱力してヘッドだけを走らせる打ち方が一番飛ぶ。でも、脱力して打とうとするとスイング全体が緩む。だから難しい。 飛ばそうと(あるいは緩まないようにと)体の回転を上げると、腕が振り遅れて結局飛ばない。体の回転を上げつつ、振り遅れないようにヘッドをインパクトへ戻すためにはどうすればいいか。結局ヘッドの重さを効かせて振るしか無いんだろうけど、方法はまだ試行錯誤中。 以上、今回はサボってたのでこれだけ。 |
2017/9/2 (1484980hit) 一昨日、ホームコースに1人で
行ってきた。 70歳前後の、いわゆる「団塊の世代」の人たちの組に入れてもらう。何度かご一緒させてもらってて顔見知り以上、友達未満って感じの方々なのでまあ気楽なラウンドだった。 この方々、毎週木曜日にラウンドされてて、白ティから毎回90そこそこでラウンドされる。いろいろな意味で羨ましいというか素晴らしい。あやかりたいものである。 さて、1人バック(青)ティからラウンドしてきたのだが、フロントラインもバックナインも 最初の3ホールはボギーペース。 次の3ホールはほぼパーペース。 最後の3ホールはパーとボギーが半々。 という結果に。元々スロースターターだし、普段のラウンドではラウンド前に練習はしない(パットだけは転がす)のでそのせいかもしれないけど、それにしても出だし3ホールが悪すぎる。 理想的にはあまり波がなく、「3ホールで1オーバー+ハーフで1個の大ミスで+1」の40だったら十分なんだけど、出だし3ホールがボギーペースだったらどこかでバーディが必要になってくる。でもバーディは天からの授かりものなので狙うなんてとんでもない。するといつもの42とか43になっちゃう。ちょっと悔しい。 で、その出だしで叩く原因はだいたいアイアンなんだよね。それも、リカバリーが難しい(つまり寄せワンが取れない)ぐらいの酷いミスが出る。超ダフって50yぐらい残ったり、バンカーに入れたり、ニアサイドの下り傾斜からアプローチする羽目に陥ったり。 そうなると良くてボギー、もう一つミスが重なればダボになるわけで。 スコア的にはまあまあなんだけど、パーオン率27.8%(5ホール)に対して「もうすこしがんばりましょう」。 ちなみにアイアンのミスは、松コースが 1番 8アイアン 引っ掛けてピン横左ラフ 2番 4アイアン 右プッシュで手前ラフ 3番 (ライが悪かったので6アイアンでレイアップ) 5番 7アイアン 振り遅れて右のグリーンサイドバンカー 6番 9アイアン ダフって右手前バンカー 7番 7アイアン ダフって左手前バンカー ・・・いやあヘタですなあ。竹コースは 1番 9アイアン コントロールしすぎてショート 2番 7アイアン 右まっすぐでバンカー 3番 7アイアン つま先上がりのラフからどダフリ 6番 (ユーティリティでティショット) 7番 (9アイアンでレイアップ) 8番 8アイアン 残り150yのバンカーからちょっとダフって右プッシュでショート ・・・ダフり3割、右プッシュ(振り遅れ)3割、その他3割。まんべんなくヘタだ。 半分とは言わないけど、せめてあと3つ(44.4%)ぐらいは乗せたいなあ。 |
2017/9/4 (1485137hit) バンカーショットの気づき(コツ)
「バンカーショットは簡単だよ、だって適当にダフればいいだけだもん」 などとプロは言う。しかし私に言わせれば「お前らアマチュアの事ぜんっぜんわかってない」なんだよね。なぜか。我々アマチュアは、 その「適当」すらできないんだよ!! え?ボールの5〜10cm手前にヘッドを落とせばいい、だって?そんな「わずか5cm」の精度で振れるならホームランもトップも20cmしか飛ばないことも起こらないはずだ。 それ以前に、バンカーに入った瞬間に心拍数は跳ね上がり、心ここにあらず気もそぞろ、とにかく一発で出てくれと神や仏や悪魔にお願いしながら、頭が真っ白な状態で力任せにショットしてしまうのだ。そんな状態で5cmの間隔に、とか言われても。機嫌の悪い時の妻にドライバーを買う許可をもらうよりも難しいと言っても過言ではない。 おまけに、「早めにコックしろ」だの「振り抜け」だの「バウンスを使え」だの「左足体重をキープ」だの、とにかく注意する点が多すぎる。 さらにだ。あごが高かったら高い球が必要だし、グリーンの奥行きがなかったらスピンを掛けたいし、ピンまで距離があったら足のある球を打ちたいし、そのたびに打ち方を変えなきゃいけない、つまり何種類も打ち方を覚えてその都度注意する点も変えて打たないといけないじゃないか。 これのどこが「簡単」なんだよ!(へっぽこ)アマチュア(注:私のことです)なめるな!責任者出てこーい! 私自身、バンカーショットは「力任せ、運任せ」で打ってきたので、調子が良いなと思ってたら急におかしくなってダフりまくったりホームランばっかりしたりとムラがあり、当然悪いときのほうが多いんだけど、なかなか「これといった決定的コツ」がわかんなかった状態が続いていた。もちろん、上に書いたような、 ・左足体重で構えてその状態をキープ(左ひざの角度をフィニッシュまで変えない) ・フェースは思い切って開く ・ハンドダウン、ハンドレイトの構え ・打ち込む意識よりも振り抜く意識が大事 ・ハイバウンスまたはワイドソールのウェッジを使う ・3倍の距離感で打つ といった基本は押さえているつもりだったんだけど、結果が出ない時も多い、ということは見る人が見たら目を覆うような打ち方をしてるんだろうなと。 しかーし!!ある1つのきっかけ(気づき)でそのバンカーショットが劇的に良くなったんだよね。もちろん当社比なので万人に合うかどうかは分からないけど、少なくとも私にはもう効果絶大、球は高く上がるわスピンは利くわ、これはもう「決定的コツ」と言っていいんじゃないかと。 その決定的なコツについて触れる前に、一般論的なバンカーショットに対する2つの真実について述べたい(こういう大上段的な書き方をする時はえてして結論がショボく、猫騙しをかまそうとしている)。 1つめ。バンカーショットで一番良くないこと、それはスイングの途中で緩むことだと思うんだよね。インパクト付近で減速する的な。でないと、砂に負けちゃうしヘッドが砂に潜っていかない(ような気がする)。 じゃあ加速させるつもりで打てばいいじゃん、と考えてできる人は運動センスのある幸せ者であって、加速させようと恣意が入った段階でスイングが崩壊する(手打ちになる、他のことが疎かになる)のがセンスもうちわもない私であるからして、そんなに簡単な話じゃない。 つまり、ヘッポコ野郎の私は、緩まないことが大事だと分かっていてもそれを意識しながら打つのは難しい。 2つめ。バンカーショットはエクスプロージョンショットと呼ばれる。この、「爆発」というイメージが実はバンカーショットを難しくしているような気がするんだよね。どういうことか。 クラブで砂を「爆発」させて球を飛ばそうと考えた時、殆どの人のイメージは「ボールの手前にクラブヘッドを思い切り「叩きつ」けてその勢いでボールを動かそう(バンカーから出そう)と考えると思う。するとどうなるか。えてして「叩きつけ」て終わり、「爆発させた」時点が(ショットの)終点になってしまう。 そう、例えば薪割りのような、あるいは斧で木を切り倒すときのような、そんなイメージになってしまいがちなのである(え、そんなの私だけ?)。 でも、インパクトで終わりというのはバンカーショットでは特殊な打ち方(極端な左足上がり、目玉など)で、普通のバンカーショットではむしろダメな打ち方なんだよね。インパクトで終わり、という打ち方は逆に緩みやすかったりするし。 つまり、バンカーショットで「砂を爆発させて打つ(=上から叩きつけて打つ)」というイメージは間違い(という表現が言いすぎなら「誤解を招く」)なのに、それが正しいと私はずっと思っていたのだ。 以上2つの真実、「緩まないように打つ」と「爆発させるのではない」から導き出される答え、それは、 バンカーショットはボールを達磨落としするイメージで振り抜け! なのである。 はい聞こえてきました「そんなの当たり前」「どこにでも書いてる」「期待して読んでたらそれかい!」「全然新しくも画期的てもない」「そう考えてできれば苦労しない」という声が。仰るとおり。私もそうだった。でもね、上に書いたとおり分かっててもなかなかできない。 しかーし!これが簡単にできる方法を思いついちゃったんですよ。いやマジで。 本当は書きたくない(みんなバンカー名人になっちゃうかも)んだけど、ここまで長々と駄文を読んでくださった皆様に感謝の気持ちを込めて。 フィニッシュで胸がピン方向を向くまで上半身を回転させる!! もちろん下半身特に左サイド(膝と股関節)はインパクトの形を保ったまま。で、うまく振れると、勝手にクラブが立った(垂直に空を向いた)形になると思う。 でね、これに気をつけだしてから、10回ぐらいコースでバンカーショットしてるんだけどほぼ成功してるんだよね。バックスイングで飛距離の調整もできる(短いバンカーショットは緩んで出ない事が多かったけど、この打ち方だと緩みにくい)し、30y以上打ちたい時は番手を上げればいい(50度・バウンス10度のウェッジでも成功済み)。 いちばん驚いたのは、どうやってもハーフトップしか打てなかった「砂がほとんど入ってなくてその下がカチコチの土」というバンカーから、柔らかくてスピンの効いたショットが打てたこと。そのショットで、この気づきは正しいと確信した。 1つだけ予防線を。どこかに同じようなことが載ってたらすいません。でも、バンカーショットに関してネット等で色々調べたんだけど、アドレスや打ち方やインパクト、そしてフォロースルーに言及しているTipsは多いけど、フィニッシュの形について書かれているのってほとんどなかったと思うんだよね。 最後に。これはあくまで私個人の感想であり、万人に合うとは限りません。でも、どうやってもバンカーから出ない、高さも出ない、スピンも掛けられない、イメージが出せないという人はぜひお試しを。 |
今年11月、いよいよ新名神が開通する。といっても高槻から川西までだけど。ちなみに高槻は大阪北部、川西は兵庫県東部。 私の住んでいる北河内(大阪北東部・第二京阪道路沿い)からだと、兵庫県のゴルフ場へ行くためには近畿道、中国道を経由するちょっと遠回りの道しかなかったのだが、こいつが開通することでいつも渋滞する中国道の宝塚〜西宮北ICをスルーすることができ、特に帰りが大幅に楽になると思われる。第二京阪・近畿道に乗らず、いきなり高槻に向かっても良いしね。 ちなみに新しくできるIC付近にあるコースは伏尾GC、鳴尾GC、山の原GC、愛宕原GC、大宝塚GC、武庫の台GCなど。片道10分から15分ぐらいは短縮できそうである。 さらに、今年の年末には川西ICから西が神戸ジャンクションとつながるため、吉川のあたりへ行くのも帰るのも劇的に楽になる。有馬CC、花やしきGCよかわC、ライオンズCC、太平洋クラブ有馬、更にはパインレークやゴールデンバレーなどへも1時間少々で行けるようになりそうである。関東でいうと外環道が部分開通したような感じといえばいいのだろうか(よくわからないけど)。 高槻ICからさらに東へ伸び、八幡京田辺経由で第二京阪まで来てくれたらもう「どこでもドア」と言っていいぐらい便利になる(家から数分で高速に乗り、空いてるルートで最寄りICまで)んだけど、ここは人口密集地でもあり開通は平成36年つまり2024年。7年先だ。まだまだ先、と思ってはいるけどきっとあっという間なんだろうな。 それまで元気でゴルフができるよう、精進しておこう。 |
ホームコースの競技に出だすようになってから、年間60ラウンド以上プレーするようになった。またこれ以外にも日曜日は3週間に1回は薄暮プレーに行くので、これを含めればほぼ5日に1回のペースでラウンドしていることになる。 こういう境遇は、世間一般のゴルファーから見れば大変恵まれている。週1回、休みの日に欠かさずラウンドできるだけでも贅沢なのに、その上競技にも出て、薄暮も行って・・・月イチゴルファーの皆様からすればその脳天気な毎日は言語道断というかもう色々なものを通り越して「うざい」レベルだと思う。あの、なんか、すいません。 (えっと、念のため書いときますが、いちおう週5日半は仕事してます。普段の日曜祝日も半日仕事してます。自営ですが基本休めません。若いものに任せて重役出勤、午後から現場回りという名の自由時間とかいうのも原則ありません。社長の息子とかボンボンとかいうものでもありません。借金もあります。貯金はあんまりありません) まあこれだけラウンドできるのは、ひとえに理解のある妻のおかげなのだが、自分の健康や仕事で大きなトラブルがないことなども含め、色々なことに感謝しなければいけないと思っている。でも、これだけラウンドしてても前日には興奮して(嬉しくて?)なかなか寝つけないんだけどね。 しかし、人間の欲というのは恐ろしいもので、こんなに恵まれた環境にあっても、 年間100ラウンド、150ラウンド とか、 平日開催のアマチュア競技に何の問題もなく出られる とか 年2回、沖縄と北海道へゴルフ旅行 とか 名門コースの倶楽部ライフ とか 1ラウンド4000円でプレーできる地方のコース とか 学生時代ゴルフ部で20代からゴルフ三昧 とか 親が大金持ちで、働かなくてもゴルフ三昧 とかいう境遇に嫉妬というか怨嗟の気持ちを抱いてしまう。なんて人間が小さいんだ俺!っていうかなんて欲深いんだ俺!全然感謝してないじゃないか俺!日野皓正に根性叩き直してもらえ俺!みたいな感じである。 でもだからといって、「じゃあ100億円あげる。明日から働かなくていいから毎日ゴルフしていいよ」って言われ(誰に?)たら、最初は嬉しいだろうけど2週間でゴルフがイヤになるだろうね。 日々(いちおう、真面目に)働いているからこそ、休みの日のゴルフが楽しい。明日ラウンドしなくても明後日できる、明後日できなくてもその次の日できる、という環境に置かれたらもう真面目にラウンドする気もなくなっちゃうかもしれないしね(私の場合)。 人生は不満や夢がある方が面白いのかもね。 |
2017/9/8 (1485764hit) 歳をとるということ
昨日の天気予報はこんな感じだった。 前後は曇りなのに、ラウンド予定の7日、それも朝から夕方まで狙ったように雨。しかもけっこうまとまった雨が降る予報だ。 ホームコースで私一人だったらたぶん行っただろうけど、今回はいつものゴルフ仲間、I上さんとK藤くんと。一応どうするか相談して(というか、せっかくの有馬CCなのでいい気候のときにラウンドしたいですねと提案して)、キャンセルすることにした。 そして当日つまり昨日は、お昼前には土砂降りとなり、それどころか雷まで鳴り、まあ中止して正解だったのだが。 5年前だったら絶対強行してただろうなあと。 休みの日にゴルフをしないなんて考えられない!雨が降ろうが雪が降ろうが、コースがクローズにならない限りは絶対に何があってもラウンドする!天候でラウンドを中止するのは似非ゴルファーだ!!などと思っていた。 しかし、歳をとったというか余裕が出てきたというか堕落したというか空気が読めるようになったというか守りに入ったというか、まあゴルフをしない休日もありだなと思って・・・いや、正直に書こう。大雨の中ラウンドするのが億劫だと思ってしまったのだ。 「青春の門」で清貧の文筆家というイメージが強かった五木寛之が少し売れだした頃、たまたま出版社が用意してくれたハイヤーでサイン会へ現れた姿を見られて、読者に「堕落した」と言われた、というエピソードをエッセイで紹介していたことがある。 五木寛之氏の場合は「おいちょっと待ってくれ」っていう気持ちだっただろうけど、私の場合は正真正銘、自分でも「ああ堕落したな」と思う。こうやって歳をとっていくんだなという気持ちだ。 せめてイメージトレーニングでもと「New!みんなのゴルフ」を4時間ぐらいぶっ続けでプレーしたんだけど、大変いいトレーニングになった・・・なわけないか。 練習ぐらいは真面目にしておかないときっと痛い目にあうだろうなと思う、50半ばのオッサンでした。 |
女性は恐ろしい。と言っても今話題の山尾志桜里議員のことではない。 43歳、一見いい女だけどね。頭が良すぎていろんなコトをナメて掛かってたんだろうね。 いや、山尾議員のことじゃなくて。ゴルフダイジェストオンラインの、 これはドン引き! 残念オトコの「ファ〜!」な◯◯ ゴルフ女子爆弾トーク という特集記事。20代〜40代までのゴルフ女子に集まってもらい、男性ゴルファーの「ここがNG」と思った言動を聞いてみた、というもの。これを読んで「ああ、女性は恐ろしい」と思ったんだよね。 まあ女子であろうが男子であろうがアカンやろ、というものもたくさんある。 ・運転が荒い人(言語道断ですな) ・構えてからなかなか打たない人(はい気をつけます) ・今日は調子が悪いと言い訳する人(はい気をつけます) ・プレー中のダジャレを「小声で」言う。反応すべきかどうか迷う(はい気をつけます) ・茶店でトイレから出てきて「親指と人差指しか洗わない人」を見た。そんな手でカートのハンドル握らないで!(はい仰る通りでございます。これからきちんと洗います) ・シャツとパンツが同じ色の「リッキー・ファウラー風」おじさん(これは確かに恥ずかしい) ・シャツ・インしてない人(まあ格好良かったらいいと思うけどね) ・頼んでないのにレッスンしてくる男(サイテーですね) でも、これを「ファ〜!」と言われちゃうのか・‥と思ったのが、 ・ファミリーカーやコンパクトカーでお迎え(いや、あなた、迎えに来て「もらってる」身だよね) ・高速に乗る前に「コンビニに寄る?」と言ってほしい(いや、彼氏じゃあるまいし自分から言えば?) ・ティをがに股で挿す人はスマートじゃない(どうか温かい目で見てあげて) ・色あせたウェアを着ている(すごく気に入ってるんだけど、ダメ?) ・3〜4年前のウェア、昔のロゴのウェアを着ている(同上) ・乳首が透けるウェアは・‥‥(アンダーシャツ着ても乳首が分かるのだがどうしろと?削れとでも?) ・中年男性がメロンフロートを頼んでた(中年男性は甘いものが好きなんです) ・お風呂の時間は45分がベスト。適当にと言われると一番困る(言いたいことはわかりますが、男性でそのあたりを正確に把握できてる人って100人に1人ぐらいじゃないかなあ。前もってお伝えいただければ嬉しいのですが) もちろん「気遣いがまったくできない男ども」に対する不満があるのはよく分かる。いくら少数でも、そのラウンドやコンペに女子が入っているなら幹事は気遣い出来るぐらいのスキルを身につけるべきだと思う。さらに、「少しでいいから女性たちに気を遣って欲しい」と思っている事もよく分かる。 でも、それを通り越して「特別扱いしてちょうだい」「彼氏と同じぐらい察してちょうだい」「彼氏と同じぐらい身だしなみや言動に気をつけてちょうだい」「可愛い私が一緒に回ってあげてるのよ!」という意識が透けて見えるような気がしないでもないんだよね(えーあくまで一般論です)。 とはいえ、女性と一緒にラウンドする機会はゼロではないし、私もどちらかと言うと「気遣いが全くできない男ども」の代表みたいなもんだし、ひょっとしたら若いデルモのチャンネエと一緒の組になる可能性も絶対ないとはいえない(40年以上ゴルフしてて今まで一回もないけど)。 というわけで、今回の記事を参考に、私も色々と気をつけようと思った。 |
2017/9/11 (1486115hit) 不思議なピンフラッグ
なんか竹内まりやの歌みたいだけど。 昨日久しぶりに薄暮へ。木曜日大雨でラウンドできなかったし、先週の日曜日は用事があっていけなかったので10日ぶりにクラブを握った。 この日はクラブを気持ちよく振ることだけ考えて。OB1つ、3パット1つ。内容は寄せワンパー・寄せツーボギー・ティショットOBダボ・3パットボギー・寄せワンパー・寄せツーボギー・寄せツーボギー・寄せワンパー・寄せツーボギーと相変わらず(ほぼ)パーオンせずの44。まあこんなもんでしょう。 スタートが5時頃だったので8番ホールに来る頃にはすっかり日もくれ、久しぶりにナイターゴルフ(いやちょと違う)を堪能した。 本題。あるホールで、受けグリーンの奥、エッジから6mぐらいのところにピンが切ってある状況。私はピン手前左サイドからパットをする状況だったんだけど、普通は右へ切れる(いわゆるスライスライン)はずだよね。で、実際にもほんの少し右へ切れたんだけど、ピンフラッグが奥に傾いてたんだよね。 たまにあるんだけど、ピンフラッグを刺す穴がちょっと緩くなってる場合、きちんと刺さらずにピンフラッグが傾くとこがある。特に傾斜の途中に切られていたり、ホールカップが少し傾いて設置されたような場合、ピンフラッグは「きちんと刺さってないんと違う?」と思うぐらい斜めになったりする。 で、今回の場合もフラッグの穴がだいぶ緩んでた。よって受けグリーンだから当然手前に傾くはずだよね。なのに、はっきり奥へ傾いてる。ひょっとして受けてるのはカップ手前までで、カップ付近は下り傾斜になってるのか?と思って何度も見直したんだけど、やっぱりただの受けグリーンみたいなんだよね。 同伴競技者のお二人がピンすぐ奥のカラーへ外し、先に2人がピンを刺したままパットをしたのでそうやってじっくり見たり考えたりする時間があったんだけど、ピンを抜いて自分の番になってもさっきのピンフラッグの残像が残り、すごく打ちにくかった。 たぶんカップが垂直に切られていなかった(奥へ傾くように切られていた)のと、ピンフラッグを刺す穴の緩みがたまたま重なってそういう風に見えただけだと思うんだけど、なんだか不思議な感覚だった。 さて、ここまで読んで、「あれ?」と何か違和感を覚えた人は、きわめて優秀なゴルフ脳を持っておられると思われ。まあ文章だけではわかりにくくて、実際に見たら「え?マジで?」と多くの人が気づくと思うけど。 それは・・・・ 同伴競技者のお二人がピンすぐ奥のカラーへ外し、先に2人がピンを刺したままパットをした の部分。だって、ピンフラッグがはっきり分かるぐらい奥(自分の方)へ傾斜してるんだよ。そんな状況で、奥からパットしたらどうなるか。ボールがカップに沈む前にピンにぶち当たり、入るパットも入らない。 グリーン外からアプローチをしたりパットをしたりする場合、基本的にはカップを刺したままのほうが入りやすいと言われる。アマチュアの場合は特に、ピンに弾かれたりするよりは助けられる可能性のほうが高いらしい(チップインを狙うプロは別だけど)。 でも、今回のケースでは「ほぼ絶対に入らないカップ」に向かってパットをする同伴競技者を見て、反対側に傾いたピンフラッグを見たときと同じぐらい不思議な気持ちになった編者であった。 (「ふーんすごいねーさすがだねー自分は優秀なゴルフ脳持ってるって言いたいんだねー」って思われたりするんだろうな・・・・・) |
2017/9/12 (1486304hit) オワコン(超毒舌)
元々オワコンというネットスラングは「終わったコンテンツ」の略で、「終わった」というのは、一時の盛りが過ぎた、時代遅れ、もうグダグダになったという事を表わす。「コンテンツ」は中身っていう意味だけど、ウェブやアニメやゲームなど、主に電子媒体・電子機器を介して提供される作品を指す。 表向きはぎりぎり生き残ってはいるけれど、現状を冷静に判断するともうコアなファン以外誰も見向きもしないし興味もないという、つまりは「死に体」ってやつですな。 そう、今の男子ツアーのこと。ゴルフファンを完全にないがしろにし、電通と博報堂とマスコミに長い間任せてきたツケが今頃出てきて、気がつけばもう誰も興味なし。土曜日の3日目が地上波から消えたと思ったら、今度はトーナメントそのものが放送なしですか(今週のISPSハンダマッチプレー)。 せっかく復活したマッチプレーなのにね。電通様に「マッチプレーなんて数字(視聴率)取れない」って言われてすごすごと引き下がりましたかそうですか。 今さらその問題点を指摘しても仕方ないけど(死に体だからね)、これまでの上層部の無能さ(広告屋の言いなり)、クズさ(暴力団と云々で拉致、なんてこともありましたなあ)もさることながら、やっぱり最大の戦犯はプレイヤーたちだと思う。 自分たちが所属してる団体がこれだけ腐ってて、上米をはねられてて、ギャラリーも減りスポンサーも減り、絶滅の危機にひんしてるのに目の前の草をはむのに必死。明日の飯のことしか考えてない。 もちろん危機感を持って色々走り回っているプロもたくさんいると思う。倉本会長はじめ、自分の番組を持って啓蒙しているプロ、ジュニア基金を設立するプロ、えーっと、あとは・・・目立たないけどきっといるはずだ。 でも、そういう雑務や滅私奉公に精を出すプロを鼻で笑い、「自分のプレーでギャラリーを感動させたい」なんてハナクソみたいな寝言を恥ずかしげもなく喋る「トッププロ」(◯田、△山、お前らのことだよ!)が勘違いしているうちはその社会貢献は線香花火のように一瞬の煌きで終わってしまうだろう。 試しに「プロゴルファー 社会貢献」で検索してみていただきたい。トップ項目こそJGTOが出てくるけどあとは全部企業のウェブだぜ。そのJGTOですら、社会貢献のページの最初の記事が「2011年東日本大震災復興支援活動」。その後何してんの? シード選手・裏シード選手のうち、発言力・影響力がある40代のベテラン世代、人気と実力を兼ね備えた30代の中堅プロ、売り出し中の若手プロ、全世代の最低でも過半数が協力し、自分たち独自の会合を持ち(つまり広告屋や老害に邪魔されないで)、自分たちに何ができるのか、10年後のツアーをどうするのか、どういう社会貢献をすればいいのかという事を真剣に考えたらどうだ? でもなあ。小学生の頃からゴルフしかしてない、自分が勝つことしか考えてない(教わってない)、礼儀も社会常識も一般常識も知らないで育ってきて、プロになってからもタニマチにチヤホヤされて持ち上げられていい気になって、広告屋にいいように煽てられ、お山の大将でゴルフしてる彼らにはきっとわかんないんだろうなあ。 「民衆がものを考えないということは、支配者にとっては実に幸運なことだ」 (我が闘争」より) ブタが「ブタ扱いされている」ということに気づかない限り、支配者の高笑いは止まらない。 |
2017/9/13 (1486462hit) 粘り系と弾き系
人並みにゴルフクラブ(特に新製品)への興味はあるけれど、どちらかと言えば慣れ親しんだクラブを使い続けるほうが好きな編者ではある。 今使ってるドライバー(ツアーチャンプ・クアトロXG)は3年7ヶ月使ってるし、アイアンも3年8ヶ月、4W(キャロウェイXR)も3年ぐらい、7W(V-スチール)に至ってはもう12年!。 56度のウェッジは去年の5月に買い替えた(それでももう1年4ヶ月・・・)けど、50度のウェッジは4年半使い続けてる(いいのか?)。 パターは今2本を使い分けてるんだけど、オデッセイ#7・センターシャフトはまだ2年ぐらい、でもロッサ・マラネロは7年になる。ロッサのインサートの溝なんてボロボロ(笑)。 で、ごくたまに浮気をする(中古の安いGRドライバー買ってみたり、タイトリストのAP2アイアンの2007年モデルを中古で衝動買いしたりする)んだけど、やっぱりいつものに戻っちゃう。 これはまあ、高いニュークラブを買うのはアホらしいというケチな性格のせいもあるが、何よりも何十年もゴルフをしてヘタクソ野郎は何を使っても結局一緒、という事が身にしみて分かったからでもある。 そんな私だから、ドライバーのシャフトを替える、特に1本5万円も10万円もするシャフトを挿すなんてもうまったく100%ありえないことなのである。それが如何に素晴らしいシャフトであったとしても使いたいとは思わない。そもそも一生モノでもないし。クラブやシャフトって消耗品だよね? いや、他の人がいいシャフトや良いクラブを使ったり挿したりするのは別にいいと思うよ。以前高いシャフトの事や使ってる人の事を批判したら掲示板がプチ炎上したけど、今考えると私の主張は明らかに「大きなお世話」だったと反省してる。 でも私にとってはコスパが悪いという以前に、自分で「そんなことに金掛ける前にもっとやることあるやないか」「そこまでお金を掛けて、お前は何を得たいんだっていうかそれでその何かが本当に得られるのか?」と思ってしまって食指が動かないんだよね。 そもそもシャフトメーカーが毎年新しいシャフトを出している(しかも一定方向への進化や深化ではなく、「飛ぶ」とか「飛んで曲がらない」とか「叩ける」とか、イメージで打ってる感がありあり)のを見ると、節操がないというかポリシーがないというか商売上手というか、なんか必死だな、って思う。 しかし、矛盾するようだけど人並みの興味はある。最初に書いたようにね。で、ここからやっと本題だけど、最近よく聞く「粘り系シャフト」と「弾き系シャフト」って何?と思って調べてみた。 粘り系シャフト 特徴 ・元調子で手元に近いところがしなる ・よってしなり戻りが遅い ・弾道は比較的低くなる ・球が捕まりにくい(右へ飛ぶ傾向にある) どんな人にオススメか ・スイングを安定させたい ・球を左へ行かせたくない ・ゆっくり振りたい 弾き系シャフト ・先調子つまりヘッドに近い部分がしなる ・よってしなり戻りが早い ・弾道は高くなる ・球は捕まりやすい(左へ飛ぶ傾向がある) どんな人にオススメか ・球を上げたい、球を飛ばしたい ・球を捕まえたい(スライスを押さえたい) ・速いテンポで振りたい だそうである。まとめると、 フッカー、スインガー、方向性重視で低い球を打ちたいなら元調子の粘り系 スライサー、ヒッター、飛距離重視で高い球を打ちたいなら先調子の弾き系 ということになるよう・・・ん?フッカーでヒッターで方向性を重視したい人はどっちがいいって?低い球を打ちたいスライサーは?スインガーだけど飛距離重視したいというプレイヤーは? そりゃあなた、中調子でしょ!! というのはもちろん冗談。 そう、結局どこかに矛盾っていうか割り切れない部分が残るんだよね、シャフト選びって。あと、いくらカタログ上完璧に合っているシャフトを選んだとしても、最終的には振ってみて合うかどうか試さないとなんとも言えないし、合っていても気持ちよく振れるかどうかはまた別問題だし、気持ちよく振れても実際に狙い通りの球が打てるかどうかわかんない。 さらに言えば、今現在完璧に合っているシャフトを見つけたとしても、それが我々アマチュアでいつまで続くのか(スイングの変化、体調の変化、季節による変化、老化など)。半年持てばいい方では? それ以前に、そもそもスイングが日替わりである私なんて、やっぱり「ブタに真珠」だよねっつー思いが強い。 私が思うに、「粘り系」とか「弾き系」っていうのはシャフトメーカーの「チャッチコピー」の類で、物珍しい単語を作り出し、購買意欲を引き出すためのもの。極論だけど、「除菌」とか「水素水」とか「マイナスイオン」とか「アミノ酸」とか「コラーゲン」とか「血液型性格判断」とか「デトックス」とかと同じベクトル上にある、イメージだけが先行した、ほとんど実態のない言葉だと思う。 実態がないというのが失礼なら、「きちんと定義できない、あいまいな用語」と言い換えてもいい。まあシャフトそのものが胡散臭いものばっかり(未だに「硬さ」という一番基本となるスペックですら業界で統一する規格がないってどうよ?)だから、そういう言葉ってメーカーにとってはホントに便利なんだろうね。 だから、手垢がついてくれば使われなくなるだろう(まあ持って5年かな)し、その頃にはまた別のキャッチーなコピーが捏造されるんだろう。「パワーフェーズ・コントロールフェーズ」とか「ドロータイプ・フェードタイプ」とか「叩き系・振り系」とかね。センスねーな俺。 まあこれで飯食ってる人は、心の中では「胡散臭いなあ」と思っていても口には出せないし、大衆に迎合しないと商売上がったりだし。それ以前に、フジ◯ラ様やマ◯ヤ様やクラブメーカーに楯突いたらたちまち路頭に迷う。 シャフトなんて合えばラッキー、そして自分で「このシャフトは完璧に自分に合っている」と思いこむのがいいのかもしれないね。 |
2017/9/15 (1486786hit) わたしまけましたわ
昨日はK嶋さんと久しぶりにホームへ。いや、私は久しぶりじゃないんだけど。 2人でエントリーしたので、メンバーさんが2人入ってこられた。1人は79歳のOさん、もう一人は70前ぐらいと思しきHさん。で、全員が同じ青ティ(6695y)から。スコアのほうはまあまあだったんだけど、 79歳のOさんに負けました。 ハンディキャップボードで確認してみると、OさんのHDCPは5。そりゃ負けますわ。聞けば、1週間前にあったグランドシニア杯でチャンピオンになられており、コースの委員などもされていて、「きさいちのレジェンド」と呼ばれる方だそうだ。 体全体を使ったパワフルなドライバーショットはほとんど同じ弾道、同じ高さでフェアウェイを捉え、飛距離も200yを超えてくる。アイアンショットもプロかと思うぐらいピンを刺しまくり、そしてやっぱりパット。距離感が抜群で、大きく曲がるパットも最後の一転がりで入れるという芸術的パッティングを何度も見せていただいた。 79歳で6700y近いコースを8オーバーでラウンド・・・って、もしあと1打少なかったらエージシュートじゃん?!マジっすか?やっぱり超人ですな。 K嶋さんはしきりに「立派だ」「素晴らしい」と繰り返しておられた。「俺ももうちょっと頑張らなあかんな」とも。そうですよK嶋さん、75歳までゴルフできたらいいわ、なんて言わずに、エージシュート狙ってくださいね。あと10年頑張ってくだされば十分可能ですよ! え、私?寄せワンが7個(1つはパターだったから実質6個)あったのは良かったけど、相変わらずパーオン率が低すぎる(3回に1回)。パー4だけで計算すると20%しかパーオンしてないんだよね。パー3の25%も酷いけど。 松3番(392y打ち上げで実質420yぐらい)や竹7番(直角左ドッグレッグの難コース)はボギーオンでも仕方ないけど、他はせめて6割ぐらい(8ホール中5ホール)は乗せたいよね。あとパー3も2回に1回は乗せろよと。ティアップしてるんだから。 何の変哲もないアイアンショットがあっちこっち行ってるうちは、70台なんて望めないね。っていうか、せめてミスショットしてもグリーンの端に乗るぐらいの精度で打ちたいね。 |
2017/9/16 (1486944hit) ハイタッチゾーン
男子ツアーANAオープンで、新しいファンサービスの一環として「ハイタッチゾーン」が設けられたそうだ。ホールとホールのインターバルで、ファンが選手とハイタッチができる。 その様子がこちら(JGTOのfacebook)。とりあえず、見ていただきたい。 こういう取り組みや努力は素晴らしいことだと思う。一つの成果だよね。でも・・・ 個人的見解1:どうせやるのなら、義務感でするのではなく、もっと明るく楽しくやったらどうかなあ?照れてるのかもしれないけど、ファンサービスって「気持ち」じゃん。ただ「ハイタッチすればいい」ってものじゃないよね。 ギャラリーの顔も見ず、伏し目がち&無表情でハイタッチしても、イヤイヤしてるようにしか見えないんだけど。そんなんじゃ間違いなく奥さんからダメ出しされるよ、小平くん。 そもそも、JGTOが「こんなことしてます〜すごいでしょ〜ファンサービスですよ〜」と自信満々でfacebookに上げてる動画がこの無愛想さだよ。これが何を意味するかというと、JGTOはただ「ハイタッチしてる(させている)」ということで満足してて、その先の「何のためにハイタッチするのか」「選手とギャラリーとのコミュニケーションとは何か」「ギャラリーが何を求めているのか」を全然分かってないってことだよね。 ギャラリーは選手の手を触りたいんじゃない。「頑張れ!」って気持ちを伝えたいのだ。目を見て、しっかりと。 個人的見解その2:これ、セキュリティの方は大丈夫かな?ギャラリーと接触するというのは、プロにとってちょっと怖い部分もあると思うんだよね。悪意を持って手を傷つけようとするような輩がいないとも限らない。例えば贔屓のプロが優勝争いをしている時、競ってる別のプロに怪我をさせてやれ、といった阿呆にとっては絶好のチャンスにならないとも限らない。 個人的見解その3:この企画、JGTOつまり上層部が決めてプロに要請してるんだろうか・それとも、プロたちが自発的に「こういうことをしたらどうでしょう」と言って実現したんだろうか。まあたぶん前者だろうね。つまりは「自発的にではなく、上から言われて(仕方なく?)やってる」ファンサービス。 だとしたら、反対したり反抗したりする選手もいそうな気がするけど、そんなプロはギャラリーの手を無視して行っちゃうのかもしれないよね。あるいは、小平くんよりもっと無愛想に、もっとやる気なく手を出したりとか。 まあ仮の話だけど、だとしたらファンサービスどころか逆効果になりそうな気がしないでもない。 まあこういう取り組みは始まったばかりだから、あんまり意地悪なこと言うのも良くない(すんませんなあ根性ババ色で)。試行錯誤しつつ、いい方向へ向かえばいいと思う。 不平不満が出て(選手からも、ギャラリーからも)、すぐ廃止ってことにならければいいね。 |
父親は「怪物」と呼ばれ、一世を風靡したプロゴルファー。母親もプロゴルファー。その遺伝子を受け継ぎ、同じ世界で頭角を現す。女子プロの中でも飛ばし屋。 そりゃあ期待されるよねえ。いつ優勝してもおかしくないとか、ゴルフ界のサラブレッドとか、大器とか。そのプレッシャーは我々凡人には計り知れないものがあったと思う。 そんな彼女が、プロ3年目にして勝った。底力を感じさせる、最終日64(8バーディノーボギー)での逆転劇。今までは良いところまで行っても最後の9ホールで競い負け、というか自滅するようなイメージだったから、最後までハラハラしながら見れた(笑)。 おめでとうございます。これからどんどん勝って、勝みなみ、鈴木愛、渡邉彩香などとともに日本を代表する女子プロゴルファーとして活躍してください! でも、彼女を見てて思うけど、「飛ばし」っていうのはやっぱり努力よりも遺伝子の力の方が強いのかなあと。よく言われるように「ドライバーの飛距離は生まれつき決まっている」と言うのは正しいのかもしれないなあと。 だとしたら、自分の力(飛距離)を120%に伸ばすことよりも、安定して100%に近づく努力をする方がいのかなあと思ったり。でも、そう考えると、えてしてコースでは90%で満足しちゃう事になりがちなんだよね。すると2年目には81%、3年目には73%・・・とどんどん飛距離が落ちそうで怖いし。 基本は100%、ケースバイケースで80%と打ち分けられれば良いんだけど、そこまで器用じゃないしなあ。まあ、いずれにせよ練習せんとあかんなあといつもの結論に落ち着くのであった。 蛇足。LPGAの彼女の写真。 もう少しいい写真を使ってあげてください。証明写真じゃないんだから。 |
2017/9/20 (1487225hit) 飛ぶと有利なのか
今日の日記は当たり前のことを書いてるだけですが、当たり前のことでも文章化することで何か新しい知見が得られないかどうかという試み・・・というのは言い訳です。 ドライバーの飛距離はやはり持って生まれたモノであるということが川岸史香プロによって間接的に証明された(ホントか?)わけだが、飛ぶことはやっぱり有利なのか? 一般論的には間違いなく有利だ。ちょっと考えただけで飛ぶメリットはいくつも列挙する事ができる。 ・2打目の番手が小さくなる ・越えないハザードを越せる可能性が出てくる ・パー5で2オンできる可能性が高くなる ・(狭いホールなどで)曲がりにくいFWやユーティリティでティショットできる ・2打目を人より後に打てるので風などのジャッジがしやすくなる ・優越感に浸れる(笑) ではデメリットの方はどうか。 ・曲がると大怪我しやすい ・パー5などで(なまじ届くので)無理をして大叩きする可能性がある ・2打目を後から打つプレッシャー ・飛ばす人という目で見られるプレッシャー つまりメリットはスコアの減少に直接影響する事柄が多く、デメリットはメンタルに関連するものが多い。 次は逆を考えてみよう。飛ばない人のメリットとデメリット。 メリット ・ハザードに入りにくい(届かない) ・曲がっても怪我しにくい ・飛ばそうと力むことが少ない ・ティショットに使う(メンタル)エネルギーを2打目以降に温存できる デメリット ・2打目の番手が大きくなる ・長いホールでパーオンが難しくなる ・よって、ショートゲームの重要性が増す 面白いことに、メリットはメンタル面、デメリットはスコアに関するものということになり、飛ばす人と正反対の結果となる。まあ当たり前と言えば当たり前なんだけど。 さて、以上の事から導き出される結論として、飛ばし屋はメンタルが強くないと宝の持ち腐れ。メンタルが弱い人は逆に飛ばさないほうがスコア的には有利になるかも?ということが言えるのではないかと。 プロなんかもそうだよね。飛ばし屋で名を馳せた人はふてぶてしいぐらいのメンタルの持ち主が多い(ジャンボ軍団・池田勇太・藤本佳則・松山英樹)ような気がするし、飛ばし屋なのにあまり活躍できなかったプロはメンタル弱いのかも。 「いやプロはメンタル弱かったら飛ばし屋でもそうでなくてもダメでしょ?」という意見もあると思うけど、メンタルの問題で活躍できないっていうのはプロもアマも同じだと思うんだけどなあ。 いや、遠い世界のプロの話はどうでもいい。我々アマチュア(それも、トップアマではなく月例競技や仲間内のコンペを楽しむレベルのアマチュア)にとって、飛ぶのがどれぐらい有利かという話である。 アマチュアでももちろん、いやアマチュアだからこそメンタルの問題は重要なわけで。例えば「パー5の2オンを狙う」場合でも、いくらユーティリティやフェアウェイウッドが上手くても、あるいは練習しても、本番で距離と方向がきちんと合わなければ意味がない。それは技術・メンタルの両方が関わってくるよね。 あと、よくある話だけど、ティショットが今日イチの当たりでフェアウェイセンター。残りはウェッジ。でも、自分より飛ばない同伴競技者がはるか後ろからユーティリティやミドルアイアンできれいにオンさせた。そうなると最後に打つ人間はどう思うか。 「ウェッジなんだからナイスショットして当たり前、みんなよりピンに寄せて当たり前」なんて無意識に思っちゃうんだよね(え、俺だけ?)。で、思い切りダフったりする(え、俺だけ?)。ちなみに編者はこの現象を「ティショット一番飛ばしたらボギーになるの法則」と呼んでいる。 まだある。ユーティリティでグリーンサイドバンカーに入る時、多くは転がって入るかあるいは鈍角でバンカーに着弾するため目玉になりにくい。でも、ショートアイアンやウェッジでバンカーに入れると目玉になりやすい。 というわけで、結論が出たようだ。ヘッポコアマチュア(私のことね)は ドライバーが飛ばないほうがメンタル的に楽でスコアメイクもしやすい(かも)。 異論は認める。っていうか、この結論のどこが当たり前なんだろう? |
2017/9/22 (1487737hit) また1人でホームコースへ
よっぽど友だちが少ないんだろうなと思われそうだけど、ち、違うんだからね。みんなが忙しいだけなんだからね!(っていうか俺がヒマなのか)。昨日も1人でホームコースへ。 最初はビジター3人の組に入れてもらう予定だったんだけど、いつものK瀬さん、O嶋さんの組に1人空きができたということでそちらへ。私より一回り前後(11歳〜15歳)上の方々だけど、飄々と、ボギーペース前後でラウンドされるすごい人達である。 残念ながら昨日はサブグリーン(バックから6384y)で月例の練習にはならなかったんだけど。 スカタンもあったけど、アウト・インとも30台は出木杉君だね。 ドライバーはなかなか芯に当たらずヘッポコ球ばっかりだったけど、OB杭を越えることもなく。 フェアウェイウッドも中ミスはあったけど大ミスはなかったし。 アイアンはパー3になるとダメ(なんで?)だったけどまあ想定内のミスばっかりで、コントロールショットの成功率も上がってきたし。 ちなみにコントロールショットは、 ・コンパクトに構える(短く持つ・アドレス狭め)が体はフルターン(特に肩) ・絶対に緩まない。緩むぐらいだったら体に力入れ過ぎぐらいのほうが良い ・フォローで左手を伸ばす ・低めのフィニッシュで頭を「絶対!」残す という感じで。ウェッジのコントロールショット(30y〜65y)も然り。 アプローチはまた悪い病気(イップス系)が出て、きちんとフォローが出せない事が3回ぐらいあった。2番と3番のダボはそれが原因。これから芝が薄くなってくると本格的に再発しないか心配。また家練を再開しないといけない。 パットは5m〜8mのミドルパットが4つぐらい入った。まあ全部たまたまなんだけど。サブグリーンは小さいので「乗ったら全部バーディチャンス」だし。 今回、練習ラウンドということもあって「カップを見ながら打つパット」をまた試してみた。それも良かったかもしれない。でも、練習ではそこそこ上手く打ててもいざ実際にやってみると恐怖心からなかなかきちんと打てないんだよなあ。特に競技でこれをやるのは勇気がいる。もうちょっと練習が必要。 ラウンド後。K嶋さんに誘っていただき、久しぶりに都会へ。 の近くの、ミシュランにも載った串揚げ料理店へ。写っているのはK嶋さん。(注:画像は加工しています) 限りなく会席料理に近い串揚げを堪能しました。人生で食べた串揚げの中で一番美味しかった。K嶋さんありがとうございました!! |
おおむね25y〜90yぐらいのコントロールショットについて。みんなはどういうふうに距離を打ち分けてるんだろう?というのが今日の内容。 50度・54度・58度・62度など、複数のウェッジを使って2種類ぐらいの打ち方で対処している人もいるかもしれないが、たぶん多くの人が1〜2本のウェッジを使い、振り幅で距離を合わせてると思う。 私の場合も、原則としてウェッジは2本、打ち方は3種類。 打ち方 30yまでのショートレンジアプローチ。一般的なショットとは違い、ヘッドを低く上げて低い位置でフィニッシュする特殊な打ち方で。チップショット。 30y以上、60yぐらいまでのミドルレンジアプローチは普通のショットの縮小版。いわゆるハーフショット・クォーターショット。 70y以上:原則フルショット。あるいは少しだけ短く持ってフルショット。 距離感 腕の位置と時計の文字盤で考えて、 30y・・・56度のウェッジで7時から5時のチップショット 40y・・・56度のウェッジで8時から4時のハーフショット 50y・・・56度のウェッジで9時から3時のハーフショット 60y・・・56度のウェッジで10時から2時のスリークォーターショット 70y・・・56度のウェッジでフルショット 85y・・・50度のウェッジでスリークォーターショット 100y・・・50度のウェッジでフルショット という感じ。もちろんあくまで理論上、だけどね。 で、ここからが本題なんだけど、一番重要かつ難しいのは上の赤字の部分、つまりハーフショットからクォーターショット。一番練習するのもこのレンジだし、一番ミスしたくないのもこのあたりの距離だよね。 今までは書いたとおり、10y刻みで打ち分けてるつもり(あくまで「つもり」ね。ほとんどの場合はミスしてるぜ)だけど、ここ何回かのラウンドで、もう少しキチンと距離を測って打ってみた。 まあキチンとと言っても10y刻みが5y刻みになるぐらいだけど、不思議なことに、「50yちょっと」と思って打つよりも「55y打つ」と決めて打ったほうが何となく結果がいいような気がするんだよね。 もちろん、日本で一番アプローチがヘタな私が言うことだから、結果が良いと言っても「きちんと打てる」「何となく近くに行く」「方向性もちょっといい」ぐらいの低レベルなんだけど、それは何故なんだろうと。 たぶん、「◯◯yぐらい」で打つよりも、「◯◯y」と決めて打つほうが迷いもなくよって緩みもなく打てるからなんじゃないかなと。あと、迷いがないという事は即ち結果を気にしてヘッドアップするようなことも少ないのかも。 というわけで、100y以内をきちんと測って打つ。そのために、 これが欲しい。でもドライバー1本分の値段だからなー。 |
2017/9/25 (1488081hit) 今日は練習行く
ホームの月例競技。久しぶりの「梅松」コース。 きさいちCCには松・竹・梅の3コース(27ホール)があり、最近はずっと松と竹ばっかりラウンドしていたので、梅を復習しておこうと前日に薄暮へ。そのラウンドはそこそこよかったので安心してたんだけど、練習不足(いや実力不足だろ)の感は否めず、やっぱりと言うか当たり前というか。 フロントナイン。4番ホールまでは何とか誤魔化しながら回れたものの、5番パー4。2打目のウェッジショットが緩んでで10yショート。マウンド越え、登って下ってスライスしてフックする複雑なラインに付いてしまい、ファーストパットは大オーバ、返し入らず、お先がカップに蹴られて4パット。 一度こういう事をしてしまうとそのメンタルダメージはなかなか癒えない(いや単にヘタなだけだって)。次のホールこそパーだったものの、谷越え7番ではお得意の「ティアップしたパー3でミスショット」が出て谷を超えずOB。8番は左足下がりからの2打目が狙いより右へ出て(いや右へ行くだろ普通)バンカーイン、簡単にボギー。 というわけで前半は44。もう貯金が1つになってしまった。 後半。アイアンが全然ちっとも上手く当たらず(いつものことじゃん)、パーオンは1番だけ。あとの8ホールはずーっとボギーオン、そのうち3個は寄せワン取れたけど5つボギー。ネット76ではねえ。 この日は最初から最後までパットがちゃんと打てなかった。特に3〜5mぐらいが入るどころか寄る気もしない。というのも、いつもはスティンプメーター6ぐらいのグリーンが競技シーズンを前にだいぶ速くなってて、9弱ぐらい?出てたんだよね。聞けばグリーンキーパーが変わったとのこと。 ヘタレなので下りは怖くて打てない、登りは打ってるつもりでも届かない。これでグリーンをもう少し硬くされたらもっと速くなるだろうし、何とか来週までに調整しとかないといけない。 いや、そんな事よりもっと真面目に練習行きなさい。今日行ってきます。 |
2017/9/26 (1488272hit) ラウンドは上モノ
建物を新たに建てる時、最初に土台をきちんと構築し、そこから地上の建物部分(上モノ)を作る。 でも、上モノをどんどん増改築、例えば木造平屋から3階建にしたりする場合、最初の基礎では強度が足りなくなってくる。その場合、土台を強固にしたり、場合によっては一度上モノを解体して作り直さないといけなくなる。 つまり、増改築をして建物を大きくするならば、上モノにあった土台というものをいつも考えて手直しをしないといけないということだ。 何がいいたいかというと、ゴルフのスイングが建物だとすれば、ラウンドは上モノ、練習は土台に当たると考えることができるんじゃないかなーと。ラウンドの回数が増えれば増えるほど、土台も大きく強固にする必要があるのでは?と思ったんだよね。 逆の言い方をすれば、貧弱な土台(練習)ではそれなりの上モノ(ラウンド)しかできないということだ。 ある賞金王が言ってたと思うんだけど、プロでさえ、シーズン中にラウンドばっかりしてるとスイングが悪くなってくるらしい。疲れや故障があっても結果を出さないといけないので、小手先でごまかすようなスイングになっちゃうんだろうね。 いわんやトホホ野郎の私をや。だから、練習は絶対にしないとダメだな(当たり前です)、というのが昨日の練習でわかった。ちなみに昨日わかったこと。 クラブは「振る」のではなく体(体幹)の動きによって「振られる」もの、低く長いフォローは「出す」ものではなく「勝手に出る」もの 切り返しで、体はダウンスイングに入るのにクラブはトップ位置に置き去りにされる。その瞬間、ヘッドの重さを感じてクラブがゆっくり(体とは時間差で)降りてくる。この感覚は正しいスイングには必須。打ち急いだり腕で打っていたらその感覚は分からない。 えー、もっと練習します。 |
2017/9/27 (1488425hit) アイアンのミステリー
というわけで、私のアイアンの下手さについてはもはや国連安保理で議論されたりNASAが注目するぐらい周知の事実となっているが、実はちょっと不思議な事がある。 コースで打つアイアンショットは、99.8%の割合でトゥヒットする。「餓鬼」という音と最悪の感触とヘロヘロと飛んで行く球と1番手ショートという結果を、いつも自己嫌悪と自暴自棄の気持ちで眺めているわけだが、特にラフやつま先上がりのライ、そしてティショットでその傾向が強い。 ところがだ。練習場ではこのトゥヒットがめったに出ない。出るとしたらミドルアイアンをティアップして打つときぐらいで、マットの上からは逆にシャンクが出ることが多い。 コース(のラフやティショット)でトゥヒットするのは、いろいろな理由があると思う。でもそれだったら練習場で再現されてもいいと思うんだけど、逆にシャンクって。何でなんだ?というミステリー。 いつまでも国連やNASAに面倒をかける訳にはいかないので、じっちゃんの名に掛けて謎解きをしてみよう。 まずコースでトゥヒットする理由。これは以前も書いたけど、 ・前傾姿勢が保てていない(腰が伸び、上半身が起き上がり、グリップが浮き、ヘッドがボールから遠ざかる) ・手打ちになっている(右手に力が入り、手首が伸び、腕とクラブの角度が保てなくなり、肩が釣り上がり、ヘッドがボールから遠ざかる) ・ヘッドアップ(上半身が起き上がり、以下略) ・体の回転が不十分(グリップが先行しすぎ、ヘッドがボールから遠ざかる) などが原因と思われる。 では、練習場でシャンクが出るのは何故か。 ・・・わからん。じっちゃん、ごめん。 こういうことがわからないと、きっと先へは進めないんだろうな。練習するだけでなく、またプロに診てもらおうかな。 |
2017/9/29 (1488425hit) 奈良カントリー・レギュラーティ
雨の中、仲間内の競技(GB月例)で奈良カントリーへ。 小雨のち雨のち小雨のち雨・・・という感じで、結局最後の数ホール以外ずっと雨。くわえて、レギュラー(青)ティから回ったので総ヤーデージは6846y(パー73だけど)。 ランが出ない、上田治なので2打目はほとんど打ち上げ。するとどうなるか。ティショットがそこそこの当たりでも2打目は200y前後打たないといけなくなるんですねー。そんなもん、パーオンするかよっていう話で。 例えば上の写真、最終ホール(408yパー4)なんだけどこの日一番の当たりだったのに2打目は155y打ち上げで持ったのが5アイアン。おまけにピンは(雨なので)奥ばっかり、しかもマウンドの上ばっかり。そんなもん乗るか!アプローチも寄るか!パットも入るか!ということで3オン2パットボギーばっかり。 おまけにラフはけっこう伸びてて雨で重たいし。そんなこんなで、出だしのパー5でいきなりOB打つわ、名物の谷を迂回していく右ドッグレッグの16番ではダブルパー。 16番(奈良CCのウェブより)。ティショットで勇気を持って谷に近い右サイドに打てたら2オンも可能なんだろうけどね。左へ逃げたら絶対刻みだよね。左サイドから2打目を強引に狙ってあぼーんしたのは私です。 もうすこしがんばりましょう、以外の言葉が思い浮かばない。3パットも2個あるし(両方パー5だし)。 |
NHKで中継してたのでご存じの方も多いと思うんだけど。昨日の日本女子オープンで恐ろしいものを見てしまった。 それは2日目の7番ホール。そこまでこの日2バーディ、通算6アンダーでいい位置にいた葭葉ルミ。ちなみに編者は彼女が大好きである(理由は伏せる)。 ティショットを左のバンカーに入れ、2打目はレイアップ。しかし奥のピンに向かって打った3打目が大きすぎ、ピン奥のバンカーに。 ピンはバンカーを越えてすぐのマウンドの上。4打目はハーフシャンクして出ず。5打目はショートして出ず。6打目もハーフトップで出ず。7打目で出すも、ボールはグリーンの反対側(花道)まで転がり落ちる。8打目で寄せるも、パット入らず10打でフィニッシュ。 注釈。いつも言ってることだけど、彼女をバカにしようとか叱咤しようなどという意図は微塵もない。彼女のようなトッププロでさえ、まるで突然エアポケットに入ってしまったかのように調子がおかしくなるというゴルフの怖さについて考え、他山の石としたいと思っているだけである。 さて、もう一度彼女のプレーを振り返り、考察してみたい。 ティショットがあごの高いバンカー。これは仕方ない。2打目をレイアップ。これも問題ない。 3打目のグリーンオーバー。これが全てだったと思う。彼女がどんな気持ちで打ったかわからないけれど、ここのグリーンはとんでもない起伏があり載った場所によっては3パットの確率が高くなる。恐らくだけど、できるだけ近くに寄せてダボは避けたい、あわよくばパーを拾いたい、そう考えたのだと思う。 それはプロとしては当然だし、選択肢としては間違っていないと思う。ただ、「オーバーしてバンカーに入ったらダボ、トリプルもありうる」というリスク管理ができていなかった可能性は高いんじゃないかなと。 それと、彼女は2日間通じてここまでノーボギー。「このままノーボギーで行きたい、流れを悪くしたくない」という気持ちもあったのではないかと思うんだよね(私の勝手な想像だけど)。だから、ポジティブになりすぎて奥のピンに突っ込んじゃったのかもしれないなあと。 これは私もよくやるんだけど、たまたま(100ラウンドに1回ぐらい)パーが何ホールか続いたり、パープレー前後で回ってたり(10000ラウンドに1回ぐらい)すると「ボギーを叩きたくないという邪(よこしま)な気持ち」が出ちゃうんだよね。で、ショットよりもスコア(結果)に気がいって崩れる。 でも、「そこまでパープレー」とか「そこまでノーボギー」というのは次の一打にはまったく、何の関係もないんだよね。淡々と、ニュートラルにショットに集中することが大事であって。 だから、今回の彼女の場合(もし3打目でピンを狙ったとしたら、だけど)バンカーの大叩きが+6の原因ではなく、すべての元凶は3打目のミスショットだと思う。まだ2日目だし。 でもね、机の上でいくらこういう屁理屈並べても、実際のラウンドでは同じようなことしちゃったリ考えたりしちゃうんだよねー。「もうボギー叩けない」とか「ここでパーなら30台」とか「めったに出ないパープレー目前だから」とか。 そこでダボでもいい、いや全力でダボを取りに行く(私の場合ね)。するとダボでも次のホールまでにリセットできるような気がする。こういうことができるのが「強いゴルファー」なんだろうなあ。 |