日記309
(2020年3月)

去年までの日記

今年の日記

1月
  2月





2020/3/2 (1586740hit)  ちょうどいいところ


 ゴルフのスイングって、才能のない人間にとっては本当に難しいと思う。


 才能がある、つまり体を動かすことに長けた人間なら、体をこう動かせばきちんとヘッドがアドレスした場所に戻る、あるいはこんな球が出る、さらにはバランスよく最大のスピードで振れる、という事が簡単にできる(と思う)。それも、大した努力なしで、そして頭で考えることをせずに。

 そう、最後の「頭で考えることをせずに」というのが重要で、私のような凡人いや勘が鈍い人間の場合、頭で一生懸命理屈を考え、そのとおり体を動かそうと努力し、色々工夫をし、それでもやっぱりできない、いや逆におかしな動きをしてしまうというのが通常。つまり考えれば考えるほど悪循環に陥ってしまう。

 だから、何も考えなくても、考えても、結局ヘタはヘタのまま。情けない。悲しい。

 ただし、別にそれを悲観しているわけでも絶望しているわけでもない。才能とはごく限られたほんの一握りの人しか持っていないもので、なくて当たり前だからである。



 そんなわけで私は今日も頭で考え、そこそこ工夫をし、ぼちぼち練習をするわけだが、まったくもってゴルフのスイングは「ちょうどいいところ」の許容範囲が狭いと思う。

・体の中で、動かしてはいけないところと積極的に動かさないといけないところが数ヶ所づつある。そんな複雑なことできるか!ピアノの演奏か!

・同様に、体の中で力を入れるべきところと抜くべきところが複数個あり、しかもしれはスイング中変化する。オリンピックアスリートでもうまくスイングできないのはそのせい。

・体幹の筋肉を使わないと良いスイングにならない。体幹なんて鍛えてません。

・一度ついた癖はずっと意識し続けないと直せない。そんなの無理!

・スイングに重要な動きは、やらないとダメだけどやりすぎるのもダメ。丁度いい強さ・ポジションは限られている。

・とにかく注意する点が多すぎる。100は越えるだろ。それを全部覚える?できません。

・スイング中は2~3秒。その間に1つでも変な動きが入ったらアウト。


・形に拘るとリズムを忘れる。リズムにこだわるとどこかが緩む。緩まないようにと気をつけるとリキむ。八方塞がり。
 

 つまりだ。ナイスショットは偶然の産物。あるいは奇跡の領域。私のような凡人はミスショットでそこそこならいいと思わないといけないのだ。


 ショットのハードルを下げよう。「チョロじゃなければいい」。これを座右の銘にしよう。でも、心の底からそう思えるぐらい悟ってたら、もうとっくにうまくなってるんだよなあ。

 しかも、未だにチョロするし(笑)。


2020/3/3 (1586855hit)  体開かない


 一昨日の日曜日は(インパクトで)体を開かない事だけを考えて薄暮ラウンド。リズムも体重移動も左肘も大事だけど、そんなにいっぺんにできないからね。


 スコア付けずに回ったので、覚えてる範囲で。
 
 1番パー4、ドライバーはフェースの先に当た(体開いてる!以下同じ)ってひょろひょろフック。2打目8アイアン、当たりは分厚かったけど低い引掛け(うーん・・)。ユーティリティで寄せ切れず2パットボギー。

 2番パー3、ユーティリティはいい当たりもプッシュ(プッシュは悪くない)。足場はバンカー、ボールは膝の高さのラフという高い難易度の50yのアプローチはうまく打てて8mにオン、2パットボギー。「体を開かないイメージ」はアプローチで効果高そうだ。

 3番パー4、4Wのティショットは会心、ハイドローで220y。ティショット特にフェアウェイウッドのティショットは体を開かないイメージが出しやすい。2打目ユーティリティ、これも軽いドローでラインが出てグリーンまで5yの位置へ。ベアグラウンドからユーティリティで転がし、1パットパー。

 当たり前かもしれないけど、ユーティリティで転がすときも体を開かないように考えて打つほうが転がりもインパクトも良くなる。っていうか、今までいかに体が開いてたかってことだなこりゃ。

 4番パー5。ドライバーはダフリチョロで80y。「体を開かない」ようにすると「右肩が下がる」という余分な(間違った)動きがもれなくついてくる。こういうところが運動オンチの辛いところだ。2打目、左足下がりのラフから4W、またチョロ。3打目もう一回4Wは何とか当たって残り130y打ち上げ。

 ベアグラウンドに近い薄芝から8アイアン、キレイに打てるもフックが掛かりすぎてグリーン左へこぼれる。10yの寄せ、ユーティリティはちょっとオーバーして微妙なくだりのラインを入れられずダボ。でも4打目が良かったので良しとしよう。

 5番パー4。右を向いて構えたのに(から?)盛大に左引掛け。一番あかんやつ。2打目左足下がりつま先下がりのラフから6アイアン、、お約束のハーフトップ(仕方ないね)からグリーン手前のバンカー。35yのバンカーショットは20yぐらいしか飛ばず。2パットボギー。

 6番パー3。9アイアンのティショットはボールを直置き(ティ使わず)してハーフトップ(笑)してグリーンエッジまで2y地点へ。ユーティリティの転がしは1.5mオーバーするもこれが入ってパー。

 7番パー4、ティショットはちょっと先に当たり右プッシュ、右ラフ。2打目6アイアン、一生懸命体を残して球を捕まえようとしすぎたせいか、逆にフェースの返りが遅れてスライス(えてしてこういう事が起こる)、グリーン右バンカー。出して2パットボギー。

 8番パー5、ティショットプッシュでバンカー。バンカーからユーティリティ、ハーフトップながら150yぐらい飛ぶ。3打目220y、4Wはダフり引っ掛けで70yも残る。4打目、ラフからウェッジフルショット。むっちゃいい感じで打てた!のにちょうど70y飛んで止まらず(ラフのせいだと思いたい)、奥へこぼれる。10yの微妙なアプローチ、まあまあで2mに。でも外してダボ。

 9番打ち上げのパー4。ティショットはプッシュ天ぷらで180y右ラフ。2打目140y+打ち上げ15y+過激な砲台グリーン、5番で手前から転がし上げるを選択。手応え、方向、弾道すべて狙ったとおりだったんだけど(5年に1回の出来事だ)、わずかに届かず、傾斜を転がり落ちて15yのアプローチが残る。

 ピンは手前。この状況でのアプローチは私の記憶に残っている限り1回も成功したことがない。1000回打って990回チャックリ、9回トップ、1回グリーン奥にオンという感じ。しかし。

 「体を残す」で奇跡が起こった。ほんのちょっとダフリで済み、ピン下1.2mにオン。これは真実である。誇張でも嘘でも演出でもない。この私が、アプローチでまともに近い結果を残したのだ。その時私は、たしかに神の存在を感じた。いや神と一体になった。ハレルヤ。1パットパー。



 総評:「体を残す」はアプローチではいい感じ。フェアウェイウッドやユーティリティもまあまあいい感じ。ドライバーとアイアンは何となくいい感じ。がんばれ、俺。
 

2020/3/6 (1587132hit)  ゴルフの怖さ


 全くゴルフとは恐ろしいゲームである。

 例えば野球やサッカーなどの場合、戦う相手がいる。相手が自分より強ければ勝負には負けるが、その時もし自分が力を出し切って負けたとすれば、それは相手が自分より強かったというだけで、何も悲観することはない。

 また、相手がいるということは「相手に合わせ」たり、「相性」というものが存在するので、勝った負けたはその時の運や相手による、つまり自分の力ではどうにもならないという事もありうるわけだ。


 しかし、ゴルフはプロの試合やマッチプレーなどごく一部の競技を除き、基本的には競う相手はいない。強いて言うなら自分である。昨日の自分より上手くなっているか。自分で練習してきたことがコースでできるか。OBを、3パットを恐れず打てるか。そういうものが(アマチュアの)ゴルフの本質だと私は思う。

 つまり全て自分で完結するだけに、ミスも勝ち負けも結果も100%自分のせいであり、技術か精神力が未熟だったということを思い知らされることになる。

 特にスイングはその繊細さ故、メンタルの作用が大きく関与し、いつもできることができない、考えられないようなミスをするということが頻繁に起こる。




 先週、先々週の「ゴルフ侍、見参!」ではまさにその怖さを見せつけられたよね。先々週は「若い頃は毎日3000球(練習で)打っていた」という高橋完(まもる)プロが、信じられないミスを繰り返し、敗北。途中からプロも何をやっているのかわからなくなってしまっているように見えた。

 先週はHDCP5の侍が初心者のようなチョロやダフリを続け、5&4と大敗。更にプロ(日下部プロ)もスイング改造のせいか、はたまたイップス気味なのか、ドライバーでチョロしたり。

 しかしあれは他人事ではない。あれこそがゴルフなのだ(私はよく知っている)。いや、あれは私だ。昨日までの、そして明日の私なのだ。

 あれを笑う人間はゴルファーではない。


2020/3/7 (1587219hit)  ◯◯はゴルフが上手くならない


 私がなぜゴルフが上手くなれないか、その理由が分かった。



 一昨日はいつものMの会だったんだけど、1人初めての方が組に入ってこられた。かりにM内さんとするが、関西の某コースでクラブチャンピオンを取っておられる上級者で、安定感が抜群。ドライバーもアイアンも狙ったところにしか飛ばないという凄みのあるゴルフであった。

 でも今日の話題はその人とは全然関係なく、私自身のことだ。前半松コース、いいショットもいくつかあったけどとんでもホールがいくつかあって。

 まず3番パー4、レイアップしたあとの3打目でOB出してダブルパー。8番パー5はティショットバンカー、2打目トップして出ただけ、3打目ダフり、4打目でやっとグリーン手前のバンカー、5打目新しく入れたウェッジで出ただけ、6打目で1mに寄せるも入らずトリプルボギー。そんなこんなで50近く叩く。

 そして後半、ティグラウンドで素振りをしてて思い出した。

(インパクトで)体を開かない事完璧に忘れてるやん。

 たった1つの、上達への拠り所。つい4日前に考えてた、1週間前にレッスン受けたそのいちばん大事なことを

すっかり忘れてラウンドしてる俺。

 もうね、アホというよりボケ。馬鹿というより間抜け。真面目に、認知症始まりかけてるんじゃないかと思った。で、思い出して後半。4番で素ダボ、6番でOBとかあったけど、前半より4打良くなった。(それでも4打なんだけどね)。

 というわけで。



 アホはゴルフうまならん。


2020/3/9 (1587219hit)  SiM MAXを打ってみた


 木曜日のラウンドは、試打クラブを借りてラウンドしてみた。
 


 テーラーメイド SiM MAX ドライバー。10.5度SRしかなかったのでそれで。今日はインプレなどを。スカタンで芯にめったに当たらない私のインプレなのでそのへんを加味して聞いてくださいね。

 しかし最近のドライバーって軽いよね。このクラブも持った感じ、振った感じはだいぶ軽い。気合を入れて振り回すというより、タイミングを合わせてクラブに仕事をさせるというイメージを持って振るという気持ちにさせる軽さ。

 で、12ホールで使ったけど、どっちへ曲がりやすいというのはなかった。OBは無し。前半はトゥヒットが多かったので右め、後半は引掛けが多かった(いやそれお前がヘタなだけ)。でも、右へのミスのほうがマシだったので、どちらかと言うと(このスペックでは)スライサー向けなのかなという気がする。

 打った瞬間やばい!曲がった!と思ってもその曲がりは半分ぐらいに押さえられるのはすごいと思った。オフセンターヒットと直進性はそうとう強いというイメージ。

 飛距離に関しては「すごく飛ぶ」というわけではないけど、「ミスヒットしてもそこそこ飛ぶ」というのはアドバンテージ大きいかなと。2回だけ芯を食ったけど、その時は十分飛んでた。

 打感は好みもあるだろうけどちょっと頼りない感じ。っていうか、フェースのどこに当たったのか自分でわかりにくい。それこそが「オフセンターヒットに強い」ことの証明になるんだろうけど、オートマチックすぎて面白みはないかな。昔キャロウェイのC4っていうオールカーボンのドライバーがあったけど、それを思い出した。C4もどこに当たったのかわかんないけどナイスショット連発って感じだったんだよね。

 打音もだいぶおとなしい。低くて玄人受けする感じ。


 ドライバーとしては良く出来てるし、大曲しないしいいと思う。でも私としてはこのスペックは無しかなあ。9.5度かMAXじゃないやつを使ってみたい気はする。


2020/3/10 (1587438hit)  1つだけではダメ


 日曜日の8日。雨は2時前に上がったので、薄暮プレーへ。

 今回こそ忘れずに「体を開かない」だけを考えてプレーした・・・んだけど、やっぱりうまく行かない。球筋はプッシュ、あるいはプッシュスライス。右に出るのはいいとしても、右からスライスしたら球はOB杭の彼方に消えていく。

 一生懸命体を開かないように気をつければつけるほど、どんどんスライスがひどくなっていく有様で、これはもうどこかが根本的におかしいと思い返し、一度「体を開かない」を忘れ、

リズム。
体重移動。
体(上体)を開かない。
左肘曲げない。


のうち、1つ目と2つ目即ちリズムよく、思い切って体重移動して打ってみた。すると、やっとまともなショットが。つまりこの日わかったゴルフの真理はこう。

スイングは1つだけ気をつけてもダメ。全部がきちんとできなければきちんと飛ばない。


 つまりリズムよく、しっかり体重移動して(ダイナミックに)、ただし上体を開かないように、インパクトに集中して打つ。この、特に2つ目と3つ目の相反する事柄がきちんとできて初めて球はまともに飛ぶのだろう。

 新たにレッスンに行きだして1年2ヶ月、ニュースイングの完成はまだまだ先ということか。やれやれ。


2020/3/11 (1587541hit)  ステップ打法


 3月11日。1月17日と同じく、平成・令和を生きる日本人は忘れてはいけない日だ。同時に、震災の後で世界の国々がどんな対応をし、どんな援助をしてくれたのかも忘れてはいけない。人がどん底にいる時の対応こそがその人間の本心なのだから。



 さて本題。昨日の日記に私はこう書いた。

新たにレッスンに行きだして1年2ヶ月、ニュースイングの完成はまだまだ先ということか。やれやれ。

 「やれやれ」などと他人事ではいけない。とにかく上達を諦めてしまってはそこで試合終了である。というわけで昨日は雨の中練習へ。

 S水プロに教えてもらっていることができないのは自主練習が足りないことに尽きる。よって、プロが「一番効果がある」と言っていた、ステップ打法ばかりをすることにした。

 これは3球連続打ちの簡易版で、きちんとアドレスを取ったあと、左足を右足の位置まで合わせてバックスイング、そこから左足を一歩踏み出して球を打つというものである。基本的なドリルだけど、これをするだけで

・100%の体重移動
・シャフトのしなり戻りを感じやすい
・スイングリズムが良くなる


という事が会得できる大変良いドリルなのだ。実際やってみると、上半身や腕のことをぜんぜん意識する必要なく、オートマチックにフィニッシュまでスイングすることができる。何ならコースでもこの方法で打ちたいぐらいだ。


 8割ぐらいをこのステップ打ちに費やし、残り2割はウェッジの片手打ちとクロスハンド。クロスハンドも普通に打つよりよっぽどうまく打てる。それも、苦手な40~50yが。これもコースで試したいぐらいだ。

 今年中に結果を出したい。でないとレッスン受けてる意味がないからね。
 

2020/3/13 (1587731hit)  ちょっと早いエイプリルフール


 ホームコースの場合、月例競技の優勝スコアはネット5アンダーが最低ライン。つまり私の場合グロスで70半ばを出さないと難しい。しかし雨の日や冬の寒い時期ならば、ネット2アンダーぐらいでもチャンスがある。というわけで、今月の月例は数少ないチャンスの期間だ。1月2月はボロボロだったしね。

 というわけで、月例を想定して同じコース(梅・松)をエントリー。真剣モードでラウンドするつもりだったんだけど・・・コースへ着いたら、この日の設定は想定外のサブ(B)グリーン。月例はメイン(A)グリーンなのに、これでは練習にならない。

 仕方ない。それでもショットの練習にはなると思ってラウンド開始。

 前半短い梅コース。一昨日のステップ打法の練習が良かったのか、ショットの調子はそこそこいい。1番パー4は2打目、ラフからの50yがグリーン場に留まらず(サブグリーンはすごく小さいのだ)、奥からのアプローチも寄らずボギースタート。

 2番パー4はティショットのユーティリティがこれ以上先(トゥ)なら空振りするというぐらい先に当たるも、フックしてフェアウェイセンター。2打目左足下がりから105y、体重左固定でピン横3mにオン、これが入って珍しくバーディ。

 3番パー3、ティショット5アイアンはまた先に当たって40yもショート。2打目、砲台グリーンへのアプローチ、ウェッジでオーバー。この距離が課題なんだよなー。パターで寄せて1パットボギー。

 4番パー5(ただし打ち上げながら389yしかない)、ティショット左ラフ、2打目ピンまで20y、アプローチはワンクッションで2mに、これも珍しく入ってバーディ。

 ここまではまあまあ良かったんだけど。

 5番は2打目をバンカーへ、バンカーから乗っただけ、ファーストパットがノーカン大オーバーで3パット素ダボ。

 6番はサブグリーンなら1オンも狙えるパー4(217y打ち上げ)、ドライバーで近くまで打って2オン2パットパー。

 7番パー3、7アイアンのティショットはまたフェースからボールの一部がはみ出たんじゃないかっていうぐらいトゥヒットで20yショート。アプローチはトップして奥へ、返しもトップしてふりだしに戻り、仕方なくパターで寄せて1パット(実質2パット)ダボ。

 8番、9番はもう開き直り、アイアンを思い切って(インパクトで絶対緩まないって感じで)振るとナイスショット連発、パーオン2パットパー。

 という感じで、前半は波乱万丈2バーディ2ボギー2ダボの40。15パット。





 しかし後半。何かに取り憑かれたようにショットが冴える。ちょうどの番手が残り続ける。ミスヒットがフェアウェイへ行く。パーオンしなくてもアプローチが寄り続ける。パットも入り続ける。そして終わってみれば。



(ハーフ)2アンダーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 ちょっと早いエイプリルフール?いや、嘘のようだが本当である。



教訓:体重移動(ステップ打法)最強説。


2020/3/14 (1587830hit)  ステップ打法のレッスン


 木曜日。ラウンドが3時前に終わったので、S水プロのレッスンに。

 この日の結果を伝えると、先生は「すごいですやん!」と喜んでくださった。そして、ステップ打法の練習の成果だろうか、と聞いてみると、多分そうでしょうと。というわけで、もう練習場では(アプローチと)ステップ打法しかしないことにした。

 ここでステップ打法をおさらいしておこう。

・使うクラブは9アイアン

・フルショットしなくていい。ハーフショットで十分

・気持ちボールから離れて立ち、左足のステップでボールに近づかないよう注意

・とにかく体重移動とシャフトのしなりをシンクロさせる。インパクトへの集中、タイミングが命

・フォローは大きく取らないでいい。打って終わりでおk

・出球は右はいいけど左へ飛ぶのはダメ(体が開いてる)

・シャンクしたりトップしたりするのは悪いミス、ダフるほうがマシ



 木曜日はこれをほぼ1時間打ち続けた。終盤の10分はステップ打法と普通のショットを交互に。何となくシャフトのしなりを活かせるいいスイングのイメージ、のカケラの匂いが一瞬だけ感じられたかもしれない、という感じ。でも続けていれば絶対にいいことが起こる予感はする。

 そして驚いたことに、最後に数球打った、中途半端な距離のアプローチもすごくうまく打てる!そう、アプローチのミスも結局、単にスイングがヘボだったということだね。



 目標、今年中に1万球/ステップ打法。


2020/3/16 (1587956hit)  シンプルなアプローチ


 レッスンの話のちょっとした続き。

 20yぐらいまでのアプローチだが、以前S水プロは

「簡単に言うとコックを使わないシンプルな(=パッティングストロークに近い)打ち方と、普通にコックを使う(=ショットに近い)アプローチの2種類がある。どちらを使うかは状況や残り距離や慣れで選択すればいいことで、どちらが正しいというものではない」

 というふうなことを教えてくれた。で、つい最近、コースでアプローチ練習をしている時、「バックスイングは軽くコックを入れて上げ、ダウン~フォローではコックをキープしたまま体の回転だけで打つ」という感じのことをやってみるといい感じで打てたので、プロにそういう打ち型はありなのかどうか聞いてみた。すると、S水プロは不思議な顔(きっと呆れていたのだろう)をして、

「(そんなややこしいことをしないでも)ダウン~フォローでコックを使わないんだったら最初から使わなかったらいいんじゃないですか?」

 仰るとおりである。




 つまり、今日言いたいことは、

 プロの考え方はシンプル。つまりゴルフ(スイング)は本来シンプルなものなのだろう。でもアマチュアは逆に考えすぎ、工夫しすぎ、あるいは手先でごまかそうとして複雑怪奇な動きをし、結局何も掴めないで悩みの無限ループにハマってしまう

 のではないかと。

 アマチュアほど難しいアイアンを使いたがる、ハンデキャップの多い人ほどグリーンのすぐ側からウェッジを持ってチャックしたりする(それお前や)、難しいホールでパーを必死で取ろうとしてダボ以上を叩く、狭いホールでもドライバーを持ってOB出しちゃう、という思考回路と同じのかもしれないね。



 今日の教訓:ゴルフは打ち方も考え方もシンプルが一番。


2020/3/17 (1588058hit)  ウェッジを変えてみた


 前々回の2月末のレッスンで、あまりにもひどい私のアプローチスカタン病を見かねてか、S水プロは「グースネックのウェッジを使ってみたら?」とアドバイスしてくださった。

 で、どうせグースネックのウェッジを使うなら思い切りグースの効いたウェッジを使ってみようということで、廊下に転がっていたこれを。



 グースネックといえばこれ。ピン アイ2 XG ウェッジ(PING EYE2 XG Wedge)。1980年代に発売され、一世を風靡したピンアイ2の復刻版。ちなみにXGとはXが2010年の「10」を、Gがグルーブ即ち溝規制を表している。つまりCXGは2010年の溝規制クリアという事を意味している(しらなかった)。


 どうよ、この、どうだ!と言わんばかりのグース。


こちらから画像お借りしました)


 で、練習とラウンドを3回づつこなしてみたんだけど、このウェッジ・・・

最高最強にいい!!

 最高最強その1、安心感。包み込むようなフォルムが、トップしない雰囲気を出してくれる。

 最高最強その2、ミスに異様なまでに強い。5cmぐらいダフってもチャックリしない。いやホントに。

 最高最強その3、打感がいい。ステンレスみたいな硬い打感をイメージしてたんだけど、柔らかいし音もいい。

 欠点があるとしたら、フェースを開きにくいので高くてふわっとした球が打てないということだけど、そもそも、元々技術的に打てないので関係ないし。そんな球を打つ状況になったときはパーを諦めればいいだけだ。かんたんなお仕事です。

 あと、バンカーショットが今のところうまく打てない。これはでも慣れの問題だろう。元々バンカーから打ちやすいと言われてるし。


 というわけで、ピンアイ2XGウェッジ!ひょっとしたらいやたぶん一生使い続けるかも。


2020/3/18 (1588139hit)  良いダフリと悪いダフリ


 私のアイアンの持ち球はダフりである。ダフりだけで、ちょいダフり、だいぶダフり、くそダフり、災害級ダフり、日本壊滅級ダフリ、地球崩壊型ダフリ、ビッグバン惹起ハイパーウルティメットダフり、と七色のダフりを打つことができる。ただし問題なのは、どのダフリが出るかスイングするまでわからないことと、自分では全然ダフろうとは思ってないのにダフる事である。

 そんなダフりのオーソリティである私が思うに、ダフりには良いダフりと悪いダフりがあると思うのだ。



 実は密かにダフリソムリエ(略してダフリエ)の資格まで持つ私には、常々疑問があった。ダフったのに結果がそんなに悪くない、というケースが結構頻繁に経験していた事だ。

 そう、良いダフりとは、ほとんど飛距離が落ちないし、スピンも効く。一方悪いダフりとは、飛距離が一番手以上落ちたり、二番手以上落ちたり、日本が沈没したりや地球が割れたり宇宙が崩壊するようなダフりである。




 では、何が違うのか。ダフリエとしてのプライドを賭け、必死で考えた。40秒で分かった。たぶんだけど、

ボールにコンタクトした時点でダウンブローかレベルブローにクラブヘッドが動いているなら良いダフり、アッパーブローに動いていたら悪いダフり

 ではないかと思うのだ。解説しよう。

 一般的に、いいと言われるアイアンショットの軌道はこう。



 そして、悪いダフりのときの動きはこう。最下点がボールの手前で、地面に当たってからボールにコンタクトしてる。これじゃ大ショートするよね。ちなみにこれが編者の得意技である。



 そして、良いダフリはこう。



 良いダフリとはいわゆる「厚く入った」ってやつだということが分かる。インパクトの時、ヘッドは先に地面に当たってるんだけど、それはごくわずかな時間で、ダウンブローで打ち込んでいってるので勢いはほぼ落ちず、すぐにボールにコンタクトする。だから思ったよりも飛距離が落ちない。そしてスピンも効く。



 結局、クラブの軌道が問題なんだよね。良いダフリと悪いダフりはどちらも同じダフリだけど、スイング軌道で言えば良いダフリはナイスショットと紙一重、と言えると思う。

 というわけで、今後はダフリエとして自信を持って「良いダフリ」を打っていきたいと思った(いいのか?)。

2020/3/21 (1588139hit)  世間は春、パットは冬


 いよいよ春めいてきた。先週に引き続き、半袖でラウンド。気温も高く、天気も良く、言い訳できない状況。


 ・・・だったんだけど、この日の異変は朝の練習グリーンでいきなり。ストロークがぎこちない。まっすぐ打てない。距離感が合わない。その三重苦にルーチン練習はボロボロで、30分以上掛けても3mまでしか(3球連続で)入れられなかった。不安を抱えたままスタート。

 ちなみに後日、HDCP2でベ◯ーカントリークラブの4大タイトルを全部取ったK見師匠とその事について話をしていると、「そういう事はありますよね。プロでもあるみたいですし。そういうときは、とにかく『芯に当てる』ことだけを考えてストロークするしかないと思いますよ」とのアドバイスを貰った。

 つまりアドレスとか体の動きとか体重配分とか何だかわからないけど、とにかくどこかがおかしくなっている時はパットの芯に当たってないんだと。だから細かいことを考えず、丁寧に芯で打つことだけ考えようと。よく覚えておこう。



 で、そのパットの不安は的中する。先週はパット数26(でスコア75)だったのに、今回はパット数40(でスコア89)。つまり、先週とショット数は全く同じなのに、パット数だけで3オーバー(たいへんよくできました)と17オーバー(がんばりましょう)という差が生まれたということになる。

 まあ厳密に言えばパーオン率なんかもちょっと違うし、アプローチが寄ったかどうかという違いもあるし(実際、アプローチも超スカタンだった)、パッティングのせいだけではないんだけどね。



 46・43でかろうじて90を切る。トホホな数字だけど、でもパットがもし20・20ではなくて16・16だったら42・39だったからナイスラウンドだったんだよね。


 それを裏付ける点として、ショットの方は少しづつ良くなってきてる。ドライバーも(体重移動打法で)今までになくいい感じだし、フェアウェイウッドもまあまあ、アイアンも短いのはピンを刺すようになってきた(それでこの数字、かいって突っ込まれそうだけど)。

 ま、そういう日もあるさってことで。明日の月例ではどうかパット良くなっていますように。


2020/3/23 (1588480hit)  下手クソです


 土曜日に書いたとおり、昨日は月例。パットの方は32だったのでまあまあだったと言える。朝の練習でもまあまあだったし。


 でも、ショットがもうぜーんぶダメ。今に始まったことじゃないけど。これはもう、はっきり宣言してもいいいと思う。

私は単なる下手クソです。

 ドライバーのOBが2つ。はい、

私は単なる下手クソです。

 パー3になるとアイアンをミスる。はい、

私は単なる下手クソです。

 パーオン率はいつものように3割いかず。はい、

私は単なる下手クソです。

 アプローチミスは数え切れない。はい、

私は単なる下手クソです。

 パー3の平均スコアが4.25。はい、

私は単なる下手クソです。

 パー5の平均スコアが5.75。はい、

私は単なる下手クソです。

 素ダボが5つ。はい、

私は単なる下手クソです。

 黒の太字フォントのままだとあまりにもインパクトが強いのでカラフルにしてみた。ちょっとポップだ。



 一緒にラウンドしたいつものT石さんはほぼパーフェクトな内容でネット60台でまたしても優勝。素晴らしすぎる。月例できちんと結果を出せるのが本当に上手い人なんだよねー。それに比べれ。


 はい、真面目に練習します。

私は単なる下手クソだから。

2020/3/24 (1588586hit)  良いダフリと悪いダフリ、続き


 18日に更新した、「良いダフりと悪いダフり」の続きっていうか、何で悪いダフリが起こるのか、良いダフリにするにはどうしたらいいかを考えないと意味がないよね。

 最初に良いダフリと悪いダフリを復習。

 良いダフリはこれ。


 そして悪いダフり。


 改めて見るとボールの位置とかズレててあんまりいいイラストじゃないけど、この2つを比較すると一番の違いは、

スイングの軌道(最下点の位置)である

ということははっきりしてるよね。これは、森守洋コーチの著書、「ゴルフ 誰も言わなかったプロのスイングになる極意」にも書いてあったけど、



 結局はスイングの最下点がボールの前か後ろかだけの違いで、質的な違いではないのだということだ。よって、良いダフリに持っていくためには、意識を変えるだけでいいということになる。

 そして、それが私の場合、

しっかり体重移動(インパクトで体重が右へ残らないように)してスイングする

 というS水プロの教えに繋がっていくんだろうな、と思った。


2020/3/25 (1588676hit)  ゴルフ芸人サバイバル


 蛍原徹(雨上がり決死隊)が企画立案した(という体で)実現された、ゴルフ大好き芸人による「ゴルフサバイバル」の特番。予想よりも面白かった。

 本家と同じく、一番成績の悪いプレイヤーが1ホールずつ脱落していくという試合内容。今回はプロでもプロの卵でもトップアマでもなく、平均スコアなら80台半ば~90台前半、HDCPなら8~15ぐらいの「ちょっと上手い芸人ゴルファー」が集まった。

 つまり、パーなら絶対勝ち抜け、ボギーでもほぼ勝ち、ダボならサドンデス、OBや大事件で脱落という感じで進むと予想し、実際にそのとおりになったわけだが、

何で無理にパー狙おうとするの?意味なくね?っていうか戦略って言葉の意味知ってる?いやそれ以前に何か考えてる?

 って芸人が多かった。そこそこ戦略立ててたのはゴルゴ・梶原・原西・大西ライオンぐらいか。それ以外の4人はやっぱり早々と脱落してた。



 ボギーでいいということは、パーオンしないでもいいということ。パーオンしないでいいということは、3回で乗せればいいということ。3回で乗せればいいということは、ティショットで無理する(飛ばす)必要も、2打目で長いクラブを持つ必要もないということ。むちゃくちゃ楽なゴルフだよね。何ならユーティリティと7アイアンとウェッジとパターの4本でもいいぐらい。

 まあもちろん番組的にティショットからユーティリティ、最初からボギー狙いというのはマズいかもしれないけど、1人ぐらいそれぐらいガチガチにディフェンス型ゴルフをする出演者がいても面白かったのにね。



 改めて、ゴルフは球を打つ以前にゴルフ頭の良さが試されるゲームだなと。そういう意味で、上に挙げた4人はゴルフが好きだということ以上にゴルフのことがよく分かっていると思った。

 さらに言えば、そういう戦略を立てられる人間だからこそお笑いの分野でも長く生き残れるんだなと。大西ライオンは本業に見切りをつけ(?)、「ゴルフ芸人・インストラクター」という道を模索していて、別の意味で戦略家だと思うし。



 あとは雑多な感想。

・蛍ちゃん、ゴルフが大好きということは伝わってくるけど自分(の実力)が見えてない感じよね。自分の力を過信してるというか。俺は上手いんや、俺は70台で回れるんやっていう思考で自縄自縛してしまってる感じ。

・年間150ラウンドしているという東ブクロのスイングはむちゃくちゃ良かった。でも球はとっちらかっててすぐ脱落した。ラウンド頻度やスイングの美しさとスコアは全然関係ないということやね。

・梶原は右に体重を残すかち上げて力任せに打つという、お世辞でもきれいとは言えないスイングだけど、そのヘタを固めてしまえば安定して球が打てることを証明。センスありそう。でも、良い時は70台出るけどダメな時は90叩くという、それ以上伸びない、なんちゃってシングル(HDCP8-9)の典型と感じた。

・大西ライオン、最終ホール。エッジからピンまで10y以内、そこから2打で100万円なのになぜそこでウェッジを持つ?アホなの?100人いたら1000人パターでしょ?合田洋なんて日本プロに勝つためにバンカーからパター使ったんだぜ。ゴルフの最大の敵は見栄。

・原西、「絶対に何があってもバンカーを避ける」素晴らしい戦略。自分を知るとはこの事。一番感心した。

・優勝したゴルゴ松本、やっぱり数々の番組に出てるベテランだから経験が出たねー。勝つべくして勝った。

・総じて、アマチュアは力入れて振りすぎ。もっと肩の力を抜いてクラブに仕事させようぜ。



 以上、自分のことを完全に棚に上げつつ。っていうか、反面教師的番組としてホントにおもしろかった。


2020/3/27 (1588859hit)  GB月例@奈良カントリークラブ


 昨日は完全に春の陽気の中、奈良南部の奈良カントリークラブへ。上田治感満載の、トリッキーで打ち上げホールばっかり(その代わりティショットは打ち下ろしばっかりだけどね)。


 グリーンが小さくて真ん中が盛り上がってて、固くて(ボールマークがあんまり付かない!)、しかも転がりがすごく良い。ピンハイに着弾しても8mぐらいオーバーするのはザラで、ちょっと当たりが悪かったり球が低かったりしたらグリーンオーバー。



 グリーンに乗っても油断できない。目があるので、下りの順目なんて13ftぐらい出てるんちゃうかっていうぐらい早かった。半分ぐらいの距離感で打っても2~3mオーバーする。ちょっとカツンと入ったら最後、グリーンを出てしまうぐらい転がる。
 


 でも、いいコースだった。もう少し近かったら(家から高速で30分+下道で30分)もっと行くんだけどなあ。良いコースなので全ホール解説。

 インスタート。フロントティ。

 10番は短いパー5、ティショット左サイド、2打目180yは球が低く出て残り30yまで、そこからアプローチミスで2パットパー。


11番はドライバー右プッシュOB。

12番フツーのパー3、当たり悪くグリーン手前、寄せて1パットパー。


13番は谷越えのパー5。 ティショットはやや先も軽いフックでまずまず、2打目4Wは右へ、3打目バンカー越え40yをピンアイSWでちょい噛みながら奥5mに、2パットパー。


 14番は茶店があって短い打ち下ろしのパー3、7アイアンはちょっとハーフトップ気味に当たってグリーンオーバー、SWのアプローチはまあまあ寄るも入らずボギー。

 15番、ティショットの打ちどころが難しいパー4。左突き抜けを警戒して4Wで。右サイドからいいドローでフェアウェイセンター、残り140y地点へ。2打目、木がちょっと掛かるので8アイアンで軽いフェードのイメージ、もう完璧に狙い通りでピン奥8mにオン。でもそこから3mもオーバーさせて3パットボギー。ティショットも2打目も100点だったのにボギー。まあゴルフはそんなもんですな。

 16番名物ホール。いつも写真を撮ろうと思うのに忘れちゃう。ティショットはやや右へ出てラフ。危なかった。2打目残り120y、9アイアンはタイミングが早くて当たりが薄く右手前。ライが良く、SWは1mに寄せられてパー。


 17番もパー5。ティショット4アイアンでレイアップ、フェアウェイ右サイド。2打目も4アイアン、ややダフるも想定内、残り150y打ち上げが残る。3打目で事故発生。体が止まって左30度へ飛び出し、ボールが見つからず。たぶんOB。ローカルルールでプレーイング6、転がしアプローチは乗らず、7打目寄らず、2パットで9。トホホ。

 18番パー4、ティショット左ラフ、2打目7アイアンダフリ、50度の転がしは大オーバーして2パットボギー。

 ビッグイニングがあったせいで前半は10オーバー47(パー37なのだ)。まあでもOB2個あったから仕方ないか。

 折り返して1番、パー5。ティショットプッシュで右ラフ、2打目ユーティリティは当たりが良すぎて苦手な距離(60y)が残る。80yぐらい残すつもりだったのに。覚悟を決めてSWで、ちょっと低めに出てピン奥10mぐらい、と思ったら2バウンドめにたまたまカップが切ってあってチップイン。なんとイーグルですわ。5年ぶりぐらい?


 2番、着弾地点が一番狭く、右も左もOBなので4Wを持つも、思い切りダフって左ラフ。2打目ユーティリティ、当たりは良かったけど右へまっすぐ出てグリーン右サイド、PWで転がしアプローチはわずかに届かず、4オン2パットダボ。たった1ホールでイーグルを帳消しにするお茶目なワタクシ。


 3番は谷越え打ち上げ右ドッグレッグ、左への突き抜けが嫌な感じのホール。ティショットは狙いより右へ飛んで林ギリギリ、法面を転がり落ち、結果オーライでフェアウェイセンター。2打目PWはトップ気味ながら左奥へオン、なんとか2パットでパー。

 4番、何の変哲もないパー3、当たりが悪く右手前バンカー。あごが高いのにバンカーの砂が1mmしか入ってなく、絶対出ないシチュエーション。案の定あごに当たって戻ってきて、3打目でちょっと砂が多い部分へ止まり、やっと出して2パットダボ。砂がない、なんちゃってバンカーは大嫌いです。どうやっても出せないだろあれ。

 5番はダラダラ打ち下ろしのパー5。ここも名物ホール。安全に左バンカーの右を狙ったつもりがバンカーの上へ。結果的に大オーライで残り200y。十分2オン狙える。いい感じで打ててるユーティリティで、持ち球の地球崩壊級大ダフリ。打ち下ろしなのに手前叩くって、どんだけアホなんだろう。3打目PWもミスし、結局4オン2パットボギー。ほんとにヘタ。

 6番は短い打ち上げのパー4。ティショットは今日イチでフェアウェイ左サイド。2打目は95y打ち上げ、50度を短く持って100y打ったつもり(実際、手応えは完璧だった)のに、8mも奥へ。下りの順目、4mの力加減で打って4mオーバー。3パットボギー。ティショットも2打目も完璧だったのに3パットボギーはこの日2度めですな。ヘタです。

 7番やや打ち下ろしのパー4。ティショット今日イチ(パート2)。2打目50度のウェッジで105y、これもこれもいい感じだったのに奥5mへ。なんとか2パットでパー。

 8番はやや距離のあるパー3。ティショット6アイアンは身長の高さぐらいしか上がらないどトップ、からの転がってグリーンオン。超結果オーライ。3mのパットは読みが外れてパー。

 9番、左バンカーが気持ち悪いほぼ真っすぐのパー4。ティショットは今日イチ(パート3)。2打目125y、PWでギリギリ、と思ったせいか力が入って引っ掛けて140yも飛んでしまう。グリーン右手前のピンに対し、左奥エッジからのアプローチ。迷ったけど無難にパターで。速いぞ速いぞ、三分の一の距離感で、と思って打ったら5mもショート。アホだ。しかし、この5mをジャストタッチで沈め(この日一番のパットが最後にキター!)、パー。

 というわけで。



 もったいない3パットが2つ、OBが2つ、アプローチ絡みの素ダボが2つあったけど、まあ内容は良かった(特に後半ドライバーが覚醒したし。こんなに気持ちよくドライバーが打てたのは何年ぶりか)ので、良しとしよう。

 そうそう、ドライバー覚醒のポイントは、

思い切って体重移動&横振り(左手首を曲げない)&グリップ緩め

 ということで。


2020/3/28 (1588950hit)  2月2回めのレッスン


 水曜日に練習へ行き、木曜日はラウンド。そして金曜日の昨日はレッスンに。オラの体、もってくれ(ドラゴンボール風に)。



 この日もステップ打法のおさらい。コースでやっぱりダフる、ということを伝えると、

「やっぱり右肩が下がってるんでしょうね」

 と一刀両断。ここまで治ってないと、いっそ清々しい気持ちになる。



 そうなのである。最近、切り返しで腰を入れることを意識してるんだけど、それをやりすぎると下半身が左へ移動し、その分右肩が下がる。でも、

自分ではそんなつもりは全然ない(のに右肩が下がる)

から始末が悪いのだ。



 とにかく軸を右に寝かさない。そのためには、

右肩の位置をキープしつつ、右腕をしっかり振る。そして左へしっかり体重移動する。
 
 これしかない。そしてその意識を練習するのに一番いいドリルが、

ステップ打法。

 この日は最初の何球かは全然当たらなかっとんだけど、

左サイドへ自分が考えてる以上に大きくステップを踏んで打つ。

 そして、

前傾キープしてインパクトで体が起きない

 さらに、

上体を開かないで手を振る

 この3つを意識して打ち続けるしか未来はないなと思った。


2020/3/30 (1589076hit)  「右肩が下がる」と4つの工夫で戦う


 女子プロの試合が新型コロナ騒ぎで軒並み中止になり、放映枠を埋めないといけないTV局が工夫をこらして毎週のように特別番組を流している。

 諸見里しのぶ、上田桃子、木戸愛、森田理香子(!)という懐かしい面々の生の声やハイスピードカメラのスイングなどを久しぶりに見たり聞いたりできておじさんとしては大変面白かったのだが、やはり私のお気に入りは菊地絵理香様である。



 このたぬき顔、ほんとに大好き。



 さて、そんな事はさておき。ある特別番組で、上田桃子か諸見里しのぶがドライバーの打ち方をレッスンしてて、

「スタンスを広くすると右肩が下がりやすい」

ということを言っていた。「右肩が下がる」というワードはもろに私の弱点である。そして私のスタンスはどちらかと言うと広い。

 以前、上級者に「スタンスを狭くしたほうがいいですよ」と言われて改善したこともあるが、その理由がわからなくて結局少し経ってもとに戻したのだが、そうかそういう理由があったのか。というわけで、

スタンスを思い切って狭くする。

 ということをやってみた。これがその1。


 しかしこれだけでは右肩が下がりにくくはなるけど、下がらない、とまではいかない。もっと積極的に下げないようにするためにはどうしたらいいか。

 右肩が下がる理由ははっきりしている。ボールをかち上げて打とうとする欲により軸が右へ傾くからだ。軸が右に傾くと、頭は当然右へ行く。つまり、頭の位置を(バックスイング~インパクトまで)動かさなければ右肩は落ちないのではないか。というわけでその2。

頭の位置を動かさない。

 今さら感がすごい。40年ゴルフしてきて、今になってそれ?でもまあいい。結果が全てだ。



 3つ目はスイングのこと。これは私だけかもしれないけど、立ち気味のアドレスだと右肩が下がりやすい(腰が左へスライドし、正面から見て「逆くの字」に折れやすい)。しかし、しっかり前傾してその姿勢を保つようにアドレスすると、腰がスライドしにくく、懐もできやすい。うこれも今習ってるS水プロに言われ続けていることだが、

ボールから離れて、前傾をやや深くして構える

というアドレスが有効である。



 そして最後。右肩が下がる別の理由として、体の回転に比べて手の回転が遅く、ボールに届かないから本能的に右肩を下げてアジャストしようとする、とS水プロに指摘されたわけだが、つまりはもっと手を振れと。その時、

スイング中、右肩を支点にして右手を体の右から左へ大胆に動かす

 という意識を持つと。これが4つ目。


 で、この4つを昨日の薄暮で試してみたら、5番ホールまでパープレー、しかも内容もまずまずという結果になった。残念ながら6番から崩れちゃったけど、それでもいいイメージが出る事は間違いのないところだ。



 結論。練習場ではステップ打法、コースでは

スタンス狭くしてボールから離れてアドレス、頭を動かさず右肩支点でスイング

 っていう感じでどうかよろしくお願いしますはい。



次の日記へ