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2016/7/1 (1425157hit) 2度めの飛鳥カンツリーラウンド
昨日はKさんのホーム、飛鳥CCにおじゃまさせてもらった。上田治による山岳コース。 心配された雨にもほとんど降られず、やや蒸し暑かったもののこの時期にしてはまずまずの天候。ちなみに前回ラウンドしたのは4ヶ月前の2月で、グリーンもカチンコチンに凍っていたのだが、その時が初めての飛鳥。つまり今回が2回め。 前回(41・46の87)よりいい成績だといいな、と思いつつスタート。 1番打ち下ろしパー4、2打目が右手前グリーンサイドラフ、1mに寄ってパー。 2番長めのパー3、7Wを思い切りダフって2オン2パットボギー。 3番短いパー4、ティショットユーティリティでダフリ、2打目5アイアンで何とか2オン、2パットパー。 4番長めのパー4、2打目が右手前にショート、寄せきれず2パットボギー。 5番打ち上げのパー5、3打目のアプローチがショートしてエッジ、そこから2パットパー。 6番短めで池超えのパー4、無難に2オン2パットパー。 7番2段グリーンのパー3、右手前にショート、上2.5mに付くも入らずボギー。 8番HDCP1のパー5、3打目ウェッジショットを思い切りダフるも何とか乗って2パットパー。 9番グリーン手前に池のあるパー4、左引っ掛け、傾斜地からぎりぎりグリーンオン、2パットパー。 前半は3ボギーの39。なかなかいい感じ。冷やし担々麺(美味しかった!)を食べて後半。 10番左ドッグレッグパー4、2打目をトップして花道、パターを使って大ショート、2パットボギー。 11番打ち上げ短めのパー4、ティショット左ラフ、2打目ウェッジショットでオン、2パットパー。 12番短めのパー3、8番で右手前にオンするも下り&マウンド越えで寄らないライン。3パットボギー。 13番パー5。2打目がラフへ、3打目フライヤーしてグリーン奥のバンカー、4オン2パットボギー。 14番短いパー4。ティショット右ラフ、2打目PWでピンハイにオン、2パットパー。 15番右ドッグレッグパー4、2打目こすり球でグリーン右手前。50度で奇跡的にOKに付いてパー。 16番打ち下ろしのパー3。右サイドにオン、ファーストパットを大ショートして3パットボギー。 17番超短いパー4。ティショット6アイアン、2打目8アイアンでピンハイ右にオン。2パットパー。 最終パーなら78、ボギーでも79(パー71だからね)。 18番は2打目から急激に左ドッグレッグ&打ち下ろしていく名物のパー4。ティショットはセンターへ225y。2打目は200yで超打ち下ろし、しかもブラインド。6アイアンがわずかに右へ飛び、グリーンサイドバンカーへ。ピンはすぐそこ。イチかバチかで寄せに行くもスピンのスの字もかからずグリーンオーバー。2mに寄せ、ボギーパットはカップ上を通過して最後の最後にダボ。 悔しい終わり方だったけど、まあ全体的にはまずまずっしょ。というわけで。 この日の反省点 ・グリーンが重いということが分かっていながらビビってショートが3回(心が弱い) ・パー3で乗せてはいけないところに乗せてしまった(頭が悪い) ・アイアンが全部狙いより右へ飛ぶ(こすり球、あるいは右プッシュ) ・ラフに浮いてるアプローチは打てるが、花道からはまだチャックリが打てない(ミスが恐ろしい) ほとんど技術的な問題というよりメンタルな問題ですな。まだまだ修行が足りんわい。 |
2016/7/2 (1425324hit) アプローチイップス、原因と対策(直し方)、私の場合
というわけで、ちょっとまともなゴルフができそうな雰囲気が出てきたような気がしないでもない編者である。 「ふーん。ところで、お前の日記の「核」だった、アプローチイップスは最近どうなのよ?」という疑問を感じておられる読者の皆様が2名ほどいるような気がするので、その近況報告をしたい。 結論から書くと、 完治はしていないけどだいぶマシになりつつあるような雰囲気が出てきたような気がしないでもない という感じである。 もちろん芝が生えそろってきて打ちやすくなったことも理由の1つだが、ここへ来てやっと毎日の練習が実を結んできたのもあるかと。そう、つまり、いみじくもK見師匠が言っていたように、 アプローチイップスになった原因は練習不足 という事は間違いないところだと思う。 「いやそれイップスじゃなくて単にヘタだっただけじゃね?」と思っている読者の皆様が200人ほどいるのは知っている。しかし、 練習不足→打ち方がわかんない→それでも誤魔化しながらラウンド→あるきっかけで苦手意識が出る→打てなくなる→心を病む→イップス という流れは否定できないわけで。つまりヘタクソでも十分イップスになるのだ。 さて、じゃあイップスだったらやみくもに球を打てばいいのか、というとやっぱりそうではない。かつて私は、「練習場でアプローチを1万球打つ」という目標をたて、2011年の9月から2013年の7月まで、1年10ヶ月掛けてそれを達成させた。 で、10万円掛けてイップスは治ったか?治らなかったのは皆さんご存知のとおり。 もちろんその間、古今東西あらゆるアプローチの本を読み、あるいはメンタル関連の本を読み、何人ものプロや上級者に教えてもらい、掲示板で教えてもらい、YouTubeで動画を見まくった。その幾つかはすごく役に立ったが、イップスを解消するまでには至らなかった。 明かりが見えてきたのは、やはり 自宅で毎日、2mのアプローチばっかり100球打つ という事をしだしてからだった。もちろん最初はほとんどのショットがミスだった。心が何度も折れ、壊れ、その度にセロテープや瞬間接着剤やボンドで補強しつつも、とにかく何日も続けた。 で、そうやって毎日ミスをしていると、アホでセンスゼロな私でも「なぜミスをするのか」「どうやったらミスしないで打てるのか」と、 色々工夫して打つようになる。 例えば、 グリップをテンフィンガーにしたり、片手で打ったり。 グリッププレッシャーを緩めたり強くしたり、左手小指から3本だけ強くしたり。 腕だけで打ったり手首だけで打ったり体だけで打ったり。 ボールを右に置いたり真ん中に置いたり左に置いたり。極端に端に置いたり。 リズムを変えて打ったり。 トップで静止させ、そこから加速させたり等速で打ったり。 大きめのバックスイングでゆっくり打ったり、ごく小さなバックスイングで打ったり。 アドレスも開いたり閉じたりオープンにしたりクローズにしたり。 膝も曲げたり伸ばしたり使ったり使わなかったり。 何も考えずにぽんぽん打ったり一球ずつ時間を掛けて打ったり。 青木プロの真似をしたりマルちゃんの真似をしたり。 わざとダフらせたりわざとトップしたり。 わざとヘッドアップしたり一度も目標を見ずに打ったり。 などなど、とにかく、工夫できるすべての打ち方やバリエーションを試してみた。すると、少しづつ、 うまく打てるコツというか、正しい動きというか、今までダメだった部分が少しつづわかって くるんだよねさすがに。まるでジグソーパズルのピースが1つづつ埋まっていき、全体の絵がはっきりしてくるように。 ちなみに私の場合は、 手打ちになってた→体、特に上半身の捻転をメインにして打とう トップする→インパクトでヘッドがアドレスの位置に正確に戻ってきてない→グリップが先行しすぎ、ヘッドが遅れていることに気づく→アームローテーションを入れてヘッドがしっかり走るようにしよう ダフる(チャックリ)→ダウンスイングで減速してる→フォローをしっかり出してみよう インパクトでフェースが開いている、カット打ちになる→インサイドインの軌跡で球を捕まえるように打ってみよう たまに腕でパンチが入ったような打ち方になる→トップで一呼吸置き、リズムよく打ってみよう という感じの気づきがあり、そしてつい最近。 体が開いて左肩が浮いてインパクトしてる→バックスイングで捻転した肩をキープしたまま腕を下ろす(左眼でボールの右側を見ながら打つ感じ) というピースが埋まり、これによってヘッドが手前から入ってもソールが使えてミスしにくい打ち方になるということを会得したのであった。 もちろん、これで完全にイップスから抜け出せたわけではない。コースへ出るとまだ自分の意志とは反した動きが出るし、人から見たらまだまだ「すごく切ってる」ような打ち方になっているらしい(トホホ)。 しかし、確実に良くはなっている。イップスというトンネルの出口は、きっともう、すぐそこまで来ている・・・ような雰囲気が出てきたような気がしないでもないのである。 1つだけ確実に言えること、それは、 イップスから脱出するためには、もがき続けて「自分で」答えを出さなきゃダメってこと なのかなと。 |
昨日はこんな1日だった。 午前8時30分 起床 午前9時 仕事開始 午前10時半 コースに薄暮プレーの予約の電話 正午 仕事終了、仕事場でアプローチ練習 午後1時 昼食をとりながら撮りためていたゴルフ番組を観る 午後4時 薄暮プレーに出発 午後4時20分 コースでパッティング練習 午後5時 薄暮プレースタート 午後7時15分 薄暮プレー終了 午後7時30分 帰宅、シャワーを浴びる 午後8時 夕食をとりながら録画していた日本ツアーの試合を観る 午後9時 缶ビールを飲みながら「ゴルフ侍!見参」を観る 午後10時 番組に感化されアプローチ練習をしようと思うが、腰が痛いので断念 午後11時 布団の中で2ちゃんねるのゴルフ板を見ながら就寝 来週の日曜日もこんな感じだと思う。再来週も。その次もずっと・・・・ |
2016/7/5 (1425686hit) 「ゴルフ侍、見参」の40代のハンデ3侍
一昨日放映された「ゴルフ侍、見参!」は、47歳でHDCP3の侍が、64歳のドラゴン瀧プロに挑戦するという内容だった。 47歳といえば、ジュニアゴルファー出身でなければアマチュアで最も脂が乗っている頃だろう。この侍、ドライバーは飛ぶし、アイアンも上手い、アプローチはちょっと不安がありそうだったけど無難、そしてパターがむちゃくちゃ上手かった。 短めのバックストロークからカツンと強めにヒットする、「振り子式」ではなく「タップ式」の、最近では珍しいタイプのパッティングスタイルで、長いパットの距離感も短いのもほぼ完璧。構えも綺麗だし転がりもいい。 ああいうの見てたらもう一回L字(#9タイプ)を使おうかなって思ったりするよね。格好いいし。 一方のドラゴン瀧プロはそのパターに不安があり、長尺パターをアンカリングしないで使っていて、現在試行錯誤中という感じだった。そのパッティングの差が勝敗を分けた感じ。 やはり中長尺を使っているということは過去にイップスになったか、腰を痛めたか、パットに何らかの問題を抱えていることを示しているわけで、やはりというかドラゴン瀧プロのパットはヘッドがスムースに動いていなかったように見えた。あと、構えてからちょっともじもじする感じが出てたので、やっぱりイップスの気があるんだろうなと。 いくら百戦錬磨のプロとはいえ、やっぱりパットが入らないとアマチュアにも負けてしまうよね。いくらアイアンやアプローチがワンピンに付いても、それが入らなければまったくスコアにならない。 プロの凄みは1〜2mを涼しい顔して入れる事だということがこの番組でよく分かるもんね。アマチュアは(たとえ片手シングルであっても)1〜2mが打った瞬間ライン外れてるってことがままあるけど、プロのパットの技術はレベルが違う。 今回1つ残念だったのは、プロに付いたキャディさんが途中で読みを間違った(プロが「スライス?」と聞いたけどキャディさんが「どちらかというとフック」といい、結局スライスした)事と、それをプロが声に出して咎めたこと。読めなかったキャディさんも残念だけど、それを咎めるプロもちょっとねえ。 その後もプロ、グリーンの読みはキャディさんに完全にお任せ的な感じだった。64歳になるとやっぱり目も悪くなるんだろうから仕方ない。だったら、キャディさんが読み間違えてもそれを受け入れて欲しかったなあ。 良い悪いではなく、そっちのほうが絶対「カッコイイ」と思うんだよね。まあプロフェッショナルとアマチュアの立場の違いかもしれないけれど。 |
2016/7/6 (1425848hit) 薄暮プレーの初心者とマナー
先日の薄暮プレーはいつもの顔見知りではなく、私よりやや年上の女性(Aさん)、同世代の男性(Bさん)、そしてその男性の連れで同じく同世代の女性(Cさん)というちょっと珍しいメンバーだった。 Aさんとは1〜2度ご一緒したことがあるが、なかなかの強者。BさんとCさんは初めて。で、Bさんはお上手なのだが女性のCさんがたぶん本コースデビューだったと思われる。 で、BさんがCさんにいろいろと教えながらのラウンドだったのだが、Bさんがなかなか(いい意味で)厳しい。怒鳴ったりはしないものの、一昔前の上司と部下を髣髴とさせるような、スパルタ式(この言葉ももう死語になりつつあるね)なのである。 特に安全とエチケットと進行に大変気を配られており、例えば次のようなことを何度もきちんと指導されていた。 ・人のボールより前へ出ないようにしつつ、自分の順番が来たらできるだけ早く打てるように準備する ・打ち終わったらクラブを持ったままカートに乗る ・フェアウェイでバックしない(後方に移動しない。カートを待つか前方へ歩く) ・人が打つラインの真後ろに立たない ・人が打つ時は止まる ・グリーン上で走らない ・パッティングでの人のライン前後に立たない まあ慣れた人間にとっては当たり前の事だが、それが初心者にはなかなか難しいんだよね。特に自分のプレーで一生懸命になってしまうため、人の邪魔にならないというところまで気が行かないんだよね。 特に初心者のCさんにとっては「プレーの線」という概念が難しいらしく、立ち位置で苦労されていた。まあ確かにグリーン上はその人のエチケットに対する姿勢みたいなものがはっきり出るよね。 基本はパットをする人の背中側だけど、ボールが正面側にあったらできるだけ動かないで立っておくし、あまり近くに立っても気が散るだろうし。まあよっぽどでないと気にならないんだけども。 ところでいつも思うんだけど、他の人のパッティングの時間、つまり前の人が打ち終わってマークする前後(1)から、目標定めて素振り(2)して、アドレスして(3)、打って(4)、マークする(5)までという一連の流れの中で、アドレスから打つまでつまり3〜4の間は動かずじっとしておくべきなのは分かるけど、1とか2の時ってどうなんだろ。 私は次が自分の番だったら、前の人が1〜2をしてる間に自分のボールを置いたりしゃがんでライン確認したりすることがあるんだけど、それって打つ人から見えるところだったらマナー違反なのかなあ。もちろんすぐ近くではやんないけど。 私の場合、ボールに線を入れてあってそれをラインに合わせるので、その時間をできるだけ短縮させたいという気持ちでやってるんだけど、こういう微妙なマナーの問題は人によって捉え方や感じ方が違うので難しいよね。仲間内でも、ルール違反は指摘しやすいけどマナー違反は言いにくいしなあ。 マナーは、明文化されていない部分のほうが大事だったりするから難しいね。 |
2016/7/8 (1426175hit) 城陽カントリー初ラウンド(その1)
HDCP2のK見師匠が試合の下見ラウンドをするというので、昨日は普段なかなかラウンドできない城陽カントリーにお伴した。 城陽CCは京都南部、城陽市の丘陵地に位置する歴史あるコースで、昭和34年に開場。関西のアマチュア競技がよく開かれる本格トーナメントコースでもある。そういう試合などでないとなかなかラウンドできない、まあ高嶺の花っていうか、クローズドなというか、一見さんお断りどすえというか、平日ビジターフィー総額はいつものきさいちCCの3倍というか、まあそういうコースである。 コースは西コース18ホール、東ホール18ホールの36ホール。今回は距離も長くトーナメントが開催される東コースをラウンドした。コースレートはバックから74.0、ヤーデージは6808ヤード。「相当難しいですよ」というK見師匠の言葉を受け、目標スコアは89に設定。今回はインスタート。天候は晴れ時々くもり。 10番575yパー5。右ドッグレッグ。 3打目が花道、寄せきれず、5mからいきなり3パットしてダボ。グリーンが数字(9.3Ft)より速い! 11番打ち上げのパー4、385y。 ティショットはまあまあだったのに2打目が180y打ち上げ+砲台グリーンでU4を持つ。グリーンサイドのカラーへ。そこから1.5mに寄るも入らずボギー。 12番は右ドッグレッグ、超打ち上げのパー4(写真はティグラウンドから少し行ったところ)。394yだけど430yぐらいの感覚。 ティショットは右サイドに。直接狙えず、ウェッジでレイアップして3オン。しかし下りのパットを大オーバーさせてまたしても3パットでダボ。グリーン難しすぎる。 13番167yパー3。 6アイアンはこすり球で右手前エッジ。50度でそこそこ寄せるも、お先を2回外して4パット、何とトリプルボギー。そんなに難しいグリーンに見えないのに・・・ 14番586yパー5。右ドッグレッグ打ち下ろし。ドローヒッター泣かせのホールが続く。 ティショットは左の法面、2打目7アイアンでレイアップ、3打目6アイアンでピン奥5mにオン。この日初めてのパー。 15番425yパー4。打ち下ろし。城陽市街を望む景色が美しい。 ティショット左ラフ、2打目7アイアンはフライヤーライだったけど掛からず手前バンカー。3オン2パットボギー。 16番、池超えの大変美しいパー3。181yでやや打ち上げ。 ティショットは4アイアンで左奥にオン。2段グリーンの上から段を斜めに横切る難しいパットが80cmに付き、パー。 17番396yパー4。ここも右ドッグレッグで間口が狭い。ドローヒッター泣かせ。私はフェードなので打ちにくくはない。 ティショット右ラフ、2打目PWでグリーン手前にオン。奥のカップに対し長いパットは1.2mに付くもこれを外してまたまた3パットボギー。情けない。 18番351yパー4。距離は短いが右サイドの柳の木が行く手を阻む。 ティショットは軽いスライスでフェアウェイセンター。2打目9アイアン、トップで魔が差して(?)右手前ガードバンカー。砂が薄くてグリーン奥まで転がり、奥から2mに寄せるも入らずダボ。トホホ。 というわけで前半は48、1パット無しの23パット。後半巻き返しなるか?続く。 |
2016/7/9 (1426361hit) 城陽カントリー初ラウンド(その2)
昼食に冷やし担々麺(またかよ)を食べ、後半スタート。 東アウト1番は464y!のパー4。真っすぐでやや打ち下ろし。 ティショット左ラフ、2打目6アイアンでグリーンまで5yの花道、パターを使ってアプローチするも3mショート(やっぱりグリーンまで5yもあったらウェッジだね)、2パットボギー。もったいない。 2番197yパー3。グリーンの左右にバンカー。写真はティグラウンドから少し走ったところ。 4アイアンでグリーン左手前、アプローチがそこそこ寄って今日はじめての1パット、パー。 3番484yパー5。左ドッグレッグ打ち上げ、写真は2打目地点から。 ティショットは上の写真に見えてる右バンカーの手前、2打目は6アイアンでレイアップ、3打目8アイアンが右へ飛んでグリーン右サイドにオン。ピンは左。ということでお約束の3パットボギー。 4番360yパー4。 スライスして右バンカー。バンカーから7アイアンはナイスミス(トップ目)でグリーン手前10y。当然のように寄せきれず2パットボギー。 5番356yパー4。S字でちょっと打ち上げ。伏尾GCの東1番に似てる。写真撮り忘れたのでウェブより拝借。 ティショットは左のバンカーを避けて右ラフ。7アイアンはまずまずだったんだけどまたしてもフライヤー掛からず(っていうか芝に負けて)ショート。グリーン手前から奥のピンに対し50度で奥2mに、入らずボギー。 6番、スーパーウルトラ(約40m)打ち下ろしのパー4。景色が綺麗。 ティショットは200yでいいということだったのでU4で。左バンカーを避けすぎて右ラフ。2打目115y打ち下ろし、手前のピンに対し奥へ速いグリーンということでPWのクォーターショット、と思ったら緩んで手前のバンカーに。いついかなる時でもグリーンセンターを狙おうぜ>俺。3オン2パットボギー。 7番577y打ち下ろしのパー5。ここもS字で曲げるとロングショットが打てなくなる。 ティショットセンター、2打目4Wで残り90y。ラフから95y打つのにウェッジの50度(100〜105y)、テンフィンガーグリップで距離を落とそうと思ったらショットも緩んで手前バンカー。もうアホにも程がある。勿体ないとはこのことか。4オン2パットボギー。 8番353yパー4。右ドッグレッグ打ち上げで、正面に松の木、右サイドにバンカーが。面白いホールだ。 ティショットは右側の松の木の下へ。2打目130y、7アイアンで低い球を打って花道から転がそう、と生意気に。幸い球筋と方向はよかったけど距離が足りず。アプローチがそこそこ寄ってくれて1パットパー。 9番は192yのパー3。ピンぼけ失礼。池越え、やや打ちおろし。 グリーン手前が池までダウンヒルになってるので大きめのクラブ(4アイアン)で。しかしパー3が197y、192y、167y、181yってキツイっすなあ。何とかグリーン奥にオン。逆目の下りを1mショートするも何とか沈めて2パットパー。 上がり2ホール、何とかパーで上がれた。というわけで。 パーオン、パーセーブとも5ホールだけ。ティショットはまあまあだったけど、勿体ないアイアンショットがいっぱいあったし、勿体ないでは済まされないパットも山ほどあったけど、そして目標には1打届かずだったけど、まあ頑張った。 反省点その1:ショートアイアン、ウェッジもきちんと振る。緩んだらダメ! 反省点その2:パットで減速しない、フォローを大きく。 反省点その3:グリーンはいついかなる時もセンター狙い!! |
2016/7/11 (1426533hit) 日々雑感・2016年夏
雑感1。何か、北の方で日本何とか的な試合をやってたらしいんだけど、全然盛り上がらないのは何でだろう。俺だけなのかなあ。日本人が上位にいるみたいだけど、全然見ててもワクワクしないんだよなあ。広いフェアウェイに二桁アンダーだからかなあ。久しぶりの遼くんやオリンピック組の池田勇太・片山晋呉が予選落ちしたからかなあ。違うなあ。何でかなあ。 まあそれでも最終日は日本人のバーディ合戦になったんでちょっと見応えあったんだけど、雷雨中止の影響で放送は途中で終了。まあサブチャンネルか衛星放送で続きするだろう、と思ったら放送なし。は?何それ?何のためのデジタル化?誰のための放送?ふざけてるの?どこの局?日テレ?ふーん、覚えとくわ。 雑感2。そのオリンピック、日本を代表する選手として池田勇太と片山晋呉って何だかなあ。チンピラと変わり者が日本のプロゴルファーの代表として出場することに不安ありまくりなんだけど。ただでさえ「ゴルフ後進国」って思われてるのに、この2人が行ったら「やっぱり後進国だな」って思われるだろうなあ。そんな事考えてるのって俺だけかなあ。 雑感3。松山がリオ回避するのは虫アレルギーがあり、全英オープンと全米プロを優先したいという世界トッププロてしての気持ちからまあ、分からないではない。すごく残念だけど。 でも、谷原秀人って全英には出るけど全米プロは出ないよね。妊娠もしないよね(いや男だし)。大山志保や宮里美香なんてオリンピックに行けなくて悔し涙流してるというのに・・・いくら危険回避するためとはいえ・・・何だかなあ。 雑感4。全米女子オープン、プレーオフは相手のペナルティで決着。バンカーからショットするとき、ソールが下の砂に触ったため。本人もほとんど自覚はなかったレベル。放送機器の解像度が上がり、ほとんど誰も(本人ですら)知らない、分からないレベルの違反が浮き彫りになるケースが相次いでいる。 ルールはルールで仕方ないし、ソールさせてしまった本人の不注意もあるけれど・・・・・残酷な終わり方だ。勝ったのがアメリカ人(ラング)で負けたのがスエーデン人(ノードクイスト)というのもね。今回のペナルティがLPGAによるものなのか、視聴者による指摘なのかわからないけれど、これ、もし逆にラングがソールしててもきちんと指摘しただろうか、と考えてしまうのは私の根性が曲がっているせいだろうか。 雑感5。自分のこと。先日城陽CCをラウンドしたのはHDCP2のK見師匠とHDCP5のN谷君、そしていつものK嶋さん。でHDCP2とHDCP5のゴルフを見てて感じた。「ああ、この人たちと同じ意識でゴルフをしていてはダメだな」と。 それは努力を放棄するとか、自分の限界を感じるとかじゃなくて、ゴルフのスタイルがぜんぜん違うんだと。改めて、自分のスタイルつまり「ダボを叩かない」「バーディを狙わない」「無理をしない」という事を徹底していくのが結局は彼らと戦える武器になるんだと。 だから、ドローが打てなくても、不細工なアプローチしかできなくてもいいもんねって思った。 |
2016/7/12 (1426729hit) 恵まれすぎた国
先日某サイトでこんな統計が発表されていた。 世界のゴルフ場とゴルフ人口の統計。じっくり見ていくとなかなか面白い。 まずはゴルフ場の数。トップ3がアメリカ、イギリス、日本というのはよく知られているが、4位はカナダ、5位がオーストラリア。カナダがこんなに多いとは思わなかった。だってカナダ出身のプロゴルファーってレフティのマイク・ウェアぐらいしか知らないもんね。 以下6位がドイツ、7位フランス、8位南アフリカ、9位スエーデン、10位中国と続く。ドイツ人やフランス人がゴルフしてるイメージってほとんど無いんだけどなあ。ドイツ車はゴルフバッグを積みにくいので有名(私の勝手なイメージ)だし。 アイルランドの11位もちょっと以外。もっと多いと思ってた。まあ北海道と同じぐらいの面積に472コースって十分多いか(ちなみに北海道は177コース)。 次がゴルファーの数。1位が圧倒的にアメリカ。2600万人、およそ12人に1人。パブリックや大学併設のコースとかもあるし、敷居が低いんだろうねー。値段も安いしね。羨ましい。 ただ、値段のことで言うと、日本も本当に安くなった。ハードルも低くなったしね。30年前なんて日曜日なら2万円、3万円は当たり前だったし。それも、高速で1時間以上掛けて行くコースでだぜ。それが今では半額ぐらいになったし、平日なら昼食付きでも1万円でお釣りが出るし、当日昼過ぎに電話して、薄暮プレーが数千円で回れるようになった。いい時代になったもんだ。 ゴルファーの数に戻ると、2位がイギリスを抑えて日本、3位がイギリス。人口比でいってもイギリスより日本のほうがゴルファーが多いのだ。まあイギリスでも気楽にゴルフができるという環境は限られているんだろうね。都会じゃなかなか難しいのかも。 そして今回一番驚いたのが人口に占めるゴルファーの割合が1位なのがカナダ。何と6人に1人がゴルファー。アメリカの2倍、日本の3倍である。カナダといえばウィンタースポーツと思ってたけど、夏はゴルフ、冬はスキーって感じなのかな。 しかしこれほどゴルファー人口多いのに世界的に有名なプロが少ないというのも珍しいね(すごいブーメラン>日本)。 最後に、1ゴルフ場当たりのゴルファーの数。日本が1位、2位カナダ。ちょっと離れて3位アメリカ、だいぶ離れて4位がイギリス。 すごい売り手市場なんだねー日本って。そりゃゴルフ場が偉そうにするはず(失礼!)である。殆どがメンバーコースというのも頷ける。日本のコースが今の2倍あって初めてアメリカ並み、3倍あってイギリス並みになる計算だけど、そんなにたくさんいらない。今でも多すぎるのに。 っていうか、こんなにゴルフ場とゴルファーが多くて、ゴルフメーカーもたくさんあって、練習場もあちこちにあって、我々日本人ってほんとは恵まれてるのね。 ここは素直に感謝!かな。 |
2016/7/13 (1426910hit) Xデイがやってきた?
「その日」は突然にやってきた。つい先月まで大丈夫だったのに・・・・ 先日練習に行き、いつものようにウェッジのコントロールショットから始め、9アイアン、7アイアンに続いて5アイアンを持ったところ、これがちっとも、一切、金輪際、全部まるっと(なつかしい)、 まったく打てない!! ティアップしたらまだ打てるんだけど、マットの上からだったらもう全然。打てば打つほどダメになる。6番でギリギリって感じ。 そうかついに来たか。来たのか。53歳にして、 (俺)「キャビティアイアンに手を出す時が!」 (読者) 「いやそれ単にヘタなだけやし!!!」 続ける。5番だけユーティリティ、今入ってるのがテーラーメイドロケットボールズステージ2の4Uだから、その流れで同じ5Uを入れるという手があるけれど、5Uで180y打つっていうのはどうしてもイメージが出ない。なぜなら私はスライサーであり、Uはフックするクラブだからである。 まあそんな贅沢を言わずとりあえず5Uを使ってみても良いんだけど、なかなか中古ショップにないんだよねえ、これ。3U、4Uが数多いんだけど。 実際中古ショップに行ってきたのであるが、上のU5はなかった。というわけでアイアンを物色。でも見ただけではねえ。上級者なら構えただけで球筋とかイメージとか出るんだろうけど、あんまり分かんないし。まあ実際に鳥かごで打っても分かんないだろうし、コースで打っても分からないかもしれない。 で、良いなと思うセットはやっぱり高い。6−7万円ぐらい。だったら新品買うだろ。中古だったら6本で最高5万円までが良いところか。貧乏&貧乏性だから。 あと、シャフトはスチールが良いけどDGは打てないし、NS950はちょっとだし、できればKBSツアーってのを使ってみたい。キャビティとはいえやっぱりフォージドアイアンが良いし、あんまりストロングロフトなのはイヤだし、バックフェースはシンプルなのが良いし・・・なんて贅沢を言っていると買えるクラブが全然ないわけで。 スリクソンの545、タイトリストのAP2、ミズノのJPXフォージド、キャロウェイAPEXプロとか見てたんだけど、やっぱり分かんない。うーん、どうしようかなあ。 |
以前教えてもらっていたT辺プロ曰く。 ゴルフは調子が悪いのが普通の状態で、調子が良いのはたまたまにすぎない。 また、イギリスの詩人、カラーカラ・ニドウーチ曰く。 絶好調はスランプの前兆。 さらに、ロシアの哲学者アーサー・イチオ・ビーニハツは言った。 ゴルフはうまくなったと思った瞬間からヘタになっていく。 そして、日本を代表するゴルフ評論家、木々虎雄(十数年ぶりに登場)氏は ゴルフ最大の敵、それは傲慢 と言った。 そう、いい気になっていると途端にしっぺ返しが来るのがゴルフ。 調子がいい時にクラブを替えたり、歳を考えず連日練習に行ったり、ラウンド前日に練習したり、調子がいいから何も考えずに気持ちよく振ったら球も気持ちよく飛んで行くだろうなんて傲慢にも程があるよね。 反省。 |
2016/7/16 (1427446hit) 全英オープン予選終了
今年もヴァンゲリスの音楽に乗って全英オープンが帰ってきた。 今年の会場はセント・アンドリュースやカーヌスティ、ロイヤルドーノックなどがある東海岸とは反対側、西海岸のロイヤルトゥルーンのオールドコース。すぐ近くにはプレストウィック。ああ死ぬまでに一度は行きたい。 セント・アンドリュースと同じく、写真の一番左上(北西)が1番と18番、そこから南東方向に一方通行の18ホールである。 初日は天候も穏やかで影がくっきり、全英っぽくない絵だったけど、そんな中、なんと齢46にしてスイング改造に取り組むフィル・ミケルソンが圧巻のノーボギーで8アンダー。2日目天候が穏やかだった午前スタートというラッキーを活かし、2つ伸ばして単独トップで折り返す。 ありあまる才能があって、グランドスラムに王手をかけている、富も名声もあふれるほどある、世界有数のプレイヤーでさえ、さらに先を目指し、リスクを犯してスイング改造してうまくなろうとする。まさに努力の天才。俺も死ぬ1日前まで上手くなる努力を続けたいと思う。凄えぜミケルソン。 ところが午後。リンクスは大荒れの天気に。「1日に四季がある」って言われるけど、この日のロイヤルトゥルーンには四季だけでなく梅雨と台風が来た。 その台風にやられたのが午後組の松山(2日目の成績は+7)、今平(+8)、谷原(+8)。台風にやられなかったのに予選を通らなかったのが宮里優作(+3)。ある意味、期待を裏切らない男である。やっぱり沖縄の平和的な血がそうさせるのかねえ。 でも世界トップクラス(ババ・ワトソン、ジョーダン・スピース、ジャスティン・ローズなど)は成績を落としながらも踏みとどまったんだから、やっぱり地力の差は思っている以上に大きいよね。 しかし、あの暴風雨と言っていい状況で切れずにプレー続けられる精神力はさすが世界トッププロと思うと同時に、そんなトッププロでも思い通り打てなくなる、メンタルでやられる、打ち急ぐ、前のプレイヤーのミスショットに影響される、前のホールのミスパットを引きずるんだからやっぱりゴルフは難しい。 いや、「やっぱりゴルフは面白い」、だね。 |
2016/7/18 (1427666hit) 2016年全英オープン終了
いやあ今年の全英オープンは名勝負だった(この後結果に触れます。ご注意ください)。 初日から絶好調を維持するミケルソンと、彼をぴったりマークする、メジャー無冠のヘンリック・ステンソンとの一騎打ち。残り79人はほぼ蚊帳の外。こんな全英オープンも珍しい。 しかしパットってあんなに入るもんなんだねー。2人とも3m-5mぐらいのバーディパットポンポン決めてたよね。1mすらろくに入れられない私にしたらこの2人は神だと思ったよ(いやそれお前がヘタなだけ)。しかも1人が入れればもう一人が入れ返すという展開。 で、勝ったのはメジャー無冠のステンソン。2回3パットボギーがあったけど、それを補って余りある10バーディってあんたそれ化け物ですか? でも、ステンソンって40歳なのに世界ランキング6位だったんだね。スエーデン出身でどちらかと言うと地味な選手(っていうか我々にとってあまり馴染みのない選手)だけど、これほどの選手がメジャー取ってなかったんだから世界は広いわ。 ただ、ステンソンもすごかったけどミケルソンはやっぱり絵になる男だねえ。人気あるのも頷ける。見ているものの期待に応えるだけでなく、そのさらに上を行く。メジャー最終日の優勝争いの中ノーボギーと、14番(?)のスーパーパー。鳥肌モノ。 さて、一方(はい出ますよいつもの毒舌)。 決勝に残った日本人選手2人の動向だが、池田勇太は13オーバー72位タイ、市原弘大(34歳)は18オーバー79位タイで終了。 市原は5月のミズノオープンで2位に入り今回の出場権を得たが、国内での優勝経験もなく、もちろんメジャーも初参戦。その市原でさえ、決勝2日間の不甲斐ない成績に「悔しい、技術が足りない」と言っているのにだ。 我らが(元)選手会長様のほうはというと、青木プロからのインタビューに腕組をしながら「さっぱりした顔」でこう答えた。 「苦しいゴルフだったが、得たものはあった」 「全米プロ、オリンピックに向けてしっかりやれた」 「思い出の(1ページならぬ)半ページぐらいにはなりましたかね」 勝つ気どころか、物味遊山ですか。13オーバー、トップと33打離され、決勝のフィールドでブービーに近い成績出しといて「しっかりやれた」ですか。「ダボを叩いても引きずらないように頑張った」ですか。 あまりにも「志」ってものが低すぎやしませんかねえ勇太プロよ。 技術で勝てないのは仕方ない。フィールドに慣れてないのも、リンクスのゴルフが過酷なのも仕方ない。でも、日本を代表する、オリンピックを見据えたプロが試合で大叩きして「いい経験ができた」って。 嘘でもいいから悔しい顔しろよって思うんですが。 「同じプロなのに、自分が情けないし悔しいです」「日本と世界の差を改めて痛感しました」「こんな事ではいけないと改めて思いました」「日本ツアーがぬるま湯なのを改めて感じました」ぐらい言えんか?っていうか、オリンピック云々って言ってるけど、 33打差付けられたステンソンにリオでいい勝負できると思ってる? ま、どーせオリンピックでも「いい経験をさせてもらった」的なことを言うんだろう。でもね、その時は オリンピック強化費はお前に「いい思い出」を作るために出されてんじゃねー!! と叫ばしてもらうからな。 蛇足。最終ホールでパーパット決めて72位タイキープできたぐらいで ドヤ顔でガッツポーズすんな恥ずかしい。 |
2016/7/19 (1427778hit) キャプテン杯予選・2回めの挑戦
138億年前、スタートホールのティグラウンドでいきなり3連続OBを打ったキャプテン杯予選が今年もやってきた。ちなみに138億年前のラウンドでは、 OB・・・7つ 3パット・・・4つ 寄せワン・・・3つ バーディ・・・なし スコア・・・36オーバー(1.5ラウンド) 今年はどうだったかというと。 OB・・・1つ 3パット・・・1つ 寄せワン・・・6つ バーディ・・・2つ スコア・・・13オーバー(1.5ラウンド) 想定目標スコアは竹41、梅40、松40の121だったから、結果には大々満足。138億年前のリベンジなる。 今回の戦略は、「上級者と同じことをしない」、つまり一番ヘタな人間として、難しいホールは最初から「ボギーが私のパー」と考え、積極的にボギーを取りに行くという事。 もちろん、「全ホールミスショット上等」という基本姿勢はそのまま。ミドルアイアンなんてトップしてグリーンの近くまで行けばOK。結果的に寄せワンが取れたら万々歳。 とにかく謙虚に目立たず入れ込まず、淡々と27ホール回るという作戦だった。 スタートは難易度の高い竹コースから。 1番、緊張のティショットは何とかきちんとあたってくれた。左ラフ。しかし左足上がりの2打目はチョロに近いトップ(笑)。3打目でエッジまで飛ばし、2パットボギー。 2番パー3はボギーホールだったけどバンカーからホームランしてダボ。早くも借金2。 ところが3番(ボギーホール)でいいショットが2つ続き、偶然バーディが来てこれで息を吹き返す。 4番パー5、ティショットがフェアウェイバンカーのあごの近く、脱出させて4オン2パットボギー。また借金1。 5番寄せワンのパー。 6番、240y打ち下ろしのパー3。ボギーで良し。花道までのクラブで右グラスバンカー、何とかグリーンに乗せ、2パットボギー。借金1のまま。 7番も難しいボギーホール。ティショットは左引っ掛け、2打目はレイアップ、3打目で乗せて2パットボギー。悪くない。 8番打ち下ろしパー5、ティショットはカート道にあたって300y飛ぶ。2打目4Wで残り20y地点へ、そこからピン下3mに、入らずパー。 9番池越えの打ち上げ、392yだけど実質410yぐらいあるパー4。当然ボギーホール。ティショットはこすり球で距離が出ず、2打目は180y打ち上げ、7Wでグリーンサイドバンカーに。3mに寄るも入らずボギー。 42で借金1。まあでもこんなもんだ。チョロもあったし。 そのまま狭くて短い梅コースへ。梅はハマれば30台、OB連発したりショートゲームがミスれば40後半もあるという厄介なコース。 出だし3ホールは2オーバーの予定が奇跡的に良いショットが続きパーが3つ続く。しかしパーを取りたい4番パー5で3打目をトップしてのボギー。 5番もパーのはずがファーストパットを打ちすぎて3パットボギー。計算通りいかないね。 6番パー4、2打目のアイアンショットをまたトップするも結果オーライでグリーンオン、2パットパー。ツイてる。 7番パー3は花道を狙い、なんとか寄せワンでパー。 8番は難易度の高いパー4。無理せずティショットをレイアップ、2打目は200y打ち下ろし左足下がり、花道でいいやと思ったらU4が会心の当たりでピンハイ3mにオン。でも外してパー。でも上出来。 9番パー5は3打目をダフり、アプローチは3mにしか寄らず、しかしこの下りのパットを外しても39だから良いか、と思って打ったら偶然入ってくれてパーを拾う。 梅は2オーバー38。出来過ぎ!しかしまだまだ油断ならない。ここからが本当の勝負だということは私が一番よく知っている。 昼食を摂り、広くて距離のある(3502y)松コース。出だし3ホールと距離の長い8番はボギーでいい。 1番2打目5アイアンはトップしてグリーン手前(想定内)、アプローチはピン上2m、下りのパットは思った以上に曲がってボギー。でもOK。 2番241yパー3。ここは2回に1回左にOBを打ってしまうホール。1オンを狙わず、5アイアンでフェアウェイへ。ウェッジフルショットでグリーンセンターに打ち、2パットで予定通りのボギー。 ちなみにHDCP5のN氏はドライバーのコントロールショットで1オン2パットパー。同じくHDCP5のS氏はアプローチを失敗してダボ。HDCP8のI氏は2オン2パットボギー。うん、計算通り。 4番409yパー4。打ち上げなので実質430y。当然ボギーがパーホール。左ドッグレッグなのでスライサーの私は打ちにくく、よく左引っ掛けが出るホール。考えもせずドライバーを持ったのが間違いだった。右サイドラフでいいや、と思ったら、カート道で大きく跳ねて右突き抜けOB。打ち直しはフェアウェイ200y地点のグラスバンカー。必死でトリプルボギー。やっちまった。 取り返そうと思うな、粛々と1打1打打っていくだけだ。と自分に言い聞かせ。 4番パー5。ティショットは天ぷらで2打目はレイアップを余儀なくされ、3打目もグリーン手前。アプローチはピン下5mに、カップをかすめるも入らずボギー。ここまでパーなし。ズルズル行ってしまうのか? 5番でティショットがやっと当たり、2打目145y打ち上げ、6アイアンか7アイアンかで迷い、6を持つ。これがピン下6mにオンし、やっとパー。 6番は普段なら8アイアンか9アイアンを持つ短めのパー3、しかしこの日はフルバックで165yある。左や奥はOB。6アイアンで左カラー、9アイアンのランニングはトップ目に入ったのが功を奏して80cmに寄る。寄せワンパー。ラッキー。 7番も2打目をダフって手前ラフ、しかし50度の転がしが1mに付いてくれて再び寄せワンのパー。これ、ひょっとして、 アプローチの練習の成果が出てる? 8番パー5.打ち下ろしとはいえ594yアゲンスト。ティショット今日イチ、2打目4Wも今日イチ、大事な3打目7アイアン。左サイドのピンに対して右サイドを狙ったんだけどちょっと引っ掛けてピンを刺す。なんという結果オーライ。ピン上2m。入ってほしいけど大事なのはきちんとストロークすること。そう思って打ったらカップ左端からなんとか入ってくれた。値千金のバーディっす(いや結果オーライだって)。 最終ホール356y打ち上げのパー4。ここまでスコアは全然計算してないけど、大叩きしなければたぶん大丈夫、っていうか予選に通るとか通らないとかじゃなく、パーを取るとかボギーで抑えるとかじゃなく、あくまで 自分のゴルフに徹すること。 ティショットは絶対に入れてはいけない左バンカーを避け、スライス球でフェアウェイ右サイド。2打目奥のピンに対し大きめの5アイアンを持つが、ダフって手前ラフ。まあこれは想定内。 3打目、ピンまで30yのアプローチ。今まで散々苦労してきた、8年間苦しんだ、ゴルフをやめようと真剣に考えたこの距離のアプローチ。 50度でちょっとフェースを開いて構え、「肩をしっかり回して、その回した上半身をキープしながら、グリップがへそを向いた形でグリップを戻す」ランニングアプローチ。 カップ横40cmに。1パットパー。 予選は(たぶん)3位通過。来週の決勝も同じ気持で回ってきます。あと、松の3番と竹の3番は短いクラブでティショットする! |
鰯の頭も信心から、という言葉がある。 普段なら生ゴミでしかない「イワシの頭」も、有難がって飾り立てた時には信仰の対象となりうる、というふうな意味である。節分の日にイワシの頭を柊の小枝にさし、戸口に飾って魔除けとしたところからこの言葉が生まれたらしい。 さて、ゴルファーは、この「鰯の頭」をありがたがる人が多いような気がする。古くはジャンボが装着して大ブームとなったこんなのとか。 先発品はだいたいが数万円ぐらい。無茶苦茶高くはないけど気軽に買える値段でもなく、サラリーマンからするとやや贅沢で、自営業のオッサンにするとちょっとした虚栄心を満足させてくれる絶妙な価格設定。 まあブームになると何十種もの類似品が3分の1〜10分の1の価格で出てきたりするんだけども。 あと、ちょっと前だったらこんなのとか。 シリコンブレスレット。猫も杓子もありがたがって付けてたよね。本当に効果があるのなら流行り廃りなく、何年たっても使われてると思うんだけど、まあ流行には勝てないか。シリコン汚れるしね。 あと、この手のものならこれを忘れちゃいけない。 石川遼、有村智恵、デビッド・レッドベター、多くのプロ野球選手・・・立派な広告塔のお陰でさぞ売れたでしょうなあ。 断っておくが、こういう製品を使って「体が楽になった」「飛距離が伸びた」「スコアが良くなった」というのは否定しない。科学的根拠がなくても、その人にとって効果があればそれは「良い製品」だからである。世の中にはそういう幸せを素直に享受できる人がいて、それは大変幸せなことだと思う(皮肉で言ってるのではありません)。 なぜなら、「鰯の頭も信心から」ということわざは、英語では次のように言われるから。 Miracles happen to those who belive in them(奇跡はそれを信じる人にのみ起こる) そう、ゴルフには奇跡が満ちている(競技でアンダーが出ることは私にとって完全に奇跡である)。だからイワシの頭にも十分に価値がある(人によっては)。 ちなみに、私にとっての「鰯の頭」は、 ひこにゃん・・・・ではなく、アリアハンのタルの中から見つけた「ちいさなメダル」である!これでマークしたら、どんなに長いパットもどんなに複雑なラインでもバッチリ!すべてのパットが入るようになるのである! ・・・・3回か4回パットしたら、だけどね。 |
2016/7/22 (1428292hit) 第29回GB月例@愛宕原GC
仲間内の競技会、ゴルバカ月例。兵庫県のアコーディア系列、愛宕原GCにて。 関西の典型的な山岳コースで、距離は短いが狭くてトリッキー。傾斜地のアイアンショットの練習にはもってこいのコースである。ちなみにこういうテクニカルなコースは大好き。グリーンもスティンプ9.0と適度な速さで好スコアが期待された。 西コースは5番までパー、6番パー3で長めのパットが入って1アンダー、7番パー4ではダフって乗った8mぐらいのダブルブレイクがまた奇跡的に入って2アンダー、8番パー3ではバンカーから5mにオン、パットはインパクトが緩んでトホホ、と思ったらコロコロ転がってカップイン、パー。依然2アンダー。 9番がボギー以下なら久々のハーフアンダー。しかし皆様の期待を裏切らないのが私である。ティショットは左ラフ、2打目7アイアンはトゥに当たるへっぽこショットでグリーン手前ラフ、そこからのアプローチをトップして(昔の悪い打ち方が出た)奥の逆目ラフへ。 そこから得意の二度打ち!結局6オン1パットでトリプルボギー。やるな俺!!さすが俺!(涙) 後半はアイアンを3回ダフリ、4Wのティショットをチョロし、バンカーから2度ホームランし、アプローチもトップし、いつものスコアに。というわけで。 本日の反省:詰めが甘い。 プレッシャーの掛かるショットほど、丁寧にそして慎重に。 |
2016/7/25 (1428650hit) キャプテン杯決勝
コースを代表する雲の上にいる上級者3名と、ほぼ初顔合わせで、長丁場27ホール、しかも決勝戦、そしてフルバック。 ・・・・・とにかく疲れた。精神的に。 最初のハーフは短い梅コースから。ティショットは幸いきちんと当たり、去年の悪夢を払拭。それどころか、長めのパットが入っていきなりモーニングバーディ。これが吉と出るか凶と出るか。 2番で想定外の(ナイス)ボギーを叩くも、3番は下り2mが入って寄せワンのパー、4番はバーディ逃しのパー、5番もカラーから2パットでパー。パットの調子がいい。 6番、ここは距離は短いがグリーンの傾斜がキツく苦手なホール。ボギー計算だったんだけど、ピン上からの超速い5mがラインに乗って2つ目のバーディ。ラッキー。 7番パー3もバーディ逃しのパー、8番もボギーの計算がティショット(4W)・2打目(8I)・とも完璧でバーディパットはカップに蹴られてパー。 9番パー5、3打目PWのはちょっと緩んでしまってグリーン手前1m。そこからパターで寄せて、と思ったらラインに乗ってチップインバーディ。梅の自己ベスト、34の2アンダー。 謙虚に静かにラウンドすることでゾーンに入ったのだろうか?でもまあとにかくパットが抜群だった。ハーフ13パットも自己ハーフ最小タイ。 ・・・なんかね、自分の一番いい部分だけが出たような、奇跡的な9ホールだった。 松のティグラウンドへ移動すると、カートが2台止まっている。先行組だ。皆和気藹々とおしゃべりをしている。まあキャプテン杯の決勝に出てくる人はほとんどが研修会で顔見知りだからね。私のような「野良」のほうが珍しい。 その私はアイスバッグに氷を詰めたり、軽食を摂ったり、飲み物を追加するためにその場を離れてたんだけど、「HDCP9で3位通過のhiroって馬の骨が梅で2つ潜った」という噂はたちまち広がり、それが参加者の衝撃を与えたらしい。ただでさえ9つもHDCPがあるのに、グロスで後続に5打も6打も差を付けてるんだから。 こうなると、そいつがとんでもない大叩きをしない限り追いつくのは不可能。というわけで皆はガンガン攻めた、がその結果大叩きが続出したらしい。まあ、これは後から聞いた話。 そして20分ほど待って松コーススタート。その馬の骨、 50も叩いてやがんの!! わはははははははは。 ( ;∀;)あ〜〜〜〜〜〜あ。 アイアンはダフりまくるわ。 アプローチでトップするわ。 残り80yから100y打って奥へOBするわ。 空振り寸前のアプローチはするわ(この後、保険のため持っていったチッパーを使いまくる)。 パー3で攻め方を間違え、ピン狙ってダボ叩くわ。 そして極めつけ。 普段めったにOBが出ない、広い広いパー4で右プッシュスライス2連発OB。 最終ホールも4オン素ダボ。 ・・・なんかね、自分の一番悪い部分が全部出たような、(ある意味)奇跡的な9ホールだった。 いやーしかし面白いねー。だからゴルフはやめられない(強がりです念のため)。 昼食時に計算してみると、ここまででトップのHDCP6の人と(ネット)3打差、HDCP4の人と2打差、HDCP8の人と1打差で4位。他の組の人は分かんないけど、この3人が(グロス)パープレーでも、こちらが2〜3打差ならまだなんとかなると考えた。つまり同組の3人に食らいついていけばまだチャンスはある。 というわけで、竹コースは目標41を39に変更。リスクを犯してでも30台狙いに行く!ここからが本当の勝負だ!! 1番パー4。ドライバー右プッシュも浅いラフ、2オン成功、バーディパットはカップをかすめてパー。 2番パー3、本来はボギーで良しだけどパー狙いでピンまで届くクラブを持つ。ピン斜め上4mのエッジ。これも一筋外れてパー。 3番はボギーホール。迷って迷って迷いぬいた挙句、4Wでフェアウェイキープ。2打目5アイアン、トップ目ながらピン下6mにオン、これもカップを覗きながらも入らず、パー。トップのHDCP6氏はボギー、3位のHDCP9氏はダボ。また流れがきてる! 4番パー5、546y打ち上げ。ティショット、2打目ともまずまず、しかし3打目またしても5アイアン、フェードすることを見越してグリーン左サイドを狙うも、そのまま真っすぐ飛んで左端にオン。15m以上の長い下りのパットが残る。フックすると思ったらスライスして下り2mのパットが残り、ここで3パットボギー。痛い。もう少し時間を掛けて読むべきだった。 5番パー4はバンカーショットが80cmに付いて砂イチのパー。 6番、ヤーデージが240y、打ち下ろしが50yの名物ホール。しかもアゲンストが強くなってきた。1オンは至難の業だ。ここはボギーやむなし、そしてダボは絶対に避けなければ。ここもクラブ選択に迷い、左(OB)へ行く可能性の高いユーティリティを避け4アイアンで。低めのはふトップながらグリーン右手前。ティフトンの深めのラフから何とか乗せ、5mのパーパットは惜しくも入らずボギー。これで2オーバー。何とか予定通り。 7番、スライサーの私にとって最大の難コース。405yで左にほぼ直角にドッグレッグしていて235y打たないと2打目が狙えない。しかも左サイドは木がせり出し間口が狭く、右へ吹けると即OB。 上級者3人は軽々とドローでフェアウェイを捉えていく。 ボギーホールだかリスクを犯してドライバーで勝負するしかない。曲がりの少ないスライスでフェアウェイ左ギリギリ、25y幅に打っていく、これしかない。今日一番気合を入れたドライバーはほんの少しヒールだったものの何とか狙い通り!フェアウェイをキープ。 2打目、165y打ち上げ、ピンは右端。5番と6番で迷い、5番で持ち球のフェードが出ればちょうどか、と思ったらうまく当たりすぎて左奥にこぼれる。迷わずチッパーを持ち、1.5mに。 マウンドの左傾斜面に切られたカップ。短いがボール1個は切れる。しかし絶対に外せない。ボール半個右を狙い、やや強めにヒット!完璧!!入った!!!と思ったらまったく切れずカップ右すれすれを無情に通過・・・・orz 8番パー5、3打目のウェッジショットをダフって手前エッジ、バーディパットはカップの横に止まり2パットパー。 9番、フルバックから392yの超打ち上げ。実質430y。2打目180y打ち上げをUで打つもダフって手前ラフ。そこから横6mのエッジへ。30台と入賞を掛けたパットはわずかに届かずボギー。40でホールアウト。 良くも悪くも、普段通りの自分が出た9ホールだった。 というわけで。 結果は同伴競技者でHDCP4のMi本氏がグロス114、ネット108、トータル215ストロークで優勝。 2位は同じくHDCP8のF井氏、グロス123、ネット111、トータル218で獲得。 3位はHDCP9、グロス124、ネット110.5、トータル218、松のカウントバックで涙をのんだhiro氏。 4位も同伴競技者のMa本氏、HDCP6、グロス119、メット110、トータル219ストローク。 最終組が4位までを独占するという、珍しい展開となった。 善戦はしたと思う。最後の9ホールは自分としては頑張れた。3位にも入れた。でもね、 やっぱり50はないやろ50は。 今回の教訓:競技は怖い。しかし面白い。でもやっぱり悔しい・・・・・ |
2016/7/26 (1428841hit) キャプテン杯の感想
今回、キャプテン杯の決勝戦に出て、またHDCP4、HDCP6、HDCP8の「調子が良いであろう、試合モードに入った」上級者と一緒にラウンドするという貴重な経験ができたのだが、その感想を思いつくままに。 試合で使えるのは「自信のある打ち方」「自信のある球筋」「自信のあるクラブ」だけ 極限の精神状態(って言ってるうちは本当はダメなんだろうけど)でショットをする状況では、すこしでも不安があったり迷ったりするとまずミスする。 よって、自分が使えるクラブや技は本当に自信のあるものしか使えない。私のような、手持ちの技が限られているヘタクソは、愚直にシンプルに攻めるしかない。アプローチなんて、ホントに酷かったもん。 ミスを最小限にするマネジメント 小さなミスならまだ良い(っていうかそれが私の持ち球だし)んだけど、大きなミスが1つ出ると後々に影響が出る。流れが悪くなったり、精神状態が悪くなったり。そうなるとリカバリーに多大なエネルギーを使ってしまう。 上級者はニアサイドのバンカーや下りのパットや真横からのパット、「最悪の場所」「最悪のライ」を徹底的に避ける。つまり「簡単にボギーを叩かないマネジメント」だよね。 ティショットは割とどうでもいい。でも勝負どころでは気合入れる HDCP4の人と6の人は、すべてのショットの中でもティショットを一番リラックスして打っていた。もう素振りみたいに「ぽーん」とフェアウェイへ運ぶ感じ(それでも僕より飛ぶんだけど・・・)。まあミドルアイアンで涼しい顔してピン刺す力があるからこそだよね。 でも、パー5だったり、長めのパー4だったり、ここ一番って時はしっかり振って距離出してくる。 ショットや球筋は様々だけど自分の型を持っている 優勝したHDCP4氏は打ち終わったあと足元が崩れるが、球筋はいつも軽いドロー。2位のHDCP8氏はパワフルで美しいスイング、プロのようなハイボール。4位のHDCP6氏はドライバーからウェッジまでパンチショット気味にラインを出す低い球が持ち球。 もちろん細かく見たら重要な部分はきちんと基本に沿ったスイングなんだろうけど、スイングにも球筋にも絶対的な正解ってのはないんだよね。いかに自分のスタイルを作り、再現性を高めるか。 力で振ってるうちはダメ スイングはクラブをいかに「効率よく、かつ正確に」加速させるかであり、力任せのスイングではそこへは到達しない。もし到達できても長続きしないか、プレッシャーに弱いか、故障しやすいスイングになる。 腕っぷしで打つ上級者はあんまりいない。いかに省エネでボールを運ぶか。そこを目指さないと前には進めない。 上級者はショートゲームがうまい 今回、上級者と私とを比較した時、ドライバーの精度:やや劣る、FWの精度:やや劣る、アイアンの精度:だいぶ劣る、アプローチの精度:問題外、パターの精度:善戦、という感じだった。 とにかく穴がないし、基本ミスショットなし。大きなミスはほぼ皆無。そしてアプローチ。自分がヘタなのを差し引いてももう月とスッポンどころか太陽と蛍。グリーン周りからは4回に3回は1ピン以内だし、2回に1回は1クラブ以内に球を止めてくる。 とにかく100y以内の精度が抜群。ここが私に一番足りない部分だと痛感した(いや昔から知ってるし)。 パットはいい勝負? 上に書いたとおり、パットだけはいい勝負ができたと思う(いやそれたまたまちゃうん?)。さすがにHDCP4氏のクラッチパットを入れる確率は凄かったけど、それ以外では長いパットの距離感や短いパットの取りこぼしは3人と比べても私のほうが良かったと思う(だからたまたまだって。バカじゃない?) たまたま調子が良かっただけ(だからそう言ってるじゃん)なんだけど、パットがいつも通りだったらあと5打は余計に叩いてたと思う。L字パター最高。 上級者でも動揺する 今回、モーニングバーディから始まったわけだが、わたしが最初に長いのを決めたあと、上級者3名のうち2人が1m以内を外してボギー。これはドリームジャンボ7億円に当選した人の頭の上に隕石が落ちてくるぐらいの確率であろう(適当)。 その後、ホールを重ねても私が崩れないので、結局梅コースでは上級者3人にしては信じられないようなミスを連発し、結局グロスで6打差以上の差がついた(たまたまかもしれないけど)。 しかし、松コースで私がダボ・トリプルスタートになった後は普段の実力を発揮して悠々の30台(だからたまたまだって)。 つまりまあ、上級者でも馬の骨のプレーに動揺したり、安心したりするということだ(勝手にそう思っとけ)。だからゴルフは面白いし恐ろしい。 メンタル的な駆け引き 50叩いた松コースの2番ホールは241ヤードやや打ち下ろしのパー3。グリーン左がすぐアウト(OB)、奥もアウト、右にフケても突き抜けてアウト。私なら5Wか2Uぐらいの距離になるんだけど、そんなクラブは持っていないし、まあ無理して打ってもほとんど引っ掛けてOBになるので、最初から5番でレイアップする作戦だった。 実際、予選ではそれでうまくいったのだが、決勝ではそのフルバックティで5分ほど待ち時間ができた。すると5アイアンを持つ私のすぐ横で、ユーティリティやウッドを持つ上級者3人が、あくまで自然な話の流れから「やっぱり(OBが怖くても)逃げたらアカンな」「逃げたらクセになりますからね」「そこから先に進めないしな」「やっぱり上を目指さないと」などと話しをし始めた。 まあたぶん偶然(っていうか自意識過剰?)だとは思うんだけど、あまりにもタイミングが良すぎたのでナチュラルに揺さぶりを掛けられたのかなと思ったり思わなかったり。 そのホールでトリプルボギー叩いたので、もし揺さぶりなら大成功!だったんだけどね。 自分のゴルフに徹する でもね、結局はね、相手がどんなに上手くても、相手がどれだけ飛ばしても、相手がどれだけバーディ取っても、そんなことは全然関係ない。自分ができることだけを愚直に、目の前の1打1打を大切に打っていくだけなんだよね。 プロは当然だけど、本物の上級者っていうのはやっぱりバーディを取るというのが明確に目標の1つになってる。距離が短いホールとか、簡単なホールとか、パー5とかね。 でも、私のようなへっぽこゴルファーは狙ってバーディやパーを取れるわけもなく、技術もお粗末で、できることも限られてる。「数少ない手駒」で如何にスコアをまとめるかと考えた時、やっぱりOBを打たない、ひどいミスをしない、勝負はグリーン上、となってくるよね。 今回の競技では、結局ハンデ通りのゴルフになった(OB2連発が余分だった・・・)んだけど、やっぱりHDCP9には9のゴルフ、5には5のゴルフ、スクラッチにはスクラッチのゴルフがあって、自分なりのスタイルと戦い方で勝負をすることしかないのだなあ、と改めて思った。 っていうか、100y以内を真剣に練習します。 |
2016/7/27 (1429015hit) 使えるアプローチ
キャプテン杯のアプローチは散々だった。とにかくっていうか、やっぱりっていうか、本番になるとパニックを起こし体が思うように動いてくれない。いくら練習でうまく打てていても、本番で打てなきゃまったく意味がないよね。 だから、もう完全に発想を転換することにした。「きちんとしたアプローチを習得する」という事以外に、 どんなにパニックになっても打てるアプローチを構築する のである。例えばこれ。 仕事場で練習してるんだけど、2mのアプローチで こんだけ左肩がつり上がってたらダメだろと。 これはもう無意識の動きで、いくらアドレスで左肩を下げて構えたとしてもインパクトでまたこの形になるのは火を見るよりも明らか。じゃあどうするか。 強制的に左肩が下がるように構えるしかない。つまり、 クロスハンドグリップでアプローチする!! クロスハンドで左手を下にする。するとイヤでも左肩が下がる。パターの場合はその状態から左手主導打つのだが、アプローチは違う。 右グリップをしっかり持ち、クラブ・右グリップ・脇を固めてそのまま体幹を回転させるだけ もちろんテンフィンガー。そして左手だが、こちらは試行錯誤中。これもガチガチに握ってしまうか、それとも思い切って親指と人差指だけで握るか。 とにかく動く部分を最小限にし、体の大きな筋肉だけで打つ。これで30yぐらいまでは対処可能と思われる。明日、実戦で試してみよう。 |
2016/7/29 (1429352hit) 一八会@奈良柳生
最初にお詫び。クロスハンドのアプローチは、諸般の事情でもう少し懸案事項とさせて頂きます。 さて、昨日は近隣の同業先輩と2ヶ月に1回のコンペ@奈良柳生カントリークラブ。自宅から1時間弱、K嶋さんに乗せていっていただいて(いつもありがとうございます。またここ見て下さいね〜)。 7月末にしては暑さも酷くなく、湿度も低く、気持ちいい高原の夏ゴルフを堪能できた。朝のうちはすこし雲が多かったものの・・・ 午後にはすっかり夏の空。仕事ができるキャディさん、須山さんとの相性もバッチリで。 フロントティからとはいえ、今季ベストスコアが出たのでありました。 超ひさびさに風船飛ばし 奈良柳生はフェアウェイがフカフカで、ラフもそんなにきつくなく、とにかくアイアンが打ちやすかった事、パーオン率が高かったのでアプローチの機会がほとんどなかった事、フロントティからだったので2打目がほとんどショートアイアンだったこと、グリーンがスティンプ8.5とそんなに速くなかったこと、ティショットの調子がまあまあ良かったことなど、良い条件が重なったからなんだけど。 でも、HDCP1(5番)とHDCP2(15番)のホールでバーディが取れたのはちょっと嬉しかも。バーディ自体はたまたま、にしても。 反省点は2つ。7番まで全ホールパーオンで来てて、こうなったらフロントナインで全部パーオンしてやれ!という気持ちで望んだ8番パー5のティショットは右ラフへ。2打目は左足下がりつま先下がりというタフなライだったけど、パーオンのためには距離を出したい。で、無理してユーティリティを持ち強振するもトホホショットで再び右ラフの木の後ろへ。そこからフェアウェイへ戻し、4打目がグリーンエッジ、そこから1mに寄せるもこれを外してダボ。 2打目で余計なことを考えず、ショートアイアンでフェアウェイへ出しとくべきだった。大事なのはスコア、そして自分がヘタだということをはっきり自覚すること。すぐいい気になる。バカだねー。 もう一つは16番、池超えのパー3は154y。右へ行くほど池が食い込んでて、こすり球を打つときちんと池に入るようになっている。左はラフと法面。 ピンは右サイド手前、距離的には7番。こすり球が持ち球の私は、何度も池の右端に球を奉納しているのだが、今回はそんなことにならないようグリーンの左サイド狙い、あるはグリーンを外してもいいから左へ打とうと思ってショットした・・・のだが、そう思っていても(そう意識するから余計に?)持ち球ってやつは出るわけで。見事に上がる水柱。3オン2パットダボ。 つまり、「左を向いて打つ」だけではダメで、「擦っても池に入らないクラブ」つまり6アイアンを持つべきだったのだ。その結果、こすっても池は越えるし、きっちり打てればグリーンには乗る、引っ掛けても左サイドからのアプローチ。これなら最悪でもボギーで済んでたと思う。 「左を向いて打てば左へ飛ぶだろう」という、またしても自分を過信したバカ野郎な判断。まあピンが右なのに左向いたらそりゃこすり球になるよね。スライサーなんだから。 でもまあ、なかなかナイスなラウンドでありました。フカフカの芝ありがとう。須山さんありがとう。同伴競技者の皆様、ありがとう。 |
昨日、よく行くコースのウェブを見ていて、以下のような文章を見つけた(一部改変しています)。 ★【お願い】●月●日(火)〜●/●(水)のあいだ、風呂改装工事につき、2階特別室のお風呂をご利用頂きますようお願い申し上げます。(下線は編者による) 刺青をしている人はゴルフ場の風呂に入れない。っていうか、そういう職業の人はゴルフ場を利用できないことになっている・・・・ 建前上は。 例えば、親分の出所祝いコンペとか、若頭の誕生日コンペとか、「組関係者」ということがすぐに分かるような利用は現在ではたぶん無理だろう。暴対法の締め付けは相当厳しいと聞く。 ただし、組関係者が「プライベート」で「以前からメンバーだった」ところの「ホームコース」をラウンドする場合、ある程度のお目こぼしはあると思われる(コースによると思うけど)。 私自身、そういう職業は反社会的でありけっして肯定はできないけれど、「組関係者」である前にゴルフが大好きな「一人のゴルファー」である、という人までゴルフ場から排除するのはどうか、とは思う。 そういう組合(?)にはゴルフの事が大好きな人が多いと聞くし、昔ならともかく、最近はそういう人はコースに迷惑をかけたり傍若無人に振る舞う事はまずないと聞く。むしろ一般ゴルファーよりも礼儀正しい人が多いらしい。 ただし、いくらプライベートで礼儀正しくラウンドするとしても、彫り物がある身体で大浴場に入ることはご法度である。そしたらどうするか。下っ端はそのまま風呂に入らず帰るんだろうけど、そこそこ大物だったりコースと懇意だったりする場合は・・・・ そう、そこで「特別室」の風呂なのである。 噂には聞いたことがあるけど、都市伝説の1つで実際にはよっぽど特殊なコースでないと無いものだと思ってた。でも実際にあるんだねえ。 本音と建前のわかりやすい例というか、裏世界の一端を垣間見た気がするというか、50年以上生きていてもまだまだ知らないことってたくさんあるんだよなあ、って思った。 |