日記264
(2016年6月)

去年までの日記

今年の日記

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2016/6/1 (1415984hit) アプローチも「球を捕まえる」


 もう6月。過ぎてしまえばあっという間だが、5月は色々あった。

 GWは薄暮プレー三昧。

 ミズノのウェッジ(MP-R5W)を購入。

 VGA一木会@有馬ロイヤルGCで優勝。

 奈良國際に2週連続で。

 月例で(ネット)パープレー。

 久しぶりにショートショート(もどき)をアップ。

 グリップゆるゆるに挑戦



 そして、アプローチも相変わらず練習中。コースへ出たら最低2回はスカタンしてしまうけど。それでも99.9%スカタンだった去年までに比べると水道とナイアガラの滝、チロルチョコととゴディバのトリュフチョコぐらいの差がある。

 最近のミスはトップすることが多いんだけど、そんな時はやっぱり手が悪さをしている、ということがわかってきた。分かっただけでも大きな進歩である。銅器と鉄器ぐらいの差がある。

 つまり徹底して「体の回転」を主体に打つこと、クラブを体の正面でさばくこと、手が単独でおかしな動きをしないこと、ダフリを恐れないこと、などが重要なのである。

 などと考えながら練習していると、フォローでクラブフェースが空を向きすぎているのに気づいた。体の回転で打つと普通クラブフェースは体と同じ向き、つまり飛球線やや左を向くはずである。なのに、ボールを真っ直ぐ打ちたいという欲のせいか、あるいは球を上げたいという欲のせいか、フェースが十分返っていないのだ。

 これは手でおかしな操作をしているということだ。 で、もっとフェースが返るよう、つまり体との方向関係を保つよう意識してみると、

 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 いままで以上にしっかり当たりフェースで球をきちんと捕まえてる感触が。そう、

 ショートレンジアプローチでもフェース開いて閉じる(ローテーションさせる)のが大事 


 また1つレベルアップした(ような気がする)私であった。

 

2016/6/3 (14120711hit) 心の弱さ


 掲示板でTOPさんが教えてくださった情報だが、今日から開催されているヨネックスレディスゴルフトーナメント、また吉田弓美子プロと西山ゆかりプロが同組らしい(ちなみにもう一人は香妻琴乃)。

 誰が組み合わせ決めるのか知らないけど、これはもう協会の逆恨みというか、報復人事的な組み合わせではないかと。「吉田め、余計なことをつぶやきやがって。イジメてやる」的な。

 そうでないと108人も出場者がいるのにまた一緒になるなんて確率的に考えられないではないか。百歩譲って偶然そうなったとしても、良識と常識があればこの2人を分けるよう組み直すのが当然だろう。

 どこの団体もトップがアホだったら下のものはやってられないよね。吉田も西山もカワイソウ。ほんとにカワイソウ。LPGAなんて、******************すればいいのに。




 さて、昨日は2ヶ月に1回行われる同業先輩主催のコンペ@枚方カンツリークラブ。



 ・・・だったんだけど、もうね、おのれのヘタさとアホさと心の弱さに、ゴルフから足を洗いたくなった。

 花道からのアプローチ、ミスが怖くて(練習している打ち方で)打てない。

 左足下がりからまともに当たらない。

 バンカーから近いピンを狙ってしまい脱出できない。

 9フィートを超えるグリーンにビビり、パットが打てない。

 アイアンがほとんどミス。

 同じ失敗を何度も繰り返す。

 後半になると大叩き。

 大叩きすると集中力が切れる。


 で、こうなる。



 アウト・インとも最初の5ホールはまずまず。しかし、

 6ホールめのパー5で大叩きし、そのショックからか7ホールめのパー4でも大叩き、続けて8ホール目のパー3でも大叩き、最終ホールははかろうじてボギー・・・と判で押したような同じ過ちを繰り返している。ホントにバカ。

 このパー5の大叩きをどうすべきか。ティショットが悪かったり、2打目が悪かったり、3打目が悪かったり、アプローチが悪かったり、パットが悪かったりと一貫性がないんだよね。つまりメンタルの問題である可能性が高い。あとは頭の問題。




 当分ゴルフやめます。2日間ぐらい。
 

2016/6/4 (1420906hit) ルールとマナー


 先日、某ゴルフ番組を見ていたらこんなシーンが放送されていた。 



 どの番組でこのプレイヤーが誰かについて今は触れない。問題としたいのは、このゴルファーが

 サブグリーンのグリーンエッジからウェッジでアプローチをしている

 という点である。で、

 これってアリなの?

 という問題提起なのだ。




 プライベートなラウンドか試合か、あるいは今回のような番組収録かで微妙な違いはあるにせよ、基本的には「ルール的にはOK」つまりアリだということになる。

 サブグリーン(ここでは使用していないグリーンと言う意味)は規則の定義によると「目的外のパッティンググリーン」というのが正式名称で、これに関連する規則は以下のとおり。

 25-3 目的外のパッティンググリーン
25-3 a 障 害
 球が目的外のパッティンググリーン上にある場合、目的外のパッティンググリーンによる障害が生じたという。プレーヤーのスタンスや意図するスイングの区域が妨げられても、それだけでは規則25-3にいう障害には当たらない。
25-3 b 救 済
 プレーヤーの球が目的外のパッティンググリーン上にある場合、プレーヤーは球をあるがままの状態でプレーしてはならない。プレーヤーは、罰なしに、次の救済を受けなければならない。
 プレーヤーは球を拾い上げて、(a)救済のニヤレストポイントから1クラブレングス以内で、(b)救済のニヤレストポイントよりもホールに近づかない所にその球をドロップしなければならない。救済のニヤレストポイントハザード内やパッティンググリーン上であってはならない。救済のニヤレストポイントから1クラブレングスの範囲内に球をドロップする際、球は目的外のパッティンググリーンによる障害が避けられ、しかもハザード内でもパッティンググリーン上でもない所のコース上に直接落ちなければならない。
 規則25-3により拾い上げた場合、球はふくことができる。
 

 つまりサブグリーンに球が乗ったら、ニアレストポイントを定めてドロップしてくださいね、ということだ。



 「いや、この写真で球があるのはカラーじゃん。じゃあそもそも関係ないじゃん」という声が聞こえてくる。その通りなのだ。だからルール的にはOK。何の問題もない。

 私が問題提起したいのは、マナーの問題なのだ。


 ホームコースでラウンドし始めた頃、キャディ付きのラウンドが普通だった。その時、ベテランで年上のキャディさんに「ホールアウトしてからサブグリーンを歩いて横断するな」と叱られた事がある。またそれとは別に、サブグリーンにボールが乗った場合、「(グリーンを避けるのはもちろん)できればカラーの部分を避けてドロップしてね」とお願いされた。

 キャディさんの言うことが全て正しいというわけではないし、競技ではきちんと規則に則って処置をしないと「誤所からのプレー」ということで罰打がついてしまうのは百も承知だが、普段のラウンドでは「コース保護の観点」から考えるとキャディさんの言うことにも一理あると思うのだ。

 

 「確かにエッジからショットすると普通はディボットホールができる。その後目土をすればマナー的にもセーフじゃね?
っていうか、そもそも本グリーンのカラーからでもウェッジ使うじゃん。それと同じじゃん。何が言いたいかわからん」という声がまたしても聞こえてくるが、本グリーンのカラーからのショットとサブグリーンからのショットはやや異なっている。


 異なっている点その1は、サブグリーンからのアプローチは距離が長くなりやすい。2つのグリーンがすぐ横に設置されていたとしても、端から端までなら60yぐらいになることもある。するとどうなるか。ディボットホールが大きくなる可能性が高くなる。グリーンがもっと離れていたらウェッジのフルショットになることもあるだろう。

 その時、サブグリーンの横や奥からならともかく、花道のカラーにフルショットのディボット(しかも横や斜めを向いている)ができたらコース側としてはたまったものではないと思うのだ。また、花道のカラーからディボットホールを作るようなショットをするゴルファーが目土をするとは考えにくい。


 異なっている点その2。メイングリーンへのカラーからのアプローチは、よっぽど変則的な形のグリーンでない限りアドレス(両足)がグリーンにかかることはまずない(絶対にないとは言い切れないけれど)。しかし、サブグリーンからなら両足がグリーン面に掛かる可能性もある。

 最初の写真で、もう少しボールがグリーン面に近かった場合、両足ともグリーン上になるよね。その状態で軽いアプローチをするならともかく、上に書いたようなフルショットをしたとしたら・・・。人にもよるだろうけど、ヘタをするとグリーン面はズタズタになってしまう。

 グリーンはコースの顔だ。キーパーさんは毎日我が子を慈しむようにグリーンの芝を育てていると思う。そんなグリーンが無神経なプレイヤーによって傷つけられる、その心中は容易に想像できる。



 そんな事考えたこともない、マナーよりルールが大事でしょ、俺は客だからルールさえ守ればコースを自由に使える権利がある、ルールで許されているならどんな行為も許される、などという人は想像して欲しい。

 いつも利用してるんだから多少は平気でしょ、と駅のホームのゴミ箱に家庭ゴミを捨てる客。注文したら出されたものは客のものだ、残そうが捨てようが勝手だろ、というレストランの客。自分の店に泥だらけの靴で入ってくる客。忙しい中1時間付きっきりで接客し、さんざん試着された挙句、何も買わずに帰っていく客。静かな店内で大声でしゃべる客。

 そんな客は客ではない。「モンスターカスタマー」である。



 コースを大事にしないゴルファーはモンスターゴルファーだと思う。「モンスターゴルファー」と呼ばれる事は、ゴルファーとして最大の恥ではないだろうか。

 (注:上の写真の人物が「モンスターゴルファー」だという意図はありません)
 


2016/6/6 (1421086hit) ネガティブで消極的で守り重視


 プロ野球を何気なく見ていて、ふと思った。

 ピッチャーには色々なタイプがいる。速球命の豪腕投手。スライダーがキレキレだったり、フォークをウィニングショットにする技巧派。針の穴を通すようなコントロールピッチャー。

 一口に「プロ野球のピッチャー」と言っても、それぞれに持ち味があり、それを自分で知り、最大限活用しているからこそプロで活躍できているのだ。

 もちろんそれは打者にも言える事で、遠くへボールを飛ばす才能やパワーが無ければいくらホームランバッターに憧れていてもなれない。しかし安打製造機や盗塁王にはなれるかもしれない。


 プロゴルファーもそうだ。飛距離でスコアを作る「飛ばし屋」、アイアンの精度に自信がある「ショットメーカー」、アプローチが抜群にうまいゴルファー、そしてパットを武器にするもの。もちろんオールラウンダーもいて、そういう、特に秀でた部分がないとなかなかトップには立てなかったりするのだが。



 さて、ここまで書くと賢明な読者の皆様は私が何を言いたいかもうお分かりだろう。そう、才能にあふれ心技体が充実したプロスポーツの選手ですら、自分の持ち味があり、その持ち味を武器に戦っているのである。

 いわんや才能の欠片もなく、心は弱く、技術はなく、体がボロボロの中年ヘタクソゴルファーが理想のショット、理想のゴルフ、そしてオールラウンダーを目指してどうするんだと。

 三流には三流なりの、下手には下手なりの、ヘタレにはヘタレなりのゴルフをすることが一番大事なんじゃないかと。


 だから私の場合、前にも書いたとおり「ミスショットが出る前提でショットを組み立てる」というのを基本とし、

 ティショットはポコーンと前へ行けば99点(飛ばす必要はない)で、

 ミドルアイアンなら花道へ行ったら99点で、

 ショートアイアンやウェッジならグリーンセンターに乗れば100点で、

 アプローチもグリーンに乗れば90点で、

 パットは2パットなら100点、長いパットは3パットもやむなし。

 そんなゴルフで80点ぐらいのゴルフができればもうこれは最高と考えるべきで。


 メンタル面についても、

 大叩きしやすいパー5は最初からドライバーを持たない作戦

 苦手なパー3はグリーン面の一番広いところを狙う作戦

 長いパー4は無理せずボギーでいいや作戦

 ダボ・トリを叩いても取り返そうと思わない作戦



 なんかを実行したほうがいいんじゃないかと。まあ以前も同じようなことを書いてるけど、私の場合、「ネガティブで消極的で守り重視」のゴルフのほうが逆にスコアがまとまるんじゃないかと思ったり思わなかったりするヘタレな編者であった。



2016/6/7 (1421290hit) 1スピード(ワンスピード) スイングマジック


 前からほしいと思ってた練習器具。GDOでだいぶ値段が下がってきたのでやっと購入した。



 なんたってHDCP6のM岡くんが絶賛してるんだから間違いない。でも、ただの素振り棒に1万円以上も出すのもなあ、おら貧乏だしなあ・・と思っていたら何とか手の届く値段になって、しかもポイントを使ってホームコースのメンバーフィー並みに。いつ買うの?今でしょ!(古い)ということで思い切ってポチった。

 買うときに一番悩んだのは何色にするか。いや、好きな色とかじゃなくて色によって重さや長さが色々なんだよねー。当然しなり方が違ってくる。でも、メーカーははっきり「こういう人にはこれ!」って謳ってないんだよねー。こう言うところは不親切っていうかやり方が汚いよね。合わなかったら二本目買えってことでしょ?



  そもそも、おもりを内蔵したただの棒に2本グリップ指してるだけなのに何で定価(13000円前後)がこんなに高いんだ?ゴルファーの足元見てるとしか思えん。いや、文句言うなら買わなきゃいいだけの話なんだけど。



 で、何を買ったかというと一番無難な緑(グリーン)。オレンジは長すぎるし、ブラックは重すぎるし、レッドはチャラすぎる(笑)し、ホワイトは家の中だけだし。

 グリーンははいちおう「アイアン用」となっているらしい。まあアイアンヘタだからいいんだけど。で、使ってみた感想。Q&A形式で


Q、振ってみてどう?

A、スイングのリズムやタイミング、切り返しのタメを感じるのには有効と思われ。ラウンド前、体をほぐす為の素振りにはちょっと物足りないかな。


Q、ヘッドスピードは上がる?

A、リズムとタイミングが良くなればそりゃ上るでしょうね、たぶん。


Q、これで素振りしたあと、シャフトのしなりを感じる?

A、元々グリップ強めなのであまり感じません。感じられるようになりたいけどね。



Q、ズバリ、買ってよかった?

A、うーん、まだ何とも。1回しか使ってないし。ただ、そんなに重くなく、バッグに入れてクラブと一緒に持ち運びできるので使う頻度は高そう。



 でも、足から始まり、体のパーツを「正しい順番で」使いながらパワーを「なめらかに」蓄積していき、クラブヘッドの走りに変換し、最終的にインパクトの瞬間にエネルギーを集中させる事を感じるための器具としては優れていると思う。



 でも、やっぱ高いよね。せいぜい4000円ぐらいっしょ(原価は1000円以下だろうし)



2016/6/8 (1421474hit) ワンスピード スイングマジック続報


 昨日はワンスピード スイングマジック(緑)を持って練習へ。

 クラブを振る前に3回〜10回ぐらいこれで素振りをし、そのイメージが残っている間にショット、というのをウェッジ・8アイアン・6アイアン・4アイアン・ユーティリティ・7W・4W・ドライバーで繰り返してみた。そしたらね、

 結構いい感じなのよワンスピードスイングマジック。

 この素振り棒、軽いから力が入らない。っていうか要らない。だから腕に余計な力が入らない。だから体の動き主体で振れる。そこがいい。しかも、

 グリップをゆるめればゆるめるほど気持ちよく振れる。

 ということが判った。結局そこへ戻ってくるかって感じだ。逆にグリップをガチガチに握っちゃうとギクシャクして全然ダメ。それから、

 トップで適度なタメがないとスイングスピードが上がらない

 のだ。ただの棒なのになかなかやりよる。さらに、軽いとは言ってもそこそこの重量はあるので、

 重心が高かったり下半身がおろそかになるとタコ踊りになる

 んだよね。恐るべしスイングマジック。

 あと、GDOのレビューを見て試してみたのだが、びゅんびゅん振るのではなく、

 7割ぐらいのスピード、あるいは5割ぐらいのスピードで振ってみる

 とスイングプレーンを丁寧になぞることができていい感じだったりする。これは今までの素振り棒にない新感覚だと思う。


 で、そうやって素振りをすることで何が起こったか。グリッププレッシャーが適正になり、スイングプレーンが安定し、切り返しのタイミングが合い、その結果、

 まっすぐしか飛ばなくなってしまった
 
 ・・・というのは大げさだけど、極端な引っ掛け、あるいはこすり玉、振り遅れのプッシュスライスが激減。多少方向がずれても曲がらないので、非常に安定した球筋になったと思われる。




 まあまだ練習1回だけだし、新車効果もあるので検証はこれからも続けていくつもりだけど、私のようにスイングに根本的な問題がある人間にとっては悪い買い物ではなかったかもしれん、と思う。




2016/6/10 (1421834hit) ワンスピード スイングマジック 実践編


 昨日は雨の予報の中、ホームコースへ。ホームの顔見知りのおじさんたちとラウンド。でも結局雨には降られなかった。実はスタート前、梅コース1番グリーンの先にある生駒山(下写真右奥)がはっきり見えていた(雨の前は必ず雲に覆われている)ので降らないとは思ってたんだよね。ともあれラッキー。



 きさいちCCはHDCPの改正が1月1日と7月1日の2回。コントロールカードの受付は1ヶ月前で締め切られる。だから今回のラウンドはコントロールカードを出さない練習と割りきった。

 で、(本当はルール違反だけど)ラウンド中4−5回、ティショット前にワンスピードスイングマジック(以下スイマジ)を振り回し、ショットに望んでみたのだが、ドライバーはフェアウェイを外すこと2回だけ、大変気持ちよく振れた。

 ミスは振り遅れのスライス。でも、それは明らかに腕の振り遅れによるもので打ち方が悪い。スイマジ、マジいいッス。


 で、ラウンド結果は。あ、今回は白ティ、しかもサブグリーンね。



 前半はショートコース並みに短いセッティングに助けられ2ボギーの38。56度のウェッジで2回とんでもないミスがあったけどまあいつものことだし。ハーフで寄せワン3個は数カ月ぶり、いや2年ぶり、いやいや7年ぶりぐらいか(笑)。

 でも後半がひどかった。いや実力発揮っていうべきか。

 1番は2打目105yを50度で。ライが悪かった(ベアグラウンドに近いラフ)のもあってショート。アプローチは5mオーバーして2パットボギー。でもね、アプローチでオーバーすることもここ何年もなかった(99%当たり損ないかビビってショート)ことだからね。

 2番パー3は165y打ち下ろしを7番で。こすり球で右手前、グリーンとラフの間。はい、ライが悪い(砂がたっぷりの)ところからのアプローチですねー。チャックリ怖くてトップしますよねー。動揺しますよねー。奥からのアプローチももう一回トップしますよねー。でダボ。

 3番はティショットは良かったけど2打目のライはラフ、でも軽いディボット。8アイアンはグリーン左手前、そこからまた寄せられず(オーバー)してボギー。

 いやライが悪い悪いって言い訳するつもりじゃないんだけど、こういうライだと心の弱さがもろに出ちゃうんだよね。とにかく流れが悪い。パーがきそうにない感じだ。

 4番パー5、ティショットまあまあ、2打目もヒール球ながらまあまあ、3打目は右ラフから60yのウェッジショットだけどまたチョロチョロしか芝が生えてないようなライ。しかもバンカー越え。悪い癖(悪い時の打ち方)が出てハーフトップ、見事にバンカーイン。そこからホームラン、結局5オンでダボ。

 5番でやっとパーオンするも3mから狙いにいって3パットをやらかす。うん、こういう時はこんな感じなんだよね。パーが遠い。

 でも、ここから頑張った。

 6番は短いパー3、大きめのPWを持って抑えて(なんて偉そうに書いてるけど短く持ってスタンス狭くしただけ)。ちょっとトップ気味だけどなんとかオン。2パットでやっっとパー。このパーで息を吹き返す。

 7番、ティショットスライスで右ラフ。フライヤーが出そうな出なさそうな、微妙なライ。出ない方に掛けて7アイアン、こういう時に限ってきっちり打てる。はい、フライヤーで奥のエッジ。さいわいライが良かったので1mに寄ってくれてパー。

 8番パー5、ここで怒りの一発。相当な打ち下ろしながら推定飛距離290y。ところが残り250y、同じ流れでいこうと4Wを強振するもチョロ(笑)。こういうところが中途半端、っていうかアホだね。3打目残り190y、ユーティリティが今日イチでピン奥5mにオン。2パットパー。

 最終ホールもティショットはきつい打ち上げの中まずまずで、2打目は残り95y。ただしここからもきつい打ち上げ、ピンは手前。小さいサブグリーンだし、しかも2段グリーンなので奥は避けたい。

 50度(100〜105y)でギリギリ、PWなら安全だけど当たりがよければ奥まで行っちゃう。迷ったけどここは50度で勝負。何とかまっすぐ飛んでカラーまで。2パットパー。

 上がりで何とか格好をつけたけど時すでに遅し。またしても70台はお預け。やっぱり崩れる時はアプローチからなんだよなー。ライがよければちょっとはましな球が打てるようになったけど、少しでも不安があるともうダメ。20yぐらいだったらごまかせるけど、30y〜50yでライが悪かったりバンカー超えだったりしたら不安が雨雲のように心を覆うんだよね。

 まあ一歩づつ、こつこつといきます。



2016/6/11 (1422039hit) パット数の秘密


 まあ秘密ってほどの事でもないんだけど。

 総パット数というのは、当たり前だけど18ホールのパット数の合計である。100を切る人(HDCP25前後)で38ぐらい、90前後の人(HDCP16-17ぐらい)で36ぐらい、HDCP10のプレイヤーで33ぐらい、スクラッチプレイヤーやプロは30ぐらいが平均と言われている。

 ちなみに、私のHDCPとパット数の関係はこんな感じ。

2000年 HDCP17 36.5
2001年 HDCP16 35.9
2002年 HDCP16 35.3

2003年 HDCP16 35.3
2004年 HDCP13 34.0
2005年 HDCP13 34.1

2006年 HDCP 8 34.4
2007年 HDCP 9 34.1
2008年 HDCP 9 34.0

2009年 HDCP 8 35.1
2010年 HDCP 8 34.7
2011年 HDCP 9 34.1

2012年 HDCP10 34.4
2013年 HDCP 9 34.1
2014年 HDCP 9 35.0

2015年 HDCP 8 35.2
2016年 HDCP 9 34.4
(6月9日現在)

 HDCPと照らし合わせると明らかにヘタである。一度も年間平均34を切ったことがない。まあ2006年ぐらいからはずっとアプローチ恐怖症に罹っていた影響もあるけど、実は他にも理由があるのだ。



 ところで、この総パット数、基本的には「グリーンオンした時のパット」がカウントされる。つまりグリーンエッジからやエッジすぐ外の花道などからパターを使ってもカウントされない。その場合は「パットを使ったアプローチ」になるわけだ。

 しかし私の場合、「エッジや花道からパターを使っても、それはパッティングと計算する」というマイルールを適用していたのである。

 理由は3つある。

1,パーオン率を上げたい

 アイアンが元々ヘタで、パーオン率を少しでも上げたかった(いやそれズルだし)。っていうか、私ぐらいのレベルならグリーンエッジにボールが止まったらそれはもうオンと同じだろうと。

2,そちらの方がより正確な数字に近い

 上にも書いたとおり、アイアンがヘタ(しかもアプローチはもっとヘタ)な私の場合、1ラウンドで5回も6回もエッジからパッティングをする可能性もある。よってエッジからのパッティングをアプローチにしてしまうと、30パットとかという数字が出てくる事も考えられる。しかしそれは現状にそぐわない。よってより現状に見合ったパット数のためにあえてそうしていた。

3,アプローチリカバリー率を正確に計算したい

 全ホール・全ショットの記録をしていた当時の私は、アプローチについても「寄せワン率」いわゆるスクランブリングの数字も計算していた。その時、パットでのアプローチもその計算に入れてしまうと、本来のウェッジによる寄せワンの数字よりも良くなってしまう。よってパターを使ったアプローチは除外するために、エッジからのパットはパットとして計算したのである。



 というわけで、私の平均パット数は実際はもっと少ない(そのぶん、パーオン率が水増しされているんだけどね)。では、どれぐらい少ないか。

 エッジからパットをするのは、たぶん1ラウンドで1-3回だと思う。実際、前回のラウンドでも3回あった。平均的には2回ぐらいだろう。


 ということは、本来の総パット数(今年)は、32.4ぐらいになるはずである。うん、まあ平均ぐらいだ。めでたしめでたし。
 


2016/6/13 (1422236hit) アプローチの当たり前


 毎日2mのアプローチを100球(多い時で200球)打っていると、こんな私でもわかってくることがある。

 わかってくることその1:数を打たないとわらないことがある

 って禅問答みたいだけど。毎日打っていると今までいかに練習不足だったかという事と、アプローチのメカニズムに無知だったかという事がはっきりわかってくる。


 わかってくることその2:意識はクラブヘッドではなく、グリップ

 今まではクラブヘッドの動きばっかりに意識がいっていたが、これが大きな間違いだと気づいた。インパクトでクラブヘッドをボールにきちんと戻そうと考えるから腕に変な力がかかったり変な動きをしてミスになる。

 グリップをアドレスの位置に戻すという意識で振れば「勝手に」ヘッドはボールのところに落ちるような気がする。もっとうまくなればグリップの意識もなくなり、体だけの意識になるんだろうけど・・・


 わかってくることその3:クラブ・特にグリップは常に胸の前&近く

 そのグリップ、スイング中ずっと体の正面というか胸の正面というかへその前にある意識が必要。理系的にいえば、体との絶対的距離感と座標がズレないようにって感じ。

 
 わかってくることその4:フォローの重要性

 インパクトに意識がいきすぎるとフォローが出ない。フォローとはヘッドが走り、グリップを追い越して飛球線方向に抜けていくということ。


 わかってくることその5:アプローチも球を捕まえる

 ボールを支点に考えると、、フェースはバックスイングで開いてフォローで閉じる。つまりフィニッシュを迎えた時、フェースは飛球線左を向いている。当たり前だけど、これができてなかった。フィニッシュでフェースが空を向いていたのだ(そんな打ち方もあるけど)。これは腕が変な動きをしているということである。

 しかし、このフェースの開閉は、体(胸)を支点で考えると開閉してないんだよね。つまり体(胸)とフェース向きが同調して動く。体の動きがまずあって、腕が振られ、最終的にヘッドの動きになる。そんな基本中の基本がわかってなかった。そしてできてなかった。


 わかってくることその6:グリッププレッシャー

 グリップを固めると低めの強い球が出る。ゆるめると柔らかい球になる。この辺りは人によって違うかもしれないけど。でも、緩めすぎるとチャックリしたりヘッドが減速したりするし、固めすぎるとトップしがち。「ちょっとゆるめ」あるいは「左手小指だけしっかり」って感じがいいのかもしれない。

 
 まあ色々書いたけど、とにかく、

 ヘッドの位置よりグリップの動き(=体の動き)。細かいことは気にするな。
 




2016/6/14 (1422431hit) もしM添都知事がゴルフをしたら


 連日マスコミが喜々として報道しているM添都知事の政治資金問題。人を馬鹿にした態度が透けて見えるような、目のつり上がった顔を何度も見せられると反吐が出そうだ。

 どんどん自分で掘った墓穴が大きくなり、落ちたら二度と這い上がれないような深さに達してしまった。その事に気づいていないのは本人だけ。もう政治生命も社会人としても終わりですな。

 この人、「法律的にOK」なら、あるいは「バレなければ」何をしても許されると本気で思っているよね。その構図、何かに似ていると思ったら、ゴルフで「ルール的にOKなら問題ないでしょ、マナー違反に罰打はつかないし」と考えている似非ゴルファーにそっくり。

 そこで、もしM添がゴルフをしたら、というのを考えてみた(俺も暇だな)。


 コースへは湯河原の温泉から、家族を乗せた公用車で出発。もちろん運転手付き

 予約もせず当日コースで「これからやらせろ」とゴネる

 「最高級のカートとキャディを用意しろ、今すぐスタートさせろ」と無茶を言う

 同伴競技者は出版社社長と会計責任者とヤメ検の第三者

 スタートホールは当然のようにオナー。その後もダボでもオナー。ダブルパーでもオナー。

 ディボットに入ったら「トップリーダーは世間に恥ずかしいゴルフはできない」と6インチリプレース。

 でもショットはトップばっかり

 勝手にカートをフェアウェイに乗り入れ、バレたら「不徳の致すところ。どうか今一度チャンスを」と口先だけで謝る

 そのカートを独り占めして同伴競技者を置いていく

 空振りしても「いまのは素振りだからルール的には問題ない」と言い張る

 人が打つ時でも勝手気ままに動きまわる

 グリーン上では自分が一番近くてもパットをし、ホールアウトしてしまう

 もちろん人のラインは踏みまわる。指摘すると「先方の立場もある」と意味不明の供述

 ラウンド中にレッスン動画を見て大渋滞を起こしても「ゴルフに必要」と態度を改めない

 プロショップでナイロン製のウェアを買い、「肩が引っかからないんですよ」と自慢する

 スコアを出す時は合計スコアだけで、ホールバイホールは破り取って捨てる

 で、それを同伴競技者の会計責任者のせいにする

 ホールアウトしてスコアを聞くと「記憶にない」と言う

 風呂に入ったら思い切り足を伸ばす

 ラウンド後の会食でサンドイッチを18000円分注文する

 あまりの迷惑にコースが「もう来ないで欲しい」と言ったところ、「これからはしっかりやっていきたい」と言いながら公用車でコースを後にする




 読者「うーん、もうちょっと面白く書けないもんかねえ」

 私「大変ご迷惑をかけております。今後はしっかり反省し改めて参ります。給料も全額返還します。でもボーナスと退職金は絶対に頂きます」



2016/6/15 (1422602hit) グリップゆるゆる=レイトアンコック


 先日からグリップゆるゆる打法にトライしている。

 元々私はコックをあまり使わない方で、トップも小さい。さらに最近わかったことだがグリッププレッシャーが強すぎたようなのだ。ウッドは長いぶんノーコック気味でもヘッドが走ってくれるが、アイアンはそのせいか、あんまり飛ばない。歳のせいかもっと飛ばなくなってきた。

 最近は5番で170y、6番で160y、7番で150y、8番で135y、9番で122y、PWで110y、50度のウェッジで95y、56度で70yって感じ。数年前まではもう半番手飛んでたんだけどね。

 まあアイアンなんて飛ばなければ番手を上げればいいだけの話なんだけど、グリップゆるゆるにしてヘッドが走ったらもう少し飛ぶんじゃないか。いや、飛ばすためにしてるんじゃなくてあくまでスイング全体のバージョンアップのためなんだけど。

 そのグリップゆるゆるだけど、何故するかというとこれはもうレイトアンコックの実現のためで。


(ここまでできたらすごいけどね)

 具合的には、バックスイングでコックを強めに入れ(自分的にであって、たぶん普通のコック)て上げていき、ダウンスイングでは古典的に、

グリップエンドをボールにぶつけるようなつもりで下ろしていく。

 これはゆるゆるグリップでないと不可能。で、こうする事でヘッドがインサイド&上からボールにコンタクトし、

きちんとフェースターン(あくまで自然な)

ができるんじゃないかと思うんだよね。



 で、実際にやってみるとウェッジやハーフショットではまあまあイメージ出せる。小気味良く当たり、スピンも入る。しかし7番以上のアイアンになるとバランスが軽くなるせいかヘッドを感じることが難しくなり、なかなか思ったように打てなくなる。

 ウッドになると、これはもう相当努力をして左へ返す意識を持たないとプッシュスライス頻発で、グリップの力を抜いているのに右手でフェースターンしていくという、何か変な打ち方になってしまう。ほんとにいいのか?でもハマった時はストレートに飛んでいくんだけどね。


 この辺りの微妙なタイミングというかさじ加減というか、それが正しいかどうかも含めてもうちょっとがんばってみたいと思う最近の編者であった。



2016/6/17 (1422945hit) 宇治田原CC


 昨日は某K氏と宇治田原CCへ。



 雨の予報だったけど、朝一スタートからスルーで回れたため、11時にはホールアウトできた。よって傘が必要だったのは上がり3ホールぐらい。梅雨のラウンドにしては最高。

 さて、この日は朝起きたら左の腰が痛くて、多分筋肉痛だと思うんだけど、中腰の姿勢になったり腰をねじったりしたら「あイテッ!」っと声が出る感じ。当然ショットにも影響が出るわけだが、それよりもパットがひどかった。どうしても手打ちになる。



 前半はパーが1つも取れず、3パット1つにOBが4つでダボペース。まあOBと3パットがなくてもボギーペースだったんだからまあまったくゴルフになってない。

 後半も出だし3連続3パットでこれはひょっとして三桁か?と思ったんだけど、なぜか急にショットパットともV字回復して残り6ホールを2オーバー。

 ドライバーは怖がるからスライスする。思い切って左へ振りぬけばそこまで曲がらない。しかし後半さらに良かったのはアイアン。練習している「グリップゆるゆる&グリップエンドをボールにぶつける」イメージで打つと軽く振ってもきちんとコンタクトして飛ぶ。小気味いいインパクトを久しぶりに感じた。


 とまあ結果はともなく内容は収穫あるラウンドだった。グロスでKさんに負けちゃったけどね。




2016/6/18 (1423122hit) 全米オープン雑感


 腰痛のため練習は自粛。よって書くことがない。というわけで全米オープンの事でも。



 今回の会場となっているオークモントは全米一難しいコースとして紹介されている。700y近いパー5、250yを超えるパー3などその距離もすごいんだけど、なんといってもグリーンだよね。15フィートってそれどこのお化け屋敷ですかという。

 かつて「ガラスのグリーン」と呼ばれたあのオーガスタでも13〜14フィートじゃなかったっけ?15フィートなんて全く想像できないんですが。全部のパットが順目のきつい下りみたいなものなんだろうか。触っただけで3m、5cmのストロークで5m、コツンと音を出したら10mって感じか?しかもポアナだから目があるらしいし。


 しかし、ピン奥に落ちたボールがバックスピンでバンカーに落ちたり、グリーン手前から2バウンドでオンした球が反対サイドまで20秒ぐらいかけて転がったり、これは本当にフェアなんだろうかと。ゴルフと呼ぶべきなんだろうかと。まあ少なくとも日本ツアーにはこんなコースやセッティングは絶対ないよね。予選カットライン20オーバぐらいになっちゃう。

 しかしそれでもアンダーで回ってるキチガ・・・いやヘンタイがいるんだから世の中広い。雨のせいでちょっと柔らかく重くなったとはいえ、それでも14フィートだぜ。もうまっすぐの上り以外、50cmから20mまでカップインのためにはすべてのパットをラインと強さの両方を合わせないとダメっしょ?それってどれだけ心臓に悪いのか、想像しただけでも不整脈が出る。

 願わくば、グリーン上で倒れるプレイヤーが出ませんことを。カブレラとか、エルスとか、40代は特に気をつけてほしいと他人事ながら心配になった編者であった。



 あ、トーナメント内容に全然触れてないや。まあいいか。




2016/6/20 (1423304hit) 2016年全米オープン終了


 今日の日記には、全米オープン最終日の結果が書かれています。ご注意ください。

















 最近朝4時とか5時にふっと目が醒めることが増えてきた。10年ほど前までは目覚まし2個掛けてても起きれなかったのに。否応無しの老化である。でも、そのおかげで全米オープンをライブで見ることができた。老化するのも悪くないね。

 さて、オークモントをねじ伏せたのは、静かなる大男、ありあまるパワーと忍耐力を持つダスティン・ジョンソンだった。



 ダスティンといえばちょうど1年前、去年の全米で3パットに泣いたまさにあの男である。今回はフロントナインでトップのS.ローリーを逆転(っていうかローリーの自爆)。2〜3打リードしながらも最後までクールに回りきり、きっちり借りを返した。ああなんてカッコイイんだDJ。

 去年の3パットからずっと応援してたんだよね。ショットは抜群だけど3〜6mぐらいのパットが一筋外れる、あるいはショートする。それが他人事とは思えなくて

 サンデーバックナインのそんな姿をずっと見てきただけに、今回もハラハラしながら見続けたんだけど、今年のDJは違った。TVで戸張さんか青木さんが言ってたんだけど、今年DJはタイガーにパッティングを教えてもらったらしい。その内容は、

 「上りのパットを残せ」

 だったそうだ。もちろんそれだけじゃないだろうけど、すごくシンプルだよね。しかも誰でも知っているような、どちらかといえば基本的なこと。でも、それがバッチリはまった。

 つまりは戦略だよね。勝つために何をすべきか、彼の場合は「3パットを減らす」というのが課題であるとタイガーは見抜いていたということか。タイガーもすごいけどそれで勝っちゃうダスティンもすごい。でも参考になるよね。




 マキロイやスピースのマスターズもそうだし、こうやって「きっちり落とし前をつける」というのがプロだよね。そういう姿にこそ感動するのであって。

 だから、申ちゃんに逆転されて悔しくて泣く勝みなみもきっと強くなるだろうし、優作もラウンド直後のインタビューではヘラヘラしてたけどロッカー室では悔し涙を流した(と思いたいけど・・・)だろうし、あれだけマスコミに煽られて「勝つチャンスはある」と言い切った松山も予選落ちでさらに強くなるだろうし、そういうドラマがバックグラウンドにあるからこそスポーツは素晴らしい。


 さて、練習だ!と言いたいところなんだけど、まだ腰が・・・トホホ。




2016/6/22 (1423304hit) エチケット


 ディボットホールは自分で目土する。

 飛んでいったディボット(芝の切れ端)は元の位置へ戻す。

 バンカーショットを打ち終わったら自分で均す。

 グリーンのボールマークは正しい方法で、プレイヤーがすぐ直す。

 プレーファスト。

 打ったボールが人に当たる可能性があるときは大声で「フォア!」と叫ぶ。

 コースをむやみに傷つけない。クラブを地面に叩きつけるなど論外。

 礼儀正しさとスポーツマンシップ。



 これらはゴルファーとして最低限のエチケットである。だからこそ、ゴルフ規則の第一章に記載されているのだ。しかし、巷にはこの「最低限」のことすらできない「ゴルファーもどき」が数多く存在する。

 もちろん私もそうだ。目土も忘れがちになるし、素振りでディボットを作ってしまうこともあるし、プレーファストが疎かになることもある。フォア!ととっさに声が出ないこともある。だから日々、恥ずかしくないような行動ができるよう、自分自身を戒めているつもりだ。

 そんな私が偉そうなことを言うのもナンだけど、こういうエチケットを疎かにしても、誰にも文句を言われないゴルファー集団が存在する(ヤ●ザ、ではない)。それは「トーナメントプロ」という集団だ。



 ディボットに目土をするプロは、私の知っている限りでは酒井美紀プロただ一人。ディボットを拾うのはUSPGAではたまに見かけるけど、バラバラに成った野芝を拾い集めるプロなんて見たことも聞いたこともない。バンカーは足でチョロチョロと均すだけ。ボールマークは自分の分とライン上のは直すけど、それ以外は目もくれない。

 プレーファスト?遅延行為でペナルティ食らうプロはたくさんいるが、プレーが速くて有名なプロは数えるほどだよね。フォアと叫ぶ日本の男子プロの方が例外。悔しがって地面を叩くのもよく見られるし、最後の「礼儀正しさ」に至っては言うまでもない。特に我が国はチンピラみたいなのばっかり。




 いやいやちょっと待てhiroよ、プロにはそのために帯同キャディがいるではないかと。しかし考えて欲しい。女子ツアーではたまに目土をするキャディは見かけるけど、男子プロツアーのキャディが目土をしているのは見たことがない(映ってないだけ、という可能性もあるが)。

 すべてのキャディが曲がったらすぐ大声で「フォア!」と叫んでいるか。言わないよねえ。危なくても。

 という感じで、せいぜいバンカーを均すぐらいで、プロの特別待遇という名の「エチケット違反」を補うほどの働きはしていない。おまけにプロに輪をかけてチンピラっぽいのが日本のキャディである。



 いやいや再度待ってよhiro君よ、そういうのはボランティアスタッフがきちんとしてるから大丈夫なんだよと。プロはプロらしく試合に集中してもらったほうがネ、やっぱりプロなんだからネ、技術で勝負をなんたらかんたら。

 へー、だったら何かい?プロゴルファーっていう集団は、エチケットよりスコアが大事ってことでプレーしてるんだね。TVに映されて、ジュニアがそんな姿を見て、誤解されても何とも思わないわけね。「俺達はトッププレイヤーだから特権があるんだ」と思ってるわけね。元都知事みたいに。

 プロゴルファーはエチケット守らなくていいのね。

 それ、ゴルフ規則のどこに書いてるのかなあ。俺バカだから分かんないんだよなあ。それに、ハウスキャディさんが男子プロに付いた場合はプロの試合でも目土してる場合もあるんだけどなあ。

 え、重いバッグ担いで回ってる上に、目土まで持って歩くのはあまりにも酷だって?じゃあ手押しカート使ったらいいだけの話じゃね?しんどいから、重いから目土持って歩かないってのはちょっと違うと思うなあ。


 つまり、ゴルフ規則第一章を守れないようなチンピラどもが日本の、特に男子のプロツアーにいっぱいいるってことで。チンピラが人を感動させられるわけないよね。

 もちろん男子プロ・プロキャディ全員がチンピラだとは言いません。私が知らないだけで、男子ツアーでも目土をしているキャディさんやプロはいるかもしれない。でも、TVにいつも映るトッププロやキャディがやってないとそう思われても仕方ないよね。だって大多数のファンはそれしか見てないんだから。



 青木さん、マナー云々言う前に、まずはプロゴルファー(かキャディ)に「TVではっきり映るように」目土をさせてください。



2016/6/24 (1424045hit) 1920年開場


 今日は写真だけで失礼。9年ぶり2回めの訪問。









 やっぱり素晴らしいコースでした。



2016/6/25 (1424132hit) 二度目の鳴尾ゴルフ倶楽部(第28回GB月例)


 例えば1番ホール。364yパー4。



 何の変哲もない池超えのパー4。だが、フェアウェイセンターより右へ打ったりスライスしたりすると・・



 フェアウェイが右へ傾斜+右の林がせり出している+右に振られた小さな砲台グリーンというトリプルコンボでいきなりパーオンが不可能に。見事に罠にハマって3オン2パットボギー。

 例えば3番。387yパー4。



 左の林の上を恐れず狙っても・・・



 左足下がり・つま先上がりのライから谷超えの2打目が残り、ショートアイアンでのパーオンを阻止する。3オン2パットボギー。

 例えば5番。379yパー4。



 左を怖がって右へ逃げると・・・・



 またしても左傾斜のフェアウェイで球はつま先下がりの右ラフへ。そうなると数本の木がきっちりパーオンを阻止。4オン1パットボギー。

 例えば8番、405yパー4。



 間口が狭いだけでなく、グリーンまでずっと左ドッグレッグ。右へ逃げると2オンはまず無理。またグリーン周りも狭くて砲台。4オン1パットボギー。

 例えば9番。338yパー4。



 どこへ打てというのか?はい、左法面の頂上付近の1本木の上からドロー打ってください。打てませんか?じゃあ200yまででレイアップしてください。3オン2パットボギー。

 例えば10番、456yパー4。ティショットが会心でも・・・



 2打目は200y弱残り、グリーンはアリソンバンカーの先。3オン2パットボギー。

 例えば11番、337yパー4。



 グリーンは左の林の奥つまり左ドッグレッグで、キャリーで210y打たないと2打目でグリーンを狙えない。ここも小さな砲台グリーン。パーオンできず。

 例えば14番、454yパー5。距離が短いから2オン可能かと思うけど、こんなグリーン周り。200y先にピンポイントで打っていける人用グリーン。



 最終は444yのパー4。打ち下ろしとはいえ、アゲンストならマン振り2回でも届かない。そしてここも、ラフにボールが行くと空中のハザードで直接狙えない。

 というわけで。



 パーオンはたったの4ホール。OBやロストがなく、ラッキーなチップインや結果オーライのアプローチやたまたま良かったパターがあったからこの数字で済んだけど、内容は85ぐらいだったなー。途中からアイアンが全然当たらなくなったし。

 当たらなかったといえば、最終ホールでグリーン横にいたK見くんに私のショットが当たりそうになった。危なかった。打球事故はふと気を抜いた時に起こる事がよく判った。気をつけよう。


2016/6/27 (1424433hit) 6月月例、頑張った!


 さて、競技になると入れ込み過ぎて大叩きする編者である。


 小心者で根性無しでアホで記憶力が昆虫並みの私でも、これだけ同じ過ちを繰り返すと体が覚えるというか身にしみるというか、結局、競技でも「自分のゴルフ」を粛々とこなすしかないということがやっと判った。

 自分のゴルフとは何か。そう、

・すべてのショットがミスショットでいいと考える

・無茶な冒険しない。無理に挑戦しない。むしろ基本逃げる!

・難しいホールはボギーで上等、ただしダボ(OBやミスの連鎖)はダメ!

・バーディは天からの授かりもの。狙う?バカ言っちゃいけないhiroの分際で

・グリーンはセンター狙い、アプローチは乗ったら100点

・勝負はグリーン上


 という、ディフェンス型ゴルフである。バーディを取るゴルフではなく、ボギーやダボの数を減らすゴルフである。それが私の生きる道(by PUFFY)なのだ。

 ただ、これもバランスが難しくて、あまりにも消極的すぎたら全ホールボギーかダボになっちゃうし、数少ないチャンスを逃すと流れが悪くなるし、逃げが基本と言っても勝負どころは攻めなければいけない。

 要は自分の能力に合ったゴルフをするってこと。中部銀次郎氏の言う「中庸」だよね。そして、そういう気持ちを(調子が良すぎる時とか、敗戦処理の時とか)どんな状況の時でも18ホール続けられるか。実はそれが一番難しかったりするんだよね。





 という感じで迎えた17回目の月例競技@きさいちカントリー。



 結果は。



 70台キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(短いサブグリーンだったけど)

 3パットは1回、アプローチミスが2回、アイアンの酷いミスが3回、ティショットの中ミスが3回。1ペナ(パットの時、アドレス後にボールが動く)が1回。それ以外はほぼパーフェクト。特にフェアウェイからのアイアンが良かった。小さなサブグリーンに対し、珍しくパーオン率50%。

 バーディパットは全部入らず、短いパットも1つ外したけど、長め(3〜5m)のパーパットが3つぐらい入ってくれたので充分ですはい。


 ネット69の3アンダーは入賞圏内だけど、帰るときにチェックしたら68が1人いたので優勝は無し。3位ぐらいまでに滑り込んでくれないかなあ。


 健忘録:アプローチも肩回して背中向けたままクラブを走らせる


2016/6/28 (1424638hit) 6月月例を振り返る


 70台は4ヶ月ぶり、アウトインとも30台に至っては2年8ヶ月ぶりといういいラウンド(短いサブグリーンだったけど)が月例でできた。今日はその理由というか要因を考えてみたい。復習は大事だもんね。


・競技慣れしてきた

 さすがに20回以上クラブ競技に出ると変な緊張もしなくなるし、過度の入れ込みも減る。慣れって大事だわー。

・同伴競技者が良かった

 これ何気に大事だよね。この日は月例・薄暮仲間の顔見知りばかりで、しかも皆ゴルフが大好きなナイスガイ。年齢もHDCPも近く、変に気を使わなくていいし、月例なのに笑い声が絶えない良いメンバーだった。

 俺はどっちかというと聞き役で、自分からはあまり喋らない(本当である)ほうなんだけど、すごく居心地がよかった。

・体力、体調面

 最近腰の筋肉を痛めていたので、練習は週1回、家でのアプローチ練習も週2回ぐらいに抑えていたのだが、そういう事で体力を温存できていたのかもしれない。

 あと、当日朝は珍しく練習場で球を打った(24球だけだけど)が、半分はアプローチ。その日の球筋や体のフィーリングを感じるためには、競技の時はやっぱり朝の練習はした方がいいね。

・リラックスしてラウンドできた

 何度も書いているけど、この日は短いサブグリーン。しかも天候は曇り時々晴れ、気温もそんなに上がらず、もう良い成績を出してくださいと言わんばかりのコンディション。

 普段はネット4アンダーぐらいが優勝ラインなんだけど、この日のコンディションからすると6アンダーぐらい出さなければ無理と見た。そうするとグロス75である。そんなのまあ無理。ということで、この日は最初から入賞のことは全然考えず、プレーに集中することが出来た。それがよかった。いや普段もそうしろよって話ですな。

・慎重に、丁寧にラウンド

 ドライバーはとにかく安全第一。パー5の2打目は100y残しに徹する。グリーンを狙うアイアンは大きめのクラブで軽く、そしてセンター狙い。距離の長いパー3は手前エッジ狙い。アプローチはとにかくグリーンに乗せれば成功と考える。パットは上りを残す。バーディパットも距離感第一。ただし、1m以内のパットだけは気合で強め。

 こうやって我慢に我慢を重ねてると、不思議なもので5mのパーパットが入ったり寄せワン(砂イチ含む)が4個も来たりするんだよね。心のあり方って大事(いやそれたまたまだろ)。まあラッキーもいっぱいあったけどね。


 でも、結局一番大事なのは、

 ショット前に「何をしたいか」を明確にしてから打つこと

 なんじゃないかなと(いやそれ幼稚園で習うやつよね)。


 ドライバーショットなら「とにかくフェアウェイへ」なのか、「右ラフでもいい」なのか、「4WでOBじゃなければいい」なのか、キチンと決めてそれを徹底する。

 パー3なら「センターを狙ってどこでもいいから乗せる」なのか、「当たり損ないで花道、きちんと当たればセンター」なのか、「絶対左へは外さない」なのか。

 パー4の2打目なら「どんな球で、どこに、どんなイメージで」という事をクリアにする。

 アプローチは最底辺の人間なので「高い球」か「低い球」かだけでも。

 パットは「寄せる」のか「入れにいく」のか。

 まあそう考えて打ってもミスするのが私なんだけど、ただ漫然と「センター狙い」よりもちょっとはマシなんだろうなと思う。



 それにしても、相変わらずレベルの低いお話をしておりますなあ。しかしそんな低レベルでも徹底すれば強くなれるはず、と信じて。
 

2016/6/29 (1424820hit) ゴルフという建物


 「ゴルフ」という建物を作るとする。

 建てられる土地はもって生まれた才能。広ければそれだけ大きなものが建てられるし、土台も強固にできる。狭ければ狭いなりの家は建つが、建築には工夫が求められる。

 その建物には4本の柱があり、それぞれ「心」「技」「体」「コースマネジメント」と名前がつけられている。これが建物の四隅に位置する。よって、どれか1つが欠けてもまともな家は建たない。

 そしてその4つの柱をつなぐ壁を構築しているのが、色々な材料である。

 例えば、一階の壁は「ボールをたくさん打つ」や「ゴルフが好き」や「正しいグリップ」や「スイングのメカニズムの理解」や「コースに慣れる」などという材料でできている。

 もちろん、一階部分は初めて建てるわけなので、設計図(上級者やプロによるレッスン)は必須である。もし設計図なしで一階部分が完成したとしても、階段のスペースが無かったり柱があまりに脆弱だという事に気づき、二階を建てようという段階になってせっかく建てた一階部分を取り壊さないといけないことになる。

 そうして一階部分をきちんと頑丈に作って、初めて二階、三階と高くしていくことができる。人によってはもうこれぐらいでいいや、と屋根を作る人もいるけれど。


 二階は「100切りの間」と呼ばれる。一階部分と違って、軽量かつ堅牢な材料が求められるが、4本の柱とそれを繋ぐ壁という基本は同じである。時間を掛けて材料を集め、二階を形作っていく。


 そうやって二階・三階を作っている時、一階にひずみが現れるのはよくあることだ。そんな時は一階に降り、そこを補強しなければいけない。それを疎かにしていると建物自体が崩壊してしまう。

 そうして一階に降りた時、そこを作った時にはなかった材料が手に入っていたり、知らなかった工法を知るようになっていることもある。そんな場合は思い切ってリフォームすることも必要だ。一時的に建物は傾くかもしれないが、高層階を建てるならいつかは直しておかないといけない部分なのだから。

 人はこうやって少しづつ「ゴルフという建物」を大きくしていく。はたして何階建になるのか、そしていつ屋根をつけるのか、それは自分次第。



 編者の建物は今何階部分を建築中なのか。一階部分の強度は今のままで充分なのか。途中の階に作りかけの部分はないのか、材料はずっと手に入るのか。そんな事が気になる50過ぎのこの頃である。
 



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