というわけで9月である。夏という季節はあっという間に過ぎ去っていくね。人生の夏も・・・ 最近巷を騒がせているものどもについて、独断と偏見で言いたいことをぶちまける毒舌シリーズ。読者の皆様の中にはゴルフのネタよりこっちの方を楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようなので(ね、K嶋さん)、久しぶりに自家中毒を起こしそうな毒舌をいくつか。 アイスバケツチャレンジ。ほとんどの人は氷水かぶると同時に寄付もしてるんだよね。だったら、「やらない善よりやる偽善のほうが正しい」と思うんだけど。 目立ちたいだけとかワルノリし過ぎとか趣旨からかけ離れてきてるとか、そういう批判をするヤツは寄付してるのかと。ボランティアしてるのかと。何もせずケータイ弄ってSNSで批判するのと、目立ちたいそして寄付もする、というのとどちらが正しい行為か。誰が考えてもすぐ分かると思うんだけど。 写真は編者ではありません。 軟式高校野球の延長50回。両チームとも4日間同じ投手が投げ切り、その投球数は1人あたり1000球を超えていた。 えっと、これ完全に児童虐待。 投球回数や連投を未だ制限していない連盟、許す監督と保護者、美談にするマスコミ、すべてアホ。アホという言い方が悪ければ無知。「練習中水飲むな」と同じレベルの無知。こんな事を21世紀になってもしてるから「野球してるやつは頭が●●(自主規制)」と言われるんじゃないの? っていうか、ここまで延長試合させるルールが完全にクソだね。 盲導犬オスカーがフォークで刺された、と言われている事件。確かに傷を見た感じではフォークで刺されたように見えなくもないんだけど、まず服をめくり、わざわざ腰をフォークで刺すという行為自体が不可解。突然刺された犬が、いくら盲導犬でもまったく鳴いたり動いたりしない、ということもどう考えてもおかしい。 100歩譲ってフォークで刺したとしても、傷の深さ1cmって。中途半端すぎる。 結論。この傷は第三者に刺されたものではなく、ましてやフォークによるものなどでもなく、肉芽種とか脂肪織炎という皮膚病ではないかと。最初に診断した獣医さんの見立て違いに100ペリカ。 飼い主もマスコミもちょっと落ち着けって。感情的になって居もしない犯人を探すのは賢い人のすることではない。あと関係者の皆さん、虐待だ許せない酷いって言ってますけど、普通だったら自由に人生(犬生)を謳歌できる犬を、 そもそも自分の利便性のため激務に晒し、本人(犬)の意志に反し暑い日も股関節が痛くても働かせ、視覚障害者故に病気に気づきにくい、という盲導犬の存在自体が最大の虐待だと私は思うんですけどねえ。 (上記の文章、最初は「寿命が短くなる」と書きましたが、その根拠が見当たらなかったので書き直します。いずれにせよ趣旨は同じです) デング熱・・・インフルエンザより怖くない、タイとかではすごくありふれた病気。治療法も確立してるし、死亡率も低い。なのにTV見てるとエボラみたいな扱い。マスコミはもっとニュートラルに報じてください。 「ゴルフ場は農薬や殺虫剤漬けで体に悪い」とぬかしてた有識者の方々、「代々木公園に毒を撒くとはどういうことだ〜〜!」と文句を言ってくださいね。 危険ドラッグ。「危険なドラッグを規制」しようとするからいたちごっこが続くのである。というわけでここに根本的解決法を提示する。逆にすればいいのだ。即ち1)ハーブ、薬品類はすべて違法にする。2)その中で体に有害でないもの、必要なものを「認可」する。もちろん認可は「だれでも売買できる」「許可を得たもののみ」「医療関係者のみ」などというレベル分けは必要だけど。 そうすると、無認可=違法となってすべて即逮捕が可能。こっちのほうが絶対合理的だと思うんだけどなあ。それをしないのは政治家とやくざが裏で繋が(ry でも、もし癌とかで余命宣告受けたら、大麻ぐらいだったらちょっと試(ry イスラム国に捕まった傭兵会社の日本人。もうマスコミ完全にスルー。もうほとんど「なかったこと」に。ややこしそうな人なら報道する価値一つもないですかそうですか。 まあ確かにこのなりで「フォトグラファー」は通用しないけども。 |
見た瞬間、日記のネタがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!なニュース。 そう、男子プロのジャケット着用問題である。以下、青字部分はGDOニュースの本橋英治氏の記事より抜粋。 国内男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、9月4日(木)に開幕する「フジサンケイクラシック」から、大会会場のゴルフ場に入る際のジャケット着用を選手に義務付けることになった。JGTO規定のドレスコードに「ジャケット」を付け加えたもので、違反すると10万円の罰金が科せられる。 いやそもそもコースに出入りする時にジャケット着用ってゴルファーとして当たり前だよね。特にトーナメントが開催されるような名門コースではなおさら。なぜ今さら義務化? JGTO規定のドレスコードは、ゴルフ場のクラブハウスに入る際の服装として、ジーンズやサンダル、襟のないTシャツなどを以前から禁止していた。発覚した場合、1度目は注意、2度目は罰金10万円、3度目以降も10万円ごとの罰金。 だから、禁止するとか以前にマナーの問題だろ。マナーは常識として明文化しなくても守るもんだろ。それなのに罰金?守れない小学生以下の阿呆がいっぱいいたってことか? JGTOによると、過去に注意を受けた選手はいるが、この制度で罰金を支払った選手はいないという。しかし、さほど取り締まりがされていないのが実情で、実態としてTシャツ姿でコースに出入りする選手は少なくない。 これはもうコース側が「プロゴルファーはやくざみたいなもので文句を言うと暴れるから見て見ぬふりをしてきた」ということですな。アマチュアには厳格にドレスコードを要求しといて・・・ (中略)そこで、今回立ち上がったのが「プロとして、マナーは大事だし、ゴルファーの見本でなければいけない」と胸を張る池田勇太選手会長率いる選手会だった。 はっきり言い出したことは評価するけど、胸を張るというのはちょっと違うと思う。まあ本橋氏がそう表現しただけで実際に胸を張ったわけじゃないと思うけど。 男子ツアーの人気回復、そしてゴルフ界発展のためにと、選手会側からJGTOにルールの厳格化を申し入れ、JGTOに取り締まり業務を依頼したという。 ジャケット着用を「取り締まら」ないと守れないって、一体どういう業界ですか?プロとしてのプライドとか、自尊心とか、規範になろうとか、見られてるという意識とか、そんなもの皆無ですか。それに、ジャケット着用は「アタリマエのこと」であって、それをしたから人気が回復したりゴルフ界が発展するわけではないと思うが。まあプロの意識改革の1つのきっかけになるかもしれないけど。 (中略)また、選手に帯同するキャディもこれまではプレー時と同じ短パン姿で来場することが多かったが、プロと同様に、ゴルフ場入り初日の朝と最終日の帰宅時には長ズボン着用が義務化される。キャディが違反をした場合も、プロに10万円の請求書が手渡されることになった。 半ズボンで来場するのってマナー違反なの?それは初耳だった。着替えるの面倒だからいつもやってた。これからは気をつけよう。でも、初日の朝と最終日の帰宅時だけって中途半端だよね。常識人なら「マナーとして義務化されていない中日も長ズボンを履くことを求められているな」と考えるだろうけど、たぶん「初日と最終日だけ守ればいいんだな」としか思わないだろうし。 (中略)「まだまだ、変えたいことは山ほどある。選手全員が意識を高めて危機感を持たないと、ツアーが盛り上がらないからね」。就任2年目の池田選手会長は「次はアレだな」とにんまり笑い、こだわりの3タックパンツであつらえた濃紺のスーツ姿でコースを後にした。 上にも書いたけど、皆が嫌がるこういう事に着手することは大変良いことだ。池田勇太ならではと思う(もろ体育会系のイメージだし)。これがきっかけになって、プロゴルファーが「輩」ではなく「紳士」として振る舞えるようになっていけば、少しは最悪の現状が変わっていくかもしれない。 それより、このニュースで私が一番腹がたったのは、(一般ゴルファーとプロとの)ダブルスタンダードを許してきたトーナメントコースだね。プロにジャケット着用を注意しないでアマチュアには厳格に守らせる。もちろんプロにきちんとドレスコードを守らせているコースも中にはあるのかもしれないけど、裏表があるようなコースの言うことを誰が聞く?権威振りかざす前に筋を通せよと。 白洲次郎氏が今の現状を見たらどれだけ嘆くことだろう。って、半ズボンで来場してる俺が一番先に叱られるか。 |
2014/9/6 (1316898hit) フルバック・7077y
金曜日に更新されないということは超忙しかったか、それともラウンドの結果が悪かったか。今回はもちろん後者である。 この日は、プライベートラウンドではあったものの生まれて初めてフルバックからラウンド。奈良国際ゴルフ倶楽部、7077yパー72である。バックティ6771yと300yの差は果たしてあったか。まあ結論からいうと、100y=1打ぐらいつまり普通のバックティからラウンドした時より3打ぐらいは変わってくるかなと。 上のスコア表はバックティからのものだから数値が正確ではないことをお断りしておく。 距離が伸びてもあまり変わらない例として、パー3の場合、5アイアンで打つところがユーティリティになり、ユーティリティで打つところがクリークになり、クリークで打つところがドライバーになるといった感じになる。 そう、3番パー3は230yだからスプーンを抜いている私はドライバーで打たざるをえない。当然乗らない。しかし、クリークで打ってもドライバーで打ってもオンする確率は同じようなものなので、結局バックでもフルバックでも寄せワン失敗でボギー、というのがデフォになる。 あと、ドライバーの落ちどころが下り傾斜で結局飛距離がそんなに変わらなかったり、バックティからフェアウェイバンカーを避けるためにクリークで打っていたところをフルバックならドライバーで打ったりすると結局同じ位置からセカンドを打つことになるので、まあクリークとドライバーの正確度は多少違ってくるもののまあ0.3〜0.4打ぐらいしか変わってこない。 ただ、一番してはいけないのが、数字に惑わされて大振りしてミスをするというパターン。パー5が長いからティショットでリキみ、ミスをするととたんに、ティショットではたった10yしか距離が伸びていないのに二打目で30y〜50yの差になってしまう。そりゃアカンよね。 つまり、フルバックであろうが何であろうが大事なのはフェアウェイキープっていうか打てるところにティショットを打つことであって、飛ばすことではないのだ。いやむしろ、フルバックだからこそ短く持ってシャープに打つぐらいの気持ちが大事なんだと。 この日大叩きしたのは距離が長いせいではなく、いつもと同じ満心と油断であった。バンカーからすぐそばのピンに寄せようと思って脱出しなかったり、フェアウェイウッドで打ってはいけない方向に曲げたり、ドライバーを強振したり。ほんとバカ。 まあ大叩きホール以外は4割ぐらいパーが取れてるのでそんなに悪いラウンドではなかった(え、この数字で?)んだけど、バックティからラウンドしたK嶋先生にはコテンパンにやられるし、N谷くんにも大叩きホールのせいで負けるし、ただM岡くんは調子悪かったようで久しぶりに1打勝ったけど。 でも、調子が良くてもやっぱり練習し続けないといけないなと思った。 |
岩田寛がフジサンケイで優勝。 これまでも、ほとんど優勝に手が届いていた試合もあったのに惜しい所で逃してきた。6年前の同じフジサンケイではプレーオフで敗れているし、その年のつるやオープンでは残り2ホールまで単独トップだったのに17番・18番とダブルボギー。 特につるやの方はラウンドした事のある山の原での出来事だったので、超一流プロでも優勝のプレッシャーがかかると冷静な判断ができなくなるのかと改めてゴルフの恐ろしさを再認識した事を覚えている。 で、今回6年掛かってやっと優勝したわけだが、彼も見た目で損をするタイプだよね。目つきはあまり良くないし、愛想はないし(ただシャイなだけだったらしいけど)、さらに人相を悪くするひげ面、数年前は長髪に茶髪に金のネックレスを広めに開けた襟から覗かせて・・という、言葉は悪いけどチンピラと見紛うばかり。 まあ人の趣味嗜好に口出しするのは野暮なんだけど、その一昔前の野球選手のような、人を威嚇するような格好に「プロならもっと見られることを意識して、自分のファッションが不快な気持ちにならないかどうか考えるべき」と思っていて、あまり好きなプロじゃなかった。 ただ、今回最終日が霧で2時間以上中断し、そのせいで緊急生放送を行ったフジネットワーク(今回ばかりはグッドジョブと言わせてもらおう。最初に予定してた放送時間も生中継のためのものだったしね)だったが、怪我の功名で試合後の表彰式、そしてインタビューまでしっかり放送してくれた。 そのインタビューで、彼が非常にシャイで朴訥な性格であり、それ故に、なめられないようああいう格好をしていたのかなという思いを受けた。で、彼に対する不快な気持ちはほとんど氷解したのであった。人は見かけによらないね。 このギャラリーとのパータッチ(?)も良かったしね。これって優勝した選手はいつもするんだろうか? |
2014/9/10 (1317573hit) 調子が良くても悪くても練習
調子が悪い時は、調子が良くなるように練習へ行く。 調子が良い時は、それを維持するために練習に行く。 どっちでもない時は、不安だから練習に行く。 というわけで練習に行ってきた。練習について書くのは20日ぶり。ふだんいかに練習してないかってことだと思うだろうけど、一応週に1回か2回は行っている。いやそれ自慢にならんし。 最近の練習メニュー。50を過ぎて数打つのも肉体的に厳しくなってきた(そもそも肉体ってのは消耗品であり、初老を過ぎると人体は壊れるスピードが治るスピードを上回るってのが持論)ので、100球を噛み締めながら打つ。いやそれたくさん打たない言い訳だし。 大体半分はアプローチ。30yを25球、50−70yを25球ぐらい。うーん、こうして書くと少ないなあやっぱり。いや、少ないというよりしょぼい。練習って言える量じゃない(笑)。毎日この量ならまだ許せるけど。100球づつくらい打てよ。 気を取り直しアプローチのポイント。 下半身を動かさないで、腕・上半身をしっかり振る そのためにバックスイングで肩をしっかり入れる(上半身捻る) グリップ特に右グリップを緩ませない(緩むとダフる) ヘッドの位置・フェースローテーションを意識する(ヘッドをしっかり返す=球を捕まえる) 距離感はフォローで出す(3時9時で40y、3時11時で50y、2時フルショットで60y) で、それが終わると数球づつアイアンとフェアウェイウッドを打ち、最後に40球ほど低いティでドライバーショット。 最初はダフるのが怖くてアウトサイドから叩きつけるうようなスイングしかできなかったため、引っ掛けスライスかスライスしか打てなかったんだけど、だんだん真っ直ぐ打てるようになってきた。 ドライバーも結局アプローチと同じなんだよね。 バックスイングでしっかり背中を向けるまで肩を回す バックスイングでは右ひざ、ダウン〜フォローでは左股関節(あるいは左足親指?)で踏ん張る ヘッドがスイングプレーンをなぞるように上げて下ろす(ややフラットなイメージ) トップから頭や上半身を突っ込まないで腕だけで振る フォローでは怖がらずにクラブを飛球線左に振りぬいていく 上と同じこと書いてるし。 ただドライバーの場合、コースへ行くとこういう細かい事を全て忘れて思い切り左へ振りぬくことだけ考えてスイングしたほうが結果がいいんだよね。当たり前か。 練習場で考えながら打ち、コースでは心を無にして打つ。やっぱこれだね、ロッテのトッポ。 |
2014/9/12 (1317928hit) 16度目の有馬カンツリー
2009年に初ラウンドしてから6年弱で15ラウンドもしている有馬カンツリー。メンバーのI上さん(いつも優待券あざーっす!)、紅一点Y川さん(ナイスランドっす!)、そして大学の先輩O谷さん(クリームソーダごちでした!)と。 奇しくも、2009年1月に初めてラウンドした時のメンバーもI上さんとY川さん(とK見くん)であった。そうそう、この時7番426yパー4の2打目、目の覚めるような4アイアンで2オンさせたっけなあ。ただ1つだけ残念だったのは、そのショットを放ったのが私ではなくK見くんだったという事だな。 ちなみに私はOB5つぐらい叩いて93だった。さて、6年でどれくらい進歩したのか? うーん、OBこそなかったものの、あまり進歩してないような気が・・トホホ。 有馬カンツリーには打球練習場の他に素晴らしいアプローチ練習場があり、この日は1時間以上前にコース入りしてアプローチとバンカーショットを念入りに練習した。いつも写真撮ろうと思って忘れちゃうんだよね。これはコースのウェブから。 ちなみにコースのウェブ、私が知るかぎり日本一充実してると思う。ホスピタリティの現れであり、もちろん実際にラウンドした時にもメンバー・ビジター両者に対する配慮がはっきり分かる。興味がある方、ラウンド予定のある方はぜひウェブを一度ご覧あれ(ステマではありません)。 本題に戻る。というわけで、打球練習をせずアプローチだけ練習してラウンドに臨んだので、ちょっとエンジンの掛かりが遅かったんだよね(言い訳その1)。 アウト1番〜3番はドライバーが左右に散り、ラフからのアイアンがグリーンを捉えられず、アプローチもイマイチ決まらずでボギーオン2パットのボギー。4番〜6番でちょっと落ち着いてくるも、7番(HDCP1)でやらかした。 446y、有馬のモンスターホール。ティショットは当たりがイマイチでフェアウェイ右サイド、2打目残り220y(!)を5Wで狙うも派手にダフって60y残る。3打目のウェッジショットはダフって届かず(まだこの距離不安なんだよねー)、花道からトップ(パターか50度ぐらいのウェッジで打ったらよかった)、おまけに3パットでトリプルボギー。 8番は得意ホール。過去ここで2回バーディ取ってるんだよね。で今回も何故か3打目の9アイアンがうまく打ててピン奥1.5mについてバーディ。でもI上さんも50cmのベタピンに付けてバーディ。 ところが最終9番ではアイアンを2連続ミスしてダボ。最近アイアン練習してないしなあ(言い訳その2)。 後半。ドライバーがやっと当たりだして7ホール中6ホールでフェアウェイキープ。アイアンとアプローチはまだスカタンだったけど、何とか凌いでボギーを2つに抑え、そのまま38でホールアウト。 ベストスコア&初の80台が掛かったI上さんは最後まで粘るも、1打に泣く。でも長いパットがぽんぽん決まってたし、2バーディもナイスでした。ほんとに惜しかった。 というわけで、パーオン率38.9%をどげんかせんといかん(古い)と思った。 |
コース戦略は何を基準に、どう立てるべきか。 私は日曜日も仕事をしていて、さらにメンバーであるきさいちCCも平日会員であるため、クラブ競技というものとは縁のないゴルフ人生を歩んできた。競技といえばパブ選やミッドパブ選、あとは近畿オープンの予選などのオープン競技に出ることだが、もちろん全国を狙うどころか予選突破も「奇跡と偶然がミルフィーユのように重なって」起こらないと無理なので、只々参加することに意義があるというだけ。 あと数字(スコア)に拘るのはコンペぐらいという、かように緊張感ゼロのお気楽ゴルファーなのである。で、そんなへっぽこのびのびゴルファーなので、OBを打とうが4パットしようがトリプル叩こうが自分のスタッツが悪くなるだけで、基本的には「全然痛くも痒くもない」。 また、競技ゴルファーなら「試合(練習ラウンド含む)」と「遊びラウンド」が全くの別物になると思うのだが、私の場合はほとんどのラウンドが「遊びのラウンド」であり、そして同時に「真剣なラウンド」でもあるという訳。つまりメリハリがないのよね。 と、ここまでが前提。 さて、ここであるパー4を考える。短いけどフェアウェイがやや狭くて左右はOB。このホールの攻め方として、大ざっぱに考えて 1,ドライバーでできるだけグリーンに近づけてバーディ狙い 2,OB打たないよう刻んでパー狙い と2通りの方法がある。 もちろんHDCPをはじめ、ドライバーの技術、ティグラウンドに立ちやすい(打ちやすい)かどうか、その日の調子、今までの経験、アイアンの精度、グリーン周囲のハザードの有無、グリーンの形状、グリーンの難易度、そしてそのラウンドが練習ラウンドなのか競技でのラウンドなのかによって選択肢は変わってくるわけだが、基本的には私の場合、HDCPが二桁のホールはパーでおk、バーディは偶然という考えなので、2を選択してきた。 そして逆に、HDCPが1〜6ぐらいの、距離も長く難易度が高いホールはあわよくばパーだけど無理せずボギーでも十分という考えでラウンドしていた。具体的にはパー5のティショットでドライバーを持たなかったり、長いパー4のティショットをアイアンで打って2打目も花道を狙う、という感じである。 つまり私の持つHDCP通りのラウンドができればいいと思って目標を81に設定していた(HDCPが9の頃)のだが、前述したように月例にも三大競技にも出ない私はいついかなる時もそういうラウンドをしているわけだ。それが「自分の実力に従ったラウンドだ」と信じて。 で、本題は本当にそれでいいのかどうか。例えばM岡くんは数年前某名門コースのメンバーになり、競技にきちんと出るようになり、片手の人と多くラウンドする機会を得て、色々なことを学んだそうだ。 そのうちの1つとして、「いつまでも安全なルートばかりを狙っているようでは進歩はない。難しいホールでも果敢にバーディルートを攻める気持ちを持たないと、いつまでも上達しない」という事を教えてもらった、と聞いた。 そうなのである。安全にパーを狙ったり、遠回りをして計算してボギーを取ったり、ダボを叩かないマネジメントも大事かもしれない。でも、試合や成績に拘ったラウンドならともかく、普段のラウンドでそんな攻め方をしても得るものは少ないのではないかと。 つまり何が言いたいかというと、 狭いホールでドライバーを持たないのはマネジメントという名の逃げではないかと。 でも、そうやって胸を張って言うためには、 ここぞという時にドライバーで狙った方向へ打てる技術があっての話 じゃん、と思い当たり、愕然とする私であった。やっぱりごちゃごちゃ理屈こねんと練習せえって事ですな。 結論:コース戦略は、技術次第。 当たり前以前の結論に自分でも笑っちゃう。 |
2014/9/15 (1318410hit) 「攻め」か「計算」か
私は、ゴルフにプロもアマもないと思う。もちろん技術や努力や才能に「超えられない壁」があるのは当然としても、例えば ・勝つためには何が必要かを冷静に判断する ・自分の腕を過大評価も過小評価もせず、シンプルに自分が打てるショットを重ねていく ・結局は自分との戦い、あるいはコースとの戦い という大原則は同じだと思う。で、私は超ヘタクソな場末のアマチュアだが、最近のプロの言動で疑問に思ったことが2つ重なったので、それを偉そうに我が身を省みず書きたいと思う。 1つめ。日本女子ツアー、日本女子プロゴルフ選手権は20歳の新星、鈴木愛が逃げ切って優勝。3日目のフロントナインで2連続ダボを叩いたのが良かったんじゃないかな。あれが2日目でも最終日でも冷静になれなかったと思う。あれで吹っ切れたね。 並みいる強豪を押しのけ、しかも藍ちゃんの最年少記録を塗り替えての優勝だから快挙だし、凄いし、これからも頑張ってほしいと思う。 ただ、私が疑問に思ったのはその鈴木が2位に2打差で迎えた最終ホール。ピン位置はバンカー奥のグリーン右端。ティショットを完璧な位置に運んだ鈴木が2打目に持ったのが確かショートアイアンであった。で、この最後のショットをピンに向かって打ち、ニアサイドのラフに外してしまう。 アプローチは2mほどオーバーし、そこから2パットで結局1打差で優勝するのだが、 そこは誰が何と言ってもグリーンセンター狙いだろ? と思ったんだけどなあ。もうバーディは120%必要ない(2打差の2位タイの選手はすべてホールアウトしていた)し、ニアサイドに外すとライ次第ではダボもありうる。しかも(メジャーの)初優勝が掛かったプレッシャーの掛かる場面である。アプローチにどれほど自信があっても色々なアクシデントが起こる可能性はゼロではないのだ。 グリーンにさえ乗せておけばそういうアクシデントが起こる可能性は極めて低くなる。3パットで勝ちなんだし、あの場面で4パットする可能性は高く見積もっても1%以下だろう。 しかしニアサイドのラフからだったら、そこから4つ掛かる可能性は多分劇的に上がる。桁が変わってくると思う。チャックリして乗らない、トップして長いパットが残る、2度打ちする、ダルマ落とし、誤球、ロストボール・・・ 「そんな極端な。それはお前がアプローチヘタだからそう思うんだろ。プロはそんなミスしない」と思う人は幸せな人である。なぜならゴルフの怖さを知らないで今まで生きてこれたから。 「いやそこまでイケイケで来てて、最後の最後だけ守るってのはかえって気持ちが緩んだりするだろうしあそこはピン攻めて正解じゃね?」という意見は確かにもっともだと思う。20歳だしね。しかし私は思う。そういう時に気分よくグリーンセンターを狙わせるのがキャディの仕事ちゃうんかと。 ともあれ、あそこであんなショットを打ってる、あるいは打たしてしまうというのは大きなミスだと思う。結果的には優勝できたけど、あの攻め方について果たしてあれでよかったのかどうかは再考しないといけな・・・・ん? グリーンセンターを狙って奥に外すとそれこそダボになるから外すなら右だと想定してピンを狙った? ・・・失礼しました。あ、もうひとつの話はまた次回。 |
2014/9/17 (1318762hit) 「向上心」か「猪突猛進」か
さてそれでは一昨日の続き。即ち「無責任な狂犬の遠吠え」その2。 (ところで、その遠吠えに、昔何度かご一緒させてもらったゼクさんからご意見を頂いた。やはり私が思った通り(?)であった。ゼクさん、掲示板への書き込みありがとうございました) プレーオフの最終戦、ツアー選手権が終わった。総合優勝はプレーオフ開始前にはほぼノーマークだったビリー・ホーシェル。10億円獲得。羨ましい。 一方、松山英樹は通算6オーバーの22位と残念ながら良い所なく終わった。 フェデックスカップランキングは最終的に28位だったので、最終戦(30人)に残ってその下の方の順位というのはある意味彼の実力通りで終わったということだよね。 「ショットもパットもイマイチな感じでずっとやっていました。きっかけとなるところは何度もあったんですけど、それを生かせなかった。それが今の状態なのかなと思います」 思い通りのゴルフが出来なかった事を悔やむコメント。そりゃあそうだろう。日本ではルーキーイヤーで賞金王を獲得し、メジャーでトップ10位内に何度も入り、アメリカ参戦1年目で体調が悪いにもかかわらず大きな試合(メモリアル)で勝ち、さらに体調のゴルフの調子も良いんだから、俺は世界一上手い!!と思いながら出る試合全部勝つつもりでやってるに違いない。 だからバーディが取れないこと、数字が出ないことが不思議て仕方ないんだろうと思う。 「この1年はよくなかったですね。ここ(ツアー選手権)にいるということはシーズンを頑張ったからで、褒めてあげたいという部分ですが、本当に不甲斐ない部分がたくさんありました。この悔しさを来シーズンの糧にして、またここに戻ってこられるようにがんばりたい」 すごい向上心っていうか、野心だよね。アメリカツアーでやれるはず、やれて当たり前、できない自分が不甲斐ない。やっぱりこの男、考え方も気持ちも別格である。すごい。やっぱりこれぐらいの考えでないと、世界のトップでは戦っていけないのかなあ。 とここで終われば何の変哲もない、近所の居酒屋でのオッサンの会話と同じになるので、いつものように愛のある毒舌を少々。 いや自信を持つのも向上心を持つのもトッププロの証(あかし)なんだけど、はたして今の彼は現在の自分の立ち位置を正確に把握しているのだろうかと。ついそう思ってしまうのだ。 彼の上に上げたコメントを見ていると「なぜ勝てないのかわからない。体も心も準備ができている。なのにショットもパットもイマイチ、成績もイマイチ。何故だ」と悩んでいる感じなんだよね。練習不足です、準備不足です、技術が足りません、という具体的な反省点が出てこない。 いやね、客観的に考えて、今のフィールドで自分のベストのゴルフをしても簡単に勝てるはずないと思うんだよね。去年の成績はいわばビギナーズラックで今年の前半も出来過ぎだと思うんだけどなあ。アメリカツアーで当たり前のように優勝争いをし、メジャーでも優勝するためには経験も、技術も、精神力もまだまだ未熟だと思う。だって新天地へ渡ったまだ1年だよ。 もし彼が本気で「今の自分でも、ベストなゴルフをすれば勝てないわけがない」と考えてるんだとしたら、それこそ思慮が浅いと言わざるをえない。まあそんな事はないだろうけども。 去年まで怖いもの知らずで、周りが(良い意味で)見えない状態で、ろくに体力づくりもせず、故障をごまかしながらプレーして、それがたまたま緩衝装置と働いて成績が出た。そういう事もあるのがゴルフ。 体を作り直し、練習もセーブすることなくできて、体調も調子もよく、フィールドにも慣れ、余裕が出てきて、優勝もして、不安材料が全くないのにパットが入らなくなる、結果が伴わなくなる。それもゴルフ。 なんかチョー偉そうな内容で自分でも何様かと思うぐらいだけど(笑)、少なくともゴルフとの付き合いは君よりだいぶ長いもんでね。だからよく分かる。 何の理由もないのにダボを叩くのがゴルフだし。 いやお前の場合「ヘタ」っていうれっきとした理由があるやろ>俺 |
2014/9/19 (1319197hit) 第26回VGA一木会
というわけで僭越ながら私が幹事を務めているコンペ、VGA一木会インよみうりカントリークラブ。数日前は雨の予報も出ていたが、何人かの妖怪晴れ男の力により、雲はやや多いものの最高の天気になった。 今回、賞品選びをK藤くんに任せたので本当に楽をさせてもらった。ありがとう。まずまず好評でよかったね。 優勝はごる日々レギュラー、I上さん。ネット9アンダーでブッチギリの優勝。おめでとうございます! 準優勝&ベスグロはT.レックスの飼い主、M田くん。ナイスラウンド!(悔しい・・・) 以下は省略させていただきます。ちなみに私はネット4オーバーで13位。順位賞もかすりもせず。かろうじてニアピン賞をゲットしたけど、それだけ。 成績の方は・・・また。 |
2014/9/20 (1319403hit) 神の啓示と情けない週末
木曜日のラウンド。幹事の仕事があるのでコースで慌てないよう、朝6時過ぎに家を出て近くの練習場へ。 そこで1籠(55球)打って朝の調整としたんだけど、ちょうど太陽が真正面にあり、まぶしくて球がどこへ飛んでいってるのか全然見えない。仕方なく打席から45度横を向いて球を打ってたら、今度はアドレスがおかしくなってきた。こりゃイカンとアプローチだけに切り替え、途中でK嶋さん宅に寄ってからコースへ。 ちなみによみうりには立派な練習場とパッティンググリーンとアプローチ&バンカー練習場がある。アプローチとバンカーを20分ほど。芝はきちんと伸びてるけど、その下の地面が硬い。 チャックリして1mしか飛ばない、という事はないけれど、きちんとボールにコンタクトしなければうまく打てない。バウンスを使うか転がしに徹するか。いやバウンスを使うなんて器用なことはできない(そもそも普通のアプローチすらうまく打てない)ので、50度の転がしを多用することにした。 さらに、この日のグリーンは10ft出てるとのこと。朝イチだったので9.5ぐらいに感じたけど、こんなに速いグリーンは何ヶ月ぶりという感じなので、無理せず距離合わせに徹することに決める。 というわけで短いのはいいとして長モノはちょっと気持ち悪い感触が残ってたんだよね。朝イチのティショットはダフってフェアウェイセンター(笑)。フェアウェイが下り傾斜で良かった。グリーンセンターにオン、80cmに寄せて(この、1番ホールの短いパットが重要)、2パットパー。 2番パー5、ティショットがバンカーに入るも「スタンスを狭くして両膝をスイング注ずっと正面に向けながら腕だけで打つ」という、必殺フェアウェイバンカー脱出法で残り140y、3打目右のピンに対し左サイドにオン、2パットパー。 という感じで4番まで何とか誤魔化しながらもパーオン2パットのパーが続く。5番、2打目のアイアンショットがグリーンをオーバーし、2段グリーンの下のピンに対し50度のアプローチがショート。下りの5mが残る。しかしキャディさんの読みが良くてこれがポコンと入り、パー。 短い打ちおろしの6番もティショットで5番アイアンを選択しトップするという情けないミスをしながらもピン奥にオンして2パットパー。ここまでは完璧だった。ここまでは。 7番、大きく打ち下ろしていく337yのパー4。写真はウェブより拝借。ちなみにHDCPは11。 ここも方向性重視でユーティリティやFWで良かったのだ。しかし、アゲンストが結構強かったし、落ち場所のフェアウェイが広く見えたし、ドライバーの調子がちょっと良くなってきたため、ドライバーを短く持って低い球、という選択をするワタクシ。 はぁ?そもそも普通のショットすらまともに打てない人間がコースでいきなり短く持って低い球って?お前何様??バカ様?アホ様? ・・・左へ引っ掛け、林に入っていきOB。ウェッジショットもトップし、5オン2パットのトリプルボギー。恥を知れ恥を。 8番パー3、195y。ユーティリティのティショットは20cmほどダフって大ショート。54度でややトップ目に入るもスピンが効いてくれてピン奥3mに、これが偶然入ってパーを拾う。 ちなみに、このアプローチで素振りをしている時、神が降りてきた。神は言った。 汝、中途半端なコントロールショット(40y−60y)の時トップからダウンにかけて右肩が下がってまっせ。だからダフるんちゃうん?ちゅーことで汝アプローチの時は右肩の位置をキープしたままクラブを腕だけで振り下ろさんかい この教えは「よみうり8番の啓示」としてhiro家に語り継がれることになるのであった。 9番、ティショットバンカー、2打目アゴにあたって残り200y、3打目ラフから7Wを思い切りダフってダルマ落とし、4打目ウェッジショットはショートしてグリーンに乗らず。5打目をかろうじて1mに付け、これが何とか入ってくれたからボギーで済んだけど。内容はトリプルボギー風味。 前半は晴れのち嵐、で40ストローク。6連続パーで30台楽勝と思っていい気になったのが悪かった。ほんとに学習しないな俺。 後半、持ち前のアイアントホホとドライバーの不安が顕在化してきて、11番、344yパー4(HDCP14)ではアイアンのティショットが右にふけて左足下がりのラフ、2打目はグリーン手前のバンカー、バンカーからホームランして4オン2パットのダボ。短いホールで大叩き。 14番では逆2段グリーン(奥が低い)の奥に切られたピンに対しウェッジショットがダフって手前にオン、そこから80cmに寄せるもこれを外して3パットボギー。流れ悪いぜ。 15番・16番はよみうりを象徴する名物ホール。だけど、ドライバーが暴れてボギーがやっと。16番なんて2回もバンカー入れてるし。 17番でやっとアイアンがまともに当たり、165yアゲンストを5アイアンでピンハイ4m、しかしこれが入らず。まあ入る確率のほうがはるかに低いんだけど。 18番最終ホール。ちょっとぴりっとしたゴルフで締めくくりたい。ティショット左引っ掛け、つま先下がりのラフ。うーんヘタ。2打目、左に池があるのでフェアウェイ右サイドを7アイアンで狙う・・・ラフに食われて130yしか飛ばず。うーんヘタレ。3打目残り145y、池越えのアゲンスト。6アイアンのショットは当たりはまあまあだったけどほんの少しショートしてエッジ。 エッジから50度で転がし、1.2mに。ここからカップ2個ぐらい左へ切れるライン。これを沈めればパー、色々あったけどまあ気持ちよく上がれるだろうなあ。 こういう微妙なタッチが要求される時、慎重にアドレスしたら頭を空っぽにして考えずに即打つ。体が動くに任せる。フォースの力を信じよ。 (実際はレギュラーティから、アウト3185y、イン3234y、トータル6419y) コンペで82だったらまあまあですな。しかし40年近くゴルフしてるのに未だにアイアンすらまともに打てなくてしかも攻めるべき所と守るべき所がわかってないっていうのは情けないなあ、と思った土曜日であった。 |
2014/9/22 (1319647hit) 神の啓示の検証
土曜日の日記で、 コントロールショット(40y−60y)の時、トップからダウンにかけて右肩が下がるのでダフる。トップからは右肩の位置をキープしたままクラブを腕だけで振り下ろせ。 という神からの啓示があったと書いた。昨日はそのことを確認するために練習へ。で、どうだったか。結論から書こう。 神の啓示は正しかった。 いやそれだけではない。 神の啓示はすべてのショットで応用すべきものであった。 今のところ練習場でのみだけど、あれだけ苦手意識があったアプローチがすいすい打てる。構えた時の安心感からして違う。なぜこんな簡単な事に苦労していたんだろうとすら思う。そう、この「安心感」がイップスに対しては最大の薬になるはずだ。 あんまりアプローチの調子がいいものだから、アイアンでもそのイメージ、即ち ・トップから右肩の高さを落とさない ・体幹を置き去りにして腕だけ下ろす ・曲げた右肘をその場で伸ばす ・頭・体軸が右へ傾かないよう気をつける で振ってみたらこれがまたいい感じなのよね。ウッド・ドライバーでも同じく。さらに調子に乗って直ドラまで試してみたら、それでもそこそこあたってそこそこ飛ぶ。もちろん低い右曲がりの球だけど、今までどんなに工夫しても卓球のドライブショットみたいな超頭叩きか超ダフリのどっちかしか打てなかったことに比べると雲泥の差だ。 なんてこった。つまり私はショットの時右肩が下がる、つまり ゴルフを始めた頃の悪癖がちっとも抜けてなかった ってことかよ・・・・トホホ。でももう解ったから、多分これからは大丈夫。もう今後はこれだけで行く。 トップから右肩が下がらないよう腕だけでクラブを振り下ろす トップから右肩が下がらないよう腕だけでクラブを振り下ろす トップから右肩が下がらないよう腕だけでクラブを振り下ろす すごく大事なことなので3回書いた。 あと、「神の啓示」は「髪の毛維持」とも変換できるのでイイなって思った。 |
2014/9/24 (1319998hit) もう一つの「青い鳥」
どうも。日々、かみのけいじがマイブームになりつつある編者ではある。シャンプーはアミノ酸系。 唐突だが「青い鳥」はメーテルリンクの童話である。3行で説明すると 幸せを見つけようと あちこち探しまわったら すぐ傍にあった という内容(詳しく知りたい人はgoogle先生に聞いてみよう)。実に示唆に富んだ、人生をそしてゴルフ象徴するような寓話ではないか。 というわけでわたしの青い鳥は「右肩が下がらないようにする」であったのだが、実はもう一羽、青い鳥を見つけてしまった。それは バックスイングで左肩をしっかり捻転する またそれですか?そうですよすいませんね。 調べてみると、この日記で過去に45億9千万回書いてきたことである。そんな、何度も何度も何度も(以下45億8999万9997個省略)書いていたことがやっぱり大事って、俺の海馬(記憶を司る脳の部分)には細胞が3つしかないのか?と思うぐらいのアホさ加減ではある。 まあ言い訳すると人間歳を重ねるにつれて身体が硬くなるので、普通にスイングしてても日々少しづつ(それこそ1mmづつとか)左肩の入りが悪くなる。それはある意味仕方のない事ではあるが、その毎日1mmづつが積もり積もった時、取り返しの付かないぐらいの大きな変化になっているというわけだ。 これは人生の下り坂に差し掛かっている人間にしかわからないことで、まだ何とか補正矯正できるかも、という淡い期待を持てる40代から50代の人間にとっては極めて重要な注意点だと思うのだ。 というわけで「バックスイングではしっかり左肩を入れる、ダウンスイングでは右肩を下げないで腕を振る」で当分行ってみます。 あとこれに「右ひざを動かさない」を入れるとほぼ完璧だと思った。 さらに付け加えるとしたら両足の親指の間で体重移動する、軸を動かさない、上体を突っ込まない、インパクトは経過でフィニッシュまで振り切る、アドレスで重心を落とす、グリップはしっかり握って緩まない、トップからうち急がずリズムに気をつける、ぐらいでそれらができれば野望は完成かな、と思った。って多いわ。 |
2014/9/26 (1320387hit) 第9回ゴルバカ月例
おっかしいなあ。練習場では未だかつて無いぐらいいい感じなんだけど、コースではそれがほとんど再現できない。アイアンは相変わらずダフるし、手首ゆるめて右へOB打つし、力入って左へOB打つし。おかしいなあ。 とまあいつもの愚痴はさておき、台風(から変化した温帯低気圧)が近畿地方の北部を通過し秋雨前線を刺激する中、行ってきましたゴルバカ月例・イン・ベニーカントリー。 幸いなことに雨は殆ど降らず、曇りのち晴れという天気で問題なくラウンドできたのだが、強風が吹き荒れ、アゲンストではボールは空中に止まって落ちてくるわ横風は打った瞬間からボールをさらって行くわと散々。風がいかに手ごわいハザードかということをまたしても思い知らされた。 そう、こんなひどい風ならいつもより5打や10打多く叩いても全く普通、いや上出来。だから目標を90に置くべきだったのだ。なのに80そこそこで上がってやるといういつもの気持ちのままスタート。もうね、ゴルフをすればするほど自分がいかにアホで思い上がリ野郎かということがあからさまになるね。イヤになるよ。ほんとにイヤになる。 風、フルバック、ピン位置が難しかった、パターを替えたなど難しい条件が重なったとしても、やっぱり90前後では回ってきたいよね。そのためには「飛ばさない、乗せない、寄せない、入れない」の精神が必要。つまり煩悩を断ち切るゴルフ。それが全然できなかった。 今季ワーストスコア。OB3つ、3パット(以上)4つ、パー(以上)の数4つ、パーオン5回、素ダボ4つというその数字よりも、 風に負けた自分の心が憎いです。 |
2014/9/29 (1320833hit) ライダーカップに見るプロとアマのスイングの違い
アメリカVSヨーロッパの対抗戦、ライダーカップ。2年に1度行われるこの大会だが今年はスコットランドの内陸、つまりリンクスではないグレンイーグルスGCで開催された。 昔は王者アメリカの牙城をチームワークのヨーロッパがいかに崩すか、というのが見どころだったんだけど。最近ではヨーロッパの方が地力もあって優勢の状態が続いている。 そして今年もヨーロッパは強かったし、上手かったし、仲良さそうだった。ビヨーン笑いすぎ(笑)。でも帽子脱いでると半分ぐらい誰が誰だかわかんないね。 アメリカはミケルソンら主力選手のエンジンの掛かりが遅かったね。アウェイの洗礼に負けた気もする。普段アメリカツアーはどこへ行ってもホームだもんね。そんな中気を吐いたのがパトリック・リード。丸っこい身体で闘志むき出し、なかなかナイスキャラだった。 ババ・ワトソンの1番ティショットでの煽り、イアン・ポールターの雄叫び、マキロイのガッツポーズとやっぱりライダーカップは面白かった。 ところで、今回3日間で世界トップ12名のスイングをいやというほど見たわけだが、ウェッジショットを除き、どいつもこいつもクラブを思い切り振ってるよね。 もちろん他人から見てそう見えるだけで、本人たちは快適&コントローラブルなスピードで振ってるんだろうけど、アマチュアとの一番の違いは、(ヘッドスピードはもちろんだけど)インパクト以降フォローに向かって加速していくそのスピード感ではないかと。 これは「ゴルフ侍!見参」を見ても感じたことだけど、シニアプロとシニアアマのスイング最大の違いはそこなんだよね。トップからインパクトにかけてはプロもアマもそのスピードに大きな差はないように見えるんだけど、インパクト以降フィニッシュまで到達するスピードが、例外なくプロの方が圧倒的に速い。 つまりこれは何を意味するかというと、 ・プロは正しくスイングすることが目的。ボールの行末はその結果にすぎない ・アマはボールをきちんと飛ばそうと思い過ぎ、結果を気にしてショット自体が疎かになる って文章に掛けば当たり前&陳腐なことなんだけど、そこの所をコースで無意識に気をつけられるようになったらもっと上達するんだろうな特に俺にように結果を気にするやつは、って思った。 |