日記313
(2020年7月)

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2020/7/1 (1598050hit)  悲しみの果て


 先日大阪GCで同級生のM岡くんとラウンドしたが、ラウンド後、2階の広いテラス(海が見えて、M岡くんお気に入りのスポットだそうである。ラウンド後にここで一服するのが最高。同感である)で色々と話をした。



 彼はずっとテニスをしているスポーツマンで、15年ぐらい前に本格的にゴルフを始め、わずか10年そこそこで片手シングルになり、クラブタイトルも獲得。私より何倍も努力を重ねた才能あるゴルファーだ。

 そんな彼が、しみじみと語った。「もう、上を目指すゴルフはいいかなと思ってるんです」と。どんなに努力しても、週3回ラウンドするツワモノ、体に恵まれた人、人生のすべてをゴルフに捧げられる人にはやっぱり勝てない。世の中には、いやうちのコース(大阪ゴルフクラブ)に限ってもそんな化け物みたいに上手い(そして恵まれた)アマチュアがゴロゴロいる。

 こちらが体調がいいときに、ギリギリまで我慢してプレーして、やっとそんな人たちに追いつけるかどうか。その人達に勝つため、必死にするゴルフって、だんだん「楽しくなくなってきたんですよ」

 「そろそろ、エンジョイゴルフでいいかなと」と彼は続けた。「笑われそうですけど、お気楽に嫁さんと一緒にラウンドしたりするのが良いかなあって」そういう彼の顔は、憑き物が落ちたようにさっぱりとしていた。

 私はそれを聞いて、批判する気持ちやバカにする気持ちにはまったくならなかった。当然だけど。生き方の問題だし、彼が考えた末の結論だし、なんと言っても彼は片手という1つの頂きを極めたのである。三大競技の一つも獲得した。でも正直に言うと、ちょっと寂しい気持ちにはなった。



 数日後。月例でダボとトリを連発し、失意の中帰宅する車の中で。私はふと「やっぱり筋力つけたりもっとストイックにトレーニングしたりしないといけないのかなあ。でも、そこまでしたくないし、できないなあ。何もかも中途半端だなあ。俺、何やってるんだろうなあ」という気持ちがよぎった。

 ひょっとしたら、M岡くんが言いたかったことと似ているのかもしれない。「絶対ゴールまでたどり着けないのに、中途半端では絶対勝てない人が何人もいるのに、そんな幻を追い求めて必死になってるのってアホみたいやなあ俺」と。



 世の中にはゴルフがしたくてもできない人がいる。私なんて恵まれすぎてる方だ。だから贅沢を言っていることはわかってる。でも、果たして本当に涙のあとには笑いが、悲しみの果てには幸せな日々が待っているんだろうか?


2020/7/3 (1598223hit)  レジェンドとのラウンド


 悲しみの果てについて考えていたらラウンドの予約を忘れていて、前々日に電話を掛ける。やっぱりというか空いてたのが10時過ぎのスタートだけだった。というわけで10時7分スタート。

 梅雨の晴れ間、前半は曇り、後半は晴れるも湿度も低く風もあり、いい気候だった。この日は私よりちょっと若いぐらい(50歳前後?)の男性2人と、何度もご紹介しているきさいちCCのレジェンド、O嶋さんと4バッグ。



 この日はO嶋さんに昔のことを色々と聞いた。研修生の頃から面倒を見ていた原田三夫プロ、杉原敏和プロ、甲斐俊光プロらの話や、インターの試合であった面白い話、研修生と受付の女の子がXXXな話(書けません)、そして今ほどコンプライアンスが問われなかった時代のヤクザ絡みの話(もっと書けません)など。

 まあバブル絶頂期には会員権が今の100倍まで値上がりしたから、実際にはもっとスゴい(私にすら言えないような)こともあったんだろう。それでも、そういう話は正史としては絶対に残らないものなので、大変興味深かった。



 さて、ゴルフに関しては「hiroちゃんはもうスイング的にはほぼ言うことないね。タイミングだけやなあ」と(社交辞令としても)褒めて頂き大変嬉しかったのだが、やっぱりスイングはリズムとタイミングが命なんだと再認識した。

 で結果は。



 はい、ちゅ~も~~く!(@のっくさんリスペクト)

 パーオン率61.1%(今季最高)。いつもパーオン率3割行けば良い方なのに何があったのか?この日、アイアンショットで気をつけたことは

1,歩くようなナチュラルなリズムで振ると、

2,適度な体重移動と、

3,インパクトにイメージを集中させ、打ち終わってからも下を見続ける

の3つ。といっても、1ができれば自然と2もできるので、要約すれば

リズム良く流れるようなスイングをして頭を残す

という身も蓋もないっていうか当たり前っていうか何だそんなことかっていう注意点。究極の健康の秘訣が「早寝早起き腹八分」であり、究極の夫婦円満の秘訣が「妻の言うことに全て『ハイ』と答える」であるように、本当の答えというのはシンプルなのかもしれない。



 で、ショットの内容は十分70台が期待できるものだったんだけど、前回からトライしているパッティングストロークの変更(バックスイングを小さめにする)がまだまだ機能しなくて3パットが2個(エッジからを入れると実質3個)。あと、5m以下のバーディチャンスも4~5回あったけどことごとく外した。

 バックストロークを小さくする打ち方は、意外なことに距離感はそんなにずれないんだけど方向性が出せないんだよね。でも、なぜ方向が悪くなるのかはわかっている。

 バックストロークを小さくすると必然的にヘッドが加速してフォローが大きくなると以前書いたが、そのヘッドを加速させるのに腹筋や背中という大きな筋肉ではなく、つい肩や腕の筋肉を使ってしまうのだ。

 だから手で打ったら左へ引っ掛ける。逆に背筋で加速させようとすると、今までのイメージ(振り子でゆっくり)ではどうしてもグリップが緩んでプッシュしてしまう。


 オーバードゥ(加速しすぎ、バックストローク小さすぎ)かもしれないし、まだまだ慣れてないだけかもしれないし、パター(ネオマレット・センターシャフト)との相性の問題かもしれないし、根本的に勘違いしてるのかもしれない。

 でも、なんとなく掴めてきてるような気もするので、バックストローク半分作戦、このまま我慢して続けてみようと思う。っていうか、今こそパッティング練習だろ>俺。


2020/7/4 (1598335hit)  2020年上半期を振り返る


 2020年も半分が過ぎた。今日はその6ヶ月を振り返ってみよう。

 ちなみに出来事としては、

・S水プロに習って1年半(コロナで2ヶ月空いたけど)・・・進歩あんまりなし?

・ホンマのTW-X(ボール)を使ってみた・・・これで十分のような気がする

・ラウンド前(後)のパット練習・・・4ヶ月坊主だった

・ドライバーのフェースをまっすぐに(閉じないで)構え、右を怖がらずに右へ打ち出す

・ステップ打法(練習)

・ピンアイ2のサンドウェッジを入れる(グリーン周り専用)

・アプローチで軽い覚醒(4/28の日記)

・今年もボールがトゥに当たる症候群が止まらない




 目標だった数字(黒)と、実際の数字(青)。

平均スコア:83台・・・85.3。目標まであと1.4打縮める必要がある。厳しい

平均パット数:32台・・・33.3。目標まで0.4打。まだ可能性あるか

パーオン率:40%以上・・・34.9。あと5.1%。厳しい!

上がり3ホールを1オーバーでホールアウトする・・・31回中14回、達成率45.2%。なかなか頑張ってる方かも。

パー5の平均スコアを上げる(目標パーセーブ率50%)・・・41.4%。トホホ。

ダボ以上を1ラウンド2個までに抑える(11%)・・・19.2%。遠い。遠すぎる。

月例で優勝・・・達成!

キャプテン杯3位以内(できれば2位以上)・・・これから

クラブ選手権予選突破・1回戦突破・・・これから

ホームコースラウンド後にパッティング練習する・・・できてません

週2回の練習(予定では月・金)・・・全然できてません



 これからハイシーズンになってくるので、スコア82前後、31~32パット、パーオン率50%を目指して頑張っていこう(←お前はいつも口だけなんだよ!)。


2020/7/6 (1598432hit)  パーオン率


 昨日の薄暮はキャプテン杯(フルバック)対策でわざとドライバーではなく4Wでティショットした。パー3だけは黒ティ使わせてもらったけど。

 で、感じたこと。

 いくら距離が長くても、競技でもプライベートでも、スコアを作るのは、やっぱり結局のところはアプローチとパット。

 当たり前すぎて気恥ずかしさに「ぎゃ~~~~!」と叫びながら全速力で地平線まで走りたくなる。そんなのちょっとゴルフしてる人ならみんな知ってる。なのに、なぜあえて書いたか。その理由はこうだ。



 いくらショットが上手くなっても、100%パーオンは不可能だ。そして、そのパーオン率に面白いデータがある。

 HDCP36の人のパーオン率(平均値ね)は0、これがHDCP18になっても3(16.7%)。しかしHDCP9になると8(44.4%)まで上がり、以下HDCP4.5で10(55.6%)、そしてHDCP0で12(66.7%)になるらしい。ちなみに日本のプロゴルファーのトップレベルで13回弱(72%)、PGAツアーのトップ、ジム・フューリックで驚異の76.44%、つまり18ホールに14回弱。



 HDCP18の人つまり90台で回る人はたったパーオン3個だが、これがHDCP9つまり80-85で回る人になるとパーオン8個と劇的に増えてるよね。増加率なんと167%

 しかし、HDCP4.5でまた劇的に増えてるかと言うとそうではなく、8個から10個と25%の増加率にとどまるのだ。さらに0になっても10個から12個と同じく2個しか増えず、増加率はさらに20%と減る

 以下同じで、トップアマと日本のトッププロとの差は1、増加率はたった8%。日本のトッププロとフューリックの差も1、増加率は7.7%だ。

 もちろんコースの長さや難しさ、グリーンの硬さがぜんぜん違うので単純な比較はできないが、一定の傾向はある。



 しかしだ。ここでちょっと考えていただきたい。HDCP36の人のゼロはさておき(初心者レベルだからね)、HDCP18と9の差はどれくらいあるか。もちろん大きなミス(ダフリ・チョロ・OB・バンカーから1発で出るかなど)の数はちょっと違うだろうけど、本質的な技術の差はほとんど無いと思うんだよね。

 つまりHDCP18の人がパーオンしないのは、OBやチョロや大きく曲げるなどの大きなミスが多いためで、決してショットが悪いわけでもアイアンがむちゃくちゃヘタなわけでもないのではないかと。

 そして、HDCP9でパーオンが球に増えるのは、すべてのショットが安定してきて、ミスが大きなミスから小さなミスに変わり、物理的にパーオンできる機会が増えることと、コースマネジメントのためだと思うんだよね。

 逆の言い方をすると、HDCP18から9を目指すには、「大きなミスをしない」「すべてのクラブでそこそこのショットを打ちそこそこの結果を出す」「コースの攻略法、大叩きしない自分なりの方法を考える」というのがポイントになってくる、と言えるかと。

 

 そしてここからが肝なんだけど、HDCP9とHDCP4.5の人は根本的にショットのレベルもスイングの完成度も違う。でも、パーオン率は11.1%、つまり1ラウンドで2ホールぐらいの違いしかない。ところが、スコアは「80台前半~中盤」と「70台中盤~後半」と5-10打ぐらいの差がある

 つまり、何がいいたいかと言うと、HDCP9とHDCP4.5のパーオン率の違い(2ホール=2打)とスコア(5~10打)の違いこそ、ショートゲームの差なんだろうと思うのだ。

(4.5以上になると未知の領域でわかんないので割愛する。たぶんすべてのショットのレベルを高次元にしていくというのが必要なんだろうね)



 というわけで結論。

 HDCP10になったら、ショットはし(ち)ょっとしか練習しないでいいから、とにかくショートゲーム。(いいことを言ってるのにダジャレで台無しにする例)


2020/7/7 (1598547hit)  HDCPボード


 先日の日記で私はこう書いた。

「絶対ゴールまでたどり着けないのに、中途半端では絶対勝てない人が何人もいるのに、そんな幻を追い求めて必死になってるのってアホみたいやなあ俺」


 今のような、技術も体も考え方も中途半端では絶対勝てない人、ゴールまでの壁となって立ちふさがっている人が果たして何人いるのか、実際に数えてみた(ヒマかお前は)。

 これは、ホームコースのHDCPボード(前半)である。



 一列目がHDCP1から5。天上の世界の人たち。合計28人。

 二列目は同じく6から8で、上手い人たち。合計38人。

 私は2列目の末席(1ヶ月前にここに入ったので末席だ)なので、ホームコースに限っても私より上手い人は67人もいて、その中には逆立ちしても勝てない人が28人、条件が整えば(相手が40度の熱があったり両手を骨折したりしていてさらに自分が一年で一番好調な時とか)勝てる可能性がわずかにある人が38人。ハンデ戦ならともかく、スクラッチではいかんともしがたい数字だなあ。


 7月19日から始まるキャプテン杯はハンデ戦。ワンチャンあるか?ただし分母は68だけどね。


2020/7/10 (1598835hit)  7月1回目のレッスン


 梅雨真っ只中。九州や中部では集中豪雨によりエライことになってしまっている。その地方で被災された方、心よりお見舞い申し上げます。

 でも、TVのインタビューに「50年生きてきてこんな(増水)のは初めて。ここが浸水するなんて夢にも思わなかった」って答えるジッチャンやバッチャンやオッサンやオバサンに私は言いたい。たかだか人間が一世代生きる時間で、自然の営みを語るのはあまりにも浅はかではないかいと。相手は週百万年、数千万年の単位で生き、変動してきた「地球」やぞと。

 だから、少しでも抵抗できるように人間は叡智を尽くして「伝承」や「記録」に残し、「研究」を重ねてきたんとちゃうんかと。そして親切なことに「天気予報・警報」を「役所やTVやネット」で逐一チェックできるようにしてるんとちゃうんかと。

 警報を出されなかったから避難しなかった?TVでもっと言ってくれてたら避難した?おいおいおい、おまえは役所や国が「ウ◯チを食え」と言ったら食うのか?自分自身が「自分の命の大事さ」を決めるんじゃないのか?自分や家族を守るのは自分の「危機感という名の本能」ではないのか?

 逃げようと思っても逃げられなかった人、逃げる手段がなかった人などもいるだろう。でも、「怖い!危ない!逃げろ!」という本能の声が、現代人は聞こえなくなっているんじゃないかと思う。

 頭まで水に使ったら数分で人は活動を停止する。水の流れに逆らうことはできない。氾濫する川、土砂崩れの前に人間は全く無力。未知の伝染病は恐ろしい。そんな当たり前のことがわからなくなってきているんじゃないの?と最近のニュースを見て思う。




 さて話はころっと変わる。昨日、天気予報では一日中まとまった雨ということで、断腸の思いでラウンドを諦め、いつもより2時間ほど朝寝坊。ところが起きて外を見ると、全然降ってないやないかい!!その後も時折パラパラと来るだけで、うっすら日差しがさす時間も。

 気象庁、ウェザーニュース、ヤフー天気予報、蓬莱さん、俺のラウンド1回を返せ~~~!!

 まじムカついたわホンマ。というわけで、午後からゴル◯ィア香◯園へ行きS水プロのレッスンを受けることにした。内容は、とにかくショートゲーム再考、ということで。



 パッティング。バックストロークを小さくすると変に手で打ったりフォローが大きくなったりして方向性が悪くなる、という私の悩みに対し

・パッティングもリズムが大事。ストロークがどうということはあまり意識せず、とにかくリズムよく「イチ」でバックストローク、「ニ」でフィニッシュ

・フィニッシュの位置をだいたい決め、そこにヘッドをきちっと止めるのが大事

バックストロークでヘッドを追わない(ボールを見ておく)、フォローで球を追わない(ボールがあった位置を見とく)


 やっぱり基本はリズムだ。


 そしてアプローチ。

インパクトの一瞬へ向かって加速するイメージ(シャフトのしなり戻り)

・ミスする時はヘッドを真っすぐ引きすぎ(シャットすぎ)る傾向があり、グリップが体から離れてる。もう少しフェースを開きながらあげていき、フェースの開閉を意識しながらスイング

・あと、コックが浅いときもミスが出る。ハーフウェイバックでほぼフルコックしてるようなイメージを持ちましょう。


・そしてやっぱりとにかく絶対いちばん大事なのはスイングリズム。リズムが崩れるから体が突っ込んでトップしたり右へ体重が残ってダフったりするのだ。もう、リズムしか考えんでよろしい



 これで苦手な40~60yを克服したい。っていうか、

残り50yから4打掛かるのはもうえーかげんに卒業したい(涙)。


2020/7/13 (1599035hit)  キャプテン杯想定薄暮ラウンド


 日曜日。やっと雨の予報が途切れたので、午後から薄暮プレーへ。この日は来週からのキャプテン杯を想定し、フルバック(黒)からラウンドさせてもらった。


 バックとフルバックは短いところで5yぐらい、長いところで30yぐらいの差がある(松コース)。特にパー3の2番、パー3の3番、パー5の8番は景色も距離もだいぶ違う。ただし、2番と3番は元々難しいホールなので、(ハンデ戦だとハーフで4つボギーを叩ける)私はバック(青)からでもボギーの計算をしてるため、多少距離が伸びても全く問題ないのである。

 逆にHDCP4以下の人にとって、2番3番で両方ボギーだったら他のホールは全てパー以上が要求されるわけだから、どちらかではパーが欲しい。でもパーを狙うとダボが出やすくなるし、必死でパーをとっても精神に疲労が出るため、上手い人にとってはこの2ホールは鬼門になる。

 1番は左ラフから6アイアン(ちょっとトップ目)でパーオンしてパー。難しい2番は左へ引っ掛け(木に当たってセーフ)、アプローチがちょっとオーバーして2パットボギー。3番はティショットは狙い通りだったけど2打目5アイアンはトップして45y残り、3打目は上3mに、2パットボギー。

 ここまで想定内だったんだけど。

 4番パー5、4Wでティショットは左を怖がってプッシュスライスOB。打ち直しはフェアウェイセンター、4打目ユーティリティは芯を食って飛びすぎ、5打目中途半端な距離(65y)、でもうまく打てて3mにオン。しかし入らず、ダボ。

 5番パー4、ティショットは先に当たり220y、2打目6アイアンでグリーン手前にオン、2パットパー。

 6番パー3、ちょっと左へ飛んで乗っただけ、最初のパットはビビってショート、3パットボギー。もったいないオバケが出る。

 7番パー4もへっぽこだった。ティショット、ちょっと天ぷら気味で230y。2打目7アイアン、また引掛けを怖がって右へ逃して手前。アプローチは2mに寄るも入らずボギー。あれ、入ったんだったっけ?忘れた。たぶん入ってない。

 8番パー5、ティショット会心、2打目4Wはまたまた右へ飛び法面へ・・・から落ちてきてラフ。残り110y、ラフから50度だったらぴったりかな、でもフライヤー掛かって奥へ行ったらダボもあるな、と思いながら(ちょっと加減して)打ったら86yしか飛ばずにグリーン手前。感触もそんなに悪くなかったんだけどなあ。こういうところは技術不足。っていうか、2打目をラフに入れたらあかんってことか。4打目、50度の転がしはちょっとパンチが入って4mオーバー、当然入らずボギー。

残り100yから4打掛かるのもあかんね(涙)。

 9番パー4、ここのティショットはバンカーからスライス、と決めてるんだけど真っすぐ飛んでヤバ!と思ったらバンカー越えて最短距離。ラッキー。残り120y+打ち上げ15yで135y。8番でフルショット、偶然ピンハイ1mに。T石さんのプレッシャーに屈せずバーディ。

 結局42。目標は40なので2打オーバー。でも最後のバーディは偶然なので3打も足りないことになる。OB1個と3パットの分だな。


 なかなか厳しいけど、ショットはそれほど悪くない。アプローチもなんとかなってきた。あとはストロークを替えたパットの不安が払拭できるかだね。


2020/7/15 (1599272hit)  コントロールショットのフィニッシュ


 今日は小ネタ。




 これはG.マクドウェルがアイアンのコントロールショットを打ったところなんだけど、このフィニッシュの形は常々疑問だったんだよね。これ、フィニッシュまでクラブを振り切らずに途中で止めてる状態で、プロがコントロールショットするとだいたいこの形になる。

 でも、なんでクラブがそんな角度になるのか常々疑問だったんだよね。



 スイングプレーンを考えるとこうなるのが普通じゃないの?と。何か特別なこと、例えば手首を返さないとか、手首をロックしてるとか、そんな特殊な打ち方をしてるんかなと。

 でも違った。完全に私の思い違いだった。少し巻き戻してみるとよくわかった。

インパクト。


フォロー1。


この段階では、ヘッドは頭より嘘ろ(写真の左)に抜けてる。ちょっとアップライトだけど。つまり私が上で考えたフィニッシュ位置に近い。そしてここから、さらに体が回転し、腕もローテーションして、

フォロー2。


この位置へ。つまり、クラブヘッドが頂点を過ぎ、折り返してるんだよね。



 で、これでフィニッシュ。

 身長180cmのマクドウェルのショートアイアンだから、相当アップライトになる+ライン出しでフェースターンを抑えて打ってるのももちろんあるけど、結局は



 ここまで振ってない、けど自然な形、ってことなんだね。


 以上、どーでもいい小ネタでした。


2020/7/17 (1599450hit)  ボギー列車


 ずっとボギー(以上)が続き、なかなかパーが取れない時がある。

 ティショットでけっこう大きなミスをして2打目でグリーンに届かない。
 2打目でミスをしてアプローチが寄らない場所やバンカーに入ってしまう。
 何の変哲もないアプローチをちょっとミスして、パットが決まらない
 アプローチが寄ったのに短めのパットを外してしまう。
 やっとパーオンしたと思ったら3パットしてしまう。


 こういうことが続き、スコアカードのボギー以上の数字が並ぶことを「ボギー列車に乗ってしまった」などと表現する。列車は一度乗るとなかなか降りれないという意味なんだろう。実際にボギー電車っていう電車があるみたいだけど、あんまり関係なさそう。

 この「ボギー列車」へ乗ってしまうこと、まあよく考えれば単にヘタなだけだったりするんだけど、上級者やプロでもボギーが止まらなくなってしまうことはたまにある。といってもプロなら3ホールぐらいだけどね。

 私のような単にヘタな人間は5つも6つも、時にはハーフ9ホールずっと続いたりする(つまりハーフでパーなし)こともたまにあるんだけど、そういう時って何をしてもうまくいかないことが多いんだよね。おまけにとんでもない不運が重なって起こったりする。

 フェアウェイに飛んだのに、変なキックをしてフェアウェイバンカーにハマってしまう
 フェアウェイセンターに飛んだはずのボールがロストボールになる
 ★いいショットがディボットやベアグラウンドに止まる
 ★ナイスショットが木に当たる
 ★木に当たったボールが真後ろやOB方向へ跳ねる
 ★キャリーが1m足らずにバンカーに入る


 昨日のラウンドは上の★が出て、ショットもパットも全部ダメダメでまさに「ボギー電車・トホホ経由地獄行き」って感じだった。いや、ヘタだってことは自覚してるって。




 まず、朝イチからケチが付いた。7時前からの早朝スループレーで予約したんだけど、6時過ぎにコースへ着いてみるとコースは停電(電源設備の故障)でクラブハウスに入れず、当然受付もできない。復旧に2時間ほど掛かるということだったので、6時半頃一旦家へ帰り、8時過ぎに再びコースへ。すると8時頃に復旧したとのことで、私が入る予定だった組はすでにスタートした後だった。仕方なく別の組に。

 アプローチとバンカーの練習などで1時間を潰し、9時半頃にスタート。この日は3日後のキャプテン杯対策としてフルバックからラウンドしたんだけど、スタートする頃には家の往復と練習で心身ともになんだか疲れていて、全くピリッとしないラウンドになってしまった(いやそれヘタなだけ)。

 1番いきなりトリプルボギー。2打目トップしてフェアウェイバンカー、3打目バンカーから出ただけ、4打目奥エッジ、3パット。

 2番パー3は狙いより40y右へ飛んでギリギリボギー。

 3番もひどかった。4Wのティショットは当たり損ないトップで右ラフ、2打目は木がスタイミーになっててそれの真芯に当てる。3打目ユーティリティで残り100y、次でやっと乗せてやっとこさのダボ。

 ここまで6オーバー。ハーフ4オーバーが目標なのに、もう完全に終わってる。

 4番パー5でやっとパーが来る。

 5番パー4では狙い通りのティショットが左ラフ、そこがちょうどベアグラウンド。8アイアンで潰すように打つもちょっとダフって右へ飛んでバンカーへ。3オン2パットボギー。

 6番パー3は8アイアンでピン手前に1オン、2パットパー。

 7番はティショットプッシュしてラフ、またベアグラウンド。いやホームコースがベアグラウンドだらけなんじゃなくて、たまたまそういうところに飛んじゃってるのだ。2打目155y、いつもなら7番だけど6番のクォーターショットで花道を狙う。狙い通りだったけどやや先に当たったので20yショート。50度で転がすも、歯に当たって結果オーライの下2m。何とか入れてパー。

 8番パー5、ティショットは左ラフ、2打目ユーティリティはフックのイメージがすっぽ抜けてつま先上がりの右ラフ。3打目190y再びユーティリティ、先に当たってグリーン右のバンカー。バンカーから8mにオン、これが偶然入ってパー。

 最終ホールは2オンしたのにまた3パットしてやがんの。というわけで結局44。ボギーペース。なんぼ悪くても42ぐらいに留めたいよね。OBもなかったんだし。3パット2個が元凶やね。


 後半竹コース、またしても2打目6アイアンを思い切りダフリ、3打目は低い球で止まらず、奥のエッジから3パットで素ダボ。初心者みたいなダフリ、2発目。

 2番は7アイアンがたまたまきちんと当たり(構えてから考える間もなく打った)、たまたまピンハイ1.2mに付き、たまたま入ってバーディ。

 3番は左足下がりのラフから185y、打ち上げ入れて200y。ユーティリティはうまく打てたけどやっぱり右へ出てバンカー、3オン2パットボギー。

 クラブの特性(左へ行きやすい)よりも、ライ(左足下がりで気持ち上から入れる)の影響のほうが強いということだなうん。

 4番パー5、ティショット左引っ掛けOB。ここは競技になると10回に9回ぐらい左引掛けOBになる。なぜか。560y打ち上げ、実質600yあるパー5だから、上半身に力が入るんだろうね。こういうホールこそ、手ではなく体の回転で思い切り振る。

 打ち直しも左だけどラフに止まる。4打目はやや当たりそこないで右ラフ。5打目、左足上がりから120y、9アイアンでピンやや上4mに。これはうまく打てた。下りの速いフックライン、難しいパットがまた偶然入ってくれてOBバーディの6。

 5番パー4、ティショットはプッシュスライスであわやOB(ギリセーフ)、2打目6アイアン、トゥヒットでショート、3打目50度の寄せはトップして乗っただけ、2パットボギー。このホールなんて私の悪いところが全部出てるよね。

 6番パー3、ユーティリティのティショット。左を警戒しすぎて30y右(サブグリーン)。松の2番と同じパターンですな。2打目は硬い花道からうまく打てるも6mオーバー、2パットボギー。

 7番左ドッグレッグの難しいパー4、ティショット4Wは右ラフ、2打目5アイアンはおなじみのトゥヒットで花道、3打目20yのアプローチ、やっとうまく打てて1.5mに付くもこれを外してボギー。

 ここまで5連続ボギー。ボギー列車と言わずなんという。

 8番パー5、やっとショットが落ち着いてきてアプローチがOKに寄ってパー。

 最終ホールはバックティからだと304yのサービスホールだけど、フルバックからだと392yしかも打ち上げ。ティショットは狙い目である左ラフ、2打目は180y残ってユーティリティで。ちょっと右へ飛んで右奥へこぼれる。アプローチは下りで、カップの横をすり抜け3mのパーパット、ボール1個左を狙い思い通り打つも曲がらずボギー。

 というわけで。



 アイアンのクソ(失礼)ダフリが2個。それぞれトリプルとダボを呼ぶ。

 3パットが3個

 OBが1個(想定内)

 50yぐらいからのアプローチ、ハーフトップが2個。

 30y以内のアプローチ、クソトップが2個。


 競技ではやったらあかんやろ的なミスが10個。ヘボすぎますな。っていうか、いつまで同じ過ちを繰り返してるんだよお前はよ。



 背中の筋肉の張りは限界で体に切れがまったくない、というのもあるけどそれぐらいの不調は皆多かれ少なかれ持ってるし、そんな中でいかにスコアをまとめていくかっていうのが大事であって。

 というわけで、最終調整ラウンドは酷い結果で終わったわけだが、調子が良すぎるといい気になるのでまあこれぐらいのほうがきっと本番は慎重に丁寧にラウンドするだろうからむしろ良かった、と精一杯の強がりを書いておこう。


2020/7/20 (1599675hit)  2020年キャプテン杯予選


 三大競技の一つ、キャプテン杯。今年は予選で56人という大人数が参加。そのうち私より上手い人(HDCPが同じか少ない人)は35人。予選通過は20位タイまで。普通だったら予選通過は無理。

 しかし、ハンデ戦ということもあり、まあワンチャンあるかなと思い、それほど緊張もせず参加・・・したつもりだったんだけど。

 スタート3ホール目でショートアプローチ用のSW置き忘れるわ(15ホールSW無し)。

 パターカバーも落とすわ。

 短いパットを打ち忘れて(マークしたまま)ホールアウトするわ。前代未聞・空前絶後に笑えるっしょ?

 サングラスにセットする近視用レンズも茶店前のベンチに置き忘れるわ。

 そして極めつけは・・・・

 スコアカードをどこかに置き忘れるわ。




 よっぽどテンパってたんでしょうな。まあそりゃあ、

 朝イチでいきなりOBからのダブルパー叩いてたらそりゃ訳わかんなくなるよね~。次の2番でもセカンドOBってめったに無いことしてるし。

 あと、巻き返したい10ホール目からも「え本日もボギー列車にご乗車ありがとうございま~す」だもんね~。

 でもね、カットラインが皆の予想ではたぶん114(ネット)つまり6オーバーぐらいで、最後の竹9ホールで30台が出れば何とかギリギリか(ハンデがあるからね)、と思って頑張ったんだよ。7ホール目まで。パーオンが1つも無しでも何とかしのいで、8番を迎えたところでボギー2つの2オーバー。



 そして8番パー5、鬼門のティショットをクリアし、ミスしやすい2打目もクリアし、残り90yのフェアウェイ、打ち下ろしでやや左足下がりのライ。普段なら乗せて2パットのパーなら上出来なんだけど、最終ホールは難しいのでボギーの可能性が高い(*1)ため、できればここでバーディ(*2)が欲しい。

 普通なら50度のコントロールショットでグリーンセンター狙いだけど、ピンが手前なので下りのパットが残る。できればピンダイレクトに攻めたい(*3)。で、選択したクラブが85yのウェッジ、きっちり当たればちょうどの距離のはずだ(*4)。

 はい、もう皆さん、結果は書かないでもわかりますね。

*1・・・8番プレーしてる時に最終ホールのことを考えてどうする?
*2・・・バーディを取りにいくって、お前はいつからそんなに上手くなったのか?この傲慢豚野郎!
*3・・・それは単なる願望。願望と「できること」とは違う。何年ゴルフやってるんだよ!
*4・・・左足下がりのライから、ウェッジのマン振りがきっちり当たればね。って当たるわけ無いやろ!

 へっぽこハーフシャンクトップみたいな当たりでグリーン右手前。今思えば、ボギーで済んだのは幸いであった(トップしてグリーン奥OBも十分あった)。寄らず入らずでボギー。アホだねー。

 いやまあ、攻めた結果だから仕方ないという考え方もあるし、50度のコントロールショットのほうが緩んでトップして奥OBという可能性もあった。けど、99%失敗する方を選ぶ時点でもう単なるバカだよね。単なるバカだよね(あまりにもバカなので2回書いた)。

 落胆さめやらぬ中、最終ホールのティショットはついなんとなく打ってしまってプッシュスライス、OBぎりぎり、右のバンカーのさらに右のベアグラウンド。木がスタイミーになってグリーンは直接狙えず、ライは左足がバンカーの縁で不安定、しかも200y以上の打ち上げが残る。グリーンへは220yの大スライスが必要。最低パーでないと予選突破は無理だろう。だとすれば一か八か・・いやいやいやいや、

 お前はタイガー・ウッズか!

 スタンスすらろくに取れないベアグラウンドから200y以上先のグリーンを大スライス掛けて狙うとか、そんな球打てるはずないだろ!落ち着け。というわけで、8アイアンでレイアップし、3打目でピン下5mに。パーのチャンスを残す。そうだよそれでいいんだよ。

 「これが入れば予選突破!」と宣言し、本気で入れにいく。

 引っ掛けてカップにかすりもせず70cmオーバー。まあそんなもんですな。これを入れて残念ながらボギー

























































 と思ったらゆるんでヘロっと切れて外す。

 最後の最後でまたやっちまいました。3パットダボ。ワハハ。笑わなしゃーない(涙)。わはははは(涙)。これで落ちたな、と確信に近い予感があった。




 というわけで、目標の120(ネットパープレー)には遠く及ばず、しかもカットラインの126(ネット114)にも2打及ばず、残念ながら予選落ち・・・と思ったら、急に暑くなったせいで全体的にスコアが悪かったのか、はたまた何の偶然か、カットラインが116に。つまり最下位ながら予選をかろうじて通過。

 いやあ、出だし3ホールで7オーバーでもやっぱり諦めずに頑張らなあかんね。何があるかわからんもんね。でも、最終のダボは

地面に頭がめり込むぐらい要反省。


2020/7/24 (1600037hit)  竹梅フルバック


 160万ヒット多謝。

 体のケアと反省のため、月曜日から水曜日までの3日間は座禅と瞑想と写経と滝行と護摩行と火渡りの行を行い(ただし脳内で)、準備万端で迎えた昨日、1人でエントリーしてラウンド。早朝スルーの組に入れてもらい、フルバックから。



 良かった点

 バーディが2つ取れた(しかも、ショットで取れたバーディ)
 難しい竹9番でパーオンしてパーが取れた

 悪かった点

 3パット以上が3個。短いのを3つ外した
 梅1番、ティショットでまた引っ掛けてOB(先週の予選と同じ)
 梅3番、谷超えのパー3で5アイアンをチョロしてOB
 しょーもないボギー多数
 パーオンたった5ホール
 寄せワンが2個しかなかった

 トホホ

 梅最終ホール、残り90yからのコントロールショットがハーフトップ、奥からのアプローチ寄らず、ファーストパットオーバー、次もオーバー、短いの外すで4パット


 わかったこと

 パッティングストロークの変更(ゆっくり大きくストロークする→小さめのバックスイングからリズム良く打つ)にまだ不安あり
 アイアンショットの時、左足を飛球線と垂直にセットすると左の壁を意識しやすい(右へいきにくい)
 右が絶対イヤなホールのティショットは、積極的にアームローテーション「も」(体のターンに加えて)使う
 左が絶対イヤなホールのティショットは、トップで一瞬「間」を作ってほんの少し振り遅れるタイミングを作る
 梅の1番はティショットでドライバーを使わない!



 まあ、首位とは13打差もあるので、決勝は気楽にいきます。
 

2020/7/25 (1600102hit)  7月2回め・直前レッスン


 競技直前だけど、競技が終わってからレッスンへいくのもちょっと違うなあと思ったので行ってきた。

 パッティングを見てもらう。以下、教えていただいた事を一問一答式で。

私「短いのを外すんです」

プロ「どんな人でも短いの外すことがある(から、あまり気にしないほうがいいと思うよ)」

私「引っ掛けることが多いです」

プロ「(#7のセンターシャフト)は引っ掛けないようになってるんだけどね」

私「短いパットも長いパットも、同じテンポで打つんですよね。だったら、ヘッドは短いパットほどゆっくり、長いパットほど速く動くということで合ってますか」

プロ「合ってます。振り子をイメージしてください。振り子の紐(クラブ)の長さが同じなら、大きく振れてるときも小さく振れてるときも同じテンポでしょ?だから、パットはどんな距離でも(同じスピードではなく)同じ時間で打つんです」

私「ホームコースのグリーンが日曜日も8.5ぐらいしか出ないと思うんですが、#7とL字(ロッサ・マラネロ)のどちらがいいと思いますか?」

プロ「#7の重たいヘッドは速いグリーン用だから、どちらかと言えばL字のほうがいいかもしれないね」


 逆だと思ってた・・・・というわけで、L字で望むことに。短いのハズしても落ち込まない。




 次にショット。やっぱり縦振りのテイストが入ってて、前傾姿勢が崩れたりグリップが体から離れたり浮いたりするのはそのせいじゃないかと。だからスイングが安定しないしトゥヒットするのではないかと。ハーフウェイバックで体に沿ってではなく、飛球線方向にグリップが上がっていってるのはダメ。つまり

 もっと横振りして、フェースを開いて閉じる、球を捕まえる動きを入れましょうと

 そして、肝心な時にダフるのは、大事に打とうとして体重が左に乗っていかないから。なぜフォローで左に乗らないかと言うと、

 バックスイングで右へ乗っていないから。(また同じこと指摘されてる・・・)

 バックスイングでしっかり右へ乗ると、確かにダフらない。けっこうきれいに入る。この日はフルショットで105y~110y飛ぶ、50度のウェッジで90y飛ばすコントロールショットばっかり練習したんだけど体重移動意識するだけで縦の距離が合いだした。つまりコースでは

 安全・確実に打とうとスイングが縮こまる→体重移動しない→ダフル→トホホ

ってことなんだろうね。

 というわけで、ショットは体重移動と横振りで(手を振って)捕まえにいく。あとやっぱりリズム。それとインパクトの意識。

 ・・・ああ、先は長い。


2020/7/27 (1600212hit)  2020年キャプテン杯決勝


 キャプテン杯決勝は20位タイまでの21名でストローク戦。予選の成績を持ち越しなので、首位とは13打差。宝くじの一等が当たった人が当選を知った瞬間に隕石の直撃を受けたのに無傷で済んだ、ぐらいの奇跡と偶然がないと優勝は無理。

 そのためモチベーションを保つのが難しく、良く言えばリラックスして、悪く言えば緊張感の乏しいラウンドになってしまった。おまけに最後の9ホールは土砂降りと言ってもいいぐらいの雨で、ボギーペースがやっと。でも上級者はそんな状況でも平気で30台で回ってくるんだよね。



 梅1番、トップスタート。予定通りドライバーを使わず4W、右のOBギリギリ(セーフ)。2打目はベアグラウンドの樹の下からバンカー越えで低いスライスという難易度Sのリカバリーショットを成功させ、2オン。ところが長いファーストパットを1mちょっとショートさせ、これを外して3パットボギー。

 よく考えればあのティショットがセーフになり、しかもあの2打目の位置からボギーだったら上出来なのに、この3パットで「あ、今日はあかん日やな」と思ってしまった。

 2番(パー4)は無難にパー。3番(パー3)は想定内のボギー。

 4番パー5、ティショット・2打目とも思い通りだったのに3打目ウェッジショットをハーフトップしてグリーン奥へこぼす。ベチャベチャのベアグラウンドから上手くコンタクトするも強すぎて反対側へこぼれ、5打目も3mショート。これを気合で入れてボギー。

 5番パー4、2打目9アイアンをダフってバンカーの顎に突き刺さる。オーバーハングしてて絶対出ない状況。一応トライする(アンプレすべきだった)が、バンカーの平らなところに転がり落ちる(顎に突き刺さってもっと酷いことになってたかもしれないのに)。4オン2パットダボ。

 6番は強い受けグリーンの奥につけてしまい、3パットやむなしの状況からきっちり3パットでボギー。

 7番パー3、寄せワンでパー。

 8番難しいパー4、4Wのティショットは完璧だったのに2打目で中途半端な距離が残り(110y)、PWを加減して打つも力を抜きすぎて手前、アプローチはちょっとショートさせてまたパットが入らずボギー。もったいないボギーが多い。

 最終パー5、スライスを掛けようと左を狙うも右へ出てスライスしてOB。もっと練習しましょう。ウェッジショットの大ダフリとかもあり、何やかんやでトリプルボギー。

 39か40で回りたい梅で46。これは油断とかモチベーションの低下とかやる気とかの問題ではない。単なるヘタクソだ。


 30分のインターバルののち、松コース(3502y)へ。

 1番は2打目5アイアンの距離だけど安全に6アイアンで狙ってグリーンエッジ、寄せワンのパー。

 2番は距離の長い(241y)パー3、ティショット右手前、バンカー越え15yのアプローチは寄せる技術がなく奥5mに(これが精一杯)、パットはカップをかすめてボギー。

 3番も長い(409y+打ち上げ)パー4、ティショット4Wでフェアウェイ右サイドキープ、2打目は210y残り、7アイアンで迷わずレイアップ、3打目75y、ウェッジショットでピン上2.5mに、これが入ってくれてパー。戦略的にレイアップして最高にうまくいってのパー。気持ちいい。

 4番パー5、ここも4Wで。「なんでドライバー使わないの?」とよくご一緒するH村さんが独り言を言ったので、私も独り言で「ここはどれだけドライバーを飛ばしても2オンできないので結局レイアップする。だったら最初からリキまないフェアウェイウッドで打ってドライバーでのOBを減らすという作戦です」とつぶやく。

 実際、どれだけフェアウェイが広くてもドライバーがヘタな(どっちへ曲がるかわからない)私にとっては打ち下ろしのパー5はOB率高いんだよね。今までも何十回と自分のヘタさをこういうところで突きつけられてきたし。だから競技では安全第一ということで。

 4Wのティショットはちょっと天ぷら気味だけどフェアウェイセンター。2打目ユーティリティでレイアップ、3打目9アイアンでセンターにオン、2パットパー。ヘタな私がスコアをまとめるにはこれ(攻めの「守り」のゴルフ)なんだよねやっぱり。

 5番パー4、2打目8アイアンを思い切りダフり、寄らず入らずのボギー。ああもったいないもったいない。

 6番パー3は寄せワンのパー。アプローチは寄らなかったけど微妙な距離のパット(3m)が入ってくれた。

 7番パー4、ティショットは絶対に右プッシュを出さないつもりがフックがかかり過ぎ左ラフ(でも満足)。直接狙えずレイアップ、3オン2パットボギー。

 8番パー5、ティショットは戦略的フックで左ラフ(悪くないよね)、2打目4Wで軽いフック、と思ったらまっすぐ抜けて右ラフ。

 3打目はつま先上がりのラフで正面には木、グリーン左右にバンカー、右サイドは法面、フェアウェイは左傾斜で170yという状況。普通ならレイアップだけど、ここまで松は3オーバー、30台出したい!ということで木の右から低いフックで花道を駆け上がらせてグリーンを狙うという、お前何様的なショットを選択。ユーティリティのハーフショット。

 木の右へ出て低いフックで花道を駆け上がり、手前エッジに止まる。こんなに思い通りに打てるとはもう奇跡以外の何物でもない。でもバーディパットは打ち切れず、パー。

 最終ホール、またフック作戦も左へ派手に引っ掛けて入れてはいけないバンカーへ。レイアップ、3打目乗っただけ、2パットボギー。せっかく8番でいいパー取れたのに・・・・

 ということで、松は4ボギーの40でホールアウト。まあ寄せワン3つあったし、パー5は2つとも2オンできたし良しとしよう。



 ここで12時過ぎ。昼食はカレーをチョイス、ごはんを1/4ほど残す。お腹いっぱいになったら自律神経に影響が出るのでワンハーフの競技の時は少しづつ食べるようにしているのだ。そんな涙ぐましい努力をしてもこのヘタさ、悲しい。

 最後のハーフは難関の竹コース(3519y)。ここでも30台を目指す!つもりだったんだけど。

 1番パーオンするも短いパットを外してこの日2つ目の3パット、ボギー。

 2番パー3、気持ちよく7アイアンを振り抜くも気持ちよく引っ掛けてボギー谷へ、ワンクッションで4mにオン、2パットボギー。

 3番難易度高めの左ドッグレッグパー4。ティショットはいつもの4Wで、力が入ったのかヒール引掛けでOB方向!木に当たってセーフ。2打目レイアップは安全に行き過ぎて3打目が200y残り、ユーティリティ(今回大活躍)で残り20y地点まで、50度でのアプローチは上3mに。ダボ化・・・と思ったらこれが入ってくれてナイスボギーで済んだ。



 ここで雨が本降りに。しかも土砂降り一歩手前って感じ。もうけっこう濡れてたのでこのまま行こうかとも思ったんだけど、同組のT本さん(クラブチャンピオンホルダー・むちゃくちゃ上手い)が「hiroさんもレインウェア着たほうがいいよ」と言ってくださったので着ることにした。その後土砂降りになったので結果的に良かった。年長者の言うことはやっぱり聞いて損はない。



 4番パー5、2打目左足上がりのラフ、ユーティリティはダフって150yぐらいしか飛ばず。3打目左足上がりのフェアウェイ、ユーティリティはダフって150yぐらいしか飛ばず(コピペにあらず)。左足上がりでダフるのはまさに体重移動できてないんだろうね。4オン2パットボギー。

 5番パー4、ティショット右ラフ、当たり損ないの上ランが全然出ないから200yちょっとしか飛ばない。2打目つま先上がりから180y、ユーティリティで上手く打つもグリーン手前。アプローチはワンクッションで狙うもツークッションになってエッジ。4打目、エッジからパターで寄せてカップ横60cm、これがしっかり打った(つもりな)のにヘロッと切れて外れる。ダボ。4つ目の3パット。

 6番、打ち下ろしのパー3。ティショットはグリップが滑って右へ。思い切り左足下がりの法面から上手く打つもオーバーしてグリーンを横断、反対側のラフへ。3打目軽いチャックリで5m残す。連続ダボ・・・と思ったけどこの5mを気合のみで沈め、ボギー。

 このパットから怒涛の頑張りが始まる。

 7番、左ドッグレッグの難しいパー4。4Wでティショット、右ラフ。2打目ユーティリティで花道(想定内)、3打目22y、奥のピンに対しSWで突っ込んだつもりが4mショート。も、ピンにぶち当てて1パットパー。

 8番パー5、ティショットは先に当てながら230y、2打目左サイドのフェアウェイ、3打目8アイアンでオン、2パットパー。

 そして迎えた最終ホール、竹9番、池越え392y打ち上げ(実質430yぐらい?)のパー4。

 ティショットは定石通り左ラフも、大雨でランが全然出ずに200y(打ち上げ込みで)残る。2打目は今日何回使ったかわかんないぐらい多用してるユーティリティ(数えてみたら13回使ってた。約2ホールに1回の計算だね)で。何とかグリーン方向へ飛び、手前ラフ、ピンまで残り25y。

 ところがグリーンへ上がって驚いた。カップは水没、カップ周りはすべて水浸し。芝の穂先が見えてる状態なので打てないことはないけど、どれぐらいの力加減で打てばいいのか全くわからない。

 アプローチは開き直ってピンまで打つつもりで。ピンの1m手前に落ちて2m先に止まる。そしてパーパット。5m打つつもりの力加減でえいや!と。入ってくれた、いや、届いてくれた。

 雨の中、難しい竹の上がり3ホールパープレー。今日の収穫はこれだけで十分。成績なんてどうでもいい(っていうか途中で帰ったのでわかんない)。



 予選より一打多い129ストロークだったけど、まあ今の実力ではこんなもんでしょうな。



 しかし、アイアンのダフリとしょーもないボギーとしょーもない3パット、この3つはなんとかしたいね。


2020/7/29 (1600434hit)  超上級者の戦略思考


 先日、ある上級者とご一緒させていただいた。60歳台半ばで、HDCP4を維持されている、本物の「上手い人」だ。いぶし銀というか、上級者が持つある種の凄み、独特の雰囲気を持っている。仮にDさんとする(頭文字ではない、念の為)。

 実はDさん、けっこう喋るのが好きな気さくなオッチャンで、ラウンド中ヘタクソな私に色々なことを教えてくださった。と言っても、押し付けるわけではなく、「まあ参考程度に聞いてほしいんやけど」的なスタンスで。

 そのDさんが仰っていたことで、心に残ることを。



 「バーディパットをショートさせたらあかん」

 私のショートばっかりしてるパットに、よっぽどDさんはイライラしていた(笑)ようで、まるで「論外」と言わんばかりの口調で(と言っても非難口調でも上からでもなく)アドバイスしてくださった。

 つまりこれはどういう意味かと言うと、上級者にとっては「バーディチャンス」は逃してはいけない、積極的に狙いにいかないといけないモノであるという意味であり、3パットボギーを恐れてバーディパットを寄せにいくような考えではそれより上へは行けないという戒めでもあるんだろうなと。

 ショットは無理したらあかん。ショットでバーディを取るのはリスクが伴う。でも、パットでバーディを狙わんといつ狙うねん?今でしょ?打つ前から3パットボギーを考えて何の得がある?ないでしょ?っていう意味なんだろう。

 自信がなくても、せめて最低限、カップに届くようには打たないと。そういうことを教えたかったんだと思う。



 スピンが効くアプローチをマスターすべき

 ニアサイドから、おおよそ20y以内のアプローチ。とりあえず奥でいいから乗せる、あるいはワンクッションを多用する。そして結果はほとんどボギー。そんな私のアプローチを見て、「スピンが効いて止まる球を覚えなあかんね」と。そして、そのためにはまず第一段階としてフェースを開いて打たんとあかんよと。

 ホントにそう思う。そういうアプローチが打てるようにならないと、20y以内から3打が普通になってしまい、70台なんて出せない。そういう練習をすべきだろう。

 ・・・でも、アプローチの苦手意識がなくなるのにもう少し掛かると思うので、それまではコースではフェースを閉じたランニングアプローチでチマチマ行きます。



 アプローチは「何ヤード打つ」と決めてその距離を打つだけ

 落とし所まで15yなら15y、37yなら37y。それだけの距離感で打つことだけを考えてスイングする。大変シンプルでわかりやすい。難しくもなんともない。ただ、この域に達するには当然、それなりの練習が必要になってくる。それが次。



 アプローチは1y刻みで練習した

 1yから2y、3y・・・という練習を繰り返す。そこまでして初めて、◯◯yを決め打ちできるようになるのだ。もちろんそのとおりに打てるとは限らないけど、「37y打つ」と決めて打つのと、「40y弱打つ」とか「35~40yの幅で打つ」とか「40y打つけどオーバーする」と思って打つのとではぜんぜん違うってことはわかる。迷いがなくなるよね。

 もっとスゴいのが、この1y刻みを1つのクラブではなくアプローチで使う2つか3つのクラブで練習したという点。弾道や転がり方が変わってくるよね。つまり応用が効くということだ。上級者の練習はやっぱり桁違い。

 ここまで突き詰めるのは無理でも、せめて2つのクラブで5y刻みの距離感ぐらいはきっちり練習しないとね。いや、まずは10y刻みか。



 アプローチに使うクラブはPWか9番

 Dさんがゴルフを始めた頃はPWの下がSWで、アプローチはPWの下が出するのが一般的だったらしい。その頃のPWは50度前後のロフトがあったと思われる。今でいうアプローチウェッジやギャップウェッジのロフトだよね。だから上げる、転がす、スピンを掛けるがやりやすかったんだろう。で、足を出したい時は9番で。

 この話の教訓は、無理に難しいSW使わないでも、アマチュアがラウンドするレベルのコースなら十分寄せられるよ。スピンも掛けられるよ。だから見栄張らないようにね。というところだろうか。ただ、このあたりは好き嫌いやどれだけ馴染んでるかということも関係してくるので一概には言えないけどね。



 あと、ゴルフに対する姿勢で決定的に違うと思ったのが、1つのホールでOBが何発出てもドライバーで狙い続けるというその矜持っていうか姿勢。この日のDさん、よっぽど調子が悪かったみたいで、暫定球の3連続とか4連続とかが何度かあった。でも、絶対ドライバーを離さないし、しかも同じ球筋で同じ打ち方(のように見えた)するんだよね。

 賛否両論あるだろうけど、なかなかできないことだ。自分のドライバーショットを信じているという、1つの美学だなと思った。私にはたぶん一生できないだろう。


2020/7/31 (1600631hit)  敵は自分の弱さ(第75回GB月例)


 先日の日記で私はこう書いた。

 賛否両論あるだろうけど、なかなかできないことだ。自分のドライバーショットを信じているという、1つの美学だなと思った。私にはたぶん一生できないだろう。

 そしてこの日は、ドライバーショットが左へ曲がっていた。

 その2つを前提に今日の日記はお読みください。




 仲間内の競技会、GB月例も75回目を迎えた。100回目はイギリスに遠征してスコットランドの名コースをラウンド、200回目にはアメリカ西海岸名コース巡り15泊17日、300回目にはオーガスタナショナルで記念コンペをするつもりである、といいな。

 その75回目は大阪の北部、池田市の伏尾GCで。東2番が崖崩れで本来難しいパー4のところがパー3になっていたので、パーは71。

 前半、出だしはお約束の3パットボギーから。2~4番はショットがなかなかいい感じでパーオン2パットパー。

 東5番パー4、打ち下ろしの雄大なホール。ティショット4Wでフェアウェイ、2打目左足下がりから140y、9アイアンでフルショットしてグリーンセンターが鉄則だったのに、なんとなくショートする気がして8アイアンのライン出し(←ハイ出ましたーできもしないのに。馬鹿。ホント馬鹿。思いっきり馬鹿)でダフって引っ掛けて左バンカーへ。3オン2パットボギー。

 6番はティショット右ラフ、2打目ウェッジショットは突っかかって15mも奥へオン。交通事故的に入ってバーディ。

 7番パー3、9アイアンでピンハイ左3m、惜しくも入らずパー。

 8番は谷越えのパー5、ティショットはちょっとフックして左のラフ。2打目6アイアンでレイアップも低い球になって左足下がりのライに。ウェッジショットはうまく打ててパーオン、2パットパー。

 東最終はまっすぐでやや距離の長いパー4。ティショット左法面、2打目7アイアンでレイアップ(なぜウェッジで打たなかったかというと結構な左足下がりでウェッジだとボールに届かないかもと思ったからです)、引っ掛けて左ラフ、3打目70yウェッジショットは強く入って奥10m、何とか2パットでボギー。

 というわけで前半は1バーディ3ボギーで37(パー35だからね)。ドライバーは左へ曲がるけど、アイアンの調子がすごくいい。体重移動とリズムとインパクトの意識だけ考えて振ってる。

 これでいい気になった。前半でいい気になって後半グズグズっていう状況、今まで72億回ぐらいあったのに。


 後半は苦手な南コース。

 1番はティショット4Wはフェアウェイセンター、2打目7アイアンをハーフトップしてショートするもアプローチが80cmについてパー。

 2番は変則的なパー5、左が嫌なので4Wで打つも思い切り右へ飛び、左足下がりのラフへ。2打目7アイアンでレイアップ、3打目125y、9アイアンで上手く打ったら10yもオーバー。飛距離伸びてる。2パットパー。

 3番池越えのパー3、8アイアンちょいダフリで手前エッジ、2パットパー。

 4番狭くて短いパー4、普通なら4Wだけど、ここで色々と欲が出てドライバーで。思い切り右からフックを打つつもりが、まっすぐ出て左へ曲がる。やばい。しかし木の下でぎりぎり止まる。2打目70y、木の下を7アイアンで低い球で・・・と思ったら低すぎて土手に当たる。8アイアンぐらいでも十分低い球打てるってことか。3打目で3mに、2パットボギー。

 5番谷越えのパー3、9アイアンややこすり球もピンハイ、2パットパー。




 5番を終わって1オーバー。しかしここからトホホの逆襲が始まる。

 6番は打ち上げ右ドッグレッグのパー4。ここで1つ目の事件。



 4Wでストレートに打っても100y強しか残らないのでまっすぐレイアップ、と思ったんだけど、今日はドライバーが左へ行ってるからバンカー越えの最短距離を狙ってもそこそこいい位置へ行くだろう、と傲慢にもドライバーで。はい、バンカー越えて「スゴいなー」と言われたかったんです。

 しかし打ち上げのホールは右へ体重が残ってスライス球が出るのが基本。しっかりスライスしてバンカー右の木の下へ。脱出に失敗し、3打目もミスし、4オン2パットダボ。傲慢さと頭の悪さと見栄が招いたダボ。アホですねー。

 7番はHDCP1の難ホール、ティショット今日イチの当たりでフェアウェイ左、2打目8アイアンでピン右8mに、2パットパー。ここのパーはフロントティからとはいえ価値がある。

 8番、トホホホールその2。ティグラウンドから見ると左突き抜けが最高に気持ち悪い。



 ドライバーが左ばっかり行っているこの日なんか、絶対にドライバー使うべきじゃないよね。ドライバー飛ばしても意味ないし、2打目のことを考えるとフェアウェイへ残すのが最善。だから4Wが絶対。

 なのに、ドライバー持っちゃうんですよねー。なぜか。「今度こそ右へしっかり打ち出してフックを打ってやろう」という浅ましい、それはそれは浅ましい欲なんですよねー。欲に取り憑かれて、自分の力を過信してるんですねー。間抜けですねー。技術もないのに。

 結果は2連続フックOB。ロストボールもあり、10ストローク。+5。

 やっぱり自分自身のゴルフ(できることしかしない、迷ったらディフェンスに徹する)を貫かないといけないってことですな。

 最終ホールも左ラフでいいのに、ラフを嫌がって右プッシュスライスOB。ラフとOB、どっちがマシかっていう小学生でもわかることすらわからないで打ってるんですねー。スカタンですねー。3パットのおまけ付きで7。トリプルボギー。+3。

 というわけで。



 前半2オーバー、後半11オーバー。こういうのを、オヤジギャグで別人28号という(わからない人はググろう)。


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