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2016/11/1 (1443524hit) 今になってスイング改造?
今年も残すところあと2ヶ月。いよいよ冬がやってくる、てなことは置いといて。 捻転・ねんてん・ネンテンと唱えつつ練習場へ行ってきた。150球。松山みたいに右足を内股にして打つ。 アプローチから始め、ショートアイアン、ミドルアイアン、ユーティリティ、ドライバーと打っていったんだけど、捻転をメインに考えて振っていると、やっぱり今までのスイングではしっくりこないんだよね。なんというか、肩が十分回らないっていうか、トップ位置が低いっていうか、切り返しのタイミングが掴めないっていうか。 まあ下半身にストッパーを付けてるようなものだから当たり前なんだけど。で、色々考えてみた。そして結論が出た。 スイングのテンポを変えないと打てない! と。 私のスイングはトップまでゆっくり上げ、切り返しでも一呼吸おき、その後おもむろに切り替えしていくタイプだ。そんなええもんか!という声が聞こえてきそうだけど、宮里兄弟とか松山英樹のイメージ。(そんなええもんか!) しかし、捻転をきっちり保ったままこのゆっくりしたバックスイングとトップの「間」を作ろうと思ったら、下半身だけでなく腹筋や背筋、そしてインナーマッスル群に強靭な筋力が必要なのではないかと思うのだ。 初老の、人並みしか筋力がない私がいきなりそんなパワーを付けるのは難しい。って言うか無理。そこで、スイングテンポを速くし、その勢いでトップ位置を作り、その勢いのまま切り返すという方法を取り入れてみた。そしたら、何とか打てるということが判った。 ただしこれは非常に危険な賭けである。ここ10年ぐらいはずっと遅いテンポで練習してきたし、それでやっと慣れてきてるのにそれを変更するのだ。ひょっとしたらスイングがメチャメチャになるかもしれない。 しかし、私はゴルフの女神に誓ったのだ。これからは「愛と健康と捻転でいく」と。だから、100叩こうが、130叩こうが、当分は捻転を念頭に粘着し念を入れて改造に燃焼するのである。 |
2016/11/2 (1443708hit) アプローチイップスはテンポの問題だった?!
というわけでエアリズムからヒートテックへ衣替え中の編者ではある。 毎日、「捻転」というキーワードの中で生きている、いや価値観の中心に「捻転」を置こうかとすら思う今日このごろであるが、捻転からスイングテンポの大幅な見直し(速くした)をしたことは昨日書いた。 そしてその夜のアプローチ練習で、ショットで(テンポを)速くしたんだからアプローチも速くせんとあかんだろう、ということで、アプローチでも「捻転を保ったままバックスイング気持ち速め、その勢いと捻転差が残っているうちに切り返し」というのをやってみた。 そう、つい先日、せっかく「切り返しをゆっくり」という気づきでイップスから抜け出せそうになっているにも関わらず、それをすべてリセットして逆のことをやるのだ。当然怖い。でもこれをクリアしないと結局前へは進めない。 で、やってみたら。案ずるより産むが易し、チョーいい感じで打てる。っていうか、今までの苦労は何だったんだっていうぐらい簡単にアプローチできる。拍子抜け感パねえ。レベルが一気に5上がった的な。 方法は、 下半身(ひざ)を止めてバックスイング、トップへ来たら間髪入れず、ごく僅かに下半身を反時計回りに回転させて切り返し、そのまま直線的にインパクト。 これの何が良いかというと、肩の動きがどうとかコックがどうとかヘッドがどうとかプレーンがどうとか、腰から上の動きをなーんにも考えなくてもきちんと当たってくれるという点。下半身の動きだけで上はオートマチックに戻ってくる。たぶん見た目もだいぶまともだと思う。「二度打ちしそう」とは二度と言わせない!みたいな。 昨日練習したのは1〜3yキャリーのごく短いアプローチだけだけど、低くてちょっとスピンが効いてる(と思われる)球が出てくれる。それと、この打ち方だと少しダフってもトップしても、悪癖である球を上げようという動きが入っても大きな怪我にならない(ような気がする)んだよね。 しかも失敗がごく少ないものだから、打ってるうちにどんどん自信が湧いてくる。5mのチップ?狙うに決まってるじゃんそんなもの、的な(すぐいい気になる)。 言うなれば「捻転が加速を作り、加速がインパクトをつくる」って感じ。あとは打ち方を固めてコースでもできるよう場数を踏みたい。 そしてたぶんこれが、アプローチイップスの ファイナルアンサー。 |
2016/11/4 (1443955hit) 業界の大コンペ
昨日は私が所属する団体の近畿地区のコンペが比良ゴルフ倶楽部で。参加人数76名。18組という大コンペ。 朝はこんな感じで最高のお天気。 途中、やや雲が多くほんの少しだけ雨が降るも数ホールで止み。 最終組が上がる頃にはすっかり陽も落ちて。 盛大なパーティと表彰式。 ハンデホールがはまり、準優勝をゲッツ!賞品はヘリコプタークルーズ!バブルの時代みたいだ。 しかし、ゴルフの内容は良いショットもあったけど反省点も多く。 そりゃ10年以上かけて作ってきたスイングテンポを変えたらちゃんと打てなくなっても当たり前だけどさ。アプローチもチャックリが4発あったし。久しぶりにシャ◯クもしたし。 パー3の成績が相変わらず悪いんだよね。ダボ・ボギー・パー・ダボ。アイアンがヘタって言っても限度があるだろうと。ティアップして、距離がキチンと決まってて、平らなところから打てるパー3の何が難しいねんと。もうわたしゃ情けないよ。 グリーンは9ぐらい出てたんでマラネロ(L字)ではなくホワイトアイス#7(ネオマレット)を使ってみたんだけど、久しぶりにセンターシャフト持ったら距離感が全然わかんなくて(ひょっとしたら目があるグリーンだったのかも・・・)、しかもセルフプレーだったのでだいぶ苦労した。 前半アウトはパーオンがたった2つ。そんな中、アプローチがいまいちだったりパットが入らなかったりしたらボギーばっかりになるのも当然で。 3番はティショットOBでダボ、4番はティショットが奥の法面へ、そこからのアプローチが2連続ミスでダボ。ヘタだわー。 後半、1番パー4。ティショットはまあまあ、右ラフ。2打目はそのラフに沈んだ70yからのウェッジショットを大ショートさせて3パットボギー発進。下の写真みたいな感じ。 (写真はこちらからお借りしました) 夏なら芝が強いのでこういう状態になっても浮いてる、つまりソールが入っていくスペースがあるから難しくないんだけど、芝が枯れてくる今頃から春先にかけてはこんな状態が意外と手強いんだよね。抵抗はあるけどヘッドをキチンと入れないと飛んでくれないような気がする。こういう時はどう打つのが正解なのか。まだまだ経験不足だわ。 そこから何とか持ち直し、2オーバーで迎えた15番パー3。9アイアンのティショットはシャ◯ク!2打目きつい左足上がりの深いラフから打ち上げの55y、56度で打って届かず手前のバンカーに。でダボ。絶対芝に負けるんだし、構えただけでロフトが10度ぐらい増えるライなんだから55yでもフルショットするか50度を持つべきだった。経験不足+判断ミス。 16番以降は狭いホールが続くので、4Wの低いライン出しショット3連発で。ラッキーなバーディもあり、ダボを帳消しにできた。 1個ぐらいのOBは仕方ない。シャ◯クも出るだろう。3パット1個はあのグリーンを考えると上出来。後半の30台も出木杉。それなのに「敗北感」が感じられるのはN谷くんに1打差で負けたのと目標とするO田さんに4打差をつけられたことだけが理由ではない。 あれだけ練習でうまく打ててたアプローチで4回もチャックリしたのが、 なんすよ。 まあ、ローマは1日にしてならず。イップスは簡単には治らない。 |
昨日の日記で私はこう書いた。 まあ、ローマは1日にしてならず。イップスは簡単には治らない。 そう。コースでは簡単に再発する我がイップス。もうね、だんだん愛おしくなってきた(笑) イップスは(練習不足という根本的理由を横へ置いとくと)「失敗したくないが故、体が無意識に(おかしな)動きをしてしまう防御反応」だと思うので、つまりは本能的というか原始的な反射みたいなものだと思うのだ。 ちょうど熱いものに触れたときに手を引っ込めるとか、高いところから見下ろしたら足がすくむとかと同じ。だから、これを意思の力だけでどうこうしようというのは大変難しい。 いくら練習でうまく打てても、それは「熱いとわかっているお湯に一瞬手を入れる」とか「分厚いガラスや手すりでキチンと守られた場所から命綱を付けて下を覗く」のと同じなので、全然解決したわけではない(まあ克服の第一歩ではあるけれど)。 ではどうするか。やっぱり、本番で場数踏む(そして成功体験を積み重ねる)しかないんだよね。それも、コースに出たときだけでなく、コンペや競技の時に。 ただ、いきなり大事な競技のときに成功させようとしても無理だし失敗して余計にこじれるのが目に見えているので、それは段階を踏まないといけないわけで。つまり、 1,練習でできるようにする 2,スコアを付けない気楽な薄暮プレーでできるようにする 3,日頃のプライベートラウンドでできるようにする 4,コンペや仲間との握りラウンドなどでできるようにする 5,月例競技でできるようにする 6,三大競技でできるようにする 7,関西アマでできるようにする 8,日本アマでできるようにする 9,全英オープンでできるようにする と9つもある段階を一つ一つクリアしていく必要があるのだ。最後は冗談だけど。(って最後だけかい!) ちなみに、今は第1段階から第2段階へ移行しているところである。ふう、先は長い(人生は短い)。 |
2016/11/7 (1444360hit) 薄暮では打てる
昨日の日記で私はこう書いた。 2,スコアを付けない気楽な薄暮プレーでできるようにする というわけで、昨日薄暮に行ってきた。この日は「ボギーオンしてパーを取ろう作戦」つまりティショットは普通に打ち、2打目はグリーンに届かないクラブで花道付近を狙い、アプローチをたくさん打つというラウンドを心がけた。 1番、残り155y打ち上げから7アイアンを持つ。ところが「花道でいい」と気楽に打ったら手前にオン。アホか俺。 2番、220y打ち下ろしパー4。今度こそ届かないクラブで、とユーティリティ(190y)を持つ。惚れ惚れするようなドローが出てしかもマウンドの下り傾斜に着弾してピンハイにオン。アホだ俺。 しかしここにゴルフの奥義が隠されていることに気づく。そう、 乗らんでもいいと思って気楽に打つと乗る。 今後はいつどんなラウンドでも花道でいいや、と思って打とう。 3番405y打ち上げのパー4。5アイアンで残り30yにレイアップ成功。ライが良かったのでアプローチはまあまあ、ピン下3mにオン。入らずボギー。 4番パー5。ティショットまあまあ、2打目4Wはサブグリーンにオン。ティフトン芝のラフにドロップし、40yのアプローチはちょっと噛み気味ながら上5mにオン。許容範囲か。2パットパー。 5番パー4。ティショットまあまあ、2打目95yの左足下がりライから砲台グリーンへ。50度のウェッジで軽く打って残り20yの花道ちょいラフへ。うまく打てて下1.5mに。1パットパー。 6番パー3。145yを9アイアンでグリーン手前へ。ラフから15y、これもうまく打てて1mに、1パットパー。ライが良ければ(そして気楽な薄暮なら)うまく打てるようになってきた。たまたまかもしれないけど。 7番パー4。2打目155yを8番で花道へ。20yのアプローチ、距離は合ったけど左に4m引っ掛ける。偶然入って1パットパー。 8番パー5。ティショットはバンカー、つま先上がりでちょい沈んだライからユーティリティ、トップして100y転がる。3打目残り220y、7Wで花道を狙うも飛びすぎてグリーンサイドバンカーに。ホームランして2パットボギー。 9番パー4。ティショット当り損ないで残り160y・きつい打ち上げ。5アイアンでグリーンエッジから8yまで。15yのアプローチ、これもライが良かった(ラフに軽く浮いてる)ので80cmに付き、1パットパー。 というわけで、9ホール中パーオンしなかったのが5ホール、寄せワンが取れたのは4ホール。昔の私を知る人にとっては別人のような進歩。 よし、次の目標は 3,日頃のプライベートラウンドでできるようにする だ! でも、今度の木曜日は毎年恒例の(思い入れの強い)コンペなんだよなあ。一気に二段階アップは厳しいかなあ。出来かけているアプローチを使うべきか、安全なパット打ちにするか、悩みどころだ(他に悩むことないんかい!)。 |
2016/11/8 (1444538hit) 11月6日のゴルフ侍
先日のゴルフ侍はミズノを代表する鈴木亨プロと青森の侍との対戦。 舞台は青森の夏泊ゴルフリンクス。良い意味で日本とは思えない、リンクスというよりヨーロッパ的な、野趣あふれる美しいコースだった。 死ぬまでに一度は行ってみたいなあ。 さて鈴木亨といえば誰もが惚れ惚れする美しいスイングで有名だが、通算8勝・数年前までシード選手そして今年からシニアツアー参戦というつまりもうバリバリのトッププロなわけで、いくらホームコース&クラチャンでも勝てんだろう、と思っていたらやっぱりその通りになった(プロの4&3)。 ただ、いつも思うけど、この番組に出演する侍の多くは実力を半分も出せないで終わってる感じだよね。そりゃTVカメラで真後ろと真正面から映され、それが全国に流されるんだから平常心でプレーできなくて当たり前だよね。逆に平常心で回れる侍がいたら、その人のほうがある意味「変」だと思う。 だから、普段なら1ラウンドに1回出るか出ないかの最悪のミスが毎ホール出たり、逆球が出たり、まともに当たらなかったりするのがほとんど。多くの侍は「こんなはずじゃない」「なぜだ」「おかしい」「普段の私はこんなんじゃないんだ〜!」と心のなかで叫びながらラウンドしてるんだと思う。 それを口に出すか出さないかで、侍の「品格」が試されるという、そっちのほうが恐ろしい番組だったりする。 今回の侍はゴルフ歴23年の55歳、HDCPは3、クラチャン獲得。それでも「最悪に近いゴルフ」だったんだろうなと推測するが、一言も愚痴を言わず。立派な侍だった。 で、ここからが本題。氏のプロフィールっていうかインタビューで注意を引いたのが、「練習場で(マットの上からではなく)バンカーから7番アイアンできちんと打てる練習をした」というくだり。 昔の打ちっぱなし(練習場)には1階に「土の打席」があって、土(っていうか地面)の上から直接球を打てる環境があった。今も田舎の方へ行ったらあるよね。奈良県のこことか。 土の上から打つのは大変難しい。ダフるとすぐ分かるし、もちろんまともに飛んでいかない。だから逆にとてもいい練習になるわけだが、土の上からでも難しいのにこの侍はバンカーである。土よりさらに難しく、くわえて足場も悪い。 よって、この侍の練習方法や着眼点そして努力はスゴいと思う。実際HDCPも3までいってるし、大きなミスも少なかった。でも、これはこの侍がスゴかったからできたことで、もし私が同じ環境にあっても出来ないだろうしまたしなかっただろうな、とも思う。 なぜなら私の場合、こういう練習環境(バンカーからフルショットでアイアンを打ち続ける)だったら、ダフるのが嫌で腕が縮こまったようなスイングになってしまうか、ボールコンタクトだけに集中しすぎて「体全体をしっかり使った伸び伸びとしたスイング」ができなくなってしまうことが容易に想像できるからだ。 やっぱり地道に、コツコツと、基本練習を積み重ねよう。 ・・・なんて勝手な感想を抱きながら見るのもゴルフ侍の醍醐味。 |
アリヤ?そう、アリヤである。アリヤと言えば、 アリヤ・ジュタヌガーン。 可愛いし強いし。 カッコイイし男前だし。 飛距離も抜群。いやあいいねー。 ショットやパットをする直前に見せる、アリヤ・スマイルがまたね、最高にキュートなんだよね。 体はゴツいが、 アリヤには、ぜひともタイ人初の女子ナンバーワン選手になってほしい。いやなるでしょう。今2位だし。 というわけで、故障に注意してこれからも末永く活躍して欲しい。ずっと応援し続けタイ!(タイ人だけに) |
2016/11/11 (1444998hit) 第19回しゃくなげ杯@伏尾GC
水曜日。いつもより2時間早起きする私。こうして人工的な睡眠不足を作ってやれば、今夜は自然と熟睡できるだろう。そして思惑通り、午後11時には自然な眠気が。布団に入ると10分ほどで就寝に成功。 そして木曜日。朝5時半のアラームが鳴るまで熟睡。ここ数ヶ月、いや毎週ゴルフへ行きだして15年、こんなにも寝入りと寝起きが良かったことは数えるほどしかない。 そう、もうすでに水曜日の朝から私のしゃくなげ杯は始まっていたのだ(いやそんな大層な)。 というわけで今年もこの時がやってきた。年に一度のビッグイベントそして1年の集大成さらに一番思い入れが強いコンペつまり気合い入りまくりである、某仕事関連企業主催のコンペしゃくなげ杯。 去年は参加15年目にしてやっっっっっと念願のベスグロを獲得できたためか、今年は憑き物が落ちたような、落ち着いた気分で臨むことができた。 会場はいつもの伏尾ゴルフ倶楽部。過去10回以上、年に1〜2回ラウンドしているのでコースはほとんど覚えているが、去年からコース改造されたりしているので、念のため前日にウェブページとグーグルマップで攻略法・グリーンまでの距離、打ってはいけない場所などを確認し、エバーノートに記載。 キャディさんが付いてくれるんでお守り程度のものだが、私のようなへっぽこゴルファーにとってはお守りも馬鹿にできないのである。 ・・・とここまで準備万端望んで、結果がトホホだったらまさに日記上「美味しい展開」なんだけど。 南コーススタート。 1番、左突き抜けを警戒して4Wで。2打目、ラフからのショットがグリーン奥の左足下がりまで行ってしまう。スティンプ9のダウンヒルへのアプローチ。いきなり試練である。去年までなら99%ダボになってるパターン。 ボギーを覚悟し、開き直って(開始15分でもう開き直らなあかんって・・・)打ったアプローチは1mに付き、パーを拾うことができた。思い返せば、このホールがこの日を完全に象徴してたなと。 2番は3打目以降ミスが続いてボギー。 3番パー3でもティショットがキチンと当たらず手前のバンカー。相変わらずパー3のティショットがヘタである。ボギー。 連続ボギーで死にそうになる中、狭くまっすぐな4番パー4。ティショット4Wでフェアウェイ右サイド、2打目90yがピン下3mに付く!まっすぐのライン。これが決まってバーディ。これで生き返った。 5番パー3は8アイアン、当りは悪いが何とか乗って2パットパー。 6番も距離の短いパー4。ティショットを4Wで120y残し、2打目ノ9アイアンはダフリ引っ掛けながらもオン。15mのパットが残るが、何とか2パットでパー。 7番は距離の長いHDCP1のパー4。ボギーでいい。ティショットはチーピン気味に左ラフ、2打目4アイアンはラフに負けて30y残る。ピン上5mにオン、2パットボギー。計算通り。 8番パー5はずっと右ドッグレッグで左はアウト。ティショットがプレッシャーだが短く持ってスライスボール、右ラフへ。2打目7アイアンでレイアップ、3打目80yのウェッジショットは50度のコントロールで、上手く打てたと思ったのにオーバー。グリーン外からパターで寄せてパー。 9番パー4は狙い通り左の林ぎりぎりへ。2打目150y、7アイアンで薄い当たりながらピン下7mにオン。ファーストパットを2mオーバーするも、返しが何とか入ってくれてパー。 というわけで前半は1バーディ3ボギーの38。アプローチの機会は3回あったけど、2回まあまあ、1回チャックリ。ただパットが良かった。今回は迷った末にマラネロ(L字)を使用したけど、グリーン外から打ったのも入れて16パット。2m以内のパーパットが全部入ってくれた。 パー3以外のティショットは7回中3回4Wを使用。これがいい仕事してくれた。まあたまたまミスが出なかったってレベルだけど。 後半も安全運転で無理せず行くぜ。 1番パー5、ドラコンだったのでリキんでチーピン。2打目ユーティリティで残り170y地点まで、3打目5アイアンはまずまずだったけど15y残る。一番苦手だった距離だけど、何とか上手く打てて50cmに。1パットパー。 2番短めのパー4。ドライバーで左ラフ、2打目8アイアンはイマイチの当りで奥のピンに対し右手前にオン、15mぐらいのマウンド越えのパット。1mぐらいまで寄ってくれてパー。相変わらず綱渡りである。 3番短めのパー3。グリーンセンターにオン、横からのパットは気持ちよく打ってしまって2.5mもオーバー。返しも外して3パットボギー。 4番広い打ち下ろしのパー4。ティショットが飛びすぎて左足下がりのライへ。2打目80y、50度のコントロールショットはダフって手前ラフ。アプローチは1mに付いてくれたけど、さっきのホールのオーバーしたパットが残ってて、ショートして外す。 またしても連続ボギーで暗雲立ち込めるなか、5番は短い(280y)打ち上げのパー4。ティショット4アイアン、2打目50度でフルショット、までは計算通りだったけど超へっぽこスカタンショットでショート。100yからグリーンに乗らないってあんた。しかし何とかアプローチが付いてくれてパー。 やっぱりアプローチがキチンと打てたらゴルフは楽だ(嬉涙)。 6番も短く(334y)狭いパー4。ティショット4アイアン、2打目PWのフルショット・・・・今度はハーフトップ。ヘタだ。ヘタすぎる。しかしグリーンに上がってみるとトップした分ランが出て奥のピンに絡んでる。2.5mの微妙なスライスライン、入ってくれてバーディ。 7番、西コース最難関ホール。ここもボギーでいい。ティショットは思い切り左斜面方向へ。キックして想定地点(左ラフ)へ。2打目つま先上がりの190y打ち上げ、ユーティリティで強振するも左手前ラフ、40y残る。つま先下がりのライから50度のアプローチは上手く当りすぎてスピンが掛かって8mショート。何とか2パットで想定済みのボギー。 後半ここまで2オーバー(やっぱりバーディがデカい)。残り2ホールで1オーバーなら30台!このまま行けるか?波乱は起こるのか? 8番は長め(175y)のパー3。5アイアンでグリーンセンターにオン、2パットパー。ふう。 最終9番は短め(485y)の打ち下ろしパー5。ティショットが当たれば2打目は200yぐらいなので、OBなどが無ければ大叩きはないだろう、とティグラウンドで思っているワタクシ。 そのティショット。ヘッドが下から入ってチーピン!と思ったらヘッドの上の方に当たってハーフ天ぷらプッシュ。あぶねー。右ラフへ。2打目は残り220y。つま先上がりのラフ。レイアップも考えたけど、グリーン周りは広いし、最悪バンカーでもいいかと思って4Wを持つ。 今から思えば、普通にPWとかでレイアップして普通に3オン狙うべきだった。持つべきではなかったのに。引っ掛けないよう短く持ってカットに打つ(←ほら、できないようなやったことないようなことをしてるじゃん)。と出だしから右へ出て右の法面の松の木方向へ。やばい・・・・ ボールは斜面を転がり、グリーンサイドバンカーの一番手前へ。グリーンまでは25y、エッジからピンまでは10y。50度でエクスプレージョンしてとりあえずグリーンに乗せる、というのが正解。でも、56度で届くだろうと(はいでました傲慢怠慢野郎)。 3打目はちょっと厚く入ってバンカーの土手に当たり、バンカーへ「おかえりなさい」。 さていよいよ皆様の期待に応えるような展開になってきたが、ここで目が覚めた。とりあえず脱出最優先、ピン奥8mへ。右へ2mぐらい切れる下りのライン、慎重に打って2パットでボギー上がり。 後半も16パット、寄せワンが2つ。パーオンは4個だけ(アイアンが下手すぎる)。相変わらず詰めは甘いけどラッキーなバーディのおかげで30台!嬉しい。 というわけで。 M岡くんとO田さんの追い上げを何とかかわし、2年連続ベスグロゲットォォォ!やったぜ!嬉しいぜ!しかしそれにしても、やっぱり、 アプローチがキチンと打てたらゴルフは楽だ(嬉涙)。 ちなみにダブルペリアはバーディのホールが2つともハマってしまい5位。その賞品は。 えー、何とも複雑な気分である(*注)。 *注:編者は頭髪がちょっと不自由な人なのである。 |
2016/11/12 (1445179hit) 折れたではない、折ったのである
三井住友VISA太平洋マスターズ2日目、松山が貫禄のトップ。調子が悪くても首位をキープできる「強い」ゴルファーの証明だね。 で、(たぶんhiroは話題にするだろうなと皆さん思っている)「7アイアン事件」だけど、人によって言い方が違うのが面白いね。TVや擁護派「ちょっと力を入れたら『折れた』」という風に書いたり言ったりしてるけど。 いやいやいやいや違うでしょうと。あれは明らかに、 怒りに任せて体重をかけ、「折った」 んだよねと(産経、報知、スポニチなどはきちんと「折った」と報道してる)。 「折れた」っていうのはおもちゃで遊んでてそれを「あやまって壊した」子供が「ママー、これ『壊れちゃった』よ〜」時の心理と同じだよね。つまり言い訳であり誤魔かし。擁護派の皆さん、ゴルファーたるものゴルフに関することで誤魔化しちゃあいけませんぜ。 いや、本人は「折る気がなかった」「折れるとは思わなかった」から「折れた」でいいのだ、と反論もあるだろう。百歩譲ってそうだとしよう。「折れた」というのを認めようか。でも、折れるかもしれないぐらいアイアンに体重を掛ける(そして実際折れる)という行為は、 結局マナー違反であり自分の立場がまだ解っていない愚かな行動 であることには変わりないわけで。それを批判する人間がほとんどいないというのはいかがなものか。強いものは何をしてもいいのですかゴルフコメンテーターの皆さん。世界ランク6位になれば何をしても許されるのですか評論家の皆さん。違うでしょう。 私がアンチであり彼に辛口なのは認めるけど、そんな人間(私)に格好の餌を与えるような行動が彼にはあまりにも多すぎる。「若さ」と「上手い」というだけで許される時期はもうとっくに過ぎてるし、そんな環境ももう無いはずなのにだ。 ま、ここで私が何を書いても僻み・妬みと捉える人はいるだろうけどね。でもね、ホントに彼には心技体揃った、日本を代表する、皆に尊敬されるゴルファーになって欲しいんだよ。 さて、この件について本人はなんて言ってるかというと。本人曰く、 「悔しくて体重を乗っけたんですけど、重過ぎましたね。今後ああいうことはないように、次からはミスショットしても穏やかにいきたいなと思います」。 だそうだ。それを聞いた報道陣からは笑いが起きたらしい。 あやまる気が無い本人と、咎める気が無いマスコミ。恥ずかしく情けない馴れ合いの構図は健在である。 |
2016/11/14 (1445374hit) 素振り通りに
松山英樹圧勝。最終ホール、池に入れたあとであのショットだもんね。世界ランク6位のゴルフ。一人別次元。一昨日は色々根性の悪いことを書いたけど、圧倒的なパフォーマンスを見せて勝つのはやはり素晴らしい。ラウンド後のサインも、並んだ人全員(1000人以上?)にしているという話だし、彼もちょっとは変わってきてるんだね。うん、いいことだ。(お前は何様でどんだけ上からやねん)。 さて本題。いっつも練習行ったりコースで球を打ってて思う。 なんで素振り通りに打てないんだろうって。 いや、素振り通りに打てたらスクラッチレベルかプロレベルだし、それが難しいのも分かってる。でも、球があるのとないのとでなんでこんなにスイングが違ってしまうんだろう。 コースで打てないのは分かるよ。結果も気になるし、スコアも気になるし、恥かきたくないってのもある。でも、 なんで練習場ですら素振り通りに打てないんだろう。 それおかしいやんと。意味わからんやんと。今まで、何万球と練習場で球を打ってきたけど、素振り通りに打てたのは4球ぐらい(本当)。よっぽど頭に問題あるんじゃないかしらん。 そんなに人の目が気になるのか?いや違う。誰もいない練習場で打ったこともあるけど、(素振り通り打てる)確率は上がらなかった。ということはつまり、やっぱり、 体の問題じゃなく心の問題なんだよね。 パー5の2打目、レイアップするときのアイアンショットのナイスショット率が異常にいいこととか、頭が空っぽの状態でなんとなく打ったショットが芯を食うとか、そんな状況と同じだよね。あるいは、薄暮プレーではいいショットの確率が高いとか。 ただ、それが分かったからと言って簡単に「頭を空っぽにして」とか「薄暮プレーのつもりで」とか「パー5の2打目のつもりで」打てるかというとそういう訳でもない。「頭を空っぽにして」などと考えてる段階で頭は空っぽじゃないし。 で、色々と解決方法を模索してるんだけど、一番可能性が高いというか、実現可能な方法というか、現実的な解決方法は、ありきたりだけど、何度か素振りして、 構えたらすぐ打つ しかないと思うんだよね。以前にも書いたけど「早くミスしろ」の類だよね。練習場ではともかく、コースではきちんとアドレスしたら間髪入れず打つ。凡人の私にとって、素振り通りに打てる可能性が一番高い方法だろうね。 ただ、練習も工夫もいらない一番簡単な方法のはずなんだけど、なかなか出来ないんだよねえ。こればっかり頭を取り替えるか、一度生まれ変わらなきゃ治らないんだろう。 まあ、プロでも試合で思った通りに打てるのは1ラウンドで1回か2回って言うから、打てなくて当たり前なんだろうけどね。 |
先日の日記で私は(ry やっぱり地道に、コツコツと、基本練習を積み重ねよう。 いま現在私が行っている基本練習を(近い将来また調子が悪くなるであろうの私のために)書き記しておこうと思う。 1,自宅で 週4回ぐらい、1〜2y先のバスケットに向かってチップ100球 やっぱりすべての基本がここにある、とやっと判った(遅い)。でも連日やってると腰が痛くなるんだよね。だからちょっと最近サボリ気味。 2,練習場で 週1回〜2回、100〜150球。 ・20y〜60yのアプローチショット。15〜20y刻みで。56度使用(30〜50球) ・70y〜90yのコントロールショット。50度使用(10〜20球) ・ショートアイアンのクォーターショット、フルショット(10〜30球) ・ミドルアイアンのフルショット(10〜20球) ・ユーティリティ・4アイアンをティアップして、そしてマットの上から(10球前後) ・ティアップした4Wで普通のショットと低い球を(10〜20球) ・ドライバー(数球) 3,調子がいいときにする練習 ・ウェッジを高くティアップして打つ ・4アイアンを高くティアップして打つ ・7アイアンで100yしか飛ばさないように(ゆっくりしたスイングで)打つ ・ドライバーをごく低くティアップして打つ ・ユーティリティをティアップしてスライス・フック・ストレート。マットの上からストレート(10球前後) ・マットの一番先端に球を置き、左足下がりのライを想定した練習 ・直立した状態(前傾しない)でヘッドを50cmほど浮かせたアドレスからアプローチショット ・ウェッジのゆったりしたフルショットで10y(ロブショット) ・6アイアンで大スライスと大フックを打つ う〜ん、書いただけで上手くなったような気になってきたぜ。 |
2016/11/16 (1445756hit) 緩まないこと
スイングにおいて、本物の上級者とそうでない人の一番大きな差は何か。 アドレスからフィニッシュまで「緩み」がないかどうか だと思うんだよね。 先日、いつも行く練習場に若者2人がやってきた。もう見るからに上手そう。たぶんゴルフ部の高校生か大学生だと思うんだけど、そっと彼らのスイングを観察させてもらった。そしたら、力が入っているわけではないのに、スイングの最初から最後まで体のどこにも(それこそつま先からヘッドまで)緩んだ感じがないんだよね。かと言ってリキんでいるわけでもなく。 ゴルフ侍とかをみててもよく分かるけど、プロのスイングはインパクトからフォローにかけてなめらかに加速していき、フィニッシュまできちんと動きに芯がある感じがするのに対し、多くの侍はインパクトまでは力強いけどそれ以降が緩んだり減速したり軸が無くなったりしてるように思うんだよね。 鍛え方や体、さらには才能も練習時間も違うから当たり前といえば当たり前だけど、やっぱりほとんどのプロは「(クラブを)振ってる」、そしてほとんどの侍は「(球に)当ててる」って感じがする。 もちろんプロは「緩まないように振ろう」としてるのではなく、結果的にそうなってるだけなんだろうけど、やっぱり質的な違いを感じる。 で、どうすればそういうイメージが出せるか色々考えてみたんだけど、これはもうやっぱり、 どっしりした下半身+体幹のリードで腕が振られ、クラブが動いている という根本部分にやはり立ち帰るんだろうと。そう思うのだ。上で書いた若者2人も、そりゃもう見事に下半身リードから捻転差ができてクラブが「振られている」んだよね。 ゴルフ歴が長くなり小賢しい知恵がついてくると、スイングではなく「結果」ばかり気にしてしまい、肝心のスイングつまり「正しく振る」とか「しっかり振る」ということが疎かになってくる。 だから、時には立ち止まり、原点に帰って「捻転差」で「緩みのない」スイングを作り直さないとどんどん悪い癖がついちゃうんだよね。 プロにはシーズンオフがあるので、試合で崩れたスイングをそのオフの練習でリセットする事ができる。でもアマチュア、特に1年中サルみたいにラウンドする私のようなゴルフバカはそういう期間がないため、つい目先のラウンドや目先のスコアに目がくらみ、スイングが疎かになってしまうんだよなあ。 まあ、わかったからって出来るわけじゃないんだけど。でもそういうことに気づいただけでも良しとしよう。 |
アウト1番、ティショットはやや引っ掛け気味も左ラフ。この季節にしては長めに残ったラフに手こずり、2打目5アイアンのショットは高さが出ず、グリーン手前30yのラフまで。3打目も深いラフから寄せきれず、6mぐらいのパーパットを残す。そこからオーバー、上を抜ける、蹴られる、で4パット。 この4パットで完全におかしくなってしまった。 昨日はO谷さんに誘って頂き、交野カントリー倶楽部へ。ここはグリーンがトーナメントレベルに整備されていて、かつ大きく、さらに微妙な傾斜もあり大変難しい事で有名だ。 スティンプ9フィートと手頃な速さながら、しっかり打つと上を抜け、弱いと手前で切れるという、とびきり可愛い魔性の女(注:褒め言葉です念のため)みたいなグリーンだったのである。そんなグリーンに田舎の純情少年(注:私のことです念のため)はすっかり翻弄されてしまった。 で、1番から冒頭の4パット。そして。 パーオン率50%で42パット。3パットが5つ、4パットが1つ。なんも言えねえ。 「もっと社会勉強してから来なさい、ボ・ウ・ヤ」 と言われたような気分で家路についたのであった。 (この写真はイメージであり、こういう女性が魔性の女だとか、タイプだという意味ではありません。ホ、ホントだからね!) |
というわけで、昨日の日記の続き。反省を。 本当に恐ろしい魔性の女は、美人系ではなく、 こういう可愛い系というか萌系の。え、ゴルフの反省をしろと? 出だしの1番の4パットはある意味交通事故みたいなもんだけど、でも「ラウンドにおいて絶対やっちゃいけないこと」の1つだよね。練習もろくにしていない、毎回綱渡りでラウンドしてる私にとって、パットの生命線は「根拠のない自信」であり、それが出だしで崩れちゃうともう頼りどころが何もなくなっちゃう。 特にこういう転がりの良いグリーンの場合、方向よりも「距離感を合わせて打てる」事が重要になってくるから、自信がなくなるとショート、それを嫌うとパンチが入って大オーバーになり、あがけばあがくほど入らなくなってくる。かと言って「強めにまっすぐ」打てる勇気もなく。 だとすれば、ジャストタッチで決め打ちするしかない。それに気づかないまま、あれよあれよと42パット。 まあショットも悪かったんだけどね。昨日はティショットが左、アイアンはスカばかり、アプローチはイマイチばかり。でも、それはいつものことだし、パットが今年平均の34パットだったら83で回れてるはずだからまあ普通。 直近6年間で交野カントリーは4回ラウンドしてるけど、ベストスコアは83、平均パットは37.5。一昨日の42を入れてだから、極端に悪いわけではない(過去3回の平均パットは36)。 年に1回行くか行かないかのコースだから、きっとちょっと入れ込みすぎたんだね。まあパットは水物、こんな日もあるさ、と自分を慰める編者であった。 |
2016/11/21 (1446463hit) 泡沫(うたかた)
アリソン設計でもないのに「アリソンバンカー」と謳うのは、トップボールを打ってスティンガーだというが如し? 「練習すればするほど、上達すればするほど自分が下手だと思うようになる」のは、きっと誰かにスタンド攻撃を受けているせいだと思う。 日本男子プロゴルファーのグリーン上でのボールマークの直し方、一体いつになったら正しい方法を覚えるの?分かってて直す気ないの?それともアホなの? 太平洋マスターズでの松山の圧勝に白旗を上げるコメントを出した男子プロは素直っていうか正直っていうか。あそこまで差をつけられたらもう同じ土俵で争う気なんて起きないんだろうね。 ダンロップフェニックス、日本人が日本人向けに放送してる番組の冒頭で英語のナレーションと字幕。ああ恥ずかしい恥ずかしい。 そのダンロップ、池田が猛追するも1打及ばず。世界の壁は分厚い。見応えある試合だったんだけど、「基本どうでもいい」って思ってしまうのはなんでだろう。 某番組で古閑美保が「なぜ韓国人(女子)選手が強くて日本人(女子)選手は勝てないのか?」という質問に「そりゃ練習しないからですよ」と答えていた。やっぱり。 「我々が戦争を終わりにしなければ、戦争が我々を終わりにするだろう」(H.G.ウェルズ) ・・・「私がアプローチイップスを終わりにしなければ、アプローチイップスが私のゴルフ人生を終りにするだろう」(hiro) ショートアプローチの打ちかた。クラブと胸の位置関係(角度・距離)を「完璧に保とうと意識」しながら上半身の捻転だけで打つ。つまり体が99%主体で打つ。腕が1%以上出しゃばると失敗する。 フルショットは「下半身と上半身の捻転差」が「上半身と腕の捻転差」につながり、さらに「腕とクラブの回転差」が生まれてインパクトを迎える。ハーフショット以上のアプローチは下半身を止め、「上半身と腕の捻転差」と「腕とクラブの回転差」だけを使う。で、ショートアプローチは「上半身+腕」とクラブの回転差だけでいい。 強気(つよき)のパットは、きちんとラインに乗せ、まっすぐ打てる技術があって初めて成立する。ショートパットを闇雲に1mオーバーさせることではない。それは強気じゃなく「狂気」。 |
2016/11/22 (1446636hit) 捻転差、その先へ
というわけで基本に戻り「捻転差」をテーマにスイングをスクラップ・アンド・ビルドしている編者ではある。 で、今日はその先を考えてみた。なぜ捻転差が必要か。ヘッドスピードを上げるため?それもある。切り返しをオートマチックに行うため?惜しい。 やっぱり、先日書いた、 スイング中に「ゆるみ」が出ないようにするための捻転差 じゃないかなと思うのだ。 ヘッドを走らせるためのゆるゆるグリップ。まるで素振りのようなスイング。どこにも力が入っていないようにみえるのに飛ぶ。これらはたしかに大事だ。 しかし、それらは「きちんとスイングが理解できていている人が結果的にそう見える(やっている)」というのが真実であり、ゆるゆるグリップ「にしたら万事OK」ではないし、素振りのようなつもりで振ったらきちんと当たる「とは限らない」し、どこにも力が入っていない「ように見える」だけでちゃんと力は入ってる、という話なのではないかと。 つまり私のように、未だにスイングのリズムが固まらなかったりクラブをどこへ上げたら良いかわかんなかったりスイング本質が掴めてないような、頭が悪く才能もなく努力もせず頭でっかちの根ババ(これは関係ないか)は、基本を疎かにしてはいけないのだ。 その基本が「緩まないスイング」。というわけで今日の一言。 小賢しく力を抜いて緩むなら マン振り上等 緩まず振り抜け また10日もしたら別の発見で忘れちゃうんだろうけどね。 |
2016/11/25 (1447027hit) リベンジ@交野CC
先週に引き続き交野カントリー。ボコボコにやられたグリーンに一矢報いる事ができたのか? 微妙・・・(3パット2個、そのうち1つは実質4パット)。だけど、まあまあかな。 今回も前半は6番から9番までの4ホール、後半も11番・12番・16番を4Wでティショット。根性のないやつだと笑わば笑え。これが私の生きる道(Puffy紅白初出場記念)だ。そのおかげかOBなし。過去6年、このコース5回のラウンドの平均OB数は1.6だからこれもまずまず。 何より寄せワンが3つあったのが嬉しい。9番はティショット(4W)で天ぷら、2打目も4Wでグリーン手前50yまで、そこから1mに付けられて1パット。キャディさんに「ちょうど50y、得意な距離だぜ」と心にもない軽口を叩きながら打ったのが良かったか(なわけはない)。 13番パー3は砂イチのパー、17番はピンハイラフから10yが1mに寄って。まあそこまでにスカタンなアプローチを5個もしてるんだけどね。 でも、ずっとダフってばっかりだったアイアンがちょっと良くなってきた。やっぱりグリップが緩んでた(そしてトゥダウンや振り遅れが出てた)事に気づき、緩まないよう気をつけたらボールコンタクトが良くなったんだよね。 この角度をキープするイメージ。 緩みのないスイング=グリップも緩まない。これ大事。 ・・・しかし、何回も何回も同じところでつまづいてるんだよなあ。アホすぎる。 |
2016/11/26 (1447180hit) 自分は上手い
42パットもするやつが何をほざくねん、って内容なんだけど・・・・ 先日N谷くんとラウンドしているとき、彼にこんなことを言われた。 「hiroさんって『自分はゴルフが上手い』と思ってるよねゼッタイ。ブログ見てても自慢がにじみ出てるもん」 彼の無神経さや腹が立つぐらいの天真爛漫さは置いておき、ここでハッキリ言っておこう。 「N谷君、君はある意味で正しい。俺は自分でゴルフが上手いと思っている、鼻持ちならない、いやらしい男である」 と。 そもそもブログやホームページやってる人間なんてほぼナルシストだし(いや例外はありますごめんなさい)、自慢したがりだし、寂しがり屋だし、構ってちゃんだし、つまりは友だちになりたくない野郎どもばかりである(いや例外はありますごめんなさい)。 ただ、下線部分の「ある意味で」を説明させて欲しい。上手いと思っているのは絶対的な評価ではなく、相対的なものつまり相手と比較しての「上手い」なのである。ではその相手とは誰か。 「過去の自分」なんだよN谷くん。 もちろん実在の人物、N谷君はじめライバルたち、目標とする人たちより「上手くなりたい」という気持ちはある。でも、これは命を賭けて本当のことだが、今の段階ではクラチャンのK見くんは言うまでもなく、N谷くんやM岡くんたちと比べると私のほうが桁違いに下手だ、と思っている(事実、HDCPも私のほうが多いし)。 だからね、私が自慢したり上手い人みたいな振る舞いをしたとしても、それは「ゴルフが上手い」と思っているのではなくてもともとの根性がババ色っていうだけだからね。誤解のないようによろしく! |
一昨日あんな事(上手いとか)書くから。 はい天罰覿面。 いや知ってたんだけどね。ゴルフは1gでも傲慢になると崩壊するって。1mmでも自慢するとバチが当たるって。なのに。ほんとに懲りないな俺。 昨日は月例。気温はそれほど低くはないものの、朝から冬の雨。しかも本降り。上下レインウェアの完全装備。このコンディションだとパープレーなら確実に優勝だろう。さらに当然のようにキャンセル続出。 フェアウェイは半分がカジュアル、ただでさえ重いきさいち名物のグリーンは更に重くなり、つまり、 平常心を削ぐ条件が揃ってたわけで。 そんな中、へっぽこヘタクソ小手先エセごるふぁー(←なつかしい)がラウンドするとどうなるか。 はい大叩きするんですねー。 パーオン率11.1%つまり2ホール(笑)、パーセーブ率16.7%つまり3ホール(爆笑)。とにかくボギーの行進とダボの嵐。隠し味にOB2個。アプローチのトップも添えて、みたいな。 ボギーはほとんどがパーオンせず、アプローチが寄らずのよくあるやつ。ダボはどんな感じかというと。 前半、3番はティショットが左低空飛行でフェアウェイのグラスバンカー、2打目7アイアンでレイアップ、3打目7アイアンは大ダフリ、4打目ウェッジでやっと載せて2パット。 5番は左30度に飛んでさらに左へ曲がってOB。 8番パー5でもティショットがフックしてOB。 後半最終はティショットがやっとまともに当たるも、2打目左足上がりから人知を超えたトップ、3打目のアプローチもトップ、奥のバンカーへ。出して2パット。 もう二度と偉そうなこと言いませんので許して下さい。 |
2016/11/29 (1447587hit) 雨のゴルフは難しい
というわけでこれからは謙虚に生きようと決めた編者である。 いやあしかし雨のゴルフがこんなに難しかったとは思わなんだ。 難しいその1。焦る 愚図でノロマな私は、雨の日のラウンドのように段取りが多くなるとつい時間がかかってしまう。そうすると人一倍気を遣う私は「雨の中皆さんを待たせてはいけない」と考え、つい焦ってしまう。すると繊細で気の小さい私のショットに影響が出てしまうのであった。 難しいその2。着膨れのショットに対する影響 自分ではあんまり意識してないんだけど、やっぱり半袖のラウンドとは大違いなんだろうね。クラブがいつも上がるところに上がらないというか、スイングの滑らかさに欠けるというか。 難しいその3。飛ばない ティショットはスイングが小さくなる上にランがほとんど出ないのでいつもより20y〜30yは飛ばなくなる。すると2打目が2番手ぐらい変わってくる。フェアウェイからのショットも、地面がグチョグチョだから持ち球がダフリの私はさらに飛ばなくなる。ダフリを怖がるとどんどん振れなくなる。悪循環。まるでフルバックから回ってるようだった。そりゃパーオンせんわ。 難しいその4。アプローチの距離感が・・・ 濡れたラフからだとスピンが掛かるのか掛からないのか、ランがどれくらい出るのか全然わかんない。いや、スピン掛けるような打ちかたが確実にできるわけじゃないし、そもそもアプローチまともに打てないんだけど。 難しいその5。寒い、辛い、悲しい 良いラウンドができてたら良いんだけど、そうでない場合はどんどん気分が滅入り、心が暗くなり、体の末端は冷え、心も冷え、腹は減り、早く風呂に入ってラーメンを食いたくなってしまう。 というわけで。 もう二度と雨とゴルフをなめませんので許して下さい。 |
2016/11/30 (1447730hit) 練習へ行って思った
いやあ、やっぱ練習って大事だわ。 練習しても上手くなるとは限らない。でも、練習しないと絶対にヘタになる(前も書いたけど)。だって、スイングなんてちょっとしたきっかけでおかしくなっちゃうんだもん。 プロでさえ試合が続くとどんどんスイングがおかしくなってくるというし(前も書いたけど)。だからそれを調整するためにラウンド後に練習したり、オフシーズンに打ち込みしたるする。なのに我々アマチュアが練習しないとどうなるか。もうスイングはボロボロのガタガタのへっぽこになるんですねー(当社比)。 本物の上級者なら調子が悪くなってもどこが悪いかを自己分析し、現場(コース)で修正したりそれなりにまとめたりすることができるが、私のようなへっぽこ野郎にはそんな事不可能なわけで。だったら日頃から努力をしないとそのへっぽこがこじれてしまう可能性も十分にある。いやもうこじれてる。 練習をしない期間が一週間程度だったら、逆に良いスコアで回れたという話もよくあるが、それはたまたま悪い癖が取れたり、疲れが取れたり、気負いなくコースに出れたりしただけの話だと思うんだよね。それに味をしめて「あ、俺って練習しないでも大丈夫な域まで達したかも?!」なんて考えるとひどい目にあう。 練習へ行って色々工夫してると、いくら鈍感な私でも3回に1回は「あ、これ大事だ」とか「ここがおかしかったんだ」とか「これ忘れてた!」なんていう発見があるわけで。昨日の練習では、 1mのアプローチにスイングのエッセンスが詰まっている 溜め(レイトアンコック)は無理に作るものではなく、自然に(勝手に)できるもの ドライバーとウエッジのスイングプレーンは違う。グラブが短くなるとアップライト推奨 ビジネスゾーンではクラブ(ヘッド)はずっと胸の正面のイメージ でもスイング中は体のほうが絶対に先行する(クラブヘッドが遅れる)ので、ヘッドを意識して回して(返して)やらなければいけない そのためにはグリップが緩んではダメ。切り返しから積極的に右手人差し指でヘッドを押して(ボールにぶつけて)いく つまり積極的に手を振っても、そのスピードより体が回転するスピードのほうがはるかに速いので手打ちにならない。その結果としてレイトアンコック・ボディターン・分厚いインパクトができる と多くの発見があった。今回の発見ははなかなかいい所を突いてると思うんだけどなあ。 でも、発見したところがゴールじゃなくてスタートで、それを固めたり体で覚えていくのが練習なんだ、って世界の青木さんが言ってたから、大事なのはこれからなんだけどね。 |