日記237
(2014年3月)

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2014/3/1 (1281252hit) 情報過多


 というわけで3月である。左手首の具合がイマイチなので大人しくしておこうと思ったのだが、思いのほか午前中の仕事が忙しくてストレスが溜まったのと、ミズノの手首用サポーターを付けると意外と具合がいいのでやっぱり薄暮へ行くことにした。

 で、左グリップである。これ、今までも何度か気にしてたことがあるんだよね。で、調べてみた。驚いたことに2002年の4月、初めてTプロからレッスンを受けた時に教わっており、再発見に至っては10年前の2004年4月(中部銀次郎氏の著書)を皮切りに2005年の3月と4月と8月、2007年の12月、2008年の6月と8月、2009年4月と6月、2010年の6月と11月、20011年の8月と11月など、もう何回再発見するねんというぐらい再発見していた。

 このことから、ゴルフは記憶力が大事、記憶力が悪いと絶対うまくなれないという事が判る。トホホ。あと、恐らくだけど色々なことを吸収しすぎたり考え過ぎたりして大事なことが埋もれてしまう、ってのもあるよね。


 ネットが普及したこの情報過多の時代、かつては雑誌を買ったりDVDを買ったり実際に習わないと知り得なかったいろいろな知識や情報が、コンピュータの前に座って(いや、今はスマホの時代だからわざわざPCの前に座る必要もないのか)クリックするだけで無料で手に入る。

 だから、つい変わった理論や面白そうなドリルに目がいってしまい、中途半家に試したりして本当に大事なことを忘れてしまうのではないか>俺。

 また逆に、本当に大事なことが、いまの玉石混交の情報の中でわかりにくくなっているというか隠れてしまうという事もあるだろう。なんたって、本当に大事なことは地味でありふれていて目立たないしね。


 というわけで、最近流行りの●●理論とか△スタンス理論とか□&◯理論とか、そんなのはもう完全無視して基本に忠実なスイングでいこうと思った。

2014/3/3 (1281541hit) △スタンス理論


 一昨日書いた、なんとか理論で思いだした話。もし信じてる人がいたらホントにごめんなさい。これは私独自の見解です。えっと、今日は超の付く毒舌です。そういうのが嫌いな人はどうか読まないでね。


 いよいよTVのゴールデンでも紹介されてしまった、△スタンス理論ってやつ。人間の重心の掛け方が外とか内とか前とか後ろとかで4つに分類するらしい。アホらし。


 アホらしその1。生き物の体はそんなに簡単に分類できません。しかもたった4つって。血液型占いかっつ〜の。おおかた分かりやすいから4分類にしたんだろうけどね。

 で、中間の存在の人はいないの?いるよね。じゃあ6:4の人も7:3の人もいるよね。そう考えたら4つに分類するという考えそのものが破綻してる事になるじゃん。

 え、殆どの人は4つのうちどれかが強く出る?生き物の体はそんなに簡単に分類できません。しかもたった4つって。以下永遠に続く。



 アホらしその2。この理論、何十年も大学院やきちんとした研究機関で体育学を学んだり解剖学を学んだり運動生理学を学びまくった博士が考えたの?え、高卒の整体師が考えたの?ふーん。

 学者が全て正しいとは言わない。大学や研究機関が全て素晴らしいとは言わない。また、高卒だからと頭からディスるつもりもない。しかし芸術やスポーツの世界ならともかく、学問の世界で「基礎的な勉強をしていない」という事は致命的。基礎を学んでないのに新しいことを生み出すなんてまず無理。っていうか非常識。

 基礎なくして新理論を構築するというのは、地質学や地層学の理論をまったく知らない人間が山の形を見て「ここには金が埋まっている!」と叫ぶのと同じ。つまりペテン師ってこと。



 アホらしその3。この振興宗教の教祖、いやちがったこの理論の提唱者は「自分のタイプと異なるタイプの動きを長年の努力で会得している場合もあります」と言っている。それはつまりこの「4つのタイプ」は先天的、生得的なものということだよね。

 で、こうやって前屈しやすければあなたはAタイプです、こうして肩が後ろへ動きやすければあなたはBタイプです、など体の動きで4つに分類するのだが、こんなの日によってあるいは体の疲労度によって変わってくると思われるんだけど。

 またその人の鍛え方、育ち方、職業で使う体の部位、立ち仕事か座り仕事かなどでいくらでも変化するよね。同じ人でも違う職業についたら変わるとか。上に書いたように「別の動きを会得してる」とか。それでも、その出来上がった体に逆らってまで「本来自分の持っているタイプ」に固執しなきゃいけないの?なんか自然じゃないよね。

 あと、私やってみたんだけど、あるチェックではA2、別のチェックではB2、また別のチェックではA1とかになって自分のタイプが決まらないんですがそういう人はどうしたら良いですか〜教祖様〜。



 アホらしその4。こういう似非科学は、えてしてやたら権威付けをするんだよね。なぜ?もちろん中身が無いことをごまかし、善良で無知なカモを騙すため。

 説明に松井秀喜やイチローなんかを使うのもそう。まるでイチローや松井がこの理論を実践してるような錯覚を感じない?全然関係ないのに。NHKに出た、◯◯の番組に出たってのもそう。ゴルフで理論派とされる横田真一氏と絡んでいるのもそう。

 その象徴として、氏のウェブからプロフィールを転載してみよう。もう突っ込みどころが満載で、私のウェブを読むより百万倍面白いんだよね。ちなみに赤字は私のツッコミ。


◯戸 ◯一(◯◯と ◯◯いち)

 1961年、東京都生まれ


・・・出身校が載ってないという事は大学等で専門的には勉強してませんってことね


 スポーツ整体「廣戸道場」主宰


・・・・「道場」さらに「主宰」ってのがいかにも権威的。えー、「整体道」なんてあったっけ?


 日常生活の動作からスポーツ競技、文化芸能における身体動作、コンディショニング、介護、リハビリテーション、栄養摂取まで総合的に指導するアドバイザー。


・・・ようけば並べましたなあ。是非、現代の武術家、甲野善紀氏と対談していただきたいものである。で、最後にはカタカナ語で「アドバイザー」っすか。超ざっくり。


 整体施療家として一般クライアントからプロアスリートまで30万人を超すケア実績。


・・・「生体施療家」、思わずググりましたが該当語なし。つまり訳の分からない造語を作って煙に巻く常套手段。さらにカタカナ語多用。

あと、30万人って。30万人って数字は、「30年間1日も休まず1日27人以上もケアしてきた」ってことなんだけど?ひょっとして1人2分位でケアできるの?それなら逆にすげーけど。


 ヒトの身体特性を4種類に分類する『4スタンス理論』を含む、動作における軸
、個体別身体特性などを解明した総合身体理論『レッシュ理論 (REASH Theory)』を提唱。

・・・提唱するのは誰でもできる。それが正しいか、広がっていくか、役立つかが大事。

 プロフェッショナル競技団体への総括的フィジカル・アドバイザリー契約および個のアスリートへのパーソナルトレーニング契約を展開中。

・・・カタカナ語の大安売り!

 水の特性を活かし身体動作のパフォーマンスを向上させる水中身体トレーニング『ハイドロ・トーン』の指導。

・・・はあ指導されてるんですかそうですか。こういう書き方をすると、まったく別の人が考えだした「ハイドロトーン」をあたかも自分が考え出して自分だけが指導できる、みたいに曲解されるおそれがあるよね。まあその曲解を狙ってるんだろうけど。

一般社団法人『レッシュ・プロジェクト』代表理事。

・・・あの、レッシュなんとかってあなたが考えた理論ですよね。その代表理事に本人がなってるのは当然だと思うんだけど。っていうか、一般社団法人なんて公益性がなくてもいいし、だれでも作れるんだよね実は。つまりこれも虚仮威しの一種、と言って悪ければ単なる商売の道具。なのにこういう書き方をすると「なんだかすごーい、社会に認められてるんだ!」ッて思うんだよね。

平成22年度よりJOC(日本オリンピック委員会)強化スタッフ。

・・・JOCの強化スタッフって日本で3600人近くいるんだよね。スタッフでもピンキリ(オリンピック強化スタッフか否か、オリンピック競技のスタッフかそれ以外の競技のスタッフか)だし、ある程度スポーツ選手と絡んでる人なら特別すごい事とは思わないんだけどね。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)のアドバイザーとして強化合宿などで指導中。

・・・アドバイザーという、訳の分からない立場。しかもJGTO(笑)さらに強化合宿「など?!」(爆)

2013年、日本プロ野球千葉ロッテマリーンズとアドバイザリー契約。 

・・・野球関係者にはゴルフ関係者と同じぐらい本質がわからない人が多いってことですな。

身体コンディショニングに関する著書多数。

・・・それは素晴らしい。4スタンス理論はさぞ売れたでしょうね。

『ゴルフダイジェスト』誌レッスン・オブ・ザ・イヤー2011賞を受賞。

・・・ゴルフ雑誌なんて流行り廃りを捏造してるようなもんで。



 あと、活動実績とか見たらこの10倍ぐらい突っ込めそうなんだけど、さすがにもうやめる。つまり何が言いたいかというと、「64歳の100叩きダッファーがたった30分のレッスンで300ヤード飛ばした?!」というのと同じベクトルにあるんだと。


 アホらしその5。百歩譲って、この理論が画期的で正しくて体の使い方やスポーツに革命を及ぼすものだとしたら、それこそ運動生理学や体育学の研究機関や大学が黙ってないでしょう。◯戸氏はどこかの大学に教授として招聘され、論文をいくつも書き、いずれはノーベル医学賞を受賞するに違いない。

 人間の動きを4つに分類する事ができる発見ってのは、そういうことだと思う。即ちそうならないってことは、氏がペテン師である証拠なんだよね残念ながら。

 万が一m氏が今後権威ある雑誌に論文を出したり賞をもらったりしたら(まあ絶対ならないだろうけど)土下座して謝らせて頂こう。5年後には「ああそんな話題もあったよね」となると思うけどね。



 最後に、なぜこんな辛辣なことを書くか。私はこの手の「無知な人を騙して金儲けする中途半端な専門家」が大嫌いなのだ。社会的弱者を食いものにして金儲けをする、これは合法か非合法かだけの違いで、「オレオレ詐欺」と構造的には同じじゃないかと。

 嘘つき、滅ぶべし。

2014/3/4 (1281805hit) ハンドファースト理論


 いや、別に理論じゃないんだけど。

 先週のラウンドが終わり、有馬CCの風呂場で例によってゴルフ談義をしていたのだが、その時K藤君が「スイング始動のきっかけとして、グリップをちょっと飛球線方向へ出してしまうのを直したい」という話をしていた。つまりハンドファーストにするわけだ。

 この動きそのものは別に悪くはないと思うんだけど、確かにスイングの始動というのは難しい。私もスイング始動は苦手な方だし、今の私は「軽く右足に体重を移動する」というタチの悪いスイング始動をしているので、一度、逆にこのハンドファーストを取り入れたらどうなるのかな、と思ってやってみた。具体的にはこんなイメージ。ちょっと大げさにしてます。

1,アドレス・・普通


2,ハンドファーストにする。フェースがちょっと開く感じ。


3,バックスイング開始。開いたまま、トゥを時計回りに回転させる感じで上げていく


 こうして書くとすごく変則スイングみたいだけど、2のハンドファーストは一瞬だけ、きっかけだけなので大きな違和感はない。で、このイメージで打ってみたら、短いのがすごくいいのよ。特にアプローチ・ウェッジ・そしてショートアイアン。

 おそらく、フェースを開いて上げていくことで、きれいに縦のコックが入るためだと思うんだよね。私はどちらかと言うとコックが浅い方なので、アプローチやショートアイアンでたまに違和感がでて、とんでもないミスをすることが多いんだよね。

 ただ、このイメージでうまく打てるのは7アイアンぐらいまでで、それより長いクラブになるといまいち。特にドライバーなんて全然ダメ。慣性モーメントとか横振りとかいろんなことが絡んでくるのかな。長いクラブは今までどおりコックを意識しないほうがいいみたい。


 この前の「左小指をスイング中しっかり握る」と合わせて、当分はこの2つだけでいこうっと。

2014/3/5 (1282049hit) 会員権


 ご存知のように、今年の3月いっぱいで会員権の譲渡損失と他の所得との損益通算が制限される。つまり今年の3月いっぱいまでに会員権を売り、買った時より安くなっていたらその差額分を損金として会計処理できるため、結果的に税金が安くなるのだ。

 今現在、わたしはきさいちCCの「週日会員権」というのを持っている。買った当初は木曜日にも競技があったりしたのだが、今ではゼロ。つまりこの会員権では競技にまったく出られないということになる(もし出られても日曜日にビジター料金+競技費用を払わないといけないと思われる。アホらし)。

 そろそろ競技に出たいし、損益通算がなくなるのも良いきっかけだし、この週日会員権を売って普通の会員権を買おうと考えていた。

 しかし、よく考えてみるとアホらしい話である。いくら会員権価格が安くなっているとはいえ、週日会員から普通の会員になるのに、一度手放して会員をやめ、また名義書換を行って同じコースの会員権を買うという愚。そのまま追金をいくらか払って普通の会員にしてくれたらいいのに。

 昔のきさいちグループのままなら交渉の余地もあったかもしれないが、今はアコーディアグループになっており、そういうイレギュラーというか融通を利かせた処理はまず無理だろう(実際に聞いたが門前払いだった)。


 で、それなら、いっその事別のコースの会員権を買ってそこで競技をするというのはどうだろう、と私は今考えているのである。きさいちCCの会員になって約14年、家から一番近いコースだし愛着もあるけど、アコーディアグループになった今ならビジターでも1人で予約でき、平日ならプレーフィーもメンバーと1000円ぐらい(オフシーズンなら数百円!)しか変わらない。

 つまりメンバーのメリットは平日だけプレーするかぎり、1人で自由な時間にエントリーできるのとHDCPが取れるぐらいしかないのだ。

 ただ、一般のコースと違ってセルフプレー・早朝スルー・早朝ハーフ・午後スルー・午後薄暮など非常にバラエティに飛んだプレーが可能で、そういうところは既存のメンバーコースでは不可能だ。


 現に、今購入を検討しているゴルフ場は、コースもグリーンもクラブライフも充実している割に名変料を入れても100万円以下で買えるぐらいなんだけど、残念ながらセルフプレーは月曜日だけしかできない。よって木曜日にプレーすると今より3割ぐらいプレーフィーが高くなる。

 まあ、いまでもホームコースをラウンドするのは年間20ラウンドぐらいなので実質6万円ぐらいの増加にしかならないんだけどね。でも気楽に薄暮へ行けたりできないのもなあ。


 え、2つとも買ったらって?おお、それはいい考えだってケチで小貧乏な私がそんなことできるはずもなく。悩みは深まるばかりであった。

2014/3/7 (1282464hit) まあまあのラウンド


 昨日は久しぶりにホーム。昨日も書いた(売るかもしれない)きさいちである。N谷くんとK嶋さんとの3バッグ。7時21分からのトップスタートだったので、9時過ぎにハーフ終了、珍しく10分ほど待ってスルーでラウンドでき、11時半過ぎには1ラウンド済ませ、そこから昼食を取って12時半からおかわり突入。3時前には着替えて帰路についていたのであった。

 内容は、まあイマイチながら何とかぎりぎり踏ん張ったって感じかな。



 ドライバーは18ショット中チーピンが3発、左引掛けが3発ぐらい。あとはまあまあ。チーピンは松竹梅と回って松の3番と5番と竹の8番だったんだけど、3発とも間一髪ながら幸いOBにならなかった。これがアウトだったら流れがだいぶ違ってたと思う。


 ユーティリティは優良可の可。うまく打てる時とそうでない時の差が激しい。リキんでてるかどうかとかの違いだけだと思うんだけどね。


 懸案のアイアン。概ね良しなんだけど練習場で出る高さが全然出ない。しかも(だから?)1番手飛ばない。その結果、ピンは指してるのにグリーン手前にランドして微妙にショート。で2回に1回アプローチ失敗してボギー。これはストレスが溜まる。

 たぶん「冬だから」、つまり気温が低くてボールの反発も悪い+体のパフォーマンスも低下、って事なんだろうけど、それを見越して1番手上げてるのにそれでもショートするってのはどゆこと?そのせいでショット自体そんなに悪くないのにパーオン率26%。トホホ。

 高さが出ないのも腹が立つ。7番アイアンがそんなに手応えも悪くないのにライナーで飛んでいくのはなにか致命的な欠陥があるのかと思うよね。

 左へスエーしてる?ヘッドスピードが足りない?減速してる?フェースがかぶってる?アウトサイドインの軌道になってる?あるいはその全部?またNプロに見てもらおう。


 アプローチは良いのが33%、トホホが33%、スーパートホホが33%、1%が神(偶然ともいう)って感じなんだけど、まあ今に始まったわけではなく。練習場ではいい感じで打てるようになってきてるので、コースでそれが出てくるのは1年後だな。


 パット。3パットが2回あって、ダボに直結してるんだけどまあ27ホールで2個は許容範囲。微妙なパーパットやボギーパット(そうアプローチを2回失敗してるんですねーこわいですねー)が結構入ってくれたのでそれほどストレスもなく。


 あと、今回ペナルティが付いたことが2回あったので、そのことについては明日。

2014/3/8 (1282664hit) ハンドファースト理論・検証編


 昨日書き忘れたけど、ハンドファースト理論はどうだったのか。ちなみにハンドファースト理論の復習。

1,アドレス・・普通


2,ハンドファーストにする。フェースがちょっと開く感じ。


3,バックスイング開始。開いたまま、トゥを時計回りに回転させる感じで上げていく




 このパッと見たらとんでもなく変な理論、コースで試したら・・・

 むちゃくちゃ良かった!!!

 久々の大ヒットと思われる。当たりである。バッチグーである。完璧である。

 あと嬉しい誤算。練習場ではせいぜい7アイアンぐらいまででそれ以上長くなるとうまく打てないって書いたけど、

ドライバーからパターまで完璧に作動する。

 んだよね。で、私が思うに、この理論の肝の部分は

手首のコックが正しくできるようになる

という所だと思われる。あもちろんコックが下手な私であるが故にこの理論がフィットすると思うんだけどね。これだとオーバードゥもないし、忘れないようにするだけである。というわけで超久々にあれ(忘れてたな)。




 前置きがチョー長くなってしまったので、本題(ラウンドであったペナルティ)はまた次回。お許しあれ。

2014/3/10 (1282464hit) ペナルティ2題


 そうなのである1日で2回もペナルティを食らってしまった。正確にはペナルティになるようなことをしてしまった、である。

 1つ目はベタに「ティグラウンドを間違える」である。正確にはティグラウンド外の部分(横)からティショットしてしまったのであるが。つまりこういうこと。



 ティアップしたのが赤矢印の場所。

 ティマークのすぐ横、自分としてはティボックス内の右端にティアップしたつもりだったのだが、右側のティマークだと思っていたのが実は左側だったというオチ。上の画像では間違えるはずがないと思うだろうけど、ティグラウンドが横に大きく、ティマークの間も広く、いつもの場所と違ってたりすると間違える時があるんだよ。いやホント。

 この場合は「誤所からのプレー」ということで2ペナ、正確には正しい場所からの打ち直しが4打目(編者注:最初に打った球はストロークに数えないので、3打目になります)。OBより悪い打ったのと結果的には同じじ。でも間違って最初の球でプレーしちゃった(←正確にはだめじゃん)。


 もう一つはグリーン上での出来事。長めバーディパットを狙っていて、アドレスを取る前にボールの近くでカップを見ながら素振りをしていたのだが、その時コツンとヘッドが球に当たり、ボールが動いてしまった

 この場合、故意でなくても「止まっている球がプレーヤーにより動かされた場合」として1ペナでリプレースとなる(正確には昔は2ペナだったけど、今は1ペナ)。

 ただし、プレーヤーが球を動かしても無罰になる例外として、

・すでにストロークを始めたあとで球が動き、その球を打っちゃった場合(この場合は1ペナで続行となります)
・ハザード内、障害物、異常なグラウンド状態の中にある球を探している時
・グリーン上でルースインペディメント(石や葉っぱなど自然物)を取り除いている時


などがある(正確にはまだまだ例外があるので、興味にある方はこちらでチェックしてみてください)


 というわけで、3打もペナルティが付いたというお粗末な話でした。プライベートなラウンドでもきちんと処理しないと気持ち悪いからね(というより、正確にはきちんと歯止めをかけとかないとすぐズルしたくなるという、情けない性格だからである)。




 ところで、こういう話は続くもので・・・黒田さんという方がブログのコメント欄にも書いてくださったように、昨日の「ゴルフ侍!見参」で挑戦者であるアマチュアがグリーン上でボールを動かしてしまうという事件が起きた。私のパターンとはちょっと違うので、この詳細はまた明日にでも。

2014/3/11 (1283150hit) 規則18


 もう3年経つんだね。あの津波の衝撃は今も目に焼き付いてる。合掌。しかし東電は3年間何してた?タンク作って水をためてただけじゃん。今になってやっと凍土層作るって。遅すぎるやろ。っていうか早く責任者刑務所に入れと。




 では本題。まずは事実関係を整理しよう。断っておくが、この整理・検証は出演者や番組関係者を非難するために行うものではなく、こういう機会にルールについて勉強し他山の石とするためのものである。


 そう、おなじみの「ゴルフ侍!見参」での出来事である。

 マッチプレーの序盤、パー3のグリーン上にて。ワンオンしたアマチュア(以下侍)がバーディバットに臨むという状況。スタンスを決め、パターヘッドをボールの後ろに置いてアドレスを取った直後、侍の腕がほんの僅か動き、パターヘッドがボールに当たって球がひと転がりぐらい動いてしまう。

 侍は「あっちゃー」という感じの声を発してアドレスを解く。対戦者であるプロも声をかける。つまり2人とも過失で球を動かしてしまったと認識しているのだ。

 この場合の正しい処置は、昨日も書いたとおり規則18(止まっている球がプレーヤーにより動かされた場合)により1ペナルティで元の位置へリプレースしなければならない、である。

 ところが、侍は少し間を開け、そのまま球を打ち、それを沈めてパーと申告。番組関係者やプロもそれを認めた。


 途中で撮影のカットが入ったのでその間にリプレースした可能性はゼロではないが、どうやらそんな感じはなさそう(この番組の今までの感じから、そういうことをすればキチンと放送していると思われる)。

 恐らくだけど、関係者も侍もそしてプロも、正しい処置の方法を知らなかったと思われる。というか、侍は「打つ気なかったけど結果的には打っちゃった。まあ正規のストロークとみなしてそのままでいいよね」って思っちゃったのだろう。

 しかし正しい処置は1ペナルティで元の位置へリプレース。よって元に戻さなかった、つまり誤所からのプレーということになり、マッチプレーではそのホールの負け、ストロークプレーでは2罰打となる。


 まあそんなミスもそのまま流すという点では逆に潔いのかもしれないけど、それにしてもちょっとお粗末だね。特にマッチプレーに慣れているはずの、ゴルフ歴48年の、甲南大学ゴルフ出身の、ここでクラチャンを3度も獲った、関西アマにも日本アマにも出場したことのあるアマがルールを知らないってのはどうなの?


 っていうか、私も人のこと言えるほどルールに精通してるわけじゃないんだけど。っていうか昨日の日記で2箇所も間違ってたんだけど(対岸の住人様、ありがとうございました)。


 JGAの人間を呼べとは言わないけれど、せめてもう少しルールに詳しい人がいたらいいのにって思った。

2014/3/12 (1283384hit) idiot


 正義のヒロイン、タレントのフィーフィーがつぶやいていたように、「現代のベートーベン」といい、「割ぽう着のリケジョ」といい、どうも本人やその仕事ではなくそれらを取り巻く状況や環境だけを大きく取り上げ、本質ではないところで毀誉褒貶を受けるのは、やはりマスコミが大きく先走るせいであろう。

 ベートーベンの方は本人が嘘を認めたわけだからいいとしても、小保方さんのSTAP細胞はまだ本物か偽物かは分からないわけで、せめて論文が書き直されるか再検証されるまで結論は出すべきではないと思う。持ち上げてすぐ貶めて、検証の結果「正しかった」ってなったらまた持ちあげるのか?




 とマスコミのアホさ加減をいつもの様に貶したあと、パーソナルなコミュニケーションの話題を。そう、イアン・ポールターが松山を「idiot」とツイートしたアレのことである。もうだいぶ日にちがたち、皆さんご存知だと思うので、あらすじ的に説明。

 松山がキャデラックチャンピオンシップ第2日目の13番で短いパットを外し、グリーン上にパターを叩きつけてカップから5フィート(1.5m)のところに凹み(クレーター)をつけた。松山はそれを修復せずホールアウト。

 ところがすぐ後ろの組でラウンドしていたシャール・シュワーツェルのラインにその凹みがかかり、競技委員を呼ぶ羽目に陥った。その一部始終を見ていた、シュワーツェルの同組のイアン・ポールターがtwitterで。





 相当なお冠である。そりゃそうだ。ポッと出のルーキーが、それも平気でスロープレーをするような無神経な若造が自分たちのフィールドで傍若無人な振る舞いをして迷惑を掛けているのだ。

(ちなみに、「バカ」的な英語はidiotとstupidが思い浮かぶが、idiotのほうがたぶん強い言い方だと思う。大阪弁で「アホか」がstupid、「このボケ!」がidiotってイメージなんだけどどうだろう)


 一部のコラムでは「なぜイアンはtwitterでつぶやくようなことをしたんだ。直接松山に言ってやればいいじゃないか」などという論調もあるようだが、何を甘いことを言ってるのかと思う。

 じゃあ何か、イアンはわざわざ先にホールアウトした松山を探し、「お前さっきのアレはアカンぞ」と言ってやらないといけなかったというのか?もし一人でいたら英語チンプンカンプンの松山とコミュニケーションできない。日本語ができる通訳も探せと?

 それこそ甘え以外の何物でもない。マナー違反を犯したのは松山なんだから、それを聞いた松山が今回のようにイアンとシャールとジェイソン・ダフナーを探し、謝りに行くというのが正しい筋の通し方なのである。


 確かに「身内的優しさ」を求めるなら直接(話をする)だろうけど、そうでなかったということはつまり彼がPGAに溶け込んでいない、あるいは溶け込む努力をしていない、または嫌われていると捉え、そちらの方も松山は大いに反省すべきである。


 そもそも、WGCが行われてるフィールドでグリーンを傷つけるって、もう最低の行為じゃん。まあその国の賞金王がいつもホールアウト後無造作にカップを跨いだり、他のシード選手でもカップのすぐ近くを踏んだりグリーンフォークの使い方を知らなかったり、さらにはゴルフファンを蔑ろにするような、idiotなゴルフ後進国(注:日本のことです)出身という事だからバカにされても仕方ないと思うけどね。

2014/3/14 (1283803hit) 雨のラウンド


 前日の天気予報は雨ではなく暴風雨。おまけに雷の可能性も、というハードなもので久しぶりにスタート前から上下レインウェアを着てのラウンドはきさいちカントリー。



 不幸中の幸いで気温がそれほど低くもなく、風も思ったほど強くなかったのであまり辛くはなく、むしろ椿や梅を愛でつつ、春の落ち着いた1日をコースでゆるりと堪能することができた(強がりに非ず)。

 また、こんな天気なのできさいちCCには珍しく駐車場はガラガラ、8時に竹からスタートして1ラウンドスルーでラウンドでき、ホールアウトしたのが1時頃。雨足さえ強くならなければもうハーフ行ってたところである。いや、やっぱり雨でも行くべきだったかなあ、ナミー。

 同伴競技者はそのお代わりくんことナミー、I上さん、そして大学の先輩、O谷さんの4人。前日に「明日はだいぶまとまった雨のようですが皆様大丈夫ですか?」と聞くと、全員に「え雨って何それおいしいの」的な返事(つまり雨など全くラウンドの妨げにならない何言ってんの?という意味)を頂いたという、いずれ劣らぬゴルバカ達である。



 内容の方は酷いものだったけど、まあこんな日はスコア云々ではなく如何に切れずにラウンドできるかであって。ドライバーのチョロ、OB3つ、アイアンの変なトップが2つ、アプローチトホホが2つと相当スカタン(あるいはいつも通り)だったけど、その結果ダブルパー1つ、ダボ2つ、ボギー数えきれず、で。



 まあね、ボギーペースが最低ラインだから良しとしよう。

 竹2番のダブルパーはティショットOB(左に引っ掛けるのを嫌がって右へプッシュスライス)、打ち直しはきちんと左へ引っかけて(笑)連続OB・・・と思ったら木に当たってセンターまで出てきた。4打目170y打ち上げ、ユーティリティでグリーン手前のバンカーへ(悪いショットではなかった)、5打目は奥のピンに対し奥のエッジまで打ち(悪いショットではなかった)、そこから3mオーバーさせて(悪いパットだった)3パット。酷いね。

 梅の4番は打ち上げ+谷越えのパー5。ティショットで30cm手前をダフって谷を超えず。上げようとして右肩が下がりすぎてた。昔からの癖ですな。打ち直しはそこそこ、5打目アイアンでレイアップするもダフって飛ばず、それでも6打目110yから9アイアン、へっぽこトップからグリーンオン。2パットダボ。酷いね。

 同9番は3打目でグリーン手前40yまで来ておいてそこからアプローチダフリ、アプローチトップ、2パット。もうね、アプローチね。病気がまだね。


 無理やり良いところを探すと、大雨の予報ということで難しい所(マウンドの上とかね)にピンを切られていた&グリーンが重かったにも関わらず3パットが1回で済んだ、ダボになりそうなパットを3回ほどねじ込んでボギーで収めた、バンカーがうまく打てた、素ダボが1つしかなかった(アプローチ2回連続ミス)ってまあレベル低いですな。いや実際低いんだけど。


 でもやっぱり最後のダボが悔しいなって思った。

2014/3/15 (1284019hit) マナー


 ゴルフ場へはジーンズを履いて行かないようにしましょう。いくら薄暮プレーでもジーンズでラウンドするのはやめましょう。コースは練習場ではありません。いい年をしてるんだからそれぐらいは理解しましょう。

 一期一会。挨拶の時は目を見て名前をはっきりいいましょう。名前を言わないということは存在を無視してほしいということでしょうか?帽子を取らないのはハゲ隠しでしょうか?人間関係の潤滑剤である挨拶で人を不愉快にするのは本末転倒ですね。

 打ち終わったらティグラウンドからすみやかに降りてください。降りるとき、すでにティアップして待機している私を押しのけるようなルートで歩こうとするのはやめてください。遠回りすらできませんでしょうか?素振りしたら確実に体にぶつかるような距離を歩くあなたは危険です。

 なぜいちいちクラブをしまってからカートに乗りますか?ただでさえあなたは人の二倍ショットをするわけで、そのたびに後ろへまわってクラブを仕舞う、カートに乗る、降りる、クラブをチョイスするという無駄な動きをしてるんですが。人の三倍時間がかかってるんですが。私はもうカートの自動運転ボタンに手をかけて30秒も待っているんですが。私の心が読めませんか?

 クラブをカート後方から取るとき、普通の人は無意識に人の邪魔にならないよう気を使っているのですが、あなたは自分のクラブにしか目がいっていないようですね。他人がその間に立っているとそんなに邪魔ですか。ほんの数秒待つとか、ほんの数十センチ遠回りをするということすら何故できませんか。そんなことすらできないのなら1人でラウンドすべきではないですか。

 人が打つときに携帯電話で話をするのはやめてください。仕事の電話がかかってくるのは百歩譲って許します。でも、人がショットをする5m横で発信し、あーもしもし○○ですがというのはやめてください。

 ティグラウンドに付きました。電話に夢中のあなたの番です。早くティアップしてください。みんなが待っています。なぜそんなに無神経でいられますか。

 自分の番になってからゆっくり手袋を装着し始め、さらにフェアウェイを眺めながらのんびり時間を掛けてポケットのボールとティを探すのはやめてください。毎回毎回ティショットごとに20秒もポケットを探られると深い深い溜息が出ます。

 プレショットルーチンは大事ですね。でも、プロそっくりのルーチンをじっくり時間を掛けて行うのはいかがなものでしょうか。60秒以内だったらいくら時間を掛けてもいいというのは勘違いではないしょうか。片山晋呉ですか。ショットも片山晋呉並なら何も言わないのですが。あと、パットでも全く同じようなルーチンをするのは必要ないと思いますよ。

 人の前を歩くのはやめましょう。ゴルフで遠い人から打つのは事故を防止する一番簡単な方法です。何度も人に「打ちま〜す」と大声を上げさせる事がいかに非常識か判っておられるでしょうか。

 人が打つすぐ横を歩くのはやめましょう。おまけにそこはカート道路ですから、カチャカチャ音まで出してますが。人が打つ時は止まる、というのを習いませんでしたか?スイングを習う前にマナーを習いましょう。

 なぜそんなに無造作に人のラインを跨いだりできますか?なぜカップ周りをそんなに無造作に踏めますか。なぜグリーンの上にウェッジを歯の方から投げ落としますか。なぜそんなにガサツなのですか。



 ゴルフのマナー以前に、人として他人を慮(おもんばか)るという事を学んでください。あなた方とはもう二度と御免被ります。申し訳ありませんが。
 

2014/3/17 (1284303hit) 女子ツアー始まった、男子ツアー終わった


 先週から女子の試合が始まった。今週は土佐で行われたプロギアカップ。去年初優勝したニューホープの一ノ瀬優希がプレーオフを制して優勝。

 さらに、3位タイで終わったものの、一時はトップに肉薄したアマチュアの森田遥(はるか)はまだ17歳。女子高生でっせ旦那。なんという層が厚さか。



 女子が面白いのは、こういう生きのいいアマチュアがどんどん出てきて、ルーキーたち(一ノ瀬・堀奈津佳・比嘉真美子ら)に下からガンガンプレッシャーを掛けている点。

 その結果、ルーキーはもっと努力して上手くなる、すると若手実力派(森田・横峯・吉田弓美子・佐伯三貴ら)が今度は黙っちゃいない。

 さらにベテラン勢(茂木宏美、大山志保ら)がそこに割って入る。もちろん実力派揃いの韓国勢もばりばり勝っていく。

 つまり全世代にわたって活躍したり優勝したりする選手がいるってことで、これはもう少しでも気を抜いたらどんどん順位が下がるってことだよね。現状維持ではだめ、みたいな。


 さて振り返って男子ツアー。男子プロという人間たちが、ギャラリーを大事にする努力をほとんどしていないということが末端のゴルフファンまで知れ渡ってしまった現時点でも、どうも当の本人たちには危機感が無いようで。

 その代表というか象徴が、池田選手会長とエビジョンイルこと海老沢勝二JGTO会長が発表した(正確にはJGTOの総会で決定した)、「複数年シード選手への試合出場義務」と思う。

 そもそも「NHKの金正日」と言われたオッサンが何でJGTOの会長やねんと。そこから間違ってるんと違うんかと。今の悲惨な現状をどう思てんねんと。どこまで本気で日本ツアーを良くしようと思てんねんと。

 で、「複数年シード選手への試合出場義務」とは何か。簡単に言うと、

 今までは(賞金王になったりして)複数年シード取ったら、シードがあるうちは無条件で試合に出られたけど、来年からはシード選手でも5試合は日本の試合に出てくれないと次の年はシード剥奪しますよ、だから日本の試合に5つは出てね松山くん、遼くん

 という意味である。いやあもうこのケツの穴の狭いことと言ったら。おっと失礼。

 この期に及んでも松山・石川頼みというのも情けないし、規則を変えてまで松山と石川を日本に戻そうとするその根性もサイテーだし、つまり自分たちの力でツアーを良くしようという意志が全く感じられない。

 そこは逆だろ。アジアツアーとのさらなる連携や、USPGAツアーやヨーロピアンツアーとの共同開催などを模索するのが正しい方向だろが。それを「日本へ帰ってきて試合せえ」って・・・・がっくり。


 もうね、ホントに史上最低のツアーですわ。これで、志のある若者はさらに世界へ出て行くだろうね。2ちゃんねる風に言うと「オワタ」って感じ。まだ始まってもいないのに終わった。

2014/3/18 (1284544hit) 悪いのは誰か


 今日はゴルフ関係ないです。


 毎日毎日、アホマスコミは小保方さんを叩くのに忙しい。まさに「小人閑居して不善をなす」だな。もっと大事なこと、あるやろが。


 論文を取り下げても、論文の中身がミスだらけでも、故意か過失かまだわからないわけで、したがってSTAP細胞の存在もまだわからないわけで。結論を出すにはまだ早すぎるにもかかわらず、もう完全にクロと決めつけるマスコミ。これじゃまるで魔女狩りじゃん。しまいにはまったくの第三者である日本分子生物学会が声明を出すという自体に。まさに「国民総バッシング状態」になりつつある。

 たしかに論文の写真が学位論文と同じというのは致命的なエラーだし、悪意や恣意があったと言われても仕方がない部分ではある。割ぽう着も発表もすべて「電通」が取りしきり演出していたという話もある(真偽は不明だが)。そう言われれば化粧も指輪もミニスカートも出来過ぎって感はあったけども。

 それでも、お前らマスコミや第三者である学会に彼女を批判する権利などない。マスコミは自分たちが検証もしないで持ち上げたことをこそ反省すべきで、小保方さんを批判するのは逆恨みとしか思えない。ほにゃらら学会もあまりにヒステリックすぎないか?まるで妬み僻みがそのまま噴出したような感すらある。


 ノーベル賞学者でもある理研の野依良治理事長は「未熟な研究者がデータをずさん、無責任に扱った。徹底的に教育し直さないといけない」と記者会見で言ったが、そんな未熟な研修者をユニットリーダーに抜擢し、論文を書かせた理研の責任はどうなるんだと。他人ごとみたいに仰るけど野依さん、理事長としての立場をわかってらっしゃいますか?と私は言いたい。

 共著者(つまり共同研究者)である若山照彦氏(山梨大学生命環境学部教授)も早々と会見を開き、小保方さんに論文の取り下げを求めた。しかしこの態度もどうなんだろうと。「僕は降りたもんね。知らんもんね。僕も被害者だもんね」とでも言わんばかりの会見に違和感を覚えざるを得なかった。

 一緒に研究してた、いわば「仲間」なんじゃないのか?共同研究してる時はノーベル賞クラスの発見だ、と協力し、その旗色が悪くなると自分だけ真っ先に降りてしまう。賢い振る舞いかもしれないけれど、仁義ってやつがなさすぎやしませんかねえ。「僕は最後まで小保方さんを信じます」ぐらい言ってやったら男が上がったのにねえ。


 今のままでは確かに99%小保方さんは悪者だし、STAP細胞の信ぴょう性も限りなく低い。でも、きちんと検証が終わるまではできるだけニュートラルでいたいなと。それは、小保方さんがカワイイからではなく、アホマスコミに対するささやかな抵抗からである。

2014/3/19 (1284687hit) 恐るべし◯◯ファン


 マスコミや出版の自主規制(自由主義の敗北ともいう)と言葉狩りにより、今では使うことも見ることも少なくなった「キチガイ」という言葉。文字通り「心が壊れた人」ということを表す以外にも「常軌を逸するぐらい熱中している」という意味があるのは御存知の通り。

 で、後者の意味の「〜キチガイ」は世の中に数あれど、日本三大キチガイといえばトラキチ(阪神タイガースファン)、ゴルキチ(ん?呼んだ?)、そして釣りキチ(三平)であることは言うまでもない。


 トラキチは関西に多く生息し、寝ても覚めても阪神タイガース、タチの悪い男に惚れてしまった薄幸の女性のごとく死ぬまで価値観の中心が阪神タイガース、未だにバース掛布岡田のバックスクリーン三連発を肴に酒が呑め、西原理恵子曰く「体を切ったら血の代わりに『阪神汁』が流れだす」という人種のことである。

 勤め人はともかく、自営業を営むトラキチになると平日だろうが試合のない月曜日だろうが午後3時頃になるともう我慢できず応援用のハッピ(一人平均6枚は持っている)を着て、他人の迷惑顧みず、メガホンを手に六甲おろしを歌い続ける。ちなみに尼崎の住人の7割はこういう人である。ある意味こんなに幸せな人たちはなかなか居ない。


 釣りキチもスゴい。人生とは竿を垂らしている時間のことであり、それ以外の時間はその準備のためにあると心から思っていて、仕事は釣りをするために稼ぐ手段、友達とは釣りをする仲間、食事は釣りをする体力をやしなうためのもの、家庭は釣り竿の保管庫と本気で考えている。

 海、河、鮎、鮒、バス、カジキ、色々なジャンルの釣りがあるが、すべての釣りキチに貴賤も上下もない。ただキチガイのみが存在するのである。


 さて、ゴルフキチガイ略してゴルキチ。これはもうゴルフ・ウィドウ(未亡人)という言葉があるぐらいだからそのキチガイ度はやはりずば抜けているわけで。内容も多岐にわたり、スコアキチ、クラブキチ、飛距離キチ、パターキチ、コースキチ、レッスンキチ、ニギリキチ、競技キチなど枚挙にいとまがない。

 まさに人生をすべてゴルフに捧げ、1日のうち25時間はゴルフについて考え、食事の時もテレビを見ていても(仕事中も?)ゴルフのことが頭を離れない。直径108mmの穴に向かって猪突猛進、ただ球を打ち続け転がし続けることが生きがいであると。

 私は、そんなゴルキチである自分に自信とプライドを持っていた。そして、やはりゴルキチこそすべてのキチガイの中で一番だと、おもっていた。

 この漫画を見るまでは。



 ゴルフの遠征に一人で行ったり、飛行機の中走り回りたくなるまではないもんなあ。ああ恐るべしヅカファン

(ヅカファンがわからない人、この漫画がきになる人は、ここで最新のものが、ここから順にバックナンバーが見れます)

2014/3/21 (1285207hit) 泉ヶ丘カントリークラブ


 昨日はゴルバカ月例の3回め。2012年に関西オープンが開催された泉ヶ丘カントリークラブへ。白ティからでも400yを超えるパー4が4つもあり、雨ということもあって大変距離が長く感じた。



 グリーンはそこそこの速さ。気持ちいいけど、1mを無造作に打てない。1mぐらいを3つ外した。トホホ。



 コースはこんな感じその1。雨ですな。



 こんな感じその2。谷越えの葛城5番。



 こんな感じその3。見事なフィニッシュを決めているのは今回ゲスト参加されたW田さん。



 こんな感じその4。気候のいい頃なら木々がきれいだろうなあ。



 こんな感じその5。印象的なパー3は忘れないよね。


 というわけで、今日は写真だけで失礼。

2014/3/22 (1285364hit) 第3回ゴルバカ月例


 泉ヶ丘CC、今日はラウンド内容を。



 葛城1番、出だしからいきなり9.5フィートの洗礼を受けて3パットボギー。ピン奥5mから下りのパットを2mもオーバーしてしまう。ティショット、2打目、3打目とまずまずだったんだけどなあ。

 2番は難しいパー4、ティショットは甲(甲乙丙丁の甲)もきつい左足下がりのフェアウェイへ。2打目、残り180y、アイアンで花道にレイアップ、そこから寄らず入らずのボギー。

 3番パー3、170y。5アイアンでうまく打てたと思ったのに20yもショート。「冬・雨・霧・スタートすぐ・風・ティアップ高かった・心が緩んでスイングも緩んでる」のうちどれが主原因だろう。最後か。アプローチそこそこ寄るも入らずボギー。

 4番は距離はないが2打目が打ち上げていて難易度の高いホール。ティショット甲、2打目1番手上げる作戦(125yを8アイアン)でグリーンセンターへ。2パットパー。

 5番、ここも難しいパー4。谷越え+左ドッグレッグという、スライサーには打ちにくいホール。でもティショット甲、2打目左足上がりの135yからあわや空振りかという頭叩きチョロ。球を上げようとして上体(左サイド)が上ずってしまったのだろう。あと、結果を見たくてヘッドアップしてるのか。

打ち上げ左足上がりこそ体と意識をしっかり地面に残して打とう。

 3打目もアイアンショットが恐くなって振りきれずへっぽこトップ。花道からパターで寄せるも3パットダボ。まあ次につながるダボだからいいか(いいのか?)

 6番も谷越え、180yのパー3。5アイアンで緩まないようフルショット、今度はピンハイにオン。しかし1mが緩んで打ちきれずまた3パットのボギー。1番で2mオーバーしちゃったのがボディブローのように効いてきてる。

 7番ティショット右ラフ、2打目ミドルアイアンは当たりが悪く右手前のバンカー。ここから5m奥へ乗せ、下りのフックラインが入ってくれてパー。パット入ったのはここだけで、あとは微妙なパットを全て外した。

 8番は短い谷越えのパー4。ティショット甲、セカンドはショートアイアンで2オン、2パットパー。

 最終ホールは一度回ったら忘れない、2回谷を越えるパー5。2つ目の谷まで220y、ただし右へ飛ぶと210yまで、と言われたので怖くて5Wを持てなかったんだけど、よく考えれば雨だし冬だしランも出ないし5Wでも十分だったよなあ。



 結局ユーティリティで190y。で、2打目が谷越え140yも残りだいぶプレッシャー。もちろん超えてすぐグリーンならアイアンで打てるからいいんだけど、まだ300y以上残ってる(しかも2打目地点からきつい打ち上げ)から、ここはできるだけ距離を稼いでおきたい。でも左はOBが浅い。

 というわけで5Wで谷越えに挑戦。球を上げようとしない、ライナーで良いとまるで初心者のような事を思いつつ打ったら低い引っかけスライスながら谷は超えた。我ながらヘタレである。3打目残り170y打ち上げ、左へこぼすとOBということもあり、5アイアンは思い切って打てずへっぽこ緩みまくりハーフショットでショート。ヘタレにも程がある。ウェッジのピッチショットは3mに付けるも入らずボギー。中途半端な攻めに悔いが残る。

 ハーフが終わって11時前。レインウェアを脱いで食事をしてまた着て、というよりもう一気に回っちゃおうということでスルーで岩湧へ。

 1番パー5、今度はきちんと2パットでパー。「アイアンは一番手あげてオーバーでもいいからグリーンに乗せる作戦」が功を奏している。

 2番狭く短いパー4。左がアウトという情報を過剰に意識して、この日唯一のチーピン。トホホ。幸い斜面にぶつかってセーフ。2打目ユーティリティでグリーン手前40yまで。3打目はライがよくてウェッジショットがそこそこ寄り、パーゲット。

 3番は140yと短いパー3。8アイアンでピン奥4mにオン、バーディパットは微妙にショートしてパー。

 4番パー4、2打目のアイアンショットがトホホでバンカーに入ってボギー。

 5番パー4、2打目のアイアンショットがトホホでバンカーに入ってボギー。せっかくティショットをクレバーにレイアップしたのに。



 6番、ビーチバンカーが印象的な美しいパー3。昨日の最後の写真と同じです。左サイドのピンに対して花道を狙ってセンターにオン、2パットパー。



 7番は岩湧でHDCP1のホール。谷越え419yパー4。ティショット甲、しかし2打目は190y残る。左足下がりのライから、ユーティリティのショットはプッシュして残り40y地点の右斜面。行ってみるとつま先上がり、左足下がりのライでしかもディボットホールの中・・・・はい、またチョロしましたが。

 こういうトラブルショットが上手い人と下手な人(私)との差は何なんだろう。たぶんすごく単純だったりするんだろうね。ヘッドアップしてるかどうかとか。

 しかし4打目は2段グリーンの奥に54度でピッチエンドラン。頑張ってピン下1.2mに付ける。でこれを外すんだよなあ。しかも緩んで最後にカップに避けられるという、最悪のヘタレパット。雨だからもっとしっかり打てるはずなのに。アホだ。っていうかヘタだ。ダボ。

 8番も419yと距離の厳しいパー4。ティショット右ラフ、2打目は左足下がりのライから190yでユーティリティ。ボールコンタクトは良かったけど高さと距離がわずかに足らず手前のバンカーへ。そこから1.5mに乗るも、またこれが入らず。また打ててないっす。ヘタっす。ボギー。

 最終ホールパー5。3打目を奥へこぼすもアプローチがOKに寄ってパー。ちょっと長めの枯芝はアプローチしやすいね。


 というわけで、パットが3つぐらい、アイアンショットが3つぐらい残念だったけどまあこんなもんでしょ。泉ヶ丘のベストスコア更新したし。っていうか今までのベスト90だったし(笑)。

 っていうか、ドライバーがそこそこ当たっても2打目がミドルアイアンとかユーティリティになるんだから、フルバックの6970yとかだったら確実に100近く叩いてるだろうな。アイアンが打てない私にとってはキツイ。っていうかフェアウェイからのアイアンが苦手な40年選手って・・・・

2014/3/24 (1285635hit) センス


 少し前になるが、松山英樹が東北福祉大学を卒業したというニュースをやっていた。で、その写真。安倍監督が映ってるのでたぶんゴルフ部の面々だと思われる。



 皆まで言わんが

 このセンス、どーよ?

 お前は沖縄の成人式かと。その羽織袴、アウトレイジビヨンドかよと。


 松山だけではない。写真の右半分だけ見たらまさに

 どこの組の集まりですかいと。

 マスコミが間違いなく取材に来ることがわかっていてこの品性の無さ。ファッションとは自己主張だけでなく他人への気配りが必須であり、それはエチケットにもつながるわけで。この場にジーンズとトレーナーで居たらおかしいでしょ?コースにTシャツ着て行かないでしょ?そういうことだ。

 この集団のコース内での傍若無人な振る舞いが十分予想できると同時に、監督のまさに「監督責任」が問われる1枚だと思うんだけど。「お前ら、もうちょっとまともな格好してこいや」と言えない、まさに日本スポーツ界の「情けない大人代表」ってことかな。

 そういえば上の写真で岡田監督、「ワシャ知らんもんね」って感じの顔してるよね。まあホントにそう思ってるかどうかはともかく、何のために大学そっちのけで四六時中松山に張り付いてるんっすかねえこのオッサンは。

2014/3/25 (1285869hit) 久々のレッスン


 H田ゴルフセンターのNプロに久しぶりに(半年ぶり?)見てもらった。注意されたところはやっぱり前と同じ。

体(腰)ばっかり回って、手(腕)が振れていない。

 だからダフるし、アイアンが打てない。腰が回るから手が落ちるところがなくてインパクトが詰まる。だからフォローで左肘を曲げちゃう。だからクラブが左(飛球線方向)に気持よく振りぬけない。だからクラブを左後ろへ引っ張っちゃう。

 また、腕は本当は、

飛球線方向へまっすぐ振っていくようなイメージでないといけない

 らしい(あくまでイメージです)。体(腰)が先に回転してるから飛球線より左へ引っ張ってしまう。

 ではどうするか。バックスイングからインパクトまで、腰を正面(ボール)に向けたまま動かさないつもりで、腕だけで打つ。そのイメージでも腰は(必要なだけ)勝手に切れる。つまり

腰や膝を動かさないよう必死に力を入れて腕を振る。

 これぐらい極端に考えてやっと軸のぶれないスイングになるのだ。意識してトップから腰を切りに行くのはもう絶対にダメ。愚の骨頂。ボディターンという言葉で連想する、

体を積極的に回していくという動きこそが私の悪いスイングの元凶なんだと。

 しかし何度も習っているはずなのに忘れてしまうんだよね。っていうか長年の癖で「腕を振ってる」つもりでもつい「腰を切って」しまうんだよね。ただ「左腰を(左へスエイさせるのではなく)後方に引く」という動きはだいぶ自然とできるようになってきたということなので、あとはもうそれ(体を止めて腕を振ること)だけを考えていきたい。

 よくプロが言う、

「(スイングは)上げて下ろすだけ」というのは「(体を止めて)腕だけを上げて下ろすだけ」という意味なんだと。

 腰が止まるから頭も残り、そこを支点にして引っ張り合いがおこり、ヘッドが勝手に飛球線方向へ鋭く走るのだと。実際、体を止めて腕だけ振るほうがきちんと当たるんだよね。不思議だけど。で、こうやって腰の動きを抑制すると、

インパクト付近で腰が一旦止まり、クラブヘッドが走り、再び腰が動き出す

 というプロ、特に女子プロのスイングで顕著に見られる動きが再現できるのだ。だから、この感覚はきっと、すごく、正しい。



 あとNプロに指摘されたのがバックスイングの大きさ。グリップを頭の上まで上げる必要など全くないとの事。インパクトで最大の力を出すためには、

グリップは肩の高さまで上げれば十分

らしい(実際には惰性でもう少し上まで上がる)。で、やってみるとわかるが、コンパクトなトップから振るとどういう現象が起こるか。不思議なことに

自然とフォローが大きく深く鋭くなる。

 トップが小さいので本能的に距離を出そうとしてフォローを大きく取るのだろうか。とにかくこうやって打つと、フォローで左肘が曲がらず、飛球線にまっすぐ右腕が伸びていく。


 私は今まで宮里兄弟みたいなイメージでゆっくりスイングしてたんだけど、そうではなくて

近藤共弘みたいなイメージでコンパクトに鋭く振る

ことを目指していこうかな、と思った。

2014/3/26 (1286094hit) 男子日本ツアー改め


 というわけで、大げさに言えばスイングのパラダイムシフトを余儀なくされているワタクシではある。宮里聖志から近藤共弘って、全く正反対といえるような変更だもんね。

 「トップをコンパクトに、フォローを大きく」というイメージを出すための「近藤共弘」なんだけど、あんまり近藤共弘を意識し過ぎると「ただ単に速く振る」だけになってしまう恐れもあるわけで、そのあたりはまだまだ練習も調整も必要だろうなあ。また1年後に実を結ぶ感じになるのかなあ。


 さて、男子ツアーは「ワン・アジア」などと偉そうな掛け声だけど実際は「国内で試合がないのでどうかアジアツアーに出させてくださいよろしくお願いします」というわけでタイ・オープンが開幕になる予定だったんだけど諸事情で中止。というわけで明日からのインドネシアPGAチャンピオンシップが開幕戦。

 ところが開幕戦のくせに地上波での放映はなし。CSのゴルフネットワークが4日間放映するけど、それはあくまで契約者しか見られないわけで。

 そう、開幕戦とかワン・アジアとか、口では御大層なことを言ってるのに地上波で放送すらしないというのは、JGTOはアジアツアーもゴルフファンも見下してるとしか言えないよね。



 何が組織改革だ。なにが新体制だ。池田勇太にそんな政治力がないのは仕方ないとして、エビジョンイルは何のためにいるのだ。お飾りか?今こそその独裁者としての手腕を発揮し、NHKで放映すべき時だろうがよ。スットコドッコイが。

 どうせ電通が「金にならん、スポンサー取れない」と動かなかったからなんだろう。そんなに電通様が恐いんだったら、今年から「男子電通ツアー」と銘打てば?もう、マジでうんざり。

2014/3/28 (1286524hit) ザ・サイプレス


 今日は例によって写真だけで失礼。

 兵庫県には日本を代表する名コースがたくさんある(廣野を筆頭に小野・鳴尾・ゴールデンバレーなど)が、その中の上位に間違いなく入るのがこのザ・サイプレス。

 なぜ名コースか。スタッフは一流ホテルに匹敵するグレード、クラブハウスはコンパクトだが落ち着きがあり、コースは美しくしかも整備され、グリーンは一筋縄ではいかず、そして風呂はひのき造り(と思う)。その辺のコースとはホスピタリティと居心地の良さの次元が違う。


 昨日はそのサイプレスで毎年春に行われる業界のコンペであった。朝のうちは雲が多く、時折パラパラと小雨が降るというこの地方(丹波)ならではの空模様だったが、午後から次第に雲が切れ、日が差してきて暖かくなってきた。















 さて、コンペの内容はスイングイメージ変更中ということもあって散々。久しぶりにトホホ全開。でも最後まで新しいイメージを貫けたので良しとしよう。

 そのスカタンな結果は明日ということで一つよろしく。

2014/3/29 (1284303hit) ザ・サイプレスでペ◯イ杯


 ニュースイングの感想。


 ドライバー(クリーク2回含む)は甲乙丙丁が1:2:4:7ぐらいの割合。つまりトホホ。

 ユーティリティとフェアウェイウッドは合格不合格が1:2の雰囲気。つまりトホホ。

 アイアンはまともに当たるのとダフるのと最悪の当たりが1:3:2ぐらいの感覚。つまりトホホ。

 アプローチは良いのと悪いのが1:1ぐらいの感じ。まあいつも通りトホホ。

 そしてスコアはバーディ・パー・ボギー・ダボが1:1:13:3とトホホホホホ。



 パー3以外でパーがない・・・フェアウェイからのアイアンがトホホホホ。

 パー5の2ホールでパーオン3パットボギー・・・パットがド下手ホホホ。

 パー4でほとんど3オン2パットボギー・・・ティショットのほとんどがクリークやバンカーや林に入る


 どっとはらい。

2014/3/31 (1286999hit) レッスン再び


 イメージを変えた結果あまりにスカタンな球しか出ず、しまいには餓鬼誤記幎などいう音がショットのたびにしだしたため、絶望的な気持ちでもう一度プロに教わることにした。

私:Nプロ先日教えてもらった「腰を動かさない」をイメージしてからもう人生が終わりそうです。だいたい40年間腰を開いて打ってきたんだから、そんなに簡単には治りません!

とほとんど逆ギレのように先生に泣きついた。するとプロ、

Nプロ:うーん分かりましたじゃあこのドリルを試してみましょう。


 というわけで教わったのがダブルスローリハーサルドリル(注:勝手に命名)。これは、

トップまでは普通に上げ、そこからインパクトまで正しい軌跡でクラブをゆっくり下ろしてきてボールの直前で一時停止。それを2回繰り返し、3回目に球を打つ

というもの。

 え、そんな事できちんと打てるようになるんかいなそんなのおまじないの域を出てないじゃん。と思ったのだが、インパクトの体の状態をきちんと再現するよう気をつけてやってみると意外と力がいるし、そしてそのまま打ってみるとなるほどそのリハーサル通りに体が動いてくれる。

 私の場合、とにかく「腰が開かないよう」一生懸命、しかも何度も何度もインパクトの形を作ることで、その形や筋力がまるで形状記憶合金のように体に蓄積されていく感じがする。

 実際に球を打たないで2回形を作る、というのも結果を気にしなくていいよね。どうしても飛んで行く球で良いスイングをしたかどうかを判断してしまうしね。また、逆の意味で3回目に実際打つのもいい。だって形を作るんばっかりだったらすぐ飽きるだろうしね。


 というわけで、当分はこれをやっていこうと思った。




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