日記207(2011年9月)

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2011/9/2(1061722hit) 台風前日の1.5R


 昨日、台風がもうすぐそこまで接近してて時折大粒の雨が振る中、嬉々として1.5Rする者がいた。そう、我々4名(私・○・N谷プチ師匠・イケメンT君)のことである。しかし私は、こんなゴルフバカ友達に出会えたことを心から感謝している。ああ、ゴルフ友達バカに幸あれ。

 とはいえ、丸一日降り続いたわけではなく、ザッと降っては5分でやみ、またしばらくしてザッと降り・・の繰り返しで実際に酷い降りだったのは2〜3ホールだけだった。

 さて、S湖で某プロに私の最大の弱点を指摘された私は、その弱点に注意しながら、そしてスイングを自然の流れの中で、つまり良いリズムで行うことに注意してスタート。すると・・

 出だし5ホール連続パーオン、そして27ホールのうち17ホールでパーオン!という久々の会心のラウンドであった。青ティから、さらには雨でランが出ないこの状況だからなかなかの出来である。

 出だし5ホールだが、グリーンを狙ったクラブは7アイアン(左足下がり)・6アイアン(ティショット)・9アイアン(左足上がり)・9アイアン(左足上がり)・3アイアン(やや左足上がり)。アイアンがこんなにうまく打てたのは生まれて初めてかもしれない(笑)。それだけいい感じだった。

 途中イマイチな感じに戻ったりもしたけど、とにかく3〜6アイアンがきちんと当たってまっすぐ飛んだ(まあたまたまだと思うけどね)のは、ひとえに某プロのアドバイスである「左肩が上がらないようにスイングする」というのともうひとつ、うまく書けないけど「インパクトで下半身を粘る」イメージのおかげである。

 パーオンが多かった分、ショートゲームがトホホ(寄せワンが2個だけ、アプローチミスが3個、3パットが3個)だったけど1.5Rで123なら上出来である。


 これから絶好のゴルフシーズン。秋からのラウンドが楽しみだぜい。



 私信:N谷プチ師匠、計算しなおしたら最初のハーフは40ではなく41だったので「プチ師匠」の称号はもう少し預けとくね。

2011/9/3(1062329hit) 考えない勇気


 というわけで私の弱点は「右肩が下がって左肩が上がる(肩が回転しない)」ということがはっきりしたのだが、S湖で某プロにそれを指摘してもらった際に、

「hiroさんは、そこだけ(を気をつければいい)」

と言ってくださったのがたいへん良かったと思うのだ。まあ本当は治すべき所はたくさんあるのだと思うが、それを意識させず、一番悪い部分だけを指摘することで注意もシンプルになるし励みにもなる。

 で、なぜそんな動きになるか(球を上げようとするから)、正しい動きとは(トップでは左肩が、フォローでは右肩がアゴに付く)、それらを体に叩きこむためには(ドリル・B)と理路整然と説明してもらったので迷いなく練習に打ち込めるし、ラウンド中も迷うことがない。


 ゴルフのスイングはとにかくシンプルなのが一番であり、それは動きの単純さだけでなく、考え方もシンプルであればあるほど良いと思う。そういう意味でも、「そこだけ」という指摘は目の前の霧が晴れたような清々しさを感じさせてくれた言葉であった。

 ちなみにいま気をつけているのは次の通り。

 ドライバーは「スイング初動は背筋を使って始動し、トップで肩を十分に回し、切り返しで手首(グリップ)ゆるゆるにし、全体的にリズムよくテンポよく」である。ってどこがシンプルやねん(いや、そりゃあ注意点が1個か2個だったら片手でんがな)。

 アイアンは「インパクトで下半身(特に左サイド)を意識、肩はスイングプレーンに沿って回転!」である。


 そして最も大事なことは、「気をつけすぎてオーバーアクションにならないようにする」事と、「これ以上新しいことに飛びつかない・考えない」事であろう。ついつい雑誌の記事や自分の発見で「目からウロコ」の気持ちになるが、努めてそういう情報や工夫から遠ざかる勇気がきっと大事なのではないかと。


(ちなみにこれは私個人の考えであります。考え方は人それぞれなので、坂田信弘と谷将貴と桑田泉の良いところをとったり色々浮気するのが悪い、とは思ってないからねN谷プチ師匠)

2011/9/5(1062737hit) クラブを放り投げる


 昨日の夜、やっと雨風が落ち着いてきたので練習へ。90球のうち40球はアプローチ、50球はドリルB。アプローチは上腕を胸と一体化させ、上半身のねじりだけで打つイメージを試してみた。フジサンケイで遼くんが練習しているのを見るとそんな感じだったんだよね。

 これだと腕が悪さしないからキチンと当たるだろう、と思ったんだけど、なかなかどうして。ボールを右(足寄り)へ置いてハンドファースト気味に構えればマアマアなんだけど、左へ置くと途端にダフる。これってやっっっっっっぱり右肩が下がってるんだろうな。これからアプローチは全部右(足寄り)に置いて打とうっと。


 遼くんといえばフジサンケイ。もうしつこいぐらい三連覇三連覇と叫ぶ運営側は、話題づくりのためどうしても遼に勝たせたかったのだろう。あのひどい台風の中で競技を進め、36ホールで競技を成立させてしまった。実際に富士桜CCに居たわけではないので現場ではどういう感じだったのか分からない(伝わらない)が、相当な無理をしたのではないだろうか。

 トーナメントを統括していたT.S氏は「コースの方やボランティアの方が本当に頑張ってくださって大会が成立した」と何度も言っていたが、そしてそれは本当のことなんだろうけど、金儲けや圧力や放送権料といったダークサイドが見え隠れするだけに、すなおに「良かったね」と思えないのは私だけだろうか。

 とはいえ、初優勝した諸藤は素晴らしいゴルフをした。ちょっと訛ってるのが朴訥でいい感じだし、すごい飛ばし屋なのでファンも多くつきそう。これからが楽しみ。

 遼は肝心な所でパットが決まらず自滅。それどころか相変わらず林の中からウッドでフルショットしてグリーンを狙い池へ入れてダボを叩くという筋肉ゴルフをしてるし、クラブは放り投げるし、ミスショットの後クラブを叩きつけそうな素(そ)振りはするし、どうも彼のフォースが暗黒面に陥ってきてるような気がしてならないんだよね。

 と偉そうにいう私もたまにクラブを放り投げてしまう(←ダメじゃん)のでその時の心理はよく分かる。クラブを放り投げるとき、人は、

 「あーあひどいショットしちゃったよ俺様としたことが。こんなショットが出るのは何かの間違いだ。だって俺様は超一流のゴルファーなんだからな。だからこのひどいショットは例外中の例外という事を皆に分かって貰う必要がある。それで最大限の残念さを示すアクションとしてクラブを放り投げるという行為を行うのだ。だってこのスカタンなショットは私の実力ではないのだから」

 酷いものである。何という傲慢さか。ちょっと反省しなさい>俺。


(ドリルB:250/10000)

2011/9/6(1063088hit) ゴルフの天国と地獄


 今日も練習へ。アプローチ50球、ドリルB50球(このドリルはきついんだよね。今は50球がやっと)。こう書くと仕事もせず毎日ラウンドや練習ばかりしているようだが、そうであるそうではなく、いちおう仕事はしているつもりである最低限だけど


 アプローチはやっぱりまた手打ちの悪い癖が出てきて、どうも1つのことに注意するとほかの1つが疎かになるという悪循環から抜け出せない。その循環とは、手打ちになる→ので体の回転で打つ→すると左膝が流れる→ので左膝に注意を向けて振る→すると肩が十分回らない→ので肩を入れるよう意識→すると左肩が上がる→ので肩を回転させる→と手首が硬くなって手打ちになる→以下繰り返し、という感じである。


 未来永劫この繰り返しで苦しむ私。何と恐ろしいことであろうか。これはもはやチャックリ地獄と呼んでも差し支えない現世の地獄である。

 そう、ゴルフに狂い仕事や家庭を疎かにした者たちは特別な地獄に堕ちるのである。上記のチャックリ地獄はまだ序の口で、他には名前を呼ぶのも忌まわしい地獄が待っているのだ。


スライス地獄・・・打つ球がすべて右ヘ曲がり、ドライバーはOB杭を超え、アイアンは右手前のバンカーに捕まり、ついにはアプローチやパットまで右ヘ外れるようになる。かといって左を向くとなぜかそのまま引っ掛けてOBになる

チーピン地獄・・・練習場ではプロも裸足で逃げ出すような球が打てるのに、コースでは150y先の左ラフ(しかも法面)か隣のホールが定位置。ドライバーは毎月のように替えているが、うまくいくのは数ホールだけ

ダフリ地獄・・・すべてのショットのおいて、まずはボールの右側を打ちその後ボールに当たるというショットしか出ない。ボールを右サイドに移動させてもやっぱりダフる。逆療法で左へ置いても当然ダフる。ティショットもダフる。パッティングでもダフる。そして最後には素振りでもダフるようになる

シャ●ク地獄・・・説明不要。

池ポチャ地獄・・・ウォーターハザードがあると、球がまるで意思を持ったかのごとくそこへ飛んでいき、水しぶきを上げる。もちろん打ち直しでも最低2回は池の餌食となる

谷越え地獄・・・谷越えのホール以外は全く問題ないのに、谷越えになると最後の1球までボールを放り込んでしまい、そこでリタイアせざるを得ない。いつもは優しい同伴競技者もボールを貸してくれない

バンカー地獄・・・単に何度打っても脱出できないだけでなく、何回打ったかを忘れてしまう。競技やコンペはすべて棄権である。で、何十回打ってやっと出たと思ったらグリーンの反対側のバンカーに入る

お先外し地獄・・・長い距離のパットはぜんぜん問題ないが、短くなればなるほど緊張し、50cmや30cmが何故か分からないがどうしても入らない。カップに蹴られること2回、カップをなめて遠ざかること4回、弱すぎて手前で止まること3回、そして最後には空振りしてしまい、パターをへし折る

競技地獄・・・プライベートなラウンドでは完璧なゴルフができるのに、大事なラウンドやコンペや試合になると実力の1割も発揮できず、皆に同情され、腫れ物に触るような扱いを受け、それでも孤独にラウンドし、ついには一人寂しく家路につくのであった


 なんだか自分で書いてても超気分が悪くなってきたので、最後にゴルファーの天国のことを書いて終わろう。地獄はたくさんあるが、天国は1つだけである。


ゴルファーの天国・・・天気は快晴、暑くも寒くもなく、風は涼やか、コースにはポロシャツの裾を出したガキもカーゴパンツを腰履きした阿呆も大声で話をするオヤジも居ない。ただしミニスカートの女の子はいる(爆)。体調は抜群、体の痛いところもなく、睡眠も十分。同伴競技者は気のおけない親友ばかり。コースは素晴らしく整備され、グリーンはトーナメントクオリティを保ち、そんな中、数々のピンチを最高のリカバリーショットでしのぎ、ライバルとのニギリは凄まじいデッドヒートの末、最終ホールの劇的バーディで勝利し、気がつけば自己ベストを更新するラウンド。ラウンド後も皆で練習場に残り、あれこれ言いながら球を打つ。そして風呂から上がった後はレストランで白くまアイスを食べながらゴルフ談義が盛り上がる。窓の外は沈みゆく夕日に染まるコース。そして次のラウンドを約束し、席を立ったその瞬間に目が醒めるのである。


 そう、そんな最高のラウンドをしてしまったらもう死んでもいい(いや、天国や地獄にいるってことはもうすでに死んでるんじゃ・・・)と思ってしまうので、あえて夢のままにしておく方が希望が持てるではないか。次こそ最高のラウンドだぞって。


(ドリルB:300/10000)

2011/9/7(1063088hit) ウマシカくん


 世の中には思っていた以上に「ウマシカくん」がたくさん居るようである(もちろん私もその一人であるが)。ネットが普及し、HPやブログだけでなくSNSやツイッターが「ウマシカくん発見器」として機能していることは御存知の通り。

 バカなことをつぶやいたり書いたりすることでお里が知れるというパターンはもちろん、有名人に対して、まるで通り魔レベルの尖った発言をするという「ウマシカくん」も後を絶たない。前者の例としては、

 未成年が飲酒・喫煙を自慢気に書き、問題になる(例:今年の甲子園準優勝校の更生・・・じゃなく光星学園)

 高校生や大学生がカンニングを自慢気に告白する

 犯罪行為(飲酒運転・スピード違反)を書き込む。自供か?

 飲食店の従業員が客として来た有名人のプライベートをリアルタイムで公表してしまう

 ツイッターで何十回も連続でつぶやき、フォロワーのタイムラインを埋め尽くす迷惑なヤツ(橋下知事、君のことだ)

 バッシングを受けている企業の社員(平が多い)が感情的かつ非論理的にバッシングに反論する。さらに頭に血が登り、本音を書いてしまう(例:「文句があるなら電気を使うな」と書いた東電社員)


 また、後者としては

 乙武洋匡氏のブログに「何とか言えよカタワ」とか書き込んどいて、形勢が悪くなると逃げ出す高校生

 同じく、氏の(いわゆる)自虐ネタに対し「そんな悲しい事書かないで下さい。不愉快です」と書きこむ女


 などが挙げられる。ちなみに、乙武氏本人は自分で自分のことを「カタワ」と呼んでいる。それは自虐ではなく、「カタワ」という言葉を夾雑物なしに使用しているからである。また、自分の障害を「悲しいこと・可哀想なこと・劣っていること」ではなく「単なる特徴」と考えているので、自虐ネタ(だから正確には「自虐」じゃないんだけどね)を繰り出すのである。詳しくはここを御覧下さい。

 以前、乙武氏のことは書いたが、やっぱりこの人は只者ではない。私など手も足も出ない。爪の垢を煎じて飲みたいぐらいである。きっと、大きな人なんだろうなあ(私は乙武氏を心から尊敬しています)。

 脱線ついでに、私が大好きな彼の言葉をご紹介しよう。

障害は不便です。でも不幸ではありません

五体が満足だろうと不満足だろうと、幸せな人生を送るには関係ない



 そんな事が言えるのは乙武氏が特別に立派だからで、世間一般の人間は自分の不便さや恵まれない境遇や不幸を受け入れることができない、だから偽善的だ、心に響かない・・・・などという反論はあると思うが、それでも「考えても仕方のないこと」に対して「思い悩んで後ろ向きの人生を送る」のはやっぱり損だと思う。私は素直に尊敬したい。



 話を戻そう。「ウマシカくん」たちについての話だ。最近腹がたったウマシカくんの言動。

 NHKのアナウンサー出身の小宮山厚生労働大臣が、いきなりタバコを値上げすると言及。「700円ぐらいまでは税収は減らない」とおっしゃる。おいおいおい、それなら値上げしなくても一緒じゃん。じゃあ何のためにするのかといえば「健康増進のため」らしい。阿呆か。

 この人、自分で禁煙推進議員連盟を作って幹事長に収まってるぐらいだから、きっとタバコが大嫌いなんだろう。つまり私怨だ。「健康増進」なんてタテマエなのだ。

 っていうか、ただでさえ復興増税で景気や消費の落ち込みが懸念されているのに、このタイミングで「健康増進」のため庶民のささやかな楽しみを奪い、あるいは家計を逼迫させる嗜好品の大増税を独断で嬉々として発表するこのおばさん、まさにウマシカくんである。

 ちなみにこの人、父親は東大総長というエリート一家の出で国歌斉唱・国旗の掲揚反対。ほな公務員辞めろ。政党助成金返せ。自分の生き方に矛盾があるのは頬かむりするんだね。

 私はタバコをやめてちょうど3年になるが、タバコを吸わない人間にとっても今回の増税は無茶苦茶である。っていうか、こんな人間が大臣として任命されるんだから、野田内閣も期待できないな。


 次。スポーツ報知が「遼、世界ランクで初のウッズ超え」と報道。遼は43位だがタイガーが44位に落ちたため、''実力''で上回った、と報道している。

 この記事を書いた「ウマシカくん」(残念ながら記名記事ではなかった)が本気で「タイガーより遼のほうが実力がある」と思っているとしたらスポーツ記者失格だし、「世界ランクが上=実力も上」と単純に考えて記事を書いたのならそれはもう記事ではなく世間話である。

 まあ、スポーツ報知は読売新聞グループであり、あのナベツネが会長をしてるんだから「ウマシカくん」ばかりでも驚かないのだが、こういう記事を書くという事はとりもなおさず「お前ら読者はこの程度のレベルの記事で喜ぶんだろ?な?な?だからバカなお前らのレベルに合わせて書いてやってるんだよ」ということであり、つまりはウマシカくんの癖に人をバカにしているための余計に腹がたつのである。

 これは最近のTVのバラエティ番組も同じで、視聴者を馬鹿にするのもいい加減にしろと言いたい。特に東京キー局制作の番組は酷い。制作者全員が、いやスポンサーでさえも揃いも揃って「ウマシカくん」なんだろうな。

 某国のプロパガンダに始まって番組内で番宣をするわ(法律違反じゃないの?)、ニュース番組にジャニタレやお笑い芸人を使うわ、全部の番組が「VTRを見て同じような司会者が台本通りに喋り、同じような顔ぶれのひな壇芸人が台本通りに突っ込む(しかも全然面白くない)」というスタイル。金太郎飴か。


 というわけで、私は今日も面白くないTVを消し、2ちゃんねるを見るのであった。え、2チャンネルも「ウマシカくん」多いって?知らない人にウマシカ扱いされるのは許せないけど、自分から「ウマシカくん」の中に入るのは個人の自由です。

2011/9/9(1063088hit) ベニーカントリークラブ


 昨日は雲ひとつない天気の中、大阪北部に位置するベニーカントリーへ。K見師匠のホームコースである。メンバーは7人。よくラウンドする気心知れた仲間ばかり。



 京阪神を一望できる見事な景色が楽しめるここベニーCCは、「大阪の離れ座敷」と形容したくなるような静かな丘陵コースである。高槻市街から20分少々で到着するこのコースは、とにかくグリーンのコンディションが良い(えっと師匠、これでいいっすか?)。

 いや実際、グリーンが適度に速くてアンジュレーションがそこそこあってコンディションが良いとラウンドの楽しさは倍増する。っていうかグリーンに乗せてからも安心できないっつーか。パットは第二のゲームと言う意味がよくわかるっつーか。

 何よりボールが縒(よ)れずに転がるのは気持ちいいし、良いパットが普通に報われるのがフェアでいいよね。ただ、前も書いたけど、カップガード(カップ内側上部の白いプラスティックの部分)がカップの縁ギリギリまで位置してるので、ちょっと強ければ蹴られるのは厳しい。



 昨日はスティンプメーター8.5だったが、表面が固めに仕上げられているために中途半端なアプローチを寄せ付けず、中途半端な球を打てばグリーンの一番手前にオンしても奥まで転がってしまうこともしばしば。つまりアプローチに高度な技術を要求されるコースでもある。

 さらにコースレイアウト自体も、何より正確性を要求される作りであり、ドライバーの持ち球がチーピンである私など、14ホール中5ホールで3アイアンを持ったぐらいである。

 そんなコースに、アプローチが超苦手な私が挑んだのだから事件が起こらないわけがない。そうまたやってしまいましたよ見事なアプローチ絡みのトホホを。その時の私の心境を3行で表すと、以下のような感じになる。

orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・orz・・・

 心のなかで何十回と打ちひしがれるワタクシではあった(笑)



 ただ、アプローチ以外はそんなに悪くなかった。100y前後つまりウェッジのフルショットはほとんどオンしたし(え、そんなの当たり前?そう言われればそうですね)、パットも27ホールで1パットが9個(3パットも3個あったけど)。パーオン率が50%超えでこの数字って結構イケてるんじゃね?(←たまたまです)


 大叩きは3回。スタートホール(405yパー4)は1打目ドライバーチーピン、2打目フェアウェイに戻すだけ、3打目200yをグリーン近くまで、4打目寄らず5打目入らずのダボ。まあこれはティショットのトホホ。

 6番はまっすぐ打ちおろしていくパー5。高低差は30y以上はあるだろうか。しかし両側から林が迫り、非常に狭く感じられる。まずティショット、低い球で置きにいこうとして本日2回目のチーピン、即死。ドライバーは小細工して振ったらあきませんな。どうせOB打つんだったら思い切り振ったほうが精神衛生上いいや(でもまた同じ過ちを繰り返してしまうんだろうなあ)。

 打ち直しはA地点の左サイドのラフ。で、そこから左の池を余裕で越えるクラブつまり7Wを持ったんだけど、下の写真でわかるように、右側は途中まで法面が迫っていて、グりーン右サイドは崖(OB)になっている。だから無意識に左へ打っちゃうんだよね。はい、池ポチャ。


 まんまと設計家の罠にはまってますが何か?6オン2パットでトリプルボギー。トホホ。


 後半インコースはドライバーもちょっと安定してきて、長いパットが偶然入ったりウェッジショットが偶然1mについたりして、6ホール目まででハーフ1アンダー。よしこれは久しぶりに師匠奪還か?と思った矢先の16番パー5(いつもやっちまうのがパー5なのは、やっぱり欲ボケしてるってことだろうか)。

 ここもフェアウェイが4段に分かれててグリーンまで打ちおろしていき、グリーン手前に池のあるホール。
こんな感じ。高低図(黄色)はイメージです。右のV字は池ね。


 ここは3打目が変なライへいくと左足下がりのラフから池越えのグリーンを狙うという、極めて難易度の高いショットが残るため、2打目が大変重要になる。よってティショットは距離よりフェアウェイ必須なので、3アイアンでセンターを狙ったのだが、これがプッシュして右バンカーへ。いきなり計画変更である。

 2打目は本当なら上の写真の「2」の右側フェアウェイに持って行きたかったのであるが、木が邪魔して右へ打てない。仕方なく「2」の左側のラフへ。175y、超左足下がりの深いラフ池越え。これを簡単にオンさせられるのは全盛期のタイガーだけであろう。

 全盛期でもタイガーでもない私は仕方なく池の手前に刻む。まあいい。4打目で乗せて2パットならボギーだ。それでもいいやって思ってると、やっぱり入れるんだよね池に。打つ前からもうネガティブなイメージしか出てこないし。っていうかどうやって打ったらいいかもわからないし。頭真っ白だし。スイングリズムなんていつもの倍ぐらいだし。右肩下がるし。ヘッドが下から入ってるし(目撃した師匠談)。ヘッドアップもしてるし。手打ちだし。体回ってないし。ダボ。

 こういうところで期待を裏切らないのが私のお茶目な所であるが、人になんて好かれなくてもいいからアプローチをうまくなりたいと本気で思う私であった。



 あんまり悔しいんで16番の池ポチャはOB扱いにしてますってそんな事どうでもいいですかですね。

2011/9/10(1064429hit) アプローチ


 昨日、夏坂健氏のエッセイを読んでいたら、次のようなことが書いてあった(正確じゃないけど)。

 アプローチでトップしてしまった時の絶望感と怒りは、我々ゴルファーを謙虚な人間に戻してくれる。

 傲慢と呼ばれてもいいからトップしたくない編者ではある(笑)。



 グリーンエッジに近くて、20y〜30yしかない距離だったら何とでも誤魔化しようがある。逆に70y以上であれば、ほぼフルショットに近いアクションで打てるので大丈夫。また、軽いラフなどでボールが浮いていたらノープレッシャーで振れる。

 だから問題は30y〜70yの中途半端な距離なのである。特に芝が薄かったり地面が固かったりしたらもうミスは約束されたも同然である(99.9%保証)。

 何年も前から30y〜70yは欠かさず練習してきた。しかしコースでは一向にうまく打てない。正確に言うとうまく打てることもたまにはあるが、ほとんどは頭が真っ白の状態で振り回しているだけである。

 前々回ベニーへ行った時、K見師匠やM岡くんに教えてもらった「コックを維持して身体で振る」イメージは50yぐらいまでなら対応可能だが、それ以上になるとハーフショット以上が必要になり、そしてこのハーフショットがどうしても苦手なんだよね。

 どう苦手なのかというと、ハーフショットやスリークォーターショットの時、身体をどこまで動かせばいいのか、どうもイメージが沸かないのだ。だから肩を回しすぎたり逆に手打ちになったり中途半端に体重移動したりして軸が維持できない感じになっちゃうんだよね。


 まあ、いくら言い訳や分析をしてもうまくなるわけでなし、1球でも多く練習するしか道はない。ボビー・ジョーンズもこう言ってるし。


いつか幸運が訪れることを期待して、努力を続け、ボールを打ち続けなさい


 アプローチの練習も1万球を目標にがんばろうっと。

(ドリルB:300/10000)
(アプローチ:300/10000)

2011/9/12(1064826hit) 美学


 女子ツアー(日本女子プロ選手権)はさくら失速、三塚優勝。三塚優子といえば去年の5月にスロープレーに対する処分を不服として途中棄権した事に対しLPGAから処分を受け、自らも二ヶ月間試合出場を自粛した事で記憶に新しい。

 その代償は大きく、スポンサー契約もマネジメント契約も打ち切りとなった。その後重症のスランプとなり結果も出ず、ノイローゼ寸前までなったらしい。そりゃそうだろう。まだ25歳(当時)の小娘が自ら蒔いた種とはいえ四面楚歌状態に陥ったのだ。


GDOのウェブより拝借。コース予約はGDOをお勧めします)

 今回の復活で、きっとこれからもっと活躍してくれる選手になるだろう。大型の選手なので楽しみである。やっぱりプロは魅せてナンボだもんね。

 一方、TV放送のなかった(関西・地上波)男子ツアーのトーシンゴルフトーナメントも、ドンファンが復活優勝。何からの復活かというと、2年間の兵役である。立派なことだ。


GDOのウェブより拝借。ゴルフグッズもGDOで買おう)

 で、ツイッターでもつぶやいたけど、その試合のスポンサーであるトーシン社長が激怒しているらしい。

 理由は、ドル箱である遼くんの欠場。彼が出ないとトーナメントの注目度がガタ落ちになってしまうからだ。トーシンゴルフトーナメントは去年新設された試合だが、実はその時も遼くんは欠場している。つまり遼は一度もこの試合に出てないんだよね。

 少なくない額のお金を出しているスポンサー側からしたら、おいおい待ってくれよそりゃないぜ、と思うのも無理はない。ないんだけど、しかしだ。その不満をマスコミで報道されるように、つまり公の場でわめき散らすのは如何なものか?と思うんだよね。


 社長のマスコミへのコメントは以下のとおり。

「選手をもっと縛り付けるような規定を作ってもらわないと、大会をやる側は大変だ」

(JGTOの規定では、シード選手が2年連続で同一大会を欠場した場合100万円の罰金が科せられることになっているが、石田社長はそれでは手ぬるい、もっと厳しくしろと言いたいようだ)

「確かにルールでは(欠場が)認められているが、マナー違反」

(じゃあ運営に対する不満をマスコミの前でぶちまけるのはマナー違反じゃないの?)

「厳しいルールがない限り、来年からは(大会を)やらない」

(つまり来年は何があっても遼を出せ!これ以上面子を潰されたら報復してやる!と言いたいんですねわかります)

「女子(ツアー)からオファーが来ている。切り替えるつもり」

(恫喝ですかさすが名古屋の土建屋あがりですね)



 確かに同情する余地はあるけど、ここまで恥ずかしげもなくケツの穴狭い発言をしていると、聞いてるほうが情けなくなる。

 実はこの大会、遼だけではなく賞金ランク2位のキョンテも3位のペ・サンムンも出場してないんだよね。どうして皆欠場するのか調べてみた。すると・・・

東建ホームメイトカップ

¥130,000,000

つるやオープンゴルフトーナメント

¥120,000,000

中日クラウンズ

¥120,000,000

日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

¥150,000,000

とおとうみ浜松オープン

¥100,000,000

ダイヤモンドカップゴルフ

¥120,000,000

日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills

¥150,000,000

〜全英への道〜ミズノオープン

¥110,000,000

セガサミーカップゴルフトーナメント

¥130,000,000

サン・クロレラ クラシック

¥150,000,000

関西オープンゴルフ選手権

¥50,000,000

VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント

¥110,000,000

フジサンケイクラシック

¥110,000,000

TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood

¥70,000,000

ANAオープンゴルフトーナメント

¥110,000,000

アジアパシフィック パナソニックオープン

¥150,000,000

コカ・コーラ東海クラシック

¥120,000,000

キヤノンオープン

¥150,000,000

日本オープンゴルフ選手権競技

¥200,000,000

ブリヂストンオープンゴルフトーナメント

¥150,000,000

マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント

¥150,000,000

三井住友VISA太平洋マスターズ

¥150,000,000

ダンロップフェニックストーナメント

¥200,000,000

カシオワールドオープンゴルフトーナメント

¥200,000,000

ゴルフ日本シリーズJTカップ

¥130,000,000

 ダントツで賞金総額が低い。関西オープンは遼くんが優勝したことでツアー競技に格上げになったが、元々は関西ゴルフ連盟主催の地方トーナメントだったので賞金が低くて当然だが、その関西オープンに迫るぐらいの、実質的に最低ランクの賞金総額。

 平均的なトーナメントの約半分、高額賞金を誇るダンロップやカシオの三分の一。そりゃあ休むわな。っていうか、


出すもんも出さないで文句言うのは、美学に劣るかと。



え美学じゃない、商売だって?はぁ、そうでしたかやっぱり。

(ドリルB:300/10000)
(アプローチ:450/10000)

2011/9/13(1065185hit) アプローチがやっぱりわかりません


 フルショットのイメージで振る→きちんと当たらない

 ほぼ左足体重で振る→50y以上飛ばない

 肩をしっかり回す→スエーしてきちんと当たらない

 体の正面で振る→インサイドに引きすぎる

 アウトサイドに上げる→体とグリップが離れてまともに当たらない

 何も考えずに振る→手首を使ってしまってダフる

 右手首の角度を維持したまま振る→右肩が下がってダフる

 リズムに気をつけて振る→手首を使ってダフる

 トップでいったん止めてから振る→手首を使ってダフる

 手首を使わないよう最初からコックを多めに入れる→まともに当たらない

 じゃあ普通にフルショットのイメージで振ろう→振り出しに戻る



 今、もっともまともに当たる確率が高いのは、左足体重(90%)+右肘支点+右手首キープ。それでも3回に1回しかまともに当たらない。何故だ。何故だ。


何故だ???


 ちょっと真剣に悩み中(笑)。っていうか、練習してきます。

(ドリルB:350/10000)
(アプローチ:500/10000)

2011/9/14(1065532hit) アプローチがわかりません(その2)


(注:今日の日記はちょっと怖いです。精神が不安定な人、アプローチイップスの人は見ないで下さい。精神に異常をきたす可能性があります。っていうか、不気味でいやな気分になるかもしれません。くれぐれもご注意下さい。あと、読んでアプローチイップスになっても私は責任を取りません。マジっす)



 昨日の日記をみて、TWOさんからは掲示板に、イケメンT君からはメールで、アプローチの秘訣を教えていただいた。ありがとうございました。その夜、さっそく練習に。

 TWOさんの「ちょい噛みアプローチ」は、確かに大きなミスが出にくい。しかし58度でバウンスを使うためにちょっとフェースを開くと球が上がってしまって35yぐらいしか飛ばない。あと、「ちょい噛み」を意識しすぎる「めちゃ噛み」になって恥ずかしいことになる。鋭角に入り過ぎなのかなあ。でも低いところから入れようとするとしゃくるような動きになるしなあ。

 このあたりは直接芝の上から打たないと感覚がつかみにくい。芝の上から練習したいなあ。


 で、Tくんから教えてもらった事は要約すると「左足体重・パッティング的ストリーク・左脇締める・ヘッドアップしない」で、こちらは実際ぐんと確率が上がるのだが、ウェッジだと25y、PWなどでも40yぐらいが限度のようだ。ただ、ライが悪いときはこの打ち方が一番安全だと思う。


 で、一番の懸案である50y〜70yだが、やっぱりダメ。もう何球打ってもダメ。すぐ手打ちになる。バカか俺は。「手打ちにならないように打とう」と考えながら打っても手打ちになる。阿呆か。


阿呆か俺。



だ からもう ぼく は あぷろーちしょっ とを やめ よ  う                     と








おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおもいますますすすs

だって打たなければミスしません。全部パーオンすればイイノデス









だめだ。

だめだだめだだめだだめだ駄目だ


ダメダ








わかりません。わかりません。全然分かりません。手首を。アウトサイド。肩が落ちる。


練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。
練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。練習しろ。
練習しろ。練習しろ。練習しろ。
練習しろ。練習しろ。練習しろ。
練習しろ。練習しろ。練習しろ。
練習しろ。練習しろ。練習しろ。
練習しろ。練習しろ。練習しろ。

しろ。







注:100%ネタです。気が変になったわけではありません

(ドリルB:350/10000)
(アプローチ:600/10000)

2011/9/16(1065532hit) 204回の重み


 残暑厳しい中、昨日は同業者のあるコンペにオブザーバーとして初参加させてもらった。そのコンペは何十年も前から開催されていて、今回が何と204回目。VGA一木会の20回なんて足元にも及ばない。



 で、今週はアプローチ(のミスショット)ばっかり練習し、ちょっと普段より練習し過ぎのきらいもあり、ほかのショット(クラブ)は全然打たずという状態で臨んだんだのだが、それがいけなかったようだ(←言い訳)。


 勝手知ったるホームコースで白ティで15オーバー。内容もティショットのOBが2個、フェアウェイウッド全滅、アイアンはというスカタンさ。あ、相変わらず50y前後のアプローチはほぼ全滅ですた。

 同伴競技者はいつもお馴染みのK嶋さん、T原さん、T中さん。そして今回キャディさん付きだったのだがキャディのE崎さんが実は私とは浅からぬ知り合いで、チャキチャキの江戸っ子も裸足で逃げ出すぐらいハキハキしたっていうかよく喋るというかステキな方で、どれくらいインパクトがあったかというとラウンドが終わってK嶋さんとT原さんが「今日のキャディさんの名前何ていったっけ?」と2人とも私に聞いたぐらいだったからよっぽど印象に残っていたのだろう。

 しかしキャディさんとしての実力は天下一品、ここに打って下さいと言われてその通り打てば殆んどカップに入るという大変な眼の持ち主で、10年通っている私も知らないラインをたくさん教えてもらった。

 そのせいもあり、3パットが3個あったにもかかわらずパット数は31。つまり1パットが8個もあった。いや、いくらパットがそこそこでもショットもアプローチもトホホだったらどうしようもないんだけどね。



 あんまり情けないんで練習場へ直行して復讐・・・じゃなくってこの日の復習をしたら熱心に打ちすぎて腰が痛くなって歩くのにも苦労する始末。別の意味で阿呆だ。



今週の教訓

 練習では数球でいいからいろんなクラブを打とう。ドリルだけとかアプローチだけとかはやめよう。

 練習しすぎると体は壊すわ体のキレはなくなるわろくな事がないので自分の歳を考えよう。

 短いパットはリズムに気をつけて引っ掛けないようにしよう

 アイアンは両膝のバネで打とう





(ドリルB:350/10000)
(アプローチ:650/10000)

2011/9/17(1066505hit) 杉並学園の伊藤誠道


 アマチュアの伊藤誠道がANAオープン3日目を終わってトップタイ。遼のケースが空前絶後だと思ってたので、正直驚いた。

 遼がマンシングに勝った時は1日で36ホールを戦い、最終組のだいぶ前からあれよあれよという感じでバーディを積み重ね、「終わったら勝っていた感」が強かったのでプレッシャーはあまり感じなかったと思うが、今回は2日目、3日目とトップ(タイ)に立ち、最終日最終組で注目されながらだからそう簡単にはいかないだろうと踏んでいる。


 1歳の時からゴルフを始め、プロゴルファーだった父親の下でエリート街道を爆進中の彼ではあるが、中学生の分際でチャラいアパレルメーカーのウェアを着てた過去があり、(今回はツアーステージだったからまだアレだけど)、それを見て以来、ちょっと素直に応援しづらい。まあその件は彼に罪はなく周囲の大人がバカなんだろうけど。


 いや、彼の上手さに嫉妬してるわけじゃないですよ。ほんと。

 今回も長いバーディパットが決まって右手を高々と挙げたガッツポーズをしたり(いやするのはいいけどもっとちっちゃく謙虚にしろよって思った)、拍手に対して右手を軽く上げて応えたり(一人前か!)、両手首にチャラいシリコン製のバンドをしていたり、まあ微笑ましいと言ってしまえばそうなんだけど、どうも態度がデカイのが気になるんだよね。

 そもそも小学生の頃から連戦に次ぐ連戦で、まともに学校行ってるんかと。中学は義務教育やぞと。どんだけ休んでんねんと。好きなブランドはルイ・ヴィトン(ブログより)だとぉ?こちとら1枚980円のユニクロだぞ馬鹿野郎この野郎。

 ジュニアが活躍するのはゴルフ界にとってほんとうに良いことだと思う。しかし、16歳で最優先させてすべきこと、しておくべきこと、しなくてもいい事は本人には分からない。だから親がキチンと管理してやらなければいけないのではないのか?

 もしアメリカツアーで、中学生や高校生が何度も試合に出てプロと同じような生活をしていたらどうなるか。おそらく親は「虐待」で訴えられるだろう。しかし学生の居場所はツアー会場ではない、学校だという当たり前のことを、何故周りの誰も言わないのだろう?学校で勉強する気がないのならプロ宣言すればいいのだ。中卒でもいいじゃん。体壊したらアウトだけどね。

 高校や大学で人生の大事なことを学び、学問を学び、その制約の中でゴルフをするのが正しい学生ゴルファーのあり方じゃないの?今の彼を手放しで賞賛するマスコミも馬鹿ばかり。だれか「真面目に学校行け!」って叱れよ。


 プロゴルファーはふてぶてしいぐらいでないと活躍できないって言うけど、それは一般のプロの話。一流を目指すのなら、態度も生活も生き方も一流になってほしいものである。でないと、誰かさんみたいに人の意見を聞けない裸の王子様になっちゃうよ、湘南ゴルフボーイ君


(ドリルB:350/10000)
(アプローチ:650/10000)

2011/9/19(1066901hit) やるべき事


 今日は祝日なので短信で。すまそ。

 湘南ゴルフボーイは2つスコアを落として6位タイで終了。いやあ、優勝しなくてホントに良かった。

 彼の性格(自分大好き*1&頭悪い*2)と環境(まっとうな大人が周囲にいない*3)からして、今優勝すればそれはもう鼻持ちならないくらいの大天狗になり、ゴルフの奥深さも人生の大変さも分からないまま成長し、とんでもない大馬鹿野郎になるか犯罪者になるか落ちぶれるかという、輝かしくない未来が約束されていたであろう事は容易に想像できる。だから良かった。

 あれだけの才能が腐れていくのは見るに忍びない。彼には是非、普通の高校生として普通に学生生活を送り、たくさん本を読み、同世代の子どもたちとたくさん付き合い、たくさん勉強をし、できれば大学へ行き、世の中のことをほんの少しでも分かってからゴルフの世界に身を投じてもらいたい。


*1・・・高校1年で「自分のことが好き」と言い切れるのは一種の才能だな。でもこれほどわかりやすい「井の中の蛙」もない、とも言えるわけで。

*2・・・頭が良ければ今自分が何をすべきか判ってるでしょ。新学期が始まってるのにプロの試合に出るためわざわざ北海道へ行くのが「正しい行い」なのかどうか判るでしょ。

*3・・・とはいえ、16歳はまだまだ半人前以下のガキだし何でも「やりたい盛り」なんだから、学校行くよりゴルフできる方を選ぶのはある意味当たり前。だからこそ親の資質が試されるんだけどね。まあ親がとんでもないウマシカなんだろうな。瓜の蔓に茄子は生らぬ。


(ドリルB:350/10000)
(アプローチ:650/10000)

2011/9/20(1066901hit) 当たり年


 今年は台風の当たり年のようで。15号が今度は日本列島を縦断する模様で、今現在も大阪の窓の外はけっこうな風が吹いている。


weathernewsのウェブより。絵をクリックすると最新の情報が見られます)

 和歌山奈良三重の山間部は心配だが、これだけ口酸っぱく避難を勧めてるんだから人的災害は大丈夫だろう。でも「自分(の家)だけは大丈夫」という根拠のない理屈で避難しない人もいっぱいいるんだろうなあ。今回被害に会った人も「まさかウチが」って思いながら流されたんだろうし・・・。

 中部地方なんて100万人単位で避難勧告が出てるらしい。山間部だけでなく平野もダメなのか?21世紀だぜ?少年マガジンなんかの特集ではバラ色の未来が実現してる時代のはずだぜ?いつでもどこでもTV電話ができるこの時代に、ちょっと大きな台風だったら避難しないといけないって、人間ってほんとに無力。

 まあ、今度の木曜日さえ晴れてくれたらそれでいいんだけど(←自自分勝手極まりない)。


 さて、この連休は何をしていたかというと、例のごとくゴルフ三昧であった。日曜日はN谷くんから連絡があり、加茂カントリーへ薄暮プレーに。メンツはイケメンT君を入れて3人。

 序盤、4ホールを消化して私2オーバー(ナイスショットの池ポチャとパー3で乗らず寄らず入らず)、N谷君パープレー、T君1オーバーと大変ハイレベルな戦いに。私とN谷くんのニギリ(ヨコ)は私の2ダウン。

 5ホール目、T君が2打目を左足下がりのラフへ打ち込んでしまい、寄らず3パットで痛恨のダボ。私とN谷くんはパーで2打差&2ダウンは変わらず。

 6ホール目パー5は私がアプローチを1mに寄せ、N谷くんは3mのパットをねじ込み、ともにバーディ。やはり2打差変わらず。

 7ホール目、私が痛恨のティショット右OB。ところがN谷君は安全に左目へ打ったにも関わらず、不運にもボールは木に当たって大きく跳ね、OB杭の外に。両者ダボでドーミーホール。

 8ホール目パー3、私はピン下6mから2パットでパー、N谷くんはピンハイわずかにエッジからアプローチが寄らず2パットボギー。

 私の1ダウンで迎えた最終ホールパー5。私はティショット右ラフ、2打目は5アイアンできっちり100y残しで3打目勝負。一方N谷くんのティショットはお世辞にも美しいとは言えない低空飛行のプルで210y地点へ、2打目は力まかせに7Wでグリーン手前60yという中途半端な距離に。ウェッジのフルショットと中途半端なコントロールショットではもう勝負はあったも同然である。


 そう、その距離をダフってパーオンしなかった。のは私であった。トホホ。結局N谷くんは2オーバー38だった(←本人が書け書けとウルサイので仕方なく書きます)。まあ地主さんの顔を立てるためにわざと負けてあげたんだけどね。


 帰りに1時間ほど練習場へ行き、3人で特訓。2人にアプローチを見てもらうと、私の場合バックスイングの段階からもうミスするかどうかわかるとの事。どうやら肩がきちんと回らないとダメみたい。

 あと、カット打ちの滑ったインパクトではなく、フェースにボールがちゃんと乗った、分厚いインパクトを目指してグリップを体の近くを通すイメージで打つ。あと脇を閉める。あと手首をこねない。あと頭が右ヘ傾かない。あと頭を動かさない。冗談ではない。


 で、月曜日は午後からショートコースへ行ったのであるが、それはまた明日。


(ドリルB:350/10000)
(アプローチ:650/10000)

2011/9/21(1067408hit) ショートコース的練習場


台風直撃で床下・床上浸水している皆様、避難されている皆様にはお見舞い申し上げます。っていうかまだ川を見に行って流される阿呆がいることに驚く。行くな。

 さて本題。まずはこの写真をご覧下さいませ。



 これは何かというと、我が家から20分ほどの場所に位置する枚方国際ゴルフ倶楽部の練習場であっただろう場所である。横幅が約50y、奥行きが120yで、平らに見えるが写真上部がだいぶ高くなっている傾斜地である(写真撮ってくるの忘れた・・・今度行った時撮ってくるね)。

 写真には何も写っていないが、今現在ここには4つのグリーンと3つのバンカーが新設され、3ホールのミニコースができている。そして525円払うとビジターでもここを1時間(いちおう)利用することができるのである。つまりアプローチの練習にもってこいの場所なんである。

 この練習場の存在を近所のT原さんに教えてもらった私は、そのT原さんをお誘いし月曜日にここを訪れた。

 フェアウェイに相当する場所の芝は短めのラフぐらいの長さで軽くボールが浮く感じ。だから逆にコースのフェアウェイより打ちやすく、あんまり練習にならない。でも、3箇所存在するティグラウンドは短く刈りこまれた高麗芝のライなので、私はそこから打って思う存分チャックリを堪能*1した。

 我々が行ったときは同世代のおじさんとジュニア2人が練習していたが、その後は1時間近く2人だけでたっぷり練習できた。T原さんは苦手なバンカーを特訓。ポスチャーだけアドバイスさせてもらったのだが、やはり姿勢が良くなるとショットも決まるよね。つまり逆に言えば構えた時の見た目が格好良くなければ、高い確率でミスショットが出るにということだ。よし、アプローチの動画をもっと撮ろう。

 4時を過ぎると3〜4人が新たにやってきた。皆、思い思いの場所から何十球もまとめて打ってる。そう、いちおうティグラウンドもあるミニコースだが、まじめにコースを廻る人はいないのであった。まあグリーンは1つを除きお世辞にも整備されてるとは言えない状態だし。傾斜もきついしね。

 というわけで、こんどはいっぱいボールを持って行こうと思った。


 明けて火曜日つまり昨日。今度は夜に練習場へ。110球。うちアプローチ30球、ショット50球、ドリルBを40球。この日のメモ。

 バックスイングは背中で*2ダウンは右太もも内側で*3

 これだけ出来れば90点の球が打てる。アプローチもチャックリしない。たぶんだけど。



*1・・・ダウンスイングで軸が右へ傾くのでチャックリするということが判っただけでも収穫だった。

*2・・・つまり肩を回すことがマスト。でないとダウンで体が回らず、それで腰が引けたり軸がぶれる。

*3・・・そして左太もも内側で受け止める。つまり体重移動は重要だけどし過ぎるなと。


(ドリルB:390/10000)
(アプローチ:680/10000)

2011/9/23(1068117hit) 38


18 スポーツ 3版   2011年(平成23年)9月23日   ゴ ル フ な 日 々 新 聞           第三種郵便物認可

あれよあれよの『38』 


 
N谷さんのKY攻撃にも負けず


 昨日正午前、加茂カントリークラブ(京都府)において、hiroさん、○さん、N谷さんと一緒にラウンドしていたイケメンT君ことTさんが、同西コースイン(パー36)において1バーディ3ボギーの38でラウンドし、自己ベストハーフ更新・自己ベストスコアも大幅更新(88→82)・そして初の30台を達成しました。

 Tさんはゴルフを初めて5(?)年、去年は一身上の都合でゴルフを休んでいた時期もありましたが、熱心に練習するだけでなく、ゴルフ向上のため色々なことにトライする、人の言うことを素直に聞く、N谷さんの様々な攻撃(よく喋る・しょーもない事を言う・いつも同じ事を言う・そのくせ人の言うことはほとんど聞いていない・人が短いパットをする時に「プー」などと言う。小学生か!)をうまくかわすなど、目に見えない努力を続けてきたその成果だと思われます。

 この日も、コースへ向かう車の運転中に倉本昌弘のDVDを音声だけ聞きながら1時間半掛けてコースへ来るなど、その真摯で真面目な姿勢を我々トホホ野郎どもは大いに見習わなければいけないと思われます。

 ちなみにこの日のTさんはドライバーは曲がらず、アイアンはピンを差し、アプローチは切れ、パットはほとんどミスがないという、こう書くとウソのようですがほぼ完ぺきな内容で、アウトはパーを5つ取るもそれ以外のホールでもったいないミスが重なり4ダボで44。

 しかし後半インでは最初の4ホールで3オーバーを叩くも、それから3ホールはパーでしのぎ、気がつけば残り2ホールで3オーバー。

 何度か人のブレイクスルーラウンド(初の30台とか70台とかね)に付き合っているhiroさんは、極力本人にスコア意識させないよう気をつけることにした。そして「よし、目の前の一打一打に集中だ」とつぶやく。が、それは自分自身ではなく、Tさんに対する応援メッセージであろう。

 8番パー3はサイドアゲンストの中、ピンを刺す完璧なアイアンショットでピン上5mに、これを今日を象徴するような強気のパットで沈めてバーディ。いよいよベストスコアと30台が見えてきた。

 しかし。ここでN谷さんがとんでもないことを言い出す。「お、T君今イーブンパーとちゃうん?」

 ああ、何とデリカシーのない男であろうか。なんと粗暴な発言であろうか。皆が気を使ってTくんのスコアのことに触れずに来ているのに・・・・しかも2打も間違ってるし。

 しかしTさんは負けなかった。なぜなら、N谷さんのこの程度のKY発言には慣れっこになっているからだ。この無神経攻撃を軽くかわし、涼しい顔のTさん。心のなかまでイケメンだ。

 最終ホールは打ち上げのパー5。Tさんのティショットは完璧。フェアウェイセンターへ。しかし2打目地点へ着いたTさんの顔がわずかに歪む。ボールは軽いディボット跡にハマっていたのだ。しかし彼は自分からはそのことに触れず、言い訳もせず、アイアンを構えた。

 「カシュ!」ほんの少し意識して薄めに捉えられたボールは、フェアウェイの真ん中をまっすぐに飛んでいく。素晴らしいショットだ。

 そして重要な3打目、残りは120〜130yぐらいだろうか。きつい左足上がりのライからだったが、わずかに力が入ってグリーンの左ラフへ。しかし悪くないショットだ。

 アプローチはわずかにショートするも、グリーンは捉える。あとは2パットで上がれば自己ベスト&30台だ。そして彼のパットは、カップ直前で止まったかに見えたが、きっとゴルフの女神が彼のがんばりを見ていてご褒美をくださったのだろう、一瞬後にカップに沈んだ。

 38ストローク、トータル82。ここにまた一人、「大人のゴルファー(仮免許)」が誕生した。



 T君おめでとう!次は70台を出して仮免許を返上だぜ!

(ドリルB:390/10000)
(アプローチ:680/10000)

2011/9/24(1068327hit) OB5個・・・orz


 昨日は自分のこと書かなかったので。といっても、特筆すべきことはあまりないのだが。あ、あった。

 27ホールでティショットのOB5個

 1個目スタートホール、右プッシュ&わずかにスライスただし当たりは良かった。
 2個目13ホール目、3アイアン、ダウンのタイミングがわずかにずれてプッシュスライス。
 3個目14ホール目、右プッシュただし当たりは良かった。
 4個目15ホール目、派手に左引っかけただし当たりは良かった。
 5個目19ホール目、ド派手に左引っかけただし芯食った(←意味ない)


 さて、上のことから判るとおり、ドライバー芯を食ってるのに左右へ散らばるというのは、私のスイングは自分で考えている以上に完成度が低いということだろうな。

 あとはまあいつも通りで、アイアンは良い:イマイチ:悪いが1:6:3ぐらい。パーオン25.9%って酷いけどね。 あと、アプローチは書きたくないけど

 とんでもないチャックリが4つぐらい、それを怖がった結果のトップが5つぐらい

 と定期巡航。もうクヨクヨしないことにした。ここまで酷いと、もう自分で認めるしかない。俺はアプローチダメだって。でもライさえ良ければ良いアプローチもあるんだよね。寄せワンが6個もあったし。

 パターは前々回のラウンドで短いのを2つ外したので、ちょっと気分転換のためロッサ・マラネロから2ボールに戻す。そしたら驚くほど調子がいい。

 ロッサは長いパットの距離感が合いやすく勘が効きやすい、2ボールは短いパットの安定感が抜群でオートマチックに打てるのだが、しばらくロッサを使ったことでどうやら勘が鍛えられ、2ボールでもイメージが出しやすくなったようだ。うれしい誤算である。

 まあパーオンが少なかったこともあるけど、27ホール中1パットが13個、3パットが2個の43パット(18ホール換算で28.6パット、1ホール換算で1.593)はおそらく自己最小パット。


 これであとはドライバーのOBとチャックリがなければ・・・と情けない結論で終わる今日の日記であった。



(ドリルB:390/10000)
(アプローチ:780/10000)

2011/9/26(1068327hit) 練習あるのみ(泣w)


 相変わらずドリルBとアプローチをメインに練習している、悲壮感たっぷりの編者ではある。

 最初、練習場ではその2つだけしかしないつもりだったんだけど、フルショットを全然しないと本番がまったくもうスカタンになる(ドライバーとかね)ので、ほかのクラブも確認程度には打つことにしている。ドリルBを40〜50球、アプローチも同じぐらい、そして奇数アイアンとウッドを5球づつぐらい。


 でね、アプローチなんだけどね、毎回練習の最後の方には「これだ!」っていうのを掴むんだけど次の日に確認してみると全然ダメなんだよね。いわば目からウロコの大安売りしかもニセモノそれも当日限定そして独りよがり。もう疲れたよパトラッシュ。

 そんな中、今のところ一番いいイメージで振れるマジックワードが1つだけある。それは、どこに書いてあったのか忘れたのだが、片山晋呉が言ったという、

自分には「腕と手がない」つもりでスイングする

というものである。手が動きすぎて悪さをするんだから、そこから意識をそらせばいいというわけだ。これならボディターンで打つしかないし、腕も手首も使えない(うまくいった場合だけど)。


 あと、40y〜80yのアプローチを練習するんだったら、最初は10〜15yのピッチエンドラン(肩だけで打つ、パッティングストローク的な打ち方)から初めてそのイメージ大事にしながら20y、30y、40y〜と体の動きを大きくしていったほうがうまくアプローチできる気がする。つまり基本は10yのパッティング打ちなのかなと。

 という訳で今日もアプローチの練習に行ってきます(泣w)。



注:泣wとは、こんな感じです。


(ドリルB:430/10000)
(アプローチ:830/10000)

2011/9/27(1069088hit) 15cm


 先週の土曜日、関西ローカルで放送されている「たかじん胸いっぱい」という番組が888回目を迎え、5時間半の生放送があった。

 関東の方はご存じないかもしれないが、「やしきたかじん」は関西では名の知れた司会者と言うかコメンテーターと言うか毒舌家と言うかご意見番と言うか、本業がシンガーソングライターであるためしがらみに囚われず好き放題本音をぶちまける(よって当然いろいろな事件も起こる)その姿勢が関西人に結構フィットし、冠番組をいくつも持っているという立ち位置の人物である。興味のある方はwikipediaでチェックして下さい。

 ちなみに、放射線や似非リサイクルの話で何度かご紹介した武田邦彦先生が有名になったのも「たかじんのそこまで言って委員会」という番組による所が大きいし、今も続いているその番組のレギュラーには政治評論家の三宅久之氏、金美齢氏、勝谷誠彦氏、宮崎哲弥氏という論客が名を連ね(ちょっとイヤだいぶ右寄りだけどね)、かつては現大阪府知事の橋下徹もパネラーであった。

 まあ同郷の人間として軽く上から言わせてもらうと、東京ではまず電波に乗せられないような本音トークを損得も圧力もなしでプロデュースできる稀有な司会者といえる。さらにその喋りは芸人が裸足で逃げ出すぐらいの笑いのレベルも高い。こういう番組が見られない東京の人たちはほんとに可哀想。

 で、その生放送でも硬軟取り混ぜたトーク(東京キー局のように生放送と言いながらほとんどがVTRという誤魔化しはしない)が繰り広げられ、原発発言で露骨に仕事を干され、地上波にはまったく出られなくなった山本太郎が3分間ノンストップでしゃべりまくったり(福島で未だに高放射能を浴びているにも関わらず避難させていない地域がたくさんあるとか)、某巨大宗教団体に噛み付いて無期限謹慎となっていた北野誠をしれっと出していたり、関西の私鉄沿線別で女の子の二股かけてる率を調査したり(くだらねー・・ちなみに近鉄がダントツで高く、京阪が低かった)と、なかなか盛りだくさんであった。

 というわけで、今日の日記で何が言いたいかというと、関西以外の人も「やしきたかじん」という名前がTV欄に載ってたらいっぺんまあ騙されたと思て見てみてな、と。別にまわしもんやあらへんさかい。



 さて本題(こっからかよ)。昨日も枚方国際のアプローチ練習場へ。使い古しのウレタンボールを23個持っていき、最初はグリーンエッジから20yのピッチエンドラン。しかし全然球の高さが安定しない。などと書くとなんだか上級者みたいだが違うのだ。膝の高さまでの球が出たすぐ次に身長より上に上がったりするのだ。それも同じ所に球を置き同じフェースの開きぐらいでそうなるんだから、いかにスイング軌道とインパクトがめちゃくちゃかという証拠だ。深く深く落ち込む。

 あとは30yを100球ほど打ったけど、10球に1球は手前10cm〜15cm(注:誇張はありません)をダフるチャックリ。え?10球中1球だったらいいじゃん、だって?ラウンドで出るのはその一番悪いショットなんですよ。半ば本気で氏にたくなる。


 1万球打ったらきっと多少は上手くなっている、1年間練習すればきっと不安がとれていると思って練習してるんだけど、ホントにそうなるんだろうか・・・・・・・・・・


(ドリルB:430/10000)
(アプローチ:1030/10000)

2011/9/28(1069384hit) やっぱり・・・


 昨日はまた首を寝違えた(枕が悪いのか?)ので練習に行かけなかったんだけど、行かないと不安がつのる。でも、行ったら行ったでまた落ち込むんだよね。

 私のようなものを中部銀次郎氏と比較するなんておこがましいにも程があるのだが、氏は「何球練習しても不安で仕方がない。1000球ナイスショットが続いても、1001球目もナイスショットが出る保証などどこにもないのだから」という感じのことを言った。

 初めてそれを聞いた時「ああこの人はほとんどビョーキなんだな」と思ったのだが、今ではその気持ちがよくわかる。もちろん氏よりレベルはずっとずっと低いんだけど。

 練習で何十球続けてうまく打てても、1回チャックリをしてしまうとそれまでの何十球が水の泡。いやそれどころか、100球連続でいい球を打てたという「成功体験」があるが故に、1球のひどいチャックリが出た時「ああ、これだけナイスショットが続いていたのにまたミスが出た。やっぱりダメなんだ」とマイナス感情が逆に大きくなってしまう。つまり練習すればするほど悪いイメージが強くなる。

 そして、コースで思い出すのはミスショットの記憶ばかり。動悸がしてきて目の前がグルグル回り、幻覚・幻聴・白昼夢のなか体は硬直しリズムはどこかへ飛んでしまい、とんでもないスイングから放たれるのは15cmのチャックリ。ほらね。やっぱりね。


 毎日毎日イップスのことばかり書いて、読んでいただいている方はうんざりされているだろう。本当に申し訳ない。しかし、脳天気でオッパラパーなブログではなく、こんなウェブが1つぐらいはあってもいいかなと。世の中には私のようなアプローチイップスをはじめ、パッティングイップス、ドライバーイップス、バンカーイップスなどに苦しむ人がたくさんいると思う。そんな人に「俺よりひどい奴がいるぜメシウマざまあみろ」と思っていただいたり、あるいは「ああこいつも苦しんでいるんだなお互いがんばろうぜ」と思っていただいたりすればわすかに存在意義があるのかなと。

 そしてもしこのどん底から這い上がれたら、「酷いアプローチップスから立ち直った男」として私はギネスに認定され、世界ゴルフ殿堂に入り、タイガーとペアマッチを行い、古閑美保と2バッグで回り、USオープンで優勝争いを演じ、オーガスタナショナルのメンバーになるのだ。


(ドリルB:430/10000)
(アプローチ:1030/10000)

2011/9/30(1070042hit) チョロしました(笑)しかも2回(爆)


 昨日はホームコースであるきさいちCCで仕事関係の知り合いのコンペにお邪魔させていただいた。26人、7組という大きめのコンペで、私の組には最近シングル入りしたM岡さんと最近飛ぶししかも曲がらないようになったM田さんの3バッグ。○はイケメンT君と同じ組でいつもより念入りに化粧とヘアスプレーをかけていたような気がする。

 で、勝手知ったるコースで、天気も最高で、同伴競技者も文句なしで、アプローチも練習しまくって(えっと、こういう書き方をするときはもう結果判るよね)臨んだ結果が、

4OB2チョロ3スリーパット。

 OBも左、右、左、チョロ(谷越えパー3)とバラエティ豊かで、チョロなんてアイアンのティショットで10cm近く手前を叩くという今どき初心者でもせんぞ的チョロ(しかも2発も!!!!)だし、3パットも1個は仕方ない(判る人には判る、きさいちCC梅6番Aグリーンの左奥に切られたピン)けどあとの2つは何の変哲もない距離感のミス+短いの入らずだし。アイアンも全然まともに当たらないし。アプローチもロボコップみたいにぎこちないし。

 M岡くんに一生懸命アプローチを教えて貰うんだけど、哀しいかな見本を見せてもらってもそれをどうすれば再現できるのかがわからない。もうね、ホントに心が折れそう。

 ああ、頭とお腹と肋間と膝関節と腰と肩と眼の奥と手首と足首と指先が痛くなってきた。目も霞んできたようだ。もうこれ以上キーボードを打てない。みなさん今日はもうさよならすることをお許しください。ではまた明日。


 しかし9月の始めはあんなに好調だったのに、ゴルフって難しいねえ。M岡くんにはリズムとスイングの大きさが全然いつもと違ってる、アプローチの練習しすぎでその辺が変になってるんじゃないですか?って言われたんだけど、たしかにそうかもしれないんだけど、アプローチの練習をするぐらいで変になるスイングをしている事自体、ダメダメなわけで。

 「考えすぎ。もっとのびのびとしたほうが結果はいいと思うよ。スイングもゴルフも」と言ってくださる方もたくさんいるんだけど、そしてそれはまったくそのとおりだと思うんだけど、

少し時間を下さい。




(ドリルB:430/10000)
(アプローチ:1030/10000)


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