2017/10/2 (1489075hit) 10月の健忘録
1年の4分の3が過ぎた。つい先日まで暑い暑いと言ってたのに、もう秋本番である。ちなみに人生のほうも秋本番である。 さて、昨日はクラブ選手権の予選。いやあやっちまいました。詳細は明日。というわけで今日は恒例の健忘録を。今回は新ネタもたくさん。練習へ詰めて行ってたしね。 まず一番大きな気づき。 スタンス幅を狭くする(アイアンは肩幅、ドライバーはそれより少し広いぐらい、アプローチはもっと狭く)とボールにきちんと当たる 私はゴルフを始めたときからずっとスタンスが広めだったんだけど、ある上級者の人に「狭くしたほうが絶対いい!」と言われて試してみたら実際にすごく良かったんだよね。スタンスを狭くしたほうが逆に打った後にふらつくことも少なくなったし、フィニッシュまで振り切れるようになった。 ふらつくから広くしてたっていう意識もあったんだけど、狭くしたほうがふらつかないのはとっても意外っていうか不思議。恐らくスエイや過度の体重移動が抑えられるためだろう。 2つめ。 切り返しの下半身始動は「ごく小さな動き(きっかけ)」で十分 「えいや!」とばかり腰を切ると腕が間に合わなくてシャンクやプッシュスライスやトップが頻発する。それを嫌うと、ヘッドが返ってチーピンが出る。 3つめ。 トップからの切り返しが早い(間がない)とチーピンが出る 切り返しはゆっくり、ヘッドの重さを感じながら。 4つめ。 スイングに力はいらない 例えると、人に打撃を与える「実戦の空手」ではなく「空手の演舞」をするつもりでスイングしよう。 この4つめ、なにげにすごくいい例えだと思う(自分で言うなよ)。 |
2017/10/3 (1489251hit) クラブ選手権予選(1)
というわけでクラブ選手権である。去年は2回めの出場にしてトップ8に残るという快挙(トホホ野郎の私がである。これを快挙と呼ばずして何と呼ぶ)を成し遂げたわけだが、今年も奇跡は起きたのか。 今回は猛者30名+トホホ野郎1名の31名(8組)の中から、8名が予選通過する。つまり理論上は1組4人の中でトップの成績を出さないといけないということだ。ところが、うちの組にはクラブ選手権優勝経験者、キャプテン杯優勝経験者、そしてきさいちの委員の方がいる。 当然みんな私よりもずっとHDCPは少ない。いかに私の挑戦が無謀か分かっていただけるだろう。とまあ能書きはともかく、今回は苦手な竹コーススタートである。 朝の元気なうちに苦手な竹でそこそこの数字が出れば、ワンチャンあると思いつつ、今回も去年のカットライン122を目指して。 1番パー4、ティショットは右ラフ、2打目でグリーン右手前、ライが良かったのでアプローチはストレスなく打てて80cmに。朝イチの微妙な距離のパット。とっても大事だ。慎重に沈めてパー。 2番は左右へ外すとダボ確定のパー3。作戦通り花道までしか飛ばない7アイアンでティショット。思い通り花道へ(ニヤリ)。しかしアプローチが上についてしまい、2パットボギー。出だし3ホールで2オーバーの計算だから想定内。 3番、ティショットは左OBを怖がって右ラフへ。行ってみると、排水口のすぐ横、柔らかくなったラフ(地面ではない)にすっぽりとはまり込んでいる形に。しかも左足下がり。叩き出すのが精一杯、3打目は6アイアン、わずかに左手前にショート。アプローチはピン横3mに付くも、カップ5つぐらい切れるラインは一筋外れてダボ。ダボはあかーん! ダボで気落ちしたのか、次のパー5ではドライバーが渾身の左引っ掛けOB。明らかに切り返しのタイミングが早かった。アプローチもミスってトリプルボギー。トリプルはもっとあかーん!!! 4ホール終わって6オーバー。早くも後がなくなる。苦手とはいえ43ぐらいに抑えておかないと取り返しがつかなくなる。 5番パー4、2打目7アイアンは酷いハーフトップながらアプローチが1mに付いてパーを拾う。 6番、240y超打ち下ろしのパー3。最近やっとまっすぐ打てるようになった(つもりだった)ユーティリティ4番でいつもの引っ掛け!ヤバイ!でもギリギリセーフ。ところがベアグラウンドの左足下がりから砲台グリーン、カップは近い、さらに木の後ろという難易度のチョー高いアプローチが残る。 仕方なく9番で打てる方向へワンクッション、もわずかに距離が届かずエッジ外のラフにボールがよりかかる状態に。3打目、50度で払い打つも3mショート。そしてというかやっぱりというか、これを外してしまうんだよなあ。2つ目のダボ。あかーん!!! まだ21ホールも残っているのに7オーバー。赤信号点滅状態。このままズルズル行くのか? ちなみにこの時、クラチャンU氏は5オーバー、キャプテン杯優勝M氏は7オーバー、委員のN氏も5オーバー。そう、みんな苦しいのだ。苦しいのは一緒だ。 7番、そう何度も書いている苦手な左ドッグレッグのパー4。ボギーなら上出来だが、ここまでの流れからしてできればパーを拾いたい・・・いやダメだダメだ。とにかく1打1打慎重に。 ティショットは予定通り4Wで打ったんだけど、これ以上ないというヒール球で190y、ドッグレッグの先まで届かず。2打目、グリーン方向へ打つためにはフックが必要。さっき(インテンショナルでない)フックを打ったユーティリティで、今度はインテンショナルフック。 こういう時は逆にかからなかったりするんだけど、幸いドフックが出てグリーン手前のラフまで。アプローチは3mぐらいに、しかし入らずボギー。ポジティブに攻めたボギーだから仕方ない。 8番パー5。ティショット2打目とまずまずで、60yの3打目は下3mに付く。も、入らずパー。 9番、だらだら打ち上げの392yパー4。実質410yぐらいか。ティショットはやっときちんと当たって残り180y。打ち上げ分を見越して200yの7Wを短く持って打つ。これが会心の当たりでピンにまっすぐ飛ぶも、会心すぎで大オーバーして奥のバンカーへ。今日はじめてのバンカーショットは砂を取りすぎて6mショート。しかし、これがなんの偶然かポコンと入ってパーを拾う。 というわけでフロントナインは45。予定より4打ビハインド。ダボ2つにトリプル1つだもんなあ。でもまだ終わったわけではない。それに、ショットは少しづつ良くなってきている。攻め方もメリハリが出てきた。得意の梅で挽回できればまだチャンスはあるぜ(首の皮一枚だけど)!と思いつつ続く。 |
2017/10/4 (1489412hit) クラブ選手権予選(2)
クラブ選手権、10ホール目は得意の梅コース。 1番、ティショットはやや引っ掛けて左フェアウェイバンカー(バックからだと余裕で超えるんだけどさすがフルバック、きっちり入るね)。2打目はハーフトップで花道、80cmぐらいに寄ってくれてパー。 2番パー4、ユーティリティのティショットまずまず。2打目残り110y打ち下ろし、ウェッジショットがピン横3mに付く。これが入ってくれてバーディ。ここからパットのイメージが出てくる(やっと!)。 3番谷越えパー3、4アイアンの距離なんだけど今日一回も打ってないのでユーティリティを短く持って打つ。思い切り(30yぐらい)右へ。サブグリーンを横切るアプローチ、8番で転がして狙うもショート。3打目ウェッジのアプローチもショート。痛恨の2パットダボ。何やってんだか。 4番パー5、ティショットは狙い通り、2打目6番で100y残し、3打目ウェッジショットはピン上5mにオン、下りのスライスラインがまた偶然入ってバーディ。 5番パー4もユーティリティのティショットが炸裂、2オン2パットパー。 6番パー4もユーティリティが火を噴き、残り80y。2打目ダフりながらピン手前12m、80cmに付いてくれてパー。 7番は谷越えのパー3。165yアゲンスト、5番で何とかグリーンの端にオン、2パットパー。 8番も定石通り4Wでティショット。左足下がりのライから180y打ち下ろし。練習していたユーティリティのコントロールショットでフェード、だったんだけど当たりが良すぎてしかも狙いより10y右へ出て行ってはいけない右奥へ。OB杭の50cm手前で止まる。左狙ったんだけどなあ‥‥ そこから砲台グリーンへ、9アイアンでワンクッションさせたんだけど大きすぎて花道まで。寄らず入らずのダボ。まあ最善を尽くしたから仕方ないけど。 最終ホール、3打目のウェッッジショットをまたダフって奥のピンに対し手前にオン、20m近い、上って下るパットだったけど、何とか2パットで収めてパー。 梅コース、38ストロークでホールアウト。借金2つ返済。18ホール終わって83ストロークの11オーバー。目標の122を出すためには難しい松で39を出さないといけない。よっぽど調子が良くないと難しいが不可能ではない(限りなく不可能に近いけどね)。 ちなみにこの18ホール時点でクラチャンU氏は13オーバー、キャプテン杯優勝M氏は17オーバー、委員のN氏が10オーバー。皆苦労している。というのも理由があって、いつもスティンプ6ftぐらいしか出さないのにこの日は9ftぐらい出てたんだよね(やったらできるやん。普段からやってよ)。 いつもより1.5倍、下りなどは2倍近く転がるグリーンになかなか皆さんアジャストできないようだった。頭では分かってても体が反応しちゃうんだよねー。 さて、勝負(博打?)の松コース。 1番は寄せワンのパー。 鬼門の2番(241yパー3)もティショットをユーティリティでレイアップ、56度でピン横2mに寄せてパーを拾う。うーん、タイトロープ。 3番はHDCP1のパー4。409y打ち上げ、実質430yぐらいか。ティショットは今日イチで230y、2打目またもユーティリティで190y、惜しくも乗らず。3打目は残り25y、またしてもライがよくストレスなくアプローチできて下2mに。これがまた入って3連続寄せワンのパー。 4番パー5、3打目がピン横4mに付き、2パットパー。 5番パー4は右ラフからの140y打ち上げ、7アイアンで上手く打てたと思ったらグリーンに止まらず奥のラフへ。ショートしてもいいから8番で打つべきだったか。寄せきれずボギー。まだ1オーバー、いける。 6番パー3、普段切らないような左端(傾斜でグリーンをこぼれてしまう)にカップが切られていて、どこを狙うかをはっきり決めないまま何となくティショットしてしまい、ヘッポコな当たりでグリーンに届かず。2打目のアプローチはうまく打てたと思ったら加速がついてグリーンをこぼれる。 ベアグラウンド、打ち上げ+きつい上り傾斜、ピンはすぐそこ。絶体絶命。ウェッジのヒールを浮かせてトゥ打ちするも、スピンが効きすぎて3mのパットが残る。これを外せばもう後がなくなる。気合のパットは・・・入った。ボギー。2オーバー。 残り3ホールのうち1つボギーを叩いても39。なんとかなるかもしれない。ここからが本当の勝負!この、終盤の「もうミスはできない」というヒリヒリした感じこそ競技の醍醐味かもね。 7番、ティショットはフェードを見越して打つも曲がらず左バンカー。ボールはバンカーの右縁に。しかも、ラフから野芝の太い茎が何本もバンカーに伸びていて、ボールを打つのに邪魔になりそうな感じだ。おいおい、ちゃんと整備しとけよな、と思いつつ、私は まったく何も考えず、バックスイングで当たりそうな茎を横へ曲げてからショットした。 そう、規則13−2、ライの改善である。何でそんなことをしたのか、今でもまったく分からない。きっと心に余裕がなかったんだろう。っていうか、自分はルールをある程度知っている、だからルール違反なんて起こすはずがない、という思い上がりがあったんだと思う。 このホール、寄せワンで4+2ペナでダボ。 8番、9番ともパーオン2パットパーだけどもう全ては後の祭り。 ちなみに予選通過は121ストロークまで。目標122だったからまあそれでも届かなかったんだけどね。2ペナがなかったら、とは言わない。2ペナも実力(っていうかアホ)。 というわけで、自分のアホさ、傲慢さを思い知らされたクラブ選手権でありました。トホホホホ。 |
2017/10/6 (1489741hit) 上級者の方とラウンド
昨日はまた一人でホームへ。現在行われているシニア選手権の予選を2位通過・3位通過された方と、グランドシニアで優勝経験のある方の組に入れていただく。 つまりお三方とも60歳以上でシングルハンデ(1人は片手)を維持されているので、本当に上手いんだよね。特にショートゲームはどんな場所からでもピンそばにつけてくる感じ。 その中でもMさんは去年のキャプテン杯でご一緒させていただいたことがあり、私のことを覚えていてくださっていた。私のような野良に対しても礼を尽くしてくださり、やはり本物の上級者はそのゴルフだけでなく振る舞いも一流だなあと勉強させていただいた次第である。 さてそのラウンド。 ドライバーはスライスが強かった。引っ掛けはゼロ。大スライスでOB1つ。 4Wはヒールに当たり気味。 ユーティリティは相変わらず好調。アドレス狭くしてゆっくり振るってのがいいのかな。 アイアンは良かったのが4割、悪かったのが2割、トホホが4割。苦手意識が出てこないうちに、構えたらすぐに打つのが良さそう。でもすぐ忘れちゃうんだよね。 アプローチは良かった。酷いミスは1個だけ。 そしてパット。・・・・・これが酷かった。 この日もグリーンが速いまま(9弱ぐらい)で、パットはことごとく一筋外れる(格好つけて何いうてんねんヘタなだけや)事が多く、2mでも入る気がしなくなってくる。 (元々「曲がりそうで曲がらない」きさいちのグリーンだけど、それは速くなっても同じということがわかったのは収穫だったけど) スピードが9ぐらいになってくると「まっすぐ強めにドン」という(私のような)単細胞バカでも打てるラインが少なくなり、「距離を合わせる」「方向と距離をキチンと合わせる」という、神経を使うラインが増えてくる。 そうなるとやっぱり難しくなるよね。2〜5mをことごとく外す。前半は寄せワンゼロ。ただ後半になるとちょっと合ってきて、寄せワンが2個、1パットが3個。3パットも1個あったけど。 というわけで。 本日のトホホは梅最終ホールパー5。 ティショットは今日イチ、2打目は残り235yつま先上がりのラフ。いつもは250yぐらい残って残り100y地点ぐらいにレイアップするんだけど、この日はよく飛んだので、残り50y地点ぐらいまで持っていくつもりでユーティリティ。 これ、すごく中途半端な選択だよね。だったらウッドでグリーン周りまで打つか、いつも通りアイアンでレイアップすればいいのに。で、左へ引っ掛けてつま先下がりの法面、しかもベアグラウンドに。 残り70y、50度のウェッジを使い、低いクォーターショットで・・と思ったらハーフトップ。グリーン奥のティフトンにボソッとはまり込む。何とかグリーンには乗せるも、2パットでボギー。 2打目の中途半端さ、3打目の過信が招いたボギー。 パー5で簡単にボギー叩いてるようではまだまだですわ。 |
家・育ちの自慢。 ドライバーの飛距離も自慢。 他の人のプレーと比較をし、結果的にその人をディスる。 年上のプロを「さん」づけで呼ぶ。 ミスショットのたびに言い訳をする。 打った後奇声を上げる。 「ナイスパー」などの掛け声を無視する。 こういう侍、いやゴルファーにならないよう、日々気をつけたいと思う。特に5つめな>俺 |
2017/10/10 (1490189hit) ヘタクソだと思う理由
私はゴルファーとしてはまだまだヒヨッコのヘタクソ野郎である。そう思う理由を挙げる。 ・力任せに打っている(クラブに仕事をさせていない) ・グリッププレッシャーが強い ・打つ前に素振りを2回してしまう ・プレショットルーチンがやや長い ・打つ前にたまに躊躇してしまう。そしてミスショット ・フィニッシュが決まらない(体がぐらつく) ・何の変哲もないライからとんでもないミスショット ・パー3のティショットでミスする(しかも高い確率で) ・パー5でボギーやダボが多い ・スイングのことが全然分かっていない そして自分がヘタだと思う最大の理由は。 ・でも心の底では、「俺はちょっと上手い」なんて思ってやがる ゴルフ歴が長くなればなるほど、そしてHDCPが少なくなればなるほど、上には上がいるということがわかってくる。また、思い通りのショットがいかに難しいかという事を痛感するようになってくる。 そういう事から、上達すればするほど「自分はなんてヘタなんだろう」と思い知らされるのがゴルフだと思うんだよね。つまり本当に上手い人の多くは、「自分はまだまだヘタだ」と思っているのではないかと思う。本物の上級者がよく練習し、謙虚なのはそのせいかと。 だから「俺ってちょっとだけ上手いかも」と思ってる時点で井の中の蛙であり世間知らずでありニセモノであり筋金入りのヘタクソ野郎だと。 ま、本当に上手い人っていうのは全然別物だからね。スイングやショットの音という表面的な部分だけ見てもね。 |
2017/10/11 (1490344hit) グリップを(また)ゆるめてみる
というわけでヒヨッコのヘタクソ野郎の編者です。 日曜日、時間があったので久しぶりに練習場で4カゴ打ってみた。といってもたった180球だけど。しかしいつもは2カゴ(90〜110球)、多くても3カゴ(135球〜165球)なので、私にしては大盤振る舞いである(ちょっと間違ってる)。 この日は、昨日も書いた上級者へのステップの一つである、「グリップをチョーゆるくしてスイングしてみる」というのを試してみたんだけど。 まず、ただ単にグリップをゆるめるとクラブヘッド・スイング軌道が暴れる すると、とんでもないミスショットが出る よって、左手の小指から3本は少しだけしっかり握ったほうが良さそうだ さらに、グリップを緩めるとどうしても体の芯まで緩んでしまう で、そのまま打つとふにゃふにゃのタコ踊りショットになる それではと、それを防ぐために下半身特に膝から下に力を入れる と、ちょっと当たるようになる しかし、当たりはまあまあいいのに右プッシュばっかり というのは、振り遅れてヘッドが返ってきてないってことだよね でも、腕で捕まえにいこうとすると今度はスライスかダフリフックになる では、どうすべきか。 とりあえず、腕が振り遅れるということは相対的に体の動きが早いということだ つまり、上半身が突っ込んでいるんだろう だから、ビハインド・ザ・ボールを試してみた 即ち、上半身を突っ込まないようにして腕が勝手に振られる形を作ってみた さすれば、まあまあいい感じだった 結論: グリップゆるくする(左手小指薬指中指はのぞく)+膝から下は踏ん張る+ビハインド・ザ・ボールはセット。 やっぱり基本ができてないとダメってことだね。っていうか、「グリップをゆるゆるにする」って半年に1回ぐらいやってるような気がする。 |
2017/10/13 (1490656hit) ヘタクソの証明
昨日はPGM系列の茨木国際ゴルフ倶楽部へ。 キャディさんが付いてくれたんだけど、2回め(1年ぶり)でしかもブラインドとドッグレッグばっかりのコースでしかもこの日は強風、どこにどれだけ打ったらいいか全然わかんなくて苦労した。 北1番、378yパー4。軽い打ち上げだけどティショットをごく軽くフェアウェイヘ打ったらランが全然出なくてしかも2打目地点ヘ行ったらグリーンまでとんでもない打ち上げで実質190yも残って3オン2パットボギー。 東5番、485yとごく短いパー5。ティショットはこの日一番の当たりで推定飛距離230y。2打目は残り推定260ヤードしかし完全にブラインド、とりあえず100y残すつもりで6アイアンを選択するも吹け上がってアゲンストで落とされて120yぐらいしか飛ばず。でもまあ次はショートアイアンかな、と思ったら3打目が何故か180yも残ってる。わけがわかんない。乗らず寄らずのボギー。 東7番、360y左ドッグレッグ打ち下ろし、240yで突き抜けると聞いたので4番ユーティリティで打ったら突き抜けてラフ、2打目は木の枝のせいで狙えず、左グリーン手前バンカー(しかも目玉)、乗っただけ3パットダボ。 いやあ、初見殺しですわここは。 あと、グリーンもけっこう傾斜の強いポテトチップスで、乗せていい場所は多くて半分、少なくて四分の一、ヘタに乗せるよりグリーンの外から狙ったほうが絶対パーが取りやすいというホールが半分以上。でもグリーンの形状がわかんないのでグリーンに乗っても安心できない。 加えて、雨が振りそうなのでマウンドの上とか馬の背とか一番高いところとかにばっかり切ってて、カップ位置がだいぶ難しい。さらに、前半の北は普通のグリーンでスティンプ8.5、後半の東はコアリングしてて砂撒いてて早いのか遅いのかわかんない。おまけによれまくる。 ハーフでパターを変えて(#7からL字のマラネロ)臨んだけど改善せず、結局3パットが5つ・・・orz あと、お約束のパー3でのOB(1年前とまったく同じホールでまったく同じ振り遅れのプッシュ)とかもあって。最後にはシャ◯クとかも出て。 まあこれだけ言い訳したらもう思い残すことはない。 去年は41・47の88。今年はそれより2打良かったし、まあいいか。 いや、よくない!!ヘタすぎるっ!!ヘタにも程がある!! また一からやり直します。 |
一昨日のラウンドで、何となく分かってしまった。 ゴルフの上達には人それぞれの限度があると。 そして私の上達はもうとっくに限界に来ているのではないかと。 平均スコアはずっと80半ばでここ15年間変わらず。ドライバーのOB数も、アイアンのヘタクソ具合も、パットのヘタさも同じ。唯一とんでもなく酷かったアプローチだけここ1年で少しましになったけど、それでも大幅にスコアが良くなるというわけでもなく。 HDCPも10前後をウロウロ行ったり来たり。そう、私の持って生まれた力ではきっと、 80台前半が限界なんだろう。 ここから上は、毎日パットの練習をするとか、レッスンプロにきちんと付いて(つまりキチンと払うべきものを払って)システマチックにスイングを構築するとか、筋力トレーニングをするとか、仕事をやめてオーストラリアへゴルフ留学に行くとか、そういう思い切ったことをしないとブレイクスルーは無理なんだろう。 いや、仮にそういうことをしたとしてもたぶん平均スコアは80半ばからほとんど動かないと思われる。なぜなら DNAが限界と言ってるから。 ミスするのは仕方ないけど、チョロとかするんだぜ。「ここは去年振り遅れてプッシュスライスでOBになったから今年は絶対に振り遅れないように打とう」と思いながら打ったパー3のティショットで振り遅れてプッシュスライスしてOB打つんだぜ。パットの距離感が全然わかんなくなっちゃうんだぜ。 石川遼が日本ツアーに帰ってきて、「10アンダーで優勝を狙う」「見て下さっているギャラリーの方を感動させるような一打を打ちたい」「生きるか死ぬかのような一打を打つ」と言いながら大叩きして予選落ちしてて、全然進歩していないしむしろメンタルや考え方を拗(こじ)らせてもう相当の重症だなと思ったけど、彼のことを批判できるような余裕もなく立場でもなく、 でも、やっぱり、それでも練習するしかないんだよな・・・ と思う編者であった。 |
2017/10/16 (1490986hit) 宮里優作から近藤共弘へ
自分のゴルフに限界が来ていたとしても、諦めたらどんどん下手になっていくだろう。上手くならなくてももう少し悪あがきはしてやりたい。というわけで昨日も練習に。4カゴしっかり。 悪あがきの一環として、先週から取り組んでいるグリッププレッシャーを緩めるスイングを目指すのだ! しかし、グリップをゆるゆるにしても、いい感じで打てるのはたまにで、何球かに1球はとんでもないミスショットが出る。もちろん100球や200球でどうにかなるものではないとはわかってるけど。でも、何となく、気持ちよく振れないんだよねー。恣意的っていうか、考えすぎて自然な流れを阻害してるっていうか。 で、リズムに気を付けてみた。 やはりスイングにはその人にあった固有のリズムやテンポが存在すると思う 特に大事なのが切り返すタイミング 切り返す時、一瞬の間を感じろとよくいわれる その間が何を意味するのかわかった クラブの重さを感じるための間なのではないかと 切り返す刹那、体は捻り戻っていこうとする しかし、クラブは捻転の中心から一番遠い位置にあるので、タイムラグが生じその場に留まる つまり切り返した後、クラブは一番最後に動き出す その時、クラブと体の接点であるグリップにその動きは察知される それが「クラブ(ヘッド)の重さを感じる」ということではないかと思う ただし、それはグリップがゆるくないと感知できない それどころか、硬いグリップだとその動きを邪魔してしまう恐れもある というか、グリップに力が入ってると一番最後に動き出す事ができない だから打ち急いだりグラブがアウトから降りたりアンコックが早くなったりする つまり何がいいたいかというと、 グリップゆるゆるとリズミカルに振ることはセットで考えるべき なんじゃないかなと。 グリップだけゆるめても、リズムだけ気をつけてもダメってことね。 以上のことを踏まえ、昨日の練習でこりずに「自分固有のリズムとテンポ」を模索してみた(またかよ、はいまたです)んだけども、今までしてきたような、 ゆっくりめのテンポで振るのって実は難しくね? という気がしてきた。難しいというより、下半身とか体幹の筋力が求められるっていうか。だから打てなくなってきてるのかなー。で、思い切って速くしてみた。イメージは 近藤共弘、あるいは小田孔明。 そう、やるなら極端にやってみないとね。その結果、いい感じが7、違和感が3って感じ。いい感じは余計なことを考えずに無心でオートマチックに振れる。違和感は打ち急ぎすぎてトップの間がなくなったり上体が突っ込みがちになる点。 でもそれらの欠点はグリッププレッシャーに気をつけたりビハインドボールを意識したりフォローで前傾姿勢キープに気をつけたりすることで修正可能だし、そもそもそれらはゆっくり振ってたときでも気をつけないといけない点なのでこれはアリだなと。 というわけで、宮里優作改め近藤共弘でいってみよう。 |
2017/10/17 (1490986hit) 悪しきメンタリティ(毒舌)
今日の日記は私の個人的意見であり、一部の人には不快な表現が含まれている可能性があります。それをご理解の上でお読みください。 日本オープンは石川遼の国内戦出場、アマチュア金谷の健闘、日本人プレイヤー池田勇太の優勝と話題に事欠かなかった。しかし遼くんは出場120人中97位という悲惨な成績で予選落ち。そのせいでもないだろうけど、観客動員が酷かった。 初日(曇り) 4383人 2日目(雨のち曇) 2729人 3日目(曇り) 4940人 4日目(雨) 4817人 と1日も5000人すら越えることもなく、合計でも16,869人。 ちなみに去年の日本オープンは松山英樹が出場・優勝したおかげか、 初日(曇り) 10,838人 2日目(晴れ時々曇) 9534人 3日目(晴れ) 10,468人 4日目(晴れのち曇り) 14,417人 と初日から1万人超え、合計でも45,257人。 さらに畑岡奈沙が圧勝した今年の日本女子オープンは天候にも恵まれたこともあり、 初日(雨) 1932人 2日目(晴れ) 6580人 3日目(晴れ) 9424人 4日目(晴れ) 12,362人 合計30,298人。 これを「いや、雨が降ったから仕方ないでしょ」と関係者が思っているようではもう末期である。それどころか「(観客が少ないのを)雨のせいにできるから良かった」と思っていやしないか?とすら下衆の勘繰り。 とにかく、見ていてもあんまり面白くない。心を揺さぶられることがない。ドラマも、高揚感もない。だから誰も見に行かないんじゃないの?スター不在。プロ意識の低さ。そんなものがその数字になって現れてるんじゃないの? いや、もちろん我慢して優勝した池田勇太のゴルフは素晴らしかったし、1打差で逃げ切ったこと、プロならではの見事なアプローチとパット、アマチュアや外国人に勝たせる訳にはいかないという矜持は見せてもらったよ。 でもねえ、あの品性のなさ、日頃の態度を見てると、彼がナショナルオープンチャンピオンとしてふさわしいのか?とどうしても思っちゃうんだよね。ただ強いだけやんと。ただ勝っただけやんと。悪い部分だけジャンボの遺伝子を受け継いでるというか。 こういう言い方しちゃあ悪いけど、はっきり言って彼を「日本を代表するプロゴルファー」として認めたくないんだよね私は。強さだけでなく、品性と知性を兼ね備えた、世界に誇れるプロになってほしい。もう「強けりゃいい・勝てばいい」時代じゃないっしょ。 よく「昔は暴走族に入ってて、散々悪さしたもんだ」などと若い頃の過ちを懐かしそうに、そして嬉しそうに振り返るオッサンがいるけど、お前にとっては過去の良き思い出でも、多くの人に迷惑を掛けたり実際に被害にあった人間が確実にゴマンといるわけで、そういう人にとってはたまったものではない話だ。 なに自分でいい思い出にしてんねんと。こっちはクソみたいなお前のせいでさんざん迷惑掛けられてたんだと。死ぬまで反省しろとは言わんけど、せめて恥ずかしそうに、申し訳なさそうにしとけと。その悪さした分を、改心したんやったら今からでも社会に還元しろよと。 つまりこういうやつの心のなかって、暴走族の頃と変わってないんだよね。強いやつが正しい、だから自分は正しい、もう過去のことじゃん、細かいこというなよ、もうケジメつけたし、今は真面目に働いてるし。 池田勇太や彼の取り巻きを見てると、こういうオッサンと似た「日本人の悪しきメンタリティ」を感じるんだよね。勝てば後はどうでもいい、強ければ何をしても許される、みたいな。だから好きになれない。 短いパー4でワンオンしただけでガッツポーズ。素人かよ。せめてイーグル獲ってからだろそれは。 |
2017/10/18 (1491345hit) 近藤共弘改め鈴木愛
確か星新一のショートショートだったと思うけど、こんな話があった。うろ覚えだけど。 ある長命な種族に伝わる、健康の秘法が記された古文書を調査していた学者が、その本にはどうやら「不老長寿の秘法」が載っているという事を突き止める。世間の期待は大きく膨らむ。そして解読に成功。その秘法とは!・・・「早寝早起き、腹八分」という当たり前すぎるものであった。 つまり「不老長寿に特別な秘法などない」ってことだよね。当たり前のことを当たり前にする。それがいちばん大事なんだと。 そう、ゴルフも結局同じなんだなと。「上達の秘法」など存在しない。大事なのは基本、すなわち グリップ・アドレス・気持ちよく振る これこそが不老長寿、いや正しい結果を導く要(かなめ)なんだと最近つくづく思う。いやそんなん誰でも知ってる?私は知りませんでした。 グリップとアドレスの重要性は説明不要だよね(つい疎かになりがちだけど)。でも、最後の気持ちよく振るには、「リズム」「テンポ」「正しいスイングプレーン」「正しいトップ」「正しいコック」「正しい脱力」「正しい体の動かし方」なんかが全部絡んでくるので難しい。 でも1つでも欠けると気持ちよく振れないんだよね。早寝早起き、腹八分への道は険しい。 ・・・・というわけで、昨日も練習へ。近藤共弘スイングを完成させるのだ、と思ったんだけど。 切り返しでもグリップ脱力してワンテンポ置く(トップでゆっくり切り返す) ほうが気持ちよく振れるし安定してしっかり飛ぶことに気づく。特に長いの(ドライバー・ウッド)で。例えるなら、鈴木愛みたいな感じ。 えー、今後は鈴木愛目指します。 しかし、何で毎回、日替わりで調子(いいイメージ)が変わるんだろう。何で1つの打ち方に固まらないんだろう。理想のスイングへの道は険しい。 |
2017/10/20 (1491679hit) 盛りだくさんの木曜日
昨日はO谷先輩に誘っていただき、交野CCでラウンド・・・の予定だったんだけど雨で中止に。 仕方なく、その足でいつもの練習場へ。4カゴ、220球。練習してたらけっこうまとまった雨が降ってきて、中止やむなしだったなと。 さて、その練習で思い切った変更をしてみたんだけど、それがまたいい感じ(へーまたですかふーんよかったねはいはいどうせまたおなじようなことなんだろうね)なので明日にでもご報告。 その後、午後からは小降りという予報だったのでホームコースの薄暮プレーに。小降りとはいえ雨で薄暮プレーに来る物好きなアホは誰もいなかったようで、1人で9ホール回ってきた。 2球か3球使ってティショット。フェアウェイからも同じ場所から2〜3発。あ、もちろん目土はきちんとしたよ。そしてアプローチも雨のラフというなかなか経験できない状況から何球か。その分パットはだいぶ端折ったので、それだけ練習しても2時間弱でホールアウト。いやあ練習になった。 ちなみにラウンド時のメモ。原文ママなので乱文ご容赦。 雨の時の深いラフからのショートアプローチはショートしがちなのでしっかりめかつ緩まないように打つ ドライバーは怖がると右へふける。頭を残して前傾を保ってしっかりフィニッシュまで振ること ドライバーは体が起きると右へいく 深いラフに浮いている(グリーン周りからの)アプローチはウェッジのヒールを浮かせるパター打ちで2倍ぐらいの距離感で打つとヘッドが下をくぐる感じで適度にスピンも効いて距離が合う ただし、ティフトンのラフ(上の打ち方では)ヘッドが抜けないのでパター打ちは不可 こうして書いとかないとすぐ忘れちゃうから。いや、書いても忘れちゃうんだけどね。 というわけで、18ホールのラウンドはできなかったけど練習三昧で盛りだくさんの休日だった。 |
2017/10/21 (1491869hit) グリップを変えてみる
先日の日記で私はこう書いた。 「上達の秘法」など存在しない。大事なのは基本、すなわち グリップ・アドレス・気持ちよく振る で、書いたあとで、「あれ、俺ってそんな偉そうなことを書けるぐらい立派なグリップしてたっけ?」と思い、もう一度グリップを見直すことにしてみた。っていうか、グリップエンドと手のひらの接触面(矢印)が浮くのが気持ち悪かったんだよねずっと。 ちなみにこのまま手を開いてみると・・・・ これ以上ないぐらいのフィンガーグリップ。自然に握るとこうなるんだよね。でもスイング中は違和感がある。それで少し無理をしてパーム寄りに握ってみることにした。 こんな感じ。実際のパームグリップはもう少し手のひら寄りだと思うけど、私の手のひらは分厚くてさらに指がだいぶ短いのでこれ以上パームには握れない。 これで握ってみると。 握った感じは多少違和感があるけど、スイングでは暴れなくていい感じ。 これだと手首もまっすぐ伸びるので負担が少なそう(5年ほど前にやったTFCC損傷もこのせい?)だし、何となくダフる割合も減ってる気がする。あと、ショートサム気味になるので左手の親指と人差指の隙間もなくなって見た目もいい感じ。 以上、このニューグリップを固めるためテープで左手とグリップををぐるぐる巻きにして生活しているため、この日記を書くのにも4時間かかった編者であった。 |
台風接近と衆院選、さらに月例競技にクラチャン決勝戦(いや、出ないけど)と盛りだくさんの忙しい日曜日だった。 朝6時過ぎ、コースへ。台風の影響はまだそれほどないものの、前線により降り続いている雨は少しづつ勢いを増しつつある。 6時30分、コースには20人ほどの人が集まっているがチェックインを済ませている人は1人だけ。それもそのはず、この時すでに大雨警報が出ていたのであった。 午前7時30分、月例競技中止のアナウンス。クラブ選手権も延期(関係ないけど)。グリーンもバンカーも水が浮き、とてもゴルフができるような状態ではなさそうだ。 というわけで一旦帰宅。のんびり昼間で起きたり寝たりしながら過ごし、昼食後に練習へ。早く新しいグリップに慣れたい。でもこの日は控えめに2カゴだけ。 いつものことだけど、何球かに1球は酷い球が出る。対して満足のいく当たりは何十球に一球。やっぱり根本的な部分がおかしいのか?と思ってある部分に気をつけたらだいぶましになった。 いや、そんなもったいぶった書き方するほど大したことじゃないんだけど。バックスイング始動時と途中に右へスエイしないように気をつけたってだけ。基本のき、だよね。何十回も開眼してる部分。 ここで私は考えた。 基本の大事さを分かっていながら、何故基本を守ろうとしないのか? それは、基本に忠実なスイングの練習は超地味で辛くて面白くないからだ。だから、 俺は手が小さくて指が短いから普通のグリップは無理 俺は背が低いので体重移動して飛ばす必要がある、だからスエイしても仕方ない 俺はセンスがない、だから変則スイングやむなし 俺は◯◯が痛い、△△に古傷がある。だからきちんとしたスイングができない 俺は運動音痴だからグリッププレッシャーをゆるくすることができない 俺はもう歳だからたくさん球を打つ練習ができない 俺は根気がないから地味な基礎反復練習ができない などと心の底で言い訳をして、地道な基礎反復練習から逃げていたのだ。練習の段階で言い訳して逃げ腰なんだから、そりゃあ上手くなるわけない。 というわけで、今後は逃げずに基本に忠実なスイングを目指します。 |
2017/10/24 (1492243hit) 不思議な光景
まずはこの写真をご覧いただきたい。 先週開催されたブリヂストンオープンでの一コマ。小平智が18番パー5でバーディパットを外し、パーパットに臨むところである。 TVで見てたら「え、あれ、何?マジ?いいの?」ってすぐ分かったんだけど、静止画ではすぐに気づかないかもしれない。いや、気づくか。 画面中央上にある、他のプレイヤーのボールに注目。そう、これ、思い切りライン踏んでない?って話。アマチュアならままあるけど、プロでここまではっきりライン踏んでるのを見たのは初めてなので、ちょっとビックリしたんだよね。 この日、進行の関係か17番のパー3で後ろの組に打たせる(先が混んでいて、難しいパー3で全員がグリーンに乗ったらマークして後続組に打たせるというやつね。プロツアーにしては大変珍しい)ことをしていたので、ここでも後続組の2オンボールかとも思ったんだけど、パー5でそんな事するはずないしね(もしそうなら打ち込み事故だ)。 この日小平と一緒に回っていたのが宮本勝昌と片岡大育。まさか大先輩の宮本プロのボールじゃないだろうし(このパットを打った後、宮本と握手するシーンが映ってたのでたぶん宮本はホールアウト済)、だとしたら片岡のボール?でも片岡も年上(片岡29歳、小平28歳)なんだけどな。 小平のうっかりかもしれないけど、なんかモヤモヤするな。非難するとかそういうことじゃなく、不思議っていう気持ち。どなたか真相をご存じの方はいらっしゃらないですかね? いや、私もけっこう無神経に人のライン踏みまくるほうなので、余計に気になって。 |
2017/10/25 (1492409hit) レッスン記事・レッスン動画
一昔前ならゴルフ雑誌で、最近ではウェブ上やYoutubeで。レッスン記事やレッスン動画というものがこれでもか!というぐらい巷にはあふれている。いわく、 「これでスライスとおさらば!憧れのドローはこう打て!!」 「◯◯に注意するだけで飛距離が10y伸びる?!」 「非力な女性でも簡単に脱出!目からウロコのバンカーショット」 タイトル見ただけで5打ぐらい縮まりそうな気がするよね。しかも、(雑誌はお金を出さないと読めないけれど)ウェブやYoutubeの場合は基本タダ。いやあ、いい時代になったものだ・・・・ ・・・・って本当にそうなのか?というのが今日の内容。 だって、動画見ただけてドローが打てるんだったらだーれも苦労しないよね。現実は甘くない。頭でわかるのと実際に打てるのとでは天と地ほどの差がある、ということもあるけど、ウェブ上に星の数ほどある無料のレッスン動画の多くは、 ・ヒントだけ提示して肝心な部分は隠している ・分かる人には分かるけど、初心者やスイングを知らない人はその真意(行間)を理解できない ・正しいことを言ってるけれど、それをするにはけっこうな量の練習が必要 ・同じく正しいことなんだけど、相当なゴルフセンスが無いとできない ・人によって言うことがまちまちで、どれが正しいのかわかんない ・何となくすごいことを言っているように見せかけて実はトンデモ理論だったりする と言うことが頻繁にあったりする。 そりゃそうだ。レッスンプロがそのノウハウを無料で全部教えちゃうというのはマジシャンがすべての手品の種明かしをするのと同じだし、言葉は悪いけれどレッスンプロの動画は「釣り餌」的なもの(でレッスンを受けたり本を買ってもらう)だと考えないととんでもないミステイクをやらかす。 そのミステイクの一番ひどい例は、スライサーが「ドローを打つための方法」という動画を見て、練習もせずコースでいきなり試しちゃうというもの。そんなやつおらんやろ!とお思いになるかもしれないが、これは1つの極端な例であって、 何となくYoutubeで見た動画を自分なりに解釈して理解したつもりになって、それがラウンド中のスイングに無意識で影響を及ぼしてしまう と書けば頷かれる方も多いのではないだろうか。下線部分がポイントね。 「いや、それ、そのまんまお前やん!」というツッコミが入りそうな気もするけど、つまりはまあそういう事から、 漫然と多くのレッスン動画を見るのはあんまりよくなくね? というのが今日の結論。取捨選択しましょうと。薄く広く見るのは止めましょうと(これ、完全に自分に言い聞かせてます)。もし見るのなら、自分が一番興味があるポイント、弱点だけ絞って見るとか、1人のレッスンプロだけに注目するとか、そういう見かたのほうがきっといいんだろうなあと。 ちなみに、私はそれ(アプローチの動画を100本ぐらい見た)でイップスがましになったけど、やっぱり練習も並行してしてた。動画はあくまでヒントで、どうやって自分の血肉にしていくのかが大事なんだよねやっぱり。 |
2017/10/27 (1492409hit) 第44回GB月例@大阪GC淡輪
毎月第4木曜日恒例のGB月例。今回は西の川奈、大阪GCへ。 もうむちゃくちゃゴルフ日和。快晴(ほぼ)無風。こんないい天気だったらもうどんな言い訳もできないけれど、 ・高麗グリーン、しかもスティンプ8ftと重め ・セルフプレーでイマイチグリーンの目が分からず ・登りの順目とか、下りの逆目とか、どれぐらいの力加減で打ったら良いのかわかんない という事実はいちおう書いておこう。 今回は基本に立ち戻り、「バックスイングで右サイド止める」事に注意しながら。そのせいか下半身特に太ももからお尻にかけて筋肉痛。今までいかに楽してたかってことだね。 しかしそのおかげか、あるいはニューグリップが良かったのか、ショットはホントに良かった。パットはダメだったけど。 インスタート。10番ではティショットを左に曲げるも、6アイアン+7アイアンで3オン、2パットパー。 11番もティショットは低いフック、しかし2打目のウェッジが2mに付き、でも入らずパー。 12番苦手な右ドッグレッグパー4、ティショット完璧で右バンカーを超える。2打目8アイアンは当たり損ないで手前、3打目打ち上げのアプローチがピンを直撃してタップインパー。 13番、距離はないが難しいパー4。 ティショットは4Wでフェアウェイ、2打目9アイアン、ちょっとダフルもピン手前7mにオン、2パットパー。 14番は日本で5本の指に入ると思われる素晴らしい景色のパー3。 この日は125yやや打ち下ろし、9番で軽く、と思ったらしっかり打ちすぎて風にも乗って左奥へこぼれる。50度のウェッジで1.5mまで寄るも、外してボギー。 15番パー5、ティショットまずまず、2打目5アイアンまずまず、3打目ウェッジのアプローチまずまずで2パットパー。 16番は165yアゲンストのパー3。5アイアンでグリーンセンター、2パットパー。 17番は短めのパー5、ティショットまずまず、2打目ユーティリティは右へ出て、ほぼベアグラウンド+バンカー越えというライへ。今までなら100回打ったら200回バンカーに入るパターンだけど、腹をくくってウェッジショット。なんとかダフらずトップせず打ててグリーンへ。2パットパー。 18番145yパー3。先日の台風でバンカーのあごが2箇所崩れてしまい、痛々しい。 アゲンストと思って7アイアンで打つも、当たりが良すぎたのかアゲンストじゃなかったのか、グリーン左奥へ乗ってこぼれてバンカーへ。自分としては最高のバンカーショットでピン下4mに、登り+逆目で思いと分かってても打ちきれずボギー。 というわけで前半は出来すぎの2オーバー。やっぱり基本は大事だ。 後半、1番でいきなり3パットボギー。 しかし2番で2打目の6アイアンがかいしんのいちげき!ピン上3mに付き、ヘタレでショートさせるもパー。淡輪は10年前から15回目だけど、ここで2オンしてのパーは初めて。 3番は淡輪を代表するホール。 ティショットヒールで210y残る。2打目ユーティリティは右へ出て木に当たり、3打目は乗っただけ。2パットボギー。まあ難しいアウトの出だし3ホールは2オーバーなら想定内。 4番パー5は5アイアンでグリーンセンターへ、2パットパー。 5番パー5、残り220yの2打目を4Wで狙うもダフって右へ、アプローチはまた3mぐらいにつくもまた入らず。パー。 6番186yと距離の長いパー3。4アイアンで普通に打つつもりが、なぜかわからないけど(笑い)ノックダウンショットみたいになってピンにまっすぐ。ピン上5mにオン。やっぱり入らず2パットパー。 7番、ブラインドのティショットから半島のように突き出たグリーンへ打っていく難しいパー4。写真は2打目地点から。 ティショットはややヒールで左ラフ、2打目は180yの打ち下ろしややアゲンスト。5アイアンで花道を狙うも、ややフックして左ラフ。アプローチは「切り返しをゆっくり」という黄金のイップス抑えメソッドを忘れてトップ。2パットボギー。 8番は短めのパー4。ティショット4Wで残り90y地点へ、2打目は左足下がりのライから左手前のピンに対し無謀にもピンを狙ってしまい、あわや手前の深いバンカー‥‥と思ったらなんとか超えてエッジへ。グリーン外からパターで寄せてパー。 9番。462yパー5。豪快な打ち下ろしから峠の山道のような細いフェアウェイが打ち上げのグリーンへ続く、上田治を煮詰めて煎じたようなホール。 ティショットはトゥ寄りながら落ちた地点が良かったのか残り180y。2打目、この日初めての7Wで狙うも左へ。左へ落ちるとダボ以上が確定するところ、何とかラフに留まる。3打目残り60y、ここは乗せたい。でもピンは手前、奥からむちゃくちゃ速いグリーン・・・緩んでショートして乗らず。 だからピン狙ったらあかんて言ってるやろ!!!アホなの? アプローチは7番の再来、またトップ。ミスしたくない時はゆっくり打て。以上。2パットボギー。ヘタだわやっぱり。 でも、前半の貯金が効いて。 淡輪の初70台にしてベストスコアキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! というわけで、これからしばらくは「バックスイングで右サイド止める」「ショートサム気味のニューグリップ」「切り返しをゆっくりという黄金のイップス抑えメソッド」の3つだけ(増やしも減らしもせず)を座右の銘に練習していきたい。 |
2017/10/28 (1492865hit) 言い訳の裏側
先日の日記で私はこう書いた。 基本の大事さを分かっていながら、何故基本を守ろうとしないのか?それは、基本に忠実なスイングの練習は超地味で辛くて面白くないからだ。だから、 俺は手が小さくて指が短いから普通のグリップは無理 ・・・(中略) などと心の底で言い訳をして、地道な基礎反復練習から逃げていたのだ。練習の段階で言い訳して逃げ腰なんだから、そりゃあ上手くなるわけない。 これの続き。同じようなことなんだけど。ちなみにこれから書く文章はすべて私自身に対しての言及です。 結局言い訳するということは、「ヘタであること、ミスショットしたこと、数字が出ないこと、上達しないこと」などの原因を自分で勝手に決めてるってことだよね。 つまり言い訳をする心とは、上手くならない理由を一生懸命探し、それで納得し、ヘタな自分を肯定しよう、上手くなれない自分と折り合いをつけようと考えているという事にほかならない。 別の言い方をすると、自分がヘタなのには特別な理由があるからであって、つまりその理由がある限り私は本来の実力を発揮できないので仕方ないんです、本当はうまくなれるはずなのに、いや本当はもっと上手いはずなのに、上手くなれないんですよ、仕方ないんですよとヘタな自分を納得させていたのだ。 本当はすごくヘタなのに、それを認めたくない。認めてしまうと傷つくし悲しいし情けないし格好悪い。だから言い訳で自分の心をプロテクトしようとしていたのだ。 もっとはっきり書くと、俺はヘタじゃない!本当はもっと上手いんだ!でも◯◯のせいで上手くなれない!だからヘタな自分を笑うな!バカにするな!上手い人間と同じように扱え!! という気持ちが言い訳には現れているということだ。 そしてここからが重要なんだけど、そういう気持がある限り、つまり言い訳をし続ける限り、 俺はヘタでも仕方ない。上手くなれなくても仕方ない。だって○○だから。 と考えてしまい、それで納得してしまう。すると何が起こるか。その気持がある限り、 絶対に上手くなれない。 そう、私が15年以上も上達しなかったのは、そういう気持ちがあったからなのだなあと今改めて思う。情けないやつですなー。嫌なやつですなー。恥ずかしいやつですなー。 まあブログやってるぐらいだから自己顕示欲が人一倍あって、でも上手くないからトホホとか言って言い訳して、それを売りにしてたんだから自分で自分に上手くならない呪いを掛けてたようなものなんだけどね。 でもそれに気がついたので、これからはちょっとはましになるかな? |
最近の私の関心事は「グリップ・アドレス・気持ちよく振る」であり、グリップはショートサム気味、アドレスは狭めで何となくいい感じがつかめてきた。あとは「気持ちよく振る」だなあ、と思っていた矢先。 先日の大阪ゴルフクラブラウンド後、風呂場でM岡くんとグリップの話をしていたところ、「最近読んでなかなか面白かったですよ」と教えてもらったのがこの本。 右手を見直すだけでスイングが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える(松吉信) 松吉氏は学生ゴルファーから倉本昌弘プロのキャディ(専属プロキャディのパイオニア)を経て、プロ・アマ問わずゴルファーのマネジメント(レッスン?)を生業としている方である。 今年の8月に出た本だけど、この著者、3年前にも「グリップを直すだけでゴルフが変わるからもう一度練習してみようと思える」という本も上梓してる(読んでないけど)のでちょっとややこしい。 「もう一度練習してみようと思える」というキーワードには「何をしてもうまくいかないからもう諦めた人へ」というメッセージが込められているわけで、つまり自分で「才能がない」「運動音痴だ」「先生に教わるのは面倒だ」「基本・練習なんて大嫌い」と思っている人がターゲットなんだろうなと。 つまり、ちょうど私にタイムリーだし、何より本物の上級者でありクラブ選手権準決勝まで行ったM岡くんの勧めもあって、すぐ取り寄せて読んでみた。対談形式になってるので読みやすくわかりやすく、2時間ぐらいで読めた。 で、その内容は。amazonの書評は必ずしも良くないんだけど、 少なくともグリップに関する疑問はほぼ全て解消される、画期的なグリップ本だと思う。 まだ実際に試していないので断定は出来ないんだけど。良い点は、 ・グリップにポイントを置いているので、言いたいことがはっきり伝わる(ピントがボケてない) ・シンプルかつ具体的で判りやすい ・私が今まで色々なプロに聞いたことが幾つも載っていた(内容の信憑性が高い) ・グリップを直すだけなので、まさに「もう一度練習してみようと思える」 ・矯正のためのドリルもたくさん紹介されている 逆に悪い点を挙げると、 ・1冊の本だけど、400字ぐらいに要約可能(笑) ・知っている、できている人にとってはチョー当たり前の事だったりするかも ・拗(こじ)らせている人にとっては矯正がだいぶ難しい(時間が掛かる) という感じだろうか。 そして一番タイムリーだと思ったのは、最初に書いた「グリップ・アドレス・気持ちよく振る」の3つすべてについて言及されているという事。 この品は四章構成なんだけど、第一章で「気持ちよく振る」、第二章で「(右手)グリップ」、第三章で「アドレス」について書かれていて(第四章はおまけ)、「気持ちよく振る」ためには「グリップ」と「アドレス」をこうしなさいよ、という構図になっている。 だから、ほんとにタイムリーなんだよね。シンクロニシティレベル。M岡くん、良い本紹介してくれてありがとう! 最後に本から1つだけ引用。 世の中で80を切れないゴルファーは悪いグリップをしている(ベン・クレンショー) これが真実かどうか、今度の木曜日に交野CCで試してみよう。 |
2017/10/31 (1493233hit) ニューグリップで練習
グリップを変えていきなり本番に望むほど神経が図太くない、いやむしろ蜘蛛の糸か揖保乃糸ぐらい細い神経である私は、昨日さっそく練習へ行ってきた。 右手のグリップと、「気持ちよく振る」に注意して打ってみた結果・・・ アプローチはすごくいい感じ(グリップのお陰か?) ショートアイアンもまあまあ打てる(グリップに違和感なし) ミドルアイアンはちょっと(5y〜10yほど)右ヘ出る傾向があるが上手く打てば戻ってくる ユーティリティ・ウッドは20y〜30y!もプッシュかプッシュスライス ドライバーは芯に当たらず、当たっても低空飛行 という感じ。まずはアプローチとショートアイアンでグリップになじんでいくことが大事かなあ。 さて、グリップを変えて不思議な事が1つ。まだ練習1回だけだからたまたまかもしれないけど、球の飛び方が変化した。特にアイアンで。 今まではきちんと当たったら結構高く出てスピンが掛かって上からトンと落ちる感じだったんだけど、グリップを変えたら中弾道でどろーんと飛んでいく感じなんだよね。あれ、ミスショットかな?と思うんだけど飛距離はきちんと出てる。むしろ今までより飛んでる感じ。 ゆっくり飛んでいくというか、スピン量が少ないというか、ヘッドスピードが低い人のポッコン球というか、棒の球(by風の大地)というか。いやそんなええもんか?でもなんとなく気持ち悪い。 これが良い変化なのか、それとも改造途中の過渡的なものなのか、もう少し練習が必要だね。 「もう一度練習してみようと思える」ではなく、「練習しないと不安に思う」のほうが正しいかも。 |