日記220
(2012年10月)

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2012/10/1(1168612hit) ライダーカップ、日本ツアー


 アメリカのイリノイ州、シカゴ郊外の名門、メダイナ(メディナ?)カントリークラブで開催されているライダーカップ。2日目を終わってアメリカチームが10対6でリードしている。



 こうなると天邪鬼な私はヨーロッパを応援したくなるわけだが、このライダーカップ、日本ではCS放送のゴルフネットワークでしか放送されず、契約していない我が家では指を加えて我慢するしかなかった。ところが嬉しいことに、この完璧なタイミングでスカパーが無料放送!

 お陰で、生中継は見られないけど録画放送は見ることができる。いやあ、スカパーグッドジョブ。というわけで最終日の個人戦は今日仕事が終わってからじっくり見よう。ワクワク。


 しかし個人戦トップのババ・ワトソンには笑った。アメリカのホームだからとんでもない声援が起こるのだが、ドライバーを構えると、その声援も自然と止むよね。するとババは両手を広げて「ん?なんで止めちゃうの?構わないぜ。ドッカンドッカン応援ヨロシク!」とゼスチャー。

 これを見て盛り上がらないはずがない。アメリカを応援する、真っ赤な服を来たギャラリー(つまりほとんどのギャラリー)はさらに大きな歓声を上げる。そしてその歓声が鳴る中、ババのピンクドライバーが炸裂したのでありました。いやあお洒落だわ。



 一方、日本ツアーはそろそろ佳境に入る。男子は三好でコカ・コーラ東海クラシック、女子は横浜で日本女子オープン。両方共タフなセッティングで見応えのある試合だった。特に男子の試合は台風が接近していることもあり、雨風が徐々に強くなる状態での優勝争いはいろいろな意味でスリリングであった。

 しかし、またしても外国勢が揃って優勝。女子は実力者のフォン・シャンシャン(中国)が逃げ切り、男子はツアールーキーのH・W・リュー(韓国)がプレーオフの末片山を下して初優勝。

 男子はともかく(「プレーオフになるとは思わなかった」とコメントした片山はそういう言い訳をすること自体プロとして恥ずかしいと思うんだけどいかがであろうか)、女子は終盤にフォン・シャンシャンかパク・インビかイ・チヒの誰かが勝ちそうな雰囲気になって、もちろん強いプレイヤーが勝つのは当然だし勝ったフォン・シャンシャンは素晴らしいと思うんだけど、多くの日本人は

もう、誰でもいいから日本人が勝って!

って思ったに違いない、と思った。



でも、ほんとに頑張ってくれよ、日本人・・・

(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6380/10000)
(素振り:560/10000)

2012/10/2(1168890hit) ライダーカップ帰趨


 今回のライダーカップは、ライダーカップ史上に残る素晴らしい戦いだったと思う。


しかしみんないい顔してるねえ

 理由その1。アウェイの不利をはね返しての欧州の優勝。

 理由その2。しかも大逆転での勝利。

 理由その3。最終日のシングルマッチのすべてが見応えのある素晴らしいものであったこと。

 理由その4。セベ・バレステロスのスピリッツを欧州メンバー全員に感じたこと。



とんでもないコース。左端が1番、真ん中一番下が17番、下左が18番と思われる。

 1人1人、1つ1つのプレーを振り返ってもそれは単なる断片にすぎず、それを私の非力な言葉で説明してもそのすばらしさの100分の1も伝えることはできない。まだ見ていない人は、もし機会があれば何をおいてでも見る価値はあると思う。

 私は録画で見たが、それでも半日遅れでこの試合を見ることができて幸せに思う。生で見た人は、きっとこの「ゴルフの試合史上に残る最高の試合の1つ」を見れたことを神に感謝していることだろう。

 負けたアメリカチームもヨーロッパに比べて決して劣っていたわけではない。ヨーロッパの勢いが凄まじすぎた。勝負は時の運であり、今回はちょっとだけアメリカチームに運がなかったんだろうね。


イアン・ポールターの気迫は鬼気迫るものだった


 最後に、欧州のキャプテンを務めたホセ・マリア・オラサバルの言葉をご紹介しておこう。読んだ瞬間涙が出ちゃったぜ。



「セベはいつもこのチームとともにある。我々にとってセベはこの大会の大きな要素だった。昨晩ミーティングを開いたが、選手たちはそこで信じることが最も大切だと理解してくれたと思うし、今日は全員がそれを実行してくれたと思っている」



 俺も、自分を信じてアプローチの練習をし続けようっと。

(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6380/10000)
(素振り:560/10000)

2012/10/3(1168212hit) 耳と耳の間


 というわけで、家でのアプローチ練習を再開してみた。最近止めていたのはあまりにミスが多すぎて精神衛生上良くないからである。細心の注意を払いいくつかの注意点に気をつけながら打ってるのに5球連続ダフったりしたらそりゃあ切れる。温厚な私でも切れるよやっぱり。

 しかし、ライダーカップで感動した私は「努力を積み重ねたところにこそ本当の感動はある」という事に改めて気づき(←当たり前だ)、仕事場でのアプローチ練習を再開してみた。



 ところで話はころっと変わる。ある番組で女性ボディビルダーが「ボディビルダーにとって重要なことは運動・栄養・休養とそれから頭脳だ」って言ってたんだけど、その事の是非はともかく、それを聞いて気づいたのだ。

あ、俺がアプローチをミスし続けるのは、俺が超バカだからじゃね?と。

 ゴルフも古くから「耳と耳の間でするスポーツ」と言われていることだし、ここはじっくり、なぜアプローチをミスするのかをきちんと考察すべきだろう(って今さら?)。自分のミスは自分だけのものなのだから、自分で考えないことにはやはり話にならない。で、ちょっとだけ理論的に考えてみた(←本当はレッスンプロに見てもらうのが一番早い)。


現症:
 ボールの手前をダフる。そしてそれを嫌がるとトップする。
  →つまり、問題はダフる事、つまりアドレスよりヘッドの位置が下がることである。

原因:
 1,インパクトで右肩が下がる
 2,アドレス時の右手首の角度が維持できない
 3,スイング軸のずれ
 4,過度な体重移動

素因:
 1、右肩が下がるのは球を上げようとするから
 2,右手首の角度を維持できないのは手打ちになっているから
 3,軸がずれるのはスエイするから
 4,過度な体重移動は左足体重ではないから

素因が引き起こすこと
 1,球を上げようとするとヘッドが下から上へ動く
 2,手打ちになると体が使えず不正確なスイング軌道になる
 3,スエイすると不正確なスイング軌道になる
 4,過度な体重移動は不正確なスイング軌道になる

考察:
 1,ヘッドが下から上へ動くとは、クラブヘッドが飛球線方向斜め上に動いているということである。これにより、グリップが体から離れ、右肩が下がり、クラブはスイング軌道から外れることになる。
 2,手打ちを防止するためには腕ではなく上半身の回転で球を打つ
 3,4,スイング軌道を安定させるため、左足体重のままスイングする

改善策:
 1,クラブヘッドを飛球線ではなく左へ振る
 2,アプローチも腰から前傾し、背骨を軸に回転させて打つ
 3,4,オープンスタンスで肩を飛球線に平行にすることで強制的に左足体重を作る

具体案:
 1,フォローを左へ振っていく
 2,バックスイングを手で上げない。
   上半身を捻りグリップを遠くへ上げる
 3,4,アドレスから左足体重を保持



 これでもミスが続くようなら、もうdニフjSXSW銖琵カ・]bサヤ紅礎p・?モ・oホ?・??葩zスセ o・X浴コてやる!!


(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6580/10000)
(素振り:560/10000)

2012/10/5(1169707hit) 昨日のラウンド


 昨日のラウンドは、フロントナインが1OB・3パット無しの37、後半が2OB・3パット1個で5ボギー1ダブルボギー1トリプルボギーの46。

 かみさま、どっちがほんとうのぼくですか?


 ぼくはごるふがうまいのでしょうかそれともへたなんでしょうか?


 ぼくがスカタンなのはぎじゅつですか?それともせいしんりょくですか?


 ぼくに足りないのはれんしゅうですかそれとも心ですか?


 ぼくがこんごすすむべき道はどっちですか?


 普通に90叩くより落ちこんだんだけどなんでだろう?


(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6580/10000)
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2012/10/6(1169983hit) ポジティブシンキング


 えー、顔が緑色に変色しつつある編者ではある。

 でもね、もう大丈夫。悪い方へ考えだすともう果てしなく落ち込んでいく事がわかったので、もうね、何が起こってもポジティブに考えることにした。

 例えば、練習場で練習している球がコースで出ない→まだ練習不足なんだということを教えてくれている。ミスするだろうなと思っていると、そのミスをする→ミスが出ないために何か工夫しろということ。OB連発してしまう→一歩引いてクラブを変えなさいと過信を諌めてくれている。3パットしてしまう→長い距離感が合わないのか、短いパットに不安があるのか、どちらかに問題があることを示している。

 というわけで昨日のラウンドを元気を出して振り返ってみよう。



 最初のハーフは5番でドライバーが右へOB。打ち上げのホールはプッシュスライスする事が多い。そして打ち下ろしは左へプルフックする。学習した。


 1回目のアウト。1番はきつい打ち下ろしでアゲンスト、低い球を打とうとしたら手打ちになって左プッシュOB。コントロールショットする時こそ体幹で打とう。

 2番打ち上げ。右プッシュスライスでOB。またしてもコースの罠にハマっている。つまりちょっと気をつけるだけですべて防げた可能性があったのだ。

 その後も、悪い流れながらアイアンがそこそこで寄せワンも2個あって持ち直す。2OBと3パットがなければ41だもんね。

 エキストラ9はもう一度西アウト。1番はまったく同じように左プッシュOB。心の準備ができていないまま打ったので、まったく同じになってしまった。クラブを替えるか考え方を変えるべきだったが、2発全く同じ球が出たということは、逆を返せば技術的には何の問題もないという事になる

 そのショックを引きずったまま1番はプレーしたので4打目の6アイアンも5打目のウェッジショットもミスしたが、これはまあ仕方ないといえるだろう。

 2番は先ほどOBを打ってダボだったのにきっちりパーを取り返す。冷静だ。

 3番はティショットこそ左へ引っ掛けるも、ここは左が広く引っ掛けても良いホールだからまったく問題ない事は織り込み済みである。2打目の5Wは会心の当たり。3打目のウェッジこそチャックリし、その後動揺して3パットしたが、動揺しないと3パットしないのだから大したものである。

 4番はパーオンを逃すもウェッジできっちり寄せてパー。私でもちょっと本気を出せが寄せワンが取れるのだよ

 5番は手前のピンに対して2打目が奥に乗ってしまい、15m以上のパットだったので3パットも仕方ない。2打目のクラブ選択ミスは自分の飛距離を過小評価していたからである。あと、普段使わないグリーンで距離感がつかめなかったせいもあるので仕方ない。まったくダメージ無し。

 6番以降は疲れが出てきて、きちんとしたスイングができなかった。よって、スコアは参考であり振り返る必要などない。いやむしろ積極的に忘れるべきである。私の実力ではないのだから。むははははは。

 そう、だからN谷くんにニギリで負けても、実力では負けていないので全然悔しくないし腹も立たないし心は安寧である。まったく。ぜーんぜん。








 全然。いや、ホントだって。



(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6610/10000)
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2012/10/8(1170287hit) 夢の話と現実の話


 いくらポジティブ思考でいこう!!と決心しても、深層は違ったりするわけで。


 昨日見た夢(本当)は、コース内で行われている変なイベントに、多くのプロに混じって何故か私も参加していて、プロが100yからピンを狙うというアトラクションで次々とナイスショットを打っている横で私がチョロばかりしているという、まあある意味正夢に近いものであった。自分の後ろ向きすぎる性格が嫌になる。


 そんな夢を見た原因だが実は思い当たることがあるのだ。この土曜日、きさいちに薄暮プレーに出かけたのだが、その時にご一緒したのが上手そうなおじさんとその息子さん、そして中級者のおじさんの4人。

 で、出だし1番で私はティショットを左引っ掛け→2打目ベアグラウンドから頭叩きトップ→3打目ラフから9アイアン大ダフリ→4打目アプローチチャックリ、と4球連続ミスショットをしたんだよね(本当)。この時、


あ、俺もう本当にダメかもしんない。ここはどこ?この白い玉は何?このカネの棒は?なんで俺は芝の上にいるの?あの旗はなんだ?俺は誰?



って気持ちになったんだよね。小学校の時、クラスで軽くシカトされて地面がぐらぐら揺れるような、体が地面に埋まりこんでいくような、景色が遠くに見えるような、現実感がない感じ。

 ただ酷かったのは最初の数ホールだけで、上がってみたら4オーバーだったからそんな心配は杞憂にすぎなかったわけでまあ良かったんだけど(注:これは決して自慢しているのではなく、ポジティブに考えていると思って頂ければ嬉しいです)。


 などといい気になってたら、背中を捻挫して首と左手が動かない(注:背中の筋肉も捻挫する。特別なことをしなくてもいきなりなる事があるらしい。治療法は安静にして冷やすしかない)。寝ても仰向けにしかなれず、横向きで寝られない。とにかく痛い。


 人間万事塞翁が馬ですなあ(←ちょっと違う)。

(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6610/10000)
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2012/10/9(1170493hit) ごる日々アーカイブス「ワンポイント」


 怪我とは伝染してしまうもののようで。私が昨日背中を捻挫したと書いたら、今度はN谷プチ師匠(一緒のラウンドで「70台を出す」と宣言して出したので「プチ師匠」なのだ)が足首を痛めてしまい、しばらく戦線離脱。

 ちなみに私の方は「思い切り患部冷やす作戦」+「ロキソニン貪り食う作戦」+「とにかく安静作戦」で何とか痛みが半分ぐらいまで落ち着いた。一昨日は寝返りも打てなかったもんね。明後日までには何とかクラブが振れるまでに持っていきたいものである。

 さて今日は手抜きのアーカイブス。2〜3年前、調子が良かった(悪くて80台半ば、数回に1回は70台出してた)頃の注意点をまとめている日記があったのでそれを今の自分にプレゼント・・・っていい風に書いても所詮手抜きですが。ではどうぞ。ちなみに2010年6月9日の日記。



 今日はいつの間にか忘れ去っていたワンポイントを列記し、自分の脳みその棚卸をしたいと思うっていうかさせてください。順不同で。


 フェアウェイバンカーからは、右足ベタ足のままフィニッシュ

 アドレスでは肩の向き(スクウェア)と左肩が上がらないように注意


 バックスイング開始と、ダウンスイング開始の瞬間にリキまないよう気をつける。そのためにはその瞬間ボールを凝視する。


 ダウンスイングで肩が突っ込むと左へ引っ掛ける。ハーフショットやクラブを短く持ったときほど、背中を向けたままクラブを振るイメージで


 インサイドから低い球を打つイメージで逆に高い球が打てる


 スイングはリズム!リズム!リズム!!


 ショートアイアンは丹田に力を入れ、フォローで前傾姿勢キープ


 右手は中指と薬指の付け根でグリップを挟みこむよう握るとしっくりくる




 特に重要と思われるところには下線を引いておいた。よく覚えとくように>今の俺


(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6610/10000)
(素振り:560/10000)

2012/10/10(1170788hit) プロフェッショナル


 遼が日本オープンのために一流のキャディを雇った。やっと。



 サイモン・メモでお馴染みのサイモン・クラーク氏。日本のツアーではおなじみのプロキャディである。実績があり、自分が纏めたコースのメモがプロに売られるぐらい日本のコースに精通している彼は、一流いや超一流のキャディといっていいだろう。

 すると当然、今までずっと遼のキャディをしていた加藤大幸氏は一流じゃなかったのか?という話になるが、私には彼がキャディとして一流か二流かはわからない。遼の優勝に彼がキャディとしてどれぐらい貢献してきたのかを客観的に評価できないし、またプロキャディとしての腕前と「いつもの人がそばにいる」という安心感は別物だからだ。


 しかし、加藤氏は実はプロキャディではない。プロ(専属)キャディの定義を「プロゴルファーのキャディ『だけ』で生計を立てていてどこの会社にも属さないキャディ」とするならば、だが。そう、加藤氏は実はツアーADなどのシャフトでおなじみ、グラファイトデザインの会社の人間なのである。

 シャフト会社の人間が何年にも渡って1人のプロゴルファーのキャディをする、というのはこの業界ではフツーのことなのか、それとも珍しいことなのか分からない。でも、なんか変だな?って感じはする。


 私が思うのは、「別の会社に勤めてるのに帯同キャディって何それ?」という素朴な疑問と、そんな出稼ぎ的キャディを使っているようなトッププロは世界に一人もいないという事、そして日本ツアーという、ぬるめのフィールドで戦うプロが一流のプロキャディを付けてもなかなか勝てないのに、アメリカツアーに素人に毛が生えたようなキャディ(あ、書いちゃった)と一緒に行って勝てるわけがない・・・・んじゃないかな、という所である。

 そういえば、未だにコーチだけでなくマネジメントまでしてる父親も信用金庫に籍を置いたままらしいし、なんで全部シロウトが自分でやっちゃおうとするのかなあ。クラブも未だにヨネックスだし。悪いメーカーじゃないんだろうと思うけど、世界的に見たら地クラブじゃん。アメリカでどれだけサポートできるのかなあ。アメリカにツアーバン持っていくのかなあ。どれだけ研究開発にお金と時間と人を掛けられるのかなあ。もうジュニア時代の恩は十分返したと思うけどなあ。

 訳わかんないなあ。不思議だなあ。


(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6610/10000)
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2012/10/12(1171293hit) きさいち3バッグ


 背部痛でほとんど練習できないまま1週間が過ぎたわけだが、多少の不安を抱えつつもこんなにいい気候のゴルフ日和は年にそう何度もないわけで。でも、実際スイングしてみるとほとんど問題なかった(笑)。あでも、それは逆に問題かもね。

 この日は私・◯・K嶋さんの3バッグ(K嶋さん、ラウンド後のお茶ごちそうさまでした)。N谷プチ師匠は残念ながらお休み。プチ師匠、ほんとに残念。焦らずじっくり治してね。待ってるからね、と心にもあるメッセージを送っておく。

 さて、この日は最初の数ホールが背中を気にしつつのスイングだったせいか「どチーピン」が出てどうなることかと思ったけれど、4ホール目からやっと調子が出てきて前半は8オーバー。最初の3ホールで6オーバーだったことを考えるとよく持ち直した。



 後半もそこそこいい調子だったんだけど、上がり2ホールの2連続3パットがもうスカタンすぎる。2つともファーストパットを1m弱ショートして、次がカップに蹴られるという同じパターン。

 後半になると長いパットがショートする現象は「あ、そろそろ集中力も切れてくるし、芝も微妙に伸びてきてグリーンが重くなってきたし、普通に打ったら大ショートするんだけど、それを気にしすぎて逆にパンチが入って大オーバーするんじゃないかな、という事を警戒しすぎて結局インパクトが緩む症候群」といわれ、アメリカのプロの間でも問題になったことがある(←ウソ)。

 怖がらず、自分が決めた距離感でしっかり打つべきだろう。それに、1m弱のショートパットについてはまた1つ学習した。それはまた明日。


 あと、珍しく寄せワンが5個もあったんだけど、アプローチはやっぱり練習し過ぎない(考え過ぎない)ほうがいいのかもね。チャックリも3個あったけど、これはもう税金と思って諦めよう

 ちなみに5個のうち2個は花道から9アイアンでランニング。やっぱり花道エッジ付近から距離のあるピンへは9アイアンで転がすのが一番簡単だし寄るよね。残り3個は54度だったけど、この時期は芝も元気でライもすごく簡単だったからプレッシャーが少ないしね。


 バックティの松竹は6695yだから、85でもまあまずまずかな。っていうか、「練習しない、背中痛い」でそこそこいい調子だったという事は、私の普段の取り組みつまり「日頃の行いが悪い」ってことになるのかな。アプローチ考えすぎ症候群(M岡くん命名)も含めて、ちょっと技術一辺倒の取り組みから脱却したほうがいいのかも。


(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6610/10000)
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2012/10/13(1171555hit) ショートパットの入れ方


 いきなり大上段からの題名だが、これは自分自身を納得させるためのものなのでご了解頂きたく。

 昨日も書いたけど、1m弱つまり「まあ入って当たり前と言えなくもないし、外れたらちょっとがっかりする」という距離のパット(以降ショートパットと記す)について、新しい知見(私にとって。実は全然新しくない)を得たのでここに書き記しておく(あのあくまで自分の健忘録なので偉そうに聞こえたらごめんなさい、と何度も予防線を張るのは内容が陳腐だからである)。

 1m弱を入れる秘訣は本来なら1つしかなくて、それは「とにかく練習する」という事なんだけど、それを言ったらおしまいっていうか話が面白くなくなるので、それ以外のことで考えてみた。

 長いパットや寄せるパットはともかく、ショートパットでは「緩まないようしっかり打つ」ということがある。これは短いパットを流しこむように、あるいは距離を合わせるように打つと、ホール周囲で微妙な芝目や凸凹に負けて急に曲がったり止まったりする事があるため、そうならないよう強めに打ちましょうということである。もちろん大きくブレイクするラインや極端に速いグリーンは別だけどね。

 で、一度ショートパットをしっかり打つと決めたらそれを一貫して守らないといけないよね。ちょっと速いグリーンだからとか、若干くだりだからといってそのつど例外を作っていると、結局いつまでもしっかり打つ癖がつかないような気もする。

 さて、ここからが本題。そうやってしっかり打つ時、ラインは読むだろうか?「読むに決まってるじゃん馬鹿なの?」はいそうですね。では、ショートパットでカップを外さないといけないぐらい極端に曲がるラインを除き、「カップ内側いっぱい」や「センターからカップ1/4右」などの場合、あるいは何となく右に曲がりそうだから保険をかけて右内側狙いなどのカップを外さないで狙う場合果たして本当にそこを狙ってもいいのだろうか?

 何が言いたいかというと、私のようなスカタンなパットしかできないシロウトは、普通に打って左右にずれる誤差を考えた時、「軽く曲がる」というのを無視して「センターをまっすぐしっかり狙う」ほうがカップインの確率が高いんじゃないかなと思うのだ。

 もう少しわかりやすく書く。今、80cm先のカップを狙っているとする。カップセンターを狙った場合と、カップの内いっぱい、つまり54mm外を狙った時、パターのフェース角は何度(θ)違うか。

 tanθ=54/800



 正解:θ≒3.86(度)

 4度弱とはどんな角度か。時計の5分は360÷12=30度。1分で6度。つまり、秒針の1目盛りよりも少ない角度なのである(下写真)。



 これを、何の目盛りも基準線もないグリーン上で合わせられるか?私は自信を持って「できない!」と言い切れる。つまりそれだからこそ、(微妙な角度は無視して)センターにまっすぐ打ったほうが正確に転がるんじゃね?という意見なのだ。


 センターにまっすぐ打つメリットはそれだけではない。実は、カップ半個以下という微妙な狙いをした時の弊害がもう一つあるのだ。

 思い出して頂きたいのだが、微妙に切れるラインでカップのギリギリ、例えば左カップいっぱいを狙って外した時、カップの外をそのまま抜けてしまう(左へ外す)場合と、読みが浅くてアマラインに外す場合のどちらが多いだろうか?


 長いパットなら圧倒的にアマラインだが、ショートパットの場合は読みすぎてそのまま左を抜けてしまうケースが多くないだろうか?(少なくとも私はそうだ) そう、「カップ外したらあかんのに外して打っちゃった!」ってやつである。

 これはどういうことかというと、練習もろくにしないシロウトは左カップいっぱいなんて微妙な調整をして打つことなんてできず、左カップつまり4度ぐらいと思って打ったら10度ぐらい左へ打っちゃうのが普通なんじゃないかと。


 だから、ショートパットはまっすぐ強めがいいんじゃないかと。そう思うわけであります。

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2012/10/15(1171898hit)  日本オープン帰趨


 土曜日、訳あって数ヶ月ゴルフと遠ざかっておられたT原さんと久しぶりのラウンド。T原さんは最初こそうまく当たらなかったものの、次第に勘を取り戻して良い当たりを連発されていた。Tさん、またぜひよろしくお願いしまーす!

 ちなみに私はパー3の1ホールを除きすべてボギーとだいぶスカタン。この日は重めのBグリーンだったのでロッサマラネロを使用したのだが、2ボールパターを何ラウンドか使ったあとにマラネロを持つと軽すぎて短いパットが不安になるんだよね。鉛を張ってもう少し重くしてみよう。

 結局3パット3つもしちゃって、アプローチもチャックリが3つぐらいあって、まあ変わりなし。あと、ドライバーが暴れまわってベアグラウンドとか傾斜地などから何回か打ったんだけど、これがもうことごとく大ダフリか大トップ。

 悪いライになるととたんにまともに打てなくなるのは、基本ができてない(スイング軸がブレる・手打ちになってる・球を上げようとしてる、ヘッドアップしてる)からなのか、はたまた何か他に致命的な欠陥があるのか。こういうのこそ、ラウンドレッスンを受けないとわからないよね。一度きさいちのラウンドレッスン(原田三夫プロ)受けてみようかな。



 さて本題。初めて沖縄で開催された日本オープン。AONの組(ラウンド後のインタビューが三者三様でホントに面白かった。日本ゴルフ界の宝だしね)があったり、4日間ずっと中継があったり(やるじゃんN●K)となかなか見応えがあった。

 しかし今回ぐらい見ていて重苦しく疲れる中継はなかった。風・ティフトン・硬いグリーンの三重苦に苦しめられてスコアが伸びないということの他に、ボギーが山ほど出るという事もあるし、そして一流プロがみんなミスする絵ばかり見させられるというのもある。

 ボールが信じられないぐらい空中で曲がったり、打つ球打つ球が全部ラフに吸い込まれたり、ラフにボールが完全に埋まって消えたり、アプローチがグリーンに反対側まで転がったり、フェアウェイパットが反対にブレイクしたり、1mをポロポロ外したり(優作お前のことだ)ともうアマチュアの試合を見ているよう。

 しかし、疲れを感じた一番大きな原因は、中継でずっと風の音が聞こえていたことだと思う。もちろん局で処理して小さくはなっているものの、絶え間なくそして強く吹き付ける風の音は、自分がその場にいたらさぞや肉体的にも精神的にもエネルギーを吸い取られるであろうという想像をいとも容易くさせるものであった。実際、強風の中でのラウンドはある意味雨より疲れるもんね。


 そんな中、優勝したのは久保谷。最終日のバックナインをアンダーでラウンドしたのは上位陣で唯一?ラッキーなチップインもあったけど、やっぱりゴルフの本質は「バーディを獲る」ことじゃなく「ボギーを叩かない」ことなのかなと。あるいは「大叩きをしない」ことかな(久保谷は4日間を通してダボなし)。

 フィリピン出身、アジアツアー賞金王のバグンサンは風の中の安定感が抜群だったよね。で16番のバーディでもう楽勝ムードさえ漂ってたのに、17番で池ぽちゃダボ、ここで久保谷に並び、18番はアプローチを1mに寄せるもこれが入らず。ゴルフの女神は最後の瞬間まで我慢を強いるらしい。


 それにしても・・・・優作・・・・・最終ホールトリプルボギーはないやろ・・・・


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2012/10/16(1172181hit)  ゴルフの「究極の目的」


 ゴルフの目的とはなんだろうと考えた。といっても「己に打ち勝つ」「ゴルフと出会った我が人生の幸せを噛みしめる」「コースにおいて神と対話する」などという高尚なものではなく、もっとシンプルな意味での目的。


 はい、「少ないスコアで上がる」事ですよね。それをほとんどすべてのゴルファーが目標(目的)にしているのはまず間違いない。「健康のため」「ボケ防止に」「スコアに執着するなんて邪道だ」なんて言う人もたまにいるけど、じゃあそういう人はスコアを付けずに回るかっていうとそんなコト無いんだよね。

 逆にそういう人に限ってバーディが出たら大喜びしたり、大叩きしたら機嫌が悪くなったりするわけで(笑)。スコアにまったく無頓着なら、バーディが出て「ああ、このホールは3回しかストロークできなかった」と嘆かないといけないじゃん。健康のためなら、5アイアンとウェッジとパターの3本で回る方が楽しいしたくさん歩いたり打てたりするじゃん。でもそんなヤツはまず居ない。


 というわけで「少ないスコアで上がる」為にゴルファーは皆膨大な時間とお金と努力を掛けるのであるが、実はゴルフの難しくかつ面白いのは、実際にラウンドしている時はその目的(スコア)のことをすっかり忘れておかないといけない、という点である。

 どういう意味かというと、1ホール毎に「今◯オーバーだ」なんて勘定しながらラウンドしてもちっとも面白くないし集中できないという事の他に、「スコアを気にしながらスイングしてもろくな事にならない」という事が挙げられる。

 例えば、フェアウェイからグリーンを狙う時、普通「ベタピンにつけてバーディだ」と考えながらスイングする人はいない。いや、いるだろうけどそういう人はまずミスする。目的を考えてるだけなのに。なぜか。


 スイングの目的とゴルフの目的が違うからなんですねー。


 つまり「良いスイング」は結果的に「良いスコア」に結びつくけれど、「良いスコア」を考えながらスイングしても「良い結果」には結びつかない。

 この、ある意味矛盾したところがゴルフの面白さであり、ゲームとしての奥深さなのである。え、何を言ってるのか全然わからない?わかりました。じゃあもっとはっきり書きます。


 ショットする時は「良い(気持ちいい)スイングをする」ということのみが重要なのであって、結果にはまったくこだわる必要がない


 良いスイングとは素振りのようなスイング。力の抜けたスムースなスイング。フィニッシュまでよどみなく振り切り、フィニッシュでピタリと止まるスイング。そう、球を打つ時は球がどこへ行くとかどんな球が出るとかは単なる結果であり、我々はただ単に良いスイングをすればいいだけなのだ。

 つまりチョロやOBやミスショットは「たまたま良いスイングができなかった」だけの話で、ゴルファーはただ単にスイングの事だけ考えてればいいのである。結果やスコアなんてどうでもいいのである。いや、どうでもいいんじゃなくて後からついて来るものなのだ。


 というわけで、ゴルフの究極の目的は「良いスイングをすること」でいいでしょうか?え、そんな事300年前から知ってる?知らないのはお前だけ?っていうか、ここまで書いて気づいた。これって



 スーパーフルーイドスイングじゃん。



「しあわせの青い鳥は、ぼくたちのすぐちかくにいたんだね」
チルチルとミチルは おたがいに かおをあわせて にっこりとほほえみました。








(本日の日記は、倉本昌弘プロの「本番に強くなるゴルフ」とメーテルリンクの童話「青い鳥」を参考にさせて戴きました。倉本プロの本についてはまた書きます)



(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6610/10000)
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2012/10/17(1172463hit)  本番に強くなるゴルフ


 というわけでこの本である。ただ、最初に言い訳しておくが実はまだ最後まで読んでいない。しかしそれでも、悩めるアマチュアゴルファー全員が読むべき本であると私はここに強く推奨するものである。



 練習場でできる事がコースでなぜできないか。肝心なときにミスするのはなぜか。会心のティショットのあと、2打目のアイアンでとんでもないミスが出るのはなぜか。なぜミスは連鎖するのか。なぜあいつが見ているとミスするのか。なぜラウンド終盤になるとミスが頻発するのか。なぜ競技になると実力を発揮できないのか。なぜ、なぜ、なぜ・・・・

 去年の総務省の調べによると、ゴルファー一人あたり平均で31.9個のなぜを持っているという統計結果が出ている(もちろん嘘だけど)。まあつまりそれぐらいゴルフは不可思議で疑問だらけなのであるが、その多くの答えがこの本には載っている、と書けばamazonの回し者になるだろうか。いや私はそう思われてもいいからとにかく読んで頂きたい(でも、プチ師匠はじめ私の周りの人達には読んでほしくない。なぜならニギリで負けてしまうからである)。


 では、そこまで惚れ込んだ中身とはどういうものなのか(まだ最初の1〜2章しか読んでいないのに)。ここでは、1つだけ私が超感嘆したチョー簡単な考え方を1つだけご紹介しよう。

 よく「フィニッシュまできちんと振りぬけ」「フィニッシュを作れ」と言われる。それの本当の意味をご存知だろうか。私は今までずっと「フィニッシュを意識するとスイングスピードが上がったりスイングプレーンが安定するから」と思っていた。つまり技術的な側面だ。

 でも実は違う、と倉本プロは言う。ダフろうがOBを打とうが逆球が出ようがとにかくフィニッシュまできちんと振り、フィニッシュで静止するという事をコースで何が起ころうと実行する。するとどうなるか。

 昨日の話とつながってくるのだが、球を打つのが目的ではなくきちんと静止したフィニッシュを取ることがスイングの目的になってくる。そうすると、飛ばそうとか寄せようとかきちんと打とうなどの雑念がなくなり、気持よく振りぬくことだけを考えられるようになり、スイングそのものが良くなり、いわゆる「スイングの途中にたまたまボールがある」という理想の境地でスイングできるようになってくるのだ。


 これ、単純だけどとんでもなく素晴らしい考え方で、私のように雑念がクラブ持って歩いてるような人間にはもうぴったり・・・・え?そんな事紀元前から知ってる?知らないのはお前だけ?



 またですか・・・・orz



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2012/10/19(1173001hit)  雨のゴルフ


 昨日は久しぶりに大学の先輩であり東広野やゴールデンバレーや神戸GCに誘ってくださった、いわばゴルフでも「センパイ(無条件に付いていきます!!的な)」O谷さんと、弟の友達であるO沼くんと男3人で。◯はちょっと体調不良でお休み。男同士でしかできない話を色々としながらのラウンドは、大変有意義であった。

 ところが前日の予報では曇だったのに朝から雨が本降り。今年のラウンドは今回で44回目だが、そのうち雨に降られたのは4回目。パラパラ程度の小雨を入れても6回目なので珍しいんだよね。まあ、誰のせいかはセンパイの名誉のため書きません。

 というわけで何ヶ月ぶりかの河童着てラウンドであった。実は私は雨がそれほど嫌いではない。条件が悪くなればなるほど燃えるタイプだ、と自分では思っていたし今も思っている。しかしこの日は、体はまったく言うことを聞かず、雨の6700yというセッティングに加え、練習へ行かなかったことも相まってチョー大叩きラウンドとなってしまったのであった。



 スタートホールは「満チー」「ダフリ」「トップ」「チャックリ」「2パット」でダボ。

 2番パー3では「どダフリOB」「当り損ない」「バンカーショットだけは◯」「3パット」でクァドループルボギー。

 3番以降ちょっと落ち着いてきた(4番は3打目9アイアンが80cmに7番は165y6アイアンが70cmにそれぞれ付いたんだけど前後のホールを考えると全然威張れない)ものの・・・。

 8番パー5では3打目の何の変哲もない7アイアンで打った球が、なんかフェースの変なところに当たってバンカーイン。バンカーからホームランしてボギーオンも出来ず。

 9番ティショットがまたしてもチーピン、2打目は175yきつい打ち上げピン奥ライ悪しで3アイアンを持って(アホなの?打てるわけないじゃん。っていうか7W 入れといたら良かった)「大ダフリ」次も「大ダフリ(7アイアン)」アプローチも「イマイチ寄らず」そしてお約束の「3パット」でトリプルボギー。


 一体いつになったらお前は落ち着くのだ?


 バックナインは雨も小降りになり多少はマシになったけど、やっぱり練習しないとダメですな。45歳を超えると覚えるより忘れるほうがはるかに速いし多いので、週1回で現状維持できなくなってくる。最低週2回、可能であれば2日に1回だね。


 そうそう、一昨日と3日前書いた「フィニッシュまで気持よく振りぬく」ことだけを考えた結果、球は


気持よくつかまり過ぎて左OB杭の先へ飛んで行きましたとさ。


 ほんのちょっとだけ考えながら打とうっと。

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2012/10/20(1173279hit)  韓国の試合?


 秋真っ盛りである。即ち1年のうちで最も快適なゴルフシーズンである。各倶楽部でもクラブチャンピオンはじめ各種競技が真っ盛りである。

 そんなハイシーズンに、プロの試合の方はどうなってるのかな・・・と見てみたら、ありました。女子がマスターズGCレディース。久しぶりに横峯さくらが単独トップに立ってるし、大好きな森田理香子(1)と木戸愛(2)ポーラ・クリーマ(3)と有村智恵(4)と原江里菜(5)と斉藤愛璃(6)が上位にいるので超楽しみだ(注:私は彼女たちのゴルフスタイルやプレーが好きなのであって、決して下心で応援しているわけではありません。「ああhiroってスケベ野郎だな」などと考えた人こそ心が濁っています)。

 ちなみに写真はウェブより。みんな可愛いなあ。

1,森田理香子


2,木戸愛


3,ポーラ・クリーマ


4,有村智恵


5,原江里菜


6,斉藤愛璃


 しかしこうして並べてみるとみんないい眼力ですなあ。男前だし。

 一方の男子はブリヂストンオープン。おお、大きな試合じゃん。袖ヶ浦CCか。何々?藤田とすし石垣と優作が首位タイ?おお、こっちも面白そうじゃん。

 さて、あの大スターは今回予選通ったのかな?あれ?名前がないな。こんなに大きな試合なのに出てないのかな?おかしいな?ん?

 韓国オープン??????


 なぜに韓国オープン?毎年行ってるわけでもないのに?人の家(領土)に土足で上がり込んで(実効支配)国を挙げて日本を敵対視してるだけでなく、全国民に大ウソを教育してるあの国のトーナメントにわざわざ出場?

 大スター(と取り巻き)の考えること、私ら庶民には全然わかりまへんわ。


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2012/10/22(1173589hit)  ヒトモドキ


 人として、あるいは生き物として、絶対に超えてはいけない一線というのがあると思う。それは「人の道」とか「常識」とか「道徳」などと呼ばれるもので、人種や国を超えて存在する。

 例えば「強者が弱者を虐める」「人の気持ちを弄ぶ」「他人に平気で迷惑をかける」「酒を飲んで運転する」「出自を取り上げて人を貶める」「差別をする」などという事例は法律や条例以前の問題であり、これが守れない人間は単に人の形をしたヒトモドキであり、クズでゴミでボケでくされ脳であろう。

 保険金のために何人もの人を殺めた尼崎の事件や光市の母子殺害事件など、世にも恐ろしいヒトモドキはたくさんいるが、そのヒトモドキが多数集まり、集団で生息している場所がこの日本に二箇所存在する。それは、霞が関と永田町いう場所だ。

 このヒトモドキども、あろうことか、

東北のための復興予算を自分たちの利益のために使っていた

のだ。人の不幸すら自分たちの飯の種にして自分たちだけ得をしようというその精神。まさにヒトモドキの中のヒトモドキである。

 今までも何に実態も仕事もない外郭団体を山のように作って税金泥棒してきたこいつらだが、まだお国のため、国民のために働いているのならと我々は目をつぶってきたのだ。それなのに、消えた年金問題の時も調査のためと称して架空請求やソフト作りで裏金を作ったり、今度は未曾有の大災害で何千人もの人が亡くなり、官僚と政治家を除く国民全体が一体となって支援している矢先にこれだ。まさにヒトモドキ。妖怪て切り捨てるには妖怪に失礼なぐらいだ。

 こういうヒトモドキは駆除せねばならぬ。選挙という駆除剤を使い、自分の得のことだけを考えて国民を「金のなる木」だと考えているヒトモドキどもを片っ端からやっつけなければいけない。それを許してしまうと、自分もヒトモドキになってしまう。少なくとも俺は絶対に忘れない。官僚そして民主党というクズの集まりがどれだけ嘘をつき国民を騙したかを。



 ああ、今日は谷口のイーグルの事とか土日の薄暮のことを書こうと思ってたのに。ヒトモドキのせいで本当に不愉快だ。ぷんぷん。


(本日の日記内における「ヒトモドキ」の意味は、「人の姿をしてるけど中身は人ではない妖怪」という意味であり、最近ネットでよく使われている「某国の人」を表すほうの意味ではない事をお断りしておく)

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2012/10/23(1174888hit)  薄暮二連発(←バカ)


 男子のブリヂストンオープン、静かに熱い男、谷口が飛び上がって喜んだ。



 最終ホールでの逆転イーグル。青木功プロのハワイアンオープン優勝を彷彿とさせる見事なウェッジショット。今年一番のエキサイトな結果だった。

 ちなみにこの直前まで首位だった藤田もこの谷口もヤマハのクラブ使ってるんだよね。上井はダンロップ(スリクソン)だし。ブリヂストン勢はといえば4位の小田龍一と6位の優作(ツアーステージ)。優勝争いはしてたけど、やっぱりヤマハ(インプレス)の1・2フィニッシュはスポンサーとしては悔しいだろうなあ。



 とまあそんな遠い世界の事はさておき、最近土曜日にホームコースで薄暮プレーをしている編者ではある。土曜日だと週日会員の私は3000円でハーフラウンドできるのでお得なのだ(日曜は倍以上する)。で、日曜日は休養しようと思ってたんだけど、あまりに気候が良かったので担ぎで河川敷へ行ってきた。ホント馬鹿ですな。

 土曜日はまたしても畏れ多くもここの読者であらせられるところのN井さんと一緒の組に。私がラウンド中の待ち時間にティグラウンドの隅(正確にはティグラウンドのすぐ脇のラフ)でアプローチの練習をしていると、ニヤリと笑って私の気持ちを察してくださるのN井さんなのであった。

 そのN井さんが、簡単なアプローチのイメージを教えて下さった。N井さんご本人も、一緒にラウンドした上級者の方に教わったそうだが、

「ダウンスイングでボールの右際にクラブヘッドをストンと落とすだけ」

 という考え方。フォローをとらないで、ただ単に落として終わり。こういう方法もきっとありなんだろうな、と思わせてくれるやり方である。ボールがラフにあったり、浮いているような感じの時はよさそうだ。こういうのってでもほんとにイメージの世界で、それがぴったりハマれば見違えるようにうまく打てるようになったりするんだよね。


 で、アプローチは良かったり悪かったりで結局、

 ■△+3 -△- -△■(PT20)

 と極端な結果になった。ダボは2打目のミス+アプローチミス。特にバンカーからのアイアンショットと左足上がりがダメダメ。思い切りダフってるので、たぶん右肩が下がってるんだろう。3番ホールの+3は4パット。皆まで言わさないでおくれ。

 1つだけ言い訳させてもらうと、最後は真っ暗な中照明付きのラウンドだったのでもう何が何だか。でも男4人で真っ暗になるまで遊んでると、妙な連帯感が出てくるね(笑)。


 一夜明けて日曜日は担ぎしかも2625y、よって5W・5・7・8・9・51・56・PTの8本で。結果は、

 △-- △-△ △△-(PT18)

 高槻GCのフェアウェイは芝がフカフカで、アイアンもアプローチも超打ちやすい。芝だけ考えれば山のコースよりはるかに上質である。だからアイアンとアプローチが気楽に打てる、よってミスが出にくいんだよね。

 もちろんパー4が300y前後、つまりティショットで5Wを持っても次はコントロールショットだからミスが2回続いてもダボにならないんだけどね。


 あと、とにかく100y以内は右肩を下げないのと頭をきちんと残すことが最重要だなって思ったって今さらそのレベルですかお前って野郎は。


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2012/10/24(1174161hit) ゴルフ侍、見参!


 日曜日のお昼、BSジャパンで始まったゴルフの新番組がとても面白い。

 「ゴルフ侍、見参!」というちょっと大上段からのネーミングがなされたその番組は、ひとことで言えばトップシニアプロとトップ(シニア)アマが9ホールのマッチプレーを戦う、というものである。

 と言っても、そのままだと間違いなくシニアのプロが勝つわけで、そのハンデキャップとして、戦いの場所をそのアマチュアのホームコースに設定している。そして、プロは基本的に初見でそのコースをラウンド。

 「モグラの穴まで知り尽くしているそのコースの主」VS「トップシニアアマ」という構図は、闘う前から名勝負を予感させるではないか。もちろん、プロの優位に揺るぎはない。しかしプロには「勝って当たり前」というプレッシャーがのしかかり、アマチュアには「テレビカメラが毎ショット狙っている」という違和感が存在するわけで、どちらにとっても特殊な状況といえる。


 先週の日曜日に3回目の放送があった(ちなみに過去2回は海老原プロと渡辺司プロが出演し、海老原プロは勝利、渡辺プロは引き分けという結果であった)。今回は香川県出身の三好隆プロが、同じく香川のこんぴらレイクサイドゴルフ倶楽部という、だいぶトリッキーなコースでHDCP2のアマチュアプレイヤーと対戦。

 試合は重いグリーンにプロが苦戦するも、途中までまったくの五分。アマチュアの人もさすがにHDCP2だけあって、まったくミスらしいミスをせず、フェアウェイに打ち、グリーンセンターに打ち、2パットでパーを重ねていく。5番ホールまでイーブン。

 試合が動いたのは6番ホールパー5。珍しくアマがティショットをミスし、左法面へ。一方のプロはしっかりフェアウェイをキープ。アマは2打目を木に当てながらもフェアウェイへ運び、3打目をウッドでグリーンへ。長い距離が残るもパーオンだ。

 一方の三好プロ、ボールのライが良いことを確認すると2打目もドライバーを選択。これが目の覚めるようなファインショットで、グリーン手前バンカーへ。乾坤一擲とはこの事か。

 じつは三好プロ、マッチが始まってすぐのトークで「私はマッチプレーだからといって特別なことはしません。ストロークプレーと同じ気持ちでプレーします」と言ってはいたのだが、これは建前の発言だと思う。膠着状態にある試合をここで動かしたかったのだろう。というか、相手がティショットをミスしたこのホールがチャンスだと勝負師の勘で思ったに違いない。

 そこで直ドラ。プロは「うまくいってくれた」などと謙遜していたが、よほど自信がなければ短期決戦のマッチプレーで、しかもイーブンで来ているこの状況で直ドラなどは選択しないだろう。その自信を隠し、涼しい顔をしてやってのける。相手はちょっとビビったに違いない。

 結局、このホールプロはバーディ、アマはパーで1アップ。次のホールもアマチュアにティショットのミスが出て2アップ。アップドーミーの8番では木越えの2打目をアマチュアがトップして万事休す。HDCP2の人でも勝負のかかった木越えのショットになると球を上げようとしてしまうのだ。恐るべしゴルフ。だから私がバンカー越えや谷越えでミスをしても当たり前なのだ。

 やはりプロとアマでは「ここ一番のショットの精度」が違うんだよね。アマチュアでも平常心で球が打てている間はプロと同じような球が出るんだけど、いざという時にどれだけ良いショットが打てるか。

 結局、勝負どころでいつも以上の結果が出せるのがプロ、そうでないのがアマチュアなのか。「強い」と「上手い」の差というかね。


 そういえば、4番177yパー3で象徴的なショットがあった。左が浅い(OBが近い)レイアウトで、ピンがその左側に切られている。アマチュアはグリーンセンターを狙ったが、プロは左のショートサイドを狙ってティショット。

 結局プロはグリーンを外して寄せワンのパー、アマチュアは2パットのパーで引き分けたのだが、グリーンを狙うアマとピンを狙うプロという差が如実に現れたホールだった。



 最後に、私が一番「プロの凄み」を感じたのは、スタートホールでの出来事。挨拶もそこそこに、プロは「今回はすごい飛ばし屋と聞いてますねん。(飛距離で)負けたらイヤやなあ」とアマチュアに話しかけ、1打目のティショットを打って2打目地点に着いた時も「スゴく飛んでますなあ。これ、50yぐらい置いていかれてるんちゃいまっか?(実際には30yぐらい)」と驚いていた。

 しかし、アマチュアはこういう事を言われるとどうなるかというと、「よし、この調子でプロをオーバードライブし続けてやろう」「スプーンでプロのドライバーより飛ばそう」「ここまで言われて飛距離でプロに負けたら嫌だな」などとという気持ちが無意識に刷り込まれてしまうのである。

 そう、これこそがプロの口による攻撃。無意識に働きかける高等テクニック。マッチプレーにおける戦術ではなかったのかな、と思うんだよね。だから、後半にアマチュアのティショットが乱れてきたのかなと私はそう思ったんだけど。まあ所詮はヘタクソの勘ぐりですが。

 でも、こういう精神的な戦いも十分に楽しめるこの番組、28日(昼12時)にもありますのでぜひご覧ください。ホントに面白いから。



 しかし負けたアマチュアの方は本当に立派だった。ローハンデキャッパーには珍しく(?)素晴らしいゴルファーだった。どう素晴らしかったかはまた週末にでも。


(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6610/10000)
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2012/10/26(1174673hit) いい感じ


 昨日は訳あって一人ホームコースへ。朝7時14分という早めのスタート。



 空はこんな感じで、わずかに朝焼けの名残が。コースで迎える日の出はいいものだ。ちなみにフェアウェイの方に露出を合わせるとこんな感じ。



 すっかり朝だね。

 さて、今日の4バッグはC山さんというHDCP20前後の人と、きさいちを代表する選手であり各種委員も務められたO嶋さんご夫妻。O嶋さんは全盛期HDCP2を誇り、日本と名がつく試合にも何度も出場されているスーパー上級者である。しかし偉ぶるところが全くなく、気さくに色々と教えてくださるという、まさにアマチュアゴルファーの憧れのような人なのである。

 そんなO嶋さんを前に緊張しながらラウンドする私であったが、結果は。



 前半は5ホールでパーオンを逃し、その5ホールすべてでアプローチが寄らずパットも入らず。2m〜5mぐらいのパーパットが5回ぐらいあったんだけど、ひとつも入らなかった。1発ぐらい入ってくれても。っていうか、3日後にクラブチャンピオン決勝を控えていつもになくいい仕上がりのグリーンに対応できなかったと言い訳いっぱつ。

 ところが一転、後半は1パット祭りとなった。2m〜5mぐらいが4つ入ってくれたし、何より良い感じのアプローチがいくつかあった。これには理由があるのだが、それはまた明日。

 最終ホールで何の変哲もない左足上がりの8アイアンを思い切りダフリ、結局ボーとなって久しぶりの30台は露と消えたのが心残りだが、アプローチに光明が見えたのでよしとしよう。

 で、ホールアウトした時間は2時。もうハーフ行きたかったけどさすがにハイシーズン、1時間以上待ってさらに日没了解となるということだったので、一旦家へ帰り、ちょこっとした用事を済ませてからミニコースが併設された練習場へ。下の写真だけで判ったらあなたはショートコースの達人ですな。





 ここで「いい感じのアプローチ」を忘れないよう復習して、5時ぐらいにやっと家へ帰って昼寝したら風邪を引いた編者であった。

(ドリルB:1690/10000)
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2012/10/27(1174923hit) いい感じのアプローチ


 さて、いい感じのアプローチとは何か。

 1つは、先日の薄暮でN井さんに教えてもらった「クラブヘッドを落とすだけアプローチ」だ。これはライが良い時やラフに軽く沈んでいる時、そしてピンまでの距離がない時(エッジから5yなど)に、抜群の効果を発揮する。

 なぜならこのアプローチはショットするのでも打つのでもなく、ただ単にヘッドを落とすだけだからプレッシャーもかからずチョー簡単なのだ。つまりスイングがどうと体重移動がこうとか体の回転があれだとかまったく考えなくていい。機械的にあげて下ろすだけ。だから(精神的な)ミスが少ない。あと、実際にやってみるとわかるが、意外と距離感も出しやすい。ちょっと練習すればコツを掴めそうだ。


 それからもう一つは、(一緒にラウンドしたスーパー上級者の)O嶋さんのアプローチを見て判ったこと。以前も書いたが、O嶋さんは一時期、1日何百球のアプローチを練習場で数年間続けた事があるそうで、そのアプローチは「寄って当たり前、入りそうなのがデフォルトいやむしろ入らないほうがハードラック」というレベルであった。

 そんなO嶋さんのアプローチは、「とにかくスムースで流れるようで柔らかくヘッドが動きそれでいてインパクトではしっかり加速しそしてフォローが腰の高さまできちんと出る」というものであり、やはり特筆すべきは

 芸術的な柔らかさとリズム感とヘッドの加速

 なのだ。スイングの最初から最後まで、オーケストラの指揮者がタクトを振るが如く、あるいはバレリーナが優雅にワルツを踊るが如く、そしてミケルソンがロブショットを打つが如く美しい。


 私はこれを見て、目から鱗を噴出させながら真似をしてみた。とにかく優雅に、リズムよく、気持よく、そしてヘッドを走らせてフォローを取る。あまりテクニカルなことは考えない。すると、

 いいイメージのアプローチキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


 またまばたき程度の一瞬の開眼だとは思うけど、あのリズム感だけでも覚えておきたいなと強く思った。

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(アプローチ:6660/10000)
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2012/10/29(1175223hit) いい感じの薄暮プレー


 土曜日、恒例の薄暮プレー(きさいち)へ。Aクラスと思しきお上手な方2人(うち1人はベテランさん、60代半ばぐらいと思うがスイングは切れがあってよく飛ぶ)と3バッグで。

 この日はアプローチの復讐いや復習である。リベンジしてどうする(いやある意味リベンジか)。

ホール 状況 クラブ
ショット
結果
1番 グリーン手前、軽いラフから
奥のピンへ35y
9アイアン
ランニング
5yショート
2番 深めのラフ・ボールは浮いてる
40y
51度
ピッチエンドラン
30cm
4番 グリーン奥・左足下がりのラフ
ダウンヒルのグリーンへ
すぐそばのピンまで12y
54度
ツークッション
ワンクッション
5yオーバー
6番 左足下がりの軽いラフ
ピンまで20y
54度
ピッチエンドラン
1y
7番 バンカーから20y SW 25y飛ぶ
9番 左足上がりフェアウェイ
50y打ち上げ
54度 2yショート
して乗らす
グリーン手前軽いラフ
左足上がり 10y
54度 3yオーバー

 というわけで、パーオンを逃したホール6つ(9ホール中3つしかパーオンしてないのか・・・orz)のうち、寄せワンがとれたのが2つ(2番と4番)。でも、あとの5つも距離感は悪かったけどショットそのものは良かった。


 やっぱり、ライが良いとアプローチのプレッシャーが相当軽減されるね。当たり前だけど、良いライからはスイングに気を使わないぶん、距離感を考える余裕も出てくるし。つまり、倉本プロも書いてたとおり、ライが悪い時は「乗ったら上等・だからボギーでよし。じゃあパターでも8番の転がしでもいいよね」って考えるべきなんだ。これってチョー大事だと思う。


 あと、やっぱり大事なのは、何回も書くけど、クラブをゆーっっっくり振ること(特に切り返し)と、頭を残すこと。もうこの2つだけでテクニカルなことは忘れてもいいぐらいのような気がしないでもない。

 だって、体を使ったら素早く振れないもんね。だからゆっくり振ること=ボディターン(+手首を柔らかく使う)で打つってことで、頭を残す=軸がぶれないってことだしね。


 これから寒くなってくると芝が薄くなって難しくなってくる。間違ってもウェッジなんか持たないよう自戒せねば。っていうかだったらやっぱりチッパーでよくなくね?って思った。

(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6710/10000)
(素振り:600/10000)

2012/10/30(1175501hit) 王道なし


 日曜の夕方、2日続けての練習へ。135球。

 アプローチ「ゆっくり振って手首ゆるゆるヘッドアップ無しよ打法」を練習するためだが、どうやら私は人一倍手首が硬いようだ。だって、アプローチが上手い人を思い返すと、皆すごくしなやかに手首を使っているんだよね。ガチガチに手首を固めてピンに寄せてくる人はまずいない。

 よって、アプローチでは特に手首だけ意識して柔らかく使う必要があると思うのだが、その延長でPWやショートアイアンのハーフショットを打ってみたらこれがまたいい感じ。つまりドライバーからアプローチまで結局スイングはすべて同じなんだよね。

 もちろんそれだけではミスをするから、ヘッドアップしないように気をつけないといけない。そのために、ボールの1点を集中して見て、打ったあともボールがあった場所を見続けるぐらいのほうが良い。特にアプローチでは結果が気になるからヘッドアップしやすいよね。

 で、そうやってヘッドアプしないように打っていると頭の位置にも敏感になり、できるだけ頭を動かさないようにスイングするようになる。頭を動かさないようスイングするということは、下半身をできるだけどっしりとさせ(重心を落としてバランスよく立つ)、さらにスタンス幅の中で重心移動するよう気をつける(バックスイングでは右膝固定、インパクトからフォローでは左股関節で体重を受け止める)とまたミート率が上がってくる。

 それでも、何球も打っているとミスが出てくる。どこが悪いのか考えてみると、どうやら飛ばそう大きなトップを目指すあまり、そして手首を柔らかく使おうとするあまり、トップでグリップが緩んでいるようなのだ。両手とグリップに隙間ができないようきちんとグリップをして、さらに体はしっかり回しつつコンパクトなトップを作るよう気をつけてみると、再び小気味良く球が当たりだした。


 で、ここまで練習してて感じたんだけど、上の赤字の部分って小学校で言ったら一年生で教わる部分だよね。結局、基本を疎かにしてたらダメ、ゴルフに王道はないってことで。


 っていうか、どんだけ遠回りしとんねん>俺

(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6710/10000)
(素振り:600/10000)

2012/10/31(1175777hit) 諸悪の根源


 今日も毒舌満開でお送りします。

 ちょっと古い話だけど、先週のツアーは男子がABCそして女子はウイダーインに加えシニアも日本シニアオープンという大きな試合が組まれていた。で、優勝者はそれぞれH.リー(初優勝)、全美貞そしてF.ミノザ。3人とも優勝者にふさわしい素晴らしゴルフだった。最終日のプレッシャーが掛かった状態の時に崩れずスコアを伸ばせる。こういうのが強いゴルファーなんだろうね。

 一方の日本勢はどうだったのか。男子ツアーはリーが最終日63という爆発的スコアを出したからまあ仕方ないとはいえ、遼・優作・聖志・(薗田)峻輔・(藤本)佳則ら若手は揃ってスコアを2〜3つしか伸ばせず。女子は藤本麻子・さくら・キンクミ・服部真夕が善戦するも全の圧倒的安定感には追いつけず。

 一番残念だったのはシニアで、井戸木・中島・室田がバックナインでボギーを叩いて自滅。あのタフさならたしかにボギーは仕方ないと思うんだけど、パットが勝敗を分けた感じだったのは残念だ。


 ・・とまあここまで書いて「日本人ゴルファーはもっと頑張れ!」って言う流れに持って行こうと思ってたんだけど、そんなことが吹っ飛ぶようなニュースが飛び込んできた。


石川遼、キャロウェイと契約?!年間7億円

 これは別にいい。キャロだったらアメリカツアーでのサポートも万全だろうし。ただナイキとのアパレル契約(ゴルフ以外)がちょっと気になるけど。ナイキと契約するとばっかり思ってたのに、金銭面で折り合わなかったのかなあ。

 でもこれからはコースではキャロ、移動ではナイキを着るってこと?なんか変だよね。まあいいけど。

 まだある。


石川遼、ファン感謝祭に出場!

 いくらオープンウィークだからといってシーズン真っ只中にファンイベントって・・・と思ったら、このイベントの正式名称がこうだ。


「さいしん遼・応援クラブ・ファン感謝祭2012」

 「さいしん」とは埼玉信用金庫のこと、そう、あのスカタン親父の肝いりなんですねえ。自分の息子を、本人の都合は二の次で自分の利益のために利用してるんですねえ。いやあゲスですねえ。開いた口がふさがらないとはまさにこの事ですねえ。

 遼も、負けるたびに「ヘタクソなだけです」「もっと練習が必要」などと普段言ってるのにこんなイベントに出るって・・・それなら、せっかく久しぶりの休みなんだからリフレッシュするため逆にクラブ置けばいいのに。

 まだ20歳、右も左も分からないお子ちゃまだから・・・という声もあるが、プロ入りして丸4年、どんな世界でも3年経験すればそれなりの常識は身に付くはずで。そもそもプロゴルファーとしても非常識な行動が多いような気がするんだよね。

 それを象徴するのがABCの3日目の18番。なんでキャディはあれを止めなかったのか。あの状況でグリーンの方向へ打つ意味がまったく分からない。3日目だよ。タイガーやマキロイが同じ状況になったら、120%後へ打つはずである。それがプロのゴルファーだ。



 もし意味があるとしたら「俺はホストプロだ」「俺はディフェンディングチャンピオンだ」「ギャラリーは皆俺のスーパーショットを見に来ている」「だからトライせねば」「なぜなら俺は石川遼だからだ」ということしか思い浮かばない。つまり「自分は特別な存在だ」という意識。その意識があるうちはたぶん勝てないんじゃないかな。

 本人は「自分が思った以上に下がぬかるんでた」と言ったそうだが、状況判断ができない時点でアマチュア以下じゃん。最終組に入るためにバーディを狙ったそうだが、ゴルフの目的は4日目終わった段階で一番少ないストロークでホールアウトすることであり、最終組に入ることじゃない。え、当たり前?その当たり前の事を知らないプロがここにいるんですが。


 私は遼くんが大好きなのである(本当)。だからこそ、早く一人前のプロゴルファー、いや一人前の大人になって欲しいのだ。メジャーで優勝争いする彼を見たいのだ。だから

親父はよ引っ込めゴルァ!!!

(ドリルB:1690/10000)
(アプローチ:6710/10000)
(素振り:600/10000)




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